HOW TO
ハウツー
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bmx子供にナメられたくない父親へ。BMXでマスターしたい4つのトリック2020.12.11東京オリンピックを目前に、さらに注目度が高まっているBMX。その面白さと格好良さは、全世代共通だ。どうせなら、最愛の我が子と一緒にその魅力を体感してみない?年がウンと離れていても、同じものに夢中になれるって最高だ! 子供にナメられたくない大人へ2020年にマスターしたい難易度別トリック エクストリームスポーツの醍醐味は、やっぱり華のあるトリックの数々。BMXにトライする以上、やっぱりいつかは成功させたいし、まずはその手順がわかるだけでも楽しい。難易度別、4つの技で見て行こう! Level 1「フットジャム」 [1]まずはリアリフト、つまり後輪を上げるために速度を落とし、膝を曲げる。 [2]ハンドルを前に押し出すと同時に足を上げて、ペダルに掛けた体重を抜く。 [3]後輪が浮いた瞬間、利き足の逆足を前輪とフォークの境界部に置く。 [4]フロントがロックされ、リアが上がりきったら踏み切り、再び足をペダルに戻す。 リアタイヤを浮かせた状態で、足を使ってフロントをロックするテクニック。フラットランドでは難易度低めだが、これをランプ上のテーブルでもキメられるのが上級者。 Level 2「バニーホップ」 [1]膝と腕を曲げ、重心を下げながらフロントアップに必要なタメを作る。 [2]一気に膝を伸ばし、ハンドルを斜め後ろに引っ張ってフロントアップ。 [3]前輪が上がりき切ったらすぐにハンドルを前に押し込み、足の加重を抜く。 [4]上手く勢いを殺さずできるとリアも浮くので、車体を地面とほぼ並行に [5]その後、フロント・リア同時か後輪のみで着地。前輪着地は危険なのでNG。 フロント・リア両方のタイヤを上げる基礎的なトリックで跳躍の高さが完成度の決め手となる。 Level 3「ブーメラン」 [1]後ろペグ(後輪横のステップ)に立ち乗りし、利き足を前に出してから後ろに蹴り出す。 [2]足を振った反動の勢いを活かしたまま体を浮かせ、利き足の逆もペグから離す。 [3]肘を少しだけ曲げながら、力を入れてハンドルレバーに体重を預けて体を前輪前へ。 [4]そのままハンドルを中心に回転し、利き足側まで体が来たら、利き足でペダルに乗る。 [5]逆足もペダルに乗せられたら完成だ。 ハンドルバーを中心に、ジャンプしたライダーがその周りを一周するトリック。 Level 4「エアターン」 [1]スピードをつけてアールに真っすぐ入る。慣れないうちは角度をつけてもOK。 [2]リアタイヤをリップ(アール上辺の縁)手前まで走らせてから、アールを蹴るように離陸する。 [3]飛び上がったら、フロントを着地方向に傾けながら、視点を着地面へ。 [4]滞空時間があるので、回転しすぎに注意。ピークでこのくらいの傾斜が理想的。 [5]ハンドルの角度と位置を調整し、リップ下ギリギリに前輪から着地し、アールを下る。 これぞ大ワザ!というアクロバティックなトリック。 トリックユース前提のジャイロシステム搭載モデル 街乗りだけでも十分に格好いいBMXだが、どうせやるならトリックを覚えたい!というのが男たちの本音だ。そこで、我らが選ぶべきバイクをオーシャンズの体験イベントでもインストラクターとして活躍してくれた、BMXライダー御用達のブランド、430(フォーサーティ)のTAMAOさんに推薦してもらった。 推薦してくれたのはこの人 430 TAMAOさん 「親子でBMXをとことん楽しんでください!」 [上_大人用]6万8000円/サブローザ、[下_子供用]3万9000円/モーテルワークス(ともにディケイド トウキョウ 03-3400-1430) [大人用]ハンドルを回してもブレーキケーブルの絡まない、ジャイロシステムを装備した「サブローザ 2020 サルヴァドールパーク」。トップチューブ、ダウンチューブ、ハンドルバー、フォークには鉄の合金であるクロームモリブデン鋼、通称“クロモリ”を使用し、耐久性に優れた一台。2020年モデルではシートチューブ(サドルを支えるパイプ)の長さが少し長くなり、よりクールなルックスに磨きがかかっている。[子供用]14インチのキッズ用バイク「ジューシー」は、こちらもまたトリックユースを前提にしており、ジャイロシステムの採用はもちろん安定した走りを実現する人気モデル。鮮やかなネオングリーンが何ともクール。 相談すべきショップはここだ! ディケイド トウキョウ BMXシーンと密にリンクしたアパレルブランド、430のヘッドショップ。本物のBMXライダーたちが舵を取っていて、そのデザインは折り紙付き。完成車の販売やカスタムの相談にも対応している。住所:東京都渋谷区神宮前6-16-5電話番号:03-3400-1430営業:11:00〜20:00 無休photo by 船生 光text by 今野 壘 (この記事はOCEANS:特集 みんなの“欲しいモノ”を徹底特集! 「2020年、これ始めます」カタログより転載)元記事は関連リンクへ↓
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[PR] others「How To BUTT FRONT FLIP(バットフロントフリップ)」Slackline 福田恭巳2020.05.04https://www.youtube.com/watch?v=JE6-xgOZivI&feature=emb_logo [BUTT FRONT FLIP]Slackline Play #03 =Yukimi Fukuda= Q1、トリック名butt front flip(バットフロントフリップ)Q2、トリックをメイクする時(成功させる為)のポイントフリップに挑戦する際は一番最初にやってみる方が多いトリックです。メイクするポイントは、スラックラインの跳ねをしっかり使ってから回ること。下を見る、おへそを見る、小さくなることが重要です。跳ねていないのに焦って技をかけてしまうとラインに引っかかってしまうので、あまり経験がない人は、まずはトランポリンで跳ねて前宙する練習をすることが上達への近道です。Q3、トリックの完成度を高めるポイント(スタイルの追求) ※このトリックを行う時のスタイルを出すポイント綺麗に回ることができたら、足を開いて着地するタイミングが綺麗に見える差になります。ギリギリまで身体を抱えていると、詰まった感じで着地しているように見えてしまうので、早めに足を開いて降りてくると綺麗に完成度が高く見えます。Q4、注目して欲しいポイント(見どころ)フリップはスラックラインの大会では花形のトリックです。そこからいろいろな技に発展していくので、そのアクロバットさや浮遊感が注目して欲しいポイントです。
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[PR] others「How To 360(スリーシックスティー)」Slackline 福田恭巳2020.05.01https://www.youtube.com/watch?v=rYzlR4oaAxY&feature=emb_logo [360]Slackline Trick Play #02 =Yukimi Fukuda= Q1、トリック名360(スリーシックスティー)Q2、トリックをメイクする時(成功させる為)のポイントメイクさせるポイントはお尻ではねてから横に回転することです。トランポリンをイメージしていただくとわかりやすいのですが、跳ねていないのに回ろうとすると、初めてやる人はなかなかそこで成功させにくくなります。トランポリンのようにスラックラインの上できちんと跳ねてから回転するようにすると、成功させやすくなります。Q3、トリックの完成度を高めるポイント(スタイルの追求) ※このトリックを行う時のスタイルを出すポイント選手それぞれ、回り方や回転スピードが違います。私は綺麗でクイックに回転しているように見えるように回っているので、素早く回転しているように見せることが完成度を高めるポイントです。Q4、注目して欲しいポイント(見どころ)注目して欲しいポイントは、人それぞれの回り方の個性です。横に回転する動きがあるということが基本になるので、選手ごとのバリエーションに注目していただきたいです。
