明日開催!日本トップクラスのBBOY・BGIRLが集結「第2回全日本ブレイキン選手権」注目選手 オープン部門

2020.11.20
photo by HAMASHOW

いよいよ明日、今年のブレイキン日本一が決まる!
日本ダンススポーツ連盟 ブレイクダンス本部(以下 JDSF)は、今年度のブレイキン種目の全日本チャンピオンを決める競技会「 第2回全日本ブレイキン選手権」を、 11 月 21 日(土) 神奈川県川崎市とどろきアリーナで実施 する。
※配信: JDSF BREAKING YOUTUBE チャンネル

夏のオンライン予選、そして各エリアにて行われたブロック選手権で勝ち抜いたダンサーが集まり、今年のフィナーレを迎える。
前回の記事に引き続き、今回はオープン部門( 高校生を除く18歳以上 )での注目選手をピックアップしてお届けします。

パリ五輪で最近更に注目を集めるブレイキン。世界トップクラスとも言われる、日本のブレイキンシーンでの最高峰のバトルを見逃すな。

SHIGEKIX

photo by Kazuki Murata

言わずと知れた、日本が誇るトップBBOYのひとりであるSHIGEKIX。7歳からブレイキンを始め、キッズの時代から国内のバトルはもちろん、ここ数年は世界でもトップクラスに名を連ねる。

中学卒業後に Team G-Shockに加入すると、同年には 15歳という若さでRed Bull BC One World Finalに出場。2018年にはブエノスアイレスユースオリンピックでメダリストに。若くして既に国際大会での優勝経験はなんと45回を超える。2019年にはビッグブランドであるRed Bullと契約しRed Bull BC One All Starsに加入。

これからシーンを引っ張る存在として期待される SHIGEKIX が今年の大一番で優勝を飾れるか、そして他のBBOYが SHIGEKIX にどんなバトルを仕掛けるのか、要注目だ。

photo by Kazuki Murata

RYOSPIN

写真提供:日本ダンススポーツ連盟 ブレイクダンス本部

日本最高峰のブレイキンクルーである foundnation 、そして 九州男児 に所属するBBOY。レペゼンは九州。今年1月に開幕するダンスのプロリーグであるDLeagueにも、 KOSÉ 8ROCKS の一員として参戦する。
BBOYネームの通り、ヘッドスピンを中心とした回転系のムーブを得意とし、鍛え上げられた肉体から異次元な動きを繰り出す。

今回、九州沖縄ブロックの決勝では、同じチームメイトであり、幼馴染でもあるISSEIとのバトルを制して、全日本選手権の切符を掴んだ。
ISSEIといえば、 世界最年少での「REDBULL BC ONE WORLD FINAL」優勝という偉業を成し遂げたBBOY。そのISSEIを倒しクオリファイしたRYOSPINが、地元と仲間を代表して日本一を目指す。

AMI

photo by Kazuki Murata

まだ記憶に新しい、2018年の Red Bull BC One World Final B-Girl 部門 初代女王。そして、昨年中国で行われた WDSF 世界ブレイキン選手権での金メダル獲得。 ここ数年での活躍で、一気に世界的BGIRLとなったAMI
日本人BGIRLのアイコンとなりつつ彼女は、多くの次世代BIGIRLが目指す目標でもある。

関東甲信越ブロックの決勝では、実の姉であるAYUとのバトルを制して、今回の日本選手権に参加する。
近年、競技人口も増え、レベルの底上げが期待されるBGIRLシーン。このシーンを牽引するAMIのバトルに、注目するネクストジェネレーションも多いのではないか。

photo by HAMASHOW

AYUMI

photo by Kazuki Murata

BGIRLがシーンとして根付く前から、圧倒的にBBOYの多いカルチャーで、BGIRLとして世界で活躍する日本人といえばAYUMIだろう。レペゼンは京都、関西を代表するクルーである Body Carnival  のメンバー。

