2018年、産官学民が手を取り合って発足した「“次世代”主導のスポーツシーン創造プロジェクト『Next Generations』」 。
同事業がプロデュースする『Shibuya Sports Academy [渋谷スポーツアカデミー]』は渋谷・都市発展の担い手である若年層に着目し、スポーツを支える仕事について学び、今後、新しいスポーツシーンを主体的に創生していく人材の育成に携わっています。
今回は9月からの開講に向けた特別対談の様子をお届け。 B-GIRLの先駆者で、現在はプレイヤーの傍ら審査員・コーチングなども務めるBODY CARNIVAL CREWのNARUMIさん、バスケットボールBリーグ所属「サンロッカーズ渋谷」チーム広報の西 祐美子さんをお招きし、モデレーターに渋谷未来デザイン 理事・事務局次長 長田 新子さんを迎え対談いただきました。
メジャースポーツとストリートスポーツそれぞれの視点から、新たな発見が生まれた異色のコラボレーション対談。今回はその様子をたっぷりとお届けします。
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好きだったバスケットボール業界へ
長田: ナルミさん、西さん、本日はよろしくお願いいたします。まずはお二人のこれまでについて教えていただけますか?
西: 私は中学生の頃にバスケットボールにのめり込んで、大学までボールに触りつづけてきました。就職活動のときにはスポーツで仕事ができるとは夢にも思わなかったので、最初の3年半は百貨店業界で働いていました。
ただそれは、自分のやりたい企画や広報の仕事と微妙に違っていました。なので転職を考えたのですが、それらの業種はどの業界にもあるので、「それなら好きな業界に飛び込みたい」と考えて千葉のバスケットボールチームの広報に就職。その後「Bリーグ」が出来て、バスケ業界がガラッと変わったタイミングで現在の「サンロッカーズ渋谷」の広報に転職し、現在に至る、という流れです。
長田: 「Bリーグ」になって、業界がガラッと変わったってことですか。
西: Bリーグは日本のバスケ業界を発展させることを目的に発足したものです。バスケットボールは小学生〜大学生までプレーする競技にもかかわらず、「プロ」の認知度が低かったんですよね。Bリーグが新しいエンターテインメントとなるように、また国内スポーツが発展するために新たに組織されたんです。私はそのタイミングで「サンロッカーズ渋谷」に転職しました。
ナルミ: 渋谷って住宅地のイメージがあまりないのですが、チームを根付かせるのって難しいのではないでしょうか?
西: そういうイメージを私も持っていました。それこそまだサンロッカーズに転職する前、「渋谷にチームができるぞ」と発表され、業界も騒然としていたんですよね(笑)。チームによってはBリーグ設立・参入のタイミングでチームをリブランディングさせていたのですが、さすがに突拍子もないなと思いつつ、その思い切りに惹かれてサンロッカーズに転職したんです。 ただ実際は住宅街も意外と多く、しかもチームが出来るとなったら、皆さんが受け入れてくださいました。優しくて驚きました(笑)。チームが発足し5年ほどたちますが、渋谷の方々に温かく見守っていただきながら育ってきました。
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ナルミ: チームで教えに行ったり、街の人と交流する企画などは意識されているんですか?
西: そうですね。渋谷の人々に「サンロッカーズがあって良かった」と思っていただくことを目標にしています。ある意味、「サンロッカーズ」を“ツール”にして頂いて、渋谷という場所がもっと活性化してくれたらうれしいです。
長田:以前よりスポーツを支援したい企業は多くなっていると感じますか?
西: 相当多いですね。例えば野球だと「ソフトバンク」や「楽天」などは、オーナーがスポーツを通してコミュニティを形成・発展させたり、チームを持つことで、最新技術をそこに入れ込むことができたりもします。 “スポーツと一緒に自分たちもより成長しよう”という流れが加速しています。
長田: たしかに、私が知っている企業にもスポーツを支援したいという方が増えてきていて、流れが加速しているのを実感しています。特にIT系やスタートアップ企業などは積極的な感じがします!
プレイヤー、そして裏方として
長田: 続いてナルミさん、ご自身について教えていただけますか。
ナルミ: 私はいわゆる“裏方プロ”ではなく、むしろプレイヤーとしてゴリゴリやってきました。20歳からブレイクダンスを始め、これまで何度も海外に渡り修行をしてきました。最初の頃は25歳で辞めようと思っていたのですが、そのタイミングで初めてヨーロッパの大会のゲストバトラーの権利をもらい、日本人が大して注目もされていなかった中で、なんと優勝してしまい(笑)。ここで辞めるのはもったいないと感じ、そのタイミングで今のクルーBody Carnivalを発足しました。次は30歳になったら… と思っていたのですが、その時はチーム、個人として目の前の目標が沢山あって、ずっと続けていて、今に至るという感じです。
長田: 日本ではかなり早い段階からブレイクダンスシーンに携わってこられていて、まさに先駆者ですね!さてプレイヤー以外の活動もされていると伺いましたが、それはどういったことがきっかけだったのでしょうか?
ナルミ: 2018年に大きな怪我をしてしまったんですよね。そこがきっかけになっています。それ以降はプレイヤーとしての活動もしつつ、選手の育成やイベントの運営を行ったり、ナショナルチームのコーチもやっています。色々やっていて、今私は自分で何をやっているのか分からないのですが(笑)。でもプレイヤーから離れることで、より裏方の存在の重要性に気付くようになりましたし、プレイヤーを今も続けていることで出る人の気持ちであったり、必要なことに気づけることがたくさんあります。
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スポーツシーンの現況
長田: お二人とも長年スポーツシーンに関わっていらっしゃいますが、 それぞれのシーンの現況はどのようなものなのでしょうか。
西: バスケットボールシーンは”右肩上がり”ですね。日本人選手がナショナルチームや海外シーンに出るととても変わってきます。今ですと八村塁選手や、渡邊雄太選手が活躍しています。こういった選手たちが出てくると、子供たちにとってもプロ選手に大きな憧れが集まりますし、今は特にオリンピックも近くなってシーンが盛り上がっています。そもそも私がバスケ業界に入って初めての現場は、たまたまいつもと違う場所での試合だったという事情もあったのですが、お客さまが200人しかいなかったんです。その後、数年の時間をかけて1000人、2000人と増えてきて、今や5000人を集客するチームもあります。この10年で急速に発展したのですが、やはりBリーグの発足が大きかったですね。
長田: シーンがガラっと変わった、とおっしゃっていましたが、「Bリーグ」で何が一番変化したんですか?
