『BACKSIDE SNOWBOARDING MAGAZINE』 ISSUE 11「JAPOW PRIDE ──ニッポンの雪と山と文化を知る──」12月18日(金)発売

2020.12.17
JAPOW PRIDE ──ニッポンの雪と山と文化を知る──

「雪山への一歩」「生活向上の一歩」を後押しするスノーボード・マガジン『BACKSIDE』の今季号「JAPOW PRIDE ──ニッポンの雪と山と文化を知る──」が12月18日(金)に発売する。
今回は日本が世界に誇る、全国津々浦々のスノーエリア特集。
今季号は関連リンクから購入可能。日本のスノーボーダーにはぜひチェックしてほしい一冊だ。

「JAPOW PRIDE ──ニッポンの雪と山と文化を知る──」

「JAPOW PRIDE ──ニッポンの雪と山と文化を知る──」12月18日(金)発売

スノーボードがライフスタイルの一部と化している人々にとって、この冬が千載一遇のチャンスであることは言うまでもないだろう。今世紀、二度とないかもしれない。そう、新型コロナウイルスが引き起こしたパンデミックにより、外国人スノーボーダー&スキーヤーが来日できないから。いわゆる“JAPOW”が余るということだ。
それほどまで、北海道・ニセコや長野・白馬を中心に大挙して押し寄せていた外国人は、なぜ日本の雪山にこだわり続けているのか。それは、ここまで多くの人々が日常生活しているエリアに雪が大量に降る国がないから。米アラスカの僻地やカナダBC州の山奥には、もちろん大量に極上パウダースノーが降り注ぐ。しかし、それとはワケが違う。街があり、その近くに多くのゲレンデが点在し、ハイクオリティなパウダースノーが堪能できる。しかも、食事も温泉も人も最高。さらに言えば、リフト券が格安だ。これらが日本が世界に誇るべき価値なのである。
これを言い換えれば、僕たちは世界中の雪を愛する人々が羨む環境に住んでいるということ。だからこそ、ニッポンの雪と山と文化を改めて知ってほしく、この一冊を編むことにした。
世界一の豪雪大国に住むスノーボーダーの胸に、“JAPOW PRIDE”を刻みこんでもらいたい。

特集エリア 群馬 / 利根沼田 マウンテン&パークライディングが密接に絡み合う地
特集エリア 群馬 / 利根沼田 マウンテン&パークライディングが密接に絡み合う地

コンテンツ紹介

特集エリア

北海道 / 札幌 都会に極上パウダーが降り積もる世界一の街
北海道 / 道北 世界中のスノーボーダーが羨む “JAPOW”の最高品質
北海道 / ニセコ 世界が認める粉雪に覆われた日本屈指のリゾート
東北 / 北東北 上質な雪が大量に降り注ぐ山々に恵まれた上手くなれる地
東北 / 南東北 表と裏で異なる表情を攻略する面白さ
群馬 / 利根沼田 マウンテン&パークライディングが密接に絡み合う地
新潟 / 魚沼 屈指の豪雪エリアが育んだフリースタイル文化
新潟 / 妙高 日本のバックカントリーライディング発祥の山
長野 / 白馬 100年の歴史を誇るバックカントリーと世界的リゾートの融合
長野 / 北信 山々に囲まれた歴史と伝統あるダイバーシティなスノーエリア
岐阜 / 飛騨 独自の価値観が文化を醸成するパウダースポット
西日本 / 近畿・中国 想像を超える本格スノーエリアとビッグマウンテン

特集エリア 北海道 / ニセコ 世界が認める粉雪に覆われた日本屈指のリゾート
特集エリア 北海道 / ニセコ 世界が認める粉雪に覆われた日本屈指のリゾート

ローカルライダー・インタビュー

安藤健次 / 札幌 フリースタイルのすべてを楽しみたいし、楽しめる。
佐藤秀平 / 道北 スノーボーダーにとって、ここは聖地。
渡辺大介 / ニセコ こんな“泳げるような雪”は、ほかにない。
杉本幸士 / 北東北 ゲレンデ内でも、十分に楽しめる。
松浦広樹 / 南東北 雪は当たり前に降るから、どう遊ぶかが大事。
中山悠也 / 利根沼田 移住者だからこそ、冒険して得たリアルな情報。
関口 敬 / 魚沼 難しいからこそ、面白い。
小西隆文 / 妙高 雪山を選べる、それが魅力。
美谷島 慎 / 白馬 地球の気候に感覚を研ぎ澄ませ、仲間と楽しく。
中山二郎 / 北信 世界に誇るスノーエリアで、滑り続けるために。
太田宜孝 / 飛騨 軽い雪と、心地よい空気感。
中尾正明 / 近畿・中国 ほかに引けをとらない、素晴らしい斜面。

特集エリア 岐阜 / 飛騨 独自の価値観が文化を醸成するパウダースポット
特集エリア 岐阜 / 飛騨 独自の価値観が文化を醸成するパウダースポット

BACKSIDE 編集長 野上大介 コメント

コロナ禍だからこそ雪山へ足を運んでほしいという想いから、この一冊を編もうと考えた。
しかし、全国津々浦々に点在するスノーエリアと正面から向き合い、それらの地を拠点に活動するプロスノーボーダーたちの話に耳を傾けていると、これほどまでスノーボードに恵まれた国はないのではないかと確信。
その価値に、なぜ外国人ばかりが気づいていて、日本のスノーボードやスキー人口は右肩下がりなのかという疑問を抱くようになった。
だからこそ、まずはその価値をしっかりと伝えたい。ニッポンの雪と山と文化を知ってほしいから。

野上大介(Nogami Daisuke)

スノーボードジャーナリスト。1974 年生まれ。千葉県松戸市出身。スノーボード歴 28 年。大学卒業後、全日本スノーボード選手権大会ハーフパイプ種目に2 度出場するなど、複数ブランドとの契約ライダーとして活動していたが、ケガを契機に引退。その後、アウトドア関連の老舗出版社でスノーボード・エディターとしての道を歩み出し、2004 年から世界最大手スノーボード専門誌の日本版「TRANSWORLD SNOWboarding JAPAN」に従事。編集長として 10 年 3 ヶ月に渡り職務を遂行し、2016 年 3 月に退社。2013 年に開催された、アクション&アドベンチャースポーツのインターナショナル・フォト・コンペティション「Red Bull Illume Image Quest 2013」の日本代表審査員を務める。また、X GAMES のほか各種スノーボード競技において、テレビでの解説やコメンテーターとして活動するなど、その幅を広げている。2016 年 8 月 18 日、スノーボードメディア「 BACKSIDE」をローンチ。フリースタイルスノーボーディングを再構築することで、シーンのさらなる活性化を目指す。

野上大介(Nogami Daisuke)
野上大介(Nogami Daisuke)

BACKSIDE SNOWBOARDING MAGAZINE

ISSUE 11 「JAPOW PRIDE ──ニッポンの雪と山と文化を知る──

(A4サイズ / フルカラー / 日本語・英語 / 150ページ)

JAPOW PRIDE ──ニッポンの雪と山と文化を知る──
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