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othersMC-FAtherの俺にマイクを握らせろ!2019.02.11DELIGHTやCONTESTでおなじみ、ダブルダッチのお父さんこと「MC-FAther」にMCとしての経緯やテクニックをインタビューしました。彼が8年間で培ってきたノウハウやポイントをあますところなく話していただきました! MC FATHER 1989年7月31日生まれ。日本体育大学「乱縄」出身。現役時代は「FeAts-G」に所属し、DOUBLE DUTCH DELIGHT JAPAN 2010に出場。卒業後はNPO法人 ZEROに所属。またMC FAtherとしてDOUBLE DUTCH DELIGHT・DOUBLE DUTCH CONTEST WORLDにてMCとして活躍。 俺がみんなに「お父ちゃん」って呼ばれていて、そこから派生してMC-FAtherになっていった まずは最初にMCになるきっかけはどんなことだったんですか? MC-FAther : 俺って人前に出るのは好きなんだけど、極度の緊張しいなんだよね。(笑) けども、教員になりたいっって日体大に入ったこともあったから人前で話すことに慣れておかないとって思っていて、現役の時には小学校の講習会などでの司会進行を当時リーダーだったKO-YA(REG-STYLE)に変わってやらせて貰っていたんだ。 それから徐々に人前で喋るのが楽しくなって、イベントやサークル全体の講習会のMCも自分から率先してMCするようになって、サークル内でもMCキャラが定着していった感じかな。 MC-FAtherはどうやって名付けられたんですか? MC-FAther : もともと俺がみんなに「お父ちゃん」って呼ばれていて、そこから派生してMC-FAtherになっていったかな。(笑) 大学の友達にダンスサークルの友人もいたり、サークル以外でも色んな繋がりがあったから俺がMCやってるってこと知ってくれてる人が増えてきて、MCの依頼貰えるようになったりもしたね。 そこから本格的にMCをしていこうと思ったのはいつ頃なんですか? MC-FAther : 「MCでやっていきたい!」って強く思ったのは、Red Bullの「Red Bull Racing Can」っていうイベントと色々なストリートパフォーマンスを融合した「4 TUNE GAME」。 この2つのイベントで真剣にMCを仕事にしたいと考えるようになったかな。 Red BullのイベントもTOKYO creatistのウッチーさんがたまたまMCを探してて、ダンスサークルの友達が俺に声かけてくれて繋がったイベントなんだよ。ほんとにこのイベントでは良い経験させて貰った。それからは仕事としてMCを意識するようになって、いろんなイベントで場数踏んで経験と知識を増やしていった感じだね。 そしてついにDOUBLE DUTCH DELIGHTにMCとして登場するようになりましたね。 MC-FAther : 引退してから1年してDELIGHTのMCの依頼が来たんだよ。 その時、OVER THUMPZの千野さんからかかってきた電話、今でも鮮明に覚えてる。「ヒロタカ、DELIGHT EASTのMCいける?」って。セブンイレブンで買い物してるときだったんだけど。ついにきた!って。ダブルダッチをはじめて6年目。不安で怖かったけど、それ以上に嬉しかった。やっぱり常にデライトは意識していたからね。 そこからMCとしての知名度も上がったのでは? MC-FAther : そうだね。俺がMCをしていることについて徐々に知っていることが増えてきて、イベントの話を振ってくれたり、ついにはダブルダッチコンテストのMCまでやるようになるなんて。そうやってMCとして見てくれてる人が沢山いたから、今のところまでやれてきたんだなと思う。 MCにおいて重要な5つのポイント 現在、MCとして8年目になりますが、その中で培ってきたMC-FAtherとしてのノウハウやポイントを教えていただけますか? MC-FAther : 俺のMCのストロングポイントは5つあると思ってる。それらがすべて正解ではないけれど、これからMCを目指している人やMCに対して興味持ってる人に何かプラスになればいいなと思ってるかな。 1.「雰囲気を感じる能力」 1つめが「雰囲気を感じる能力」。ダブルダッチデライトなどの規模の大きい大会や小さいクラブイベントもそうだけど、会場の大きさ関係なくお客さんの雰囲気を感じる能力は大事だと思ってる。 例えば、MCってマイクを持ってお客さんに語りかけて進行させていくっていうのも大事なんだけど、そうするとラジオみたいに相手のレスポンスを待たずにペラペラしゃべっていく感じになっちゃうから、大会の暗い中でも、常に表情だったり相づちとかの無言のレスポンスを受け取るイメージでMCしてるかな。けども声を出してお互いに会話するわけではないから、お客さんから無言の圧力を感じている。 その中でさっきのようなレスポンスを返してくれる時には、その反応で「今のは伝わっているな」「伝わっていないからもう少し話題を変えてみよう」みたいな感覚で雰囲気をとらえながら話してる。 言ってしまえば、ダブルダッチも同じだと俺は思っていて、パフォーマンスも自分たちだけでやるものではなくて、お客さんに対して表現することでその反応が返ってくる。これがMCと共通して、一方的な感情・会話の送信じゃなくて、お互いに相互受信してレスポンスするような感覚を常に意識してパフォーマンスする。だから俺はこの部分はすごく大事にしてる。 2.「キャラクター性の確立」 2つめは「キャラクター性の確立」。キャラクターを確立することでイベントで覚えてもらいやすいし、お客さんとの距離も測りやすくなる重要なツール。これはまず「覚えてもらう」ということに重点を置いてるかな。インパクトを残せば、覚えてもらいやすいし、MCもスームズになるからね。 例えば「MC-FAther」は、みんなのお父ちゃん的なポジションと思っていて、みんなのことを応援してたり、叱ったりそんなキャラクター性があるんだよね。 