1つのサッカーボールを用いて高度なドリブルやリフティングスキルを全身で表現し、見る者を魅了する「フリースタイルフットボール」。この業界を国内外から次のレベルに引き上げている日本人トッププレイヤーたちの中にプロキャリアを通じて常にこのフリースタイルフットボールの新たな可能性を提示し続けている人物がいる。
それがIbuki(吉田伊吹/よしだ・いぶき)だ。プロフリースタイルフットボーラーでありながら、モデル・クリエイター・ディレクターなど多岐にわたり活躍している彼に今回インタビューを敢行。彼のフリースタイルフットボール人生における競技活動遍歴と切り開いてきたプロキャリア、そして彼の活動の今後の展望などを聞いた。
Ibuki/吉田伊吹 (以下: I )
フリースタイルには正解がない。だから一生追求できる
初めにフリースタイルフットボールを始めたきっかけを聞かせてください。
I : フリースタイルフットボールに出会ったのは2012年の秋で高校一年生の時でした。サッカー自体は中学生になってから始めたのですが、当時僕がいたチームが兵庫県で一番テクニックに特化していることで知られており、そのような異質で尖ったチームにサッカー未経験の状態で入ったことで、自分のサッカーがチームのスタイルであるテクニック特化型に完全に染まったんです。
そのおかげでテクニックやボールタッチの感覚が付いたので、僕がここまでフリースタイルフットボールで活動できるようになった原点はそこからきていると思います。
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フリースタイルフットボールのことはいつ知ったのですか?
I : 中学生の頃からフリースタイルフットボールの存在や色々な技の名前は知っていました。部活としてのサッカーは高校に入って間もないうちに辞めましたが、サッカー自体が嫌いになったわけではなかったんです。それからストリートサッカーのテクニックに興味を持ち、一人で練習するようになったことがフリースタイルフットボールを始めたきっかけです。
それから一人で練習しながら、YouTubeでフリースタイルフットボールのスキル動画を調べていると、ちょうど同年の秋にレッドブルが主催する世界大会でTokura(徳田耕太郎)さんが優勝したタイミングでもあったので、その大会の動画もたくさん出てきました。当時の僕は「日本人が世界チャンピオンになったんだ!」と思いながらも様々な動画をチェックしては色々な技の真似をするようになりました。
そしてたまたまTokuraさんが大阪でパフォーマンスするという情報を見つけました。またそのイベントでは全国から集まった大勢のフリースタイルフットボーラーによるジャムという練習会が開催されることも知り、Twitter経由で主催者の方に「これって観に行っても大丈夫ですか?」とビビりながら聞いてみると「せっかくだったらボール持ってきて一緒に蹴ろうよ」って言ってくれたので恐る恐る参加しました。
その練習会に参加したことが本格的な活動を始めるきっかけになったのですか?
I : はい!この練習会に参加したことがここまでフリースタイルフットボールに熱が入るようになったきっかけで今でもめちゃくちゃ強烈に記憶に残っています。
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この練習会で既に30人くらいのプレイヤーと繋がることができました。また僕自身、過去の経験もありベースのリフティングスキルも高かったことから、先輩プレイヤーの方たちにも気に入ってもらえて色々スキルやコツも教えてもらいました。そのおかげでかなり早い段階で色々なトリックとかコンボをメイクしていけるようになりました。
それからある程度トリックができるようになったタイミングで動画を出してみたら、「めっちゃ始めたてなのに結構上手いやつ出てきたぞ」と国内で話題にしてもらえたこともあり、周りからも早いタイミングで大会も出たほうがいいと言われるようになったので、フリースタイルフットボールを始めて半年経った頃からバトルに出るようになりました。
そんなIbukiさんが思うフリースタイルフットボールの魅力は何でしょうか?
I : 僕が一番の魅力と感じているのはフリースタイルフットボールを通して「世界中で出会った人たちと楽しくコミュニケーションが取れるところ」です。本当に国内外に友達がめちゃくちゃ増えました。またフリースタイルフットボールで繋がれるコミュニティは普通に生活していると、中々出会えないタイプのコミュニティなので、スポーツを楽しみながらそういう環境にも触れ合えることは大きな魅力の一つだと思います。
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魅力のもう一つは「フリースタイルに正解はない」ということです。やっぱりフリースタイルというだけあって終わりもないですし、一生追求できちゃう「沼」のような側面があると思います。なので何かを追求することを楽しめる人はずっとフリースタイルフットボールを楽しめると思います。ちなみに完全は僕はその沼にハマっています(笑)
また身体とボール1個あればできるので趣味としても楽しめる生涯スポーツだと思いますし、このカルチャーの中で蹴っているうちに色々な出会いがあるので、人生の一部としてずっと付き合っていける遊びという部分は魅力的だと思います。
Ibukiさんのプレースタイルの特徴についても聞かせてください。
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I : 自分のスタイルを言語化するのは恥ずかしいのですが、「クリッパーストール」というボールを交差した足のインサイドで止める技を起点とした色々なトリックやコンボを得意としていて、この技に関しては僕が誰よりも上手いと自負しています。
今まではボールの跨ぎ技は体の前でやることが多かったのですが、僕が体の横でやり出したところから注目されて、「クロスボディ」という名前で体の横で跨ぎ技をするジャンルが確立されていったので、そういう意味でもこのスタイルを通じてフリースタイルフットボール界に貢献してきたかなと思います。
現在はその技に身体の柔軟性と色々なトリックを組み合わせて、バトルでは自分にしかできない技や構成だけで戦うことを意識しています。そのため僕のプレースタイルはオールマイティではなく得意なところを急激に特化させた上で派生したトリックを用いてパフォーマンスするところが特徴だと思います。
言わずと知れた世界が認めるその実力
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自分のプレースタイルが実際に大会で評価されるようになった時の感覚を聞かせてください。
I : このプレースタイルが世界で評価されるようになったのは2015年に初めて出場したオープン制の世界大会の時でした。結果としては予選敗退で、まだ力不足ということは分かっていながら挑戦したのですが、現地でのインパクトはかなり強かったみたいで大会のハイライトに色々載せてもらえました。
実際に世界大会で自分の特化した技をメイクしてみた感覚としてはすごいウケたなという印象で、バトル相手と会場も「何だあいつは?」みたいな感じになっていました。
どうして評価してもらえたのかというと「まず今まで見たことがない技でありながら、高い技術が折り込まれていたこと」だと感じています。僕自身もスキルを一番重要視しているので、自分のオリジナル技にもたくさんの技術を詰め込んで戦いたかったという思いは元々ありました。
また世界的にもスキルの部分は大きな評価対象なので、そのスキルに今まで見たことがないというオリジナリティの要素が合わさって高い評価がもらえたんだと個人的に感じています。
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主要大会での過去最高成績とそのベストパフォーマンスを出した時の周りの空気感も気になります。
I : 主要大会の最高成績としては日本選手権やアジア選手権での優勝で、加えて年間の世界ランキングでは2位になったことがあります。このような良い成績を残せた年が2019年~2020年だったのですが、その頃は自分が初めて評価された2015年からしばらく時間が経っていたこともあり、もう世界中のフリースタイルフットボーラーたちに僕のことは大体知ってもらえていました。
そのため、逆に周りから「こんな技を僕にやって欲しい」みたいな期待感も感じる中でバトルに勝った時の会場の雰囲気は、動画で載せていた技も生でやるんだという驚きや盛り上がりもある一方で、全てを決め切れば僕がこのバトルに勝つという絶対的な自信をバトル相手やオーディエンスも空気感として感じ取ってくれたと思います。
この頃の僕はどんな状況でも自分が出したいパフォーマンスが確実に出せるように準備できていましたし、そのまま現場でそのパフォーマンスを出せればどの試合でも勝てる状態までに仕上げていたので、確実にパフォーマンスを出すという自信はありました。
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世界最高峰で結果を残したことで新たに見えてきたことはありますか?
