東京オリンピックをきっかけに知名度と人気が急速に上がっている「BMXフリースタイルパーク」。2022年度世界チャンピオンの中村輪夢選手を筆頭に日本人選手たちが世界に名を馳せ始めている中、今世界が注目している次世代の日本人キッズライダーがいる。
彼の名前は松浦葵央。弱冠12歳ながら世界トップ選手でもメイクが難しい高難度のトリックの数々を世界最年少で成功させるといった偉業を成し遂げ、今もなお世界最年少記録の数を増やし続けている。そんな彼が更なる成長のために選んだのは、東京オリンピック金メダリストのローガン・マーティンを始め世界のトップ選手たちを有するBMX大国のオーストラリア。12歳で単身オーストラリアへ行き短期留学を経験した彼に今回はインタビューを敢行。留学経験談から、BMXとの出会いと強さの秘訣、今後の目標と夢まで色んな角度から松浦選手に迫った。
松浦 葵央(以下:A)
松浦 父 (以下:T)
弱冠12歳で単身オーストラリアへ留学
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まずはオーストラリア留学おかえりなさい。初めて留学してみていかがでしたか?
A:言葉が通じなくても、聞き取ってくれるから言葉が伝わらなくても、楽しかったです。ホームステイ先の人が優しかったので英語も順調に覚えられそうだなと思いました。
ちなみに英語の方はうまくなりましたか?
A:まだしっかり話せないけど、上手くはなりました。今では言ってることは大体理解できます。
勉強はオーストラリアの学校でやっていたんですか?
A:はい。ゴールドコーストにある語学学校で読み書きをメインに学んでいました。同い年くらいの外国人の子もいっぱいいました。日本人の子はあんまりいなかったですけど、中国人の方が多かったです。会話の練習は基本的にホームステイ先でやっていました。
どうしてこのタイミングでオーストラリアに留学に行こうと思ったんですか?
A:9月に初めてオーストラリアへ行った時に、向こうの選手とコミュニケーションに苦労したので、早く英語を覚えたいなと思って今回行くことにしました。
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英語勉強のための留学だと思いますが、BMXはどれくらい乗っていましたか?
A:月曜日~金曜日の平日は学校に行ってずっと勉強をしていたので、自転車はほとんど乗っていないです。週末だけ友達と一緒に乗りに行く感じで過ごしていました。
英語勉強の中で何に一番苦戦しましたか?
T:今まで小学校にも英語の授業はありましたが、勉強というより英語に触れるための授業でしたし、担当してくださった留学先のコーディネーターさんも「(日本で)あまり変に英語を覚えて来なくてもいいです」という感じだったので、海外の語学学校に関しても仕組みがあまりわからないまま行きました。
実際に行ってみるとかなり語学学校のレベルが高く、葵央もこれは「ヤバイ」となったようでした。それから一ヵ月くらいは英語を勉強していく中でも、なかなか思うように上達できなくてへこんだ時期もあったみたいです。
その頃にBMXを通じて現地の友達ができて、またとある友達のお母さんで日本人の方もいたので英語の覚える大変さも教えて頂きました。それからみんなとBMXに乗って会話をしていくうちに、2か月目の真ん中くらいから少しづつ理解できるようになっていきました。そういう辛い時期も乗り越えさせてくれたBMXの存在は本当に大きいですね。
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言葉が通じなくても、BMXが国境を越えて通じ合わせて後押ししてくれたんですね。ちなみにオーストラリアのBMXの練習環境は日本と比べてどうでしたか?
A:すごい色んなパークがたくさんあったので、日本より乗りやすい環境でした。
T:自転車で自走したり、歩いていけるような場所では無いんですけど、車で行ったら5分くらいで着くような場所にパークがいくつかありました。お友達のご家族にも色々連れて行ってもらえたので色々なパークにいけました。向こうはコンクリートボウルが多いので、練習というよりも遊びの延長くらいでBMXを楽しんでいたみたいです。
今回オーストラリアに行ってみて、どんなことが経験できましたか?
A:オーストラリアに行って、最初の頃は向こうのいろんな人と話すのが少し怖かったんですけど、日本に帰るころにはそのような怖さは無くなったので良かったです。
英語に対する怖さが無くなったという事は、葵央くんが世界へBMXを挑戦していくにあたって自信に繋がりましたか?
A:はい、とても自信に繋がりました。
世界が大注目する選手となった彼とBMXの出会い
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BMXを始めたきっかけを聞かせてください。
A:BMXショーを小さいころ初めて見て、そこからカッコいいなと思って乗り始めました。
そのBMXショーはどこで見たんですか?
T:埼玉の所沢ですね。所沢市に祖母の家があり近くに公園があるんですが、その公園で遊んでいた時にBMXを練習している人もよく見かけることもありました。そんな時たまたまその公園で開催されていたお祭りでBMXショーを見た時に改めて「こういう遊びがあるんだ」というのに気づいたみたいです。当時は2歳~3歳でしたが、それからBMXが気になり始めて、ライディングのビデオをずっと見るようになったり、遊びに行く先々でBMXを見つけては乗りたそうにしていました。
それから数年経って7歳の頃にBMXを始めようと思い、鵠沼の方でBMXができるところを探していたらパークと自転車屋さんを見つけたので満を持してBMXフリースタイルパークを始めました。なので元々周りにBMX関係者やライダーがいたわけでは無かったですね。
葵央くんはBMXのどんなところが好きですか?
