SPECIAL EDITION
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skateSkateboarding Unveiled vol.11 ~シーズンイン~2024.03.29
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doubledutch国内最大級のダブルダッチの祭典!「DOUBLE DUTCH CONTEST JAPAN 2024」Report2024.03.19
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freestyle『Eyes on me』×『IFBC』フリースタイル界の一大イベントが共同開催!IFBCはSENAが初優勝!2024.03.15
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dance今シーズンの最強BBOY/BGIRLが決定!「BBOY TAISUKE presents THE JAM FINAL supported by G-SHOCK」2024.03.12
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freestyleフリースタイルフットボール大学生世代No.1を決めるバトル 「Outgraw」が開催。初代王者はD.I.L!2024.03.08
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culture「楽しむ気持ちが、社会を変える。みんなで考えよう、海洋ごみ問題。ReWave Meet up 2024」がシティラボ東京で開催2024.03.26一般社団法人日本プロサーフィン連盟 (JPSA)は、海洋環境保全プロジェクト「ReWave (リウェイブ)」として初のMeet upイベントとなる「楽しむ気持ちが、社会を変える。みんなで考えよう、海洋ごみ問題。ReWave Meet up 2024 」を2024年3月1日(金)に東京都はシティラボ東京にて開催した。 海洋ごみ問題は、その原因や対応策が多岐にわたることから、個人レベルでは行動を起こす前に立ち止まってしまうことも少なくないが、このイベントでは同じような問題意識を持つ人たちが集まり、立場や肩書き関係なく話し合うという趣旨の下で企画された。 イベント参加者からは「楽しくやることが重要で、企業、自治体の方の役割、出来ることなど、協力しあえば色々な事業が実施できるというアイデアをもらいました」などのコメントが寄せられ、海洋ごみ問題へ向けて新しい可能性の萌芽を実感できる一日となった。 下記は実際にイベント内で行われたコンテンツをまとめたイベントリポートである。 「楽しむ気持ちが、社会を変える」をテーマに、笑い声が絶えなかった一日。 イベントの様子 今回参加したのはアパレル企業関係者、マーケティング関係者、自治体の職員、大学生などとその職業や立場も多種多様の40名。事前予約制ではあったものの、予約した参加者は全員出席するなどと非常に海洋ごみ問題へ高い意識を持ったメンバーが集まった。 イベント開始に先立って、ReWaveを運営する一般社団法人日本プロサーフィン連盟の細川理事長が「私も一緒に皆さまと楽しむ一日にしていきたい」と挨拶。4名のパネリストによる最初のトークセッションでは、やや緊張ぎみのプロサーファー善家選手をRIKACO氏が「それって、こういうことおっしゃりたいんですよね?」とフォローするような一幕もあり、終始なごやかなムードで行われた。 その後は2つのトークセッションに続き、ReWaveが独自に開発した海洋ごみ学習カードゲーム「Recycle Master」をグループ別に全員で体験。続けて実施された共創ワークショップでは「立場や所属の違う人達とのワークショップだったので、自分にない視点を学べて面白かった」という声に代表されるように、意欲的なアイディアが数々飛び出すと、どのグループも予定時間を大幅に上回る熱のこもったプレゼンテーションが続いた。 <第1部> トークセッション①「メディア視点で見るスポーツとサステナビリティ」 トークセッションの様子 ReWaveのメディアパートナー「ELEMINIST」編集部 後藤氏のファシリテーションの下、メディア、プロサーファー、そして自身のブランドを立ち上げサステナブルな活動に取り組んでいるRIKACO氏により、それぞれの視点から海への思いや日常生活と海洋ごみ問題との関わりなどについて活発なトークが展開され、あっという間の40分となった。 【登壇者】ELEMINIST 編集部 後藤未央 氏一般社団法人日本プロサーフィン連盟 細川哲夫 理事長 プロサーファー 善家尚史 氏RIKACO 氏 トークセッション②「“楽しい”からはじまる海洋環境学習 -ReWave Case Study-」 トークセッションの様子 このセッションでは、ReWaveが開発した海洋ごみ学習ゲーム「Recycle Master(リサイクルマスター)」の活用事例を紹介。茅ヶ崎市役所環境部資源循環課の八幡氏は、教育現場における海洋環境学習の事例として、茅ヶ崎市西浜小学校で実施された「Recycle Master」を取り入れた授業を紹介しながら「一方的に教えるのでなく、自主的に学びたいと生徒が思う環境学習教育」の必要性を力説。また、ReWaveの柴切氏は、ラルフ・ローレン・チルドレンの店舗で「Recycle Master」を楽しむイベントが実施された事例を紹介。会場に駆けつけたラルフ ローレンの川島氏は「遊びながら興味をもっていくことが大切」と当時を振り返り話した。 【登壇者】茅ヶ崎市役所 環境部資源循環課 主事 八幡悠平 氏ReWave 柴切五輝 氏 トークセッション③「海洋ごみ問題の現状と未来について」 トークセッションの様子 最後のトークセッションでは、ごみの学校主宰の寺井氏が登壇。ごみ処理の最前線で現実に直面している専門家の立場から、海洋ごみ問題の現状についての最新の事例や技術などの紹介とともに、有効な解決策については「頭の中で考えて逡巡するだけでなく、小さなことからまず一歩を踏み出す必要性」を提言した。 【登壇者】ごみの学校 運営代表 株式会社浜田サーキュラーエコノミー顧問 寺井正幸 氏 <第2部> 海洋ごみ学習カードゲーム「Recycle Master(リサイクルマスター)」体験 ワークショップの様子 第2部は「Recycle Master」を8つのグループに分かれ実際にプレイして、そこで生まれた気づきや学びを共有していくプログラムとなった。また立場や肩書きに関係なく話ができるように、同じ会社からの参加者はあえて別のグループに振り分けられた。ファシリテーターは、寺井氏、そして同じくごみの学校を運営している、東野氏。ゲームの遊び方の解説はもちろん、開発の背景や狙いなどについてもお話をいただきました。 〜 海洋ごみ学習カードゲーム「Recycle Master」を体験いただいた方の感想 〜 「カードに書かれた説明文が大人にとっても勉強になるもので、楽しみながら自然に海ごみの理解を深められると感じた」「ゲームがとても工夫されており、すぐに楽しめる内容で頭に入りやすくてとても楽しかったです。そして勉強になりました」「初めて会った方とも仲良くなれる良いコミュニケーションツールでもあると思いました」「年代を問わず学ぶことができそう。得た知識を生活の中で生かすことができそう。親子ワークショップにも向いている」 <第3部> 共創アクション・ワークショップ「楽しむ気持ちが、社会を変える。 みんなで考えよう、海洋ごみ問題」 ワークショップの様子 第3部は共創アクション・ワークショップ。ひとりひとりの「リソース」を書き出し、海洋ごみ問題の課題を解決するアイディアを自由に発想していきながら、グループ別に議論を深めていくチャレンジだ。リソースやアイディアを書いた付箋紙をテーブル上の模造紙に貼り付けていきながら、お互いの考えを共有。立場の異なる人が集まっていることから「自社の中だけでは出ないアイデアをたくさん聞くことができ、共創の可能性を実感できた」という声が上がるほど、どのグループでも議論が活発に行われた。最後グループ別に成果を発表するプレゼンテーションでは、会場は終始大きな笑い声に包まれるほど大盛り上がりで進行された。 〜 共創アクション・ワークショップに参加いただいた方の感想 〜 「立場や所属の違う人達とのワークショップでしたので、自分にない視点を学べて面白かったです」「難しい課題でしたが、色々な方の意見が聞けて勉強になり、刺激になりました。