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【BBOY Shigekix × Xperia 特別インタビュー】アンバサダーに就任した BBOY Shigekixが語るブレイクダンサーとしてのキャリアとライフスタイル

2020.07.28
「Xperia 1 II」で撮影

世界最年少でRed Bull BC One World Finalに出場しベスト4を獲得。次の時代を担うBBOY、Shigekixソニーのスマートフォン・Xperiaの魅力を発信する「Xperia Ambassadors」に就任!
FINEPLAY編集部が「Xperia Ambassadors」に就任したShigekixへインタビュー。ShigekixのBBOYとしてのスタイル、ブレイキンに対するアティチュードやシーンのこれから、最新機種・「Xperia 1 II」を活用したライフスタイルに至るまで、Shigekixの魅力を余すことなく深掘りする。

―ダンスを始めたキッカケ

Shigekix:僕がブレイキン(ブレイクダンス)を始めたキッカケは、姉であり現在は世界で活躍しているBGIRL Ayaneの影響です。
幼い頃から4つ上のAyaneと一緒にさまざまな習い事に通っていたのですが、トランポリンという体操競技をメインにしながら、趣味として地元のダンススクールにも通っていました。

ある日、トランポリンの練習にBBOYが遊びにきたことがあり、そこで「ダンス」と「トランポリン」という共通項で話が盛り上がりました。そのBBOYに誘われるかたちでAyaneがブレイキンを始め、一緒にパフォーマンスをしたりするようになったんです。
その頃の僕はまだ小さかったこともありAyaneの練習についていくだけで、スタジオではBBOY/BGIRLが練習している方向に背を向けて絵を描いたりしていました。それくらい初めのうちはブレイキンに対してピンときていた訳ではありませんでしたが、BBOY/BGIRLにかわいがってもらったり、何度もブレイキンを見る回数を重ねていくうちに、ブレイキンの魅力にどんどん引き込まれていったようです。
「気付いたら逆さまになっていたよ」と親に言われるほど、自分でもブレイキンをいつ頃から始めたのかを正確には覚えていません。最初は見よう見真似でタオルを頭に巻き、三点倒立の練習をしていたことは覚えています。

それからは習い事もブレイキン一本に絞り、本気で取り組むようになりました。大会を勝ち抜いたり、世界で活躍したいと強く感じたのはブレイキンが最初の体験です。その時に感じた思いは、今でも変わらず持ち続けています。

Xperia × Shigekix
写真提供:株式会社IAM/ 7才頃、ブレイキンの練習の様子

―現在のブレイキンのシーンについて

Shigekix:ブレイキンに限らず、ストリートのカルチャー全体が世界で盛り上がっている印象を受けます。その中でもブレイキンのシーンはストリートを発信する先駆けの存在としてのイメージが強まっていると感じています。
ストリートカルチャーの中でも、ブレイキンはスポーツとアンダーグラウンドの間をバランスよく取ることができているジャンルであり、カルチャーだと思っています。しかし悪い人たちが治安の悪い場所でやっているというイメージがあったこともあり、一般の人からは遠ざけられていたような印象も持っています。
そのイメージを覆し、現在のブレイキンの認知度を向上させるに至った陰にあるのは、信念を貫いてシーンを築いてきた偉大な先輩たちの血のにじむような努力です。
パリオリンピックやユースオリンピックの開催、そしてSNSの普及によってテレビなどのメディアでの露出も増えていますし、BBOY/BGIRLだけでなく一般の人たちからの評価も上がっているように感じています。

Xperia × Shigekix
「Xperia 1 II」で撮影

―シーンの中で自分の役割

Shigekix:現役でどれだけかっこいいBBOYになれるか、良い成績を残せるかを24時間考えながら、毎日全力でトレーニングに励んでいます。
ShigekixみたいなかっこいいBBOYになりたいと思ってもらい、BBOY/BGIRLや一般の人からも憧れの存在となり、世界的な視野でブレイキンのシーンを引っ張っていけるBBOYになることを目指しています。

また僕は「どっちが本物か、偽物か」ではなく、アスリートとしての意識とBBOYとしての意識の両方を持っていたいと思っているので、Shigekixとしてたくさんの人にアスリートとして知ってもらい、そこからBBOYとして知ってもらいたいと思っています。そして最終的にはブレイキンを含むストリートのカルチャーを多くの人に知ってほしいと考えています。

Xperia × Shigekix
「Xperia 1 II」で撮影

―バトルで勝つには?

