11月7日、神奈川県川崎市・ラゾーナ川崎プラザルーファ広場で、日本最大のキッズブレイクダンス コンペティション「Breakdance Dream Cup 2020 <ブレイクダンスキッズ日本一決定戦>」(以下、「BDC2020」)が開催され、中学生の部ではBBOY Take、小学生高学年の部ではBBOY Raion、小学生低学年の部ではBBOY Yu-Shinが優勝、それぞれのカテゴリで日本一の称号を手にした。
「BDC2020」は「JOCジュニアオリンピックカップ ブレイキン選手権予選大会」を兼ねており、勝ち残った今大会の小学生高学年、低学年の部で上位に入ったBBOY Raion、BGIRL Cocoa、BBOY Yu-Shin、BBOY Ko-taroの4名が11月21日に開催される本戦「JOCジュニアオリンピックカップ ブレイキン選手権」の出場を決めている。
「BDC2020」は毎年恒例、ストリートカルチャーのメッカである川崎市・ラゾーナ川崎を中心としたエリアで行われているストリートの祭典「INTERNATIONAL STREET FESTIVAL KAWASAKI 2020」(以下、「ISF KAWASAKI 2020」)内のコンテンツとして開催。
「ISF KASAKI 2020」は11月7日、8日の2日間にわたって行われ、8日には日本最高峰のブレイキンバトル「SUPER BREAK」をはじめとしたさまざまなコンテンツが開催される予定だ。

徹底した感染対策のもとに開催
「ISF KAWASAKI 2020」は新型コロナウィルス感染症対策を実施のもとに開催。ソーシャルディスタンスの確保と各会場への入場制限、検温や消毒の徹底、マスク着用やCOCOAアプリのダウンロードを必須とするなど、会場内では感染拡大防止のためのさまざまな取り組みが行われていた。
11月8日に川崎クラブチッタで開催するブレイキンのコンペティション「SUPER BREAK」は無観客試合で開催し、川崎アレーナチッタとホームページでもライブ配信が行われる。

親子で楽しめる! アクションスポーツの体験コンテンツが充実
「ISF KAWASAKI 2020」ではブレイキンのキッズコンペティション「BDC2020」以外にも、ラゾーナ川崎プラザ・ルーファ広場でさまざまなストリート/アクションスポーツの体験会を実施。
未就学児童を対象としたランニングバイクの無料体験会や国内最大規模のパルクール専門施設「MISSION PARKOUR PARK TOKYO」によるパルクール体験、2本のロープを使ったアクロバットな縄跳び・ダブルダッチ体験など親子で楽しめる豊富なコンテンツが用意されている。
初めて体験するスポーツに取り組む参加者の笑顔が印象的だった。
11月8日には世界で活躍するグラフィティアーティストによるライブペイントやダブルダッチ、ブレイキン、BMX、パルクール、フリースタイルフットボールの、4競技の合同イベント「The Session」、未就学児のランニングバイクによるペダルなし自転車レース「ROCK’S CUP」、日本最高峰のブレイキンバトル「SUPER BREAK」といった豊富なコンテンツが開催される。
親子で楽しめるストリートの祭典「ISF KAWASAKI 2020」は11月8日まで開催。家族でアクションスポーツの世界を体験してみてはいかが?





キッズと侮るなかれ、世界レベルの戦いが繰り広げられた「Breakdance Dream Cup 2020」
いよいよ本命の「BDC2020」。今大会は「JOCジュニアオリンピックカップ ブレイキン選手権予選大会」を兼ねており、小学生高学年、小学生低学年のカテゴリで勝ち残った4名のBBOY&BGIRLは「JOCジュニアオリンピックカップ ブレイキン選手権」の出場権を獲得できる。
中学生、小学生高学年、小学生低学年の3つのカテゴリでオンライン予選を勝ち抜いた8名ずつがラゾーナ川崎プラザルーファ広場・グランドステージ上に集結。それぞれの世代で日本一を争い、熾烈なバトルが繰り広げられた。
小学生低学年の部ではBBOY Ko-taro、BGIRL haru、BBOY Yu-Shin、BBOY WATOの4名がセミファイナルに進出。年上のBBOY / BGIRLたちに負けず劣らずの立ち振る舞いで熱戦を演じ、会場を大いに盛り上げる。
勝ち上がったBBOY Ko-taroとBBOY Yu-Shinで決勝を争い、BBOY Yu-Shinが勝利、日本一の称号を手にした。
小学生高学年の部においてはBBOY Raion、BBOY Tenshow、BGIRL Cocoa、BBOY sho-ryuがセミファイナルに進出、BBOY RaionとBGIRL Cocoaによる日本一争奪戦となる。一進一退の攻防が続くがBBOY Raionが競り勝ち優勝。
中学生の部ではBBOY Shuto、BBOY Aisatsu、BBOY Kouga、BBOY Takeがセミフィナルへ。決勝ではBBOY ShutoとBBOY Takeとの戦い。一騎討ちを制したのはBBOY Uzee Rockを彷彿とさせるフットワークと唯一無二のスタイルで対戦者を翻弄したBBOY Take、彼が名実ともに中学生日本一となった。
小学生低学年、高学年の上位に入ったBBOY Raion、BGIRL Cocoa、BBOY Yu-shin、BBOY Ko-taroの4名は「JOCジュニアオリンピックカップ ブレイキン選手権」の出場権を獲得している。
日本のBBOY&BGIRLのレベルの高さを見せてくれた今回の「BDC2020」。今後の彼らの飛躍が楽しみだ。



優勝者コメント
中学生の部優勝:BBOY Take
俺がWinner。次、誰、Winner?
