HOW TO
ハウツー
-
bmx【CHIMERA×FINEPLAY特別企画】HOW TO FLAIR by Joji Mizogaki2020.01.15【CHIMERA×FINEPLAY特別企画】5月12日(土)、13日(日)は開催が迫ってきた「CHIMERA GAMES VOL.5」。CHIMERA GAMES VOL.5をより楽しんでもらうため、トリックの解説や見所を語ってもらった。第四弾はBMXフリースタイル・パーク界期待の新星、溝垣丈司(みぞがき じょうじ)の「HOW TO FLAIR(フレア)」。 https://www.youtube.com/watch?v=mBHARwgEtWo HOW TO FLAIR(フレア) HOW TO FLAIR(フレア)の難しいところはバランス。回転ありすぎでもこけちゃうし、回転を弱めると滑ってこけちゃうのでバランスが大切。 photo:masahiro mizuguchi photo:masahiro mizuguchi 開催概要 タイトル:CHIMERA GAMES VOL.5主催:CHIMERAプロジェクト実行委員会/フジテレビジョン共催:一般社団法人東京臨海副都心まちづくり協議会協賛:OPENちゃん、SKiP FACTORY後援:港区、東京都港湾局 (予定)、一般社団法人江東区観光協会、駐日コロンビア共和国大使館、キューバ共和国大使館、ボリビア多民族国大使館、在日フランス大使館/アンスティチュ・フランセ日本、トルコ共和国 Yunus Emre Enstitüsü トルコ文化センター東京、タジキスタン共和国大使館、アイルランド大使館、ガーナ共和国大使館 、ウガンダ共和国大使館、パナマ共和国大使館、スペイン大使館 Embajada de España、ザンビア共和国大使館、レソト王国大使館、駐日アフガニスタン大使館会場:CHIMERA GAMES お台場特設会場(江東区青海臨時駐車場NOP区画)日時:2018年5月12日(土)、13日(日) 11:00~(開場10:00)※雨天決行・荒天中止 ■CHIMERA 公式アプリ内経由での予約決済 ・5月12日1日券:大人 前売¥2,500・当日¥3,500高校生:前売¥1,000・当日¥2,000 ・5月13日1日券:大人 前売¥2,500・当日¥3,500高校生:前売¥1,000・当日¥2,000 ・通し券大人:前売¥4,500(前売のみ)高校生:前売¥1,500(前売のみ) ■一般プレイガイド ・1日券大人:前売¥4,000・当日¥5,000 ・高校生前売¥2,000・当日¥3,000 ・通し券大人:前売¥7,000(前売のみ)高校生:前売¥3,500(前売のみ)※中学生、高校生の方は、入場口にて写真付身分証明書の提示必要(アプリ・プレイガイド共通) 実施メニュー:アーティストライブ、FMX、BMX、スケートボード、インラインスケート、ダブルダッチ、フリースタイルフットボール、デュエルサッカー(ストリートサッカー)、フリースタイルバスケットボール、ストリートバスケットボール、スポーツトライアル(とび箱)、パンプトラック、ランバイク、ポゴスティック(ホッピング)、スラックライン、けん玉、ヨーヨー、ドリフトトライク、電動モト、パワライザー、asobi基地、パーク(ビギナーエリア、レンタルギア)、ドリフト、バブルアタック、ダンス、ヨガ、ドッグラン、サーフィン体験、EV3、フードエリア、物販ブース <地図> <プレイガイド情報> <アクセス> ゆりかもめ線 船の科学館駅(徒歩約3分)りんかい線 東京テレポート駅(徒歩約7分)※駐車場の用意がありませんので、来場の際は公共の交通機関をご利用いただきますようお願いいたします。
-
freestyle【CHIMERA×FINEPLAY特別企画】HOW TO AROUND THE WORLD by Yosuke Yokota2020.01.15【CHIMERA×FINEPLAY特別企画】5月12日(土)、13日(日)は開催が迫ってきた「CHIMERA GAMES VOL.5」。CHIMERA GAMES VOL.5をより楽しんでもらうため、トリックの解説や見所を語ってもらった。第三弾は世界フリースタイルフットボールシーンにおけるパイオニアの一人であるBall Beat Crew リーダー横田陽介の「HOW TO AROUND THE WORLD(アラウンド・ザ・ワールド)」。 https://www.youtube.com/watch?v=EcvlDa_8eaA AROUND THE WORLD(アラウンド・ザ・ワールド) AROUND THE WORLD(アラウンド・ザ・ワールド)は一番最初にフリースタイラーが目指すトリック。基本的なトリックだが、トップクラスになると連続で100回近くできる。 開催概要 タイトル:CHIMERA GAMES VOL.5主催:CHIMERAプロジェクト実行委員会/フジテレビジョン共催:一般社団法人東京臨海副都心まちづくり協議会協賛:OPENちゃん、SKiP FACTORY後援:港区、東京都港湾局 (予定)、一般社団法人江東区観光協会、駐日コロンビア共和国大使館、キューバ共和国大使館、ボリビア多民族国大使館、在日フランス大使館/アンスティチュ・フランセ日本、トルコ共和国 Yunus Emre Enstitüsü トルコ文化センター東京、タジキスタン共和国大使館、アイルランド大使館、ガーナ共和国大使館 、ウガンダ共和国大使館、パナマ共和国大使館、スペイン大使館 Embajada de España、ザンビア共和国大使館、レソト王国大使館、駐日アフガニスタン大使館会場:CHIMERA GAMES お台場特設会場(江東区青海臨時駐車場NOP区画)日時:2018年5月12日(土)、13日(日) 11:00~(開場10:00)※雨天決行・荒天中止 ■CHIMERA 公式アプリ内経由での予約決済 ・5月12日1日券:大人 前売¥2,500・当日¥3,500高校生:前売¥1,000・当日¥2,000 ・5月13日1日券:大人 前売¥2,500・当日¥3,500高校生:前売¥1,000・当日¥2,000 ・通し券大人:前売¥4,500(前売のみ)高校生:前売¥1,500(前売のみ) ■一般プレイガイド ・1日券大人:前売¥4,000・当日¥5,000 ・高校生前売¥2,000・当日¥3,000 ・通し券大人:前売¥7,000(前売のみ)高校生:前売¥3,500(前売のみ)※中学生、高校生の方は、入場口にて写真付身分証明書の提示必要(アプリ・プレイガイド共通) 実施メニュー:アーティストライブ、FMX、BMX、スケートボード、インラインスケート、ダブルダッチ、フリースタイルフットボール、デュエルサッカー(ストリートサッカー)、フリースタイルバスケットボール、ストリートバスケットボール、スポーツトライアル(とび箱)、パンプトラック、ランバイク、ポゴスティック(ホッピング)、スラックライン、けん玉、ヨーヨー、ドリフトトライク、電動モト、パワライザー、asobi基地、パーク(ビギナーエリア、レンタルギア)、ドリフト、バブルアタック、ダンス、ヨガ、ドッグラン、サーフィン体験、EV3、フードエリア、物販ブース <地図> <プレイガイド情報> <アクセス> ゆりかもめ線 船の科学館駅(徒歩約3分)りんかい線 東京テレポート駅(徒歩約7分)※駐車場の用意がありませんので、来場の際は公共の交通機関をご利用いただきますようお願いいたします。
-
inline【CHIMERA×FINEPLAY特別企画】HOW TO WALL RIDE(ウォールライド) by Chiaki Ito2020.01.15【CHIMERA×FINEPLAY特別企画】5月12日(土)、13日(日)は開催が迫ってきた「CHIMERA GAMES VOL.5」。CHIMERA GAMES VOL.5をより楽しんでもらうため、トリックの解説や見所を語ってもらった。第二弾は日本を代表するプロインラインスケーター伊藤千秋の「HOW TO WALL RIDE(ウォールライド)」。 https://www.youtube.com/watch?v=a5gU6wIUCno WALL RIDE(ウォールライド) WALL RIDE(ウォールライド)は急な斜面や床と垂直な壁のような障害物を滑るトリック。 開催概要 タイトル:CHIMERA GAMES VOL.5主催:CHIMERAプロジェクト実行委員会/フジテレビジョン共催:一般社団法人東京臨海副都心まちづくり協議会協賛:OPENちゃん、SKiP FACTORY後援:港区、東京都港湾局 (予定)、一般社団法人江東区観光協会、駐日コロンビア共和国大使館、キューバ共和国大使館、ボリビア多民族国大使館、在日フランス大使館/アンスティチュ・フランセ日本、トルコ共和国 Yunus Emre Enstitüsü トルコ文化センター東京、タジキスタン共和国大使館、アイルランド大使館、ガーナ共和国大使館 、ウガンダ共和国大使館、パナマ共和国大使館、スペイン大使館 Embajada de España、ザンビア共和国大使館、レソト王国大使館、駐日アフガニスタン大使館会場:CHIMERA GAMES お台場特設会場(江東区青海臨時駐車場NOP区画)日時:2018年5月12日(土)、13日(日) 11:00~(開場10:00)※雨天決行・荒天中止 ■CHIMERA 公式アプリ内経由での予約決済 ・5月12日1日券:大人 前売¥2,500・当日¥3,500高校生:前売¥1,000・当日¥2,000 ・5月13日1日券:大人 前売¥2,500・当日¥3,500高校生:前売¥1,000・当日¥2,000 ・通し券大人:前売¥4,500(前売のみ)高校生:前売¥1,500(前売のみ) ■一般プレイガイド ・1日券大人:前売¥4,000・当日¥5,000 ・高校生前売¥2,000・当日¥3,000 ・通し券大人:前売¥7,000(前売のみ)高校生:前売¥3,500(前売のみ)※中学生、高校生の方は、入場口にて写真付身分証明書の提示必要(アプリ・プレイガイド共通) 実施メニュー:アーティストライブ、FMX、BMX、スケートボード、インラインスケート、ダブルダッチ、フリースタイルフットボール、デュエルサッカー(ストリートサッカー)、フリースタイルバスケットボール、ストリートバスケットボール、スポーツトライアル(とび箱)、パンプトラック、ランバイク、ポゴスティック(ホッピング)、スラックライン、けん玉、ヨーヨー、ドリフトトライク、電動モト、パワライザー、asobi基地、パーク(ビギナーエリア、レンタルギア)、ドリフト、バブルアタック、ダンス、ヨガ、ドッグラン、サーフィン体験、EV3、フードエリア、物販ブース <地図> <プレイガイド情報> <アクセス> ゆりかもめ線 船の科学館駅(徒歩約3分)りんかい線 東京テレポート駅(徒歩約7分)※駐車場の用意がありませんので、来場の際は公共の交通機関をご利用いただきますようお願いいたします。
-
