ソニックシティが主催する埼玉県の高校ダンス部・同好会を対象としたダンスイベント「ソニックダンスステージ2024」が2月1日(土)に開催!高校生たちに大きな舞台に立つ感動を経験してほしいという想いから、プロによる生演奏と照明を備えた最高のステージを提供する。
本イベントはコンテスト形式ではなく発表会形式となっており、自由に創作し、楽しんでパフォーマンスをしてほしいという思いが込められている。
公演詳細
日時:2025年2月1日(土)開演14:00
会場:ソニックシティ 大ホール
主催:公益財団法人埼玉産業文化センター
後援:埼玉県、埼玉県教育委員会、さいたま市、さいたま市教育委員会
協力:株式会社アルフォ
出演者
【出演高校 16校】
埼玉県立坂戸高校 ダンス部 FLAPP
埼玉県立久喜工業高校 ダンス同好会 Techniqs
埼玉県立伊奈学園総合高校 ダンス同好会 花軍
埼玉県立越ヶ谷高校 女子ダンス部
ヒューマンキャンパスのぞみ高校大宮東口学習センター Lunettte
埼玉県立大宮商業高校 ダンス部
埼玉県立浦和商業高校 ダンス部
埼玉県立草加東高校 ダンス部
西武学園文理中学・高校 ダンス部
埼玉県立朝霞西高校 ダンス部 Eclat
埼玉県立杉戸高校 ダンス部 Departure
埼玉県立常盤高校 ダンシング部
埼玉県立上尾南高校 ダンス部
川口市立高校 ダンス部
栄北高校 ダンス部
埼玉栄高校 ダンス部
【オープニング】
Saitama Old School Dance Club
【MC】
パイレーツオブマチョビアン
ゲスト
【第1部:ゲスト】
FISHBOY
ダンス界では、2009 年『JUSTE DEBOUT』世界大会でも優勝する経歴も持つ。日本人ダンサーでは初となるアディダスオリジナルからスポンサード契約を受けた実績も持つ。オリエンタルラジオの中田敦彦氏の実弟。2016年にはRADIOFISH「PERFECT HUMAN」でNHK「紅白歌合戦」に初出場し、様々なバラエティ番組に出演している。2021年1月より、世界初のダンスプロリーグ「Dリーグ」で現在単独1位の《CyberAgent Legit》の監督も務める。2022年12 月より、一般社団法人日本盆踊り協会『芸術顧問』に就任。盆踊りを世界に広めるべく「THE BONNERS」を結成。
≪経歴≫
2003年 DANCEATTACK高校生全国大会優勝
2004年 SKOOL WARS 3位 ひらパーダンスダンス準優勝 toi!toi!toi!dance contest準優勝 GRANDSOUL準優勝
2005年 DANCE FLASH優勝 ZERO DANCE CONTEST優勝 PARADISE BONNIE準優勝
2006年 P-1GP TOKYO POP ソロバトル準優勝 12/30COUNTDOWN JAPAN バックダンサー出演
2007年 Fine motion フリースタイルソロバトル優勝 BIGBANG(大学生全国大会)優勝
2008年 TOKYO DANCE DELIGHT 5位入賞 THE CREW POP CREW BATTLE優勝
2009年 JAPAN DANCE DELIGHT vol.16 FINALISTJUSTE DEBOUT 09 POP(世界大会)優勝
2010年 JAPAN DANCE DELIGHT vol.17 FINALIST 他、コンテスト入賞経験多数クラブイベントでのゲスト出演
【第2部:ゲスト】
KO-ney(MPCプレイヤー、フィンガードラマー、ビートメイカー)
国内屈指フィンガードラマーでありビートメイカー。10代の頃HIP HOPとの出会いをきっかけに音楽活動を開始。アーティストへの楽曲提供をしながら磨いた、AKAIの名機サンプラーMPCによるライブパフォーマンスで注目を浴びる。2015年度Jリーグ開幕PV、 SONY”PlayStation Classic”、北野武出演”日清カレー飯”を始めとする数多くのCMへの楽曲提供、卓越したフィンガードラムテクニックでDef Tech、claquepot、idomのライブサポートもこなすなど、その活動は多岐に渡る。
2021年、”高二(一留)feat.呂布カルマ”、”amy feat.ぜったくん”、といった多彩なゲストを迎えたシングルに加え、STUTS、KMCも参加したアルバム”The Light”をリリース。2022年にはスイスで行われたブレイキンバトルフェス”Groove Session”にゲスト出演。その模様は登録者数100万人を越えるダンス専門YouTubeチャンネル”Stance”にて配信され世界に存在を知らしめる事となった。2024年、JDSFブレイキンアンセムソングであるDA PUMP”Pump It Up!”をm.c.A・Tと共同制作。その後ブレイキン向けのアルバム”Breakin’Atoms2″、Popper向けの”BOOGIE DOWN”を立て続けにリリース。国内外問わず確実にフィールドを広げ続ける。如何なる時も携帯ゲーム機をポケットに忍ばせ、ホームスタジオにアーケード筐体を設置するなど無類のゲーム好きとしても知られる。
演奏
【生演奏バンド】
Music Salon 音雫~おとしずく~
さいたま市大宮にある音楽教室。初心者の方も安心の一人ひとりに合わせた、オーダーメイドのマンツーマンレッスンを行っている。講師は人柄を重視した経験豊かなプロの講師かつプロミュージシャン。
その他活動について、レッスンだけでなく地域のイベントへの参加や福祉介護施設でのボランティア演奏なども積極的に行っている。
SPECIAL EDITION
FINEPLAYはアクションスポーツ・ストリートカルチャーに特化した総合ニュースメディアです。2013年9月より運営を開始し、世界中のサーフィン、ダンス、ウェイクボード、スケートボード、スノーボード、クライミング、パルクール、フリースタイルなどストリート・アクションスポーツを中心としたアスリート・プロダクト・イベント・カルチャー情報を提供しています。
アクションスポーツ・ストリートカルチャーの映像コンテンツやニュースを通して、ストリート・アクションスポーツの魅力を沢山の人へ伝えていきます。
●今日 ○イベント開催日
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snow地球と自然に優しい選択を!「DLC ORIGINALS」が間伐材から作ったエコフレンドリーなスノーボードをリリース2025.01.21「自然を自らの手で守りたい」という思いから環境保全のため「自伐型林業」で持続可能な森づくりに取り組み、「表現者×自伐型林業」というライフスタイルで山を利活用しながら自然と共生した多様な生き方を体現している、スノーボーダーや様々なジャンルの表現者により構成された団体「DIVERSE LINES CLUB」。 DIVERSE LINES CLUBが自分たちの表現をシェアするためのツールとして展開しているブランド「DLC ORIGINALS」でこの度、同団体で間伐した長野県産カラマツ材をコアに使った自然に優しいスノーボード「-NAKAIMA-2025年モデル」を発売する。 このスノーボードはDIVERSE LINES CLUB(林業)×VOLTAGE(ハンドメイドボードメーカー)×MIYON(デザイナー)コラボモデルとして展開され、生粋のスノーボーダーでありながら多方面で活躍している三者が協力し、スノーボードを通じて自然や環境に良い循環を生み出すために製作された。 その製作の背景には彼らが長年このスノーボードシーンで活動してきた中で感じた自然への感謝とその恩返しという、自分たちがいつも使っているフィールドの未来を見据えてその環境でこれからも長く遊び続けられるように、そして次世代のためにも守り続けていくために、地球や環境に良い世界を作りたいという熱い思いがあった。 そして今回このスノーボード発売をきっかけに、製作・販売に込められている思いや、自然の中に生きる者たちとしてそれぞれの思いをシェアするイベント【NAKAIMA RIDE SESSION and 試乗会】を新潟県南魚沼市にて2月1日〜2日の2日間で開催!エコフレンドリーなスノーボードライフに興味がある方には是非参加してみて欲しいイベントになっている。詳細は記事下部に記載しているので要チェックだ。 製作者コメント DIVERSE LINES CLUB 代表:天野紗智 「私にとって、スノーボードは生活の一部であり、私という人間を形成するものの一部です。 そんなスノーボードとDLCの活動の自伐型林業が繋がり、【NAKAIMA】という新しい表現をすることができ、さらにこれからそのスノーボードに乗って表現を続けていけるなんて、林業をやっててよかったと心から思いました。 自伐型林業では環境に配慮した山林管理で、持続可能な森林づくりを実践していますが、活動や思いをシェアするために、これまでイベントをやったり、いろんな人に山林を見てもらったり、映像表現をしてきました。 そんな中で今回、Voltageの永井さんと、Miyonというかっこいい表現者たちと一緒に表現するこのプロジェクトは、これまで以上に多くの人に思いを届けられるはずだと信じています。 