4月22日(金)に世界最大のアクションスポーツの国際競技会「XGames」が日本初上陸。大会1日目では4種目の予選及び男子スケートボードバートとBMXフラットランドの決勝が行われました。
本日最初の競技となった女子スケートボードストリートでは、日本人スケーターの織田夢海(ムラサキスポーツ)がトップで予選を通過し、続いて行われた女子スケートボードパークでも、同じく日本の開心那が予選をトップで通過しました。

さらに男子BMXパークでも中村輪夢(ウィングアーク1st)が予選1位で通過したことで日本勢の活躍が続きます。しかし、本日最後の予選となった男子スケートボードパークではアメリカのJaggerEaton(ジャガー・イートン)が1位で予選通過を決めました。

ZOZOマリンスタジアムが夕焼けに照らされる頃、男子スケートボードバートの決勝が開催され、今大会初の金メダルはアメリカのJimmyWilkins(ジミー・ウィルキンス)選手の手に渡りました。

XGames史上2人目の男子スケートボードバートで4連覇を達成したウィルキンスは、大会全体を通してトップの座を維持し続けました。銀メダルは日本の芝田モト(SimpleCity)が獲得し、XGamesで自身3つ目の銀メダルとなりました。
13歳のGuiKhury(ギー・クーリー)はXGamesの男子スケートボードバート史上最年少で自身初のメダルを獲得し、銅メダルで表彰台を飾りました。

2003年以来、19年ぶりにXGamesの競技ラインナップに加わったBMXフラットランドは、8人のアスリートが対戦式のトーナメントを繰り広げました。銅メダル争いは、佐々木元(鎌ヶ谷巧業)がマティアス・ダンドワと対戦し、千葉が地元の佐々木選手が銅メダルを獲得しました。金メダル争いは、XGamesChiba最年長のアレックス・ジュメリン選手と、BMX最年少の早川紀生選手が対戦しました。ジュメリンはXGamesに5回出場し、これまでの最高位は7位でした。
しかし、今夜は日本の新星・早川紀生がXGames初の金メダルを獲得しました。明日4月23日(土)は男子スケートボードストリートの予選と、男子スケートボードバートベストトリック、女子スケートボードパーク決勝、男子BMXパーク決勝、モトエックスベストウィップ、男子BMXストリート決勝が開催されます。

Results
女子スケートボードストリート予選
1.YumekaOda(JPN)
2.FunaNakayama(JPN)
3.RayssaLeal(BRA)
4.PoePinson(USA)
5.ChloeCovell(AUS)
6.PamelaRosa(BRA)
7.GabrielaMazetto(BRA)
8.AoriNishimura(JPN)
9.RizuAkama(JPN)
10.KeetOldenbeuving(NED)
11.JuliaBrueckler(AUT)
12.HinaMaeda(JPN)
13.LoreBruggeman(BEL)
14.GraceMarhoefer(USA)
女子スケートボードパーク予選
1.CoconaHiraki(JPN)
2.SakuraYosozumi(JPN)
3.BryceWettstein(USA)
4.KisaNakamura(JPN)
5.RubyLilley(USA)
6.MamiTezuka(JPN)
7.MinnaStess(USA)
8.YndiaraAsp(BRA)
9.GraceMarhoefer(USA)
10.JordanSantana(USA)
11.KihanaOgawa(JPN)
12.AmeliaBrodka(POL)
BXMパーク予選
1.RimNakamura(JPN)
2.LoganMartin(AUS)
3.DanielSandoval(USA)
4.DeclanBrooks(GBR)
5.JustinDowell(USA)
6.KevinPeraza(MEX)
7.MarinRantes(CRO)
8.JeremyMalott(USA)
9.DanielDhers(VEN)
10.PatCasey(USA)
11.JoseTorres(ARG)
12.MikeVarga(CAN)
13.NickBruce(USA)
14.JamesJones(WAL)
15.BrandonLoupos(AUS)
16.KyleBaldock(AUS)
男子スケートボードパーク予選
1.JaggerEaton(USA)
2.TristanRennie(USA)
3.KieranWooley(AUS)