bmx【CHIMERA×FINEPLAY特別企画】HOW TO DECADE by Kotaro Tanaka2020.01.15【CHIMERA×FINEPLAY特別企画】5月12日(土)、13日(日)は開催が迫ってきた「CHIMERA GAMES VOL.5」。CHIMERA GAMES VOL.5をより楽しんでもらうため、トリックの解説や見所を語ってもらった。第一弾は日本を代表するカリスマBMXライダー田中光太郎の「HOW TO DECADE(ディケイド)」。 https://www.youtube.com/watch?v=HfUfcKaYzwo DECADE(ディケイド) DECADE(ディケイド)は前輪をあげて、その上をくるっと体を一回転させるトリック。見た目が派手で迫力のあるメジャーなトリックで、ルーティンの最後の締めなどにメイクするとかっこよく決まる。 開催概要 タイトル:CHIMERA GAMES VOL.5主催:CHIMERAプロジェクト実行委員会/フジテレビジョン共催:一般社団法人東京臨海副都心まちづくり協議会協賛:OPENちゃん、SKiP FACTORY後援:港区、東京都港湾局 (予定)、一般社団法人江東区観光協会、駐日コロンビア共和国大使館、キューバ共和国大使館、ボリビア多民族国大使館、在日フランス大使館/アンスティチュ・フランセ日本、トルコ共和国 Yunus Emre Enstitüsü トルコ文化センター東京、タジキスタン共和国大使館、アイルランド大使館、ガーナ共和国大使館 、ウガンダ共和国大使館、パナマ共和国大使館、スペイン大使館 Embajada de España、ザンビア共和国大使館、レソト王国大使館、駐日アフガニスタン大使館会場:CHIMERA GAMES お台場特設会場(江東区青海臨時駐車場NOP区画)日時:2018年5月12日(土)、13日(日) 11:00~(開場10:00)※雨天決行・荒天中止 ■CHIMERA 公式アプリ内経由での予約決済 ・5月12日1日券:大人 前売¥2,500・当日¥3,500高校生:前売¥1,000・当日¥2,000 ・5月13日1日券:大人 前売¥2,500・当日¥3,500高校生:前売¥1,000・当日¥2,000 ・通し券大人:前売¥4,500(前売のみ)高校生:前売¥1,500(前売のみ) ■一般プレイガイド ・1日券大人:前売¥4,000・当日¥5,000 ・高校生前売¥2,000・当日¥3,000 ・通し券大人:前売¥7,000(前売のみ)高校生:前売¥3,500(前売のみ)※中学生、高校生の方は、入場口にて写真付身分証明書の提示必要(アプリ・プレイガイド共通) 実施メニュー:アーティストライブ、FMX、BMX、スケートボード、インラインスケート、ダブルダッチ、フリースタイルフットボール、デュエルサッカー(ストリートサッカー)、フリースタイルバスケットボール、ストリートバスケットボール、スポーツトライアル(とび箱)、パンプトラック、ランバイク、ポゴスティック(ホッピング)、スラックライン、けん玉、ヨーヨー、ドリフトトライク、電動モト、パワライザー、asobi基地、パーク(ビギナーエリア、レンタルギア)、ドリフト、バブルアタック、ダンス、ヨガ、ドッグラン、サーフィン体験、EV3、フードエリア、物販ブース <地図> <プレイガイド情報> <アクセス> ゆりかもめ線 船の科学館駅(徒歩約3分)りんかい線 東京テレポート駅(徒歩約7分)※駐車場の用意がありませんので、来場の際は公共の交通機関をご利用いただきますようお願いいたします。
-
snow<SNOW ANGEL連載>START UP SNOWBOARD #11 『連続ターン』2020.01.15女子向けのスノーボードマガジン『SNOW ANGEL』連載企画 こんにちは!!スノーボードインストラクターのマミです。いよいよ最後の回になりました!!今回で、基本的な連続ターンが完成します。 長かったですね~・・・スノーボードを始める前の道具選びから、連続ターンが出来るまでのレッスン動画。 スノーボードに興味がない人もある人も、すべての人に、私の経験でしかないですがお話ししていきたいなぁと思ったのが最初のきっかけ。もともとスノーボードを初めて1年目の私は、痛い・・・寒い・・・出来ない・・・と、いやいやになり、2~3回目でスノーボードをあきらめてやめてしまった。(笑)生徒さんに聞かれてお話しした時も「それは嘘でしょ~」と言われますが、本当の話。(笑) それから1年間はスノーボードに興味もなく、冬はクリスマスにお正月と、イベントを楽しんでいました。でも、あることがきっかけでもう一度スノーボードを始めることになったのです。 もう一回するなら 「上手くなってやる!!」と、メラメラやる気モードに入ってしまい、まともに滑れないのにいきなり山生活をスタートしちゃいました。この時誘ってくれなかったら完全にやめてたな・・・(笑) 一緒に山で生活していた友達が、スノーボードを教えてくれ、まともに滑れない私に付き合ってくれて毎日滑っていました。スノーボードは個人スポーツのイメージがあるけど、仲間と滑るから楽しい。出来ない事が出来るようになった時になんとも言えない楽しかった事をこの時に経験しました。 そして、次のシーズンもまた違う山に行ってみたいと思い、違う場所で山生活。その時一緒に仕事をしていた友達に勧められたのがバッジテストなんです。話せば長くなるので、このへんでやめておこう(笑) とにかく、色んなきっかけ、出会いでスノーボードを今も続けています。ターンが出来るようになると、スノーボードの楽しさが広がる事は間違いなし!!でも、ターン出来るまでが難しかったり、痛かったり、疲れたり・・・(笑) わからないまま、見よう見マネでも出来ますが、知らないままチャレンジする事と、知ってからチャレンジするのでは大きく違ってきます。色んな経験や、実際に感じた事があったので、このHOW TOを作ることを決めました。 そして、第11回の内容『連続ターン』とは・・・第9回と第10回の内容を組み合わせていくことです。スムーズに、安定して連続してターンで滑る事をはじめの目標にしていきましょう~ もし、スピードが速くなっても頑張ってたり・・・体がフラフラするままターンを続けてたり・・・怖い!!っと思いながらターンしていたり・・・ スノーボードを楽しむ為にも、安全第一!!連続ターンしている時に、少しでも不安があったら頑張らずに一度止まってリセットしましょう~それも、上達への近道になりますよっ。 みなさん、第5回の内容覚えていますか?そうです!!基本姿勢です。連続でターンをしていく時、膝に注目していきましょう~ ◆膝の使い方◆良い例)両膝が均等に曲がっています。スノーボードもスポーツですよ!!しっかりと膝をまげましょう~ 悪い例)こんな風に前足の膝が伸びてしまうと、後ろに体が傾いてしまいます。これだと、バランスが悪くなり、滑りにくくなってしまいます。 スノーボードはバランスのスポーツ。バランスを保つために大事な《膝》。両足均等に曲げることで体が真っすぐに板の上に乗る事が出来ます。基本となる姿勢を作る為にも両膝をしっかりと曲げる事がポイントです。 そして、怖くない斜面を使ってターンにチャレンジしてください。人それぞれ感じる事が違います。怖い、楽しい、不安・・・ 1ターンずつ、丁寧に!!を最初は心がけて下さいねっターンに慣れてくれば、いよいよ連続してターンにチャレンジ!!ここまでくればもう大丈夫です☆ミ それでは最後の第11回『連続ターン』をみんなで見てみましょう~ START UP SNOWBOARD 『11.連続ターン』 https://www.youtube.com/watch?v=fCxXAgqx5KU ◆さいごに◆みなさん、全11回のSTARTUP SNOWBOARDを見ていただきありがとうございました。少しでも興味をもっていただければ嬉しいです。スノーボードは楽しいスポーツ。でも・・・やり方を知らなかったり、道具が自分に合ってないだけで、楽しくなくなってしまいます。そんなもったいないことはない!! ターンが出来ればこれから楽しいことが沢山あります。カービングやパウダー、グラトリ、パーク・・・などなど。楽しむのは自分次第!!ターンが出来たからここで終わりではないですよっ さて、残りのシーズン楽しんでいきましょう~ PROFILE 大西 麻美(オオニシ マミ)1981年12月13日生まれ。大阪府出身。資格:JSBA公認 A級インストラクター・C級検定員・幼稚園教諭2種免許スキージャム勝山のJAPAN SNOWBOARD ACADEMYで13年間キッズなどの初心者を中心に1シーズンで200以上のレッスンを行っているスノーボードインストラクター。専門の指導者として、質の高いレッスンを提供するのはもちろんの事、スノーボードの楽しさ・魅力を伝える事を理念として活動している。また、オフシーズンは大阪KINGS(スノーボード・スキーのオフトレ施設)で働き、年間を通してスノーボードの普及活動に取り組んでいる。 情報提供:SNOW ANGEL MAG スノーボード好きも、これから好きになる子も全てのアクティブガールがチェックするWEBメディア「SNOW ANGEL MAG」。2007年創刊の雑誌「SNOW ANGEL」アクティブな女のコがもっとアクティブにもっと楽しくスノーボード、ライフスタイルを送れるコツを発信していきます。トレンド、イベント、ギア、ファッションなど、スノーボード好きの女のコ達が発信し、ガールズスノーボード・WEB媒体として、女のコに有益な情報をお届けしています。
-
snow<SNOW ANGEL連載>START UP SNOWBOARD #10 『トゥサイドからの1ターン』2020.01.15女子向けのスノーボードマガジン『SNOW ANGEL』連載企画 こんにちは!!スノーボードインストラクターのマミです。今年は雪も多いので、みなさん色んなゲレンデに行ってるんじゃないでしょうか?1人で滑るのもよし!!友達や家族と滑るのもよし!!雪山を楽しんでいきましょう〜そして今回の第10回でいよいよターンが完成します。 で、前回のおさらいです。まずは、『ヒールサイドからの1ターン』です。ヒールサイド(かかと側)から始まるターンは足元を中心に体を動かします。前足→後足の順番ですよ。覚えていますか? そして、今回の第10回『トウサイドからの1ターン』は、どうするのかと言うと・・・。上半身を中心に体を動かしていきます。つま先側のエッジで立ってからターンをはじめます。そして、上半身!?となった人。ここから詳しく説明していきますね。 まず、上半身とは・・・腰から上の部分だと思って下さい。この上半身を使って体をねじる!!というイメージの方が分かりやすいかな!?体のねじれを使ってターンを始めていきます。ターンが始まるということは、ノーズを動かすことです。ターンをする為には、ノーズをまずは動かしていきます。 第9回のヒールサイドからの1ターンと違うところは・・・●ヒールサイドから始まるターン→足元●トウサイドから始まるターン→上半身これが基本の体の動かし方になってきます。体の動かし方が違うのはわかりましたか?これがスノーボードの左右非対称ってことになるんです!! ここがポイント!!しかし、ターンのお話になるとなんだか難しく聞こえちゃいますね(笑)出来ない時にわからないとなると、嫌になっちゃいますよね・・・でもここは頑張っていきましょう〜 とにかくターンとは・・・体の動かし方を理解するのが一番!!そして板のどこを動かせばターンが出来るのかが分かれば大丈夫!! 