2018年、産官学民が手を取り合って発足した「“次世代”主導のスポーツシーン創造プロジェクト『Next Generations』」 。
同事業がプロデュースする『Shibuya Sports Academy [渋谷スポーツアカデミー]』は渋谷・都市発展の担い手である若年層に着目し、スポーツを支える仕事について学び、今後、新しいスポーツシーンを主体的に創生していく人材の育成に携わっています。
今回は9月からの開講に向けた特別対談の様子をお届け。 B-GIRLの先駆者で、現在はプレイヤーの傍ら審査員・コーチングなども務めるBODY CARNIVAL CREWのNARUMIさん、バスケットボールBリーグ所属「サンロッカーズ渋谷」チーム広報の西 祐美子さんをお招きし、モデレーターに渋谷未来デザイン 理事・事務局次長 長田 新子さんを迎え対談いただきました。
メジャースポーツとストリートスポーツそれぞれの視点から、新たな発見が生まれた異色のコラボレーション対談。今回はその様子をたっぷりとお届けします。

好きだったバスケットボール業界へ
長田: ナルミさん、西さん、本日はよろしくお願いいたします。まずはお二人のこれまでについて教えていただけますか?
西: 私は中学生の頃にバスケットボールにのめり込んで、大学までボールに触りつづけてきました。就職活動のときにはスポーツで仕事ができるとは夢にも思わなかったので、最初の3年半は百貨店業界で働いていました。
ただそれは、自分のやりたい企画や広報の仕事と微妙に違っていました。なので転職を考えたのですが、それらの業種はどの業界にもあるので、「それなら好きな業界に飛び込みたい」と考えて千葉のバスケットボールチームの広報に就職。その後「Bリーグ」が出来て、バスケ業界がガラッと変わったタイミングで現在の「サンロッカーズ渋谷」の広報に転職し、現在に至る、という流れです。
長田: 「Bリーグ」になって、業界がガラッと変わったってことですか。
西: Bリーグは日本のバスケ業界を発展させることを目的に発足したものです。バスケットボールは小学生〜大学生までプレーする競技にもかかわらず、「プロ」の認知度が低かったんですよね。Bリーグが新しいエンターテインメントとなるように、また国内スポーツが発展するために新たに組織されたんです。私はそのタイミングで「サンロッカーズ渋谷」に転職しました。
ナルミ: 渋谷って住宅地のイメージがあまりないのですが、チームを根付かせるのって難しいのではないでしょうか?
西: そういうイメージを私も持っていました。それこそまだサンロッカーズに転職する前、「渋谷にチームができるぞ」と発表され、業界も騒然としていたんですよね(笑)。チームによってはBリーグ設立・参入のタイミングでチームをリブランディングさせていたのですが、さすがに突拍子もないなと思いつつ、その思い切りに惹かれてサンロッカーズに転職したんです。 ただ実際は住宅街も意外と多く、しかもチームが出来るとなったら、皆さんが受け入れてくださいました。優しくて驚きました(笑)。チームが発足し5年ほどたちますが、渋谷の方々に温かく見守っていただきながら育ってきました。

ナルミ: チームで教えに行ったり、街の人と交流する企画などは意識されているんですか?
西: そうですね。渋谷の人々に「サンロッカーズがあって良かった」と思っていただくことを目標にしています。ある意味、「サンロッカーズ」を“ツール”にして頂いて、渋谷という場所がもっと活性化してくれたらうれしいです。
長田:以前よりスポーツを支援したい企業は多くなっていると感じますか?
西: 相当多いですね。例えば野球だと「ソフトバンク」や「楽天」などは、オーナーがスポーツを通してコミュニティを形成・発展させたり、チームを持つことで、最新技術をそこに入れ込むことができたりもします。 “スポーツと一緒に自分たちもより成長しよう”という流れが加速しています。
長田: たしかに、私が知っている企業にもスポーツを支援したいという方が増えてきていて、流れが加速しているのを実感しています。特にIT系やスタートアップ企業などは積極的な感じがします!
プレイヤー、そして裏方として
長田: 続いてナルミさん、ご自身について教えていただけますか。
ナルミ: 私はいわゆる“裏方プロ”ではなく、むしろプレイヤーとしてゴリゴリやってきました。20歳からブレイクダンスを始め、これまで何度も海外に渡り修行をしてきました。最初の頃は25歳で辞めようと思っていたのですが、そのタイミングで初めてヨーロッパの大会のゲストバトラーの権利をもらい、日本人が大して注目もされていなかった中で、なんと優勝してしまい(笑)。ここで辞めるのはもったいないと感じ、そのタイミングで今のクルーBody Carnivalを発足しました。次は30歳になったら… と思っていたのですが、その時はチーム、個人として目の前の目標が沢山あって、ずっと続けていて、今に至るという感じです。
長田: 日本ではかなり早い段階からブレイクダンスシーンに携わってこられていて、まさに先駆者ですね!さてプレイヤー以外の活動もされていると伺いましたが、それはどういったことがきっかけだったのでしょうか?
ナルミ: 2018年に大きな怪我をしてしまったんですよね。そこがきっかけになっています。それ以降はプレイヤーとしての活動もしつつ、選手の育成やイベントの運営を行ったり、ナショナルチームのコーチもやっています。色々やっていて、今私は自分で何をやっているのか分からないのですが(笑)。でもプレイヤーから離れることで、より裏方の存在の重要性に気付くようになりましたし、プレイヤーを今も続けていることで出る人の気持ちであったり、必要なことに気づけることがたくさんあります。

スポーツシーンの現況
長田: お二人とも長年スポーツシーンに関わっていらっしゃいますが、 それぞれのシーンの現況はどのようなものなのでしょうか。
西: バスケットボールシーンは”右肩上がり”ですね。日本人選手がナショナルチームや海外シーンに出るととても変わってきます。今ですと八村塁選手や、渡邊雄太選手が活躍しています。こういった選手たちが出てくると、子供たちにとってもプロ選手に大きな憧れが集まりますし、今は特にオリンピックも近くなってシーンが盛り上がっています。そもそも私がバスケ業界に入って初めての現場は、たまたまいつもと違う場所での試合だったという事情もあったのですが、お客さまが200人しかいなかったんです。その後、数年の時間をかけて1000人、2000人と増えてきて、今や5000人を集客するチームもあります。この10年で急速に発展したのですが、やはりBリーグの発足が大きかったですね。
長田: シーンがガラっと変わった、とおっしゃっていましたが、「Bリーグ」で何が一番変化したんですか?
