日本で唯一のDOUBLE DUTCH CREW BATTLEをメインとする大会、「THE GOLD – king of double dutch」が12月7日(日)に京都にて開催! 超ハイレベルなCREW BATTLEを制し《 KING OF DOUBLE DUTCH 》の栄冠を掴み獲るのは一体どのチームになるのか、ぜひその目で見届けて頂きたい。
そして、THE GOLDと共に歴史を紡いできた関西学生選抜チーム” APOLLO ”, “ Lusty Nail ”がゲストショーケースで会場を盛り上げる!18年目のTHE GOLDにも要注目だ!

コンテンツ
CREW BATTLE
サークル・クラブ・スクールの意地とプライドをかけた学生限定団体対抗CREW BATTLE。今年はvol.18ということで賞金18万円!
またオーバーエイジ枠を各チーム2枠持っており、同団体出身のOB・OGでありながらプロメンバーや全国レベルでの有力選手をチームメイトに引き込むことができる!昨年度は、大阪体育大学の華縄麗が優勝し、団体として勢いを見せた大会となった。今年度はどの団体に軍配が上がるのか!

【RULE】
1st ROUND
1ムーブずつ行い、審査員がジャッジ。
2nd ROUND
1ムーブずつ行い、審査員がジャッジ。
FINAL ROUND(1st ROUNDと2nd ROUNDで勝敗がつかなかった場合)
チーム内からターナーを2人、ジャンパーを1人選出して行う「1vs1」スタイル。各団体を背負ってチーム代表者1名が最終決戦を行う。
SHOWCASE
順位のつかない自由なショーケースコンテンツ。どんなパフォーマンスもあり!好きなダブルダッチを好きな形で、豪華なステージで楽しもう!

GUEST SHOWCASE
APOLLO 18th (ダブルダッチ関西男子学生選抜チーム)

Member
NAO AKAGAMI(大阪体育大学 華縄麗)
RYU(大阪体育大学 華縄麗 )
RYO(京都産業大学 ダッチゃ)
髭 (大阪体育大学 華縄麗)
JINDAI (京都産業大学 ダッチゃ)
Lusty Nail 17th (ダブルダッチ関西女子学生選抜チーム)

Member
KIRA (大阪体育大学 華縄麗)
AOI(同志社大学 S’il Vous Plait!)
Miyu (京都産業大学 ダッチゃ)
メイ川口 (大阪体育大学 華縄麗)
NAMI (同志社大学 S’il Vous Plait!)
りなこ(立命館大学 big up treasure)
SHIHO(立命館大学 BKC Fusion of Gambit)
THE GOLDとともに歴史を紡いできたチームが今回も参戦!毎年、関西の学生選抜を昨年度メンバーが選出し、繋いできた2チーム。関西の学生最高峰を男女に分けて特別なパフォーマンスを行うことが、THE GOLDの1つの醍醐味となっている。
主催者からのメッセージ
ダブルダッチシーンにおける“クルーバトルの祭典”として、THE GOLDは18回目の開催を迎えます!ダブルダッチならではの“ルーティーン勝負”が繰り広げられるクルーバトルでは、プレイヤーたちが積み上げてきた創造性・技術・チームワークが一瞬で爆発します。ダブルダッチにおいて、ルーティーンをどれだけ持っているかは、そのまま“強さ”と“引き出しの深さ”に直結します。
THE GOLDは、そんなクルー同士がぶつかり合うその瞬間にしか体験できない熱狂と鳥肌を、真正面から感じられるイベントです!18回目の進化を遂げるTHE GOLD。今年も想像を超えるアツさを、ぜひ目撃してください!
ロビーコンテンツ
MY BOTTLE PROJECT
THE GOLDとして5回目の実施となるMYBOTTLEPROJECT。イベント時のペットボトル使用をなるべく控える為、会場内ロビー・舞台裏にウォーターステーションを設置。選手・ご来場の皆様・イベント関係者などTHE GOLDに関わる全ての皆様にマイボトルを使用して頂きペットボトルゴミ”ゼロ”を目指す。
RELEASE⇔CATCH
会場に『 古着回収BOX 』を設置。もう着なくなった練習着やまだ着れるけどもう要らないお洋服など家に眠る『着なくなった服』を持参しよう。回収した衣服は、古着として再販売、リメイクの素材として利用、循環フェス等のイベントで¥0販売、支援団体を通して寄付される。

イベント概要
日程 : 2025年12月7日(日)
時間 : OPEN 13:00 / START 13:30 / END 19:00予定
場所 : 京都市東部文化会館
料金:前売り ¥3,000 / 当日 ¥3,500
※小学生未満のチケット購入は不要ですが、その場合お席のご用意はできません。お席が必要な場合は、必ずチケットをご購入ください。
主催:THE GOLD実行委員会
協賛:京都村正、株式会社ヒューマンフォーラム『SPINNS』『循環フェス』、自家製麺 新渡月、New Life Project
企画:OVER THUMPZ関西支社
協力:特定非営利活動法人 日本ジャンプロープ連合京都府支部
SPECIAL EDITION
FINEPLAYはアクションスポーツ・ストリートカルチャーに特化した総合ニュースメディアです。2013年9月より運営を開始し、世界中のサーフィン、ダンス、ウェイクボード、スケートボード、スノーボード、クライミング、パルクール、フリースタイルなどストリート・アクションスポーツを中心としたアスリート・プロダクト・イベント・カルチャー情報を提供しています。
アクションスポーツ・ストリートカルチャーの映像コンテンツやニュースを通して、ストリート・アクションスポーツの魅力を沢山の人へ伝えていきます。
●今日 ○イベント開催日
-
[PR] dance「何を着るかは、どう生きるか」プロダンサー1chがTimberlandと魅せるのは、何にも縛られない自分のリアル剥き出しのスタイル2026.03.09日本のみならず海外でもグローバルに活動し、現在はD.LEAGUEのステージでも活躍するプロダンサー1ch。KRUMP・POPPIN・HIP HOPなどの枠を超え、ジャンルに囚われない「1ch」という独自のスタイルを追求する彼にとって、ダンスとファッションは「今の自分のリアルを包み隠さず出す表現の場」だという。一瞬の直感や熱を表現し続けている彼は、ファッションとは自分のスタイルを示す「無言の自己紹介」であり「覚悟の現れ」であるとも語る。 今回は、確かな実力と独自のファッションセンスで異彩を放つ1chと、ヒップホップカルチャーにおいてワークブーツ本来の無骨さと高品質がニューヨークのラッパーやダンサーたちに支持され、ストリートスタイルのアイコンとして定着したブランドでもあるTimberlandが、プロドラマーの仁志(ひさし)を交えて映像作品にて共演。 なお本インタビューでは、長年Timberlandを愛用している1chに、実際に新作である 【Timberland 25】6インチブーツ を着用した感想をはじめ、彼のライフスタイルに直結したファッションのこだわり、ダンスとファッションの関係性、そして彼が大事にしている自分自身のスタイルのあり方、また彼が目指している「1chという存在そのものがスタイルになる」という夢について、1chの今のリアルな気持ちの部分に迫った。 1ch (以下:I ) ダンスもファッションもジャンルに囚われない「1ch」という自分自身のオリジナルを表現するスタイル ― 唯一無二のオシャレさが特徴的な1chさんですが、普段ファッションでこだわってる部分について聞かせてもらえますか?I:一番は自分の体型にあったサイズ感だったり、それこそ他の人にはない唯一無二の雰囲気が出せるような組み合わせでアイテムを合わせるようにしています。 そのためにもジャンルは問わず色々なファッションを選ぶようにしていて、例えばストリートファッションの要素を、アメカジやジェンダーレス系のファッションにも取り入れることで「これ意外と合うんじゃね?!」みたいな発見を普段から模索しています。そういった部分からも特定のファッションジャンルへ絞らずに、ファッション全体を幅広く見て「このファッションの組み合わせだったら自分にはこのアイテムが合いそうだな」というのを考えながら日々ファッションを楽しんでいます。 ― ちなみにダンスの時のファッションは日常使いのものとの違いはありますか?I:ありますね。単純に一言で表すと「動きやすさと自由さ」で違いがあると思います。ダンスの時はとにかく動きやすさを重視していますし、普段のファッションの時は自由さを一番にして着ているという感じです。もちろんダンスの時の服装もジャンルに囚われないようにできるだけ自由度を高めにすることは意識しているのですが、やっぱり踊るとなるとパフォーマンスが絶対落ちないようにすることが重要なので、 ダンスの時のファッションは1番に動きやすさ、2番目にオシャレさという順でスタイリングしています。 ― そのような自分のファッションがダンススタイルとリンクしている部分もあるのでしょうか?I:やっぱりダンスもファッションと一緒で「ジャンルに囚われない」ことを意識しているのでその部分がリンクしていると思います。 僕のバックグラウンドとしてはKRUMP・POPPIN・HIP HOPというジャンルがあるものの、「このジャンルのダンスをしている」という感覚ではなく、「1ch」っていう僕だけのスタイルでジャンルに囚われずに自由に踊るようにしています。 そういう面でもファッションのスタイルも同じで、この系統が好きというよりは自分自身を表現したいので、色々なものを見ていく中で自分にうまく溶け込んだ、どのジャンルにも囚われてないスタイルという部分がダンスにも通ずるところかなと思っています。 ― 何にも囚われない自由なファッションスタイルを体現されている1chさんですが、それぞれの服装をどういう風に選んでいるのかを聞かせて欲しいです。I:その時々の服の選び方に関しては大きく2つに分けられると思います。ダンスの時は「1ch」というダンサーを最大限表現するための服装選びで、自分のダンスは特に音の質感を表現するスタイルなので、 KRUMPの要素として腕を大きく振ったり、またPOPの要素として胸を弾いたりすることが多い中でそういった動きの邪魔をしない服でかつシルエットも良いという部分を重視しながら、ダンスの質感として重さや存在感を見せられるように、ファッションも踊りの一部として捉えて選んでいます。普段の服装選びはダンス以外の自分の性格やライフスタイル、またその時の気分を映すものというところを意識しています。単純に言うとダンスの時は「戦う自分」で、ダンス以外の時は「日常を生きている自分」というコンセプトで服装を選んでいます。 ― ダンスや日常に限らず、ファッションは足元も大事な部分だと思いますが、スニーカーやブーツなどの靴はどういう風に選んでいらっしゃいますか?I:これはダンスと日常で被る部分も大きいかなと思うのですが、基本的に履き心地と踊りやすさはマストで選んでいて、あとは自分の服装を際立たせるようなデザインを重視しているので、その3つの要素が靴選びにおいて意識しているところだと思います。 