それぞれが自身の立場や仕事などから出来ることを考え、行動することが大切だなと感じました」「最近は、子供より大人の方が環境問題の意識が薄いように感じるため、大人同士で真剣に海ごみについて話し合うイベントの形態もとても参考になりました」「どんどん新しいアイデアが出てきて楽しかった。実際にコラボできそうなアイデアもあったりと、小さいことでも、できることから実現できたらすごくいいと思った」 【登壇者によるコメント】 ELEMINIST 編集部 後藤未央 氏「海洋ごみという大きな社会課題を解決するというと、とても難しいことのように思いますが、今回のMeet upでは参加者の方々が“楽しみながら”さまざまなアプローチを考え発表していたのが印象的でした。新たなアイデアが次々と語られ、パートナーシップが生まれる瞬間に立ち会ったような………。とても充実した時間でした。」 一般社団法人 日本プロサーフィン連盟 細川哲夫 理事長「毎日のように海に入っているサーファーだからこそ気づく海の変化や違和感は、実はいろいろなことにつながっているのだと改めて感じました。「できることから始めよう」という気持ちが次の世代にも受け継がれていくように、日々の活動のなかで、より意識をしていきたいと思っています。」 プロサーファー 善家尚史 氏「サーフィンは、海があるからできるスポーツ、自然の力を借りるスポーツだと思っています。だからこれからも海に感謝をしていきたい。海から上がる時には片手でごみ拾いをするようにしていますが、僕ひとりの行動が少しずつでもいいから広まっていければ、大きな力になるんじゃないかって、今日改めて思いました。」 RIKACO 氏「海洋ごみの問題は、遠いことのように感じますが、普段の私たちの食生活は海までつながっています。食器洗い洗剤やスポンジの選び方、野菜やお肉などの食べ物の選び方によって、海を汚さないライフスタイルを心がけることもできます。自然由来のものを選んだり、オーガニックなものを食べたりするのは、自分のセルフケアにもつながると思うので、自分自身を労わることも大切にしながら、心地のよいサステナブルなライフスタイルをみなさんとともに実践していきたいと思います。」 茅ヶ崎市役所 環境部資源循環課 主事 八幡悠平 氏「海洋ごみ問題は、海の近くの場所に住んでいる人に限らず、海から離れた場所に住んでいる人も含め、共通した問題意識を持って取り組むべき問題です。今回のイベントに参加されていた方々は、企業・NPO法人・学生など様々な立場から海洋ごみ問題に取り組まれており、非常に有意義な交流ができました。今後はこのイベントを通じてできた繋がりを活かして、市民の皆さまに海洋ごみ問題について考えるきっかけづくりに取り組んでいきたいと思います。」 ReWave 柴切五輝 氏「ReWaveを立ち上げてから3年が立ちますが、今回このような場で様々な方々と意見交換をすることができ、とても嬉しく思います。Meet upイベントで改めて、楽しみながらみんなで協力し取り組んでいくことの大切さを実感しております。できることから、ひとつ、ひとつ。今後も活動の輪を広げて行ければと思います。」 ごみの学校 運営代表 株式会社浜田サーキュラーエコノミー顧問 寺井正幸 氏「Meet upでは多くの志を共にする素敵な仲間に出会うことができました。私たちは講座やリサイクルマスターを用いたワークショップなどを実施しましたが、その中で皆さん率直に自分の想う理想やアイデアを発信されていたのが印象に残っています。初対面の方々でも「海をきれいに」という言葉のもとに皆でできることを話し合い、考え、行動に向けて気持ちをぶつけ合う様子はこれからの可能性を感じました!」 ごみの学校 副主宰 東野陽介 氏「プロサーファー、ビジネスマン、行政、メディア、学生など本当に様々なバックグラウンド・フィールドを持つ方々が、ReWaveの活動に共感し集まる素晴らしい会でした。トークセッションやカードゲーム、ワークショップと盛りだくさんでしたが、真剣でありながら笑顔で楽しんでおられる姿が印象的でした。参加された皆さんの想いの共通項は楽しくポジティブに向き合う気持ちだと感じていて、そんな想いが同じ仲間と一緒に活動していくのが楽しみになりました。」 ReWave Meet up 2024を終えて 一般社団法人日本プロサーフィン連盟 細川哲夫 理事長「JPSAは、プロサーフィン競技を通して企業や地域との信頼関係の構築、選手の競技環境や活躍の場を広げること、さらに社会に貢献することを基本理念として活動しています。海洋ごみ問題は、一朝一夕には解決できない難しい課題ですが、だからこそ継続していくことが大切だと皆さまと意見を交わしながら再認識しました。「海に感謝の気持ちをあらわすために」との思いで始めたReWaveが、より多くの人の気持ちと気持ちをつないでいけるように今後も取り組んでまいります。」 ReWaveとは ReWaveとは、Reduce, Reuse, Recycle などのサステナブルな行動を象徴するRe(再び/元に)と、Wave(波)を組み合わせた言葉であり、海を守るためのいろいろな想いが波紋のように、多方面に波及してほしいという願いが込められています。できることから、ひとつ、ひとつ。海洋ごみ問題を中心に海を守るための具体的なアクションに取り組み、海の環境保全に関する賛同の輪を広げます。1. ビーチクリーンをはじめ、身の回りのことからできる具体的アクションを実践します。2. 海の素晴らしさ、美しい海の大切さを伝え、考えるきっかけをつくります。3. 企業、個人、自治体の立場を問わず、誰でも楽しく参加できる活動に取り組みます。 イベント概要 開催日:2024年3月1日(金)開催場所:シティラボ東京 (東京都中央区京橋3-1-1 東京スクエアガーデン6階)主催:ReWave企画運営:ReWave (一般社団法人日本プロサーフィン連盟)
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bmx5年ぶりの世界大会は波乱の展開。そんな戦いを制したのは。「UCI BMX FREESTYLE WORLD CUP ENOSHIMA JAPAN」2024.03.05日本では5年ぶりとなるBMXの世界大会「UCI BMX FREESTYLE WORLD CUP ENOSHIMA JAPAN」が神奈川県藤沢市江ノ島にて、2024年2月24日(土)に「FUJITA Presents ENOSHIMA WAVE FEST」 内で開催された。 大会期間中、生憎の雨天により練習日のスケジュールが変更になったり、準決勝及び決勝が中止となるなど選手たちにとっては波乱の展開となった。そのため最終リザルトは予選の結果が採用される形となり、BMXフリースタイルパーク種目は男子カテゴリーにてフランスのアンソニー・ジャンジャン、女子カテゴリーではアメリカのハンナ・ロバーツが優勝し、一方でBMXフラットランド種目は片桐悠と鈴木仁菜が優勝し男女ともに日本人の強さを示す一戦となった。 惜しくも大会期間中で晴れたのは中日である2月24日(土)だけとなってしまったが、やはり人気観光地の江ノ島で開催ということもあり、都心からのアクセスの利便性も相まって当日は会場にたくさんの観客が訪れ、5年ぶりの開催となったこのBMXフリースタイル競技のUCI公認世界大会で新たな歴史が生まれる瞬間を楽しみに見届けていた。また日本のキッズライダーたちは憧れのトップ選手に会えるチャンスということもあって、合間を見ては一緒に写真を撮ってもらうなど思い思いの時間を過ごしている様子も垣間見れた。 今回は決勝だけがライブ配信される予定だったため、当日会場に来れなかった方は残念ながらリアルタイムでのお観戦は叶わなかったが、各予選の様子がアーカイブ映像としてFISEの公式Youtubeにてアップされ始めているので是非見逃した方はそちらをチェックしてほしい。 本記事では、入賞した選手たちにフォーカスして今大会を振り返る。 大会レポート 男子フリースタイルパーク:惜しくも4位で表彰台を逃す形で大会を終えた中村輪夢。優勝したのはフランスのアンソニー・ジャンジャン。 今回男子カテゴリーで出場した日本人選手は中村輪夢、溝垣丈司、小澤楓の3名。雨天の影響から大幅に変更された練習スケジュールの中での調整も余儀なくされるなど難しい戦いとなった。また準決勝以降が中止になることも一歩成果を出し切れなかった要因だろう。日本最高順位は中村の4位でわずかに表彰台を逃す形となった。 優勝者:アンソニー・ジャンジャン (フランス) この投稿をInstagramで見る FISE(@fiseworld)がシェアした投稿 フランスのBMXコンテストシーンを牽引する世界トップ選手の一人。豪快な超高難度の回転技のコンボが特徴的な彼は、今大会でも各セクションを大技を次々にメイクし、「繋ぎ」と呼ばれる小技をほとんど入れないライディングで会場を魅了。