西: バスケットボールの試合をすることはもちろんなのですが、エンターテインメントをかなり意識したものになっています。昔はバスケさえやっていれば、「勝っていればいいでしょ」という雰囲気があったのですが、エンタメの視点から再構築することで、スポーツのことをよく知らなくても娯楽として楽しんでもらえるようになりました。それこそ、Bリーグ開幕戦ではコートをLEDで光らせたり、雰囲気を今までのバスケの試合とガラッと変えたりと、プレーや選手を演出などのサポートで引き立たせています。
長田: まさにスポーツエンターテイメントのあるべき姿ですし業界としても挑戦の連続ですよね!ちなみにいまだに続いているコロナの状況下で「サンロッカーズ渋谷」自体はどうでしょうか。
西: 新型コロナウイルスが猛威を振るう中で、スポーツは「不要不急」のカテゴリーではあります。しかしながら私自身も自問自答を重ねてきました…そんなこともないのでは、と思うようになりました。試合を見にいくことを楽しみに仕事を頑張る人もいたり、ファンの方同士はバスケを通じて人とのコミュニケーションを楽しむ人がいたり。こういうファンの方々の姿を見ていると、決して不要不急ではないな…と感じることがあります。人生を豊かにする、心を元気にする力があるので、だからと言って自粛しないということをいいたいのではなく、スポーツはその重要なファクターではないかと感じています。
オンラインは障壁を感じます。それこそ生で選手と触れ合ってもらい、選手の迫力や雰囲気、体格の大きさなども感じてもらいたいのですが、オンラインですとみんなバストアップなので全く分かりませんね(笑)。
例えば選手の体格の良さを感じた子どもたちが「ご飯をいっぱい食べよう!」となれば、それが食育にも繋がります。今のご時世ですとコミュニケーションの取り方が難しいなと感じます。
ナルミ: 不要不急ということについては私たちも考えましたけど、西さんと同じ意見です。ブレイクダンスは、2024年のパリ五輪の新種目に決定したこともあり、ブレイクダンスの知名度が上がって、多くの方から熱視線を浴びているのを感じます。あと、「ダンス」のイメージが変わってきた気はしますね。
30、40代より下の方はカッコイイと思ってくださる方もかなり増えましたが、まだまだそれより上のご年配の方だと”不良のカルチャー”という感覚を拭えず敬遠されてしまうことは多いです。
そういう背景もあり、さらに色んな方に受け入れていただけるようになるために「今はちゃんとしよう」とダンス業界内でも意識が変わってきています。
あと、私自身はダンスシーン以外にも発信をしていって、どんどんカルチャーを社会に浸透させたいです。ダンスに限りませんが、スポーツから学ぶことは本当に多いですよね。私自身もダンスの経験が想像以上にプレイヤー以外の活動につながっていることに気付かされます。チームとしての活動がチームビルディングにつながるように、身体の動かし方やスキルに留まらず、教育や内面的な良さにもつながる。「見て感じる」という魅力に加えて、そういった「内面の学び」の魅力も広まっていけば良いなと思います。
そして、その魅力を伝えていくためには、やはり「プレイヤーがダンスをする」ということだけだと足りないと思います。プレー以外の部分でも伝えていく必要を感じていますね。

長田: そうですね。私たちはそういったスポーツの価値を伝えていく方を「スポーツプロデューサー」と呼んでいます。文字通り、そのスポーツをプロデュースする存在ですね。西さんはナルミさんのお話を聞かれて、いかがでしょうか。
西: 私もそう思います。立場の違いこそありますが、プレイヤーと裏方の私たちで「サンロッカーズ渋谷」という1つのチームと捉えています。プレーを選手に委ねて、逆に選手たちはマネジメントやPRを私たちに委ねる。相互の関係で1つのチームを作ることで、スキルなどに留まらない競技の魅力が伝わると考えています。それこそ私たちの活動は「スポーツプロデューサー」ですね。
長田: 選手とスポーツプロデューサーで1つのチーム、確かにそうですね。そしてファンも加わって一つのコミュニティが作られますね。
ナルミ: ところで…この間、1つの資料を作るのに半年もかかったんですよ(笑)。最初10ページほどの資料が、2度目の修正で50ページになって、逆に減らさないと… みたいなことを繰り返していたら半年が経っていて。
私は会社で勤めた経験がなく、今の裏方の活動で苦労することも多いのですが(笑)。そういうのって会社などで習うものなんでしょうか?
長田: そうですね。“作らないといけない環境にある”と言う方が正確でしょうか(笑)。もちろんイチから丸投げで「じゃあやって」ということは無いのですが。資料作りでは上司や先輩から鍛えられた経験はありますね。
ナルミ: そうなんですね。あと、そういうものって“個性”とかは出るものなんでしょうか?
長田: 個性は自然と出ることが多いと感じますね。どこに熱量を注ぎたいか、どういう想いでやるのかとか、それをどのような言葉で伝えるのか、ですとか。やはり自分の興味あるところには力が入りますね。
ナルミ: 難しいですね本当に(笑)。今の立場になって、裏方のすごさを実感したり、もっと早く知りたかった!と思うことが多々あります。
西: 私も企画書を作るのはあまり好きではないです(笑)。直接話す方が伝わりやすいときもあるので。ただ、ビジネスでは何か提案をすると、「じゃあ企画書もらえる?」って言われることが多いので…。やっぱりそこは大事ですね(笑)。
ナルミ: じゃあそれこそ、「Shibuya Sports Academy」の活動はめちゃくちゃ将来に活きてくるんですね。
長田: おっしゃる通りです。『Shibuya Sports Academy [渋谷スポーツアカデミー]』では“スポーツプロデューサーの育成”としていますが、もちろんここで培ったノウハウはスポーツ業界に限らず、あらゆる場所で生かせるものです。かつ、学生時代に自分の興味のあるジャンルで様々なことを学ぶ新鮮な経験は、受講生にとってとても力になると思いますね。

ナルミ: 羨ましいですね。こういうのがあったら受けたいですもん、私も(笑)。
これからのシーンへの”願い”
長田: それでは最後に、お二人としては今後それぞれの業界をどうしていきたいか、どうなって欲しいか、あればお聞かせください。
ナルミ: カルチャーの露出を増やし、社会に浸透させたいですね。そしてそのために、プレイヤーもシーンを支えている”スポーツプロデューサー”たちの活動に理解があると良いと思います。先ほども言いましたが、プレイヤーがダンスをするだけでは業界は広がっていかない。そこには必ず裏方の存在がありますからね。どちらかが欠けても業界が成立しないことを、プレイヤーと裏方・育成、どちらもやっているからこそ、余計に身に染みて思います。
後は「プレイヤーを持ち上げ過ぎない」ことが私は大切だと思います。表に出る方も裏を支える方も、両方が大切な存在だということを理解し、感謝し合える関係性を作ればどちらの業界も発展していくと思います。
西: 私も同じように思います。「サンロッカーズ渋谷」というチーム、そこにいる選手、そしてバスケットボールの魅力をさらに伝え、プレーする子供たちに夢を与えることが、地域や社会の活性化につながると考えています。
ナルミ: 逆にスポーツの仕事に関わりたいとか、いわゆる”スポーツプロデューサー”を目指したい人に向けて、西さんからアドバイスなどありますか?
