オリンピックの正式種目にもなりアクションスポーツの中で最近注目が集まっている自転車競技「BMX」。BMXはバイシクルモトクロスの略称で現在ではBMXレーシング種目を皮切りに、フリースタイル種目としても「パーク」「フラットランド」「ストリート」などと様々な競技が広まっている。
そして今回注目するのはBMX最初の種目であり「自転車の格闘技」とも呼ばれる、選手が8人一斉にスタートしゴールまでの順位を競う中でコース上にあるジャンプやコーナーセクションでの攻防が観客の目を惹く「BMXレーシング」。この競技の世界最高峰クラスにて世界一を目指し、世界各国のレースに参戦しながら日々トレーニングに励む日本人選手がいる。
それがプロBMXレーサーの中井飛馬(なかい・あすま=22歳) だ。今回はパリオリンピック出場選考もすでに始まっている一方で、来年3月には日本体育大学を卒業し新生活をスタートする彼に来シーズンに向けての意気込みと今後の活動への想い、そして彼にとっての「BMXレーシングとは何か?」を聞いた。
中井 飛馬(以下:A)
東京オリンピックと2021年U23ワールドカップシリーズを振り返って
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東京五輪の出場選考を通して感じたことを聞かせてください。
A:東京五輪の開催が決まった時から、年齢的に出場可能なのが分かっていたのでずっと目標にしてきました。そして15歳の頃に全て逆算して、2020年の時点でどのレベルに達していれば東京五輪に出場できてメダルが取れるのかを細かく自己分析し書き出しました。
当時立てた目標は15歳~18歳くらいまで自分のプラン通りに順調に達成できていましたが、19歳の時に世界最高峰クラスであるエリートカテゴリーで戦うようになってから実力が全く通用しなくなり、東京五輪でメダル獲得を目指していたのに大会への出場すら叶いませんでした。
この現実が自分の中で結構大きな「挫折」になっていて、小さい頃は生意気な性格で「俺が(東京五輪で)勝つから!」みたいなことを言っていましたが、その自分の言葉と現実とのギャップに直面しました。
ただ着実に自分がレベルアップはしている実感はありますし、東京五輪にも補欠選手として選手村に入って大会の雰囲気を感じることが出来たのでこの経験はポジティブに受け止めたいと思っています。
同時期にコロナウイルス大流行によって色んな事があったと思います。その変化の中で自分にどんな影響がありましたか?
A:僕は今まで駆け足で生きているような感じでBMXに全力で打ち込んできました。それがコロナ禍で一旦ストップになり、練習はしっかりできていた一方で大会はかなり減ったので自分のモチベーションが落ちることもありました。
でも逆にそのおかげでBMX以外の事にも時間を割くことができて、今までのトレーニング方法や自分の生活習慣などを見つめ直す良いキッカケになりました。また今までBMXしかしてこなかった人生だったので、「BMX以外にもこんなに素晴らしい世界が広がっているんだ」と確認できてBMXライダー中井飛馬としてだけではなく、一人の人間として大きなステップアップができたかなと思っています。
コロナ禍でもトレーニングを続けた結果が2021年U23ワールドカップシリーズチャンピオンの達成だと思います。どんな努力を積み重ねてきましたか?
A:今まではパワーやスピードが自分の課題でした。そのためトレーニングに関してはコロナ禍で日本にいる間、そういった弱点を重点的に強化することができましたし、コロナウイルスが少し収まった2021年の2~3月頃からアメリカに行き今のコーチに変えて練習環境も大きく変わったことがこの大きなレベルアップに繋がったと思っています。
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そして東京五輪でモチベーションを貰って、「この舞台で俺も戦いたい!俺の目指している舞台はここで間違いない!」と再確認できました。過去のオリンピックは全てテレビの画面上で観ていたので、今回生でオリンピックを観れたことが一番モチベーションになりましたし、それからシーズンの残りの大会も集中して臨むことができました。
またアメリカにいる間、リオ五輪金メダリストである元アメリカ代表のカーナー・フィールド(以下: カーナー)と1シーズン通して一緒に練習しながら大会を回る機会があり、彼から練習や大会に対する取り組み方や私生活のオンオフの切り換え方など本当に色々教えてもらいました。彼との出会いは自分の中で大きなターニングポイントになり、今でもお世話になっていますが本当に僕のメンターのような存在です(笑)
U23ワールドカップシリーズチャンピオンになった2021年シーズンがあって、今年の2022年シーズンは振り返るとどんなシーズンでしたか?
A:今シーズンは自分にとって実力的にレベルアップすることができたすごく良い年だったと思っています。ただ結果がついてこなかったのは悔しい部分ではありますが、それ以上に今までのように運が良くて結果が出るのではなく、しっかり実力がついてきたことで自分の中で足りなかったパズルのピースが揃ってきているような感覚があります。
あとは自分の詰めが甘い部分やちょっとした失敗を減らしていけばエリートクラスでも全然通用することを実感できた年だったので、自分としてはすごい実りのある年になったと振り返ってみて感じます。特にアメリカの国内シリーズ戦でエリート選手と戦って表彰台に乗れたことは僕にとって大きなことで自信にも繋がりました。
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世界最高峰クラスの日本人選手を生み出したこのBMXレーシングとの出会い
中井選手がBMXレーシングを始めたきっかけを聞かせてください。
A:僕は新潟県の上越市出身なのですが、地元で父親がアパレルのお店をやっています。そのお店のお客さんに「息子さんにBMXレースどうですか?」と紹介して頂いたことがきっかけで、家から車で10分ほどのところに当時日本国内でも珍しい大型のBMXレースコースがあったので少しずつ遊びに行きながらBMXに乗るようになりました。僕が物心ついた頃には既にBMXにハマっていて大会にも出始めていましたね。
また本格的にBMXレースをやるようになったのは全国各地に練習に行くようになってからです。特に冬の時期だと新潟は雪が降ってしまってコースに乗れないので、関東や関西に行って練習するうちに国内の色々な大会にも出るようになりました。そして行く先々でいろんなライダーと繋がりが増えていくうちに上を目指すようになっていきました。
国内から世界を舞台に戦うようになったのはいつからですか?
A:海外に行くようになったのも父親の影響です。父親のお店ではアメリカンなアパレルを取り扱っているので父親がアメリカ出張の時に僕も一緒に連れて行ってくれて、仕事の後や合間に現地のレースに出たりしていたのでアメリカのレースカルチャーには小さいころから触れていました。
僕は物心ついた頃からBMXをやっているので、そもそもBMX以外の選択肢を考えたことが無かったですし、幼少から海外に行く経験させてもらった上に負けず嫌いな性格も相まって、昔から本格的にやるからには世界の頂点を目指すという感じでした。
幼少から世界選手権へ毎年出場されてきたと思いますが、何歳から世界のトップレベルで戦える自信や実感が生まれましたか?
A:元々生意気な子どもだったので、良い意味で勘違いしていて何の根拠も無く「いけるでしょ!」と思っていました。高校卒業するくらいまでは本気で世界を取れるという自信があったんですが、大人になってエリートクラスで戦ってなかなか通用しなかったり、東京五輪出場を逃した挫折も味わって現実的な難しさを痛感しましたね。今では毎年、少しずつ結果・実力ともに上がってきているのでどんどん自信が付いてきています。
来春、大学を卒業しプロBMXレーサーを本業とする覚悟
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来年大学を卒業して今後はBMXレーサーを職業として活動する上で、何が自分を突き動かす原動力になっていますか?
