SPECIAL EDITION
-
skate歴代全日本チャンピオンを下した志治群青が初優勝!「第3回マイナビスケートボード日本OPEN supported by Murasaki Sports」パーク男子決勝2025.04.11
-
skate怪我を乗り越えて強さを見せた草木ひなのが優勝!「第3回マイナビスケートボード日本OPEN supported by Murasaki Sports」パーク女子決勝2025.04.09
-
others世界11カ国・80名の世界トップアスリート出場決定! 世界最高峰のアクションスポーツの国際競技会、関西初上陸「X Games Osaka 2025」2025.04.08
-
dance子どもたちに与えたかったのは夢や目標へ挑戦するきっかけ「MIZUHO BLUE DREAM BREAKING LIMITS Workshop Tour 2024」最終回2025.03.19
-
freestyle「シーンを代表する顔になりたい」世界に挑み続けるフリースタイルフットボーラーYu-ri2025.03.12
ピックアップ記事
-
dance今年東京で開催される「Red Bull BC One World Final」の日本決勝「Red Bull BC One Cypher Japan 2025」が8月16日(土)に開催! 今大会出場の招待ダンサーたちは。。2025.04.05レッドブルは20年以上の歴史を誇る、世界レベルの 1on1 ブレイキンバトル「Red Bull BC One」の日本決勝となる「Red Bull BC One Cypher Japan 2025」を、2025年8月16日(土)に横浜の大さん橋ホールにて開催を決定する。なお今大会の観戦チケットも現在絶賛販売中。 「Red Bull BC One Cypher Japan」には招待ダンサーとして、B-Boy Steezyskee・Taisuke・TSUKKI、B- Girl Chura・HIYO・Yasminの出場が決定。3月より日本の6都市で開催中の地方予選「Red Bull BC One City Cypher」と「Red Bull BC One University Cypher(学生予選)」を勝ち上がったB-Boy/B- Girlの各7名と、この招待ダンサーのB-Boy/B-Girl が世界大会を目指し白熱のバトルを繰り広げる。 昨年の「Red Bull BC One Cypher Japan 2024」の様子 ©︎Jason Halayko / Red Bull Content Pool なお、Cypher Japanの勝者となるB-Boy/B-Girlの各1名は、11月8日(土)に開催されるWorld Finalへの前哨戦 「Last Chance Cypher」への出場権を獲得できる。そして「Last Chance Cypher」では、各国の予選の優勝者B- Boy/B-Girl各25名が、世界大会への切符をかけて戦い、11月9日(日)に開催される「Red Bull BC One World Final 2025」への出場を目指す。 Red Bull BC One Cypher Japan 2025 概要 日時: 2025 年 8 月 16 日(土)14:00 開場/ 15:00~18:00(終了予定) 場所: 大さん橋ホール(神奈川県横浜市中区海岸通 1 丁目 1−4)主催: Red Bull BC One 実行委員会共催: 横浜にぎわいスポーツ文化局オフィシャルグローバルパートナー: Reebok WILD CARD DANCER (招待ダンサー) ※アルファベット順 B-Boy: Steezyskee, Taisuke, TSUKKIB-Girl: Chura, HIYO, Yasmin B-Boy Taisukeは2007年に日本人として初めて「Red Bull BC One World Final」に出場し、ベスト8という結果を残した日本が誇るブレイカー。B-Boy TSUKKIは数々の国内外の大会で活躍している今後のブレイキンシーンを担う若手のホープ。さらにB-Girl Yasminは「Red Bull BC One Cypher Japan 2023」で優勝し、昨年の「Red Bull BC One World Final 2024」には招待ダンサーとして出場。日本勢トップのベスト8という結果を残している。 B-Boy Taisuke 「Red Bull BC One World Final 2016 in NAGOYA」©︎ Jason Halayko / Red Bull Content Pool B-Boy TSUKKI 「 Red Bull BC One Cypher Japan 2024」 ©︎Jason Halayko / Red Bull Content Pool B-Girl Yasmin 「Red Bull BC One World Final 2024 in Rio de Janeiro」©︎ Marcelo Maragni / Red Bull Content Pool チケット販売について 販売開始: 4月4月(金)10:00〜チケット料金: 2,000 円(税込)購入先リンクは記事最下部に記載・未就学児の方は無料です。 ・全席自由席となりますが、フロアに直接座るか立ってでの観戦となります。 ・イベント中止を除き、いかなる理由でもチケットの払い戻しは行いません。 ・イベントスケジュール及び出演者は予告なく変更となる場合がありますので、予めご了承下さい。横浜市在住の方を対象に、抽選で50名様を無料ご招待!詳細は記事最下部のリンクをご確認ください。 世界大会「Red Bull BC One World Final Tokyo 2025」を東京・両国国技館で開催 伝統のブレイキンバトル「Red Bull BC One」の世界大会となる「Red Bull BC One World Final 2025」を11月9日(日)に東京・両国国技館で開催。日本文化の聖地と言われる「両国国技館」に、各国の予選を勝ち抜いた世界中の B-Boy/B-Girl が集結。なおレッドブル・ダンサーのB-Boy Shigekixが招待選手として出場が決定している。 レッドブルが盛り上がりを見せる日本のブレイキンシーンをより熱くする今年。日本のB-Boy/B-Girlの活躍に乞うご期待!※観覧チケットは発売中 【開催概要】日時: 2025 年 11 月 9 日(日) 場所: 両国国技館(東京都墨田区横網1丁目3-28)主催: レッドブル・ジャパン株式会社 オフィシャルグローバルパートナー: Reebok Red Bull BC One とは Red Bull BC Oneは今年で開催22回目を迎えるレッドブルが開催する世界レベルの1on1ブレイキンバトルです。レッドブルはブレイキンに20年以上の歴史と伝統があり、世界30ヶ国以上で予選とプログラムを行い、イベントやワークショップなどを通じて、世界最高峰の才能豊かなダンサーを輩出している。毎年、何千ものB-Boy / B-Girl達がRed Bull BC Oneに挑戦し、選ばれしB-Boy / B-Girl 各16名のみがRed Bull BC One World Finalの舞台に立つ。
-
danceブレイキン世界最高峰の戦いがここ東京で!『FUJIFILM instax™ Undisputed Masters』Tokyo World Final2025.03.252025年3月22日、ブレイキン界における世界最高峰の競技大会「FUJIFILM instax™ Undisputed Masters」が、NEW PIER HALL(東京・港区)で開催された。ヒップホップ文化を尊重し、世界のブレイキンコミュニティからリスペクトを集める革新的なワールドツアーの最終戦であり、非常にレベルの高い大会となった。 東京でのFinal開催は3年連続となる。昨年パリオリンピックにて活躍したBBOY、BGIRLらも多数参戦し、まさにブレイキン界における世界最高峰の戦いとなった。 本大会はソロジュニア (15歳以下)、ソロ女子、ソロ男子、クルーバトル(5対5)の4つのカテゴリーが開催された。 Solo Junior 『FUJIFILM instax Undisputed Masters』Tokyo World Final ジュニアカテゴリにて優勝を収めたのはHaLuTo。大人顔負けのパワームーブに加え、オリジナリティのあるトップロックやフットワークが見られ、非常に完成度の高いブレイキンを披露してくれた。 決勝の相手となったのはHAJIME。日本人同士かつ「Red Bull Under My Wiiings」の合宿でも共に時間を過ごした相手とのバトルとなり、互いに一歩も譲らない接戦となった。 15歳以下のカテゴリーで、すでに完成されたブレイキンを見せてくれた彼らから今後も目が離せない。 HaLuTo /『FUJIFILM instax Undisputed Masters』Tokyo World Final Solo Women 女子カテゴリでは、Syssy(フランス)が優勝。また、HINATA、Yuina、Cocoaの若手3人がTOP4 入りし、世界大会の場で日本のレベルの高さを見せつけた。 HINATA /『FUJIFILM instax Undisputed Masters』Tokyo World Final 決勝はSyssy vs HINATAのマッチアップ。今年からDリーグにも活躍の幅を広げているHINATAは、他ジャンルの踊りもうまく取り入れた気迫溢れるムーブを披露。トーナメントを通して勢いが感じられた。 対するSyssyは、数多くの大舞台を経験してきた余裕が見えるムーブで返す。決勝では各ラウンドでインパクトのあるパワームーブやフリーズを決め切り、優勝を果たした。 『FUJIFILM instax Undisputed Masters』Tokyo World Final Syssy / 『FUJIFILM instax Undisputed Masters』Tokyo World Final Solo Men 男子のTOP4 に名を連ねたのはJeffro、Mace(アメリカ)、Tsukki、Lorenzo(オランダ)の4人。圧巻のパワームーブで会場を味方につけていたTsukkiが決勝まで駒を進めた。 