西: バスケットボールの試合をすることはもちろんなのですが、エンターテインメントをかなり意識したものになっています。昔はバスケさえやっていれば、「勝っていればいいでしょ」という雰囲気があったのですが、エンタメの視点から再構築することで、スポーツのことをよく知らなくても娯楽として楽しんでもらえるようになりました。それこそ、Bリーグ開幕戦ではコートをLEDで光らせたり、雰囲気を今までのバスケの試合とガラッと変えたりと、プレーや選手を演出などのサポートで引き立たせています。
長田: まさにスポーツエンターテイメントのあるべき姿ですし業界としても挑戦の連続ですよね!ちなみにいまだに続いているコロナの状況下で「サンロッカーズ渋谷」自体はどうでしょうか。
西: 新型コロナウイルスが猛威を振るう中で、スポーツは「不要不急」のカテゴリーではあります。しかしながら私自身も自問自答を重ねてきました…そんなこともないのでは、と思うようになりました。試合を見にいくことを楽しみに仕事を頑張る人もいたり、ファンの方同士はバスケを通じて人とのコミュニケーションを楽しむ人がいたり。こういうファンの方々の姿を見ていると、決して不要不急ではないな…と感じることがあります。人生を豊かにする、心を元気にする力があるので、だからと言って自粛しないということをいいたいのではなく、スポーツはその重要なファクターではないかと感じています。
オンラインは障壁を感じます。それこそ生で選手と触れ合ってもらい、選手の迫力や雰囲気、体格の大きさなども感じてもらいたいのですが、オンラインですとみんなバストアップなので全く分かりませんね(笑)。
例えば選手の体格の良さを感じた子どもたちが「ご飯をいっぱい食べよう!」となれば、それが食育にも繋がります。今のご時世ですとコミュニケーションの取り方が難しいなと感じます。
ナルミ: 不要不急ということについては私たちも考えましたけど、西さんと同じ意見です。ブレイクダンスは、2024年のパリ五輪の新種目に決定したこともあり、ブレイクダンスの知名度が上がって、多くの方から熱視線を浴びているのを感じます。あと、「ダンス」のイメージが変わってきた気はしますね。
30、40代より下の方はカッコイイと思ってくださる方もかなり増えましたが、まだまだそれより上のご年配の方だと”不良のカルチャー”という感覚を拭えず敬遠されてしまうことは多いです。
そういう背景もあり、さらに色んな方に受け入れていただけるようになるために「今はちゃんとしよう」とダンス業界内でも意識が変わってきています。
あと、私自身はダンスシーン以外にも発信をしていって、どんどんカルチャーを社会に浸透させたいです。ダンスに限りませんが、スポーツから学ぶことは本当に多いですよね。私自身もダンスの経験が想像以上にプレイヤー以外の活動につながっていることに気付かされます。チームとしての活動がチームビルディングにつながるように、身体の動かし方やスキルに留まらず、教育や内面的な良さにもつながる。「見て感じる」という魅力に加えて、そういった「内面の学び」の魅力も広まっていけば良いなと思います。
そして、その魅力を伝えていくためには、やはり「プレイヤーがダンスをする」ということだけだと足りないと思います。プレー以外の部分でも伝えていく必要を感じていますね。
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長田: そうですね。私たちはそういったスポーツの価値を伝えていく方を「スポーツプロデューサー」と呼んでいます。文字通り、そのスポーツをプロデュースする存在ですね。西さんはナルミさんのお話を聞かれて、いかがでしょうか。
西: 私もそう思います。立場の違いこそありますが、プレイヤーと裏方の私たちで「サンロッカーズ渋谷」という1つのチームと捉えています。プレーを選手に委ねて、逆に選手たちはマネジメントやPRを私たちに委ねる。相互の関係で1つのチームを作ることで、スキルなどに留まらない競技の魅力が伝わると考えています。それこそ私たちの活動は「スポーツプロデューサー」ですね。
長田: 選手とスポーツプロデューサーで1つのチーム、確かにそうですね。そしてファンも加わって一つのコミュニティが作られますね。
ナルミ: ところで…この間、1つの資料を作るのに半年もかかったんですよ(笑)。最初10ページほどの資料が、2度目の修正で50ページになって、逆に減らさないと… みたいなことを繰り返していたら半年が経っていて。
私は会社で勤めた経験がなく、今の裏方の活動で苦労することも多いのですが(笑)。そういうのって会社などで習うものなんでしょうか?
長田: そうですね。“作らないといけない環境にある”と言う方が正確でしょうか(笑)。もちろんイチから丸投げで「じゃあやって」ということは無いのですが。資料作りでは上司や先輩から鍛えられた経験はありますね。
ナルミ: そうなんですね。あと、そういうものって“個性”とかは出るものなんでしょうか?
長田: 個性は自然と出ることが多いと感じますね。どこに熱量を注ぎたいか、どういう想いでやるのかとか、それをどのような言葉で伝えるのか、ですとか。やはり自分の興味あるところには力が入りますね。
ナルミ: 難しいですね本当に(笑)。今の立場になって、裏方のすごさを実感したり、もっと早く知りたかった!と思うことが多々あります。
西: 私も企画書を作るのはあまり好きではないです(笑)。直接話す方が伝わりやすいときもあるので。ただ、ビジネスでは何か提案をすると、「じゃあ企画書もらえる?」って言われることが多いので…。やっぱりそこは大事ですね(笑)。
ナルミ: じゃあそれこそ、「Shibuya Sports Academy」の活動はめちゃくちゃ将来に活きてくるんですね。
長田: おっしゃる通りです。『Shibuya Sports Academy [渋谷スポーツアカデミー]』では“スポーツプロデューサーの育成”としていますが、もちろんここで培ったノウハウはスポーツ業界に限らず、あらゆる場所で生かせるものです。かつ、学生時代に自分の興味のあるジャンルで様々なことを学ぶ新鮮な経験は、受講生にとってとても力になると思いますね。
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ナルミ: 羨ましいですね。こういうのがあったら受けたいですもん、私も(笑)。
これからのシーンへの”願い”
長田: それでは最後に、お二人としては今後それぞれの業界をどうしていきたいか、どうなって欲しいか、あればお聞かせください。
ナルミ: カルチャーの露出を増やし、社会に浸透させたいですね。そしてそのために、プレイヤーもシーンを支えている”スポーツプロデューサー”たちの活動に理解があると良いと思います。先ほども言いましたが、プレイヤーがダンスをするだけでは業界は広がっていかない。そこには必ず裏方の存在がありますからね。どちらかが欠けても業界が成立しないことを、プレイヤーと裏方・育成、どちらもやっているからこそ、余計に身に染みて思います。
後は「プレイヤーを持ち上げ過ぎない」ことが私は大切だと思います。表に出る方も裏を支える方も、両方が大切な存在だということを理解し、感謝し合える関係性を作ればどちらの業界も発展していくと思います。
西: 私も同じように思います。「サンロッカーズ渋谷」というチーム、そこにいる選手、そしてバスケットボールの魅力をさらに伝え、プレーする子供たちに夢を与えることが、地域や社会の活性化につながると考えています。
ナルミ: 逆にスポーツの仕事に関わりたいとか、いわゆる”スポーツプロデューサー”を目指したい人に向けて、西さんからアドバイスなどありますか?
