【2019年】スケボーにもファッションにも使える、おしゃれな「スケートシューズ」おすすめブランド6選

2019.08.29

近年再びブレイクしているストリートファッション。ストリートの若者たちによって形作られたカルチャーの中でも「スケーター」と呼ばれるスケートボードを愛する若者たちが身につけているスケートシューズ。スケートボードをするためにも、そしてファッションとしても使える、おしゃれなスケートシューズをブランド別に紹介します。

スケートシューズの特徴を解説

 スケートシューズは、スケートボードをするために、専用に作られたシューズのことを指します。スケートボードはデッキと呼ばれる板と足をぴったりつけている必要があり、またトリックの際にはシューズの側面でデッキをこすり上げる動作をするため、シューズ自体の耐久性やソールと呼ばれる靴底が滑らないことがシューズに求められます。また、繊細な足さばきが必要となるため、足と靴がしっかりとフィットするように作られています。

 シューズの形にはハイカットとローカットの2種類があります。こちらは機能的には違いはないため、好みで選ぶと良いでしょう。また、スケートシューズにはハイテクローテクと呼ばれる2種類のシューズが存在します。ハイテクシューズとはその名の通り最新技術を搭載した高機能なシューズです。対してローテクシューズは昔ながらの加工を施していないスケートシューズのことを指します。

 一般的にハイテクシューズは頑丈であるため長く履くことができますが、ゴツゴツとしたデザインが多く、靴底が厚めなので感覚に慣れる必要があります。昔はその分シューズ自体が重たくなってしまうとうこともありましたが、現在では軽量化が進み、昔ほどの重量差は無くなっています。ローテクシューズは柔らかく足に馴染みやすいことと、足裏の感覚をつかみやすいことから現在でも主流となっています。しかしハイテクシューズに比べると耐久性が劣る場合がほとんどです。しかし素材の研究により耐久性も上がってきています。

 素材はスウェードレザーが一般的です。スウェードはデッキテープとの相性が良いですが、耐久性があまりなく、破れやすくなっています。対して、レザーは耐久性が高く破れにくいですが、スウェードに比べるとデッキテープへの足の食いつきがやや劣ります。それぞれの特徴は一長一短ですが、好みで選ぶと良いでしょう。また、スウェードのローテクシューズは値段もハイテクシューズやレザーのものよりも安価であるため、そこから初めてみるのも良いかもしれません。

ADIDAS SKATEBOARDING STAN SMITH VULC

 スポーツといえばこのメーカー。世界のトップブランドです。1997年からスケードボード界に参戦しています。CAMPUS、SUPERSTAR、STAN SMITHをもとに、スケートボード用に大幅に改良されたモデルは今やスケーターにとって定番となりました。

名作・スタンスミスのレザー仕様。耐久性に秀でており、バルカソールと呼ばれるスケートシューズならではの工法を組み合わせることで、グリップも耐久性も非常に高い水準となっています。スケーターだけでなく街中でもよく見かけるシューズです。

NIKE SB SHOES ZOOM STEFAN JANOSKI SLIP

 アディダスと並ぶ世界のトップメーカーです。Eric Kostonなど世界トップレベルのスケーターが在籍しています。ナイキのベストセラーモデル「ZOOM STEFAN JANOSKI」のスリッポンです。ナイキならではのデザイン性もさることながら耐久性にも秀でています。クッション性の高いズームエアと呼ばれるインソールも搭載されており、着地時の衝撃を吸収、ハードなスケーティングにもしっかり対応してくれます。

VANS OLD SKOOL SKATEBOARD SHOES

 スケートシューズといえば定番なのがVANS。1966年の創業から、多数の名作シューズを世に送り出してきました。こちらは多くの人が愛用してやまないバンズのオールドスクールです。元々はBMXライダーのために作られた靴でしたが、スケーターからの支持を集め、スケートボードのために補強が加えられています。かなり軽く、足裏の感覚も限りなく裸足に近く、繊細なタッチで複雑なトリックをサポートしてくれます。

Emerica THE REYNOLDS LOW VULC (973)

 1995年に設立されたスケートシューズブランド、Emericaの定番モデルである「REYNOLDS LO VULC」です。ハードコアスケーターのレジェンドであるAndrew Reynoldsのシグネチャーモデルで、ボードからの感触をできるだけ得られるように研究・開発されています。トライアングルトレッドソールと呼ばれる製法でしっかりとデッキテープに食いついてくれます。スウェード素材でシックなシューズ、街で履きこなすのにもぴったりな一足です。

ELEMENT WASSO

「ELEMENT」は1992年にJohnny Schillereffが設立したブランドで、デッキやシューズ、ファッションアイテムなど様々なラインナップがあります。フェザーライトプレスという軽くて丈夫なデッキを作る製法が有名で、スケーター瀬尻凌のスポンサーでもあります。Nyjah Hustonも「ELEMENT」のライダーです。「ELEMENT WASSO」の素材は人気のスウェードレザー。エレメントヘリウムポリウレタンインソールと呼ばれる高密度のポリウレタン素材で高いクッション性と耐久性を実現しています。

DC E.TRIBEKA

1994年、Danny WayColin Mckayにより設立されたアメリカのシューズブランドです。スケートシューズの定番であり、世界で多くのスケーターにそのシューズは愛用されています。「E.TRIBEKA」は圧倒的な軽量化と耐久性の強化によりスケーターの激しい動きにも対応。クッション性にも優れ、上質なスエードでオシャレとしても最適な一足です。カラーも様々な色が選択可能、他のスケートシューズにはない、遊び心も兼ね備えたシューズとなっています。

いかがでしたでしょうか。世界のスケーターたちが愛用してやまない定番スケートシューズ たちですが、スケートはもちろんのことおしゃれに履きこなしている人も街ではたくさん見かけます。さあ、お気に入りの一足を見つけてストリートに出てみましょう。

執筆者について
FINEPLAY編集2部
FINEPLAY は世界中のサーフィン、ダンス、ウェイクボード、スケートボード、スノーボード、フリースタイル、クライミングなどストリート・アクションスポーツに関する情報を発信するスポーツメディアです。
ピックアップフォト
アクセスランキング
FINEPLAY
アクションスポーツ・ストリートカルチャー総合メディア

FINEPLAYはアクションスポーツ・ストリートカルチャーに特化した総合ニュースメディアです。2013年9月より運営を開始し、世界中のサーフィン、ダンス、ウェイクボード、スケートボード、スノーボード、クライミング、パルクール、フリースタイルなどストリート・アクションスポーツを中心としたアスリート・プロダクト・イベント・カルチャー情報を提供しています。

アクションスポーツ・ストリートカルチャーの映像コンテンツやニュースを通して、ストリート・アクションスポーツの魅力を沢山の人へ伝えていきます。

直近のワークショップ
直近のワークショップはありません
イベントスケジュール
11月 2024
     1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30  
« 10月   12月 »

●今日 ○イベント開催日

ピックアップフォト
編集部おすすめ記事
アクセスランキング
FINEPLAY
アクションスポーツ・ストリートカルチャー総合メディア

FINEPLAYはアクションスポーツ・ストリートカルチャーに特化した総合ニュースメディアです。2013年9月より運営を開始し、世界中のサーフィン、ダンス、ウェイクボード、スケートボード、スノーボード、クライミング、パルクール、フリースタイルなどストリート・アクションスポーツを中心としたアスリート・プロダクト・イベント・カルチャー情報を提供しています。

アクションスポーツ・ストリートカルチャーの映像コンテンツやニュースを通して、ストリート・アクションスポーツの魅力を沢山の人へ伝えていきます。

配信先メディア一覧