かつてないほど注目を浴びるアクションスポーツシーン。その発展のために、FINEPLAYが送る多角的視点の連載「FINEPLAY INSIGHT」。
アクションスポーツやストリートカルチャーのために、ビジネス視点を交えて提言を行う本連載「FINEPLAY INSIGHT」。今回は、前回までのマーケット理解から変わって、少し未来の話を俯瞰してみたいと思います。昨今の新型コロナウイルスの影響についてというよりは、もう少し手前から起きていた構造変化に着目してみたいと思います。
スポーツにメディアの力はもういらない?
これまでこのFINEPLAY INSIGHTでは、一貫してアクションスポーツにとっての「メディア環境」の重要性を説いてきました。これまでも見てきたように、メディアの影響力がスポーツのマネタイズにとって大きな役割を果たしているのは事実ですが、一方で旧来のテレビ放映に頼らず成功する事例が出てきているのも事実です。アクションスポーツに代表される発展途上のスポーツにとって、こうした事例から学ぶヒントはとても貴重です。
例えば、新日本プロレスやプロ野球チームは、現在はテレビ放映収益に頼らず業績をV字回復させてきています。新日本プロレスのV字回復を支えた中山淳雄さん(ブシロード)の著書『オタク経済圏創世記』では、「テレビからの独立採算」こそ、2010年代以降のコンテンツがグローバル化するカギだとしています。特にプロレスは昭和時代からスターレスラーが海外の団体で試合するなど伝統的に国境意識が薄く、現在も米WWEとの交流を積極的におこない、選手、試合ともにグローバルコンテンツ化に成功しました。
ただし、これはテレビでの試合放映についてであって、選手がテレビに露出することを否定するものでないことには注意が必要です。プロレスラーもプロ野球選手も、試合そのものの放映はなくとも様々な形でメディアに露出し、お茶の間の目に入り続けていることも忘れてはならないでしょう。「メディアの力が不要」になったのではなく、「マスメディアの試合放映が必ずしも成功の必要条件ではなくなった」といえるかもしれません。
新日本プロレスは試合の動員も好調で、2020年初に行われた東京ドーム2連戦では2日間で70,071人を動員するなど、興行が収益の強い柱に育っています。しかも試合動員のうち4割は女性で、レディースシートを設置するなどの取り組みを積極的に行っています。
人口の半分は女性ですし、デートコースは女性のためにありますから(笑)、女性を味方につけられるようなライブコンテンツの設計は、今も昔も非常に重要です。
プロ野球チームもまた、女性を味方につけて動員数を回復させてきました。「カープ女子」を味方につけた広島東洋カープの他、観客の女性比率が約6割に迫る女性ファン向けイベント「YOKOHAMA GIRLS☆FESTIVAL」などの施策を通じて着実に女性の支持を獲得してきた横浜DeNAベイスターズもその一例です。
女性を味方につけることによって獲得できるもう一つの大きな機会に、物販が挙げられるでしょう。お気に入りの選手名でデコレーションを施したうちわを高々と掲げるプロ野球やプロレスの女性ファンは、ジャニーズアイドルのファンさながらの熱の入り具合に思えます。
メディア収益の代わりに、ファンと直接つながって収益機会をつくる
また、新日本プロレスの動画視聴アプリ「新日本プロレスワールド」(月額999円)の会員数は、2019年7月期末の決算報告書ベースで約10万人に達しています。なお、うち半数は海外のユーザーだそうです。単純計算で月間1億円の売上、アプリストアの手数料を20%だとしても、月額数千万円、年間10億円近い収入機会を得ていることになります。
既述した興行動員の回復と合わせ、海外ファンや女性ファンをうまく取り込み、自前のメディアやサービス、そして物販を通じて直接的な収益を得るモデルは、(大変失礼な言い方ですが)苦境に立たされた日本国内のスポーツチームや団体だからこそ行き着いたモデルなのではないかと思います。
実際、世界のメジャーなスポーツリーグやチームは、コンテンツがグローバルに配信される機会がまだまだある(=世界中のメディア放映需要が底堅い)ことから、メディア収益のウエイトが依然として非常に大きくなっています。
下の表に、MLB、横浜DeNAベイスターズ、WWE、新日本プロレスの収益比率を比較してみました。本当は野球もヤンキースなどチーム単体とベイスターズを比較したかったのですが、データが見つからなかったのでリーグとチームで比較しました。

この表をみれば、アメリカのメジャースポーツは群を抜いてメディア収益(+それに伴うスポンサー収入)が高い一方、ベイスターズや新日本プロレスは興行や物販の比率が高いことが伺えます。前述した新日本プロレスのアプリ収益はメディア収益(20%)のさらに一部分ですから、いかに興行と物販で収益を上げているかがよく分かると思います。それにしても新日本プロレスの物販収益は年間27億円ほどで、収益の半分を物販で稼いでいるのですから、驚くべき数字です。
プロ野球チームにしろ新日本プロレスにしろ、選手のメディア露出と掛け算して、言い方は悪いのですがアイドルさながらのファンダム化を成し遂げ、従来のメディア収益偏重を脱却した収益モデルを築いていることは非常に興味深いと思います。
これからファンコミュニティを地道に育てていくフェーズにあるアクションスポーツの多くは、ベイスターズや新日本プロレスに学べるところがたくさんあるのではないでしょうか。たくさんの記事や書籍も出ていますので、ぜひ目を通してみてください。
「脱メディアモデル」の機会はどこにある?