西: 私はバスケットボールの世界に飛び込んだ時には、広報の経験もなければ、リリースを1本も書いたことがない状態でした。ですが、それまでに培ってきた経験が生きていることを実感します。全然関係ないと思うような経験もしっかり生きています。ですので良い意味で固執せず、どんどん好奇心の赴くままに動いてみて欲しいですね。スポーツとは一見関係のないようなことに思えても、その行動が将来スポーツ選手をサポートするかも知れない。「これをやってもスポーツ業界の仕事につながらないのでは」などと思わず、とにかくいろんなことに挑戦して欲しいです。
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ナルミ: なるほど。私自身裏方としての取り組みは最近になってからですが、プレーに限らずコーチングやワークショップ、講演など、ダンスをプレーする以外の視点で捉えることで、より面白く感じることが増えました。プレイヤーとして集中することも面白いですが、逆にこの魅力をどう伝えよう?と考えることで、プレイヤーに対する向き合い方も変わってくる。何ならそれがプレーにも活きてくる。関係ないことのようにも思えますが、裏方の活動でブレイキンをより好きになることができましたね。
長田:そうなんですね。私もスポーツのそばにいるひとりとして、うなずける部分がたくさんありました。メジャースポーツとストリートスポーツ、(渋谷区のスローガンでもありますが)それぞれちがいをちからに変えて、魅力にして、シーンが今以上に、未来に向かっていく可能性を感じました。 特にスポーツの原点にあるチャレンジスピリットや、敵味方を問わず良いプレイを称えあえるアスリートお互いのリスペクトなど、ますますフィーチャーされていくように思います。 お二人とも素敵なお話を、ありがとうございました。
プレイヤーがプレーを全うできる環境を作るため、そしてさらなるスポーツの魅力を伝えるために奔走するお三方の対談、いかがでしたでしょうか。バスケットボールなどのメジャースポーツに限らず、ストリートスポーツでも”スポーツプロデューサー”の存在は重要なもの。もしプレイヤーから離れても、あなたの好きなスポーツに関わる機会ができるとしたら? そしてそのために必要なものは何なのか? 興味があるあなたに、『Shibuya Sports Academy [渋谷スポーツアカデミー]』の講座は必ず力になってくれることでしょう。
Shibuya Sports Academy [渋谷スポーツアカデミー]とは
『Shibuya Sports Academy [渋谷スポーツアカデミー]』では、スポーツ業界を裏から支える仕事についてワークショップや机上で学習します。スポーツプロデューサーとして実際に活躍しているプロもゲスト講師として登場。見る人にスポーツの魅力を感じてもらうにはどうすればいいのか、基礎からしっかり学ぶチャンスです。
講座の詳細は、ウェブサイトよりご覧ください。
ゲスト / モデレーター プロフィール
●NARUMIさん(BODY CARNIVAL CREW)
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15年以上に渡り世界大会で50回以上優勝するという偉業を成し遂げるBGIRL界のパイオニア的存在である。「夢や目標に向かって挑戦し続ける」をテーマに世界をまたにかけ活動を行っている。
2016年にはNHKのドキュメンタリー番組 「ハートネットTV ブレイクスルー」に出演。 ブレイクダンスシーン発展のために、 高校・中学校の進路授業で講演会を開催、プロアスリートと共にプロジェクト参加するなどダンスシーンの枠を越え様々なシーンに発信する活動も精力的に行っている。
2018年アルゼンチンで開催されたYouth Olympic Gamesではブレイキン種目の初開催が決定し、大会の審査員として数々の世界大会でジャッジも務める。
国内外で活動の幅を広げており、発展途上国へのダンスシーンのサポートや、チャリティーイべント、ワークショップなど、ダンスを通じた社会貢献もチームのメンバーと共に行っている。
現在も海外や日本各地の大会に参加し現役活動を続けながら、審査員、ゲストショー、ワークショップ講師として世界中で活躍中。
●西 祐美子さん(サンロッカーズ渋谷 広報、地域、 MD担当 )
![](https://fineplay.me/wp-content/uploads/2021/07/Kazuki_030_1481-1024x682.jpg?auto=compress,format&lossless=0)
神奈川県横浜市出身。日本大学法学部卒業後、百貨店の運営会社へ就職。2013年よりbjリーグ(日本バスケットボールリーグ)所属のチームへ転職、バスケットボール界へ飛び込む。チケット担当を経て2015年より広報担当に就任。その後2016年、Bリーグの発足に伴い、プロ化を図りフランチャイズを渋谷区へ改め再出発をした『サンロッカーズ渋谷』(株式会社日立サンロッカーズ)へ転職。渋谷区初のプロスポーツチームとして広報、地域、MDを担当している。
●モデレーター:長田新子さん(渋谷未来デザイン 理事・事務局次長)
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AT&T、ノキアにて情報通信及び企業システム・サービスの営業、マーケティング及び広報責任者を経て、2007年にレッドブル・ジャパン入社。最初の3年間をコミュニケーション統括、2010年から7年半をマーケティング本部長として、日本におけるエナジードリンクのカテゴリー確立及びレッドブルブランドと製品を日本市場で浸透させるべく従事し、2017年に退社し独立。2018年4月より渋谷の未来を生み出すプロジェクトを構想・推進する「一般社団法人渋谷未来デザイン」にて、ソーシャルデザインをテーマにした都市フェス「 SOCIAL INNOVATION WEEK SHIBUYA 」、渋谷区公認「バーチャル渋谷」 を推進する「渋谷5G エンターテイメント」 、ストリートスポーツ啓蒙プロジェクト「Next Generations」などを手掛ける。
その他、NEW KIDS株式会社代表として、企業ブランド、コミュニティ・アスリート・イベント関連のアドバイザーやマーケター向けキャリア支援活動を行なっている。初の著書「アスリート×ブランド 感動と興奮を分かち合うスポーツシーンのつくり方」(宣伝会議)を2020年5月に出版。趣味はスポーツ観戦・音楽ライブ鑑賞、ゴルフ、海など。
※ マスクは撮影時のみ外しております。
※ 対談取材は7月9日(金)に行われました。
photo by KAZUKI
text by YAMADAI
SPECIAL EDITION
![FINEPLAY](http://fineplay.me/wp-content/themes/fineplay/images/1x/logo_white.png)
FINEPLAYはアクションスポーツ・ストリートカルチャーに特化した総合ニュースメディアです。2013年9月より運営を開始し、世界中のサーフィン、ダンス、ウェイクボード、スケートボード、スノーボード、クライミング、パルクール、フリースタイルなどストリート・アクションスポーツを中心としたアスリート・プロダクト・イベント・カルチャー情報を提供しています。
アクションスポーツ・ストリートカルチャーの映像コンテンツやニュースを通して、ストリート・アクションスポーツの魅力を沢山の人へ伝えていきます。
●今日 ○イベント開催日
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othersパリ2024オリンピック競技大会がいよいよ開幕!日本人出場選手や各アーバン/アクションスポーツ競技スケジュールをまとめて紹介!2024.07.23いよいよ今週末に迫った「パリ2024オリンピック競技大会 (下記:パリオリンピック) 」。世の中でも言わずとしれた、世界中が注目する世界最大のスポーツの祭典だが、今大会では本メディアでも取り上げているアーバンスポーツおよびアクションスポーツの中から「スケートボード」、「サーフィン」、「BMX」、「スポーツクライミング」、「ブレイキン」の5競技にて新たな歴史を刻む戦いが繰り広げられる。 2008年の北京オリンピックから正式種目となったBMXレーシングを除いては、ほとんどの種目が2020年の東京オリンピックでのデビューとなり年々スポーツ界に浸透し始めているアーバンスポーツおよびアクションスポーツ。 そんな中で今大会はダンスシーンからブレイキンがオリンピックデビューするなど、各々の持つカルチャーの枠を飛び出してスポーツとして市民権を得ている状況が目に見える。特に今回はブレイキン種目に出場するShigekix (半井重幸)がオリンピック日本代表選手団の旗手の一人を担うなど、このアーバンスポーツおよびアクションスポーツが日本のみならず世界中に大きな影響を与えていることは明確だ。 そして特にこのパリ大会は東京オリンピックメダリストをはじめ、世界大会で優勝経験を持つ日本人選手たちが出場選手として名を連ねている。