MCっていうのは、大会・イベントをコントロールするためにお客さんの気持ちを掴まないといけないから、タイトルコール・自己紹介して、お客さんに俺はこういう人間だよっていうのをさらけ出して、まず知ってもらうことから始めるんだよね。 知らない人のMCとかだと、後ろで壁に寄っかかって腕組んで、「ああ、この人MCなんだ」だけで終わってしまう。たとえ良いこと言ったとしても、その人の心に入らないんだよね。だから自分を最初からさらけ出して受け入れてもらうことを意識してる。 結局何をやるにしても、人前やステージ立ってから繕っても、見ている人には絶対にばれるから、そのまんまの自分を出せるようにすることが一番大事。だから、まず最初に自分を知るところから始めて欲しい。自分が何が好きで、何が嫌いとか細かく調べる。 俺、アクロも好きだけど、縄も好きだし、ダンスも好き。だけどその中でもどういうのが好きなんだろうとか。そうじゃないと自分が本当にやりたいことや本質の部分が見えないと思うんだよね。 けど、キャラクター性も場面に合わせてうまく使い分けていることもあるかな。 俺の場合、DELIGHTのMCもやるし、DDSとか結婚式の二次会のMCもやるし、前は教員の人に向けて講演会もやったりするんだけど、社会人の方に向けての講演会で、DELIGHTみたいなMCやったら引いちゃうじゃん。逆にそれが原因で壁作ったりするから、そこは雰囲気・場面に合わせてMCする。そこから壁なくなったかなって時に、ちょいちょい小出しでMC-FAther出していったりする。(笑) 3.「クオリティの高い声質」 3つめは「クオリティの高い声質」だね。MCって声の高さやトーン、滑舌とかの色々要素が絡み合って、それがそのままお客さんのテンションに直結しちゃうわけなんだよね。 例えば声が気持ち悪かったり、滑舌が悪かったりしたら、お客さんも盛り上がらない。そうしたらその大会・イベントが盛り上がらない大会になってしまう。そのくらい重要な部分が声質だと思ってる。 俺、サークルのイベントでMCやってた時とか、DELIGHTの3、4回目ぐらいの時、自分の声本当に嫌いで、聞きたくない時があったんだよね。まぁ、自分の声はほとんどの人がキライって言うけど。 これをどうやって改善してきたかというと、地道にMCしながらトーン・抑揚・速さを意識しながらやってきた。そもそも急激に上手になることはないと思う。歌うのと一緒の感じかな。俺の場合、鼻炎持ちだから、鼻つまってるような舌足らずのような甲高めの声になっちゃうんだよね。それをYouTubeに載っている映像とかで確認しながら、さらに調整して狙っている声質に合わせていく。よく大会の動画を学生の子がアップしてたりするじゃん。そこにMC-FAtherの声も大抵入ってるんだよね。それを聞きながらイメージしたりしてる。正直、自分で聞いていてもわからないからね。 4.「タイムマネジメント」 4つめは「タイムマネジメント」。大会やイベントって分刻みなスケジュールで運営してるから、今、何分遅れて、何分巻いててっていうのは把握しながら進行しなきゃならない。そういう部分も頭にいれながら大会・イベントをコントロールする。 MCって必ず話さないといけないこと、やらないといけないことは必ずある。それは問答無用で進行しなければならい。けども音源や進行のトラブルが起きて10分遅れていたとしても、チームのコメントやスポンサー様の紹介なしでとか絶対できないわけじゃん。 そこは通常通りに紹介して、違う部分で時間を縮めたりするようしてる。例えばパフォーマンス終わった後のコメントや1部・2部の間の諸注意事項を早口にしたりとか。最初はそれして大丈夫かなって思ってたんだけど、お客さんから、あれで大丈夫だよって。(笑) けども、やはり大会を円滑かつ、お客さんのテンションを維持することで大会自体の満足度も高くなると思ってる。MCやってる上で時間を守るっていうのは、お客さんと運営側からしたら安心できるし、この部分に対してMCの重要性は高いかなと俺は思ってる。 ちなみにタイムキーピングとかのテクニックだったらニュースのアナウンサー見た方が良いと思う!毎日、30秒や1分の尺を使って話して、また明日みたいな。 5.「ワードのボキャブラリー」 最後の5つめに「ワードのボキャブラリー」。場面において、キラーワードや雰囲気に合わせた言葉が出てくるのはMCとしての重要なテクニック。 例えば、イベントなどで一言印象に残る言葉を出すだけでインパクトを残せるし、お客さんとの会話も繋ぎやすい。一緒にDDCWでMCをしたMIKIさんやDELIGHT JAPANのTOMOさんは雰囲気に合わせてポンと言葉が出ててきたり、ズドンとキラーワードはとばしたり、すごい幅が広いんだよね。 けど、これって諸刃の剣のようなもので、言い方やタイミングがものすごく大事で、はずしたらお客さんはなんだそれってなっちゃう。けどあの人達ははずさない。(笑) これって経験値もあると思うけど、俺の場合は映画見たり小説読んだりテレビ見たりとして、ああ、こういう返し方あるんだなって。最近海外のドラマを見たりするんだけど、海外のドラマの言い回しってすごいおしゃれなんだよね。それ以外にもニュースも見て、その時にしか出てこない時事ワードとかピックアップしてる。 MC-FAther : まとめると、1に「雰囲気を感じる能力」、2に「キャラクター性の確立」、3に「クオリティの高い声質」、4に「タイムマネジメント」、5「ワードのボキャブラリー」。 これらを押さえられれば、MCとしてものすごく技量が伸びると思う。 けど、結局大事なのは最初に言ったけど、その場の雰囲気をどうコントロールするかだから、一番大事なのはテンションかな。(笑) テンション上げたらお客さんもテンション上がるし、ここ落ち着かせるタイミングって場合だったら声の抑揚やトーンだったりを落としたら、お客さんも落ち着かせられる。正直、テンション次第で大会を盛り上げるかぶち壊すかできると思ってる。 MCじゃなくても人生の経験として色々やってみることは大事 最後になりますがMCに挑戦したい人や興味を持っている人に一言頂けないでしょうか? MC-FAther : 細かいこと考えずにやってみて欲しい! 結局、MCもダブルダッチのパフォーマンスするってことも「人前に立って何かをやる」・「人に何かを伝える」って面では同じだと思う。