西: 私はバスケットボールの世界に飛び込んだ時には、広報の経験もなければ、リリースを1本も書いたことがない状態でした。ですが、それまでに培ってきた経験が生きていることを実感します。全然関係ないと思うような経験もしっかり生きています。ですので良い意味で固執せず、どんどん好奇心の赴くままに動いてみて欲しいですね。スポーツとは一見関係のないようなことに思えても、その行動が将来スポーツ選手をサポートするかも知れない。「これをやってもスポーツ業界の仕事につながらないのでは」などと思わず、とにかくいろんなことに挑戦して欲しいです。

ナルミ: なるほど。私自身裏方としての取り組みは最近になってからですが、プレーに限らずコーチングやワークショップ、講演など、ダンスをプレーする以外の視点で捉えることで、より面白く感じることが増えました。プレイヤーとして集中することも面白いですが、逆にこの魅力をどう伝えよう?と考えることで、プレイヤーに対する向き合い方も変わってくる。何ならそれがプレーにも活きてくる。関係ないことのようにも思えますが、裏方の活動でブレイキンをより好きになることができましたね。
長田:そうなんですね。私もスポーツのそばにいるひとりとして、うなずける部分がたくさんありました。メジャースポーツとストリートスポーツ、(渋谷区のスローガンでもありますが)それぞれちがいをちからに変えて、魅力にして、シーンが今以上に、未来に向かっていく可能性を感じました。 特にスポーツの原点にあるチャレンジスピリットや、敵味方を問わず良いプレイを称えあえるアスリートお互いのリスペクトなど、ますますフィーチャーされていくように思います。 お二人とも素敵なお話を、ありがとうございました。
プレイヤーがプレーを全うできる環境を作るため、そしてさらなるスポーツの魅力を伝えるために奔走するお三方の対談、いかがでしたでしょうか。バスケットボールなどのメジャースポーツに限らず、ストリートスポーツでも”スポーツプロデューサー”の存在は重要なもの。もしプレイヤーから離れても、あなたの好きなスポーツに関わる機会ができるとしたら? そしてそのために必要なものは何なのか? 興味があるあなたに、『Shibuya Sports Academy [渋谷スポーツアカデミー]』の講座は必ず力になってくれることでしょう。
Shibuya Sports Academy [渋谷スポーツアカデミー]とは
『Shibuya Sports Academy [渋谷スポーツアカデミー]』では、スポーツ業界を裏から支える仕事についてワークショップや机上で学習します。スポーツプロデューサーとして実際に活躍しているプロもゲスト講師として登場。見る人にスポーツの魅力を感じてもらうにはどうすればいいのか、基礎からしっかり学ぶチャンスです。
講座の詳細は、ウェブサイトよりご覧ください。
ゲスト / モデレーター プロフィール
●NARUMIさん(BODY CARNIVAL CREW)

15年以上に渡り世界大会で50回以上優勝するという偉業を成し遂げるBGIRL界のパイオニア的存在である。「夢や目標に向かって挑戦し続ける」をテーマに世界をまたにかけ活動を行っている。
2016年にはNHKのドキュメンタリー番組 「ハートネットTV ブレイクスルー」に出演。 ブレイクダンスシーン発展のために、 高校・中学校の進路授業で講演会を開催、プロアスリートと共にプロジェクト参加するなどダンスシーンの枠を越え様々なシーンに発信する活動も精力的に行っている。
2018年アルゼンチンで開催されたYouth Olympic Gamesではブレイキン種目の初開催が決定し、大会の審査員として数々の世界大会でジャッジも務める。
国内外で活動の幅を広げており、発展途上国へのダンスシーンのサポートや、チャリティーイべント、ワークショップなど、ダンスを通じた社会貢献もチームのメンバーと共に行っている。
現在も海外や日本各地の大会に参加し現役活動を続けながら、審査員、ゲストショー、ワークショップ講師として世界中で活躍中。
●西 祐美子さん(サンロッカーズ渋谷 広報、地域、 MD担当 )

神奈川県横浜市出身。日本大学法学部卒業後、百貨店の運営会社へ就職。2013年よりbjリーグ(日本バスケットボールリーグ)所属のチームへ転職、バスケットボール界へ飛び込む。チケット担当を経て2015年より広報担当に就任。その後2016年、Bリーグの発足に伴い、プロ化を図りフランチャイズを渋谷区へ改め再出発をした『サンロッカーズ渋谷』(株式会社日立サンロッカーズ)へ転職。渋谷区初のプロスポーツチームとして広報、地域、MDを担当している。
●モデレーター:長田新子さん(渋谷未来デザイン 理事・事務局次長)

AT&T、ノキアにて情報通信及び企業システム・サービスの営業、マーケティング及び広報責任者を経て、2007年にレッドブル・ジャパン入社。最初の3年間をコミュニケーション統括、2010年から7年半をマーケティング本部長として、日本におけるエナジードリンクのカテゴリー確立及びレッドブルブランドと製品を日本市場で浸透させるべく従事し、2017年に退社し独立。2018年4月より渋谷の未来を生み出すプロジェクトを構想・推進する「一般社団法人渋谷未来デザイン」にて、ソーシャルデザインをテーマにした都市フェス「 SOCIAL INNOVATION WEEK SHIBUYA 」、渋谷区公認「バーチャル渋谷」 を推進する「渋谷5G エンターテイメント」 、ストリートスポーツ啓蒙プロジェクト「Next Generations」などを手掛ける。
その他、NEW KIDS株式会社代表として、企業ブランド、コミュニティ・アスリート・イベント関連のアドバイザーやマーケター向けキャリア支援活動を行なっている。初の著書「アスリート×ブランド 感動と興奮を分かち合うスポーツシーンのつくり方」(宣伝会議)を2020年5月に出版。趣味はスポーツ観戦・音楽ライブ鑑賞、ゴルフ、海など。
※ マスクは撮影時のみ外しております。
※ 対談取材は7月9日(金)に行われました。
photo by KAZUKI
text by YAMADAI
SPECIAL EDITION

FINEPLAYはアクションスポーツ・ストリートカルチャーに特化した総合ニュースメディアです。2013年9月より運営を開始し、世界中のサーフィン、ダンス、ウェイクボード、スケートボード、スノーボード、クライミング、パルクール、フリースタイルなどストリート・アクションスポーツを中心としたアスリート・プロダクト・イベント・カルチャー情報を提供しています。
アクションスポーツ・ストリートカルチャーの映像コンテンツやニュースを通して、ストリート・アクションスポーツの魅力を沢山の人へ伝えていきます。
●今日 ○イベント開催日
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bmx「自分たちの好きなスタイルで輝けるように」プロBMXライダー米田“ダニエル”大輔の目指すセカンドキャリアの姿2022.05.17BMXシーンにて大会MC・解説をはじめ、子ども向けのBMXスクール開催、メディア出演、大会運営ディレクターなど様々な分野で活躍しているプロBMXライダーの米田大輔(ニックネームはダニエル)。彼は今年1月には自転車用プロテクター「Ninja Pads」もリリース。BMXライダーの新たな可能性へ挑戦を続ける彼が持つキッズライダーたちへの熱い想いとセカンドキャリアとして現役BMXライダーたちにいま伝えたいこととは。 BMXフリースタイルで世界に挑戦して得た「かけがえのないもの」 -国内のBMX業界では“ダニエル”の愛称で有名な米田さん。BMXを始めた経緯を聞かせてください。米田: 小学校低学年の時にテレビで筋肉番付の「スーパーライダー」というバイクトライアルの企画を観て「自転車でこんなことができるんだ!」って衝撃を受けたのがきっかけで、小学生高学年になった時にたまたまトライアル競技用の自転車を売ってるお店を見つけて、両親にその自転車を買ってもらい中学1年生から始めました。 -最初に始めたのはBMXではなかったんですね。米田: はい。中学生の時はバイクトライアルにのめり込み、この鵠沼スケートパークでもたくさん練習していました。その時に出会った亀ちゃんっていうBMXの先輩ライダーがバックフリップをしているのを見て、「俺も絶対BMXやろう」って思って高校2年生の17歳の時から本格的にBMXを始めたんです。