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others業界をリードする5名が語る!「スポーツ×メタバース」による新たな熱狂。2023.02.072022年2月2日(木)に「Japan Empowerment Summit 2023 presented by Metaverse Japan」が渋谷ストリーム ホールにて開催された。本サミットは日本がデジタル経済圏の新たなフロンティアに乗り出す第1歩として、WEB3時代に向けた「地方創生 × メタバース」の未来と課題を議論し学ぶため、一般社団法人Metaverse Japanによって主催されたサミットである。 特にコロナウィルス感染拡大の影響で大きな打撃を受けてきたスポーツ業界は、オンライン上での新たな体験の提供を可能とするメタバースの活用も注目を集めている。今回は本サミット内にて行われた「スポーツ×メタバースによるスポーツの新たな熱狂」のセッションに関してのレポートをお届け。 このセッションでは、琉球アスティーダスポーツクラブ株式会社 代表取締役の早川周作さん、「Red Bull Air Race」でもおなじみのエアレース・パイロット 室屋義秀さん、広島テレビ放送株式会社 DX事業推進室 新規事業プロデューサーの佐藤晃司さん、東京大学 生産技術研究所特任教授 建築家の豊田啓介さん、そして一般社団法人渋谷未来デザイン 理事・事務局長の長田 新子さんの5名が登壇し、「スポーツ×メタバース」によるスポーツの新たな可能性について議論を交わした。(※早川氏はZoomによるオンライン出席) スポーツ業界において「メタバース」の活用 早川周作さん(スクリーン上に投影) 現在は琉球アスティーダスポーツクラブ株式会社という、プロスポーツチーム運営会社の代表取締役を務める早川周作さんは以下のように語った。 早川周作:「今、プロのスポーツリーグで『1部リーグに参加するには 5,000名規模以上の会場(アリーナ)を作らなければいけない』といった規制を始めており、これは時代に逆行していると思っています。今後はお客様がリアルのスポーツの会場にいらっしゃることに加えて、VRやメタバースという媒体で熱狂を伝えられる技術が、これからも益々出てくると思っています。無駄な建物を作らず、そこに対してWEB3やトークン、メタバースを活用するといった形式に変わっていくと思っています。」 佐藤晃司さん メタバース空間でアバターとなったファン同士がコミュニケーションを取り、広島東洋カープを応援する、カープファン倶楽部会員向けファンコミュニティアプリ「メタカープ」のプロデュースを行う佐藤晃司さんは、 「広島東洋カープは広島県内で熱狂的なファンが多くいます。現地のスタジアムに行って応援することがやはりスポーツの一番の良さだと思いますが、メタバース空間の中でファン同士が交流することで、カープに接する機会が広がっていくとより深いファンが出来たり、違ったコミュニティができることにはこれから期待できると思っています。」と、スポーツ業界においてメタバース技術の可能性を見出した。 豊田啓介さん 東京大学 生産技術研究所特任教授を務める豊田啓介さんは、バーチャルとリアルの体験の差を埋めてくために、下記のように語った。 豊田啓介:「バーチャルとリアルの差を埋めていくためには、現実に存在するものを再現し皆の記憶にある物語を共有することが大切だと思っています。人間の興奮はその場で新しく得た情報ばかりじゃなく、そもそも持っている体験をどう中から呼び出すかだと思っています。なので、リアルで体験した記憶をクリアに生み出す、逆にバーチャルの中で皆が共有している体験もARに呼び出すなど、その世界を越えたことで興奮や『共通の物語』が浸透して引き出せるのではないかと思っています。」 スポーツ×メタバースの相性の良さ スポーツ業界においてメタバースの技術を活用した取り組みが進む中、スポーツ施設やスポーツチームとメタバースが連動する相性の良さを、豊田啓介さんは下記のように語る。 豊田啓介:「バーチャルの世界って凄く便利でどこにでもアクセスできる利点があります。ですが時間・場所的にいくらでもズレも作れるのでシンクロした瞬間を作りにくいんです。例えば広島の球場はファンの間でもストーリを共有しているので、シンボル性は強いと思っています。スポーツチームやスタジアムなど、シンボルとなるものがあらかじめ存在している事は、リアルでの体験が共有でき、デバイス化ができるため物凄く相性が良いと思っています。」 佐藤晃司さんも続けて、「スポーツ施設・チームがバーチャルと相性が良いという事は理解していて、それが今は上手くいっています。今後バーチャルと連動してリアルの部分でも上手くやっていくには、メタバース空間で応援してくれている人たちが、バルーン風船を飛ばしたらリアルのスタジアムでも風船が飛ぶなど、インタラクティブな動きも取り入れていきたいと思っています。」と、リアルと連動した新たなビジョンも語った。 室谷義秀さん エアレース・パイロットとして活躍し、アスリート目線としてセッションに参加した室谷義秀さんも、「世界各国でパイロットがいる中でバーチャルの技術と融合させ、世界中でお客さんがデジタルの中でミックスされた映像の観戦ができないか考えていました。今はこのような技術が出来てきたことによって、そういったものも可能なんじゃないかなって思っています。パイロットはしっかりとレーニングして準備をしているので、場所の制限がなくなれば非常に面白いなと思いました!」 と、今後のビジョンを語り、このセッションを締めくくった。 開催概要 名称: Japan Empowerment Summit 2023 presented by Metaverse Japan主催: 一般社団法人Metaverse Japan特別協力:東急株式会社会場: 渋谷ストリーム ホール
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skate「スケートボード・ストリート世界選手権2022」男子は弱冠12歳の小野寺吟雲が、女子は東京五輪金メダリストの西矢椛が共に3位入賞で日本人最高位2023.02.06「スケートボード・ストリート世界選手権2022」がアラブ首長国連邦のシャルジャにて、2023年1月29日(日)~2月5日(日)の8日間に渡り開催された。男子はオーレリアン・ジロー(フランス)、女子はライッサ・レアウ(ブラジル)が優勝した。なお日本人最高位は小野寺吟雲が男子で3位入賞、西矢椛が女子で同じく3位入賞となった。 大会リポート 2022年シーズン最終戦で世界チャンピオンを決める「スケートボード・ストリート世界選手権」の決勝が大会最終日の2月5日に行われた。本来2022年秋にブラジルで予定されていた今大会は時期と会場を変更してアラブ首長国連邦のシャルジャでの開催となった。 世界中から270名以上の選手が今大会に参加。