表現に対する思い、環境に対する思いに共感してもらい、たくさん協力してくれて、実現できたことに感謝です! 同じ想いを持った仲間と、プロダクトとして、スノーボードに思いを落とし込むことができとても嬉しいです。 このプロジェクトを通して、「かっこいいから」「自分好みの板をハンドメイドしたいから」という理由でスノーボードを選んだら、結果的に「環境に、地球に優しかった」というプロセスが生まれるといいなと思っています。 無理な選択をするのではなく、自分がイケてると思ったものが、たまたま環境に、地球に優しい選択だったら最高ですよね。 もちろんそれをきっかけに環境のこと、地球のことに興味を持つ人が増えればもっといいし、最終的に地球に優しい選択肢しかない、愛に溢れた世界になればいいなと願っています。 これからもスノーボードを通して、できることをやっていきながら、まだ見ぬ世界を探求していきたいです。 もちろん自分が思うかっこいいを突き詰めながら。」 VOLTAGE オーナー:永井 拓三 「ここ10年くらいで気候変動を感じるようになってきました。特に1日あたりで降る雪の量が少なくなり、雨から始まる雪が増えています。私は新潟大学の博士課程で雪の研究をしてきましたが、雨から始まる雪は雪崩を引き起こす要因でもあり、研究していた当時はこのタイプの降雪が13%程度だったのが今や7割くらいになっています。このような地球温暖化からスノーボードを製作する立場としても環境配慮の必要性を感じる一方で、大量生産・大量消費にも疑問を持つようになりました。 その中でスノーボードの芯材に間伐材を使えたら良いなと思って調べているとDIVERSE LINES CLUBに行きつきました。実際に現場を見せてもらい、どんな芯材が手に入るかを聞いてみると、信州はカラマツが手に入るということで地元の南魚沼には生えていない面白い素材だと感じたので譲ってもらいスノーボード を作りました。その製作の中で良い硬さや粘りのあるフレックスを再現できる材料だとわかり、それが間伐材として調達できるため、本来だったら使い道がなかったり別の用途として使われるものがスノーボードに変化していくのはとても面白いなと感じました。 そしてせっかくハンドメイドでスノーボードを作るならオリジナルな形で設計しようということで、元々VOLTAGEにはないラインナップのDLCオリジナルを今回作りました。このプロジェクトを通して伝えたいのは、自分たちのスノーボードをカスタマイズできる時代になってきているということ、そして本来使われることのない環境に優しい間伐材を芯材に使えるということ、またその木をスノーボーダーが伐採しているということ、さらにそのボードのグラフィックにアートを施しているということです。 このようなものづくりを通して、スノーボーダーが一本の板を大事にしながら冬を過ごしていく数年間を感じてもらえたら、その人の冬がとても印象的なものになっていくと思いますし、それを実現できるタフで壊れない板を作ることを自分たちが大切にしているので、そういった環境に配慮した長持ちするスノーボードを今後も作っていきたいと思います。」 プロスノーボーダー兼デザイナー:MIYON 「さっちゃん(天野紗智)とはかなり前から、スノーボードのライダー仲間であり、UFOの話で盛り上がれる友人で。同じく一児のママでもある、そんな彼女が自伐型林業を始めて「すごくカッコいいな」と思って応援してました。 そんな中で今回のプロジェクトではデザイン面をお願いしてくれて、すごく嬉しかったです。彼女の想いと世界観を落とし込むために2人でたくさん話し合って、約1年かけてこのデザインが完成しました! 宇宙や循環、自然に対するリスペクトと、今この瞬間を味わい生きる「中今」をテーマに、縄文時代のテイストを織り交ぜて描きました。 とても難しく、楽しかったです。 このプロジェクトがたくさんのひとの目に留まり、地球のことや自分自身のことを考えるきっかけになれば、嬉しいなぁと思います。」 オリジナルスノーボード「-NAKAIMA-2025年モデル」とは 「“Cycle of Nature”、“Cycle of Life”、“Cycle of Love”」そんな循環を創りたいと追求していく中で、DLC ORIGINALSの表現のひとつとしてスノーボードが生まれました。 コアは持続可能な森づくりを実践するDIVERSE LINES CLUBによって間伐された長野県産カラマツ材。その木材を成形するのはハンドメイドのスノーボードを製作しているVOLTAGE。そして最後そのスノーボードにデザイナーとして命を吹き込むのはスノーボードの日本女子ストリート界を牽引してきたプロスノーボーダーMIYON。 環境に優しく良い選択肢として、-NAKAIMA-に乗って、地球を、自然をいっしょに遊びつくしませんか? -NAKAIMA-製作ムービー View this post on Instagram A post shared by DLC🌼ORIGINALS (@_dlc_originals) 「-NAKAIMA-2025年モデル」製品紹介 【2025model】DLC ORIGINALS -NAKAIMA-"DIVERSE LINES CLUB × VOLTAGE × MIYON collaboration model" Forester/DIVERSE LINES CLUBCraftsman/VOLTAGEDesigner/MIYON Custom Hand Madeサイズ・スタンス幅 カスタム可能※ご注文後にカスタム内容のヒアリングをします。ご不明点等はお気軽にお問い合わせください。 〈DESIGN〉TWINTIP / CAMBER〈SPECIALTY〉オールラウンド〈FLEX〉MEDIUM〈CORE〉長野県産カラマツ材〈COLOR〉Yang(陽) もしくは Ying(陰) 〈DESIGN〉パウダースノーボード / CAMBER〈SPECIALTY〉オールマウンテン〈FLEX〉MEDIUM〈CORE〉長野県産カラマツ材〈COLOR〉Yang(陽) もしくは Ying(陰) NAKAIMA RIDE SESSION and 試乗会 2024年2月1日〜2日の2日間にて開催する、南魚沼を中心にバックカントリーツアーを主宰する日本山岳ガイド協会認定山岳ガイドによる案内の下で行われるライダーたちとのスノーボードセッション。南魚沼の大自然の中で味わうバックカントリースノーボードを体験しながら-NAKAIMA-に試乗することができます。またスノーボードの製作工房「板蔵」の見学会や交流会の場を通じて、みなさんに製作・販売に込められたそれぞれの思いをシェアします。 〈参加ライダー〉AMANO SACHI/天野紗智(DIVERSE LINES CLUB 代表)MIYON(プロスノーボーダー兼デザイナー) 〈BCガイド・板蔵オーナー〉NAGAI TAKUMI/永井 拓三(VOLTAGE オーナー) 〈開催地〉新潟県南魚沼市(ムイカスノーリゾート予定) 〈参加費〉【2/1-2/2 両日参加】45,000円(税込)内容:試乗、BCガイド代、BCギアレンタル、リフト代、保険代、1泊2食、板蔵見学、交流会【2/1のみ 日帰り参加】20,000円(税込)内容:試乗、BCガイド代、BCギアレンタル、リフト代、保険代【2/2のみ 日帰り参加】20,000円(税込)内容:試乗、BCガイド代、BCギアレンタル、リフト代、保険代 〈申込方法〉記事最下部のリンクより申し込みください。申込締切:2025年1月26日(日)
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others『KUMAMOTO URBAN SPORTS FES 2025』開催決定!2025.01.20熊本がアーバンスポーツで燃え上がる2日間! 国内トップレベルの選手やパフォーマーを招聘し、生のパフォーマンスに触れるとともに各競技を無料で体験できる体験会も開催。 スペシャルゲストには吉沢恋選手(スケートボード)、中村輪夢選手(BMX)、九州男児新鮮組(ブレイキン)、FLY DIGGERZ(ダブルダッチ)、TAISHI(パルクール)と超豪華な面々が並ぶ。 また、スケートボード ストリートの大会『くまモンカップ』も同時開催! Lowクラス、Womensクラス、Openクラスの3カテゴリーに加え、誰もが参加可能な「自分越え」に挑戦する『くまモンチャレンジ』も実施する。 そしてWomensクラスとOpenクラスでは、招待選手としてパリオリンピック金メダリストの吉沢恋選手や地元熊本の期待の新星、松本雪聖選手、世界大会での実績を持つ薮下桃平選手が準々決勝から登場!世界トップクラスの選手と一緒に戦えるチャンスも! 大会を盛り上げるMCには寺井裕次郎氏、ジャッジも清水潤氏、池田幸太氏、瀬尻稜氏とこちらにもスケートボード界のレジェンドが集結。是非この機会をお見逃しなく!! コンテンツ KUMAMON CUP また、両日イベント内で開催予定の「くまモンカップ」では、Lowクラスは全員が滑走を終えた後、オールランキング方式で順位を決定。 女子クラスとオープンクラスはランによる予選、準々決勝はオールランキングを用いて実施、準々決勝からは日本が誇る世界トップレベルのライダーが登場する。 