バイクトライアルの経験が役立ち、すごい速いスピードで上達できてBMXを始めてから半年後くらいにはバックフリップもできるようになっていました。 -17歳から本格的にBMXを始めたというのは選手としては比較的遅い年齢ですよね?米田: 今だったら遅いですけど、当時はキッズライダーが全然いなかったので17歳でも早いか普通くらいでした。今は4〜5歳から乗ってる子もいますが、僕の時代はこのフリースタイルにおいては12,14,16,18インチの小さなサイズのBMXが全然なくてほとんどが20インチばかりだったので自然と始められる年齢も比較的遅めでした。 -その年齢から始めてどのようにプロになったのか聞かせてください。米田: 18歳くらいから大会に出始めました。初めて出たBMXの大会では初心者向けのノービスクラスに出場して2位になれました。その次の大会からエキスパートクラスで出るようになり、そのカテゴリーで年間3位もしくは大会で優勝すればプロクラスに上がれる仕組みで、20歳になるかならないかくらいの年齢の時にエキスパートクラスで年間2位になってプロクラスに昇格しました。それからバイクメーカーやDC(靴のブランド)がスポンサーしてくれるようになったのでその時から一応日本のBMX界でのプロとしてキャリアをスタートし始めました。 -そうなんですね。ちなみにプロになって最高成績を出した大会はいつでしたか?米田: 2010年に韓国であったWorld Leisure Cup Asia Classでの3位ですかね。当時は事実上のアジア大会みたいな立ち位置の大会でした。 -当時、海外に挑戦する日本人選手があまりいない中で世界大会のSimple Sessionにも参戦されていましたよね?米田: はい。正直本音はX GamesとかDew Tourに出たかったんですよね。でも(X GamesとかDew Tourは)招待選手しか出られない大会なので、自分たちが出られる大会を調べた時にSimple Sessionが世界中からエントリーできる世界大会の一つでエントリー人数も毎回100人超えでスタイルも全く違うライダーたちが集まって競われる大きな大会だったんです。 -Simple Sessionは世界で一番勝つのが難しいと言われる世界大会と聞きました。米田: 今も現役で日本のトップライダーの高木聖雄選手と僕は一緒に参加したのですが、当時の自分たちが世界に挑戦できるチャンスのある大会がSimple Sessionだけでした。初めて出場した年は約100人中56位で自分の中でもこの世界の56位まで来たんだって実感していましたが、翌年出たら70位台後半、さらにその翌年は90位台となっていった時に世界の壁を感じて精神的にくらっちゃったんです。そこから海外の大会に挑戦するのは辞めました。 -それはとても辛い経験でしたね。米田: 当時、プロとして成功するには世界で戦うしかなかったので海外に挑戦しましたが厳しい世界でした。でも海外の大会に出たおかげで世界中のたくさんのライダーと友達になれました。よく行ってたアメリカやオーストラリアではどこのパークに行っても必ず誰か友達か知り合いがいるくらいになったんです。彼らも日本に来るときは僕を頼ってくれますし、今では日本の大会に彼らを招待する時にインスタグラムのメッセージ一つですぐ連絡が取れるくらいの関係性になっています。またオリンピアンを含め今のトップライダーたちはまだ彼らが無名だった時に僕が一緒に乗っていた仲間なんです。 -プロとしては望んだ結果にはならなかったですが、それ以上に大切なものを手に入れたんですね。米田: はい。あの時もがきながらも海外に挑戦したことで、今では「一生ものの財産」となる人間関係を作ることができました。 自ら見出した「米田”ダニエル”大輔」としてBMX業界での本当の役割 -現在の活動について聞かせてください。米田: 最近はもう大会には出ていないのですが、その代わりに大会MC・解説や、子ども向けのBMXスクール、メディア出演、また大会運営側でディレクターをしたりとBMXにまつわる様々な仕事をしています。また今年は以前からずっとやりたかったオリジナルのプロテクター「Ninja Pads」を作りリリースしました。 -大会に出るのを辞めてBMXシーンを大きくしていく立場へ回ったきっかけは何でしたか?米田: 後輩のライダーたちの成長がすごくて、ある時「大会でもう勝てないな」ってふと思っちゃったので潔く大会から身を引きました。もちろん泥臭くトップを目指してチャレンジし続けることも本当にかっこいいです。でも僕自身、メディアやショーに出るパフォーマーの側面もあったりとBMXの魅力は大会だけじゃないと感じていました。また同時期にBMXフリースタイルが東京オリンピック2020の種目に決まったこともあり、自分が何かできることをよく考えた時に大会MCとか解説ができれば今頑張ってる現役選手たちやBMXの魅力をもっと一人でも多くの人に伝えられるんじゃないかと思い、BMXシーンを支える側に回ることを決めました。 -いろんな転機が重なってポジティブな気持ちで次への新たな挑戦が始まったんですね?米田: はい。身体的にも大会でライディングし続けることに限界を感じてしまったところもあったんですけど、だからといって「今まで自分がやってきたことは決して無駄にはならない」って思ったんです。自分の経験や知識と培ってきたネットワークで更にこれからの選手たちをサポートすると決めたので、今ではいろんな裏側の仕事やBMXを発信する側として活動しています。 -選手として結果を残すことだけが全てじゃないということですよね。米田: その通りです。BMX業界一つにしても色々な人間が必要だと思っています。このシーンの第一線で活躍する選手、パークビルダー、BMXスクールの先生、選手のコーチや監督、サポートしてくれるスポンサー、自転車屋やメカニックなど適材適所で全部の力が必要でそのおかげでこの業界が成り立っていると思います。その中で僕はBMXと他業界を繋げられる人間になりたかった。それは現役の頃から意識していて、BMXと関係ないメディアや広告で使ってもらえるようになった時にBMXと他業界の架け橋となって「BMXライダーってかっこいい!」って思わせたかったんです。 子どもたちは宝物。キッズライダーの夢への挑戦を支える相棒「Ninja Pads」 -米田さんがプロデュースした自転車用プロテクター「Ninja Pads」について詳しく聞かせてください。米田: BMXは危険なスポーツでもありますが、ストレッチしたり体を鍛えながら乗ること、そしてしっかりプロテクターを着けることでかなり怪我を防ぐことができます。でも子ども用のプロテクターは日本だけではなく世界中にあまり無くて、サッカーの脛当てでどうにか代用したり全然サイズが合ってないものを着けている子どもたちが多いのが現状でした。そんな子どもたちの身体を早い段階でしっかり守ってあげられたら彼らもずっと末永く楽しく乗れると思って、子ども用のプロテクターを早く作りたいと思っていた時にとても素敵な出会いがあったんです。「コミネ」というオートバイのプロテクターを作ってるメーカーの方と繋がれたので「BMX用のプロテクターをオリジナルで作りたいんです」って相談してみたら一言で引き受けてくれました。そこからすごいスピードで話を進めて作ってくれて第一弾としてこの「Ninja Pads」の子ども用プロテクターが実現しました。 -その「Ninja Pads」はどんなところをこだわってプロデュースされたんですか?米田: 「Ninja Pads」は見た目もおしゃれでかっこよくて、着け心地も最高で、みんなが痛かったところを守れるプロテクターです。特に膝の内側とかくるぶしにパッドをつけて子どもたちのニーズに応えられるようにプロデュースしました。 -確かに着けていてもライディング中にずれたりして守れてないところに限って怪我したりしますよね。米田: そういった部分も考慮した上でフィット感も大事にしながらスリムに作りました。その理由は既存の子ども用プロテクターはパッドが大きいのでフレームに引っかかりやすく、逆にトリックがやりづらくなってしまうからです。またそれが原因で転んでしまうこともあるので、伸縮性もあって動きやすくその上でしっかり守れるものを意識しました。 -実現できたのは米田さんがスクールでいろんな子どもたちを教えてきた経験があったからですね。