4.ZionWright(USA)
5.GavinBottger(USA)
6.KensukeSasaoka(JPN)
7.LiamPace(USA)
8.YuroNagahara(JPN)
9.LuizFrancisco(BRA)
10.GuiKhury(BRA)
11.TateCarew(USA)
12.EdouardDamestoy(FRA)
13.ClayKreiner(USA)
スケートボードバート
1.JimmyWilkins(USA) 金メダル
2.MotoShibata(JPN) 銀メダル
3.GuiKhury(BRA) 銅メダル
4.ElliotSloan(USA)
5.TateCarew(USA)
6.ClayKreiner(USA)
7.EdouardDamestoy(FRA)
8.MitchieBrusco(USA)
BMXフラットランド クォーターファイナル
Heat1:KioHayakawavs.VaroHernandez
Heat2:MatthiasDandoisvs.TerryAdams
Heat3:MotoSasakivs.VikiGomez
Heat4:AlexJumelinvs.YoheiUchino
セミファイナル
Heat1:KioHayakawavs.MatthiasDandois
Heat2:AlexJumelinvs.MotoSasaki
3位決定戦
MotoSasaki(JPN)vs.MatthiasDandois(FRA)
決勝戦
AlexJumelin(FRA)vs.KioHayakawa(JPN)
金メダル:KioHayakawa
銀メダル:AlexJumelin
銅メダル:MotoSasaki
SPECIAL EDITION

FINEPLAYはアクションスポーツ・ストリートカルチャーに特化した総合ニュースメディアです。2013年9月より運営を開始し、世界中のサーフィン、ダンス、ウェイクボード、スケートボード、スノーボード、クライミング、パルクール、フリースタイルなどストリート・アクションスポーツを中心としたアスリート・プロダクト・イベント・カルチャー情報を提供しています。
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●今日 ○イベント開催日
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others日本最大級 “入場無料”のアーバンスポーツの祭典「YOKOHAMA URBAN SPORTS FESTIVAL 2022」いよいよ6月4日(土)・5日(日)開催!本日タイムテーブル・会場マップ発表!2022.05.28朝から晩まで楽しめる!「アーバンスポーツ」「音楽ライブ」「飲食」「物販」の全貌を大公開!! 競技としてのプロスポーツとバックボーンにあるストリートカルチャーの魅力が融合した、アーバンスポーツのエンターテインメントイベント『YOKOHAMA URBAN SPORTS FESTIVAL 2022』(主催:YOKOHAMA URBAN SPORTS FESTIVAL 2022 実行委員会)を来る6月4日(土) ~5日(日)に横浜赤レンガ倉庫 イベント広場・赤レンガパークにて、初開催!! 2021年夏に日本人選手の活躍で一躍人気となったスケートボード、今注目のブレイキンやパルクールをはじめ、BMXフラットランド、ダブルダッチ、キッズチェイスタグの全6種目に、世界的プレーヤーを含むアスリートが一堂に会し、大会やエキシビションが開催される。 その他、キッズ向けコンテンツやマーケットプレイス、ワークショップやミュージックライブなど、全エリア入場無料の“スポーツ×ストリートカルチャー”フェス。 今回発表の会場マップやタイムテーブルのほか、今後もイベント当日に向けて、公式WEBや各種公式SNSにて続々追加情報が発表予定。多くの皆さまのご来場をお待ちしています。 タイムテーブル DAY.1 6月4日(土)OPEN 10:00 CLOSE 21:00 DAY.2 6月5日(日)OPEN 10:00 CLOSE 21:00 会場マップ 新型コロナウイルス感染症対策について コロナ禍でのライブエンターテインメントを安全に行うための感染予防対策について、行政や国の推奨するガイドラインに沿い、以下6項目を基本方針とし、それに基づいた8項目をメインに掲げた感染予防対策をベースに運営いたします。 【基本方針】1.ソーシャルディスタンスの確保 / 2.保健衛生対策の徹底 / 3.