A:全部好きですけど、特に技とかジャンプがカッコいいところが好きです。色んなライダーがいて、それぞれライディングやトリックも違うのでそういった自分だけのスタイルがあるのがカッコいいです。
葵央くんのスタイルとしてライディングの時に意識していることはありますか?
A:ジャンプやセクションのこなし方など綺麗に乗っているところを見せたいと思っています。乗り方にしてもトリックにしても余裕を持ってスムーズに見えるように意識してます。
ちなみに何が葵央くんをBMXにここまで熱中させているんでしょうか?
A:BMXに乗っているうちに出来る技が増えていく中でやりたい技がどんどん出てきたり、色んなBMXの動画を観ているうちに「この技やりたいな」と思ったりもするので、そういうことをずっと続けているといつもモチベーションは高いままですし、BMXに飽きることはないですね。
高難度の大技を繰り出す彼の強さの秘訣は「基本を突き詰めること」
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普段は日本で練習していると思うんですけど、どこでどんな練習をしているんですか?
A:新横浜のスケートパークによく乗りに行くのですが、普段はトリックよりもライディング中にバタバタしないように着地やトランジションを意識して丁寧に乗る練習をしています。
丁寧に乗れるようになると、大会等でどう活かされるのでしょうか?
A:スピードが落ちなくなるので、セクションで大技を入れる場合も余裕を持ってジャンプしてトリックが出来たりするのでライディングが全体的に綺麗になります。
ハイレベルな大技も葵央くんの特徴ですが、大技はどう練習していますか?
A:始めにやりたいトリックをイメージしてから、危なくて難しい技だったらスポンジプールとかで練習して感覚を掴んでから本番という感じで練習しています。
T:小さいころからトリックを練習してきたんですが、当時は親側もどう教えたら良いか分からない状態だったので結構ケガに繋がってしまうことも多かったんです。
そのような経験を重ねていくうちに「自転車の乗り方に基本があるだろう」と気づき、まずはトリックに挑戦する以前に「乗り方の綺麗さ」の中に基本スキルが詰まっていると思ったので「上手な乗り方」を二人で研究しました。
綺麗で丁寧な乗り方を研究していくうちに、アールだったりいろんなセクションでの乗り方を知り、本人の中でもトリックのタイミングがより見つけやすくなったことでトリックに対する想像力が増えたんです。
トリックの種類に応じて「この技はこのタイミングで飛ぶ」とか、なんとなくイメージできるようになってきてから、実際の練習としてスポンジプールでトライして少しずつ身体で覚えていく感じになっていますね。
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今までのケガの経験があったからこそ基本的な乗り方を意識されるようになったんですね。
T:乗り方に関してはゴールはなく永遠に追及していくものだと思うんですが、本人も「基本的な乗り方」を追求していくおもしろさに気づけるようになってからずっと乗っていますね。また大技に対する恐怖心も基本を突き詰めていくことで少しずつ無くなっているように見えます。
そういう意味でも新横浜のスケートパークのボウルセクションはトリックをしなくても楽しく乗れて基本スキルを磨けるのでよく行くんですが、このスタンスがオーストラリア留学でも実は活かされていたんです。
オーストラリアとは違ってまだ国内にはボウルセクションのあるパークが少ないので、近くに新横浜スケートパークがあること自体すごく恵まれていて、そのおかげで最近になって綺麗に乗るということが凄く練習になるということに気づけたのでありがたいです。今はその繰り返しで、基本を突き詰めているうちにまたやりたい技が出てきて、じゃあトライしてみようというサイクルになっています。
そのような練習を取り入れている中で、葵央くんが参考にしているBMXライダーはいますか?
A:中村輪夢くん、ローガン・マーティン、パット・ケーシー、オーストラリアのショーン・ガードナー、あとデニス・エナーソンも好きなのでよく動画を見て参考にしています。他にもオーストラリアで乗っている中でカッコよくて参考になるライダーもいっぱいいました。そういった形でみんなのライディングを見て「自分もこの技をやりたい」と思ってやってみることもあります。
練習の中でトリックのメイクに苦戦した時にアドバイスを貰ったり相談するような人はいますか?
A:行き詰まったら、僕の尊敬しているライダーに相談したり、同い年のライダーの子にも聞いたりしますし、あとはお父さんと動画を一緒に見たりしながらどうしたら良いかを話しあったりしています。
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今、力を入れて取り組んでいるトリックはありますか?
A:フレア540は、オーストラリアに行ってから挑戦しているトリックで、この間初めて1回できたばっかりで今も練習しています。
メイク率はどれくらいですか?
A:3回くらい挑戦して1回出来ただけです。
T:でもトライできたのも一日だけだったんです。カイル・バルドックのパークでレッスンを受けて、その次の週に違うパークのレジーマットの上で初めてトライして何回目かで1度だけ成功できた感じです。
本人も3Dの回転が好きなのでトライするまでイメージはずっとしていました。小さい頃からフレアは出来ていましたし、それからも複雑な回転の軸を探したり、3Dの動きにずっと注目していたのでイメージはバッチリでした。その状態で最後のキッカケをプロに教えて頂いたことでカチッとはまってチャレンジできた感じですね。
やっぱりイメージ出来ないと難しい大技だと思いますし、そのためにもずっと基本を突き詰めてやってきた甲斐があるなと感じます。
また大会の時に自分が良いライディングをするために意識していることはありますか?