スケートボードでは男子ストリートに堀米雄斗、女子パークに四十住さくらなど初代金メダリストが出場。さらにサーフィンでは東京オリンピック銀メダリストの五十嵐カノア、また同じくスポーツクライミングで銀メダリストになった野中生萌など前大会のメダリストが再度メダルを獲得するべく出場する。 また世界大会で優勝経験を持つメンバーとしては、2022年の世界選手権で優勝したBMXフリースタイルの中村輪夢や、ブレイキンからはOQSで無双した世界最強と呼び声の高い日本のBgirlチームからAyumiとAmiが出場するなど、それ以外にもメダル争いに食い込む世界でも指折りの日本人選手たちが出場し、今回は東京オリンピック以上にメダル獲得が期待されるこのアーバンスポーツおよびアクションスポーツだ。 以下では今大会に出場する日本人選手たちと、今大会の全日程について紹介。 各競技日本人出場選手 スケートボード 堀米雄斗 Photo: OIS/Kieran Cleeves. Handout image supplied by OIS/IOC 大会会場:コンコルド広場・男子ストリート:白井空良、小野寺吟雲、堀米雄斗・女子ストリート:赤間凛音、中山楓奈、吉沢恋・男子パーク:永原悠路・女子パーク:開心那、草木ひなの、四十住さくら サーフィン 五十嵐カノア Photo by Tony Heff/World Surf League 大会会場:タヒチ・チョープー・男子カテゴリー:五十嵐カノア、コナー・カラサワ・オレアリー、稲葉玲王・女子カテゴリー:松田詩野 BMXフリースタイル 中村輪夢 Photo: OIS/Jonathan Nackstrand. Handout image supplied by OIS/IOC 大会会場:コンコルド広場 ・男子パーク:中村輪夢 BMXレーシング 畠山紗英 photograph by Navada BMX Photography 大会会場:スタッドBMXサン・カンタン・アン・イヴリーヌ・女子カテゴリー:畠山紗英 スポーツクライミング 野中生萌 Photo: OIS/Jonathan Nackstrand. Handout image supplied by OIS/IOC 大会会場:ル・ブルジェ・スポーツクライミング場・男子ボルダー&リード:楢﨑智亜、安楽宙斗・女子ボルダー&リード:野中生萌、森秋彩 ブレイキン Bgirl Ami photograph by haru_graphics 大会会場:コンコルド広場・Bboy:Shigekix (半井重幸)、Hiro10 (大能寛飛)・Bgirl:Ayumi (福島あゆみ)、Ami (湯浅亜実) 大会スケジュール (日本時間) *サーフィンに関しては天候次第で日程延期の可能性あり -7月27日(土) 03:00~ 開会式19:00~ スケートボード男子ストリート 予選24:00~ スケートボード男子ストリート 決勝 -7月28日(日) 02:00~ サーフィン男子第1ラウンド06:48~ サーフィン女子第1ラウンド19:00~ スケートボード女子ストリート 予選 24:00~ スケートボード女子ストリート 決勝 -7月29日(月) 02:00~ サーフィン女子第2ラウンド06:48~ サーフィン男子第2ラウンド -7月30日(火) 02:00~ サーフィン男子第3ラウンド 06:48~ サーフィン女子第3ラウンド 20:25~ BMXフリースタイル女子パーク 予選 22:11~ BMXフリースタイル男子パーク 予選 -7月31日(水) 02:00~ サーフィン男子準々決勝04:24~ サーフィン女子準々決勝06:48~ サーフィン男子準決勝08:00~ サーフィン女子準決勝09:12~ サーフィン男子3位決定戦09:53~ サーフィン女子3位決定戦10:34~ サーフィン男子決勝11:15~ サーフィン女子決勝20:10~ BMXフリースタイル女子パーク 決勝21:44~ BMXフリースタイル男子パーク 決勝 -8月2日(金) 03:00~ BMXレーシング男子準々決勝 03:20~ BMXレーシング女子準々決勝 05:05~ BMXレーシング男子敗者復活戦 05:15~ BMXレーシング女子敗者復活戦 -8月3日(土) 03:00~ BMXレーシング男子準決勝 03:15~ BMXレーシング女子準決勝 04:35~ BMXレーシング男子決勝 04:50~ BMXレーシング女子決勝 -8月5日(月) 17:00~ スポーツクライミング男子ボルダー&リード ボルダー準決勝 20:00~ スポーツクライミング女子スピード 予選シーディング 20:35~ スポーツクライミング女子スピード 予選 -8月6日(火) 17:00~ スポーツクライミング女子ボルダー&リード ボルダー準決勝19:30~ スケートボード女子パーク 予選20:00~ スポーツクライミング男子スピード 予選シーディング20:35~ スポーツクライミング男子スピード 予選24:30~ スケートボード女子パーク 決勝 -8月7日(水) 17:00~ スポーツクライミング男子ボルダー&リード リード準決勝19:30~ スケートボード男子パーク 予選19:35~ スポーツクライミング女子スピード 予選19:46~ スポーツクライミング女子スピード 準決勝19:54~ スポーツクライミング女子スピード 決勝24:30~ スケートボード男子パーク 決勝 -8月8日(木) 17:00~ スポーツクライミング女子ボルダー&リード リード準決勝19:35~ スポーツクライミング男子スピード 予選19:46~ スポーツクライミング男子スピード 準決勝19:54~ スポーツクライミング男子スピード 決勝 -8月9日(金) 17:15~ スポーツクライミング男子ボルダー&リード ボルダー決勝 19:35~ スポーツクライミング男子ボルダー&リード リード決勝 23:00~ ブレイキンBgirl 予備予選/予選 -8月10日(土)17:15~ スポーツクライミング女子ボルダー&リード ボルダー決勝19:35~ スポーツクライミング女子ボルダー&リード リード決勝03:00~ ブレイキンBgirl 準々決勝03:45~ ブレイキンBgirl 準決勝04:15~ ブレイキンBgirl 決勝・3位決定戦23:00~ ブレイキンBboy 予備予選/予選 -8月11日(土) 03:00~ ブレイキンBboy 準々決勝03:45~ ブレイキンBboy 準決勝04:15~ ブレイキンBboy 決勝・3位決定戦 パリオリンピックでの日本人選手たちの活躍はテレビ放送やTVerで視聴しよう! パリ2024オリンピック競技大会の戦いの模様は、NHKや各キー局での地上波およびBS放送に加えて、民放公式テレビ配信サービス「TVer(ティーバー)」でのオンライン配信が予定されている。随時放送情報は更新されているが現時点での国内放送スケジュールは以下の通り*だ。*「2024年7月23日時点、FINEPLAY編集部調べ」 開会式 7月27日 02:25~ 開会式 【NHK総合】 スケートボード 7月27日 21:00~ スケートボード男子ストリート 予選【TBS系列】7月27日 22:15~ スケートボード男子ストリート 予選(ディレー放送)【NHK総合】7月27日 23:55~ スケートボード男子ストリート 決勝【NHK総合】7月28日 20:00/21:00~ スケートボード女子ストリート 予選【NHK Eテレ・NHK総合】7月29日 00:00~ スケートボード女子ストリート 決勝【テレビ朝日系列・NHK BS】8月6日 19:00~ スケートボード女子パーク 予選【フジテレビ系列】8月7日 00:00~ スケートボード女子パーク 決勝【フジテレビ系列】8月7日 19:30~ スケートボード男子パーク 予選【TBS系列】8月8日 00:30~ スケートボード男子パーク 決勝【TBS系列】 サーフィン 民放公式テレビ配信サービス「TVer(ティーバー)」のみにて放送予定 BMXフリースタイル 7月31日 20:00~ BMXフリースタイル女子・男子パーク 決勝 【日本テレビ系列・NHK BS】 BMXレーシング 民放公式テレビ配信サービス「TVer(ティーバー)」のみにて放送予定 スポーツクライミング 8月8日 20:55~ スポーツクライミング女子ボルダー&リード リード準決勝【NHK Eテレ】8月9日 17:00~ スポーツクライミング男子ボルダー&リード ボルダー・リード決勝【日本テレビ系列】8月10日 17:00/18:45/19:30~ スポーツクライミング女子ボルダー&リード ボルダー・リード決勝【NHK総合・NHK Eテレ】 ブレイキン 8月9日 23:00~ ブレイキンBgirl 予備予選/予選【日本テレビ系列】8月10日 03:00~ ブレイキンBgirl 決勝【日本テレビ系列】8月10日 22:50~ ブレイキンBboy 予備予選/予選【NHK総合】8月11日 03:00~ ブレイキンBboy 決勝【フジテレビ系列】 なお各競技の最新情報はオリンピックのウェブサイトや公式アプリで気軽にアクセスできるので是非ダウンロードしてみて欲しい。日本人選手たちの大活躍をテレビの前で一緒に応援しよう!