彼女はブレイキンシーンの歴史に名を刻んだBIGIRLでもある。2017年、オランダ・アムステルダムで開催されたRed Bull BC One World Finalsに出場した彼女は、Red Bull BC One World Finalsに初めて出場したBGIRLになったのだ。

翌年、Red Bull BC One にBGIRL部門が設立されると、2018年、2019年ともにワールドファイナルへの出場を果たす。昨年は惜しくも決勝で負けてしまったが、世界2位という堂々たる成績を収めている。
これまでのキャリアで得た経験も武器に今回の日本選手権を戦う、AYUMIも要チェック。

Photo by Kauki murata

大会概要

大会名称: 第 2 回 全日本ブレイキン選手権
大会説明: 日本全国各地で開催されたブロック選手権により、勝ち上がったブロック代表が川崎市に集結し、 2020 年度の全日本チャンピオンを決定する国内選手権大会。
開催日: 2020 年 11 月 21 日(土)
10:45 グループリーグ戦 (3 名 1 グループのリーグとなり上位 2 名が本戦トーナメントへ進出)
15:00 本戦トーナメント
17:00 JOC ジュニアオリンピックカップ決勝 (配信予定)
17:20 3位決定戦
18:20 決勝戦 (配信予定)
19:15 表彰式 ※表彰式終了後に選手インタビューが可能です。
20:00 終了

カテゴリー:ユース (中学 1 年生〜高校 3 年生) BBOY(男子) 部門
ユース (中学 1 年生〜高校 3 年生) BGIRL(女子)部門
オープン (高校生を除く 18 歳以上) BBOY(男子)部門
オープン (高校生を除く 18 歳以上) BGIRL(女子)部門

ジュニア(小学生) 部門
※ジュニア部門は JOC ジュニアオリンピックカップとして開催

配信: JDSF BREAKING YOUTUBE チャンネル
開催場所: 川崎市とどろきアリーナ (〒211-0052 神奈川県川崎市中原区等々力 1-3)
主催: 公益社団法人日本ダンススポーツ連盟 ブレイクダンス本部
共催: 川崎市
後援: スポーツ庁(申)・神奈川県(申)・(公財)日本スポーツ協会(申)・(公財)日本オリンピック委員会(申)
協賛: Bay FM・Xperia


text by:Shin Akiyama

執筆者について
FINEPLAY編集部
FINEPLAY は世界中のサーフィン、ダンス、BMX、FMX、スケートボード、スノーボード、クライミングなどストリート・アクションスポーツに関する情報を提供するWebマガジン
ピックアップフォト
アクセスランキング
FINEPLAY
アクションスポーツ・ストリートカルチャー総合メディア

FINEPLAYはアクションスポーツ・ストリートカルチャーに特化した総合ニュースメディアです。2013年9月より運営を開始し、世界中のサーフィン、ダンス、ウェイクボード、スケートボード、スノーボード、クライミング、パルクール、フリースタイルなどストリート・アクションスポーツを中心としたアスリート・プロダクト・イベント・カルチャー情報を提供しています。

アクションスポーツ・ストリートカルチャーの映像コンテンツやニュースを通して、ストリート・アクションスポーツの魅力を沢山の人へ伝えていきます。

直近のワークショップ
直近のワークショップはありません
おすすめのイベント
直近のイベント
イベントスケジュール
7月 2024
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31     
« 6月   8月 »

●今日 ○イベント開催日

ピックアップフォト
編集部おすすめ記事
アクセスランキング
FINEPLAY
アクションスポーツ・ストリートカルチャー総合メディア

FINEPLAYはアクションスポーツ・ストリートカルチャーに特化した総合ニュースメディアです。2013年9月より運営を開始し、世界中のサーフィン、ダンス、ウェイクボード、スケートボード、スノーボード、クライミング、パルクール、フリースタイルなどストリート・アクションスポーツを中心としたアスリート・プロダクト・イベント・カルチャー情報を提供しています。

アクションスポーツ・ストリートカルチャーの映像コンテンツやニュースを通して、ストリート・アクションスポーツの魅力を沢山の人へ伝えていきます。

配信先メディア一覧