Japan Final 前回王者のKITEが語る『Red Bull Dance Your Style Japan Final 2021』開催直前スペシャルインタビュー
参加したダンサーから見た、全く新しいバトルイベント『Red Bull Dance Your Style』
歴代のヒットソングでトップダンサーがバトルする、Red Bullが仕掛ける次世代ダンスバトルイベント『 Red Bull Dance Your Style 』。
いよいよ今週、7月17日福岡県にて、各ジャンルをレペゼンした国内のダンサーが集まり、 プレワールドファイナルへの出場権をかけて戦う。
今回は、2019年のJapan Finalを制したKITEへ特別インタビュー。
出場経験があるからこそ語れる Dance Your Style についての感想。そして、自身が取り組んでいる、ダンスを世の中に広げるための活動についても語ってもらった。
2019年のJAPAN FINAL優勝!PRE-WORLD FINAL へ出場
-『Red Bull Dance Your Style』へ出場してみてどうでしたか?
まず、Red Bull Dance Your Style自体がダンスバトルとして特殊なので、普段のバトルと比べて本当に全く違う世界観があったのと、JAPAN FINALとWORLD FINALでは、状況が全然違うなという感じでしたね。
-違いとは具体的にどのようなものでしたか?
まずは曲ですよね。
ヒットチャートなので、海外主体で流行っている曲と、日本で流行っているものは全く別で、WORLD FINALでは、お客さんが盛り上がっているけど、こっちとしては「あれ?なんだろこの曲?」みたいなことが結構ありました。
加えて、普段のストリートダンスバトルと比較しても曲が違うので、そうなってくると踊り方やアプローチも変わってくるので、その辺りは苦労しましたね(笑)
-『Red Bull Dance Your Style』で流れるようなヒットチャートを聴くことはありますか?
ある程度の曲は聴くんですけど、ただ『踊る』っていう意識で聞いていないです。
特にヒットチャートとかは、踊るではなくて聴くっていう感覚じゃないですか、だからバトルとかの「聴き方」じゃないんですよね。
特に僕がやっているPOPで言ったら、昔の曲だったり特殊な曲が多かったりするので、そういう意味では他のジャンルの人よりヒットチャートを聞いていないと思うんですよね。
-ヒットチャートで踊るポイントは?
ヒットチャート = ある程度皆さん曲を知っちゃってるんで、そうなってくると大体山場が分かるじゃないですか。
盛り上がりに合わせて踊れる反面、逆に言うと外したのも分かりやすいんですよね。踊り的に「あれこの曲とマッチしてないな…」という感じで。
僕がバトルしたときは、Bruno Mars さんの曲が流れたりしたので、みんな知ってるわけですよね。
「あ、この後に抜けるな」とか「この後にサビ来るな」とか「この後にこういうサウンド来るな」とか全部分かっちゃってるんで。
その音をあえて取るのか取らずに踊るのかっていう…どっちがお客さんに響くんだろって考えながらやるのもかなり大変でした。
-『Red Bull Dance Your Style』 で勝つ為に意識していたことはありますか?
これはもう、実際お客さんを巻き込むしかないなと思ったんですよね。
そういう意味では普通に相手にだけ向けて踊る、もしくは自分の世界観だけで躍るっていうのは、リスクが大きいなとは思ったんで。
僕は、全バトルで会場に向けて意識して踊ったていうのはありますね。
会場へのアピールが多かったです(笑)
『Red Bull Dance Your Style』 がダンスシーンに与える影響
-一般層へダンスが広がるきっかけになりそうでしょうか?
そうですね~、ダンスの盛り上がりで言うと、やっぱ海外の方が凄い盛り上がるんですよ。
その理由は、音楽を皆知ってるていうのもあったり、音楽に対してのリアクションが素直にパンって出てくるっていうのは、やっぱり海外の人の方が強いというか反応が早い。
恥ずかしさがなく、「イェーイ!」ってすぐ反応できるカルチャーがありますよね。
その辺が日本は「イェーイ」っていう事が恥ずかしいっていうのがあったりするし、特に一般の人からすると教育的にも人前ではしゃがないっていう教育が根付いているので…。
ただ、『Red Bull Dance Your Style』はヒットチャートが流れるので、どこかで聴いたことある曲が流れるし、一般の人でも反応がしやすいなと思いました。
僕が出た日本予選に関しては、皆んな曲に対して反応してたって印象があって、曲という部分ではノリやすさはより出てくるかなっていうのと、あとお客さんも観ていて楽しいと思います。
あと、僕らが普段やっているダンスバトルは、曲が専門的になっていくんで、そうすると一般の人からすると曲を知らないので、まずスタートの時点で置いてかれちゃう感覚があるんですよね。
でも『Red Bull Dance Your Style』 は、曲がキャッチーという部分がとても大きくて、まず音がかかった時点でお客さんもノれるっていうところが良いと思います。
で!逆に曲を知ってるからこそワクワクがあると思うんですよ。
見る側からすると。「え!?この曲でどう踊るんだろう」ってなれるんで。そうするとお客さんとの距離感も近くなるんですよね。
これまでのイベントの楽しみ方とだいぶ変わってくると思うので、一般の人と出ているダンサーとで、一緒に楽しめる空間ができるんじゃないかなと。
これは、シーンにとってかなりいい意味でムーブメントが起きてくれたらなと思っています。
KITEがダンスを世の中に広げる活動やその目的
-ダンスを広げる活動として、KITEさん自身が取り組んでいることはありますか?
いろいろ貪欲にぼくはやってますね!
ダンスの市場だけでやると、ダンサーしか目を向けてくれないんですよね。
一般の人に届けるという意味でいうと、今やらせてもらってるのは、アパレル関係の活動や、講演会での登壇を通じてダンスを広げていくということ。
あとはCMや、アーティストさんとの活動をすることはもちろんですけど、なんか違った部分の扉を開こうと色々活動してますね。
これまではダンスを先頭に(まずダンスから入る)やろうとしていたんですけど、今はそうではなくて、ダンスはプラスアルファの方が一般の人には伝えやすいと思っていて。
まずダンス以外のことでも興味を持ってもらって、その後に「それやってるのダンサーなんかい!」っていう「じゃあそのダンサーはどんな奴なんだい」ていうところから「じゃあそいつが活動してるダンスってのはどんなもんなんだい!」という。
一番初めにフックする部分ていうのを、一般の人でも分かりやすく作れるように、そういうシーンや現場にも顔を出して活動をしています。
-KITEさんにとってダンスを広げていく目的は何でしょうか?