ありがとうございました!(ラップ調)

小学生高学年の部優勝:BBOY Raion
最近全然大きいバトルがなかったので、良いムーブができるか不安でした。
自分的にはあまり内容は良くありませんでしたが、良い結果が生まれて良い経験ができました。
ありがとうございました。

小学生低学年の部優勝:BBOY Yu-Shin
今日戦ったみんなはすげー元気なやつばかりだったので、バトルの中で「負けた」と思った瞬間が何度もありました。
でも、勝てて嬉しかったです。あざーっす!

大会結果
中学生の部
優勝:BBOY Take
2位:BBOY Shuto
3位:BBOY Aisatsu
3位:BBOY Kouga
小学生高学年の部
優勝:BBOY Raion
2位:BGIRL Cocoa
3位:BBOY Tenshow
3位:BBOY Sho-ryu
小学生低学年の部
優勝:BBOY Yu-Shin
2位:BBOY Ko-taro
3位:BGIRL haru
3位:BBOY WATO

THE MOMENTS of 『 ISF KAWASAKI 2020 』































Breakdance Dream Cup 2020 <ブレイクダンスキッズ日本一決定戦> 開催概要
・大会名称 : DREAM CUP (ドリームカップ)
・大会説明 : 中学生の部、小学生高学年の部、小学生低学年の部 3カテゴリーにおける1on1ブレイキンバトル
・競技 : ブレイキン 1対1
・日時 : 2020年11月7日
・一次予選 : オンライン動画選考 各部門Top16 選出
投稿期間 9月15日〜9月30 / 審査期間10月1日〜10日
・二次予選 : オンライン動画選考 各部門上位8名選出
投稿期間 10月10日〜10月20日
・本戦トーナメント : Top8~Final 全て1人2ムーブ 11/7 (土) ラゾーナ川崎
・主催 : ISF大会実行員会
・カテゴリー 男女混合中学生の部、小学生高学年の部、小学生低学年ソロバトル
・ジャッジ : 9月末公開予定
・エントリー料 : 無料
・エントリーフォームリンク : 9月末公開予定
・観戦料 : 無料
・参加資格 : 中学生以下
ISF KAWASAKI 2020 開催概要
タイトル:INTERNATIONAL STREET FESTIVAL KAWASAKI 2020
開催日時:
11/7 ラゾーナ川崎プラザ ルーファ広場
11/8 CLUB CITTA’、アレーナチッタ、チネチッタ通り
内容:
BREAK DANCE DREAM CUP:日本最大のキッズブレイクダンスコンペティション
Let’s Play DOUBLE DUTCH:ダブルダッチの無料体験
Parkour Challenge:パルクールの無料体験会・ワークショップ
SUPER BREAK:ブレイクダンス=ブレイキンクルーバトル
GRAFFITI LIVE PAINT:有名アーティストによる路上ライブペイント
THE SESSION:4つのストリートカルチャーによるバトルの集合イベント
ROCK’S CUP:キッズランニングバイクレース体験会
出場料:無料
配信:SUPER BREAK ライブ配信
主催:INTERNATIONAL STREET FESTIVAL KAWASAKI実行委員会
共催:川崎市
後援:公益社団法人日本ダンススポーツ連盟 / 特定非営利活動法人日本ダブルダッチ協会 / 川崎商工会議所 / 一般社団法人川崎市観光協会 / 川崎駅広域商店街連合会
運営:株式会社IAM 有限会社OVER THUMPZ 株式会社ロックス
photo by HAMASHOW
text by 金子修平
SPECIAL EDITION

FINEPLAYはアクションスポーツ・ストリートカルチャーに特化した総合ニュースメディアです。2013年9月より運営を開始し、世界中のサーフィン、ダンス、ウェイクボード、スケートボード、スノーボード、クライミング、パルクール、フリースタイルなどストリート・アクションスポーツを中心としたアスリート・プロダクト・イベント・カルチャー情報を提供しています。
アクションスポーツ・ストリートカルチャーの映像コンテンツやニュースを通して、ストリート・アクションスポーツの魅力を沢山の人へ伝えていきます。
●今日 ○イベント開催日