一緒に世界のトップ選手と戦える貴重なチャンスとなっている。準決勝からは1対1のバトルフォーマットという独自のルールで競技が進行する。 エントリーはこちらから>> ※スケートボードはくまモンカップ&くまモンチャレンジ開催の特設スケートボードパークとスケートボード体験会コーナー以外でのスケートボードの滑走は一切禁止となります。会場周辺の駅から会場までの間もスケートボードに乗っての来場はお控えください。 GUEST【RIDERS-MC-JUDGE】 吉沢恋 RIDER 吉沢恋 パリオリンピック金メダリスト。その後も世界最高峰の各大会で上位入賞、その実力は止まることを知らない。 松本雪聖 RIDER 松本雪聖日本強化指定選手A。2028年のロサンゼルスオリンピック出場を目標に、更なる飛躍を目指す。熊本出身。 寺井裕次郎 MC 寺井裕次郎 ACT SB STOREのオーナーを務める側、吉沢恋選手を幼少期から指導。解説やMCとしても活動中。 瀬尻稜 JUDGE 瀬尻稜 17歳で日本人初の世界チャンピオンに輝き、その後も長きにわたり日本を世界に押し上げたパイオニア。 清水潤 JUDGE 清水潤 日本強化指定選手選考会審査員のトップとして尽力、自身もキャリアを継続するレジェンドスケートボーダー。 池田幸太 JUDGE 池田幸太 若くして世界からも認められている実力者。日本代表選手を決めるジャッジを務める等、多岐に渡り活躍中。 URBAN SPORTS SKATEBOARDING SKATEBOARDING初心者の方も挑戦できる「くまモンチャレンジ」や3つのクラスで「くまもんカップ」を開催。世界レベルの選手を生で見れる貴重な機会を是非体感してください。実際にスケートボードに乗れる「体験会」も無料で開催こちらも是非。 BREAKING BREAKINGブレイクダンスとも呼ばれ、 パリオリンピックで採用されたブレイキン。体験会では、簡単なフットワークやフリーズなど初めて挑戦する方でも楽しめる技をレクチャー予定!九州男児新鮮組が来場!※23日のみ開催 DOUBLE DUTCH DOUBLE DUTCH2本のロープを使い、ロープ の中でジャンプをしながらダンスやアクロバットをするスポーツ。ジャンプができれば誰でも簡単にできるので、体験会に参加して様々な跳び方にチャレンジしてみよう!FLYDIGGERZが来場! PARKOUR PARKOURフランス軍発祥のトレーニ ングカルチャーのパルクー ル。「走る」「跳ねる」「乗り越える」「掴まる」「バランスを取る」5大基礎能力を目覚めさせる様々なミッションに挑戦しよう!23日はシニアパルクールも開催! PARUONI PARUONI『鬼ごっこ』x『パルクール』究極の鬼ごっこスポーツが、菊陽町に上陸!安全で運動機能を向上させるキッズ用障害物が置かれたエリアの中で行う、1対1の「20秒間鬼ごっこ」。みんなでパルオニを楽しもう! SPECIAL TALKSHOW SPECIAL TALKSHOW22日にはパリオリンピックスケートボード女子ストリートの金メダリスト吉沢恋選手が、23日には日本選手権 6連覇中、世界大会でも活躍するBMXの中村輪夢選手が登場!貴重な機会を是非お見逃しなく!※体験会は当日受付となります。 SPECIAL GUEST 吉沢恋 吉沢恋 【SKATEBOARDING】パリオリンピック金メダリスト。22日トークショー、23日出場! 中村輪夢 中村輪夢 【BMX FREESTYLE】パリオリンピック5位入賞。23日登場! 九州男児新鮮組 九州男児新鮮組 【BREAKING】数々のタイトルを総なめ。23日登場! FLY DIGGERZ FLY DIGGERZ 【DOUBLE DUTCH】国際大会2連覇。両日登場! TAISHI TAISHI 【PARKOUR】世界大会入賞。両日登場! INFORMATION ■日時:2025年2月22日(土)、23日(日)10時~17時■場所:菊陽町総合体育館熊本県菊池郡菊陽町原水5352番地3 ■主催:くまもっと旅スポコミッション(熊本県)■協力:菊陽町■問合せ先:KUMAMOTOURBANSPORTSFES事務局 お電話 / 096-361-3226
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bmx人生もレースも一瞬。ドキュメンタリー映画「LIFE IS SNAP」プロBMXレーサー 中井飛馬×映画監督 廣瀬“MARCO”裕平 上映会前特別インタビュー2025.01.14昨年2024年も世界的なスポーツの祭典である「オリンピック2024パリ大会」で世界から注目が集まった自転車競技「BMXレーシング」。どの競技に限らず世の中ではメダリストばかりにスポットライトが当たりがちだが、パリ大会にこのBMXレーシング種目にて並々ならぬ思いで挑んだのが同競技男子日本代表の中井飛馬(なかい・あすま)だ。実際結果だけ切り取れば、惜しくも彼のパリオリンピック出場は叶わなかったのだが、その裏側には「出場できなかった」の一言だけではまとめきれないほど多くのストーリーがあった。今回はそのオリンピック予選シーズン中に起きた出来事をまとめて映画化。それがドキュメンタリー映画「LIFE IS SNAP」である。なお本映画は2025年1月24日(金)に渋谷HUMAXシネマにてプレミア公開が行われる。今回は「LIFE IS SNAP」の上映まで残り1ヶ月を切った中、ドキュメンタリー映画制作のきっかけから制作後の現在に至るまで、また今後の展望を含め、本映画の主役であるプロBMXレーサー中井飛馬と二人三脚で制作を担当したストリートライダーでクリエイティブレーベル「MANNERS KNOWS.」のディレクターで本映画の監督を務めた廣瀬“MARCO”裕平へ特別に話を聞いた。 中井 飛馬(以下:中井)廣瀬"MARCO"裕平(以下:MARCO) 今回のドキュメンタリー映画制作に至る背景とは – 最初にお二人の出会いについてお聞かせください。 中井:遡ると結構前のことになるのですが、僕が17歳ぐらいの頃なので、7〜8年前に今回のプロジェクトのスポンサーで入ってくれているアパレルブランド「CHROME」の展示会かパーティーで「同じ新潟出身のお兄さんいるよ。」みたいな感じでMARCOくんを繋いでもらいました。 MARCO:確か展示会でしたね。僕がその時CHROMEのライダーだったこともあって、CHROMEの選手担当をやっていたマネージャーを通じて紹介してもらったのが飛馬との出会いでした。 中井:そこが最初の出会いで、それからはたまに僕がMARCOくんの展示会に行ったりとか元々働いていた自転車屋の「W-BASE」に顔を出したりとかでずっと繋がっていました。当時は共通点があるだけでそんなに深い付き合いではなかったです。 でもMARCOくんが「ALL GREEN island / alley」っていう飲食店をオープンしてから、僕もお店に行くようになって会う回数が増えていくうちに、「何かやりたいんすよね」みたいなことも会った時によく話していました。それからしばらく経ってドキュメンタリーを撮りたいと思ったので相談したら「それ俺撮るよ。」って言ってくれたのでお願いする形になりました。 MARCO:飛馬が自主制作で進める上で、実費で活動資金から各項目の概算を出してきたのですが、彼が求めていたドキュメンタリー映像のクオリティは普通の制作会社に頼むと、現実的に想定していた予算じゃ収まらないことが想像できて、また話している中で飛馬の理想の映像って尖っていて感覚が大事だなと感じたので、そうなると普通の企業だと実現するのは正直厳しいと思いました。 でも「俺だったら撮れるんじゃないか?」と思った中で、具体的に色々考えてみると、すごく大変な作業になるので腹括れるのかという部分もあったんですが、でも飛馬の人間性も踏まえた上で是非撮りたいと思ったのが一緒にこのプロジェクトを始めたきっかけでした。 – どうしてドキュメンタリーとして映像を残そうと思ったのでしょうか? 中井:理由は色々ありますが、僕が好きなスケーターやスノーボーダーは自分たちでイベントを企画したり、映像を作ってみんなに見てもらう形がある一方で、BMXレースの場合は開催される大会に出て結果を残すかどうかだけなので、自分たちでコントロールできる部分が少ないですし、僕が普段感じていることや表現していきたいことを見せていくのが今のBMXレースシーンの中では難しいと感じたんです。 その葛藤の中で、自分が好きなものをもっと詰め合わせて、僕が好きなBMXレースをもっと色々な人に広めるためにも映像を作りたいと思うようになりました。でもスケーターみたいにエディットとかビデオパートを作るのも何かが違うと感じていました。 MARCO:その話で相談された時も「自分のプロフィールになるようなものを作りたい。」ということを飛馬がよく言ってたのを覚えています。 中井:そこでBMXレースを通じて「これが自分!」みたいなものを出せる場所として思い付いたのが「ドキュメンタリー」だったんです。最初想定していたのは10分〜15分ぐらいの映像だったので、映画になるとは思っていなかったですけどね。 MARCO:現在最終調整段階なのですが、結果的には90分から100分の映画になる予定です。