I : 実は主要な世界大会のバトルトーナメントでは勝ったことがないので、まだ世界一は獲れていないんです。もちろん色々な国際大会や日本選手権での優勝経験も嬉しいことですが、僕がフリースタイルフットボールを始めた当初から持ち続けている世界一を獲るという熱い思いは10年経った今も変わっていません。
現在はフリースタイルフットボールでも別の活動に注力しているので、バトルから少し距離を置いていますが1~2年後にはもう一度カムバックしようと思っています。また実際にこの業界で今一番盛り上がっているはバトルのカルチャーでもあるので、その場所で世界一を獲りたいですし、僕もしかりですが常に日本人が世界チャンピオンであって欲しいというマインドも強く持っています。
プロキャリアへの昇華。業界の枠を超えたアーティストとしての一面
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いつからプロキャリアをスタートしましたか?
I : このフリースタイルフットボールでプロキャリアを目指すようになったのは、初めて世界選手権に出場した2015年です。その年はG-SHOCKが主催していた招待制の全国大会で優勝して初めて日本一になった年で、その頃から将来の選択肢を全てフリースタイルフットボールに振り切ることを決めました。当時はまだ大学生でしたが、そう決めてからすぐバイトも辞め、まだ右も左も分からないながらもプロとして食べていくためにひたすら行動しました。
それから1~2年間がむしゃらに動いていく中で色々な支えや協力があり、現場でのパフォーマンスがメインでしたが、もう仕事と言って良いくらいまで確立することができました。その時はアスリートとして大会に出場しながら、イベントでのパフォーマンス、そして若手育成のためのスクール運営という形でまさにアスリートならではのプロキャリアの形を構築しました。
そのプロキャリアを進めていく中で、今に繋がる気持ちの変化が生まれたのでしょうか?
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I : はい。しばらくプロとして活動していく中で、一人の選手としてだけではなくフリースタイルフットボールをもっとたくさんの人に知ってもらい、この一般社会の中でこのカルチャーが市民権を得られるようにしたいと思うようになりました。
なぜなら、たくさんの価値を持っているプレイヤーたちがいるにも関わらず、現実的な問題からこの業界から離れないといけない人がいたり、僕自身ももっとこういうことできたらなと悔しい思いをたくさんしてきたからです。
この経験から自分も含めこの業界のプレイヤーたちの活動の幅を広げていくため、20年代前半からはプレイヤーというよりもカルチャーづくりの視点から、イベントを開催したり、映像クリエイターとしての活動にも力を入れるようになっていきました。
数々のハイブランドとのコラボレーションやメディア出演など業界の枠を越えた活動もされていますよね。
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I : 実はコロナ禍がこの活動につながる大きな転換期でした。僕自身も必然的に家にいる時間が多くなったことで色々な活動について考えるようになりましたし、オフラインのイベントができなくなりパフォーマンスの機会を失ったので、他の収入源を作っていかないとプロとして生きていけない状況下に置かれました。
そんな中でどんな場所でどういう風にフリースタイルフットボールを届けることが出来たら仕事になったり、おもしろいムーブメントになるのかを調べたり勉強しました。そしてチームメンバーと一緒に片っ端からアイデアを出してはとにかく動き続けました。それが功を奏して色々な出会いやご縁が掛け合わさって、ジャンルの垣根を越えて多種多様なコミュニティや色々なブランド様とお仕事ができるようになりました。
ここにたどり着くまでも険しい道のりでしたが、ずっと動き続けることができたのは自分たちが動いた分だけフリースタイルフットボールを多くの人に知ってもらえるという思いがあったからです。この経験から今でも常にフリースタイルフットボールをプレゼンできるように、たくさんの引き出しを持つことを意識しています。
コラボレーションでは具体的にどういうお仕事をしていますか?
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I : クライアントによって様々なコラボレーションの形があります。自らプレイヤーとしてイベントに出ることはもちろんですが、出演が決まったイベントのプロデュースも担わせてもらったりとか、一緒に出演する他のプレイヤーをキャスティングするディレクターとしての役回りもあります。
これはSNSや映像を活用したブランドとのコラボレーションでも一緒で、僕自身がプレイヤーとして参加することもできれば、僕の所属チームで映像を撮られることも、逆に自分たちで撮ることもできますし、外部からプレイヤーも呼んでくることも可能です。
クライアントが一番欲しい画を提供するためのベストな形で、かつフリースタイルフットボールとしても自分たちが一番おもしろいと思う企画作りができるように包括的な提案をさせていただく事が多いです。
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一方でモデルやパフォーマーとしてPR案件などを引き受ける場合も、自分のこだわりはしっかり相手に伝えるようにしています。やっぱりフリースタイルフットボールを背負う者としてこだわりを持つことは大事だと思いますし、何より自分たちが一番魅せ方を知っています。
またその完成したコンテンツを見るエンドユーザーの方にとっても、おもしろくて魅力的な方が良いと思うので、それを実現させるために自分のこだわりを伝えることを常に意識しています。
これらの活動を通してフリースタイルフットボールのさらなる可能性を感じられましたか?
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I : 自分たちの可能性はもちろんですが、フリースタイルフットボール業界全体の可能性も大きく感じています。なぜなら「大会出場・パフォーマンス・スクール運営」というようないわゆるフリースタイルフットボールの活動とは全然違う形で、色々な関わりを通じて業界の枠を越えた仕事ができるようになってきたからです。
僕自身も活動していく中で「やろうと思えばいろんなことができる」という自信が少しずつ付いてきました。もちろんクライアントと企画を一緒に作り上げていく中で、いち演者の枠を越えた関わり方で生まれる責任感やプレッシャーもどんどん強くなっていきますが、そのような壁を一つ一つ乗り越えていくことで生まれる自信が多くあると感じています。
今は僕だけではなくチームのみんなも一緒に活動しながら自信をつけているところなので、この先もっともっと大きなプロジェクトを動かしていけるチームになると思っています。まだ漠然とはしていながらも明確に見えている部分もあるのでこれからもっとおもしろいことをしていくのが楽しみです。
フリースタイルフットボールシーンを牽引する者としての新たな挑戦
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個人やチームとして今後挑戦していきたいことを聞かせてください。
I : 挑戦したいことは山盛りですが、身体が思うように動く限りはステージで身体も精神もギリギリのところまで突き詰めるバトルにもっと出ていきたいですし、その舞台で戦える期間ももっと伸ばしていけるように頑張りたいです。
そんな思いもある一方で、今一番自分のコアに置いて取り組んでいることがチームメイトとのパフォーマンスと映像制作になります。バトルは去年の世界選手権まで集中して取り組み自分の現状として一旦ケジメをつけました。そして今は一度バトルから離れてチームメンバーと一緒に個人ではできないチームならではの挑戦を決めて現在活動しています。
実際にチームとしてどんなことに取り組まれていますか?