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doubledutch青春を賭けた熱い夏が今年も開幕! 「ITADAKI ダブルダッチ甲子園 2024」2024.07.192024年9月29日(日)、ダブルダッチ業界初となる高校生の大会『ITADAKI ダブルダッチ甲子園 2024』が開催される。 チームで1つのショーを作るSHOWCASE部門、そして個人戦の1 on 1 BATTLE部門に加え、制限時間内に跳んだ回数を競うSPEED RELAY部門の3種目で、それぞれの頂点を決する。 昨年 SHOWCASE優勝の「Eifer」©︎ITADAKI / Photo by AYATO. 大会を盛り上げるアンバサダーには、世界三連覇の偉業を成し遂げ、ダブルダッチシーンの“顔”とも言えるプロチーム「REG☆STYLE」が。そしてダブルダッチシーン外から、日本ダンススポーツ連盟のブレイキン アンセムソング『Pump It Up! feat. TAKUMA THE GREAT』をリリースするなど、ストリートシーンにも影響力を与え続けているアーティスト「DA PUMP」からKIMIが就任。過去に番組での共演歴もある2組は、今年で5年目となるアンバサダーへの就任。彼らの“阿吽の呼吸”にも注目だ。 REG☆STYLE & KIMI (左から3人目)©︎ITADAKI / Photo by AYATO. さらに今回、ITADAKI恒例となった「エンターテイメント」要素を審査するメンバーには「サンキューーー!!」というフレーズでお馴染みのお笑い芸人・パンサー 尾形貴弘が参戦!加えてダンスシーンから、世界初のダンスプロリーグ・D.LEAGUEに参画しているチーム「FULLCAST RAISERZ」よりINFINITY TWIGGZと、世界規模で活躍し、多くのタイトルを獲得するB-GIRL RAMという、豪華ラインナップが務めてくれる。 ©︎ITADAKI そして、前向きに夢に向かって頑張る高校生を応援する『ポカリスエット』と、そしてストリートシーンで力強くプレイヤーを支えるオーセンティックアメリカンアスレティックウェアブランド『Champion』が、5年目となる今年も“オフィシャルサポーター”(協賛)として、高校生たちを力強くサポートしてくれる。 そんなシーン内外からの注目を掻っ攫う熱量の高いコンペティションの様子は、ITADAKI オフィシャルYouTubeチャンネルにてオンライン配信を予定している。 ©︎ITADAKI / Photo by AYATO. 昨今の高校生のプレイヤーたちは、時に大学生や社会人のプレイヤーを凌駕することも。果たして、今年高校生の頂点――”ITADAKI”に立つプレイヤーは誰なのか。ダブルダッチの歴史が動く一日が、今年も幕を開ける!! 大会概要 ©︎ITADAKI 「ITADAKI ダブルダッチ甲子園 2024」日時 : 2024年9月29日(日)時間 : 13:00 開演予定会場 : 川崎ルフロン主催 : ITADAKI 実行委員会主管 : 有限会社OVER THUMPZ協賛 : ポカリスエット / ヘインズブランズ ジャパン株式会社協力 : スキルハックメディアパートナー : FINEPLAY https://youtu.be/BKubNsA8oSI?feature=shared
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others親子で様々なスポーツを楽しんだ七夕の一日「PLAY MOVESPORT」がイオンモール幕張新都心で開催2024.07.122024年7月7日(日)に日本国内大手のスポーツウェアメーカー「DESCENTE(デサント)」が展開するスポーツウェアブランド「MOVESPORT(ムーブスポーツ)」によるスポーツ体験会「PLAY MOVESPORT」が、イオンモール幕張新都心のグランドコートにて開催された。 今回で4回目となる本イベントでは「スポーツクライミング」「ダブルダッチ」「けん玉」など様々なスポーツ体験会とショーケースに加えて、スペシャルゲストによる親子で一緒にできる「体操ダンス」など親子連れが楽しめるコンテンツが多く用意され大盛況に終わった。 本イベントには、スポーツクライミングシーンで活躍する日本代表選手である楢﨑明智 (日新火災)をはじめ、世界チャンピオンの経験を持つプロダブルダッチチームのFLY DIGGERZ、同じく世界で活躍するけん玉プレイヤーのSHINNOSUKE TOGOとKITO NAKAJIMA、そして体操のお兄さんとして子どもたちに大人気なよしお兄さん(小林よしひさ)をスペシャルゲストとして迎えた。このように、各ジャンルのプロフェッショナルたちによる体験会やショーケースを通して、スポーツの楽しさを子どもたちや初心者を中心とした様々な人々へ届けることができるのも「PLAY MOVESPORT」の魅力とも言えるだろう。 子どもたちは世界を股にかけて大活躍するトッププレイヤーのパフォーマンスに目を輝かせており、身体だけでなく目でもスポーツの楽しさを感じた一日となった。 イベント当日の様子 会場の様子 本イベントは、休日を過ごすには持ってこいである大型商業施設「イオンモール幕張新都心 グランドコート内」で開催され、お買い物や休日のレジャーに訪れた多くの子ども連れの家族がふらっとイベントに参加するなど、無料体験ということも相まって多くの来場者が集まった。 当日は晴天に恵まれるも屋外では36℃の真夏日になったこともあり、身体を動かしたい子どもたちは屋内で快適にスポーツを楽しめる環境である本イベント会場で、自分たちが気になる様々なスポーツにチャレンジ。そんな子どもたちの背中を見届ける一方で、一緒に体験する親御さんの姿もあり、老若男女問わず様々なスポーツを体験しながら休日の貴重かつ楽しい時間を親子で共有している様子がうかがえた。 楢﨑明智選手とボルダー体験 まず本イベントの中で一番子どもたちの目を惹いたのは、会場に設置されたボルダリングウォール。現在世界ランキング2位と世界最高峰の舞台で活躍する楢﨑明智選手による手取り足取りのサポートもあり、一番上のホールドまで完登する参加者も多く、ボルダー体験は終始大人気のコンテンツだった。 FLY DIGGERZのダブルダッチショーケース SHINNOSUKE TOGOのけん玉パフィーマンス また1日につき2回ほど開催されたダブルダッチとけん玉のショーケースには大勢の参加者だけでなくお客さんが会場付近に集まり、目の前で繰り広げられる一流のパフォーマンスに歓声を上げた。ショーケース後にはプロフェッショナルのパフォーマンスに感化されてか、多くの子どもたちが列をなしてこれらのスポーツも体験し、自分も楽しみながらトッププレイヤーのレベルの高さを肌で感じる機会となった。 よしお兄さんと一緒に親子体操 そしてやはり子どもたちの心を掴み、終始大盛況の中で一緒に親子体操を行ったのはスペシャルゲストのよしお兄さん。1日に2回に分けて行われたこのコンテンツでは、子どもたちに分かりやすい手遊びを含めた振り付けですぐ心を掴むと、実際に曲に合わせた体操ダンスでは子どもたちが大きな声を上げて楽しみにながら真剣に体操に取り組むなど完全に会場の雰囲気を一つにして、さすがは体操のお兄さんと言った見事なパフォーマンスを披露した。 