TOP8のTsukki vs Alvinのマッチアップは縦系パワームーバー同士の熱いバトルとなった。このバトルの勝敗は3ターン目までもつれたが、彼の得意技である1990(ナインティ―)が決め手となりTsukkiがTOP4 へ進出。 Tsukki /『FUJIFILM instax Undisputed Masters』Tokyo World Final また、パリオリンピックでも活躍したJeffroが順調に勝ち上がり決勝へ。特にセットを作らず、フリースタイルで踊っているという彼の踊りは毎ラウンド観客を魅了した。 Jeffro /『FUJIFILM instax Undisputed Masters』Tokyo World Final 決勝のカードはJeffro vs Tsukki。決勝も勢いを落とすことなく高火力のムーブを繰り出すTsukkiに対し、Jeffroも自身のスタイルを崩さずオリジナリティあふれるムーブを披露。 Jeffro /『FUJIFILM instax Undisputed Masters』Tokyo World Final 結果は様々なバリエーションとムーブの完成度を見せたJeffroが優勝。スタイルや魅せ方が異なる2人のバトルだったが、ブレイキンという競技の奥深さが垣間見える一戦であった。 『FUJIFILM instax Undisputed Masters』Tokyo World Final Jeffro /『FUJIFILM instax Undisputed Masters』Tokyo World Final Crew 5 vs 5 クルーバトルのTOP4 にはBody Carnival、Red Bull BC One All Stars、 Jinjo Crew、Far From Homeが進出。 注目されたのは、今最も日本で勢いのあるクルーであるBody Carnivalとブレイキン界のスター軍団Red Bull BC One All Starsのカード。 近年のバトルに採用されているラウンド制のジャッジがクルーバトルでも採用されており、特に Red Bull BC One All Starsのソロの強さが活きる結果となった。 『FUJIFILM instax Undisputed Masters』Tokyo World Final ゲストのRed Bull BC ONE All Stars、Jinjo Crew(韓国)が決勝へ。お互いにオリンピアンを擁するクルーが勝ち上がり、会場の熱気は最高潮に。 『FUJIFILM instax Undisputed Masters』Tokyo World Final Jinjo CrewのクリエイティブなルーティーンからHIRO10の十八番パワームーブで会場をロック。クルーとしての完成度の高さを見せつけた。 対するスター軍団Red Bull BC ONE All Starsは、圧倒的なソロの強さを武器に応戦。クルーとして練習できる時間が限られる中でも、個々のスキルの高さでカバーし合い見事優勝。 『FUJIFILM instax Undisputed Masters』Tokyo World Final 国境、年齢、性別の垣根を超えたクルー同士のバトルは、まさにヒップホップカルチャーが体現されたものであった。 『FUJIFILM instax Undisputed Masters』Tokyo World Final Red Bull BC ONE All Stars /『FUJIFILM instax Undisputed Masters』Tokyo World Final 本大会は、パリオリンピック後のブレイキンシーンにおける世界最高峰の戦いとして、そのレベルの高さを示した。実際にオリンピックで活躍した面々に加え、若い世代の台頭やニュースターの誕生を予感させるようなバトルが数多く見られた。 イベント中には、スクリーンでバトルにおけるルールやマナーを紹介するなど、ブレイキンというカルチャーへの理解を深めるための機会も用意されていた。今後ブレイキンがスポーツとしてだけではなく、カルチャーとしても世間に浸透していくという意味で非常に重要なイベントとなった。 『FUJIFILM instax™ Undisputed Masters World Final』開催概要 名称:『FUJIFILM instax Undisputed Masters』Tokyo World Final⽇時:2025年3⽉22⽇(⼟)会場:ニューピアホール住所:東京都港区海岸1丁目11−1 ニューピア竹芝ノースタワー
-
surf東京上映直前!プロサーファー山中海輝×田中大貴が明かす「旅に求めるもの」とは?2025.03.22世界中を旅する2人のプロサーファー、山中海輝と田中大貴が挑んだ新たなプロジェクト、WEFiNDを立ち上げた。今回、ドキュメンタリーシリーズ第1弾となるWEFiND「自分達が旅に求めているのは何なのか?」が2025年3月30日(日)に池袋HUMAXシネマズで上映される。 現役トップ選手でありながら競技者の顔だけではなく、サーフィン、そして旅の魅力をドキュメンタリーを通じて、たくさんの人々に伝えたいという思いから生まれた今作品。今回の舞台である西オーストラリアで感じた自然の力やライフスタイル、そしてサーフィンの真髄を追求する彼らの姿勢が、どのように映像で表現されているのか。インタビューを通じて、このドキュメンタリーの制作過程や彼らが描いていきたい世界を紐解いていく。 山中 海輝(以下:山中)田中大貴(以下:田中) このドキュメンタリーを作ったきっかけを教えてください。 Tomoya Murata 山中僕と大貴は試合の遠征で一緒に過ごすことが多いのですが、試合以外のプライベートでサーフィンに行き、映像や作品を残していきたいと以前から話していました。自分たちができることは、サーフィンだけを詰め込んだものではなく、サーフィン業界を盛り上げるためにも、サーフィンをやっていない人でも楽しめる作品を作り、それをエピソード2、3と長く続けていけるものにしたいという思いがありました。10月にお互い時間があったので、このタイミングで映像を残そうと話が進み、今回のドキュメンタリーを作ることになりました。 「自分達が旅に求めるものは何なのか?」というテーマはどういった経緯で決まったのですか Kanato Hamaguchi 山中もし自分たちが波だけを求めているのであれば、「インドネシアやメンタワイに行った方がいいよね」って話をしていました。でも、今回どこに行くかとなった時に、2人とも一致して西オーストラリアだったんです。それは波だけではなく、旅に求めるものは他にもあるんじゃないかという話になって。それって一体何なんだろうというのを、このタイトルにすることで色々と見えてくるものがあるのではと感じていて。旅に求めるものは各々あると思うので、「WEFiND 自分達が旅に求めるものは何なのか?」をテーマにしました。 田中 海輝君と遠征して世界を回っている中で、オーストラリアでも、西オーストラリアに強い思い入れがありました。波を求めるなら、インドネシアのバリ島やクルイなど色々あるけれど、それ以外に海の広さとか自然の壮大さとか、スクリーンに収まらない程の大きさが西オーストラリアにはあるんです。そう言った、サーフィン以外の旅の醍醐味を見てくれた人に伝えたいという想いから、このタイトルが生まれました。 ドキュメンタリーを通じて特に見せたい部分はどのあたりにありますか Kanato Hamaguchi 田中サーフィンのかっこよさを表現するのはもちろん大事。自分と海輝君の旅先での過ごし方の共通点としては、外に出て写真を撮ったり、その地の文化などに触れることなので、そういった旅先で見たモノやライフスタイルを映像を通して伝えたいという思いがありました。サーファーだけではなく、さまざまな人にこの映像を観てもらい、「自分も海外に行きたいな」とか「サーフィンっていいな」と思ってもらえるだけでも自分達にとってこのプロジェクトを立ち上げた意味があると思っていて、視聴者に何か上映が終わった後にアクションを起こしてもらいたいという共通の思いがありました。だからこそ、今回のドキュメンタリーのタイトルも「WEFiND」にしました。自分たちだけではなく、観る人たちにも、何か気づきを持ち帰ってもらえたら嬉しいなという意識を大切に制作しました。 山中制作に入る前に観てくれた人がどんな気持ちになってほしいか、最終的なゴールの部分だけ明確に決めていました。なのでWEFiNDというタイトルも現地に行くまでは決まっていなかったんです。観た人が「私もサーフィンをやってみたい」とか、「自分も世界に旅に出たい」と感じてもらえるような、何かのきっかけになればいいなという思いが1つのゴールとして決めて、あとは、そのゴールに向かって進めていけば、自然とドキュメンタリーの内容は見えてくるはずだと考えて旅に出ました。 「何かのきっかけになって欲しい」というゴールを決めた理由を教えてください 山中坂口憲二さんの『海から見た、ニッポン』の映像を見て育ち、小学校の時、海に行く時は必ず見ていました。だから、自分たちの次の世代である子供たちも、WEFiNDを見て『うわ、僕も行ってみたい!』って思ってくれるきっかけになったらいいなと感じています。それはサーフィンだけではなく、遠征に行くならこういう場所を見てみたいな、とかそういう海以外のことを知ることも大切だと思うんですよね。今回、坂口憲二さんにも『海から見た、ニッポン』の影響を受けて作品を作ったこともお話しさせてもらいました。 Tomoya Murata 試合で訪れた時と撮影で訪れた時で思いに何か変化はありましたか Kanato Hamaguchi 田中試合の時は試合会場で練習をして、地形をどれだけ理解して試合に挑めるかなど選手として取り組んでいます。しかし、今回は西オーストラリアの豊富なサーフポイントを巡りながら、風向きや潮の変化を確認し、良い波を求めてサーフィンをするという理想的な生活を送ることができ、今まで以上に視野が広がり、さらにサーフィンが好きになりました。 撮影中に印象に残った瞬間や場所はありますか Kanato Hamaguchi 山中やっぱり1番印象的だったのはクジラと出会えたことですね。映像の中でも話していますが、2018年に西オーストラリアを訪れた時にドローンでクジラを撮影し、その写真や動画をInstagramに投稿したところ、DJIというドローンの会社から連絡があったり、そのような活動をきっかけに当時限られたクリエイターだけが動画コンテンツを届ける動画プラットホームのYahoo!