I : その取り組みとして「MONSTER BALLAZ – モンスターボーラーズ」というフリースタイルフットボーラーとフリースタイルバスケットボーラーの混合チームを発足し、自分たちのカルチャーの外に出た場所で戦うという方針の下で活動しています。今はチームメンバー全員がここでの活動に一番時間を割いて全力で動いています。
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そして直近のチームの活動としては「World of Dance」という世界的に有名なダンスコンテストの日本予選に出場しました。もちろんダンスコンテストなので僕たちのチームもダンサーとしてみなされるのですが、ボールを持ってゲリラで殴り込むような形で参加しました。しっかり勝つための準備をしたものの、ダンスという土俵でジャッジがいて得点がつけられるのでシビアな戦いでした。でも結果として準優勝することができて日本の著名なダンスコンテストでも評価してもらえました。
次は8月に同大会の世界大会があるので絶賛練習中ですが、フリースタイルフットボールとフリースタイルバスケットボールのパフォーマーたちで世界を相手にダンスの土俵で本気で戦いに挑んできます。
もちろんチームをまとめることは簡単ではないのですが、全員が同じ方向を向いた時の火力は個人レベルとは比較にならないと思っているので、今はこのチームを通じて誰もが想像できないようなステージで戦って輝いていきたいという思いが一番強いです。
プロキャリアを考えるプレイヤーたちに伝えたいこと
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自身の経験から若手のプレイヤーたちへのアドバイスはありますか?
I : まずはフリースタイルフットボーラーとして自分がどんな人間で、何がしたくて何ができるのかを自分の中で明確にして、それをきちんと相手にプレゼンできるようになっておくことが大事だと思います。
今の時代は日本中に限らず、世界中に意味が分からないくらいすごい才能がSNSや映像を通じてゴロゴロ現れている中で、自分たちのカルチャーを引き上げていくことや自分個人をさらに高いところへ引き上げていく作業って簡単ではないと思います。
今まではストリートカルチャーのフリースタイルフットボールというだけで差別化できていましたが、今となっては映像クリエイターや凄技ができる人みたいな形でも括られてしまうので、突き抜けて目立つことが難しくなっていると感じます。
でもその中で世間から自分やチームをフリースタイルフットボーラーとして認知してもらい、この業界を使ってもらいたいと強く思うのであれば、必要なスキルを備えた上で自分のことをしっかり伝える力はめちゃくちゃ大事な要素になると思います。
Ibukiが目指す自身の姿とフリースタイルフットボールシーン
今後のフリースタイルフットボールシーンを盛り上げるために求められていることは何でしょうか?
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I : まず業界外からの見られ方でいえば、厳しめにいうとまだまだ認知度が低い現状です。僕たちはこのような状況が続いてきてしまったことへの逆襲として、個人やチームで「やってやろうぜ!」という思いで動いています。
今は僕たちの熱意に触発されて付いてきてくれる人たちや、違うやり方で戦う人たちもこの業界にたくさんいるので、そういう人たちが率先してこのシーンを引っ張って、業界外の人々にその熱を伝えて巻き込んでいくしかないと思います。
また一方でこのシーンを広げていきたいこれからの若手たちは、今後どう勝負を仕掛けていくかが大事だと思います。熱量が高い彼らにはそのエネルギーを絶やさずに自分の殻をどんどん突き破って、常に自分にとって居心地が悪く成長できるところに身を置き続けて欲しいです。
僕やチームもそういう意識は常に高く持っているので、同じように挑戦していきたいと思う若手にはガンガン前進して欲しいです。そして最終的に各々のムーブメントをお互いにリスペクトし合えるカルチャーになったら最高だなと思います。
自分にとってフリースタイルフットボールとは何でしょうか?
I : フリースタイルフットボールは自分の全てですね。冗談抜きで自分の人生において四六時中どんな時でもフリースタイルフットボールが関わっています。こういう時間の過ごし方はきっとこれからもずっとそうだと思います。
本当にもうフリースタイルフットボールと歩む時間が僕の人生そのものなので、一生フリースタイルフットボールを楽しんでいきながら、一緒に関わってくれている人たちも楽しんでもらえるようにしていきたいです。
最終的にどんなフリースタイルフットボーラーになりたいですか?
I : フリースタイルフットボール自体が僕の人生なので、フリースタイルフットボールでめちゃくちゃ満足して死ねたらそれ以上のものはないですね(笑)そのために自分たちがやりたいことや挑戦したいことに対してとにかく行動し続けるだけです。
Ibuki (吉田伊吹/よしだ・いぶき) プロフィール
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1996年7月4日生まれ。兵庫県加古川市出身のフリースタイルフットボーラー。2015年にわずか競技歴3年で日本一の座を獲得したことを皮切りに現在に至るまで国内外数多くの大会でタイトルを獲得し世界に名を広げ続けている。現在は東京を拠点に国際大会へ参戦しながら、イベント・メディアへのパフォーマンス出演、スクールや大会の運営など業界内外へ向けた多岐に渡る活動を見せている。近年では写真や映像、XRコンテンツ等クリエイティブの制作にも広く取り組みモデル・クリエイターとしても活躍。フリースタイルフットボールの持つ可能性を世界に提示し続けるアスリートでありアーティストである。
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othersパリ2024オリンピック競技大会がいよいよ開幕!日本人出場選手や各アーバン/アクションスポーツ競技スケジュールをまとめて紹介!2024.07.23いよいよ今週末に迫った「パリ2024オリンピック競技大会 (下記:パリオリンピック) 」。世の中でも言わずとしれた、世界中が注目する世界最大のスポーツの祭典だが、今大会では本メディアでも取り上げているアーバンスポーツおよびアクションスポーツの中から「スケートボード」、「サーフィン」、「BMX」、「スポーツクライミング」、「ブレイキン」の5競技にて新たな歴史を刻む戦いが繰り広げられる。 2008年の北京オリンピックから正式種目となったBMXレーシングを除いては、ほとんどの種目が2020年の東京オリンピックでのデビューとなり年々スポーツ界に浸透し始めているアーバンスポーツおよびアクションスポーツ。 そんな中で今大会はダンスシーンからブレイキンがオリンピックデビューするなど、各々の持つカルチャーの枠を飛び出してスポーツとして市民権を得ている状況が目に見える。特に今回はブレイキン種目に出場するShigekix (半井重幸)がオリンピック日本代表選手団の旗手の一人を担うなど、このアーバンスポーツおよびアクションスポーツが日本のみならず世界中に大きな影響を与えていることは明確だ。 そして特にこのパリ大会は東京オリンピックメダリストをはじめ、世界大会で優勝経験を持つ日本人選手たちが出場選手として名を連ねている。スケートボードでは男子ストリートに堀米雄斗、女子パークに四十住さくらなど初代金メダリストが出場。さらにサーフィンでは東京オリンピック銀メダリストの五十嵐カノア、また同じくスポーツクライミングで銀メダリストになった野中生萌など前大会のメダリストが再度メダルを獲得するべく出場する。 また世界大会で優勝経験を持つメンバーとしては、2022年の世界選手権で優勝したBMXフリースタイルの中村輪夢や、ブレイキンからはOQSで無双した世界最強と呼び声の高い日本のBgirlチームからAyumiとAmiが出場するなど、それ以外にもメダル争いに食い込む世界でも指折りの日本人選手たちが出場し、今回は東京オリンピック以上にメダル獲得が期待されるこのアーバンスポーツおよびアクションスポーツだ。 以下では今大会に出場する日本人選手たちと、今大会の全日程について紹介。 