A:大会でやるルーティーンとトリックのイメージは絶対しますし、あとは自分が苦手な技はちゃんとメイクできるようにもう少しイメージを深めてからライディングに入れるようにしています。
海外に挑戦して気づいた成長の秘訣は「遊んで楽しむこと」
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今回のオーストラリア留学も含め海外での挑戦を始めた葵央くんですが、ローガン・マーティンを始め海外のトップ選手と同じパークで練習してどうでしたか?
A:乗り方も技もやっぱりカッコいいですね。でも特にカッコいいと思ったのは乗り方です。ジャンプ後のバックサイドへの合わせだったり。ライディング中もスピードが落ちないところ、ジャンプの高さや大技もすごいので世界のトップレベルを肌で感じられました。
またオーストラリアで同年代のライダーたちと乗ってみて感じたことはありますか?
A:日本は技ばっかり練習する子が多いんですが、オーストラリアは乗り方が綺麗で自分がやりたいようなスタイルに既になっている子が多いのでレベルが高いなと思いました。
オーストラリアと日本のBMXシーンの違いってどこだと思いますか?
A:日本は「大会があるからそのための練習をしよう!」みたいな子が多い一方で、オーストラリアは「大会!大会!」っていう感じではなくて友達と一緒に乗りながら遊ぶ中で上手くなっている子が多いです。
去年のNITROジュニアゲームズが葵央くんの海外初の大会だったと思います。日本の大会と比べて初めての海外の大会はどうでしたか?
A:乗り方にしても技にしてもレベルが1段階高かったです。
T:NITROジュニアゲームズはお祭りみたいな感じで大会という印象では無かったです。どちらかといえば競うよりも表現する場という感じだったので好きなように乗っていました。その中で技や得点がどうという訳では無く、とにかくアピールするような感じでした。
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大会というよりはジャムセッションのようなスタイルを評価してくれるコンテストだった感じですか?
T:本人の順位としては4位でしたが、結果も大会後にこちらから聞いたから教えてくれただけで実際3位までしか発表されていなかったんですよ。なので大会のスタンスとしても順位にこだわらず純粋にBMXを楽しむことに重きを置いているように感じましたね。
そのため形式上は大会ではあるものの、本人も競っている感覚はないので純粋にライディングを楽しめていました。出場者の中で上手い人もたくさんいるんですが、本人は周りを気にせず自分に何ができるかを集中してライディングできていましたし、本当に誰が上とか下とかそういう見方では無くて表現の仕方に重視したコンテストという風に感じました。
オーストラリアではパークで乗るライダーたちも、丁寧に乗ることや色んなラインを色んなスタンスで乗って遊ぶ人が多いなと感じます。そのように楽しんでいるうちに基本スキルが勝手に身に付いて行くので大会に出るようになった時も技のタイミングやコツに気づきやすくなるんだと思います。
本人も日本にいると大会のための練習をしがちなので、オーストラリアに留学したことで楽しみながら乗ることが練習になるということに気づけたんだと思います。
改めて今回オーストラリアでライディングして感じたことを聞かせてください。
A:やっぱりBMXを遊びながら乗れていたので、トライしたトリックの難易度は高かったけどすごい楽しかったです。
松浦葵央の将来の夢と今後の目標
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今年のシーズンで目指していることはありますか?
A:大会での目標はJFBFシリーズで、自分のできるベストなトリックをみんなに見せて1位が取りたいです。また大会でプロみたいにカッコよく乗れるようにその練習のためにもまた留学に行くのが今の目標です。
また海外に行く予定もありますか?
A:実は今月末にもう一回オーストラリアに今度はBMXをメインにして留学に行きます。街は同じゴールドコーストですが、BMXもアクティビティとして取り入れている学校に3週間通って、オーストラリアには全部で6週間いる予定です。英語もBMXも両方上達できるように頑張ります。
最後の質問ですが、葵央くんは将来どんなBMXライダーになりたいですか?