決勝ではその中から予選、準決勝と勝ち上がった男女8名によって争われ、日本代表メンバーからは男子カテゴリーに小野寺吟雲と白井空良の2名が、女子カテゴリーでは赤間凛音・西矢椛・中山楓奈の3名が決勝進出を果たした。 なお決勝ではストリートは45秒間の自由演技「ラン」2本と、一発の技の難易度と完成度を競う「ベストトリック」5本の計7本を行い、このうち高得点の3本の合計で競われる。 女子決勝 女子決勝では、日本人選手勢は西矢椛が253.30ptで3位、赤間凛音が251.91ptで4位、中山楓奈が240.79ptで5位となった。今回優勝したライッサ・レアウ(ブラジル)はラン2本目でのミスやベストトリックでもミスがあったものの、ベストトリック1本目の「キックフリップ・フロントサイド・ボードスライド」で85.04pt、そしてベストトリック3本目で「キックフリップ・バックサイド・リップスライド」で87.22ptと高得点を叩き出し、ラン1本目の83.32ptに加えて合計255.53ptと得点をまとめてベストトリック3本目終了時に暫定1位に。 優勝候補として注目されていた西矢椛もベストトリック3本目終了時では優勝圏内で、レアウの得点を塗り替えるチャンスはあったが4本目と5本目ではトリックをメイクできず3位となり、惜しくもレアウに世界チャンピオンの座、そしてクロエ・コベル(オーストラリア)に準優勝を譲る形となった。 男子決勝 男子決勝では日本人選手勢は小野寺吟雲が263.04ptで3位、白井空良が155.78ptで8位となった。今大会では世界選手権初出場で弱冠12歳の小野寺吟雲が大活躍。準決勝1位で通過した小野寺は自身の持ち味の「フロントサイド・ブラントスライド」を派生させた高難度トリックで安定した点数をマークし3位の座を獲得した。 白井空良はランでミスがあり、ラン終了時には64.63ptとビハインド。ベストトリックでは1本目に「キャバレル・バックサイド・テールスライド・ビックスピンアウト」をメイクし91.18ptと高得点を叩き出したが、その後優勝するために必要な更なる高難度トリックに挑戦するもメイクならず惜しくも8位という結果となった。 そして今回世界チャンピオンの座を掴み取ったのは、ベストトリック2本目で「ハードフリップ・バックサイド180」をメイクし今大会で最高得点である93.36ptを叩き出したオーレリアン・ジロー(フランス)。ラン終了時では84.49ptで暫定5位だったが、最高得点となったベストトリック2本目に加えて、4本目にメイクした「キックフリップ・バックサイド360」が91.48ptと決勝点となり見事世界選手権初優勝を果たした。試合後のインタビューでジローは、「今までに感じたことがないくらい嬉しいです。本当に最高なスケーターたちが世界中から集まってきて、彼らも世界チャンピオンという座を狙って一生懸命練習しこの大会に挑んでいます。そんな大会で優勝できた自分を誇りに思うし、この最高な瞬間を家族や友達と過ごしたいです。」と話した。 また、強さの秘訣について聞かれると「僕はただスケボーに人生をかけてこの瞬間のためにとにかくたくさん練習してきただけですし、いつもスケボーを楽しんでいます。今回もこの大会に参加できたことが嬉しいですし感謝しかないです。」と答え、最後にオリンピックを目指す若いスケーターたちに対してアドバイスを聞かれると「とにかくスケボーを楽しむことが一番大事」と伝えた。 大会結果 <男⼦>優勝 オーレリアン・ジロー / フランス準優勝 グスタボ・リベイロ / ポルトガル第3位 小野寺 吟雲 (おのでら・ぎんう) / 日本第4位 ケルビン・ホフラー / ブラジル第5位 リヒャルト・トゥリー / スロバキア第6位 ジャガー・イートン / アメリカ合衆国第7位 クリス・ジョスリン / アメリカ合衆国第8位 白井 空良 (しらい・そら) / 日本 <⼥⼦>優勝 ライッサ・レアウ / ブラジル準優勝 クロエ・コベル / オーストラリア第3位 西矢 椛 (にしや・もみじ) / 日本第4位 赤間 凛音 (あかま・りず) / 日本第5位 中山 楓奈 (なかやま・ふうな) / 日本第6位 ガブリエラ・マゼット / ブラジル第7位 ペイジ・ハイン / アメリカ合衆国第8位 パメラ・ローザ / ブラジル 大会概要 ⼤会名称 : 「World Skate World Championship Street Skateboarding」開催期間 : 2022年1月29日(日)~2月5日(日)- 8日間 -※詳細は公式HPをご覧ください。大会会場:アラブ首長国連邦・シャルジャ主催: World Skate
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surfNSAが「2023年 サーフィン強化指定選手」を発表2023.02.03NSA(一般社団法人日本サーフィン連盟)では、世界の強豪と戦う日本を代表する選手を選出するため、一般社団法人日本プロサーフィン連盟(以下 JPSA)と協議の上、2023年強化指定選手78名を選出した。 強化指定選手は強化合宿等を通じてサーフィンの技術向上、日頃の感謝や社会規範の遵守など、日本を代表する選手としての心得を学び、文武両道で日々精進していく。 2023年 強化指定選手選考基準 〈目的〉オリンピックのメダル獲得を目標に、ISA世界大会やWSLなど国内・国外で活躍が期待できる日本人選手を選抜する。強化指定選手は競技力向上と共に人間力の向上も育成する事を前提とする。22年〜24年の強化指定選手、特定強化指定選手の選考は、2024パリ五輪会場であるタヒチの波へ適合性のある選手を特別選考枠として追加し強化を実施する。2028ロサンゼルス・オリンピックに向けた選手育成も同軸で行い、2028年の年齢に適したジュニア選手育成のための選考枠を拡大し強化を実施する。尚、強化指定選手の選考基準は、第一にオリンピック選手の最終選考とそれに対する育成を目的とするため、オリンピック終了後は強化指定選手枠を拡大し、4年後のオリンピックに向け選手枠の縮小を進めていく。 <2023 強化指定選手、ジュニア強化指定選手選考基準> ●シニア枠 ①NSA メンクラス・ウィメンクラスランキング上位2名 ②WSL2022 日本人ワールドランキング上位8名(男女) 但し、日本国籍を有し、NSA 及び JOC の規定に準じるCT選手は強化指定選手としていつでも追加し選抜することができる。 ③JPSA 日本ランキング上位4名(男女)④強化部推薦 2024 オリンピック パリ大会(タヒチ)の波に適した選手 ⑤2020 東京オリンピック出場選手 ※ISA世界選手権代表はナショナルチーム期間として登録年(参加年)より2年間、強化指定選手として更新することができる。 ※WSLのランキングやスケジュール、怪我などの変更事由に伴い、CS参戦メンバーに加わった場合、強化指定選手としていつでも追加し選抜することが出来る。 ●ジュニア枠 - U18・U18G・U16・U16G ①NSA ジュニアクラスランキング上位8名 ②NSA ボーイズクラスランキング上位8名 ③NSA キッズクラスランキング上位8名 ④NSA ガールズクラスランキング上位8名 ⑤強化部推薦 2024・28 オリンピック パリフランス大会(タヒチ)・ロサンゼルス大会の波に適した選手 ⑥強化部推薦 U16 の選手で海外またはプロで活躍する選手を選考することができる。 ※各ジュニア以下のクラスで対象年齢者が 8 名以下の場合、NSAランキングより翌年のU18・U16対象クラスに分け計8名をランキングより追加選抜する場合がある。 ※ISA世界ジュニア選手権代表・補欠選手はナショナルチーム育成期間として登録年(参加年)と翌年の2年間を強化指定選手として更新する。 ●その他 ※ジュニア・ガールズクラスの強化指定選手選考者で、シニアクラスに上がる選手はシニアクラスの強化指定選手とする。 2023年 強化指定選手ランク選考基準 A指定 下記の成績評価基準のいずれかを満たし、次期世界大会において4位以上の成績を収める可能性が高いと認められる選手。 ①前年度におけるNSA主催大会で1位の成績を2回以上収め、かつ最終ランキング1位である選手。②ISA世界選手権代表選手(男女6名)※2023世界選手権代表選手から適用 ③ISA世界ジュニア選手権決勝進出者(メダル獲得者) ④前年度WSL-CSランキング日本人上位3名またはランキング50位以内 ➄CT選手 ⑥東京2020オリンピック出場選手 ⑦日本で最高位を収める可能性が高いと認められる選手。 B指定下記の成績評価基準のいずれかを満たし、次期世界大会において好成績を収める可能性が高いと認められる選手。 ①ISA世界ジュニア選手権代表選手 ②A指定以外のWSLランキングから選考された選手③JPSAグランドチャンピオン ④強化コーチ推薦者(世界大会を基準に活動している選手) ⑤日本で最高位を収める可能性が高いと認められる選手。 C指定 次期世界大会において、好成績を収める可能性が高いと各部が認める選手。 ①A、B指定以外の選手 ②ISA世界選手権・世界ジュニア選手権補欠選手 ③NSAジュニアオープン優勝者、かつ、ISA世界ジュニア選手権代表に決定した選手。JAPAN OPEN優勝、かつ、ISA世界選手権代表に決定した選手 ④2022年特定強化指定選手 ※ISA世界マスター選手権大会の代表選手は、派遣決定後C指定選手として指定する。 J指定(前頁と同内容) ●ジュニア枠 - U18・U18G・U16・U16G ①NSA ジュニアクラスランキング上位8名 ②NSA ボーイズクラスランキング上位8名 ③NSA キッズクラスランキング上位8名 ④NSA ガールズクラスランキング上位8名 ⑤強化部推薦 2024・28 オリンピック パリフランス大会(タヒチ)・ロサンゼルス大会の波に適した選手 ⑥強化部推薦 U16 の選手で海外またはプロで活躍する選手を選考することができる。
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others「デサント」ブランドが新レーベルウェア&次世代アスリートによる「MOVESPORT UNIT」発足を発表2023.01.19スポーツ用品ブランドである、「デサント」は、展開している人気シリーズ「MOVESPORT(ムーブスポーツ)」を若者に向けた新たなコンセプト「日常をもっとスポーツのように。」を基に、ニューレーベルとしての展開をスタートすること、そして次世代アスリートたちによる「MOVESPORT UNIT」の発足会見を1月19日、東京・渋谷ストリームにて行った。 MOVESPORT UNITのメンバーには、昨年のX Games Chiba / Skateboard Vert にて銀メダルを獲得した芝田モトや、BMXフリースタイルの大和 晴彦、BMXレースの早川 優衣をはじめ、スポーツクライミングからは楢崎 明智、久米 乃ノ華、更にはTOKIOインカラミ スケート部(フィギュアスケート)の渡辺倫果、中田 璃士、中井 亜美、の計8名がMOVESPORTのウェアを着用し、トークショーや、スケートボード&BMXによるパフォーマンスを披露した。 芝田選手・大和選手によるパフォーマンス 芝田 モト 会見に出席した芝田モト選手は「実際にMOVESPORTのPR動画を撮影した時にウェアを着たんですが、とても軽くて動きやすかったです。実際にスケートボードをしていると汗もかいてくるのですが、速乾性が高く動きやすいウェアになっています。」と、製品の機能性の高さをアピールした。 また、今年の5月に再び開催されるX Games Chiba 2023に関しても「X Gamesが日本で開催されるという事はこのスポーツが人気になってきてるという事で、とても凄いことだと思います。今年もいつもと変わらず、自分のやりたい技や見せ方を出し切りたいと思っていますし、新しい事にも挑戦しています。去年は銀メダルで終わったので、今年はその上に行けるように意識してやっていきたいです。」と、金メダルを目標に掲げた。 楢崎 明智 またスポーツクライミングの楢崎 明智は、来月に開催されるボルダージャパンカップ2023に関してもコメントし、「僕は国内の選考大会があまり得意ではなく、1年間が決まってしまう大会ではプレッシャーがあって、あまりいい動きが出来たことがないので、もちろん目標は優勝ですが今年は楽しんで自分の存在感やスタイルを見せられたらいいなと思います。」と語った。 大和 晴彦 BMXフリースタイルの大和 晴彦も「MOVESPORTと一緒にこのレーベルを盛り上げていきたいです。BMXでジャージを履くことはあまりないですが、MOVESPORTは丈夫な生地で履き心地も良く、とても新鮮です。これからはカッコいいBMXのアパレルも提案して、一緒に作って行けたら面白いと思います。」とコメントを残した。 そして、今後開催されるJapan Cupや全日本選手権に関しても、「1位を獲るっていう事はもちろんですが、大会に出る時はいつも意識していることで『俺が来たぞ!』っていう自分の存在感をアピールするような、自分をどれだけ宣伝できるか、なども考えながら取り組んでいけたら良いなと思います。」と、新たな展望も語った。