理想はみんなが踊ってくれたらと思うんですけど、楽しんで貰うことは誰でも出来ると思うので、ダンスの楽しみ方だったり、何が楽しいのか?を伝えていきたいと思ってるんですよね。
あと、ダンサーって職業としての認知はまだ低くて、世の中的には趣味の延長で頑張っている人という印象もあり、書類でも『ダンサー』って書いても通じないんですよね…。
扱いはアルバイトと一緒だったり。
社会的な地位として、プロのアスリートや、役者さん、お笑い芸人さんと横並びで「ダンサー」がいる、そういう地位に持ってこれたら良いと思っています。
実際、今は昔よりも発展していると思うんですよ。
プロのダンスリーグや、Red Bullさんがダンスを取り上げてくれることも多かったりとか。
だって、ドリンクの缶にダンサーが載るんですよ?(笑)
今までは、アニメキャラとかだったのが「BBOY TAISUKE載ってる!」みたいな(笑)
それが当たり前にある時代になってきているんで。
そういう意味でも、僕らがダンスを始めたことに比べると、ダンサーの地位はどんどん上がってきていて、後もう少しだと思うんですよね。
ダンサーの地位が上がって、社会貢献がもっとできたりとか、人の不満を解決したりだとか、最終的にそういうところまでいければいいかなと思っていて。
自分が成し遂げることが出来ればいいですけど、年齢も年齢なので限界はあるんで(笑)
ただ、動き出して道が出来れば、下の世代にもパスが出来て盛り上がるので、そういう受け渡しが出来るようにしていきたいです。
-プレイヤーとしては、2019年の Red Bull Dance Your Style Pre-World Final の際に「13年連続で世界大会優勝のタイトルを獲っている」と言っていましたが…
そう!そうなのよ!(笑)
あの時はね、13年連続で世界大会で優勝していて、自分のプライドもあって、続けて獲っていたんですけど。
もうその記録止まりましたからね!コロナのおかげで(笑)
去年なんかはコンテスト自体が無かったので、仕方なくて。
まぁまたリスタートですよね!
でも、13年連続で優勝していたプレッシャーも合ったんですよ。
なので、ちょっと気が楽になったてのはあるんですけど(笑)
またね、自分が優勝したい大会とか、自分が絡みたい、戦いたいダンサーがいるので、そういう場には自分から出ていってやっていこうとは思っていますね。
-『Red Bull Dance Your Style』に出て、成長出来たことはありますか?
FINALまで参加して、世界のレベルの高さは痛感しました。世界への遠さも改めて実感しました。
僕が活動しているのは、POPPIN’っていう小さなコミュニティだったんだなっていうのは痛感して…。
世界は広いし、色んなダンサーがいて、まだまだ頑張らなきゃなってのは思いましたね。
それが一つの学びってのと、あとはもう一つ「ダンス力」っていうものが無いと勝てなかったですね。やっぱり技術力だけでは勝てなくて。
ジャンルが違うので、通常では絶対に戦わない相手もいましたが、ダンスの世界大会という土俵で見ると一緒ですよね。
そういう意味では、自分は世界ランクの10位にも入れなかったです。
世界の広さを改めて痛感して、逆にもっとこうしなきゃいけないなってのはDance Your Styleで学べたことですし、改めてダンスっていうものはどうあるべきかってことを、こう..頭叩かれたというか、それぐらいの衝撃を受けて、それが今の自分には活きていますけどね。
-今年『Red Bull Dance Your Style』参加するダンサーへメッセージをお願いします。
そうですね、僕らっていつもダンスを練習しているときに、やっぱ自然と技術面での練習が多くなってきちゃうんですよね。
そうすると、その場所で踊るダンス感っていうのが薄れてくると思います。
ダンス感が無いとこの大会は勝てないかなと思っています。何故かというと専門的なダンサーのジャッジではなく一般の方が見ているので。
僕自身もこの2019年大会に出て、日本予選の1回戦、2回戦はやっぱり踊っててしっくりこなかったんですよね。
多分映像見て貰えばわかるんですけど、始めの方はやっぱり踊ろうとしちゃってるんで。
ただ後半はノリでやってて、本当にその場で楽しんで踊ってて。
なんならほぼ躍ってないんで後半(笑)
FISHBOYと戦った時なんか床でこう、泳いでたりとかね(笑)
自分の踊りを前もって用意して、その会場で披露する、だと絶対勝てないんですよ。
その場で自分が一番誰よりも楽しんで、誰よりも自分をレペゼンできるかだと思うんですよね。
その意識1個持っておくだけで全然変わりますね。楽しんだもん勝ちっすよRed Bull Dance Your Styleは(笑)
これからの活動について
-最後に今年の目標やチャンレジしたいことがあれば教えて下さい!
やっぱりプレーヤーとしてっていうモチベーションを保つのが凄い大変なんですよね。
特に大会に出る機会が無くなってくると、自分をどう焚きつけるかっていう部分が大変なので、自分からそういう場に赴いてトライしていこうかなと思います。
今までバトルずっと出てたんで、これだけ空くと感覚的に薄れてしまうので、そういう意味では、今までみたいには簡単に結果に繋がってこないかなっていう覚悟はあります。
チャレンジャーとして挑戦する者として、バトルに参加していきたいです。
そして、最後に伝えいたことあります。1個だけ!
ダンサーは現場がないと活動もできないし、モチベーションをキープするのが難しい…。
こうやって大会を開催してくれるのは、ダンスシーンにとってすごく大きなことだし、大事なことだと思うんですよね。
なので、とても有り難いですし、今回は Red Bull Dance Your Style に参加できないですけど、大会があることでダンスシーンが盛り上がるので、開催して頂けるのはすごく嬉しく思っています!