米田: まさにその通りです。僕も子どもたちを教える中で子ども用のプロテクターを見たり、子どもたちや親御さんの意見を聞いたり、自分の今までの経験も含めて「あったらいいな」を全部詰め込んで作れたのがこの「Ninja Pads」です。結果として今ではいろんな子がどんどん着け始めてくれているので本当に作って良かったなって思っています。 -米田さんの子どもたちへの熱い想いがしっかり形になっていると感じます。米田: 本当に子どもたちは宝物なんです。当時自分たちがBMXを始めた時はキッズライダーはいなかったですし、今の日本のキッズライダーたちは世界で一番レベルが高いくらいです。こういう子どもたちが増えたのはリム(中村輪夢選手)の活躍が大きいと思いますが、世界を目指して始めてくれたからこそ彼らが怪我で辞めちゃうようなことにならないようにしっかり守れるプロテクターを作りたかったんです。 BMXライダーの誰もが好きなスタイルで輝ける世界に -セカンドキャリアとしていろんなことに挑戦されている米田さんですが今後の目標はありますか?米田: BMXライダーが現役引退した後にどういう風に生きていけるのかを示す一つの模範になりたいです。選手の間はみんなに注目してもらえることも多いですが、実際は選手を辞めた後にどういう風に生きていくかの方が大事だと思うんです。せっかく自分たちが大好きなことで今までやってきたからこそ、この好きなことを仕事にして生きていけるようなライダーを増やしていきたい。選手として人生と命をかけてずっとやってきたのに大会で勝てなかったら「じゃあこれで終わりです。スポンサーももう付きません。」ということで、もう誰にも求められない存在になるのかっていったらそれは違うと思うんです。 -それが米田さんの「選手として培った経験は絶対に無駄にならない」という言葉に繋がっていますね。米田: はい。もちろん選手たちの世界を目指す姿は本当にみんなの憧れなのでトップを目指して頑張って欲しいです。でもだからといって挫折してしまった選手たちには「大会で勝てないからもうダメだ」って悲観的になって欲しくないんです。表彰台に上がれなくても彼らの挑戦する姿はとても輝いています。だからこそ大会の結果が全てではないですし、選手の経験を活かしながらBMXを通して自分の得意なことを見つけて極めたらそこで成功できる可能性が絶対ある。例えばBMXが好きな人は自転車屋を始めても良いし、デザインが好きならBMXのデザイナーになっても良いんです。人前で話すのが好きな人は僕みたいに大会MCになればいいですし、自分の強みを活かせる色々なチャンネルがあるんです。僕も今まで一度もチャンピオンになったことはないです。でも自分なりのスタイルを魅せていくことでメディアにたくさん求めてもらえる需要がありました。正直僕まだまだこれからなので、成功するにはもう少し時間がかかるかもしれないですが頑張っていくので注目していて欲しいですし、みんなと一緒に頑張っていきたいと思っています。 -最後に米田さんが思う「BMXフリースタイルの魅力」を教えてください。米田: BMXはスポーツとしての競技性も大事ですが、カルチャーやファッションといったライフスタイルな側面も全部を兼ね備えた面白いものだと思っています。もちろん、大会を頑張ってオリンピックを目指す選手もどんどん増えて欲しいです。でも目立つことが大好きだから選手ではなくてパフォーマーになりたいというのもありだと思います。なぜなら自由でどんな人がいても良いのがこのBMXフリースタイルだから。本当にたくさん色々なチャンネルがあるので今の若い子たちは自分たちのやり方で挑戦して良いと思います。とにかくBMXに乗り続けて、たくさん考えて、たくさん行動したら絶対良いことがあるのでこれからも頑張ってほしいです。そしてBMXには自分たちが輝ける場所が必ずあるということを忘れないで欲しいです。 米田”ダニエル”大輔プロフィール 1989年9月21日生まれ。神奈川県出身のBMXライダー。中学1年生の時に自転車競技バイクトライアルを始め、高校生になり17歳で本格的にBMXフリースタイル・パーク種目へ転向。急速に力をつけ、20歳の頃には国内でプロクラスに昇格。その後国内外数々の大会で入賞を収める。現在は大会MC/解説を中心に、子ども向けのスクールやメディア出演、大会運営サポートなど様々なBMX関連の仕事に携わり、今年から自身のオリジナル商品として自転車用プロテクター「Ninja Pads」の販売も開始した。スポンサーはOAKLEY、NEW ERA 、Jykk Japan、CounterAttraction、株式会社マルイ
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others6月4日~5日開催!日本最大級、“入場無料”のアーバンスポーツの祭典 「YOKOHAMA URBAN SPORTS FESTIVAL 2022」 X Games Chiba 2022のメダリストらを含む11選手が出場決定!2022.05.16来る6月4日(土) ~5日(日)に『YOKOHAMA URBAN SPORTS FESTIVAL 2022(主催:YOKOHAMA URBAN SPORTS FESTIVAL 2022 実行委員会)』を、横浜赤レンガ倉庫 イベント広場・赤レンガパークにて開催致します。 本イベントでは、SKATEBOARDING、BMX FLATLAND、BREAKING、DOUBLE DUTCH、PARKOUR、KIDS CHASE TAGの大会やエキシビションが実施予定となっており、この度はSKATEBOARDING(大会名:YOKOHAMA URBAN SPORTS FESTIVAL “SKATE ARK”)ならびにBMX FLATLAND(大会名:YOKOHAMA URBAN SPORTS FESTIVAL “FLAT ARK”)の大会へ招待選手と、DOUBLE DUTCH(大会名:DOUBLE DUTCH ONE’S FINAL 2022)については国内各地での予選を勝ち上がり出場が決定した選手を発表致します。 出場選手に関する追加情報は、決定次第、YOKOHAMA URBAN SPORTS FESTIVAL 2022公式WEBサイトで発表となります。 SKATEBOARDING / “SKATE ARK” 織田 夢海(オダ ユメカ) 2006年10月30日生まれ。TAMPA PRO 2020 WOMENS 準優勝、世界最高峰のコンテスト、ストリートリーグにもコンスタントに参戦、X Games Chiba 2022にも出場しファイナリストに。世界のトップレベルを牽引する日本スケートボードストリート女子の中でも安定した成績を残し続けている実力者。 池田 大暉(イケダ ダイキ) 2006年6月7日生まれ。2019年 X Games Next X スケートボード ストリートアマチュアコンテスト 優勝、2022年 X Games Chiba 2022 準優勝。映像パートがThrasherマガジンにて特集を組まれるなどコンテストやストリートシーン でも国内外が注目している。 Photo:ⓒムラサキスポーツ 中山 楓奈(ナカヤマ フウナ) 2005年6月17日生まれ。2021年に出場した東京2020オリンピックで銅メダルを獲得。その後も2021 SLS in Salt Lake Cityで2位、X Games Chiba 2022でも2位になるなど、世界を舞台に活躍するプロスケーター。日々着実に成長を遂げており、今後も更なる活躍が期待される。 根附 海龍(ネツケ カイリ) 2003年8月19日生まれ。TAMPA AM 2019 優勝、X Games Chiba 2022 出場、TAMPA PRO 2022 8位入賞など、勢力的にコンテストへ出場し安定した成績を残している。最近アメリカの老舗カンパニー、 ZEROへ移籍しますます国内外での活躍が期待される。 BMX FLATLAND / “FLAT ARK” 片桐 亮(カタギリ リョウ) 2000年7月13日生まれ。幼少期よりBMXレースで培った身体能力を武器に12歳の時にフラットランドに転向。難易度の高い技と流れるようなライディングスタイルで18歳の時、UCI BMX Freestyle Flatland World Cupで優勝し念願の世界チャンピオンを獲得する。コンテスト以外にもファッションブランドのモデルやWeb CMにも出演。 