人前で喋るの苦手な人って結構居ると思うんだけど、ダブルダッチしているなら人前でパフォーマンスしてるじゃんって感じ。(笑)それだったらダブルダッチと一緒で堂々とやればいいじゃないと思ってる! もちろん細かいやり方は人それぞれだけど、どれが正解でどれが間違いとか選択するのは全部自分次第。だから少しでも興味のある人はダブルダッチと一緒で挑戦してみて欲しいな。 確かにステージの上で人前に立つという部分は一緒ですね。 MC-FAther : だからこそステージに立つ以上は自分を磨いていかなければいけないって常に思っている。 舞台の上では、その人の人間性だったり性格が結構浮き彫りになるからね。 俺の場合は選手より舞台に立ってる時間が多い分なおさら感じてるかな。 それ以外にもMCなる人に挑戦して欲しいこととかありますか? MC-FAther : あと、いろんな場所に出向いて世の中に何があるのかを知って欲しい。 ダブルダッチの世界だけじゃなく、他ジャンルのイベントに行っていろんなカルチャーの人たちと絡んで「こういう見せ方もあるんだ」って勉強するのもすごく大事。 俺はそういうカルチャー部分を色々勉強して経験していったら、MCやるのもすごく楽しくなったかな。知識も増えるし、こういうときこんな言葉を使えば良いんだって思うことも沢山あるからね。 MCじゃなくても人生の経験として色々やってみることは大事だよ。 (笑) 確かに何でも経験することで自分にインプットされて、成長していきますよね。 MC-FAther : 上手い下手関係なく、見たこと聞いたこと、面白そうなこと、とりあえずやってみようって感じ。その精神が大事。 ここだけの話、今のダブルダッチシーンの中でのMCのポジションは頑張ろうと思えば挑戦する機会が沢山あると思う。俺の食い扶持が無くなるのは困るけど。(笑) けども、学生の時にMCポジションを作りたいと思って動き出したのも俺なんだよね。だから後輩のMCが育って欲しいって思うのも事実なんだ。絶対負けたくないけどね。(笑) 今後はダブルダッチシーンにとって、どんなMCの展望がありますか? MC-FAther : MCでも俺には俺の見せ方がある。ダブルダッチでもダンサーでもそうだけど、色々な武器や個性を持ってるMCがさらに出てくれば、きっとダブルダッチシーンも盛り上がると思う。将来的にダブルダッチにおいてMCのコミュニティーも出来てきたら嬉しいな! MC-FAtherのインタビューはどうでしたでしょうか?現在、全国で大学生NO.1を決める大会「DOUBLE DUTCH DELIGHT」の予選が始まっています!学生の熱い気持ちが入ったパフォーマンスとともに各地方大会のMCのトークパフォーマンスにも耳をを傾けてはいかがでしょうか?新たな発見やMCの見方が変わるかもしれないです! (構成・撮影・デザイン:井上 明徳) 提供:ダブルダッチマン
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climb日本最速は誰だ!?「スポーツクライミング第1回スピードジャパンカップ」2019.02.062019年2月10日、東京都昭島市にあるモリパークアウトドアヴィレッジ・スピードクライミングウォールにて「スポーツクライミング第1回スピードジャパンカップ」(以下「SJC」)が開催される。 「SJC」はスピード単種目としては公益社団法人日本山岳・スポーツクライミング協会(以下「JMSCA」)による初主催大会であり、2019年度日本代表選考大会となる。 日進月歩のスピード種目 2020年の東京オリンピックでは、1人の選手がボルダリング、リード、スピードの3種目をこなし、それぞれの順位を掛け算したポイントによって順位が決まる複合種目での競技が行われる。 そのため、各種目でバランス良く成績を挙げる必要がある。 「ボルダリング大国」と呼ばれ、世界ランキングでも1位にランクインしている日本であるが、スピードにおいてはまだまだ課題も多く、発展途上であるのが現実だ。 しかし、スピードへの注目、環境整備が行われる中でどの選手も非常に短いスパンで力をつけてきており、誰が優勝してもおかしくない状況だ。 スピード日本一の栄冠を勝ち取るのは一体誰なのか。 「SJC」での活躍が期待される注目選手をピックアップ。 国内スピードランキング上位の有力選手が多数登場 2018年11月11日時点でのJMSCA、「スピード日本ランキング」によれば、スピード男子の日本記録保持者は楢崎智亜(TEAM au)、2018年9月に行われた世界選手権での6”69 という記録で、堂々の1位となっている。 2位は緒方良行(神奈川大学)の6”71。2018年10月のクライミングW杯厦門大会での記録だ。 3位には伏兵とも呼ぶべき池田雄大(順天堂大学)。池田は2018年5月のJMSCA記録会で6”94を記録。当時国内ランキング1位にもなった実力を持つ、スピードに注力する選手だ。 同じく楢崎明智(TEAM au)も2018年11月のアジア選手権で6”94を記録しており、同率で3位となっている。 一方女子では、野中生萌(XFLAG)が2018年11月のアジア選手権で8”57を記録して1位、日本記録となっている。 2位は伊藤ふたば(TEAM au)の9”61、アジア選手権で記録している。 野口啓代(TEAM au)もアジア選手権で10”30を記録、3位につけている。 4位も同様にアジア選手権での記録、10”43の倉菜々子(私立安城学園高等学校)がランクイン。 「SJC」においても日本新記録が更新される可能性は大いにありうる。 おおよそ10秒弱で決まるこの勝負、決して目が離せない。 スピード日本ランキング(2018年11月11日時点) 男子 1位 楢崎智亜 6”69 世界選手権 2位 緒方良行 6”71 WC厦門大会 3位 池田雄大 6”94 JMSCA記録会 3位 楢崎明智 6”94 アジア選手権 女子 1位 野中生萌 8”57 2018/11/11 アジア選手権 2位 伊藤ふたば 9”61 2018/11/11 アジア選手権 3位 野口啓代 10”30 2018/11/11 アジア選手権 4位 倉菜々子 10”43 2018/11/9 アジア選手権 スピードクライミングとは スピードクライミングは高さ10メートル、または15メートルの壁をどれだけ早く登りきれるかを競う種目。 