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[PR] others「How To SKY DIVE(スカイダイブ)」Slackline 福田恭巳2020.04.27https://www.youtube.com/watch?v=ppXBnMoW1vk&feature=emb_logo [SKY DIVE]Slackline Trick Play #05 =Yukimi Fukuda= Q1、トリック名sky dive(スカイダイブ)Q2、トリックをメイクする時(成功させる為)のポイント後ろに回るのに恐怖心がなければ比較的簡単なトリックです。後ろにまっすぐそり返ることが難しいので、きちんと跳ねてから回ることと、ラインに沿ってまっすぐ回ることが、このトリックをメイクする上で重要なポイントです。Q3、トリックの完成度を高めるポイント(スタイルの追求) ※このトリックを行う時のスタイルを出すポイント完成度を高めるポイントは、落ちているように見えても、そこをいかにかっこよく見せるかということです。開いて落ちているようには見えるのですが、私は足が大きく曲がっている感じに見えていたり、足を小さく抱えてから開く選手もいて、着地するまでに時間がかかるので、そこでいろんなスタイルを出す選手が多いです。Q4、注目して欲しいポイント(見どころ)ゆっくりとした動きになるので、トリックの緩急に注目して欲しいです。ポンポン技が進んでいく中でふわっと降りてくるというような、他の技との組み合わせによって感じるスピードの感じ方の違いも一つの観戦ポイントとなります。
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[PR] others「How To GRAB(グラブ)」Slackline 福田恭巳2020.04.22https://www.youtube.com/watch?time_continue=23&v=fIHrQIkbuz0&feature=emb_logo [GRAB]Slackline Trick =Yukimi Fukuda= Q1、トリック名 grab(グラブ) Q2、トリックをメイクする時(成功させる為)のポイント 基本のバットバウンスとチェストバウンスをしている間にグラブをしています。トリックをメイクするポイントは、まずは基本のバッドバウンスとチェストバウンスの高さや綺麗さを上げていくことです。そうすると必然的に間ができるので、そこで足をタッチしていくことから始めていきます。そこからだんだん形にこだわっていくという感じで上手くなっていきます。 Q3、トリックの完成度を高めるポイント(スタイルの追求) ※このトリックを行う時のスタイルを出すポイント 完成度を高めるためには、足の形を作りタッチできるようになったら、膝を伸ばしてみたり、手を伸ばしてみたり、形のかっこよさを求めていくことがポイントになります。 Q4、注目して欲しいポイント(見どころ) 注目して欲しいポイントは、それぞれの個性やグラブの種類です。横回転や縦回転の間にグラブをする選手もいるので、同じ技であっても選手ごとに異なる個性があります。そこを大会の時に注目して欲しいです。
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[PR] others「How To SPREAD(スプレッド)」Slackline 福田恭巳2020.04.14https://www.youtube.com/watch?v=Zmvad2zQ3Nk&feature=emb_logo [SPREAD]Slackline Trick =Yukimi Fukuda= Q1、トリック名 spread(スプレッド) Q2、トリックをメイクする時(成功させる為)のポイント メイクするポイントは、まずは身体、股関節が柔らかいことが大切です。 Q3、トリックの完成度を高めるポイント(スタイルの追求) ※このトリックを行う時のスタイルを出すポイント 選手それぞれにやり方が違いますが、私が完成度を高めるためにこだわっていることはラインの上に足を全部乗せることです。 膝が曲がってしまったり、足の先がラインの下に入らないように、足がかっこよく全部綺麗にラインの上に乗せられるように、トリックの完成度を高めています。 Q4、注目して欲しいポイント(見どころ) スラックラインのトリックラインは、飛んだり跳ねたりトランポリンのようなリズムで技が進行していきます。 その中でピタッと静止してバランスを取ることも難しいので、その緩急の差にも注目して欲しいです。
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skateスケボー初心者必見! プロが教えるフロントサイド180練習方法2019.10.29「2017AJSAプロツアー年間王者」、「FISE WORLD SERIES HIROSHIMA 2019優勝」など日本を代表するスケーター、佐川涼選手による「フロントサイド180練習方法」。今回はオーリーをしながら体と板を同時に180度回転させる、フロントサイドトリックに共通する基本トリック「フロントサイド180」を徹底解説します。 https://www.youtube.com/watch?v=-95LnNoYnOU フロントサイド180のスタンス <スタンスのポイント>前足の位置:ビスの少し後ろで、オーリーよりつま先を出します後足の位置:力が加わりやすいようにテールの真ん中に置きます トリック解説 <ポイント1>目線は板のノーズ部分。力を加えるためにしゃがみます。 <ポイント2>重心:板の真上に置き、つま先に力を加えます <ポイント3>後足でテールをたたき、同時に自身も上にジャンプします。 <ポイント4>前足は足首を寝かせてすり上げ、上半身から反時計回りに回転。後足は板が上がってくるのを邪魔しないように折りたたみます。 練習方法 <順番に練習しよう>いきなり180度回るのは難しいので、90度、120度と徐々にチャレンジしていき、最終的に180度回れるように練習しましょう。 ポイント <失敗例> フェイキースタンスに慣れていないと詰まってしまいます。着地の時の重心は板の真上です。 さあ、スケボー初心者もこの練習法でチャレンジしてみよう! film & edit:Tomohiko Sumi
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skateスケボー初心者必見! プロが教えるオーリー練習方法2019.09.12「2017AJSAプロツアー年間王者」、「FISE WORLD SERIES HIROSHIMA 2019優勝」など日本を代表するスケーター、佐川涼による「オーリーの練習方法」をご紹介。スケートボードのほとんどの技に共通する、基本トリック「オーリー」を徹底解説します。 https://www.youtube.com/watch?v=5Aver5K2jY8&fbclid=IwAR3ryGiPzQgQUhgJZOJID4ahYuy9JWW7A_TDNc-Uep0z33as4CYz61On4a4 オーリーのスタンス <スタンスのポイント>前足:ビスの少し後ろで少し角度をつけます後足:力が加わりやすいようにテールの真ん中に置きます トリック解説 <オーリーの手順>1)後足でテールを叩き2)前足で擦り上げ3)後足で引きつけます <ポイント1>目線はノーズの下部分。力を加えるためにしゃがみます。 <ポイント2>重心:板の真上に置き、つま先に力を加えます。 <ポイント3>後足でテールをたたき、同時に自身も上にジャンプ! 前足は足首を寝かせてすり上げましょう。 <ポイント4>後足は板が上がってくるのを邪魔しないように折りたたみます。 練習方法 <順番に練習しよう>1)まずは柵につかまって練習2)次はとまった状態で練習3)慣れてきたらスピードをつけて練習 ポイント <失敗例>板をたたくタイミングとすり上げるタイミングが合わないと、足と板が離れてしまうことがあります。繰り返し練習をして、自分に合ったタイミングを見つけましょう! <成功例>着地の時の重心は板の真上です。 さあ、初心者スケーターもこの練習法でチャレンジしてみよう!