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climbB-PUMP が打ち出すナンバーシリーズ「THE 18 Vol.3 」が再び開催!2023.01.172023年2月18日(土)にB-PUMP OGIKUBOにて、“世界で活躍するクライマー育成” を図るトレーニングキャンプ「 THE 18 - TO THE NEXT LEVEL - Vol.3 Supported by adidasTERREX 」が開催される。 コンペティション方式の “シミュレーション” や “栄養学講座”、さらに スペシャルゲストとしてヤンヤ・ガンブレット選手を交えてのトークセッションなど新たな内容を組み込んでの開催となった第2回。 第3回目の開催となる今回のキャンプでは前回に引き続き、ヤンヤ・ガンブレット選手のコーチを務める、ロマン・クライニク氏、フィジカルトレーナー 竹口正範氏も参加し、それぞれの分野・アプローチで “世界で活躍するクライマー育成” を図る。 さらに第1回でも参加された安井博史氏より、保護者に対して、ユース C からジュニアまで『選手との接し方』を中心とした講義を実施。選手のみならず保護者の方にも『選手を支えるパートナー』としての考え方を訴求する。 また、優秀選手に贈られる「THE 18 SPECIAL PASSPORT」。全国の協力ジムが無料で使用できるこのパスポートは現在では北海道・沖縄含めた『31都府県 80店舗』が使用可能となった。 世界と戦うクライマー・その環境育成を目的としたこのキャンプ 第3回目の開催にも目が離せない。 尚、1月18日(水)18:00より募集がスタート!B-PUMP OGIKUBO HPからご応募いただけます。 詳細は関連リンクよりご確認下さい。 開催概要 タイトル :THE 18 - TO THE NEXT LEVEL - Supported by adidasTERREX 日 程 :2023年2月18日(土) 会 場 :B-PUMP OGIKUBO 東京都杉並区上荻 1-10-12-3F 対 象 :ジュニア(一部)/ ユース A・B・C カテゴリ( 2023 年 3 月 31 日の時点で 12 歳以上~18 歳以下 ) に所属し、下記事務局が選定するコンペティションへ出場経験のある男女 30 名予定※書類選考あり - 対象コンペティション ・ボルダリングジャパンカップ ・リードジャパンカップ ・ボルダリングユース日本選手権 ・リードユース日本選手権 ・JOC ジュニアオリンピックカップ ・ユースフューチャーカップ 募 集 :B-PUMP OFFICIAL HP 募集期間 2023 年 1 月 18 日 ( 水 ) 18:00 ~ 2023 年 1 月 25 日 ( 水 ) 23:59 まで参加費 :無 料 参加特典 :THE 18 オリジナル T シャツ 事務局が選定した優秀選手には協力ジムが無料使用可能となる「THE 18 SPECIAL PASSPORT」を贈呈 主 催 :株式会社 8611 協 賛 : adidas TERREX 協 力 : AlphaTheta 株式会社 / R-Athlete Food Service 制 作 :株式会社 ニューオールディーズ 講師プロフィール 宮澤 克明 / Katsuaki Miyazawa 1985年生まれ。宮城県出身。国内最大級のクライミングジム系列店「PUMP」を運営する。有限会社フロンティアスピリッツにて事業部長を務め、2020年に株式会社8611を設立。世界中から著名クライマーや代表チームが集う「B-PUMP OGIKUBO」の課題を手掛けるその腕には定評があり、最近では日本代表選手をはじめとする、多くのクライマーのコーチングも行う“CLIMBING DIRECTOR”であり本トレーニングキャンプのヘッドコーチを務める。 竹口 正範/ Masanori Takeguchi 1982年生まれ。北海道出身。フィジカルトレーナー(株式会社Higher代表取締役)。 表参道にてパーソナルトレーニングジム『Higher』を運営しており、世界で活躍するトップアスリートから一般のスポーツ愛好家まで、目標に向かって挑戦する全ての方を対象にパフォーマンスアップのサポートをしている。クライアントはスポーツクライミング日本代表の野中生萌選手をはじめ、長友佑都選手(サッカー日本代表)や鈴木誠也選手(メジャーリーガー)など、オリンピックメダリストや日本代表アスリートを含む多数。 ROMAN KRAJNIK / ロマン・クライニク 1975 年生まれ。スロベニア出身。プロクライミングコーチ。長年に渡り、数多くのトップクライマーのコーチ、代表チームヘッドコーチを務める。2018年にオーストリア代表チームのヘッドコーチに就任。自国開催の世界選手権 2018で3つの金メダルの獲得と手腕を発揮した。その後、2019年からJanja Garnbret選手のコーチを務め、東京オリンピックでの金メダル獲得に大きく貢献した。 安井 博史 / Hiroshi Yasui 1974年生まれ。鳥取県出身。公益社団法人日本山岳・スポーツクライミング協会所属。2002年4月、由良育英高等学校(現鳥取県立鳥取中央育英高等学校)に山岳部を創設し、翌年から鳥取県山岳協会国体強化部長として、山岳競技の普及と競技力向上に務め、国体で5度の優勝をさせた実績を持つ。2009年には世界最強と言われているオーストリアでの現地研修会に参加し、オーストリアのトップコーチからコーチ理論やメニューの組み方、戦略を学ぶ。現在はスポーツクライミング日本代表ヘッドコーチとしての活動はもとよりその経験を基に選手・保護者への講演活動も行う。
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others業界をリードする5名が語る!「スポーツ×メタバース」による新たな熱狂。2023.02.072022年2月2日(木)に「Japan Empowerment Summit 2023 presented by Metaverse Japan」が渋谷ストリーム ホールにて開催された。本サミットは日本がデジタル経済圏の新たなフロンティアに乗り出す第1歩として、WEB3時代に向けた「地方創生 × メタバース」の未来と課題を議論し学ぶため、一般社団法人Metaverse Japanによって主催されたサミットである。 特にコロナウィルス感染拡大の影響で大きな打撃を受けてきたスポーツ業界は、オンライン上での新たな体験の提供を可能とするメタバースの活用も注目を集めている。今回は本サミット内にて行われた「スポーツ×メタバースによるスポーツの新たな熱狂」のセッションに関してのレポートをお届け。 このセッションでは、琉球アスティーダスポーツクラブ株式会社 代表取締役の早川周作さん、「Red Bull Air Race」でもおなじみのエアレース・パイロット 室屋義秀さん、広島テレビ放送株式会社 DX事業推進室 新規事業プロデューサーの佐藤晃司さん、東京大学 生産技術研究所特任教授 建築家の豊田啓介さん、そして一般社団法人渋谷未来デザイン 理事・事務局長の長田 新子さんの5名が登壇し、「スポーツ×メタバース」によるスポーツの新たな可能性について議論を交わした。(※早川氏はZoomによるオンライン出席) スポーツ業界において「メタバース」の活用 早川周作さん(スクリーン上に投影) 現在は琉球アスティーダスポーツクラブ株式会社という、プロスポーツチーム運営会社の代表取締役を務める早川周作さんは以下のように語った。 