さて、従来のメディア収益による重要度を手放すとき、興行や物販の他に、スポーツにとっての新しいビジネス機会とはどういうことがありえるでしょうか。前述した新日本プロレスのアプリもそうですが、僕はやはりテクノロジーによる機会獲得に光明があるのではないかと思います。
スポーツのテクノロジーはスポーツテックと呼ばれます。僕はこの分野の専門家ではないのでツッコミどころが多いかもしれないのですが、例えば下記のような領域で、テクノロジーはスポーツを大きく変えてくれるかもしれません。
1.観戦
2.ファンエンゲージメントやコミュニティ
3.スポンサーシップ
4.ギャンブル
5.トレーニングやコンディショニング
6.チームマネジメント
すでに、コロナウイルスによって 1. 観戦 の領域では新しい流れが加速してきました。
アクションスポーツやストリートの世界では、Break Free Worldwideが主催したブレイキンの世界大会「SOULidarity 2020」がオンラインでの世界的なトーナメントを完結。実況やジャッジも含めて1つの画面で配信され、テクノロジーによる一つの解決方法を見せてくれました。また、ソーシャルメディア上でもダブルダッチのトーナメントをOne Doller Billが主催するなど、ソーシャルメディア完結型のオンラインバトルも今後増えて来そうです。
いっぽう、WWEはコロナウイルスの影響を受けて看板イベント「Wrestle Mania」を4月に無観客配信しましたが、WWEの第一四半期ファイナンシャルレポートによれば、その再生数は9.7億にも上ったそうです。
その他、観戦領域ではコロナウイルスの影響以前から数多くのスポーツテックに注目が集まっており、5G超高速通信が可能にする低遅延のマルチアングル観戦や360度映像、よりチャンネルの多いクリアでリアルな音声、VR空間への没入観戦など、多くの変革がすぐそこに待ち構えています。
今回は少し長くなってしまいましたので、上記の6つの領域それぞれの潮流については、次回の連載で俯瞰してみようと思います。
AUTHOR:阿部将顕/Masaaki Abe(@abe2funk)
大学時代からブレイキンを始め、国内外でプレイヤーとして活動しつつも2008年に株式会社博報堂入社。2011年退社後、海外放浪やNPO法人設立を経て独立。現在に至るまで、自動車、テクノロジー、スポーツ、音楽、ファッション、メディア、飲料、アルコール、化粧品等の企業やブランドに対して、経営戦略やマーケティング戦略の策定と実施を行う。
現在、戦略ブティックBOX LLC代表、NPO法人Street Culture Rights共同代表、(公財)日本ダンススポーツ連盟ブレイクダンス部広報委員長。建築学修士および経営管理学修士。
SPECIAL EDITION

FINEPLAYはアクションスポーツ・ストリートカルチャーに特化した総合ニュースメディアです。2013年9月より運営を開始し、世界中のサーフィン、ダンス、ウェイクボード、スケートボード、スノーボード、クライミング、パルクール、フリースタイルなどストリート・アクションスポーツを中心としたアスリート・プロダクト・イベント・カルチャー情報を提供しています。
アクションスポーツ・ストリートカルチャーの映像コンテンツやニュースを通して、ストリート・アクションスポーツの魅力を沢山の人へ伝えていきます。
●今日 ○イベント開催日
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parkourパルクール・フリースタイル日本一を決める大会「Parkour Top of Japan 2021 in 淡路島 presented by Xperia」が開催決定!2021.03.03アーバンスポーツの中でも注目を集めているパルクール・フリースタイル日本一を決める大会「Parkour Top of Japan 2021 in 淡路島 presented by Xperia」(以下、「Parkour Top Of Japan」)が2021年3月7日(日)、兵庫県立淡路島公園内ニジゲンノモリで開催決定。本記事では大会の詳細に迫るとともに、その見どころや注目選手を紹介していく。大会の模様はオンラインで中継予定。注目選手をチェック & LIVE中継を視聴して、パルクールの魅力を体験しよう。 パルクールとは、フリースタイルとは? 泉ひかり / photo by Kazuki Takano パルクールはフランスの軍隊発祥のトレーニング文化から生まれたアーバンスポーツ。走る・跳ぶ・登るといった移動動作を通じて心身を鍛えることを目的とする。そのため競技スポーツとは一線を画し、他者との競争よりもむしろ自己の限界の克服を尊重するカルチャーを持っている。欧米諸国中心に、より多くの人に知ってもらおうという発想から競技スポーツとしてのパルクールが生まれ、大会や選手権が開催されるようになった。競技スポーツとしての種目は以下の3つに分けられる。 1.スピードラン 障害物が設置されたコースを乗り越え、スタート地点からゴール地点までのタイムを競う競技。 2.フリースタイル 会場に設置された障害物を利用して自由演技を行い、その得点を競う競技。「Parkour Top Of Japan」はこのフリースタイルで実施される。 3.