「ティンバーなのに、ヘビーじゃない」【Timberland 25】6インチブーツを履いて魅せたいのは、重厚感を感じさせる軽やかなストンプ ― 1chさんも普段から好きで履かれているTimberlandですが、改めてこのブランドのイメージを聞かせてください。I:一言で言うと、ストリートカルチャーに愛されてファッションに昇華したブランドというのが僕の印象です。どんなシーンでも使われているイメージがあって、かつどのような服にもすごい溶け込んでいて、それでいて存在感があってカッコいいブランドですね。定番のイエローブーツは小学6年生か中学1年生の時に、ダンスの先生や周りのダンサーの子も履いているのを見て、親に買ってもらってからずっと買い替えてはファッションで合わせたり長年履いていますね。 ― 【Timberland 25】6インチブーツを実際に履いてみた正直な感想を聞かせてください。I:とにかくめっちゃ軽くてびっくりしたのが第一印象で、その軽さもあって動きやすいので非の打ち所がないブーツだなと感じました。今回私服でTimberlandのオリジナルのイエローブーツを履いてきたこともあって、実際に履き比べしてみたのですが本当に軽すぎてびっくりしました。見た目は重厚感があってずっしりしているのにこんなに動きやすいというのは、履き比べしてみて面白かったです。 ― ちなみにこのTimberland 25を普段どのようなファッションで合わせてみたいというイメージは湧きましたか?I:今回のTimberland 25の一足で存在感がありますし、かなり土台がしっかりしているイメージがあるので何でも合いそうなのですが、僕的にはモード系やラグジュアリーブランドに合わせて、外しのアイテムとして組み合わせてスタイリングしてみたいと思っています。 ― ダンスの観点からも聞いてみたいのですが、この軽くて動きやすいのが特徴のTimberland 25でどのようなムーブをしてみたいですか?I:今回の撮影ではKRUMPを主に踊ったのですが、ストンプという踏んだりする動きは重厚感のある質感を出せましたし、軽くてすごい動きやすいので、今回セッションしたドラマーさんのドラムの音に合わせて、足を高速でバババっと動かしたりとかそういう軽い動きがすごいやりやすかったので、今後も重そうに見える動きも軽くこなしてインパクトのあるムーブを見せていきたいと思います。 【Timberland 25】6インチブーツ ― Timberlandブランドが大切にしてる言葉に「常識を破る」、「大胆」、「スタイリッシュ」があるのですが、この言葉を自分のことに置き換えた時にどのようにリンクしますか?I:僕にとって「常識を破る」は「ジャンルに縛られないこと」かなと思っていて、POPPINとHIPHOPとKRUMPを混ぜてダンスしてみたりとか、「ダンサーなのにこういう服を着るんだ」みたいなところを意識して、普段生活したり踊ったりしているのでそういう部分が通ずるかなと思います。 「大胆」に関しては勝ちに行く姿勢や中途半端にやらないという「ストイックな精神」で取り組んでいる部分ですかね。 D.LEAGUEやダンスバトルなどの勝負するコンペティションでも、ファッションをスタイリングする時でも、とにかく振り切ることを意識しているので、自分のそういう部分が大胆という言葉にリンクしていると感じますね。そして「スタイリッシュ」に関しては、ファッションにおいて僕自身が流行ではなく似合うかどうかを重視するという自分の哲学を持っているので、そういう自分のスタイルがTimberlandのスタイリッシュさにもリンクしていると思います。 スペシャルムービー:プロダンサー1ch x プロドラマー仁志 with Timberland25 ― 今回「ダンサー x ドラマー」というスペシャルセッションをしてみた感想を聞かせてください。I:めっちゃ楽しかったです。普段既存の曲で踊る感覚と全く別物というか、本当にもう2人で踊っているような感覚でした。ドラマーの仁志さんは踊っていないのですが、彼が生で音楽を奏でているのが人と踊り合ってる感覚に近かったというか、臨場感があってすごい熱気を感じながら、バイブス感じながら踊る感じがとても楽しかったです。仁志 (以下:H):僕は結構ダンサーの友達が多いこともあって、よくこういう風にセッションしているんですけど、今回の1chくんはKRUMPだから「バーン!」という力強いノリが噛み合っている感じがしてすごい楽しかったです。 ― 1chさんにお聞きしたいのですが、既存の音楽とは別物ということでしたが、ドラマーさんの生音の感じ方にはどんな違いがありましたか?I:やっぱりすぐそこに音がある分、音の強さに自分のダンスが持っていかれやすい感覚があったので、音に負けないように気持ちを入れてもう一段階ギアを上げて踊る感じで、いつもと気持ちの入れ方はかなり違いました。ただ生音の方が音楽に乗ってる感じがしましたね。 ― 一方で仁志さんにお伺いしたいのですが、1chさんのダンスにドラマーとして親和性を感じる部分はありましたか?H:実はKRUMPERとセッションするのは今回初めてだったのですが、トラッピーなビートっていうかこのキックの音にドンって体重乗っけてくれる感じが、ドラマーの行きたいところで行ってくれる感じで似ている部分だなと思いました。いつもだと間の取り方とかがなんか違うなって思うこともあるんですけど、今回は体が沈み込むタイミングが似ている感じがしました。また今回、1chくんとペアで一緒に履かせてもらったTimberland 25がとても軽くて、ほどよくあの体重も乗ってくれるからキックのバスドラムも踏みやすくて、すごいスニーカーライクな一足だなと思いました。僕はバイクにドラムを積んでストリートに行ったりもするんですが、バイクに乗ってても足を守れるし本当に色々なところに履いていける良い靴だなと感じます。 ファッションはダンサーの武器となる「無言の自己紹介」 ― ダンスを含めて自己表現におけるファッションの役割はどう感じますか?I:個人的にダンサーにとってファッションの役割は一言で言うと「無言の自己紹介」です。 ファッションって踊る前からその人のスタイルを伝えられるツールで、自分の世界観を視覚で見せるのが服だと思います。そういう意味でもダンサーにとっては服は武器になると思うので、それがダンスにおけるファッションの役割だと思っています。 ― ちなみに自分のファッションに対してのインスピレーションはどういうところから受けていますか?I:結構普段から街中で人のファッションを見ていることが多くて、オシャレな人はもちろんのこと、おじいちゃんおばあちゃんだったり色々な人のファッションを頭から足元まで見て「あ、この合わせ方おもしろいな」とか「俺だったらこの人の組み合わせ方、こう変換したらもっとオシャレに着こなせるかな?」という風に常にアイデアを巡らせたり、街に結構色々な人がいるのでそういう人のファッションは見るようにしていますね。 あとはダンサーではないのですが、お笑い芸人の四千頭身の都築拓紀さんっていう方の服の組み合わせがおもしろいのでその方からすごいインスピレーション受けたり、あと俳優の菅田将暉さんもとてもオシャレなので参考にしています。でも本当に色々な人がそれぞれの感性を持っているので、それを見て自分なりにどう落とし込んでいくのかをすごい大事にしながら普段ファッションしているので、老若男女・年齢性別・職業問わずそれこそジャンルレスでとにかく色々な人を見てインスピレーションをもらっている感じですね。 ― ダンスとファッションを含めて、自分のジャンルに囚われないスタイルを意識し始めたのはいつ頃からですか?I:割と最近ではあるのですが、3年前に上京してきてD.LEAGUEのステージに立ち始めたタイミングだと思います。 初年度のD.LEAGUE Season 1を見ていてめちゃくちゃ衝撃を受けて、世の中にはめっちゃ上手いダンサーがこんなにいるんだなと思うようになりました。翌年のSeason 2からステージに立たせてもらえることが決まった中で、誰かの真似やジャンルに囚われていたら強豪ばかりのトップダンサーたちの中で目立てないことに気づきました。 それからD.LEAGUEに入る前にそこを振り切って「ジャンルに囚われない自分のスタイルを見つけること」を決めました。ダンスやファッションの感覚も含めて、選手として目立つためには頭1個抜けてないと注目されないなと思えたことが自分だけのスタイルを磨くことを決めたきっかけですね。まあ元から服だったりファッションは好きだったのですが、そのタイミングから更にブーストがかかった感覚があります。 ― 今後、シーンやカルチャーにおけるダンスとファッションの関係はどう変化していくと思われますか?I:ダンスとファッションはもっと融合していくと思っています。今後新しいダンスジャンルが誕生したり音の種類が増えていくことがある中で、その時に新しいファッションジャンルも生まれるような気がしています。例えば、今あるグランジファッションというものは、グランジロックという音楽ジャンルができた時に歌手のカート・コバーンがやってた服装がそのままファッションになったものなので、今後そういう風にダンスとも色々な音楽だったりが融合していって増えていくんじゃないかなと思ってますし、カート・コバーンのようなそういったジャンルの第一人者になりたいなと思っています。 ― 今後ファッションを通して挑戦してみたいこともあったりしますか?I:まだ具体的に決まってはいないのですが、やっぱり服が大好きなので自分のアパレルブランドを立ち上げたいと思っているので僕のファッションを通じた活動も注目してもらいたいです。 何を着るかはどう生きるか。1chという存在自体が“スタイル”になる未来へ ― 今後の目標や夢について聞かせてもらえますか?I:「1ch」というダンサーとしての側面だけではなく、人間性を含めて僕の存在がスタイルとして認められることがひとつの夢ですね。 ゆくゆくは自分のファッションブランドを立ち上げて世の中の人たちにたくさん着てもらったりとか、あとは「1chっていうダンサー知ってる?」みたいな形で巷でめっちゃ有名になって、「あの人カッコいいよね!」って言われるようになったら良いなと思いますし、一人の人間としてカッコいい存在になりたいなと思ってます。 ― 改めて1chさんにとってファッションとは何かを聞かせてもらえますか?I:一言で言うと「覚悟の現れ」みたいな感じです。 個人的には何を着るかはどう生きるかみたいなことと同じなのかなととても思っているのでファッションは自分の覚悟の象徴ですね。 ― ダンスとファッションが好きな人たちに向けて、1chさんから「自分のスタイルを見つけるために大事なこと」を一つ挙げるとしたら何を伝えたいですか?I:一つだけ挙げるとしたら「自分の違和感を信じること」ですかね。 自分の中で周りと比べたりした時に「なんかちょっと変かも?」と思ったら、それがすごい個性になることもあると思っているので、自分の違和感を信じることがすごく大切かなと思います。 最初は直感的に少しネガティブに感じる部分もあると思いますが、それを突き通してみると自分のスタイルになっていって意外と良かったりもするので。