A:僕は幼少からBMXでやっていくと決めていたので、自分がBMXを本業としてやっていけるかどうかを疑問視したことは無いです。また大会で良い結果が出た時はめちゃくちゃ嬉しいですし、日常生活でも絶対に味わう事のない高揚感がなんとも言えないです。負けた時の悔しさもそうですけど、勝つことで得られるこの感覚をまた味わいたいというのが大きな原動力になっています。
またBMXには色んな関わり方があると思っているので、将来的にはライダーとしてだけではなく、BMXができるフィールド作りや、イベントを開催してBMXを広める活動だったり、BMXと他のカルチャーを繋げることなどいろんな事をやっていきたいです。
自分の人生を通して様々な形でBMXに関わっていきたいと思っていますが、今の自分にできる事はまず結果を追い求めることだと思います。そういう意味ではレーサーとしてのキャリアを終えた後に見据えている自分の理想像に辿り着きたいという思いも大きな原動力です。
BMXレーサーを職業にする中で周りからは何が求められると思いますか?
A:やっぱり周りから求められるのは結果ですね。選手であるからには結果が大事だと思います。カルチャーの中にはカッコよければいいみたいな風潮もあったりしますが、スポンサーさんからお金をもらったり協会から強化費等も出してもらっている以上結果は一番求められるべきだと考えています。その上で自分の持ち味やスタイルが評価されると思うので、まず周りからは結果が一番、その次にSNS等での発信が求められてくると思っています。
中井選手はプロBMXレーサーとしてどんなプロ意識を持っていますか?
A:僕の中では「常に一番良いものを追い求める姿勢」を持つことがプロだと思うので、自分がやっているBMXレーシングに関しては世界一を目指して追い続けるのが当然のことだと思っています。
また僕はインタビュー時の振る舞いや大会以外のSNSでの発信についても同様で、一番良いものを追い求めるという意味で何事においてもこだわりを持ってやるようにしています。
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プロBMXレーサーとして活動していく中で自身の活動を通してこんなBMX業界にしたいという想いはありますか?
A:サーフィンとかスケボーも同じ類いだと思いますが、BMXもスポーツでありながらライフスタイルそのものなんです。僕自身も小さいころから朝起きて学校行く前に近くのコースでダートジャンプしたり、学校が終わったらレースコースに乗りに行ったり、常に自分の生活の一部にBMXがあってまさにライフスタイルだったのでスポーツとしてだけではなくライフスタイルとして楽しめる環境を作っていきたいですね。
ここで言うライフスタイルはBMXでライディングするだけでも楽しい、でもBMXを通じて人生が形成されていくということです。ただBMXレースって勝負事なのでしっかり勝負する大会もあれば、一方で他の様々なアクションスポーツにも触れられる楽しいイベントもあったりします。
そういったイベントのおかげで僕も他競技のライダーたちとの交流も多いですし、仲間のスケーターやスノーボーダーがイベントに遊びに来たり、逆にBMXライダーたちでスノーボードしに行ったりもします。みんながBMXを人生のライフスタイルの一部として捉えてくれるような業界作りをしていきたいです。
ちなみに他のアクションスポーツの選手たちとの繋がりもあるのでしょうか?
A:そうですね。同世代ですと、スケートボード男子ストリート種目の堀米雄斗はマネジメント事務所が同じという繋がりから、アメリカで一緒にNBA観戦をしたり食事をしたこともあります。また別種目ですがBMXフリースタイル・パークの中村輪夢は仲良いですね。大体みんな同年代なので彼らの活躍している姿にはとても刺激を受けています。みんなカッコいいので自分もそういう風になりたいって目標にもなりますし、このまま負けていられないっていうモチベーションにもなりますね。
BMXを降りた中井飛馬のオフの姿
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BMXがライフスタイルである中、中井選手はSNSを活用して私生活の姿を発信されていますが、オフの時は主に何をしていますか?
A:家でゆっくりするのも好きだし、外に出かけるのも好きです(笑)特に友達とキャンプに行ったりして、自然に触れ合う時間が大好きです。またお酒を飲むことも好きなので休日などは友達と飲んだりもしますし、音楽も好きなのでアーティストのライブに行ったり、、あとは雪国で育ったこともありスノーボードも大好きなので冬の時期には滑りに行ったりしています。
本当に多趣味なんですが、コーヒーも写真も大好きなのでカメラ持って散歩して写真撮ったりと色々楽しんでいますね。
オフの時にリラックスや気分転換のために意識していることはBMXレーシングにどう活かされていますか?
A:オフの過ごし方はカーナーと一緒にいた時に学んだことの一つです。例えば、練習が終わったら気持ちを切り換えてBMXの事を全く考えないとか。カーナーは特に工夫していて自分がゆっくり過ごす家の一階の部屋にはBMXやそのパーツ、ましてやBMXの写真すら置かないように徹底していました。彼からBMXのものが目に入ることで無意識のうちにBMXのことを考えてしまうことを避けるためと聞いてからは僕も空間を分ける技術を得ることができました。
そういう意味では僕は何でも熱中しやすく写真やコーヒーなど全部ハマったらガッツリやるタイプなので、今ではオフの時は時間もBMXも気にせずとことん集中して色々できるようになっていますね。BMXのことを考えすぎるのも自分のパフォーマンスに良くないのでオフの時の切り替えは意識するようにしています。
オフの姿も載せているInstagramは最近グンとフォロワーも増えてきましたが、コンテンツ作りや発信方法で意識していることはありますか?
A:難しい質問ですね(笑) やっぱりBMX関係のフォロワーが多いのでBMXのことを上げた時と、自分自身のことを上げた時とではかなり反応に差があります。だからといってフォロワーのためにBMXのことを上げ続けるのではなくて、BMX以外の自分のことを上げることで人間らしさも見せたいという思いもあります。
先ほどBMXはライフスタイルということを話させてもらいましたが「こうやって俺は人生楽しんでるよ」「俺はこういうことをして普段遊んでるよ」っていうのは伝えたいです。特にキッズライダーたちは練習のことについてたくさん聞いてくれることが多いので「練習だけじゃなくて気持ちを切り替えてたくさん遊んでね」っていうメッセージでもあったりしますね。
そういう意味では中井選手の人間としての魅力もSNS上では意識して発信しているんですね。
A:はい。特に写真の見せ方はこだわりますね。また「自分とBMXがある人生」は意識して見せるようにしています。必ずしもBMXを写したいわけではないのですが、BMXライダーとしての日常。その中で自分の見ている風景だったり、感じた事が自然に伝わればいいなと思っています。
それでもまだまだ理想的な自分の見せ方はできていなくて、他のBMXライダーを始めスノーボーダーやスケーターたちの映像や写真を見てると憧れる部分も多いので、参考にしながらこれからもっと積極的に発信していきたいです。
2年後に迎えるパリオリンピックに向けて
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既にパリ五輪の選考は始まっている中、現在力を入れて取り組んでいる事やこれまでのシーズンを踏まえて改善点はありますか?