早川周作:「今、プロのスポーツリーグで『1部リーグに参加するには 5,000名規模以上の会場(アリーナ)を作らなければいけない』といった規制を始めており、これは時代に逆行していると思っています。今後はお客様がリアルのスポーツの会場にいらっしゃることに加えて、VRやメタバースという媒体で熱狂を伝えられる技術が、これからも益々出てくると思っています。無駄な建物を作らず、そこに対してWEB3やトークン、メタバースを活用するといった形式に変わっていくと思っています。」 佐藤晃司さん メタバース空間でアバターとなったファン同士がコミュニケーションを取り、広島東洋カープを応援する、カープファン倶楽部会員向けファンコミュニティアプリ「メタカープ」のプロデュースを行う佐藤晃司さんは、 「広島東洋カープは広島県内で熱狂的なファンが多くいます。現地のスタジアムに行って応援することがやはりスポーツの一番の良さだと思いますが、メタバース空間の中でファン同士が交流することで、カープに接する機会が広がっていくとより深いファンが出来たり、違ったコミュニティができることにはこれから期待できると思っています。」と、スポーツ業界においてメタバース技術の可能性を見出した。 豊田啓介さん 東京大学 生産技術研究所特任教授を務める豊田啓介さんは、バーチャルとリアルの体験の差を埋めてくために、下記のように語った。 豊田啓介:「バーチャルとリアルの差を埋めていくためには、現実に存在するものを再現し皆の記憶にある物語を共有することが大切だと思っています。人間の興奮はその場で新しく得た情報ばかりじゃなく、そもそも持っている体験をどう中から呼び出すかだと思っています。なので、リアルで体験した記憶をクリアに生み出す、逆にバーチャルの中で皆が共有している体験もARに呼び出すなど、その世界を越えたことで興奮や『共通の物語』が浸透して引き出せるのではないかと思っています。」 スポーツ×メタバースの相性の良さ スポーツ業界においてメタバースの技術を活用した取り組みが進む中、スポーツ施設やスポーツチームとメタバースが連動する相性の良さを、豊田啓介さんは下記のように語る。 豊田啓介:「バーチャルの世界って凄く便利でどこにでもアクセスできる利点があります。ですが時間・場所的にいくらでもズレも作れるのでシンクロした瞬間を作りにくいんです。例えば広島の球場はファンの間でもストーリを共有しているので、シンボル性は強いと思っています。スポーツチームやスタジアムなど、シンボルとなるものがあらかじめ存在している事は、リアルでの体験が共有でき、デバイス化ができるため物凄く相性が良いと思っています。」 佐藤晃司さんも続けて、「スポーツ施設・チームがバーチャルと相性が良いという事は理解していて、それが今は上手くいっています。今後バーチャルと連動してリアルの部分でも上手くやっていくには、メタバース空間で応援してくれている人たちが、バルーン風船を飛ばしたらリアルのスタジアムでも風船が飛ぶなど、インタラクティブな動きも取り入れていきたいと思っています。」と、リアルと連動した新たなビジョンも語った。 室谷義秀さん エアレース・パイロットとして活躍し、アスリート目線としてセッションに参加した室谷義秀さんも、「世界各国でパイロットがいる中でバーチャルの技術と融合させ、世界中でお客さんがデジタルの中でミックスされた映像の観戦ができないか考えていました。今はこのような技術が出来てきたことによって、そういったものも可能なんじゃないかなって思っています。パイロットはしっかりとレーニングして準備をしているので、場所の制限がなくなれば非常に面白いなと思いました!」 と、今後のビジョンを語り、このセッションを締めくくった。 開催概要 名称: Japan Empowerment Summit 2023 presented by Metaverse Japan主催: 一般社団法人Metaverse Japan特別協力:東急株式会社会場: 渋谷ストリーム ホール
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others【Nixon and Santa Cruz Skateboards】アニバーサリーコレクションが発売!2023.02.072023年の今年に50周年を迎えるサンタクルーズと25周年を迎えるニクソン。年齢は単なる数字かもしれないが、 節目の記念日は価値がある。サンタクルーズとニクソンはお互いの誕生を記念し、リミテッドエディションのコレクションを本日リリースした。 1973 年に誕生したサンタクルーズは、もはや米国西海岸のスケートボードの代名詞ともなっているブランド。象徴的なアートワークと伝説的でアイコニックなライダー達により、常にスケートボードカルチャーをリードし続けているブランドだ。サンタクルーズコレクションでは、スケートボードカルチャーのアーティストとして高く評価されている、ジム・フィリップスによる象徴的なグラフィックとロゴをデザインディテールに取り入れ、ニクソンの時計をベースにサンタクルーズの世界観を表現している。 コレクションの中でも、Corporal(コーポラル)は史上最も象徴的なスケートボードグラフィックの 1 つとして知られているロブ・ロスコップの顔のグラフィックをダイヤル全面にデザインしたアイコニックなモデルだ。このロスコップのグラフィックの目と歯の部分には蓄光加工が施されているので、光を吸収させておけば暗闇で光り、グラフィックの特徴が更に増す仕様となっている。またダイヤルのバックグラウンドにはスケートボードのデッキを思わせる木目テクスチャーが施されており、アートワークの複雑さとスケートボードの歴史と結びつきをより表している。 そしてニクソンの代表的なモデルの Time Teller(タイムテラー) シリーズでは、サンタクルーズのストリップのロゴと伝説的なスクリーミングハンドのグラフィックをデザインに取り入れた Time Teller(タイムテラー)とサステナブルな Time Teller OPP(タイムテラーOPP)の 2 つのモデルでコレクションを展開。 定番の Time Teller(タイムテラー)では、クラシックなストリップのロゴをバンドの端から端へとウォッチの文字盤を貫いたインパクトのあるデザインを採用。スクリーミングハンドのロゴがあしらわれたディテールが特徴の秒針が、さらなるアクセントになり時間の流れを思い出させてくる。 もう1つは、海に捨てられていたリサイクルプラスチックを使用したサステナブルなモデルの Time Teller OPP(タイムテラーOPP / OPP : Other People's Plastic の略)。ダイヤル中心にインパクトのある大きなスクリーミングハンドのグラフィックを配置し、そのベースカラーやクリスタルをカバーする固定ベゼルには、サンタクルーズがスケートボードのデッキやステッカーのグラフィックに取り入れている反射するプリズムカラーを採用。ケースとバンドは斑点のある白いコンクリートのイメージに仕上げている。