共用物の衛生管理、換気の確保 / 4.安全な運営管理 / 5.接触率の軽減 / 6.来場者への情報提供および行政との連携、地域への理解 【メインとして掲げる8項目】1.ソーシャルディスタンス / 2.入場規制、規制退場の実施 / 3.入場時の検温 / 4.来場前の体調チェック / 5.こまめなアルコール消毒 / 6.マスク着用 / 7.アプリの事前登録 / 8.大声での歓声や会話のNG コンテンツ詳細 アーバンスポーツのバックボーンであるストリートカルチャー。YOKOHAMA URBAN SPORTS FESTIVAL 2022ではgood culture marketを展開します! Manhattan Portageブースでは、ブランドロゴのNYの街並みをイライラ棒ゲームに落とし込んだ「エレクトリックスカイライン」が登場!イライラ棒を端に当てずに制限秒数以内にゴールを目指す懐かしのゲームコンテンツです。見事クリアした方にはオリジナルグッズをプレゼントいたします! MUGENYOYOAR エフェクト×電動ヨーヨーで新体験! MUGENYOYO/ムゲンヨーヨー ChargeSPOT 全国設置数 No.1!どこでも借りられて、どこでも返せるスマホ充電レンタル 「ChargeSPOT」が会場内特設ブースに登場! 充電切れの際には是非お立ち寄りください。初めてご利用の方は、6 時間無料でレンタルすることができます!(おひとり様につき1台) ※レンタルには専用アプリかスマホ決済アプリが必要です。 KIBACOWORKSKIBACOWORKSは中学の同級生であるデザイナーとサーファーの二人によっ て設立されました。kibaco のデザインはサーフ、スケート、アート、ミュージックなど様々なカルチャーへの愛情から生まれています。 鎌倉のはずれ、北鎌倉の住宅街に佇む小さな工房でデザインから加工まですべてを私たちの手で行っています。 Hyundai Mobility Japan Hyundai の電気自動車「IONIQ 5」の車内外で電力が使える V2L(Vehicle to Load)機能 を活用して、“Power Your Art ”をテーマにアートインスタレーションや DJ イベント、サステナブルなフードの提供を実施します。IONIQ 5 とアートの融合をお楽しみください。 Pabst Blue Ribbon 1844 年にスタートした長い歴史の中で、Pabst Blue Ribbon はトラディショナルなビール醸造による安価で飲みやすいラガービールを追求し、アメリカの“大衆のビール”としての地位を確立しました。大自然の特選素材だけを使用し、昔ながらのアメリカンラガーを体現しています。 FOOD AREA ステーキ、ピザ、タコス、フライドチキン、チキンオーバーライス、世界のビールなど、様々なメニューが取り揃うフードエリア。各店自慢のフード・ドリンクをご用意して個性派揃いの計 15 店舗がご来場をお待ちしております。 出店店舗紹介(参考メニュー)※一部店舗 ①ドライブレーベルズ(タコライス) ②EAT UP MANIA(チキンオーバーライス) ③3nd CAFÉ(ロービー丼) ④ROCKET CHICKEN FC001(JUST CHICKEN) ⑤ライオン亭(ジャークチキン) ⑥GOOD DOOG(ホットドッグ)※6/4 のみ ⑦DIVERTENTE(ナポリピッツァドッグ)※6/5 のみ ⑧SITA(台湾まぜそば) ⑨DIG UP KITCHEN(チキンオーバーライス) ⑩SUN.RIVER.GOLF&COFFEE(コーヒー) ⑪LOCO KITCHEN(モチコチキン)⑫GUARD(ローストビーフ丼) ⑬HEART WRAP(タコライス) ⑭Enkei Food&Wheelz(ステーキ&チップス) MUSIC LIVE produced by Spotify O-EAST 6月4日(土) 連続ドラマ『大豆田とわ子と三人の元夫』の主題歌でも話題になった STUTS、川崎出身のトラックメイカー / プロデュ ーサー / ラッパー / DJ と多岐に渡って活動する JJJ、ISSUGI /仙人掌/ Mr.PUG によるヒップホップユニット MONJU、 熊本出身のラッパー / ビデオグラファー SPARTA がライブで出演。DJ には原島“ど真ん中”宙芳 と doooo が出演。 