ブレイキンが2024年パリ五輪の追加種目に決定! 「第2回全日本ブレイキン選手権」優勝者のコメントも一挙掲載

2020.12.08
ブレイキンが2024年パリオリンピックの正式種目に初採用 「第2回全日本ブレイキン選手権」優勝者 のコメントも一挙掲載! / 公益社団法人日本ダンススポーツ連盟

2020年12月7日(ヨーロッパ中央時間)に開催された国際オリンピック委員会(IOC)理事会において、 2024年パリオリンピック競技大会 の新競技として、ダンススポーツ競技の ブレイキン(ブレイクダンス)種目の追加が正式に決定!
公益社団法人日本ダンススポーツ連盟(Japan DanceSport Federation:JDSF)関係者や、「第2回全日本ブレイキン選手権」優勝者のオリンピック正式競技採用に対するコメントも一挙掲載する。

JDSF会長 齊藤斗志二 コメント

2024年夏季オリンピック・パリ大会
ダンススポーツ・ブレイキン 競技種目採用について

国際オリンピック委員会(IOC)理事会において2024年パリ大会の追加競技種目として「ブレイキン」(別称ブレイクダンス)が正式に採用されたとの報告が、IFである世界ダンススポーツ連盟(WDSF:World DanceSport Federation)よりありました。
WDSFでは、様々なダンスを「スポーツ」として整備するととともに、オリンピック・パラリンピック競技化を目指しており、2018年10月のユース・オリンピック(ブエノスアイレス大会)でのブレイキンの成功を経て準備してきた成果として、まことに嬉しい限りです。

ブレイキンは、音楽に合わせて男女や貧富の差がなく自由に身体表現ができ、どこでも競えることから、若年層を中心に全世界で普及しておりますが、組織的な整備が遅れておりました。当連盟ではブレイクダンス本部(石川勝之本部長)を中心に活動を展開しており、2018年5月に世界初となる「世界ユース・ブレイキン選手権in川崎」を開催したほか、中長期計画に基づくクロスジャンルのダンス普及施策の一環として昨年7月に開催した「アジアダンススポーツゲームズin高崎」では、アジア各国のブレイキン組織を活性化させる支援も行うなど、スポーツとしてのブレイキンの普及と環境づくりに取り組んでまいりました。
国内においては全日本選手権や6ブロック選手権を実施しておりますが、特に本年からJOCジュニアオリンピックカップを実施するなど若年層の育成にも力を入れるとともに、各都道府県連盟にブレイクダンス部を設置して将来に向けた底辺の拡大に努めているところです。

日本は2018年のユースオリンピック以来、FISE広島、昨年の世界選手権(南京)、World Urban Games(ハンガリー)と続けて金メダルを獲得してきており、2024年に向けて選手育成に注力して行きたいと考えております。

JDSFブレイクダンス本部長 石川勝之(BBOY KATSU1) コメント

今回の発表にあたり、大変嬉しく思っております。正直、こんなにも早く正式種目になるとは思っておりませんでしたので、内心驚いている部分もございます。

ブレイキンは2018年ブエノスアイレスユースオリンピックで正式種目になり、大成功に終わりました。一方、我々シーン側としては元々「スポーツ」ではなく「カルチャー」として長年発展してきたものの、世界中で体制的なものがしっかり作れていなかったという課題がありました。のその認識のもと、2018年のユースオリンピックを機に、世界中のブレイキンに関わるメンバーと手を取り合い、オリンピックの正式種目として採用される日に備えて体制づくりに取り組んでまいりました。

日本の選手は近年、昨年のWDSF世界選手権や「Red Bull BC One」などの世界大会で優勝を含む好成績を連発しており、男女ともに世界中で注目を集めております。パリオリンピックでもメダルを取れるレベルの選手が沢山おりますので、パリで男女ともに金メダルを取れるよう、2024年までしっかり強化をしていくとともに、「カルチャー」としてのブレイキンの発展にも尽力していきたいと思っております。

第2回全日本ブレイキン選手権 優勝者 コメント

オープン部門 男子 優勝
半井重幸(ナカライ シゲユキ) / BBOY Shigekix

BBOY Shigekix photo by AYATO.
BBOY Shigekix photo by AYATO.