サンタクルーズの、アイコニックかつクラシックなグラフィックをベースにした特別なデザインのアニバーサリーコレクションとなっている。 Santa Cruz Corporal / サンタクルーズ コーポラル Gunmetal / Pink / Roskopp A1381-5147 ¥42,900 (税込) ラージサイズで重厚感のあるアナログ時計に、アイコニックなロブ・ロスコップのフェイスを大胆にデザインしたサンタクルズモデルのコーポラル。スケートボードのグラフィックを忠実に再現し、文字盤は木目のテクスチャーのようなデザインを表現し、目と口は暗闇下で2色に発光色する仕様に。ニクソンのロゴ入りリューズやサンタクルーズ50周年記念のケースバックなどの細部にもこだわったデザインの限定モデル。 ムーヴメント: 日本製 Miyota 3 針クォーツムーブメント ダイヤル: 文字板には、暗闇で発光する2トーンのルムを用いたロスコップ・フェイス、プリントされた秒トラック、カスタム成形の針を搭載。 ケース: 48mm ケース、10 気圧/100m 防水、カスタムソリッドステンレススティールケース、ソリッドステンレススチールフィックスドベゼル、硬化ミネラルクリスタル、エナメルフィル付きトリプルガスケットリューズ、ステンレススチールスクリューダウンケースバックとスプリングピンタグ。 バンド: 24mm カスタムソリッドステンレススチールファセット3リンクブレスレット、フィットの微調整が可能なマイクロアジャスト付きステンレススチールダブルロッククラスプ搭載。 Santa Cruz Time Teller OPP / サンタクルーズ タイムテラー OPP Concrete / Screaming Hand A1367-5149 ¥20,900 (税込) Santa Cruz Time Teller タイムテラーOPP。ケースには再生プラスチックであるOPP( Other People's Plastic 他の人に使われたプラスチック)を採用したサステナブルなモデル。3D プリズムのスクリーミングハンド,レインボーカラーのステンレススチール製ベゼルと 50 周年記念の特別なケースバックがスペシャルなモデル。しなやかで着け心地のよいシリコンストラップと 100M 防水で、デイリーユースからアクティブなユースまで、サンタクルーズのスピリットを感じられるモデル。 ムーヴメント: 日本製 Miyota3 針クオーツムーブメント ダイヤル: 文字盤には、カスタム成形の針と、凹型のグリッドを背景にしたプリズムカラー仕様のスクリーミングハンドデザイン ケース: 39.5mm ケース、10 気圧/100m 防水、再生プラスチック製ケース、ソリッドスチール製フィックスドベゼル、硬化ミネラルクリスタル、ステンレススチールトリプルガスケットリューズ、スクリューダウンケースバック、スプリングピンラグ バンド: 20mm の快適な着用感のシリコンバンド、ベルトエンドのバタ付きを防ぐロッキングルーパーとバックル、容易なバンド交換が可能なクイックリリース仕様 Santa Cruz Time Teller / サンタクルーズ タイムテラー Black / Silver A1367-180 ¥24,200 (税込) ニクソンのアイコンモデルである Time Teller のサンタクルーズ限定モデル。黒白グレーのベーシックなカラーのケースやバンドに、インパクトのある赤く大きなSanta Cruzの文字と、青いスクリーミングハンドの青い秒針がアクセントになったスペシャルバージョン。100m 防水のケースとポリエステルのバンドで、スケートや水回りでのアクティブなユースや、タウンユースでもスタイリッシュに使えるモデル。 ムーヴメント: 日本製 Miyota3 針クオーツムーブメント ダイヤル: 3D サンタクルーズランスルーロゴデザインダイヤル、カスタムモールド針、スクリーミングハンド秒 ケース: 37mm、100M/10 気圧防水、カスタムソリッドステンレススチールケース、ステンレススチールフィックスドベゼル、硬化ミネラルクリスタル、トリプルガスケットステンレススチールクラウン、ステンレススチールケースバックとスプリングピンラグ バンド: 20mm 幅、ケースからのランスルーロゴデザイン入りポリエステル製バンド、ステンレススチールバックル、簡単なバンド交換が可能なクイックリリース仕様
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dance日本最高峰のブレイキンバトル「THE JAM FINAL by SEIKO」大混戦のBBOY OVER15を制したのはBBOY Steezyskee!2023.02.062023年2月5日(日)、兵庫県西宮市立塩瀬体育館にて「THE JAM FINAL by SEIKO」が開催された。昨年開催された「THE JAM」の成績上位者と前日予選を勝ち抜いたBBOY・BGIRLが集結し、BBOY OVER15部門は16名、BGIRL部門は8名、UNDER15は8名、そして、3ON3部門は8チームで頂点を争った。 「THE JAM」は2018年にBBOY TAISUKEが「THE JAMから世界へ」という理念の元、この舞台で輝き、そして世界へと飛び出していく場となってほしいという思い込めて設立した大会で、今回の「THE JAM FINAL by SEIKO」でも、まさにその理念にふさわしいBBOY・BGIRLが頂点へと駆け上がった。 BBOY OVER15を制したのはBBOY Steezyskee! 左:Hiro10 右:Steezyskee / THE JAM FINAL (c)harugraphics 注目はBBOY OVER15。 昨年のディフェンディングチャンピオンでありJDSF強化選手でもあるBBOY TOA(24)、昨年のRed Bull BC One World FinalでTOP4となったBBOY ISSIN(17)、さらにはD.League・KOSÉ 8 ROCKSでも活躍するBBOY Kaku(37)、BBOY Taichi(21)、その他にもベテランから若手まで錚々たる顔ぶれが揃った中、混戦を制したのはSteezyskee(20・北海道)だ。 Steezyskeeのブレイキンは、まさに今の自分をレペゼンするスタイル。 本人が「優勝は1mmも思ってなかった。自分のやってることに自信はあるけどそれを受け入れてもらえるかどうか」と優勝後に語ったように、ブレイキンだけではなく様々な遊びの要素を取り入れ、独自のスタイルで勝負を制した。トーナメントが進むにつれて、Steezyskeeのスタイルに観客も呼応し、彼の醸し出すフレーバーが会場を包んだ。 「今までは大会前はめちゃくちゃ練習して意気込んで大会に臨んでいたが、今回は大会のための練習をせず、今の自分のダンスで魅せる実験をしました」と新たなアプローチを貫いてこの日の頂点を掴んだ。 