「マイナビ Japan Cup」BMXフリースタイル フラットランド種目 エリートカテゴリー男子は早川起生が大会2連覇、女子は津田留杏が初優勝

2021.11.26
早川起生の決勝ラン
photograph by JFBF

「マイナビ Japan Cup」BMXフリースタイル フラットランドがイオンモール東浦(愛知県)にて、2021年11月20日(土)~21日(日)の2日間に渡り開催された。

2021年シーズン最終戦となった今大会は、全国的なBMX人気やスクールの普及などが後押しし、全国からアマチュア含め全8クラス計67名が集まり、JFBFが主催するフラットランドの大会で過去最多出場人数となりシーズン最終戦にふさわしい大会となった。

また今回会場となったのは、愛知県知多郡にあるイオンモール東浦。今シーズンは全大会がイオン系列の商業施設内の特設会場での開催。BMXフラットランド種目を知ってもらうために絶好な環境の中での開催は、一般のお客様も足を止めて観戦するほどで、子どもたちも選手のパフォーマンスに目が釘付けになる姿も見られ今後のフラットランド種目の発展や可能性を感じさせる大会となった。

なお、引き続き今大会も新型コロナウィルスの感染拡大防止に配慮し、選手含む大会関係者にはPCR検査が義務付けられ、会場内は入場制限とソーシャルディスタンスを守った観戦席配置などの対策がなされた。また大会の模様はJFBF公式インスタグラムにてリアルタイムで視聴可能なライブ放送も行われた。

以下は、今大会最注目のエリートクラス決勝の大会リポート。

2021年シリーズ最終戦は次世代のホープ達に軍配。男子エリートは19歳の早川起生が大会2連覇。女子エリートでは15歳の津田留杏が初出場初優勝。

男子エリートクラス決勝は、参加選手15名の中から予選を勝ち上がった上位8名にて争われ、世界大会優勝者から全日本チャンピオンまで日本のトップライダーによるレベルの高い熾烈な戦いが繰り広げられた。

今回日本最高峰の戦いの中、決勝で一際注目を集め優勝したのは早川起生
早川は今年世界大会「ネバーオブザバトル」優勝などと国内だけではなく海外でも好成績を残しており結果が期待される中でのシーズン最終戦出場となった。
スピン系のリアトリックを中心に、ペグではなくペダルを軸に取る高難度の技を詰め込んだ長いルーティンを連発し、制限時間3分間をノーミスで終え92.50ptをマークし、大会二連覇を収めエリートカテゴリーにて自身初の年間シリーズチャンピオンの座を勝ち取った。

早川 起生
photograph by ©️JFBF 大会名:マイナビJapanCup

準優勝は予選3位通過の伊藤真人。会場を大きく使ったダイナミックなライディングが特徴の伊藤は、ハイスピードの「ウィープラッシュ」からライディングをスタート。フロントとリアをうまくスイッチして高難度トリックを連発。
ライディング中盤に魅せたペダルキャッチでの連続「ディケイド」は完成度が高く会場を沸かした。フルメイクでライディングを終え89.50ptで2位となり年間シリーズランキングでは3位という結果になった。

伊藤 真人
photograph by ©️JFBF 大会名:マイナビJapanCup

3位は今年の全日本選手権大会で優勝し、全日本チャンピオンとなった佐々木元。
持ち前のフロントトリックでの高難度の技を連発し、自身の代名詞となるオリジナル技 「元スピン」を始め、複数のオリジナルトリックを組み込んだクロスのロングコンボを魅せるも足を着くなどのミスが続き、スコアを伸ばし切れず88.75ptで前回の全日本選手権に続く優勝とはならなかった。

佐々木 元
photograph by ©️JFBF 大会名:マイナビJapanCup

一方、今回4名で争われることとなった女子エリートクラス。少ない人数ではあったものの初出場の選手により新たな風が吹き込まれ女子のレベルアップが感じられた大会となった。

そんな今回の女子エリート決勝を制したのは初出場津田留杏
ジャンプ系の技を得意とする津田だが、今回は「スミスディケード」との組み合わせ技が炸裂。「バックヤード・トゥ・スミスディケード」や、「バックワーズマニュアル・トゥ・スミスディケード」をミスなくメイク。高難度トリックのメイクが他選手を引き離し80.00ptをマーク。
初出場にして2位と大差をつけ優勝を収めた。来シーズンでも男子顔負けのライディングが期待されるライダーだ。