クリエイターズに参加できたんです。クリエイターになれたのはまさにその出来事があったからこそで、今回もその時と同じようなシチュエーションで、親子のクジラ2頭を撮影できたことが、まるで何かに導かれたような巡り合わせを感じ、とても印象的でした。 田中最初にこのプロジェクトを立ち上げてから、営業をかけ、プレゼンを行い、スポンサー集めなどをすべて自分たちで行いました。そんな思いが詰まった中で西オーストラリアに来て、映像の中でも話していますが、『これ以上何もいらない』と心から感じる瞬間があって。普段、試合やサーフィンが当たり前になっている生活を送っていますが、西オーストラリアでは、日本で非現実的に思えるような素晴らしい生活が、現地の人々にとっては日常の風景として溶け込んでいる。そんな夢のような環境を今回過ごすことで『本当に何もいらないな』と心から思いました。 今回のドキュメンタリーを作る際に、魅せ方などで注意した点や工夫した点はありましたか 山中自分たちが魅せたいものと、人が観たいものって違うと思うので、そのギャップをできるだけなくしつつ、みんなが観たいと思ってもらえるものを意識しました。その中でも、サーファーのリアルな姿は、しっかりと発信していきたいので、そういったシーンはカットせずに残しました。実際、僕がサーフィンのドキュメンタリーを見ていて思うのは、サーフィンのシーンで少し違うカービングを2本続けて見せられても、正直なところ、サーフィンを知らない人からしたら違いがわからないと思うんです。でも、サーファーからすれば、この違いが面白いんだって視点もありますが、今回はサーフィンの映像のバランスを取りながら、ライフスタイルや2人がこぼした一言など、そういった部分をできるだけピックアップするように工夫しました。あと、自分は音楽で映像にのめり込むタイプなので、映像に合う音楽を探すために2〜300曲ほど聴きました。その中で最終的に選んだのは、結局11曲ほどでした。 Kanato Hamaguchi 田中福岡の上映会が終わった後、みんなが「曲が良くて、何度もプレイリストを聴いている」と言ってくれたり、「あの曲を聴くと、あのシーンが思い浮かぶ」とも言ってもらえて、その言葉がすごく嬉しかったです。自分たちが伝えたかった部分と、きっとマッチしていたんだなと思います。 山中さんは出演者でもあり、編集、監督という立場の中で難しかったことはありましたか Kanato Hamaguchi 山中自分だったら、ここ撮るのにな、とか、ここ必要じゃないかな、と思うことはありましたが、それを言葉にしてしまうと演技になってしまうので、「今からここを撮って」とも言えなくて…。自分が見せたい部分はあるけれど自分が撮れない以上、指示を出してしまうとそれが演技になってしまう。映像の構成についても、現地に行ってみないとわからない部分も多く、決まっていないこともあったので最後の編集が終わるまでは、どう仕上がるのか全く見えなくて本当に怖かったです。 この旅を通じて発見や学びはありましたか 山中映像を自分が編集したからこそ、主観ではなく、客観的にサーフィンというスポーツをしっかりを見ることができました。こういうところがサーフィンの魅力なんだとか、8日分の素材を、100 時間以上の時間をかけて毎日見て行く中で、心が揺れたり、引き寄せられるところって大貴の一言だったり、自分がぼそっと言った一言や表情だったりして。この瞬間が好きなんだ、これがサーフィンだ、ということに気づけたからこそ、サーフィンがさらに好きになったし、旅もまた好きになれたという気づきがありました。 Kanato Hamaguchi 田中無我が夢中でサーフィンを楽しんでいた小学生や中学生の頃は、ずっとウエットスーツを着たまま海で過ごしていました。そこから、試合中心の生活になり、試合に負けて嫌な気持ちになることもあったけれど今回、息き抜きで久しぶりにトリップに行けたことで、子供の頃の気持ちに戻ったように、ずっとサーフィンしていたいという気持ちになって、やっぱサーフィンって楽しいなと感じました。それが思えただけでも、これからの選手生命にとって絶対に大事なきっかけになったし、それが実感できたことが大きかったです。上映会が終わって、トークショーで海輝君と一緒に前に出て話した時に感じたことは、自分たちがやってきたことが形になって、こうして多くの人が来てくれるということが初めてで、やってきて良かったなと感じられる瞬間が本当に良かったなと思いました。 Kanato Hamaguchi 旅や作品作りをしながら競技者として戦うことに、どのような意義を感じていますか Kanato Hamaguchi 山中自分は小さい頃からサーフィンがうまい人がヒーローのような世界で育ってきました。でも、その「サーフィンがうまい」って何で測るのかって考えた時、やっぱり世界で戦って試合で勝っている人がうまいと思う中、自分は大きいタイトルを持っていないので、1つでも大きなタイトルを取りたいです。試合をしていると日々学びがあり、勝つためにも色々考えてサーフィンに向き合えるのでサーフィンが効率良く上手くなると思います。だから試合が好きですし、勝った時には普段味わえない気持ちを味わえるので続けています。 田中多分、今何か1つのことに全力を注がないと、この先の人生でも全力でできないんじゃないかと思っています。今できることは全力でやって、それをこれからに繋げていきたいと思っています。だからこそ、継続や意思を持って続けられているのかなと思います。 今後のプロジェクト計画があれば、お聞かせください Tomoya Murata 山中試合のスケジュール次第ではありますが、5月か10月あたりにスリランカや南アフリカなど、そういった場所を攻めたいと思っています。 田中行きたい場所は本当にたくさんあります。タイトルの『WEFiND』のように、自分たちで今回西オーストラリアに行って、感じたことや発見が沢山ありましたが、それはほんの一部に過ぎないんです。今後は自分たちと全く関係のないようなゲストと一緒に旅をして、その人たちから学んだり、その人たちも自分たちから学んだりするようなストーリーがあっても面白いんじゃないかなと思います。例えば、ボディボーダーやロングボーダー、アーティスト、コーヒー豆職人など、一般の人が見ても面白いと思えるようなものがあれば、きっと気づきがあるはずなので。そういったものを作れたらなというのが夢ですね。 プロフィール 山中 海輝 1994年7月2日生まれサーファーである両親の影響でサーフィンを始める。17歳で全日本ジュニア優勝、2度にわたり日本代表チームキャプテンとして世界選手権へ出場するなど、着実な戦歴を経て、プロ資格を取得する。関西大学卒業後、サーフボードとカメラを持って世界ツアーに参戦。見たもの、感じたことを写真や映像に残し、多くの人に伝えたいとの想いから本格的にクリエイター活動を開始し現在は著名人に帯同しての撮影や広告撮影などを担当している。 田中 大貴 1998年6月14日生まれ福岡県出身4歳の頃に両親がサーフィンをしていたのがきっかけで海遊びでサーフィンを始める。16歳の時に第49回全日本サーフィン選手権大会にて初優勝。翌年の全日本サーフィン選手権大会でも優勝し2連覇を達成。その後、日本代表として4度選出され、17歳でプロ資格を取得。現在は、世界最高峰のサーフィン組織WSL(ワールドサーフリーグ)を舞台に、世界各地の大会を転戦している。 WEFiND「自分達が旅に求めるものは波だけなのか?」上映トークイベントショーについて “WE FiND 自分達が旅に求めているものは何なのか?”「自分達が旅に求めているものは波だけなのか?」この問いの答えを探すべく、世界中を旅する2人のプロサーファーの姿を描くドキュメンタリシリーズ第1弾。 主演:山中海輝 / 田中大貴監督:山中海輝撮影:Kanato Hamaguchi / Tomoya Murata 開催日時:2025年3月30日日曜日開場:18:00 (8Fロビーにて17:30よりグッズ販売開始)上映開始:18:30 (45分間)上映終了後:トークショー (20分間)場所:池袋HUMAXシネマズ8F シアター2
-
doubledutchジャンプロープ日本代表決定戦が開催!『ALL JAPAN 2025』2025.03.182025年2月23日(日)・24日(月)、神奈川県川崎市・高津スポーツセンターにて、ダブルダッチの世界選手権大会の国内選考会となる「ALL JAPAN 2025 団体戦」が開催された。 ALL JAPANとは 「ダブルダッチ」というと、国内で主流なのはフュージョンスタイル(音楽と動きを合わせるスタイル)だが、ジャンプした回数を競ったり、技の難易度に応じて点数が加算される“スポーツ”スタイルもある。 今回のALL JAPANは、ダブルダッチだけでなく、シングルロープ(いわゆる普通のなわとび)も含めた「ジャンプロープ」全体のスポーツジャンルの全日本選手権。「個人戦」と「団体戦」があり、今回ダブルダッチは「団体戦」の中で開催される。 昨年7月には、そのスポーツジャンルのアジア選手権大会がここ日本・神奈川県川崎市で開催。アジア各国のジャンプローププレイヤーたちが集結したが、今年7月には世界選手権大会が川崎市で開催されることが決定。 昨年7月、アジア選手権大会のようす。同会場で今年7月、世界選手権大会が開催! スポーツジャンルの特徴とは?! 昨年、アジア選手権大会で優勝に輝いたREG☆STYLE・KAIは、FINEPLAYのインタビュー取材にこう語っている。「フュージョン種目は簡単そうなことでも難しく見せたり、あるいは別の角度から新鮮な見せ方をすることが評価につながるけど、今回はまず技の難易度が高くないとお話にならない」パフォーマンス性を競うフュージョン(音と動きが“融合”する)種目とは異なり、スポーツジャンルの特徴は「技の難易度を競う」という点が大きな特徴だ。 REG☆STYLE・KAI独占インタビューはぜひ、本記事の末尾のリンクからご覧いただきたい 世界と競り合う日本の選手たちのハイレベルな技術が飛び出すこの「ALL JAPAN」はこの大会は数多くの種目・部門などに分かれている。かなり複雑なルールとなっているため、おおよそ大会の仕組みが分かる〈3つのポイント〉をお伝えしよう。 技の難易度が非常に重要だ (写真提供:JJRU) なお、簡潔に説明することを優先しているため、説明中の図を含め、細かいルールについては省略している箇所も存在する。