2週間後、2月18日、19日に開催される全日本ブレイキン選手権にも出場するSteezyskeeはどんなカラーに会場を染め上げるのか、今から楽しみだ。 BGIRLを制した新星は地元西宮育ちのBGIRL YASMIN YASMIN / THE JAM FINAL (c)harugraphics そして、BGIRLは、地元西宮からのワイルドカードで出場したBGIRL YASMINが優勝した。実に自身が個人で出場するバトルは1年半ぶりだったいうYASMIN。 「今のフィーリングと今までやってきたことを自分らしく出すことを考えた」というように入場から観客の気持ちを掴む表情や相手のムーヴ中も音楽と同調してリズムを取りながらYASMINの空気感を作っていった。そこに持ち前の幅広いミュージカリティやステップワークを加えながら会場を魅了。JDSF強化選手であるBGIRL AYANE、BGIRL AYUや、昨年のRed Bull BC One Cypher Japanを制したBGIRL YURIEなど、強者揃いのトーナメントを制した。 「ワイルドカードで大会の招待を受けた時、出るかどうか迷ったが、この大会にフォーカスして自分に集中していい準備ができたので結果に繋がって良かった。地元・西宮で勝ててやっと誇れるなと思います」と笑顔が絶えなかった。 UNDER15はJDSF強化選手BBOY RA1ON RA1ON / THE JAM FINAL (c)harugraphics U15は地元兵庫県の尼崎出身BBOY RA1ON(14)が他を圧倒して優勝を果たした。 BBOY RA1ONのこだわりはシルエットのカッコ良さ。トップロック、フットワーク、パワームーヴ、フリーズのすべてにおいて理想のシルエットを日々追及している。この1年ですべての動きにスピード、キレ、力強さが加わったと本人が語るようにもはやU15の領域にはいない。 しかし、優勝後のインタビューでは「決勝では足がつりそうになった。決勝のムーヴは自分で納得がいっていない。目標は、すべての年代の中で1番になることなので今のままでは通用しない」と自分自身で課題も語った。2週間後に出場する全日本ブレイキン選手権ではユースの枠を超え、オープン部門で出場するRA1ON。高みを目指す14歳が日本ブレイキン界に風穴を開けるかもしれない。 解説付き大会アーカイブはこちら! https://youtu.be/0BHSGdyRY7Y 2023年2月5日(日) /「THE JAM FINAL by SEIKO」 BBOY OVER15優勝:Steezyskee準優勝:Hiro10 BGIRL部門優勝:YASMIN準優勝:AYU BBOY UNDER15優勝:RA1ON準優勝:NAKKURU 3ON3優勝:WASEDA BREAKERS 準優勝:GSBシューゲイザ ー
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skate「スケートボード・ストリート世界選手権2022」男子は弱冠12歳の小野寺吟雲が、女子は東京五輪金メダリストの西矢椛が共に3位入賞で日本人最高位2023.02.06「スケートボード・ストリート世界選手権2022」がアラブ首長国連邦のシャルジャにて、2023年1月29日(日)~2月5日(日)の8日間に渡り開催された。男子はオーレリアン・ジロー(フランス)、女子はライッサ・レアウ(ブラジル)が優勝した。なお日本人最高位は小野寺吟雲が男子で3位入賞、西矢椛が女子で同じく3位入賞となった。 大会リポート 2022年シーズン最終戦で世界チャンピオンを決める「スケートボード・ストリート世界選手権」の決勝が大会最終日の2月5日に行われた。本来2022年秋にブラジルで予定されていた今大会は時期と会場を変更してアラブ首長国連邦のシャルジャでの開催となった。 世界中から270名以上の選手が今大会に参加。決勝ではその中から予選、準決勝と勝ち上がった男女8名によって争われ、日本代表メンバーからは男子カテゴリーに小野寺吟雲と白井空良の2名が、女子カテゴリーでは赤間凛音・西矢椛・中山楓奈の3名が決勝進出を果たした。 なお決勝ではストリートは45秒間の自由演技「ラン」2本と、一発の技の難易度と完成度を競う「ベストトリック」5本の計7本を行い、このうち高得点の3本の合計で競われる。 女子決勝 女子決勝では、日本人選手勢は西矢椛が253.30ptで3位、赤間凛音が251.91ptで4位、中山楓奈が240.79ptで5位となった。今回優勝したライッサ・レアウ(ブラジル)はラン2本目でのミスやベストトリックでもミスがあったものの、ベストトリック1本目の「キックフリップ・フロントサイド・ボードスライド」で85.04pt、そしてベストトリック3本目で「キックフリップ・バックサイド・リップスライド」で87.22ptと高得点を叩き出し、ラン1本目の83.32ptに加えて合計255.53ptと得点をまとめてベストトリック3本目終了時に暫定1位に。 優勝候補として注目されていた西矢椛もベストトリック3本目終了時では優勝圏内で、レアウの得点を塗り替えるチャンスはあったが4本目と5本目ではトリックをメイクできず3位となり、惜しくもレアウに世界チャンピオンの座、そしてクロエ・コベル(オーストラリア)に準優勝を譲る形となった。 男子決勝 男子決勝では日本人選手勢は小野寺吟雲が263.04ptで3位、白井空良が155.78ptで8位となった。今大会では世界選手権初出場で弱冠12歳の小野寺吟雲が大活躍。準決勝1位で通過した小野寺は自身の持ち味の「フロントサイド・ブラントスライド」を派生させた高難度トリックで安定した点数をマークし3位の座を獲得した。 白井空良はランでミスがあり、ラン終了時には64.63ptとビハインド。ベストトリックでは1本目に「キャバレル・バックサイド・テールスライド・ビックスピンアウト」をメイクし91.18ptと高得点を叩き出したが、その後優勝するために必要な更なる高難度トリックに挑戦するもメイクならず惜しくも8位という結果となった。 そして今回世界チャンピオンの座を掴み取ったのは、ベストトリック2本目で「ハードフリップ・バックサイド180」をメイクし今大会で最高得点である93.36ptを叩き出したオーレリアン・ジロー(フランス)。ラン終了時では84.49ptで暫定5位だったが、最高得点となったベストトリック2本目に加えて、4本目にメイクした「キックフリップ・バックサイド360」が91.48ptと決勝点となり見事世界選手権初優勝を果たした。試合後のインタビューでジローは、「今までに感じたことがないくらい嬉しいです。本当に最高なスケーターたちが世界中から集まってきて、彼らも世界チャンピオンという座を狙って一生懸命練習しこの大会に挑んでいます。そんな大会で優勝できた自分を誇りに思うし、この最高な瞬間を家族や友達と過ごしたいです。」と話した。 また、強さの秘訣について聞かれると「僕はただスケボーに人生をかけてこの瞬間のためにとにかくたくさん練習してきただけですし、いつもスケボーを楽しんでいます。