これからも Red Bull が大会などを主催して、シーンを盛り上げて欲しいです。
Red Bull Dance Your Style2021ジャパンファイナル開催概要
日時:7月17日(土)15:00~18:00(予定、開場14:00)
会場:イベントホールスカラエスパシオ
住所:福岡県福岡市中央区渡辺通4丁目8−28F.TビルB2
出場:招待ダンサー16名
観覧:公式サイトをチェック
備考:優勝者は12月に開催されるWorld Finalへの出場を賭けたPre-Finalへの切符を獲得。公衆衛生の状況によりスケジュールが変更又は中止となる場合があります。新型コロナウイルス感染拡大防止については、ウェブサイトをご覧下さい。
大会当日はAbema TVでの配信も実施!※下部にリンクあり
Text & Interview by Shin Akiyama
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freestyle『Eyes on me』×『IFBC』フリースタイル界の一大イベントが共同開催!IFBCはSENAが初優勝!2024.03.152024年3月2日(土)東京・江東区のHYPERMIX 門前仲町にて、全国からトップフリースタイルフットボーラーが集まり、バトルとは違う魅力を発信するイベント『Eyes on me』と、フリースタイルバスケットボーラー大学生日本一を決める大会『IFBC』が共同開催され、両大会共に大きな盛り上がりと熱量が感じられるイベントとなった。 Eyes on me MC Gyoza / photograph by Nobe 『Eyes on me』 フリースタイルフットボールイベントEyes on meは「新しい形を。かっこいい奴らで。」をコンセプトにフリースタイルフットーボーラーAKIによって今回初開催された。階段上に囲まれたステージでトップフリースタイラーが自分を表現する舞台 “Best of the Best”、スポットライトの上で行う回し技のハイレベルコンテンツLower edition“Challenge”の2コンテンツが行われた。 Eyes On Me “Best of the Best” Mizo & Ryoya / photograph by Nobe 階段上に囲まれたステージでトップフリースタイラーが自分を表現する舞台 “Best of the Best”ではHiro-K、Ko-suke、Shohei、Leon、AKI、Mizo & Ryoya、Pelusa、Yu-ri & Syun-yaがそれぞれの色を押し出したハイクオリティーなショーケースを披露し、会場を盛り上げた。 Eyes On Me “Best of the Best”出演者Hiro-K(2017世界チャンピオン、JFFC2021優勝)Ko-suke(RBSS2016準優勝、JFFC2022優勝、日本一5回)Shohei(Superball2021 Routine優勝)Leon(Superball2022 Routine優勝)AKI(Superball2023 Routine優勝、現日本チャンピオン)Mizo & Ryoya(From Aunit, OneParkCrew)Pelusa(明治大学公認フリースタイルフットボールサークル)Yu-ri & Syun-ya(Yu-ri from Air Technician, Syun-ya from Zwo Ball) Lower edition“Challenge” Challengeチャンピオンのmasa / photograph by Nobe Eyes On Meではショーコンテンツの “Best of the Bestに加え、スポットライトの上で行う回し技のハイレベルコンテンツLower edition“Challenge”が行われた。Challenge JudgeはYo(Air Technician)によって務められ、Invited FreestylerのHinataを筆頭に30名を超えるフリースタイラーが参加し、全国から回し技の猛者が集まった。お題がクリアされていく度に会場のボルテージが上がっていく様子も見られ、masaが最後の一人に勝ち残りChallengeのチャンピオンに輝いた。 Eyes On Me オーガナイザーAKI コメント Eyes On Me オーガナイザー AKI / photograph by Nobe まずはたくさんのご来場ありがとうございました。今回初めての開催ということもあって、どれだけの人が来てくれるか不安もありましたが、蓋を開けた時に会場が満員になるくらいのお客さんが来てくれたことが主催者としてとても嬉しかったです!!会場の雰囲気も動画ではある意味伝えきれないような、熱気が出ていたと思います。フリースタイルフットボールの可能性を強く前面に押し出したイベントとして、一つ新しい形を見せられたかと思います。フリースタイラーであれば誰しもがあの場所に立ちたいような場所かつ、誰しもが集まれる最高の場を作りたいと思って企画をし始めました。1年を通して輝いていた奴らがあの場所に立てる。そんな場所にできたらと思ってます。あの場にいた人しか感じられない盛り上がりをもっと大きく、たくさんの人が感じられるように、今後も開催できたらと思います!!期待していてください!!! Eyes on me / photograph by Nobe 『Eyes on me』イベント概要 ■『Showcase « Best of the best »』… トップフリースタイラー達が魅せるベストショーケース‼︎PLAYERS:AKI / Hiro-K / Ko-suke / Leon / Mizo & Ryoya / Pelusa / Shohei / Syun-ya & Yu-ri ■『Lower edition « Challenge »』…スポットライトの上で1人。固唾を飲む中で行う回し技のみのハイスキルコンテンツ‼︎ ■事前申込(※事前フォームにて申し込んだ方が対象)一般(23歳以上):3500yen16歳〜22歳:3000yen7歳〜15歳:2000yen6歳以下:無料 ■当日(※事前フォームで申し込んでいない方が対象)一般(23歳以上):4000yen16歳〜22歳:3500yen7歳〜15歳:2500yen6歳以下:無料 ■主催:スポーツショップアラジン 『IFBC』 IFBC トーナメントに進出した16名 / photograph by m_drop フリースタイルバスケットボーラー大学生日本一を決める大会『IFBC』がEyes on meと共同開催され、才能あふれる若きフリースタイルバスケットボールプレーヤーたちが熱いバトルを繰り広げた。今大会のJudgeはRIKU(IFBC 2023年度 チャンピオン)、yu-ta(IFBC 2022年度 チャンピオン)、AKI(JFFC 2023 チャンピオン)、JUNYA(Double Dutch Delight Japan 2021 準優勝)の4名によって務められ、彼らによるジャッジショーケースも披露された。