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freestyleフリースタイルフットボールの花形!エアームーブの代表技を難易度別で紹介2018.11.20フリースタイルフットボールの花形といえば、ボールを足で跨ぐ「エアームーブ」である。サッカー部に所属していた人なら誰もが一度は挑戦したことがあるのではないだろうか。 そんなエアームーブには、様々な難易度の技が存在する。その難易度は跨ぎの回数を表す「DEX」という単位で示され、最も簡単なのが0.5DEX(半跨ぎ)で、最も難しいのが4DEX(4回跨ぎ)となっている。フリースタイルフットボールは日々進化を遂げているため、今後は4.5DEXの技が生まれる可能性も大いにある。 0.5DEX エアームーブの中でも最も難易度の低い0.5DEX。1周跨ぎ切るのではなく“半周”だけ跨ぐトリックを指す。 動画で紹介しているトリックは「Cross Over(クロスオーバー)」という技である。リフティングの上手いサッカー部であれば比較的簡単にメイクできるが、基礎技としての重要度はかなり高い。 1DEX 1周跨ぎを指す1DEX。フリースタイルフットボールで最も有名な技ともいえる「Around The World(アラウンド・ザ・ワールド)」は、この1DEXに当たる。 1.5DEX 1DEXと0.5DEXを複合させた1.5DEX。フリースタイルフットボールの登竜門とも位置付けられる。最も有名な「Swirl Around The World(スワール・アラウンド・ザ・ワールド)」は、サッカー部のリフティング上級者がなんとかできるレベルといったところだろうか。 2DEX 片脚、または両脚を使って一気に2周跨ぐ2DEX。その中で最も代表的なのが「Double Around The World(ダブル・アラウンド・ザ・ワールド)」である。ここまで来れば、フリースタイルフットボール上級者と言えるだろう。 3DEX 出典:YouTube(freestylefactory) 高難度の3DEX。片脚で一気に3回跨ぐ「Palle Around The World(パレ・アラウンド・ザ・ワールド)」が有名である。エアームーバーの中では、この3DEXを何種類できるかを競い合う人もいる。 4DEX https://www.youtube.com/watch?v=ezrjrQpkBvo 出典:YouTube(k3vinfreestyle) そして最後に、最高難度の4DEXである。「K3vin Around The World(ケビン・アラウンド・ザ・ワールド)」は、右足が本当に跨げているのかが議論の対象となったが、人間離れしたトリックであることに違いはない。 動画提供:Ball Beat
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freestyleサッカー経験者必見!フリースタイルフットボールの5ジャンルと代表技2018.09.11サッカーのリフティングやドリブルなどの技術を、魅せるパフォーマンスに昇華させたフリースタイルフットボール。今回は、フリースタイルフットボールにおける主な5つのジャンルと、その代表的な技を紹介します! スタンディング 立った状態でボールを扱う技の総称。この中から、ボールの周りを足でまたぐ技はエアームーブ、ボールを足ではさむ技はブロック(クラッチ)など、さらにジャンルが細分化されています。 スタンディングで最も有名な技は、なんといってもアラウンド・ザ・ワールドではないでしょうか。 サッカー部出身なら、一度は挑戦したことがある方も多いはず!ボールの周りで足を一回転させる技で、内回し(イン)と外回し(アウト)の2種類があります。 シッティング 座った状態でボールを扱う技の総称。最初は立った状態に比べて難易度が高く、座ってリフティングをするだけでも難しいです。 シッティングで多用される技としては、クロスレッグが挙げられます。 ボールを上げて、空中で脚を交差して、再びボールを上げた脚で蹴り上げるという技です。 シッティングの中ではそこまで難易度が高くなく、チャレンジしやすい技で、尚かつ上級者になっても広く活用することができます。 アッパー 上半身でボールを扱う技の総称。頭や肩、胸など、あらゆる部位でリフティングしたり、ストール(ボールを止める動作)したりします。 アッパーで最も代表的な技としては、ネックキャッチが挙げられます。 その名の通り、首を使ってボールをキャッチする技で、アッパーの基本中の基本となります。 多くのフリースタイラーは、アッパーのフロー(流れ)に入る時は、まずネックキャッチからスタートします。 アクロバット バク宙や逆立ちなど、主にブレイクダンスの要素を取り入れた技の総称。身体能力が求められますが、その分インパクトは強く、バトルでは締めの技に良く使われています。 アクロバットでは、逆立ちして空中でボールをキャッチする「ノリクラッチ」が広く使われていますが、2012年にトクラクラッチが一躍有名になりました。 2012年に世界大会「Red Bull Street Style World Final」で優勝したTokura(徳田耕太郎)のシグネチャートリックです。 まずはバク宙をできるようになる必要があるため、それだけでもハードルが高くなっています...。 グラウンドムーブ 地面に着いたボールを扱う技の総称。つまり、ドリブルのテクニックになります。 バトルではそこまで広く使われていませんが、パフォーマンスの入りなどに使われることが多いです。 楽しみ方は自由! この通り、フリースタイルフットボールには主に5つのジャンルがあり、人によって得意なジャンルと不得意なジャンルが分かれます。バトルでは30秒×3ターンの中で、様々なジャンルをバランス良く披露する人もいれば、得意なジャンルで攻め立てる人もいます。 オールラウンドに楽しむもよし、得意なジャンルを伸ばすもよし。フリースタイルフットボールの楽しみ方に決まりはないので、自由にエンジョイしましょう! 写真・動画提供:Ball Beat
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アクションスポーツ・ストリートカルチャー総合メディア
FINEPLAYはアクションスポーツ・ストリートカルチャーに特化した総合ニュースメディアです。2013年9月より運営を開始し、世界中のサーフィン、ダンス、ウェイクボード、スケートボード、スノーボード、クライミング、パルクール、フリースタイルなどストリート・アクションスポーツを中心としたアスリート・プロダクト・イベント・カルチャー情報を提供しています。
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others日本最大級“入場無料”のアーバンスポーツの祭典 YOKOHAMA URBAN SPORTS FESTIVAL ’24 世界を熱狂させたトップアスリートが横浜に集結!2024.10.2311月9日(土)・10日(日)の2日間、横浜赤レンガ倉庫イベント広場にて開催する『YOKOHAMA URBAN SPORTS FESTIVAL’24(YUSF ’24)』の第1弾コンテンツを発表! 会場内で開催されるスケートボード大会に、世界で活躍する吉沢恋選手・白井空良選手の出場が決定。そのほか、BMXフラットランドやダブルダッチ、パルクールの各大会に、昨年大会での優勝者の出場が決定するなど、今回もハイレベルなパフォーマンスに期待! また、カルチャーマーケットや連携イベントの企画も用意されている。横浜赤レンガ倉庫を中心とする一帯に、ストリートカルチャーが一堂に会し、朝から夜まで「観る・体験する・食べる・飲む・遊ぶ」を存分に楽しめる。 コンテンツラインアップ 【アーバンスポーツ】 ©Yoshio Yoshida/YUSF スケートボード - SKATE ARK2017年に誕生し、現在では世界で最もレベルの高い“世界大会”として認知される「ARKLEAGUE」の1つ。ライダーが創るライダーの為の大会は、世界各国のライダーから賞賛される大会となっている。パークやバーチカルなど様々なスタイルがあるスケートボード。 そのうち日本人選手が世界のトップレベルで活躍している、町中にあるような会談やレールなど障害物のあるコースで競うストリート種目を実施。2022年、2023年に続き、YUSF ’24でも世界で活躍するトップスケーターの出場が決定。 ■PICK UP選手 吉沢 恋 選手(神奈川県出身・2009/09/22生まれ)2024パリオリンピック 女子ストリート 金メダル 白井 空良 選手(神奈川県出身・2001/11/03生まれ)2024パリオリンピック 男子ストリート 4位2024 X Games Chiba 男子ストリート 優勝 © HAMASHOW/YUSF ブレイキン - FREESTYLE SESSION JAPAN1997年アメリカで始まった世界一のCREWを決める伝説のブレイキンバトル「Freestyle Session」は、世界で最もリスペクトを集め、日本人のみならず多くのBBOY・BGIRL達に多大な影響を与えてきた。