初代王者MAiKAが語る『Red Bull Dance Your Style Japan Final 2021』開催直前スペシャルインタビュー

2021.07.16
Little Shao / Red Bull Content Pool

明日開催される『Red Bull Dance Your Style Japan Final 2021』初代王者のMAiKAも出場!

歴代のヒットソングでトップダンサーがバトルする、Red Bullが仕掛ける次世代ダンスバトルイベント『 Red Bull Dance Your Style 』。

いよいよ明日、7月17日(土)福岡県にて、各ジャンルをレペゼンした国内のダンサーが集まり、 プレワールドファイナルへの出場権をかけて戦う。
※ABEMAでも配信、リンクは下部に記載

今回は、2018年の日本大会で優勝、2019年のWORLD FINALではベスト4に輝いたMAiKAにインタビュー!
これまでの経験と今年の意気込みを語ってもらった。

Jason Halayko / Red Bull Content Pool

-2018年の第1回大会、2019年のWORLD FINALに出場した感想は?

自分がダンスバトルに出だしたのが小学校4年生ぐらいなんですけど、Red Bull Dance Your Styleは、キッズバトルでかかっていた有名な曲もあって、最近は 大人になってHIPHOP専門のバトルに出ることが多いので、久々の感覚を得られたというか。
「あ~こんなんだったなぁ」みたいな!

ガッツリHIPHOPっていうジャンルにとらわれたバトルじゃなくって、フリースタイルのバトルって楽しいよな!っていう感情を思い出しました。
懐かしい気持ちにもなったし、久々ですごい楽しかったという記憶しかないですね。

Little Shao / Red Bull Content Pool

-通常のダンスバトルとの違いをどこで感じましたか?

それこそかかる曲で違うなって思いますね!
2018年の大会は確かDestiny’s Childとか、あとは Bruno Mars  とか。あれで踊るってまず無いんで(笑)

どっちかって言ったら、こういう曲は踊るっていうよりか、普通に音楽をかけて聞いて楽しむ、ぐらいの感覚でいたので。
やっぱバトルでかかる曲とかアーティストは全然違うなって思います。

Little Shao / Red Bull Content Pool

-印象に残っていることは?

2018年のジャパンの時は、先輩たちよりも自分の同世代とか下がおったりとかっていう感じだったんですよね。

だからそれこそ、自分がKIDS時代に出てたバトルによく出てたメンバーが集まった感があって、凄い楽しかったんですよね。

でも2019年は、KITEさんやFISHBOYさんだったりとか結構先輩達がでてて、また違った表現力というか。

有名な曲を踊る先輩たちの表現の仕方と、自分たちが見せる表現力っていうのは全然違うかなって思ってて。
そこに関しては、バトルには出ていないけど観ていて楽しめましたね。
※2019年のJapan FinalにMAiKAはゲストショーケースに RUSH BALL として出演

Jason Halayko / Red Bull Content Pool

-ヒットチャートで踊ることの難しさはありますか?

ヒットチャートの曲って、その曲の振り付けがあったりするじゃないですか。「この曲と言えばこれ!」みたいな。
それを理解して踊るのと、曲を知らないままで捨て身で自分のスタイルだけでいくのとで、全然違うかなって思いますね。

でも曲を無視しすぎるのも違うなって思いますし、元々の振り付けばかりやるのも意味がないし。
でも見てる人は分かると思うんですよね!「あーそこそんな振り付けやったわ!」みたいな。
観ている人の共感はそこだろうし、そこを意識して踊るバランスが難しいですね。

Tomislav Moze / Red Bull Content Pool

-『Red Bull Dance Your Style』でこれ流れたらめっちゃテンション上がる!という曲やアーティストはいますか?

私は断然ブラック・アイド・ピーズ(The Black Eyed Peas)ですね!!

私はブラックアイドピーズ ファンなんで!そこがかかったらサイッコーにテンション上がりますね!(笑)

2018年のDance Your Styleの時も流れてたし、他のダンサーが踊るバトルで流れた時は「えぇ~私のターンの時だったらめっちゃ良かったのに」って思ってましたもん(笑)

Photo by Kazuki Murata

-オーディエンスジャッジというルールも 『Red Bull Dance Your Style』の特徴ですが、何か意識していたことはありますか?

