SPECIAL EDITION
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bmx今週末にBMXの聖地で開催される国際大会「マイナビ Japan Cup Yokosuka」の見どころ2023.06.02
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skate自身の冠大会というプレッシャーを跳ね除けた、王者堀米雄斗のラストラン「UPRISING TOKYO Supported by Rakuten」2023.06.02
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climbボルダーW杯前半戦が終了!気になる日本人選手の活躍は?2023.06.01
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dance「ROB JAM 2023」が開催。静岡ローカルからHIPHOPで全国を巻き込む!2023.05.29
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dance高校1年生 “龍”が最年少で東京予選を制覇!『Red Bull Dance Your Style Japan EAST Side』2023.05.28
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surfエクセレント続出! 混戦のJPSAショートボード第2戦『新島プロ』 メンズ優勝は安室丈2023.06.025月29日〜6月2日にわたり東京都・新島村で開催されたJPSAロングボードツアー第2戦「新島プロ」。メンズクラスで安室丈(あずち・じょう)、ウィメンズクラスで川合美乃里(かわい・みのり)が優勝した。 大混戦のメンズファイナルを安室が制する 『新島プロ』のメンズファイナルは、強豪がそろった。各ラウンドのスコアを全て10点以上で勝ち上がってきた安室丈。グランドチャンピオン経験者の西慶司郎。茅ヶ崎C-Boysの平原颯馬。プロ公認をとったばかりのダークホース堀越類。4人とも20代の若手プロだ。 決勝の舞台は間々下海岸。台風2号の影響でアタマ以上の波が割れるコンディションのなかヒートスタート。猛者ぞろいのファイナリストで、まさに台風の目となったのは堀越類。1本目で6.00pt、2本目で8.25ptを出し、平原、西を追い込んだ。 この投稿をInstagramで見る 堀越 類(@ruihorikoshi)がシェアした投稿 しかし堀越の猛攻を意に介さず、淡々とスコアを積み上げていったのが安室。1本目で8.00pt、2本目でそれを上回る8.80ptのスコアを叩き出すと、そのままデッドヒートを制した。 試合後のヒーローインタビューでは「最初にいい波をつかんでいい点数を出す」ことを念頭に置いたと答えていた安室。今回は同郷のベテランサーファー辻 裕次郎をコーチに迎え、その教え通り、落ち着いた試合運びで勝利を手にした。 この投稿をInstagramで見る JPSA・一般社団法人 日本プロサーフィン連盟(@jpsaofficial)がシェアした投稿 安室丈のエクセレントライド。バックサイドのオフ・ザ・リップで1発大きなスプレーを上げ、8.80ptをスコア。 女子は、川合が涙の大逆転 女子ファイナリストは、大村奈央、松野杏莉、大矢ひいな、川合美乃里の4人。パワーのある波に女子ファイナリストは大苦戦を強いられた。 ヒート序盤はバックサイドで大きなターンを見せた大村が1本目に6点、2本目に3点をスコアして試合をリードしたかに見えたが、残り数分、川合がミドルでハラサイズの波にテイクオフ。バックサイドでスナップの効いたリップを2発。最後に大きくスプレーを上げると、7点をスコアし、大村を逆転した。 試合後のインタビューでは、質問に答えながら川合が涙を見せる場面も。 「新島の波は自分と相性がいい。練習で積んできたことを生かして、今年こそグランドチャンピオンを獲りたい」と語った。 この投稿をInstagramで見る JPSA・一般社団法人 日本プロサーフィン連盟(@jpsaofficial)がシェアした投稿
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othersアーバンスポーツの祭典「YUSF 2022」を振り返る!イベントの注目ポイントも紹介昨年2022年5月に初開催され2日間で約50,000人が来場した『YOKOHAMA URBAN SPORTS FESTIVAL』が、今年も2023年7月29日(土) ~30日(日)に、横浜赤レンガ倉庫 イベント広場・赤レンガパークにて開催されることが決定した。 このイベントは、国内外で活躍するトップアスリートが集まるアーバンスポーツ競技と、そのスポーツの原点とも言えるストリートカルチャーの魅力が融合した、「観る・体験する・食べる・楽しむ」要素が満載のアーバンスポーツのエンターテインメントフェスティバルだ。 東京五輪をはじめ日本人選手が世界のトップで活躍する「スケートボード」や、2024年のパリに向けて注目が高まるブレイキンやパルクール、さらに数々の日本人が世界大会で好成績を残す「BMXフラットランド」、「ダブルダッチ」、「フリースタイルフットボール」、そして「パルオニ」も含めた全7種目の競技会やエキシビションが開催される。 ©Kenichi Kurosaki/YUSF 昨年は初開催ながら2日間で約5万人が来場し、競技会やマーケットエリア、そしてLIVEコンテンツなど大きな盛り上がりを見せた。 本記事では昨年の実施内容を振り返りながら「YUSF」の注目ポイントを紹介!