津田 留杏
photograph by ©️JFBF 大会名:マイナビJapanCup

準優勝は今年度全日本チャンピオン中川きらら
技数が多いのが特徴な中川は、「フロントスクェーカー」とスピンのコンボ、「スチームローラー」、「エルクグライド」など沢山のトリックをメイクするも、時より足をついてしまうなどとルーティンとしてうまくまとめ切れずスコアを70.50ptとし残念ながら今シーズン全大会優勝とはならなかった。
しかしシリーズランキングでは前回大会の優勝が功を奏し、見事年間シリーズチャンピオンの座を獲得した。

中川 きらら
photograph by ©️JFBF 大会名:マイナビJapanCup

3位伊藤聖真。フレームを回すトリックを中心にトリックバリエーションの多いライディングを魅せた。
中盤では高難度ジャンプ技である「ファイヤーディケイド」にチャレンジ。なかなかメイクできずに手こずるが時間をたっぷり使いライディング終了間近で見事メイク。
日本人女性ライダーによる公式戦での「ファイヤーディケイド」のメイクはほぼ初めてのことで会場からは大きな拍手が沸いた。しかし複数のトリック失敗によりスコアを伸ばすことができず68.50ptで3位で大会を終えた。

伊藤 聖真
photograph by ©️JFBF 大会名:マイナビJapanCup

優勝者コメント

優勝した津田留杏(左)と早川起生(右)
photograph by ©️JFBF 大会名:マイナビJapanCup

早川 起生 選手(男子エリートクラス)
「まだまだ納得のいく走りではないですが、まずはフルメイクできて自分の出したい技も出せて優勝できて良かったです。今年は初めて海外に行ったり、初めて1位を獲ったりと新しい経験がたくさんあった1年でした。来年は今年の経験を活かし、今年よりももっと活躍したいです。 自分の納得のいくライディングをした上で会場を一番盛り上げるライダーになります!」

津田 留杏 選手(女子エリートクラス)
「いろんなライダーさんに誘ってもらい、チャレンジしてみようと思って今大会出場を決めました。 思ったより上手くできたという手応えはありましたが、このような大きい大会で優勝するのは初めてなので結果には驚いています。今後は誰が見ても「すごい!」と思ってもらえるような技ができるように頑張りたいです。 」

大会結果

<男子エリート>
優勝: 早川 起生 (ハヤカワ・キオ) / 92.50pt
準優勝: 伊藤 真人 (イトウ・マサト) / 89.50pt
第3位: 佐々木 元 (ササキ・モト) / 88.75pt

photograph by ©️JFBF 大会名:マイナビJapanCup

<女子エリート>
優勝: 津田 留杏 (ツダ・ルアン) / 80.00pt
準優勝: 中川 きらら (ナカガワ・キララ) / 70.50pt
第3位: 伊藤 聖真 (イトウ・セイマ) / 68.50pt

photograph by ©️JFBF 大会名:マイナビJapanCup

<ガールズロー>
優勝: カモシダ・ハツネ / 57.75pt
準優勝: カモシダ・ナナミ / 52.25pt
第3位: コガ・ココア / 47.25pt

<ボーイズ9アンダー>
優勝: カジワラ・レンヤ / 56.50pt
準優勝: ナカヤス・ヨシヒト / 55.75pt
第3位: カナモト・リュウヤ / 54.75pt

<ボーイズ10-12>
優勝: ハヤカワ・ユオ / 67.75pt
準優勝: イノウエ・ミナト / 62.50pt
第3位: ヒシカワ・タカトラ / 62.75pt

<ガールズハイ>
優勝: トダカ・アズサ / 73.75pt
準優勝: キヨムネ・ユイ / 71.00pt
第3位: ミヤシマ・アユナ / 68.75pt

<男子13-15>
優勝: カワウチ・ギンセイ / 74.50pt
準優勝: サセ・ハルキ / 68.25pt
第3位: オカヤマ・ユウゴ / 63.75pt

<男子16オーバー>
優勝: タケウチ・マサト / 66.00pt
準優勝: ナカヤス・ヨシアキ / 61.75pt
第3位: イシカワ ・リョウ  / 60.25pt

大会概要

⼤会名称 : 「マイナビ Japan Cup」 BMXフリースタイル フラットランド
開催期間 : 2021年11月20日(土)~21日(日)- 2日間 –
※詳細は公式HPをご覧ください。
大会会場:イオンモール東浦 (愛知県知多郡東浦町大字緒川字旭13-2)
主催: 一般社団法人 全日本フリースタイルBMX連盟(JFBF)
特別協賛:株式会社 マイナビ
協賛:ヤフー株式会社
出場選⼿:全8クラス(アマチュア含め) 計67名
男⼦エリート 15名・⼥⼦エリート 4名

執筆者について
Daiki Hatakeyama
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