詳細なルールはJJRUのオフィシャルサイトをご参照いただきたい。 ポイント その①「個人戦・団体戦がある」 先述の通り、この大会は「個人戦」と「団体戦」に分かれている。個人戦はシングルロープのみだが、今回の団体戦で取り扱うのは、主にシングルロープの“チーム”種目とダブルダッチとなる。 (注) ルールをもとに編集部で作成 ポイント その②「種目・年代・性別によって分かれている」 前提として、ALL JAPANでは男子のみ・女子のみ・混合と、性別による区切りが存在。そして性別だけでなく年齢による区分もある。 (注) ルールをもとに編集部で作成 (注) ルールをもとに編集部で作成 フュージョンスタイルのダブルダッチでは男女混合が主流だが、本大会のルールでは年齢だけでなく、性別による区切りも存在するのだ。 ポイント その③「世界選手権へつながる“2つの道”」 このALL JAPANは「全日本選手権」かつ、今年8月に開催される「世界選手権大会」に進出する日本代表を選ぶ大会。進出にあたっては、各種目によって枠数が異なる点にもご注目いただきたい。 ・計測種目:5枠・フリースタイル種目:3枠 様々な世代の選手が参加した (写真提供:JJRU) なお、以上のようなシステムを採用しているため、今大会の表彰の数は膨大な数存在する。心苦しくも、本記事内では全てを取り上げることができないため、結果の詳細については、JJRUのホームページを参照いただきたい。 世界選手権大会が日本で開催されるのは史上初。日本、そして世界のジャンプロープシーンの歴史を動かす代表選手たちへ、ぜひエールを送ろう! PHOTO GALLERY 大会の様子を、オフィシャルフォトグラファーの写真と共にご紹介! ホイールペア フリースタイル。フリースタイルでは選手たちの表情にも注目だ(写真提供:JJRU) ダブルダッチ フリースタイル。常人離れした凄技も多数飛び出した(写真提供:JJRU) ダブルダッチ フリースタイル。フュージョンに精通するプレイヤーも多数参加(写真提供:JJRU) ダブルダッチ フリースタイル。昨年覇者のチーム『FOR』がメンバーをリニューアルし再出場!(写真提供:JJRU) ホイールペア フリースタイル。子どもとは思えぬパワーで会場を沸かせた(写真提供:JJRU) キッズたちも多数参加。“男女混合”区分があるのも特徴のひとつだ(写真提供:JJRU)
-
surf6年ぶりにインドネシア・バリ島で開催されたS.LEAGUE第4戦『ST WORLD クラマス ムラサキプロ』2025.03.09稲葉玲王 ©︎S.LEAGUE 2025年2月25日から28日の4日間、S.LEAGUE第4戦『ST WORLD クラマス ムラサキプロ』がインドネシア・バリ島クラマスポイントで開催された。2023年7月に「さわかみ Asia Challenge Bali」がこのインドネシア・バリ島クラマスポイントで開催されたが、JPSA・S.LEAGUEとしては2019年「ガルーダ・インドネシア/旅工房/ムラサキプロ」以来、6年ぶりの開催となった。 波は胸から頭サイズが押し寄せ、朝の時間帯は波数が少ないながらも、風もなく、クリーンな海面で試合が行われた。また、クラマスポイント特有の潮の満ち引きによって波のサイズや間隔が変化し、日中は風の影響も加わったが、選手たちは試合中にも変化する波に対応しながら戦いを繰り広げた。それでも、セットが入るとクラマスらしいライトブレイクが現れ、選手たちの素晴らしいライディングが繰り広げられた。 平田咲帆がJPSAプロ公認を獲得 平田咲帆 ©︎S.LEAGUE 今回、スポンサーシードで出場した平田咲帆は、ラウンド1から攻めのサーフィンを魅せ、ラウンド2を勝ち上がり、見事JPSAのプロ公認を獲得した。インタビューでは、今後プロサーファーとしてS.LEAGUEのツアーに参戦すると語っており、アップカマーとして注目の選手の一人となりそうだ。 グランドファイナルを前に、中塩佳那がS.LEAGUE24-25初代グランドチャンピオンに輝く! 中塩佳那 ©︎S.LEAGUE グランドチャンピオン争いをしていた川瀬心那がラウンド3で敗退し、中塩佳那がセミファイナルを勝ち上がったことで、S.LEAGUE 24-25のグランドチャンピオンが決定した。 今シーズンは、第1戦の大洗、第2戦の伊豆下田、第3戦の千葉県鴨川と、波の状況が全く異なる中で3連勝を達成し、シーズンを通して圧倒的なパフォーマンスを見せた、中塩佳那が、その強さを見せつけた。 中塩佳那 ©︎S.LEAGUE 稲葉玲王がクラマスの波を制す 稲葉玲王 ©︎S.LEAGUE メンズのファイナルは、大原洋人、稲葉玲王、小林桂、須田喬士郎の4名による戦いとなった。今大会、どのラウンドでも最初に仕掛けてきた稲葉玲王は、ファイナルでも試合開始直後から積極的に動き出す。対する小林桂は、ここまで得意のエアーを見せてこなかったが、ファイナルでは難易度の高いエアーを披露。大原洋人と須田喬士郎も果敢に攻めるが、波に恵まれず、スコアを伸ばしきれない。その中で、稲葉玲王はスプレーを飛ばし、パンチのあるバックサイドのライディングを決め、エクセレントスコアとなる8.17ポイントをマーク。さらに、アンダープライオリティの中で掴んだ波でも6.23ポイントを記録し、2本のスコアを揃えた。終始リズムを掴み、圧巻のライディングを見せた稲葉玲王が、見事優勝を飾った。 宮坂麻衣子、クラマスの舞台で2019年以来の勝利を飾る! 宮坂麻衣子 ©︎S.LEAGUE 宮坂麻衣子 ©︎S.LEAGUE ウィメンズのファイナルは、脇田紗良、中塩佳那、河合美乃里、宮坂麻衣子の4名による戦いとなった。宮坂麻衣子、脇田紗良が積極的に動きを見せる一方、河合美乃里と中塩佳那はプライオリティを活かし、良い波を待つ作戦で試合序盤を進める。試合後半になっても、宮坂麻衣子が序盤に築いたリードを守る形で展開し、各選手が最後までライディングを続けた。試合終了のホーンがなった後もスコアを待つ緊張感が続くほどの接戦となったが、宮坂麻衣子が見事に逃げ切り、2019年「ガルーダ・インドネシア/旅工房/ムラサキプロ」以来の優勝を果たした。 中塩佳那 ©︎S.LEAGUE 試合後には秀吉内装プレゼンツの親善試合「BALI JAPAN FRIENDSHIP MATCH」MURASAKIチームチャレンジが開催 田中英義 ©︎S.LEAGUE ST WORLD クラマス ムラサキプロの終了後には、親善試合「秀吉内装プレゼンツBALI JAPAN FRIENDSHIP MATCH」と「ムラサキチームチャレンジ」が開催された。親善試合「秀吉内装プレゼンツBALI JAPAN FRIENDSHIP MATCH」では、日本からはS.LEAGUEランキング上位の小林桂、増田来希、稲葉玲王が参戦し、スポンサーシード枠で田中英義が加わった。バリからはBSA(BALI SURFING ASSOCIATION)の推薦選手として、I Made Ariyana(Pajar)、I Wayan Darma Putra、I Ketut Agus Aditya Putra、I Ketut Juliartaの4名が出場した。バリからの出場選手も、WSL CSツアー選手もおり、レベルの高い戦いとなったが、ST WORLD クラマス ムラサキプロで優勝した稲葉玲王が優勝し、見事W優勝を飾った。 稲葉玲王 ©︎S.LEAGUE 「ムラサキチームチャレンジ」は各チームが男女1名ずつにコーチを加えた3名体制。チームムラサキスポーツからは大原洋人、野中美波。チームJPSAからはDAY-3でベストライディングスコアを獲得した西優司、脇田紗良。チームBSAはKomang Putra Hermawan、Kailani Johnsonが対戦した。 チームムラサキスポーツ ©︎S.LEAGUE チームJPSA ©︎S.LEAGUE チームBSA ©︎S.LEAGUE 本大会では、特別ルールとして「同じチームの2人が同時にテイクオフし、一人の選手が前の選手を追い越すことができれば、それぞれの演技に+2点が加算される」という方式が採用された。チームBSAは新たなチームチャレンジは初めてとのことだったが、良い波を掴み見事優勝した。 Komang Putra Hermawan ©︎S.LEAGUE 次戦はグランドファイナルへ いよいよ次戦は、シーズン最終戦となるグランドファイナル!4月16日(水)から4月19日(土)にかけて、東京2020オリンピックの舞台となった千葉県長生郡一宮町・釣ヶ崎海岸(通称:志田下ポイント)で開催されます。頂点をかけた熱戦は、ABEMA独占生配信でお届けいたしますので、ぜひ見届けてください! ST WORLD クラマス ムラサキプロ結果 《ショートボード男子》優勝:稲葉玲王2位:小林桂 3位:須田喬士郎4位:大原洋人 《ショートボード女子》優勝:宮坂麻衣子2位:川合美乃里3位:脇田紗良4位:中塩佳那 秀吉内装プレゼンツ「BALI JAPAN FRIENDSHIP MATCH」 優勝:稲葉玲王2位:増田来希3位: I Wayan Darma Putra4位:田中英義 「ムラサキチームチャレンジ」 優勝:BSA:Komang Putra Hermawan、Kailani Johnson / I Made Sadiartha2位:ムラサキスポーツ:大原洋人、野中美波 / 大橋海人3位:JPSA:西優司、脇田紗良 / 高橋健人
新着記事
-