アメリカのみでの開催から、現在では世界大会へと発展し、各地で盛り上がりを見せている。日本では2002年にスタート、そして2022年のYUSFにて4年ぶり復活。世界レベルのBBOY・BGIRLたちが一堂に集いハイレベルなバトルが繰り広げられる。昨年同様にクルーバトル形式を採用し、日本一を決定する。 BMXフラットランド - FLAT ARK2013年に誕生し、現在では世界で最もレベルの高い“世界大会”として認知される「ARK LEAGUE」の1つ。ライダーが創るライダーの為の大会は、世界各国のライダーから賞賛される大会となっている。 YUSFでは2022年・2023年と開催。昨年末にはFLAT ARK 10年の節目を記念し 、日本野球の聖地「阪神甲子園球場」の100周年記念事業の1つとして、世界17ヶ国のトップライダーが集結し「FLAT ARK 2023 in 阪神甲子園球場」を2日間貸し切りで開催した。 ■PICK UP選手 片桐 悠 選手(新潟県出身・2005/04/17生まれ) Circle Of Balance 2022 準優勝 X Games Chiba 2023 優勝 鈴木 仁菜 選手(東京都出身・2007/07/08生まれ)2024 UCI World Cup 江ノ島大会・モンペリエ大会 優勝 2022・2023 FLAT ARK Girls class優勝 © Kazuki Murata/YUSF ダブルダッチ - THE ONE’S2012年に誕生したダブルダッチ 1on1 BATTLE [DOUBLE DUTCH ONE'S]。12年の時を経て数々のDOUBLE DUTCH ONE’Sの顔となるJUMPERが誕生した。その“THE”DOUBLE DUTCH ONE’Sなプレイヤーが集結し、頂点を決める戦いをTHE ONE’Sと呼 ぶ。今大会では、これまでのDOUBLE DUTCH ONE'S FINAL 優勝者が一挙集結!TOP16トーナメント方式で開催。 ■PICK UP選手 KO-YA 選手(神奈川県出身・1990/02/04生まれ)DOUBLE DUTCH ONE’S FINAL 2022 MEN’S SECTION 優勝 イワネスインセイン 選手 (東京都出身•1994/08/19生まれ) DOUBLE DUTCH ONE’S FINAL 2023 MEN’S SECTION 優勝 Elina Mizuno 選手(東京都出身・1993/02/28生まれ) DOUBLE DUTCH ONE’S FINAL 2023 WOMEN’S SECTION 優勝 © Kazuki Murata/YUSF パルクール - ONE FLOW BATTLE 2024 -Final round-世界が注目する、究極のパルクールバトルイベント!トレーサー(選手)達は、10秒間のソロムーブに全てを賭け、その瞬間にしか生まれない唯一無二のムーブ=最強のワンフローを繰り出す!スーパートリック、ビッグジャンプ、なんでもあり!限られた時間の中で、いかに個性とスキルを表現できるかが勝敗を分ける!1vs1のトーナメントバトルを勝ち抜くのは誰だ!? ■PICK UP選手 宮﨑 裕来 選手(大阪府出身・2002/05/05生まれ)TOKIOインカラミ所属 ONE FLOW BATTLE 2023 年間チャンピオン 関 雅仁 選手(香川県出身・1996/04/15生まれ)TOKIOインカラミ所属 2023 第4回パルクール日本選手権 優勝 大貫 海斗 選手(千葉県出身・2003/03/05生まれ)TOKIOインカラミ所属 ONE FLOW BATTLE 2024 SINGAPORE・OSAKA 優勝 © Kazuki Murata/YUSF パルオニ - パルオニJAPAN CUP 2024競技の専門性によらない、誰でも行う「あそび」を競技化!指定されたフィールドに、安全面に配慮かつ、運動機能を自然と向上させるように設置されたキッズ用の障害物(オブスタクルス)を使い、1番鬼ごっこがすごい(逃げる+捕まえる)のは誰かを競う! YUSF ’23にて初開催した『パルオニJAPAN CUP』に続き、『パルオニJAPAN CUP 2024』を開催!カテゴリーやエントリー方法などの詳細は、YUSF公式WEBサイトにて。 3人制バスケットボール 3x3 - IMPACT – 3x3 TOURNAMENT国内最大級となるNEW BIGトーナメント「IMPACT – 3x3 TOURNAMENT」がYUSF特設コートで初開催決定!記念すべき第1回チャンピオンの栄冠はどのチームへ!? バイクトライアル - TRIAL BIKE SHOWトライアルは、ライディングテクニックの正確性、ライダーとマシンの信頼性を競うモータースポーツです。時間のコントロールはありますが、スピードを競う競技ではないところが、他のモータースポーツとはちょっとちがう魅力です。トライアル競技のデモでは、ライダーが専用のオートバイを駆り、コース途中に設けられた障害物を乗り越えながら、技の正確性や人間とマシンの信頼性を競う様子を披露。 ■PICK UP選手 小川 友幸 選手(三重県出身・1976/10/04生まれ)MFJ全日本トライアル選手権シリーズ 2013-2023 国際A級スーパークラス チャンピオン ビーチバレーボール - ジャパンビーチバレーボールツアー2024 第10戦 グランドスラム 横浜赤レンガ倉庫大会ビーチバレーボールの国内最高峰ツアー「ジャパンツアー 横浜赤レンガ倉庫大会」がYUSF会場内で開催!コート上の2人が縦横無尽に裸足でボールを追いかけ、駆け引きをしながらボールをつなぐ究極のビーチスポーツ!砂の上の熱い戦いを見逃すな! ©YUSF キッズワークショップ知らないスポーツだからこそ、この機会に「アーバンスポーツ」にチャレンジしてみよう。もしかしたら、楽しすぎてハマっちゃうかも。やって楽しめるのもYUSFならでは。※実施予定種目は調整中です。 【カルチャーマーケット】ファッションやカルチャーを体験できるショップやブース、美味しいフードやドリンクなど、盛りだくさんのラインアップを取り揃えます。1日中「食べる・飲む・遊ぶ」をお楽しみいただけるブース・ショップの一部をご紹介します。 Lazor Zone Yokosuka海外でとても人気のある、遊びながら運動ができるシューティングスポーツゲーム。 お子様は5歳からご参加でき、FPS(ファーストパーソンシューター)をリアルに体感できる次世代の鬼ごっこ。1ゲーム(5分)1,000円(税込)/人。場所:横浜赤レンガ倉庫1号館3Fホール 特設フィールド PostCoffee®️「ライフスタイルを進化させる」をビジョンに、コーヒーのサブスクリプションや国内最大級の美味しいコーヒーのショッピングモールをローンチ。国内外30店以上の有名コーヒーショップのコーヒー豆と、世界20カ国以上の自社焙煎コーヒー40種類以上をラインナップ。扱う豆はすべてスペシャルティコーヒーです。 EL CAMION by T.Y.HARBOR Brewery東京・天王洲の老舗ブルワリーT.Y.HARBOR Breweryの新鮮で美味しいビールを是非お楽しみください! スペシャルコンテンツ アーバンスポーツ競技やカルチャーマーケットのほか、ライブエンターテインメントフェスティバル「Live!横浜」との連携イベントなど、YUSF ’24では様々なスペシャルコンテンツを準備しています。こちらもご注目ください。 三菱商事都市開発株式会社 presents 吉沢恋トークショー2024年7月、まだ記憶に新しいパリでの国際大会にて、見事金メダルを獲得した吉沢恋選手のスペシャルトークショー。 開催日時:11月9日(土) 場所:スケートボードエリア内 参加料:無料 ©(株)JOL © 一般社団法人パルクール鬼ごっこ協会 Live!横浜 - YOKOHAMA URBAN SPORTS FESTIVAL '24 サテライトステージ 「Live!横浜」との連携コンテンツとして、YUSF'24サテライトステージが運河パークに登場!鬼ごっこにパルクールの要素を取り入れた1対1の究極の鬼ごっこスポーツ「パルオニ」やボルダリング、スラックラインが無料で体験できます。 開催日時:11月9日(土)・11月10日(日) 両日ともに11:00~16:00場所:運河パーク参加料:無料 開催概要 開催名称:YOKOHAMA URBAN SPORTS FESTIVAL ’24(略称 YUSF)会場:横浜赤レンガ倉庫 イベント広場(神奈川県横浜市中区新港1-1)日程・時間:2024年11月9日(土)・11月10日(日) 両日ともに11:00~20:00(予定)※雨天中止。協議の開始・終了時間は各競技によって異なります。入場料:無料※飲食や物販代金は別途必要。一部、有料コンテンツあり。主催: YOKOHAMA URBAN SPORTS FESTIVAL ’24 実行委員会(株式会社横浜赤レンガ / 明治商工株式会社 / 株式会社ローソンエンタテインメント / 株式会社ゼータ)共催:公益財団法人横浜市芸術文化振興財団協賛:富士フイルム株式会社 / 三菱商事都市開発株式会社 / GoPro合同会社 / サミー株式会社 / プレミアムウォーター株式会社 / 日本たばこ産業株式会社協力: 一般社団法人ARK LEAGUE / 有限会社 OVER THUMPZ / 株式会社IAM / 株式会社トリデンテ / 公益財団法人日本バレーボール協会 / 株式会社HANDOFF メディア協力:FINEPLAY