Shigekix:バトルで勝つためには「うまくなりたい」「勝ちたい」「かっこいいBBOYになりたい」というような、「なりたい」という気持ちを強く持つことが大切です。
僕がブレイキンを始めた7歳の頃はBBOY/BGIRLが増えていった時期だと言われています。しかし実際には、僕の周りには同世代の子はほとんどいませんでした。
ダンススクールもバトルに出る子たちが行けるような場所はなく、どこに行ってもそこでは僕が最年少のBBOY。当然相手は僕よりも身長も体格も、年齢も経験も上の人たちです。そんな人たちを相手にすることが僕のBBOYとしてのキャリアのスタートだったからこそ、強い気持ちで勝ち進むためには誰よりも努力をすることが必要でした。
その時のハングリーな気持ちは一生忘れずに、これからも挑戦していく心積もりで毎日の練習に励んでいます。

Xperia × Shigekix
写真提供:株式会社IAM / WUG Budapest 2019の様子

―目指すBBOY像

Shigekix:僕は踊りのうまさで評価されるだけではなく、BBOYとして評価されたいと考えています。
これはただ勝つことができれば良い、ダンスがうまければ良いというだけではなく人間として、BBOYとしてもかっこよくありたいという意味合いです。

ブレイキンのスキルやかっこよさの追求は僕も含めてBBOY/BGIRL全員が考えています。どういうアティチュードでブレイキンに取り組んでいるか、どんなバックグラウンドがあってどんなことに挑戦しているかといったような、踊りや動きだけじゃない人間としての側面も含んだ全体で評価されるBBOY像を目指しています。

Xperia × Shigekix
写真提供:株式会社IAM/ HHC Arena Italy 2019で優勝

―自身にとってブレイキンとは?

Shigekix:僕にとってのブレイキンをひと言で表すと、それは「僕自身の生き方であり、ライフスタイル」です。
始めた頃は単なる趣味の一つだったことが、今ではブレイキンを中心に自分の生活が動いていて、文字通り寝ても覚めても、夢の中でも踊ってしまうくらいブレイキンというものが僕の人生と生活の中心になっています。

Xperiaについて

―BBOY/BGIRLにとってスマートフォンで便利な機能は?

Shigekix:僕たちBBOY/BGIRLにとってスマートフォンで便利な機能は、カメラのムービー撮影機能です。
BBOY/BGIRLは練習の際に鏡を使って踊っているシルエットを確認するのですが、ブレイキンではスタジオ以外のストリートや鏡のない環境で練習をすることも多いため、靴にスマートフォンを立てかけたり三脚を使ってムーブを録画して自分の動きを見返しています。

特にブレイキンは回ったり激しい動きをすることもあり、鏡を見て確認がしにくいこともあるので、気軽に映像が撮れるスマートフォンのムービー撮影機能はBBOY/BGIRLにとって身近で便利な機能です。

Xperia × Shigekix
「Xperia 1 II」で撮影

―自ら撮影しているシーンをSNSにもアップしていますが、どんな写真が好きですか?

Shigekix:僕は風景写真やポートレートが好きで自分でもよく撮影しています。大会で月2回ほど海外に行くこともあり、そこで知り合った人や初めて見た日本にはない景色を撮影し、写真として思い出に残しています。
SNSの方からのリアクションも多く、ブレイキン以外の僕のライフスタイルや感性、感覚で撮影した写真に対して共感をしてもらえることは、BBOYとして応援してもらえることとはまた別の嬉しさがあります。

Xperia × Shigekix
「Xperia 1 II」で撮影

—「Xperia 1 II」の第一印象は?

Shigekix:今回「Xperia Ambassadors」のお話をいただいて、Xperiaという誰もが知っている、使っているブランドがブレイキンという僕たちのカルチャーに対して興味を持ってくれていることを知って、率直に嬉しく思いました。

Xperiaは、Xperia5から使っているのですが、「Xperia 1 II」の第一印象はそのフォルムや持った時の感覚が僕のライフスタイルにフィットしていると感じました。
縦長のスマートなフォルムは洗練されてかっこいいデザインですし、ポケットに入れた時にも目立ちにくくさまざまなファッションに合わせやすいと感じました。
手に持った時にもしっくりときて、「結構使いやすいかも」という予感がありましたね。

―「Xperia 1 II」を実際使ってみてどう思いましたか?