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skate「X Games Chiba 2023」注目のスケートボード・BMX・Moto Xの競技日程を発表!!2023.02.03大会限定スケートボードデッキ/T シャツ付き、観戦チケットなど発売開始!大会アートワークを現代アーティスト山口歴が描き下ろし! 2023年5月12日(金)、13日(土)、14日(日)の3日間にわたって「X Games Chiba 2023」が開催される。スケートボード、BMX、Moto Xの人気アクションスポーツ競技が「ZOZO マリンスタジアム」で繰り広げられる! 「X Games Chiba 2023」には、年齢や国籍も異なる世界のトップアスリートが約100名出場予定。スケートボード、BMX、Moto Xのアスリートたちがダイナミックな技の数々を披露する各日の実施競技が決定した。 また、大会限定スケートボードデッキ、大会限定オリジナル T シャツなどがもらえる特典付き指定席、グループやご家族でテーブルを囲みながら楽しめるボックス席(2~5 名席)、ゆとりのあるシートにテーブル付きの指定席、スタジアム全体を見渡せてさまざまな場所から自由に観戦できる 1F 自由席が、2月4日(土)正午からオフィシャルプレイガイドのイープラスにて最速先行抽選販売される。 各チケット(自由席以外)は競技ステージ近くで観戦できる【グラウンド入場可】となっているため、自身の指定席でゆっくり観戦したり、グラウンドにおりてコースステージの間近でアスリートの迫力を観戦するなど、さまざまに楽しむことが出来る。そのほか観戦席は3月初旬にイープラスをはじめ、各プレイガイドにて発売予定だ。 なお今大会は 5月12日(金)は予選日となっており、チケット販売は無く、メディア及び関係者のみの入場となる。予選の模様はライブ配信等(予定)が行われ、5月13日(土)と14日(日)の各競技決勝が行われる2日間の観戦チケットが一般向けに販売される。 詳しくは、ページ下部の関連リンクからオフィシャルWEBサイトおよび、オフィシャルプレイガイドにてご確認下さい。 堀米 雄斗 / Jason Halayko / ESPN Images 競技日程 5月12日(金)実施競技(予定) ・Women’s Skateboard Street(女子スケートボードストリート)予選 ・Women’s Skateboard Park(女子スケートボードパーク)予選 ・BMX Park(BMX パーク)予選 ・Men’s Skateboard Park(男子スケートボードパーク)予選 5月13日(土)実施競技(予定) ・BMX Street(BMX ストリート)決勝 ・Men’s Skateboard Vert(男子スケートボード バート)決勝 ・Women’s Skateboard Street(女子スケートボードストリート)決勝 ・BMX Park(BMX パーク)決勝 ・Men’s Skateboard Street(男子スケートボードストリート)予選 ・Women’s Skateboard Park(女子スケートボードパーク)決勝 ・Moto X Best Trick(モトエックス ベストトリック) 5月14日(日)実施競技(予定) ・Men’s Skateboard Park(男子スケートボードパーク)決勝 ・BMX Flatland(BMX フラットランド) ・BMX Best Trick(BMX ベストトリック) ・Men’s Skateboard Street(男子スケートボードストリート)決勝 ※実施競技のスケジュールは予告なく変更になる可能性がございます 山口歴が大会アートワークを描き下ろし! 2022 年大会に続き、ニューヨーク・ブルックリンを拠点に活動している現代アーティスト山口歴が今大会のアートワークを描き下ろし。 「新緑をイメージして緑ベースのキービジュアルを作ろうと思いました。実はこれまで、作品に緑を取り入れる事に対しては個人的に苦手意識を感じていたのですが、昨年の X Games でアスリート達の限界に挑む姿勢にとても刺激を受け、今年は自分も苦手な色に挑戦してみようと思い、敢えて緑を軸に据える事にしました。X Games に2年連続で参加させて頂き、心から光栄に思っております。気持ちの良い新緑の季節に、日本でまた作品を描けることを今から楽しみにしております」と作品に込めた想いを寄せた。 山口歴の大会アートワークを施したスケートボードデッキや T シャツなど、本大会でしか手に入らないマーチャンダイズのラインナップは近日公開! 山口歴(Meguru Yamaguchi) プロフィール1984年生まれ。東京都渋谷区出身。2007年に渡米し、現在はニューヨーク・ブルックリンを拠点に活動している現代アーティスト。代表的作品群"OUT OF BOUNDS"では「固定概念・ルール・国境・境界線の越境、絵画の拡張」というコンセプトのもと、筆致範囲を制限してしまうキャンバスの使用を止め、筆致の形状自体をそのまま実体化する独自の手法によって、ダイナミックで立体的な作品を制作し続けている。90年代から2000年代初頭の東京ストリートカルチャーの変遷を経験して育ち、渡米後は、ALIFE、BILLIONAIRE BOYS CLUB、FTC、NIKE等アメリカのストリートカルチャーを代表するブランドの他、ISSEY MIYAKE MIYAKE MEN、LEVI'S、OAKLEY、UNIQLOといった企業とのコラボレーションも行なっている。©︎ 2021 MEGURU YAMAGUCHI©︎ 2021 GOLD WOOD ART WORKS