分かりやすいようにまとめてみましょう〜◆体の動かし方◆良い例)上半身を動かす。おへそを中心として上半身をねじります。 これが出来ればノーズが自然に動き出します。それでもノーズが、板が動かない人!!腰は動いていますか?体(上半身)がのびていないですか?? 悪い例 こんな感じで、上半身が伸びて、体のひねりを使う時に前の手が上がってないですか?こうすると腰が動かないので体のねじれが使えません・・・ ◆板の動き◆トウ側のエッジで立つ。↓ノーズが動き出す。↓ヒール側のエッジに乗りかえる。はい。これだけです(笑) 私のレッスンでは、生徒さんに必ず伝える事があります。ターンをする為には何をしたらいいと思いますか?この答えは色々ありますが、伝えたいことはただ一つ。板が動く為の体の動かし方を覚えましょう〜 そして、初めて挑戦する時には必ず怖くない場所を選びます。お手伝いもします。1人でチャレンジする前も、必ず生徒さんに聞きますよ。「体をどうやって動かすかわかりましたか!?」 ここまでわかれば大丈夫!!1人でチャレンジしていきましょう〜こんな感じで、一緒に成長出来たらなぁぁぁと思っています。 私一人が理解していてもダメだし、どうすれば日々伝わるかを試行錯誤・・・どうしても文章だとかたーく感じてしまいます・・・私自身も(笑)今後もどうすればいいのか考えていきますので、どうぞ皆さまよろしくお願い致します(笑) 最後にもう一度・・・トウサイドからの1ターンは、体の上半身を最初に動かします。体の動かし方を覚えると、自然に板も動きます。 ではでは、長くなりましたが、第10回『トウサイドからの1ターン』を皆で見ていきましょう〜 START UP SNOWBOARD 『10.トウサイドからの1ターン』 https://www.youtube.com/watch?v=KMnmli-cJIQ ◆おまけ◆ここまで出来れば連続ターンまであと少し!!そして、ここではターンの基本をお伝えしていますが、ここからさらに体の使い方が変化していきます。それも楽しみのひとつにして下さいねっ PROFILE 大西 麻美(オオニシ マミ)1981年12月13日生まれ。大阪府出身。資格:JSBA公認 A級インストラクター・C級検定員・幼稚園教諭2種免許スキージャム勝山のJAPAN SNOWBOARD ACADEMYで13年間キッズなどの初心者を中心に1シーズンで200以上のレッスンを行っているスノーボードインストラクター。専門の指導者として、質の高いレッスンを提供するのはもちろんの事、スノーボードの楽しさ・魅力を伝える事を理念として活動している。また、オフシーズンは大阪KINGS(スノーボード・スキーのオフトレ施設)で働き、年間を通してスノーボードの普及活動に取り組んでいる。 情報提供:SNOW ANGEL MAG スノーボード好きも、これから好きになる子も全てのアクティブガールがチェックするWEBメディア「SNOW ANGEL MAG」。2007年創刊の雑誌「SNOW ANGEL」アクティブな女のコがもっとアクティブにもっと楽しくスノーボード、ライフスタイルを送れるコツを発信していきます。トレンド、イベント、ギア、ファッションなど、スノーボード好きの女のコ達が発信し、ガールズスノーボード・WEB媒体として、女のコに有益な情報をお届けしています。
-
snow<SNOW ANGEL連載>START UP SNOWBOARD #9 『ヒールサイドからの1ターン』2020.01.15女子向けのスノーボードマガジン『SNOW ANGEL』連載企画 こんにちは!!スノーボードインストラクターのマミです。STARTUP SNOWBOARDも、12月からスタートして残すところあと3回になりました。道具の選び方からターンが出来るまでの全11回。ついに、第9回からはいよいよターンについての内容です。 その前に、ちょっとおさらい。ヒールサイド(かかと側)トウサイド(つま先側)フラット(面全体)この3つを覚えていますか??ターンに必要な3つの操作です。この3つを組み合わせるだけなんですが、ややこしくなるとダメなので、1つずつお話ししていこうかと思います。 まずは、◆ターンの作り方◆ ※ヒールサイド(かかと側)からの1ターンの場合①ヒールサイドエッジ(かかと側)で立つ↓②ノーズを進行方向に動か↓③板が進行方向に真っすぐ向く。(フラット)↓④トウサイドのエッジ(つま先側)で止まる 文章にするとなんだか難しそうに、ややこしそうに見えますね・・・ここは頑張って聞いてくださいね(笑)ターンする為には体を動かす事が大事なんですが、使い方を知らないままだと上達まであと一歩のところから遠ざかってしまいます。 そしてもう1つ。。。スノーボードは左右非対称のスポーツです。なので、ターンする時の体の動かし方が、かかと側(ヒール)とつま先側(トウ)では違います。って言われても、ピンと来ないですよね私もなかなか理解できませんでした・・・(笑) みなさんいいですか??そのことを頭に置いて聞いてくださいね。まず、結論から言うと、かかと側から始まるターンは、足元を最初に動かします。その足元と言うのが、前足です。 そして、使い方の順番があります。まず初めに前足から使います。(動かします) ◆前足の使い方◆前足の、つま先もしくは膝を使います。こんな風に前足に力を加えます。 前足に力を加えると、ノーズが動き出します。ここがポイントです!!もう1枚写真を見てみましょう~ 前足を使っても板が動かない・・・お尻の位置はどうですか?こんな風に前足の上にありますか?前足を使うと、自然にお尻の位置が前足の上にくるんですが、そうじゃない人も多くいてます。そんな時は、この写真みたいに自分からお尻を前足の上に持ってきてください。それが出来れば大丈夫!! ここまで出来れば1つ目のポイントはクリア!!あと少しですよ~文章長いんで、疲れてきてないですか(笑)もう少しだけお付き合いください。 そして2つ目のポイントは板の動きです。簡単に書きます。 ヒールエッジ↓フラット↓トウエッジ はい。これです。板がどんな風に動くとターンが出来るのかを知っておくことが大事なんです。私がレッスンする中でもここをまずは理解してもらいます。 詳しく簡単にさっきの順番を説明すると・・・ヒールエッジで安定して立つ(ターンを始める準備をする)。↓ノーズが動き出す為に前足を使う。↓板が動き出してフラットになる。↓フラットが出来たからトウエッジが使える。と、なります。 さてさて最後のまとめです。とにかく、ターンをするためには順番が大事なんです。そして、順番に正しい体の使い方をすることがターンへの近道になりますよ。 これを読んで、第9回の内容『ヒールサイドからの1ターン』を見てみましょう~それではどうぞ!! START UP SNOWBOARD 『9.ヒールサイドからの1ターン』 https://www.youtube.com/watch?v=62_szAV4d-U ◆まとめ◆1つのターンが出来てきました。この第9回の内容は基本中の基本。今後ターンがスムーズに出来るようになると、少し体の使い方が変化していきます。スノーボードは上手くなればなるほど体の使い方がどんどん変化していきます。それも楽しさの1つです。 PROFILE 大西 麻美(オオニシ マミ)1981年12月13日生まれ。大阪府出身。資格:JSBA公認 A級インストラクター・C級検定員・幼稚園教諭2種免許スキージャム勝山のJAPAN SNOWBOARD ACADEMYで13年間キッズなどの初心者を中心に1シーズンで200以上のレッスンを行っているスノーボードインストラクター。専門の指導者として、質の高いレッスンを提供するのはもちろんの事、スノーボードの楽しさ・魅力を伝える事を理念として活動している。また、オフシーズンは大阪KINGS(スノーボード・スキーのオフトレ施設)で働き、年間を通してスノーボードの普及活動に取り組んでいる。 情報提供:SNOW ANGEL MAG スノーボード好きも、これから好きになる子も全てのアクティブガールがチェックするWEBメディア「SNOW ANGEL MAG」。2007年創刊の雑誌「SNOW ANGEL」アクティブな女のコがもっとアクティブにもっと楽しくスノーボード、ライフスタイルを送れるコツを発信していきます。トレンド、イベント、ギア、ファッションなど、スノーボード好きの女のコ達が発信し、ガールズスノーボード・WEB媒体として、女のコに有益な情報をお届けしています。
-
snow<SNOW ANGEL連載>START UP SNOWBOARD #8 『トゥサイドの角付け』2020.01.15女子向けのスノーボードマガジン『SNOW ANGEL』連載企画 こんにちは!!スノーボードインストラクターのマミです。1月に入り、シーズンインしてる人も多くいるんじゃないですか?私も毎日スノーボード!!レッスン!!楽しんでいますっ最近は初めてクラスの大人レッスンも多くしています。第7回の内容『ヒールサイド』から練習して、『トウサイド』の順番で練習していくんですが、この『トウサイド』が難しいんです・・・ 後ろ向きに滑らなくちゃいけないし・・・不安だし・・・怖いし・・・って、色んな気持ちが出てくるんです。いや、実際怖いと思います。もう慣れたらまったく恐怖心はないですが、いまだに不安はあります・・・(笑) が、しか〜し!!滑り方、とゆうか、やり方・練習方法さえ間違わなければ大丈夫です!!と、その前に、トウサイド(つま先側)の安全なこけ方も覚えていきましょう〜 ◆安全な転び方◆ヒールサイド(かかと側)の時と同じで、低い姿勢になってからこけましょう〜トウサイド(つま先側)の時は、膝をついて止まります。この時、手首からこけないように気を付けて下さいねっ。これ、重要!!立って止まる事が難しい時は無理せずに、膝をついて止まってください。 ◆危ない転び方◆手首を雪について止まろうとしないでくださいねっ負担がかかってしまい、怪我に繋がります。 こんな風に、安全に楽しくレベルアップする為には、怪我を自分自身で防止することが大事です。 で、ここからがトウサイド(つま先側)のポイント①板の上にお尻と頭があるように真っすぐ立ちます。 ◆良い例◆ ◆悪い例◆体が板の上からはみ出している状態・・・これではバランスよく滑る事は出来ません・・・。 ②トウサイド、足元の部分の作り方◆良い例◆トウサイドのエッジに力を入れる為に、足の指の付け根を雪に付けるようにしてみて下さい。※足の指先に力が入って、つま先立ちになると、グラグラ不安定になります。 ※つま先側に力を入れる時に、ブーツのたんの部分とすねをくっつけるイメージです。そうすると、自然に膝も曲がります。この状態で、すでにトウサイドのエッジに力が入っています。 ◆悪い例◆足先(つま先)に力を入れようとして、つま先で立ってしまうと、バランスが悪くなり、力も入りません・・・ 体の使い方ひとつで、大きく変わってくるのがトウサイドのバランスなんです。ちょっと細かいですが、ここは慎重にはじめていきましょう〜このバランスや、体の使い方が分かればターンまであと少し!!ではでは、第8回を見てみましょう〜 START UP SNOWBOARD『8.トウサイドの角付け』 https://www.youtube.com/watch?v=SP6MrHrZFoI ◆おまけ◆トウサイドの練習でお尻からこけてしまうと、ものすごく痛いんです・・・なので、2人で練習する場合は気持ちの不安がなくなるまでは必ず補助をしましょう〜不安があると、姿勢が悪くなってしまうんです。1人で練習する場合は、緩やかな斜面ではじめましょう〜そして、安定してくるまではゆっくり止まりながら。コツが分かるまではゆっくり、丁寧に滑ってくださいねっ PROFILE 大西 麻美(オオニシ マミ)1981年12月13日生まれ。大阪府出身。資格:JSBA公認 A級インストラクター・C級検定員・幼稚園教諭2種免許スキージャム勝山のJAPAN SNOWBOARD ACADEMYで13年間キッズなどの初心者を中心に1シーズンで200以上のレッスンを行っているスノーボードインストラクター。専門の指導者として、質の高いレッスンを提供するのはもちろんの事、スノーボードの楽しさ・魅力を伝える事を理念として活動している。また、オフシーズンは大阪KINGS(スノーボード・スキーのオフトレ施設)で働き、年間を通してスノーボードの普及活動に取り組んでいる。 情報提供:SNOW ANGEL MAG スノーボード好きも、これから好きになる子も全てのアクティブガールがチェックするWEBメディア「SNOW ANGEL MAG」。2007年創刊の雑誌「SNOW ANGEL」アクティブな女のコがもっとアクティブにもっと楽しくスノーボード、ライフスタイルを送れるコツを発信していきます。トレンド、イベント、ギア、ファッションなど、スノーボード好きの女のコ達が発信し、ガールズスノーボード・WEB媒体として、女のコに有益な情報をお届けしています。