一般のお客さんの方々に「ココのスキルがどうで…」みたいなマニアックなところを押し付けても分からないと思うので、ジャパンの時もワールドファイナルの時も、一番大事にしていたのは「どれだけお客さんのハートをキャッチするか」みたいな。

いつものHIPHOPのバトルの感じで、オラオラ系でいっても分からないだろうから。私はパワフルさとエナジーと、とにかく笑顔を絶やさないようにしようと思って。

そこは意識してましたね。
あまりこう、シリアスにいくというよりかは、本当に観てる全員の人がハッピーになれるくらいの感覚で行けるようにしようって思って。

Jason Halayko / Red Bull Content Pool

-過去に優勝経験のある JUSTE DEBOUT (世界的なストリートダンスバトル)のような大会とは全然違う印象になりますね。

そうですね、 JUSTE DEBOUT とかは皆がHIPHOPを知ってて、皆がダンスを観に来て、皆がジャスデブの歴史を知ってて、っていうところはあると思っていて。

でもRed Bull Dance Your Styleは曲を聴きに来てる人もいると思うし、どういう曲で誰がどんなふうに踊ってくれるんだろうとか、音楽が第一にあるという所が大きいと思うので。

だからあんまり音楽と反した踊りはしたくないし、皆がやっぱり「この曲でそのダンスなら納得」って思えるダンスが出来たら良いなって思いますね。

Tomislav Moze / Red Bull Content Pool

-ここまでの話を聞いていると、MAiKAさんがすごく 『Red Bull Dance Your Style』 にナチュラルにフィットしている印象があります。

自分のダンススタイル自体があんまりがっつりHIPHOPって訳でもないし、私は私の踊り方があって。
別に、自分もこってりしたHIPHOPの曲だけが好きなんじゃなくて、色んな曲が好きやから。
Red Bull Dance Your Styleの話が来た時は、私は「すごい自分に合ったバトルだな」ってめっちゃ思ってて。

いつもストリートダンスバトルだと、出る前に結構緊張するんですけど、Red Bull Dance Your Styleに出る時は緊張よりワクワクでしかなくて!モチベーション上がりまくりの良い大会です。自分にとっては。

今まで自分が好きで聴いてきた曲だったり、気楽に「イェーイ」ってやってきたダンスがこんな大きい場所で、 良かったら良いでオーディエンスに評価されて、「このバトル、めっちゃ良いやん」って思ってワクワクしています(笑)

Little Shao / Red Bull Content Pool

―『Red Bull Dance Your Style』が一般層にダンスを広げるきっかけになりそうですか?

ストリートダンスにおいてHIPHOPとか深堀りしたような音楽だと、みんなが真似できないと思うんですよ。

今って、TikTokが流行っていたりして、何かの曲で皆で同じ振り付けをして、それを真似をして踊って撮ってSNSにアップする、というのが流行っている時代だと思うんですけど。

Red Bull Dance Your Styleは、有名な曲でプロのダンサーがフリーで踊るからこそ、振付とは違った本当のダンサーの力が観れて「すごい!」って言ってくれるんじゃないかなと思っていて。

誰かの振り付けがあるから踊れるじゃなくて「有名な曲で、誰もが知っている曲で、自分の感性で踊るからこそのストリートダンサーの強み」を、一般の方にも分かってもらえるんじゃないかと思っていますかね。

Tomislav Moze / Red Bull Content Pool

-普段の練習でもフリースタイルで踊ったり、ジャンルレスに音楽を聴いたりしますか?

プライベートでも音楽はかけるんですけど、練習とかガッツリHIPHOPについて考える時はもちろんHIHOPをしっかり聴いたり、HIPHOPをしっかり踊って練習するみたいなのはやっています。

ただ、常に聴いているのはHIPHOPオンリーじゃないというか。
私はどっちかって言ったらFUNKの方が好きだし、聴いてて落ち着けるから好きやし、ハッピーになれるから結構聴きますね。

-そういう部分がフリースタイルなダンスに繋がっていそうですね

そうだと思うし、そこが私の強みだと思います。

Tomislav Moze / Red Bull Content Pool

―過去の『Red Bull Dance Your Style』でダンサーとして成長出来たことはありましたか?