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dance「全日本ブレイキン選手権」が開幕!FINEPLAY編集部が注目する4人のBBOY2023.02.01来る 2月18日(土)・19日(日)ブレイキン日本一を決める頂上決戦、「第4回全日本ブレイキン選手権(以下:全日本)」が、国立代々木競技場 第二体育館にて開催される。本大会のオープンカテゴリーでは、前年度の全日本オープンカテゴリー / ユースカテゴリーの優勝・準優勝選手に加えて、全日本出場ポイントランキング上位25名が出場する。 FINEPLAYでは今大会に出場する選手の中から注目のベテランBBOYを紹介。彼らの長年の経験に裏付けされたスキル・経験値など、注目すべき点をFINEPLAYが一足先に解説!大会当日までに様々なスタイルのBBOY / BGIRLを知ることで、より「ブレイキン」を楽しんでみては。 NORI NORI / Suguru Saito / Red Bull Content Pool まず紹介するのはBBOY NORI(THE FLOORRIORZ / TAKE NOTICE)だ。長きにわたり日本のブレイキンシーンの先頭を走り、今もなお現役として前線で進化を続けている。 昨年の11月に行われた「マイナビ JDSF ブレイキン ジャパン オープン 2022」では惜しくもShigekixに敗れたものの、見事準優勝で一気にランキング上位に踊り出たNORI。これまでNORIは一度もオリンピックフォーマットのバトルには出ていなかったが、スキルやBBOYとしての経験値を武器に好成績を叩き出した。 昨今のブレイキンのシーンでは若い世代が勢いを見せているが、常にフレッシュかつハイレベルなムーヴから見える「これぞBBOY!」っといった立ち振る舞い、一つひとつの動きのシルエットは是非とも注目して欲しいポイントだ。 WINGZERO WINGZERO / Ⓒ公益社団法⼈⽇本ダンススポーツ連盟 WINGZERO(FOUND NATION)も今大会に出場する注目BBOYの一人だ。ソロ・クルーバトルともに世界の舞台で輝かしい成績を残し、今もなお第一線で活躍するWINGZEROが全日本の舞台にも登場する。 WINGZEROの特徴は、スピード感とオリジナリティを兼ね備えた唯一無二のフットワークだ。足首・膝など足の関節を自在に操り、様々なバリエーションで多彩な組み立てを見せていく。しかしその中には細かな体重移動や足裏の使い方など、確かなスキルが裏付けされている。もちろん全日本でも彼にしかできないオリジナルの動き、そしてそこから見える細かいスキルにも、是非注目して欲しい。 HAYATO1 HAYATO1 / ©︎harugraphics HAYATO1(Strugglez)は大阪を拠点とするBBOYである。もしかしたら皆さんも一度はInstagramで、彼を一目見たことがあるのではないだろうか。#breakour のハッシュタグと共に、公園や街中で「ブレイキン×パルクール」の動きを掛け合わせた動画を投稿。動画は100万回再生を越え、海外からも多くの評価を得ている。 フットワーク、フリーズ、パワームーヴ、全てがハイレベルであるのは間違いないが、#breakour でも見せるような途切れることのないフローはHAYATO1の強みである。HAYATO1の卓越したスキルとフローで全日本でも勝ち上がっていくことができるのか、注目である。 SHADE SHADE / Ⓒ公益社団法⼈⽇本ダンススポーツ連盟 SHADE(ARIYA)はJDSF強化選手でもあり、昨年の第3回全日本ブレイキン選手権では3位で表彰台に上がっている。パワームーヴもハイレベルであるが、クラシックバレエで培った柔軟性を活かしたオリジナリティあふれるフリーズやフットワークが特徴的である。 ソロ・クルーバトルでも世界大会で多くの実績を残しているSHADEは、15歳からブレイキンを始め、30代の今も勢力的に国内外のバトルで活躍している。我々の想像を越えてくる、腕や脚の角度から繰り出されるムーヴは注目していただきたいポイントだ。また昨年から表彰台の順位を上げることができるのか、その点でも大いに期待できるBBOYだ。 昨年の入賞者たち / Ⓒ公益社団法⼈⽇本ダンススポーツ連盟 昨年まではShigekixやTOAを中心に若い世代が実績を残している中、いよいよ今大会ではキャリア・実績を兼ね備えたBBOYたちが全日本に出場する。 昨年までとはまた一味違った「バトル感」や「スタイルのぶつかり合い」を見ることができるのは間違いないだろう。