スキル パルクールにおけるひとつひとつの基本動作の飛距離、速さ、高さなどを競う競技。 「Parkour Top Of Japan」3つの注目ポイント ZEN / photo by Kazuki Takano 今回大会で実施されるのは自由演技種目・フリースタイル。「Parkour Top Of Japan」3つの注目ポイントをチェックしていこう。 1.世界トップレベルの招待出場選手 今大会には世界で活躍する招待選手が多数出場。世界トップクラスの選手たちの演技は必見だ。 2.想像を超えるアクロバット パルクールの魅力はなんといってもアクロバティックなその動き。人間の限界に挑戦する、超人的なアクロバットから目が離せない。 3.フリースタイルならではの個性=スタイル 自由演技のフリースタイルはトレーサーの個性が最も出る種目となる。トレーサーごとに異なる個性的なスタイルや独創的な動きに注目しよう。 ゲスト解説者 YUUTAROU コメント 日本初のオンラインライブコンペティションとなる今大会に解説させていただくこと大変嬉しく思っております。国内でパルクールがまだ根付いていない時代からやっていた、自分としては今大会はとても思い入れの強い大会となっています。全国のトップアスリートが集結する大会になりますので、パルクールファンや、まだパルクールを知らない一般の方々にも、パルクールとは何かというところから、知れば知るほどパルクールの魅力や各トレーサーの魅力伝えられるように解説をしたいと思います。是非楽しみにしていてください。 YUUTAROU プロフィール YUUTAROU / 提供:PKM 1992年10月1日(28歳) 東京都出身日本を代表するプロパルクール集団monsterpkリーダー。本場、仏にてパルクールの創始者『ヤマカシ』の元で修行を積み、その精神と文化を日本に普及するため、2017年株式会社PKMを設立。翌年2018年には国内最大規模の専用施設 『MISSION PARKOUR PARK TOKYO』を設立。実践者でありながら写真家·映像家でもあり、Goproアスリート/Xperia Ambassadorsとしても活動中。一般社団法人日本パルクール普及連盟の代表を務める。 世界トップレベルの注目選手 「Parkour Top Of Japan」には世界で活躍するトレーサーが多数出場。注目の選手を紹介していこう。 朝倉聖 提供:Xperia/Taken with Xperia 朝倉聖は、華麗に動き回る独自のスタイル「SAINTKOUR」を武器に、2019年世界大会/日本選手権を制覇した日本を代表するパルクールアスリート。日本トップのパルクールチームmonsterpk crewに所属しており、今大会の筆頭優勝候補だ。ソニーのスマートフォン・Xperiaの魅力を発信する「Xperia Ambassadors」や「TEAM G-SHOCK」メンバーとしても活動している。 鍬崎竜也 提供:PKM 鍬崎竜也はオリジナリティあふれるスタイルを武器に世界で活躍するトレーサー。インターナショナルパルクールチーム"SPINBOYS" のメンバーであり、国内に留まらずシンガポール、タイ、アメリカ など世界各国でのトレーニングを積極的に行っている。「HOME FLOW COMPETITION 2020」「Jeep Real Games 2020 オンラインマッチ」の両大会で優勝を飾り、今大会でも優勝を目指すダークホース。 野村大志 提供:PKM 野村大志はパワースタイルが持ち味のトレーサー。世界大会「WFPF Parkour Pro-Am Championship 2016」 ファイナリストの実力を持ち、今大会でも優勝を目指す。monsterpk crew所属、レッスンコーチとしても活動しているほか、「ZIIIRO FAMILY」の一員でもある。 泉ひかり 提供:Xperia/Taken with Xperia 泉ひかりは2019年「FIG Parkour ワールドカップシリーズ」スピード部門1位、フリースタイル部門2位の成績を達成するなど、世界で活躍するトップトレーサーであり今大会の優勝候補。朝倉聖とYUUTAROU同様「Xperia Ambassadors」として活動するほか、CMやMV出演など多方面に活躍している。 秋山玲奈 秋山玲奈 秋山玲奈はサーカスパフォーマーとしての経歴を持ち、現在もパルクール、トリッキングなどのジャンルで幅広く活躍するトレーサー。「KUNOICHI」への出演経験もあり、注目を集める。パルクールの大会には今回が初出場となり、活躍が期待されている。 「Parkour Top Of Japan」はスポーツ中継サイト・SPORTS BULLで生中継! photo by may nagoya 「Parkour Top Of Japan」はスポーツ総合サイト・SPORTS BULLで生中継を実施。LIVE配信を視聴して、パルクールの魅力を体験しよう。 大会概要 大会名:Parkour Top of Japan 2021 in 淡路島 presented by Xperia主催:東京都体操協会 パルクール委員会特別協力:株式会社パソナグループ後援:国土交通省観光庁開催日時:2021年3月7日(日)13時~15時予定開催地:兵庫県立淡路島公園 ニジゲンノモリ競技種目:フリースタイル参加選手:男子 12名 / 女子 5名(招待選手)スコアについて:パルクール審判(3名)により勝敗を決定
