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BBOY TOAが語る「Keep my Style」

2022.12.15
text by 橋田 樹台 / photo by AYATO.

京都を中心に世界の舞台でも活躍するブレイキンCREW、BodyCarnivalに所属するBBOY TOA。近年では国内のみならず海外のバトルでの活躍も目覚ましく、ブレイキンの日本代表強化選手にも指定されている。
今回はBBOY TOAがダンスを始めたキッカケから現在の活動、自身のCREWに懸ける想いなどをインタビュー。世代を代表するBBOY TOAが原点から振り返り、自身が貫くスタイルついて語った。BBOY TOAが考えるオリジナリティ、そして「人とは違う自分らしさ」とは?

ブレイキンとの出会い

最初にダンスに出会ったキッカケを教えてください

TOA:以下 T:母が昔からダンスが好きだったり、父もDJ機材を持っていたり昔からそういったカルチャーに触れることは多くありました。そこで母に「ダンスやってみたら」と言われた時にやってみようと思い、小学6年生の時に始めました。

そこからブレイキンを始めたキッカケを教えてください

T:僕はブレイキンを始める前に元々1年間HIPHOPダンスをやっていたんですけど、あまりシックリきていなかったんです。そんな中、あるとき地元のデパートの空きスペースを使ったダンスレッスンをやっていて、たまたま「一撃(ブレイキンのCREW)」のKatsuさんがレッスンをしていました。そこに興味を持ってレッスンを受けたのがキッカケでブレイキンを始めました。

師匠のレッスンで培ったオリジナリティ

TOAさんは自身のブレイキンでこだわっているところはありますか?

T:先程も話した僕の最初の先生のKatsuさんのレッスンで「最初から正解じゃ駄目だ」「正解はないし、人と違うことに価値がある」という教えの下、ブレイキンをやってきたので、いまレッスンを卒業してからもそのスタンスは変わらずにやっています。

僕が所属するCREW、BodyCarnival のメンバーも一人一人個性が強いのでオリジナル性や個性の大切さも教えてもらったりしています。
とはいえブレイキンの枠を外れ過ぎないことは意識しています。そこでブレイキンのカッコよさと自分のオリジナリティをミックスさせることを自分のこだわりとして意識しています。

TOAさんのダンスはどういったものからインスピレーションを受けていますか?

T:他のダンスジャンルや、もちろんブレイキンの動画を見てインスピレーションをもらうこともあれば、演劇やアニメからもインスピレーションを受けたりします。特に僕は「キャッチ―さ」を大事にしていて、ムーブの中において抜きの部分で遊びを入れる感覚で踊ったりします。

また「生き物」からもインスピレーションを受けます。昔はレッスンで「魚を表現してみよう」とか動物に例えて踊るレッスンがあったので、色んなところからインスピレーションを受けようとする感覚は、普通にブレイキンを始めた子より、比較的広いと思っています。

「自分に勝つのが大前提、そのうえでバトルを楽しみたい」

TOAさん自身はバトルに挑む際に意識していることはありますか?

T:練習してきたことを出すのも大事ですけど、本番は一回しかないので練習以上のものを出そうと思ってやっています。替えの効かない本番にどういうメンタリティーで挑んだら良いのか、ここ数年結構考えています。

また、ふつふつと気持ちが盛り上がったりバチバチなバトルでライブ感が出せるような踊りが出来た時には「楽しさ」を感じます。
バトル特有の掛け合いもその人とのバックボーンもあったりして変わってくるので、バトルでのライブ感は大事にしています。

バトルで特に相手を倒そうという気持ちの中で意識することはありますか

T:もちろんバトルの時は勝ちたい、倒したいと思いながらやりますが、そもそも自分に勝った状況から相手との戦いになると僕は思っているのでまずは自分に負けないようにしています。

もちろん緊張したり、対戦相手によっては委縮して様子がおかしくなることとか、今までもたくさんありました。そこから経験値を重ねるに連れて、大きな大会や思い入れのある相手とバトルする時でも自分をコントロール出来るようになってきました。