skate歴代全日本チャンピオンを下した志治群青が初優勝!「第3回マイナビスケートボード日本OPEN supported by Murasaki Sports」パーク男子決勝2025.04.112025年4月5日(土)〜4月6日(日)に「第3回マイナビスケートボード日本OPEN supported by Murasaki Sports」 が鵠沼海浜公園スケートパークにて開催された。女子同様に昨年パリオリンピックを含む世界的に大きな注目を集めたシーズンが終わり、次は3年後に開催されるロサンゼルスオリンピックを見据える中、新たなスタートが切られた2025年シーズンの公式開幕戦が今大会。 今大会には国際大会派遣選手の選出や2025年強化指定選手の選考に関わる重要な大会ということもあり全国から実力者たちが集まったが、大会当日は雨天が見込まれていたため、本来予定されていた準決勝を取り止め、予選の結果から上位8名が決勝に出場する展開に。その中で迎えた決勝日は女子決勝後に雨天に見舞われ大会は中断。雨雲が去りパーク内の状況が元に戻るまでに4時間を要し、選手たちはコンディションを整えるのに苦戦を強いられたが決勝では見事なライディングを見せていた。 そんな本決勝は全38名の出場者の中、予選を勝ち上がった合計8名で競われ、スタートリストは溝手唱太、永原悠路、岡田光瑠、西川有生、徳田凱、櫻井壱世、志治群青、猪又湊哉の順となった。 大会レポート 【ラン1本目】 櫻井壱世のライディング©︎WSJ 女子カテゴリーと同様に今大会の決勝は、45秒のラン3本目のうち1本のベストスコアが採用され、一度ボードからを落ちた時点でランを続行できなくなるフォーマット。一発目から攻めのライディングで後続にプレッシャーをかけるか、後半で攻めのトリックにトライするかなど戦略が分かれる中で、いずれも1本目は走り切ってフルメイクすることでしっかりスコアを残しておきたい。 永原悠路のライディング©︎WSJ まず決勝1本目から好調なライディングを見せたのはパリオリンピック日本代表の永原悠路。過去に日本OPENでは2大会で優勝している永原はハイエアーと回転技そしてグラインドトリックを入れ込んだハイレベルなランを見せる。トランスファーでの長い「フロントサイドノーズスライド」や「キックフリップインディグラブ」、ディープエンドでの「バックサイド540」、そして最後はエクステンションでの「キャバレリアルディザスター」をタイムギリギリで決め切りフルメイクすると68.55ptをマークし幸先の良いランを見せる。 櫻井壱世のライディング©︎WSJ その永原を超える攻めのライディングを見せたのは世界大会のSimple Sessionで2年連続準優勝に輝いた櫻井壱世。櫻井は多くのトリックバリエーションを豪快なライディング落とし込んだランを見せる。ディープエンドでの「バックサイド540」や、トランスファーでの「バックサイドテールスライド」。コーピングでの長い「フロントサイドフィーブルグラインド」やエクステンションでの「キャバレリアル540」を決め切りフルメイクすると70.02ptをマークし暫定1位に躍り出た。 そして今回は上位には食い込めなかったものの今後の活躍に注目が集まっているのは今大会最年少ファイナリストとなった西川有生。バーチカル仕込みの見事なグラインドトリックとエアーが特徴的な彼は、ディープエンドでの豪快な「キャバレリアル720」をはじめ、トランスファーでの「キックフリップインディグラブ」、エクステンションでの「バックサイド540」、そして最後には「キックフリップ540」をトライするも惜しくも転倒。そんな彼のスコアは転倒したにも関わらず51.47ptをマーク。決めきっていれば上位に食い込むライディングだっただろう。その後は残念ながらスコアアップができなかったが今後が注目のライダーだ。 【ラン2本目】 永原悠路のライディング©︎WSJ 2本目では、櫻井や永原が残したスコアがプレッシャーとなってか、大半のライダーたちがスコアアップに苦戦する展開となり、ラスト1本で確実に高得点を残さないと表彰台争いは難しい状況となった。 そんな中でしっかり1本のミスを修正して、スコアを伸ばしてきたのは溝手唱太。ラン1本目では63.99ptと順調な滑り出しを見せた溝手は、2本目でトランスファーでの「バリアルフリップインディグラブ」、コーナーでの丁寧な「フロントサイドフィーブルグラインド」、そしてトランスファーではギャビン・ボドガーさながらの「アラウンドザワールド」などをメイクし、1本目をアップデートしたライディングでスコアを67.46ptまで引き上げた。 永原悠路のライディング©︎WSJ そしてその溝手の後にライディングし更なるスコアアップを目指したのが永原。1本目をアップデートし、トンネル上のコーナーで飛び切り「キックフリップインディグラブ」や、エクステンションでのハイエアーの「アリーウープ」、そしてディープエンドでは1本目と同様のクリーンな「バックサイド540」、最後は「キックフリップ」からのワントリックにトライするも惜しくも失敗し転倒。それでも65.38ptをマークしラストランに望みを繋いだ。 そしてここで触れておきたいのが徳田凱。独自のスタイルで観客を魅了する彼はコーナーでの「フロントサイドノーズグラインド」、そしてディープエンドでの「バックサイドノーズスライド」などで今回も会場を沸かせた。惜しくも2本目で転倒があり3本目はDNSとなったが、怪我から復帰した若きスタイラー大会再参戦は感慨深いものがあった。今大会は良い結果で終われなかった彼だが今後の活躍に期待したい。なお2本目を終えた時点では暫定1位が櫻井、2位が永原、3位が溝手の順となったが、予選を1位で通過している猪又湊哉と同じく2位通過の志治群青がラスト1本でどのようなライディングを見せてくるかで大きく順位が変わることが想定されたため最後まで分からない試合展開となった。 【ラン3本目】 志治群青のライディング©︎WSJ 最終ランとなった3本目は多くのライダーがミスをしてスコアアップができない状態になる中、表彰台争いには大きな変化が見られた。まずは3本目のランでベストスコアを残したのは岡田光瑠。1本目や2本目でなかなかスコアが伸び悩む中、最終ランではスムーズで完成度高いライディングで繋ぐ。トランスファーでの「ステイルフィッシュグラブ」やディープエンドでは「バックサイド540」「バックサイドテールスライド」、そして永原同様にトンネル上のコーナーで飛び切り「キックフリップインディグラブ」などを綺麗に決めるもラストトリックで失敗。52.36ptとスコアを伸ばしたが惜しくも6位で大会を終えた。 そして3本目で一番で気になるのは猪又と志治がどう表彰台争いに食い込んでくるのかだ。惜しくも暫定トップ3の櫻井、永原、溝手がスコアアップできない中で、順番が回ってきたのは志治群青。 志治群青のライディング©︎WSJ 志治はまずエクステンションの「バリアルフリップディザスター」でライディングを始めると、コーナーで「フロントサイド540」、トランスファーでの「フロントサイド360」と「バックサイドスミスグラインド」。そして彼の特徴的なトリックでもある豪快な「ジュードーエアー」。さらにはギャップ越えの 「バックサイド360」を決め切りフルメイクでランを終えた。自身のパーフェクトランには志治本人も両手を挙げて喜んだ。そんな彼の見事なランには76.26ptがスコアされ、一気に暫定1位に躍り出た。 そして最後に逆転が必要とされたプレッシャーのかかる状況でのランを迎えたのは猪又湊哉。予選では唯一の90点台を叩き出した彼だが、決勝では1本目の66.20ptをトップスコアとして最終ランに挑んだ。自分の持つトリックを出し切ることができれば優勝の可能性もあったが、ランの前半にディープエンドでの「バリアルフリップバックサイド540」に失敗。この瞬間に志治群青の優勝が決まった。昨年の全日本選手権では3位となった彼だが、今大会での優勝は初めて。永原や猪又など歴代全日本チャンピオンがいる中で見事表彰台の頂点の座を獲得した。 大会結果 左から櫻井、志治、永原の順©︎WSJ 1位 志治 群青 / 76.26pt2位 櫻井 壱世 / 70.02pt3位 永原 悠路 / 68.55pt4位 溝手 唱太 / 67.46pt5位 猪又 湊哉 / 66.20pt6位 岡田 光瑠 / 52.36pt7位 西川 有生 / 51.27pt8位 徳田 凱 / 14.55pt 最後に ©︎WSJ 今大会を通して感じられたのは男子パーク種目の急激な成長だ。パリオリンピックには永原悠路だけの出場となったが次回のロサンゼルスオリンピックでは3人出場している未来が想像できるくらい各ライダーのレベルアップが感じられる大会であった。 一方で、今後これらのライダーたちを差別化するのは高難度のトリック習得はもちろんのこと、いかに高い精度で常に披露できるのかなのだと、今までも言及してきたことが再認識させられた大会でもあった。今後彼らが切磋琢磨し合い、自分たちが持つベストトリックを世界最高峰の場で決め切ることで、海外のトップライダーたちの牙城を崩す未来も期待したい。 2025年も早速勢力図に新たな変化も見られたスケートボードの大会シーズン。ここからロサンゼルスオリンピックに向けて歩む3年が、日本の男子パーク種目シーンの新たな進化を生むことを期待しながら今シーズンも彼らの活躍を追っていきたい。
-
surf4月10日発売のサーフィンライフ2025年5月号、巻頭特集は「オルタナティブを乗りこなせ」と題し、フリーサーファーの「笹子夏輝」がスタイリッシュに乗りこなすコツを指南2025.04.104月10日発売のサーフィンライフ2025年5月号、巻頭特集は「オルタナティブを乗りこなせ」と題し、フリーサーファーの「笹子夏輝」がスタイリッシュに乗りこなすコツを指南。 他にもクリス・クリステンソンのインタビュー、サーフィンの最重要なテク「パドリング」をパドリングコーチの松本信吾氏が徹底解説。トッププロのバリセッションやカーボンボードカタログなど今号も豊富なコンテンツでお届けする。 オルタナティブを乗りこなせ!笹子夏輝プロが、オルタナティブボードをスタイリッシュに乗りこなすコツをレクチャー。 サーフィンはライフスタイルスポーツだ。それぞれサーフィンとの関わり方の数だけサーフィンライフがあるし、これといった正解はない。それはサーフボード選びにも言えることだ。トライフィンのパフォーマンスボードだけではなく市場にはさまざまなボードが溢れている。 そこで今回は、そんな僕らサーファーひとりひとりに寄り添うような新たな選択肢としての“オルタナティブ”なサーフボードとは何なのか?その魅力や、乗りこなし方をスタイルサーファー、笹子夏輝がレクチャーしていく。 Chris Christenson世界中のサーファーを魅了するトップシェイパー、クリス・クリステンソンにインタビュー 彼の生み出すサーフボードにはクオリティの高さや性能の良さはもちろん、ファッションや音楽、モータースポーツといったアメリカンカルチャーを漂わせる唯一無二なスタイルを確立し、本場カリフォルニアメイドのプレミアムボードとして、サーファーたちにボードを所有することの喜びを与えてくれる。 日本でもコアなファンの多い世界屈指のシェイパー、クリステンソンが久々の来日。このタイミングで小誌が独占インタビューを敢行した。 BALI SURF SESSIONS 日本を代表するトップライダーたちが、サーフ天国バリで圧倒的ライディングを続々披露! 