最大30秒1本の予選オーディションによって選出された上位16名がトーナメントに勝ち進み、大学生日本一の座を懸けて争われた。見どころの多いバトルが数多く繰り広げられる中、予選1位通過のSENA、予選2位通過のRickyyyが決勝に勝ち進んだ。ダイナミックな大技を得意とするRickyyyに対し、SENAが高い音楽性で自身のハイレベルな繋ぎを決め切り、SENAがIFBC今年度チャンピオンに輝いた。 IFBC チャンピオンSENA コメント IFBC チャンピオンSENA(右)、ジャッジを務めた前年度チャンピオンRIKU(左) / photograph by m_drop まずは率直に優勝できて超嬉しかったです!フリースタイルバスケットボールを始めて10年が経ってやっと優勝できたなって感じです。 何気に個人バトルに関しては今回が初タイトルなんですよ(笑)。なのでこれまで支援してくれた家族に優勝という形で恩返し出来てよかったです、ありがとう。フリースタイルバスケットボール業界で、学生シーンで頑張る同年代から刺激をもらうことあって、だからこそ今回のIFBCは優勝しか狙ってなかったです。過去1ボールと向き合った大会だったと思います。直近の目標としては来年のIFBCで2連覇することですかね。またフリースタイルバスケットボールを「freestyle」に楽しむ、そして来年こそは完膚なきまでの優勝とベストバトルを残したい!「ヤバい」よりも「カッコいい」フリースタイルバスケットボールという自分の基本スタイルをこの一年で更に追求していこかなと、常に最新のSENAを発信していけたらなと思います! 『IFBC』イベント概要 ■開催概要日時:2024/3/2 (土) 17:00〜場所:HYPERMIX門前仲町エントリー料は1年生 ¥1,000円※学年・在籍年が上がるごとに+500円 ■予選オーディション(最大30秒1move)・ランダムに参加者を5グループ(A~E)に振り分け、最大30秒1本のオーディションを実施・ボールを動かしムーブを開始したと見なした瞬間からカウントスタート・グループ内のパフォーマンスの順番は自由。切り替わる曲を聞きながら各人のタイミングで判断・誰も飛び出さない場合はボトルスピンで順番をランダムに決定・それぞれ10点ずつもつジャッジ4人の持ち点の合計(MAX40点)で上位16名をピックアップ・予選所属グループに関係なく、予選参加者全体の中での順位で判断・本戦トーナメントの組み合わせは順位に応じて自動的に決定・15位までに同ポイント獲得者が複数いた場合じゃんけんで組み合わせ位置を決定・16位の同ポイント獲得者が複数いた場合、該当者で30秒1本の追加オーデションを実施 ■本戦 トーナメント・1,2回戦は ”1人30秒2move” で行う・準決勝、3位決定戦、決勝は “1人60秒 2move” で行う・時間は全て使い切らなくもOK・誰も飛び出さない場合は、ボトルスピンで順番をランダムに決定 ■JUDGE・RIKU(IFBC 2023年度 チャンピオン)・yu-ta(IFBC 2022年度 チャンピオン) ・AKI(JFFC 2023 チャンピオン)・JUNYA(Double Dutch Delight Japan 2021 準優勝) ■MC・KOHEI(MASHDOG) ■DJ・nock ■ショーケース・WASEDA BALLERS(早稲田大学)・SHAMGOD(慶應義塾大学) 『Eyes on me』×『IFBC』
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skateSkateboarding Unveiled vol.10 ~My Favorite Local 静岡~2024.02.29「ローカルスポットはありますか?」 こう聞かれて「ありません」と答える人の方が少ないのではないだろうか。 今の時代、様々に枝分かれしているとは思うが、国や地域によってショップやパークはもちろん、気候や建築、街並みも違う。スケートボードは100ヶ所あれば100通りの個性が生まれるものだと思っている。別の言葉に置き換えるなら「地元愛」といえば良いだろうか。 そこで、今回は筆者の地元で撮影した写真をもとにコラムを進めていきたいと思う。 静岡を代表するスケーター 今や立派な静岡代表。高校生の頃の青木勇貴斗と根附海龍。 その地は静岡県。今や東京暮らしの方が長くなってしまった自分だが、誰にとっても生まれ育った街は特別なもの。静岡と言えば、今は多くの方が彼らを思い浮かべるのではないだろうか。 青木勇貴斗と根附海龍の2名だ。 左端が4位の根附海龍、右から2人目が優勝した青木勇貴斗。2015年に浜松市にあるS.L. Parkで開催されたNESTA CUPより。右端は当時の彼らを育てていた中坂優太 共に2003年生まれで同い年の彼らの出会いは、小学校1年生の頃に遡る。互いに親に連れてきてもらった藤枝市のスケートパークで初めて会うことになるのだが、双方の距離が近づいたのは、現F2O PARKオーナーで小野寺吟雲やチェンシー・ツイ(中国)の専属コーチを務める中坂優太のスクールに通い出してから。そこで共にメキメキと上達すると、程なくして同パークのライダーへと昇格。写真のNESTA CUPはちょうどその頃のものになる。 NESTA CUP出場時のライディングカット。根附海龍がヒールフリップ・フロントサイドボードスライド、青木勇貴斗が360キックフリップと当時から得意なトリックはそのまま 2019年に東静岡アート&スポーツ広場で開催されたAJSAプロツアー、H.L.N.A. Cupにて。今度は根附海龍がプロ初優勝、青木勇貴斗が4位に。2人はいつの時代も優勝を争う良きライバルであり親友 その後は青木勇貴斗が2015年、根附海龍が2016年にAJSA(日本スケートボード協会)のプロ資格を取得。高校1年生時にはH.L.N.A. Cupとムラサキプロで共に優勝を飾るなど、舞台がプロに変わっても躍進は止まらず、ついには世界最高峰のアマチュアコンテストであるTAMPA AMも、それぞれ2019年と2021年に制覇。高校生のうちに国内だけでなく国際大会も獲ってしまうのだから凄まじい。そして20歳となった今は、世界最高峰の舞台で鎬を削る静岡を代表する存在となっている。 AJSAプロツアー、H.L.N.A. Cupにおける青木勇貴斗のバックサイド・スミスグラインドと根附海龍のバックサイド180・レイトショービット それだけに静岡のこの世代は、本国のDGKからサポートを受ける澤島裕貴や超絶テクニカルスケーターの浦野建隼など粒揃い。ちなみに浦野建隼は上記のNESTA Cupでも3位に輝いている。そして彼らに続くように、高校生の繁延亜周もプロ資格を取得し、さらに下の竹下煌輝なども頭角を現し始めてきた。ここにきてようやく確固たるシーンの基盤が固まってきたようにも感じる。 昨年のAJSAプロツアーDC & ELEMENT CUPでは青木勇貴斗が優勝、浦野建隼が2位に。根附海龍は出場しなかったものの、地元の仲間の滑りにガッチリ抱擁 静岡のシーンを創り上げてきた先駆者たち 彼との個人的な撮影の思い出は数知れず。