「自分とCREW、両方をレペゼンしてステージに立つ」

CREWバトルとソロバトルの時で分けて意識することはありますか

T:僕はどっちのバトルに出る時にもCREW・個人両方のレペゼン※¹にもなると思っています。
※¹「represent」の省略・短縮表現。represent は「代表する」といった意味

CREWバトルの時はチームとして出るのでもちろん一丸になって挑むのですが、その中でも「自分が一番かましてやろう」と思うし、自分が勝負を決められるような人になろうという気持ちでやっています。
自分が信用するチームメイトや仲間のムーブを応援できたりするので、CREWバトルにはその楽しさもあると思います。

逆にソロだと自分自身をレペゼンする気持ちで出ますし、CREWも個人も両方レペゼンしたいという気持ちが強いです。
両方が自分の中でリンクしているといいなと思いますね。TOAっていう名前が出ても「BodyCarnival の人だ」ってなって欲しいし、でもそこに実力がなければ自分のCREWに甘えていることになるので、ちゃんと個人力もあると同時にチームも引っ張れる存在になりたいなっていうのは昔から意識しています。

個人としてもCREWを引っ張っていこうという意識を大切にしているんですね

T:それはやはり大切な力だと思っています。今、ソロバトルでは、国内の大きな大会でもある程度は戦えるようになってきたのかなって思います。そこはBodyCarnivalに入ってから6~7年間でいい調子にきている感じです。でも世界を見るともっと広いし、日本のシーンと海外のシーンではスタイルなどがやっぱり違うと感じています。

この状態で満足しているようじゃまだまだ世界では勝てないし、ちゃんと個人力も付けて、世界でCREWバトルに出てもチームを引っ張れるようになるために意識していきたいと思います。

去年はフランスのCREWバトルに出て優勝して自信にもなったり、昔のBodyCarnivalの良い所と今の若手の良いところをいい感じにミックスし始めているので、ここから次に行くためには個人技も高めつつ、チームとしての武器を共有しながらやっていきたいです。って自分で言ってて果てしない道のりですね(笑)。

海外の舞台で感じた大きな壁

最近では海外のソロバトルでの活躍も見受けられますが手応えは感じていますか

T:昨年末に初めて世界選手権に出て、それからも何回かバトルに出る機会がありました。予選には通って本戦のトーナメントに入るようにはなってきてるんですが、やはり世界のトップは全然レベルが違うんですよね。そのトップのBBOYに勝たないと上に上がれないんだという壁を感じながらも、どうやったら勝てるのかというのは常に考えています。

でも僕はいま海外のトップクラスの大会ばかりに出場していて、海外でもローカルのイベントや中規模くらいのイベントもあったりするので、来年はそういうバトルにも挑戦できたらいいなって思います。小さな経験値を積んで大きくして、それを大きな大会で実らせるのも良いと思うので、そういった挑戦の仕方もしていこうと思っています。

今ご自身の中で課題として挙げていることはありますか

T:僕はスキルとかパワームーブの部分は日本人の中でも高くないと思っています。今はKIDSの子たちが凄いパワームーブが上手かったり身体能力が高かったりするし、時代的にもパワームーブはレベルが上がっているので、そこは必須なのかなと思います。

オリンピック関連のバトルではラウンド数もこなすし、体力がないとそもそも話にならないレベルになってきているので、そこは意識してやっていくべき部分です。今僕は24歳なんですが、「今やらなかったら上がらない」という気持ちでフィジカル面にも取り組んでいます。

逆にそうじゃない部分だと自分らしさやクリエイティビティの面では海外の舞台でも戦えていると思っています。もちろんそこを伸ばし続けるのも凄い大事だと思うのですが、その一つを伸ばし続けても勝てないのは分かっているので、自分の良いところは前面に押し出しながらも課題と向き合っていきたいです。

実際にモトローラのスマートフォンを使ってみて

実際にモトローラのスマートフォンを使ってみた感想を教えてください。

T:端末の反応がよくて、操作にストレスがないですね。しかも、驚いたのはmoto/ジェスチャー。携帯を振るだけでライトが点くし、手首をひねればカメラが起動する。こんなスマホ、他にないですよね。特に僕らパフォーマーにとって、カメラをボタン操作しないでも起動できるのって、すごくありがたい機能です。