-
snow<SNOW ANGEL連載>START UP SNOWBOARD #7 『ヒールサイドの角付け』2020.01.15女子向けのスノーボードマガジン『SNOW ANGEL』連載企画 こんにちは!!スノーボードインストラクターのマミです。みなさん、準備はいいですか?いよいよゲレンデをすべりますよっ!!そして、第7回からは、今までと大きく違うところがあります。第6回までは、1人で滑れる内容のHOWTOでしたが、ここからは1人だけではなく、2人で上達していける内容もたくさん入っています。もちろん、1人で滑る方へのレッスン内容もたくさんあります。 第7回の内容のヒールサイドとは・・・の、おさらいからしていきましょう~ヒールサイドとは、かかと側のエッジの事を言います。ヒールサイドのエッジを使って雪山を滑る事から覚えていきましょう~ここからが、ターンに向けての始まりです!!ここで、ターンについて少しお話ししていこうかと思います。ターンが出来るようになるには第4回でも説明しているヒールエッジ(かかと)フラット(足裏全部)トウエッジ(つま先)この3つが出来るようになればターンは完成します。 どれか1つでも欠けると出来ないんです。それから、『こけ方』にも注目したいと思います。誰でも、最初は転んでしまいます。ちなみに私もこけまくりでした(笑)そして、今でもこけます・・・こけて上手くなるんです!!でも、その転ぶ時にも痛かったり、怪我をしちゃうと何にも楽しくありません。むしろスノーボードが怖くなってしまうかもしれません・・・なので、滑る前の知識として、痛くない、安全なこけ方を少し頭に置いておきましょう~ ◆安全な転び方◆安全に止まる方法とも言います。最初は立ったままなかなか止まる事が難しいです。なので、スピードが出てきたり止まりたい時は、お尻で雪の上に座りましょう。無理に立って止まろうとしなくて大丈夫です。そして、これだけは覚えていてください。必ず、低い姿勢になってからお尻をついてくださいね。イメージは体操座りですっ ◆危ない転び方◆手を使って、止まろうとしないでくださいね。止まる為に、転びそうな時に手を使うと、手首に負担がかかってしまいます。手首では体を安全に支えることは出来ません・・・たとえ止まったとしても、手首を怪我してしまう可能性が出てきます・・・ こんな風に、体のどこを使って安全に止まる・転ぶか覚えていてくださいねっちなみに細かいことをゆうと、これはヒールサイド(かかと側)を使って滑る時の安全な転び方です。トウサイド(つま先側)になると違うのでみなさん間違えないようにしてくださいね。使うエッジによって、少し違うのです・・・ で、ここからです。滑る前に必ずしないといけない事と言えば・・・板を付けたまま、立ち上がる事。これが出来ないと1人で滑る事は出来ないですよね?なかなか立てなくて、頑張りすぎる人。いませんか??頑張らなくていいんです(笑)立てなくて頑張りすぎて、疲れてしまう・・・嫌になる・・・まさしく、負の連鎖(笑)しかも、最初から1人で立てる人はすっごく稀です。立てなくていいんです!!1人で立てたらすごいんです!!!なのでここからは、誰かにお手伝いしてもらいましょう~ スノーボードは両足で滑る事が慣れてくると、自然に立つことが出来るようになってきます。初めから焦らなくても大丈夫!!私のレッスンでも、初めから生徒さん1人の力で「立ってください。」とは言いません。むしろ補助をして、立つ感覚を覚えてもらいます。ヒールエッジ(かかと側)で滑る時も必ず最初は補助をします。スノーボードはバランスのスポーツ。まずは、恐怖心なく体感してもらうことが大事だと、私は思います。少しでも恐怖心や不安があると、体が思った通りに動いてくれません・・・それなら補助をして、まずは慣れることを体感してもらうことが最優先だ!!って思うんです。 簡単な補助のやり方をこのHOW TOの中で紹介しています。もちろん、1人でのレッスン方法も盛りだくさんです!!1人でも、2人でも、何人でも、雪山に来てからの時間。楽しくないより、楽しんだもの勝ち!!そこをどうするか、1つの提案がこのSTARTUP SNOWBOARDなんです。この第7回以降は2つのパターンでレッスンしていきますので、みなさんぜひ見てくださいねっ START UP SNOWBOARD『7.ヒールサイドの角付け』 https://www.youtube.com/watch?v=bcrRYIVI8II ◆おまけ◆ヒールサイドで滑る時は、かかと側のエッジを雪につけて、つま先側のエッジを雪に付けないようにキープします。このキープはのちのちのターンにも役立ってきます。 PROFILE 大西 麻美(オオニシ マミ)1981年12月13日生まれ。大阪府出身。資格:JSBA公認 A級インストラクター・C級検定員・幼稚園教諭2種免許スキージャム勝山のJAPAN SNOWBOARD ACADEMYで13年間キッズなどの初心者を中心に1シーズンで200以上のレッスンを行っているスノーボードインストラクター。専門の指導者として、質の高いレッスンを提供するのはもちろんの事、スノーボードの楽しさ・魅力を伝える事を理念として活動している。また、オフシーズンは大阪KINGS(スノーボード・スキーのオフトレ施設)で働き、年間を通してスノーボードの普及活動に取り組んでいる。 情報提供:SNOW ANGEL MAG スノーボード好きも、これから好きになる子も全てのアクティブガールがチェックするWEBメディア「SNOW ANGEL MAG」。2 0 0 7 年創刊の雑誌「S N OW A N G E L 」アクティブな女のコがもっとアクティブにもっと楽しくスノーボード、ライフスタイルを送れるコツを発信していきます。トレンド、イベント、ギア、ファッションなど、スノーボード好きの女のコ達が発信し、ガールズスノーボード・WEB媒体として、女のコに有益な情報をお届けしています。
-
snow<SNOW ANGEL連載>START UP SNOWBOARD#6『リフトの乗り降り』2020.01.15女子向けのスノーボードマガジン『SNOW ANGEL』連載企画 あけましておめでとうございます☆スノーボードインストラクターのマミです。今年も皆さんが楽しい1年になりますように・・・そして、まだまだ続きます。START UP SNOWBOARD。年明け最初のHOW TOの内容は『リフトの乗り降り』です。と、言うことは、リフトに乗りますよっ!!準備はいいですか?? リフトの乗り降りの練習なんですが、実際のリフトで練習するのは難しいですよね?第4回の内容を思い出してみましょう。ワンフットの操作、覚えていますか?特に、『スケーティング』片足をつけて歩きます。ここが1つのポイント。そして、片足をつけての直滑降。ゆるーい斜面を真っすぐ滑ります。 ここがスムーズに出来るようになるとリフトチャレンジも可能になってきます。その為のポイントは、ずばり前足の膝です!!前足。覚えていますか?おさらいしていきましょう~前足とは、レギュラーなら左足。グーフィーなら右足。になります。前足を付けたままでワンフット(片足操作)をするんですがここであることをしないとうまくはいきません・・・ずばり!!前足の膝を曲げる!!これだけです。 多くの人はビンディングのついていない後ろ足に力が入ってしまうんです。これは私も一緒でした・・・(笑)でもよく考えると、板を操作する為には、ビンディングをつけてる足(前足)に力を入れないといけない。でしょ?その前足に力を入れる為に必要となる、膝を曲げないとダメなんです・・・。スケーティング(片足をつけて歩く)も、真っすぐ滑るのも前足の膝がポイントです。 ◆前足にのる(体重をかける)◆おおげさにするとこんな感じです。 こんな感じで、前足の膝を曲げましょう~わかりにくい人は、こんな風に片足だけで立ってみるとわかりやすいですよ!! ◆スケーティング(片足で歩く)◆良い例:前足が中心の時※前足の膝が曲がっていると、こんな風に姿勢が真っすぐになります。 悪い例:後足が中心の時 ※前足の膝が伸びると、後ろ足に体重がかかります。これでは、バランスが悪いので歩きにくくなります。こんな風に、前足の膝の曲げ方1つで大きく変わってくるんです。スノーボードは板を足に付けて滑る、と、考えると板に一番近い体の部分は足!!この足に力をかけないと、何をするにもうまくいかなくなります・・・なので、ワンフット(片足)の操作をする時のポイントは前足の膝なんです。みなさん、ここまで理解できましたか!?で、これをふまえて、リフトから降りる時は片足で滑って降りますよね。 ◆リフトから降りる姿勢◆後足は板の真ん中にはみ出さずに乗せます。そして、板の上に真っすぐ立つ。片足だけの時も、基本姿勢が大事になってきます。 リフトから降りる時は、少し滑って降りるのでこの時に前足が伸びないように曲げることが出来れば、片足でもリフトを降りることが出来ます。そういえば、私も滑れるようになるまで、リフトが一番の恐怖でした(笑)少し滑れるようになってからも、久しぶりのリフトは結構怖かった・・・でも、ターンが出来るようになっていつのまにか出来るようになってました。大事なのは、板に慣れる事。それが、ワンフットからです。焦らず、ゆっくり繰り返し練習してからリフトチャレンジしてくださいねっそれでは第6回『リフトの乗り降り』を見てみましょう~ START UP SNOWBOARD『6.リフトの乗り降り』 https://www.youtube.com/watch?v=-1g5pxezf5s ◆おまけ◆ゲレンデによっては、板を外しても乗車可能なリフトもあります。乗る前に確認してみるのもひとつですよ!!もしくは、初心者用のムービングベルトを使って滑れる場所もあるので、滑る事を慣れていきましょう!! PROFILE 大西 麻美(オオニシ マミ)1981年12月13日生まれ。大阪府出身。資格:JSBA公認 A級インストラクター・C級検定員・幼稚園教諭2種免許スキージャム勝山のJAPAN SNOWBOARD ACADEMYで13年間キッズなどの初心者を中心に1シーズンで200以上のレッスンを行っているスノーボードインストラクター。専門の指導者として、質の高いレッスンを提供するのはもちろんの事、スノーボードの楽しさ・魅力を伝える事を理念として活動している。また、オフシーズンは大阪KINGS(スノーボード・スキーのオフトレ施設)で働き、年間を通してスノーボードの普及活動に取り組んでいる。 情報提供:SNOW ANGEL MAG スノーボード好きも、これから好きになる子も全てのアクティブガールがチェックするWEBメディア「SNOW ANGEL MAG」。2 0 0 7 年創刊の雑誌「S N OW A N G E L 」アクティブな女のコがもっとアクティブにもっと楽しくスノーボード、ライフスタイルを送れるコツを発信していきます。トレンド、イベント、ギア、ファッションなど、スノーボード好きの女のコ達が発信し、ガールズスノーボード・WEB媒体として、女のコに有益な情報をお届けしています。
