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INTERVIEW

【独占インタビュー】プロロングボーダー兼 Gan Surfオーナー岩上謙介

サーフィン業界を盛り上げるのが自分の使命

【FINEPLAY】サーフィン業界を盛り上げるため、コンペに出場し続け、さらには若手育成にも力を入れるなど、精力的に活動しているプロロングボーダー兼Gan Surfオーナー岩上謙介がFINEPLAYのインタビューに応じた。

—プロサーファーを目指したきっかけを教えてください。

岩上:大学生になった時にこれと言った趣味もなく、クラブ行ったり、ナンパして飲み歩いたりと、ダラダラした生活を送っていました。
そのままではいけないと、2年の夏に何か1つの事に集中して成し遂げる決意をし、「サーフィンならモテる(笑)」というイメージと「大学卒業までにロングボードで日本一になる」という思いでサーフィンを始めました。

—プロを意識したのはいつ頃?

岩上:そうですね。親に頭を下げて大学も5年間行かせてもらって、在学中にプロを目指していましたが、世の中そんな甘くなく簡単にプロにはなれませんでした。
在学中にプロになれなかったら、就職してサラリーマンになると約束していたので、卒業後は某企業にサラリーマンとして働き始めました。
仕事の内容的には訪問販売の営業をしていたのですが、押し売りに近い仕事をしていたので、働いているうちに自分の中でも非常に違和感を感じるようになっていました。そこで親にも相談し、勤めていた会社を退職し、夢であったプロサーファーのなる決意をして千葉(一宮)に引っ越しました。

—ご自身のショップはいつオープンされたのですか?

岩上:32歳のときにオープンしました。7月3日で5周年です。沢山の方に支えられてきたので、自分としてもより多くの人にサーフィンの楽しさを教えていければと思っています。

—プロサーファー兼ショップオーナーとしての活動は多忙ではないですか?

岩上:正直忙しいし、辛いです(笑)。でもこれは自分の使命だと思っています。現役のプロサーファーだと海の近くに住んで、週5回とか練習できるのは当たり前ですが、ショップオーナーだとスクールなどで自分の練習の時間は十分に取れません。
ただショップを運営しながら現役のコンペティターとして出続けるのは、サーフィンに携わるものとして沢山のお客さんに「サーフィンの楽しさを知ってもらいたい」という使命と、埼玉出身のプロサーファーのブランディングを高めたいという気持ちがあるからです。

—サーフィンを仕事にしてよかったと思う瞬間はどのような時ですか?

岩上:お客さんがサーフィンを楽しんでいるときの笑顔をみるのが一番の活力です。
学生やサラリーマンの方など色々な方がいますが、お客さんの大切な時間を頂いているので、その時間の中でどれだけサーフィンを楽しんでもらえるかが大切です。お客さんがサーフィンを通して笑顔になってくれた時に、この仕事に携わっていてよかった、と心から思います。

—いま尊敬している人はいますか?

岩上:GODDESSの鈴木正社長です。今も現役のコンペティターでありながら、難しいサーフィンマーケットでビジネスも成功させ、さらに自分達のような若手の応援までしてくれる鈴木社長は、僕が目指す人です。

あと、自分がサーフィンはじめた時からの憧れである真木蔵人さん。サーフィンはじめた頃に何回も真木蔵人さんの映像を観たり、本を読みました。今まで真木蔵人さんとはコンペで3回運良く当たったことがあり、3回目で初めて勝てて、その後、海で会ったときも声をかけてくれて、すごく嬉しかったです。

—サーフィンの魅力を教えてください。

岩上:一番の魅力は自然と一体化できるところです。もちろん自然と調和できる他のスポーツもありますが、サーフィンの違うところは、その日のうねりの入り方や向きによって波が違うので自然を思い切り吸収できるし、体感できるスポーツだと思います。
例えば夕方に入って、波待ちしているときに見える美しい夕日やゆったり流れる至福の時間はサーファーでしか味わえないです。あと老若男女誰でもが楽しめる生涯スポーツで、うちのショップでも小学生から50代の人までいます。

—Gan Surfについて教えて頂けますか?

岩上:チーム員は80名程度います。 オープン当時は20名程度だったのですが、今はチーム員も倍以上になり毎年開かれる埼玉の大会では、ショップとして3連覇をしています。沢山の人にサーフィンを楽しんでもらうということを第一に考えていますが、コンペティションでもプロとして活躍できる選手の育成にも努めています。

—今後の目標はありますか?

岩上:1つは選手を育成して埼玉からもっとプロを輩出していくのが目標です。若手育成には力を入れていて、オープン当初から通ってくれている子達もすごく伸びてきているので、Gan Surfからプロを出したいです。
日本代表の浦和レッズでも活躍している槙野君なども教えたり、一緒にサーフィンしたりしているのですが、異業種の人含めて沢山の人にもサーフィンの魅力を伝えられたらと思っています。

—最後にこれからサーフィンをはじめようと思っているFINEPLAYユーザーに一言お願いします。

岩上:サーフィンは他のスポーツと比べて長い目でみたらあまりお金のかからないスポーツだと思います。また自然と一体化できる、サーフィンをしてなければ味わえない至福の時間があるので、少しでも興味があれば是非チャレンジしてみてください。

■岩上謙介プロフィール

埼玉県越谷市出身。埼玉唯一のプロロングボーダーとして活躍。
プロ歴は11年。2010年に埼玉県草加市にGAN☆SURFをOPEN。サーフィンスクールをメインにしたショップでありながら、都内のセレクトショップに引けを取らないこだわりの品揃え。
若手育成にも力を入れていて、高校生、大学生がサーフィンの全国大会に出場するという結果を残している。また、非公認ではあるものの、浦和レッズ専属のサーフィン講師として活躍の場を広げている。

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■GAN☆SURF

『埼玉にいながら、海を感じられる店作り』をモットーとし、2010年のOPENから今年で5年を迎えたGANSURF。
老若男女、色々なお客さんで賑わっている。プロが教えるサーフィンスクールが好評で、初心者の方はもちろん、エキスパートまで多くのサーファーをサポートしている。
取り扱いブランドでは、都内セレクトショップで扱われている『BANKS』『TCSS』 『AFENDS』『ROIAL』など人気アパレルから、岩上本人がデザイン、構成を手掛けている『gifted wet suits』やカリフォルニアテイストで斬新なデザインがとても人気の『moon jeliy』ボードでは、老舗ブランド『GODDESS』など、マニアにはたまらないプライスレスな物が見つかるSHOPである。

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