中坂優太のギャップ to フロントサイド・クルックドグラインド 今の彼らの活躍があるのは、以前からシーンを盛り上げてきたスケーターがいたからに他ならない。 その代表的なスケーターが前述の中坂優太ではないだろうか。今年40歳を迎えた彼の戦歴は2007年、2008年のéS Game of S.K.A.T.E.連覇が燦然と輝く。そこでテクニカルスケーターとしての地位を確固たるものとした彼は、2年連続でアメリカへ乗り込み日本代表として戦い、権威ある専門誌TRANSWORLD SKATEboarding JAPANの「ROOKIE OF THE YEAR」にも輝いた。静岡から全国に名前を広めた走りの存在と言って差し支えないだろう。 また彼と自分は同世代でもあるため、共に繰り広げた撮影セッションは数知れず。そこで自分の撮影スキルは格段に向上したと思う。現在の彼はコーチとして五輪候補と共に世界を飛び回るまでに飛躍。いつの時代も自分に良い影響を与え続けてくれる存在だ。立場は違えど、これからも彼とはお互い切磋琢磨して自分越えを果たし、いろんな現場で仕事をし続けていきたいと思っている。 TRANSWORLD SKATEboarding JAPANのローカル特集「AROUND The Mt. Fuji」より。レール越えのキックフリップ では彼の一世代下の代表格といえば誰になるだろうか。そこは原悠真で異論はないはず。レッジやステアを中心に攻める”ド”ストリートスタイルは、いかにも静岡らしい。これは私見ではあるのだが、彼は程よく都会な静岡市で生まれ育ったモデルケースではないかと思う。 また知られざる話として、彼は青木勇貴斗が本格的にスケートボードにのめり込むきっかけとなった存在でもあることも忘れてはいけない。それは幼少期に彼を通じて多くのスケーターと知り合えていなければ、今の自分はないとインタビューで本人が断言しているほど。とあるローカルの世代間の素晴らしい繋がりが垣間見られるエピソードではないかと思う。 某所に置かれた期間限定のフルパイプ。薩川”verjon”幸矢のバックサイドターン ここまでは静岡シーンを引っ張ってきた人物を紹介したが、他にも様々な人を撮影させてもらってきたので1枚だけ紹介したい。これは過去に自分が撮影した静岡の写真の中でも、とりわけスポットのインパクトが大きかった写真。このフルパイプはなかなかお目にかかれるものではない。 ライダーは薩川幸矢、通称バージョンと呼ばれるスケーターで、この世代の静岡におけるマスコットキャラクターのような人物。彼のようなスケーターが、帰省するたびにスポットをアテンドしてくれたので、素晴らしい写真を残すことができたと思っている。この場をもって感謝の言葉を伝えたい。 古くから静岡を支えるショップ&バーチカル 静岡県牧之原市にあるjack ocean sportsのバーチカルには数々の歴史が詰まっている。 次はパークやショップで静岡を括ってみたいのだが、「歴史」という観点で見るとjack ocean sports は外せないだろう。 古くは日本の大御所フォトグラファー、樋貝吉郎氏の写真集『JUDO AIR』のカバーになった、クリスチャン・ホソイによるフロントサイド・ジュードーエアーが撮り下ろされた場所で、90年代から2000年代前半にかけてはStussyの旗艦店として名を馳せ、ファッション誌にもたびたび登場。若い世代にはHUFのお膝元といえばわかりやすいだろうか。 海の目の前にあり、サーフカルチャーも根付くこの地域にjackが果たした歴史的役割は果てしなく大きいと思う。個人的に見ても、このエリアの高校に進学したからからこそスケートボードに出会うことができたし、1999年に初めてスケートボードを購入したショップもjackだった。今はバーチカルだけでなくコンクリート製のコンビボウルも完備され、当時とはだいぶ変わってしまったが、それでも帰省した際に立ち寄ると当時を思い出す貴重な場所だ。 ツアーで訪れた静岡 2011年にElementのジャパンチームで訪れた際の集合写真。左から田中達也、瀬尻稜、前田正義、久賀翼、川渕裕聡 今までは静岡に住むスケーターたちを紹介してきたが、最後はツアーで全国各地のライダーが静岡を訪れた時の写真を紹介したい。 オーリーマスターとして一時代を築いた前田正義。某有名スポットでのオーリーイン まずはElementのツアーで訪れた福岡のオーリーマスター、前田正義。105cmを日本で初めてメイクした元日本記録保持者が見せたのは、いかにも彼らしいオーリーイン。最近ではCREATUREチームが訪れてフッテージを残したことでも記憶に新しいこの有名スポットを、上から物越えしてバンクへ降りたのは彼が初めてだったと思う。 この時も「下から上って窪んだ縁部分に掛けた人はいるけど、上からオーリーしてバンクにドロップしたらヤバいよね」となんとなく話したら、即座に「イケます!」と回答し、あっさりメイク。秀でた身体能力を持つスケーターは、対応できるスポットの幅が広いからこそ、写真映えするんだなと感じた出来事だった。 砂川元気が遊びでメイクしたバックサイドウォールライド 続いては2012年の奥野健也、砂川元気、谷川祐馬、弓場逸星というスポンサーもチームもバラバラの4人によるプライベートツアー。 結果的に雑誌の特集にはなったものの、メディアが企画したツアーではなく、偶然タイミングがあった4人が「じゃあ行っちゃおうか!」とノリで行った通常とは一線を画した内容。 ただこのスポットでは弓場逸星がフロントサイド・クルックドグラインドをメイクしている。雑誌にはそちらを使ったので、今回はお蔵入りとなっていた砂川元気のバックサイド・ウォールライドをチョイス。半分遊び感覚で「どこまで高く上がれるか」とトライした時の一枚だ。 あえて新幹線が通るタイミングを狙った北詰隆平のバックサイドキックフリップ 最後は阿部直央、北詰隆平、久賀翼、三枝純也で行ったSUPRAツアーを。この旅のメインの目的地は名古屋だったのだが、その道中に静岡に寄った時のもの。 トリックもさることながら、この写真は後ろを走る東海道新幹線がポイント。 スケートボードの写真や映像はよくアートに例えられることがあるが、こういった特定のタイミングや季節、時間帯でしか撮影できないものを組み合わせるのは、その良いサンプルだと思う。そう何度もトライできるものではないからこそ一瞬を狙って、視覚的な価値を高めているのだ。 今回は以上になるのだが、静岡をしっかり紹介しようと思ったら、とてもじゃないがこれだけでは収まらない。それなら、次は県内のどこかで写真を展示できたらいいなと思っている。 というのも、ここでも紹介したあの場所もあと2年ほどで……、という話はすでに知っている人もいるだろう。それなら最後は盛大に、自分が記録してきた静岡スケートシーンを見てもらうことで地元へ恩返しができたら幸いだ。 吉田佳央 / Yoshio Yoshida(@yoshio_y_)1982年生まれ。静岡県焼津市出身。高校生の頃に写真とスケートボードに出会い、双方に明け暮れる学生時代を過ごす。大学卒業後は写真スタジオ勤務を経たのち、2010年より当時国内最大の専門誌TRANSWORLD SKATEboarding JAPAN編集部に入社。約7年間にわたり専属カメラマン・編集・ライターをこなし、最前線のシーンの目撃者となる。2017年に独立後は日本スケートボード協会のオフィシャルカメラマンを務めている他、ハウツー本の監修や講座講師等も務める。ファッションやライフスタイル、広告等幅広いフィールドで撮影をこなしながら、スケートボードの魅力を広げ続けている。
