SHIROFES.2025|全バトル優勝者コメント必見!記念すべき10周年を彩ったのは各ダンスバトルの様々なドラマ!

2025.07.02
text by Daiki Hatakeyama, photograph by ©︎SHIROFES.2025 / Jason Halayko, harugraphics

今では日本のダンスシーンになくてはならない、国内最大級のストリートダンスとパフォーマンスの祭典となった「SHIROFES.」が、今回「SHIROFES.2025」として2025年6月27日(金)~6月29日(日) の3日間にわたり青森県弘前市にて開催された。SHIROFES.のメインコンテンツでもあるダンスバトルが繰り広げられた2日目と3日目は、2日間で7つのジャンルと4つのALL STYLEバトルが行われ、その数なんと過去最大の11種類のバトルコンテンツからそれぞれの優勝者が決定した。

野外パフォーマンスステージであるフォレストステージでは、主に屋内で開催されたバトルコンテンツと同時に、ダンスはもちろんのことダブルダッチやフリースタイルバスケットボールのショーケース、津軽笛や津軽三味線を含む青森伝統芸能のパフォーマンス、アイドルやアーティストによるミュージックライブなど様々なカルチャーを目と耳と肌で体感できる豪華なプログラムが過去最大数の出演者により実施された。

©︎SHIROFES.2025 / harugraphics

今年で10年目と大きな節目を迎えるSHIROFES.は「地元にダンスを根付かせたい」「ダンサーを1番に輝かせる」というミッションを掲げ、「目覚めろ、個性。燃え上がれ、弘前。」をスローガンに開催。毎年過去最大のイベント規模を更新し続ける本イベントではダンスバトルコンテンツにおいて様々なドラマが生まれた。

そのダンスバトルでは、ゲストバトラーとして国内外からトップダンサーも招待されるなど日本だけに止まらず国際大会レベルで幅広いジャンルのストリートダンスバトルを開催。これだけ豪華なバトルの数々を一度に同じ会場で観ることが出来るのがこのSHIROFES.の醍醐味の一つでもあり、今年も例年以上に全国から多くのオーディエンスが会場に足を運び、ダンサーたちが繰り出す一挙手一投足に目を釘付けにしながら一緒に盛り上がった。

海外からもダンサーが集まり、過去最大の全11種のカテゴリーで競う世界レベルのストリートダンスバトルに

KAZANE ©︎SHIROFES.2025 / harugraphics

過去最大を更新し続けているSHIROFES.は、今年も大会2日間を通じて計11種のカテゴリーで熾烈なバトルが繰り広げられ各カテゴリーで王者が出揃った。
なおこのSHIROFES.の特徴なのが、どのバトルコンテンツもダンスのレベルや経験に関係なく誰でも参加できるオープンカテゴリースタイル。各バトルにて予選を勝ち抜いたダンサーと招待ダンサーが入り混じり、ノックアウト方式のトーナメントを通して優勝を争った。

Hana ©︎SHIROFES.2025 / harugraphics

全11種のカテゴリーにわたり行われた各バトルでは、それぞれで多くのドラマが繰り広げられた。その中でもまず印象的だったのはKIDS ALL STYLE 1ON1 NINJAで優勝したHanaCOLLEGE ALL STYLE 1ON1 ROOKIEで優勝したaRaTa、そしてHOUSE 1ON1 OPEN YOUR EYESで優勝したKAZANEのダンス。3人とも昨年は決勝まで勝ち上がるも準優勝に終わり、優勝まで一歩届かない悔しい思いをしてきた。今回はまさにそのリベンジを果たすドラマチックな幕切れとなった。

僕と父 ©︎SHIROFES.2025 / harugraphics

また今回初開催となったALL STYLE CREW BATTLE G-COATの決勝は、レジェンドHIRO、GUCCHON、KITEとその実の息子たちで構成された「僕と父」と、今シーンで最も勢いのある若手と言っても過言ではない、龍、勇太、MIKUMIKU、RINKAによって構成された「558000」の対決。優勝を収めた「僕と父」は、レジェンド達のスキルフルな踊りに加え、親子ならではの息のあったルーティンで会場を沸かせた。