選手はロープの繋がったハーネスを装着し、あらかじめ決まっており、事前に知らされているホールドを一気に駆け上る。 「スポーツクライミング第1回スピードジャパンカップ」とは 「スポーツクライミング第1回スピードジャパンカップ」とは、スポーツクライミング、スピード競技日本一の選手を決める大会。 2019年1月に行われたボルダリング競技日本一を決める大会「スポーツクライミング第14回ボルダリングジャパンカップ」に引き続き、3月に行われる「スポーツクライミング第32回リードジャパンカップ」とともに2020年に開催される「東京オリンピック」へ向けた「JMSCAオリンピック強化選手」の選考を兼ねる。 大会概要 名称:スポーツクライミング第1回スピードジャパンカップ 主催:公益社団法人日本山岳・スポーツクライミング協会(JMSCA) 後援:公益財団法人日本スポーツ協会/昭島市/昭和飛行機工業株式会社 主管:公益社団法人東京都山岳連盟 企画・運営:SJC2019実行委員会 協賛: KDDI株式会社/三井不動産株式会社/住友商事株式会社/オリエンタルバイオ株式会社/日本航空株式会社/久光製薬株式会社/牛乳石鹼共進社株式会社/キョーリン製薬ホールディングス株式会社/八海醸造株式会社/日新火災海上保険株式会社/ニチハ株式会社オフィシャルマーケティングパートナー:株式会社博報堂DYメディアパートナーズ 期日:2019年2月10日(日) 会場:モリパークアウトドアヴィレッジ スピードクライミングウォール
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snowプロ・スノーボーダー平岡 卓が、DANG SHADESのサポート・アスリートとしてチームへ加入!2019.02.04アイウェア・ブランド「DANG SHADES」(ダン・シェイディーズ)がサポートするプロ・アスリート・チームに、プロ・スノーボーダーの平岡卓の加入が決定!! X-GAMESやUS OPENでの輝かしい戦績に加えて、2014年ソチオリンピック・スノーボード男子ハーフパイプでは銅メダルを獲得した、人気、実力ともに、世界的に見ても現在トップ・レベルにいるプロ・スノーボーダー。 競技中心だったスノーボードのスタイルから、スノーボーダーとしての次のライフ・ステージを目指して、新しい挑戦を続ける彼自身が、スノーボードにおいて大切にしている「自由に楽しむ」というマインドが、DANG SHADESが持つFUNで自由というブランド・コンセプトと共鳴し、今回、新たにチームへ加入する事となった。 既にDANGのチーム・ライダーとして活躍をしているプロ・スノーボーダーの中村貴之、赤田佑弥の2人と共に、新しいDANG SHADESの魅力を拡げ、スノーボーダーはもちろん、スポーツやアクティビティを愛好するユーザーに、良い刺激を与えてくれる、今後の平岡 卓に要注目! DANG SHADES 19-20 / joining TAKU HIRAOKA movie with TAKA and YUYA edit by TAKAYUKI NAKAMURA 平岡 卓 プロフィール: NAME : 平岡 卓 (TAKU HIRAOKA) BIRTH : 1995 /10/29 HOME AREA : NARA BLOOD TYPE : B
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climbXFLAGが、スポーツクライミング・野中生萌選手との所属契約を締結2019.01.23株式会社ミクシィ(東京都渋谷区、代表取締役社長執行役員:木村 弘毅)のXFLAG™ (エックスフラッグ)スタジオは、プロクライマーの野中生萌選手とスポンサー契約締結を発表した。 XFLAGは、ゲーム・スポーツ・アニメ・映画・リアルイベントなど、“アドレナリン全開”のバトルエンターテインメントを展開し、友だちや家族とワイワイ盛り上がれる場所を創出している。 スポーツへの取り組みに関しては、「一人じゃできない熱狂を。」をスローガンに、スポーツの場での熱狂を、もっと気軽に、もっとエキサイティングに、ファンの方々と一緒につくりあげていくことを目的として活動。これまでバスケットボール・Bリーグ「千葉ジェッツ」や、サッカー・Jリーグ「FC東京」といったスポーツチームとのスポンサー契約や、プロスケーターの堀米雄斗選手、競泳女子の松本弥生選手、BMXライダーの内野洋平選手といった、競技を通じて熱狂を生み出し、常に挑戦を続けている個人選手とのスポンサー契約を締結してきた。 「今回スポンサードを行う野中生萌選手は、21歳という若さながら2018年のボルダリングワールドカップで年間優勝という輝かしい成績を収め、いま世界から最も注目を集めているスポーツクライミング選手の1人です。数々の大会でチャレンジを続ける野中生萌選手の活動を、XFLAGは今後サポートしていきます。」と発表。 ■野中生萌選手 2014年にボルダリングワールドカップに日本代表として出場。以降、数々の世界大会に挑み、2018年にはワールドカップの年間チャンピオンを獲得。 ※野中選手はXFLAG所属契約となります。氏名: 野中 生萌(のなか みほう) 生年月日:1997年5月21日生まれ(21歳) 出身地:東京都豊島区 競技歴:12年 主な成績: 2018年 世界ランキング1位 ワールドカップ年間ランキング1位 2位 IFSC クライミング・ワールドカップ (B)ミュンヘン 優勝 IFSC クライミング・ワールドカップ (B) マイリンゲン 優勝 スタジオブロック・マスターズ 2017年 世界ランキング3位 ワールドカップ年間ランキング4位 優勝 China Open 2017 広州 (B) 2位 ワールドゲームズ ヴロツワフ 2位 IFSC クライミング・ワールドカップ (B) ナビムンバイ 2016年 世界ランキング3位 ワールドカップ年間ランキング2位 2位 IFSC クライミング・世界選手権パリ 優勝 IFSC クライミング・ワールドカップ (B) ミュンヘン 優勝 IFSC クライミング・ワールドカップ (B) ナビムンバイ <野中生萌選手のコメント> XFLAGはモンストのイメージが強いですが、最近スポーツにも力を入れているという印象でした。