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others【スペシャルインタビュー】野村周平が愛するストリートカルチャーの「自由」2021.02.252月26日(金)22時30分からWOWOWプライムでスタートする番組「HI-FIVE~URBAN SPORTS for LIFE~」のナビゲーターに俳優・野村周平が就任決定。「HI-FIVE~URBAN SPORTS for LIFE~」はストリートで生まれ、オリンピック競技として採用されるなど注目を集める「アーバンスポーツ」の魅力をさまざまな角度から深掘りする、WOWOWオリジナルレギュラー番組だ。番組スタートにあたって、ナビゲーターを務める野村周平にFINEPLAY編集部がインタビューを実施。野村周平が愛するストリートカルチャーとの出会いや番組ナビゲーター就任への意気込みについて話を聞いた。 HI-FIVEについて ―HI-FIVEナビゲーターに就任した今の気持ちを教えてください。野村周平(以下、野村):まさか僕のような俳優にオファーを頂けるとは思っていなかったので、ナビゲーター就任のお話を頂いて驚きました。昔からBMXやスケボーなどを通じてストリートカルチャーを身近に感じていたので、お話を頂いたことは素直に嬉しかったですね。しかしやらせて頂くからには表面をなぞるだけになるような中途半端なものではなく、リアルなプレーヤーやカルチャーにも焦点を当てたカッコいい番組にしたいと思っていたので不安もありました。番組制作の方々が「自由にやってください!」と背中を押してくれたおかげで、「じゃあ、好き勝手言いまっせ(笑)」ととても気持ちが楽になりました。慣れ親しんだBMXやスケートボード以外の、まだ触れたことのないアーバンスポーツとの出会いも楽しみでワクワクしています。 ―昨日から始まった収録はいかがでしたか?野村:純粋に楽しかったですね。大好きなBMX、スケートボードをして、大好きなショップを回って言うことなしです。「辰巳屋文具店」、「arktz」はいつも行っているショップなのですが、「WORM TOKYO」は初めて行ったので新鮮でした。昨日から2日間にわたって収録をして、すでに良い番組になる実感を掴んでいます。出演してくれている方々もリアルなプレイヤーばかり。番組制作陣のジャンルへのリスペクトと深掘りには感心しています。 ストリートカルチャーとの接点について ―ストリートカルチャーとの出会いについて教えてください。野村:ストリートカルチャーとの出会いは5歳の頃、スノーボードを始めたことがきっかけです。その後、アミューズのオーディションの賞金でBMXを買ったことをきっかけにBMXにのめり込んでいきました。その頃住んでいた家の下に自転車屋さんがあったのですが、そこにBMXが飾ってあったんです。やっぱり乗るならママチャリよりもカッコいいBMXに乗りたいし、当時は憧れていましたね。アミューズのオーディションで賞金を獲得したら、絶対にあのBMXを買おうと思っていました。BMXを買ってからは、ストリートを中心にスポットに行きました。ニューヨーク留学へもBMXを持っていき、現地でも色々な場所でライディングしましたね。特にニューヨークではなんでもアリで、ライダーやスケーターも多く刺激を受けました。また、4年前くらいからスケートボードも始めています。BMXとスケートボードでは乗る/滑ることができるセクションが違うので、また振り出しに戻ったような気分で新鮮ですね。それから、スノーボード、BMX、スケートボードに加えて夏はサーフィンもやっています。一年を通して春夏秋冬にあった「アーバンスポーツ」をやっている感じです。他にも、ファッションや音楽、グラフィティなどのカルチャーからも影響を受けています。 ―野村さんにとってのストリートカルチャーの魅力とは?野村:「自由」であること、その一言に尽きますね。何者からも縛られずに、人それぞれが「自由」にタイミングを問わず楽しむことができる点がストリートカルチャーの魅力です。それから、それぞれのプレイヤーにそれぞれのプレイヤー専用のギアがあり、ファッションも含めてバリエーション豊かな個性が表現できる点も良いところですね。もちろん今はオリンピック競技としての採用をはじめとする、スポーツ/カルチャーに関するさまざまな議論もありますが、「アーバンスポーツ」の多くがスポーツ化している最中だからこそ、そのような議論になるのではと思います。例えば野球もスポーツですが、そのカルチャーはもっと長いものかもしれません。BMXやスケートボードもフィジカルを使うスポーツと呼ぶこともできるし、ライフスタイルやアートを含めたカルチャーと呼ぶことだってできる。それぞれがそれぞれのやり方で楽しむことができればそれが一番良いことだと思いますね。 ナビゲーターとしての今後の活動について ―今後番組でやってみたいことはありますか?野村:やりたいことが2つあります。ひとつは番組を通じて「アーバンスポーツ」のリアルなカッコいい映像を作っていきたいということ。よくあるドラマやテレビ番組でのわかりやすさ重視のカメラワークやカット割ではなく、せっかくストリート/アーバンスポーツに焦点をあててくれる良い番組なので、そういったところについても番組制作の方々と一緒にこだわって、リアルでカッコいい映像を作っていきたいですね。