SPECIAL EDITION
アクションスポーツ・ストリートカルチャー総合メディア
FINEPLAYはアクションスポーツ・ストリートカルチャーに特化した総合ニュースメディアです。2013年9月より運営を開始し、世界中のサーフィン、ダンス、ウェイクボード、スケートボード、スノーボード、クライミング、パルクール、フリースタイルなどストリート・アクションスポーツを中心としたアスリート・プロダクト・イベント・カルチャー情報を提供しています。
アクションスポーツ・ストリートカルチャーの映像コンテンツやニュースを通して、ストリート・アクションスポーツの魅力を沢山の人へ伝えていきます。
直近のワークショップ
直近のワークショップはありません
イベントスケジュール
●今日 ○イベント開催日
編集部おすすめ記事
-
skate小学4年生の天才スケーター河上恵蒔が、3つのギネス世界記録™を樹立!2024.11.21小学4年生ながらスケートボード界で驚異的な実績を積み上げている河上恵蒔(10歳)が、3つのギネス世界記録を達成し、その名を世界に轟かせた。11月21日に発売された『ギネス世界記録2025』(角川アスキー総合研究所)で、若干10歳にして栄光を掴んだその記録が公開され、スケートボード業界のみならず各界から熱い視線が注がれている。 提供:ギネスワールドレコーズ 河上の種目はハーフパイプで技を競う「バーチカル」。今年1月に「JSFバーチカルシリーズ2023」で最年少ながら総合1位タイに輝き、大きな話題を呼んだ。6月15日にはアメリカ・ユタ州ソルトレークシティで行われた「トニー・ホーク・バート・アラート」では、「900(2回転半)」を連続で3回成功させ、世界に衝撃を与えた。同月28日にはカリフォルニア州ベンチュラで開催された「X Games Ventura(エックス ゲームズ ベンチュラ) 」にも最年少で出場し、さらなる快挙を成し遂げた。 提供:ギネスワールドレコーズ 1つ目のギネス世界記録のタイトルは、「Most backside 540 skateboard tricks in one minute(1分間にスケートボードでバックサイド540を行った最多数)」。1分間に13回のバックサイド540(1回転半)を成功させ、驚異的なスピードと精度でギネス世界記録に認定された。 2つ目は、「Most consecutive skateboard '900' in competition (male) / 大会においてスケートボード「900」を連続で行った最多回数(男性)」。伝説的スケーターであるトニー・ホークが1999年に初めて成功させた「900(2回転半)」。その技を6月15日に行われた「Tony Hawk Vert Alert」で3回連続で決めたことで「神の正統後継者」と称され、2つ目のギネス世界記録を樹立した。 3つ目は、「Youngest X Games athlete (male) / エックスゲームズ最年少出場選手(男子)」。6月28日、河上は9歳294日という若さで「X Games Ventura」に最年少で出場し、見事3つ目のギネス世界記録を打ち立てた。 提供:ギネスワールドレコーズ 今回の快挙について河上は「ギネス世界記録は学校の図書室にもあって、それに自分が出ると思うととても嬉しいし、友達に見てもらいたい」と歓びを語り、今年を振り返って「アメリカに行くことと、X GAMESに出場するという夢が叶って最高でした。それに、イタリアやカナダにも行けたし、有名なスケーターと滑れた事も最高でした」と充実感をにじませた。来年の抱負を尋ねられると「来年も海外に行けるように頑張りたいし、とにかくスケボーが上手くなりたいです」と、10歳とは思えない堂々とした姿を見せた。 急速に人気が高まるスケートボード業界で、わずか10歳にして未来を担う存在となった河上恵蒔。彼の次なる挑戦から目が離せない。 【河上恵蒔『ギネス世界記録』タイトル名】 提供:ギネスワールドレコーズ ・Most backside 540 skateboard tricks in one minute1分間にスケートボードでバックサイド540を行った最多数 2024年5月22日 13回 ・Most consecutive skateboard '900' in competition (male)大会においてスケートボードの「900」を連続で行った最多回数(男子)2024年6月15日 3回 ・Youngest X Games athlete(male)エックスゲームズ最年少出場選手(男子)2024年6月28日 9歳 294日 【書籍『ギネス世界記録』について】 世界中の一番を審査・収集しているギネスワールドレコーズは、毎年その記録を一冊にまとめて出版しています。1955年に初めて刊行された書籍『ギネス世界記録』は累計発行数1億5,300万部となり、今まで40の言語に翻訳され、世界100カ国以上で発売されてきました。 【書籍概要】 『ギネス世界記録2025』クレイグ・グレンディ編 ©2024 Guinness World Records Ltd. タイトル:『ギネス世界記録2025』発売日:2024年11月21日定 価:3,960円(本体3,600円+税)発 行:株式会社角川アスキー総合研究所発 売:株式会社KADOKAWA判 型: A4変形判 オールカラー ページ数:264ページ
-
doubledutch歴代王者が集結!その結末はまさかの展開に?!【THE ONE’S -歴代王者へ挑戦の巻-】in YUSF ’242024.11.162024年11月9日(土)から10日(日)の2日間に渡り、「YOKOHAMA URBAN SPORTS FESTIVAL’24 (略称:YUSF’24)」が、横浜赤レンガ倉庫内 イベント広場・赤レンガパーク(神奈川県横浜市中区)にて開催。本イベント内で、ダブルダッチ種目の大会『DOUBLE DUTCH ONE'S』のエキストラコンテンツとして、『THE ONE'S -歴代王者へ挑戦の巻-』が行われた。 天候にも恵まれた開催日は、朝から体験会やショーコンテンツなども行われ、YUSF'24の一角は、一日を通し“ダブルダッチDAY”にふさわしい盛り上がりを見せた。 体験会『レッツプレイ ダブルダッチ』のようす / ©AYATO. /YUSF 京都を拠点としたプロチーム「NEWTRAD」がショーを披露 / ©AYATO. /YUSF “THE ONE'S”とは? 3人以上のプレイヤーを要する「ダブルダッチ」だが、縄を回す2名のプレイヤーを固定し、ジャンプするプレイヤー1名の技量のみを比較し競い合うのが、この“ONE’S”(ワンズ)スタイル。今回の『THE ONE'S』は、DOUBLE DUTCH ONE'Sのエキストラコンテンツとしての位置付けとして開催され、過去のONE'S FINAL (決勝大会) の優勝者たちと、予選を勝ち上がってきたチャレンジャー8名による、計16名のバトルが繰り広げられた。 予選のようす。本戦前から会場は大盛況 / ©AYATO. /YUSF 決勝で相対したのは…“やっぱり!?”この2人だった 歴代優勝者、そしてチャレンジャーたちが揃い踏みするなか、トーナメントは進行。チャレンジャー枠として、学生トップランカーのプレイヤーと目されるNAO AKAGAMIが健闘を見せるが、準決勝でKEITA JUMPROCKに敗退。一方、昨年そして今年のONE'S FINAL 2連覇を遂げるイワネスインセインと、KO-YAのマッチアップ。どちらが勝利してもおかしくないバトルだったが、KO-YAが制し決勝へ。 決勝のカードは、KO-YA vs KEITA JUMPROCKの、REG☆STYLE同士の対決となった。 これまで何度も鎬を削ってきた両者。2021年のFINAL 決勝戦ではKEITAが、2022年はKO-YAが勝利しトロフィーを掲げてきた。2023シーズン以降、KEITAがONE'Sのオーガナイズサイドに入った関係で、その後しばらくKO-YAとKEITAのバトルはお預けとなっていたが、今回THE ONE'Sで両者のバトルが実現することとなった。しかも、またもや決勝戦で……! 不動の強さを見せるKEITAとKO-YA / ©AYATO. /YUSF “やっぱり”なのか、”まさか”なのか…。運命の引力に引き寄せられた両者のバトルを、KEITAは「戦いってよりショーバトル」と述懐したように、2人が扮するTikToker「K&K」のムーブが登場したり、一進一退の双方譲らない攻防の中に、彼らのコミカルなコミュニケーションもあったりと、単なる1on1の戦いでは生まれない、まさに『THE ONE'S』ならではの展開が。 必殺・K&Kムーブの瞬間 / ©AYATO. /YUSF その結果は、KO-YAが優勝! その清々しい表情には、これまでのONE'S FINALの際とはまた違った感情を感じられた。 優勝に輝いたKO-YA / ©AYATO. /YUSF “ザ・ワンズ”という名前には、運営陣の「これまでのONE'Sというイベントの歴史の中で、顔となる──THE ONE’Sなプレイヤーたちによる激闘」という意図が込められているという。まだまだ歴代王者たちの強さも健在である一方、そこに肉薄するチャレンジャーたちの勢いや息吹も確かに感じられた。歴史を塗り替え、ここに新たに加わる“ザ・ワンズ”な顔ぶれは誰なのか。 なお、次回の『THE ONE'S』は11月24日(日)の「INTERNATIONAL STREET FESTIVAL KAWASAKI 2024」にて開催される。サブタイトルを『ワンズモンスター襲来の巻』とし、国内選手に加え海外からも招待選手が登場。今回とはまた違う景色となる次回のTHE ONE'S、そしてこの激闘を踏まえた次シーズンからのDOUBLE DUTCH ONE'Sにも注目だ!