クライミング界において、今までにはない企業とのスポンサー契約で、とても嬉しいです。これから共にスポーツクライミングにどのような影響を与えていけるかがとても楽しみです。 クライミングの良さの1つでもあるエンターテインメント性や面白さを、さらに一緒に伝えることができると思っています。 ■XFLAG™ スタジオ エンターテインメント事業のさらなる発展を図るため、2015年8月、株式会社ミクシィ内にXFLAG™ スタジオを設立しました。XFLAG スタジオでは、“ケタハズレな冒険を。”をスローガンとして、「モンスターストライク」や「ファイトリーグ」を提供するほか、“アドレナリン全開”の、ドキドキワクワクするゲームや映像コンテンツを世界に向けて発信していきます。 "ミクシィ"、"mixi"、mixiロゴ、"XFLAG"、XFLAGロゴ、"モンスターストライク"、"モンスト"、"MONSTER STRIKE"、"ファイトリーグ"、"Fight League" は、株式会社ミクシィの商標または登録商標です。
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surfSHINO MATSUDA WELCOME TO THE H.L.N.A TEAM 20192019.01.22H.L.N.Aは新たにプロサーファー松田詩野をチームに迎え入れたことを発表した。 H.L.N.Aはボードスポーツ界の「FASHION」「MUSIC」「ART」「CULTURE」を「REAL」と「WEB」で「クロスオーバー」させ、独自のフィルターを通して世界観を発信しており、松田にとって力強いサポートを受け、2020年東京五輪を目指すことになる。
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surfASTRODECKジャパンチームの中浦 “JET” 章がショートクリップを公開2019.02.17「ASTRODECKジャパンチームの中浦 “JET” 章がショートクリップを公開した。 独自の感性とスタイルを持ちライディングはもちろん、音楽や映像、ボードデザインやウェットスーツデザインまで手掛ける彼は、日本が誇るエアリストである。常にエアーを意識したデッキポジションにもご注目いただきたい。 Filmed by 中浦“JET”章/DeltaForce/蛸優樹
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othersドイツ生まれの腕時計ブランド「ZIIIRO(ジーロ)」 パルクール、野村大志と新たにスポンサー契約締結!2019.02.16株式会社Xcountry(東京千代田区)は、ドイツ生まれのファッション腕時計ブランド「ZIIIRO(ジーロ)」が、様々な障害物の中で走る・跳ぶ・登るといった動作を駆使するアクロバティックなスポーツ「パルクール」で活躍する野村大志と新たにスポンサー契約を交わしたことを発表した。 「ZIIIRO(ジーロ)」はエクストリームスポーツ祭典の最高峰X-games(アメリカ)で初代チャンピオンにも輝いたプロスラックライナーの木下晴稀と昨年スポンサー契約を交わしており、今回のスポンサー契約で3人目となる。 腕時計ブランド「ZIIIRO(ジーロ)」は時計マーケットのスタートアップとして、今後も日本のスポーツ・カルチャーを推進するアスリートを支援していく予定。 「野村大志 -TAISHI-」 選手紹介 プロフィール 生年月日:1992/8/14 出身地:東京都 競技:パルクール 実績:2016年4月 WFPF Parkour Pro-Am Championship2016(米・ラスベガス)世界大会ファイナリスト パルクールとは まるで現代の忍者!街にある環境を活かして、 人間が本来持つ "強さ" "精神力" "運動能力" を目覚めさせようというトレーニングカルチャー。 パルクールはバランス感覚を鍛える究極のトレーニング方法で、教育 面では本場欧州で学校教育に取り入れられてたり、福祉面では高齢者向けのパルクールレッスンなどがあり、競技面では世界大会も開催されている。 「 木下晴稀 -HARUKI-」 選手紹介 プロフィール 生年月日:2000/3/17 出身地:長野県 競技:スラックライン 実績:WORLD SLACKLINE MASTERS, MÜNCHEN 2016優勝 スラックラインとは 幅5cmほどのベルトの上を、綱渡りのように歩いたり、飛び跳ねたりして楽しむスポーツ。体幹を鍛えながらバランス感覚を養い、全身運動としても最適であることから、女性にも人気がある。スラックラインは、2017年に日本でワールドカップが開催されるなど、近年メディアでも多数取り扱われる人気上昇中の話題のスポーツとなっている。 “時間を楽しむ” 腕時計ブランド、『ZIIIRO(ジーロ)』とは “ユニーク、シンプル、そしてエレガントに。” 3つのコンセプトをもとにデザインされた、ドイツ生まれの『ZIIIRO(ジーロ)』は、柄の変化から時間を読み取ることができる、これまでにないスタイルのファッション腕時計。 時間に追われることが多い私たちの日常に、『ZIIIRO(ジーロ)』は時間を楽しませてくれるアイテムとして、時間との新たなつきあい方を提案する腕時計ブランドだ。 当社は創業以来、世界各国の魅力的な商品やサービスを国内外に発信して、ライフスタイルを豊かにする新たな選択肢を提案し、日本と世界各国を繋ぐことを目指してきた。 国内外で活躍する若手スポーツ選手のサポートを通じて日本と世界各国を繋ぎ、「ZIIIROブランド」の認知拡大のみならず、新感覚スポーツの活性化を支援するとともに、継続的にスポーツ選手支援活動に取り組んでいる。