以下は本イベントでそのような充実した一日を共に過ごした特別講師たちによるコメント。 本イベント特別講師のコメント 楢﨑 明智 選手 (日新火災・スポーツクライミング) 楢﨑明智選手 -今回「PLAY MOVESPORT」に参加してみていかがでしたか?正直、参加者が集まるのか心配だったのですが、実際に蓋を開けてみると子どもたちの列が途切れることがなくて、活気のあるイベントになって良かったなと思いました。 -最近の楢﨑選手の競技面での活動状況はいかがですか?今シーズンはかなり順調に行っていて、ワールドカップも5戦中3戦が終わったところなのですが、現在年間世界ランキング2位につけているので、残り2戦も良い結果を残して年間ランキングの表彰台に乗りたいなと思っています。 楢﨑明智選手 -練習時にMOVESPORTのアイテムを着用していてどんな印象を感じていますか?練習時には100%と言えるくらいいつもMOVESPORTのウェアを着させてもらっていますが、素材がとても良いので着心地も良いですし、肌触りが良いところが好きです。また速乾性にも優れているところがすごく良くて、長期滞在の海外遠征では部屋で洗濯することも多いのですが、部屋干しでもすぐ乾くので洗った次の日には着られるところも最高です。 -最後に今後の目標を教えてください。まだワールドカップで優勝したことがなくて、去年から数えると5戦連続ファイナルに残れているのですが、そのうち3回が準優勝で終わっているので、まずはワールドカップで優勝したいというのが今の目標です。またクライミングは競技特性上、1回優勝することは結構多くの選手ができることだったりもするのですが、年間通して勝ち続けることは難しいことなのでワールドカップで年間チャンピオンになることが次の目標ですね。 FLY DIGGERZ (コメント代表者:KSY)(ダブルダッチ) FLY DIGGERZリーダーのKSY -今回「PLAY MOVESPORT」に参加してみていかがでしたか?このイベントを通して、子どもたちにとって楽しい空間を色んなジャンルのプレイヤーの人たちと一緒に作れたことが楽しかったですし、素敵なイベントになったなと思いました。 -最近、 FLY DIGGERZはどういった活動をされていますか?2025年に向けて今年は挑戦の年にしようとしていて、パフォーマンスのコンペティションももちろんですが、スピード競技というアスリート向けのコンペティションの方も力を入れていて、来年は神奈川県川崎市で両方の種目の世界大会が行われるので、スポーツのダブルダッチもストリートのダブルダッチも、どちらもその世界大会で優勝できるように日々挑戦を続けています。 FLY DIGGERZ -今着用されているMOVESPORTの服の着心地はいかがですか?MOVESPORTさんのウェアはどれも動きやすいですし、汗をかいた時も服が肌にまとわりつかないのですごく心地よく着られるのでオススメです。 -最後にFLY DIGGERZの今後の活動について教えてください。今年は挑戦する年にはなると思うのですが、その挑戦を応援してもらうために、今回のイベントのようなダブルダッチをたくさんの人に見てもらう機会を色んな場所で増やしていって、自分たちの挑戦とダブルダッチを知ってもらうという動きをリンクさせて今後につなげていけたらなと思っています。 KITO NAKAJIMA(けん玉) KITO NAKAJIMA -今回「PLAY MOVESPORT」に参加してみていかがでしたか?普段は結構一人でけん玉することが多いんですけど、今回小さな子どもと一緒にやる中で元気をもらいながら楽しく教えることができましたし、子どもたちがけん玉に成功した時の笑顔を見ると改めて「けん玉って良いな!」と感じました。-最近、 KITOさんはどういった活動をされていますか?最近はモデル活動を中心にしながらけん玉プレイヤーとしても活動していて、色んなところでけん玉を教えつつ、かっこいい洋服を着てかっこいいけん玉のパフォーマンスをしながら、けん玉のかっこよさを広めています。 KITO NAKAJIMA -今着用されているMOVESPORTの服の着心地はいかがですか?普段、けん玉をするときは普通の洋服だったりもするので、大きな動きをするときには動きづらさを感じることもあるのですが、MOVESPORTのウェアはやっぱりスポーツ用の服ということもあって動きやすいですし、風通しも良いのでめちゃくちゃ着やすいです。-今後のKITOさんの目標を教えてください。今のけん玉のイメージって地味だったり昔あそびのような印象が強いかと思うのですが、子どもから大人までできるあそびなので、もっとかっこよく色んな人がどこでもできるスポーツだということをたくさんの人に広めていけたら良いなと思っています。 よしお兄さん(体操、ダンス) よしお兄さん -今回「PLAY MOVESPORT」に参加してみていかがでしたか?まず楽しかったです。もちろん私自身もイベントをして子どもたちと身体を動かすことは今までもあったのですが、今回を通して子どもたちがダブルダッチやけん玉、スポーツクライミングなどに挑戦している姿を見ると、「やっぱりスポーツって子どもたちにとって良いものなんだな~!」と改めて思いました。 よしお兄さん -今着用されているMOVESPORTの服の着心地はいかがですか?まず着心地がすごく良くて、普段イベントとかでは衣装を着ることが多い一方で、今回このウェアは通気性も良く動きやすいので、自分自身がよく動くスポーツのイベントにとってぴったりなウェアだなと感じていますし、今回オレンジ色をチョイスしてもらったのですが、色んなカラーがあるのでおしゃれとしても楽しめるそんな洋服だなと思いました。 最後に 多くの参加者が集まった本イベント 本イベントは今回「MOVESPORT」として、昨年に引き続き4回目の体験会となり、前回よりも更に幅広いジャンルのスポーツを網羅する形で開催された。今回は幼児園児や小学生を中心に、スポーツによっては親御さんも参加するなど老若男女の幅広いお客さんが来場したが、トッププレイヤーやスペシャルゲストのよしお兄さんのパフォーマンスもあってか、参加者の列は途切れることがなく過去最大の盛り上がりを見せており、本イベント自体としてもさらに多くの人に「MOVESPORT」というブランドと様々なスポーツの認知を広げているその影響力の大きさがうかがえた。 今後もこの「PLAY MOVESPORT」を通して、より多くの子どもたちやスポーツ好きな人たちが、MOVESPORTの アスリートメンバーを始めとしたトッププレイヤーたちと楽しく交流して刺激を受けながら、新しいスポーツに出会う第一歩になることを今後も期待したい。 イベント概要 名称 : PLAY MOVESPORT in イオンモール幕張新都心日時 : 2024年7月7日(日)10:00 ~17:00会場:イオンモール幕張新都心 グランドコート(〒261-8535千葉県千葉市美浜区豊砂1-1)参加費:無料(LINE友だちとインスタグラムフォローが参加条件)講師 (出演者)・スポーツクライミング:楢﨑明智 (日新火災)・ダブルダッチ:FLY DIGGERZ ・けん玉:SHINNOSUKE TOGO、KITO NAKAJIMA・スペシャルゲスト:よしお兄さん(小林よしひさ)対象スポーツ:体操、ダンス、スポーツクライミング、ダブルダッチ、けん玉