しかしそれがまたブレイキンの醍醐味でもあり、そこを楽しみに今大会に注目していきたい。 また本日より、e+(イープラス)にてチケットの発売が開始された。購入はページ下部の関連リンクよりお買い求め下さい。 第四回全日本ブレイキン選手権 シード選手 半井 重幸SHIGEKIX神奈川県オープン男子 優勝俣野 斗亜TOA京都府オープン男子 準優勝福島 あゆみAYUMI京都府オープン女子 優勝湯浅 亜実AMI神奈川県オープン女子 準優勝米澤 脩斗Haruto石川県ユース男子 優勝菱川 一心ISSIN岡山県ユース男子 準優勝津波古 梨心RIKO沖縄県ユース女子 優勝小手川 結翔YUIKA千葉県ユース女子 準優勝倉井 湧都Wato栃木県ジュニア男子 優勝堀之口 こうたろうKo-taro大阪府ジュニア男子 準優勝川瀬 心晴KOHARU大阪府ジュニア女子 優勝竹中 千遥haru東京都ジュニア女子 準優勝 ※前年度全日本 オープンカテゴリー / ユースカテゴリー / ジュニアカテゴリーの優勝・準優勝選手 ■各カテゴリー出場者数 オープンカテゴリー:・シード選手(前年度全日本 オープンカテゴリー / ユースカテゴリー 優勝・準優勝選手)・今年度全日本出場ポイントランキング上位25名ジュニアカテゴリー:・シード選手(前年度全日本 ジュニアカテゴリー 優勝・準優勝選手)・今年度全日本出場ポイントランキング上位20名 ■備考※ポイントランキングにシード選手がいる場合は、その選手を除いたランキング上位者が対象。※同率25位又は20位がいる場合も対象者に出場権利を付与する※ポイントランキング上位2名及び、シード選手は全日本でのプレセレクション(予選1回目)が免除となる。プレセレクション以降の予選への出場は必要です。
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dance「第4回全日本ブレイキン選手権」開催発表!日本一のBBOY・BGIRLが決定する!2023.01.28公益社団法人日本ダンススポーツ連盟は、1月27日(金)都内にて「JDSF 第4回全日本ブレイキン選手権」の開催発表会見を行った。日程は2月18日(土)、19日(日)の2日間で行われ、会場は日本のストリートダンス発祥の地と言われる、代々木公園内の「国立代々木競技場 第2体育館」で開催される。またオープン部門男女の決勝が開催される19日(日)には、NHK総合で決勝の様子が生中継で放送される。 会見には日本ダンススポーツ連盟 ブレイクダンス本部長 石川 勝之(Katsu One)をはじめ、JDSF強化選手のShigekix、TOA、Ayumi、AMI、Lil’BOM、SHADE、Yuika の計7名が登場し、全日本選手権への意気込みを語った。 石川 勝之(Katsu One)/ Ⓒ公益社団法⼈⽇本ダンススポーツ連盟 代表挨拶の石川 勝之氏(Katsu One)は、「日本No.1決定戦ともいえる「第4回全日本ブレイキン選手権」を開催させて頂けることに、大きな喜びを感じています。さらに2月19日、16時よりNHK総合で生放送が決まっており、日本の皆様にテレビを通して『ブレイキン』を披露することができるのが今はとてもワクワクしています。」と語った。 概要を説明するマーロック氏 / Ⓒ公益社団法⼈⽇本ダンススポーツ連盟 そして今大会の概要について、ブレイキンナショナルチームディレクターである渡邊マーロック氏から、昨年とは違った形式での競技フォーマットや、強化選手についての選定方法にも説明があった。 今回の全日本選手権を勝ち上がり、優秀な成績を残した選手は次年度の「強化選手」に指定され、ダンススポーツ ブレイキンの国際大会へ日本代表・強化選手として海外で戦う事や、ダンス競技力向上のプログラムに参加することが出来るため、パリ五輪出場に向けての大事な一歩となる。 また、オープン部門の決勝戦が行われる19日には、ジュニア部門の「男女混合戦」が初めて行われる。これは男性:1名、女性:1名の2人一組のペアで、2 on 2のバトルを実施する。男女混合戦は、2018年のブエノスアイレス・ユースオリンピックでも採用された競技フォーマットであり、「結果至上主義ではなく、ブレイキンをもっと楽しんで、ダンスをやる目的・目標を明確に立てていって欲しいため、男女混合戦を開催する運びとなりました。」とマーロック氏も会見で語った。 全日本へ意気込みを語る強化選手たち / Ⓒ公益社団法⼈⽇本ダンススポーツ連盟 パリ五輪も翌年に迫る中、今大会は日本一のBBOY / BGIRLを決める位置づけでもあり、選手にとっては2022年度の集大成の場でもある。オープン・ジュニアの2部門で、総勢100名を超えるBBOY / BGIRLが日本一の称号をかけて争う中、様々な個性やスキルを感じながら、「ブレイキン」の魅力に触れていきたい。 尚、チケットは2月1日より各種プレイガイドにて販売開始される。詳細はJDSF BREAKINGのオフィシャルWEBサイトよりご確認ください。