アーバンスポーツの知識を深めて、今年のYUSFも思いっきり楽しもう! SKATEBOARD「SKATE ARK」 ©Jason Halayko/YUSF ©Jason Halayko/YUSF スケートボード「SKATE ARK」では、赤レンガ倉庫の会場に作られた特設パークに多くのスケーターが集まった。大会には招待選手として、東京五輪メダリストである西矢 椛や中山 楓奈も参戦。まさに国内トップを決める大会といっても過言ではない顔ぶれが、横浜の地で「ベストトリック」の大会フォーマットで競い合った。 出場するスケーターたちは赤レンガ倉庫をバックに自らが持つ最高のスキルとスタイルで熱い戦いを繰り広げ、観客からは多くの声援がとんでいた。また赤レンガ倉庫に出現する特設のパークのデザインも注目ポイントのひとつだ。今年も日本最高峰のスケーターたちが表現するそれぞれのスタイルに注目しながら観戦を楽しんでいただきたい。 ブレイキン「Freestyle Session JAPAN 2022」 ©Ayato Nakamura /YUSF ブレイキンのコンテンツでは、1997年にアメリカで始まった世界一のCREWを決める伝説の世界的ブレイキンバトル「Freestyle Session」の日本予選が4年ぶりに開催。炎天下の中で横浜赤レンガ倉庫の地に集まった約500名のBBOY / BGIRLが熱い闘いを見せた。 決勝戦はGOOD FOOT vs MORTAL COMBATの東西対決となり、見事GOOD FOOTが優勝に輝いている。大会には日本を代表するCREWのFOUND NATIONやARIYA、沖縄からはONE PIECE、若手トップレベルのDROPZ、Alphateam、OWLZ、Shigekixを擁するK.A.K.Bなどの強豪も出場し、ハイレベルな決勝トーナメントが展開されていた。 昨年に引き続き、全国各地から横浜の地に集まったトップレベルのBBOY / BGIRLたちがそれぞれのCREWをレぺゼンし、生み出される熱いバトルに注目していきたい。 ダブルダッチ「DOUBLE DUTCH ONE’S FINAL 2023」 ©Kazuki Murata/YUSF 通常はターナー(縄の回し手)も含めて3人以上のプレイヤーを要する「ダブルダッチ」だが、ターナーの2名を固定し、ジャンプするプレイヤー1名の技量のみを比較し、競い合う。それが「DOUBLE DUTCH ONE’S」だ。 昨年のチャンピオンは KO-YA(MEN’S SECTION)とYuI(WOMEN’S SECTION)。決勝戦の会場には多くの観客が詰めかけ、SNSでも大きな反響を呼んだ。 この投稿をInstagramで見る FINEPLAY(OFFICIAL)(@fineplay.me)がシェアした投稿 現在は全国各地でDOUBLE DUTCH ONE’Sの予選が行われている。予選を突破し決勝大会に勝ち進んだ猛者たちが、縄の中で繰り広げる最高のエンターテインメントにぜひ今年も注目していただきたい。 追加種目!フリースタイルフットボール『JFFC 2023』 ©Kazuki Murata/YUSF そして「YOKOHAMA URBAN SPORTS FESTIVAL ʻ23」では、新たなコンテンツとしてフリースタイルフットボールの追加が決まっている。フリースタイルフットボールとは、サッカーのリフティングやドリブルなどの技術を魅せるパフォーマンスに昇華させたエンターテインメント性の高い種目だ。 今回は毎年開催されているフリースタイルフットボールの日本一決定戦『Japan Freestyle Football Championship 2023(以下:JFFC 2023)』が、横浜赤レンガ倉庫を舞台に実施される予定だ。「JFFC 2023」は7月29日に予選大会、30日に決勝大会が開催され、詳細は後日発表となる。 新たに追加となったこちらのコンテンツにもご注目ください! YOKOHAMA URBAN SPORTS FESTIVAL 2022 After Movie https://youtu.be/bv81GyVyQVo
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othersフリースタイルトリックライン日本一決定戦。『SLACKLINE FREESTYLERS 2023 in CHIMERA GAMES Vol.8』2023.05.30全国各地で2014年から続くスラックラインのコンテスト「SLACKLINE FREESTYLERS」。コロナ禍により開催の自粛が続いていたが、先日の「CHIMERA GAMES」とのコラボでイベントが再開となった。 2023年5月20日(土)、21日(日)の2日間に渡って繰り広げられた『SLACKLINE FREESTYLERS 2023 in CHIMERA GAMES Vol.8』は前日から続く雨による影響により、設営がままならない中で開場を余儀なくされた。 当初は20日の午前中から競技スタート予定だったが、選手の安全確保の為に敷くインフレータブルマットに出来た水溜まりの排除で作業は難航していた。午後になり気温が上がると水気も引き霧雨も止み、タイムスケジュールが組み直された。 本来は予選1ラウンドに各選手2回のヒートを行い、ベストラウンドスコアから次のラウンドへ上位8人が進む流れだが、時間による都合で20日の予選は1ヒートのみでベスト8が決定された。予選ではワイルドカード枠で参加した木下 晴稀(RedBull)がベスト8に割込み、決勝ラウンド進出を決めた。 Photo KENJI URUMA 21日のファイナルラウンドは2回のヒートで順位が確定した。