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INTERVIEW

【独占インタビュー】フォトグラファーJason Halayko

【独占インタビュー】フォトグラファーJason Halayko

【独占インタビュー】フォトグラファーJason Halayko

©Jason Halayko

失敗を恐れずに今までやったことないような作品をどんどん残していきたい。

FMX、BMX、スノーボード、ブレイクダンス、DJ等、アクションスポーツを中心に幅広いジャンルの写真を撮り続け、アクションスポーツの魅力を発信しているフォトグラファーJason Halaykoにインタビュー。

—フォトグラファーになろうと思ったきっかけは?

Jason Halayko:高校に入る時に友達に誘われてカメラの授業を受けた時、興味を持ったのがはじめ。
そこでカメラの基礎を学んで、写真がすごく好きになった。授業が終わっても一人で暗室に入って3時間くらいいた時もあった。
その数年後、バンクーバーに移り、大学はUBC(The University of British Columbia)で勉強してたんですが、その時は遊びで写真を撮ってました。
バイト先の人の弟が有名なバンドのドラマーだったので、そのつながりでLIVEを撮りに行ったり、紹介してもらったスケートボードの社長からの依頼でプロモーション用写真を撮ったりしてました。

フォトグラファーJason Halayko

©Jason Halayko

—日本に来たのは?

Jason Halayko:最初は盛岡大学に留学。スノーボードが大好きで、冬休みとかは安比高原でバイトしていて、その時にFMX(フリースタイルモトクロス)ライダーの鈴木大助とも知り合いました。
そこから彼のイベントで写真を撮るようになり、撮った写真が雑誌に載るようになりました。
雪山でのバイトはここでは話せない馬鹿なことも沢山やったけど本当に楽しかった(笑)。

フォトグラファーJason Halayko

©Jason Halayko

—そこからフォトグラファーとしてのキャリアが積まれて行ったんですか?

Jason Halayko:留学している間は、FMXやスノーボード以外にも日本の綺麗なところを撮ったりしてました。
大学卒業してから立命館大学に就職し、留学プログラムの担当などしていて、写真は趣味程度に好きなものを撮ってました。
何年かそんな感じで続けていたのですが、ある時Red Bullが横浜の赤レンガでFMXのイベントを開催することになり、知り合いを通じてイベントの写真を撮れることになり、写真を見たRed Bullがすごく喜んでくれたんです。
それからRed BullのLIVEや他のイベントも相談ももらえるようになりました。

フォトグラファーJason Halayko

©Jason Halayko

—現在フォトグラファーとしての主な仕事は?

Jason Halayko:フォトグラファーとして仕事を始めたのは2、3年前くらいから。Red Bullのイベントの仕事が多いです。
英語もしゃべれるので、「レッドブル・エアーレース」や「レッドブル・クリフダイビング」など海外招待選手や海外のクルーともコミュニケーションとりながらやってますね。
その他に、G-SHOCKの 「REAL TOUGHNESS」、「BMX FLATLAND」やダンスイベントなどアクションスポーツ系の仕事は多いですが、その中でもポートレートやライフスタイルも撮ることもありますね。
前にトラヴィス・ライスが「The Fourth Phase」で来日した際も築地で魚さばいている写真を撮ったりしました。

Travis Rice

©Jason Halayko

Daniel Ricciardo

©Jason Halayko

—撮った写真をコンテストとかに出品することもあるの?

Jason Halayko:ほとんど作品は出さないですね。だけど、「3年に1度開催されるRed Bull Illume(Xスポーツとアドベンチャー・スポーツを題材にした、世界で最も権威のあるコンテスト)」だけは応募してます。
今年は世界中から5,645人のトップフォトグラファーが作品を応募し、総応募作品数は34,600点にのぼり、応募したモバイル部門でトップ25枚選ばれたうちの1枚に残りました。
自分はこの大会のためだけに1枚撮影し、それがトップ25まで残って嬉しいです。
次回はもっとしっかり準備して応募したい。

フォトグラファーJason Halayko

©Jason Halayko

—ストリート・エクストリームスポーツを撮影する魅力

Jason Halayko:アクションスポーツの一人のファンとしては、一番近いところで迫力あるシーンを撮影できるのは魅力。
近すぎてダンサーに蹴られたり、バイクに当たりそうになったり、スノーボードがカメラのレンズに当たりそうになったり危ないこともあるけど(笑)。

B-Boy SHADE, B-Boy KAKU

©Jason Halayko

—フォトを撮る時のインスピレーションはどこからきている?

Jason Halayko:今までたくさんの現場に行って写真撮ってきてるから、経験は活かされるのはあると思う。
あとはアスリートとコミュニケーションを取りながらその場で決める。やはり本人がどのように撮られるのがカッコイイか一番よく知っているし、お互いが納得していい作品を撮りたい。

フォトグラファーJason Halayko

©Jason Halayko

—心に残る一枚

Jason Halayko:すべての写真にストーリーがありますが、RED BULL X-FIGHTERS 2013を撮影した時が特に思い出深いです。
RED BULL X-FIGHTERSが2013年大阪でアジア初開催されたんですが、その大会に出場するはずだった親友の佐藤英吾さんが練習中の不慮の事故により亡くなってしまったんです。
日本のFMX界に大きな功績を残し、世界中のライダーからも慕われていた彼のために、大会に参加したライダーみんなの心が一つになった本当にいい大会になりました。
大会前にコースを一人で歩いていたんですが、佐藤英吾さんがその場にいる感じが伝わってきました。今まで撮影してきた大会でも特に思い出深いです。
あとは名古屋のテレビ塔でMTBライダーを撮った写真は結構危険と隣り合わせだったんですけど、ヨーロッパのRed Bullのオフィスにも飾られてたりします。

Danny Torres of Spain - Action

©Jason Halayko

twitter-kenny-belaey-1

©Jason Halayko

—いい写真を撮るために大切にしていることは?

Jason Halayko:コミュニーション取ることは大切にしている。コミュニケーション取って、いかにその人を理解できるかが重要。理解して、その人のイメージのまま撮りたい。
あとは嫌ということは絶対にしない。

—成し遂げたい夢は?

Jason Halayko:失敗を恐れずに自分が今までやったことないような作品をどんどん残していきたい。あとはワークショップとかもやっていきたい。

Sergio Guzman, Alain Kohl

©Jason Halayko

—東京オリンピックに向けてやっていきたいこと

Jason Halayko:アクションスポーツの魅力を一般の人にも分かるような写真展やワークショップなどやっていきたいです。
ダンス、BMX、スケート、サーフィンなどすごい日本のキッズが沢山いるので、そのキッズの活躍を取り上げていきたい。
ただスケートボード、サーフィンなどはオリンピックが終わってからが重要だと思う。

フォトグラファーJason Halayko

©Jason Halayko

Matthias Dandois

©Jason Halayko

—フォトグラファーを目指している人へメッセージ

Jason Halayko:写真を撮りたかったらまず「TRY」してみてください。
一眼レフやレンズを持ってなくても携帯でも写真は撮れます。
やってみないと分からないことが多いから、まずはやってみてください。
僕も色々できるねとよく言われますが、それは色々試行錯誤しながらやってみたからできるようになった。
興味を持ったら失敗を恐れずにやっていてください。あとは楽しんで笑顔でやる。

Jason Halaykoプロフィール

FMXをはじめ、あらゆるアクションスポーツを撮るのが大好きなカナダ生まれのpro photographer。

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執筆者について
FINEPLAY編集部

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