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surf「史上最長ライドの鍵は”レール使い”にあり」サーフィンライフ3月号発売!2019.02.16春が待ち遠しいこの時期。もう少しすると気温が上昇しはじめ一気にサーフシーズンが到来する。この時期にリリースとなる1冊は、ひと冬のグレードアップ大作戦「史上最長ライドの鍵は"レール使い"にあり」と題し、スピードを付けるため、ターンするため、技をかけるためにも欠かせないレールワークにフォーカスする。 <1> ひと冬のグレードアップ大作戦 史上最長ライドの鍵は"レール使い"にあり サーフボードのレールを使わなければライディングできない。波を横に滑っているとき、すでにレールは使われているのだ。では、そのレール使いをどれほど意識できているのか?意識してレールを使えれば、どれほどサーフィンが変わっていくのか?ロングライディングの要ともなるレールの使い方について、大橋海人と小林直海の両プロからその極意を聞く。 <2> 10 SURFBOARD IMPRESSIONS 気になる乗り味を徹底比較、最新&最注目のサーフボード10本を大澤伸幸プロとモデルのミチ・ウッズがテストライド。1年に1本は手にしたいサーフボード。バラエティ豊かなボードが出揃っているだけに、次のデザインの参考にしてほしい。ボードそれぞれのライディング映像も、サーフィンライフ・オフィシャルホームページで公開される予定。ぜひ雑誌とともに定期的にチェックしてほしい。 <3> GWが10連休だから夢の波を目指す 昨年末に閣議決定され、今年のGWは10連休! 10日も使えるとなると、今まで行けなかった夢の波もサーフトリップ先の候補に入ってくる。だから躊躇せず今年は「いつか行きたかった」旅先へ。夢の波が待つ6つのデスティネーションをピックアップ。 <4> ONとOFFで使い分ける、サーフマインドな最新メガネ 春の訪れが近づき、強い日差しが降り注ぐまでカウントダウンが始まった。目元を守ってくれ、オシャレ・アイテムとしても心強い1本をご紹介。 <5> NO NEWS NO SHOES 毎年パリのファッションウィークで新しい作品を発表する日本を代表するデザイナー三原康裕さん。忙しい合間をぬって訪れたバケーション先はモルディブ。ハイグレードなリゾートを拠点に波を求めた模様をお届けする。 他、ジョエル・チューダーが主宰するダクトテープin海南島の模様や知られざるアフリカのエピックなブレイク、海を愛するガールフレンドなど盛りだくさんの内容だ。 SURFIN'LIFE(サーフィンライフ)3月号 表紙 小林直海 2月9日発売 980円
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snowスノーボーダー美谷島慎ドキュメンタリー『IKIGAI(生き甲斐)』2019.02.15「自分の精神の90%はスノーボードの体験でできている」 「苦しみを乗り越えることで楽しさがある」 「スノーボードが自分に生きる力を与えている」 スノーボード界のレジェンド、トラビス・ライスをも魅了するスノーボーダー美谷島 慎が語った言葉だ。 トラビス・ライスが自身の代表作『THE FOURTH PHASE』の撮影で訪れた長野・白馬で美谷島 慎の生き方、考え方に魅了され、できた美谷島慎のドキュメンタリー『IKIGAI(生き甲斐)』。 ぜひ、スノーボーダー美谷島 慎の生き方に触れて欲しい。
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othersMC-FAtherの俺にマイクを握らせろ!2019.02.11DELIGHTやCONTESTでおなじみ、ダブルダッチのお父さんこと「MC-FAther」にMCとしての経緯やテクニックをインタビューしました。彼が8年間で培ってきたノウハウやポイントをあますところなく話していただきました! MC FATHER 1989年7月31日生まれ。日本体育大学「乱縄」出身。現役時代は「FeAts-G」に所属し、DOUBLE DUTCH DELIGHT JAPAN 2010に出場。卒業後はNPO法人 ZEROに所属。またMC FAtherとしてDOUBLE DUTCH DELIGHT・DOUBLE DUTCH CONTEST WORLDにてMCとして活躍。 俺がみんなに「お父ちゃん」って呼ばれていて、そこから派生してMC-FAtherになっていった まずは最初にMCになるきっかけはどんなことだったんですか? MC-FAther : 俺って人前に出るのは好きなんだけど、極度の緊張しいなんだよね。(笑) けども、教員になりたいっって日体大に入ったこともあったから人前で話すことに慣れておかないとって思っていて、現役の時には小学校の講習会などでの司会進行を当時リーダーだったKO-YA(REG-STYLE)に変わってやらせて貰っていたんだ。 それから徐々に人前で喋るのが楽しくなって、イベントやサークル全体の講習会のMCも自分から率先してMCするようになって、サークル内でもMCキャラが定着していった感じかな。 MC-FAtherはどうやって名付けられたんですか? MC-FAther : もともと俺がみんなに「お父ちゃん」って呼ばれていて、そこから派生してMC-FAtherになっていったかな。(笑) 大学の友達にダンスサークルの友人もいたり、サークル以外でも色んな繋がりがあったから俺がMCやってるってこと知ってくれてる人が増えてきて、MCの依頼貰えるようになったりもしたね。 そこから本格的にMCをしていこうと思ったのはいつ頃なんですか? MC-FAther : 「MCでやっていきたい!」って強く思ったのは、Red Bullの「Red Bull Racing Can」っていうイベントと色々なストリートパフォーマンスを融合した「4 TUNE GAME」。 この2つのイベントで真剣にMCを仕事にしたいと考えるようになったかな。 Red BullのイベントもTOKYO creatistのウッチーさんがたまたまMCを探してて、ダンスサークルの友達が俺に声かけてくれて繋がったイベントなんだよ。ほんとにこのイベントでは良い経験させて貰った。それからは仕事としてMCを意識するようになって、いろんなイベントで場数踏んで経験と知識を増やしていった感じだね。 そしてついにDOUBLE DUTCH DELIGHTにMCとして登場するようになりましたね。 