例えばファッションでいうと、メガネとかキャップでもかけ続けると馴染んできたり、ちょっと変な形であっても他のものと組み合わせて着ることでカッコいいファッションになったりもするので、まずは自分から生まれた違和感を信じてスタイルを見つけていくことも良い方法かなと思います。 ― 最後に、1chさんにとってダンスやファッションを含めて自分のスタイルとは何ですか?I:自分の中ではダンスもファッションも「考えるより先に来る感覚」を一番信じているので、その一瞬一瞬で感じた熱や違和感を自分のダンスや服でアウトプットすることを常に意識しています。そういう意味では僕のスタイルは「今の自分のリアルを包み隠さず出す」ことなので、昔の自分のスタイルも未来の自分のスタイルもひっくるめて自分のスタイルですし、本当の意味で何にも囚われず、いまの自分の“リアル”な姿を体現することが「1ch」のスタイルです。 Timberland 「ティンバーなのに、ヘビーじゃない」 【Timberland 25】6インチブーツ “【Timberland 25】6インチブーツ” は、半世紀以上前に登場した“オリジナル イエローブーツ”のアイコニックなシルエットやクラフツマンシップを受け継ぎながら、より軽やかさを求める現代のライフスタイルに合わせて、従来モデルから25%もの軽量化を実現しました。アクティブに動く日常においても、踏み出した瞬間からライトな1歩と快適な履き心地を提供するデイリーユースに最適なブーツに仕上げました。 1ch プロフィール 1999年11月9日生まれ、広島県出身。11歳の時にダンスに出会う。その後広島のダンススタジオ、STUDIO FLEX でインストラクターをしながら、日本全国で様々なバトルでの受賞、ショーケースやワークショップなども行い、日本のみならず海外でのワークショップやジャッジなども務め、グローバルに活動している。世界最高峰のストリートダンスコンテスト"JAPAN DANCE DELIGHT vol.24”にて歴代史上最年少ファイナリストとして出場した経験を持つ。現在はD.LEAGUEダンスチーム「CyberAgent Legit」のメンバーとして、またダンスインストラクターの活動を中心に、ダンサー以外ではビートメイクやDJなどクリエイティブな活動の幅を広げている。
-
others日本最大級のドローンショーやアーバンスポーツコンテンツが渋谷・代々木公園に新たな風を吹き込んだ「DG New Context Festival 2026」イベントレポート2026.02.182026年2月14日、バレンタインデーの日に渋谷・代々木公園にて“技術×文化×都市”を一体化した社会実装フェス「DG New Context Festival 2026」が開催された。本イベントでは渋谷・代々木公園上空のドローンショー「DIG SHIBUYA 2026 / Digital Garage DRONE SHOW “Earthshot”」をはじめ、デジタルガレージによる新音楽レーベル「Studio Garage」ローンチイベントとした音楽ライブ、そしてアーバンスポーツイベントなど、都市・企業・個人・カルチャーが混じり合うコンテンツを展開。一日を通して多くの観客が会場に足を運び、様々なコンテンツを五感で楽しんだ。下記はイベント当日の各コンテンツのハイライトレポートである。 アーバンスポーツと和の表現が融合したスペシャルショーケースが見せたカルチャーの新たな可能性 YOKOHAMA MONKEYSのパルクールショーケース 本イベントの「CROSSING FORCES=交差する瞬間を可視化し、都市から社会へのムーブメントを創造する」というコンセプトの元、グローバルなストリートカルチャーと日本の伝統文化が融合したこれまでにない新たな文化体験を創出したアーバンスポーツコンテンツ。今回はストリートダンス、BMX、パルクールといった世界的に広がるアーバンスポーツを和楽器など「和」の表現と掛け合わせて、ここ渋谷の代々木公園から世界に発信し、アーバンスポーツが文化と技術、人と人をつなぎ、境界を越えて社会へ広がる”力”へと変わっていく第一歩を踏み出す一日となった。 Valuence INFINITIES Valuence INFINITIES BREAKIN'、HIPHOP、そしてHOUSEなど各ジャンルの精鋭を集め、その融合を得意とする唯一無二のD.LEAGUEチームであるValuence INFINITIES。チーム活動以外でも国内外問わずダンス主要大会での入賞・タイトル取得の実績を持つ彼ら。今回はチームからSEIYA、MAKO、RYOGA、HARUYA、REN、TATSUKIの6名が参加。代々木公園の野外ステージで行われた今回のショーケースでは、阿波おどり振興協会の「匠」という曲に合わせた和のテイストを融合したストリートダンスで登場すると自己紹介の後には、2024-2025シーズンのRound8で披露したパフォーマンスなどを披露。BREAKIN'、HIPHOP、HOUSEといったダンサー各々が得意とするジャンルを見せるソロパフォーマンスと、全員が息を合わせて行うシンクロパフォーマンスなどプロリーグのダンスを披露し観客を魅了。本イベントのオープニングアクトして会場を盛り上げた。 Valuence INFINITIES Nao Yoshida & KAMiHiTOE Nao Yoshida & 柴田雅人(KAMiHiTOE) アーバンスポーツと伝統文化を融合させたスペシャルパフォーマンスとして次に登場したのは、BMX FLATLANDを「アート」へと昇華させ、シルク・ドゥ・ソレイユなど世界を舞台に活躍する吉田尚生(NAO)と、津軽三味線とヒューマンビートボックスの「日本一」が融合したユニットKAMiHiTOE(TATSUYA & 柴田雅人)によるコラボレーション。津軽三味線とヒューマンビートボックスが作り出す聴覚を揺さぶる和のビートと、視覚を刺激するBMXのパフォーマンスが前例の無い未体験のエンターテインメントとして観客の目を奪った。今回、一際観客を注目を浴びたのは坂本龍一の名曲「戦場のメリークリスマス」に合わせたパフォーマンス。TATSUYAと柴田雅人の二人による津軽三味線とヒューマンビートボックスという新感覚の音色で奏でられる名曲と、そこに合わせたプロBMXライダーNAOのライディングがマッチして会場のボルテージを更に引き上げた。 吉田尚生 TATSUYA(KAMiHiTOE) YOKOHAMA MONKEYS YOKOHAMA MONKEYS そしてステージを変えて、最後に登場したのはYOKOHAMA MONKEYS。10年以上カルチャーに寄り添い、パルクール×ブレイクダンスという新たなスタイルを追求する日本パルクールシーンのオピニオンリーダーであるTAISHIが率い、横浜から新しいアーバンカルチャーを発信しているチームが代々木公園の並木通りの真ん中に現れた。今回は和太鼓による生演奏に加えて、メンバーたちが背中にMonkeyを意味する「猿」の文字を入れた作務衣風のユニフォームに身を包むなど、和のテイストをふんだんに盛り込みパフォーマンスを披露。和太鼓の音色に合わせて披露されるオブスタクルややぐらを使った豪快なアクロバットの数々に観客たちは目を奪われ、代々木公園に偶然訪れた観光客や通行人も足を止めるなど多くの人々が日本最高峰のパフォーマンスに息を呑んで見届けた。 和太鼓のパフォーマンス 様々なジャンルの音楽が代々木公園を包み込み、観客を楽しませた贅沢なひと時 MIYACHIのパフォーマンス 本イベントにてローンチされた新たな音楽レーベル「Studio Garage」。本レーベルはDG New Context Festivalのテーマである「From Context to Impact ― 文脈をつなぎ、社会を動かす」を音楽領域で具体化するプロジェクトとして設立された。なお今回のローンチイベントでは代々木公園の野外ステージでアーバンスポーツショーケースと交互に披露され、ジャンルやバックグラウンドを越えて活躍するアーティストによるライブパフォーマンスが会場内を音楽の力で包み込んだ。 Ryu Matsuyama Ryu Matsuyama Ryu(Vocal, Piano)とJackson(Drum)からなる、豊かな表現力と卓越した演奏力でさまざまな方面から支持を集める二人が送る唯一無二の音楽世界が特徴的なバンド。FUJI ROCK FESTIVALをはじめ、タイや台湾などの音楽フェスにも出演し、ドラマの主題歌やテーマ曲なども手掛けるなどコンポーザーとしても活動の場を拡げている彼らが登場。Ryuの透き通る歌声とJacksonのドラムビートのハーモニーにより生み出される音楽に観客たちがしんみり聴き入る姿が印象的で、あっという間に時間が過ぎ去るくらい彼らの音楽世界に引き込まれた。 jan and naomi jan and naomi Ryu Matsuyamaの次に登場したのはjanとnaomiによるデュオであるjan and naomi。洗練されたメロディと繊細で耽美的な世界観が特徴的で、FUJI ROCK FESTIVAL出演やアジアツアーの開催、映画『Amy said』やCM音楽も手掛け幅広く活動する彼ら。彼らの持つ〈狂気的に静かな音楽〉という独自のスタイルによる儚く切ないメロディが今回も観客を魅了。静かで心地良くも、どこか心の深いところを触られるような彼らの演奏に観客は没入感を感じているように聴き入っていた。 MIYACHI MIYACHI 野外ステージの大トリとして登場したのは、SNSでもその楽曲が多く拡散され、若者を中心に幅広い世代に人気のある日本のヒップホップアーティストMIYACHI。誰でも一度でも耳にしたことがあると言っても過言では無い、人気ラッパーである彼の登場に会場には日本人だけではなく海外の観光客など多くの観客が詰めかけた。今回は人気曲である「MAINICHI」を皮切りに「MESSIN」や「CHU HI」などを披露。観客への掛け合いも行い人々を巻き込みながら会場に一体感を生み出すと、最後は彼の代表曲でもある「WAKARIMASEN」を披露し会場のボルテージを一気に引き上げた。まさに野外ステージの大トリにふさわしいパフォーマンスに、今回のコンセプトである「From Context to Impact ― 文脈をつなぎ、社会を動かす」を感じさせる時間となった。 MIYACHI DJ Time DJ TARO そして各ショーケースの間も会場を盛り上げ続けたのがDJタイム。DJタイムの前半を務めたのはDJ TARO。ローファイ/チルビートを軸に活動する新進ビートメーカーで、Spotify総再生数は600万回を突破するほど安定したストリームが特徴的な彼。TAROの楽曲はChillhop Musicの複数公式プレイリストに選出されており、それぞれのプレイリストが数百万回規模の再生数を誇る巨大チャンネルで紹介されていることもあって、今回も耳馴染みのある心地良い音楽を終始提供し続けた。 DJ FUMIELU そしてDJタイムの後半を務め、野外ステージとドローンショーの特設ステージで聴き馴染みの良いセクシーなテクノを届けたのがDJ FUMIELU。