A:「Nitro World Games」、「オリンピック」、「X Games」、「Vans BMX Pro Cup」などいろんな世界大会に出て、たくさん活躍して、成績を残して皆にカッコいいって言われるようなプロライダーになりたいです。また僕自身が色んな人にBMXを教えられるライダーになることも夢です。
松浦葵央プロフィール
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2010年7月10日生まれ。神奈川県横浜市出身のBMXライダー。2歳の時に見たBMXショーに憧れを抱き、その後、7歳から本格的にBMXフリースタイルパーク種目を始める。競技を始めてすぐに世界最年少の7歳で大技「バックフリップ」を成功。また9歳の頃には同じく世界最年少として大技「フレア」も成功させた、世界がいま注目する天才BMXライダー。東京五輪金メダルのローガン・マーティンらが使用しているBMXメーカー「HYPER」より10歳からサポートを受け、11歳となった今では「コーク720」や「バックフリップテールウィップ」を世界最年少で成功させるなど、大技を次々と習得し世界最年少の実績を残し続けている。2028年ロサンゼルス五輪のBMXフリースタイルパークで金メダルを目指す注目のキッズアスリート。
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doubledutch青春を賭けた熱い夏が今年も開幕! 「ITADAKI ダブルダッチ甲子園 2024」2024.07.192024年9月29日(日)、ダブルダッチ業界初となる高校生の大会『ITADAKI ダブルダッチ甲子園 2024』が開催される。 チームで1つのショーを作るSHOWCASE部門、そして個人戦の1 on 1 BATTLE部門に加え、制限時間内に跳んだ回数を競うSPEED RELAY部門の3種目で、それぞれの頂点を決する。 昨年 SHOWCASE優勝の「Eifer」©︎ITADAKI / Photo by AYATO. 大会を盛り上げるアンバサダーには、世界三連覇の偉業を成し遂げ、ダブルダッチシーンの“顔”とも言えるプロチーム「REG☆STYLE」が。そしてダブルダッチシーン外から、日本ダンススポーツ連盟のブレイキン アンセムソング『Pump It Up! feat. TAKUMA THE GREAT』をリリースするなど、ストリートシーンにも影響力を与え続けているアーティスト「DA PUMP」からKIMIが就任。過去に番組での共演歴もある2組は、今年で5年目となるアンバサダーへの就任。彼らの“阿吽の呼吸”にも注目だ。 REG☆STYLE & KIMI (左から3人目)©︎ITADAKI / Photo by AYATO. さらに今回、ITADAKI恒例となった「エンターテイメント」要素を審査するメンバーには「サンキューーー!!」というフレーズでお馴染みのお笑い芸人・パンサー 尾形貴弘が参戦!加えてダンスシーンから、世界初のダンスプロリーグ・D.LEAGUEに参画しているチーム「FULLCAST RAISERZ」よりINFINITY TWIGGZと、世界規模で活躍し、多くのタイトルを獲得するB-GIRL RAMという、豪華ラインナップが務めてくれる。 ©︎ITADAKI そして、前向きに夢に向かって頑張る高校生を応援する『ポカリスエット』と、そしてストリートシーンで力強くプレイヤーを支えるオーセンティックアメリカンアスレティックウェアブランド『Champion』が、5年目となる今年も“オフィシャルサポーター”(協賛)として、高校生たちを力強くサポートしてくれる。 そんなシーン内外からの注目を掻っ攫う熱量の高いコンペティションの様子は、ITADAKI オフィシャルYouTubeチャンネルにてオンライン配信を予定している。 ©︎ITADAKI / Photo by AYATO. 昨今の高校生のプレイヤーたちは、時に大学生や社会人のプレイヤーを凌駕することも。果たして、今年高校生の頂点――”ITADAKI”に立つプレイヤーは誰なのか。ダブルダッチの歴史が動く一日が、今年も幕を開ける!! 大会概要 ©︎ITADAKI 「ITADAKI ダブルダッチ甲子園 2024」日時 : 2024年9月29日(日)時間 : 13:00 開演予定会場 : 川崎ルフロン主催 : ITADAKI 実行委員会主管 : 有限会社OVER THUMPZ協賛 : ポカリスエット / ヘインズブランズ ジャパン株式会社協力 : スキルハックメディアパートナー : FINEPLAY https://youtu.be/BKubNsA8oSI?feature=shared
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others親子で様々なスポーツを楽しんだ七夕の一日「PLAY MOVESPORT」がイオンモール幕張新都心で開催2024.07.122024年7月7日(日)に日本国内大手のスポーツウェアメーカー「DESCENTE(デサント)」が展開するスポーツウェアブランド「MOVESPORT(ムーブスポーツ)」によるスポーツ体験会「PLAY MOVESPORT」が、イオンモール幕張新都心のグランドコートにて開催された。 今回で4回目となる本イベントでは「スポーツクライミング」「ダブルダッチ」「けん玉」など様々なスポーツ体験会とショーケースに加えて、スペシャルゲストによる親子で一緒にできる「体操ダンス」など親子連れが楽しめるコンテンツが多く用意され大盛況に終わった。 本イベントには、スポーツクライミングシーンで活躍する日本代表選手である楢﨑明智 (日新火災)をはじめ、世界チャンピオンの経験を持つプロダブルダッチチームのFLY DIGGERZ、同じく世界で活躍するけん玉プレイヤーのSHINNOSUKE TOGOとKITO NAKAJIMA、そして体操のお兄さんとして子どもたちに大人気なよしお兄さん(小林よしひさ)をスペシャルゲストとして迎えた。