決勝に進んだ8人は下は12歳、上は23歳と若年化が目立った。しかも内2名は女性選手だ。 今大会では年齢や男女のクラス分けが無く、国際戦と同様に出場者全員が同じセクション(※今回は長さ22m、高さ155cm程度)で戦うルールの為、参加する選手は平等なジャッジングの下でビデオ判定で採点された。よって如何に出場選手のレベルが高いかが示された。 故にベスト8の選手の殆どがワールドカップやX Games等の大舞台経験者だった。 Photo KENJI URUMA Photo KENJI URUMA 優勝は中村 陸人、準優勝は菊川 信、三位に林 映心となった。尚、この結果内から女性だけの順位を切り出した「女子の部」では優勝が岡澤 恋、準優勝に竹部 茉桜、三位に桑原 未来となった。 今大会で実施された「フリースタイルトリックライン」はスラックラインの中の1ジャンルである。現在の国際ランキング上位は日本人が大半を占めており、他にも様々な競技種目や遊び方が存在する。今大会を主催したEXALER(エクスエイラー)では初心者向けの体験会やイベントも各地で開催している為、興味を持った方はぜひ関連リンクのオフィシャルWEBサイトよりチェックしてみては。 Photo KENJI URUMA
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culture【GREENROOM FESTIVALʼ23】12万⼈を超える来場者と、3年ぶりの⼤歓声に会場が⼀体となった2⽇間2023.05.292005年にスタートし今年で18回⽬の開催を迎えた⽇本最⼤のカルチャーフェスティバル「GREENROOM FESTIVALʻ23」が、2023年5⽉27⽇(⼟)、28⽇(⽇)の2⽇間に渡り横浜⾚レンガ地区野外特設会場にて開催された。来場者数は2日間合計で12万⼈となった。 ©GREENROOM FESTIVAL’23 ©GREENROOM FESTIVAL’23 「GREENROOM FESTIVALʻ23」は、[GOOD WAVE]、[BLUE SKY]、[RED BRICK]、[PORT LOUNGE]と分かれている4つのステージで、総勢38組ものアーティストが出演。 声出しがOKとなった今年は来場者の歓声とアーティストとの⼀体感で会場を盛り上げ、魅⼒的な⾳楽と海の⾵を感じるゆったりとした時間の中で多幸感に溢れた。会場内にあるSurf Marketでは海を感じるビーチアイテムを多数購⼊でき、今年はFILMやART GALLERYも充実。サーフカルチャーをいたるところで堪能できる会場では多くの人々がチルアウトな空間を楽しんだ。 真夏のような⽇差しと気持ちの良い海⾵に恵まれた1⽇⽬。TENDREがトップバッターを務め、新曲「DOCUMENTS」などを披露し晴れやかなスタートを切った。GOOD WAVE STAGEではALIがクールな演奏を⾒せ、続くDragon Ashは「Fantasista」などを披露。観客と⼀体となってステージの熱を上げていた。 来場者は会場を⾃由に移動しながらVintage Trouble、Oscar Jerome、さらさといった個性豊かなアーティストたちを楽しみ、PORT LOUNGEでは、ZEN-RA ROCK、DJ HASEBEらがMarine Walkでショッピングを楽しむ⼈をも誘い込み、観客の体を揺らしていた。終盤に差し掛かるころには、会場全体のボルテージは最⾼潮に。サンセットをバックにUA、Sigridの歌声が響き渡った。そしてラストはAJRが登場。⾼揚感あふれるパフォーマンスを⾒せ、興奮冷めやらぬまま1⽇⽬が終了した。 UA / ©GREENROOM FESTIVAL’23 過去最⾼の来場者数となった2⽇⽬はnever young beachからスタート。新曲「らりらりらん」などを披露し、会場の空気を⼀気にGREEN ROOMらしい⾊に変えた。GOOD WAVE STAGEでは、ORANGE RANGEが「以⼼電信」をはじめとするヒットソングを繰り広げ、続くハナレグミ fever 中納良恵やKREVA、東京スカパラダイスオーケストラによって、観客のボルテージは上がりっぱなしに。 KREVA / ©GREENROOM FESTIVAL’23 Nulbarich / ©GREENROOM FESTIVAL’23 夜⾵とともに現れたNulbarichはヒットソング「NEW ERA」などを披露し、会場を沸かせた。メインステージのトリにはTASH SULTANAが登場。最⾼のパフォーマンスでラストを締めくくりました。また、RINA、grooveman SpotらによるDJや映画の上映、物販、アート、フェスならではのフードなども充実し、会場全体が活気に満ち溢れた。 数年ぶりに規制が無かった今年のGREENROOMは、アーティストも観客も、⼼ゆくまで⾳楽を⾃由に楽しんだ2⽇間となった。 ©GREENROOM FESTIVAL’23