-
bmx新バトルフォーマットの中で、男女共に前回大会王者が2連覇を果たす【FLAT ARK produced by ARK LEAGUE】in YUSF’242024.11.15YOKOHAMA URBAN SPORTS FESTIVAL’24(略称:YUSF’24)」が横浜赤レンガ倉庫内イベント広場・赤レンガパーク(神奈川県横浜市中区)にて2024年11月9日(土)~10日(日)の2日間に渡り開催され、本イベント内でBMXフリースタイル・フラットランド種目の大会として行われた【FLAT ARK produced by ARK LEAGUE】にて、OPEN CLASSにて片桐悠選手が、WOMENS CLASSにて鈴木仁菜選手が大会2連覇を収めた。 2022年、2023年に引き続きARK LEAGUEは、ライダーが作るライダーの為の大会として、BMXフラットランド種目の大会「FLAT ARK」およびスケートボードストリート種目の大会「SKATE ARK」をYUSF’24内で開催。今回の「FLATARK」はレベル別に4カテゴリーが用意される中で各カテゴリーごとに異なるバトルフォーマットの中で争われる形となった。今年も全国から集まった老若男女のトップBMXライダーたちによる熱い戦いが繰り広げられた。 今回は直近の天気予報も考慮して2日目に行われる予定だった豪華アーティストによるスペシャルライブとOPEN CLASSとWOMENS CLASSの予選は中止に。そのためこちらの両カテゴリーに関しては出場者全員による一発勝負という展開となった。大会中、雨もパラつき一時的に中断されたりとライダーたちにとっては難しい環境の中で一戦だったが、連日多くの観客が訪れてはライダーたちが繰り広げるハイレベルなトリックの数々に歓声をあげるなど終始大盛り上がりの中で大会は進行していった。 以下は、今大会の最高カテゴリーであるOPEN CLASSとWOMENS CLASSの決勝でのトップ3選手のライディングを紹介する。 競技フォーマット変更によりベストトリック合戦となった今大会。異次元のトリックを決めて大会2連覇を果たしたのは片桐悠。 OPEN CLASSのTOP3 ©︎Jason Halayko /YUSF 今大会最高レベルとなったOPEN CLASSには若手からベテランまで国内のトップライダー18名が参加。なお今回の決勝の競技フォーマットは、本来「60秒間のソロラン2本」+「35秒間でのベストトリック5本」の合計7本のうち、上位スコア3本の合計得点により順位を決める形となる予定だったが、雨天になる可能性を鑑み、16分~20分間のジャムセッションの中で最大35秒間のベストトリックをメイクして時間内に成功した最高スコアの「ベストトリック2本を採用する最高20点満点」でジャッジされた。 今大会の戦いの焦点は高難度トリックを着実に時間内に決めること。ランがなくベストトリックだけであるため、ライディング中の転倒や足をつく動作、時間内にルーティンを終えられないと0点になってしまいスコアが付かない。とはいえ守りのトリックをすればスコアは伸びないという昨今の各大会とは大きく異なる難しさがライダーたちを悩ませた。 実際、ライダーたちは攻めのライディングを余儀なくされた中でのプレッシャーもありミスを連発。最後の最後まで誰が優勝するのか分からない試合展開に選手と観客ともに目が離せない状態が続いた。一方では普段ではなかなか見られない超高難度トリックも飛び出すなど日本のBMXフラットランドのレベルを大きく引き上げる一戦となった。 片桐悠のライディング ©︎Jason Halayko /YUSF そんな緊張感のある戦いを見事制したのは片桐悠。ベストトリックでは1本目から彼のオリジナルでもある「フルバイクフリップ」からの「バイクジャグリング」を決めてまず1本収めてくる。2本目ではバイクをお腹側にしてペダル軸での加速からバイクを半回転させてバイクを切り返していくルーティンをメイク。 片桐悠のライディング ©︎Jason Halayko /YUSF 既に2本を決めている彼は3本目では同じく彼のオリジナルでもある「舞空術」の回転数を増やして逆サイドにスイッチするルーティンにトライするもミス。その後4本目、5本目最後でミスが続くも見事6本目でメイクした。その後はずっとミスが続きラスト1本までバックワーズからバイクを縦に跨ぐルーティンは失敗となった。しかしここまでに決め切った3本から2本が選ばれその高難度トリックの数々が評価を受けて合計18.1ptとし見事優勝を収めて2連覇を達成した。 内野洋平のライディング ©︎Jason Halayko /YUSF 準優勝はARK LEAGUEのオーガナイザーでもある内野洋平。長年大会を支える一方で、このFLATARKを含め数えきれないほど様々な大会で優勝経験を持つ現役プロライダー。BMXフラットランド界を新たなステージに引き上げ続ける彼は、今大会でも最高難度のトリックにトライ。1本目、2本目ではミスがあった「バックワーズマニュアル to バイクフリップ」からのもう一度バイクフリップで締める彼のオリジナルルーティンをしっかりメイク。 内野洋平のライディング ©︎Jason Halayko /YUSF その流れのままバイクを背中向きに背負って進む「バックワーズツーフット」からのバイクの切り返しをメイクして2本目のスコアをまとめる。その後は1本失敗するも 「アップサイドのマニュアル to バイクフリップ」を加えたルーティンをメイクした。終盤戦はどのライダーもトリックをメイクできない時間が続く中、残り3分あたりで「バックスピン」からの難しいバイクの切り返すルーティンをメイク。最後は自身の代名詞トリック「ウッチースピン」も加えた長いスピントリックのルーティンにトライするも最後の最後で足をつくミス。しかし結果としてはそこまでの高難度かつオリジナリティのあるベストトリックの数々が評価されて合計17.8ptで2位となった。 田圓尚人のライディング ©︎Jason Halayko /YUSF 3位は2022年の「FLATARK」in YUSFで王者に輝いた田圓尚人。前半ではなかなか決めきることができず苦戦を強いられたが、残り時間5分の時点でリアトリックの体勢から「バイクフリップ to バックスピン to バイクフリップ」のコンボをメイクしていき気合いの1本目を決めきる。その後、2本目をメイクするのに苦戦を強いられるも残り2分のところではバイクをアップサイドに捉えながら片足をペダル軸に置きバックワーズからの自身のオリジナルトリックであるハンドルを握りながらバイクを足元で回す「気円斬」をメイク。意地の2本目を決めると最終的にこの2本が高評価を受けて合計点を17.0ptとして3位入賞を決めた。 WOMEN’S CLASSはネクストレベルのライディングが披露される接戦に。わずか0.2pt差の厳しい戦いを制したのは昨年大会王者の鈴木仁菜 一方で、唯一の女子カテゴリーとなったWOMEN’S CLASSにも国内外を股にかけて大活躍する女子のトップライダー10名が参加し、決勝1本勝負にて優勝争いが行われた。 なお今回のWOMEN'S CLASS決勝の競技フォーマットは、120秒間のソロラン1本にて最高30点満点でジャッジされた。「FLAT ARK」としては前回の甲子園大会から30秒延長となるこのフォーマットが導入されたのだが、今までに比べるとライディング時間が長くなるため自分の見せたいトリックを多く入れ込むことができる一方で体力勝負にもなることが予想された。 その中でも特に接戦となったのは鈴木仁菜と本村果鈴の戦い。昨年のYUSF’23で優勝した鈴木と前回の甲子園大会の優勝者の本村、どっちが勝つのか気になる今回を制したのは鈴木仁菜。 鈴木仁菜のライディング ©︎Jason Halayko /YUSF 今年のワールドカップでは負けなしの世界的にもその実力が評価されている鈴木は、所々でミスは見られたもののリアトリックの姿勢から、スカッフなしで「ツーフット」に移り「バックスピン」に切り替えたり、手足のポジションを入れ替えたり、難しい姿勢からバイクを回転させて切り返したりと目まぐるしく難しいバランスをとりながら行うトリックルーティンに盛り込んだライディングを見せて24.6ptと最高得点をマークし優勝を収めて2連覇を達成した。 本村果鈴のライディング ©︎Jason Halayko /YUSF 準優勝は鈴木にわずか0.2ptという僅差に迫った本村果鈴。スピン系のトリックを得意とする彼女は、リアトリックからフロントトリックに上手くスイッチしながら手足のポジション入れ替えたりとバリエーションの多いライディングを見せる。その後もルーティンの中にフロントトリックを軸にする中でスピンしながら「ウィップラッシュ」を入れたりハンドルを回したりとスムーズかつハイレベルなトリックを披露していく。終盤では左足をペダルに置いて片足での「ノーズマニュアル」から「ウィップラッシュ」に繋ぎ「バックスピン」という流れでルーティンを続けようとするも最後までメイクできずにランを終えると合計得点を24.4ptとして、惜しくも鈴木には届かず2位となった。 高橋七衣のライディング ©︎Jason Halayko /YUSF 3位はBMXフラットランド強豪である佐賀出身の弱冠13歳の高橋七衣。フロントタイヤを軸にしたトリックを中心にランを展開。1本目、2本目と上手くバランスを取りながらでのフロントトリックの 「ツーフット」からの「トランスファー」など丁寧にトリックを決めていくと、ラスト1本では途中から決められず苦戦していた「サイドヤード」の姿勢からリアへの「トランスファーからのバックスピン」をしっかり決めきった。このルーティンが高評価を受けたか合計点を23.5ptとして3位入賞を収めた。 大会結果 ©︎Yoshio Yoshida /YUSF <OPEN CLASS >優勝: 片桐 悠 (カタギリ・ユウ) / 18.1pt準優勝: 内野 洋平 (ウチノ・ヨウヘイ) / 17.8pt第3位: 田圓 尚人 (タマル・ナオト) / 17.0pt ©︎Yoshio Yoshida /YUSF <WOMEN’S CLASS>優勝: 鈴木 仁菜 (スズキ・ニナ) / 24.6pt準優勝: 本村 果鈴 (ホンムラ・カリン) / 24.4pt第3位: 高橋 七衣 (タカハシ・ナナエ) / 23.5pt ©︎Jason Halayko /YUSF <EXPERT CLASS>優勝: カナモト コタロウ準優勝: フジイ トハ第3位: イケダ コウタ ©︎Jason Halayko /YUSF <NOVICE CLASS>優勝: サトウ ライ準優勝: カネコ ジロウ第3位: コタベ コウイチ 大会概要 ⼤会名称 : 【FLATARK produced by ARK LEAGUE】イベント名称 : YOKOHAMA URBAN SPORTS FESTIVAL ʼ24 (略称 YUSF ʼ24)会場:横 浜赤レンガ倉庫内イベント広場・赤レンガパーク(神奈川県横浜市中区)日程・時間: 2024年11月9 日(土)・11月10日(日) 【YOKOHAMA URBAN SPORTS FESTIVAL ʼ24】主催: YOKOHAMA URBAN SPORTS FESTIVAL ʼ24 実行委員会 (株式会社横浜赤レンガ / 明治商工株式会社 / 株式会社ローソンエンタテインメント / 株式会社ゼータ) 共催: 横浜市にぎわいスポーツ文化局(予定) / 公益財団法人横浜市芸術文化振興財団 協賛: 三菱商事都市開発株式会社 / 富士フイルム株式会社 / GoPro合同会社 / 第一生命保険株式会社 / 本田技研工業株式会社 / サミー株式会社 / カシオ計算機株式会社 / プレミアムウォーター株式会社 / 日本たばこ産業株式会社 / レッドブル・ジャパン株式会社 / 学校法人岩崎学園協力: 一般社団法人ARK LEAGUE / 有限会社OVER THUMPZ / 株式会社IAM / 株式会社トリデンテ / 公益財団法人日本バレーボール協会 / 株式会社HANDOFFメディア協力:スカイ A / FINEPLAY