そしてもうひとつは、堀米雄斗選手や中村輪夢選手のような世界で活躍するアスリートや、シーンやカルチャーを築き上げてきた先人などのリアルな人たちにあって話を聞き、リスペクトを持って番組を作っていきたいということです。「アーバンスポーツ」好きにも納得して見てもらえる内容の番組にしていきたいなと思っています。 ―HI-FIVEナビゲーターとして、これから視聴者に対してどんなことを伝えていきたいですか?野村:楽しいことは大前提で、ぜひこの番組をきっかけに「アーバンスポーツ」にハマって欲しいですね。いろいろなジャンルのスポーツ/カルチャーがあるので、自分に合ったものを見つけて欲しいと思います。例えばスケートボードやBMXであれば、初めてオーリー、バニーホップができるとそれまで見えていた街中の景色が今までと全く違ったものに見えるんです。スケートボードやBMXをコントロールして宙に浮いている時の喜びはもとより、今まで目に入ってこなかった街中の障害物のひとつひとつがセクションとして見えてきます。すると自分自身のギアをコントロールして、一層自由に街中をライディングできるようになります。あくまで一例ではありますが、「アーバンスポーツ」は自身の体とギアとストリートの関係性を大きく覆してくれるような力を持っていると思うんです。この番組を通して、そんな「アーバンスポーツ」カルチャーの「自由」な魅力をもっと多くの人に味わって欲しいですね。 「HI-FIVE~URBAN SPORTS for LIFE~」は2月26日(金)22時30分からWOWOWプライムでスタート! 「HI-FIVE~URBAN SPORTS for LIFE~」は2月26日(金)22時30分からWOWOWプライムでスタート。「アーバンスポーツ」好きも、興味のある人も、ぜひ試聴してその魅力を感じよう。 「HI-FIVE~URBAN SPORTS for LIFE~」番組内容 世界的に注目度が高まるアーバンスポーツの魅力を、さまざまな角度でお届け。WEBで展開する動画と連動し、選手の内面やカルチャーとしての奥深さを掘り下げていく。BMXフリースタイルやスケートボード、パルクール、ブレイキン(ブレイクダンス)など、都市型スポーツと称されるアーバンスポーツ(URBAN SPORTS)。そのアーバンスポーツを2021年、WOWOWが放送する。テニス、サッカー、ラグビー、ゴルフ、ボクシング、総合格闘技といった、世界最高峰のスポーツを放送しているWOWOW。今回、アーバンスポーツのWOWOWオリジナルレギュラー番組や、世界大会の中継、さらに特設ポータルサイトやYouTubeチャンネルでの動画配信と、さまざまな形でコンテンツをお届けする。WOWOWが今回取り上げるのは、BMXフリースタイル(パーク/フラットランド)、スケートボード、パルクール、ブレイキン、インラインスケート、ボルダリングの6競技。さらなる競技の追加も今後行なっていく予定だ。BMXフリースタイル、スケートボード、ボルダリングは東京オリンピックの正式競技となり話題となったが、さらに2024年のパリオリンピックでは、ブレイキンが追加競技として採用された。この番組の放送を機に、年を追うごとに注目度が高まるアーバンスポーツの魅力を感じてほしい。この番組は、アーバンスポーツ各競技の、スポーツとしての楽しみ方はもちろん、己を磨き世界大会に挑む選手や、ストリートで自分を表現しているプレーヤーたちのそれぞれの想い、ファッションや音楽へのこだわり、地域によって異なる背景、そして根底にあるカルチャーとしての歴史など、スポーツとしての魅力に加え、各競技の周辺にあるカルチャーも深掘りするオリジナルレギュラー番組として、YouTubeチャンネルで配信する動画コンテンツと連動しながら、毎月1回、レギュラー放送・配信する。ナビゲーターとして、自身もBMX、スケートボードをプレーし、ストリートカルチャーに精通する野村周平が登場。ゲストとして登場する各競技のトップ選手や専門家とともに、さまざまな視点でアーバンスポーツの魅力をお届けしていく。【放送日時】2月26日(金) よる10:30スタート[WOWOWプライム] ※初回無料放送WOWOWメンバーズオンデマンドで同時配信(3月以降)毎月第3金曜日 よる10:30~[WOWOWプライム] 毎月1話レギュラー放送 WOWOWメンバーズオンデマンドで同時配信
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freestyle「フリースタイルフットボールを多角的にみながら楽しめる競技にしていきたい」フリースタイラーTOKURA2021.02.19【インタビュー/FINEPLAY】13歳でフリースタイルフットボールを始めてから、数々の大会で活躍し、全日本大会「Red Bull Street Style Japan Final」では史上最年少となる17歳で優勝。その後、2012年イタリアで開催された「Red Bull Street Style World Final 2012」にて日本人として初めて優勝し、大きな話題を呼んだ。現在、日本国内を中心に全国各地でパフォーマンス活動やレクチャー、クリニックなど精力的に活動しているフリースタイラーTOKURAへ自身の活動やフリスタイルフットボールシーンについて語ってもらった。 