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skate2024 SLS TOKYOが11月23日(土)に再び有明アリーナにて開催決定!2024.02.27昨年王者堀米雄斗や⻄矢椛など日本のスケート界を担っていく選手が東京大会への想いを語る スケートボードの世界最⾼峰の⼤会 STREET LEAGUE SKATEBOARDING (SLS) の第4戦⽬のチャンピオンシップツアーが11⽉23⽇(⼟) 東京・有明アリーナで開催することが決定した。ワールドツアーのアジア・⽇本開催は今回で2回⽬となる。 東京オリンピックに出場した選⼿を含んだ世界の男⼥トップスケーターが世界最⾼峰の⼤会で競う様⼦を東京で⾒ることができる。 昨年開催された SLS TOKYO は男⼦の部では⾃⾝で命名したトリック「ユウトルネード」を決め堀⽶雄⽃が男⼦の部を制覇。決勝戦では10点満点中のうち9.0以上の得点を「9クラブ」と呼びスケーターにとって⼀つの栄誉とされている得点を4回も出しSLSでの7度⽬の優勝を飾り⽇本⼈選⼿が男⼥合わせて3⼈も表彰台に乗り⽇本での初開催を盛り上げた。 そんなSLSが2024年、再び東京の地での開催が決定し、昨年の王者堀⽶は「今年もSLSが東京にやってきます。是⾮会場に⾜を運んでほしいですし、⽇本のスケートボードを⼀緒に盛り上げてくれたら嬉しいです。」とコメントした。前回⼤会第2位に輝いた⻄⽮椛は「SLSはストリートにおける世界最⾼峰のコンテストであり、出場できるということだけでも名誉だと思っています。世界のトップスケーターが⽇本に集まり、そして観に来てくれる全ての⼈がスケートボードの楽しさに気づいてくれると信じています!」とコメント。今⼤会より9ヶ⽉の期間を経て開催される「2024 SLS TOKYO」も世界から⼤注⽬されること間違いなしである。 昨年時のSLS TOKYOの様子 ©SLS STREET LEAGUE SKATEBOARDING (SLS)とは 2010年に設立されたSTREET LEAGUE SKATEBOARDING (SLS) は、ストリートスケートボーディング史上初のプロ組織で、プロストリートスケートボード大会を世界各国で開催する。SLSの大会は、各会場異なったオリジナルコース設計で、過去にはロサンゼルス、ロンドン、バルセロナなど、世界の大都市で開催され、2024年の今年はフランス パリでの第1戦目を皮切りに、第4戦目のチャンピオンシップツアーを2024年11月23日(土)東京・有明アリーナで開催する。 アジアでの開催は今回のSLS TOKYOで昨年に続き2回目となる。SLSチャンピオンシップツアーは、世界最高峰のプロストリートスケートボード大会として世界各国で認知されていて、それぞれの大会は、世界中で年に5回行われる。スケートボード界の中でのトップクラスの中で招待されたスケーターが最大級の賞金をかけて競う。 スケーターコメント ◉堀米雄斗(日本) 【SLSというスケートボード世界最高峰の大会の魅力を教えてください】SLSは僕も小さい時から出場を憧れていたコンテストでしたし、世界中からトップスケーターが集まる大会なので、とてもハイレベルなコンテストだと思います。 【2024年東京での第2回開催が決まりました。大会への思いをお教えください】 地元東京で行なわれるというのは、いつものコンテストとは少し違う気持ちです。お世話になっていたスケーターの先輩たちや、地元の友だちや家族、自分を応援してくれる方が観にこられますし、そういった方達の前で自分のスケートを見てもらえるのはすごく嬉しい気持ちです。 【日本のSLSファンに向けてメッセージをお願いいたします】 今年もSLSが東京にやってきます。是非会場に足を運んでほしいですし、日本のスケートボードを一緒に盛り上げてくれたら嬉しいです。 ◉根附海龍(日本) 【SLSというスケートボード世界最高峰の大会の魅力を教えてください】 出場できる事が、スケーターとして目指す大きな夢ですし、僕自身も出場を目標に頑張ってきました。それくらい全スケーターにとって大きな大会です。 【2024年東京での第2回開催が決まりました。大会への思いをお教えください】 もし出場できるのであれば優勝を目指します! 【日本のSLSファンに向けてメッセージをお願いいたします】 世界トップスケーターが集まる大会が日本で開催されるめったにない機会ですので、皆さんも世界最高峰のトリックを生で見てください。 ◉池田大暉(日本) 【SLSというスケートボード世界最高峰の大会の魅力を教えてください】 SLSの魅力は世界のトップストリートスケーターが集まる大会で、とにかくレベルが高く、見たことないトリックやすごいトリックを披露するのがすごいと思います。ストリートスケーターとしては誰でも憧れの大会だと思いますし、僕もこのように参加できてとても光栄です。 【2024年東京での第2回開催が決まりました。大会への思いをお教えください】 去年のSLS東京では2位を取ったのですが、今回は優勝を取りたいです。 【日本のSLSファンに向けてメッセージをお願いいたします】 SLSで優勝するのがとても難しいことでもあり、僕にとって大きな目標です。ファンの皆さんの応援があれば優勝できると思いますし最高なパフォーマンスができると思うので、応援よろしくお願いします! ◉中山楓奈(日本) 【SLSというスケートボード世界最高峰の大会の魅力を教えてください】五輪予選大会の選ばれた人しか出られない大会で、どのスケーターの滑りを見ても面白いし、盛り上がるのが大きな魅力です。会場やコースのデザインもかっこいいので注目して欲しいです。 【2024年東京での第2回開催が決まりました。大会への思いをお教えください】 世界中のトップスケーターがまた日本に来てくれるのも嬉しいですし、日本の人にSLSを知ってもらえる機会だと感じています。昨年は怪我明けでベストなパフォーマンスが見せられていないので、次は自分の滑りを見せたいと思います。 【日本のSLSファンに向けてメッセージをお願いいたします】 前回は怪我明けだったこともあって自分の中の最高の滑りをみせることができなかったので、今度は自分がやりたい技を出し切って、皆さんに最高の滑りを見せたいと思います! ◉織田夢海(日本) 【SLSというスケートボード世界最高峰の大会の魅力を教えてください】 SLSは世界中のスケートボードファンが注目しているコンテストだと思いますし、スケーターとしては招待されることがすごく名誉なコンテストだと思っています。また招待された世界のトップスケーターだけが集まる大会なので、会場の盛り上がりもすごくて、技をメイクしたときの歓声はスケーターにとって最高の瞬間です。 