-
skate世界最高峰レベルの異次元のコンボトリックの数々が披露された熾烈な一戦【SKATE ARK produced by ARK LEAGUE】in YUSF’242024.11.14「YOKOHAMA URBAN SPORTS FESTIVAL'24」が横浜赤レンガ倉庫内イベント広場・赤レンガパーク(神奈川県横浜市中区)にて2024年11月9日(土)~10日(日)の2日間に渡り開催され、本イベント内でスケート・ボード種目の大会として開催された【SKATE ARK produced by ARK LEAGUE】にてWomen’sクラスでは吉沢恋選手が、Men’s Hiクラスで早川竣乃祐選手が優勝した。 2017年に誕生し、現在では世界で最もレベルの高い“世界大会”として認知される「ARK LEAGUE」の1つであるスケートボード種目の大会がこの「SKATE ARK」。「ライダーが創るライダーの為の大会」を信念に掲げて毎年アップデートされていることから、世界各国のライダーから賞賛される大会となっている。 パークやバーチカルなど様々なスタイルがあるスケートボード競技だが、そのうち日本人選手が世界のトップレベルで活躍している、街中にあるような階段やレールなど障害物のあるコースで競う「ストリート種目」をSKATE ARKでは実施。2022年と2023年に続き、今回も世界で活躍する国内トップスケーターが出場し終始大盛り上がりの大会となった。 ©︎Jason Halayko /YUSF なお、今回の「SKATE ARK」のセクションは本イベントの会場である赤レンガパークの中でも一番手前の大通り寄りに設置され、来場者ではない一般の通行客からもよく見える最高のロケーションの中で、2日間に渡って終始たくさんの観客に見守れながら大会は進行していった。 以下は、今大会最注目となったWomen’sクラスとMen’s Hiクラス決勝戦の大会リポート。 実力者と若手が入り乱れたMen’s Hiクラスは若手に軍配。実力者たちを抑えた早川竣乃祐が優勝を勝ち取った 今大会の男子カテゴリー最上級クラスとなるMen’s Hiクラスには日本国内から幅広い年齢層のトップライダー19名が参加。前日に行われた予選から熾烈な戦いが行われ、決勝では予選を勝ち上がった8名にて争われた。 そして今回の競技フォーマットはコースレイアウトの関係上、前大会とは異なりソロラン無しのベストトリック合戦となった。予選では7分間のジャムセッション、決勝ではベストトリック合計5本のうち、上位スコア2本の合計得点により順位を決める形で1本あたり最大10点の最高20点満点でジャッジされた。 今大会にはパリ五輪日本代表の白井空良をはじめ、「2023 UPRISING TOKYO Supported by Rakuten BEST TRICK WINNER」の濱村大征などベストトリックのレベルの高さが世界的にも評価されている選手が多く出場した。ただ今回は白井が惜しくも先日怪我をした膝の調子が奮わず予選敗退となる一方で、決勝は若手も勝ち上がり名を連ねて実力者と対峙する展開に。決勝は5本中2本のスコアが採用されるフォーマットであることから、最後の最後まで各ライダーが自分たちの持つベストトリックにトライする攻めのライディングを終始見せる観客にとっても見応えのある手に汗握る展開になった。 ベストトリック1本目 大場蓮のライディング ©︎Yoshio Yoshida /YUSF 5本のチャンスがあるものの、2本目以降でより攻めのトリックにトライするためにもしっかり決めておきたい1本目はほとんどのライダーがスコアをマーク。その中でも8点台のスコアを残して弾みを付けたのは実力者の浦野晴と大場蓮。浦野は「スイッチフリップフロントサイドボードスライドフェイキー」をメイクすると8.2ptをマーク、大場は「ポップショービットフロントサイドフィーブルグラインド180アウト」をメイクし8.3ptをマークして強さを見せる。 早川竣乃祐のライディング ©︎Yoshio Yoshida /YUSF 2人に続く形で7点台をマークして2本目に繋げたのは早川竣乃祐、濱村大征、浦野健隼の3名だ。早川は「ノーリフリップバックサイドボードスライド」を決めると7.7pt、濱村は「ハードフリップバックサイドリップスライド」で7.6pt、浦野晴の兄でトリックマスターとして知られる浦野健隼はハバレッジでの「キックフリップバックサイドクルックドグラインド」で7.3ptをマークし、早くも熾烈なベストトリック合戦の始まりを予感する1本目となった。 ベストトリック2本目 2本目では早速各ライダーがギアを上げてきたのか、なかなかトリックをメイクできない展開に。そんな中で1本目に引き続きスコアをマークしてきたのは高石颯来と濱村大征の2名。高石は「キックフリップバックサイトテールスライドフェイキー」をメイクし7.6ptをマーク。彼自身も着地が少しスケッチーだったことからトリックメイクに驚いている様子も見せた。濱村は1本目で浦野健隼がハバレッジでメイクした「キックフリップバックサイドクルックドグラインド」をレールで決めると7.0ptをマークした。今回のスコア採用は2本だけのためまだこの段階ではまだまだ勝負の行方は分からない状態。 ベストトリック3本目 大場蓮のライディング ©︎Yoshio Yoshida /YUSF ほとんどのライダーが1本以上スコアをマークしていることから、まだ残りのチャンスに余裕がある一方で勝負を優位に進めるためにもスコアアップしておきたい3本目。ただやはりスコアアップするためのトリックメイクには難易度とプレッシャーがあるからか、ここ3本目でも2名を除きほとんどのライダーがミス。一方でしっかり決めて見せたのが、3本連続で着実にメイクしている高石颯来と個性的な渋いトリックをチョイスする大場蓮。高石は「キックフリップバックサイドスミスグラインド」をメイクすると7.4ptをマーク。2本目のスコアを上回ることはできずベストスコアにはならなかったが、1本目の6.4ptを上回りスコアアップには成功。大場は2本目で失敗した「ビックスピンフロントサイドハリケーングラインド」を見事メイクし8.5ptをマーク。自身のスコアを8点台で揃えて暫定1位に躍り出た。 ベストトリック4本目 三星怜生のライディング ©︎Yoshio Yoshida /YUSF 残りトライできる本数が少なくなってきたこの4本目。ここでは実力者も含め多くのライダーが相変わらずトリックメイクに苦戦を強いられている中で、8点台をマークして表彰台の座を大きく引き寄せたのは若手の三星怜生と早川竣乃祐の2名。三星は「フロントサイド360テールスライド」をレールで決めて決勝最高得点の8.9pt、早川は「ノーリーキックフリップバックサイドテールスライド」をハバレッジで決めて8.6ptをマークすると、三星は暫定3位、早川は暫定2位となり残すは自身も含めて各ライダーが5本目でどんなトリックをメイクするのかに委ねられた。 ベストトリック5本目 早川竣乃祐のライディング ©︎Yoshio Yoshida /YUSF そして迎えたラスト1本。各ライダーがチャレンジし続けてきたベストトリックを決め切る必要があるラストチャンスだったが、惜しくも番狂わせを起こす展開にはならなかった。その中でも終始トリックメイクできず苦しい時間を過ごしていた梅村敏秀が最後に「トレフリップフロントサイド5-0グラインド」をハバレッジでメイク。やっと決め切れたトリックに天を見上げる様子も見せた。 一方で流れを掴んでラストトリックも決めきって見せたのは4本目をメイクした三星と早川。三星は「キックフリップフロントサイドフィーブルグラインド」で7.3ptをマークしてスコアアップし暫定3位となった。そして暫定1位の大場を追う展開となった暫定2位の早川はラストトリックとして「ノーリーキックフリップバックサイドリップスライドショービットアウト」を綺麗にレールで決めて8.4ptをマークすると暫定1位に躍り出た。その後の出走となった大場も濱村もトリックを決められなかったことから、最終結果としては早川が優勝。2位に大場、3位に三星となった。その中でも特に早川と三星は若手でこれからが楽しみなライダー。今後彼らがどう日本のトップ勢に食い込んでくるのかが楽しみだ。 将来有望な若手ライダーたち ©︎Yoshio Yoshida /YUSF Women’sクラス決勝に名を連ねたのは世界で活躍するトップスケーターたち。そんなハイレベルな戦いを制したのはパリ五輪金メダリストの吉沢恋 今大会のWomen’sクラスには日本国内のトップライダー12名が参加。前日の予選から熾烈な戦いが繰り広げられ、決勝では予選を勝ち上がった8名にて争われた。競技フォーマットはMen’s Hiクラス同様に決勝はベストトリック合計5本のうち、上位スコア2本の合計得点により順位を決める1本あたり最大10点の最高20点満点でジャッジとなった。 そして今大会の決勝には世界大会で活躍するライダーたちが勢揃い。その面々は上村葵、大西七海、石丸葵、丹野莉愛、藤澤虹々可、吉沢恋、織田夢海、松本雪聖といった世界王者経験者から最近急成長の若手まで全日本選手権の決勝ないし世界大会の決勝でも見劣りしないメンバーがここ横浜赤レンガ倉庫の会場で優勝の座を争った。 