バファリン vs SHOW-GO ©︎SHIROFES.2025 / harugraphics

そして唯一フォレストステージでトーナメントが開催され、SHIROFES.2025のバトルコンテンツを締め括ったPOPPIN’ 1ON1 SAMURAIでは、各予選から勝ち上がってきた並いる実力者たちを下して、決勝へ駒を進めたSHOW-GOバファリンが1ムーブ1分3ラウンドの激闘を繰り広げ、最後の最後までどうなるか分からないバトルの末、SHOW-GOが3-2の接戦でバファリンを抑えて見事優勝を勝ち取った。まさにSHOW-GOが今までSHIROFES.に抱いてきた熱い想いがダンスを通して勝利をたぐり寄せる要因になったのだろう。

FINEPLAYでは世界レベルのダンスバトルを制し、各ジャンルで優勝に輝いたダンサーたちへ大会直後にインタビューを敢行。ダンサーそれぞれが今回の「SHIROFES.2025」に抱いてきたその想いとそれぞれの持つドラマを是非チェックしてもらいたい。

優勝者インタビュー 

WAACKIN’ 1ON1「MIYABI」優勝者 莉多

莉多 ©︎SHIROFES.2025 / Jason Halayko

―  優勝した今の率直な気持ちを聞かせてください。
ワッキングでカテゴライズされたバトルで優勝するのは今回が初めてなので率直に嬉しいです!

―  今回の自分の踊りを振り返ってみていかがですか?
SHIROFES.で勝つために今回ここ弘前へ来たので、「優勝できたらいいな!」という気持ちで踊っていました。最後まで集中も切れることなくすごい楽しんで踊りきれました。

―  今後の目標について聞かせてください。
今後も自分らしく、楽しくみんなと踊り合って、自分のワックをたくさんの人に見てもらえる機会を作りたいと思っています。

―  SHIROFES.はあなたにとってどんなイベントですか?
SHIROFES.には去年から参戦させてもらっているのですが、「今年も絶対行きたい!」って思うぐらい去年のイベントがすごく楽しかったし、今までは青森に来る機会がほとんど無かったんですけど、SHIROFES.に来てから青森のことがすごい好きになりましたし、いつもたくさんの方に会えて遊べるので最高のイベントです!

HIP HOP 1ON1「DO OR DIE」優勝者 RINKAAA

RINKAAA ©︎SHIROFES.2025 / Jason Halayko

―  優勝した今の率直な気持ちを聞かせてください。
まず約7時間かけて埼玉から運転してくれたママとパパに本当に感謝しています!そして一緒に来た弟も「力みすぎだよ」とか「もっとこうした方がいいよ」って常にアドバイスをくれたので、ラフに楽しく踊れた上でSHIROFES.の「DO OR DIE」で優勝できたことが本当にすごく嬉しいです。

―  今回の自分の踊りを振り返ってみていかがですか?
最近は良い踊りができていても、ベスト4止まりだったりと悔しい思いしてきたました。その状況から抜け出すために友達や先生と一緒に練習したり最近色々刺激をもらっていた上の今日だったので、「もっとこうすれば良かった」みたいな課題は置いといても本当に楽しく自分らしく踊れました!

―  今後の目標について聞かせてください。
私はD.LEAGUEのList::Xというチームでも活動しているのですが、そのD.LEAGUEの活動とこういったバトルをしっかり両立して、自分らしく全部貫き通しつつ、今年から世界にも羽ばたいていきたいと思っているので、怖いけどどんどん挑戦して世界で有名人になりたいです!

―  SHIROFES.はあなたにとってどんなイベントですか?
私は4年前ぐらいからSHIROFES.のバトルに挑戦させてもらっているのですが、予選は上がれてもトーナメント1発目で負けちゃったりとか、優勝はかなりほど遠いと思っていたバトルだったので、今回優勝できたことが本当に夢のようですし、SHIROFES.はすごくてとても楽しいイベントです。

HOUSE 1ON1「OPEN YOUR EYES」優勝者 KAZANE

KAZANE ©︎SHIROFES.2025 / Jason Halayko

―  優勝した今の率直な気持ちを聞かせてください。
もう本当に嬉しいです!SHIROFES.はとても大好きなイベントでショーケースとかジャッジでもう5年ぐらい出させてもらっていて、バトルも一応毎年出ていたのですが今回自分の中で目標にしていた初優勝ができて嬉しいです。