このように、各ジャンルのプロフェッショナルたちによる体験会やショーケースを通して、スポーツの楽しさを子どもたちや初心者を中心とした様々な人々へ届けることができるのも「PLAY MOVESPORT」の魅力とも言えるだろう。 子どもたちは世界を股にかけて大活躍するトッププレイヤーのパフォーマンスに目を輝かせており、身体だけでなく目でもスポーツの楽しさを感じた一日となった。 イベント当日の様子 会場の様子 本イベントは、休日を過ごすには持ってこいである大型商業施設「イオンモール幕張新都心 グランドコート内」で開催され、お買い物や休日のレジャーに訪れた多くの子ども連れの家族がふらっとイベントに参加するなど、無料体験ということも相まって多くの来場者が集まった。 当日は晴天に恵まれるも屋外では36℃の真夏日になったこともあり、身体を動かしたい子どもたちは屋内で快適にスポーツを楽しめる環境である本イベント会場で、自分たちが気になる様々なスポーツにチャレンジ。そんな子どもたちの背中を見届ける一方で、一緒に体験する親御さんの姿もあり、老若男女問わず様々なスポーツを体験しながら休日の貴重かつ楽しい時間を親子で共有している様子がうかがえた。 楢﨑明智選手とボルダー体験 まず本イベントの中で一番子どもたちの目を惹いたのは、会場に設置されたボルダリングウォール。現在世界ランキング2位と世界最高峰の舞台で活躍する楢﨑明智選手による手取り足取りのサポートもあり、一番上のホールドまで完登する参加者も多く、ボルダー体験は終始大人気のコンテンツだった。 FLY DIGGERZのダブルダッチショーケース SHINNOSUKE TOGOのけん玉パフィーマンス また1日につき2回ほど開催されたダブルダッチとけん玉のショーケースには大勢の参加者だけでなくお客さんが会場付近に集まり、目の前で繰り広げられる一流のパフォーマンスに歓声を上げた。ショーケース後にはプロフェッショナルのパフォーマンスに感化されてか、多くの子どもたちが列をなしてこれらのスポーツも体験し、自分も楽しみながらトッププレイヤーのレベルの高さを肌で感じる機会となった。 よしお兄さんと一緒に親子体操 そしてやはり子どもたちの心を掴み、終始大盛況の中で一緒に親子体操を行ったのはスペシャルゲストのよしお兄さん。1日に2回に分けて行われたこのコンテンツでは、子どもたちに分かりやすい手遊びを含めた振り付けですぐ心を掴むと、実際に曲に合わせた体操ダンスでは子どもたちが大きな声を上げて楽しみにながら真剣に体操に取り組むなど完全に会場の雰囲気を一つにして、さすがは体操のお兄さんと言った見事なパフォーマンスを披露した。 以下は本イベントでそのような充実した一日を共に過ごした特別講師たちによるコメント。 本イベント特別講師のコメント 楢﨑 明智 選手 (日新火災・スポーツクライミング) 楢﨑明智選手 -今回「PLAY MOVESPORT」に参加してみていかがでしたか?正直、参加者が集まるのか心配だったのですが、実際に蓋を開けてみると子どもたちの列が途切れることがなくて、活気のあるイベントになって良かったなと思いました。 -最近の楢﨑選手の競技面での活動状況はいかがですか?今シーズンはかなり順調に行っていて、ワールドカップも5戦中3戦が終わったところなのですが、現在年間世界ランキング2位につけているので、残り2戦も良い結果を残して年間ランキングの表彰台に乗りたいなと思っています。 楢﨑明智選手 -練習時にMOVESPORTのアイテムを着用していてどんな印象を感じていますか?練習時には100%と言えるくらいいつもMOVESPORTのウェアを着させてもらっていますが、素材がとても良いので着心地も良いですし、肌触りが良いところが好きです。また速乾性にも優れているところがすごく良くて、長期滞在の海外遠征では部屋で洗濯することも多いのですが、部屋干しでもすぐ乾くので洗った次の日には着られるところも最高です。 -最後に今後の目標を教えてください。まだワールドカップで優勝したことがなくて、去年から数えると5戦連続ファイナルに残れているのですが、そのうち3回が準優勝で終わっているので、まずはワールドカップで優勝したいというのが今の目標です。またクライミングは競技特性上、1回優勝することは結構多くの選手ができることだったりもするのですが、年間通して勝ち続けることは難しいことなのでワールドカップで年間チャンピオンになることが次の目標ですね。 FLY DIGGERZ (コメント代表者:KSY)(ダブルダッチ) FLY DIGGERZリーダーのKSY -今回「PLAY MOVESPORT」に参加してみていかがでしたか?このイベントを通して、子どもたちにとって楽しい空間を色んなジャンルのプレイヤーの人たちと一緒に作れたことが楽しかったですし、素敵なイベントになったなと思いました。 -最近、 FLY DIGGERZはどういった活動をされていますか?2025年に向けて今年は挑戦の年にしようとしていて、パフォーマンスのコンペティションももちろんですが、スピード競技というアスリート向けのコンペティションの方も力を入れていて、来年は神奈川県川崎市で両方の種目の世界大会が行われるので、スポーツのダブルダッチもストリートのダブルダッチも、どちらもその世界大会で優勝できるように日々挑戦を続けています。 FLY DIGGERZ -今着用されているMOVESPORTの服の着心地はいかがですか?MOVESPORTさんのウェアはどれも動きやすいですし、汗をかいた時も服が肌にまとわりつかないのですごく心地よく着られるのでオススメです。 -最後にFLY DIGGERZの今後の活動について教えてください。今年は挑戦する年にはなると思うのですが、その挑戦を応援してもらうために、今回のイベントのようなダブルダッチをたくさんの人に見てもらう機会を色んな場所で増やしていって、自分たちの挑戦とダブルダッチを知ってもらうという動きをリンクさせて今後につなげていけたらなと思っています。 KITO NAKAJIMA(けん玉) KITO NAKAJIMA -今回「PLAY MOVESPORT」に参加してみていかがでしたか?普段は結構一人でけん玉することが多いんですけど、今回小さな子どもと一緒にやる中で元気をもらいながら楽しく教えることができましたし、子どもたちがけん玉に成功した時の笑顔を見ると改めて「けん玉って良いな!」