A:現在は、まだ今シーズン終盤の大会で負ったケガの治療中なので思ったようにトレーニングが出来ておらずムズムズしています。ただ今シーズンの課題は自分の実力が付いてきているのにもかかわらずレースで決めきれないことでした。
例えばスタートが決まってもその後のセクションで失敗してしまったり、予選から準決勝まで完璧だったのに決勝で失敗してしまうといった細かいミスが多かったんです。正直経験不足なだけだと思うのであまり考えすぎずにこのままの調子でやり続けて色んな経験を積みたいと思っています。
あとは海外選手との体格差によるパワー不足も大きな課題ですが今まで3年ほどフォーカスして取り組んできたので少しずつ海外のトップ選手のスピードに近づいてきたかなと肌で感じています。
自分たちでパリ五輪の出場枠を取りに行くために意識していることや準備していることはありますか?
A:自分の環境を整えることですね。ワールドカップや世界選手権に出ている選手って当たり前ですけどみんな並々ならぬ努力をしているので、その中でどうして差がつくのかなって考えた時に、周りのサポートしてくれる人たちや一緒にトレーニングする選手など、どれだけ自分の練習環境が整えられているかが関係してくると思っています。
このような環境面はケガしてる今だからこそ特に整えているところです。資金的な部分を含めてですがしっかり整えて何も心配事が無くただBMXに集中できるようにするため日々頑張っています。
ちなみに来シーズンはどういった目標なのでしょうか?
A:2021年から今までは22歳までが参加可能なカテゴリーのU-23で戦ってきましたが来シーズンから一番上のエリートクラスに上がりカテゴリーが変わります。ただ今シーズンでも既にエリートの選手たちとはレースしているので自分がどれくらいの位置にいるかは分かっています。来年はエリートでもワールドカップで決勝に勝ち上がり表彰台に乗ることが目標です!
中井飛馬にとってのBMXレーシングとは
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改めてBMXは中井選手にとってどんな存在ですか?
A:僕の場合は少し特殊だと思いますが、物心付く前からBMXを始めそれからずっとBMXだけをやってきました。そしてBMXを通じて色んな友達ができましたし、BMXを通じて人との関わり方や物事に対する向き合い方を学びました。BMXを通じて海外に行くようになって世界が広がり、色んな文化や街を見るようになって英語も話せるようになりました。
更に悔しい想いや嬉しい想いも全部BMXを通じて経験してきているので本当に僕の人生をリードしてくれているものですし、真剣にBMXと向き合ってきたからこそ色んな大事なことを学べたと思っています。今後は自分で工夫しながらこの経験を色んな事に繋げていけたらベストだなと思います。本当にBMXは僕にとって「人生」です。
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中井選手みたいになりたいと思っている子どもたちに向けてアドバイスはありますか?
A:振り返ってみると大変なこともいろいろありましたが、どうやって乗り越えたかを考えた時にやっぱり根本にあったのはBMXに夢中になって楽しんできたということだと思います。僕は本当にこの競技を遊びの延長線でやってきたのでBMXを嫌いになったこともないですし。だから本当にみんなにはBMXを純粋に楽しんで欲しいですね。
そういう意味であえてレースコースだけでなくパークに行ってみたり、少し思考を変えてマウンテンバイクに乗ってみたり、駐車場でも工夫して遊んでみたり、サイクリングで遠出してみるとかなんでも良いんですけど自分次第でBMXの楽しみ方ってどこまでも広がるし、それがBMXの良いところだと思います。遊んで楽しんでいった先に気づけば自分の目標が達成していることもあると思うので本当に楽しんでもらいたいです。
BMXレーサー中井飛馬としての最終的なゴールは何ですか?
A:やっぱりオリンピックで金メダルですね!
今後BMXを広めていく存在にもなると思います。どんなスポーツカルチャーにしていきたいですか?
A:BMXレースって他のアクションスポーツと違ってまだまだ一般の人たちと分断されているというか、BMXレースのことは知られていても近所ですぐ体験できるような場所がなかなか無いんです。またレースコースに関しては作るのにお金も土地も必要なので国内のコースの大半が街から離れた郊外ですし。
今後は東京近郊含めて色んな場所にレースコースを始めBMXを体験できる場所ができるように、そしてコミュニティを作っていきながら日本国内のBMXレースのカルチャーを発展させていきたいです。
最後に来シーズンに向けて意気込みを聞かせてください。
A:今シーズンは結果も良かったですし、それ以上に自分のライディングが成長した一年だったので、来年はこれまで以上にレベルアップしていくので結果を楽しみに待っていてください!!
あとはSNSやYouTubeももっと発信していきたいと思っています。BMXレースってライブ配信や大会結果でしか見ることがないと思うので、僕たち選手の活動の裏側みたいなところもみなさんに届けていきたいと思っていますので楽しみにしていて欲しいです。
中井飛馬プロフィール
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2000年6月24日生まれ。新潟県上越市出身のプロBMXレーサー。5歳のとき新潟県上越市金谷山にてBMXレースと出会う。11歳の夏、世界選手権で初めて決勝進出を決め念願であったワールドゼッケンを獲得した。その後、12歳で本場アメリカの強豪チームにスカウトされ海外へ転戦を始める。2019年にはエリートクラス1年目ながら全日本選手権で優勝。2021年には日本人で初めてUCIワールドカップシリーズのU23シリーズチャンピオンに輝く。
SPECIAL EDITION
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FINEPLAYはアクションスポーツ・ストリートカルチャーに特化した総合ニュースメディアです。2013年9月より運営を開始し、世界中のサーフィン、ダンス、ウェイクボード、スケートボード、スノーボード、クライミング、パルクール、フリースタイルなどストリート・アクションスポーツを中心としたアスリート・プロダクト・イベント・カルチャー情報を提供しています。
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othersパリ2024オリンピック競技大会がいよいよ開幕!日本人出場選手や各アーバン/アクションスポーツ競技スケジュールをまとめて紹介!2024.07.23いよいよ今週末に迫った「パリ2024オリンピック競技大会 (下記:パリオリンピック) 」。世の中でも言わずとしれた、世界中が注目する世界最大のスポーツの祭典だが、今大会では本メディアでも取り上げているアーバンスポーツおよびアクションスポーツの中から「スケートボード」、「サーフィン」、「BMX」、「スポーツクライミング」、「ブレイキン」の5競技にて新たな歴史を刻む戦いが繰り広げられる。 2008年の北京オリンピックから正式種目となったBMXレーシングを除いては、ほとんどの種目が2020年の東京オリンピックでのデビューとなり年々スポーツ界に浸透し始めているアーバンスポーツおよびアクションスポーツ。 そんな中で今大会はダンスシーンからブレイキンがオリンピックデビューするなど、各々の持つカルチャーの枠を飛び出してスポーツとして市民権を得ている状況が目に見える。特に今回はブレイキン種目に出場するShigekix (半井重幸)がオリンピック日本代表選手団の旗手の一人を担うなど、このアーバンスポーツおよびアクションスポーツが日本のみならず世界中に大きな影響を与えていることは明確だ。 そして特にこのパリ大会は東京オリンピックメダリストをはじめ、世界大会で優勝経験を持つ日本人選手たちが出場選手として名を連ねている。スケートボードでは男子ストリートに堀米雄斗、女子パークに四十住さくらなど初代金メダリストが出場。さらにサーフィンでは東京オリンピック銀メダリストの五十嵐カノア、また同じくスポーツクライミングで銀メダリストになった野中生萌など前大会のメダリストが再度メダルを獲得するべく出場する。 また世界大会で優勝経験を持つメンバーとしては、2022年の世界選手権で優勝したBMXフリースタイルの中村輪夢や、ブレイキンからはOQSで無双した世界最強と呼び声の高い日本のBgirlチームからAyumiとAmiが出場するなど、それ以外にもメダル争いに食い込む世界でも指折りの日本人選手たちが出場し、今回は東京オリンピック以上にメダル獲得が期待されるこのアーバンスポーツおよびアクションスポーツだ。 