CASによる仲裁判断は12月予定【スポーツクライミング】東京五輪代表選考基準の解釈をめぐる審理

2020.09.04
楢崎智亜 / photo by HAMASHOW

日本山岳・スポーツクライミング協会(以下、JMSCA)は9月3日、東京五輪の代表選考基準の解釈をめぐってスポーツ仲裁裁判所(以下、CAS)に対して行っていた仲裁事案に対する判断が12月10日までに下される予定であると発表した。

JMSCAは昨年11月、国際スポーツクライミング連盟(以下、IFSC)が代表権選出基準の解釈を途中で変更しており、日本の代表選考基準と食い違いが生じているとして、解釈の変更取り消しを求めてスポーツ仲裁裁判所に提訴、係争中であった。
審問は当初4月1日に行われる予定であったが、新型コロナウィルス感染拡大の影響によって延期となっており、8月26日審問が開催、同日に審理が終結していた。
またJMSCAによれば、CASのルールではこの期限をさらに延期することができるため、2020年12月10日が確定的な期限ではない可能性があるという。

現在代表には男子楢崎智亜(TEAM au)、女子野口啓代(TEAM au)が内定。
残りの男女各1名は昨年8月の段階では、それ以降の大会で決定される予定であったが、IFSCは残りの2枠を昨年8月開催の「IFSCクライミング世界選手権2019」で日本人2番手であった男子原田海(日新火災)と女子野中生萌(XFLAG)を代表確定であるとし、出場権維持の選手に含めていた。

text by 金子修平

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