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climb楢崎智亜がW杯で金メダル獲得!【IFSC ボルダーワールドカップ ソルトレイクシティ】2023.05.242023年5月21日(現地時間)アメリカ・ソルトレイクシティにて「IFSC ボルダーワールドカップ ソルトレイクシティ」が開催され、男子の楢崎 智亜(無所属)が優勝し金メダルを獲得。そして2位には安楽 宙斗(千葉県立八千代高等学校)も入り、トップ2を日本人選手が占めることとなった。尚、20日に行われた女子決勝ではナタリア・グロスマン(アメリカ)がシーズン初優勝を飾り、日本人選手は決勝へ駒を進めることができなかった。 楢崎智亜が全課題完投でシーズン初優勝! 楢崎 智亜 / ©Slobodan Miskovic/IFSC. 日本人選手で決勝に進んだのは楢崎、安楽、そして佐野 大輝の3名。決勝の第3課題まで、上位3名を日本人選手が占めるなど日本のレベルの高さを世界の舞台でも見せつけた。 最終課題では佐野が完登とはならなかったが、楢崎が課題を一撃で仕留めて優勝を決めた。2位の安楽もアテンプト数の差で優勝とはならなかったが堂々の4完投で2位に食い込み、自身初の表彰台となった。3位にはイギリスのトビー・ロバーツが入った。 また次回のW杯は6月2日~4日 チェコ・プラハにて第4戦目が開催される。 安楽 宙斗 / ©Slobodan Miskovic/IFSC. 日本人選手 結果 ■男子1位:楢崎 智亜2位:安楽 宙斗5位:佐野 大輝13位:通谷 律16位:緒方 良行25位:楢崎 明智27位:百合草 碧皇 ■女子9位:野中 生萌14位:青柳 未愛16位:伊藤 ふたば18位:中川 瑠20位:関川 愛音
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bmx今週末にBMXの聖地で開催される国際大会「マイナビ Japan Cup Yokosuka」の見どころ2023.06.02BMXフリースタイル種目の競技大会である「マイナビ Japan Cup Yokosuka」がうみかぜ公園 (神奈川県横須賀市)にて、今週末の2022年6月3日(土)~4日(日)の2日間に渡って開催される。 神奈川県横須賀市の全面バックアップの下で、 横須賀市では今回2度目の開催となるこの大会は今回より外国人選手も参加可能な「国際大会」にグレードアップされ、ワールドカップ出場に必要なワールドポイントを日本国内で取得できるようになることから、海外選手の参加も見込まれ去年より盛り上がることは間違いない。 そして今回の会場となる「うみかぜ公園」はダートジャンプコースやスケートパークが併設された公園であり、BMXカルチャーが根付く全国でも有数な聖地の一つだ。また大会レガシーとして前回使用されたセクションを中・上級者向けBMXパークとして常設したことから競技者からファンライドを楽しむ全てのBMXライダーにゆかりのある場所となっている。 本記事では、昨年よりも更に勢いを増した今大会を盛り上げる日本を代表するライダーたち4名をピックアップして紹介する。 BMXフリースタイル・パーク 中村 輪夢(所属:ウィングアーク1st) 中村輪夢のライディング「マイナビ Japan Cup」/ ©JFBF BMXフリースタイル・パーク種目ではもちろんのこと、日本のBMXシーンを牽引する今世界から最も注目されている選手の一人。昨年度には今まで日本人が成し得なかった世界チャンピオンとなり世界最高の称号を持つ彼が初めてこの横須賀大会に出場。UCIワールドカップを始め、X GamesやSimple SessionなどBMXの様々な世界大会で快挙を残してきた彼の走りを国内で見れる機会はそう多くないため今回是非この場に訪れて、世界も認める人間離れしたハイエアーとその中で繰り広げられる様々な回転技のコンビネーションを目の前で見て欲しい。 小澤 楓(所属:岐阜第一高等学校) 小澤のライディング「マイナビ Japan Cup」/ ©JFBF 前回の「マイナビ Japan Cup Yokosuka」ではエリートカテゴリー初優勝を果たした、弱冠15歳ながら世界レベルの実力を持つBMXライダー。2017年及び2019年には世界選手権で優勝しジュニア世界チャンピオンとなり、2021年には13歳~15歳の年齢別クラスでJFBFの年間シリーズチャンピオンの経験を持つ。昨年からJFBFのエリートクラスに昇格し最年少でありながら並いる強豪を突き放し優勝や準優勝を続けている彼。2022年のワールドカップシリーズFISEの最終戦では準決勝進出を果たすなど世界でも着々と結果を積み上げる彼の走りに今回も注目だ。 BMXフラットランド 片桐 悠 (所属:GLOW) 片桐悠のライディング「マイナビ Japan Cup」/ ©JFBF 今世界で一番強く、最先端のライディングをしていると言っても過言ではないほど、高難度で他の選手ができないトリックを多く持つ若手ライダー。師匠に世界大会11回優勝経験のある内野洋平を持つ彼は、内野同様に高難度かつ独創性の高いトリックを得意とする。その中で彼の代名詞は「フルバイクフリップ」という自分の身体のお腹側でバイクを横に一回転しキャッチする技。今までも世界大会でたくさんの好成績を残してきた彼だが、前回初めて出場した「マイナビJapan Cup」 第一戦で周りを大きく引き離し優勝。また先日開催された「X Games Chiba 2023」でも優勝した彼のライディングを横須賀で再び見ることができる。 荘司 ゆう 荘司ゆうのライディング「マイナビ Japan Cup」/ ©JFBF フロントトリックとリアトリックの両方を扱い高難度トリックを魅せる彼。そんな彼が一躍世界最高峰の選手として認識されるようになったのは、2020年にフランスで行われたワールドカップに初出場し、若さを生かしたパワフルなライディングで勝ち取った準優勝がきっかけ。同年は国内大会で表彰台に登り、ポイントランキングで年間3位になる。また先日行われたFISE Montpellierでは初優勝を飾るなど今乗りに乗っている彼が今大会に出場だ。 大会を更に盛り上げるサイドコンテンツ 「マイナビ Japan Cup」/ ©JFBF 今回は更にこの大会を色々なジャンルや年齢層の方に楽しんでもらうべく様々なサイドコンテンツが用意されている。競技観戦ももちろんだが、是非自身でもこのスポーツを体験するなど色々な楽しみ方で素敵な週末を横須賀で過ごしてほしい。 【アーバンスポーツ体験会】 BMX、スケートボードの体験会を開催。