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doubledutch繋いだ思いの先にあった、ダブルダッチの未来への希望。THE GOLD 15th Anniversary2023.01.192023年 1月15日(日)、ダブルダッチのクルーバトルの頂上決戦『THE GOLD -king of double dutch- 15th anniversary』が、京都府・京都市東部文化会館で開催された。 THE GOLD (ザ ゴールド) は、2008年に関西発のプロチーム alttype (オルトタイプ) が立ち上げたイベント。例年70チームほどが参加する、クルーバトル・ショーケースの祭典だ。 alttypeがシルク・ドゥ・ソレイユ アーティストとなり海外に渡ってからは、同じく関西のプロチーム NEWTRADをはじめ、彼らの薫陶を受けた仲間が運営を引き継いできた。 年に一度開催される“お祭り”のような一日。白熱したバトルに様々見せるショーケースと、ダブルダッチの様々な表情を垣間見ることが出来るこのイベントは、15年に渡って多くのプレイヤーに愛されてきた。 CREW BATTLE COLLEGE部門 今回からCREW BATTLEは2つの部門に分かれて構成。“団体対抗戦”であるCOLLEGE部門には、9つのCREWが出場。 昨年 ショーケースの大会を征し、優勝候補と目された「MIYAKO JUMP ROPE CLUB」の “JAMBUDDY” が初戦で敗退するなど波乱の展開となったなか、決勝で相対したのは、そのJAMBUDDYを撃破した 京都産業大学「ダッチゃ」“壱馬力”と、同じ所属団体となる「MIYAKO JUMP ROPE CLUB」“高校生STRクラス”。 MIYAKO JUMP ROPE CLUB vs. ダッチゃ 奇しくも因縁となったこの対決は、ダッチゃが大技を繰り出そうとするも、疲れもあってかミスを連発。安定した練習の成果を発揮した MIYAKO JUMP ROPE CLUB が部門優勝を勝ち取り、見事に仲間たちの敵を打つかたちとなった。 OPEN部門 もう1つの部門である、OPEN部門。こちらはこれまで同様、COLLEGE部門とは異なりチーム編成において特に制約は存在しない部門だ。 学生から社会人まで入り乱れる、まさに“バトルロイヤル”。決勝戦に勝ち進んだのは、東西の学生が徒党を組んだ「witness us」と、東海地方の選手を中心に結成された「KETTA MACHINE」。 witness us vs. KETTA MACHINE 異なるバックグラウンドを持つ2チームの対決は、審査員 5名が全員 witness usに軍配を上げ、圧倒的な力量で優勝を果たした!同チームは前週に開催された招待制のクルーバトルイベントでも優勝。若手世代の勢いを印象付けた。 豪華なコンテンツが盛りだくさん! THE GOLDの魅力は、“GOLD”という名に劣らぬ豪華コンテンツが盛りだくさんであること。一つ一つを語り尽くしたいところであるが、ダイジェスト方式でご紹介していこう。大会オフィシャルフォトグラファー・春菊による迫力満点の写真にもご注目。 “Lusty Nail 14th” 関西学生の女性選抜・Lusty Nail(ラスティネイル)。女性らしさを武器にした唯一無二のショーケースを披露 “APOLLO 15th” 関西学生の男性選抜・APOLLO(アポロ)。THE GOLDと同じ歴史を歩む彼らのパフォーマンスは、力強くスキルフルでオーディエンスを沸き立たせた 15年の歴史で史上初となるAPOLLO・Lusty Nailのコラボパフォーマンス。サプライズで披露されたこのコラボレーションは、多くの驚きと感動を与えた “ALL APOLLO” THE GOLDと同じ歴史を持つ「APOLLO」の歴代メンバーが集結。オープニングを飾る彼らの衰えないショーは、マニアのみならず多くのプレイヤーを興奮の渦に 国際大会 王者によるSHOWCASE 名だたる大学生たちを差し置いて優勝に輝いた「JAMBUDDY」。折り紙付きの身体能力の高さは圧倒的だ 別部門 優勝の「トンデミーヤ」。小学生とは思えない表現力とパッションで会場を“トンデミーヤ”色に染め上げた CREW BATTLE「King of Double Dutch」決定戦 COLLEGE・OPEN 両部門の優勝クルーが出揃ったが、まだ戦いは終わらない。各チームが最終決戦を行い、真のNO.1—— “King of Double Dutch”の称号を懸けて戦う。 2008年の開催当初からサブタイトルとして付されていた、この“King of Double Dutch”というフレーズ。