クオリティもすごい良いものになっているので観に来てくれる人たちも驚くと思います。多分みんなは期待値を少し下げていると思いますけど、謙遜した上でも「これ映画だな。」って思ってもらえるものになっています。 – 「LIFE IS SNAP」という題名にした理由は何でしょうか? MARCO:撮影の後半だったんですけど、この映画をどうやって世間へ発信していくかを考えないといけないタイミングで世界選手権の前だったのですが、ここからのストーリーを少しだけでもSNSを通してみんなに見せていくことで、このプロジェクトが本格的に始まっていく動きを上映会に向けて作っていこうと思いました。そしてそのためには映画の名前が必要ということに気づきました。 そこでレースにまつわる言葉やスラングっぽいワードも含めて色々な単語を出し合っていたら「SNAP」っていう言葉が引っかかったんです。 中井:そうなんです。「SNAP」というワードにいくつか意味はあるのですが、まずはBMXレースのスタートで“よーい、どん”の時にする「スナップ」。そして怪我で骨折する表現の「スナップ」。あとは人生は長く感じるけど、気づいたらもう一瞬で終わるっていう意味での「スナップ」ですね。それ以外にも僕自身、写真撮るのも好きだったりするのでそういう意味での「スナップ」みたいな形でこのワードが自分の状況に綺麗にハマったんです。ただ「SNAP」だけだとちょっと寂しいので人生を切り取るっていう意味もかけて「LIFE IS SNAP」にしました。 作品の中でこだわったのはアスリートの一面だけではない人間味溢れるリアルな姿 – 今回の作品の見どころをお聞かせください。 MARCO:見どころはやっぱり「あの怪我」ですね(笑)ネタばらしみたいになるのであまり話せないんですけど、大怪我の瞬間を偶然撮れてしまった時に、本当の意味でドキュメンタリーが始まったなって感じました。むしろその瞬間は今後の撮影も打ち切りでこのプロジェクト終わったなと思ったぐらいの出来事でした。 あとは自分が今まで色々なライダーを撮ってきて分かったことですが、どのジャンルでもトップに立つ選手たちって、オンとオフの切り替えで目が変わる瞬間があるんです。そういう瞬間は見ていると結構ゾクッとするんですけど、そのゾーンに入った時の表情の変わり様もこの映画で上手く描けていると思います。 これは自分自身、今回の制作の中でやりたかったことで、トップ選手だからこそ戦い抜いてこれた今までの経験から来るその感情の移り変わりが見られる映像になっているので、観ている側もジャンルは違えど何かしら感じられるものがあると思います。 – そういった部分を見せる上でも撮影でこだわった点はありますか? MARCO:こだわりはたくさんあるのですが、分かりやすく技法で言えばスタビライザーは使わないとかですかね。機材も20万円ぐらいでボディを買えるカメラやiPhone15 Proを使っていますが、このレベルの機材でこのクオリティの作品を感じさせることができたのは大きいと思います。何百万〜1千万みたいな機材じゃないと撮れない世界ではなくて、こういう風に超雑草で育ってきた自分たちでも作れたという実績を見せることで、今後次の世代から「俺でもできる!」って思える人たちが出てきたら面白いなと思っているのでそういう部分はこだわりですね。とはいえそれなりにお金は掛かっていますが。。 – またそんな撮影の中で大変だったところはありますか? MARCO:許可取りですね。特にワールドカップとかはUCI(国際自転車競技連盟)の規定があったりで、まずコースに撮影で入らせてもらえないですし、選手の控え室にも入らせてもらえないところからのスタートなので、どういう理由で入らせてもらうかを交渉する点はかなり骨が折れました。 中井:すごい頑張ってUCIのメディア担当の偉いおばさんと仲良くなって交渉しました。色々理由も聞かれたのでなんとか了承してもらえるように必死で説得しました(笑) MARCO:以前NHKでも飛馬のドキュメンタリー企画を放送したんですけど、それに今回の映画でも使っている素材を提供しているんです。そのため交渉の時にもNHKっていう言葉をすごい使わせてもらって、個人制作というよりは地上波のテレビ局に流れる映像を撮るという目的を兼ねたことで進めやすくなりました。 この方法にはNHKの方もすごい協力的でプロジェクトを応援したいからって色々手伝ってくれましたし、本当に色々な方々が力を貸してくれたので皆さんのおかげでこの映画が撮れています。だからこそ「絶対良いものにします!」っていう思いです。 中井:他には予算とかの資金繰りも大変で、お金もなんとか上手くセーブしながら進めてきました。 MARCO:本当に自分たちだけでやるようなプロジェクトのレベルではなかったんですけど、この映画のクオリティの高さは見てもらったら分かると思います。「この映像本当に1カメだけ?」みたいなところもあります。 – ちなみに中井選手、この作品を撮影しながら転戦したシーズンはいかがでしたか? 中井:実はこのプロジェクトのおかげで競技活動の面でもとても助かりました。これは誰にも言ったことがなかったのですが、MARCOくんはかなり先輩ですけど仲良いですし、今までの海外遠征ではレーサーとしか一緒に生活していなかったこともあって、MARCOくんと一緒に活動することですごい気分転換にもなりました。またあまりレースのことは知らないけど感覚が似ている人が「いけるいける!」と励ましてくれたことがすごい自分の力になっていて、普段のトレーニングや大会の時もより一層パワーが出ましたね。だからとても楽しかったです。プレッシャーとかはもちろんありましたけど良い方向に働きました。 – この作品で注目して見てほしい部分があればお聞かせください。 MARCO:大体アスリートの日常が描かれる時って、超アスリートモードのカッコいいところだけピックアップされがちだと思うんですが、この映画では競技外でバカやってるシーンもリアルに描いているので「アスリートも俺らと一緒じゃん」って感じながら是非観て欲しいですし、何かに向かってコツコツ頑張ってやり続けることってアスリートに限らずみんな誰しもが一緒なんだなって撮影の中で感じました。 また作品全体としては、僕の知り合いや仲間の才能のあるアーティストが大勢協力してくれていて、フライヤーのデザイン1つから、映像内の楽曲やナレーション、また飛馬のヘルメットペイントやグッズだったり、何から何まで色々なアーティストの協力の下で出来上がっていることがこの作品の大きな魅力です。 当初からBMXレース特有の超ゴリゴリのザ・エクストリーム系で作るわけではなく、飛馬が大好きなこの街のカルチャーとBMXレースを組み合わせて作りたいと思っていました。この2つは全く対極にあるものだと思うんですけど、飛馬はレースの世界では超アスリートでありながら、中身は超ストリートでヒップホップなので、本当にその両方の要素を兼ね備えているレーサーが、この街のカルチャーと繋がることが面白いと思っています。実際に中井飛馬っていう人間もこの街でかなり認知され始めているので、自分たちのやりたかった形になっていると思います。 「LIFE IS SNAP」上映会を直前に控えた今の心境と思い – ドキュメンタリー映画の上映会間近というところで今の心境はいかがですか? 中井:この上映会が近づくにつれて、より具体的な動きが増えてきているので「ドキドキ50%、ワクワク50%」って感じです。「みんな見に来てくれるかな?」っていう不安な気持ちもありますが、これだけ大勢の方々にサポートしてもらって完成した映像なのでできるだけ大きいイベントにしたいと思っています。 僕自身はもうレースも終わって、映像に関してもMARCOくんに編集をバトンタッチしている状態なので、今は上映会に向けて自分ができることをずっとやってます。やっぱり初めての試みということもあって緊張もありますが、この映画を観てみんながどういう反応をするのか楽しみです。 – また今回の目標の一つだったパリオリンピック出場は惜しくも叶いませんでしたが、パリオリンピックからしばらく経った今どのような思いでしょうか。 中井:今はこのプロジェクトで目指しているものがあるので、まだパリオリンピックについてはあまり深く考えすぎないようにしていますが、もちろんオリンピックにはとても出たかったですし、現地で大会を観戦したことでなおさら強い悔しさを感じています。 でも個人的にはやれることは全部やりましたし、もう過ぎ去ったことを憂いても仕方ないので、アスリートとしてもこのプロジェクトにしても、今後どうすることが自分にとって一番良いのかを考えることがパリオリンピックの悔しさよりも、ちょっと高いモチベーションになっているので、このプロジェクトに自分自身救われているところが多いです。 それは競技からの現実逃避という意味ではなく、本当に普段練習やトレーニングをしている時は一人でいることが多いので、こうやって他の人と一緒にいられる時間にはすごい救われました。でもパリオリンピックに出られなかったことは今思い返しても、もう一度挑戦したいくらい悔しい思いです。 – 今回のドキュメンタリー映画を通して伝えたいことはありますか? 