その中でも「720」、「フレアテールウィップ」や「バックフリップ360トリプルテールウィップ」は世界トップクラスの難易度を誇るが軽々と決めて見せ、最高順位を見事獲得して今回優勝を収めた。 準優勝者:ローガン・マーティン (オーストラリア) この投稿をInstagramで見る FISE(@fiseworld)がシェアした投稿 言わずと知れた世界最高のBMXライダーの一人であり「ミスターパーフェクト」の愛称で呼ばれる彼は、今大会でも驚くほど安定したライディングを見せる。「フロントフリップ・タックノーハンド」でランを始めると「720・テールウィップ 」「バックフリップ・バースピン・ノーハンダー」など様々なフリップ系とフレア系を織り混ぜたミスの無いパフォーマンスを披露した。今回は予選だけの結果が反映されたため彼の本領発揮とはならなかっただろうが、それでも2位を収めた。 第3位:ニック・ブルース (アメリカ合衆国) この投稿をInstagramで見る Nick Bruce(@nick_bruce)がシェアした投稿 全体的にジャンプ中の浮遊感が長いこともあり、今大会でも豪快な大技を見せたアメリカを代表するトップ選手。今回特徴的だったのは「バックフリップ360テールウィップ」や「フレアダウンサイドテールウィップ」「360テールウィップtoオポテールウィップ」などで大技にも関わらず余裕を持ったライディングだ。これらのトリックがしっかり評価され3位になった。 女子フリースタイルパーク:日本人女子勢もイレギュラーな戦いの中、力を出し切れず優勝の座はアメリカのハンナ・ロバーツに。 一方、今回女子カテゴリーで出場した日本人選手は内藤寧々、大池水杜の2名。雨天の影響で変更された練習時間は予選前のわずか30分足らずで、当日はかなり気温も低かったことから難しいコンディションだったと話す選手もいたりと、準決勝以降が中止となるイレギュラーな環境の中での戦いとなった。 優勝者:ハンナ・ロバーツ (アメリカ合衆国) この投稿をInstagramで見る Hannah Roberts(@hannah_roberts_bmx)がシェアした投稿 現在世界ランキング1位で2023年度のUCI世界チャンピオンである名実ともに世界最強であるBMXライダー。今回もその名にふさわしい走りを見せ、各セクションでは高いエアーの中に様々なバリエーションのトリックチョイスで得点を重ねて今シーズン初戦を見事優勝という形で締め括った。 準優勝者: マカレナ・グラセット・ペレス (チリ) この投稿をInstagramで見る Maca ✌️(@macapgrasset)がシェアした投稿 「マカ」の愛称で呼ばれる彼女は、今大会で「バックフリップ」や「タックノーハンド 」など様々なトリックをライディング内に盛り込み、できるだけミスを少なく、自分ができる最大限のトリック数を意識したランを見せた。彼女自身としてはあまり自信がない様子もうかがえたもののライディングは高く評価され2位となった。 第3位:ヤー・ウェン・デン (中国) この投稿をInstagramで見る dengyawen.bmx(@deng.ya.wen)がシェアした投稿 近年急激に力を付け、世界最強国の一角を担う中国を代表するトップ選手。2023年10月に中国で開催されたワールドカップでは優勝するなど注目が集まっている彼女。「バースピン」や「テールウィップ」の精度が高く、これらを中心にしたコンボトリックで会場を魅了した。今後日本にとって永遠のライバルとなりうるアジアの雄だ。 男子フラットランド:世界最強メンバーが集まった一戦。予選だけとなり各選手が出し切れない中で強さを見せたのは片桐悠 世界中から本当の意味でトップライダーが集まった今大会。普段ではなかなか見られない選手たちの組み合わせだっただけに、決勝での熱い戦いが期待されたが惜しくも今回は叶わず、予選の結果が最終リザルトとなった。 優勝者:片桐 悠 (日本) この投稿をInstagramで見る UCI BMX Freestyle(@ucibmxfreestyle)がシェアした投稿 ここ最近ほぼ負けなしで現在BMXフラットランド界最強と呼ばれる世界最先端を突き進む若手ライダー。今大会でも彼の代名詞である「フルバイクフリップ」や「舞空術」などのシグネチャートリックを次々と決めると、最後は新しいトリックにトライしミスする一面もあったが、遊び心溢れたライディングで彼の持ち技の多さと今後の彼の可能性を感じさせた。そんな彼は昨年の「X Games Chiba 2023」や「YUSF FLATARK 2023」、「FLAT ARK in 阪神甲子園球場」での優勝に加えて、今年も早速最初の国際大会で新たな優勝を収めた。 準優勝者: ジーン・ウィリアム・プレボースト (カナダ) この投稿をInstagramで見る Jean William Prévost(@jwilliamp)がシェアした投稿 「ダブ」の愛称で呼ばれ、数々の国際大会での優勝経験を持つ実力者であるプレボースト。リアトリックでの高速のスピンが特徴的な彼は、ペグ重心のパドルから「バックスピン」やフレームを縦に跨ぐ「デストラック」など、スムーズかつキレのあるスピントリックをメインに組み込んだルーティンを魅せた。しかしラスト10秒あたりで惜しくもミスがあり悔しそうな表情を見せた。 第3位:荘司 ゆう (日本) この投稿をInstagramで見る Yu Shoji(@yushoji_bmx)がシェアした投稿 2023年のUCI世界選手権では自身初の世界王者のタイトルを獲得し、2024年シーズンはディフェンディングチャンピオンとして挑んだ今大会。フロントトリックとリアトリックの両方組み合わせた「トランスファー」を元にした高難度トリックのコンボを今回も披露。中盤にミスをして迎えた残り1分ではそれを取り返すかのような攻めのライディング。最後は時間ギリギリでトリックを決めてやり切った様子でランを終え3位という結果になった。 女子フラットランド:国内最強の日本人選手たちが集まる中で、圧倒的な強さを見せたのは鈴木仁菜 今回ほとんどの出場者が日本人選手となった本カテゴリー。日本人男子選手の強さが注目されがちの本種目だが、改めて女子選手たちのトリックレベルのたかさや彼女たちの今後のさらなる可能性を感じる大会となった。 優勝者: 鈴木 仁菜 (日本) 「FLATARK produced by ARK LEAGUE in YUSF」にて2年連続優勝を収めており、日本の女子BMXフラットランド界を牽引するライダーの一人となった彼女。高身長を活かした豪快なトリックの数々は観客を魅了するが、今大会にて唯一の80点超えという男子顔負けの得点を記録し、まさに今後の女子BMXフラットランド界をネクストレベルへ引き上げる中心人物となる可能性を感じさせた。 準優勝者: 宮嶋 歩菜 (日本) 昨年のJFBFシリーズでは負けなしの大型ルーキーでに全日本タイトルを獲得した彼女が、FISEという世界最高峰の国際大会でも素早い動きの中に完成度の高いフロントトリックをたくさん組み込むライディングでその強さを見せた。 第3位: 清宗 ゆい (日本) 2023年の世界大会「FLAT ARK 2023 in 阪神甲子園球場」では3位入賞を果たし、最近頭角を表している彼女が今回も3位入賞。フロントトリックでのスピンやポジションをスイッチするレベルの高さが定評のある彼女が今年も幸先良いスタートを切った。 大会結果 (*予選の順位が最終結果として反映されます。) BMXフリースタイルパーク <男子エリート>優勝: アンソニー・ジャンジャン / フランス 91.50pt準優勝: ローガン・マーティン/ オーストラリア 91.00pt第3位: ニック・ブルース / アメリカ合衆国 87.10pt4位: 中村輪夢 (ナカムラ・リム) / 日本 86.36pt12位: 溝垣丈司 (ミゾガキ・ジョージ) / 日本 73.6pt17位: 小澤楓 (オザワ・カエデ) / 日本 66.63pt <女子エリート> 優勝: ハンナ・ロバーツ / アメリカ合衆国 79.00pt 準優勝: マカレナ・グラセット・ペレス / チリ 72.40pt 第3位: ヤー・ウェン・デン/ 中国 66.90pt7位: 内藤寧々 (ナイトウ・ネネ) / 日本 59.90pt9位: 大池水杜 (オオイケ・ミナト) / 日本 58.40pt BMXフラットランド <男子エリート>優勝: 片桐悠 (カタギリ・ユウ) / 日本 93.00pt準優勝: ジーン・ウィリアム・プレボースト / カナダ 89.33pt第3位: 荘司ゆう (ショウジ・ユウ) / 日本 87.33pt4位: 佐々木元 (ササキ・モト) / 日本 84.33pt5位: 片桐亮 (カタギリ・リョウ) / 日本 83.00pt7位: 内野洋平 (ウチノ・ヨウヘイ) / 日本 