片桐 悠(カタギリ ユウ) 2005年4月17日生まれ。7歳から兄の影響でBMXを始め、13歳でアメリカで行われた世界大会のアマチュアクラスで優勝。その翌年にはドイツ、ベルギーで開催された世界大会のプロクラスで表彰台に入る。体を宙に浮かした状態でBMXを回転させるテクニック「バイクフリップ」を武器に会場を沸かせる。 荘司 ゆう(ショウジ ユウ) 2002年1月1日生まれ。10歳の頃、友達の影響でBMXを始め、2014年 KOG ノービスクラス 優勝、2015年 Voodoo Jam アマチュアクラス 優勝。2018年からプロクラスに出場し、2021年にはChimera A-Side 3位、2022年 The Jam BestTrick 優勝。難易度が高いと言われる、足を交差して(クロスフット)バランスを取るフロントトリックや、前後のタイヤにジャンプして飛び移る技(トランスファー)などを得意とする若手のライダー。 DOUBLE DUTCH / “DOUBLE DUTCH ONE’S FINAL 2022” ASUKI(アスキ) 2002年2月6日生まれ。WOMEN’S SECTIONの予選を1位で通過した今大会の最年少プレーヤーで、予選では2度の優勝を勝ち取った。初出場のONE’S FINALで優勝の座を狙う。 KO-YA(コーヤ) 1990年2月4日生まれ。今シーズンの年間予選を1位通過したDOUBLE DUTCH ONE’S FINAL常連プレーヤーであり、プロとしても最前線で活躍しバトル・パフォーマンス共に見る人全てを魅了する。他を圧倒するその実力で初の優勝を狙う。 KAI(カイ) 1992年1月31日生まれ。KO-YAと同じくプロとして常に最前線で活躍している生粋のダブルダッチっ子。過去に世界最高峰のサーカス『Cirque du Soleil』でのパフォーマンスも経験しており、彼ならではの熟練度の高い技でONE’S FINALでも目の前の敵を薙ぎ倒す! Lisa(リサ) 1997年4月19日生まれ。今シーズンWOMEN’S SECTIONが新たに開設され頭角を現したニューカマー。全ての予選に出場し、2度の優勝を経てFINALへの出場権を勝ち取った。このFINALに全てをかけ、女性プレーヤーの頂点を目指す! 開催概要 競技としてのプロスポーツとバックボーンにあるストリートカルチャーの魅力が融合したアーバンスポーツのエンターテインメントイベントが2022年6月に新しく横浜赤レンガ倉庫の地で誕生します。 2021年夏、日本人選手の活躍で一躍人気となった新競技のスケートボードやBMX、今新たに注目されているブレイキンやパルクールなど、全6種目の世界的プレーヤーたちが2日間に渡り一堂に会します。各競技のエキシビションをはじめ、各競技ごとの国内大会も実施。その他、キッズ向けのコンテンツやマーケットプレイス、ワークショップや音楽LIVEなど、様々な視点から楽しめるスポーツ×ストリートカルチャーフェスとなっています。 開催名称:YOKOHAMA URBAN SPORTS FESTIVAL 2022 (略称:YUSF)会 場:横浜赤レンガ倉庫 イベント広場・赤レンガパーク (住所:神奈川県横浜市中区新港1-1)日 程:6月4日(土)・5日(日) 両日ともOPEN 10:00 CLOSE 21:00入 場 料:無料主 催:YOKOHAMA URBAN SPORTS FESTIVAL 2022 実行委員会協 賛:GoPro / 六甲バター株式会社 / FIJI Water / Manhattan Portage / ChargeSPOT / KIBACOWORKS / BRIEFING / カシオ計算機株式会社 / JOYSOUND協 力:一般社団法人ARK LEAGUE / 有限会社 OVER THUMPZ / 株式会社 I AM / 株式会社PKM / FINEPLAY / BEAMS SPORTS / Fanatics Japan G.K.後 援:横浜市市民局 / J-WAVE 81.3FM企画制作:株式会社横浜赤レンガ / 株式会社シブヤテレビジョン / 株式会社ローソンエンタテインメント / 株式会社乃村工藝社 / 株式会社グリーンルーム / 株式会社ZETA公式WEB:https://yusf.jp/ コンテンツ詳細 開催される大会やエキシビションに関する詳細は、公式WEBサイトのCONTENTSよりご覧いただけます。 SKATEBOARDING “SKATE ARK”https://yusf.jp/skateboarding BMX FLATLAND “FLAT ARK”https://yusf.jp/bmx-flatland/ BREAKIG “FREESTYLE SESSION JAPAN 2022”https://yusf.jp/breaking/ DOUBLE DUTCH “DOUBLE DUTCH ONE’S FINAL 2022”https://yusf.jp/double-dutch/ PARKOUR “ONE FLOW BATTLE” https://yusf.jp/parkour/ KIDS CHASE TAGhttps://yusf.jp/kids-chase-tag/ お問い合わせ先 YOKOHAMA URBAN SPORTS FESTIVAL 2022実行委員会 E-mail info@yusf.jp
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others【X Games Chiba 2022 Presented by Yogibo】千葉大会の3日間の興奮を振り返る、ハイライト映像が公開!2022.05.09世界最大のアクションスポーツの国際競技会「X Games (エックスゲームズ)」が日本初上陸。2022年4月22日(金)、23日(土)、24日(日)の3日間にZOZOマリンスタジアムでのべ4万人の来場者を迎えて、大盛況のうちに幕を閉じました。 男子スケートボードストリート、女子スケートボードパークで日本人選手が表彰台を独占。堀米雄斗(ミクシィ)が新しい技を決めて優勝し、19年ぶりにX Gamesの競技ラインナップに加わったBMXフラットランドでは、最年少の早川紀生が金メダルを獲得するなど、日本人アスリートたちの活躍が目立ちました。競技の合間にはストリートカルチャーともゆかりの深いロックバンドMAN WITH A MISSIONが音楽ライブに登場。次世代を担う日本トップクラスのスケートボードとBMXのキッズライダーのデモンストレーション、そしてMoto Xのライダーが飛び交うなか演奏を行いました。 X Games Chiba 2022 Presented by Yogibo ハイライト映像 https://youtu.be/DWIKac98xjQ Naoki Gaman / ESPN Images 今大会はX GamesとX Games Japan組織委員会、千葉市がパートナーシップを組み、ライフスタイルブランドYogiboをタイトルパートナーに迎えて「X Games Chiba 2022 Presented by Yogibo」として、世界最大のアクションスポーツの国際大会を日本に初めて誘致。 スケートボード、BMX、Moto Xの3競技・10種目が一度に楽しめて、音楽、アート、ファッションなどアクションスポーツの幅広い魅力を凝縮した3日間となりました。X Gamesの舞台は、アクションスポーツのアスリートにとって最高の名誉。本大会の出場は招待制(インビテーション)となっており、アスリートの持つ技術だけではなくライフスタイルまで含めて、選ばれし者だけが出場できる大会なのです。 Yoshio Yoshida / ESPN Images 男子スケートボードストリート堀米雄斗(ミクシィ)は「今までこんなに多くのファンが来てくれることはなかった。大勢のファンがいてスケートボードが少しずつ認められているなと感じたので、その応援に応える滑りができてよかった。X Gamesが日本で開催されるのは奇跡。小さい頃からの夢のコンテストで、ずっと見ていた。そのコンテストが日本に来て、そこで優勝できてすごくうれしい」と語りました。 同じく、男子スケートボードストリートの池田大暉(ムラサキスポーツ)は「メダルを取れると思っていなかったので、うれしい。多くの客の視線があって緊張したが、自分の滑りができた。