久々のS.LEAGUE(JPSA)主催のバリの試合「ST ワールド・クラマス・ムラサキプロ」。大会名にある通り世界屈指のライトハンダー「クラマス」が大会会場。 それだけに普段はWSL をメインに参戦する多くの日本人トッププロが参戦したほか、フリーサーファーとして大会に出ないサーファーも撮影などでバリに滞在していた。そんななか小誌をはじめサーフィン・フォトグラファーとして活躍する高橋賢勇が切り取った最高峰のライディングをお届けする。 パドリングの再考 プロも教えを乞うパドリングコーチ、松本信吾さんが指南現状で満足? もっと速く、そして疲れずに誰よりも楽にゲティングアウトできるとしたら……。 サーフィンをする上ですべてのベースになるのが、パドリング。“海の足”とも言えるパドルをしっかりマスターすることが、スマートサーファーへの第一歩となる。「今さらパドリングのハウトゥを?」。 そんな総ツッコミもあるかと思うが、これまで正しいと思って取り組んできたパドリングが間違っていたとしたら?今回は“パドリングの再考”と題し、従来の定説にメスを入れながら、パドリングの新潮流をレクチャー。 CARBON FIBER SURFBOARDS話題のフルカーボン仕様のサーフボードを総ざらい! カーボンサーフボードとは、簡単にいえばカーボンクロスを巻きつけたサーフボードのこと。高価な素材ゆえ初期費用が嵩みますが、『従来の素材より20~30%の軽量化』、『耐久性が高く長持ち』、『波キャッチが速い』などさまざまなメリットをもたらし、近年ではCT サーファーもこぞって愛用するほど。今回は、そんな注目ボードたちを集めてみた。 SURFER & PHOTOGRAPHER GOOD RELATIONSHIP. 今回、サーフィンフォトグラファーの故・土屋高弘氏の長男・こあが父のカメラを握り写真を撮り始めたと聞いた。伊豆には山本來夢など楽しみなサーファーが多いなか、こあの1つ年上にはプロ公認資格を取得した馬場心やト日々成長中のアップカマー荻上蓮がいる。 「こあが写真やるのが一番良いじゃん!それめちゃくちゃいいよ!撮るやつならここなら沢山いるしさ」とターさんのお別れ会で言っていたのは伊豆で生まれ育ち日本が世界に誇るサーファーであるマー(大野修聖)だ。 もちろんカメラの道に進むのかはまだわからない。けれど、サーファーとフォトグラファーの良い関係が築けて伊豆エリアの素晴らしい写真が、将来我々に届けられたら素敵なことだと想う。今回はそんなプロローグトリップに同行した。 SURF STYLE GEAR COLLECTIONサーフラバーたちのリアルな“波乗りグッズを要チェック! 常にサーフィンに向き合う人たちは、一体どんなサーフギアを使っているのか。異なるサーフポイントと各々が送るライフスタイル、当然のように趣味嗜好も違うのだから愛用するサーフギアも十人十色。サーフィンに直接関わるものもあれば、フィーリング的なものまで、“サーフギア” の捉え方は人それぞれだけど、コレがリアルなサーフカタログだ。 須田喬士郎(プロサーファー)/金井ユウト(ビデオグラファー)/大場玲遥(プロサーファー) SURFIN'LIFE(サーフィンライフ)2025年5月号Cover:笹子夏輝4月10日発売 1,200円
-
skate怪我を乗り越えて強さを見せた草木ひなのが優勝!「第3回マイナビスケートボード日本OPEN supported by Murasaki Sports」パーク女子決勝2025.04.092025年4月5日(土)〜4月6日(日)に「第3回マイナビスケートボード日本OPEN supported by Murasaki Sports」 が鵠沼海浜公園スケートパークにて開催された。昨年パリオリンピックを含む世界的に大きな注目を集めたシーズンが終わり、次は3年後に開催されるロサンゼルスオリンピックを見据える中、新たなスタートが切られた2025年シーズンの公式開幕戦が今大会。 今大会にはオリンピックメダリストである四十住さくらや開心那が欠場した一方で、国際大会派遣選手の選出や2025年強化指定選手の選考に関わる重要な大会ということもあり全国から実力者たちが集まった。大会当日は決勝日に雨天が予想されたことから、本来予定されていた準決勝を取り止め、予選の結果から上位8名が決勝に出場する展開に。 そんな本決勝は全17名の出場者の中、予選を勝ち上がった合計8名で競われ、スタートリストは福田碧、加藤渚都夏、小川希花、貝原あさひ、鷹野芙由佳、藤井雪凛、能勢想、草木ひなのの順となった。 大会レポート 【ラン1本目】 貝原あさひのライディング ©︎WSJ オリンピックや国際大会と同様に今大会の決勝は45秒のラン3本目のうち1本のベストスコアが採用されるフォーマットで行われた。このフォーマットは一度ボードからを落ちた時点でランを続行できなくなるため、後半で攻めのトリックにトライするためにも1本目は走り切ってフルメイクすることでまずベースとなるスコアを残しておきたいところ。 決勝1本目最初の滑走者となったのは福田碧。福田は様々なグラインドトリックをベースに取り入れた全体的に流れるようなライディングを見せる。エクステンションでの「ブラントtoフェイキー」やコーピングでの「フロントサイドリップスライド」を決め切りフルメイクすると62.85ptをマークし幸先の良いランを見せた。 そんな福田の後に滑走しフルメイクしたのは加藤渚都夏。彼女はトランスファーでの「アリウープ」をメイクすると、エクステンションでの「リーンエアーtoテール」やコーピングでの「バックサイドボードスライド」などスタイルのあるライディングで59.19ptをマークした。 貝原あさひのライディング ©︎WSJ 他のライダーたちがなかなかスコアを伸ばせずにいる中で、彼女たちを上回るスコアをマークしてきたのは貝原あさひ。まずはディープエンドでの豪快な「マドンナ」をはじめ、エクステンションでの「ノーリーバックサイドディザスター」、そして最後には「フェイキーオーリーtoバリアルフリップ」をメイクして66.47ptをマークし次のランへ繋いだ。 草木ひなののライディング ©︎WSJ 今大会予選1位通過で決勝に挑む草木ひなのは、1本目から暫定1位のスコアをマークするライディングを見せる。全体的に余裕を感じさせるスタイルで一つ一つ丁寧にトリックをこなしていく彼女はトランスファーでの「アリーウープサランラップ」や、コーピングでの「バックサイドスミスグラインド」、そして最後はディープエンドで「フロントサイドロックンロールスライド」をメイクしてランを終えると67.88ptをマーク。2本目以降でのライディングでのアップデートを予感させるライディングで1本目を終えた。 【ラン2本目】 藤井雪凛のライディング ©︎WSJ 2本目では、1本目でのスコアが伸び悩んだライダーたちが大きく順位を上げる展開に。やはり1本目では少し体が温まっておらず思ったようなライディングをできていないような様子も見受けられたが、この2本目のランではラスト1本の前に高得点を叩き出したいという強い気持ちも感じられた。 まずは1本のミスを修正して、スコアを伸ばしてきたのは小川希花。ラン1本目では終始見事なライディングを見せるもタイムアウトギリギリの最後で転倒し、57.27ptと惜しくもスコアを伸ばしきれなかった。2本目ではミスを修正し、ディープエンドの「バックサイドスミスグラインド」、コーピングでの「フロントサイドスミスグラインド」や「バックサイドフィーブルグラインド」そして「バックサイドブラントスライド」など1本目で見せたハイレベルなトリックをクリーンに決めて最後までフルメイクし、スコアを63.87ptまで引き上げた。 そして小川と同様に1本目のランをアップデートしてきたのは鷹野芙由佳。1本目では惜しくも途中で転倒してしまいスコアを伸ばせなかった彼女だが、2本目ではトランスファーの「フロントサイドリップスライド」を皮切りにディープエンドでの「バックサイドスミスグラインド」、そして「フロントサイドボーンレス」など最後までトリックを決め切りフルメイクで終えるとスコアを64.61ptまで引き上げた。 藤井雪凛のライディング ©︎WSJ さらにその鷹野よりも大きくスコアをアップデートして見せたのが、ここ鵠沼スケートパークをローカルとしている藤井雪凛。1本目では中盤にトランスファーでの「アリーウープノーズグラブ」で転倒してしまったものの2本目では見事に修正。トランスファーでの「キックフリップインディグラブ」をはじめ、「アリーウープノーズグラブ」、そして決勝では彼女だけが見せた中央のスパインからサイドのボウル面へのトランスファーをメイク。トリックだけではなく終始高いエアーとスムーズなライディングでランをまとめて66.93ptまでジャンプアップした。2本目を終えてラスト1本を前に暫定では1位が草木、2位が藤井、3位が貝原の順となり、この時点では上位3名が4点以内でひしめき合っていたことから、ラスト1本でどのようななトリックを見せるかに注目が集まった。 【ラン3本目】 草木ひなののライディング ©︎WSJ 最終ランとなった3本目はほとんどのライダーがベストランにトライするもミスが続きスコアアップができない状態に。そんな3本目のランでベストスコアを残したのは能勢想。予選では70.52ptをマークし草木に続き2位で決勝へ駒を進めた彼女。1本目でのミスから1本ずつスコアアップして見せた中、最終ランでは様々なセクションを見事に使いライディング。特にディープエンドでは「バックサイドテールスライド」「フェイキーキャバレリアル」そして「バックサイドバリアルフリップ」などを綺麗に決めて64.06ptとスコアを伸ばしたが惜しくも5位で大会を終えた。 そして気になるのは貝原、藤井、そして草木によるトップ3争い。まず貝原がさらにスコアを伸ばすべく終盤で「フェイキーバリアルフリップインディグラブ」にトライするも転倒し惜しくもスコアアップならず。続いて藤井は前半で「キックフリップインディグラブ」に失敗し残念ながら草木に迫ることはできなかったが、その後藤井は時間外で本来メイクしたかったディープエンドでの「マックツイスト」をギャラリーに向けてメイクし会場を盛り上げた。 草木ひなののライディング ©︎WSJ そして暫定1位の座を死守しウィニングランとなった草木ひなの。