各競技日本人出場選手 スケートボード 堀米雄斗 Photo: OIS/Kieran Cleeves. Handout image supplied by OIS/IOC 大会会場:コンコルド広場・男子ストリート:白井空良、小野寺吟雲、堀米雄斗・女子ストリート:赤間凛音、中山楓奈、吉沢恋・男子パーク:永原悠路・女子パーク:開心那、草木ひなの、四十住さくら サーフィン 五十嵐カノア Photo by Tony Heff/World Surf League 大会会場:タヒチ・チョープー・男子カテゴリー:五十嵐カノア、コナー・カラサワ・オレアリー、稲葉玲王・女子カテゴリー:松田詩野 BMXフリースタイル 中村輪夢 Photo: OIS/Jonathan Nackstrand. Handout image supplied by OIS/IOC 大会会場:コンコルド広場 ・男子パーク:中村輪夢 BMXレーシング 畠山紗英 photograph by Navada BMX Photography 大会会場:スタッドBMXサン・カンタン・アン・イヴリーヌ・女子カテゴリー:畠山紗英 スポーツクライミング 野中生萌 Photo: OIS/Jonathan Nackstrand. Handout image supplied by OIS/IOC 大会会場:ル・ブルジェ・スポーツクライミング場・男子ボルダー&リード:楢﨑智亜、安楽宙斗・女子ボルダー&リード:野中生萌、森秋彩 ブレイキン Bgirl Ami photograph by haru_graphics 大会会場:コンコルド広場・Bboy:Shigekix (半井重幸)、Hiro10 (大能寛飛)・Bgirl:Ayumi (福島あゆみ)、Ami (湯浅亜実) 大会スケジュール (日本時間) *サーフィンに関しては天候次第で日程延期の可能性あり -7月27日(土) 03:00~ 開会式19:00~ スケートボード男子ストリート 予選24:00~ スケートボード男子ストリート 決勝 -7月28日(日) 02:00~ サーフィン男子第1ラウンド06:48~ サーフィン女子第1ラウンド19:00~ スケートボード女子ストリート 予選 24:00~ スケートボード女子ストリート 決勝 -7月29日(月) 02:00~ サーフィン女子第2ラウンド06:48~ サーフィン男子第2ラウンド -7月30日(火) 02:00~ サーフィン男子第3ラウンド 06:48~ サーフィン女子第3ラウンド 20:25~ BMXフリースタイル女子パーク 予選 22:11~ BMXフリースタイル男子パーク 予選 -7月31日(水) 02:00~ サーフィン男子準々決勝04:24~ サーフィン女子準々決勝06:48~ サーフィン男子準決勝08:00~ サーフィン女子準決勝09:12~ サーフィン男子3位決定戦09:53~ サーフィン女子3位決定戦10:34~ サーフィン男子決勝11:15~ サーフィン女子決勝20:10~ BMXフリースタイル女子パーク 決勝21:44~ BMXフリースタイル男子パーク 決勝 -8月2日(金) 03:00~ BMXレーシング男子準々決勝 03:20~ BMXレーシング女子準々決勝 05:05~ BMXレーシング男子敗者復活戦 05:15~ BMXレーシング女子敗者復活戦 -8月3日(土) 03:00~ BMXレーシング男子準決勝 03:15~ BMXレーシング女子準決勝 04:35~ BMXレーシング男子決勝 04:50~ BMXレーシング女子決勝 -8月5日(月) 17:00~ スポーツクライミング男子ボルダー&リード ボルダー準決勝 20:00~ スポーツクライミング女子スピード 予選シーディング 20:35~ スポーツクライミング女子スピード 予選 -8月6日(火) 17:00~ スポーツクライミング女子ボルダー&リード ボルダー準決勝19:30~ スケートボード女子パーク 予選20:00~ スポーツクライミング男子スピード 予選シーディング20:35~ スポーツクライミング男子スピード 予選24:30~ スケートボード女子パーク 決勝 -8月7日(水) 17:00~ スポーツクライミング男子ボルダー&リード リード準決勝19:30~ スケートボード男子パーク 予選19:35~ スポーツクライミング女子スピード 予選19:46~ スポーツクライミング女子スピード 準決勝19:54~ スポーツクライミング女子スピード 決勝24:30~ スケートボード男子パーク 決勝 -8月8日(木) 17:00~ スポーツクライミング女子ボルダー&リード リード準決勝19:35~ スポーツクライミング男子スピード 予選19:46~ スポーツクライミング男子スピード 準決勝19:54~ スポーツクライミング男子スピード 決勝 -8月9日(金) 17:15~ スポーツクライミング男子ボルダー&リード ボルダー決勝 19:35~ スポーツクライミング男子ボルダー&リード リード決勝 23:00~ ブレイキンBgirl 予備予選/予選 -8月10日(土)17:15~ スポーツクライミング女子ボルダー&リード ボルダー決勝19:35~ スポーツクライミング女子ボルダー&リード リード決勝03:00~ ブレイキンBgirl 準々決勝03:45~ ブレイキンBgirl 準決勝04:15~ ブレイキンBgirl 決勝・3位決定戦23:00~ ブレイキンBboy 予備予選/予選 -8月11日(土) 03:00~ ブレイキンBboy 準々決勝03:45~ ブレイキンBboy 準決勝04:15~ ブレイキンBboy 決勝・3位決定戦 パリオリンピックでの日本人選手たちの活躍はテレビ放送やTVerで視聴しよう! パリ2024オリンピック競技大会の戦いの模様は、NHKや各キー局での地上波およびBS放送に加えて、民放公式テレビ配信サービス「TVer(ティーバー)」でのオンライン配信が予定されている。随時放送情報は更新されているが現時点での国内放送スケジュールは以下の通り*だ。*「2024年7月23日時点、FINEPLAY編集部調べ」 開会式 7月27日 02:25~ 開会式 【NHK総合】 スケートボード 7月27日 21:00~ スケートボード男子ストリート 予選【TBS系列】7月27日 22:15~ スケートボード男子ストリート 予選(ディレー放送)【NHK総合】7月27日 23:55~ スケートボード男子ストリート 決勝【NHK総合】7月28日 20:00/21:00~ スケートボード女子ストリート 予選【NHK Eテレ・NHK総合】7月29日 00:00~ スケートボード女子ストリート 決勝【テレビ朝日系列・NHK BS】8月6日 19:00~ スケートボード女子パーク 予選【フジテレビ系列】8月7日 00:00~ スケートボード女子パーク 決勝【フジテレビ系列】8月7日 19:30~ スケートボード男子パーク 予選【TBS系列】8月8日 00:30~ スケートボード男子パーク 決勝【TBS系列】 サーフィン 民放公式テレビ配信サービス「TVer(ティーバー)」のみにて放送予定 BMXフリースタイル 7月31日 20:00~ BMXフリースタイル女子・男子パーク 決勝 【日本テレビ系列・NHK BS】 BMXレーシング 民放公式テレビ配信サービス「TVer(ティーバー)」のみにて放送予定 スポーツクライミング 8月8日 20:55~ スポーツクライミング女子ボルダー&リード リード準決勝【NHK Eテレ】8月9日 17:00~ スポーツクライミング男子ボルダー&リード ボルダー・リード決勝【日本テレビ系列】8月10日 17:00/18:45/19:30~ スポーツクライミング女子ボルダー&リード ボルダー・リード決勝【NHK総合・NHK Eテレ】 ブレイキン 8月9日 23:00~ ブレイキンBgirl 予備予選/予選【日本テレビ系列】8月10日 03:00~ ブレイキンBgirl 決勝【日本テレビ系列】8月10日 22:50~ ブレイキンBboy 予備予選/予選【NHK総合】8月11日 03:00~ ブレイキンBboy 決勝【フジテレビ系列】 なお各競技の最新情報はオリンピックのウェブサイトや公式アプリで気軽にアクセスできるので是非ダウンロードしてみて欲しい。日本人選手たちの大活躍をテレビの前で一緒に応援しよう!