81.33pt8位: 早川起生 (ハヤカワ・キオ) / 日本 79.50pt9位: 田圓尚人 (タマル・ナオト) / 日本 78.67pt10位: 菅原脩 (スガワラ・シュウ) / 日本 78.33pt <女子エリート> 優勝: 鈴木仁菜 (スズキ・ニイナ) / 日本 80.33pt 準優勝: 宮嶋歩菜 (ミヤシマ・アユナ) / 日本 64.33pt 第3位: 清宗ゆい (キヨムネ・ユイ) / 日本 62.00pt 4位: 中川きらら (ナカガワ・キララ) / 日本 61.33pt イベント概要 開催日程: 2024年2月23日(金・祝)~25日(日) 開催場所:江の島島内特設会場 開催概要: (1) UCI BMX FREESTYLE WORLD CUP ENOSHIMA JAPAN 日本では5年ぶりの開催となるUCI公認世界大会 (2) ミュージックライブ さまざまなジャンルのアーティストによるスペシャルライブ (3) 湘南-Food Festival【入場無料】 地元湘南・藤沢エリアのグルメが集結 主催:ENOSHIMA WAVE FEST 実行委員会 共催:一般社団法人全日本フリースタイルBMX連盟 後援:神奈川県、藤沢市、公益社団法人藤沢市観光協会、湘南藤沢活性化コンソーシアム、 一般社団法人日本アーバンスポーツ支援協議会 協力:株式会社湘南なぎさパーク、江の島振興連絡協議会、江の島防災対策協議会 スポンサー: ゴールドパートナー 株式会社フジタ シルバーパートナー 株式会社関電工 ブロンズパートナー 株式会社京三製作所
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freestyle『Eyes on me』×『IFBC』フリースタイル界の一大イベントが共同開催!2024.02.282024年3月2日(土)東京・江東区のHYPERMIX 門前仲町にて、トップフリースタイルフットボーラーが集まりパフォーマンスを魅せるイベント『Eyes on me』と、フリースタイルバスケットボーラー大学生日本一を決める大会『IFBC』が共同開催される。 フリースタイルフットボーラーによる一流の技とアーティスティックなスキルが織りなすショーケース、そして才能あふれる若きフリースタイルバスケットボールプレーヤーたちが熱いバトルを繰り広げる場が新たな形で発信されるイベントになっている。 両カルチャーがクロスオーバーするフリースタイル界の一大イベントに、ぜひご注目ください。 『Eyes on me』イベント概要 この投稿をInstagramで見る AKI🇯🇵 FREESTYLE FOOTBALLER(@akiquick)がシェアした投稿 ■『Showcase « Best of the best »』… トップフリースタイラー達が魅せるベストショーケース‼︎PLAYERS:AKI / Hiro-K / Ko-suke / Leon / Mizo & Ryoya / Pelusa / Shohei / Syun-ya & Yu-ri… ■『Lower edition « Challenge »』…スポットライトの上で1人。固唾を飲む中で行う回し技のみのハイスキルコンテンツ‼︎ 【観覧チケット料金】※イベント当日に受付にてお支払いいただきます ■事前申込(※事前フォームにて申し込んだ方が対象)一般(23歳以上):3500yen16歳〜22歳:3000yen7歳〜15歳:2000yen6歳以下:無料 ■当日(※事前フォームで申し込んでいない方が対象)一般(23歳以上):4000yen16歳〜22歳:3500yen7歳〜15歳:2500yen6歳以下:無料 ■主催:スポーツショップアラジン オーガナイザー AKI コメント ©Hikaru Funyu / YUSF Freestyle FootballerのAKIです。自分は昨年度のJapan Freestyle Football Championshipにてチャンピオンになりました。14歳で競技を始めて23歳でトップになるまでに色々なフリースタイラーと関わり、多くの経験をしてバトルシーンを突っ走ってきました。バトルを見てフリースタイルフットボールを始めた自分にとっては、バトルは熱くてシンプルに楽しいものですが、トップで戦っている人はそれ以上に自分の芯があります。単純に強いという表面的な結果だけが出てしまいがちですが、今最前線で戦ってるフリースタイラーがどんな芯を持っているのか、そんなことが最大限伝わる形としてショーケースをメインとしたイベントを作りました。毎年フリースタイルフットボールのカルチャーの中で輝いていたフリースタイラーが出れるような舞台を作ろうと思っています。また、イベントタイトルのEyes on meのイメージを持ったサブコンテンツを毎回企画して、いろんな人を巻き込みたいと思っています!バトルシーンから離れた人も、みんなが集まれるようなイベントだと思っています。ぜひ足を運んでいただけたら嬉しいです!フリースタイルフットボールの新しい発見があるはずです! 『IFBC』イベント概要 この投稿をInstagramで見る IFBC Official(@ifbc_official_)がシェアした投稿 ■開催概要日時:2024/3/2(土) 17:00〜場所:HYPERMIX門前仲町 エントリー料は1年生 ¥1,000円※学年・在籍年が上がるごとに+500円 ■予選 オーディション(最大 30 秒 1move)・ランダムに参加者を5グループ(A~E)に振り分け、最大30秒1本のオーディションを実施・ボールを動かしムーブを開始したと見なした瞬間からカウントスタート・グループ内のパフォーマンスの順番は自由。切り替わる曲を聞きながら各人のタイミングで判断・誰も飛び出さない場合はボトルスピンで順番をランダムに決定・それぞれ 10 点ずつもつジャッジ4人の持ち点の合計(MAX 40点)で上位16名をピックアップ・予選所属グループに関係なく、予選参加者全体の中での順位で判断・本戦トーナメントの組み合わせは順位に応じて自動的に決定・15位までに同ポイント獲得者が複数いた場合じゃんけんで組み合わせ位置を決定・16位の同ポイント獲得者が複数いた場合、該当者で30秒1本の追加オーデションを実施 ■本戦 トーナメント・1,2回戦は ”1人30秒2move” で行う・準決勝、3位決定戦、決勝は “1人60秒 2move” で行う・時間は全て使い切らなくもOK・誰も飛び出さない場合は、ボトルスピンで順番をランダムに決定 ■JUDGE・RIKU(IFBC 2023年度 チャンピオン)・yu-ta(IFBC 2022年度 チャンピオン) ・AKI(JFFC 2023 チャンピオン)・JUNYA(Double Dutch Delight Japan 2021 準優勝) ■MC・KOHEI(MASHDOG) ■DJ・nock ■ショーケース・WASEDA BALLERS(早稲田大学)・SHAMGOD(慶應義塾大学) 前年度チャンピオン RIKU コメント FREESTYLE BASKETBALLERのRIKUです。僕は今回IFBC前年度チャンピオンとしてJUDGEで参戦させていただきます。IFBCは僕のFREESTYLE BASKETBALL人生において切っても切り離せないほど、ターニングポイントになった大会です。この大会を獲るためなら命を賭けても良いと思って挑んだし、この大会がなかったら確実に今の活動や自信はないと思います。学生は無限かつ有限な時間の中でどれだけFREESTYLEバカになれたか、どれだけFREESTYLE BASKETBALLを愛しFREESTYLE BASKETBALLに愛されたか、そんな学生達の姿が色濃く見える大会になると確信しています。 学生達は本気で自分自身の何かしらを賭けてこの大会に挑みます! そんな彼らの姿をぜっっったいに見に来てください! 『Eyes on me』×『IFBC』タイムテーブル 16:45 会場オープン17:00 オープニング・会場注意 17:10 IFBC showcase(waseda ballers, shamgod)17:20 IFBC 1回戦18:10 IFBC 2回戦・ベスト419:00 IFBC JUDGE performance19:10 Eyes on me "Challenge" 前半19:30 IFBC 3位決定戦・決勝 19:50 Eyes On Me Showcase"Best of the best" 4組20:10 Eyes On Me Challenge" 後半20:30 Eyes On Me Showcase"Best of the best" 4組21:00 フィナーレ・表彰