体験用具をたくさんご用意し、アーバンスポーツ初心者を広く歓迎します。 【のりものフェスタ連携スタンプラリー開催】 6/4(日)にヴェルニー公園で開催の「よこすかYYのりものフェスタ」とコラボしたスタンプラリーを開催。 スタンプラリー完走者にはBMXペリーのオリジナル缶バッジをBMX会場でプレゼント。 またヴェルニー公園とうみかぜ公園間で無料シャトルバスを運行します。 【BMXペリー限定Tシャツ販売】JFBFと横須賀市の連携協定のシンボルとして昨年発表し人気を集めた「BMX に乗るペリー」が進化し、オリジナルTシャツに!大会会場で限定販売します。 横須賀青年会議所による【ワンコイン地域活性プロジェクト】6/4(日)に市内で 500 円以上のお買い物をしてレシートを会場ブースに持参すると、横須賀市×BMX ステッカープレゼント。(無くなり次第終了) ※6/2(金)は終日雨天予報のため全てのプログラムがキャンセルとなります ※6/3(土)に予定していた体験会やブース営業等のイベントは全て中止となりました 大会概要 ⼤会名称 : 「マイナビ Japan Cup Yokosuka」開催期間 : 2023年6月3日(土)~4日(日)- 2日間 -※詳細は公式HPをご覧ください。大会会場::神奈川県横須賀市 うみかぜ公園(神奈川県横須賀市平成町3-23)主催: 一般社団法人 全日本フリースタイルBMX連盟(JFBF)共催:横須賀市後援:一般社団法人 日本アーバンスポーツ支援協議会特別協賛:株式会社 マイナビ協賛:鎌ケ谷巧業株式会社企業版ふるさと納税:信金中央金庫
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surfエクセレント続出! 混戦のJPSAショートボード第2戦『新島プロ』 メンズ優勝は安室丈2023.06.025月29日〜6月2日にわたり東京都・新島村で開催されたJPSAロングボードツアー第2戦「新島プロ」。メンズクラスで安室丈(あずち・じょう)、ウィメンズクラスで川合美乃里(かわい・みのり)が優勝した。 大混戦のメンズファイナルを安室が制する 『新島プロ』のメンズファイナルは、強豪がそろった。各ラウンドのスコアを全て10点以上で勝ち上がってきた安室丈。グランドチャンピオン経験者の西慶司郎。茅ヶ崎C-Boysの平原颯馬。プロ公認をとったばかりのダークホース堀越類。4人とも20代の若手プロだ。 決勝の舞台は間々下海岸。台風2号の影響でアタマ以上の波が割れるコンディションのなかヒートスタート。猛者ぞろいのファイナリストで、まさに台風の目となったのは堀越類。1本目で6.00pt、2本目で8.25ptを出し、平原、西を追い込んだ。 この投稿をInstagramで見る 堀越 類(@ruihorikoshi)がシェアした投稿 しかし堀越の猛攻を意に介さず、淡々とスコアを積み上げていったのが安室。1本目で8.00pt、2本目でそれを上回る8.80ptのスコアを叩き出すと、そのままデッドヒートを制した。 試合後のヒーローインタビューでは「最初にいい波をつかんでいい点数を出す」ことを念頭に置いたと答えていた安室。今回は同郷のベテランサーファー辻 裕次郎をコーチに迎え、その教え通り、落ち着いた試合運びで勝利を手にした。 この投稿をInstagramで見る JPSA・一般社団法人 日本プロサーフィン連盟(@jpsaofficial)がシェアした投稿 安室丈のエクセレントライド。バックサイドのオフ・ザ・リップで1発大きなスプレーを上げ、8.80ptをスコア。 女子は、川合が涙の大逆転 女子ファイナリストは、大村奈央、松野杏莉、大矢ひいな、川合美乃里の4人。パワーのある波に女子ファイナリストは大苦戦を強いられた。 ヒート序盤はバックサイドで大きなターンを見せた大村が1本目に6点、2本目に3点をスコアして試合をリードしたかに見えたが、残り数分、川合がミドルでハラサイズの波にテイクオフ。バックサイドでスナップの効いたリップを2発。最後に大きくスプレーを上げると、7点をスコアし、大村を逆転した。 試合後のインタビューでは、質問に答えながら川合が涙を見せる場面も。 「新島の波は自分と相性がいい。練習で積んできたことを生かして、今年こそグランドチャンピオンを獲りたい」と語った。 この投稿をInstagramで見る JPSA・一般社団法人 日本プロサーフィン連盟(@jpsaofficial)がシェアした投稿
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othersアーバンスポーツの祭典「YUSF 2022」を振り返る!イベントの注目ポイントも紹介2023.06.02昨年2022年5月に初開催され2日間で約50,000人が来場した『YOKOHAMA URBAN SPORTS FESTIVAL』が、今年も2023年7月29日(土) ~30日(日)に、横浜赤レンガ倉庫 イベント広場・赤レンガパークにて開催されることが決定した。 このイベントは、国内外で活躍するトップアスリートが集まるアーバンスポーツ競技と、そのスポーツの原点とも言えるストリートカルチャーの魅力が融合した、「観る・体験する・食べる・楽しむ」要素が満載のアーバンスポーツのエンターテインメントフェスティバルだ。 東京五輪をはじめ日本人選手が世界のトップで活躍する「スケートボード」や、2024年のパリに向けて注目が高まるブレイキンやパルクール、さらに数々の日本人が世界大会で好成績を残す「BMXフラットランド」、「ダブルダッチ」、「フリースタイルフットボール」、そして「パルオニ」も含めた全7種目の競技会やエキシビションが開催される。 ©Kenichi Kurosaki/YUSF 昨年は初開催ながら2日間で約5万人が来場し、競技会やマーケットエリア、そしてLIVEコンテンツなど大きな盛り上がりを見せた。 本記事では昨年の実施内容を振り返りながら「YUSF」の注目ポイントを紹介!アーバンスポーツの知識を深めて、今年のYUSFも思いっきり楽しもう! SKATEBOARD「SKATE ARK」 ©Jason Halayko/YUSF ©Jason Halayko/YUSF スケートボード「SKATE ARK」では、赤レンガ倉庫の会場に作られた特設パークに多くのスケーターが集まった。大会には招待選手として、東京五輪メダリストである西矢 椛や中山 楓奈も参戦。まさに国内トップを決める大会といっても過言ではない顔ぶれが、横浜の地で「ベストトリック」の大会フォーマットで競い合った。 出場するスケーターたちは赤レンガ倉庫をバックに自らが持つ最高のスキルとスタイルで熱い戦いを繰り広げ、観客からは多くの声援がとんでいた。また赤レンガ倉庫に出現する特設のパークのデザインも注目ポイントのひとつだ。今年も日本最高峰のスケーターたちが表現するそれぞれのスタイルに注目しながら観戦を楽しんでいただきたい。 ブレイキン「Freestyle Session JAPAN 2022」 ©Ayato Nakamura /YUSF ブレイキンのコンテンツでは、1997年にアメリカで始まった世界一のCREWを決める伝説の世界的ブレイキンバトル「Freestyle Session」の日本予選が4年ぶりに開催。炎天下の中で横浜赤レンガ倉庫の地に集まった約500名のBBOY / BGIRLが熱い闘いを見せた。 決勝戦はGOOD FOOT vs MORTAL COMBATの東西対決となり、見事GOOD FOOTが優勝に輝いている。大会には日本を代表するCREWのFOUND NATIONやARIYA、沖縄からはONE PIECE、若手トップレベルのDROPZ、Alphateam、OWLZ、Shigekixを擁するK.A.K.Bなどの強豪も出場し、ハイレベルな決勝トーナメントが展開されていた。 昨年に引き続き、全国各地から横浜の地に集まったトップレベルのBBOY / BGIRLたちがそれぞれのCREWをレぺゼンし、生み出される熱いバトルに注目していきたい。 ダブルダッチ「DOUBLE DUTCH ONE’S FINAL 2023」 ©Kazuki Murata/YUSF 通常はターナー(縄の回し手)も含めて3人以上のプレイヤーを要する「ダブルダッチ」だが、ターナーの2名を固定し、ジャンプするプレイヤー1名の技量のみを比較し、競い合う。それが「DOUBLE DUTCH ONE’S」だ。 昨年のチャンピオンは KO-YA(MEN’S SECTION)とYuI(WOMEN’S SECTION)。決勝戦の会場には多くの観客が詰めかけ、SNSでも大きな反響を呼んだ。 この投稿をInstagramで見る FINEPLAY(OFFICIAL)(@fineplay.me)がシェアした投稿 現在は全国各地でDOUBLE DUTCH ONE’Sの予選が行われている。予選を突破し決勝大会に勝ち進んだ猛者たちが、縄の中で繰り広げる最高のエンターテインメントにぜひ今年も注目していただきたい。 追加種目!フリースタイルフットボール『JFFC 2023』 ©Kazuki Murata/YUSF そして「YOKOHAMA URBAN SPORTS FESTIVAL ʻ23」では、新たなコンテンツとしてフリースタイルフットボールの追加が決まっている。フリースタイルフットボールとは、サッカーのリフティングやドリブルなどの技術を魅せるパフォーマンスに昇華させたエンターテインメント性の高い種目だ。 今回は毎年開催されているフリースタイルフットボールの日本一決定戦『Japan Freestyle Football Championship 2023(以下:JFFC 2023)』が、横浜赤レンガ倉庫を舞台に実施される予定だ。「JFFC 2023」は7月29日に予選大会、30日に決勝大会が開催され、詳細は後日発表となる。 新たに追加となったこちらのコンテンツにもご注目ください! YOKOHAMA URBAN SPORTS FESTIVAL 2022 After Movie https://youtu.be/bv81GyVyQVo
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skate自身の冠大会というプレッシャーを跳ね除けた、王者堀米雄斗のラストラン「UPRISING TOKYO Supported by Rakuten」2023.06.02楽天グループ株式会社が主催するスケートボード・ストリート種目の国際大会「UPRISING TOKYO Supported by Rakuten」が2023年5月26日(金)から28日(日)の3日間にわたり、有明アリーナにて開催され、男子は堀米雄斗、女子は上村葵が優勝し記念すべき第1回大会の王者の座を獲得した。 「UPRISING TOKYO Supported by Rakuten」は日本を代表する大手企業の楽天グループと同じく世界を舞台に大活躍する日本人プロスケーター堀⽶雄⽃との戦略的パートナーシ ップのもと開催された。この大会は堀米の信念でもある「スケートボードカルチャーとスケートボードの楽しさを伝えていきたい」という思いを発信していくための活動の一環としても注目されていた。そんな信念を根底に設計されたパークは、ハリウッド・ハイを模した12段のステアや東京の街をモチーフにしたセクションなどストリート要素が色濃く表れたセクションも特徴的であった。 