と感じました。-最近、 KITOさんはどういった活動をされていますか?最近はモデル活動を中心にしながらけん玉プレイヤーとしても活動していて、色んなところでけん玉を教えつつ、かっこいい洋服を着てかっこいいけん玉のパフォーマンスをしながら、けん玉のかっこよさを広めています。 KITO NAKAJIMA -今着用されているMOVESPORTの服の着心地はいかがですか?普段、けん玉をするときは普通の洋服だったりもするので、大きな動きをするときには動きづらさを感じることもあるのですが、MOVESPORTのウェアはやっぱりスポーツ用の服ということもあって動きやすいですし、風通しも良いのでめちゃくちゃ着やすいです。-今後のKITOさんの目標を教えてください。今のけん玉のイメージって地味だったり昔あそびのような印象が強いかと思うのですが、子どもから大人までできるあそびなので、もっとかっこよく色んな人がどこでもできるスポーツだということをたくさんの人に広めていけたら良いなと思っています。 よしお兄さん(体操、ダンス) よしお兄さん -今回「PLAY MOVESPORT」に参加してみていかがでしたか?まず楽しかったです。もちろん私自身もイベントをして子どもたちと身体を動かすことは今までもあったのですが、今回を通して子どもたちがダブルダッチやけん玉、スポーツクライミングなどに挑戦している姿を見ると、「やっぱりスポーツって子どもたちにとって良いものなんだな~!」と改めて思いました。 よしお兄さん -今着用されているMOVESPORTの服の着心地はいかがですか?まず着心地がすごく良くて、普段イベントとかでは衣装を着ることが多い一方で、今回このウェアは通気性も良く動きやすいので、自分自身がよく動くスポーツのイベントにとってぴったりなウェアだなと感じていますし、今回オレンジ色をチョイスしてもらったのですが、色んなカラーがあるのでおしゃれとしても楽しめるそんな洋服だなと思いました。 最後に 多くの参加者が集まった本イベント 本イベントは今回「MOVESPORT」として、昨年に引き続き4回目の体験会となり、前回よりも更に幅広いジャンルのスポーツを網羅する形で開催された。今回は幼児園児や小学生を中心に、スポーツによっては親御さんも参加するなど老若男女の幅広いお客さんが来場したが、トッププレイヤーやスペシャルゲストのよしお兄さんのパフォーマンスもあってか、参加者の列は途切れることがなく過去最大の盛り上がりを見せており、本イベント自体としてもさらに多くの人に「MOVESPORT」というブランドと様々なスポーツの認知を広げているその影響力の大きさがうかがえた。 今後もこの「PLAY MOVESPORT」を通して、より多くの子どもたちやスポーツ好きな人たちが、MOVESPORTの アスリートメンバーを始めとしたトッププレイヤーたちと楽しく交流して刺激を受けながら、新しいスポーツに出会う第一歩になることを今後も期待したい。 イベント概要 名称 : PLAY MOVESPORT in イオンモール幕張新都心日時 : 2024年7月7日(日)10:00 ~17:00会場:イオンモール幕張新都心 グランドコート(〒261-8535千葉県千葉市美浜区豊砂1-1)参加費:無料(LINE友だちとインスタグラムフォローが参加条件)講師 (出演者)・スポーツクライミング:楢﨑明智 (日新火災)・ダブルダッチ:FLY DIGGERZ ・けん玉:SHINNOSUKE TOGO、KITO NAKAJIMA・スペシャルゲスト:よしお兄さん(小林よしひさ)対象スポーツ:体操、ダンス、スポーツクライミング、ダブルダッチ、けん玉
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danceNORIとMiMzが優勝「Red Bull BC One Cypher Japan 2024」勝者はブラジルで行われる世界最終予選へ2024.07.07昨年の世界王者でありパリオリンピック日本代表のAmiが「Red Bull BC One」の見どころをコメント 今年で開催21年目を迎える、世界最高峰の1on1のブレイキン・ダンスバトル・トーナメント「Red Bull BC One」。その日本最終予選となる「Red Bull BC One Cypher Japan」が、2024年7月7日に東京の二子玉川ライズ スタジオ&ホールにて開催された。B-BoyとB-Girlの優勝者それぞれ1名は、12月にブラジルで行われる世界最終予選「Red Bull BC One Last Chance Cypher」の出場権を手にすることが出来る。今年のCypher Japanは、4月から全国5箇所で開催された「Red Bull BC One City Cypher」の優勝者と、今年から新設された学生限定予選の「Red Bull BC One Student Cypher」の優勝者(全2回)、それに加えてワイルドカード(招待枠)で集められた全B-Boy16名、B-Girl8名が参加し、ノックアウト方式のトーナメントで優勝を争う。昨年のワールドファイナル(パリ大会)で優勝したB-GirlのAmiは今回ジャッジを務めた。本番前のインタビューでは「BC Oneはブレイキンがオリンピック種目になる前からある大会で、ずっとブレイキンシーンに寄り添ってきたイベントだからこそ、B-Boyのかっこよさを本当に分かっている。それはステージづくりや運営の進め方からもとても感じます。オリンピックに出場する世界の16人と、BC Oneのワールドファイナルに出場する16人は違ったものになると思うし、両方を見てもらえるとよりブレイキンの面白さが伝わると思います。」とコメントした。 Red Bull BC One Special Talk Session ワールドファイナル出場経験を持つNORIやISSEI、Ayumiに加え、RA1ONやkaiなどの若手世代も多く参加した今年のCypher Japan 今年のワイルドカードには、BC OneにストーリーのあるB-Boyが選ばれた。NORIはBC Oneのワールドファイナルに最も多くチャレンジした日本人B-Boyの一人。