中井:MARCOくんも言ってたことではありますが、人間はみんな同じなんですよね。僕はアスリートという一面もあって初対面の人に「本当にすごいよね!」って言われることもよくあるんですけど、「そんなことはないんだけどな」ってずっと思っています。僕はたまたまBMXが得意なだけで、みんなと同じように苦労もしてますし、成功の喜びや失敗の悲しみも知っているので、アスリートも本質的にみんなと同じなんだというのを感じています。 MARCO:アスリートだけが特別な存在ではないということですよね。一般の人と違うところは、努力の先にそういう大舞台に立つチャンスがあってたまたま注目してもらうことができたからなんだということは飛馬とよく話しています。 中井:そうなんです。ちょっとだけ目立つ立場なだけです。この期間は怪我も多くて自分のキャリアの中で1番しんどい時期だったんですけど、そこから自分なりにうまいことポジティブに気持ちを持っていくことができました。でもそれも同じレーサー仲間のユウイチ(増田優一)とかBUGZY(島田遼)や周りのサポートしてくれた方のおかげでした。 そしてまた今回このように映像になったことで、一緒に生活してる時間で感じた仲間の大切さやサポートしてくれた方々の大切さを改めて確認させてもらえて、自分は周りにすごい救われていたんだなって強く思います。本当にアスリートうんぬんとかじゃなくて、人生の中で誰もが直面することがこの映画ではより濃く見られるのかなと思います。 – アスリートだけではなく色々な人が自分事としても捉えられるような内容になっているんですね。 中井:はい。あとは「LIFE IS SNAP」のタイトルにもあるように、「人生は一瞬だからやりたいことは本当にやった方が良い」というのを伝えたいです。自分は物事に対してあまり計画的なタイプじゃないですけど、今までやってきたことで後悔したことはないですし、このプロジェクトも「じゃあとりあえずMARCOくんの飛行機(フランス行きのチケット)取るっすね。」ってみたいな感じで、スポンサーも何も決まってない時に飛行機のチケットを取ったところから始まったんです。でもあの時に行動していなかったら今は無いので、本当にやりたいことは全力でやった方がいいと思っています。 – ちなみにどんな方にこの映画を観てもらいたいですか? MARCO:まだ何も知らない人に見てもらいたいです。このプロジェクトを通して中井飛馬やBMXレースに興味を持ってもらうことが目的なので、全く何も知らなかった人がこの映画を観ることによって少しでも興味を持ってくれて、「ちょっと大会も観に行きたいな」って思った人が1人でも多く増えてくれたら嬉しいです。 中井:僕もそう思います。逆に僕のことを知っていてもBMXレースについてよく知らない人は結構いますし、またBMXは知ってるけどBMXレースはあんまり知らないっていう人も多くいるので。そういう人たちに観てもらいたいのはもちろんですけど、目標があって今頑張っているけど、上手くいかなくて苦労してる人にも観てもらいたいです。映画の中では競技でのヘビーなシーンも多いんですけど、その分自分たちがバカやってるシーンとかを観たら、「今は辛くてもなんとかなるんじゃないかな」って思ってもらえると思うんです。ただ自分も結果的には目標達成したわけでもないので、まだまだ逆境真っ只中なのですが、同じような状況を突き進んでいる人たちに少しでも勇気が与えられたらいいなって思っています。 二人の今後の活動について – 今回のプロジェクトに続編はありますでしょうか? MARCO:まだ考えていないですけど、ドキュメンタリーって作品が決まったから撮るものではなく日々を記録していくことの積み重ねだと思っているので、撮れる時に撮りに行きますっていうスタンスでいます。 – 今後他に一緒に進めていこうと考えていることはありますか? MARCO:アパレルを作ったりとか既に色々一緒にやっていることもあります。僕は飛馬がすごい才能のある人間だと思っているので、その才能の活かし方をこのプロジェクトや一緒に取り組むことの中で学んでもらいたいなと思っています。だから今は結構色々お願いしてやってもらっていますが、既にその能力の高さを感じているので、彼となら何でもできると思っています。 オリジナルグッズはキャップからTシャツ等まで多岐に展開中 中井:とりあえずはこの映画をできるだけ色々なところで上映したいのですが、これって結構時間かかることだと思います。それでもできる時は映画祭に出展したり、上映会だったりを1つでも多くやりたいと思っています。実際周りの人たちも今回の上映会を1回だけやって終わりだと思ってる人が結構多いですし、ネット上のストリーミングで観られるようになるまではまだまだ時間もかかると思いますが、今はそこを一つの目標にしています。 ゆくゆくは全国だけじゃなくて世界各地でも上映会を開催したいですね。実はもうアメリカでは開催することが決まっているのですが、そういう動きがもっとたくさんできたら良いなと思っています。 – 中井選手はBMXレーサーとして新しいスタイルでこのストリートカルチャーに関わっていますが今後はどうしていきたいですか? 中井:僕はBMXレースで育ってきてBMXレースももちろん大好きですけど、自分がカッコいいと思う人はBMXレース以外の世界にもたくさんいて、それこそMARCOくんや今回関わって下さったアーティストの皆さんもリスペクトしているので、その姿を見てこういう風になりたいと思うことが多くあります。 今後は自分自身も同じようにBMXレース以外の世界で色々な活動ができるようになりたいですし、いちBMXレーサーとしても絶対そういう動きをしなければならない時期が来ると思っています。アスリートとしてBMXに一生乗り続けることは現実的にできないので、自分は他のこともしないといけなくなった時に、よりたくさんのことを知っていたり経験している人間でいたいんです。 そういう意味ではこのプロジェクトも自分の貴重な経験値になっていますし、今後仕事とかじゃなくても色々な人と会ったり話したり、色々なものを見て経験することが結果として自分が何かやりたいと思った時にとても役立つと思うので、今はとにかく自分が好きになったものをたくさん経験したいと思っています。 MARCO:実際に飛馬がその経験やスキルをゲットすることで、BMXレースシーンにも良い形で還元できるようになっていくんじゃないかなと僕も強く思っています。 中井:はい。BMXレースシーンへの還元の仕方については僕ももう考えていますし、そのためにこのプロジェクトを始めた部分もあります。周りからは「飛馬、BMXレースにもう興味なくなっちゃったんじゃないの?」って言われることもありますがそんなことは絶対ないです。ただBMXレースっていう小さい円の中でどれだけ大きいことをしようとしても限界があるので、その円から出て大きなことができるようになった上で、BMXレース以外の色々な円も一緒くたにしていきたいと思っています。 でもこの動きを始めてから今までBMXレースを知らなかった人もSNSを通してBMXレースを目にする回数って多分すごい増えていると思います。しかもこのカルチャーにいるカッコよくてイケてる人たちが見てくれていると思うので、これからこのBMXレースへの認知が何倍、何乗になっていって、今は目に見えた動きはないかもしれないですけど、長い目で見た時にこれがきっかけで色々できることが多くなると思います。 自分のスタイルを追求し続ける彼らが見据える未来 – 中井選手と一緒に成し遂げたいことはありますか? MARCO:これも先ほど話したことですけど、別に今回のプロジェクトで「はい完璧で最高でした!」で終わるのではなくて、今後の選手活動として資金も必要になる中で、飛馬がスポンサー獲得を進めやすくなったり、次のロスオリンピックに向けて万全な状態で挑めるような準備をするために「中井飛馬ってやばいでしょ!」を知ってもらう活動でもあります。それが実現できた時にこのプロジェクトが成功だと思うので、引き続きロスオリンピックに向けて撮りたいと思っています。 – 4年後にはロサンゼルスオリンピックもありますがアスリートとしてどのような将来像を描いていますか? 中井:オリンピックは絶対目指したいですし、その舞台でメダルを獲得するという夢は20年間、BMXを始めて早い段階からずっと目指していることなので成し遂げたいと強く思っています。でも個人的には自分がアスリートっていう感覚があまり無いんですよね。アスリートって何なんだろうって考えた時に、僕にその要素は当てはまらないと感じたので、アスリートというより自分自身のアイデンティティと夢の一つとしてBMXレースは今後もやっていきたいと思っています。 – 最終的に「中井飛馬」としてはどういう人間になりたいですか? 中井:本当に自分が「カッコいい」とか「やりたい」と思ったことをこれからも続けていきたいですし、自分がカッコいいと思うものは周りからもカッコいいと思われる自信もあるので、BMXに限らず自分が好きなものをどんどん取り入れながら、これからも尖り続けていきたいですね。 その動きの中で自分にとっての新しい何かが生まれる気がしますし、1つのことに固執しないで柔軟に興味のあるものを色々混ぜ合わせていくことで、さらに面白いと思えることにたどり着くと感じているので、今はそのプロセスも楽しんでいます。