ベストトリック1本目 吉沢恋のライディング ©︎Yoshio Yoshida /YUSF 男子同様に女子も2本目以降でより攻めのトリックにトライするため、まずしっかり堅実にスコアを残すことを優先するかと思われた1本目だったが、最初から攻める空気感を作り出したのはパリ五輪金メダリストの吉沢恋だった。吉沢は1本目からパリ五輪で金メダルを勝ち取ったハンマートリックの「ビックスピンフリップフロントサイドボードスライド」をメイクすると8.8ptをマークし後続にプレッシャーをかけていく。 織田夢海のライディング ©︎Yoshio Yoshida /YUSF しかしその流れをしっかり捉えて吉沢のトリックを上回って見せたのは織田夢海。織田は彼女の代名詞的ハンマートリック「キックフリップフロントサイドフィーブルグラインド」をメイク。今大会唯一の9点台である9.0ptをマークして強さを見せた。 ベストトリック2本目 松本雪聖のライディング ©︎Yoshio Yoshida /YUSF 1本目から吉沢と織田が攻めのライディングを見せる中、2本目ではトリックメイクに苦戦するライダーと着実に好スコアを残すライダーが二極化。そんな中で1本目に引き続きスコアをマークしてきたのは丹野莉愛、織田夢海、松本雪聖の3名。織田は1本目で松本が決めた「キックフリップフロントサイドボードスライド」をメイクし7.3ptをマーク。続く松本は「キックフリップバックサイドリップスライド」を決めると7.9ptをマークしスコアアップししっかり2本ともスコアを残した。 一方で2本のスコアメイクと共に8点台のハイスコアをマークしたのは丹野莉愛。丹野は「270フロントサイドボードスライド」をメイクしガッズポーズを見せた。しっかりスコアも評価され8.8ptをマークすると暫定2位に食い込んできた。 ベストトリック3本目 吉沢恋のライディング ©︎Yoshio Yoshida /YUSF 現在トップは織田、丹野、松本という順番で迎えた中盤戦。終盤に向けて勝負を優位に進めるためにもスコアアップしておきたい3本目でプレッシャーをも感じさせずに唯一トリックを決めて見せたのがやはりこのライダー吉沢恋。8.7ptをマークするライディングでセカンドハイエストを更新して一気にスコアアップし、暫定2位の織田に1点以上の差をつけて暫定トップにジャンプアップした。 ベストトリック4本目 ライディング後にボードが折れるアクシデントがあった藤澤虹々可 ©︎Yoshio Yoshida /YUSF 3本目で吉沢にリードを許す一方でしっかりトリックを決めてここで追い上げておきたいと思う4本目。しかしここでも相変わらず多くのライダーがトリックメイクに苦戦を強いられた。一方でこの4本目でなんとかトリックをメイクして見せたのは藤澤虹々可。ずっと失敗していた「ポップショービットフロントサイド50-50グラインド」をメイクして8.6ptという好スコアをマーク。あと一本決め切れば表彰台の座も見えてくる中で藤澤にトラブル。トリックの着地でデッキのテール側が折れてしまうアクシデント。スペアのボードもなく誰かのボードを借りることを余儀なくされた。そんなことも起きた展開の中で、最後5本目を残して現在トップは吉沢、織田、丹野の順に。このままで大会を終えるのか、もしくは最後に番狂わせがあるのか。そんな期待も渦巻く中でラストトリックへ。 ベストトリック5本目 吉沢恋のライディング ©︎Yoshio Yoshida /YUSF もう後が無いラストトリックとなった5本目。多くのライダーが決め切れず辛酸を舐めたこのラストチャンスだったが、暫定3位の丹野が最後に表彰台の座を盤石にするため滑走するもメイクした「フロントサイドフィーブルグラインド」ではスコアアップできずに少し不安が残る展開に。 一方で最後も高得点で締め括ったのがやはり吉沢。ラストトリックでは「ノーズグラインドビックスピンアウト」でメイクして8.3ptをマークした。そして暫定3位の丹野を追う展開となった暫定4位の松本はラストトリックに「キックフリップフロントサイドボードスライドフェイキー」をレールで決めて7.6ptをマークすると0.2pt差で3位にジャンプアップ。最終結果としては吉沢が優勝。2位に織田、3位に松本となった。 松本雪聖のライディング ©︎Yoshio Yoshida /YUSF 今回表彰台に上がった3名はベストトリックのレベルの高さに定評があるのはもちろんのことだが、どんな状況でもしっかりスコアを残すことができる実力を持ち合わせているからこそ、世界の大舞台でも結果を残せているということが分かった。また4位となった丹野も松本とはたった0.2pt差。吉沢と織田に比べると若くさらにこれからの成長が楽しみなのがこの丹野と松本だ。日に日に目に見える成長著しいこの女子ストリート種目。今後はトップ勢はもちろんのこと若手にも注目だ。 今後の成長が期待される松本雪聖と丹野莉愛 ©︎Yoshio Yoshida /YUSF 大会結果 ©︎Yoshio Yoshida /YUSF <Women's Class /ウィメンズクラス>優勝: 吉沢 恋 (ヨシザワ・ココ) / 17.5pt準優勝: 織田 夢海 (オダ・ユメカ) / 16.3pt第3位: 松本 雪聖 (マツモト・イブキ) / 15.5pt4位: 丹野 莉愛 (タンノ・リア) / 15.3pt5位: 藤澤 虹々可 (フジサワ・ナナカ) / 8.6pt6位: 大西 七海 (オオニシ・ナナミ) / 6.2pt7位: 石丸 葵 (イシマル・アオイ) / 3.8pt8位: 上村 葵 (ウエムラ・アオイ) / 0.0pt ©︎Yoshio Yoshida /YUSF <Men's Hi Class /メンズハイクラス>優勝: 早川 竣乃祐 (シュンノスケ・ハヤカワ) / 17.0pt準優勝: 大場 蓮 (オオバ・レン) / 16.8pt第3位: 三星 怜生 (ミツボシ・リオ) / 16.2pt4位: 高石 颯来 (タカイシ・ソラ) / 15.0pt5位: 濱村 大征 (ハマムラ・タイセイ) / 14.6pt6位: 梅村 敏秀 (ウメムラ・トシヒデ) / 8.6pt7位: 浦野 晴 (ウラノ・ハル) / 8.2pt8位: 浦野 健隼 (ウラノ・ケント) / 7.3pt ©︎Yoshio Yoshida /YUSF <Men's Low Class /メンズロークラス>優勝: カミタニ・ユウセイ準優勝: ナトリ・ヤマト第3位: リョウジ・ワカバヤシ 大会概要 ⼤会名称 : 【SKATEARK produced by ARK LEAGUE】 イベント名称:YOKOHAMA URBAN SPORTS FESTIVAL '24 (略称:YUSF’24)開催期間 : 2024年11月9日(土)~10日(日)- 2日間 -※詳細は公式HPをご覧ください。大会会場:横浜赤レンガ倉庫 イベント広場・赤レンガパーク(神奈川県横浜市中区新港1-1)主催:一般社団法人 ARK LEAGUE協賛: 第一生命グループ / GoPro / 三菱商事都市開発/ Red Bull / G-SHOCK / ムラサキスポーツ
-
dance“AIRHEADZ”が世界への挑戦権を獲得!「Freestyle Session JAPAN 2024」2024.11.1320年以上の歴史があるブレイキンシーンを象徴する大会 都市型スポーツとストリートカルチャーの祭典「YOKOHAMA URBAN SPORTS FESTIVAL 2024(以下、YUSF)」が11月9日、10日に横浜赤レンガ倉庫で初開催された。本イベント内のBREAKINGコンテンツとして【Freestyle Session JAPAN 2024】が行われ、AIRHEADZが優勝を飾った。Freestyle Session は、1997年アメリカで始まった世界一のCREWを決める伝説のブレイキンバトルで、20年以上の歴史を誇り、今でもブレイキンシーンを象徴するイベントの一つである。国内では、Bboy Toshio a.k.a. Machanが2002年に日本にFreestyle Sessionを持ち込んだことで日本大会がスタート。今回と同じ横浜赤レンガ倉庫で開催された2022年のYUSFでは、Freestyle Session JAPANの20周年が祝われ表彰などが行われた。近年のYUSF内で行われたFreestyle Session JAPANには、今年パリオリンピックで活躍した日本代表勢も出場。2022年大会では、パリオリンピックで金メダルを獲得したAMIがGOOD FOOTで出場し優勝。昨年の2023年大会では、オリンピック第4位のShigekixがXII After oursで出場して同じく優勝を成し遂げている。現在、世界の第一線で活躍するBBOY・BGIRLも憧れる舞台に今年も多くの挑戦者たちが集まった。 ©AYATO. /YUSF ヤングガンズが台頭した今年の日本大会 過去の大会と比べると、今回はニューフェイスが多く登場し若手世代の活躍が目立った。決勝まで駒を進めたgunbarawはThe Floorriorzのメンバーで小学生のWatoを中心とするチーム。惜しくも決勝で敗れてしまったが、大人顔負けのパワームーブを展開し会場を沸かせていた。優勝したAIRHEADZも10代と20代で構成されるクルーであり、今大会では大躍進を遂げた。予選を勝ち抜きTOP16のトーナメントに進出したクルーの中には、YELLOW SUNSやFOUND NATIONなど、国内の様々なバトルを制し、名を轟かせるBBOY・BGIRLもいたが、そのような実績のあるクルーを破りAIRHEADZが見事、頂点に輝いた。優勝したAIRHEADZには、11月16日からアメリカ・ロサンゼルスで行われるワールドファイナルTOP16の出場枠が与えられる。 ©AYATO. /YUSF AIRHEADZ 優勝コメント 今日1日を振り返ってみてどうでしたか? DoubleNew(以下D):この人数でバトルに出るのも初めてだったし、セッション(Freestyle Session)は狙いにいきたいと思って準備していました。トーナメントの組み合わせ的にも、毎バトル全力を出すしかない状況だったので、いい動きが出来たし、それがこの結果に繋がったと思います。すごく嬉しいです! AIRHEADZらしさは出せましたか? D:僕たちは本当にチーム愛を大事にしているクルーだし、いつも一緒に過ごしている仲間たちです。そこがバトルにも出ていたと思います。 アメリカ・ロサンゼルスで行われるワールドファイナルに向けての意気込みを教えてください D:Freestyle Sessionのワールドファイナルは、夢に見ていた舞台なので、全力を尽くして勝ちにいきたいです。 ©AYATO. /YUSF
アクセスランキング