1本目と2本目ではメイクしていなかったディープエンドでの「バックサイド540」をセカンドトリックで綺麗に決め切ると、その後はコーピングでの「バックサイドスミスグラインド」や、ディープエンドの長い「フロントサイドロックンロールスライド」などをメイクしフルメイクでランを終えた。そのスコアはなんと80.11ptと後続を大きく引き離し、見事完全優勝を成し遂げた。 草木はその後自身の決勝ランを振り返り、「(藤井)雪凛ちゃんがマックツイストを決めていたからバックサイド540を決めたいと思った。」と話していたが、草木は現在肩を痛めており今大会には痛み止めを飲みながら挑むほど状態だったという。この背景から改めてライバルたちの存在の大きさや、お互いに高め合うことができるスケートボードの持つカルチャーの素晴らしさを再認識させられた大会だった。 大会結果 左から藤井、草木、貝原の順 ©︎WSJ 1位 草木 ひなの / 80.11pt2位 藤井 雪凛 / 66.93pt3位 貝原 あさひ / 66.47pt4位 鷹野 芙由佳 / 64.51pt5位 能勢 想 / 64.06pt6位 小川 希花 / 63.83pt7位 福田 碧 / 62.85pt8位 加藤 渚都夏 / 59.19pt 最後に ©︎WSJ 今大会を通して感じたのは国内女子カテゴリー全体の競技力の底上げだった。それはトリックレベルのことに限って差しているのではなく、ルーティンの構成からライディング中でのトリック遂行力など包括的に見てライダーたち全体のレベルが上がっていると感じとれた。 その背景を考察すると、このスケートボード・パーク種目が持つお互いを称え合い高め合う点がこの競技レベルの底上げに影響していると筆者は考える。オリンピアンを含め多くのライダーが日本を飛び出し、世界で活躍することで年々レベルアップしていくこの日本のスケートボードシーンだが、そういった世界で活躍するライダーが日本国内で練習したり、大会に出場したりと国内のライダーとの接点が増え、お互いに切磋琢磨していることが日本全体のレベル向上に繋がっているのではないだろうか。 さあ今年も始まったスケートボードの大会シーズン。3年後に控えるロサンゼルスオリンピックに向けてはもちろんのこと、競技レベルが上がっているこの日本でオリンピアンを含めたシーンを牽引するライダーに対して国内のライダーたちがどのように台頭してくるのかにも注目していきたい。
-
others世界11カ国・80名の世界トップアスリート出場決定! 世界最高峰のアクションスポーツの国際競技会、関西初上陸「X Games Osaka 2025」2025.04.08アクションスポーツ界で最も注目される国際競技大会「X Games」が、関⻄初上陸。2025年6月20日(金)、21日(土)、22日(日)の3日間、スケートボード、BMX、Moto X(フリースタイルモトクロス競技のモトエックス)の世界トップアスリートたちが「京セラドーム大阪」に集結する。 そして本日「大阪・関⻄万博」会場内で行われた記者発表会では、今大会に出場する世界11カ国・80名のアスリートも発表された。なお本記事ではアスリート一覧と各日の実施競技についてもお知らせする。 そしてなんと今大会では大阪府在住の小中学生を無料招待!大人1名につき、最大3名まで無料で入場が可能となっている。詳しくはオフィシャルサイトをご覧あれ。 世界トップクラスのアスリートたちによる圧巻のパフォーマンスを、間近で体感できる貴重なチャンス。ぜひ会場で、その熱気と興奮を肌で感じて欲しい!「大阪・関⻄万博」で世界が大阪に注目する2025年、アクションスポーツの熱狂が大阪をさらに盛り上げること間違いない! スケートボード、BMX、Moto X 世界の頂点が大阪に集結。 男子 スケートボード ストリート 男子 スケートボード ストリート 白井空良 ©Brett Wilhelm/X Games 「X Games Chiba 2024」で初の金メダルを獲得した白井空良、同じく2024年に銀メダルを獲得し た根附海龍、「X Games Chiba 2023」で初出場にして優勝を果たした小野寺吟雲、「X Games Chiba 2022」で銀メダルの池田大暉、スピード感あふれるランで注目を浴びる佐々木音憧。そし てパリ五輪で銀メダルの二刀流スケーターのジャガー・イートン、ブラジルが誇るスケートボードの王者ケルビン・ホフラー、フランスのオーレリアン・ジローなどが出場。世界のストリートを魅了するライディングに注目。 女子 スケートボード ストリート 女子 スケートボード ストリート ⻄矢椛 ©Trevor Brown, Jr./X Games パリ五輪で金メダルを獲得し一躍注目を集めた吉沢恋、同じくパリで銀メダルを獲得した赤間凛音、東京五輪でスケートボード界に新たな歴史を刻んだ⻄矢椛、「X Games California 2024」で 金メダル獲得の伊藤美優、東京五輪で銅メダルの中山楓奈、2023年のスケートボードストリート世界選手権で優勝を飾った織田夢海、「X Games Chiba 2024」で金メダルのクロエ・コベルなどが出場。日本人選手たちが活躍する女子ストリート、白熱の戦いをお見逃しなく。 男子 スケートボード パーク 男子 スケートボード パーク 永原悠路 ©Brett Wilhelm/X Games パリ五輪で日本人初の「キックフリップボディーバリアル540」の大技を成功させた永原悠路、「 X Games Chiba 2024」で金メダルのトム・シャー、同じく2024年に銀メダルのキーラン・ウリーなどが出場。高さ・スピード・テクニックのすべてを兼ね備えたパークに注目だ。 女子 スケートボード パーク 女子 スケートボード パーク 四十住さくら ©Brett Wilhelm/X Games 力強いエアトリックで「X Games Chiba 2023」金メダルの開心那、「X Games Chiba 2022」で金 メダルの四十住さくら、パリ五輪代表の草木ひなの、イギリスと日本の二重国籍を持ち「X Games Chiba 2024」で銀メダルのスカイ‧ブラウン、日本人の母を持ち「X Games Chiba 2024」とパリ五輪で金メダルのアリサ‧トルーが出場。圧巻のエアパフォーマンスに注目。 男子 スケートボード バート 男子 スケートボード バート 芝田モト ©Dave Camara/X Games 2024年の「トニー・ホーク・バート・アラート」で「900(2回転半)」を連続3回成功させた河上恵蒔をはじめ、「X Games Chiba 2024」で銀メダルの猪又湊哉、同じく2024年のベストトリッ クで銀メダルの芝田モト、「X Games Ventura 2024」で金メダルのトム・シャー、「X Games Chiba 2024」で金メダルのギー・クーリなどがラインナップ。超人的なエアトリックに圧倒されること間違いなし。 女子 スケートボード バート 女子 スケートボード バート 長谷川瑞穂 ©Trevor Brown, Jr./X Games 「Xゲームズ」日本大会では初開催となる女子バートには、「X Games Ventura 2024」でバートとベストトリックの2種目で銀メダルの⻑谷川瑞穂、同大会で銅メダルの貝原あさひ、今大会のパークにも出場するスカイ・ブラウン、アリサ・トルーらがエントリー。世界トップの女子スケーターが見せる迫力の空中戦をお楽しみに。 BMX ストリート BMX ストリート ギャレット・レイノルズ ©Brett Wilhelm/X Games 「X Games Chiba 2024」で金メダルのギャレット・レイノルズ、銀メダルのデボン・スマイリー、銅メダルのカレッジ・アダムスが揃って出場決定。そのほか「X Games Ventura 2024」で 金メダルのケビン・ペラザなどが登場。テクニックとスタイルがぶつかるBMXストリートの最前線に注目だ。 BMX パーク BMX パーク 中村輪夢 ©Brett Wilhelm/X Games 日本のBMX界をリードする中村輪夢(X Games Chiba 2024 銀メダル)を筆頭に、「X Games Chiba 2024」金メダルのローガン・ーティン、銅メダルのマーカス・クリストファー、パリ五 輪で銀メダルのキーラン・ライリー、銅メダルのアンソニー・ジャンジャンらが出場。スピードと迫力が交差する、世界最高峰の空中戦は必見。 BMX パーク ベストトリック BMX パーク ベストトリック ダニエル・サンドバル ©Brett Wilhelm/X Games 「X Games Chiba 2024」で金メダルのダニエル・サンドバル、銀メダルのジェレミー・マロットらが出場。アイデアとテクニックが勝負のベストトリックは驚きの連続。 BMX フラットランド BMX フラットランド 内野洋平 ©Brett Wilhelm/X Games Ucchie (ウッチー)の愛称で親しまれている日本のレジェンド内野洋平をはじめ、「X Games Chiba 2023」で金メダルの片桐悠、同大会で銀メダルのジーン・ウィリアム・プレボスト、銅メダルのマティアス・ダンドワ、「X Games Chiba 2022」で銅メダルの佐々木元ら世界屈指のテクニシャンが集結。地上で繰り広げられるアートのようなトリックを体感あれ。 Moto X ベストトリック Moto X ベストトリック 東野貴行 ©Brett Wilhelm/X Games 数々の世界大会で優勝を果たしてきた日本のレジェンド東野貴行、同じく日本を代表するフリースタイルモトクロスライダー渡辺元樹、「X Games Chiba 2024」金メダルのロブ・アデルバーグ をはじめ、世界を代表するライダーたちが参戦。会場の熱気は最高潮に達すること間違いない。 X Games Osaka 2025 出場アスリート一覧 男子 スケートボード バート 河上恵蒔 ©Brett Wilhelm/X Games *主要選手のみ掲載。