【2024年東京での第2回開催が決まりました。大会への思いをお教えください】 SLSは私のスケートボード人生を変えてくれたコンテストの一つです。それは2年前のジャクソンビル大会で実感したことで、ずっと練習してきた技をメイクすることができ、多くの人に自分のことを知ってもらうことができました。東京大会でも多くの方に自分の技を見てもらえるのがすごく楽しみです! 【日本のSLSファンに向けてメッセージをお願いいたします】 世界最高峰のスケートボードコンテストが、今年も日本で開催されることはすごく嬉しいですし、なかなかないことだと思っています。ぜひ会場にきてスケートボードの魅力を感じて欲しいとともに、会場を一緒に盛り上げて欲しいです!私も最高の滑りができるように頑張ります! ◉⻄矢椛(日本) 【SLSというスケートボード世界最高峰の大会の魅力を教えてください】SLSはストリートにおける世界最高峰のコンテストであり、出場できるということだけでも名誉だと思っています。世界のトップスケーターが日本に集まり、そして観に来てくれる全ての人がスケートボードの 楽しさに気づいてくれると信じています! 【2024年東京での第2回開催が決まりました。大会への思いをお教えください】 まずは自分のスタイルを貫いて、誰よりもスケボーを楽しみたいと思います。その上で1番いい結果を残すことができればこの上ない喜びを手にすることができると思います。自分のスタイルを世界に発信できる最高峰のコンテストなので、とても楽しみにしています。 【日本のSLSファンに向けてメッセージをお願いいたします】 一度観に来て欲しいです!日本のスケートカルチャーを一緒に盛り上げて欲しいですし、ファンの方 やサポートしてくれる人たちが応援してくれるから、スケボーを楽しめています。そして、次回の大会でも、みなさんと一緒に最高の瞬間を共有できることを楽しみにしています。 ◉赤間凛音(日本) 【SLSというスケートボード世界最高峰の大会の魅力を教えてください】 SLSという大会は限られた選手しか出られないという事もあり他の大会では見られない刺激のある滑りが魅力だと思います。 【2024年東京での第2回開催が決まりました。大会への思いをお教えください】 前回の東京大会では練習で怪我をしてしまい出場出来ず悔しい思いをしたので次の東京大会では必ず出て良い成績を残したいと思います。 【日本のSLSファンに向けてメッセージをお願いいたします】 すごくかっこいいスケーター、有名なスケーターが間近で見られるチャンスなので是非見に来て下さい。 ◉上村葵(日本) 【SLSというスケートボード世界最高峰の大会の魅力を教えてください】世界中から選ばれた数少ないスケーターしか出場できない大会です。私は、スケートボードを始めた頃からSLSで優勝する事が夢でした。今はそのSLSに出場して夢の舞台でスケートボードをする事ができ、とても幸せです。他の大会では見られないような面白いコースがあり、観客の方々もたくさん盛り上げてくれて、心からスケートボードを楽しめます!年齢国籍問わず色んな選手との交流の場にもなり、とても良い雰囲気の大会です! 【2024年東京での第2回開催が決まりました。大会への思いをお教えください】 去年に続き今年も東京で開催されること、嬉しさでいっぱいです。世界のトップスケーターの滑りを是非、間近で見て感じて欲しいです!去年は初出場させて頂きましたが、緊張の余り自分の思う滑りができなかったので、今年は最高にかっこいい滑りを見てもらいたいです。みんなを巻き込んで、最高に楽しいお祭りにしたいです! 【日本のSLSファンに向けてメッセージをお願いいたします】 今年もSLSという最高の大会が東京で開催されることが決定しました。まだ会場でスケートボードを観たことがないという方も、是非一度、会場に足を運んでみてください!あの会場でしか味わえない光景、高揚感、躍動感を是非味わって欲しいです!みんなで一緒に楽しみましょう! 2024 SLS PARIS リザルト SLSの第1戦となる初戦が現地時間2/24(土)にフランスのパリで開催された。日本人選手は白井空良、池田大暉、根附海龍、織田夢海、⻄矢椛、中山楓奈、赤間凛音の合計男女7名が出場。そのうち男子は白井が、女子は織田、⻄矢、中山、赤間の4名が各6名しか選ばれない決勝戦に進出。男子では白井は5位。女子は3位に織田、4位赤間、5位⻄矢、6位中山。日本人選手が世界最高峰のスケートボードの大会で5名も決勝に行くという大健闘をみせ大盛況の中2024年のSLS第1戦目は幕を閉じた。 ◉男子結果 1位:オーレリアン・ジロー(フランス) ©SLS 2位:グスタボ・リベイロ(ポルトガル) ©SLS 3位:ナイジャ・ヒューストン(アメリカ) ©SLS 男子は予選(ノックアウト)ラウンドとして、20人のスケーターが4グループに分かれて戦い、各グループ1位の選手が、決勝に進出。また各グループ2位のうち最高得点をマークしたスケーター2名も決勝に進む。予選を突破した白井はハイレベルなトリックを繰り出すも惜しくも5位という結果に。 ストリート界のスター、ナイジャ・ヒューストン(アメリカ)は3位と好成績を納めグスタボ・リベイロ(ポルトガル)が2位。予選から日本人スケーターの根附海龍と白井空良と同グループに入っていたオーレリアン・ジロー(フランス)は決勝でも持ち前のダイナミックなトリック、「ハードフリップ バックサイド180」等を決め9クラブを連発で出し自国開催でのSLS優勝を飾った。 ◉女子結果 1位:クロエ・コベル(オーストラリア) ©SLS 2位:ライッサ・レアウ(ブラジル) ©SLS 3位:織田夢海(日本) ©SLS 女子は予選(ノックアウト)ラウンドとして、10人のスケーターが2グループに分かれて戦い、各グループ1位の上位3名が決勝に進出。日本人スケーターはSLS 初出場となる赤間凛音 、大会女子の記録を持っている織田夢海、アジア人女性として初めて「THRASHER MAGAZINE」の表紙を飾った中山楓奈、昨年のSLS TOKYOでは2位という結果を残した⻄矢椛が予選を通過した。 昨年のSLS TOKYOで⻄矢を抑え優勝したクロエ・コベル(オーストラリア)、SLSの常連で優勝経験もあるライッサ・レアウも決勝に進出した。ハイレベルな戦いが繰り広げられる中、織田夢海が「キックフリップ フロントサイドフィーブルグラインド」という大技を決めを出し9.0/10点をマーク。しかし、安定して大技を決めていたクロエには届かず結果はクロエ優勝、ライッサが2位、織田が3位という結果となった。 2024 SLS 今後の日程 ◉第1戦目 2/24(土) フランス パリ ◉第2戦目 4/20(土) アメリカ サンディエゴ ◉第3戦目 10月(詳細未定) オーストラリア(詳細未定) ◉第4戦目 11/23(土) 日本 東京 ◉SUPER CROWN 12/14(土)・15(日) ブラジル サンパウロ 2024 SLS TOKYO 開催概要 【イベント名】SLS TOKYO 【会場】有明アリーナ (東京都江東区有明1丁目11番1号) 【日程】 2024年 11月23日(土) 【主催】 SLS TOKYO実行委員会