以下では今大会に出場する日本人選手たちと、今大会の全日程について紹介。 各競技日本人出場選手 スケートボード 堀米雄斗 Photo: OIS/Kieran Cleeves. Handout image supplied by OIS/IOC 大会会場:コンコルド広場・男子ストリート:白井空良、小野寺吟雲、堀米雄斗・女子ストリート:赤間凛音、中山楓奈、吉沢恋・男子パーク:永原悠路・女子パーク:開心那、草木ひなの、四十住さくら サーフィン 五十嵐カノア Photo by Tony Heff/World Surf League 大会会場:タヒチ・チョープー・男子カテゴリー:五十嵐カノア、コナー・カラサワ・オレアリー、稲葉玲王・女子カテゴリー:松田詩野 BMXフリースタイル 中村輪夢 Photo: OIS/Jonathan Nackstrand. Handout image supplied by OIS/IOC 大会会場:コンコルド広場 ・男子パーク:中村輪夢 BMXレーシング 畠山紗英 photograph by Navada BMX Photography 大会会場:スタッドBMXサン・カンタン・アン・イヴリーヌ・女子カテゴリー:畠山紗英 スポーツクライミング 野中生萌 Photo: OIS/Jonathan Nackstrand. Handout image supplied by OIS/IOC 大会会場:ル・ブルジェ・スポーツクライミング場・男子ボルダー&リード:楢﨑智亜、安楽宙斗・女子ボルダー&リード:野中生萌、森秋彩 ブレイキン Bgirl Ami photograph by haru_graphics 大会会場:コンコルド広場・Bboy:Shigekix (半井重幸)、Hiro10 (大能寛飛)・Bgirl:Ayumi (福島あゆみ)、Ami (湯浅亜実) 大会スケジュール (日本時間) *サーフィンに関しては天候次第で日程延期の可能性あり -7月27日(土) 03:00~ 開会式19:00~ スケートボード男子ストリート 予選24:00~ スケートボード男子ストリート 決勝 -7月28日(日) 02:00~ サーフィン男子第1ラウンド06:48~ サーフィン女子第1ラウンド19:00~ スケートボード女子ストリート 予選 24:00~ スケートボード女子ストリート 決勝 -7月29日(月) 02:00~ サーフィン女子第2ラウンド06:48~ サーフィン男子第2ラウンド -7月30日(火) 02:00~ サーフィン男子第3ラウンド 06:48~ サーフィン女子第3ラウンド 20:25~ BMXフリースタイル女子パーク 予選 22:11~ BMXフリースタイル男子パーク 予選 -7月31日(水) 02:00~ サーフィン男子準々決勝04:24~ サーフィン女子準々決勝06:48~ サーフィン男子準決勝08:00~ サーフィン女子準決勝09:12~ サーフィン男子3位決定戦09:53~ サーフィン女子3位決定戦10:34~ サーフィン男子決勝11:15~ サーフィン女子決勝20:10~ BMXフリースタイル女子パーク 決勝21:44~ BMXフリースタイル男子パーク 決勝 -8月2日(金) 03:00~ BMXレーシング男子準々決勝 03:20~ BMXレーシング女子準々決勝 05:05~ BMXレーシング男子敗者復活戦 05:15~ BMXレーシング女子敗者復活戦 -8月3日(土) 03:00~ BMXレーシング男子準決勝 03:15~ BMXレーシング女子準決勝 04:35~ BMXレーシング男子決勝 04:50~ BMXレーシング女子決勝 -8月5日(月) 17:00~ スポーツクライミング男子ボルダー&リード ボルダー準決勝 20:00~ スポーツクライミング女子スピード 予選シーディング 20:35~ スポーツクライミング女子スピード 予選 -8月6日(火) 17:00~ スポーツクライミング女子ボルダー&リード ボルダー準決勝19:30~ スケートボード女子パーク 予選20:00~ スポーツクライミング男子スピード 予選シーディング20:35~ スポーツクライミング男子スピード 予選24:30~ スケートボード女子パーク 決勝 -8月7日(水) 17:00~ スポーツクライミング男子ボルダー&リード リード準決勝19:30~ スケートボード男子パーク 予選19:35~ スポーツクライミング女子スピード 予選19:46~ スポーツクライミング女子スピード 準決勝19:54~ スポーツクライミング女子スピード 決勝24:30~ スケートボード男子パーク 決勝 -8月8日(木) 17:00~ スポーツクライミング女子ボルダー&リード リード準決勝19:35~ スポーツクライミング男子スピード 予選19:46~ スポーツクライミング男子スピード 準決勝19:54~ スポーツクライミング男子スピード 決勝 -8月9日(金) 17:15~ スポーツクライミング男子ボルダー&リード ボルダー決勝 19:35~ スポーツクライミング男子ボルダー&リード リード決勝 23:00~ ブレイキンBgirl 予備予選/予選 -8月10日(土)17:15~ スポーツクライミング女子ボルダー&リード ボルダー決勝19:35~ スポーツクライミング女子ボルダー&リード リード決勝03:00~ ブレイキンBgirl 準々決勝03:45~ ブレイキンBgirl 準決勝04:15~ ブレイキンBgirl 決勝・3位決定戦23:00~ ブレイキンBboy 予備予選/予選 -8月11日(土) 03:00~ ブレイキンBboy 準々決勝03:45~ ブレイキンBboy 準決勝04:15~ ブレイキンBboy 決勝・3位決定戦 パリオリンピックでの日本人選手たちの活躍はテレビ放送やTVerで視聴しよう! パリ2024オリンピック競技大会の戦いの模様は、NHKや各キー局での地上波およびBS放送に加えて、民放公式テレビ配信サービス「TVer(ティーバー)」でのオンライン配信が予定されている。随時放送情報は更新されているが現時点での国内放送スケジュールは以下の通り*だ。*「2024年7月23日時点、FINEPLAY編集部調べ」 開会式 7月27日 02:25~ 開会式 【NHK総合】 スケートボード 7月27日 21:00~ スケートボード男子ストリート 予選【TBS系列】7月27日 22:15~ スケートボード男子ストリート 予選(ディレー放送)【NHK総合】7月27日 23:55~ スケートボード男子ストリート 決勝【NHK総合】7月28日 20:00/21:00~ スケートボード女子ストリート 予選【NHK Eテレ・NHK総合】7月29日 00:00~ スケートボード女子ストリート 決勝【テレビ朝日系列・NHK BS】8月6日 19:00~ スケートボード女子パーク 予選【フジテレビ系列】8月7日 00:00~ スケートボード女子パーク 決勝【フジテレビ系列】8月7日 19:30~ スケートボード男子パーク 予選【TBS系列】8月8日 00:30~ スケートボード男子パーク 決勝【TBS系列】 サーフィン 民放公式テレビ配信サービス「TVer(ティーバー)」のみにて放送予定 BMXフリースタイル 7月31日 20:00~ BMXフリースタイル女子・男子パーク 決勝 【日本テレビ系列・NHK BS】 BMXレーシング 民放公式テレビ配信サービス「TVer(ティーバー)」のみにて放送予定 スポーツクライミング 8月8日 20:55~ スポーツクライミング女子ボルダー&リード リード準決勝【NHK Eテレ】8月9日 17:00~ スポーツクライミング男子ボルダー&リード ボルダー・リード決勝【日本テレビ系列】8月10日 17:00/18:45/19:30~ スポーツクライミング女子ボルダー&リード ボルダー・リード決勝【NHK総合・NHK Eテレ】 ブレイキン 8月9日 23:00~ ブレイキンBgirl 予備予選/予選【日本テレビ系列】8月10日 03:00~ ブレイキンBgirl 決勝【日本テレビ系列】8月10日 22:50~ ブレイキンBboy 予備予選/予選【NHK総合】8月11日 03:00~ ブレイキンBboy 決勝【フジテレビ系列】 なお各競技の最新情報はオリンピックのウェブサイトや公式アプリで気軽にアクセスできるので是非ダウンロードしてみて欲しい。日本人選手たちの大活躍をテレビの前で一緒に応援しよう!