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doubledutch青春を賭けた熱い夏が今年も開幕! 「ITADAKI ダブルダッチ甲子園 2024」2024.07.192024年9月29日(日)、ダブルダッチ業界初となる高校生の大会『ITADAKI ダブルダッチ甲子園 2024』が開催される。 チームで1つのショーを作るSHOWCASE部門、そして個人戦の1 on 1 BATTLE部門に加え、制限時間内に跳んだ回数を競うSPEED RELAY部門の3種目で、それぞれの頂点を決する。 昨年 SHOWCASE優勝の「Eifer」©︎ITADAKI / Photo by AYATO. 大会を盛り上げるアンバサダーには、世界三連覇の偉業を成し遂げ、ダブルダッチシーンの“顔”とも言えるプロチーム「REG☆STYLE」が。そしてダブルダッチシーン外から、日本ダンススポーツ連盟のブレイキン アンセムソング『Pump It Up! feat. TAKUMA THE GREAT』をリリースするなど、ストリートシーンにも影響力を与え続けているアーティスト「DA PUMP」からKIMIが就任。過去に番組での共演歴もある2組は、今年で5年目となるアンバサダーへの就任。彼らの“阿吽の呼吸”にも注目だ。 REG☆STYLE & KIMI (左から3人目)©︎ITADAKI / Photo by AYATO. さらに今回、ITADAKI恒例となった「エンターテイメント」要素を審査するメンバーには「サンキューーー!!」というフレーズでお馴染みのお笑い芸人・パンサー 尾形貴弘が参戦!加えてダンスシーンから、世界初のダンスプロリーグ・D.LEAGUEに参画しているチーム「FULLCAST RAISERZ」よりINFINITY TWIGGZと、世界規模で活躍し、多くのタイトルを獲得するB-GIRL RAMという、豪華ラインナップが務めてくれる。 ©︎ITADAKI そして、前向きに夢に向かって頑張る高校生を応援する『ポカリスエット』と、そしてストリートシーンで力強くプレイヤーを支えるオーセンティックアメリカンアスレティックウェアブランド『Champion』が、5年目となる今年も“オフィシャルサポーター”(協賛)として、高校生たちを力強くサポートしてくれる。 そんなシーン内外からの注目を掻っ攫う熱量の高いコンペティションの様子は、ITADAKI オフィシャルYouTubeチャンネルにてオンライン配信を予定している。 ©︎ITADAKI / Photo by AYATO. 昨今の高校生のプレイヤーたちは、時に大学生や社会人のプレイヤーを凌駕することも。果たして、今年高校生の頂点――”ITADAKI”に立つプレイヤーは誰なのか。ダブルダッチの歴史が動く一日が、今年も幕を開ける!! 大会概要 ©︎ITADAKI 「ITADAKI ダブルダッチ甲子園 2024」日時 : 2024年9月29日(日)時間 : 13:00 開演予定会場 : 川崎ルフロン主催 : ITADAKI 実行委員会主管 : 有限会社OVER THUMPZ協賛 : ポカリスエット / ヘインズブランズ ジャパン株式会社協力 : スキルハックメディアパートナー : FINEPLAY https://youtu.be/BKubNsA8oSI?feature=shared
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others親子で様々なスポーツを楽しんだ七夕の一日「PLAY MOVESPORT」がイオンモール幕張新都心で開催2024.07.122024年7月7日(日)に日本国内大手のスポーツウェアメーカー「DESCENTE(デサント)」が展開するスポーツウェアブランド「MOVESPORT(ムーブスポーツ)」によるスポーツ体験会「PLAY MOVESPORT」が、イオンモール幕張新都心のグランドコートにて開催された。 今回で4回目となる本イベントでは「スポーツクライミング」「ダブルダッチ」「けん玉」など様々なスポーツ体験会とショーケースに加えて、スペシャルゲストによる親子で一緒にできる「体操ダンス」など親子連れが楽しめるコンテンツが多く用意され大盛況に終わった。 本イベントには、スポーツクライミングシーンで活躍する日本代表選手である楢﨑明智 (日新火災)をはじめ、世界チャンピオンの経験を持つプロダブルダッチチームのFLY DIGGERZ、同じく世界で活躍するけん玉プレイヤーのSHINNOSUKE TOGOとKITO NAKAJIMA、そして体操のお兄さんとして子どもたちに大人気なよしお兄さん(小林よしひさ)をスペシャルゲストとして迎えた。このように、各ジャンルのプロフェッショナルたちによる体験会やショーケースを通して、スポーツの楽しさを子どもたちや初心者を中心とした様々な人々へ届けることができるのも「PLAY MOVESPORT」の魅力とも言えるだろう。 子どもたちは世界を股にかけて大活躍するトッププレイヤーのパフォーマンスに目を輝かせており、身体だけでなく目でもスポーツの楽しさを感じた一日となった。 イベント当日の様子 会場の様子 本イベントは、休日を過ごすには持ってこいである大型商業施設「イオンモール幕張新都心 グランドコート内」で開催され、お買い物や休日のレジャーに訪れた多くの子ども連れの家族がふらっとイベントに参加するなど、無料体験ということも相まって多くの来場者が集まった。 当日は晴天に恵まれるも屋外では36℃の真夏日になったこともあり、身体を動かしたい子どもたちは屋内で快適にスポーツを楽しめる環境である本イベント会場で、自分たちが気になる様々なスポーツにチャレンジ。そんな子どもたちの背中を見届ける一方で、一緒に体験する親御さんの姿もあり、老若男女問わず様々なスポーツを体験しながら休日の貴重かつ楽しい時間を親子で共有している様子がうかがえた。 楢﨑明智選手とボルダー体験 まず本イベントの中で一番子どもたちの目を惹いたのは、会場に設置されたボルダリングウォール。現在世界ランキング2位と世界最高峰の舞台で活躍する楢﨑明智選手による手取り足取りのサポートもあり、一番上のホールドまで完登する参加者も多く、ボルダー体験は終始大人気のコンテンツだった。 FLY DIGGERZのダブルダッチショーケース SHINNOSUKE TOGOのけん玉パフィーマンス また1日につき2回ほど開催されたダブルダッチとけん玉のショーケースには大勢の参加者だけでなくお客さんが会場付近に集まり、目の前で繰り広げられる一流のパフォーマンスに歓声を上げた。ショーケース後にはプロフェッショナルのパフォーマンスに感化されてか、多くの子どもたちが列をなしてこれらのスポーツも体験し、自分も楽しみながらトッププレイヤーのレベルの高さを肌で感じる機会となった。 よしお兄さんと一緒に親子体操 そしてやはり子どもたちの心を掴み、終始大盛況の中で一緒に親子体操を行ったのはスペシャルゲストのよしお兄さん。1日に2回に分けて行われたこのコンテンツでは、子どもたちに分かりやすい手遊びを含めた振り付けですぐ心を掴むと、実際に曲に合わせた体操ダンスでは子どもたちが大きな声を上げて楽しみにながら真剣に体操に取り組むなど完全に会場の雰囲気を一つにして、さすがは体操のお兄さんと言った見事なパフォーマンスを披露した。 