6月5日(日)ZEN-LA-ROCK / G.RINA / 鎮座 DOPENESS からなるユニット FNCY、先日、ニューアルバム『REFLECTION』を発表し たばかりの tofubeats、ウィットにあふれるグルーヴとディープなサウンドで中毒者を続出させているどんぐりず、東京の アンダーグラウンドシーンで注目を集めるシンガー Lil’Leise But Gold がライブで出演。DJ には KM、shakke-n-wardaa が出演。 OFFICIAL NFT 世界的にに盛り上がりを見せ、デジタルコンテンツにおける革命とも言われる新たなテクノロジー"NFT"を体験しよう! YOKOHAMA URBAN SPORTS FESTIVAL 2022 では、初開催を記念し、熱いバ トルや超絶スキルなど、圧巻のスポーツシーンをデジタルコンテンツに収めた、 ここでしか手に入らない、レア度満載の限定 NFT(デジタルコンテンツ)を抽 選で 100 名にプレゼント。 応募方法など詳細は、公式 WEB サイトにてご覧ください。 ※画像はイメージです 開催概要 開催名称:YOKOHAMA URBAN SPORTS FESTIVAL 2022 (略称:YUSF) 会 場:横浜赤レンガ倉庫 イベント広場・赤レンガパーク (住所:神奈川県横浜市中区新港 1-1) 日 程:6 月 4 日(土)・5 日(日) 両日とも OPEN 10:00 CLOSE 21:00 ※雨天時の開催情報については、公式 WEB や公式 SNS をご覧ください 入 場 料:無料 内 容: SKATEBOARDING “SKATE ARK” BMX FLATLAND “FLAT ARK” BREAKING “FREESTYLE SESSION JAPAN 2022” *6 月 4 日(土)のみ *ワークショップあり DOUBLE DUTCH “DOUBLE DUTCH ONE’S FINAL 2022” *6 月5日(日)のみ PARKOUR “ONE FLOW BATTLE” *6 月5日(日)のみ KIDS CHASE TAG *ワークショップあり MUSIC LIVE produced by Spotify O-EAST 6 月 4 日(土) LIVE:JJJ / MONJU / SPARTA / STUTS DJ:原島“ど真ん中”宙芳 / doooo(CreativeDrugStore) 6 月5日(日) LIVE:どんぐりず / FNCY / tofubeats / Lil’Leise But Gold DJ:KM / shakke-n-wardaa MARKET AREA FOOD AREA 主 催:YOKOHAMA URBAN SPORTS FESTIVAL 2022 実行委員会 協 賛:GoPro / 六甲バター株式会社 / FIJI Water / Manhattan Portage / MUGENYOYO / ChargeSPOT / KIBACOWORKS / BRIEFING / カシオ計算機株式会社 / JOYSOUND / Hyundai Mobility Japan協 力:一般社団法人 ARK LEAGUE / 有限会社 OVER THUMPZ / 株式会社 I AM / 株式会社 PKM / FINEPLAY / BEAMS SPORTS / Fanatics Japan G.K. 後 援:横浜市市民局 / J-WAVE 81.3FM 企画制作:株式会社横浜赤レンガ / 株式会社シブヤテレビジョン / 株式会社ローソンエンタテインメント / 株式会社乃村工藝社 / 株式会社グリーンルーム / 株式会社 ZETA
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danceイベントからフェス型へ!今年で7年目を迎える「SHIROFES.」にかける想いをオーガナイザーNOBUOが語る2022.05.23新しいストリートダンスのジャンルや異なるカルチャーに出会うきっかけにして欲しい 今回のSHIROFES.のテーマや注目して欲しいポイントを教えて下さい 今年は星と森のロマントピアというエリアを貸し切ってフェス形式のイベントにステップアップします。オフラインでの開催を予定しているので、なかなかオンラインでは伝わりきらない熱量も現場で発信出来ると思っています。 また、SHIROFES.の醍醐味としてはストリートダンスだけではなく、様々なカルチャーや音楽にも触れることが出来るので、新しい発見にもつながると良いと考えています! ジャンルを絞ったイベントではなくフェスにすることで、フリースタイルバスケットボールやダブルダッチ、弘前の文化など、クロスカルチャーを体験してもらいたいとも思っていて、弘前の土地で頑張っている人たちの熱量も伝えていきたいです。 