「あの瞬間を撮り逃した!」ってなることがないのでそれは僕に限らず一般の人にとっても嬉しい機能だと思うし、本当にmoto/ジェスチャーの機能はとても気に入っています。

ダンスのシーンでもカメラは必須ですよね

T:ダンサーにとってカメラ・映像は練習の記録を残すことなどにおいて必要不可欠です。踊ってる自分を客観的に見ることはかなり大事だと思うので、BBOYやダンサーの人には嬉しい機能だと思います。

TOAさんが考えるモトローラのブランドイメージを教えてください

T:実は、僕は今回ご一緒するまでモトローラを知らなかったんです。で、今日のインタビューの前に両親に話したら、父親も、祖父もみんな知っていて、「ガラケー時代に日本でもすごくかっこいい携帯で有名だったんだぞ!」って、モトローラさんとお仕事できるなんて光栄なんだから、「失礼の無いようやってこい!」って檄を飛ばされました(笑)

端末のカッコよさもそうですし、ロゴもカッコいいんですが個人的には「人とは違う自分らしさ」みたいなテーマが、携帯の機能面にも出ているなと思いました。ダンサーもダンススタイルにその人のキャラクターが出てくるので、そこは共通するところがあると思います。

ダンサーは自己主張が強くてナンボみたいなところもあるし、僕も個性やオリジナリティを大事にしているので、そこに関してモトローラと親近感みたいなものを感じました。あと、SIMカードを挿し替えるだけでどこの国でも使えるっていうのも、海外遠征の時などにすごく助かります。今回、moto/ジェスチャーを取り入れたダンスにチャレンジさせていただき、めちゃめちゃ手に馴染んだスマホになったので、次の遠征の時は相棒として連れて行きたいと思います!(笑)

moto g52j 5G 

「6.8インチ、120Hz、フルHD+」なめらかに動く、大迫力ディスプレイ

6.8インチ:大型ウルトラワイドディスプレイが生み出すワンランク上のエンターテインメント。
120 Hz:驚くほど滑らかで、目にも優しく見やすい表示を実現します。
フルHD+:細部まで鮮明な表現を体感してください。

「5000万画素トリプルカメラシステム」暗所撮影、超広角、高画質ポートレート、マクロ撮影、深度センサーによるフォーカス調整対応

5,000万画素トリプルカメラシステムが生み出すさまざまなエクスペリエンス。薄暗い場所でも鮮明な写真、超広角のショット、プロレベルのポートレート、細部までフォーカスした接写写真も撮影できます。どのようなシーンでも、このカメラならしっかりと捉えます。

深度センサー

いつもの写真が、プロレベルのポートレートに深度センサーが自動的に背景をぼかします。撮影後にぼかしの強さを調整することもできます。

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moto/ジェスチャー

身体の動きを感知して必要な機能を素早く起動するシステム。スマートフォンを持った手首を2回ひねれば即カメラが起動するなど、「痒いところに手が届く」仕掛けが満載。身体感覚に直結するストレスフリーな操作感が癖になりそう。

■簡易ライト
2回振り下ろすとライトをON/OFFにできます

■クイックキャプチャー
手首を素早く2回ひねると、カメラ起動。さらに2回ひねるとセルフィーになります。

■スクリーンショット
スクリーンショットを撮るには3本指を少し開いて、画面の任意の場所を長押しします。

■マナーモード
電話を伏せて置くと、マナーモードがONになります。

■消音
電話を持ち上げると、着信中の着信音を消せます。

BBOY TOA プロフィール

13歳の時に一撃のKatsuの元でブレイクダンスに出逢い、18歳の時にBodyCarnivalに加入、今年24 歳の新進気鋭の若手BBOY。圧倒的な速さとキレを武器に、フットワークとフローの中にパッションを組み合わせたスタイルを持ち味としている。現在は JDSF強化指定選手として世界各国でバトルの経験も積み、様々なステージで活躍している。

出身:京都府亀岡市
生年月日:1998年9月28日
名前:俣野 斗亜(またの とあ)
CREW:BodyCarnival
JDSF 強化指定選手

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FINEPLAY編集部
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