DJ FUMIELUは音楽家の池場文紀のDJ名義。『宇宙っぽいテクノ』をコンセプトとするダンスミュージックで、オリジナルミックスを中心に最新の選曲を交えたセットをプレイする彼が、ドローンショーの前に夕方と夜空に合ったテクノミュージックで会場を盛り上げた。 計3,030機のドローンが渋谷・代々木公園上空を舞った「DIG SHIBUYA 2026 / Digital Garage DRONE SHOW “Earthshot”」 DIG SHIBUYA 2026 / Digital Garage DRONE SHOW “Earthshot” そして一日を締め括ったのは本イベントのメインコンテンツでもあり、渋谷区共催のアートとテクノロジーの祭典「DIG SHIBUYA 2026」のオフィシャルパートナープログラムとして開催された「DIG SHIBUYA 2026 / Digital Garage DRONE SHOW “Earthshot”」。今回のコンセプトである「EARTHSHOT – “Moonshot” から “Earthshot” へ」は、60年前に当時のアメリカ合衆国大統領ジョン・F・ケネディがアポロ計画のスピーチの中で宣言した、人類を月へ運ぶ “Moonshot” という言葉を反転させた造語 であり、遠く(=月)へ飛ぶための構想ではなく、ここ(=地球)に立ち続けるための態度を示していて、改めて自分たちの暮らす地球に目を向けて生態系を考えるひと時にしたいというデジタルガレージの想いが含まれている。実際に“Earthshot” の思想を言葉ではなく、光と音、空間の体験として描き出した今回のドローンショーでは、計3,030機のドローンが代々木公園上空に舞い、地球やロケットまた本イベントのメインキャラクターであるDiGi8(デジハチ)など様々な絵を表現した。 DIG SHIBUYA 2026 / Digital Garage DRONE SHOW “Earthshot” Daisuke Hinata with encounter そして、そのドローンショーを音楽で盛り上げたのがDaisuke Hinata with encounter。このグループはプラチナ・ゴールドレコードホルダーでもある「Daisuke Hinata(日向大介)」が2013年に発足させたRockバンドで、アメリカ・ロサンゼルスで日向と出会ったリードボーカルのCarrie Suzukiと、本日Ryu Matsuyamaとしても参加したドラマー Jackson Suyamaにより編成されており、今回は夜空に舞うドローンと一緒にエモーショナルな気持ちにさせる見事なパフォーマンスで会場を包み込んだ。なお本ドローンショーには今回の情報を聞きつけてか、この日一番の観客が代々木公園に集まり人で溢れかえる中で、15分ほどのドローンショーをそれぞれが仲間やパートナー、家族などと色々な思いで非日常的なひと時を共有し楽しんでいた。 オフィシャルグッズや協賛ブースもイベントを彩るコンテンツとして大盛況 オフィシャルグッズのラインナップ さらに会場内では本イベントで観客がよりインタラクティブな経験をして、思い出作りができるように各ブースが一役買っている様子も見受けられた。今回のイベント限定で制作されたのがトートバックやキーホルダーといったオフィシャルグッズの数々。特にトートバックが女性の間で大人気で、3色展開の小物を入れるのにピッタリなこのバックを肩にかけて会場を周る観客も多く見られ、キュートなデザインのキーホルダーや缶バッチも身につけながら過ごす方もよく見られた。 Tikis TOKYOのキッチンカー そしてキッチンカーとして出店し、代々木公園BE STAGEに店舗を構えるハワイアンレストランのTikis TOKYOではマサラダといった軽食やドリンクなどを販売。各ステージの近くにあることからドリンクや軽食片手に各コンテンツに訪れる観客も多く見られた。 本イベントスポンサーである東急不動産のブースでは商品券が当たる大抽選会が開催され、参加賞としてミニチョコやホッカイロがもらえるハズレなしのコンテンツであったことから、多くの方が運試しに挑戦する様子も見られた。 Red Bullによるサンプリングの様子 そして会場内ではアーバンスポーツや音楽の場では欠かせないRed Bullのサンプリングも行われ、日中は太陽が出ると少し汗ばむくらいの気温だったこともあり多くの観客がRed Bullで喉を潤し、コンテンツを楽しむ様子も印象的だった。 最後に ドローンショーの前に挨拶をする、長谷部健渋谷区長とデジタルガレージ代表取締役の林郁氏 本イベントでは、都市・企業・個人・カルチャーが混じり合う「文脈の実験場」をつくるため、 “技術×文化×都市”を一体化した社会実装フェスとして実証都市・渋谷から発信する趣旨の元で、アーバンスポーツ、音楽、ドローンショーといったコンテンツが一堂に会し開催された。その中でアーバンスポーツでは和の表現を取り入れた新たな形のショーケース、そして今回のドローンショーでは昨年の大阪万博でのショーで使用されたドローン数を超える日本最大のドローンショーとして新たな記録を生み出すこととなった。これらを踏まえた上で特に印象的だったのが、渋谷区長の長谷部健氏が述べた「渋谷は違いを力に変える街」という言葉と、デジタルガレージ代表取締役兼社長執行役員グループCEOの林郁氏が述べた「ドローンショーを新たな冬の風物詩としたい」という言葉だった。今回のコンテンツや彼らの思いを含めて、まさにDG New Context Festivalという名前通りの「Contextが経済と文化を動かす時代」の象徴となることの第一歩を踏み出したイベントとなったと感じた。来年以降もこのイベントがどう進化を遂げていくのかを楽しみに待ちたいと思う。 「DG New Context Festival」とは “From Context to Impact ―文脈をつなぎ、社会を動かす―”本プロジェクトは、デジタルガレージがこれまで培ってきた多層的なリソース / ソリューション / ネットワークを、「社会に開かれたコンテクストプラットフォーム」として統合する試みです。当社グループの各事業、パートナー、カルチャーをつなぎ合わせ、都市・企業・個人・カルチャーが混じり合う「文脈の実験場」をつくり、 “技術×文化×都市”を一体化した社会実装フェスとして実証都市・渋谷から発信します。そして、「Contextが経済と文化を動かす時代」の象徴となることを目指します。 ドローンショー開催概要 イベント名:「DIG SHIBUYA 2026 / Digital Garage DRONE SHOW “Earthshot” 」「DIG SHIBUYA 2026」オフィシャルパートナープログラムとして開催開催場所:代々木公園上空(東京都渋谷区)開催日時:2026年2月14日(土)日没後15〜20分間 (1回)主催:SHIBUYA CREATIVE TECH実行委員会、株式会社デジタルガレージ共催:渋谷区、株式会社レッドクリフ 「DIG SHIBUYA 2026」とはSHIBUYA CREATIVE TECH実行委員会(所在:東京都渋谷区、実行委員長:大西賢治)が、渋谷区とともに2026年2月13日(金)〜15日(日)の3日間開催する最新カルチャーを体験できるイベント。本年は30以上のプログラムを展開し、渋谷の街を歩くだけでテクノロジーとアート、そして最新カルチャーに触れていただけます。 正式名称:DIG SHIBUYA 2026 (ディグシブヤ)開催日程:2026年2月13日(金)から2月15日(日)の3日間開催場所:渋谷公園通り周辺エリア 他参加費用:無料(ただし、一部のプログラムは有料)主催:SHIBUYA CREATIVE TECH実行委員会・独立行政法人日本芸術文化振興会・文化庁共催:渋谷区後援:一般財団法人渋谷区観光協会、一般社団法人渋谷未来デザイン委託:2025年度(令和7年度)日本博2.0事業(委託型) MUSIC / URBAN SPORTSイベント開催概要 開催日時:2026年2月14日(土)12:00〜19:00(予定)開催場所:代々木公園イベント広場 野外ステージ、音楽ステージチケット料金:無料主催:株式会社デジタルガレージ
-
dance次世代の若手ダンサーたちが自分のスタイルで躍動!X-girlとMAiKAが切り拓いたストリートダンスバトルの新時代「X-girl STREET DANCE BATTLE Produced by MAiKA」2026.02.10日本が世界に誇るトップヒップホップダンサーMAiKA(池田舞風)と、レディースストリートファッションシーンを牽引し続けるX-girlがタッグを組んだダンスバトルイベント「X-girl STREET DANCE BATTLE」Produced by MAiKAが、2026年2月1日(日)に大阪・梅田のHEP HALLにて初めて開催された。 次世代を担う若きダンサーたちをフックアップできる「熱いダンスイベントを創りたい」そして「彼らが輝ける活動の場を創りたい」というX-girlとMAiKAの双方が持つ情熱から生まれた本大会は、ストリートダンスシーンでの新たな旋風を巻き起こすうねりを作り出すべく、MAiKAが厳選した豪華ジャッジ陣、MC、DJを招致して開催され、まさに「X-girl STREET DANCE BATTLE」の第1回にふさわしいイベントとなった。 会場の様子 そのような豪華なイベントになったことから大会当日は出場ダンサーたちではなく、多くの観客がHEP HALLに集結。会場はダンサーたちと観客のファッションスタイルも相まってX-girlが目指したファッショナブルな空間となり、1日を通してダンサーと観客が一緒になって会場内の同じ熱を共有。ダンサーだけではなく会場にいた全員が本大会のコンセプトである「EXPRESS WITH STYLE」を体現し、終日大盛況の中でイベントを終えた。 ストリートダンスバトルを牽引する豪華メンバーと次世代の若手ダンサーたちが共に盛り上げた新たなALL STYLEダンスバトルの形 バトルの様子 本大会には大阪を中心に全国から約50名の16歳〜25歳のダンサーたちがエントリー。大会当日はオーディション形式の予選とTOP16からの決勝トーナメントにて優勝者が決定した。今大会には男女問わず自分のスタイルに自信のあるダンサーたちが集まり、参加賞として手渡されたX-girlオリジナルバンダナを身に纏うと、予選から熱いバトルが繰り広げられ、まさに次世代を担うダンサーたちが十二分に自己表現を発揮した大会となった。 そんな次世代を担う才能たちをジャッジしたのはMAiKAが直々に選んだ豪華トップダンサーの面々。一人目は世界大会での優勝経験も持ち、個性的なファッションの感性と独特なダンススタイルが見る者を魅了する次世代の最注目トップB-Boy RA1ON。二人目はD.LEAGUEで今シーズン既になんと3度のエースパフォーマンスを担当している「Medical Concierge I’moon」で要となるワッキングダンサーMEME。