最終的にはBMXレースに自分が培ってきたものを繋げて還元してBMXレース自体もカッコいいものにしていけたらなと思っています。 でも何より自分がBMXレースをはじめ色々なことに挑戦できているのは、ライダー仲間や友人、家族そしてスポンサーと関係者の皆様のおかげなので本当に感謝しかないですし、心からありがとうございますと伝えたいです。その気持ちを改めて伝えるためにも、1月24日は会場でお会いできることを楽しみにしています。 中井飛馬 プロフィール Asuma Nakai / Pro BMX racer2000年、新潟県上越市生まれ。5歳の頃に地元上越でBMXレースと出会い、11歳の夏に世界選手権で初めて決勝進出を果たしてワールドゼッケンを獲得する。その後12歳で本場アメリカの強豪チームにスカウトされ、海外への転戦をスタート。2019年にはプロ1年目ながら全日本選手権で優勝。2021年には日本人として初めてUCIワールドカップシリーズのU23シリーズチャンピオンに輝く。2023年にはアジア大会杭州大会で金メダル獲得。 廣瀬“MARCO”裕平 プロフィール 廣瀬"MARCO"裕平10代よりFIXED GEARプロライダーとして国内外を飛び回る。同時に裏原で遊び働き街で過ごす生活を送り続ける中で見てきた自身の経験と感覚から生み出される世界観をフィルター無しで表現する場として2019年クリエイティブレーベル"MANNERS KNOWS"を設立。今この場所、この瞬間でしか切り取る事の出来ないRAWで鮮度の高い作品創りを信念に活動を続ける。 「LIFE IS SNAP」 について ”LIFE IS SNAP”カルマのように幾度となく襲い来る怪我から復帰する日本では敵無しのトップレーサー中井飛馬。オリンピックを目指しフランス、アメリカを中心に海外を拠点に生活を続ける日々。2022年10月、絶好調でパリオリンピックの選考大会初戦を終えるがその直後に悲劇が起こる。二度の大怪我を乗り越えた飛馬に残された時間はわずか7ヶ月。が、またしても悲劇が、、、裏原カルチャーに育てられた生粋のストリートライダーが初監督世界と戦う23歳の今を追ったノンフィクション青春ドキュメンタリー映画2025年1月24日(金)に 渋谷HUMAXシネマにてプレミア公開!主演: 中井飛馬監督/撮影/編集: 廣瀬”MARCO”裕平ナレーション: 高良健吾アートディレクション: GUCCIMAZE 主題歌: “Transition” Calli Stephus, BUGZY, bill marcos prod.by mee mee_ Colorist: 川崎清正Supervisor: 村上貴紀Script Supervisor: 濱田真和Flyer Design: witnessMusic: CYBERHACKSYSTEM, mee mee mee, WATTERCast: 島田遼, 増田優一, 他Production: MANNERS KNOWS Sponsor : Mongoose Bicycles, XLARGE, CHROME, Stance Socks, SHOEI
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dance金メダル獲得だけではない。BREAKING TEAM JAPANが残した功績。 〜 EP.1 ユニフォーム文化の脱却 〜2024.12.312024年を振り返るに欠かせないのがパリオリンピック2024。HIPHOPのカルチャーであるBREAKINGがオリンピック競技に採択され話題を呼んだ。 結果として、日本代表選手が金メダルを獲得しBREAKINGという競技が連日ニュースに取り上げられた。連日テレビや雑誌など多くのメディアに出演しBREAKINGを日本中にリーチした。だが、これまでの道のりは常に開拓の連続で苦悩と共に歩んできたことも多かった。そんな、日本のBREAKINGをこれまで盛り上げてきた立役者たちのRoad to Parisへの挑戦は約8年前から始まっていた。 BREAKINGが競技に採択された当時は反発や理解を得られないことも多かった。なぜならBREAKINGはカルチャーであり、スポーツではないからだ。今でも、BREAKINGが競技化したことに戸惑いや否定的な意見を持つ人も多くいるだろう。 ただ、間違いなく言えることはパリオリンピック開会式の日、セーヌ川ではShigekixが日本選手団を代表し堂々と旗手を務め、大会当日AYUMIは最年長の41歳で果敢に挑みシーンに光をみせた。HIRO10は自慢のパワームーブで会場中を沸かせ、AMIは金メダルを獲得し初代女王となった。 日本代表選手の4名はそれぞれがベストを尽くし多くの感動を与え、私たちにBREAKINGを通じて多くのメッセージを残してくれたが、それらに加えて忘れてはならない存在がいる。彼らと二人三脚で共に歩んできたJDSF ブレイクダンス部をはじめとするBREAKING TEAM JAPAN(以下、BREAKING JAPAN)の存在だ。 彼らが選手たちと一体になり歩んできたことや、その地道な活動の上に、この結果が結びついたことを多くの方に伝えたいと思い、FINEPLAYでは幾つかのエピソードにわけ、取材を敢行する。第一弾は彼らが発足時より掲げていた「ユニフォーム文化の脱却」についてJDSFブレイクダンス部の渡邊マーロック氏と千野秀行氏に話を訊いた。 BREAKING JAPANが挑んだユニフォーム文化の脱却 Ⓒ公益社団法⼈⽇本ダンススポーツ連盟「JPN M NK DFADV LS TOP PRT OLYBを着用 BGIRL AYUMI」 そもそも、読者の皆さんはNIKEのスポーツウェアに「ブレイキン・ダンス」カテゴリがあり、現在も一般販売をされていることをご存じだろうか。そのアイテム数はシューズも合わせると60種を超える。このカテゴリが生まれたきっかけは「パリオリンピック2024」だった。NIKEを含めBREAKING JAPANのユニフォーム(フェデレーションキット)にかける熱量と本気度がとてつもなく高く、結果としてこれだけのラインナップが揃うことになる。 BREAKING BGIRL部門において金メダルを獲得したAMIは、毎試合ごとに異なる衣装チェンジで注目を集めた。一見、どの選手たちも私服のような“いつものスタイル”であり、統一性は無く、ユニフォームには見えない。男女ともに同じユニフォームを着ていた他国の選手たちもいたが、そもそも競技においてその規定は無い。なぜ、60種ものアイテムを作る必要があったのか。そこにはカルチャーとして欠かせない要素が関係する。 HIPHOPの精神は「愛・平和・団結・楽しむ」この4要素が根底にあり、表現方法として「DJ・MC・BREAKING・GRAFFITI」の4要素がある。BREAKINGはHIPHOPカルチャーとしてのルーツがあり、オリジナリティやスタイルを大切に考えるカルチャーが前提にある。この考えをリスペクトし体現をするため、今回のパリオリンピック2024でBREAKING JAPANは「ユニフォーム文化の脱却」を掲げていた。 NIKE JAPANとの取り組み BREAKING JAPANはオフィシャルユニフォーム開発先を探し奔走していた中、NIKEが手を挙げる。NIKEは誰もが知るグローバル企業であり、数々のアスリートをサポートし多くのスポーツアパレルアイテムも手掛けている。今回、オリンピックに向けてBREAKING競技に参加した国でNIKEとオフィシャル契約を結んだのは日本に加え、アメリカと韓国の3カ国だった。 Ⓒ公益社団法⼈⽇本ダンススポーツ連盟「コーディネートのバリエーションが豊富」 試行錯誤だったオフィシャルウェア JDSFマーケティング担当の千野氏はこう語る。「トータルで約3年ほど制作に時間を費やしました。逆に言うと3年でよくここまで作ってもらったなという想いです。NIKEさんとご一緒させていただき、我々のリクエストをとても的確に受け入れてもらうことができました。日本代表選手は4名ですが、その4名にそれぞれ個性があるため、セットアップなど1つのコーディネートではなく、それぞれの選手が自由に組み合わせられるファッション性のあるフェデレーションキット(ユニフォーム)を目指しました。オリジナリティがパフォーマンスにも影響を与えると思いますので。でも、そうした考えを進めていくとあれもこれも必要というようにどんどん話が膨らんでいき、付属品も含めると気がついたら60アイテムほどになっていました。それを、我々のフィードバックも反映いただきながらこの期間で作りあげていただき感謝しています。」 さらに、今回のユニフォームの制作にあたり、世界的に有名な抽象ストリートアートの先駆者である「FUTURA」がデザインを担当しており、NIKEの本気度が伝わってくる。随所に彼の代表的なキャラクターやアイコンなどが取り入れられていた。中でもスタジャンは、ファッション性の高いアイテムに仕上がっている。どれも実際に販売をするにあたり、アパレル商品としての側面も持ち合わせている。 FUTURAの象徴と「日本」のコラボが際立つスタジャン デザイン性に加えて、こだわった着心地と機能性 例えば、ブレイキンはフロアに接触する部分が「頭」「ひじ」「膝」「背中」「尻」「肩」など多岐に渡る。