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snow相澤亮と一緒に滑れる2日間「OAKLEY COMMUNITY DAYS」が白馬八方尾根で開催「X GAMES」の人気種目・ナックルハックでは、テレビカメラが追えないほどの奇想天外なラインを描き、室内ゲレンデの隅から隅まですべてを利用して遊び尽くせるほど創造力に富んでいる相澤亮の滑りは、超絶クールであることはもちろん、観ていて面白い。そんな亮が、国内トップ10に入るコース面積を誇る長野・白馬八方尾根を滑ったら、どんなラインを刻むのだろう。 きたる3月2日(土)、3日(日)の2日間、彼が愛用するアイウエアブランドのOAKLEY(オークリー)が世界中で“雪山を愛する人たち”のためのイベントとして開催している「OAKLEY COMMUNITY DAYS」が、日本にやってくる。その目玉コンテンツである「RIDE WITH THE PROS」で、亮と一緒に滑ることができるのだ。冒頭で述べたように、彼のクリエイティブかつスタイリッシュなライディングを目の前で拝むことができるという、またとないチャンス。事前登録制となっているので、亮と一緒に滑りたいと願う読者諸兄姉は、いますぐエントリーをお忘れなく。RIDE WITH THE PROSとは別に、誰でも参加可能なライドイベント「COMMUNITY RUN」も開催されるので、仲間とともに参加するもよし、ひとりで参加して滑り仲間を見つけるのも悪くないだろう。 相澤 亮 また、今シーズンより同リゾートのうさぎ平テラスにオープンした、北アルプスが一望できる天空のラウンジエリア「OAKLEY TERRACE」では、同ブランドのレンズテクノロジーであるPrizm™、そして、ヘルメットの試着・滑走体験会が行われている。さらに、DJブースやフォトスポットが用意されておりドリンクの販売もあるので、チルスポットとしてご活用いただきたい。 OAKLEY TERRACE ゴーグル&ヘルメットの試着体験ブース DJブース 本イベントの詳細については、OAKLEYの公式Instagramと特設ページにてチェックしてほしい。当日は弊ウェブマガジンが取材を行っているので、あなたと亮のタンデムライディングが記事に掲載されるかも? 「OAKLEY COMMUNITY DAYS」概要▷日程: 2024年3月2日(土)、3日(日)▷会場: 長野・白馬八方尾根 うさぎ平「OAKLEY TERRACE」周辺▷ゲストライダー: 相澤亮、川村あんり(フリースタイルスキーヤー)▷コンテンツ: 「RIDE WITH THE PROS」(事前登録制)、ゴーグル&ヘルメットの試着・滑走体験会、「COMMUNITY RUN」(誰でも参加可能なライドイベント)、雪玉を的に当てるストラックアウトチャレンジ、DJ MUSICおよびドリンク販売(予定)※RIDE WITH THE PROSに定員以上の申込みがあった場合は抽選となります※本イベントは入場無料ですがリフト券が必要です ▷特設ページ: https://www.oakleycommunitydays-jp.com RIDE WITH THE PROSの事前登録はこちらから
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danceブレイキン日米最強決定戦!Shigekix, ISSIN, AMIなどが出場【東急不動産ホールディングス Breaking World Match 2024】2024.02.262024年2⽉24⽇(⼟)に、福岡県福岡市のマリンメッセ福岡B館にて「東急不動産ホールディングス Breaking World Match 2024」が開催され、公式発表では1,989名もの来場者が会場に訪れた。 「東急不動産ホールディングス Breaking World Match 2024」は、オリジナルフォーマットの⼤会であり、⽇本とアメリカ合衆国の世界ランキングポイント上位のBBOY・BGIRLを招聘し、個⼈戦・団体戦のバトルを実施する。⽇本からは、パリ2024に出場が内定しているShigekixをはじめ、Olympic Qualifier Series 2024(以下:OQS)に出場内定しているISSIN、HIRO10、AMI、AYUMI、RIKO、そして⽇本のユース強化選手であるRA1ONが出場した。 さらにアメリカ合衆国からは、パリ2024に出場内定しているVictorをはじめ、OQSに出場内定しているGravityやJeffro、Logistxなど、今夏に迫ったパリ2024に向けて注⽬の⾼まる男⼥トップダンサーが集結した。 TEAM JAPAN ©公益社団法人日本ダンススポーツ連盟 TEAM USA ©公益社団法人日本ダンススポーツ連盟 各バトルリザルト 1st BATTLE: ● ISSIN 1 - 2 Jeffro ○ 2nd BATTLE: ○ AYUMI 2 - 0 Pep-C ● 2vs2 BATTLE(3ROUND): ● Shigekix & AMI 1 - 2 Victor & Logistx ○ 3rd BATTLE: ○ HIRO10 2 - 1 Gravity ● 4th BATTLE: ○ RA1ON 2 - 0 KidBreak ● 5th BATTLE: ○ RIKO 2 - 0 Pebblz Luv ● 6th BATTLE: ○ AMI 2 - 1 Logistx ● 7th BATTLE: ○ Shigekix 2 - 0 Victor ● CREW BATTLE(5ROUND): ○ JAPAN 3 - 2 USA ● Overall WINNER: JAPAN ルール:・1vs1 BATTLEはじめに2ラウンドを⾏い、採点結果を発表。勝ち数が同じ場合はもう1ラウンド⾏い勝者を決定する。 ・2vs2 BATTLE3ラウンドでバトルを⾏い、3ラウンド終了時に採点結果を発表して勝者を決定する。 ・CREW BATTLE5ラウンドでバトルを⾏い、5ラウンド終了時に採点結果を発表して勝者を決定する。 大会概要 ⼤会名:東急不動産ホールディングス Breaking World Match 2024 主催:Breaking World Match 2024⼤会実⾏委員会 後 援:福岡市 / 福岡県教育委員会 / 毎⽇新聞社 / スポーツニッポン新聞社 / ⼀般社団法⼈福岡⻘年会議所 主管:公益社団法⼈⽇本ダンススポーツ連盟(JDSF) 特別協賛:東急不動産ホールディングス株式会社 オフィシャルパートナー:株式会社コーセー / ⽇本コカ・コーラ株式会社 / 味の素株式会社 ⽇程:2024年2⽉24⽇(⼟)開場 11:00 / 競技開始 12:00 / 競技終了 14:30 会場:マリンメッセ福岡B館(福岡県福岡市博多区沖浜町2-1) 放送:2024年2⽉24⽇(⼟)午後3時30分〜 TBS系列全国28局ネット(製作著作 RKB毎⽇放送)