MC-FAther : 引退してから1年してDELIGHTのMCの依頼が来たんだよ。 その時、OVER THUMPZの千野さんからかかってきた電話、今でも鮮明に覚えてる。「ヒロタカ、DELIGHT EASTのMCいける?」って。セブンイレブンで買い物してるときだったんだけど。ついにきた!って。ダブルダッチをはじめて6年目。不安で怖かったけど、それ以上に嬉しかった。やっぱり常にデライトは意識していたからね。 そこからMCとしての知名度も上がったのでは? MC-FAther : そうだね。俺がMCをしていることについて徐々に知っていることが増えてきて、イベントの話を振ってくれたり、ついにはダブルダッチコンテストのMCまでやるようになるなんて。そうやってMCとして見てくれてる人が沢山いたから、今のところまでやれてきたんだなと思う。 MCにおいて重要な5つのポイント 現在、MCとして8年目になりますが、その中で培ってきたMC-FAtherとしてのノウハウやポイントを教えていただけますか? MC-FAther : 俺のMCのストロングポイントは5つあると思ってる。それらがすべて正解ではないけれど、これからMCを目指している人やMCに対して興味持ってる人に何かプラスになればいいなと思ってるかな。 1.「雰囲気を感じる能力」 1つめが「雰囲気を感じる能力」。ダブルダッチデライトなどの規模の大きい大会や小さいクラブイベントもそうだけど、会場の大きさ関係なくお客さんの雰囲気を感じる能力は大事だと思ってる。 例えば、MCってマイクを持ってお客さんに語りかけて進行させていくっていうのも大事なんだけど、そうするとラジオみたいに相手のレスポンスを待たずにペラペラしゃべっていく感じになっちゃうから、大会の暗い中でも、常に表情だったり相づちとかの無言のレスポンスを受け取るイメージでMCしてるかな。けども声を出してお互いに会話するわけではないから、お客さんから無言の圧力を感じている。 その中でさっきのようなレスポンスを返してくれる時には、その反応で「今のは伝わっているな」「伝わっていないからもう少し話題を変えてみよう」みたいな感覚で雰囲気をとらえながら話してる。 言ってしまえば、ダブルダッチも同じだと俺は思っていて、パフォーマンスも自分たちだけでやるものではなくて、お客さんに対して表現することでその反応が返ってくる。これがMCと共通して、一方的な感情・会話の送信じゃなくて、お互いに相互受信してレスポンスするような感覚を常に意識してパフォーマンスする。だから俺はこの部分はすごく大事にしてる。 2.「キャラクター性の確立」 2つめは「キャラクター性の確立」。キャラクターを確立することでイベントで覚えてもらいやすいし、お客さんとの距離も測りやすくなる重要なツール。これはまず「覚えてもらう」ということに重点を置いてるかな。インパクトを残せば、覚えてもらいやすいし、MCもスームズになるからね。 例えば「MC-FAther」は、みんなのお父ちゃん的なポジションと思っていて、みんなのことを応援してたり、叱ったりそんなキャラクター性があるんだよね。 MCっていうのは、大会・イベントをコントロールするためにお客さんの気持ちを掴まないといけないから、タイトルコール・自己紹介して、お客さんに俺はこういう人間だよっていうのをさらけ出して、まず知ってもらうことから始めるんだよね。 知らない人のMCとかだと、後ろで壁に寄っかかって腕組んで、「ああ、この人MCなんだ」だけで終わってしまう。たとえ良いこと言ったとしても、その人の心に入らないんだよね。だから自分を最初からさらけ出して受け入れてもらうことを意識してる。 結局何をやるにしても、人前やステージ立ってから繕っても、見ている人には絶対にばれるから、そのまんまの自分を出せるようにすることが一番大事。だから、まず最初に自分を知るところから始めて欲しい。自分が何が好きで、何が嫌いとか細かく調べる。 俺、アクロも好きだけど、縄も好きだし、ダンスも好き。だけどその中でもどういうのが好きなんだろうとか。そうじゃないと自分が本当にやりたいことや本質の部分が見えないと思うんだよね。 けど、キャラクター性も場面に合わせてうまく使い分けていることもあるかな。 俺の場合、DELIGHTのMCもやるし、DDSとか結婚式の二次会のMCもやるし、前は教員の人に向けて講演会もやったりするんだけど、社会人の方に向けての講演会で、DELIGHTみたいなMCやったら引いちゃうじゃん。逆にそれが原因で壁作ったりするから、そこは雰囲気・場面に合わせてMCする。そこから壁なくなったかなって時に、ちょいちょい小出しでMC-FAther出していったりする。(笑) 3.「クオリティの高い声質」 3つめは「クオリティの高い声質」だね。MCって声の高さやトーン、滑舌とかの色々要素が絡み合って、それがそのままお客さんのテンションに直結しちゃうわけなんだよね。 例えば声が気持ち悪かったり、滑舌が悪かったりしたら、お客さんも盛り上がらない。そうしたらその大会・イベントが盛り上がらない大会になってしまう。そのくらい重要な部分が声質だと思ってる。 俺、サークルのイベントでMCやってた時とか、DELIGHTの3、4回目ぐらいの時、自分の声本当に嫌いで、聞きたくない時があったんだよね。まぁ、自分の声はほとんどの人がキライって言うけど。 これをどうやって改善してきたかというと、地道にMCしながらトーン・抑揚・速さを意識しながらやってきた。そもそも急激に上手になることはないと思う。歌うのと一緒の感じかな。俺の場合、鼻炎持ちだから、鼻つまってるような舌足らずのような甲高めの声になっちゃうんだよね。それをYouTubeに載っている映像とかで確認しながら、さらに調整して狙っている声質に合わせていく。よく大会の動画を学生の子がアップしてたりするじゃん。そこにMC-FAtherの声も大抵入ってるんだよね。それを聞きながらイメージしたりしてる。正直、自分で聞いていてもわからないからね。 4.「タイムマネジメント」 4つめは「タイムマネジメント」。大会やイベントって分刻みなスケジュールで運営してるから、今、何分遅れて、何分巻いててっていうのは把握しながら進行しなきゃならない。