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doubledutch青春を賭けた熱い夏が今年も開幕! 「ITADAKI ダブルダッチ甲子園 2024」2024.07.192024年9月29日(日)、ダブルダッチ業界初となる高校生の大会『ITADAKI ダブルダッチ甲子園 2024』が開催される。 チームで1つのショーを作るSHOWCASE部門、そして個人戦の1 on 1 BATTLE部門に加え、制限時間内に跳んだ回数を競うSPEED RELAY部門の3種目で、それぞれの頂点を決する。 昨年 SHOWCASE優勝の「Eifer」©︎ITADAKI / Photo by AYATO. 大会を盛り上げるアンバサダーには、世界三連覇の偉業を成し遂げ、ダブルダッチシーンの“顔”とも言えるプロチーム「REG☆STYLE」が。そしてダブルダッチシーン外から、日本ダンススポーツ連盟のブレイキン アンセムソング『Pump It Up! feat. TAKUMA THE GREAT』をリリースするなど、ストリートシーンにも影響力を与え続けているアーティスト「DA PUMP」からKIMIが就任。過去に番組での共演歴もある2組は、今年で5年目となるアンバサダーへの就任。彼らの“阿吽の呼吸”にも注目だ。 REG☆STYLE & KIMI (左から3人目)©︎ITADAKI / Photo by AYATO. さらに今回、ITADAKI恒例となった「エンターテイメント」要素を審査するメンバーには「サンキューーー!!」というフレーズでお馴染みのお笑い芸人・パンサー 尾形貴弘が参戦!加えてダンスシーンから、世界初のダンスプロリーグ・D.LEAGUEに参画しているチーム「FULLCAST RAISERZ」よりINFINITY TWIGGZと、世界規模で活躍し、多くのタイトルを獲得するB-GIRL RAMという、豪華ラインナップが務めてくれる。 ©︎ITADAKI そして、前向きに夢に向かって頑張る高校生を応援する『ポカリスエット』と、そしてストリートシーンで力強くプレイヤーを支えるオーセンティックアメリカンアスレティックウェアブランド『Champion』が、5年目となる今年も“オフィシャルサポーター”(協賛)として、高校生たちを力強くサポートしてくれる。 そんなシーン内外からの注目を掻っ攫う熱量の高いコンペティションの様子は、ITADAKI オフィシャルYouTubeチャンネルにてオンライン配信を予定している。 ©︎ITADAKI / Photo by AYATO. 昨今の高校生のプレイヤーたちは、時に大学生や社会人のプレイヤーを凌駕することも。果たして、今年高校生の頂点――”ITADAKI”に立つプレイヤーは誰なのか。ダブルダッチの歴史が動く一日が、今年も幕を開ける!! 大会概要 ©︎ITADAKI 「ITADAKI ダブルダッチ甲子園 2024」日時 : 2024年9月29日(日)時間 : 13:00 開演予定会場 : 川崎ルフロン主催 : ITADAKI 実行委員会主管 : 有限会社OVER THUMPZ協賛 : ポカリスエット / ヘインズブランズ ジャパン株式会社協力 : スキルハックメディアパートナー : FINEPLAY https://youtu.be/BKubNsA8oSI?feature=shared
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others親子で様々なスポーツを楽しんだ七夕の一日「PLAY MOVESPORT」がイオンモール幕張新都心で開催2024.07.122024年7月7日(日)に日本国内大手のスポーツウェアメーカー「DESCENTE(デサント)」が展開するスポーツウェアブランド「MOVESPORT(ムーブスポーツ)」によるスポーツ体験会「PLAY MOVESPORT」が、イオンモール幕張新都心のグランドコートにて開催された。 今回で4回目となる本イベントでは「スポーツクライミング」「ダブルダッチ」「けん玉」など様々なスポーツ体験会とショーケースに加えて、スペシャルゲストによる親子で一緒にできる「体操ダンス」など親子連れが楽しめるコンテンツが多く用意され大盛況に終わった。 本イベントには、スポーツクライミングシーンで活躍する日本代表選手である楢﨑明智 (日新火災)をはじめ、世界チャンピオンの経験を持つプロダブルダッチチームのFLY DIGGERZ、同じく世界で活躍するけん玉プレイヤーのSHINNOSUKE TOGOとKITO NAKAJIMA、そして体操のお兄さんとして子どもたちに大人気なよしお兄さん(小林よしひさ)をスペシャルゲストとして迎えた。このように、各ジャンルのプロフェッショナルたちによる体験会やショーケースを通して、スポーツの楽しさを子どもたちや初心者を中心とした様々な人々へ届けることができるのも「PLAY MOVESPORT」の魅力とも言えるだろう。 子どもたちは世界を股にかけて大活躍するトッププレイヤーのパフォーマンスに目を輝かせており、身体だけでなく目でもスポーツの楽しさを感じた一日となった。 イベント当日の様子 会場の様子 本イベントは、休日を過ごすには持ってこいである大型商業施設「イオンモール幕張新都心 グランドコート内」で開催され、お買い物や休日のレジャーに訪れた多くの子ども連れの家族がふらっとイベントに参加するなど、無料体験ということも相まって多くの来場者が集まった。 当日は晴天に恵まれるも屋外では36℃の真夏日になったこともあり、身体を動かしたい子どもたちは屋内で快適にスポーツを楽しめる環境である本イベント会場で、自分たちが気になる様々なスポーツにチャレンジ。そんな子どもたちの背中を見届ける一方で、一緒に体験する親御さんの姿もあり、老若男女問わず様々なスポーツを体験しながら休日の貴重かつ楽しい時間を親子で共有している様子がうかがえた。 楢﨑明智選手とボルダー体験 まず本イベントの中で一番子どもたちの目を惹いたのは、会場に設置されたボルダリングウォール。現在世界ランキング2位と世界最高峰の舞台で活躍する楢﨑明智選手による手取り足取りのサポートもあり、一番上のホールドまで完登する参加者も多く、ボルダー体験は終始大人気のコンテンツだった。 FLY DIGGERZのダブルダッチショーケース SHINNOSUKE TOGOのけん玉パフィーマンス また1日につき2回ほど開催されたダブルダッチとけん玉のショーケースには大勢の参加者だけでなくお客さんが会場付近に集まり、目の前で繰り広げられる一流のパフォーマンスに歓声を上げた。ショーケース後にはプロフェッショナルのパフォーマンスに感化されてか、多くの子どもたちが列をなしてこれらのスポーツも体験し、自分も楽しみながらトッププレイヤーのレベルの高さを肌で感じる機会となった。 よしお兄さんと一緒に親子体操 そしてやはり子どもたちの心を掴み、終始大盛況の中で一緒に親子体操を行ったのはスペシャルゲストのよしお兄さん。1日に2回に分けて行われたこのコンテンツでは、子どもたちに分かりやすい手遊びを含めた振り付けですぐ心を掴むと、実際に曲に合わせた体操ダンスでは子どもたちが大きな声を上げて楽しみにながら真剣に体操に取り組むなど完全に会場の雰囲気を一つにして、さすがは体操のお兄さんと言った見事なパフォーマンスを披露した。 