そしてシークレットゲストジャッジとしてダンスクルー「RushBall」としてMAiKAのパートナーであり世界大会での数々の優勝経験と国内外で大人気の名実ともにトップであるヒップホップダンサーのKyokaの3名が、世界を経験したその間違いない目で公正にジャッジを行った。またこのメンバーに加えて大阪を拠点に音楽やダンスのイベントで活躍するMC AMIとDJの世界選手権で2度の優勝を収めたDJ Rionが会場のボルテージを引き上げて盛り上げ続けた。 左からMC AMI、RA1ON、MAiKA、Kyoka、MEME、DJ Rionの順 特にTOP16の前に行われたジャッジムーブに会場は大盛り上がり。RA1ONとMEMEのパフォーマンスでは観客もダンサーも声を上げた一方で、そのスキルの高さに息を飲む瞬間もあったりと大きく感情が揺さぶられる展開に。またその後に登場したKyokaのパフォーマンスでは世界を魅了し続けている彼女のダンスに会場が釘付けになった。ただそのジャッジムーブの空気をさらに一段階引き上げたのがMAiKA。元々MAiKAのムーブはスケジュール上予定されていなかったがその場の雰囲気からKyokaのジャッジムーブに飛び込みで参加すると、まるで事前に擦り合わせていたかのような息ぴったりのムーブをKyokaと見せ、即興でRushBallの豪華ショーケースを披露した。その後は、決勝戦の前にスペシャルコンテンツとして京都を拠点に活動するプロダブルダッチチームのNEWTRADがショーケースを披露するなど、大会の主役である出場ダンサーたちのバトルをさらに盛り上げるコンテンツが満載で終始大盛り上がりのままあっという間に時間が過ぎていった。 ここからは次世代を担うダンサーたちの個性と個性がぶつかり合い、熾烈なバトルを繰り広げたTOP4の戦いを振り返る。 ハイレベルなダンスの中から垣間見られた「自分だけのムーブ」。熾烈なバトルの数々を制し、見事優勝を果たしたのはMii 優勝したMii (左) 今大会の決勝トーナメントではブレイキンのユース全日本王者であるB-Girl Mireiや、マイナビDANCE ALIVEのKIDSカテゴリーで何度も優勝を果たした実力者であるワッキングダンサーYou-kiなどをはじめ、優勝候補といってもおかしくないダンサーたちが惜しくも敗れるといった個性とスキルがぶつかり合ったハイレベルな戦いに。 KONOKAのムーブ MOKAのムーブ そんな戦いを勝ち上がったTOP4の1戦目はMOKA vs KONOKA。最初は音楽を聴きながらお互いが出るタイミングをうかがう展開。均衡を破ったMOKAが先攻でPOPPINを軸とした緩急を付けながら音楽にハメるダンスでKONOKAに仕掛けていく。一方、後攻となったKONOKAはそのMOKAに返すかのように音楽に合わせながらHIPHOPダンスでシームレスなフローでバトルを展開。時折見せる完璧な音ハメのムーブに会場を沸かせ、ジャッジの心も掴んでMOKAを破り決勝に進出した。 Miiのムーブ NENEのムーブ トーナメントの反対の山のTOP4の2戦目はNENE vs Mii。こちらも1戦目と同様に最初は音楽を聴きながらお互いがタイミングをうかがう展開となった。その口火を切ったのはMiiで、流れるようなHIPHOPダンスを音楽に合わせて見せ、自分のダンスと会場の雰囲気をチューニングしていくような動きを見せる。後攻となったNENEも昨年のRedBull Dance Your Style Finalで強さを見せた高い実力を持つワッキングダンサー。彼女も音楽に合わせた見事なワッキングで応戦するも、1本目と2本目共に音楽に合わせバリエーションを多く見せて圧倒したMiiが決勝へ駒を進めた。 決勝のMiiのムーブ 決勝はKONOKAとMiiのHIPHOPダンサー同士のマッチアップ。お互いにバチバチのバトル感を最初のムーブに入る前から見せる中、ここでも先攻を取ったのはMii。音楽に合わせながら相手を時折煽るようなムーブを見せて1ターン目から攻めのダンスでKONOKAに迫る。一方KONOKAもその熱を受けて巻き返すかのように力強いムーブを終始見せつけて、どちらが勝つか分からない展開の中で2ターン目に突入。 決勝のKONOKAのムーブ 先攻のMiiはバトル曲のディスティニーチャイルドの「Say My Name」の曲に合わせて、HIPHOPの動きの中にPOPPINの弾きやHOUSEのステップなど様々なバリエーションでムーブを見せた。対して、パワフルかつキレのある緩急のあるHIPHOPで応戦していったKONOKA。お互い戦い方が違うものの自分たちの個性をぶつけ合う、手に汗握る戦いとなったがMiiが2:1で勝ち切り優勝。X-girl STREET DANCE BATTLEの第1回大会の王者となった。 「X-girl STREET DANCE BATTLE」優勝者 Mii のコメント 優勝したMii ― 今回初開催の「X-girl STREET DANCE BATTLE」で優勝した今の率直な気持ちを聞かせてください。 Mii:とっても嬉しいです!私自身久しぶりのバトルで結構不安だったんですけど、今回のバトルは自分の師匠であるMAiKAさんが主催してくれた大会だったので、出るからには絶対優勝してやるっていう気持ちでした。なので実際に優勝できてめっちゃ嬉しいですし、また色々な人たちと出会える機会になったので、この大会で得た繋がりを大事にしていきながらもっと頑張っていきたいと思っています。 ― 今大会はMAiKAさんが高校生や大学生世代のために開催したイベントですが、このイベントが開催されることを知った時どう思いましたか? Mii:基本的に高校を卒業した年齢からは、もう大人の部門に分類されることが多いんですけど、今回のバトルが開催されることを聞いて「これは絶対盛り上がるイベントになる!」と確信しましたし、同年代のレベルの高い子たちが来るんやろうなと思ったので、自分自身も他のダンサーから刺激を受けたかったですし、このバトルイベントを通してもっともっと活躍していきたいと思い「もう出るしかない!」の一択でした。 ― 今回久しぶりのバトル出場ということでしたが、今まではどうして出ていなかったのでしょうか? Mii:「出るからには勝ちたい」という思いがあった中で、今までは自分のレベルに自信がなかったんです。でも強くなるために挑戦が必要だし、勝つにはまず練習するべきやなって思って、しばらくバトルには出ず、練習に時間を費やすことにしました。今回のイベントを知ってからも練習期間があったので、満を持してここで一発行ってみようみたいな感じで出場を決めました。 ― 今大会の自分のダンスバトルを振り返ってみていかがですか? Mii:今回対戦したダンサーのみんなは普段からバトルで活躍している子たちだったので実は結構恐怖でした。特に最後決勝で当たったKONOKAは私がとてもリスペクトしているダンサーだったこともあって私自身燃えましたし、相手も「ガン!」って来てくれたので私はその勢いを越えないといけないという思いにもなって、お互いに高め合いながら戦えたので自分自身を出せた良いバトルだったと思います。 ― 最後に今後の目標を聞かせてください。 Mii:今後はもっと全国で活躍して、自分のMiiっていう名前と、このMiiのスタイルをもっともっと世に出していって、師匠のMAiKAさんを超えられるレベルまで持っていきたいです! イベントプロデューサーMAiKAのコメント イベントプロデューサーのMAiKA ― MAiKAさんプロデュースの「X-girl STREET DANCE BATTLE」第一回を終えた率直な感想を聞かせてください。 MAiKA:今回、準備期間も短かった中で正直不安が大きかったのですが、イベントを終えて振り返ってみると全体を通してすごい良い空気感を作れたという実感がありますし、何よりたくさんのダンサーが出場してくれて、またたくさんのお客さんが観に来てくれたことですごい盛り上がって終われたので良かったです。 ― 今回のイベントを通して印象に残っていることはありますか? MAiKA:私的にはこのようにイベントをオーガナイズして、参加者一人一人のダンスをゆっくり観られる機会がなかなか無いので、ダンサーみんなの一回一回の踊りをじっくり見ることができたこと自体がとても印象的な経験でしたし、「若い世代に良いダンサーさんたちがいっぱいいるな!」って再認識させていただきました。 ― 一日を振り返ってみて今回はMAiKAさんの思い描いていた通りのイベントになりましたか? MAiKA:はい!私が思い描いていたようなイベントになったと思います。ただ今回が初開催ということもあり、既にもう一段階さらに大きくしていけるビジョンも見えましたし、もっともっと面白いことができるなと思っているので今後が楽しみです。 ― イベントパートナーであるX-girlさんとの開催だからこそ生まれた化学反応はありましたか? MAiKA:やっぱりX-girlさん主催ということもあってダンサーたちのファッショナブルさが強調されていましたし、あとダンサーたちにとって参加費無料はでかいです。そしてX-girlさんとの熱い思いのおかげで、今までピックされなかった若手がこうやってフックアップされる機会を作れたことがすごいでかいことだなって改めて思います。 バトルを会場袖から見つめるMAiKA ― 最後に、今後「X-girl STREET DANCE BATTLE」をどのようなイベントにしていきたいか聞かせてください。 MAiKA:X-girlさんの意向と私の思うストリートダンスをどのようにミックスさせるかがすごく大事だと思っているので、今後もお互いがWin-Winな形で毎回終わりたいですし、その上で私も参加者もX-girlさんも全員が納得できるような部分を考えて追求していくしかないと思っています。ダンサーと観客の皆さんにも満足してもらえて、かつ次世代の若手たちをどんどんフックアップできるようなダンスバトルイベントを目指して、X-girlさんといっぱい話し合って改善してもっともっと良くしていきたいと思っているので今後も是非楽しみに待っていてください。 これからも本イベントを通して挑戦し続けていく中で、成功だけではなくもちろん失敗もあると思いますが、長く続けることに意味があると思うので折れずに次世代のためそしてストリートダンスシーンの未来のために頑張っていきたいと思います。 最後に 今回、大阪・梅田の地で誕生した「X-girl STREET DANCE BATTLE」は、単なる勝敗を競うバトルの枠を超え、次世代の才能が「自分自身のスタイル」を世界へ証明するための第一歩となる記念すべきダンスバトルイベントとして歴史にその名が刻まれた。 MAiKAとBEST STYLE賞を受賞したNoa 実際に今大会では「自分自身のスタイル」という点からX-girlが選ぶ特別賞として、BEST STYLE賞にはNoaが選ばれるなど、バトルの部分だけではなく各ダンサーたちが持つ自分だけの個性をしっかり表現することに重きを置いている新たなダンスバトルであることも印象的だった。 MAiKAと優勝したMii そして、師匠であるMAiKAの背中を追いかけ、バトルへの不安を乗り越えて頂点に立った初代王者Miiの姿は、まさに本大会が掲げる「EXPRESS WITH STYLE(自らのスタイルを表現せよ)」という信念が結実した瞬間だったと言える。