#5 自分の道の切り開き方 -水野亜彩子のTake it easy.-

2023.01.11
text by Mizuno Asako

皆さん、こんにちは。水野亜彩子です。
今回は、自分の道の切り開き方についてお話ししていこうと思います。

私は選手として一線を退いてから、自分の道の切り開き方に対してどのようにすべきなのか、ひとつの課題に感じていました。
そんな中、先日HEROs ACADEMIAというアスリートの為の講義プログラムに参加しとても学びがありましたので、この場をお借りして皆さんにシェアをさせていただきたいと思います。

そもそもなぜ、私がHERO’s ACADEMIAに参加したのかと言いますと、セカンドキャリアについて悩んでいる部分があり、他の競技の方はどのようにセカンドキャリアを築き上げているのか、興味がありました。

このHERO’s ACADEMIAでは様々なスポーツの現役選手や引退された選手をはじめ、スポーツ業界の方などのお話が聞けるとのことで、思い切って参加してみました!参加者は何をするのかというと、スピーカーの皆さんのお話をインプットし、それら踏まえ今後自分がどのようになりたいのか、自分の考えなどを参加者同士でアウトプットするということを3ヶ月間行いました。

HERO’s ACADEMIA 講義の様子

参加者は約20名程で、メジャースポーツからマイナースポーツの競技の方がいて、現役選手、引退されている選手と様々な状況下の方がいました。
今回、この講義に参加したことにより得た新たな経験を通じ、どのように感じたのか読んでいただけたら嬉しいです。

自己評価の基準が選手時代のまま

様々な目標を設定する中で大事になってくるひとつが自己評価であると思います。この自己評価の基準が私は選手時代のままだった、と感じました。このように感じたきっかけは、ライフラインチャートを作成した時のことでした。就活の際などに作成することがあるライフラインチャートですが、私は今回初めて作成しました。 ライフラインチャートは簡単に言いますと、縦軸に満足度(充実度)、横軸に過去の年齢(時間軸)をとったグラフです。

私の場合、初めて作成したライフラインチャートの上がり下がりは全て試合の成績で形成されていました。他の人のライフラインチャートと比べても私が作成したライフラインチャートは明らかに成績のことしか触れていなかったので、この時に私は自己評価が全て選手時代での成績でしか自分を評価していないことに気がつきました。

子供の頃から競技を行ってきた方は数字でしか自分のことを評価できなくなってしまったり、また採点競技であれば他者からの評価されることが身体に染み付いてしまっているものだと思います。数字は分かりやすく、モチベーションにも繋がると思います。私自身、選手の時は優勝!1番!と、わかりやすい目標があったからこそ頑張れたと思います。しかし、数字だけの自己評価だけでは無く、違うことで自己評価が出来るようになることは自分の道の開き方、そしてセカンドキャリアを築き上げるにはとても大切だなと改めて感じました。

なぜならば、数字以外にも得たものが沢山あるからです。遠征やサーフトリップも経験に繋がり、その経験は自己評価に繋がるはずです。自分を知るひとつの方法として、もっと物事をいろんな角度から見ることがとても大切だなと感じました。

人との繋がりの重要性

サーフィンは学生時代の部活動として存在している学校はとても少ないです。なので自分以外のスポーツ選手に出会う機会は他の部活動がある競技より少ないと思います。

私も、このHEROs ACADEMIAに参加するまで他の競技の方との交流は少なく、今回初めて沢山の競技の方と交流することが出来ました。
違う競技でもサーフィンと同じ悩みを抱えていたり、その競技ならではの悩みを抱えていたり知ることができてとても面白かったです。

また、自分が現役時代に抱えていた悩みを自分が変えていこうと、育成など様々な形で引退した選手の多くの方が行動していることに驚きました。行動の原動力は競技が好きということが共通していると思います。この熱量はきっと経験してきた方ならではなのかもしれません。

また、現役を引退して就職している方もいらっしゃいましたが大学時代スポーツをギリギリまで行っていた為、一般の就職活動が間に合わなかった方も、一般の就活方法とは異なった方法で就職されていたり、選手として活動しながらも働いている方がいたり、自分が知らないだけで色々な方法があるのだなと思いました。

知らなければ選択肢になりません。まずはもっと情報を知れる環境を作ることで選手の継続など選択肢を増やすことが出来るのではないかと感じました。

現役選手引退後、その先

私がひとつ形にしていきたいと強く思っているのが、セカンドキャリアについてです。どの競技も、現役期間よりその後の方が長いです。そんな時にセカンドキャリアとしての選択の幅が増えれば良いなと思っています。
私自身、選手として一線を退いてからその後について凄く悩みました。

サーフィンがオリンピック競技になりスポーツとしてより認知され、次世代の子供達にもっと憧れるスポーツになって欲しいと強く願っています。
ただ、現実問題この引退後は切っても切れない話の中で、引退後の選択肢が沢山あれば競技人口も増えるきっかけになるのではないかと思っています。これはサーフィンに限った話ではないと思います。よりサーフィンが憧れるスポーツになって欲しいからこそ重要になってくる問題だと思います。

自分が現役時代や引退後に抱えていた悩みを減らしたり、抱えている悩みを少しでも解消できるよう、自分が少しでも何か出来ないか模索し、いつか形にしていきたいです。
今回HEROs ACADEMIAに参加したことで視野が広がり、自分の新たな可能性を見つけられるきっかけになりました。私自身も自分のことだけではなく、セカンドキャリアに悩んでいるアスリートの次へ繋がるきっかけを作れる存在になりたいなと思いました。

執筆者について
FINEPLAY編集部
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