さらにスピン技など摩擦が生じる技については、周りやすいテクスチャーか、またその布の丈夫さや厚さなど、細かい部分を加味すると気を遣うポイントが多々ある。取材を重ねて驚いたことは「言われないと気が付かない」機能が随所に施されていることだった。 肘は厚めに作られているパンツの裾は折り返しでき、絞りもでき、さらに紐のストッパーがある JDSF理事であり、ブレイキン ディレクターの渡邊マーロック氏はこう語る。「最初に上がってきたサンプルを実際にJDSFの強化選手やスタッフたちに着て踊ってもらいました。例えば、パンツの足元は絞る紐と捲ることができるようにしたいと言うことや、フードは被りたいけど、被って絞ると紐が垂れて踊る時の妨げになるので無くしたいなど、細かくフィードバックをさせていただきました。生地の質感や、ボタンやチャックなどフロアに当たる部分の位置関係など、ファッション性の部分と機能性の部分のバランスをNIKEさんにはとても上手に表現していただきました。このフェデレーションキットはよく見るとBREAKINGならではの体裁になっているんですよ。」 Ⓒ公益社団法⼈⽇本ダンススポーツ連盟Ⓒ公益社団法⼈⽇本ダンススポーツ連盟 こうした背景により、選手たちに“着させる”ユニフォームではなく、“自ら選んで着る”ユニフォームが生まれ、その結果AMIは出場するたびにユニフォームを変更し、その模様が大きくメディアに報道されるなど本来のHIPHOPのカルチャーの側面である“個性”を表現することに寄与した。勝ち負けだけではなく、シーンを盛り上げるきっかけにも繋がった。こういった考え方そのものが、これまでのIOC率いるスポーツ競技になかったように思う。もちろん、団体競技などそれぞれスポーツ競技には歴史がありルールがある上で、ユニフォームを統一するものもあり、それらを否定するわけではない。ただ、今大会でBREAKING JAPANが、ブレイキンカルチャーをリスペクトする姿勢を新たな角度で主張し、カルチャーシーンからも応援される組織づくりやBREAKINGならではのメッセージを活かし体現したことは、スポーツシーンにおいて新たなフォーマットを提示できたように思う。 スポーツカルチャーへの風穴 ユニフォームとは「その集団の意識的統一をはかると同時に、他の集団との区別を明確化するもの」という定義がある。さらに競技により様々な規定がある上で制作をするものであるが、そもそもアスリートファーストを考えると、そのユニフォームひとつをとっても、パフォーマンスに影響が出るものと考える。 さらには、ユニフォームが話題を呼びアスリート自身の露出が増えると、BREAKINGの競技としての存在感が際立つことに加え、メーカー側にとっても喜ばしいことであり、BREAKING JAPANは他国にはない形で双方に貢献した。シーンにリスペクトを残しつつも“いつもの”スタイルで競技に参加する。こうした一つひとつのチャレンジがチームを底上げする力になったことに違いなく、シーン全体への影響をも考えた讃えるべき功績と言えるのではないだろうか。 Ⓒ公益社団法⼈⽇本ダンススポーツ連盟「BREAKING TEAM JAPAN」 【BREAKING Federation Kit】全60種+シューズ3種■Mens 23種 ※■Womens 27種 ※■その他 カバン、ユニセックスのキャップなど10種 ※■シューズ NIKE JAM 3種※カラーバリエーション含む 渡邊マーロック日本ダンススポーツ理事/ブレイキン ディレクター日本のBBOYであり、日本のブレイキン競技のハイパフォーマンスディレクターとして、2024年パリオリンピックに向けたプロジェクトマネジメントを担当。パリ大会ではブレイキンナショナルチームの監督としてチームを率い、成功に貢献した。大会後も、日本ダンススポーツ連盟の業務執行理事として、強化・普及・マーケティングの各分野でブレイキンを軸にストリートスポーツ(アーバンスポーツ)の発展に尽力している。また、ナショナルコーチアカデミーでも、豊富なマネジメント経験を活かし、日本の指導者の質を向上させるための施策を推進している。これまでに、飲料メーカーやスポーツブランドのマーケティング担当としてプロジェクトマネジメントを行い、企業のブランド力強化やスポーツとの連携を促進してきた。さらに、2020年からは渋谷未来デザインのスポーツプロデューサーとして、地域とスポーツを結びつける新たな取り組みを企画・推進している。 千野秀行日本ダンススポーツ連盟 ブレイキン マーケティングパートナー1997年にダブルダッチチームを結成。2002年と2003年には、ニューヨークのアポロシアターで開催された世界選手権で2連覇を達成し、日本ダブルダッチ界の礎を築いた。2005年には日本学生ダブルダッチ連盟を設立し、2006年には「OVER THUMPZ」を結成。以降、ダブルダッチを中心にアーバンスポーツの普及・発展を目的に、イベントプロデュースやパフォーマー育成を精力的に行っている。その後、ストリートカルチャー全般への知識と経験を活かし、日本ダンススポーツ連盟のマーケティングパートナーとして立ち上げ時から活動を開始する。現在では、スポンサーの獲得やメディアリレーションのみならず、競技の普及を目指したコミュニケーション活動を主導する。現在もブレイキン競技やストリートスポーツの認知向上と発展を目指し、多角的な活動を続けている。 日本ダンススポーツ連盟(JDSF)とは公益社団法人日本ダンススポーツ連盟 (Japan DanceSport Federation * 略称JDSF) は、日本におけるダンススポーツの統一組織。ダンススポーツの振興を図り、国民の心身の健全な発達に寄与することを目的としている。ブレイクダンス部はJDSF内のBREAKINGに関するプロジェクトに特化したチームで、主に世界ダンススポーツ連盟 (World DanceSport Federation : 略称WDSF)との連携をはじめとする日本代表選考業務や、JOCとの連携による選手強化業務、スポンサーやメディアとの連携を行うマーケティング業務を中心に活動。 JDSF 第6回全日本ブレイキン選手権オープン・ジュニアの2部門で総勢約200名のBBOY / BGIRLが、日本一の称号をかけて熱いバトルを繰り広げる。日時:2025.2.15(土) - 16(日)会場:NHKホール(東京都渋谷区神南2丁目2−1)共催:NHK■2025年2月15日(土)開場 10:15(予定)競技開始 11:00 (予定)競技終了 20:00 (予定)・ジュニアカテゴリー:プレセレクション~決勝・オープンカテゴリー:プレセレクション~TOP16 ■2025年2月16日(日)開場 10:30(予定)競技開始 11:00 (予定)競技終了 18:00 (予定)・オープンカテゴリー:TOP8~決勝 ■チケット情報・1月中旬より販売開始予定JDSFのInstagramアカウントをご確認ください。
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culture「430を通じて世界中を旅してきた。これからも430と共に新しい世界を見たい。」ストリートアパレルブランド “430(フォーサーティー)”創立メンバー上原洋の今の思い。2024.12.28今やBMXライダーたちにとっては馴染みのあるストリートアパレルブランド「430(フォーサーティー)」だが、1996年に元々5名のプロBMXライダーによって発足し、その一人である上原洋が中心となって始まったブランド。彼らがBMXやそれにまつわる旅などを通じて経験したことをアパレルに落とし込み、機能性の良い素材やその時のテーマに沿ったグラフィックを周りのアーティストと作りあげており、BMXライダーはもちろんのことストリートカルチャーに生きる多くの人に愛されているストリートアパレルブランドだ。 その430の拠点として原宿はキャットストリートに店舗を構えるのが「DECADE TOKYO」。そして今回その「DECADE TOKYO」が15年の歴史を築いた旧店舗から新店舗へ移転。同じキャットストリートエリア内ではあるが新天地でスタートを切るこのタイミングで、創立メンバーである上原洋氏にインタビュー。430を始めたきっかけからブランドの特徴、そして今後430が目指していることや新たな取り組みなど、今の思いをざっくばらんに語っていただいた。 上原洋 (以下: U) BMXをバックボーンに持つストリートアパレルブランド“430(フォーサーティー)”とは DECADE TOKYO 新店舗の様子 この度は新店舗への移転おめでとうございます。改めて430とはどのようなブランドがお聞かせいただけますか? U:ありがとうございます。430は元々5名のプロBMXライダーによって1996年に発足し、その一人である、僕、上原洋が中心となって始まったBMXをバックボーンに持つストリートアパレルブランドです。BMXを通して得た経験や人との繋がりをアパレルに落とし込んで機能性の良い素材やその時のテーマに沿ったグラフィックを周りのアーティストと一緒に作っています。 