以下は本イベントでそのような充実した一日を共に過ごした特別講師たちによるコメント。 本イベント特別講師のコメント 楢﨑 明智 選手 (日新火災・スポーツクライミング) 楢﨑明智選手 -今回「PLAY MOVESPORT」に参加してみていかがでしたか?正直、参加者が集まるのか心配だったのですが、実際に蓋を開けてみると子どもたちの列が途切れることがなくて、活気のあるイベントになって良かったなと思いました。 -最近の楢﨑選手の競技面での活動状況はいかがですか?今シーズンはかなり順調に行っていて、ワールドカップも5戦中3戦が終わったところなのですが、現在年間世界ランキング2位につけているので、残り2戦も良い結果を残して年間ランキングの表彰台に乗りたいなと思っています。 楢﨑明智選手 -練習時にMOVESPORTのアイテムを着用していてどんな印象を感じていますか?練習時には100%と言えるくらいいつもMOVESPORTのウェアを着させてもらっていますが、素材がとても良いので着心地も良いですし、肌触りが良いところが好きです。また速乾性にも優れているところがすごく良くて、長期滞在の海外遠征では部屋で洗濯することも多いのですが、部屋干しでもすぐ乾くので洗った次の日には着られるところも最高です。 -最後に今後の目標を教えてください。まだワールドカップで優勝したことがなくて、去年から数えると5戦連続ファイナルに残れているのですが、そのうち3回が準優勝で終わっているので、まずはワールドカップで優勝したいというのが今の目標です。またクライミングは競技特性上、1回優勝することは結構多くの選手ができることだったりもするのですが、年間通して勝ち続けることは難しいことなのでワールドカップで年間チャンピオンになることが次の目標ですね。 FLY DIGGERZ (コメント代表者:KSY)(ダブルダッチ) FLY DIGGERZリーダーのKSY -今回「PLAY MOVESPORT」に参加してみていかがでしたか?このイベントを通して、子どもたちにとって楽しい空間を色んなジャンルのプレイヤーの人たちと一緒に作れたことが楽しかったですし、素敵なイベントになったなと思いました。 -最近、 FLY DIGGERZはどういった活動をされていますか?2025年に向けて今年は挑戦の年にしようとしていて、パフォーマンスのコンペティションももちろんですが、スピード競技というアスリート向けのコンペティションの方も力を入れていて、来年は神奈川県川崎市で両方の種目の世界大会が行われるので、スポーツのダブルダッチもストリートのダブルダッチも、どちらもその世界大会で優勝できるように日々挑戦を続けています。 FLY DIGGERZ -今着用されているMOVESPORTの服の着心地はいかがですか?MOVESPORTさんのウェアはどれも動きやすいですし、汗をかいた時も服が肌にまとわりつかないのですごく心地よく着られるのでオススメです。 -最後にFLY DIGGERZの今後の活動について教えてください。今年は挑戦する年にはなると思うのですが、その挑戦を応援してもらうために、今回のイベントのようなダブルダッチをたくさんの人に見てもらう機会を色んな場所で増やしていって、自分たちの挑戦とダブルダッチを知ってもらうという動きをリンクさせて今後につなげていけたらなと思っています。 KITO NAKAJIMA(けん玉) KITO NAKAJIMA -今回「PLAY MOVESPORT」に参加してみていかがでしたか?普段は結構一人でけん玉することが多いんですけど、今回小さな子どもと一緒にやる中で元気をもらいながら楽しく教えることができましたし、子どもたちがけん玉に成功した時の笑顔を見ると改めて「けん玉って良いな!」と感じました。-最近、 KITOさんはどういった活動をされていますか?最近はモデル活動を中心にしながらけん玉プレイヤーとしても活動していて、色んなところでけん玉を教えつつ、かっこいい洋服を着てかっこいいけん玉のパフォーマンスをしながら、けん玉のかっこよさを広めています。 KITO NAKAJIMA -今着用されているMOVESPORTの服の着心地はいかがですか?普段、けん玉をするときは普通の洋服だったりもするので、大きな動きをするときには動きづらさを感じることもあるのですが、MOVESPORTのウェアはやっぱりスポーツ用の服ということもあって動きやすいですし、風通しも良いのでめちゃくちゃ着やすいです。-今後のKITOさんの目標を教えてください。今のけん玉のイメージって地味だったり昔あそびのような印象が強いかと思うのですが、子どもから大人までできるあそびなので、もっとかっこよく色んな人がどこでもできるスポーツだということをたくさんの人に広めていけたら良いなと思っています。 よしお兄さん(体操、ダンス) よしお兄さん -今回「PLAY MOVESPORT」に参加してみていかがでしたか?まず楽しかったです。もちろん私自身もイベントをして子どもたちと身体を動かすことは今までもあったのですが、今回を通して子どもたちがダブルダッチやけん玉、スポーツクライミングなどに挑戦している姿を見ると、「やっぱりスポーツって子どもたちにとって良いものなんだな~!」と改めて思いました。 よしお兄さん -今着用されているMOVESPORTの服の着心地はいかがですか?まず着心地がすごく良くて、普段イベントとかでは衣装を着ることが多い一方で、今回このウェアは通気性も良く動きやすいので、自分自身がよく動くスポーツのイベントにとってぴったりなウェアだなと感じていますし、今回オレンジ色をチョイスしてもらったのですが、色んなカラーがあるのでおしゃれとしても楽しめるそんな洋服だなと思いました。 最後に 多くの参加者が集まった本イベント 本イベントは今回「MOVESPORT」として、昨年に引き続き4回目の体験会となり、前回よりも更に幅広いジャンルのスポーツを網羅する形で開催された。今回は幼児園児や小学生を中心に、スポーツによっては親御さんも参加するなど老若男女の幅広いお客さんが来場したが、トッププレイヤーやスペシャルゲストのよしお兄さんのパフォーマンスもあってか、参加者の列は途切れることがなく過去最大の盛り上がりを見せており、本イベント自体としてもさらに多くの人に「MOVESPORT」というブランドと様々なスポーツの認知を広げているその影響力の大きさがうかがえた。 今後もこの「PLAY MOVESPORT」を通して、より多くの子どもたちやスポーツ好きな人たちが、MOVESPORTの アスリートメンバーを始めとしたトッププレイヤーたちと楽しく交流して刺激を受けながら、新しいスポーツに出会う第一歩になることを今後も期待したい。 イベント概要 名称 : PLAY MOVESPORT in イオンモール幕張新都心日時 : 2024年7月7日(日)10:00 ~17:00会場:イオンモール幕張新都心 グランドコート(〒261-8535千葉県千葉市美浜区豊砂1-1)参加費:無料(LINE友だちとインスタグラムフォローが参加条件)講師 (出演者)・スポーツクライミング:楢﨑明智 (日新火災)・ダブルダッチ:FLY DIGGERZ ・けん玉:SHINNOSUKE TOGO、KITO NAKAJIMA・スペシャルゲスト:よしお兄さん(小林よしひさ)対象スポーツ:体操、ダンス、スポーツクライミング、ダブルダッチ、けん玉