今回ついに15年の時を経て、初めてその“King”が決定することに! COLLEGE部門の「MIYAKO JUMP ROPE CLUB」“高校生STRクラス”、そしてOPEN部門の「witness us」の頂点を懸けた戦いは、まさにダブルダッチシーンの過去と未来を繋ぐバトルとなった。 witness us witness us には、MIYAKO JUMP ROPE CLUBで育ったプレイヤーをはじめ、キッズ時代からダブルダッチに親しんでいるプレイヤーで構成。経験値で攻めるwitness usに対し、MIYAKO JUMP ROPE CLUBも肉薄した戦いを見せた。 「MIYAKO JUMP ROPE CLUB」“高校生STRクラス” 未来を担う世代同士の注目の一戦は、witness us が勝利!ダブルダッチシーンに育まれた6人の勝利は、対戦相手となるMIYAKO JUMP ROPE CLUBの生徒たちにも影響を与えたことだろう。近く偉大な先輩たちの背中を見た彼らが、witness usのようにこれからも活躍していってほしいと切に願う。 THE GOLDが紡いできた“歴史の年輪” さてwitness usの6人にしかり、このイベントにしかり、感じたことがあった。「継続」によって華々しい結果を手にした彼らだが、しかしそれは決して容易いことではない。派手さや華やかさとは無縁な道をひたすら突き進むことでもあり、悩み向き合い、苦しむことでもあるからだ。 MCを務めていたalttypeのメンバー・FUKUは終演直前、ついに抑えきれない感情がこみ上げた。涙ながらに15年分の感謝を述べると、会場はあたたかな拍手に包まれた。彼がステージの上から目の当たりにした光景は、私たちが見るものよりもずっと輝いていた。 THE GOLDが紡いできた歴史の年輪。駆け抜けて迎えた15年という節目、そこにあったのは、たくさんの笑顔と感動と、ダブルダッチの未来への希望だった。 優勝クルー「witness us」にインタビュー! 左から NAO, ASUKI, SHU, ikkyon, SEIYA, shu ――優勝おめでとう! まずは率直な気持ちを教えてください。 NAO最高です!ほっとしましたね。 ――「witness us」はどのような経緯で結成されたチームなんでしょうか。 NAO去年の「Out Hedge」というイベントであった招待制のクルーバトル企画で、僕が主催の人に「フレッシュなやつを集めて出て欲しい」と言われたことがキッカケでした。最初は僕が MIYAKO JUMP ROPE CLUB 時代の仲間である SHU・SEIYA・ASUKI を誘って、そのあとにASUKIが同じ関東のチームメイトだった ikkyon・shu を誘って、今のかたちになりました。 ――つまり東西の学生が混合してチームを組んでいるわけですか。その当時から継続して活動するイメージはあったの? ikkyonそれはあまりなかったですね。ですが、その呼んでもらったOut Hedgeで勝利したことで今年も呼んで頂いて、思った以上にモチベーションが高くなりました(笑)。同じタイミングでTHE GOLDでもルールが改定されて、部門優勝だけでなく“King of Double Dutch”が決まることになって。それに目掛けて頑張ろう!とまとまった感じです。 NAO今年はちょうど1週間前にOut Hedgeがあって、今日THE GOLDがあったので、“2冠”が目標でした。達成できてよかったです。 ――どちらも観ていたのですが、凄まじい勢いで勝利をもぎ取っていましたね。これからが楽しみな6人ですが、次なる目標は? ikkyon“バトルのwitness us”と呼ばれるようなクルーになりたいです。これからもクルーバトルがあったら、全国どこでも飛んでいきます!あとは世界規模で開催されている国際動画コンテスト「Meets Your Artist」にも参加していて、僕たちが世界トップ100に選ばれて予選に残りました。今日もこれから提出する動画の撮影をします(笑)。 ――それもまた凄い! 今から撮影するのも凄いなぁ(笑)。 ikkyonあとはwitness usとしてだけではなくて、それぞれまた別のチームに所属しているので、そこでも各々しっかり頑張りたいと思っています。 ――最後に、この記事を読んでいる人に伝えたいことがあればお願いします! ikkyonまずはおこがましいですが、もっと皆とクルーバトルで戦ってみたいです。パフォーマンス、ソロバトルは割と盛んですが、もっとクルーバトルという文化が広がればいいなと思います。 そしてもう1つ、僕らにとってもクルーバトルという文化は最初馴染みはなかったわけですが、それは関西のシーンに育てられたと振り返って思います。僕個人としては「Brilliant Night」という、THE GOLDと同じ方々がオーガナイズしているイベントがあったのですが、そこで敗退してしまって悔しい思いをしたことがキッカケで、バトルに対する熱が高まりました。