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climb昨年のチャンピオンが連覇を達成!「リードジャパンカップ2024」2024.02.262024年2月23日から2月24日の2日間、佐賀県多久市・九州クライミングベースSAGAにて「リードジャパンカップ2024」が開催され、男子は小俣 史温(東京都山岳連盟)が優勝し2連覇、女子は森 秋彩(茨城県山岳連盟)が優勝し大会5連覇を達成した。 男子は小俣 史温、百合草碧皇、西田秀聖、村下善乙、石津元崇、樋口純裕、田中修太、今泉結太の計8人が決勝に進出。準決勝も1位であった小俣は好調さをキープしたまま見事大会2連覇を飾った。 女子は森秋彩、小武芽生、小田菜摘、伊藤ふたば、高尾知那、谷井菜月、美谷島ももか、中村真緒の8人が決勝に進出。予選・準決勝で完登を記録していた森は惜しくも決勝では完登とならなかったが、2位の小武を大きく上回る高度で見事大会5連覇(通算7度目の優勝)を達成した。 大会結果 男子決勝1位:小俣 史温2位:樋口 純裕3位:百合草 碧皇4位:村下 善乙5位:今泉 結太6位:田中 修太7位:石津 元崇8位:西田 秀聖 女子決勝1位:森 秋彩2位:小武 芽生3位:小田 菜摘4位:伊藤 ふたば5位:高尾 知那6位:中村 真緒7位:美谷島 ももか8位:谷井 菜月
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dance【BBOY TAISUKE presents】 日本から世界へ!今年度最強のBBOY / BGIRLが決まる!『THE JAM FINAL supported by G-SHOCK』2024.02.21国内最高峰のブレイキンバトルイベント「BBOY TAISUKE presents THE JAM FINAL supported by G-SHOCK」が2024年3月2日(土)に兵庫県西宮市のホテルヒューイット甲子園内で開催される。 OVER15 SIDE、UNDER15 SIDE、BGIRL SIDE の3つのコンテンツが行われる今回のTHE JAM FINAL。当日行われる最終予選の上位は、THE JAM FINALトーナメントに進出することができ、各地で開催されてきたTHE JAMの勝者たちとトーナメントを戦う。 THE JAMを立ち上げたのは、日本人の中でも数多くのタイトルを獲得し、世界に名を轟かせたBBOY TAISUKEだ。THE JAMが初めて開催されたのは2018年、年齢や性別関係なく世界最高峰の舞台を作るという熱い想いを掲げて、イベントが立ち上げられた。今では年齢・性別問わずブレイキン界の日本一を決める大会として確立し、国内多くのBBOY・BGIRLが、本大会での優勝を一つの目標として掲げている。毎年参加者・参加層は増えていき、優勝するのが最も難しいとも言われている大会である。 (c)harugraphics そしてTHE JAMでは、OVER15 SIDE・BGIRL SIDEの優勝者が、2024年7月7日に東京で開催されるRed Bull BC One Cypher Japanへのトーナメントシード権が贈呈され、世界大会への扉が開くこととなる。まさにブレイキンのカルチャーを楽しめる大会がこのTHE JAMだ。 (c)harugraphics 今回はJUDGEとして、過去に幾何度も世界チャンピオンに輝き、昨年のRed Bull BC One World FinalのチャンピオンであるBBOY Hong10(韓国)が来日。まさにBBOY TAISUKEだから実現できた豪華なブッキングとなった。そして昨年のTHE JAM FINALの優勝者である、SKEEとYASMINもJUDGEとして名を連ねた。 翌日には、ゲスト審査員らによるワークショップも同会場にて開催される。中でもBBOY TAISUKEとBBOY Hong10によるスペシャルワークショップは、これ以上ないほど高いレベルのワークショップになることは間違いないだろう。 そして当日は14時30分からスポーツ専門サイト「スポーツナビ」でのLIVE配信が視聴可能となっている。 名実共に最高峰クラスのBBOY & BGIRLが集結するTHE JAM FINAL。1年に一度、ブレイキン最高峰の舞台でBBOY・BGIRLが日本一の称号をかけて熱い戦いを繰り広げる。 大会概要 大会名:BBOY TAISUKE presents THE JAM FINAL supported by G-SHOCK日時:2024年3月2日(土)、3日(日)場所:ホテルヒューイット甲子園 〒663-8166 兵庫県西宮市甲子園高潮町3-30 スケジュール:3月2日(土) :最終予選&FINAL決勝大会 最終予選 12時30分~ 決勝大会 14時30分~3月3日(日) :特別ワークショップ 10時~BBOY Kaku、11時15分~BGIRL Yasmin,13時~TAISUKE&HONG10JUDGE:HONG10、SKEE、YASMINMC:TK317DJ:BOSANOBULIVE配信:スポーツナビにて14時30分からLIVE配信観覧:3,500円エントリー費:3,500円(限定180名) ※当日エントリーは、+1,000円。観戦、エントリー、その他の詳細は大会ホームページよりご確認ください。
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cultureGREENROOM FESTIVAL’24 第一弾ARTアーティスト発表!2024.03.292024年5月25日(土)・26日(日) 横浜赤レンガ倉庫で開催する、MUSICとARTのカルチャーフェスティバル『GREENROOM FESTIVAL’24』の第一弾ARTアーティスト発表! 国内外で第一線で活躍する19組のARTアーティストたちも当日会場に登場!無料でリアルなアート作品に触れられるGALLERY AREA。一般チケット絶賛発売中!随時発表される今後の情報にも是非ご期待! GREENROOM FESTIVALʼ24 ART ARTISTS LINE UP JEFF CANHAMTY WILLIAMSKOJI TOYODAhi-dutchRYUJI KAMIYAMAJACK SORENNICK KUCHARCHRISTIE SHINNKRIS GOTOHEATHER BROWNSOLARIOBLACK LISTU-SKETOYAMEGBRYCE BAKER GREENROOM FESTIVALとは 2005年より横浜でスタートし、Save The Beach , Save The Oceanをコンセプトに持つ、MUSICとARTのカルチャーフェスティバル。 【イベント名】GREENROOM FESTIVAL’24【会場】横浜赤レンガ倉庫【日程】2024年5月25日(土)・26日(日)【主催・企画・制作】グリーンルームフェスティバル実行委員会【後援】横浜市/ J-WAVE / FM ヨコハマ
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skateSkateboarding Unveiled vol.11 ~シーズンイン~2024.03.29日本のスケーターを育てているコンテスト 2024年コンテストシーズンの幕開けはすぐそこ 皆さんは春といったら何を思い浮かべるだろうか?卒業式や入学式といったイベントにともない、出会いや別れを連想する人が多いかもしれないが、一方ではスポーツシーズンの幕開けを告げる季節でもある。スケートボードにおいても同じで、この時期になると決まってサーキット形式のコンテストが開幕する。今はWORLD SKATE JAPANやJSF(Japan Skateboarding Federation)、JSL(Japan Street League)にFlake Cupなど数は増えたが、最も歴史があり、多くのスケーターに門戸が開かれていて、身近な存在であるという点でAJSA(日本スケートボード協会)は外せないだろう。なぜなら、日本で明確なピラミッド型のコンテストシステムを確立している唯一の組織だからだ。まず多くの方が最初に出場するのが全国各地のアマチュアサーキット。3戦行われる東北、関東、中部、関西、九州の5地区を勝ち抜いたランキング上位10名と、北海道、北陸、中四国、沖縄選手権の上位5名に全日本アマチュア選手権の出場権が与えられ、そこで上位8名に入ると晴れてプロライセンス獲得となる。 2019年の全日本アマチュア選手権よりプロ昇格が決まった瞬間。この喜び方がハードルの高さを物語っている ただここのハードルがかなり高い。特に東京オリンピック以降はエントリー数の増加が顕著で、関東では100名オーバーが当たり前になりつつある中で、地区予選を勝ち抜き、全国の猛者たちと8枠の座を争うのだから想像に難くない。