https://www.youtube.com/watch?v=en0snt0AffI&t film by 写樂-Sharaku- 徳田耕太郎プロフィール生年月日 : 1991年7月21日身長/体重: 169cm/52kg出 身 : 愛媛県所 属 : レッドブル・ジャパン経 歴 :13歳の頃に「NIKE フリースタイルフットボール」という本に影響を受けてフリースタイルフットボールを始める。2年後には愛媛県よりパフォーマンス活動を始め、その楽しさからその後も続けることを決意し、フリースタイルフットボールチーム「Team-Lingo」のリーダーを務めるなど、数々のステージを経験する。全日本大会「Red Bull Street Style Japan Final」では史上最年少となる17歳で優勝。その後、2012年イタリアで開催された「Red Bull Street Style World Final 2012」にて日本人として初めて優勝し、大きな話題を呼んだ。最近では世界で発売されているFIFA20というサッカーゲーム内、「VOLTA FOOTBALL」というモードにキャラクターとして登場している。現在も、日本国内を中心に全国各地でパフォーマンス活動やレクチャー、クリニックなど精力的に活動している。
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[PR] parkour【YASU&YOSHI × Xperia 特別インタビュー】YASU&YOSHIが目標に掲げるトレーサー像と「Xperia 1 II」カメラ機能の魅力2021.02.01日本体操協会のパルクール公式スポンサーであり、そのシーンをこれまでサポートし支え続けてきたXperiaと、アクションスポーツ・ストリートカルチャー総合メディアFINEPLAYがタイアップし、連載企画で注目のトレーサーに焦点を当てていく。今回は兄であるKENICHIの影響でパルクールを始め、monsterpkのユースチームlilmonpkでも活躍している、双子のスーパーキッズトレーサーYASU&YOSHIを取り上げてインタビュー。 YASU&YOSHIが目標に掲げるトレーサー像や意識していること、そしてソニーの最新スマートフォンである「Xperia 1 II」のカメラ機能を体験した感想について話を聞いた。 https://youtu.be/n4NB80p55q8 —パルクールを始めたキッカケYOSHI:兄であるKENICHIが友達からパルクールの動画を見せてもらったことで、僕たちもパルクールを知りました。兄はその時パルクールを始めましたが、高校に行くにつれてだんだん友達がパルクールから離れてしまったので、僕たちも練習場所に連れていってもらうようになりました。そこでカッコいいと思い、気づけば僕たちもパルクールを始めていました。 「Xperia 1 II」で撮影 —ホームタウン(練習場所)YASU:地元立川駅近くの公園や街中で練習しています。もともとあるものを使って練習することが多いですね。スケートパークもあるのでスケーターから話しかけられることもあります。—尊敬しているトレーサーYOSHI:尊敬しているトレーサーは兄です。また、「STORROR」というイギリスのパルクールチームも尊敬しています。YASU:僕も兄と「STORROR」を尊敬しています。 「Xperia 1 II」で撮影 —パルクールをする上で意識していることYOSHI:公共の場所で動くこともあるので、通行人に気を使ったり、物を壊したりしないように気をつけています。YASU:周りの人の意見もあると思うので、そのバランスは常に意識しています。—自身のスタイルについてYOSHI:僕のスタイルは「STORROR」のトレーサーのように移動系でありながら、瞬発的に大技を繰り出すパルクールの魅力を兼ね備えたスタイルを目指しています。YASU:僕は現在ムーブの中で大味な部分が多いので、そこのクオリティをもっと上げて滑らかに移動ができるようなトレーサーになりたいです。 —目指すトレーサー像YOSHI:今パルクールの動画を見ていると、似たようなフローやスタイルのトレーサーが多いと感じています。そのため自分は本当に好きな動きや求める技を今後も出していけるようなトレーサーになりたいと思っています。 YASU:兄や「STORROR」のスタイルだけでなく、人間的な部分でも尊敬しています。同じスタイルや同じ形でも見られ方はその人間性によって変わると思っているので、自分もパルクールだけでなく人としても成長していきたいと思っています。—今後の目標YASU・YOSHI:パルクールが今後広がっていく中で、競技的な部分だけでなく内面的な部分を感じさせるカルチャーをしっかり広めて行きたいと思っています。競技の中でも、スタイルには勝ち負けがありませんし、僕は楽しむことを念頭に置いて大会に臨んでいます。 「Xperia 1 II」で撮影 Xperiaについて —「Xperia 1 II」の第一印象は?YOSHI:「Xperia 1 II」は縦長のスタイリッシュなデザインだと思いました。スマートフォンでありながらも、3つのカメラの存在が特徴的で高級コンデジのような印象がありましたね。