2019年と2021年はCypher Japanで優勝。現地で行われた世界最終予選でも優勝し、ワールドファイナルに勝ち進んだ経験をも持つ。今回は通算5度目のワールドファイナル出場を目指して、まずはそこへの挑戦権(世界最終予選の出場枠)を獲得するべく、今日の日本最終予選に挑んだ。RA1ONは、今の日本ブレイキンシーンの若手を代表する注目のヤングガンズ。キッズ時代から多くのバトルで優勝しBC Oneへの憧れも強かったが、昨年までは年齢制限により出場が叶わなかった。今年ようやくBC Oneに挑戦する権利を経てワイルドカードとして登場。待ちに待ったBC Oneの舞台で、どのようなバトル運びを見せるのか?大会前から多くの注目を集めていた。他、今年からCypher Japanに繋がる予選として新設されたStudent Cypherでは、kaiとRYOGAの2名がクオリファイ。若手からレジェンド、そしてその間を繋ぐミドルまで、幅広い世代のトップダンサーが勢揃いするという点においても、BC Oneは唯一無二の1on1ブレイキン・ダンスバトルである。 Suguru Saito / Red Bull Content Pool セミファイナルではISSEIとNORIが対決。決勝戦は世代を超えたクロスボーダーなマッチアップに B-Boyは初戦から同じクルーや同じエリア同士、同世代対決など好カードが連発。この日のファーストバトルとなったNORIとSHADEのバトルは、DJの音がかかった瞬間に会場が歓声と縦揺れに包まれ、お互いパッションを全面に出したバチバチの同世代対決となった。そのバトルに勝利したNORIは準決勝まで勝ち進み、2016年のRed Bull BC One世界王者のISSEIと対戦。これまでの日本のブレイキンシーンを築いてきた二人の特別なマッチアップとなった。一方、トーナメント表の反対の山では若手世代が激しいバトルを繰り広げ、最年少での参加となったRA1ONは、準決勝でharutoと激突し東西を代表する若手対決に。決勝に駒を進めたのはharutoとNORIの2名。世代を超えたバトルは、過去に幾度もジャパンファイナルを勝ち抜いてきたNORIが勝利を収めた。 Jason Halayko / Red Bull Content Pool Red Bull BC Oneらしいチャンピオンが誕生 B-Girlは決勝戦でワールドファイナル出場経験を持つ2名が対戦。パリオリンピック日本代表のAyumiと、昨年のCypher Japanでジャッジを務めたMiMzの2名が決勝に進出した。安定したテクニックとスキルを技で表現していくAyumiに対して、会場の雰囲気や音楽をムーブ全体の流れと独特な動きで表現するMiMz。スタイルの全く違う2名の対決となった決勝戦は、MiMzが勝利し優勝を果たした。今回のチャンピオンとなった、NoriとMiMzは共に「生き様」がかっこいいとシーンからも支持されるダンサー。今回のCypher Japanでは、分かりやすい技を披露するだけでなく、自分が持っているフレーバーやストーリーで会場の雰囲気も味方につけることが出来る、よりカルチャー要素が強いB-BoyとB-Girlが勝利し、まさにRed Bull BC Oneらしい大会結果となった。 Jason Halayko / Red Bull Content Pool MiMzコメント「息子をブラジルに連れていきたい!という気持ちが原動力でした」 Jason Halayko / Red Bull Content Pool ※MiMz 以下:M 優勝した今の気持ちを教えてください! M:信じられないです。とにかく今回の原動力は「息子をブラジルに連れていきたい」という気持ちだったので、それが叶ってよかったですし、育児をしながら準備する上でもいろんな人の助けがあったので、そういう人たちへ結果で恩返しが出来てよかったです。 印象に残っているバトルやムーブはありますか? M:セミファイナルのバトルと決勝の2ムーブ目(1990という技)は、10代からずっとやっている得意な動きで、私の周りの人たちはぶち上がったと思います。それをしっかりやり切れた自分が誇りです。 昨年はジャッジという立場から見ていたCypher Japan、プレイヤーとして出てみてどうでしたか? M:全然違いました(笑)。プレイヤーとして出ることで、またジャッジの見方なども勉強になったし、どっちもやってみて良かったです。 ブラジルへの意気込みを教えてください! M:Last Chance Cypherからの挑戦になるので、ラウンド数も多くなり体力面の強化が必要になると思っています。ただ、ラウンド数が多くなったとしても、自分の強みである折り紙スタイルやレッグワークのコンセプトは、どんな状態でも引き出せるように準備していきたいと思います。 NORI コメント「自分の発信などを通じて、ダンスって本当に楽しいし、奥が深いんだなと感じてもらいたい」 Jason Halayko / Red Bull Content Pool ※NORI 以下:N 優勝した今の気持ちを教えてください! N:ホッとしてます(笑)。優勝するつもりだったので、それが実現できてホッとしてます。 優勝コメントでは下の世代に対して「かかって来い!」と力強く話していましたが、どんな想いがありますか? N:かかって来い!と言った背景は、今は(オリンピックも相まって)ブレイキンの中でスポーツの要素も強くなったことにより、勝てないと嫌な気持ちになったり、ダンスをやめようかなと思うことも増えるかもしれないからです。でも、俺って世の中にダンスの大会がなくなったとしても、絶対に上手くなることはやめないんですよ。ブレイキンカルチャーはいいコミュニティなので、好きで続けていたらいい経験も出来ると思うし、今の若い世代が勝負ありきの大会がなかったらダンスをやらなくなるのはもったいないので、自分に挑みたいと興味を持ってくれて、自分の発信などを通じて、ダンスって本当に楽しいし、奥が深いんだなと感じてもらえたら良いなと思いました。 ブラジルへの意気込みを教えてください! N:今のままでもLast Chance Cypherは勝てる調子だと思います。ただ、いつもワールドファイナルで上手くいかないので、ワールドファイナルに向けて頑張ります。 The Moments Of「Red Bull BC One Cypher Japan 2024」 Jason Halayko / Red Bull Content Pool Jason Halayko / Red Bull Content Pool Jason Halayko / Red Bull Content Pool Suguru Saito / Red Bull Content Pool Suguru Saito / Red Bull Content Pool Suguru Saito / Red Bull Content Pool