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danceNORIとMiMzが優勝「Red Bull BC One Cypher Japan 2024」勝者はブラジルで行われる世界最終予選へ2024.07.07昨年の世界王者でありパリオリンピック日本代表のAmiが「Red Bull BC One」の見どころをコメント 今年で開催21年目を迎える、世界最高峰の1on1のブレイキン・ダンスバトル・トーナメント「Red Bull BC One」。その日本最終予選となる「Red Bull BC One Cypher Japan」が、2024年7月7日に東京の二子玉川ライズ スタジオ&ホールにて開催された。B-BoyとB-Girlの優勝者それぞれ1名は、12月にブラジルで行われる世界最終予選「Red Bull BC One Last Chance Cypher」の出場権を手にすることが出来る。今年のCypher Japanは、4月から全国5箇所で開催された「Red Bull BC One City Cypher」の優勝者と、今年から新設された学生限定予選の「Red Bull BC One Student Cypher」の優勝者(全2回)、それに加えてワイルドカード(招待枠)で集められた全B-Boy16名、B-Girl8名が参加し、ノックアウト方式のトーナメントで優勝を争う。昨年のワールドファイナル(パリ大会)で優勝したB-GirlのAmiは今回ジャッジを務めた。本番前のインタビューでは「BC Oneはブレイキンがオリンピック種目になる前からある大会で、ずっとブレイキンシーンに寄り添ってきたイベントだからこそ、B-Boyのかっこよさを本当に分かっている。それはステージづくりや運営の進め方からもとても感じます。オリンピックに出場する世界の16人と、BC Oneのワールドファイナルに出場する16人は違ったものになると思うし、両方を見てもらえるとよりブレイキンの面白さが伝わると思います。」とコメントした。 Red Bull BC One Special Talk Session ワールドファイナル出場経験を持つNORIやISSEI、Ayumiに加え、RA1ONやkaiなどの若手世代も多く参加した今年のCypher Japan 今年のワイルドカードには、BC OneにストーリーのあるB-Boyが選ばれた。NORIはBC Oneのワールドファイナルに最も多くチャレンジした日本人B-Boyの一人。2019年と2021年はCypher Japanで優勝。現地で行われた世界最終予選でも優勝し、ワールドファイナルに勝ち進んだ経験をも持つ。今回は通算5度目のワールドファイナル出場を目指して、まずはそこへの挑戦権(世界最終予選の出場枠)を獲得するべく、今日の日本最終予選に挑んだ。RA1ONは、今の日本ブレイキンシーンの若手を代表する注目のヤングガンズ。キッズ時代から多くのバトルで優勝しBC Oneへの憧れも強かったが、昨年までは年齢制限により出場が叶わなかった。今年ようやくBC Oneに挑戦する権利を経てワイルドカードとして登場。待ちに待ったBC Oneの舞台で、どのようなバトル運びを見せるのか?大会前から多くの注目を集めていた。他、今年からCypher Japanに繋がる予選として新設されたStudent Cypherでは、kaiとRYOGAの2名がクオリファイ。若手からレジェンド、そしてその間を繋ぐミドルまで、幅広い世代のトップダンサーが勢揃いするという点においても、BC Oneは唯一無二の1on1ブレイキン・ダンスバトルである。 Suguru Saito / Red Bull Content Pool セミファイナルではISSEIとNORIが対決。決勝戦は世代を超えたクロスボーダーなマッチアップに B-Boyは初戦から同じクルーや同じエリア同士、同世代対決など好カードが連発。この日のファーストバトルとなったNORIとSHADEのバトルは、DJの音がかかった瞬間に会場が歓声と縦揺れに包まれ、お互いパッションを全面に出したバチバチの同世代対決となった。そのバトルに勝利したNORIは準決勝まで勝ち進み、2016年のRed Bull BC One世界王者のISSEIと対戦。これまでの日本のブレイキンシーンを築いてきた二人の特別なマッチアップとなった。一方、トーナメント表の反対の山では若手世代が激しいバトルを繰り広げ、最年少での参加となったRA1ONは、準決勝でharutoと激突し東西を代表する若手対決に。決勝に駒を進めたのはharutoとNORIの2名。世代を超えたバトルは、過去に幾度もジャパンファイナルを勝ち抜いてきたNORIが勝利を収めた。 Jason Halayko / Red Bull Content Pool Red Bull BC Oneらしいチャンピオンが誕生 B-Girlは決勝戦でワールドファイナル出場経験を持つ2名が対戦。パリオリンピック日本代表のAyumiと、昨年のCypher Japanでジャッジを務めたMiMzの2名が決勝に進出した。安定したテクニックとスキルを技で表現していくAyumiに対して、会場の雰囲気や音楽をムーブ全体の流れと独特な動きで表現するMiMz。スタイルの全く違う2名の対決となった決勝戦は、MiMzが勝利し優勝を果たした。今回のチャンピオンとなった、NoriとMiMzは共に「生き様」がかっこいいとシーンからも支持されるダンサー。今回のCypher Japanでは、分かりやすい技を披露するだけでなく、自分が持っているフレーバーやストーリーで会場の雰囲気も味方につけることが出来る、よりカルチャー要素が強いB-BoyとB-Girlが勝利し、まさにRed Bull BC Oneらしい大会結果となった。 Jason Halayko / Red Bull Content Pool MiMzコメント「息子をブラジルに連れていきたい!という気持ちが原動力でした」 Jason Halayko / Red Bull Content Pool ※MiMz 以下:M 優勝した今の気持ちを教えてください! M:信じられないです。とにかく今回の原動力は「息子をブラジルに連れていきたい」という気持ちだったので、それが叶ってよかったですし、育児をしながら準備する上でもいろんな人の助けがあったので、そういう人たちへ結果で恩返しが出来てよかったです。 印象に残っているバトルやムーブはありますか? M:セミファイナルのバトルと決勝の2ムーブ目(1990という技)は、10代からずっとやっている得意な動きで、私の周りの人たちはぶち上がったと思います。それをしっかりやり切れた自分が誇りです。 昨年はジャッジという立場から見ていたCypher Japan、プレイヤーとして出てみてどうでしたか? M:全然違いました(笑)。プレイヤーとして出ることで、またジャッジの見方なども勉強になったし、どっちもやってみて良かったです。 ブラジルへの意気込みを教えてください! M:Last Chance Cypherからの挑戦になるので、ラウンド数も多くなり体力面の強化が必要になると思っています。ただ、ラウンド数が多くなったとしても、自分の強みである折り紙スタイルやレッグワークのコンセプトは、どんな状態でも引き出せるように準備していきたいと思います。 