YASU:第一にディスプレイがワイドで見やすそうだと感じましたね。 *映画とほぼ同じ比率のシネマワイドディスプレイを搭載。21:9の動画視聴時に上下に黒帯が入らず、美しい映像を大迫力で楽しめます。 「Xperia 1 II」で撮影 —「Xperia 1 II」を使用した感想は?YOSHI:パルクールの動画を撮る上で、今までのスマートフォンでは動きがブレてしまってかっこいい動きなのに映りが微妙になってしまっていることもあったのですが、「Xperia 1 II」はブレもなく滑らかに、鮮明に映っていてすごいと思いました。 *ソニーの映画撮影用プロフェッショナルカメラ開発チームが画作り、操作画面を監修したCinematography Proでは、新たに2K 10bit HDRに対応した120コマ/秒のハイフレームレート撮影が可能に。従来の24コマ/秒、30コマ/秒に加え、60コマ/秒、25コマ/秒の4K 10bit HDR撮影も可能となっているため、激しい動きでもブレない滑らかな動画の撮影ができ、手軽に映画のような画作り・質感・色表現を楽しめます。YASU:シャッターボタンを半押ししてピントを合わせる機能や、シャッタースピードや露出などを細かく設定して撮影できるPhotography Proという機能は、まるで一眼レフカメラのようでお気に入りの機能です。練習風景以外の撮影にもいろいろと活用したいと思いました。 「Xperia 1 II」で撮影 —トレーサーにとって「Xperia 1 II」で便利だと思う瞬間は? YASU:「Xperia 1 II」の高速連写機能やスローモーションでの撮影機能が便利だと思います。練習の中で自分の動きを確認するために、お互いの動きを写真や動画に収めて、細かい動きを修正したり、改善するために利用したいです。 ソニーのデジタル一眼カメラ「α」シリーズの技術を継承した「Xperia 1 II」の高速連写機能でパルクールのトリッキーなアクションを撮影しよう ■最高20コマ/秒のAF/AE追従高速連写でトレーサーの動きを逃さずとらえて、カッコいい写真が撮れる!「Xperia 1 II」のカメラ機能は、世界中のプロフォトグラファーの意見を反映したPhotography Proの機能やカメラシステム、ソニーのデジタル一眼カメラ「α」シリーズで培った技術を引き継ぐ使いやすいインターフェースによって、スマートフォンの枠組みを超えた創造的な写真表現を可能にしています。最高20コマ/秒のAF/AE追従高速連写機能では、最高60回/秒のAF/AE演算処理でパルクールのようなトリッキーな動きの被写体でもスムーズにフォーカスを合わせ続け、決定的な瞬間を12MPの高画質でカッコよく撮影することができます。スムーズな連写と素早いオートフォーカスでトレーサーのスタイルを逃さず撮影できる「Xperia 1 II」の高速連写機能を使って、クリエイティブなパルクール写真を撮影してみましょう。 「Xperia 1 II」で撮影 —今後の活動についてYASU:同年代のトレーサーとチームを組んでいます。パルクールに出会って内面が成長した部分もあります。今後パルクールを広めていくというよりは、みんなにも僕にとってのパルクールのような個別の空間を見つけてほしいと思っています。 *被写体の動きを予測して高い精度でフォーカスを合わせ続け、自動で露出も調整してくれるので、誰でもかんたんに連写撮影ができます。最高20コマ/秒の連続撮影で、パルクールのトリッキーな動きも鮮明に捉えます。 Xperia 1 II
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[PR] parkour【RYOTA × Xperia 特別インタビュー】トレーサー・RYOTAがリスペクトするパルクールカルチャーと先人たち日本体操協会のパルクール公式スポンサーであり、そのシーンをこれまでサポートし支え続けてきたXperiaと、アクションスポーツ・ストリートカルチャー総合メディアFINEPLAYがタイアップし、連載企画で注目のトレーサーに焦点を当てていく。今回はRyotaxの愛称で親しまれる、リポーターや解説者、地元千葉での練習会主催など、多方面で活躍するトレーサー・RYOTAを取り上げてインタビュー。 RYOTAが目指すトレーサー像や現在のパルクールカルチャーの動向、そしてソニーの最新スマートフォンである「Xperia 1 II」のカメラ機能の魅力について話を聞いた。 https://youtu.be/rWXiJcq3teA —パルクールを始めたキッカケRYOTA:パルクールを始めたきっかけは、中学2年生となった初日に動画共有サイトでたまたま静岡県浜松で活動しているパルクールチーム・SIGNALの動画を見つけ、その動画に衝撃を受けたことです。今まで水泳やサッカー、野球や卓球などさまざまスポーツをやっていましたが、どれも長続きしませんでしたが、パルクールは真似して練習していくうちにどんどんのめり込んでいき、気づけば今年でパルクールを始めてから8年経ちました。 写真提供:株式会社PKM / 14歳の頃、千葉県千葉市の検見川浜にて —ホームタウンRYOTA:ホームタウンは千葉県・海浜幕張です。当時は施設があまりなく、海の砂浜や公園の段差やスロープを利用して練習を行っていました。