それにプロライセンスを得たからといっても、当然そこがゴールではない。今度は国内No.1の座をかけた年間3~4戦行われるプロ戦が待っているし、そこで上位に入ることで、世界が現実として捉えられるようになるといって差し支えないだろう。他は基本的に映像審査や実績などを通じて出場選手を決める「招待制」をとっていたり、一方で地区大会はあっても各地域に実行委員会が存在しておらず、本部が各地に赴いて運営しているのが現状だ。だからこそ年間20戦以上行われているAJSAは、最も「日本のスケーターを育てている」存在であり、世界的スケーターへの登竜門になっていると言えるだろう。それはたった5~6年前の写真を振り返るだけで、強く実感していただけると思う。 過去には多くのトッププロが参戦 背景にはハングル文字やASIAN OPENのバナー。AJSAは過去に韓国で開催した実績を持つ まずは先日のWORLD SKATEドバイでの優勝が記憶に新しい根附海龍。2018年6月に韓国のYONGIN JUKJEON X-PARKで開催されたASIAN OPENにて、夕陽に映えるバックサイド・ヒールフリップ。当時の彼は決勝に進出してはいたものの、11位という結果に終わっている。この6年でどれだけ成長したのかがわかる。 全日本アマチュア選手権のバナーが背景に見える。彼女はレディース選手権にも出場し、2位に輝いている 続いては2018年の全日本アマチュア選手権での織田夢海。男子の猛者も入り交じった中、中部地区を8位で通過した彼女は、予選敗退に終わったものの紅一点での出場となった。また同時開催のレディース選手権にも出場しており、そちらでは2位に。ちなみに当時の優勝は赤間凛音で、3位が西矢椛、5位が中山楓奈と、今見ると凄まじいメンバー構成になっている。 東京オリンピックに出場した白井空良、青木勇貴斗の2名。2019年に行われたJRSFと共催で行われたJAPAN OPENとプロツアーのムラサキカップより そして東京オリンピックに出場した2名、白井空良と青木勇貴斗も過去に幾度となくAJSAに出場している。これはどちらも2019年にムラサキパーク東京で撮影した写真になるが、コンテストは異なる。白井空良は2月に開催されたJRSF(Japan Roller Sports Federation 現 WORLD SKATE JAPAN)との共催となったジャパンオープンで、オーリー・セックスチェンジ(ボディーバリアル)トランスファーを披露。青木勇貴斗は11月に開催されたAJSAプロツアーのシーズン最終戦、ムラサキカップでトレフリップ・トランスファーをメイクしている。ちなみに彼はこのときがプロ戦初優勝となった。 2022年7月の関東地区アマチュアサーキット第一戦に出場し、ぶっちぎりの優勝となった小野寺吟雲 それなら最近はどんな有名選手が出ていたの? と思う人がいるかもしれないので、2022年の関東地区アマチュアサーキット第一戦の写真をピックアップ。これは数々の最年少記録を塗り替えている小野寺吟雲の写真になるのだが、実はこのときがアマチュアサーキット初出場。そこで91.33ptと、2位に11ptもの差をつけて優勝を果たしているのだから、さすがという他ない。ただ彼ほどの実力があれば、もっと早くから出場してもアマチュア戦なら勝てたのではないか? と思う人もいると思う。実際に本人も2019年の全日本アマチュア選手権ジュニアクラスを経て2020年から出場の意志を示していたのだが、同年から始まった新型コロナウイルスのパンデミックにより2年間AJSAのコンテストは全て中止に。そこでようやく出場できたのがこのタイミングだった。 コロナ禍で変わったものと変わらないもの コロナ禍、東京五輪を経てアマ戦は参加者が急増。練習時間にて我先にとトライする光景も当たり前となった コロナ禍は世の中に大きな影響を与えたが、それはAJSAも例外ではない。その最たる事例がエントリー数の増加だろう。関東地区アマチュアサーキットで見ると、コロナ前の2019年の83名、59名、74名のエントリーだったのに対し、再開した2022年は東京五輪によるブームも相まって107名、141名と急増。さらに昨年は149名、114名、84名(ランキングがほぼ確定した最終戦だったためエントリー数は控えめ)と勢いはさらに増した。同時に組織編成も行われ、エントリーやジャッジングのオンラインシステム導入も一気に進み、今は各エリアの地区サーキットも現場運営以外は事務局が管理をするようになった。また全体の統括を担う事務局長も昨年引継ぎが行われ、公式HPもリニューアルされた。今年はそんな新体制の2年目となる。パリオリンピックも控え例年以上の盛り上がりが期待されるが、どうなろうとも「選手ファースト」の精神はそのままに、世界で活躍したいと思う選手の登竜門としての位置付けは壊さないように守り続けていくと発信してくれた。 去年の全日本アマでプロ昇格を決めた大場蓮選手。ケガを乗り越えた会心のランに思わず頭を抱え、選手たちが駆け寄る。今年もこんなドラマが見たい スポーツ化の流れにあっても写真文化はそのままで 昨年のプロ昇格権を獲得した選手たち。現在のコンテストシーンはスポーツ化、アスリート化が進んでいる このような状況下にある現在のコンテストシーンを見て個人的に思うことがある。それは「スポーツ競技化」がどんどん進行していることだ。もちろんAJSAは大会の運営を通して普及活動をしている団体であり、HPにもしっかりと明記しているので、目を背けるわけにはいかないというか、見方によっては歓迎すべきという意見もあって当然だろう。ただ自分が若い頃に魅せられたカルチャーとしてのスケートボードのカッコ良さと、今のスポーツ競技としてのスケートボードはそれぞれ別の道を歩んでいるように感じているのだ。 そこで正直なことを言わせてもらうと、自分はスケートボードコンテストの撮影を「スポーツ大会に赴きスポーツ写真を撮っている」感覚で行ったことは一度もない。それこそマスメディアのスポーツカメラマンとスケートボードフォトグラファーが同じ現場でシャッターを切ったら、全く違うものになるだろうし、マスメディア的なスポーツ写真を撮る方は、あくまでわかりやすさを重視した記録の範囲で切り取っていると思う。でもスケートボードは元来アートと隣り合わせであり、一枚の中に選手の個性やスタイルを詰めることが本質だと思っている。 そういう写真が撮りたいと長年活動してきたし、コンテスト写真においてもそこは同じだ。その部分を少なからず評価してくれる人がいたからこそ今の自分があると思っている。だとしたら、次はその写真文化をスポーツから入った多くの人と共有していくことが重要ではないだろうか。 今年から新しく始まること AJSAでは今年から参加選手は全員写真の共有・購入ができるようになった そこで今年から新しく始まるのが参加選手限定の写真の共有・購入になる。 コンテストの撮影に行くと、今や撮影枚数は1日数千枚に達する。そこをどれだけセレクトして絞っても、毎回数百枚は残る。すると大半の写真は人目に触れることがないままお蔵入りになってしまうのだが、当然使われなかったものの中にも良い写真はたくさんある。 「どうにかしてもっと多くの写真を共有できないだろうか?」このような想いと共に、最近は参加者の方々から「いつも写真楽しみにしています!」という声を聞くことが増えた。 それらが全て解決するようになったのだ。手始めに昨年の関東サーキットと全日本アマチュア選手権の写真は参加選手にアナウンスしているのでお気づきの方もいると思うが、自分はスケートボードの写真文化を伝える上で、とても大切なことだと思っている。 では最後にこんな話で締めくくりたい。ストリートの撮影が一枚の芸術の追求であるならば、コンテストはドラマを切り取っていると思っている。そこに前述の個性やストーリー性のあるライディングカットが欠かせないのはもちろんだが、老若男女問わず現場で見せる笑顔や、時には悔し涙も含めることで、ライディングカットの価値も上がるのではないだろうか。今年はそんな写真も数多く残していきたいと思っている。 シーズンインが待ちきれない。 昨年のAJSA関東地区サーキットの開幕戦にて。老若男女多くの笑顔が溢れた 吉田佳央 / Yoshio Yoshida(@yoshio_y_)1982年生まれ。静岡県焼津市出身。高校生の頃に写真とスケートボードに出会い、双方に明け暮れる学生時代を過ごす。大学卒業後は写真スタジオ勤務を経たのち、2010年より当時国内最大の専門誌TRANSWORLD SKATEboarding JAPAN編集部に入社。約7年間にわたり専属カメラマン・編集・ライターをこなし、最前線のシーンの目撃者となる。2017年に独立後は日本スケートボード協会のオフィシャルカメラマンを務めている他、ハウツー本の監修や講座講師等も務める。ファッションやライフスタイル、広告等幅広いフィールドで撮影をこなしながら、スケートボードの魅力を広げ続けている。