以下は本イベントでそのような充実した一日を共に過ごした特別講師たちによるコメント。 本イベント特別講師のコメント 楢﨑 明智 選手 (日新火災・スポーツクライミング) 楢﨑明智選手 -今回「PLAY MOVESPORT」に参加してみていかがでしたか?正直、参加者が集まるのか心配だったのですが、実際に蓋を開けてみると子どもたちの列が途切れることがなくて、活気のあるイベントになって良かったなと思いました。 -最近の楢﨑選手の競技面での活動状況はいかがですか?今シーズンはかなり順調に行っていて、ワールドカップも5戦中3戦が終わったところなのですが、現在年間世界ランキング2位につけているので、残り2戦も良い結果を残して年間ランキングの表彰台に乗りたいなと思っています。 楢﨑明智選手 -練習時にMOVESPORTのアイテムを着用していてどんな印象を感じていますか?練習時には100%と言えるくらいいつもMOVESPORTのウェアを着させてもらっていますが、素材がとても良いので着心地も良いですし、肌触りが良いところが好きです。また速乾性にも優れているところがすごく良くて、長期滞在の海外遠征では部屋で洗濯することも多いのですが、部屋干しでもすぐ乾くので洗った次の日には着られるところも最高です。 -最後に今後の目標を教えてください。まだワールドカップで優勝したことがなくて、去年から数えると5戦連続ファイナルに残れているのですが、そのうち3回が準優勝で終わっているので、まずはワールドカップで優勝したいというのが今の目標です。またクライミングは競技特性上、1回優勝することは結構多くの選手ができることだったりもするのですが、年間通して勝ち続けることは難しいことなのでワールドカップで年間チャンピオンになることが次の目標ですね。 FLY DIGGERZ (コメント代表者:KSY)(ダブルダッチ) FLY DIGGERZリーダーのKSY -今回「PLAY MOVESPORT」に参加してみていかがでしたか?このイベントを通して、子どもたちにとって楽しい空間を色んなジャンルのプレイヤーの人たちと一緒に作れたことが楽しかったですし、素敵なイベントになったなと思いました。 -最近、 FLY DIGGERZはどういった活動をされていますか?2025年に向けて今年は挑戦の年にしようとしていて、パフォーマンスのコンペティションももちろんですが、スピード競技というアスリート向けのコンペティションの方も力を入れていて、来年は神奈川県川崎市で両方の種目の世界大会が行われるので、スポーツのダブルダッチもストリートのダブルダッチも、どちらもその世界大会で優勝できるように日々挑戦を続けています。 FLY DIGGERZ -今着用されているMOVESPORTの服の着心地はいかがですか?MOVESPORTさんのウェアはどれも動きやすいですし、汗をかいた時も服が肌にまとわりつかないのですごく心地よく着られるのでオススメです。 -最後にFLY DIGGERZの今後の活動について教えてください。今年は挑戦する年にはなると思うのですが、その挑戦を応援してもらうために、今回のイベントのようなダブルダッチをたくさんの人に見てもらう機会を色んな場所で増やしていって、自分たちの挑戦とダブルダッチを知ってもらうという動きをリンクさせて今後につなげていけたらなと思っています。 KITO NAKAJIMA(けん玉) KITO NAKAJIMA -今回「PLAY MOVESPORT」に参加してみていかがでしたか?普段は結構一人でけん玉することが多いんですけど、今回小さな子どもと一緒にやる中で元気をもらいながら楽しく教えることができましたし、子どもたちがけん玉に成功した時の笑顔を見ると改めて「けん玉って良いな!」と感じました。-最近、 KITOさんはどういった活動をされていますか?最近はモデル活動を中心にしながらけん玉プレイヤーとしても活動していて、色んなところでけん玉を教えつつ、かっこいい洋服を着てかっこいいけん玉のパフォーマンスをしながら、けん玉のかっこよさを広めています。 KITO NAKAJIMA -今着用されているMOVESPORTの服の着心地はいかがですか?普段、けん玉をするときは普通の洋服だったりもするので、大きな動きをするときには動きづらさを感じることもあるのですが、MOVESPORTのウェアはやっぱりスポーツ用の服ということもあって動きやすいですし、風通しも良いのでめちゃくちゃ着やすいです。-今後のKITOさんの目標を教えてください。今のけん玉のイメージって地味だったり昔あそびのような印象が強いかと思うのですが、子どもから大人までできるあそびなので、もっとかっこよく色んな人がどこでもできるスポーツだということをたくさんの人に広めていけたら良いなと思っています。 よしお兄さん(体操、ダンス) よしお兄さん -今回「PLAY MOVESPORT」に参加してみていかがでしたか?まず楽しかったです。もちろん私自身もイベントをして子どもたちと身体を動かすことは今までもあったのですが、今回を通して子どもたちがダブルダッチやけん玉、スポーツクライミングなどに挑戦している姿を見ると、「やっぱりスポーツって子どもたちにとって良いものなんだな~!」と改めて思いました。 よしお兄さん -今着用されているMOVESPORTの服の着心地はいかがですか?まず着心地がすごく良くて、普段イベントとかでは衣装を着ることが多い一方で、今回このウェアは通気性も良く動きやすいので、自分自身がよく動くスポーツのイベントにとってぴったりなウェアだなと感じていますし、今回オレンジ色をチョイスしてもらったのですが、色んなカラーがあるのでおしゃれとしても楽しめるそんな洋服だなと思いました。 最後に 多くの参加者が集まった本イベント 本イベントは今回「MOVESPORT」として、昨年に引き続き4回目の体験会となり、前回よりも更に幅広いジャンルのスポーツを網羅する形で開催された。今回は幼児園児や小学生を中心に、スポーツによっては親御さんも参加するなど老若男女の幅広いお客さんが来場したが、トッププレイヤーやスペシャルゲストのよしお兄さんのパフォーマンスもあってか、参加者の列は途切れることがなく過去最大の盛り上がりを見せており、本イベント自体としてもさらに多くの人に「MOVESPORT」というブランドと様々なスポーツの認知を広げているその影響力の大きさがうかがえた。 今後もこの「PLAY MOVESPORT」を通して、より多くの子どもたちやスポーツ好きな人たちが、MOVESPORTの アスリートメンバーを始めとしたトッププレイヤーたちと楽しく交流して刺激を受けながら、新しいスポーツに出会う第一歩になることを今後も期待したい。 イベント概要 名称 : PLAY MOVESPORT in イオンモール幕張新都心日時 : 2024年7月7日(日)10:00 ~17:00会場:イオンモール幕張新都心 グランドコート(〒261-8535千葉県千葉市美浜区豊砂1-1)参加費:無料(LINE友だちとインスタグラムフォローが参加条件)講師 (出演者)・スポーツクライミング:楢﨑明智 (日新火災)・ダブルダッチ:FLY DIGGERZ ・けん玉:SHINNOSUKE TOGO、KITO NAKAJIMA・スペシャルゲスト:よしお兄さん(小林よしひさ)対象スポーツ:体操、ダンス、スポーツクライミング、ダブルダッチ、けん玉
