【独占インタビュー】フォトグラファーKENYU

2016.08.24

【独占インタビュー】フォトグラファーKENYU

フォトグラファーKENYU

photo:© KENYU Photography

自分が納得するまで諦めないで撮り続ける

雑誌サーフィンライフのフォトグラファーを経て、現在フリーランスとして、サーフィン、ライフスタイル、ポートレイト、ファッションなどをテーマに、クラシカルでロマンチックな、叙情を感じる写真を探してシャッターを切っている大注目のフォトグラファーKENYUにフォトグラファーとしてのこだわりや魅力を語ってもらった。

—フォトグラファーになろうと思ったきっかけは?

kenyu:最初はスポーツジャーナリストになりたくて、大学の広報学科で文章、CM制作や写真を学んでたんです。大学が茅ヶ崎だったのでサーフィンにもハマっていき、サーフィンフォトグラファーになればサーフィンも出来ると思ったのがきっかけです(笑)。

—そこからフォトグラファーの道を歩んだのですね。

kenyu:卒業後、自分の写真をとにかく色んなところに売り込みに行きました。ある時、写真部の部長にマリン企画を紹介してもらい、面接に行ったら、「明日から来て」と言われたんです(笑)。
最初はテープ起こし、文字校正、書類郵送や伝票を作ったりしてたんですけど、社内に撮影スタジオがあったので、ちょくちょく顔出して先輩カメラマンに教えてもらったりしました。

【独占インタビュー】フォトグラファーKENYU

photo:© KENYU Photography

—フォトグラファーとして、師匠的な存在はいますか?

kenyu:いまもアシスタントをさせてもらっているミヤジシンゴさんです。

—フォトグラファーとしての日々のライフスタイルを教えてください。

kenyu:仕事がある時はロケだったり、スタジオにこもりっきりですね。海外ロケも最近は多いです。

【独占インタビュー】フォトグラファーKENYU

photo:© KENYU Photography

—プロサーファー大野修聖さんがプロデュースしたショートムービー「Glimpses of Kolkata」にも参加されていましたね。

kenyu:はい、「Glimpses of Kolkata」では写真と映像を撮りました。

—いい写真を撮るときのインスピレーションはどこからきているのでしょうか?

kenyu:海外も含め色々なところに行くことが多いので、初めて見た景色や映像、人との交わりなど、見るものや感じるもの全てが作品に反映されてると思います。

【独占インタビュー】フォトグラファーKENYU

photo:© KENYU Photography

—常にカメラは持ち歩いているのですか?

kenyu:仕事の時しかカメラは持たないです(笑)。

—いい写真を撮り続けるために大切にしていることは何ですか?

kenyu:ただ撮るだけじゃダメで、こうゆうものを撮りたいという気持ちを大切にすることです。それがないと自分の納得するいい作品にはならないです。

【独占インタビュー】フォトグラファーKENYU

photo:© KENYU Photography

—こだわりはありますか?

kenyu:自分が納得するまで諦めないで撮り続けることです。

—カメラは主に何を使っていますか?

kenyu:一眼以外はGoProをよく使います。ドローンはやってみたいですが、あれもこれもできないので(笑)。

【独占インタビュー】フォトグラファーKENYU

photo:© KENYU Photography

—ハワイ・アジア・ヨーロッパそして日本の波を撮ってきて好きなスポットは?

kenyu:ハワイのパイプラインはやはりいい波が撮れます。いつも1月の下旬から2月の中旬くらいまでいくんですが、ここ2年くらい行けてないです。バリだとクラマスですかね。

—フォトグラファーの魅力は?

kenyu:いい写真が撮れた時のしばらく続く自分の中でのハッピー感がいいですね。いいの撮れたらずっと見てます(笑)。

【独占インタビュー】フォトグラファーKENYU

photo:© KENYU Photography

—フォトグラファーを目指している人へメッセージ

kenyu:続けることが大事です。続けるのってすごく難しくて、自分が写真始めた時に、サーフィンフォトグラファーといわれる人は沢山いたのですが、大分減りました。好きで続けていたら、残った感じです。周りに感謝して好きなことを続けてください。

:© KENYU Photography

photo:© KENYU Photography

KENYU Photography

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KENYU Photography

photo:© KENYU Photography

KENYU Photography

photo:© KENYU Photography

高橋 賢勇/KENYU TAKAHASHI プロフィール

フォトクレジットはKENYU。1977.1.16 生まれ。鎌倉市在住。
大学でフォトジャーナリストを専攻するもサーフィンを始めると自然に夢はサーフィンカメラマンへと移行。雑誌サーフィンライフ、スタッフフォトグラファーを経て、現在フリーランスとしてボーダーレスで活躍中。サーフィン、ライフスタイル、ポートレイト、ファッションなどをテーマに、クラシカルでロマンチックな、叙情を感じる写真を探して世界中を旅している。
サーフィンを軸に世界中様々な海岸線を旅してきました。ハワイ、アジア、ヨーロッパ、アメリカ、もちろん日本も。その土地ならではの波、風景、人々、そして光。それらを陸の上から、海の中から被写体としてシャッターを切ってきました。人の記憶は儚く、曖昧なものですが、写真を見る度にその情景が甦ります。旅は冒険であり、発見の連続。作品を通してそれぞれの旅が与えてくれたものをシェアできればと思います。
kenyuphotography.com

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FINEPLAY編集部
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