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culture「楽しむ気持ちが、社会を変える。みんなで考えよう、海洋ごみ問題。ReWave Meet up 2024」がシティラボ東京で開催2024.03.26一般社団法人日本プロサーフィン連盟 (JPSA)は、海洋環境保全プロジェクト「ReWave (リウェイブ)」として初のMeet upイベントとなる「楽しむ気持ちが、社会を変える。みんなで考えよう、海洋ごみ問題。ReWave Meet up 2024 」を2024年3月1日(金)に東京都はシティラボ東京にて開催した。 海洋ごみ問題は、その原因や対応策が多岐にわたることから、個人レベルでは行動を起こす前に立ち止まってしまうことも少なくないが、このイベントでは同じような問題意識を持つ人たちが集まり、立場や肩書き関係なく話し合うという趣旨の下で企画された。 イベント参加者からは「楽しくやることが重要で、企業、自治体の方の役割、出来ることなど、協力しあえば色々な事業が実施できるというアイデアをもらいました」などのコメントが寄せられ、海洋ごみ問題へ向けて新しい可能性の萌芽を実感できる一日となった。 下記は実際にイベント内で行われたコンテンツをまとめたイベントリポートである。 「楽しむ気持ちが、社会を変える」をテーマに、笑い声が絶えなかった一日。 イベントの様子 今回参加したのはアパレル企業関係者、マーケティング関係者、自治体の職員、大学生などとその職業や立場も多種多様の40名。事前予約制ではあったものの、予約した参加者は全員出席するなどと非常に海洋ごみ問題へ高い意識を持ったメンバーが集まった。 イベント開始に先立って、ReWaveを運営する一般社団法人日本プロサーフィン連盟の細川理事長が「私も一緒に皆さまと楽しむ一日にしていきたい」と挨拶。4名のパネリストによる最初のトークセッションでは、やや緊張ぎみのプロサーファー善家選手をRIKACO氏が「それって、こういうことおっしゃりたいんですよね?」とフォローするような一幕もあり、終始なごやかなムードで行われた。 その後は2つのトークセッションに続き、ReWaveが独自に開発した海洋ごみ学習カードゲーム「Recycle Master」をグループ別に全員で体験。続けて実施された共創ワークショップでは「立場や所属の違う人達とのワークショップだったので、自分にない視点を学べて面白かった」という声に代表されるように、意欲的なアイディアが数々飛び出すと、どのグループも予定時間を大幅に上回る熱のこもったプレゼンテーションが続いた。 <第1部> トークセッション①「メディア視点で見るスポーツとサステナビリティ」 トークセッションの様子 ReWaveのメディアパートナー「ELEMINIST」編集部 後藤氏のファシリテーションの下、メディア、プロサーファー、そして自身のブランドを立ち上げサステナブルな活動に取り組んでいるRIKACO氏により、それぞれの視点から海への思いや日常生活と海洋ごみ問題との関わりなどについて活発なトークが展開され、あっという間の40分となった。 【登壇者】ELEMINIST 編集部 後藤未央 氏一般社団法人日本プロサーフィン連盟 細川哲夫 理事長 プロサーファー 善家尚史 氏RIKACO 氏 トークセッション②「“楽しい”からはじまる海洋環境学習 -ReWave Case Study-」 トークセッションの様子 このセッションでは、ReWaveが開発した海洋ごみ学習ゲーム「Recycle Master(リサイクルマスター)」の活用事例を紹介。茅ヶ崎市役所環境部資源循環課の八幡氏は、教育現場における海洋環境学習の事例として、茅ヶ崎市西浜小学校で実施された「Recycle Master」を取り入れた授業を紹介しながら「一方的に教えるのでなく、自主的に学びたいと生徒が思う環境学習教育」の必要性を力説。また、ReWaveの柴切氏は、ラルフ・ローレン・チルドレンの店舗で「Recycle Master」を楽しむイベントが実施された事例を紹介。会場に駆けつけたラルフ ローレンの川島氏は「遊びながら興味をもっていくことが大切」と当時を振り返り話した。 【登壇者】茅ヶ崎市役所 環境部資源循環課 主事 八幡悠平 氏ReWave 柴切五輝 氏 トークセッション③「海洋ごみ問題の現状と未来について」 トークセッションの様子 最後のトークセッションでは、ごみの学校主宰の寺井氏が登壇。ごみ処理の最前線で現実に直面している専門家の立場から、海洋ごみ問題の現状についての最新の事例や技術などの紹介とともに、有効な解決策については「頭の中で考えて逡巡するだけでなく、小さなことからまず一歩を踏み出す必要性」を提言した。 【登壇者】ごみの学校 運営代表 株式会社浜田サーキュラーエコノミー顧問 寺井正幸 氏 <第2部> 海洋ごみ学習カードゲーム「Recycle Master(リサイクルマスター)」体験 ワークショップの様子 第2部は「Recycle Master」を8つのグループに分かれ実際にプレイして、そこで生まれた気づきや学びを共有していくプログラムとなった。また立場や肩書きに関係なく話ができるように、同じ会社からの参加者はあえて別のグループに振り分けられた。ファシリテーターは、寺井氏、そして同じくごみの学校を運営している、東野氏。ゲームの遊び方の解説はもちろん、開発の背景や狙いなどについてもお話をいただきました。 〜 海洋ごみ学習カードゲーム「Recycle Master」を体験いただいた方の感想 〜 「カードに書かれた説明文が大人にとっても勉強になるもので、楽しみながら自然に海ごみの理解を深められると感じた」「ゲームがとても工夫されており、すぐに楽しめる内容で頭に入りやすくてとても楽しかったです。そして勉強になりました」「初めて会った方とも仲良くなれる良いコミュニケーションツールでもあると思いました」「年代を問わず学ぶことができそう。得た知識を生活の中で生かすことができそう。親子ワークショップにも向いている」 <第3部> 共創アクション・ワークショップ「楽しむ気持ちが、社会を変える。 みんなで考えよう、海洋ごみ問題」 ワークショップの様子 第3部は共創アクション・ワークショップ。ひとりひとりの「リソース」を書き出し、海洋ごみ問題の課題を解決するアイディアを自由に発想していきながら、グループ別に議論を深めていくチャレンジだ。リソースやアイディアを書いた付箋紙をテーブル上の模造紙に貼り付けていきながら、お互いの考えを共有。立場の異なる人が集まっていることから「自社の中だけでは出ないアイデアをたくさん聞くことができ、共創の可能性を実感できた」という声が上がるほど、どのグループでも議論が活発に行われた。最後グループ別に成果を発表するプレゼンテーションでは、会場は終始大きな笑い声に包まれるほど大盛り上がりで進行された。 〜 共創アクション・ワークショップに参加いただいた方の感想 〜 「立場や所属の違う人達とのワークショップでしたので、自分にない視点を学べて面白かったです」「難しい課題でしたが、色々な方の意見が聞けて勉強になり、刺激になりました。それぞれが自身の立場や仕事などから出来ることを考え、行動することが大切だなと感じました」「最近は、子供より大人の方が環境問題の意識が薄いように感じるため、大人同士で真剣に海ごみについて話し合うイベントの形態もとても参考になりました」「どんどん新しいアイデアが出てきて楽しかった。実際にコラボできそうなアイデアもあったりと、小さいことでも、できることから実現できたらすごくいいと思った」 【登壇者によるコメント】 ELEMINIST 編集部 後藤未央 氏「海洋ごみという大きな社会課題を解決するというと、とても難しいことのように思いますが、今回のMeet upでは参加者の方々が“楽しみながら”さまざまなアプローチを考え発表していたのが印象的でした。新たなアイデアが次々と語られ、パートナーシップが生まれる瞬間に立ち会ったような………。とても充実した時間でした。」 一般社団法人 日本プロサーフィン連盟 細川哲夫 理事長「毎日のように海に入っているサーファーだからこそ気づく海の変化や違和感は、実はいろいろなことにつながっているのだと改めて感じました。「できることから始めよう」という気持ちが次の世代にも受け継がれていくように、日々の活動のなかで、より意識をしていきたいと思っています。」 プロサーファー 善家尚史 氏「サーフィンは、海があるからできるスポーツ、自然の力を借りるスポーツだと思っています。だからこれからも海に感謝をしていきたい。