ちなみに今までのブランドの活動としては、1996年に手刷りで作ったTシャツが始まりで、2001年に本格的にアパレル製作を開始して、そこから毎年、年3回の展示会を行い、今に至っています。展示会以外でもスポットアイテムでVANSとプロモデルを開発したり、ディズニーやNew Eraなど様々なブランドともコラボレーションをしています。 DECADE TOKYO 新店舗の様子 このブランドを立ち上げたきっかけはどんなことでしたか? U:立ち上げたきっかけは本当にかなり昔に遡ります。1996年ぐらいなんですけど、元々ずっと僕は洋服屋で働いていました。当時から今で言うサーフブランドやスケートボードブランドのアパレルっていうのはあったんですけど、僕が生業にしているBMXをバックボーンに持ったようなアパレルブランドはありませんでした。もちろん周りもBMXライダーでブランドをやってる人がいなかったかのでやりたいなと思ったのがきっかけです。 このブランドとして大事にしている理念や考え方はございますか? U:大事にしている理念としては「EVERYTHING IS THE FUEL TO OUR ENERGY (周りのもの、事、全てが僕らの原動力)」というの掲げていて、僕らは皆から力をもらっているので僕らも皆に元気やパワーを与えられるブランドになっていけたら良いなと思っています。 430のアパレルの特徴は何でしょうか? U:やっぱりBMXという自転車をやっていく上で求めてきた実用性や機能性のある素材を用いていて、とにかく自分たちが活動している中で感じてきた「こうだったら良いな」という、ちょっとだけ痒いところに手が届くのようなアパレルで、かつ見た目はシンプルでもストレッチが活きるような動きやすいデザインを意識しています。 DECADE TOKYO 新店舗の様子 色々な有名ブランドとのタイアップもされているとのことですが、どんなコンセプトを元に行っていますか? U:相手先のブランドさんも僕たちにBMXだったり、そういうストリート的な要素をやっぱり期待してコラボレーションしてくるので、そこは綿密な打ち合わせを重ねる中でお互いの良さが生きるようなコラボレーションていうのを常に考えています。 また僕が担当するときは特に、他のコラボレーションにはないような新しい形の色使いや生地感だったり、やっぱり「これ430がやったんだ」ってすぐ分かるようなBMXっぽい匂いがモデルなどでコラボするようには心がけています。 以前VANSとコラボレーションした時は、ちょうどそのけん玉ブームが来た時だったので、けん玉を一緒にセットで販売したりと430とでしかできないようなコンセプトでコラボレーションで今後も行なっていきたいと思っています。 430のアパレルとしてシグネチャーアイテムやおすすめのものがあれば教えてください。 U:ジャケットやパンツだったりは、形からこだわって作っているのでシグネチャーアイテムと言えると思います。特にパンツは裾を踏まないようなデザインで作っていたりとか、足が上がりやすくカッティングしています。ジャケットも高機能素材を使っていて冬用は暖かく、夏用は通気性を重視して蒸れないようにしたりしています。どのアイテムも1つ1つにこだわった機能素材を使ったりしているので、そういうところも注目してもらえたらなと思っています。 ブランドとしてアパレル以外に力を入れて取り組んでいることはありますか? U:430のその他の活動としては、G-SHOCKとイベントを一緒にオーガナイズしたり、各地で行われているBMXイベントにプロライダーとして出演、ストリートスポーツ全般のイベント運営なんかも行っています。 DECADE TOKYO店舗移転にあたって新天地へ 15年ほど拠点を構えていた旧店舗から、今回の新店舗へ移転した理由は何でしょうか? U:「DECADE TOKYO」は、430が約15年前に原宿キャットストリートでオープンさせたヘッドショップですが、建物の老朽化が理由で今回移転することになりました。 ただ旧店舗をオープンする前も、その10年前に僕が上京してきて初めて働いた場所がここキャットストリートだったので、このエリアに特に強い思い入れがあり、移転先に関してもこのエリア内でオープンすることを決めました。新店舗ではBMXだけでなく様々なストリート文化の交わる場所として担って行けたら良いなと思っています。なので横には「HITCH HIKER」という名前のギャラリーも併設しています。 DECADE TOKYO 新店舗の様子 長年ストリートシーンを作り上げてきた親しみ深い旧店舗から新天地へ移る上でどんな思いがありますか? U:長渕剛さんの乾杯という歌の中にも『大きな喜びと少しの寂しさを』という歌詞があるのですがまさにそういう心境です。新天地へ移るワクワクと長年お世話になった場所を離れる寂しさと混じり合った気持ちです。 ただ先日新店舗のレセプションパーティーをさせてもらった時にも、多くの方が立ち寄ってくれたので、お客さんにとっても分かりやすい場所になりましたし、旧店舗よりも洋服屋っぽくなったのでネクストステップという意味でも次に繋げるための新しい一歩になったのかなと思います。 15年ほど拠点を構えていた DECADE TOKYOの旧店舗 また同時にこういう風にBMXをバックボーンに持っているブランドで、ここまでの世界観を出せているブランドは世界的に見てもまだ無いと思っています。だからこそ常にこの業界を背負って、 新しいことをどんどんやっているつもりなんですけど、でもそれが皆に伝わっているかって言ったらまだまだそうではないです。 でも今回こういうキャットストリートで人目がつきやすい場所にポンって店舗を出せたことは大きいので、今後ももっといろんな方に発見してもらったり、気づいてもらえるような活動をしていきたいと思っています。 改めて新店舗の特徴についても聞かせてください。 U:旧店舗と大きく違うのは、入口を入ると2つの部屋に分かれていて、 1つは「HITCH HIKER」というギャラリーで、もう1つが「DECADE TOKYO」としてお店になっていることですね。 「HITCH HIKER」というギャラリーはどのような場所でしょうか? DECADE TOKYO 新店舗の横にあるギャラリー「HITCH HIKER」 U:原宿って週末はもちろんのこと平日もたくさんの人が訪れる場所になっている中で、若いアーティストも多くいるんです。そういう子たちがリーズナブルな値段で使えるギャラリーになったらいいなと思っています。 それは絵を置くことだけじゃなくて、洋服のポップアップやってくれてもいいと思いますし、僕も元々小さな展示会をこの原宿で先輩にやらせてもらったことから、この場所に根付いたところもあるので、当時の僕のようにみんながこの場所を使ってくれたら嬉しいです。 430が目指す今後のストリートシーンとブランドとしてやりたいこと DECADE TOKYO 新店舗の横にあるギャラリー「HITCH HIKER」 今後このブランドを通して成し遂げたいことはございますか? U:この質問は他のメディアを含め、いろんなところで聞かれたりするんですけど、 正直常に今やりたいことをやれていると思います。多分多くの人が、今後原宿とかキャットストリートでブランド持ったり店をやりたいとか思っている中で、ありがたいことに僕たちはそれができちゃってるので、今は430とかこの活動が自体がやりたくてやってるという感じですね。 ストリートカルチャーに対して還元していきたいことや、このシーンにおいてどんな存在になっていきたいかなど想いがございましたらお聞かせください。 U:自分たちがストリートカルチャーの中にある垣根を取りたいというような気持ちはそこまではないです。BMXというバックボーンを持つブランドとしてプライドもあるので。 ただもちろん多くの人が着てくれるアパレルブランドになってくれたら嬉しいですし、やっぱりその気持ちでずっと続けてたら、ダブルダッチやスケートボート、フリースタイルフットボールだったりと若い子が多くいるBMX以外のカルチャーにいる人たちも、すごい応援してくれて気に入って着てくれたりしてるのでありがたいなと感じています。 でもこの430を通して世界中を色々旅することができているので、これからももっともっと行ったことのないたくさんの国に行ってたくさんの人と出会いたいですね。 それにこのお店がたくさんの人が来る場所になれば、もっと新しいことがまた生まれていくんじゃないかなと思いますし、そういう流れの中で自分がやりたい新しいことなんかも見つけられるんじゃないかなと思ってているので、そういう意味では自分はいつもなんか新しいことをやっている流れの中にいる気がしますし、これからもそうなんだろうなと思います。 上原洋プロフィール 元プロBMXライダー。現在はアパレルを中心に、BMX、関連商品を販売する430 co.,Ltd の代表。2021年の東京オリンピック組織委員会でBMXの技術マネージャーを担当。UCI BMX FREESTYLE 国際大会審査員も務める。2010年に原宿キャットストリートに430のヘッドショップであるDECADE TOKYOをオープンさせ、2024年に同じキャットストリートにDECADE TOKYOがリニューアルオープンさせた。