そんな今大会の決勝は世界中から名だたるトップスケーターが集まり初代王者の座が競われる中で数々のドラマが見られた。今回はその中でもそんなハイレベルな戦いを見事勝ち取った男女ストリート、ストリートベストトリックの優勝者である各4名が魅せたドラマを本記事では触れたいと思う。 予選での怪我を堪え、勝ち取った優勝 上村 葵 ©Rakuten Sports 世界大会で結果を残す選手から大型ルーキーまで日本の最高峰の選手だけで争われた女子決勝は予選で負傷した膝の痛みが多少残る中でランに挑んだ14歳の上村葵が優勝。技の多さはさることながらセクションの使い方という意味でも様々なバリエーションを兼ね備えている彼女は、緊張した面持ちで1本目に入る。終始安定したランを進めるも最後に侵入したビックハンドレールでの「バックサイド・ボードスライド」を失敗し転倒、やはり痛みが残るのかやや足を引きずるような仕草も見られた。スコアは51.29ptだった。 暫定7位で迎えた2本目は「フロントサイド・フィーブル」で始める。トリックのトランジション中は膝をかばいなからゆっくり移動するも着実にトリックを決めていき、最後はビックハンドレールでの「バックサイド・スミスグラインド」をメイク。自分の狙ったトリックのメイクに思わず笑顔が溢れガッズポーズを見せた。おそらく怪我をした足を使うライディングで不安な中決めきったことへの喜びと安心感だろう。周りからも歓声が湧き、コース横で見ている仲間たちとグータッチする様子も見られた。そしてスコアを84.19ptとし暫定1位へ浮上した。 最後の3本目のランでは最初のトリックで転倒。ヘルメットと下に被っていたキャップがズレてしまい被り直す時間もありなかなかランを再開できずにて時間だけが過ぎていく。その後も再開するもトリックをメイクできずに転倒。スコアを上げることが出来なかったため優勝できるかの命運は上村の後の最終滑走者である赤間の結果に託されたが、赤間もなかなかトリックが決めきれず転倒もよく見られた。上村は2本目のベストスコアを守り切り見事優勝。優勝が決まった瞬間に他の選手たちや仲間が駆け寄り彼女の優勝を称えていた。 また2位には神奈川出身の吉沢恋、3位には兵庫県出身の大西七海が入った。国内外で輝かしい実績を誇る西矢椛の大会欠場もあったが、決勝に進出した10名はすべて日本人選手であり、10代前半のスケーターたちの活躍が特に印象的であった。 ラストランで掴み取った逆転優勝 堀米 雄斗 ©Rakuten Sports 男子決勝には堀米雄斗をはじめ、池田大輝や白井空良、佐々木音憧など国内トップレベルの実績を持つ選手がラインナップ。海外からもシード選手として参戦しているカルロス・リベイロ(ブラジル)や準決勝を1位通過したトミー・フィン(オーストラリア)など豪華な顔触れとなった。 今大会開催のきっかけとなり優勝候補筆頭であった堀米雄斗は決勝で自身の思うようなライディングができず苦戦。1本目では終始安定したトリックでランを進めるが最後にトライした「ノーリー270・バックサイド・ボードスライド」で着地に失敗し80.81ptに。 暫定4位で迎えた2本目では天を見上げてひと呼吸置いてからランに入る。少しバランスを崩しかける様子もあったが全体的はミスのないランを展開するも、またもやラン終盤の同じセクションでトライした「ノーリー270・バックサイド・ボードスライド」で着地に失敗。失敗した後には自分に苛立ちボードを投げる様子も見え、スコアを75.48ptとし、4位のまま最終ランを迎えた。 最後は暫定5位で3本目のランを迎えるが、ランに入る前の表情はどこか心を決めたような様子。ランの最初はハリウッドハイセクションでの「ノーリー・バックサイド180・スイッチフロントサイド50-50」をメイク。その後も「ノーリー270・バックサイド・ボードスライド」をメイクしていく。そしてランの最後はハリウッドハイセクションで1・2本目とは違う「スイッチ180・クルックドグラインド」をチョイスし見事フルメイクを決め87.94ptをマークした。会場からは大きな歓声が沸き、見事「UPRISING TOKYO Supported by Rakuten」の初代王者に輝いた。 ランの前に見せた表情はきっと気持ちを切り替えて、勝ちに行くトリック選びをした決意の表れだろう。実際優勝後のインタビューでは「1、2本目のランは最後のトリックが上手くいっていなかったので自分の中で調整して3本目は乗り切れた」と話していた。いろんなプレッシャーがある中ラストランで決め切る姿は、東京オリンピックでの決勝を彷彿とさせる世界一になった選手の強さだと改めて感じさせた。 前田 日菜 ©Rakuten Sports 濱村 大征 ©Rakuten Sports また男女の決勝後にはジャムセッション形式で男女の「ベストトリック」がハリウッド・ハイのハンドリールとダウンレッジで開催された。様々な選手が自分たちのベストを披露する中で、一際歓声も多かったのが女子は前田日菜の「キックフリップ」をエアキャッチでパーフェクトメイク、男子は濱村大征のメイクした「バックサイドKグラインドノーリーフリップアウト」。この2人が優勝を勝ち取り、今大会の全てのコンテンツを締めくくった。特にベストトリックは今大会のミッションである「国内外のスケートボードとそのカルチャーの発展」に沿った、国内のこれから世界で輝く才能が世界中に発信される瞬間を目の当たりにした。 各部門 優勝者コメント ©Rakuten Sports 男子優勝 堀米 雄斗 「優勝できてすごくホッとした気持ちです。1、2本目のランでもう少し決め切れていれば違うトリックのチョイスもできたんですが最後のトリックが上手くいっていなかったので、自分の中で調整して3本目に乗り切れたので良かったです。