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danceNORIとMiMzが優勝「Red Bull BC One Cypher Japan 2024」勝者はブラジルで行われる世界最終予選へ2024.07.07昨年の世界王者でありパリオリンピック日本代表のAmiが「Red Bull BC One」の見どころをコメント 今年で開催21年目を迎える、世界最高峰の1on1のブレイキン・ダンスバトル・トーナメント「Red Bull BC One」。その日本最終予選となる「Red Bull BC One Cypher Japan」が、2024年7月7日に東京の二子玉川ライズ スタジオ&ホールにて開催された。B-BoyとB-Girlの優勝者それぞれ1名は、12月にブラジルで行われる世界最終予選「Red Bull BC One Last Chance Cypher」の出場権を手にすることが出来る。今年のCypher Japanは、4月から全国5箇所で開催された「Red Bull BC One City Cypher」の優勝者と、今年から新設された学生限定予選の「Red Bull BC One Student Cypher」の優勝者(全2回)、それに加えてワイルドカード(招待枠)で集められた全B-Boy16名、B-Girl8名が参加し、ノックアウト方式のトーナメントで優勝を争う。昨年のワールドファイナル(パリ大会)で優勝したB-GirlのAmiは今回ジャッジを務めた。本番前のインタビューでは「BC Oneはブレイキンがオリンピック種目になる前からある大会で、ずっとブレイキンシーンに寄り添ってきたイベントだからこそ、B-Boyのかっこよさを本当に分かっている。それはステージづくりや運営の進め方からもとても感じます。オリンピックに出場する世界の16人と、BC Oneのワールドファイナルに出場する16人は違ったものになると思うし、両方を見てもらえるとよりブレイキンの面白さが伝わると思います。」とコメントした。 Red Bull BC One Special Talk Session ワールドファイナル出場経験を持つNORIやISSEI、Ayumiに加え、RA1ONやkaiなどの若手世代も多く参加した今年のCypher Japan 今年のワイルドカードには、BC OneにストーリーのあるB-Boyが選ばれた。NORIはBC Oneのワールドファイナルに最も多くチャレンジした日本人B-Boyの一人。2019年と2021年はCypher Japanで優勝。現地で行われた世界最終予選でも優勝し、ワールドファイナルに勝ち進んだ経験をも持つ。今回は通算5度目のワールドファイナル出場を目指して、まずはそこへの挑戦権(世界最終予選の出場枠)を獲得するべく、今日の日本最終予選に挑んだ。RA1ONは、今の日本ブレイキンシーンの若手を代表する注目のヤングガンズ。キッズ時代から多くのバトルで優勝しBC Oneへの憧れも強かったが、昨年までは年齢制限により出場が叶わなかった。今年ようやくBC Oneに挑戦する権利を経てワイルドカードとして登場。待ちに待ったBC Oneの舞台で、どのようなバトル運びを見せるのか?大会前から多くの注目を集めていた。他、今年からCypher Japanに繋がる予選として新設されたStudent Cypherでは、kaiとRYOGAの2名がクオリファイ。若手からレジェンド、そしてその間を繋ぐミドルまで、幅広い世代のトップダンサーが勢揃いするという点においても、BC Oneは唯一無二の1on1ブレイキン・ダンスバトルである。 Suguru Saito / Red Bull Content Pool セミファイナルではISSEIとNORIが対決。決勝戦は世代を超えたクロスボーダーなマッチアップに B-Boyは初戦から同じクルーや同じエリア同士、同世代対決など好カードが連発。この日のファーストバトルとなったNORIとSHADEのバトルは、DJの音がかかった瞬間に会場が歓声と縦揺れに包まれ、お互いパッションを全面に出したバチバチの同世代対決となった。そのバトルに勝利したNORIは準決勝まで勝ち進み、2016年のRed Bull BC One世界王者のISSEIと対戦。これまでの日本のブレイキンシーンを築いてきた二人の特別なマッチアップとなった。一方、トーナメント表の反対の山では若手世代が激しいバトルを繰り広げ、最年少での参加となったRA1ONは、準決勝でharutoと激突し東西を代表する若手対決に。決勝に駒を進めたのはharutoとNORIの2名。世代を超えたバトルは、過去に幾度もジャパンファイナルを勝ち抜いてきたNORIが勝利を収めた。 Jason Halayko / Red Bull Content Pool Red Bull BC Oneらしいチャンピオンが誕生 B-Girlは決勝戦でワールドファイナル出場経験を持つ2名が対戦。パリオリンピック日本代表のAyumiと、昨年のCypher Japanでジャッジを務めたMiMzの2名が決勝に進出した。安定したテクニックとスキルを技で表現していくAyumiに対して、会場の雰囲気や音楽をムーブ全体の流れと独特な動きで表現するMiMz。スタイルの全く違う2名の対決となった決勝戦は、MiMzが勝利し優勝を果たした。今回のチャンピオンとなった、NoriとMiMzは共に「生き様」がかっこいいとシーンからも支持されるダンサー。今回のCypher Japanでは、分かりやすい技を披露するだけでなく、自分が持っているフレーバーやストーリーで会場の雰囲気も味方につけることが出来る、よりカルチャー要素が強いB-BoyとB-Girlが勝利し、まさにRed Bull BC Oneらしい大会結果となった。 Jason Halayko / Red Bull Content Pool MiMzコメント「息子をブラジルに連れていきたい!という気持ちが原動力でした」 Jason Halayko / Red Bull Content Pool ※MiMz 以下:M 優勝した今の気持ちを教えてください! M:信じられないです。とにかく今回の原動力は「息子をブラジルに連れていきたい」という気持ちだったので、それが叶ってよかったですし、育児をしながら準備する上でもいろんな人の助けがあったので、そういう人たちへ結果で恩返しが出来てよかったです。 印象に残っているバトルやムーブはありますか? M:セミファイナルのバトルと決勝の2ムーブ目(1990という技)は、10代からずっとやっている得意な動きで、私の周りの人たちはぶち上がったと思います。それをしっかりやり切れた自分が誇りです。 昨年はジャッジという立場から見ていたCypher Japan、プレイヤーとして出てみてどうでしたか? M:全然違いました(笑)。プレイヤーとして出ることで、またジャッジの見方なども勉強になったし、どっちもやってみて良かったです。 ブラジルへの意気込みを教えてください! M:Last Chance Cypherからの挑戦になるので、ラウンド数も多くなり体力面の強化が必要になると思っています。ただ、ラウンド数が多くなったとしても、自分の強みである折り紙スタイルやレッグワークのコンセプトは、どんな状態でも引き出せるように準備していきたいと思います。 