海から上がる時には片手でごみ拾いをするようにしていますが、僕ひとりの行動が少しずつでもいいから広まっていければ、大きな力になるんじゃないかって、今日改めて思いました。」 RIKACO 氏「海洋ごみの問題は、遠いことのように感じますが、普段の私たちの食生活は海までつながっています。食器洗い洗剤やスポンジの選び方、野菜やお肉などの食べ物の選び方によって、海を汚さないライフスタイルを心がけることもできます。自然由来のものを選んだり、オーガニックなものを食べたりするのは、自分のセルフケアにもつながると思うので、自分自身を労わることも大切にしながら、心地のよいサステナブルなライフスタイルをみなさんとともに実践していきたいと思います。」 茅ヶ崎市役所 環境部資源循環課 主事 八幡悠平 氏「海洋ごみ問題は、海の近くの場所に住んでいる人に限らず、海から離れた場所に住んでいる人も含め、共通した問題意識を持って取り組むべき問題です。今回のイベントに参加されていた方々は、企業・NPO法人・学生など様々な立場から海洋ごみ問題に取り組まれており、非常に有意義な交流ができました。今後はこのイベントを通じてできた繋がりを活かして、市民の皆さまに海洋ごみ問題について考えるきっかけづくりに取り組んでいきたいと思います。」 ReWave 柴切五輝 氏「ReWaveを立ち上げてから3年が立ちますが、今回このような場で様々な方々と意見交換をすることができ、とても嬉しく思います。Meet upイベントで改めて、楽しみながらみんなで協力し取り組んでいくことの大切さを実感しております。できることから、ひとつ、ひとつ。今後も活動の輪を広げて行ければと思います。」 ごみの学校 運営代表 株式会社浜田サーキュラーエコノミー顧問 寺井正幸 氏「Meet upでは多くの志を共にする素敵な仲間に出会うことができました。私たちは講座やリサイクルマスターを用いたワークショップなどを実施しましたが、その中で皆さん率直に自分の想う理想やアイデアを発信されていたのが印象に残っています。初対面の方々でも「海をきれいに」という言葉のもとに皆でできることを話し合い、考え、行動に向けて気持ちをぶつけ合う様子はこれからの可能性を感じました!」 ごみの学校 副主宰 東野陽介 氏「プロサーファー、ビジネスマン、行政、メディア、学生など本当に様々なバックグラウンド・フィールドを持つ方々が、ReWaveの活動に共感し集まる素晴らしい会でした。トークセッションやカードゲーム、ワークショップと盛りだくさんでしたが、真剣でありながら笑顔で楽しんでおられる姿が印象的でした。参加された皆さんの想いの共通項は楽しくポジティブに向き合う気持ちだと感じていて、そんな想いが同じ仲間と一緒に活動していくのが楽しみになりました。」 ReWave Meet up 2024を終えて 一般社団法人日本プロサーフィン連盟 細川哲夫 理事長「JPSAは、プロサーフィン競技を通して企業や地域との信頼関係の構築、選手の競技環境や活躍の場を広げること、さらに社会に貢献することを基本理念として活動しています。海洋ごみ問題は、一朝一夕には解決できない難しい課題ですが、だからこそ継続していくことが大切だと皆さまと意見を交わしながら再認識しました。「海に感謝の気持ちをあらわすために」との思いで始めたReWaveが、より多くの人の気持ちと気持ちをつないでいけるように今後も取り組んでまいります。」 ReWaveとは ReWaveとは、Reduce, Reuse, Recycle などのサステナブルな行動を象徴するRe(再び/元に)と、Wave(波)を組み合わせた言葉であり、海を守るためのいろいろな想いが波紋のように、多方面に波及してほしいという願いが込められています。できることから、ひとつ、ひとつ。海洋ごみ問題を中心に海を守るための具体的なアクションに取り組み、海の環境保全に関する賛同の輪を広げます。1. ビーチクリーンをはじめ、身の回りのことからできる具体的アクションを実践します。2. 海の素晴らしさ、美しい海の大切さを伝え、考えるきっかけをつくります。3. 企業、個人、自治体の立場を問わず、誰でも楽しく参加できる活動に取り組みます。 イベント概要 開催日:2024年3月1日(金)開催場所:シティラボ東京 (東京都中央区京橋3-1-1 東京スクエアガーデン6階)主催:ReWave企画運営:ReWave (一般社団法人日本プロサーフィン連盟)
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climbジムクライマーに向けた”FUN CONPETITION” 「THE 101 – TAKE A STEP FORWARD – Vol.3」 開催2024.03.26クライミングを"思う存分"楽しんでいただくためのFUN COMPETITION THE101(ザ・ハンドレッドワン)Vol.3 の開催が決定!今回のTHE101では、ジムクライミングを楽しむ人々が、よりこのコンペティションを楽しんでいただくために、カテゴリグレード・参加区分を再考。「あんなトップ選手と一緒のカテゴリになっちゃうんじゃ、絶対勝てないじゃん!」という心の声にお応えするべく、日本代表レベルの選手を対象とした、エキシビジョンカテゴリを新設!そして、代表選手に敬意を表し2024年ボルダー・リード日本代表選手は今年のTHE|NUMBER シリーズ全イベントの参加費が無料となる。また、トップクライマーの登りを間近でご覧いただくべく、前半・後半と分けていた競技スケジュールも大幅に変更。予選2Round制や、THE101ならではのデュアル式FINALが全カテゴリ同時開催などなど様々な面で進化したTHE101。コンペ好きクライマーはもちろん、コンペ未経験の方も是非ご参加下さい。 【タイトル】THE 101(ザ・ハンドレッドワン)【日程】2024年4月20日(土)【会場】B-PUMP OGIKUBO・・・東京都杉並郁上荻1-10-12 3F【カテゴリ、定員】FUN/6級以下:50名MIDDLE/4級以下:70名MASTER/2級以下 :40名OPEN/1級以上&SPORT CLIMBING JAPAN TOUR2023 B・L出場選手:20名※性別・年齢制限なし※OPEN カテゴリに女性選手が3名以上出場した場合は、M/Wそれぞれ決勝を実施※グレードはB-PUMP OGIKUBOレッドポイントとするEXHIBITION(W/M)・ボルダージャパンカップ2024&リードジャパンカップ2024出場選手:男女各10名・2024年B・L日本代表選手 【競技ルール】Qualification・セッション方式 *セルフジャッジ・100課題 / 制限時間100分 *50分2ラウンド・1~100まで課題ごとにポイントを策定。合計完登数+完登した課題のうち 高ポイント10課題分のポイントを合計し、順位を決定。上位2名がFINALへ進出。 ※同着の場合:上位11課題目の合計・12課題目の合計ポイントにて順位確定FINAL・デュアル方式・1課題 / 制限時間1分 ①最高到達点 ②最高到達点までのトライ数 ③最高到達点時のタイムにて順位を確定【表彰区分】各カテゴリにて以下の表彰を実施・総合 - 1位2位・Men’s / Women‘s 各1名・10代以下 / 10代 / 20代 / 30代 / 40代以上 各1名※W受賞なし、上記の順にて該当者を表彰【募集】2024年3月24日(日) 15:00~ B-PUMP OGIKUBO HPより【参加費】¥5,500 *事前振込【参加特典】THE101 オリジナルTシャツ【主催】株式会社 8611【協賛】Friction Lab / Organic climbing【協力】AlphaTheta 株式会社 / FINE PLAY / CLIMBERS【制作】株式会社 ニューオールディーズ
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danceABCマート新CMオーディションが開催!2024.03.25大人気VANSライトシリーズのダンスモデルやアンバサダーになれるスペシャルオーディションの開催が決定。日本全国にダンサーモデルとしてABCマートの公式ダンスアンバサダーとなるチャンスが到来。今後発表される公式アンバサダーと共にVANSライトが提供され、CMモデルとして活躍できる。その中から更にVANSライト1年分のサポートやその他特典も。 【今回は各部門ごとに開催】●小学生部門●中学生部門●高校生部門●大学生部門●一般部門それぞれ個人(ソロ)と団体(チーム)でオーディション!このチャンスを見逃すな!※詳細はDANCE BANC公式LINEからご確認下さい。 DANCE BANC公式LINE
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