今回もこの大会に参加できたことが嬉しいですし感謝しかないです。」と答え、最後にオリンピックを目指す若いスケーターたちに対してアドバイスを聞かれると「とにかくスケボーを楽しむことが一番大事」と伝えた。 大会結果 <男⼦>優勝 オーレリアン・ジロー / フランス準優勝 グスタボ・リベイロ / ポルトガル第3位 小野寺 吟雲 (おのでら・ぎんう) / 日本第4位 ケルビン・ホフラー / ブラジル第5位 リヒャルト・トゥリー / スロバキア第6位 ジャガー・イートン / アメリカ合衆国第7位 クリス・ジョスリン / アメリカ合衆国第8位 白井 空良 (しらい・そら) / 日本 <⼥⼦>優勝 ライッサ・レアウ / ブラジル準優勝 クロエ・コベル / オーストラリア第3位 西矢 椛 (にしや・もみじ) / 日本第4位 赤間 凛音 (あかま・りず) / 日本第5位 中山 楓奈 (なかやま・ふうな) / 日本第6位 ガブリエラ・マゼット / ブラジル第7位 ペイジ・ハイン / アメリカ合衆国第8位 パメラ・ローザ / ブラジル 大会概要 ⼤会名称 : 「World Skate World Championship Street Skateboarding」開催期間 : 2022年1月29日(日)~2月5日(日)- 8日間 -※詳細は公式HPをご覧ください。大会会場:アラブ首長国連邦・シャルジャ主催: World Skate
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dance「全日本ブレイキン選手権」開催間近!今後が楽しみなティーン世代のBBOY・BGIRLをピックアップ2023.02.06来る 2月18日(土)・19日(日)ブレイキン日本一を決める頂上決戦、「第4回全日本ブレイキン選手権(以下:全日本)」が、国立代々木競技場 第二体育館にて開催される。 昨今は特に、ジュニア世代も含めた10代のBBOY / BGIRLが着々と実力をつけてきている。そこでFINEPLAYでは今大会に出場する選手の中から気になる注目のティーン世代BBOY / BGIRLをピックアップ。 入れ替わりの激しいシーンの中でさらなる頭角を現すであろう彼らを、今後の活躍も見据えてチェックしていきたい。 HIRO10 HIRO10 / Ⓒ公益社団法⼈⽇本ダンススポーツ連盟 まず注目したいのは、石川県出身のHIRO10 (GunSmokeBreakers) だ。現役高校生でありながら、グローバルに世界各地のバトルでも活躍している実力派BBOY。昨年からは全日本へのポイント獲得大会にも精力的に参戦し、昨年末に開催された「SETTSU BREAKIN’ JAM」では優勝も果たしている。 ハイレベルなパワームーブを武器に早くも世界の舞台で結果を残し、実力も知名度も折り紙付きである。オリンピックに向けてのポイント争いも激化してくる中で、今年からはこの争いにHIRO10が新たに加わってくるであろう。まずは全日本への出場ポイントランキング堂々の1位で決勝大会進出を決めたHIRO10が、今大会で頂点へ近づくことが出来るのか、非常に楽しみである。 Lil′Bom Lil′Bom / Ⓒ公益社団法⼈⽇本ダンススポーツ連盟 Lil’Bom(Bioneer Crew)は昨年の関東甲信越ブロック選手権での優勝をキッカケに、さらに勢いを増したBBOYだ。1年前までは高校生であり、昨年の春から地元の大学である群馬大学に進学した現役の大学1年生である。JDSF強化選手であり、前回の全日本では3位まで登り詰めている。 スピード感とキレを兼ね備えたパワームーブを武器とし、その完成度は正に国内トップレベルである。大学生になり、より経験値を積むことで今後の更なる飛躍が楽しみなBBOYだ。今年は昨年の全日本より順位を上げ、決勝戦に進むことが出来るか注目していきたい。 Lil Kong Lil Kong / Ⓒ公益社団法⼈⽇本ダンススポーツ連盟 Lil Kongは弱冠11歳の小学5年生のBBOY。THE FLOORRIORZ ACADEMYの生徒として日々スキルを磨き、昨年開催された「Breakdance Dream Cup」では優勝に輝いている。ジュニアカテゴリーでは出場ポイントランキング1位で、見事決勝大会への進出を決めた。 高い身体能力から繰り出されるパワームーブや、キレのあるフットワークもさることながら、雰囲気のあるトップロックやバトル運びの上手さが、彼独自のスタイルを感じさせる。全てにおいてポテンシャルが高く、今後が楽しみなBBOYの一人である。 ジュニアカテゴリ―は正に群雄割拠であり、数多くの実績を誇るBBOYが数多くいる中でLil Kongが一歩リードすることが出来るのか。今大会も期待しながら見ていきたい。 7G 7G / Ⓒ公益社団法⼈⽇本ダンススポーツ連盟 BGIRL 7Gは、昨年開催された「マイナビ JDSF ブレイキン ジャパン オープン 2022」や「Breakdance Dream Cup 2022」で連続優勝を飾り、着実に実績を積み重ねている小学6年生のBGIRLだ。7Gは体の柔軟性を活かしたフットワークやトリッキーなフリーズが武器であり、そのフレッシュなスタイルでジュニアBGIRL世代の先頭を走っている。 昨年は全日本には出場していないため、今年が決勝へ初参戦となる7G。ジュニアカテゴリーでの出場となるが、今勢いに乗るBGIRLが今大会でも旋風を巻き起こすのか、注目していきたい。 Mirei Mirei / Ⓒ公益社団法⼈⽇本ダンススポーツ連盟 Mireiは岡山県出身のBGIRLであり、JDSF強化選手にも選出されている。ハイレベルなパワームーブも特徴的だが様々なジャンルのダンスを経験していることから、高いミュージカリティで魅せるスタイルもMireiの強みである。 同じジュニアBGIRL世代の中でも、高いダンス力を誇るMireiは間違いなく今後目立ってくる存在になるであろう。国内の大会では多くの実績を残しつつあるMireiが、今回の全日本で有終の美を飾ることができるかも期待していきたい。 Ⓒ公益社団法⼈⽇本ダンススポーツ連盟 ブレイキンにおいて10代のティーン世代が国内外で大きな活躍を見せていることは言うまでもないが、その中でも今後が楽しみなBBOY / BGIRLをピックアップした。今回紹介した選手以外でも国内のブレイキンの平均レベルは年々高くなっており、今後も新たなスターが生まれてくるであろう。 特に今回の全日本では、昨年まで出場していなかった面々が全日本に出場を決め、昨年以上に盛り上がることは間違いない。今後さらなる成長を遂げたティーン世代が世界の舞台に進出し、活躍する事を楽しみにしている。 尚、当日の観戦チケットはe+(イープラス)にて絶賛発売中。ご購入は下記関連リンクよりお買い求めください。
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