NORI コメント「自分の発信などを通じて、ダンスって本当に楽しいし、奥が深いんだなと感じてもらいたい」 Jason Halayko / Red Bull Content Pool ※NORI 以下:N 優勝した今の気持ちを教えてください! N:ホッとしてます(笑)。優勝するつもりだったので、それが実現できてホッとしてます。 優勝コメントでは下の世代に対して「かかって来い!」と力強く話していましたが、どんな想いがありますか? N:かかって来い!と言った背景は、今は(オリンピックも相まって)ブレイキンの中でスポーツの要素も強くなったことにより、勝てないと嫌な気持ちになったり、ダンスをやめようかなと思うことも増えるかもしれないからです。でも、俺って世の中にダンスの大会がなくなったとしても、絶対に上手くなることはやめないんですよ。ブレイキンカルチャーはいいコミュニティなので、好きで続けていたらいい経験も出来ると思うし、今の若い世代が勝負ありきの大会がなかったらダンスをやらなくなるのはもったいないので、自分に挑みたいと興味を持ってくれて、自分の発信などを通じて、ダンスって本当に楽しいし、奥が深いんだなと感じてもらえたら良いなと思いました。 ブラジルへの意気込みを教えてください! N:今のままでもLast Chance Cypherは勝てる調子だと思います。ただ、いつもワールドファイナルで上手くいかないので、ワールドファイナルに向けて頑張ります。 The Moments Of「Red Bull BC One Cypher Japan 2024」 Jason Halayko / Red Bull Content Pool Jason Halayko / Red Bull Content Pool Jason Halayko / Red Bull Content Pool Suguru Saito / Red Bull Content Pool Suguru Saito / Red Bull Content Pool Suguru Saito / Red Bull Content Pool
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dance今年の日本一決定戦「Red Bull BC One Cypher Japan」が明日開催!2024.07.06日本では8年ぶりとなるRed Bull BC One Campも開催し、世界のトップダンサーが集結 今年で開催21年目を迎える、世界最高峰の1on1のブレイキン・ダンスバトル・トーナメント「Red Bull BC One」。その日本最終予選となる「Red Bull BC One Cypher Japan」が、いよいよ明日、2024年7月7日に東京の二子玉川ライズ スタジオ&ホールにて開催される。B-BoyとB-Girlの優勝者それぞれ1名は、12月にブラジルで行われる世界最終予選「Red Bull BC One Last Chance Cypher」の出場権を手にすることが出来る。そしていよいよ今月から開催するパリオリンピック。オリンピックの新種目としても注目度が高いブレイキンは、今やB-Girl・B-Boyに限らず世間一般からも人気を集めている。そのブレイキンカルチャーの礎ともなるイベントが、このRed Bull BC Oneであり、レッドブルがHIPHOPカルチャーを大切にしながらダンサーたちと創ってきた歴史もあるのだ。そんなRed Bull BC Oneは、世界中で長きに渡ってシーンから愛されるイベントとなっている。 ⽇本だけでなく世界中のB-Boy・B-GirlとHIPHOPファンが集まるカルチャープログラム Jason Halayko / Red Bull Content Pool 今年の日本一決定戦であるRed Bull BC One Cypher Japanを明日に控え、7月5日と6日の2日間に渡って、東京の渋谷では「Red Bull BC One Camp」が開催された。BC One Campでは、Red Bull Dancerによるワークショップや、その他様々なダンスバトルを実施。⽇本だけでなく、世界中のB-Boy・B-GirlとHIPHOPファンが集まるカルチャープログラムとなっている。DAY1には、世界で活躍するHIPHOPダンサーのKyokaや、今回のCypher Japanでジャッジを務めるGRIIMSENなどがワークショップを実施。一緒にセッションをしながらスキルシェアをするなど、ここでしか体験出来ない特別なプログラムとなった。DAY2は、国内を代表するバトルイベントのSELL OUT!!やVIBE OUTとRed Bull BC Oneがコラボしたバトルを実施。ブレイクダンス以外のジャンルのダンサーも多く参加した。昨年も開催されたFOOTWORK CONTEST by FOOTWORKERZの日本予選も行われ、6kicksが優勝。12月にブラジルで行われるワールドファイナル出場を決めた。 過去の世界王者ISSEI、オリンピック日本代表のAyumiなどが出場するジャパンファイナルの注目B-Girl・B-Boy B-Boyでは、過去にワールドファイナル出場を経験しているダンサーが2名出場。ISSEIは、2016年に日本の名古屋で行われたワールドファイナルのチャンピオンであり、当時の最年少世界王者。NORIは何度も日本予選を勝ち抜き、世界の舞台に駆け上がった経験を持つ。今回NORIは一回戦を同世代のSHADEと、ISSEIは日本の若手を代表するB-Boyの一人であるTSUKKIと対戦。どちらも一回戦から強敵が立ちはだかるが、順当に勝ち進めば準決勝でNORIとISSEIのワールドファイナル出場経験者同士のマッチアップが実現する。 B-Girlでは、先日のオリンピック最終予選でパリオリンピック日本代表に内定したAYUMIに注目が集まる。最近はダンススポーツ(オリンピック形式のバトルや大会)での活躍が目立つが、Red Bull BC Oneの歴史に名を刻んだ一人でもある。AYUMIはまだB-Girl部門が存在しない2017年のワールドファイナル(オランダ大会)で、世界で初めてB-Girlとして出場。世界のトップB-Boy相手に戦った経験を持つ。明日は初戦となるAYANEとの関西勢対決にも要注目だ。 Red Bull BC One Cypher Japan 2024 〈開催概要〉日時 :7月7日(日)15:00~18:30会場 :二子玉川ライズ スタジオ&ホール(東京都世田谷区玉川1丁目14-1 二子玉川ライズ S.C.)出場者:・学生予選と地方予選を勝ち抜いたB-Boy 7名/B-Girl 5名・招待選手 B-Boy 8名 / B-Girl 2名・THE JAM 優勝者 B-Boy / B-Girl 各1名 B-Boy 16名 / B-Girl 8名 計24名※出場者一覧も合わせてご確認くださいJUDGE:AMI, WUTA, GRIIMSEN (デンマーク)DJ:TOSHIMC: KENTARAW / CRUDEGUEST LIVE:鎮座DOPENESS観戦料金: 2,000円(税込)購入期間: 6月14日(金)〜 7月6日(土)23:59まで購入リンク: 記事最下部の関連リンクより※未就学児は無料です。※自由席ですが券種によって観戦エリアが異なる場合があります。※イベント中止を除き、いかなる理由でもチケットの払い戻しは行いません。※イベントスケジュール及び出演者は予告なく変更となる場合がございます。予めご了承下さい。