―  今回の自分の踊りを振り返ってみていかがですか?
私はバトルによく出るんですが、最近は「新しい踊り方できないかな?」ってちょうど挑戦してる段階だったので、今回はそれが出せたという感覚があります。あと前回と違ってバトル会場が屋外ではなかったのですが、屋内もすごい良い環境で音楽もパーティーみたいな音だったので自分自身がすごい楽しめて踊れたなと感じています。

―  今後の目標について聞かせてください。
目標めっちゃあるな〜。私海外に行くのが好きなので、今後も大会に出たりダンスを教えに行ったりと色々な形で、日本を出て海外で活躍し続けたいという思いがあります。これからももっと日本のHOUSEと日本の若い世代が素晴らしいということを海外に伝える活動をしていきたいです!

―  SHIROFES.はあなたにとってどんなイベントですか?
本当にジャンルレスでどのスタイルのダンサーも、プロからキッズまでみんなが同じ場所に約3日間一緒にいられるという環境がもう本当に素晴らしいので、みんながもっとダンスが好きになれる場所だと思います。

LOCKIN’ 1ON1「EVERYBODY’S UP!!」優勝者 Locking Broco

Locking Broco ©︎SHIROFES.2025 / Jason Halayko

―  優勝した今の率直な気持ちを聞かせてください。
優勝できて本当に嬉しいです!ただここまで嬉しい気持ちになれているのはバトルに勝てたからだけではなく、このカルチャーの愛を持って多くの人たちと繋がることができたからです。

このような機会をくれたSHIROFES.のオーガナイザーとスタッフの皆さんに心から感謝していますし、彼らがダンスカルチャーをより良くして、そのカルチャーの中で皆が多くの愛を感じられるようにしてくれていると感じています。最近は世界を見ると争いごとが多いので、このような愛に溢れたイベントはとても良いと思います。

―  今回の自分の踊りを振り返ってみていかがですか?
バトルで大事なのはテクニックだけではないので、常に観客やジャッジ、そして全てのダンサーに自分の愛を共有したいと思いながら踊っています。今回も勝敗だけを意識するのではなくダンスに対する愛とビジョンをみんなと共有したい思って踊りました。

―  今後の目標について聞かせてください。
来年の目標はパートナーと一緒に優勝することです。最近は1対1のバトルが主流となっていることが多いですが、個人的にはもっとクルーバトルを推していきたいと思っています。同じバトルに多くのメンバーが参加することで、より大きなエネルギーが生まれると思いますし、これはカルチャーにとって勝敗以上に重要なことだと感じています。

―  SHIROFES.はあなたにとってどんなイベントですか?
SHIROFES.はダンスだけではなく、色々なカルチャーを感じられるイベントです。特に他ジャンルの繋がれることが本当に素晴らしいですし、台湾ではこのようなイベントが多くないので、このカルチャーとこの素敵なイベントに本当に感謝しています。

KIDS ALL STYLE 1ON1「NINJA」 優勝者 Hana

Hana ©︎SHIROFES.2025 / Jason Halayko

―  優勝した今の率直な気持ちを聞かせてください。
NINJAができた最初の頃から参加しているのですが、ずっと準優勝であと1歩のところで優勝を逃してきたので、今回は「もう絶対やったるぞ」って気持ちで来たんですけど、勝ちたいという気持ち以上に楽しいという気持ちを持って戦えて、結果的に勝つことができたのでとても嬉しいです。

―  今回の自分の踊りを振り返ってみていかがですか?
正直、7 to Smokeで7回連続ずっと踊っていたので、自分がどんな踊りをしていたのか本当に記憶にないのですが、とにかく自分のベストを出すことができたと思うので良かったです!

―  今後の目標について聞かせてください。
今年でキッズカテゴリー卒業なので、今後は大人の部門でも自分の踊りを見せて自分らしさを出して結果を残していきたいです。

―  SHIROFES.はあなたにとってどんなイベントですか?
開催されるのが年に一度ということと、私自身東京に住んでいることもあって、青森に来ることもなかなか無いんです。そういう意味でもSHIROFES.はこのような大きなイベントなので旅行気分もありつつ、でも毎回すごい心を動かされて心が燃える年に一度のイベントです。

COLLEGE ALL STYLE 1ON1「ROOKIE」優勝者 aRaTa

aRaTa ©︎SHIROFES.2025 / Jason Halayko

― 優勝した今の率直な気持ちを聞かせてください。
去年が2位でそれがめちゃめちゃ悔しかったので、今年また茨城のみんなで来ることができて、その上で優勝できてめっちゃ嬉しいです!