2024パリ五輪でブレイキンが正式に競技追加されたことについて、率直に凄く嬉しく思います。プレイヤーの自分自身として、新たに大きなモチベーションに繋がる目標が増えた事、またブレイキンが好きな一ひとりの人間として、沢山の方々にブレイキンを知ってもらえる素晴らしい機会ができたことにとても嬉しく思います。今後自身の選手活動を通して、より多くの方々にブレイキンの魅力を伝えられたらと思っております。

オープン部門 女子 優勝
湯浅亜実(ユアサ アミ) / BGIRL Ami

BGIRL AMI photo by AYATO.
BGIRL AMI photo by AYATO.

私にとって、ブレイキンは自分自身を表現するアートのようなものなので、最初ブレイキンがスポーツの大会の一つになると知った時は驚きました。でも、自分に色んなことを教えてくれたブレイキンが、より多くの人に注目されて、知ってもらえるとてもいい機会だと思っています。ブレイキンがオリンピックになることで、いろんな事が変わるとは思いますが、私自身は、今まで通り自分らしく、楽しく、目の前にあることに全力で挑んでいきたいです。

ユース部門 男子 優勝
飯沼月光(イイヌマ ツキ) /BBOY Tsukki

BBOY tsukki photo by AYATO.
BBOY tsukki photo by AYATO.

ブレイキンがオリンピックの正式種目に決まって凄く嬉しいです。正式に決まり、さらに実感が湧いてきました。最初オリンピックの話を聞いた時、オリンピックで金メダルを獲りたいという新しい目標も持ちました。もう4年を切っているので、モチベーションを切らさずに、全力で練習にも取り組んでいきたいと思います。この機会にもっと皆さんにブレイキンを知ってもらえたら良いと思います。今後のブレイキンのシーンも、とても楽しみです。
オリンピックになった新しいブレイキンの形でも歴史に名前を残せるように頑張っていきますので、応援よろしくお願いします。

ユース部門 女子 優勝
小手川 結翔 (コテガワ ユイカ) / BGIRL Yuika

BGIRL Yuika photo by AYATO.
BGIRL Yuika photo by AYATO.

2024年パリ五輪にブレイキンが正式に競技追加されて、まず素直に嬉しいです。それと同時に出たいなというのと、頑張ろうと思いました。
正式に競技追加されたことはもちろん、先日行われた全日本ブレイキン選手権の開催でも、見えないところで色々な方が動いてくれていたと考えると、感謝の気持ちでいっぱいです。
この4年間でどれだけ成長できるかは自分次第なので、頑張りたいです。

ブレイキンについて

 ブレイキン(Breaking) は広く「ブレイクダンス」として知られておりますが、JDSFでは本来の呼称である「ブレイキン」を採用しています。ブレイキンの起源は1970年代のNY・サウスブロンクス地区。当時抗争が絶えなかったストリートギャングたちが停戦調停と前後して、ブロックパーティの Breaks:ブレイクス、間奏 で踊りだしたのがはじまりとされています。ブレイキンの踊り手はその頭文字を取って Bboy:ビーボーイ もしくは Bgirl:ビーガール と呼ばれ、DJ、MC、グラフィティと並ぶヒップホップ文化の4大要素として、ブレイキンは世界中で愛され、広がり続けています。

JDSFについて

公益社団法人日本ダンススポーツ連盟(Japan DanceSport Federation:JDSF)は、わが国におけるダンススポーツの統一組織として、ダンススポーツの振興を図り、もって国民の心身の健全な発達に寄与することを目的として設立されました。1977年の前身団体設立以降、2002年に文部科学省から社団法人として認可され、更に2011年には内閣府から公益社団法人として認定されました。
JDSFは世界92の国・地域から構成されるダンススポーツの国際競技団体(IF)である世界ダンススポーツ連盟(World DanceSport Federation:WDSF)の日本代表団体(NF)であり、WDSFは1997年に国際オリンピック委員会(IOC)の公認競技種目団体として承認されました。
JDSFでは、組織内にブレイクダンス本部を設置し、スポーツ的側面からブレイキンの更なる発展を目指していくことにしています。ブレイクダンス本部長には、長くブレイキンシーンで世界および日本を牽引している石川勝之氏が就任し、世界で活躍中のBBoy、Bgirlを中心とするシーンに根ざした活動体制を築いています。

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