あとは東西のメンバーで結成しているので、頻繁に関西に足を運んだりもしたこともあって、関西にいる多くのプレイヤーの方々に支えてもらいました。 そもそもメンバーのうち半数以上は関西の出身ですし、関西のダブルダッチシーンなくして今の僕らはありません。関西のダブルダッチシーンを続けてきてくれた方々に感謝して、来年も再来年も、またトロフィーを獲りに行こうと思います! イベント結果 ●King of Double Dutch / OPEN部門 優勝「witness us」 ●COLLEGE 部門 優勝「MIYAKO JUMP ROPE CLUB」“高校生STRクラス” ●MEN'S BEST BATTLERNAO / witness us ●WOMEN'S BEST BATTLERAME / 「ダッチゃ」“壱馬力” イベント概要 「THE GOLD -king of double dutch- 15th anniversary」主催: THE GOLD 実行委員会企画: OVER THUMPZ 関西支社協力: 特定非営利活動法人 日本ジャンプロープ連合京都府支部協賛: SCHOLE / HELLO-O MY NAME IS… / hotel kanra kyoto / 株式会社COFFEE BASE / 新渡月 / 一瞬
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dance日本から世界へ!今年度、最強のBBOY / BGIRLが決まる!【THE JAM FINAL by SEIKO】国内最高峰のブレイキンバトルイベント「THE JAM FINAL by SEIKO」が2022年 2月4日、5日の2日間に渡って兵庫県西宮市の市立塩瀬体育館で開催される。OVER15 SIDE、UNDER15 SIDE、BGIRL SIDE に新たに 3on3 SIDEを加え、4コンテンツでお送りする今回のTHE JAM FINAL! THE JAM FINAL では、最終予選からのシードに各地で開催されてきたTHE JAMの優勝者、準優勝者が出場。更に大会からの招待BBOY & BGIRLが加わり、トーナメントを開催する。 2月4日(土)にOVER15、UNDER15、BGIRL、各部門の最終予選大会を実施。予選の上位は、翌日2月5日に開催されるTHE JAM FINALトーナメントに進出することができる。さらに2月5日(日)には 3on3 の予選・決勝が同会場にて行われる。 昨年のFINALの様子 / ©haru_graphics THE JAM FINALの2週間後には東京・国立代々木競技場 第2体育館で開催されるJDSF全日本ブレイキン選手権も控え、まさに前哨戦としてもヒートアップすることは間違いなし。 注目BBOYは、なんと言ってもBBOY ISSIN。昨年のRed Bull BC Oneでは国内予選を制し、ニューヨークで行われた世界大会ではベスト4まで進むなど現在最も勢いのあるBBOYだ。 ISSIN Little Shao / Red Bull Content Pool さらには昨年のTHE JAM FINALの覇者・BBOY TOAや今シーズンからDリーグ「KOSE 8 ROCKS」でディレクターを務めるBBOY KAKUなど錚々たる顔ぶれが集った。BGIRLも、AYUやAYANE、ERi FeNeSiS、YURIEなど日本が誇るBGIRL達が揃った。 1年に一度、ブレイキン最高峰の舞台でBBOY・BGIRLが日本一の称号をかけて、熱い戦いが繰り広げられる。 ※2月5日の決勝はスポーツナビにてLIVE配信も行われます BBOY / BGIRL 主な出場者 AYU AYANE ERi FeNeSiS YURIE KAKU TOA 大会概要 ▶︎大会名THE JAM FINAL by SEIKO ▶︎日時 2月4日(土)OPEN 13:00 / CLOSE 18:00 2月5日(日)OPEN 11:00 / CLOSE 18:00 ▶︎場所 西宮市立塩瀬体育館 〒669-1133 兵庫県西宮市東山台5丁10-1 ▶︎JUDGENORIKOSSYYosh is stoic. sowaTenpachi ▶︎MCTK317 ▶︎DJBOSANOBUTEE ▶︎LIVE配信2月5日決勝の模様をスポーツナビにて14時からLIVE配信 ▶︎観覧について予選・決勝 2日間通し4,000円チケットプレイガイドZAIKOにて販売中※チケット販売12/26 18:00〜2/3 23:59※定員に余裕があれば当日券5,000円(当日現金のみ)を購入可能です※未就学児無料 ▶︎エントリーについてENTER THE STAGEにて受付中!※エントリーフォームはページ下部の関連リンクから※事前エントリー期間12/26 18:00~2/2 20:59