― 今回の自分の踊りを振り返ってみていかがですか?
たくさん反省点はあるんですけど、でも相手とコミュニケーションを取りながらバトルができて良かったです。

― 今後の目標について聞かせてください。
これからももっと頑張ります!!

― SHIROFES.はあなたにとってどんなイベントですか?
本当にジャンルレスに色々な人たちと交流できてめちゃくちゃ楽しいイベントです!

ALL STYLE 2ON2「DEADLY DUO」優勝者 Tamaki & LUCCI

Tamaki&LUCCI ©︎SHIROFES.2025 / Jason Halayko

― 優勝した今の率直な気持ちを聞かせてください。
LUCCI:まず素直に嬉しいですし、尊敬しているTamakiちゃんと一緒に出場できて優勝という結果がついてきて嬉しいです!
Tamaki:自分たちらしく踊るということが目標だったんですけど、楽しんで踊れてたくさんの人に見てもらえて結果もついてきてすごい嬉しいです!

― 今回の自分の踊りを振り返ってみていかがですか?
Tamaki
:いつもの踊りで遊んでいるような感覚のまま、決勝は踊れたと思っていて、自分たちなりのダンスの楽しみ方みたいなものを見つけられたと思います。

― 今後の活動について聞かせてください。
Tamaki:一緒にショーケースやりたくない?
LUCCI:うん。また一緒に踊れたらいいなっていうのと、それぞれが個々でやりたいことや突き進みたい追求・探求があるので、それをそれぞれがやった上で一緒に交わって遊んで楽しくダンスしたいという感じです!

― SHIROFES.はあなたにとってどんなイベントですか?
Tamaki:私たち二人ともずっと気になっていたイベントだったのですが、なかなか来れていなくて今回が初参戦でした。でも自分的にはSHIROFES.で自分の踊りをレペゼンすることは目標の1つとしてずっと持っていたので今回それが叶ってよかったです。
LUCCI:SHIROFES.初参加めちゃくちゃ楽しいなというところもありつつ、地方でこのようなドデカいイベントをすることと、それでいてめっちゃ盛り上がっているところがすごいです。とにかく「SHIROFES.すごい!」という感じで、また来たいです!
Tamaki:私ももうすごいリスペクトで、来れてよかったです!

BREAKIN’ 1ON1「THE JAM」優勝者 HaLuTo

HaLuTo ©︎SHIROFES.2025 / Jason Halayko

― 優勝した今の率直な気持ちを聞かせてください。
やっぱりまず嬉しいという思いがあるのですが、こう何回も戦ってきている相手と決勝でバトルして勝てたことが一番嬉しいかなって思います。対戦相手のダンサーも知り合いで仲も良いんでそういう意味でも今回勝てて嬉しかったです。

― 今回の自分の踊りを振り返ってみていかがですか?
いつもは慌てて踊ってしまうことが負けの原因なんですけど、今回は落ち着いて自分の得意である「音を取る」ことがしっかりできたのでそこは良かったところかなと思います。

― 今後の目標について聞かせてください。
次の目標はここで調子に乗らずに、負けを少なくしてあまり負けないようにしたいです。もちろん時には負けることも大事なんですけど、なるべく負けないように努力をさらに積み重ねていきたいと思います。

― SHIROFES.はあなたにとってどんなイベントですか?
SHIROFES.は一般の人でもダンスやってる人でも平等に楽しみがたくさんある場所だなって思っていて、特に踊る側は緊張もあるんですけど、こういった外でバトルするところもあるし、屋内でも大きい音が流れてバトルできるところも楽しい部分かなと思います。

BREAKIN’ 1ON1「ON THE BEAT」優勝者 KOHE1

KOHE1 ©︎SHIROFES.2025 / Jason Halayko

― 優勝した今の率直な気持ちを聞かせてください。
優勝しようと思ってバトルしに来たので、無事優勝できて嬉しいです!