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danceNORIとMiMzが優勝「Red Bull BC One Cypher Japan 2024」勝者はブラジルで行われる世界最終予選へ2024.07.07昨年の世界王者でありパリオリンピック日本代表のAmiが「Red Bull BC One」の見どころをコメント 今年で開催21年目を迎える、世界最高峰の1on1のブレイキン・ダンスバトル・トーナメント「Red Bull BC One」。その日本最終予選となる「Red Bull BC One Cypher Japan」が、2024年7月7日に東京の二子玉川ライズ スタジオ&ホールにて開催された。B-BoyとB-Girlの優勝者それぞれ1名は、12月にブラジルで行われる世界最終予選「Red Bull BC One Last Chance Cypher」の出場権を手にすることが出来る。今年のCypher Japanは、4月から全国5箇所で開催された「Red Bull BC One City Cypher」の優勝者と、今年から新設された学生限定予選の「Red Bull BC One Student Cypher」の優勝者(全2回)、それに加えてワイルドカード(招待枠)で集められた全B-Boy16名、B-Girl8名が参加し、ノックアウト方式のトーナメントで優勝を争う。昨年のワールドファイナル(パリ大会)で優勝したB-GirlのAmiは今回ジャッジを務めた。本番前のインタビューでは「BC Oneはブレイキンがオリンピック種目になる前からある大会で、ずっとブレイキンシーンに寄り添ってきたイベントだからこそ、B-Boyのかっこよさを本当に分かっている。それはステージづくりや運営の進め方からもとても感じます。オリンピックに出場する世界の16人と、BC Oneのワールドファイナルに出場する16人は違ったものになると思うし、両方を見てもらえるとよりブレイキンの面白さが伝わると思います。」とコメントした。 Red Bull BC One Special Talk Session ワールドファイナル出場経験を持つNORIやISSEI、Ayumiに加え、RA1ONやkaiなどの若手世代も多く参加した今年のCypher Japan 今年のワイルドカードには、BC OneにストーリーのあるB-Boyが選ばれた。NORIはBC Oneのワールドファイナルに最も多くチャレンジした日本人B-Boyの一人。2019年と2021年はCypher Japanで優勝。現地で行われた世界最終予選でも優勝し、ワールドファイナルに勝ち進んだ経験をも持つ。今回は通算5度目のワールドファイナル出場を目指して、まずはそこへの挑戦権(世界最終予選の出場枠)を獲得するべく、今日の日本最終予選に挑んだ。RA1ONは、今の日本ブレイキンシーンの若手を代表する注目のヤングガンズ。キッズ時代から多くのバトルで優勝しBC Oneへの憧れも強かったが、昨年までは年齢制限により出場が叶わなかった。今年ようやくBC Oneに挑戦する権利を経てワイルドカードとして登場。待ちに待ったBC Oneの舞台で、どのようなバトル運びを見せるのか?大会前から多くの注目を集めていた。他、今年からCypher Japanに繋がる予選として新設されたStudent Cypherでは、kaiとRYOGAの2名がクオリファイ。若手からレジェンド、そしてその間を繋ぐミドルまで、幅広い世代のトップダンサーが勢揃いするという点においても、BC Oneは唯一無二の1on1ブレイキン・ダンスバトルである。 Suguru Saito / Red Bull Content Pool セミファイナルではISSEIとNORIが対決。決勝戦は世代を超えたクロスボーダーなマッチアップに B-Boyは初戦から同じクルーや同じエリア同士、同世代対決など好カードが連発。この日のファーストバトルとなったNORIとSHADEのバトルは、DJの音がかかった瞬間に会場が歓声と縦揺れに包まれ、お互いパッションを全面に出したバチバチの同世代対決となった。そのバトルに勝利したNORIは準決勝まで勝ち進み、2016年のRed Bull BC One世界王者のISSEIと対戦。これまでの日本のブレイキンシーンを築いてきた二人の特別なマッチアップとなった。一方、トーナメント表の反対の山では若手世代が激しいバトルを繰り広げ、最年少での参加となったRA1ONは、準決勝でharutoと激突し東西を代表する若手対決に。決勝に駒を進めたのはharutoとNORIの2名。世代を超えたバトルは、過去に幾度もジャパンファイナルを勝ち抜いてきたNORIが勝利を収めた。 Jason Halayko / Red Bull Content Pool Red Bull BC Oneらしいチャンピオンが誕生 B-Girlは決勝戦でワールドファイナル出場経験を持つ2名が対戦。パリオリンピック日本代表のAyumiと、昨年のCypher Japanでジャッジを務めたMiMzの2名が決勝に進出した。安定したテクニックとスキルを技で表現していくAyumiに対して、会場の雰囲気や音楽をムーブ全体の流れと独特な動きで表現するMiMz。スタイルの全く違う2名の対決となった決勝戦は、MiMzが勝利し優勝を果たした。今回のチャンピオンとなった、NoriとMiMzは共に「生き様」がかっこいいとシーンからも支持されるダンサー。今回のCypher Japanでは、分かりやすい技を披露するだけでなく、自分が持っているフレーバーやストーリーで会場の雰囲気も味方につけることが出来る、よりカルチャー要素が強いB-BoyとB-Girlが勝利し、まさにRed Bull BC Oneらしい大会結果となった。 Jason Halayko / Red Bull Content Pool MiMzコメント「息子をブラジルに連れていきたい!という気持ちが原動力でした」 Jason Halayko / Red Bull Content Pool ※MiMz 以下:M 優勝した今の気持ちを教えてください! M:信じられないです。とにかく今回の原動力は「息子をブラジルに連れていきたい」という気持ちだったので、それが叶ってよかったですし、育児をしながら準備する上でもいろんな人の助けがあったので、そういう人たちへ結果で恩返しが出来てよかったです。 印象に残っているバトルやムーブはありますか? M:セミファイナルのバトルと決勝の2ムーブ目(1990という技)は、10代からずっとやっている得意な動きで、私の周りの人たちはぶち上がったと思います。それをしっかりやり切れた自分が誇りです。 昨年はジャッジという立場から見ていたCypher Japan、プレイヤーとして出てみてどうでしたか? M:全然違いました(笑)。プレイヤーとして出ることで、またジャッジの見方なども勉強になったし、どっちもやってみて良かったです。 ブラジルへの意気込みを教えてください! M:Last Chance Cypherからの挑戦になるので、ラウンド数も多くなり体力面の強化が必要になると思っています。ただ、ラウンド数が多くなったとしても、自分の強みである折り紙スタイルやレッグワークのコンセプトは、どんな状態でも引き出せるように準備していきたいと思います。 