今まで、一般の方々に向けてダンスをするってあまりなかったので、まずそこは新鮮な経験だったのと。

ストリートダンス界にいたら、ダンスをしている人がイベントを観に来たりすることがほとんどなので、そうじゃない層のお客さんに向けて、どう踊るかっていうことを考えたり、踊ってみた時に「あ、これって伝わるんだ!」とか、初めて観る人達の前で踊ったときならではの気づきがありました。

普段はなかなか得ることが出来ない、客観的な感想やコメントもあって、いろいろな気づきを貰って幅が広がると思いました。

Little Shao / Red Bull Content Pool

-『Red Bull Dance Your Style』がモチベーションや楽しみになっていそうですね!

そうです!
なんやったら年に一回のお祭りみたいな感覚を持っていて、常に呼んで欲しいくらいです(笑)
周りにはあまり言っていないけど、本当に楽しみにしてるんですよ(笑)

-他に今目標にしていることはありますか?

本当は、もっと海外のバトルに出て、いろんな人に名前を知ってもらって、自分から挑戦もしつつ、周りからも「もっとMAIKAのダンスが観たい」って、言ってもらえるようになりたいなって思っています。

今は大会やイベントが限られていますけど、どんな大会でも私は出に行こうと思ってるし、出にいかないとダンサーとして名前も知って貰えないし、観てもらえる機会が無いから。
規模は関係ないし、国内外も関係なしに挑戦はし続けようって思っています。

あと、今年の目標としては、自分の生徒と一緒にコンテストも出たりとかしてるので、自分がやってきたり、教えてきたダンスをレペゼンしたいとも思っています。

Photo by Kazuki Murata

海外の活躍しているダンサーを見ても、勝ち負けだけじゃなくて、ちゃんと自分のダンスをレペゼンしている人が評価されていて、もちろん勝ち負けにはこだわるんですけど、今の期間にしっかり自分のスタイルやレペゼン出来るダンスを磨く、ということも考えていますね。

なので最近は、1番が「自分のダンス」2番が「結果」にしようかなって考えにもなりました。

Tomislav Moze / Red Bull Content Pool

―今年のJAPAN FINALへ向けての意気込みを教えてください。

私はすごく音楽が好きで、表情とか体の中に抑え込まれへんくらい曲が好きで、音楽が好きで「楽しい!」ってなるんですよね。
踊りを見て欲しいよりかは、一曲一曲の自分の感受性を見て欲しいなと思います。

音楽に対しての表現の仕方だったりとか、感じ方だったりとか「うわぁ、めっちゃMAiKAちゃん楽しそう」って思ってもらえるだけで十分です!

本当にダンスが好きで、音楽が好きなので、その愛に溢れたエナジーを見に来てください(笑)

Photo by Kazuki Murata

でも、今回の出場者を知った時に『メンバー濃過ぎやろ』とも思ったんですよね(笑)「いやいやいや…」みたいな。

今まで出てきたダンサーの人たちも、もちろん凄い人たちばっかりやったけど「確実に出場者のレベルちょっとずつ上がっていってるやん(笑)」って。

だから、普段のストリートダンスバトルでも戦う人たちが集まった印象はあって、その場の空気感も含めて一段と楽しめそうです。

あとは、個人的にHIPHOPの先輩らとヒットチャートで「遊べる、共有しあえる、戦える」っていうのは凄いレアだと思うので、それは楽しみにしたいなと思ってます。

―そこで ブラック・アイド・ピーズ(The Black Eyed Peas) が流れてほしいですね!(笑)

サイコー!

Photo by Kazuki Murata

Red Bull Dance Your Style2021ジャパンファイナル開催概要

日時:7月17日(土)15:00~18:00(予定、開場14:00)
会場:イベントホールスカラエスパシオ
住所:福岡県福岡市中央区渡辺通4丁目8−28F.TビルB2
出場:招待ダンサー16名
観覧:公式サイトをチェック
備考:優勝者は12月に開催されるWorld Finalへの出場を賭けたPre-Finalへの切符を獲得。公衆衛生の状況によりスケジュールが変更又は中止となる場合があります。新型コロナウイルス感染拡大防止については、ウェブサイトをご覧下さい。
大会当日はAbema TVでの配信も実施!※下部にリンクあり


Text & Interview by Shin Akiyama

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