—尊敬しているトレーサーRYOTA:尊敬しているトレーサーは同じチームのZENです。動きのカッコよさはもちろん、普段の立ち振る舞いや言動、全てが「この人みたいになりたい」という理想のトレーサーです。—現在のパルクールシーンについてRYOTA:最近ではパルクールもメディアへの露出が多くなり、同世代では5人に1人くらいはパルクールのことを知っています。昔に比べて確実に認知度は上がっていますね。 「Xperia 1 II」で撮影 —シーンを拡大する為、意識していることRYOTA:現在日本では、パルクールはスポーツやエンターテイメントの部分を中心に認知が広まっていますが、根本である「トレーニングであり、自身と向き合って強くなっていく」というカルチャーの部分を広げていく必要があると思っています。それが先代のパルクールの開拓者たちへのリスペクトであり恩返しになると思っています。そこだけは忘れてはならないと思っていますね。—自身のスタイルについてRYOTA:いい意味で癖を強くする、自分の個性を限りなく出していくスタイルを目指しています。そのためには、あえてトレンドを取捨選択するように意識しています。また、脚力を生かした動きの軽さを武器にして、宙返りや障害物をクリアするスピード、高さといった重力を感じさせない動きを得意としています。 「Xperia 1 II」で撮影 —目指すトレーサー像RYOTA:自分はこれまで挫折グセのある人間だったので、パルクールにおいては動きだけでなく、自分自身と対話をして強くなっていくことを念頭において練習に取り組んでいます。生涯を通して強くありたいと思いますし、トレーニングを通じて自分の強さの芯をどんどん太くしていきたいと思っています。またパルクールの歴史はまだ浅く、自分が年老いて亡くなるまでにはパルクールで生活できるという事例を作りたいと思っていますし、それが自分がmonsterpkに所属している使命だと思っています。これからも強くなっていくことで、後輩やこれからパルクールを志す人たちに対して勇気や希望を与えることができるトレーサーになりたいと思っています。—自身にとってパルクールとは?RYOTA:パルクールは自分にとって人生そのものです。普段の生活の中での思考や立ち振る舞い、感情含めて全てパルクールだと思っています。 「Xperia 1 II」で撮影 Xperiaについて —「Xperia 1 II」の第一印象は?RYOTA:思っていたより幅が広くなく、薄くて長いデザインに驚きました。スマートフォン自体に凹凸が少なく、メタルフレームにディスプレイがしっかり収まっているデザインは洗練されてスタイリッシュな印象がありました。 「Xperia 1 II」で撮影 —「Xperia 1 II」を使用した感想は?RYOTA:自分もカメラをやっているので、スマートフォンでこんなに細かく設定できるということに驚きましたね。絞り、シャッタースピード、露出を数値で設定できるPhotography Proは、今まで他のスマートフォンでは体験したことがありませんでした。パルクールの写真や動画を撮る側からしたらありがたい機能です。絶対にスマートフォンは持ち歩いているので、手軽に自分の意図した設定で撮影ができることは魅力的ですね。 —トレーサーにとって「Xperia 1 II」で便利だと思う瞬間は?RYOTA:トレーサーにとって「Xperia 1 II」で便利な機能は高速連写機能です。カメラ機能の性能には一番こだわっています。練習では、連写で写真を撮ってコマ送りで自分の動きを確認するのですが、「Xperia 1 II」はこれまでのスマートフォンよりも、指先まで鮮明にブレずに撮ることができるのでありがたいです。また、映画のワンシーンのような動画を簡単に撮影できるCinematography Proの機能もトレーサーにとっては嬉しいですね。クルーのプロモーションビデオの撮影などにも使ってみたい機能です。 ソニーのデジタル一眼カメラ「α」シリーズの技術を継承した「Xperia 1 II」の高速連写機能でパルクールのスピーディーなアクションを撮影しよう ■最高20コマ/秒のAF/AE追従高速連写でトレーサーの一瞬の動きを逃さず、カッコいい写真が撮れる!「Xperia 1 II」のカメラ機能はソニーのデジタル一眼カメラ「α」シリーズで培った技術を継承。 世界中のプロフォトグラファーとの共創によって磨き上げられた、Photography Proの機能や革新のカメラシステムによって想像を超えるクリエイティブな表現を可能にしています。最高20コマ/秒のAF/AE追従高速連写機能では、最高60回/秒のAF/AE演算処理でパルクールのような動きの速い被写体でもスムーズにフォーカスを合わせ続け、決定的な瞬間を12MPの高画質で美しくとらえることができます。スムーズな連写と素早いオートフォーカスでトレーサーのスタイルを逃さず撮影できる「Xperia 1 II」の高速連写機能を使って、あなただけのクリエイティブな写真を撮影してみましょう。 「Xperia 1 II」で撮影 —今後の活動についてRYOTA:パルクールを通して自分自身強くなりましたし、今まで先輩達にいろいろな大切なことを与えてもらいました。だからこそ、次の世代のトレーサーたちに対して、さまざまなことを生涯通して与えていける人間になりたいと思っています。 Xperia 1 II