NORI コメント「自分の発信などを通じて、ダンスって本当に楽しいし、奥が深いんだなと感じてもらいたい」 Jason Halayko / Red Bull Content Pool ※NORI 以下:N 優勝した今の気持ちを教えてください! N:ホッとしてます(笑)。優勝するつもりだったので、それが実現できてホッとしてます。 優勝コメントでは下の世代に対して「かかって来い!」と力強く話していましたが、どんな想いがありますか? N:かかって来い!と言った背景は、今は(オリンピックも相まって)ブレイキンの中でスポーツの要素も強くなったことにより、勝てないと嫌な気持ちになったり、ダンスをやめようかなと思うことも増えるかもしれないからです。でも、俺って世の中にダンスの大会がなくなったとしても、絶対に上手くなることはやめないんですよ。ブレイキンカルチャーはいいコミュニティなので、好きで続けていたらいい経験も出来ると思うし、今の若い世代が勝負ありきの大会がなかったらダンスをやらなくなるのはもったいないので、自分に挑みたいと興味を持ってくれて、自分の発信などを通じて、ダンスって本当に楽しいし、奥が深いんだなと感じてもらえたら良いなと思いました。 ブラジルへの意気込みを教えてください! N:今のままでもLast Chance Cypherは勝てる調子だと思います。ただ、いつもワールドファイナルで上手くいかないので、ワールドファイナルに向けて頑張ります。 The Moments Of「Red Bull BC One Cypher Japan 2024」 Jason Halayko / Red Bull Content Pool Jason Halayko / Red Bull Content Pool Jason Halayko / Red Bull Content Pool Suguru Saito / Red Bull Content Pool Suguru Saito / Red Bull Content Pool Suguru Saito / Red Bull Content Pool
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dance今年の日本一決定戦「Red Bull BC One Cypher Japan」が明日開催!2024.07.06日本では8年ぶりとなるRed Bull BC One Campも開催し、世界のトップダンサーが集結 今年で開催21年目を迎える、世界最高峰の1on1のブレイキン・ダンスバトル・トーナメント「Red Bull BC One」。その日本最終予選となる「Red Bull BC One Cypher Japan」が、いよいよ明日、2024年7月7日に東京の二子玉川ライズ スタジオ&ホールにて開催される。B-BoyとB-Girlの優勝者それぞれ1名は、12月にブラジルで行われる世界最終予選「Red Bull BC One Last Chance Cypher」の出場権を手にすることが出来る。そしていよいよ今月から開催するパリオリンピック。オリンピックの新種目としても注目度が高いブレイキンは、今やB-Girl・B-Boyに限らず世間一般からも人気を集めている。そのブレイキンカルチャーの礎ともなるイベントが、このRed Bull BC Oneであり、レッドブルがHIPHOPカルチャーを大切にしながらダンサーたちと創ってきた歴史もあるのだ。そんなRed Bull BC Oneは、世界中で長きに渡ってシーンから愛されるイベントとなっている。 ⽇本だけでなく世界中のB-Boy・B-GirlとHIPHOPファンが集まるカルチャープログラム Jason Halayko / Red Bull Content Pool 今年の日本一決定戦であるRed Bull BC One Cypher Japanを明日に控え、7月5日と6日の2日間に渡って、東京の渋谷では「Red Bull BC One Camp」が開催された。BC One Campでは、Red Bull Dancerによるワークショップや、その他様々なダンスバトルを実施。⽇本だけでなく、世界中のB-Boy・B-GirlとHIPHOPファンが集まるカルチャープログラムとなっている。DAY1には、世界で活躍するHIPHOPダンサーのKyokaや、今回のCypher Japanでジャッジを務めるGRIIMSENなどがワークショップを実施。一緒にセッションをしながらスキルシェアをするなど、ここでしか体験出来ない特別なプログラムとなった。DAY2は、国内を代表するバトルイベントのSELL OUT!!やVIBE OUTとRed Bull BC Oneがコラボしたバトルを実施。ブレイクダンス以外のジャンルのダンサーも多く参加した。昨年も開催されたFOOTWORK CONTEST by FOOTWORKERZの日本予選も行われ、6kicksが優勝。12月にブラジルで行われるワールドファイナル出場を決めた。 過去の世界王者ISSEI、オリンピック日本代表のAyumiなどが出場するジャパンファイナルの注目B-Girl・B-Boy B-Boyでは、過去にワールドファイナル出場を経験しているダンサーが2名出場。ISSEIは、2016年に日本の名古屋で行われたワールドファイナルのチャンピオンであり、当時の最年少世界王者。NORIは何度も日本予選を勝ち抜き、世界の舞台に駆け上がった経験を持つ。今回NORIは一回戦を同世代のSHADEと、ISSEIは日本の若手を代表するB-Boyの一人であるTSUKKIと対戦。どちらも一回戦から強敵が立ちはだかるが、順当に勝ち進めば準決勝でNORIとISSEIのワールドファイナル出場経験者同士のマッチアップが実現する。 B-Girlでは、先日のオリンピック最終予選でパリオリンピック日本代表に内定したAYUMIに注目が集まる。最近はダンススポーツ(オリンピック形式のバトルや大会)での活躍が目立つが、Red Bull BC Oneの歴史に名を刻んだ一人でもある。AYUMIはまだB-Girl部門が存在しない2017年のワールドファイナル(オランダ大会)で、世界で初めてB-Girlとして出場。世界のトップB-Boy相手に戦った経験を持つ。明日は初戦となるAYANEとの関西勢対決にも要注目だ。 Red Bull BC One Cypher Japan 2024 〈開催概要〉日時 :7月7日(日)15:00~18:30会場 :二子玉川ライズ スタジオ&ホール(東京都世田谷区玉川1丁目14-1 二子玉川ライズ S.C.)出場者:・学生予選と地方予選を勝ち抜いたB-Boy 7名/B-Girl 5名・招待選手 B-Boy 8名 / B-Girl 2名・THE JAM 優勝者 B-Boy / B-Girl 各1名 B-Boy 16名 / B-Girl 8名 計24名※出場者一覧も合わせてご確認くださいJUDGE:AMI, WUTA, GRIIMSEN (デンマーク)DJ:TOSHIMC: KENTARAW / CRUDEGUEST LIVE:鎮座DOPENESS観戦料金: 2,000円(税込)購入期間: 6月14日(金)〜 7月6日(土)23:59まで購入リンク: 記事最下部の関連リンクより※未就学児は無料です。※自由席ですが券種によって観戦エリアが異なる場合があります。※イベント中止を除き、いかなる理由でもチケットの払い戻しは行いません。※イベントスケジュール及び出演者は予告なく変更となる場合がございます。予めご了承下さい。