最高の思い出に残る大会になった」 と語った。 Yoshio Yoshida / ESPN Images 女子スケートボードストリートの中山楓奈(ムラサキスポーツ)は「日本の大会でこれほど盛り上がったのは初めてなのですごいと思った。今回は自分ができる技を成功させて銀メダルだったのでもっと練習して、金メダルを取れるように頑張っていきたい」と表彰台で喜びを語りました。 男子スケートボードパークで金メダルを獲得したジャガー・イートンは勝利の秘訣について「この環境がとても快適でした。これが僕の日常なんです。大会への招待メールを受け取り、プレッシャーに耐え、ボールやストリートで練習して備える、それがいつものスタイルです」と金メダルを手にして答えました。 日本初開催となった今大会の来場者は3日間でのべ4万人。国内においては日本テレビをはじめとする各テレビ局、新聞、ラジオ、WEBなど各種メディアが千葉大会の模様を報じており、またスポーツ専門チャンネルESPNのネットワークを通じて世界192ヶ国・5億世帯超に映像配信、YouTubeとSNSで全世界にその興奮はリアルタイムに伝えられ、日本における「X Games」及びアクションスポーツシーンは今後さらなる注目が期待される結果となりました。 Jason Halayko / ESPN Image X Games Japan組織委員会会長の神谷俊一(千葉市長)は「世界最高峰のアクションスポーツの国際競技大会が、千葉市において開催されましたこと、大変うれしく思います。参加されたすべての選手の皆さんの限界に挑む姿に深い感銘を受けました。皆さんの雄姿をご覧になった多くの方々が、大きな感動と希望、夢を得られたのではないのかと思います。そして何より、皆さんの躍動する姿や、たくさんの笑顔に触れた多くの子供たちが、未来のトップアスリートとして世界に羽ばたいていくことを期待しています。大会の運営面でも、地元後援会による多くの支援やフェスティバルエリアへの出店など、国際的なイベントを地元と一体となって行うことができたことは、今後の本市における国際的なイベントの開催に向けても、大変大きな意義があったものと受け止めています。今回の大会を、千葉市がアクションスポーツやライドカルチャーの裾野を一層広げ、新しいスポーツ文化を醸成する大きな契機とするとともに、来年以降も本大会を継続して開催できるよう、市として様々な取組みを進めてまいります」と大会の成功を喜びました。 Yoshio Yoshida / ESPN Images X Games Japan後援会会長の中島賢治(千葉市議会議員)は地元の声を代表して「後援会関係者及び多くのボランティアの皆さんと大会の成功を喜ぶとともに、一過性で終わる事なく千葉市がアクションスポーツの聖地となるべく今後とも全力で取り組みたい」と大会を振り返りました。 最後に日本初開催を実現に導いてくれたYogiboの木村誠司(株式会社ウェブシャーク代表取締役)は「Yogiboは最先端のファニチャーブランドであり同時にファッションやアメリカ文化でもあります。XGamesはストリートを代表する世界イベントであり非常にクールでファッショナブルです。その意味で我々との共通項が数多くあり喜んでメインスポンサーをお引き受けしました。今後日本でX Gamesの人気はドンドン高まることでしょう。YogiboもX Gamesと日本のアクションスポーツの発展を応援したいと思います」と本大会にタイトルパートナーとして参画した想いを語りました。 X Gamesの日本開催を待ち望んでいたアスリート、来場者、メディアから、はやくも来年開催を望む声が聞こえており、今後さらなる盛り上がりが期待されています。 今大会では4月22日(金)~24日(日)の3日間、ZOZOマリンスタジアムの外周にどなたでもご来場いただける「フェスティバルエリア」を設けました。 千葉の人気ご当地ラーメン「勝浦タンタン麺」「千葉らぁ麺」、ご当地ドリンクグランプリ最高金賞受賞の千葉県鎌ケ谷産の和梨100%の「梨スパークリング」、いちごのスイーツ「千葉くちどけ苺」、からあげグランプリ金賞受賞の鴨川名物「おさしみ唐揚げ」などなど、千葉の魅力いっぱいの「千葉フードエリア」。 そして、八千代市のパクチーシスターズのパクチーソースや、ピーナッツペーストランキング1位のHAPPYNUTS DAYのピーナッツバターなど、千葉のこだわり&おしゃれなアイテムを厳選した「千葉セレクト物販ブース」、地域商社「ちばぎん商店」の初出展など、千葉の物産エリア。 YogiboやHUFのポップアップストアをはじめ、Monster Energy、X-mobileなどのスポンサーブースも出展。スケートボードやBMX、ブレイキンが体験できる「千葉市体験ブース」は連日たくさんの家族で賑わい大盛況となりました。 4月21日(木)大会前日の練習日には地元の保育園、幼稚園、小中学生およそ700名が見学に訪れる子供プロジェクトも実施。X Games Japan千葉後援会のボランティアの皆様のご協力もあって、フェスティバルエリアは滞りなく円滑な運営となりました。 Hikaru Funyu / ESPN Images Jason Halayko / ESPN Images Hikaru Funyu / ESPN Images Jason Halayko / ESPN Images
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bmx全日本チャンピオンたちが圧巻の走り。男子エリートは中村輪夢が、女子エリートは内藤寧々が優勝 「マイナビJapan Cup第1戦」BMXフリースタイル パーク種目2022.05.08「マイナビ Japan Cup 第1戦」BMXフリースタイル パーク種目が境町アーバンスポーツパーク(茨城県)にて、2022年5月3日(火)~5日(木)の3日間に渡り開催され、男子エリートは中村輪夢選手が、女子エリートでは内藤寧々選手が優勝を収めた。 今大会は2022年シーズン初戦ということもあり、全国から国内トップクラスの選手たちが集まりアマチュア含め全12カテゴリーに分かれ、どのクラスでも前年を上回るハイレベルな戦いとなった。 今回の会場となったのは境町アーバンスポーツパーク。日本初の国際基準の常設パークである当会場では昨年に引き続き2回目の大会開催となり、シーズン開幕戦にふさわしい環境の中で世界に照準を合わせる選手たちが新技に挑戦するなど、更に日本のBMXフリースタイル・パーク種目の競技レベルの向上も垣間見れた。 なお、今大会では引き続き新型コロナウィルスの感染症対策としてライダー及びライダー帯同者また大会関係者にはPCR検査が義務付けられたが、今回はコロナ禍に入ってからパーク種目では初の有観客での開催となり以前のような大会の賑わいを取り戻す様子も伺えた。合わせて大会の模様はJFBF公式Youtubeにて、リアルタイムで視聴可能なライブ放送も行われた。 以下は、今大会最注目のエリートクラス決勝の大会リポート。 2022年シーズン開幕戦は入賞者に新たな顔ぶれも。男子エリートは中村輪夢、女子エリートでは内藤寧々が優勝。 男子エリート決勝進出ライダー達マイナビJapan Cup/©JFBF 男子エリートクラス決勝は、参加選手13名の中から予選を勝ち上がった上位8名にてよって争われ、選手年齢は14歳から32歳という若手からベテランまで日本のトップライダーたちが一堂に会し日本最高峰の戦いが繰り広げられた。 そんな戦いの中、圧倒的な強さで優勝したのは中村輪夢。先月開催された日本初上陸の「X GAMES CHIBA 2022」にも日本人唯一の招待選手として参加し、日本が世界に誇るトップライダーの一人でもある彼。予選1位通過の勢いそのままにラン1本目はノーミスで高難度トリックの「720・キャンキャン」や「バックフリップ・テールウィップ」を次々とメイクし84.20ptをマークして暫定1位へ。その後も他選手に得点を塗り替えられることはなくラン2本目を迎えた時点で優勝が確定。2本目では観客に向けて勝利を喜びを表すように拳を高く突き上げたガッツポーズの「ワンハンド」をメイクするなどユーモア溢れるランを魅せた。なお今回の優勝により中村は大会3連覇を達成した。 空中でガッツポーズをする中村輪夢マイナビJapan Cup/©JFBF 準優勝は今大会最年少でエリートカテゴリー初出場の小澤楓。