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surf日本のキッズたちにサーフィンを通じて自然を大切にすること、そして夢を与え続けたい「Reo Inaba Meet&Greet Supported By CARIUMA」2024.10.222024年10月18日(金)に大阪府大阪市の「心斎橋BIGSTEP内 特設ステージ&SPOTAKA」 にて、この夏パリオリンピックで日本人最高位の5位入賞を果たしたプロサーファーの稲葉玲王選手と触れ合える「Reo Inaba Meet&Greet Supported By CARIUMA」が開催された。 本イベントは、世界最高峰を舞台に活躍しているプロサーファーでありCARIUMAアスリートの稲葉玲王選手から自身の経験を元に、次世代の子供達へサーフィンやサステナブルに対する想いを伝えるミート&グリートとなった。 オリンピックまでの軌跡がまとめられた「Road To Olympic 2024」の上映 イベント当日は一般の方に無料開放される形で二部制での開催。第一部では心斎橋BIGSTEP内の特設ステージにて、稲葉玲王本人による挨拶とパリオリンピックに向けたドキュメンタリーを含めて撮影した「Road To Olympic 2024」の映像前半を会場内ビックスクリーンで放映。稲葉選手に会うために会場に訪れたキッズサーファーや親子連れはもちろんのこと、会場周辺に買い物や観光で訪れた海外観光客や学生たちなど多くの人々が立ち寄った。 第二部の「SPOPAR」会場でのトークセッションの様子 第二部では場所を同じ建物内に店舗を構えるスポーツショップのSPOTAKAのスケートパーク「SPOPAR」に会場を移して、CARIUMA JAPAN(丸紅コンシューマーブランズ株式会社)の滝本氏とのトークセッション、「Road To Olympic 2024」の上映、さらには来場者とのQ&A、サイン会、写真撮影など、ここでは至近距離で実際に稲葉選手と交流できる場が設けられた。 イベントに駆けつけてくれたCole Yamane(一番右) また当日は「Road To Olympic 2024」の映像制作に携わった映像クリエイターのCole Yamane(コール・ヤマネ)も来場。偶然にも日本で旅行中の彼がイベントに駆けつけてくれた。 Q&Aではキッズサーファーを中心に多くの来場者からたわいもない質問からテクニカルなサーフィン関連の質問まで、気になることを稲葉へストレートにぶつけられ、稲葉本人も質問によっては困惑するも終始笑顔で楽しく質問に答えていた。 なお本イベントの第二部の様子はFINEPLAYの公式インスタグラムでライブ配信を行い、アーカイブ映像も残っているため具体的な内容が気になる方は是非チェックしてみてほしい。 稲葉玲王選手にイベント前に特別インタビューをさせていただいた。 そして今回のイベント開催にあたってFINEPLAY編集部では稲葉玲王選手本人に特別インタビューを敢行。この夏のパリオリンピックの話はもちろんのこと、環境保護やサステナブルな活動を推進するブランド「CARIUMA」との関係、自身の活動を通して次世代の若手に伝えたいこと、最後に今後の活動とこれからの抱負についても聞いた。 稲葉玲王特別インタビュー インタビューに答える稲葉選手と、本人が愛用する「UBA PRO」 日本人選手最高位5位となったパリオリンピックを終えて - 率直に今回初めてオリンピックに出場してみてどうでしたか? 実際に今回オリンピックに出場して、いまだにオリンピックに出たという感覚があまりないのですが、でもやっぱりオリンピックは皆さんにも知られているようなとても大きな舞台で、自分としても今までで1番大きな舞台だったので、本当にすごい良い経験になりましたね。 - 会場がタヒチでフランスから離れていたこともあったからですかね。 そうですね(笑)パリにも行っていないですし、会場にはサーフィンの選手しかいないのでオリンピック感はあまりなかったのですが、逆に日本に帰ってきてから取材やテレビ出演などで他競技のオリンピアンの人たちと会うような機会があって「あ、俺本当にオリンピック出たのか」みたいな感覚ですね。 -日本人選手最高位5位という結果でしたが、パフォーマンスを振り返っていかがですか? やっぱりあと1歩のところでメダルを取れなかったことがとても悔しいですし、もったいなかったなという気持ちです。でもパフォーマンスとしては結構良い演技ができましたし、3回戦目でワールドチャンピオンのフェリペ・トレド(ブラジル)を倒すことができたのでそういう面では良い結果だったかなと思います。 「Road To Olympic 2024」上映会ではタヒチでのライディングの様子も見られた。 - ちなみにそのパリオリンピック出場に至るまでに注力して取り組んだことはありますか? タヒチのチョープーは、世界中どこに行っても同じような場所が見当たらないくらい波がすごい特殊な場所なので、危険で怖いですしその波に慣れることが1番大事だったので、1年半ぐらい何度も現地通って、色々なコンディションの波に合わせて練習してきました。その中でもチューブがメインの大会になるのが分かっていたのでチューブを特に練習しました。 - そのパリオリンピックを終えて競技への取り組み方に変化はありましたか? メダルにあと1歩のところまで行けたことで、世界のトップレベルで戦えるという自信になったのでもう1回やっぱりあのレベルで戦いたいですし、次のロサンゼルスオリンピックも目指していきたいと思っています。 サステナブルスニーカーブランド「CARIUMA(カリウマ)」とアスリート契約を結んだ経緯 「CARIUMA(カリウマ)」の持つビジョンに共感し契約を決めた稲葉選手 - どのような経緯で「CARIUMA(カリウマ)」との契約に至ったのでしょうか? ハワイの友人であるセス・モニーツがスポンサーを受けていたこともあり、元々「CARIUMA(カリウマ)」のことは知っていました。靴のデザインもかっこよくて自分好みだったので買ったこともあり、お気に入りで普段からよく履いていた中、カリウマジャパンが始まったタイミングでありがたくアスリート契約のお話を頂いたので契約を決めました。 靴のデザインが好みと語る稲葉選手 - ちなみにアスリート契約を結んだ決め手を詳しく聞かせてもらえますか? やっぱり靴がスタイリッシュでかっこいいところが1番です。あとは環境保護やサステナビリティのこともすごい考えているブランドで、特に環境保護はサーファーがとても大事にしていることなので一緒に世界に向けて発信していけたらなと思っています。 - 稲葉選手がお気に入りの「CARIUMA(カリウマ)」アイテムの特徴があれば聞かせてください。 ちょうど今も履いている「UBA PRO」というモデルは、見た目もかっこいいんですけどすごい履き心地が良くて、昨日も1日中USJ(ユニバーサル・スタジオ・ジャパン)内を歩き回ったんですが、足が疲れることもなく大丈夫でした(笑) サーファー稲葉玲王として大事にしている環境保護やサステナビリティへの想い トークセッションではサステナビリティと環境保護の大切さも語られた。 -サーフィンシーンではサステナビリティや環境保護はどのように捉えられていますか? 海を必要とするサーフィンシーンにとって温暖化は深刻な問題になっていて、やっぱりサーフスポットがどんどん少なくなっていたりと本当に深刻で、そういった状況の中で自分1人でできることはとても少ないですけど、地元のビーチで毎月ビーチクリーンをしたり今できることを取り組んでいます。 今後は、サーフィンを通じて自分のこの自然を大事にしたいという思いを色んな人に広めていくためにも、「CARIUMA(カリウマ)」がやっているような活動や今回のようなイベントを一緒にやっていきながら世の中に広めていければと思っています。 - 稲葉選手はサステナブルな活動にはどんな想いを持たれていますか? 自分にとっては海が1番大事なので、その海を含めこの自然を守っていく活動を進めながら、この自然環境に感謝して大切にしたいという想いが強いです。 自分の活動を通して次世代の若手たちに伝えたいこと 稲葉選手へキッズサーファーたちから色々な質問が投げかけられた。 -競技者稲葉玲王として次世代の若手たちに伝えていきたいことを聞かせてください。 