― 今回の自分の踊りを振り返ってみていかがですか?
結構きつかったっすね全体的に。ただで色々なきっかけがあって、底力というか常に自分の力はあまり落とさずに最後まで踊れたので、途中クラッシュはあったんですけど良かったかなと思います。

― 今後の目標について聞かせてください。
具体的に狙ってる大会とかはまだ先になるのですが、ここからまだまだ攻めたいと思っているので徐々に力をつけて、細かく目標定めてやっていこうかなと考えています。

― SHIROFES.はあなたにとってどんなイベントですか?
一年に一度のお祭りですね。僕も去年地元であるここ青森に戻ってきたので、やっぱりこういうイベントがあると、東京にいた時の先輩だったり友達にも会えるので本当に貴重な機会だなと思っています。

ALL STYLE CREW BATTLE「G-COAT」優勝者 「僕と父」

僕と父 ©︎SHIROFES.2025 / harugraphics

*コメントは代表者のgucchonより

― 優勝した今の率直な気持ちを聞かせてください。
今回は「僕と父」と言うコンセプトで息子と父親の3組で優勝出来た事がめっちゃ嬉しいです。

― 今回の自分の踊りを振り返ってみていかがですか?
今回は親子3組でクルーバトルに出るという事でその時点で最高に幸せでしたし、前日の練習から6人でワイワイしながら一緒に踊れた事が幸せでした。

― 今後の活動について聞かせてください。
普段それぞれがダンスシーンを盛り上げて行こうと活動をしていて、その中でも今年7月11日の「TURNT UP OSAKA in 大阪」、9月12日〜14日の「SDCJ in 山梨」、9月15日の「SOUL HOOD CAMP in 大阪」、10月12日〜13日の「FOREVER JAPAN in 大阪」、そして来年6月7日〜8日の「OSAKA GET DOWN in 大阪」は僕らが携わってるダンスシーンにとって重要なイベントです。 是非チェックして下さい!

あとは、もちろん来年開催のSHIROFES.2026も!!

― SHIROFES.はあなたにとってどんなイベントですか?
SHIROFES.は第1回目からずっと参加させて頂いてるんですが、世界で見てもこんなダンスフェスは無いです。 ゲストを150名以上招待して行うPARTY、CYPHER、SHOW、BATTLE全てが詰まった3日間。 オーガナイザーのNobuoやイベントスタッフの皆が何ヶ月もかけて作り上げるこの3日間は夢の3日間です。 本当に一回来たらハマるんでまだ来てない人は是非足を運んでみて下さい!

POPPIN’ 1ON1「SAMURAI」優勝者 SHOW-GO

SHOW-GO ©︎SHIROFES.2025 / Jason Halayko

― 優勝した今の率直な気持ちを聞かせてください。
もう楽しかったに尽きるのですが、ただ同時に課題も見えながら戦ったトーナメントという感じで、正直出しきれてはいないという感覚です。

また対戦相手もみんなすごいリスペクトがあるダンサーたちだったので、彼らのおかげと、DJの選曲のおかげと、お客さんのおかげで今回の踊りを引き出してもらえたところがあって、自分の力で引き出せてないっていうのが今後の課題ですね。

自分でも引き出せていたらもっともっといいムーブできたのにと思うので、本当今回周りに助けてもらっての優勝かなっていう印象です。

― 今後の活動の展望について聞かせてください。
もう死ぬまで自分磨きで、限界が来てもその限界を更新していって、もっとダンスと音楽の神髄のところを見たいという思いがあるので、そのためにもずっとこの旅を続けていきたいです。

― SHIROFES.はあなたにとってどんなイベントですか?
SHIROFES.には第1回目の時に、大阪のバトルで準優勝してワイルドカードを頂いて出場し初めて弘前城の前で踊らせていただいたんです。当時の僕は今と比べてもっと下手だったのですが、本当に海外のダンサーたちや先輩方も含めてすごく歓迎してくださって、自分の中でもこのような表舞台に立てる1つのきっかけになった大事なイベントです。

そして今回この10回目のSHIROFES.でこうやって優勝できたことが僕自身ステージでうるっと来てしまった理由で、本当にもう僕は愛されていますし、それ以上に僕も先輩とか同世代、音楽、カルチャー、ダンスを本当に愛してるんでこういう結果になって本当に良かったです。この状況に自分がいられることが勝ち負けを置いといて、本当に一番良かったなって感じています。

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FINEPLAY編集部
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