その他出場予定選手はオフィシャルサイトから確認可能 スケートボード・ストリート種目 白井 空良 / 日本 (男子)根附 海龍 / 日本 (男子)小野寺 吟雲 / 日本 (男子)池田 大暉 / 日本 (男子)佐々木音憧 / 日本 (男子)ジャガー‧イートン / アメリカ合衆国 (男子) -東京オリンピック銅メダリストケルビン‧ホフラー / ブラジル (男子) -東京オリンピック銀メダリストクリス‧ジョスリン / アメリカ合衆国 (男子)吉沢 恋 / 日本 (女子)- パリオリンピック金メダリスト西矢 椛 / 日本 (女子)- 東京オリンピック金メダリスト赤間 凛音 / 日本 (女子)- パリオリンピック銀メダリスト中山 楓奈 / 日本 (女子)- 東京オリンピック銅メダリスト伊藤 美優 / 日本 (女子)織田 夢海 / 日本 (女子)クロエ・コベル / オーストラリア (女子) スケートボード・パーク種目 キーガン・パルマー / オーストラリア (男子)- 東京・パリオリンピック金メダリスト開 心那 / 日本 (女子)- 東京・パリオリンピック銀メダリストアリサ・トルー / オーストラリア (女子)- パリオリンピック金メダリスト四十住 さくら / 日本 (女子)- 東京オリンピック金メダリストスカイ・ブラウン / イギリス (女子)- 東京・パリオリンピック銅メダリストトム・シャー / アメリカ合衆国 (男子)- パリオリンピック銀メダリスト永原 悠路 / 日本 (男子)草木ひなの / 日本 (女子) スケートボード・バート種目 トム・シャー / アメリカ合衆国 (男子)ジミー・ウィルキンス / アメリカ合衆国 (男子)ギー・クーリー / ブラジル (男子)エリオット‧スローン / アメリカ合衆国 (男子)芝田 モト / 日本 (男子)河上 恵蒔 / 日本 (男子)猪又 湊哉 / 日本 (男子)⻑谷川 瑞穂 / 日本 (女子)貝原 あさひ / 日本 (女子)ミア‧クレッツァー / オーストラリア (女子)スカイ・ブラウン / イギリス (女子) BMXストリート種目 ジョーダン‧ゴドウィン / イギリスボイド・ヒルダー / オーストラリアデボン・スマイリー / アメリカ合衆国ギャレット・レイノルズ / アメリカ合衆国フェリックス・フランゲンバーグ / ドイツ BMXパーク種目ローガン・マーティン / オーストラリア- 東京オリンピック金メダリストキーラン・ライリー / イギリス- パリオリンピック銀メダリストアンソニー‧ジャンジャン / フランス- パリオリンピック銅メダリストケビン・ペラザ / メキシコ中村 輪夢 / 日本ダニエル‧サンドバル / アメリカライアン・ウィリアムズ / オーストラリア (ベストトリックのみ) BMXフラットランド種目 内野 洋平 / 日本片桐 悠 / 日本佐々木 元 / 日本ジーン‧ウィリアム‧プレボスト / カナダビッキー‧ゴメス / スペインマティアス‧ダンドワ / フランスケビン・ペラザ / メキシコ MOTO X (フリースタイルモトクロス種目) ジャクソン・ストロング / オーストラリアロブ‧アデルバーグ / オーストラリア ジュリアン・ヴァンスティッペン / ベルギー東野 貴行 / 日本渡辺 元樹 / 日本 開催概要 名 称(英 語):X Games Osaka 2025名 称(日本語):Xゲームズ大阪2025名 称(読み方):エックスゲームズ オオサカ ニセンニジュウゴ 日程: 6月20日(金)【公式練習】 6月21日(土)【決勝】開場9:30 / 開演9:45 / 終演20:00 予定 女子 スケートボード ストリート男子 スケートボード バート女子 スケートボード バートBMX パークBMX パーク ベストトリック Moto X ベストトリック 6月22日(日)【決勝】開場9:30 / 開演9:45 / 終演19:15 予定 男子 スケートボード ストリート男子 スケートボード パーク女子 スケートボード パーク男子 スケートボード バート ベストトリック BMX ストリートBMX フラットランドMoto X デモンストレーション※金曜は公式練習日のため関係者‧招待客‧取材媒体のみ。一般入場は土曜と日曜の2日間です。 ※時間は変更となる場合があります。会場: 京セラドーム大阪(KYOCERA DOME OSAKA)主催: X Games Osaka 2025 組織委員会主管: 大阪府、大阪市協賛: ムラサキスポーツ、モスフードサービス、ミツカン NEW酢SHOT 観戦チケットについて VIP 100,000円※優先入場 ※大会特典グッズ付き(スケートデッキ+Tシャツ+キャップ) ※競技コースツアー付き※アスリートハイタッチエリア入場可 ※VIP専用アリーナ立ち見観戦エリア入場可 ※VIP専用スタンド着席エリア入場可 プレミアム 35,000円※優先入場 ※大会特典グッズ付き(Tシャツ+キャップ) ※アスリートハイタッチエリア入場可 ※プレミアム専用アリーナ立ち見観戦エリア入場可 ※プレミアム/SS専用スタンド着席エリア入場可 SS 12,000円※優先入場※大会特典グッズ付き(Tシャツ) ※フードチケット(1,000円分)付き ※ステージ前専用立ち見観覧エリア ※アリーナ一般立ち見観戦 ※プレミアム/SS専用スタンド着席エリア入場可 アリーナ一般 5,800円 ※アリーナ一般立ち見観戦、スタンド一般着席可 アリーナグループ(4名1組) 20,000円 ※アリーナ一般立ち見観戦、スタンド一般着席可 ※2,000円分お得な料金設定 アリーナ高校生 3,000円 ※アリーナ一般立ち見観戦、スタンド一般着席可 ※高校生料金、大学生以上は一般料金 アリーナ小中学生 2,000円 ※アリーナ一般立ち見観戦、スタンド一般着席可 ※小中学生料金 スタンド一般 4,800円 ※スタンド席のみ入場可 ※高校生以上は一般料金 【大阪府⺠限定】スタンド一般+小中学生1名〜3名まで同伴可 4,800円 ※スタンド席のみ入場可 ※一般1名につき、子ども(小中学生)1名〜3名まで同伴いただけます。 ※大阪府⺠限定です。購入時に人数を選択いただき、氏名‧学校名を記入いただきます。 注意事項:いずれのチケットも1日券です。チケット購入時に来場日を選択ください。大阪府⺠限定チケット はスタンド席のみです。アリーナ(グラウンド)をご希望の方は該当チケットをお買い求めください。小学生未満の未就学児は、保護者1名につき1名まで膝上観戦無料です。
-
others“かっこいい”がはじまりになる!移動式のアーバンスポーツテーマパーク「クロススポーツパーク」2025.04.06“かっこいい”が、はじまりになる。「クロススポーツパーク」は、スケートボード、BMX、ダブルダッチ、ブレイクダンスなど、今注目のアーバンスポーツを17種以上そろえた、移動式のアーバンスポーツテーマパーク。全国のショッピングモールやイベントスペースに現れ、子どもたちに“体験”を通じてスポーツと出会う場を届けている。 「クロススポーツパーク」は、これまでに累計28,000人以上(2024年12月31日時点)が参加したアーバンスポーツ体験イベント。全国各地で開催されており、場所を問わず多様なスポーツを一堂に体験できることが特徴。子どもたちが新しい興味や可能性を発見できる絶好の機会となっている。 今話題のアーバンスポーツを体験! ただ「見る」だけで終わらないのが、このパークの魅力。体験ブースでは、プロとして活躍するプレイヤーたちが先生となり、やさしく、でもしっかり本気で教えてくれる。はじめてでも安心して挑戦でき、「できた!」が重なるたびに、子どもたちの表情がどんどん変わっていく。 そんな彼らが見せるパフォーマンスは、空気を一瞬で変える。技のキレ、動きのメリハリ、スタイルすべてがリアルで、「かっこいい!」がまっすぐ心に届く。「やってみたい」が芽を出し、その気持ちが、次のチャレンジにつながっていく。 夢中になれるものを見つけるきっかけに クロススポーツパークは、子どもたちの“やってみたい”を育て、アーバンスポーツの魅力とカルチャーを未来へとつなぐ、夢中のきっかけが生まれる場所だ。今後も各地で開催予定。是非足を運んでみて欲しい。 2024ダイジェスト映像 https://youtu.be/3OV7VGFko2o クロススポーツパーク in アリオ葛西 ■イベント概要開催日:2025年4月26日(土)、27日(日) 11時30分~16時30分会場:アリオ葛西 1F ウエストコート(東京都江戸川区東葛西9丁目3-3)参加費:無料 体験スケジュール11:30~13:30/14:00~16:00 ブレイキン/BMX/パルクール パフォーマンス ①13:30~14:00/②16:00~16:30 ブレイキン/BMX/パルクール スペシャルLIVE 4月27日(日) 16:00~ゲストMC ラッパー/TKda黒ぶち ■パフォーマー 【ブレイキン】EDGW CYPHER 【BMX】CLAPS BMX CREW 【パルクール】monsterpk 【ラッパー・MC】TKda黒ぶち クロススポーツパーク in イーアスつくば ■イベント概要開催日:2025年4月28日(月)、29日(火) 12時~17時会場:イーアスつくば 1F センターコート / アウトモールイベントプラザ(茨城県つくば市研究学園5丁目19)参加費:無料 体験スケジュール4月28日 12:00 – 14:00 / 14:30 – 16:30BMX / ブレイキン / ダブルダッチ4月29日 12:00 – 14:00 / 14:30 – 16:30BMX / ブレイキン / ダブルダッチ / スケートボード / ストライダー パフォーマンス4月28日 ①14:00~14:30 / ②16:30~17:00BMX / ブレイキン / ダブルダッチ4月29日 ①14:00~14:30 / ②16:30~17:00BMX / ブレイキン / ダブルダッチ / スケートボード ■パフォーマー 【BMX】安達 PIRO 浩樹 佐々木 元 RHYME HOMMURA 松村龍雅 【ブレイキン】SHINE ASUKA 【ダブルダッチ】イワネスインセイン TAISUKE KO-SEI 【スケートボード】DAISAKU SUKEGAWA
SPECIAL EDITION

アクションスポーツ・ストリートカルチャー総合メディア
FINEPLAYはアクションスポーツ・ストリートカルチャーに特化した総合ニュースメディアです。2013年9月より運営を開始し、世界中のサーフィン、ダンス、ウェイクボード、スケートボード、スノーボード、クライミング、パルクール、フリースタイルなどストリート・アクションスポーツを中心としたアスリート・プロダクト・イベント・カルチャー情報を提供しています。
アクションスポーツ・ストリートカルチャーの映像コンテンツやニュースを通して、ストリート・アクションスポーツの魅力を沢山の人へ伝えていきます。
イベントスケジュール
●今日 ○イベント開催日
アクセスランキング