MAiKAが語った「続けることに意味がある」という言葉通り、この日会場に渦巻いた熱狂と、若きダンサーたちが放った個性の輝きは、ここで終わることなく更に未来へと紡がれていく。ファッションとダンスが融合し、借り物ではない「好きの塊」としての自分を表現する場所。この新たなスタートラインから踏み出された一歩は、必ずやストリートダンスシーンに新たなうねりを生み出し、まだ見ぬ次のステージへと続いていき、次世代の若手ダンサーを導いていくレガシーとなるダンスバトルイベントとなっていくはずだ。今後の「X-girl STREET DANCE BATTLE」の展望と進化に目が離せない。 "X-girl STREET DANCE BATTLE″ Produced by MAiKA 開催概要 ◼︎開催日時:2026年2月1日 (日)◼︎会場:HEP HALL(〒530-0017 大阪府大阪市北区角田町5-15 HEP FIVE 8F)◼︎参加条件:・16歳~25歳・X-girlオフィシャルオンラインストアcalifへの会員登録 ◼︎参加費:無料 【エントリー特典】◼︎参加特典1X-girl店舗(大阪・梅田エスト・なんばCITY・神戸)で使える1,000円オフクーポンをプレゼント。※5,500円(税込)以上でご利用可能。◼︎参加特典2オリジナルバンダナをプレゼント。当日はスタイリングの一部としてバンダナを身に着けてください。 ◼︎参加特典3イベント終了後に開催される、招待制のアフターパーティーにご招待。◼︎CHAMPION 賞・X-girl商品券10万円分・MAiKAとの共演ムービー撮影◼︎X-girl BEST STYLE賞当日X-girlアイテムでベストなコーディネートを披露してくれた方に特別賞を贈呈。・X-girl商品券5万円分・MAiKAとの共演ムービー撮影
-
dance子どもたちの身近なヒーローとして、夢や目標へ挑戦する背中を後押ししたい「MIZUHO BLUE DREAM BREAKING LIMITS Workshop Tour 2025」イベントレポート2026.02.09昨年から大好評で今年も開催された、公益社団法人日本ダンススポーツ連盟(以下:JDSF)が行っているブレイキンの魅力とスポーツとしての価値を広めるため国内の小中学校向けに行っているブレイキンワークショップツアー「MIZUHO BLUE DREAM BREAKING LIMITS Workshop Tour」。2年目となった2025年度のワークショップツアーでは全6校を巡り、各校から大反響を受けた中で先日幕を閉じた。本ワークショップツアーは、今年も特別協賛として「ともに挑む。ともに実る。」をパーパスに掲げている株式会社みずほフィナンシャルグループと共に開催。同社はブレイキンの常に挑戦を続ける精神や、お互いの個性を認め合いながら新しい自分を探求し自己表現をする姿に共感してJDSFにも協賛している。 また今年もみずほフィナンシャルグループのサポートアスリートでもあるB-Boy Shigekix(半井重幸)を特別講師として迎え、彼が抱く「ブレイキンを通じて子どもたちが夢や目標に向かって挑戦する姿勢を応援したい」という思いを伝えながら、子どもたちにブレイキンを通じて身体を動かす楽しさと創造性を体験してもらい、またトップアスリートとの交流を通じて夢や目標に向かって努力することの大切さを学ぶ機会を提供する取り組みが本ワークショップツアーである。なお本ツアーでは2025年11月から2026年1月の3ヶ月間にわたって、全国の計6ヶ所の小学校を訪問。Shigekixがトークショーとブレイキン体験会を行い子どもたちの夢や目標に向かって挑戦する背中の後押しした。本記事ではワークショップツアーの各校のハイライト、またFINEPLAY編集部で取材を行った第3校目の日本女子大学附属豊明小学校のワークショップの様子と、2年目のツアーを終えたShigekixのコメントをまとめて特集する。 ワークショップツアーハイライト 第1校目:福岡県久留米市立江上小学校 第2校目:長野県長野市立緑ヶ丘小学校 第4校目:石川県輪島市6小学校 第5校目:兵庫県尼崎市立園田小学校 第6校目:和歌山県和歌山大学教育学部附属小学校 第3校目:日本女子大学附属豊明小学校のワークショップの様子 本ワークショップツアーの第3校目に選ばれたのは、唯一の女子小学校となった日本女子大学附属豊明小学校。先生の誘導で体育館に連れられた小学4年生から小学6年生の生徒たちは、今回Shigekixが来ることが事前に知らされていたこともあり、自分たちのポジションで整列するとShigekixの登場とワークショップの開始を今か今かと待っているような様子だった。 オープニングが終わりMCの合図でShigekixが子どもたちに呼び込まれると、会場に現れた彼は生徒たちの中心のスペースでワンムーブを披露。世界選手権優勝後、間もないタイミングでのワークショップだったこともあり、いつも以上にキレのあるムーブを披露した。生徒たちはShigekixのパフォーマンスを拍手で見届けながらも人間離れしたパフォーマンスに目が釘付け。時折拍手を忘れるほど見入っていた。また会場にはみずほフィナンシャルグループのイメージキャラクター「あおまる」くんも登場し生徒たちの注目も奪うと、その人気っぷりにShigekixも若干動揺していたが、非常に和やかな雰囲気の中でプログラムはスタートした。 1限目のトークセッションでは「夢や目標の目指し方」というトークテーマで講演が行われた。Shigekixは小学生である生徒たちに向けて、自身の小学生時代のエピソードにも触れながらどのように勉強とブレイキンの両立してきたのか、また夢や目標を達成するためにShigekixが生徒たちにオススメしたい方法をシェア。その方法として「なりたい自分をイメージしてやりたいことを決める→目標から逆算して計画を立て、今の自分に何ができるかまで明確にする→計画したプランと目標を周りの人に話す」という流れを伝えた。 またセッション内で設けられた質問コーナーでは、ブレイキン関連の質問はもちろんのこと、大きな夢に対して諦めたくなる気持ちとの向き合い方など世界最高峰で戦うトップアスリートに聞いてみたい質問が生徒たちから投げかけられた。Shigekixは「大きな夢に対して諦めたくなる気持ちとの向き合い方」について、その気持ちの壁を乗り越えた後に待っている自分がレベルアップした姿を見るワクワク感で常にそういう思いと向き合い戦っていると語った。合わせてShigekixが特に伝えたかったこととして、新しいことへ挑戦することの大切さを話した。 2025年の世界選手権を制したことから今年の9月から10月にかけて行われる「アジア競技大会」への出場も決まっているShigekix。この大会でしっかり結果に繋げて頑張っている姿を見せて、挑戦することに対してみんなとの約束を果たしたいと強く語りトークセッションを締め括った。 トークセッションの後に行われたのはブレイキン体験会。ここでは実際にブレイキンを構成する4つの動きのうち、3つの「トップロック」「フットワーク」「フリーズ」を、Shigekixの実姉であり今回サポート講師として参加したB-Girl AYANE(半井彩弥)とShigekixがレクチャー。 ステップバイステップで挑戦する中、最初は生徒たちも恥ずかしがる様子を見せていたのものの慣れてくると終始楽しみながら体験。時にはShigekixがわざとスピードを早めてチャレンジを与える瞬間もあったが、生徒たちは笑いながらも一生懸命そのスピードに食らいついていた。 その後は生徒たちみんなでサークルを作るとサイファーにも挑戦。周りの同級生たちに見られながら踊る環境ではあったものの、多くの有志の生徒が前に出てきてこの体験会で学んだムーブを披露した。終盤にはShigekixとAYANEによるデモパフォーマンスも披露されると、まるでブレイキンの大会かのような盛り上がりの中で体験会は幕を閉じた。 最後には生徒代表から花束と感謝の言葉が贈られ、みんなで集合写真を撮り全行程を締め括った。Shigekixも最後に今回真剣に話を聞き、良い反応をしてくれたみんなへの感謝の気持ちと夢や目標を持つことの素晴らしさを伝えると、生徒たちが教室に戻るのを体育館出口でAYANEと共にハイタッチで見送り、賑やかな雰囲気の中で全プログラムが終了した。 なお下記は全6回のワークショップツアーを終えたShigekixのコメントである。 2年目の本ワークショップツアーを終えたB-Boy Shigekixのコメント ― 2年目を迎えた全6回のMIZUHO BLUE DREAM BREAKING LIMITS Workshop Tour 2025を終えた今の率直な気持ちを聞かせてください。 1年目から引き続き、僕自身やみずほフィナンシャルグループさんを含めてブレイキン業界として「ブレイキンの力を使って子どもたちに伝えたいこと」は最初から定まっていたので2年目も引き続き大事にして伝えたいと思っていました。特に1年目に周らせていただいた学校とは違った新規の学校を周っていくので、 我々にとっては同じプロジェクトの繰り返しでも、子どもたちにとっては人生で最初で最後の機会になる可能性もあったので、毎回が彼らにとっての「第1回目」であるという気持ちを常に大事にして挑ませていただきました。でも1年目の経験を経て、自分たちの夢や目標への向き合い方に困っている子どもたちが多いことにも気づいたので、単にブレイキンを広めること以上に、彼らが持っている夢や目標の実現のためにどう背中を押すかという点にフォーカスを当てて2年目は取り組みました。 ― 子どもたちの夢や目標の目指し方を気付かさせるために意識して伝えたことはありましたか? 僕のことをテレビで見たことがある「すごい人」という距離感で知ってくれた子どもたちにとっては、自分たちの世界も世代も全く異なる人がいきなり目の前に来て、色々語りかけられても親近感が沸かず言葉が響かないんだろうと感じたので、2年目はより子どもたちとできるだけ対等な目線で言葉をかけて、親近感を持ってもらうことを意識しました。 同じ言葉を伝えるにしても誰が言っているのかは彼らにとってすごい重要だと思うので、「自分もみんなと同じ2年生の時にブレイキンに出会ったことや「ブレイキンの練習と勉強の両立に悩んだ」といった子どもたちも共感できるような経験談を話すことで、2時間という限られた時間の中でもできるだけ彼らの心に寄り添えるように心がけました。 ― 今年のワークショップツアーを通して印象的だったことを聞かせてください。 いつも授業の最後に、体験会で学んだブレイキンのムーブをみんなの前で発表する時間を設けているのですが、想像以上に多くの子どもたちが名乗り出てくれたことが印象的でした。最近はブレイキンをはじめ普段からダンスを習っているこどもたちが増えているのですが、そういう子だけが手を挙げるわけではなく、その日初めてブレイキンを体験した子が、周りにダンスが上手い子もいたりする中で一歩踏み出してみんなの前でムーブを発表してくれたことがすごく良い光景だなと思いましたし、もしかしたら僕の話を聞いてモチベーションを高く持ってくれたのかなとも感じ取れたのでとても印象に残っています。 ― 今年のワークショップツアーを通して得た刺激や、Shigekix選手の今後の活動に活かされるような気づきはありましたか? 個人としては、自分がブレイキンを始めた頃と同じ年齢の子どもたちと触れ合うことで「初心」を思い返すきっかけになり、当時の自分と彼らを照らし合わせて感慨深い気持ちになりましたし、子どもたちに授業する立場でありながらも彼らからたくさんエネルギーをもらっています。ブレイキン全体としては、これまでカルチャーに生きていたダンサーたちの究極の自己満足であったブレイキンの表現を世間が良いと思ってくれて広がっていった「認知拡大」のフェーズを超えて、「社会貢献」がこの業界が目指す次のテーマになると僕は考えています。自分自身も「ブレイキンで伝えられることは何だろう?」と自問自答して模索しているところではありますが、まずは今取り組ませてもらっている教育現場での活動をはじめとして、ブレイキンの技術ではない部分で何かメッセージや価値観を伝えることで、何かを感じ取り学んでもらえるものになれば今後も社会貢献としてブレイキンが存在していけると思います。今後は教育現場だけではなく色々な場所や様々な形で、ブレイキンの発展を大事にしながら活動していきたいと思っています。 ― 最後にShigekix選手のこれからの挑戦や、今後具体的にやっていきたいことがあれば聞かせてください。 今後もみずほフィナンシャルグループさんとやらせて頂いているこのワークショップツアーはもちろんのこと、大会に出て結果を残すという僕の主軸以外の活動も変わらず大事にしていきたいです。その中で僕が特に重要だと思っているのは、世界大会のようなバトルの第一線を退いてからこれらの活動を行うのではなく、23歳というまだまだプレイヤーとしてこれから伸び代がある現役選手として戦っている今、同時進行で行うことに意味があると感じています。僕は次世代の子たちに対してプレイヤーの新たな可能性を提示しながら、「僕もみんなと同じように目標に向かって頑張っているよ。一緒に頑張ろう!」と言える「身近なヒーロー」のような存在になりたいですし、そういうプレイヤーでいることがまた何か面白いことを起こす可能性を秘めていると思うので、そのワクワク感を持ちながら現役活動真っ只中でも色々な活動に注力して頑張っていきたいと思っています。 開催概要 名称:MIZUHO BLUE DREAM BREAKING LIMITS Workshop Tour 2025開催期間:2025年11月~2026年1月の期間で計6校主催:公益社団法人日本ダンススポーツ連盟ブレイクダンス本部(JDSF)特別協賛:株式会社みずほフィナンシャルグループ対象:全国の小学校・中学校授業内容:合計2コマ分の授業時間を使って実施します。・1コマ目:トークセッション(人数制限なし) Shigekix選手のキャリア、夢への挑戦についてのトーク、生徒の皆さまからの質疑応答・2コマ目:ブレイキン体験会(体育館の規模によっては参加可能人数の制限あり)実際に日本代表選手のパフォーマンスを見て、ブレイキンを体験。
-
dance世界王者の座は挑戦者に。B-Boy ShigekixとB-Girl Royalが世界選手権初優勝「東急不動産ホールディングスWDSF世界ブレイキン選手権2025久留米」2025.12.152025年を締め括る、世界一を決める世界最高峰の1on1ブレイキンバトル 2025年12月12日(金)〜13日(土)の2日間に渡り、福岡県久留米市にて「東急不動産ホールディングスWDSF世界ブレイキン選手権2025久留米」が開催された。本大会は、WDSF(世界ダンススポーツ連盟)公認の世界選手権として日本国内で初めて開催されたこともあり、ブレイキンの強豪国であるこの日本でのタイトル獲得に燃えたトップブレイカーたちが世界中約40カ国から集結。2025年を締め括る世界最高峰のブレイキンの熱いバトルが繰り広げられた。 決勝日には観客が会場一杯に 本大会コンセプトは “ONE STEP CAN MOVE THE WORLD”。老若男女経験問わず大会観戦を通して『自分も何か始めてみたい』と思ってもらえるように、会場では観客も一体となって盛り上がるライブ感あふれる演出も用意されるなど、観客の手拍子や歓声から生まれる熱量が、選手たちのパフォーマンスをさらに加速させていた。 また日本初開催である本大会では、世界中から来日した選手たちが万全な状態で試合に挑めるように手厚いサポートが与えられた。その中でも大会スポンサーであり長年日本代表選手たちのサポートを行う、味の素株式会社様からは選手たちの補給食が用意された。 味の素株式会社提供の補給食の数々 そしてさらに本大会を盛り上げるべく、久留米市内では大会キービジュアルの屋外広告を周辺駅構内などの人の目に付くエリアへ掲載。街全体で大会をサポートしている様子が見られ、その甲斐もあってか決勝日のチケットは全てソールドアウト。来場者数は3,500名に達し、会場は最大級の熱気に包まれていた。 アーバンスポーツ体験エリア また会場入口付近ではサイドコンテンツとして、全国の若手ダンサーが躍動するダンスステージや、BMX、パルクール、ジャンプロープ、フリースタイルバスケットボールを含めたアーバンスポーツ体験エリアを展開。日が落ちると光と音の演出で盛り上げるNEON STREET PARKが同時開催され、未だかつて見たことないアーバンスポーツと光と音のコラボレーションに観客は終始目を奪われていた。 ブレイキンを通して「新しいことに挑戦したい!」という思いを後押し「MIZUHO BLUE DREAM BREAKING LIMITS WorkShop」特別編 ワークショップの様子 昨年2024年からスタートし、全国の小中学校で大好評のB-Boy Shigekixとみずほフィナンシャルグループによるブレイキンワークショップツアー「MIZUHO BLUE DREAM BREAKING LIMITS WorkShop Tour」のスピンオフ企画としてスペシャルワークショップが大会2日間にわたり開催された。 今回設けられたブースでは初心者から経験者まで多くの子どもたちや親子連れが参加。実際にShigekix監修のレッスン映像を視聴した上で、インストラクターと共に各ムーブにトライした。本ワークショップではトップロック(ツーステップ)、フットワーク(CC)、フリーズ (チェア)の3つのムーブを学んだ。映像ではムーブをステップバイステップでレクチャー。正面や背面、側面など様々な角度からムーブを見せたり、かっこよく踊るための注目ポイントも教えるなど充実したプログラムとなった。 ワークショップの様子 ムーブの細かい点に関してはインストラクターがその場でサポート。終始参加者の列は途切れず、子どもたちだけのグループはもちろん、親子でトライする回もあり、中にはインストラクターをも唸らせるムーブを見せるキッズB-Boyもいたりと、お互いのスキルを見せ合いながら交流する子どもたちの姿も垣間見れた。 ワークショップ後にはShigekixサイン入りパネルのあるフォトブースで集合写真を撮るなど、和気藹々と時間を過ごしていた。記念品としてワークショップやSNSキャンペーンで参加した方にはオリジナルキーホルダー、フォトブースで写真を撮った方はクリアファイルが手渡され、思い出を一緒に持ち帰られる施策に参加者はみんな満足した様子だったのも印象的だった。 本ワークショップでは、レッスン映像内でShigekixが話していた通り、「ブレイキンを通して新しいことへ挑戦する」大切さを伝えることを目的にしており、実際に多くのキッズが各々ブレイキンに挑戦する機会となった、まさに大会コンセプトである“ONE STEP CAN MOVE THE WORLD”にぴったりなワークショップだった。 世界トップランカーや若手精鋭が揃い踏み。豪華すぎる選手ラインナップ 選手宣誓をするB-Boy Jeffro 本大会には世界約40カ国から約180名のB-Boy・B-Girlがエントリー。決勝日当日は前日の予選、TOP64、TOP32、TOP16までの4試合を勝ち抜いたB-Boy 8名、B-Girl 8名が登場。世界の強豪選手がひしめく中、日本からは男女ともに5名が進出し母国開催で強さをアピールする大会初日となった。 B-Boy ISSIN なお男子のTOP8には、パリオリンピック日本人最高位の4位であり、昨年の世界選手権準優勝のワールドランキング1位のB-Boy Shigekixを筆頭に、昨年の世界選手権で優勝し今年の「Red Bull BC One World Final Tokyo 2025」の優勝者であるB-Boy ISSIN、パリオリンピックの日本代表でパワームーブが世界から高い評価を受けるB-Boy Hiro10、国内外の大会で活躍する次世代のホープであり世界トップクラスの回転技を持つことで注目を集めるB-Boy Tsukki。そして同じく若手の注目株であり自身の独特な世界観をダンスに落とし込み他を圧倒するB-Boy RA1ONが進出。彼らに相対するのは、2023年度の世界選手権優勝者であり、パリオリンピック銅メダリストであるアメリカ合衆国代表のB-Boy Victor、同じくアメリカ代表選手でパリオリンピック5位の実力者B-Boy Jeffro、そしてフットワークのスキルの高さと独特なダンススタイルが特徴的なB-Boy Dias (カザフスタン)という面々となった。 B-Girl RIKO 一方、女子のTOP8には、パリオリンピック日本人最高位の5位であり日本の女子ブレイキンシーンを牽引するB-Girl Ayumiをはじめ、B-Boy Shigekixの姉で今年の全日本選手権の王者であるB-Girl AYANE、今年の「Red Bull BC One World Final Tokyo 2025」の優勝者であり国内外の大会で活躍するB-Girl RIKO。そして今年国内予選から勝ち上がり「Red Bull BC One Last Chance Cypher」まで進出した若手B-Girl Cocoa。さらに同じく若手でスタイリッシュなフットワークとパワームーブが特徴的なB-Girl HIYOが日本から勝ち上がった。 そんな彼女たちとマッチアップを繰り広げるのは、今年の「Red Bull BC One World Final Tokyo 2025」の準優勝者でパリオリンピック銀メダリストであるB-Girl Nicka(リトアニア)、パリオリンピック7位で様々な世界大会で頭角を表すB-Girl Syssy(フランス)、そして昨年の世界選手権では7位になるも、今年のユース世界選手権では優勝を果たし、勢いのある中で今大会に挑んだB-Girl Royal(中国)。 パリ2024オリンピックのトップ選手から今年の「Red Bull BC One World Final Tokyo」の入賞者まで最近話題のB-Boy・B-Girlが勢揃いしたことで、国内外から注目が集まり、まさに2025年を締め括るのに相応しい大会となった。