しっかり自分の持つ夢や目標を大事にして、 それに向かって諦めないことが1番大事なことだなと感じています。あとはその目標とかに向かう過程で、人と違うことをやってみたりとかどんどん色々なことにチャレンジするのも大事だと思うので、キッズサーファーや若手の子たちにはこういったことを意識して頑張って欲しいなと思います。 - またキッズサーファーたちにサステナビリティや環境保護の観点からも知っといて欲しいことがあれば聞かせてもらえますか? そうですね。サーフィンなので当然なことでもあるんですけど、とはいえいつも好きな時に海で練習できる環境が実は当たり前ではないので、そういうことも頭に入れながら海に感謝して、今後環境保護に対してももっと意識していってほしいです。 稲葉玲王の今後の活動とこれからの抱負について 終始大盛況で終わったミート&グリートイベント - 今後の競技での目標や、競技外でも取り組む活動があれば聞かせてください。 競技者としては、もう1回オリンピックのような世界のトップレベルで戦いたいという気持ちがある中で、世界ツアーをもう1回周ろうと思っていますし、もちろんその中で次のロサンゼルスオリンピックもちゃんと頭には入れながら競技をやっていきたいと思います。 競技外だと今回のイベントもその第一歩かもしれないですが、 次世代の日本人サーファーたちの底上げに貢献していきたいです。自分も今までずっと「日本人も世界で戦えるぞ!」ということを証明したいと思ってやってきたので、自分が培ってきたものを次世代に繋げていきたいです。 CARIUMAのシューズを手にするキッズサーファー - 最後にサーファー稲葉玲王として今後目指していきたいことを聞かせてください。 日本のキッズに夢を与えていきたいです。それはサーファーに限らず何かで高みを目指している日本のキッズたちの夢に僕がなれたらかっこいいなと思っているので、これからも彼らに夢を与え続けられるように頑張ります! イベント概要 名称:Reo Inaba Meet&Greet Supported By CARIUMA 日程:10月18日(金) 18:00~20:00 場所:心斎橋BIGSTEP 特設ステージ&SPOTAKA (大阪府大阪市中央区西心斎橋1-6-14) CARIUMAについて CARIUMA(カリウマ)は、2018年にフェルナンド・ポルトとデヴィッド・パイソンによって設立されたB-Corp認定のコンシャス・スニーカー・カンパニー。現在ではオスカー受賞者、グラミー賞受賞者、オリンピック選手にも愛用されており、人と環境を第一に考える、時代を超越したクラシックスニーカー。またCARIUMのスニーカーはそのクラシックなスタイルに高級素材を使用しており、ほぼすべての服装に合わせることが可能。更に使用素材はすべて最高品質で耐久性もテスト済み。CARIUMAは長持ちする製品を作ることを信条としているため、マスプロダクション削減にも貢献している。 CARIUMAが行う「森林再生」について カリウマは靴1足が売れるごとに2本の木を植えます。このプログラムは完全に私たちのチームによって運営されており、単に木を植えるだけでなく、ブラジルの熱帯雨林の全体的な再生に焦点を当てています。私たちは、植樹の一部を先住民の土地に植え、先住民の文化や知識を高めることに取り組み、現在約70人の先住民(グアラニー族とトゥピニキム族)が私たちのプログラムに関わっています。これまでに250万本以上の植樹を行っており、今後もさらに多くの植樹を行う予定です。カリウマはあなたのために、そして地球に優しいシューズを作ります。 SPOTAKA(スポタカ)とは 従来のスポーツショップとは違う角度から「スポタカ」という新たなスタイルで発信している大阪ミナミのリアルスポーツショップ。2022年に創業100周年を迎えた当店は、日本のサーフィンシーンに関しても創成期から支えており、シーンの発展に貢献してきた立役者としても知られている。
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danceブレイキン日本代表が上海で躍進!FISE上海大会 Shigekix 金メダル、 Ayumi 銅メダル獲得!2024.10.202024年 10 月 19 日と 20 日に、中国 上海市(シャンハイ)にて、WDSF Breaking for Gold World Series が開催された。本大会では 16 ヵ国から 72 名の選手が参加し、日本からは 6 名(男女各)の日本代表選手が出場。 6 名の代表選手は危なげなく DAY2 である TOP16 へ進出し、男子決勝はパリ五輪のグループリーグでも対戦相手であった、Lithe-ing(中国)に見事勝利し、Shigekixが金メダルを獲得。また女子の Ayumi は TOP4 で Royal(中国)に敗戦したものの、3 位決定戦にて 2:1 で勝利を納め、銅メダルを獲得した。 SHIGEKIX AYUMI Shigekixコメント 今日は優勝という形で終えることができて本当に嬉しい気持ちです。これまで用意してきたものがちゃんと発揮できたその喜びに胸がいっぱいです。そし て、これがパリオリンピックの後の大きな大会になったので、一歩踏み出す勇気を出せたと思います。応援ありがとうございました。 Ayumiコメント 無事に FISE 上海が終わりました。自分自身ダメだったところもたくさんあったんですが、次に向けてそれらを課題に頑張っていきたいと思います。応援ありがとうございました。
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bmx度重なる怪我や困難を乗り越え、男子エリートは中井飛馬が悲願の優勝「第41回全日本自転車競技選手権 – BMXレーシング」2024.10.14「第41回全日本自転車競技選手権 - BMXレーシング」が2024年10月12日(土)~10月13日(日)に2日間にわたり、大阪府堺市の大泉緑地サイクルどろんこ広場にて開催された。男子エリートでは中井飛馬選手、女子エリートでは藪田寿衣選手が今年度の全日本チャンピオンの座を獲得した。 今年のBMXレーシング種目の全日本選手権は昨年とは異なり連日天候に恵まれ、大会当日も雲ひとつない晴天の空の下、10月とは思えない暑さの中でプログラムは進行していった。 今回の会場となった「大阪府堺市大泉緑地サイクルどろんこ広場」では昨年、一昨年に引き続き3年連続の全日本選手権開催となり、チャンピオンシップ(エリート・U23・ジュニアを含む)とチャレンジカテゴリーを合わせて全34クラスにて老若男女のBMXライダーたちが全国から集まり日本一の座を争った。 また全日本選手権と言えば、「観るスポーツ」としても会場を盛り上げる演出の数々も欠かせない。今回も目を惹く大型バナーやスクリーンの装飾と観客エリアの設置や、チャンピオンシップカテゴリー決勝の選手呼び込み時にはスモークを使用するなど特殊効果演出が、観客や選手たちのボルテージを最高潮に引き上げていた。 以下は、今大会大注目のチャンピオンシップカテゴリーの決勝レースのレポートである。なお今回、チャンピオンシップカテゴリーは人数の関係から各種目にて予選決勝を含む3ヒート合計の順位で争われたため、本記事では表彰台を確定させた最終レースのみをピックアップして紹介する。 男子エリートは中井が2019年ぶり自身2度目のタイトル、女子エリートは藪田がエリート初タイトルを獲得 男子チャンピオンシップカテゴリーでは目を引く空中戦が繰り広げられた。photograph by Japan Cycling Federation / Satoshi Oda 男子チャンピオンシップカテゴリー チャンピオンシップカテゴリーは3ヒート合計という難しい戦いに。photograph by Japan Cycling Federation / Satoshi Oda 男子エリートクラスは総勢8名のエントリーとなった中で日本一の座を争う形となった。今回は3ヒート合計というフォーマットも相まって、1レースでも失敗するとダイレクトに最終結果に響いてくることから、拮抗したレース展開を見せていた。なお今回最終レースでのポイントとしては、1本目と2本目を1位通過して日本一に大手をかける中井飛馬を、暫定2位の一昨年の全日本チャンピオンの島田遼と、暫定3位の昨年の全日本チャンピオンの増田優一が抑えることができるかに勝敗が分かれる戦いに思えた。しかし、そんな周りの予想をよそに今回も見事なスタートダッシュを決めたのは、世界最高峰で活躍し日本のBMXレーシングシーンを牽引している中井飛馬。 終始強さを見せた中井飛馬(#71)photograph by Japan Cycling Federation / Satoshi Oda 最終レースは6コースということもあり、一番インコースからのスタートとなった増田の猛追も懸念されたが第1コーナーで前へ出ると、その後のプロセクションや第3ストレートもそのリードを保ったまま最終コーナーへ。