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dance今年の日本一決定戦「Red Bull BC One Cypher Japan」が明日開催!2024.07.06日本では8年ぶりとなるRed Bull BC One Campも開催し、世界のトップダンサーが集結 今年で開催21年目を迎える、世界最高峰の1on1のブレイキン・ダンスバトル・トーナメント「Red Bull BC One」。その日本最終予選となる「Red Bull BC One Cypher Japan」が、いよいよ明日、2024年7月7日に東京の二子玉川ライズ スタジオ&ホールにて開催される。B-BoyとB-Girlの優勝者それぞれ1名は、12月にブラジルで行われる世界最終予選「Red Bull BC One Last Chance Cypher」の出場権を手にすることが出来る。そしていよいよ今月から開催するパリオリンピック。オリンピックの新種目としても注目度が高いブレイキンは、今やB-Girl・B-Boyに限らず世間一般からも人気を集めている。そのブレイキンカルチャーの礎ともなるイベントが、このRed Bull BC Oneであり、レッドブルがHIPHOPカルチャーを大切にしながらダンサーたちと創ってきた歴史もあるのだ。そんなRed Bull BC Oneは、世界中で長きに渡ってシーンから愛されるイベントとなっている。 ⽇本だけでなく世界中のB-Boy・B-GirlとHIPHOPファンが集まるカルチャープログラム Jason Halayko / Red Bull Content Pool 今年の日本一決定戦であるRed Bull BC One Cypher Japanを明日に控え、7月5日と6日の2日間に渡って、東京の渋谷では「Red Bull BC One Camp」が開催された。BC One Campでは、Red Bull Dancerによるワークショップや、その他様々なダンスバトルを実施。⽇本だけでなく、世界中のB-Boy・B-GirlとHIPHOPファンが集まるカルチャープログラムとなっている。DAY1には、世界で活躍するHIPHOPダンサーのKyokaや、今回のCypher Japanでジャッジを務めるGRIIMSENなどがワークショップを実施。一緒にセッションをしながらスキルシェアをするなど、ここでしか体験出来ない特別なプログラムとなった。DAY2は、国内を代表するバトルイベントのSELL OUT!!やVIBE OUTとRed Bull BC Oneがコラボしたバトルを実施。ブレイクダンス以外のジャンルのダンサーも多く参加した。昨年も開催されたFOOTWORK CONTEST by FOOTWORKERZの日本予選も行われ、6kicksが優勝。12月にブラジルで行われるワールドファイナル出場を決めた。 過去の世界王者ISSEI、オリンピック日本代表のAyumiなどが出場するジャパンファイナルの注目B-Girl・B-Boy B-Boyでは、過去にワールドファイナル出場を経験しているダンサーが2名出場。ISSEIは、2016年に日本の名古屋で行われたワールドファイナルのチャンピオンであり、当時の最年少世界王者。NORIは何度も日本予選を勝ち抜き、世界の舞台に駆け上がった経験を持つ。今回NORIは一回戦を同世代のSHADEと、ISSEIは日本の若手を代表するB-Boyの一人であるTSUKKIと対戦。どちらも一回戦から強敵が立ちはだかるが、順当に勝ち進めば準決勝でNORIとISSEIのワールドファイナル出場経験者同士のマッチアップが実現する。 B-Girlでは、先日のオリンピック最終予選でパリオリンピック日本代表に内定したAYUMIに注目が集まる。最近はダンススポーツ(オリンピック形式のバトルや大会)での活躍が目立つが、Red Bull BC Oneの歴史に名を刻んだ一人でもある。AYUMIはまだB-Girl部門が存在しない2017年のワールドファイナル(オランダ大会)で、世界で初めてB-Girlとして出場。世界のトップB-Boy相手に戦った経験を持つ。明日は初戦となるAYANEとの関西勢対決にも要注目だ。 Red Bull BC One Cypher Japan 2024 〈開催概要〉日時 :7月7日(日)15:00~18:30会場 :二子玉川ライズ スタジオ&ホール(東京都世田谷区玉川1丁目14-1 二子玉川ライズ S.C.)出場者:・学生予選と地方予選を勝ち抜いたB-Boy 7名/B-Girl 5名・招待選手 B-Boy 8名 / B-Girl 2名・THE JAM 優勝者 B-Boy / B-Girl 各1名 B-Boy 16名 / B-Girl 8名 計24名※出場者一覧も合わせてご確認くださいJUDGE:AMI, WUTA, GRIIMSEN (デンマーク)DJ:TOSHIMC: KENTARAW / CRUDEGUEST LIVE:鎮座DOPENESS観戦料金: 2,000円(税込)購入期間: 6月14日(金)〜 7月6日(土)23:59まで購入リンク: 記事最下部の関連リンクより※未就学児は無料です。※自由席ですが券種によって観戦エリアが異なる場合があります。※イベント中止を除き、いかなる理由でもチケットの払い戻しは行いません。※イベントスケジュール及び出演者は予告なく変更となる場合がございます。予めご了承下さい。