世界へ挑む 次世代BGIRL HONOKAA「Red Bull BC One E-Battle 2020」Special Interview

2020.09.27
FINEPLAY編集部
Photo by AYATO.

エナジードリンクのRed Bullが仕掛ける、世界最大のオンラインブレイキンイベント『Red Bull BC One E-Battle 2020』。
今回の優勝者は、2021年のワールドファイナル出場権を最速で獲得することが出来るということもあり、ブレイキンシーンから注目を集める大会の一つである。

8月に予選となるファーストステージが行われ、800以上のエントリーの中からトップ64が選出された。その後、オンラインでのトーナメントバトルが行われ、現在トップ32人に絞られている。

その中、世界を相手に戦い、来年のワールドファイナル出場を目指す、次世代の日本人BgirlのHONOKAAにフォーカスします。
HONOKAAのルーツや、インスパイアを受けるダンサー、E-Battleについての想いなどをインタビュー。

Photo by AYATO.

―ダンスを始めたきっかけ

親がサルサをやっていた影響もあり、小さいころからダンスをやっていました。3歳くらいからジャズをやっていて、次はヒップホップダンスを始めて、当時の先生にウインドミルを習ったのがきっかけで、ブレイキンに触れるようになりました。なので、ブレイキンを始めたのは、小学校4年生くらいです。

最初は技が出来ないとすぐ不貞腐れて、もうやりたくないって感じで(笑)、先生も良く困っていました。ただ、家でもお父さんやお母さんが教えてくれたりしていたので、続けられましたし、技が出来た時は嬉しかったです。

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―The Floorriorzとの出会い

中学生になってから、The FloorriorzNoriさんやSTEEZさんが開催していた合宿に参加したり、その合宿の参加がきっかけで、「もっとこの人たちに習いたい!」ってなって、The Floorriorz Academyに2期生として入りました。そこからはがっつりThe Floorriorzのメンバーが先生になりました。

既にアカデミーの1期生として活動していたRAMちゃんの活躍にも影響を受けましたね。同じBgirlで歳も近いので、刺激になりました。

―同世代Bgirlについて

小さいころから周りには比較的Bgirlが多くて、一緒に練習したり、遊んだりしていましたね。
最近は、更にBgirlは増えていると思うし、私の周りには上手い子がたくさんいるんですよ。既に、私がブレイキンを始めた頃から、Bgirlバトルもあったし、同世代Bgirlは結構多いかもですね。

特に同世代では、Bgirl YUIKAに刺激を受けています。実は学校も一緒で、一緒に練習をしたりもしています。私よりもダンスが上手いし、考え方とかも含めて、いつもすごく刺激を貰っています。

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―ブレイキンにのめり込んだタイミング

ブレイキンはずっと大好きだし、踊ることも大好きですが、実はのめり込んだのは最近で…(笑)、
アカデミーに入っていた時は、ブレイキンってすごいコミュニティということを学んで、ずっとそのカルチャーにいたいな、とは思っていました。

でも、ここ最近はさらにブレイキンにのめり込んでいますね。例えば、自分でネタとかをつくった時の周りの反応が良くて、これ自分に合っているのかも!って思ったし、そうなるともっとこういうネタつくりたいとか、更にのめり込んでいって、良いサイクルになっています。

それと自分の中では、オリンピックの競技になったことも大きかったです。オリンピックやRedBull BC Oneを本気で目指そう!というマインドになりました。どちらの大会も優勝したい、絶対に優勝したい!って思っています。

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―ダンススタイルについて

自分のスタイルは、しっかり音楽にのること。
ネタをつくっていると、どうしてネタネタってなってしまいがちですが、ブレイキンもダンスなので、音楽を聴くことを大事にしています。
音楽はブレイクビーツに限らず、最近はジャズにハマっているし、クラシックやJ-POP、洋楽も聞きますよ。

あとは、身体の使い方がきれいって言われることが多くて、多分それはジャズをやっていた影響で、見せ方とか、手の確度とか、スタイルに反映されているのかな、って思います。

普段の練習でも意識していることは、立ちのムーブをおろそかにしないこと。練習中でも知っている音が流れたら、しっかり音をはめるとか、踊って感じて、というのを常に大事にしていますね。

バトルの時も、Bboyと比べて入り方とか、終わり方とか、立ちで見せるとか、相手にはない部分を自分は持っている!というアピールが出来るようにしています。音を聞く、後はシルエットとかもそうですね。

Photo by AYATO.

―リスペクトするダンサー

かっこいいと思うBgirlはATさんです。ちょーかっこいい、大好きです。ATさんはブレイキンを始めた頃にお母さんに教えて貰って、そこからずっと好きですね。
尊敬する方は、Noriさんです。Noriさんも小さいころからYouTubeとかで見ていました。

―Red Bull BC Oneはどんな大会?

Red Bull BC Oneはダンスを始めた頃から既にあって、YouTubeで検索してよく見ていたし、いつかはここで絶対優勝したい!と思っています。

これまでの大会で印象に残っているのは、去年のNoriさん!あれは食らいましたし、本当にすごかったです…。
ダンスももちろんヤバかったですけど、招待枠ではなく日本の一番下の予選から勝ち上がって、ワールドファイナルに出場するまで、有言実行をしたことがすごくかっこよくて、この人みたいになりたい!って思いました。

最近はBgirlで同い年のLogistxちゃんも意識しています。Red Bull BC One All Starsのメンバーでもあるし、倒したいですね。

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―The Floorriorzというチーム

The Floorriorz Academyの先輩である、RAMちゃんがチームに加入した時、年齢も近いBgirlということもあって、私も負けたくない!入りたい!と思うようになりました。

入った時のエピソードとしては、電話が急に来るんですよ!(笑)、びっくりしました。話をいただいたタイミング的に、声が掛からなそうな時期だったので、実は少し落ち込んでいて…。その時は、Noriさんからお電話を頂いたのですが、とても嬉しかったです。家族でパーティーしましたね(笑)

ただ、The Floorriorzに入って思ったのは、チームや仲間はいるけど、「最後は自分だな」という感じで、自分で行動を起こして練習していかないと、ダンスも上手くならないので、チームに入ってより一層頑張らなきゃと思いました。
私がチームに入って初めて出た、MORTAL COMBAT のアニバーサリーのクルーバトルは、今でも思い出です。

今は若い世代の子たちもチームにいたりするし、世界大会を三連覇した時は、私はまだチームに入っていなかったので、私たちでもう一度、世界一をとりたいというのが今の目標です。

―今回の『Red Bull BC One E-Battle

自分のダンスを撮影するというのは、元から練習でやっていました。なので、いつもの練習の気持ちでムーブに入れます。
意識していることは、下から撮る。正面から撮るのと違くて、足の動きや、蹴ったりする動作がかっこよく映るので、私は下から撮るのが好きですね。

また、今年は家で練習することも増えて、この期間で筋トレを増やし身体が強くなりました。パワームーブをもっと頑張ろうと思っているので、前よりは少し出来るようになったかもですね。

BC One E-Battleは、告知があってからすぐにエントリーしようと決めました。予選からここまで意識したことは、音を聞くこと。音をしっかり聞いて、ここはこの技ではめよう!とか、動画だから出来ることを考えてムーブしました。

これからの目標は、Red Bull BC Oneワールドファイナルで優勝すること、そしてオリンピックで優勝すること。

その目標を達成する為にも、今回のBC One E-Battleでは、トップ16まで残ってライブでダンスが出来るように、音を聞いたムーブやシルエットなど、自分の強みにしていることを出していきたいです!

Photo by AYATO.

Interview & Text :Shin Akiyama

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