2位につけた増田が猛チャージで距離を縮めるもわずかに届かず、中井が最後まで逃げ切り2019年から5年ぶりとなる自身2度目のエリートクラスでのタイトルを獲得した。そのまま2位には増田、3位には島田という着順になったが、1本目と2本目の合計でリードした島田が最終的に2位、増田が3位で今大会を終えた。 ここ数年、パリオリンピック予選大会もある中で何度も大怪我に見舞われ自分の思うようなレースができておらず悔しい思いをしてきた中井。そんな彼が今回5年ぶりの全日本タイトルを見事獲得した。ロサンゼルスオリンピックに向けて新たな4年が始まろうとしている中で、幸先良いスタートを切った彼が今後国内外のレースでどんな走りを見せてくれるのかにも注目だ。 男子アンダー23タイトルを獲得した北川晃久(#53)photograph by Japan Cycling Federation / Satoshi Oda 男子アンダー23クラスには計7名が集まり日本一の座が争われたが、一本一本が重要であるためか、2本目ではプロセクションで選手2名が接触して転倒したり途中棄権となるなど、まさに「自転車の格闘技」といった内容で最後の最後まで結果がどうなるかが分からない波乱の展開が繰り広げられた。 そんな中、5名の選手で迎えた最終レースは、優勝候補の一角であった中林凌大が1本目と2本目を上回るべく1位でゴール。しかし1本目と2本目を1位を収めて3位で最終レースを終えて、終始安定した強さを見せた地元大阪の北川晃久が優勝し初タイトルを獲得。同じく安定して2位ポジションを守った島田壮が2位、その後に中林凌大が3位と続く形となった。 ジュニアタイトルを獲得した狩峰颯太郎(#65)photograph by Japan Cycling Federation / Satoshi Oda 男子ジュニアクラスは6名の選手がエントリー。途中で1名の棄権もあり5名の選手で迎えた最終レースは、1本目で1位、2本目で2位と安定してトップ位置を守った地元大阪の狩峰颯太郎がここも1位で収めて初タイトルを獲得。その後に続き野村羽玖が2位、岸龍之介が3位と続く形となった。 女子チャンピオンシップカテゴリー 統合クラスとなった女子チャンピオンシップカテゴリーphotograph by Japan Cycling Federation / Satoshi Oda 女子のチャンピオンシップカテゴリーに関しては、今回も出場者数の関係からエリート・U23の2クラスが統合での開催となった。6名の選手が集まった今大会は統合クラスでの戦いになったものの、今回の出場メンバーは東京オリンピックとパリオリンピックの2大会連続日本代表の畠山紗英をはじめ、各クラスの前年度のアジアチャンピオンである藪田寿衣や西村寧々花など世界を股にかけて活躍する日本代表選手たちが勢揃いした。 レースの展開としては、各レースで接触や転倒があり最後まで結果がわからない展開に。最終レースではスタート後に畠山と丹野が接触し丹野が転倒。その転倒には巻き込まれず見事に逃げ切り、3本共に安定した順位を残した藪田寿衣が全日本チャンピオンタイトルをエリートカテゴリーで勝ち取った。その後に続いたのは前年度のタイトルホルダーでオリンピアンの畠山、そしてベテランの瀬古という順になった。 U23カテゴリーのタイトル争いを制した西村photograph by Japan Cycling Federation / Satoshi Oda U23カテゴリーのタイトル争いは野村と西村による一騎打ちとなったが、昨年タイトルを逃して悔しい思いをした西村が3本とも強さを見せるライディングで野村を上回りが見事タイトルを獲得した。 大会結果 左から島田、中井、増田の順photograph by Japan Cycling Federation / Kenichi Inomata <男子エリート>優勝: 中井 飛馬 (ナカイ・アスマ) / MONGOOSE・ XLARGE準優勝: 島田 遼 (シマダ・リョウ) / GAN TRIGGER3位: 増田 優一 (マスダ・ユウイチ) / 大阪体育大学 左から畠山、藪田、瀬古の順photograph by Japan Cycling Federation / Kenichi Inomata <女子エリート>優勝: 籔田 寿衣 (ヤブタ・ジュイ)準優勝: 畠山 紗英 (ハタケヤマ・サエ)3位: 瀬古 遥加 (セコ・ハルカ)/ iRC Tire 左から島田、北川、中林の順photograph by Japan Cycling Federation / Kenichi Inomata <男子Under23>優勝: 北川 晃久 (キタガワ・アキヒサ) / Deux Roues Elite Team 準優勝: 島田 壮 (シマダ・ソウ) / S-PRO BMX CLUB 3位: 中林 凌大 (ナカバヤシ・リョウタ) / 弱虫ペダルサイクリングチーム 左から野村、西村の順photograph by Japan Cycling Federation / Kenichi Inomata <女子Under23>優勝: 西村 寧々花 (ニシムラ・ネネカ) / 大阪体育大学・GAN TRIGGER準優勝: 野村 凪沙 (ノムラ・ナギサ) / Ace Race Australia Factory Team 左から野村、狩峰、岸の順photograph by Japan Cycling Federation / Kenichi Inomata <男子ジュニア>優勝: 狩峰 颯太郎 (カリミネ・ソウタロウ) / STAYSTRONG JAPAN・Deux Roues Elite Team準優勝: 野村 羽玖 (ノムラ・ハク) / NoLogo Racing Japan3位: 岸 龍之介 (キシ・リュウノスケ) / モトクロスインターナショナル 大会概要 ⼤会名称 : 第41回全日本自転車競技選手権 - BMXレーシング開催期間 : 2024年10月12日(土)~10月13日(日) -2日間-大会会場:大阪府堺市 大泉緑地サイクルどろんこ広場(大阪府堺市北区金岡町128)主 催 : 公益財団法人日本自転車競技連盟主 管 : 一般社団法人全日本フリースタイルBMX連盟後 援 : 大阪府、堺市、堺市教育委員会、公益財団法人JKA協 力 : 大阪府自転車競技連盟、特定非営利活動法人ドゥールース(サイクルピア岸和田) 特別協賛:TOYO TIRE
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doubledutch日本のダブルダッチがパリ五輪 2024の“エキシビジョンアクト”に!2024.10.11世界を熱狂の渦に巻き込んだパリオリンピック。4年に一度催される“平和の祭典”だが、今回はストリートカルチャーの関係者から一際注目を浴びた回だったように思う。2021年の東京オリンピックで開催されたスケートボード・BMXに加え、ブレイキン(ブレイクダンス)が種目として採用。数々の名勝負が生まれ、そして日本のストリートカルチャーの強さと勢いを世界へと知らしめた。 さて、その傍らで、2本のロープを用いたジャンプロープ(なわとび)である「ダブルダッチ」もパリ五輪と関わりがあったことをご存知だろうか?正式種目としての採択はされていないものの、パリ五輪の様々な会場でパフォーマンスと体験会が行われたのだという。 その取り組みに、日本からは世界三連覇のプロチーム・REG☆STYLEよりKO-YAとKEITA、そして将来を嘱望されているMillennium CollectionよりASUKIの3名が参加。彼らがパリで見た景色とは。そしてダブルダッチ・ジャンプロープがオリンピックの正式種目入りを目指し、世界的に活動を広げている中で、この取り組みは“希望の光”となり得るのだろうか? 現地パリにて、左からKEITA・ASUKI・KO-YA どんなことをしてきたの? まずは、今回の取り組みについて解説しよう。国際オリンピック委員会(IOC)からの依頼を受け、国際ジャンプロープ連合(IJRU)に所属する選手のうち、日本・アメリカ・フランス・香港から4カ国のジャンプローププレイヤーが招聘。ブレイキンやBMX、スケートボードなど、アーバンスポーツ系の会場を中心に取り組みを行ったという。 メンバーのKO-YAはこの取り組みについて、後にこう振り返っている。 「全てのエキシビションコンテンツを見れているわけではないですが、オリンピックの正式種目になっているジャンル以外で、これだけいろんなところで会場を盛り上げられていたのはジャンプロープしかなかっただろう、という印象と手応えはありました」 現地ではショーやバトルなど、さまざまなコンテンツが催されたという。 各国のジャンプローププレイヤーたちと 世界からの思いと“日本流”を背負って 今回、KO-YA・KEITA・ASUKIの3名がパフォーマーとして参加したパリ五輪。国内外のジャンプロープカルチャーにとって重要な影響を与えることになる役割だが、最初にKO-YAがこの話を受けたときの印象について、振り返ってこう語った。 