エリートの強豪達を相手に会心のライディングを見せ予選を中村に続き2位で通過。決勝ラン1本目では「360・ダウンサイドテールウィップ to バースピン」など高難度のトリックを次々にメイク。ラン終盤のトリック中にスリップダウンし足を着いたこともあり65.80ptで暫定4位となったが、ラン2本目ではミスを修正し小澤自身がメイクしたかった大技「バックフリップ・バースピン to タックノーハンド」をメイクし、得点を70.60ptに引き上げ本カテゴリー初出場で見事2位の座を勝ち取った。今回、同カテゴリーに出場していたベテランのトップライダーである髙木聖雄も小澤が幼少期の頃から一緒にライディングしている先輩であったために小澤の2位入賞が確定した瞬間に一緒に喜ぶ姿も見られた。 小澤楓のトラックドライバーマイナビJapan Cup/©JFBF 3位はジャンプの高さ、高難度のトリック、着地のクリーンさの全てを兼ね備える溝垣丈司。ラン1本目では「360・テールウィップ to バースピン」や「トリプル・トラックドライバー」を含む高難度トリックをメイク69.40ptをマーク。更に得点を引き上げるべく挑んだ2本目では「トリプルバースピン」や「バースピンtoタックノーハンド」で順調にトリックを繋いでいくも、挑戦した大技「360・テールウィップ to ダブルバースピン」が時間内に決められず結果的に69.40ptをベストスコアにし、2位を小澤に譲る形で3位となった。しかし、時間外ではあったものの諦めきれず「360・テールウィップ to ダブルバースピン」にトライして見事メイクする姿は観客を魅了した。 溝垣丈司のタックノーハンドマイナビJapan Cup/©JFBF 一方、女子エリートクラスは東京オリンピック2020日本代表の大池水杜を筆頭にベテランから若手を含めた4名で争われた。 女子エリート決勝進出メンバーの顔ぶれマイナビJapan Cup/©JFBF 今回、見事優勝を収めたのは現全日本チャンピオンの内藤寧々。様々な種類のトリックを使いこなす内藤は、今大会でも彼女の代名詞的なトリックである「ワンフット・X-up to キャンキャン」や大技「バックフリップ」をメイク。そして今回は彼女の新技である「540(ファイブ・フォーティー)」という横に1回転半するトリックをクオーターでメイクし、ラン1本目で73.80ptをマーク。そのままこの得点を守り切り開幕戦を優勝で終え今シーズンの好スタートを切った。 内藤寧々のルックバックマイナビJapan Cup/©JFBF 準優勝は大会4連覇中の大池水杜。怪我の影響もありベストが尽くせない中での参加ではあったが各セクションでハイエアーや完成度の高い「ノーハンド」や「バースピン」などをメイク。また「タイヤグラブ to インバート」や「50-50」を交えスタイリッシュなライディングを魅せた。惜しくも大会5連覇とはならなかったものの、今月末にはフランスで開催される国際大会に出場するとのことなので怪我から復帰した彼女のライディングに期待だ。 大池水杜のノーハンドマイナビJapan Cup/©JFBF 3位は佐藤孔怜。コース内セクションを大きく全体的に使うライディングが特徴的な彼女は「X-up」や「ノーフット」をメイクし見事表彰台に上がった。高さやスピード感のあるライディングを目指す彼女の今後の成長にも期待したい。 佐藤孔怜のX-UpマイナビJapan Cup/©JFBF 優勝者コメント 優勝した内藤寧々と中村輪夢マイナビJapan Cup/©JFBF 中村 輪夢 選手(男子エリートクラス)「初戦で優勝できたのは嬉しいです。今月末にはフランスで国際大会があるのでそこでも優勝できるように頑張ります。次のフランスの大会では今より1回り・2回り上のトリックを狙っているので、皆さんにも是非国内だけではなく海外の大会の方もチェックしてもらえたら嬉しいです。まだまだ日本はオーストラリアやアメリカなどの海外と比べると劣っているので、いつかは日本が一番強い国になれるように僕も頑張ります。」 内藤 寧々 選手(女子エリートクラス)「優勝できて嬉しいです。BMXに関わる皆さまのおかげでここまで成長することができました。これからも私たちBMXライダーとそうでない方も一緒にこのBMXを盛り上げていきたいです。」 大会結果 <男子エリート>優勝: 中村 輪夢 (ナカムラ・リム) / 84.20pt準優勝: 小澤 楓 (オザワ・カエデ) / 70.60pt第3位: 溝垣 丈司 (ミゾガキ・ジョージ) / 69.40pt 左から溝垣、中村、小澤の順マイナビJapan Cup/©JFBF <女子エリート>優勝: 内藤 寧々 (ナイトウ・ネネ) / 73.80pt準優勝: 大池 水杜 (オオイケ・ミナト) / 61.90pt第3位: 佐藤 孔怜 (サトウ・クレア) / 30.20 pt 左から佐藤、内藤、大池の順マイナビJapan Cup/©JFBF <キッズ4アンダー>優勝: サカキバラ・カナタ / 71.40pt準優勝: コジマ・ハル / 47.30pt <キッズ5-6>優勝: マスイ・チアキ / 82.40pt準優勝: コジマ・ルカ / 66.64pt第3位: コバヤシ・アラタ / 51.10pt <ガールズ7-9>優勝: ハマダ・ルル / 66.20pt準優勝: イノウエ・アオイ / 61.50pt第3位: シモムラ・アヤナ / 49.20pt <ボーイズ7-8>優勝: タカハシ・ヒサシ / 77.60pt準優勝: サイキ・タスク / 64.20pt第3位: タナカ ケイ / 63.00pt <ガールズ10-12>優勝: ヨシダ・ミオ / 72.00pt準優勝: シライ・レエナ / 69.60pt第3位: コマツ・キラリ / 67.40pt <30オーバー>優勝: シモノ マサシ / 73.00pt <ボーイズ9-10>優勝: ニワ・コウキ / 75.00pt準優勝: オゴケ・ユウト / 64.20pt第3位: タムラ・コテツ / 59.80pt <ボーイズ11-12>優勝: マツウラ・アオウ / 77.60pt準優勝: ハヤシ・ショウゴ / 68.00pt第3位: オクダ・コタロウ/ 59.40pt <女子13-15>優勝: オザワ・ミハル / 80.00pt準優勝: スギオ・サクラ / 65.40pt第3位: ヤマモト・ユイカ/ 64.80pt <男子13-15>優勝: マツモト・ショア / 83.60pt準優勝: シライ・レオン/ 69.70pt第3位: イトウ・アクア / 66.00pt 大会概要 ⼤会名称 : 「マイナビ Japan Cup」 第1戦開催期間 : 2022年5月3日(火)~5日(木)- 3日間 -※詳細は公式HPをご覧ください。大会会場:境町アーバンスポーツパーク(茨城県)主催: 一般社団法人 全日本フリースタイルBMX連盟(JFBF)特別協賛:株式会社 マイナビ出場選⼿:全8クラス(アマチュア含め) 計67名男⼦エリート 13名・⼥⼦エリート 4名
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skate「絵は出来上がってしまったら寂しい」ナチュラル SKATER ARTIST YOHEYY2022.05.06【インタビュー/FINEPLAY】サマーソニックでのライブペイント、POW!WOW!JAPANやPOW!WOW!HAWAIIなど国内外で壁画からバイオリニスト NAOTOやイギリスのIncognitoのCDジャケット・Brooklyn Breweryへのビジュアル制作まで多彩な才能を見せるアーティストYOHEYYにインタビュー。 https://youtu.be/e2Kpho3dHss 大阪府出身。 大阪市立工芸高等学校 美術科卒。 主に自然や人をモチーフとしている作品を制作しています。 生命という神秘的なものを表現したくて、その象徴として女性をモチーフとすることが多くあります。 生まれてくるものが1つとして同じものが無い様を色(カラー)として捉え、多くの色を使うのが特徴的です。 生まれてから老いていくという時間の流れを意識して、絵の具に流れをつける描き方を意識しています。 サマーソニックでのライブペイントやPOW!WOW!JAPANやPOW!WOW!HAWAIIなど国内外で壁画を制作。 バイオリニスト NAOTOやイギリスのIncognitoのCDジャケット・Brooklyn Breweryへのビジュアル制作。