そういう部分も頭にいれながら大会・イベントをコントロールする。 MCって必ず話さないといけないこと、やらないといけないことは必ずある。それは問答無用で進行しなければならい。けども音源や進行のトラブルが起きて10分遅れていたとしても、チームのコメントやスポンサー様の紹介なしでとか絶対できないわけじゃん。 そこは通常通りに紹介して、違う部分で時間を縮めたりするようしてる。例えばパフォーマンス終わった後のコメントや1部・2部の間の諸注意事項を早口にしたりとか。最初はそれして大丈夫かなって思ってたんだけど、お客さんから、あれで大丈夫だよって。(笑) けども、やはり大会を円滑かつ、お客さんのテンションを維持することで大会自体の満足度も高くなると思ってる。MCやってる上で時間を守るっていうのは、お客さんと運営側からしたら安心できるし、この部分に対してMCの重要性は高いかなと俺は思ってる。 ちなみにタイムキーピングとかのテクニックだったらニュースのアナウンサー見た方が良いと思う!毎日、30秒や1分の尺を使って話して、また明日みたいな。 5.「ワードのボキャブラリー」 最後の5つめに「ワードのボキャブラリー」。場面において、キラーワードや雰囲気に合わせた言葉が出てくるのはMCとしての重要なテクニック。 例えば、イベントなどで一言印象に残る言葉を出すだけでインパクトを残せるし、お客さんとの会話も繋ぎやすい。一緒にDDCWでMCをしたMIKIさんやDELIGHT JAPANのTOMOさんは雰囲気に合わせてポンと言葉が出ててきたり、ズドンとキラーワードはとばしたり、すごい幅が広いんだよね。 けど、これって諸刃の剣のようなもので、言い方やタイミングがものすごく大事で、はずしたらお客さんはなんだそれってなっちゃう。けどあの人達ははずさない。(笑) これって経験値もあると思うけど、俺の場合は映画見たり小説読んだりテレビ見たりとして、ああ、こういう返し方あるんだなって。最近海外のドラマを見たりするんだけど、海外のドラマの言い回しってすごいおしゃれなんだよね。それ以外にもニュースも見て、その時にしか出てこない時事ワードとかピックアップしてる。 MC-FAther : まとめると、1に「雰囲気を感じる能力」、2に「キャラクター性の確立」、3に「クオリティの高い声質」、4に「タイムマネジメント」、5「ワードのボキャブラリー」。 これらを押さえられれば、MCとしてものすごく技量が伸びると思う。 けど、結局大事なのは最初に言ったけど、その場の雰囲気をどうコントロールするかだから、一番大事なのはテンションかな。(笑) テンション上げたらお客さんもテンション上がるし、ここ落ち着かせるタイミングって場合だったら声の抑揚やトーンだったりを落としたら、お客さんも落ち着かせられる。正直、テンション次第で大会を盛り上げるかぶち壊すかできると思ってる。 MCじゃなくても人生の経験として色々やってみることは大事 最後になりますがMCに挑戦したい人や興味を持っている人に一言頂けないでしょうか? MC-FAther : 細かいこと考えずにやってみて欲しい! 結局、MCもダブルダッチのパフォーマンスするってことも「人前に立って何かをやる」・「人に何かを伝える」って面では同じだと思う。人前で喋るの苦手な人って結構居ると思うんだけど、ダブルダッチしているなら人前でパフォーマンスしてるじゃんって感じ。(笑)それだったらダブルダッチと一緒で堂々とやればいいじゃないと思ってる! もちろん細かいやり方は人それぞれだけど、どれが正解でどれが間違いとか選択するのは全部自分次第。だから少しでも興味のある人はダブルダッチと一緒で挑戦してみて欲しいな。 確かにステージの上で人前に立つという部分は一緒ですね。 MC-FAther : だからこそステージに立つ以上は自分を磨いていかなければいけないって常に思っている。 舞台の上では、その人の人間性だったり性格が結構浮き彫りになるからね。 俺の場合は選手より舞台に立ってる時間が多い分なおさら感じてるかな。 それ以外にもMCなる人に挑戦して欲しいこととかありますか? MC-FAther : あと、いろんな場所に出向いて世の中に何があるのかを知って欲しい。 ダブルダッチの世界だけじゃなく、他ジャンルのイベントに行っていろんなカルチャーの人たちと絡んで「こういう見せ方もあるんだ」って勉強するのもすごく大事。 俺はそういうカルチャー部分を色々勉強して経験していったら、MCやるのもすごく楽しくなったかな。知識も増えるし、こういうときこんな言葉を使えば良いんだって思うことも沢山あるからね。 MCじゃなくても人生の経験として色々やってみることは大事だよ。 (笑) 確かに何でも経験することで自分にインプットされて、成長していきますよね。 MC-FAther : 上手い下手関係なく、見たこと聞いたこと、面白そうなこと、とりあえずやってみようって感じ。その精神が大事。 ここだけの話、今のダブルダッチシーンの中でのMCのポジションは頑張ろうと思えば挑戦する機会が沢山あると思う。俺の食い扶持が無くなるのは困るけど。(笑) けども、学生の時にMCポジションを作りたいと思って動き出したのも俺なんだよね。だから後輩のMCが育って欲しいって思うのも事実なんだ。絶対負けたくないけどね。(笑) 今後はダブルダッチシーンにとって、どんなMCの展望がありますか? MC-FAther : MCでも俺には俺の見せ方がある。ダブルダッチでもダンサーでもそうだけど、色々な武器や個性を持ってるMCがさらに出てくれば、きっとダブルダッチシーンも盛り上がると思う。将来的にダブルダッチにおいてMCのコミュニティーも出来てきたら嬉しいな! MC-FAtherのインタビューはどうでしたでしょうか?現在、全国で大学生NO.1を決める大会「DOUBLE DUTCH DELIGHT」の予選が始まっています!学生の熱い気持ちが入ったパフォーマンスとともに各地方大会のMCのトークパフォーマンスにも耳をを傾けてはいかがでしょうか?新たな発見やMCの見方が変わるかもしれないです! (構成・撮影・デザイン:井上 明徳) 提供:ダブルダッチマン
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