「めちゃくちゃ覚えています。とにかくワクワクしたし、やっぱり『オリンピック』ってものをみんなで目指そうとしている僕らにとって、確実に大きな経験値になるだろうなと。それを直に肌で感じられる場所に行けることは、経験もフィーリングも確実に大きいものを得られるなと思いました」 パフォーマー3名と、JJRU(日本ジャンプロープ連合)事務局長である原竹 純氏 「また先輩たちが築き上げてきてくれたおかげで、僕たちが歴史的通過点に立てるわけで、そこへの感謝と同時に強く責任も感じました。このカルチャーを世界のみんなでオリンピックに、という気持ちはあるけど、日本が育ててきたダブルダッチのカッコよさや面白さ、そして人間的にも成長させてくれるような競技としての奥深い部分、そういったことをシェアできる喜びと、しなければならないという責任感。ジャンプロープ、ダブルダッチ、日本の代表として、しっかり存在感を見せつけないといけないと強く感じました」 実際のジャンプの映像は、ぜひKO-YAのインスタグラムをご覧いただきたい ところで、日本はジャンプロープ強豪国と言われているのをご存知だろうか。KO-YA率いるREG☆STYLEも、世界大会において前人未到の3連覇を果たすほか、ソロバトルやスポーツジャンルにおいてもさまざまなタイトルを獲得。その強さの秘訣について、KO-YAはこう分析している。 「ジャンプロープにも色々なジャンルがありますが、僕らがやっているダブルダッチのフュージョン*に絞って話をすると、音楽と合わせたエンターテイメント性はかなり強みだと認識しています。ショーとしてしっかり成立していて、お客さんを沸かせる技術に特化しているなと。他の国のショーと比べても、日本は緻密に音にハマっているし、もちろんスキルもある。見ている人たちの心を掴む、“会話”する感じのパフォーマンスなんですよね」 *フュージョンダブルダッチのジャンルの一つ。単純に技を点数化するスポーツジャンルとは異なり、音と動きを“融合”(フュージョン)するスタイルのことを指す。 2019年、REG☆STYLEとして世界三連覇を果たした世界大会にて中央がKO-YA、一番右がKEITA 「実は日本でダブルダッチを最初に始めたのはダンサーなんです。でも、それが大きかったのではないかなとも。ロープの中でのグルーヴ感やリズム、そういったダンサブルな動きは日本ならではですね。あと、日本は“カルチャー”として動いている。他の国はスポーツ的なんですよね。良し悪しあると思いますし、それが各国大切にしているスタイルですから否定したい意図はないのですが、ファッションへのこだわりや音楽性に紐づいた演技、歴史的なところを熟知している部分とか、そこは日本流の強みだと思っています」 目の前に広がる“世界の熱気” 話をパリに戻そう。世界のプレイヤーたちが願ってやまないオリンピックの正式種目化。形は違うものの、今回そのステージに立ったKO-YAはどんな景色を見てきたのか。当日を振り返り、“世界的な祭典”の勢いと熱気を、興奮混じりに語ってくれた。 「やっぱり世界的なお祭りだった。うん、やっぱりなんか、みんなの熱気が凄いんですよね。街どころか国ぐるみのイベントだし、ただいろんな人種の人もいて、そのたくさんの人が一体になって作り出している熱気の感覚というのが、本当に凄まじかったです」 ブレイキンの会場にて、日の丸をまとった外国人と 「あと、みんな“お祭り”にきている感覚ということもあるんでしょうか、みんながポジティブな印象も受けました。これがオリンピックの作るPEACEな空気感なんだと。ブレイキンで日本のB-GIRL AMIちゃんが金メダルを獲ったときも、日本人だけじゃなく世界中の人が一緒に沸いてくれて、他の国を称え合うようなムーブメントに肌で触れて、『オリンピックってマジで素敵だな』って、心の底から感じましたね」 その一方で、感じていた“責任感”の部分についても語ってくれた。 「これまで経験してきたステージと比べても、やっぱり文字通り『全世界』が注目している場面だな、凄いなっていう感覚がありました。どうやらオリンピックチャンネル*に自分が映ったみたいなんですけど、それも何カ国の何人が見てるんだろうなっていう。地球丸ごと見られてるんだろうなっていう感覚があって(笑)。もう鳥肌もんでした」 *オリンピックチャンネル国際オリンピック委員会(IOC)が運営するインターネットテレビ局。日本語をはじめとした11ヶ国語に対応し、世界中に配信されている。 KO-YAたちの現地パリでのようすは、KO-YAのインスタグラムにも投稿されている。リールは現時点(2024年10月時点)で多いものだと約70万再生、また数多くのシェア(拡散)もあった。なかには「これを次の種目に入れてくれ」という趣旨のコメントも多々あったといい、未来への手応えや正式種目化への自信も感じたという。 「あくまで通過点」 日本のジャンプロープシーンを牽引し続け、今もなお現役として数々のチャレンジに挑む。長年にわたって現場で戦い続けているKO-YAへ思うところを訊くと、こんな言葉が返ってきた。 「オリンピックにはなってほしい。けど、あくまで通過点に過ぎないとも思っています」 「一番は、このジャンプロープというカルチャーが世界に広がってほしいということ。僕らが『カッコいい』と思って積み重ねてきたものが、より広がってほしいなと思うんです。でも、だからこそオリンピックは重要な通過点になると思うから、絶対になってほしい。それが広がって、いつかジャンプロープのワールドカップが生まれたり、あとは普段から切磋琢磨して高め合っている他のストリートカルチャーと一緒にワールドカップが出来たりしたら、めちゃくちゃ面白いなって」 シーンを“自分ごと”として語る彼の言葉には、決してただの“夢物語”ではない力強さがあった。そんなKO-YAにだからこそ、最後に敢えて彼自身のこと、これからへの思いについて訊いてみた。 「僕個人としては、まずダブルダッチ・ジャンプロープをもっと広めるキッカケになりたいと思っています。そのために、1つは今ジャンプロープをやっている世界の人たちとコミュニケーションを取って、素敵だと思ったものをみんなでシェアしていきたい。もちろん次世代の子たちのことも考えて。そしてもう1つ、ダブルダッチを知らない、やっていない人たちへ『こんなヤベえもんがあるんだ!』ってことを伝えたい。イベントに脚を運んだり、出たりということも大切ですが、今はSNSの時代なので、いわゆる“空中戦”での身捌きも大切だなと思っています」 「自分自身、もしオリンピックになった時にどのような関わり方をするか、出来るかは分かりませんが、きっと正式種目化のキッカケを作る側の立場にはいるだろうと、責任感は感じています。でも欲を言えば……パリ五輪を見て、やっぱりオリンピック出てぇ〜、自分が選手として金メダル獲ってみたいなって思いましたね(笑)。次に可能性があるのが8年後のオーストラリアのブリスベン五輪とのことで、8年後だと自分は42歳。出れるのか、そもそもプレイヤーとしてやっているかすら分かりませんが。ただ、B-GIRL AYUMIさんも40歳でオリンピックのステージに立っているから、別に全く無い話ではないなとも思っています。希望は捨てずに」 KO-YAの言葉がますます熱を帯びる。シーン全体を支える自負と、いちプレイヤーとしてのあくなき探究心が、今日まで彼がトップランカーとして輝き続けてきた理由なのかもしれない。今後の思いを語るなかで、再びKO-YAの言葉がシーン全体の話へと戻っていく。 「あと、さっきジャンプロープの仲間にシェアしていきたいという話もしましたが、むしろ“刺激を与えたい”とか“刺したい”という感覚に近いかもしれませんね。世界一丸となってムーブメントを起こしていく上で、ジャンプロープ全体の持つスポーティーな感覚と、僕ら日本のダブルダッチカルチャーが培ってきたカルチャー的感覚、そこを織り交ぜた唯一無二のものを目指していきたい。輸入したり、逆輸入してもらったり。そのためにも、自分が説得力を持った存在でなければならないなと思っています」 2022年、“個人戦”でチャンピオンに輝いた瞬間 日本のジャンプロープを支えるKO-YAの存在は、表からも裏からもシーンに強い影響を与え続ける、唯一無二のトッププレイヤー。彼が随所に口にした先達への感謝と、未来への希望。インタビュー中盤でも語ってくれた、ダブルダッチというスポーツの〈人間的にも成長させてくれる〉という魅力を体現するような生き様は、まさに彼がダブルダッチそのものであることを証明するようなものだった。 この先のことは分からない。しかし思えば、日本にダブルダッチが“輸入”された1992年から、暗中模索の状態でカルチャーを築き上げてきた。そこから30年余りが経過し、確実にシーンは前進している。まだ見ぬ未来と、感じた手応え。道なき道をジャンプで進む旅人たちの足音が、今日も響き続けている。
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