NORI コメント「自分の発信などを通じて、ダンスって本当に楽しいし、奥が深いんだなと感じてもらいたい」 Jason Halayko / Red Bull Content Pool ※NORI 以下:N 優勝した今の気持ちを教えてください! N:ホッとしてます(笑)。優勝するつもりだったので、それが実現できてホッとしてます。 優勝コメントでは下の世代に対して「かかって来い!」と力強く話していましたが、どんな想いがありますか? N:かかって来い!と言った背景は、今は(オリンピックも相まって)ブレイキンの中でスポーツの要素も強くなったことにより、勝てないと嫌な気持ちになったり、ダンスをやめようかなと思うことも増えるかもしれないからです。でも、俺って世の中にダンスの大会がなくなったとしても、絶対に上手くなることはやめないんですよ。ブレイキンカルチャーはいいコミュニティなので、好きで続けていたらいい経験も出来ると思うし、今の若い世代が勝負ありきの大会がなかったらダンスをやらなくなるのはもったいないので、自分に挑みたいと興味を持ってくれて、自分の発信などを通じて、ダンスって本当に楽しいし、奥が深いんだなと感じてもらえたら良いなと思いました。 ブラジルへの意気込みを教えてください! N:今のままでもLast Chance Cypherは勝てる調子だと思います。ただ、いつもワールドファイナルで上手くいかないので、ワールドファイナルに向けて頑張ります。 The Moments Of「Red Bull BC One Cypher Japan 2024」 Jason Halayko / Red Bull Content Pool Jason Halayko / Red Bull Content Pool Jason Halayko / Red Bull Content Pool Suguru Saito / Red Bull Content Pool Suguru Saito / Red Bull Content Pool Suguru Saito / Red Bull Content Pool
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dance今年の日本一決定戦「Red Bull BC One Cypher Japan」が明日開催!2024.07.06日本では8年ぶりとなるRed Bull BC One Campも開催し、世界のトップダンサーが集結 今年で開催21年目を迎える、世界最高峰の1on1のブレイキン・ダンスバトル・トーナメント「Red Bull BC One」。その日本最終予選となる「Red Bull BC One Cypher Japan」が、いよいよ明日、2024年7月7日に東京の二子玉川ライズ スタジオ&ホールにて開催される。B-BoyとB-Girlの優勝者それぞれ1名は、12月にブラジルで行われる世界最終予選「Red Bull BC One Last Chance Cypher」の出場権を手にすることが出来る。そしていよいよ今月から開催するパリオリンピック。オリンピックの新種目としても注目度が高いブレイキンは、今やB-Girl・B-Boyに限らず世間一般からも人気を集めている。そのブレイキンカルチャーの礎ともなるイベントが、このRed Bull BC Oneであり、レッドブルがHIPHOPカルチャーを大切にしながらダンサーたちと創ってきた歴史もあるのだ。そんなRed Bull BC Oneは、世界中で長きに渡ってシーンから愛されるイベントとなっている。 ⽇本だけでなく世界中のB-Boy・B-GirlとHIPHOPファンが集まるカルチャープログラム Jason Halayko / Red Bull Content Pool 今年の日本一決定戦であるRed Bull BC One Cypher Japanを明日に控え、7月5日と6日の2日間に渡って、東京の渋谷では「Red Bull BC One Camp」が開催された。BC One Campでは、Red Bull Dancerによるワークショップや、その他様々なダンスバトルを実施。⽇本だけでなく、世界中のB-Boy・B-GirlとHIPHOPファンが集まるカルチャープログラムとなっている。DAY1には、世界で活躍するHIPHOPダンサーのKyokaや、今回のCypher Japanでジャッジを務めるGRIIMSENなどがワークショップを実施。一緒にセッションをしながらスキルシェアをするなど、ここでしか体験出来ない特別なプログラムとなった。DAY2は、国内を代表するバトルイベントのSELL OUT!!やVIBE OUTとRed Bull BC Oneがコラボしたバトルを実施。ブレイクダンス以外のジャンルのダンサーも多く参加した。昨年も開催されたFOOTWORK CONTEST by FOOTWORKERZの日本予選も行われ、6kicksが優勝。12月にブラジルで行われるワールドファイナル出場を決めた。 過去の世界王者ISSEI、オリンピック日本代表のAyumiなどが出場するジャパンファイナルの注目B-Girl・B-Boy B-Boyでは、過去にワールドファイナル出場を経験しているダンサーが2名出場。ISSEIは、2016年に日本の名古屋で行われたワールドファイナルのチャンピオンであり、当時の最年少世界王者。NORIは何度も日本予選を勝ち抜き、世界の舞台に駆け上がった経験を持つ。今回NORIは一回戦を同世代のSHADEと、ISSEIは日本の若手を代表するB-Boyの一人であるTSUKKIと対戦。どちらも一回戦から強敵が立ちはだかるが、順当に勝ち進めば準決勝でNORIとISSEIのワールドファイナル出場経験者同士のマッチアップが実現する。 B-Girlでは、先日のオリンピック最終予選でパリオリンピック日本代表に内定したAYUMIに注目が集まる。最近はダンススポーツ(オリンピック形式のバトルや大会)での活躍が目立つが、Red Bull BC Oneの歴史に名を刻んだ一人でもある。AYUMIはまだB-Girl部門が存在しない2017年のワールドファイナル(オランダ大会)で、世界で初めてB-Girlとして出場。世界のトップB-Boy相手に戦った経験を持つ。明日は初戦となるAYANEとの関西勢対決にも要注目だ。 Red Bull BC One Cypher Japan 2024 〈開催概要〉日時 :7月7日(日)15:00~18:30会場 :二子玉川ライズ スタジオ&ホール(東京都世田谷区玉川1丁目14-1 二子玉川ライズ S.C.)出場者:・学生予選と地方予選を勝ち抜いたB-Boy 7名/B-Girl 5名・招待選手 B-Boy 8名 / B-Girl 2名・THE JAM 優勝者 B-Boy / B-Girl 各1名 B-Boy 16名 / B-Girl 8名 計24名※出場者一覧も合わせてご確認くださいJUDGE:AMI, WUTA, GRIIMSEN (デンマーク)DJ:TOSHIMC: KENTARAW / CRUDEGUEST LIVE:鎮座DOPENESS観戦料金: 2,000円(税込)購入期間: 6月14日(金)〜 7月6日(土)23:59まで購入リンク: 記事最下部の関連リンクより※未就学児は無料です。※自由席ですが券種によって観戦エリアが異なる場合があります。※イベント中止を除き、いかなる理由でもチケットの払い戻しは行いません。※イベントスケジュール及び出演者は予告なく変更となる場合がございます。予めご了承下さい。