Shigekix:もともと僕は趣味で写真を撮ることが好きだったので、ソニーのカメラの技術に注目していたこともあり、Xperiaもカメラの機能が良いのではというイメージを持っていました。
実際に「Xperia 1 II」を使ってみると、やはりカメラの機能が特に素晴らしいと感じましたね。
映画のワンシーンのように動画を撮影できる「Cinematography Pro(シネマトグラフィープロ)」や、一眼レフのように使える「Photography Pro(フォトグラフィープロ)」など、たくさんの機能があることに驚きました。カメラが好きで普段から一眼レフカメラを使っている僕にとっては嬉しい機能です。

さらに「Xperia 1 II」の音質へのこだわりには驚きました。僕は小さい頃から音楽に囲まれたライフスタイルを送っているので、練習の時はもちろん、家でのリラックスタイムや移動の時間など、常に音楽を聴いています。
踊る時や普段の生活でも、音質の良し悪しはメンタル的な部分にもつながってくるため、いい音楽をいい音質で気持ちよく聴くことができることは、僕にとってとても重要なことであり嬉しいポイントです。
普段はBluetoothでスピーカーやイヤホンにつないで音楽を聴くことが多いのですが、海外や日本全国の現場などの旅先では充電がなくなってしまうので、有線のイヤホンも常に持ち歩いています。
「Xperia 1 II」にはイヤフォンジャックがついているので、旅先で有線のイヤフォンを使用する際やスタジオでの練習で大きなスピーカーにミキサーコンソールを通してつなぐ際などにも重宝しています。

また、以前に使っていたXperia5にもあった機能なのですが、2つのアプリを分割して同時に起動できる「マルチウィンドウ」が僕にとっては革命的でした。
調べものをしながら同時にYouTubeで動画や音楽を再生したり、料理のレシピを読みながらタイマーを起動したりできるので便利に使っています。

Xperia × Shigekix
「Xperia 1 II」で撮影


—「Xperia 1 II」のカメラ機能について感じたことはありますか?

Shigekix:「Xperia 1 II」のカメラ機能を使ってみて感じたことは、スマホのカメラという枠を越えて、よりハイレベルなカメラになっているという驚きです。
Photography Proは一眼レフと遜色がないくらい細かく設定することができます。自分の思い描いているようなベストな写真が撮れるのですごいと感じました。

トリプルレンズカメラ+3D iToFセンサーという、超広角、望遠、標準のレンズの装備と暗所で力を発揮する距離測定センサーがついているおかげで、撮影のシチュエーションや被写体にかかわらずクリアで高精度な写真を撮影できますし、AF/AE追従高速連写と強力な手ブレ補正があるので、ブレイキンの激しいアクションにも対応していて撮りやすいです。
一枚一枚にしっかりとフォーカスが当たっていて、撮影した写真もブレていないですし、被写体の目に反応してフォーカスを合わせてくれることも含めて、「Xperia 1 II」のカメラ機能はアクションスポーツの撮影に適したカメラだと思います。

実際に今日のスチール撮影は「Xperia 1 II」で撮影してもらったのですが、写真を見たら「これ、撮りたかったやつ」と一眼レフで撮影したかと思うほど綺麗なクオリティ。カメラマンに「このまますぐにInstagramに投稿したい」と伝えたくらいに、撮影したままのオリジナルの素材で十分にいい写真だと思いました。
プロの方が使う一眼レフカメラよりもコンパクトなので緊張感も少なく、カメラマンに寄って思い切ったムーブができました。

「 Xperia 1 II」はカメラはもちろん、ほかの機能も踏まえて利便性やさまざまな環境への適応性が高く、僕自身のライフスタイルになじみやすいスマートフォンだと感じました。一般の人はもちろん、いろいろな場所へ行って活動するBBOY/BGIRLやアスリートにも良さを知ってもらい、ぜひ使ってもらいたいです。

今後の活動について

Shigekix:大阪出身で東京へ出てきて数カ月という段階ですでに、身の回りにあるチャンスの数が大阪にいた頃に比べて多く、トレーニング環境も整っていると感じているので、たくさんのチャンスをつかんで活動の幅を広げていきたいと思っています。
BBOYとしてはこれまで通り、全てを極めるために日々のモチベーションを高く維持して挑戦していきたいです。
もちろんブレイキンがメインですが、同時に趣味である絵やカメラに対しても挑戦を続けていくことで、BBOY Shigekixとして何か別の形でも発信していきたいと思っています。

そして、ブレイキンがうまくなりたいと思っている人や、あるいはブレイキン以外でもこれから何か好きなことを続ける人たちの憧れの存在になりたいと僕は思っています。
好きなことを続けることが難しくなる時期がやってくることもあるとは思いますが、いつでも「好き」という気持ちがあれば何歳だって、どんな時だって始められるし再開できる。「好き」という気持ちを自分の中でしっかり受け止めて隠さずに本気でやってみたら、自分が思い描く理想に一歩ずつ近くことができるはずです。

自分がやりたいと思ったことに対して、全力で突き進んでほしい。きっと明るい未来が待っていると思いますし、そんな「好き」を突き詰める人たちの希望になることができるように、これからもBBOY Shigekixとして挑戦し続けていきます。

Xperia × Shigekix
「Xperia 1 II」で撮影

Xperiaアンバサダー Shigekixのブレイキンパフォーマンスムービー

Xperia 1 II
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