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3年連続アジアチャンピオンを達成したプロカイトボーダー“大島彩”からのメッセージ

世界で戦うプロカイトボーダー“大島彩”

カイトボードというスポーツをご存知ですか?日本ではまだそこまで知られてないですが、欧米諸国では広く認知されており世界中で楽しまれている究極の3Dスポーツ。
FINEPLAY編集部は、世界で戦いながらカイトボードの普及に尽力している3年連続アジアチャンピオンを達成したプロカイトボーダー“大島彩”選手へカイトボードの魅力を聞いてみた。

—カイトボードとはどんなスポーツですか?

大島:パラグライダーの様な大きなたこ(カイト)を上げてボードに乗り、風の力のみで海上を滑走するマリンスポーツです。カイトサーフィンとも呼ばれています。
ウェイクボードのように様々なトリックをしたり、サーフィンのように波に乗ったり、ヨットのようにクルージングやレースをしたりとほんとうに色々な楽しみ方ができるのがこのスポーツの特徴です。
10m以上の高さにジャンプする事もでき、風さえ吹けば海でも川でも湖でも行うことができます。波の有無は問いません。
また、広い意味でのカイトボードにはスノーボードやスキーを履いて雪上で行うスノーカイトや、地上でマウンテンボードやバギーに乗って行うランドカイトというものもあります。

—カイトボードの魅力とは

大島:まずは楽しみ方の幅がとても広いということが挙げられます。エクストリームスポーツのひとつとして数えられる以上、がんがん攻めて難易度の高いトリックに挑む事もできますが、余暇に楽しむレジャーのひとつとしてまったりクルージングをしたり新しい仲間と語り合ったりするだけでも他ではできない貴重な経験ができます。
また、身体能力だけでなく技術面の重要度が高いのもこのスポーツの特徴。車の運転のようにひとつひとつの操作や天候に関する知識、状況に応じた判断力を身につける事が大切なため、若ければ若いほど良いという事もありません。
実際にフリースタイルで活躍する選手は10代〜20代前半の選手がほとんどですが、レースは30代や40代の選手も多く、趣味で楽しむカイトボーダーの中には60〜70代の方もいます。年齢やコンディション、住んでいる地域によって楽しみ方を変える事ができるのもこのスポーツの魅力のひとつです。

※スノーボードやサーフィンのように道具とコンディションさえ揃えば誰でも始められるスポーツと違い、カイトボードはきちんとした講習を受けないと危険な目に遭う事も多いので必ず最初はスクールに入るようにしましょう。しっかりとした知識と技術を正しい方法で身に付ければ、怖い思いをしたり危ない目に遭ったりする事はまずありません。

—カイトボードへの想い

大島:私は大学生の頃に友人に誘われたのをきっかけにカイトボードを始めました。その楽しさに魅せられるのに時間はかからず、今では生活の中心にカイトボードがあります。
仲間とお互いに助け合いながら海と風を思いっきり楽しむことのできるこのスポーツに、選手として、インストラクターとして、はたまた道具の修理職人として、様々なかたちで携わってきて数えきれないほど多くの素晴らしい経験をすることができました。
このスポーツに出会わなければ私の人生はまったく違ったものになっていたことでしょう。私の事を今までもこれからも応援して支えてくださる人たちのために、今は少しでも多くの人にカイトボードの魅力を知ってもらうことが私にできる事だと考えています。

—FINEPLAYユーザーへメッセージ

カイトボードは日本ではまだまだマイナーですが、欧米諸国では一般に広く認知されており、ほんとうに多くの人が世界中で楽しんでいるスポーツです。
以前から私の事をご存知の方も、今回初めて知ったという方も、少しでもカイトボードに興味を持っていただけたらほんとうに嬉しいです。
私自身の活動はフェイスブック、インスタグラム、ツイッターにブログと各メディアにて公開しておりますのでぜひチェックしてみてください。

Kiteboarding Singapore | Sri Lanka Kite Magic Spot

出典:YouTube(Outer Quadrant)

【大島彩プロフィール】

1987年10月8日生まれ、愛知県出身のカイトボーダー。
2007年、名古屋工業大学在学中にカイトサーフィン(カイトボード)に出会い、翌年には国内大会へ出場。2010年に日本チャンピオンとなったのと同時期にアジアツアーやワールドツアーへの参戦を始め、2011年にはアジアチャンピオンとなり世界ランキング8位を獲得。エンジニアとしての就職の道を捨てて宮古島に移住した後も国際大会への出場を続け、前人未到の3年連続アジアチャンピオンを達成。現在はツアーを回る中で出会ったフランス人のパートナーとスリランカで暮らしている。

IKO国際インストラクターの資格を保持し、安全で楽しいカイトサーフィンの普及に尽力する傍ら、カイト用具の修理やパートナーの経営するスリランカカイト(*)でのマネージャー業務も担当。自らもプロのライダーとして活躍するなど、まさにカイトサーフィン漬けの日々を送っている。

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FINEPLAY編集部

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