今シーズンの出だしはあまり良くないので、ここから切り替えて6月のローマで行われるオリンピック予選もクリアしていきたいです。」 女子優勝 上村 葵 私はバックサイドスミスが一番得意で、そのトリックで乗って優勝できたので良かったです。今大会は街中の手すりと同じような大きさのセクションが置かれていらので、そこが大会として印象的でした。今の私の日本のランクが6位ぐらいなので、今後は3位以内に入って必ずオリンピック代表になりたいです。 女子ベストトリック優勝 前田日菜 「自分の好きな技でベストトリックをとれたので良かったです。私の得意なキックフリップは人それぞれで見え方が違って、自分らしいキックフリップで乗れたので嬉しいです。この大会が終わったらアメリカに行くので、頂いた賞金はその費用にしたいです!」 男子ベストトリック優勝 濱村 大征 「自分のベストな技で挑戦した結果、このような結果を頂けたので良かったです。日本で海外の人と滑ることができたし、今後もスケートボードを広めていくために活動していきたいです。」 大会概要 イベント正式名称: 「UPRISING TOKYO Supported by Rakuten」 日程: 2023 年 5 月 26 日(金)〜28 日(日)会場: 有明アリーナ(東京都江東区有明 1 丁目 11-1)主催: 楽天グループ株式会社後援: 東京都、江東区大会カテゴリー: 男子部門、女子部門、ジュニア部門 その他イベント: エンターテインメント、音楽、ファッション、スケートボードカルチャー関連の催し大会ビジョン: 「すべての人にスケートボードの魅力を届け、価値を創造する存在となる」
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climbボルダーW杯前半戦が終了!気になる日本人選手の活躍は?2023.06.012023年5月21日(現地時間)アメリカ・ソルトレイクシティにて、ボルダーW杯第3戦となる「IFSC ボルダーワールドカップ ソルトレイクシティ」が開催され、合計6戦が組まれている今シーズンのボルダーW杯は折り返しを迎えた。 ここで日本人選手の現時点でのW杯年間ランキングも踏まえて前半戦を振り返り、6月2日(現地時間)からチェコにて行われるボルダーW杯第4戦にも注目していきたい。 男子・楢崎智亜が年間ランキング1位に浮上 楢崎 智亜 / ©Slobodan Miskovic/IFSC. 現在、男子のボルダーW杯年間ランキング(2023年5月22日時点)1位は楢崎智亜だ。W杯開幕戦の八王子大会では準決勝敗退と振るわなかったが、2戦目のソウル大会では調子を上げて準優勝で銀メダルを獲得。降雨により決勝戦は行われず準決勝の結果が最終成績となったが、持ち前の実力を発揮して表彰台に食い込んだ。 そして迎えた第3戦のソルトレイクシティ大会では、決勝の舞台で全課題を完登する大活躍。堂々のパフォーマンスで優勝を手にし、ボルダーW杯前半戦を終えた。 現在楢崎の年間ランキングは1位だが、2位には僅差でフランスの18歳 メジディ・シャールックがつけている。彼はW杯初戦の八王子大会、2戦目のソウル大会を2大会連続優勝している若手選手だ。第3戦のソルトレイクシティ大会は「残りのシーズンに集中するため」として大会出場はなかったが、今後もトップ争いに絡んでくるであろう選手だ。 この投稿をInstagramで見る Mejdi Schalck(@mejdi_schalck)がシェアした投稿 さらにソルトレイクシティ大会では16歳の安楽宙斗が2位となり、自身初の表彰台に上がっている。安楽の年間ランキングは5位と上位につけており、日本人では楢崎に次いで高い順位となる。ほかにも日本人選手では一昨年、昨年と2年連続で年間ランキング1位に輝いている緒方良行など実績を兼ね備えた選手がまだまだ控えている。 ボルダーW杯は6月14日から~16日にオーストリアで行われる第6戦が最終戦となり、その後はリードW杯へと続く。そして今年の8月にはパリ五輪の出場権がかかるクライミング世界選手権(ボルダー&リード)もスイスで開催されるため、より熾烈な争いがこの先にも待っているだろう。 日本の選手たちがオリンピック出場へとつながる世界選手権に出場するためには、W杯で結果を出して日本代表選手に選ばれることが必要となってくる。まずはボルダーW杯 第4戦以降の日本人選手たちの活躍に引き続き期待したい。※世界選手権の日本代表枠 5 つのうち安楽宙斗 、楢崎明智、百合草碧皇の3名がすでに決定しており、残り2枠が争われる 安楽 宙斗 / ©Slobodan Miskovic/IFSC. 野中生萌は年間ランキング3位をキープ 野中生萌 / ©Dimitris Tosidis/IFSC. 野中生萌は現在のW杯年間ランキング(2023年5月22日時点)3位につけており、八王子大会で準決勝敗退、続く第2戦のソウル大会では優勝、ソルトレイクシティ大会では準決勝敗退の結果となっている。 現在の女子年間ランキング1位はアメリカのブルック・ラバトゥだ。八王子大会で優勝、ソウル大会は3位、ソルトレイクシティ大会では3位、と安定した成績で常に表彰台に上がっている。続くランキング2位のナタリア・グロスマン(アメリカ)もソルトレイクシティ大会で今シーズン初優勝を飾り、調子を上げてきたように見える。ランキング上位を占める海外勢に対して松藤藍夢や伊藤ふたばなどの日本勢が割り込んでいけるのか、期待しながらボルダーW杯後半戦も見ていきたい。 そして女子も同様、8月には世界選手権を控えており日本代表の枠は森秋彩と松藤藍夢が決定している。残り3つの代表枠には誰が絡んでくるのか、こちらも引き続き注目していきたい。
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