下記はその今年の世界一を決める大会のTOP8以降のバトルレポートである。 世界の舞台でも見られた新時代の幕開けの瞬間。並いる強豪を倒し、ニューフェイスのB-Girl Royalが優勝 決勝でのB-Girl Royalのムーブ B-Girlサイドは、TOP8でパリオリンピック7位のSyssy、現全日本王者であるAYANE、「Red Bull BC One World Final Tokyo 2025」の優勝者のRIKO、「Red Bull BC One Cypher Japan 2025」の優勝者Cocoaなど、優勝候補といってもおかしくない実力者たちが次々と姿を消す波乱のトーナメントに。 そんな戦いを勝ち上がったTOP4は日本人選手vs海外選手という構図。1戦目はRoyal vs HIYO。お互いに緩急を付けた上下のオリジナルな動きとフローで争うも、RoyalがHIYOをストレートで破る。トーナメント反対の山の2戦目ではAyumi vs Nickaという世界トップクラスで様々な好成績を残している二人のカード。Nickaが高度なテクニックを有したムーブでAyumiに襲いかかるも、ここはよりクリエイティブかつミュージカリティを掴んだフローを見せたAyumiが決勝へ駒を進めた。 3位決定戦でのB-Girl Nickaのムーブ 3位決定戦は、TOP4で惜しくも決勝を逃したHIYO vs Nicka。ハイレベルかつよどみないフットワークからのパワームーブのフローで攻めるNickaと、音を上手く取るトップロックからパワームーブとフリーズに持ち込むHIYO。どちらもハイレベルなルーティンを見せつけたが、今回はパワームーブからフリーズなど様々なバリエーションの高難度ムーブを上手く盛り込んだNickaに軍配が上がった。 決勝でのB-Girl Ayumiのムーブ 決勝は、昨今のブレイキンシーンで見られることが多くなった若手対ベテランの戦い。今年のユース世界選手権で優勝しノリに乗る若手Royalと、長年ブレイキンシーンを牽引し世界大会で多くのタイトルを勝ち取ってきた日本を代表するトップブレイカーのAyumiが対戦。テクニカルで唯一無二のオリジナリティをフロアムーブで見せるAyumiに対して、パワフルかつキレのあるハイレベルなパワームーブを中心に勢いのあるルーティンを見せるRoyal。スタイルの違う二人がぶつかり合い、手に汗握る戦いとなったが、今回は若手の注目株であるRoyalが見事初優勝を果たした。 B-Boy Shigekixが自分の魂を乗せたパフォーマンスで自身初の世界選手権の頂点へ 決勝でのB-Boy Shigekixのムーブ 一方、今回のB-Boyサイドは日本人選手たちが強さを見せる中、日本人同士のマッチアップだからこそ見られたストーリー性に満ちたバトルが続いた。その中でもTOP8で特に会場を沸かす戦いを見せたのはISSIN vs Tsukkiのバトル。お互いが豪快なパワームーブを強みとする中、先攻で出てきたISSINの2000にTsukkiが1990を合わせるなどラウンド1から盛り上がる展開に。Tsukkiは超ハイレベルなスピンや難しい軸でのパワームーブで攻めて会場を終始沸かせるも、今回はトータルパッケージで勝ったISSINに軍配。ただこのバトルも今後ストーリーが紡がれていくような一戦となった。 TOP8でのB-Boy ISSINのムーブ またTOP4で印象的だった戦いは、XII After Oursという同じクルーで活動しているShigekixとRA1ONのバトル。お互い得意とするスタイルが違う一方で、普段から一緒に練習することも多い二人。どんなムーブをしてくるのかも想像できるからこそ、双方の気持ちの強さが激突したバトルとなった。結果は2:1でShigekixが決勝に駒を進めた。 TOP4でのB-Boy RA1ONのムーブ 3位決定戦はHiro10とRA1ONの対戦。先攻で飛び出したのはRA1ON。DJの流す音に上手くはめながらミュージカリティとスタイルの溢れるムーブで緩急を付けたパフォーマンスを展開。一方、Hiro10はキレのあるパワームーブとフリーズでルーティンを見せていく。その中でもHiro10が最終ラウンドで見せたウィンドミルからの2000では、フロアの中心から端まで移動し落ちるかどうかのギリギリのところで止まるというハイレベルなムーブを見せ、対戦相手のRA1ONを含めて会場全体を大きく沸かした。そんなムーブも相まってか今回の3位決定戦はHiro10が制し、銅メダルを勝ち取った。 3位決定戦でのB-Boy Hiro10のムーブ そして今回の決勝カードは、昨年の世界選手権決勝と同じ顔合わせ。昨年の世界選手権優勝者のISSINと、準優勝者のShigekixのリマッチとなった。先攻でバトルの口火を切ったのはShigekixで1ムーブ目から魂を乗せたキレのある音にしっかりはめたパワームーブやフリーズを見せて大きく会場を沸かせる。対抗するISSINもスタイリッシュかつ豪快なアクロバットも含めたオリジナルムーブで応戦。しかしShigekixは勢いそのまま最終ラウンドまでパワフルでバリエーションに富んだパフォーマンスを続け2:1でISSINを撃破。数々の世界大会でタイトルを獲得してきたShigekixがまだ手にできていなかったこの世界選手権の舞台で悲願の初優勝を飾った。 Shigekixコメント「今回優勝できたのは挑戦者として挑めたから」 B-Boy Shigekix 今日の感想を教えてください。世界選手権ではまだタイトルを取れていなかったので「初優勝を掴み取りに行く」という意気込みで挑んだ中、自分のやってきたことをしっかり発揮できるパフォーマンス力や勝負強さに対して自分自身掲げていたテーマがあったので、今回のタイトル獲得はすごく嬉しいです。ただ来年の同大会を迎える頃に自分がどうなっているのかまで目を向けると、今回のパフォーマンスも自分自身100点満点ではなかったなと良い意味で感じています。その伸び代も含めて、今回一番良かったのはとにかく「チャレンジャー」という気持ちを持って各バトルに挑めたことだと思います。 来年はアジア大会がありますが、今回出場権を獲得できたので今後もしっかりと挑戦者として挑めるよう、自分を心から奮い立たせるものを大切にしていきたいと思っています。 今大会で勝てた要因はなんだと思いますか?現在、ブレイキンの技術が世界的に日々レベルアップしている中で、アイデンティティやスタイルをしっかり構築してきたダンサーと対峙した時に、自分が相手を凌駕できるのか。そのような「オンリーワン同士のナンバーワン決定戦」がこのブレイキンのバトルトーナメントだと思います。 そのバトルの中で大事になってくるのは最後まで戦い抜く「粘り強さ」だと思います。スタイルが最大限発揮できている瞬間っていうのは、技術や戦術はもちろんですが、身体がしっかり準備できていることがすごく大事で、本当に1ミリの勝ち負けに作用しているのが、その力強さや粘り強さだと感じています。今回は自分自身すごく強い気持ちを持って挑めたので、その強さがメンタル面にも出ていたと思いますし、「自分の魂に自分の踊りがついてくる感覚」もあり、フィジカルの部分も含めて「3ラウンドどころか5ラウンドぐらいいけるんじゃないか」と思えるような気持ちで挑めたところが良かったと思います。 仲間と優勝を喜び合うB-Boy Shigekix 現在はクルー活動やD.LEAGUE参戦、日本全国でのワークショップなどブレイキンを通じて様々な活動をしていますが、この世界選手権優勝は今後の活動にどう活かされると思いますか?現在ブレイキンを通して色々な活動をさせていただく中で、スケジュール的に忙しくなってしまっても、プレイヤーとしては変わらず今まで通り練習もハードにやる必要はあります。でもそのモチベーションになっているのが他の様々な活動です。全国の学校訪問ではブレイキンワークショップを通して「夢や目標に向かって全力で挑むこと自体がかっこいい」「一緒に頑張ろう」ということを大きなテーマにして授業させていただいています。 そのテーマを伝える上で、僕自身すごく大事にしていることが「自分もそれを体現する」こと。 やっぱり彼らに「頑張ろうね」と言っている分、自分が頑張っている姿を見せたいですし、「あの時に授業に来てくれたお兄ちゃんが頑張ってるなら、私も/僕も頑張らないと」と思わせられる、そんな存在であり続けたいと強く思っています。僕自身、現役選手だからこそ伝えられるものがあると思いますし、今大会にも実際に現地へ足を運んでくれた子たちも多かったので、彼らにとって親近感のある「身近なヒーロー」として、その背中を見せたいという気持ちがすごく強かったので優勝できて良かったです。今後も挑戦し続ける姿を見せられるように頑張ります。 Royalコメント「今後も自分自身と向き合い続けて成長していきたい」 B-Girl Royal 今日の感想を教えてください。つい2週間前に中国国内で大会があったこともあり、今大会への準備はあまりできていなかったので、大会初日の昨日は少し緊張しすぎているなと感じていましたが、今日はこの環境にも慣れて、自分の実力を発揮することができました。 今大会で勝てた要因はなんだと思いますか?自分のダンススタイルと音楽を上手くマッチすることができたのはひとつ勝てた要因だと思いますが、今大会で意識していたことは自分のスタイルを表現することでした。決勝では自分のオリジナルのスタイルをしっかり発揮できたと思います。 今後の目標を聞かせてください。昨年の世界選手権から、自分自身この1年間でどれだけ成長できたのか気づけていませんでしたが、1年間を通して海外の様々な試合に参加して経験をたくさん積めたことで自信を持って今大会に臨むことができました。今後も他の選手に勝つことではなく自分自身と向き合いながらもっと成長していきたいと思っています。 大会リザルト 左からAyumi、Royal、Nickaの順 B-GirlGold:Royal(郭 朴) / CHN(中国)Silver:Ayumi(福島 あゆみ)/ JPN(日本)Bronze:Nicka(Dominika Banevi)/ LTU(リトアニア) 左からISSIN、Shigekix、Hiro10の順 B-BoyGold:Shigekix(半井 重幸)/ JPN(日本)Silver:ISSIN(菱川 一心)/ JPN(日本)Bronze:Hiro10(大能 寛飛)/ JPN(日本) 日本初開催の世界選手権を経て、日本人選手たちが向かうのは名古屋の地で行われるアジア大会 日本国内では初開催となった世界ダンススポーツ連盟(WDSF)公認の世界選手権。まさに世界最高峰の戦いが繰り広げられ2025年が締め括られた。そして日本人選手にとっては、本大会でTOP3に入り、かつ最上位となったB-Boy・B-Girl各1名が2026年9月に愛知県名古屋市で開催の第20回アジア競技大会への出場資格を獲得できることから、今大会で優勝したB-Boy ShigekixとB-Girl Ayumiが出場権を獲得。来年もここ日本で大きな国際大会が開催されるこのブレイキン。今後も日本人選手たちの活躍はもちろんのことブレイキンシーンのさらなる発展に目が離せない。