SHIROFES.2017 / (c)オオサワヤストモ(GLEAMWORKS) 昨年からSHIROFES.から変わった点はどこでしょうか? 会場のレイアウトと誰でも参加できるという部分が大きな変更点です。 去年はステージが1つでしたが、今回は3つのステージが同時進行でダンスバトルやパフォーマンスが繰り広げられます。DJタイムもありますし、他にもフードブースや物販ブースが展開される予定です。1つのステージを見て終わりではなく、フェスが開催される2日間を通じて楽しんでもらえるような内容になっています。 また昨年「あのステージに出てみたかったです」という声がすごく多くて、今回は前日予選という形でオープンに予選を行います。日本を代表するジャッジやゲストダンサーと参加者として接点が持てる機会でもあります。 SHIROFES. 2016 / (c)オオサワヤストモ(GLEAMWORKS) ストリートカルチャーで重要な「現場感」が失われないためにも試行錯誤しながらSHIROFES.を続けていた SHIROFES. 2020 ここ数年はコロナ禍での開催となりますがどのような想いがありますか? SHIROFES.やダンスイベントに限らず、大小いろんなイベントが制限されている状態が続いていました。東京や大阪などの大都市では模索しながらイベントを開催していましたが、地方では「そもそもイベントをやること自体が良くない…」という風潮があり、開催のハードルは高かったです。 辞めることに対して否定的なことを言う人も少なかったですし、イベントを開催しなければリスクも減らせるので、イベントを止めてしまうことは簡単だったのですが、コロナ期間に地方でのイベントが無くなってしまうことで世代に格差が生まれてしまうのではないか?と考えましたし、他の地域も含めて地方でのイベント自体がなくなる危機感というのもありました。 なので、足を止めず毎年少しずつでも新しいことにチャレンジして「コロナ禍だけど去年よりも楽しかったね!」と言ってもらえるような機会をつくっていきたいです。 SHIROFES. 2020 コロナ禍を経ての気付きはありますか? 去年は無観客でしたが、ダンサーやパフォーマーをリアルの現場に集めてイベントを開催することが出来ました。すごく良かったなと思ったのは「現場でみんなと共有できる時間」や「みんなで現場を創っていく感覚」を改めて感じられたことです。一方でオンラインイベントが当たり前になってしまうことで今言ったような「現場感」が分からなくなってしまうのではないかという怖さも知りました。 映像で見てくださいってのはいくらでも言えるし、映像で見て凄かった物は凄いけど、でも全体的にみんなで同じ時間を共有して何かを作る感覚だったり現場を作る感覚だったり、その感覚の大事さっていうのはダンス経験の有無は関係なしに、誰にとっても貴重だと思います。 SHIROFES.2021 / (c)Jason Halayko 今年はどんなSHIROFES.にしたいですか? 正直今までで一番プレッシャーがかかっています(笑)。昨年に引き続き沖縄から北海道まで全国各地のダンサーやパフォーマーが集まりますし、今年は海外からの参加者がいるかも知れません。「コロナ禍でも思い出に残るフェスだった!」と言ってもらえるイベントを目指したいと思っています。 また、昨年は無観客での開催だったので現地での観戦が出来ませんでした。地元の人も含めて今年は現場を感じてもらいたいです。コロナ禍でオンラインでの視聴や映像なども当たり前になっているので、今年のSHIROFES.で「やっぱり現場で見ないと駄目だな」って思って終わらないと、オンラインや映像で見る当たり前が定着してしまうと思うんです。なので是非現地に来て現場を感じて欲しいです。 特に映像には残らない部分を見てほしいと思っています。例えばバトル前後の雰囲気とか、ステージに入る前や降りた後の部分って自分はすごく大事だと思っています。 ジャンル別のダンスバトルにこだわる理由 SHIROFES.2019 / (c)harugraphics 他に注目してほしい部分はありますか? SHIROFES.ではダンサーをステージに呼び込むときに「From〇〇」という感じで、代表する地域を一緒に紹介します。海外でも国内でも自分の土地をレペゼンして戦ってもらいたいと思っています。 土地や地域を「背負って戦う感覚」をダンサーに持ってもらいたいですし、単純に「背負っている人ってかっこいいな」って思うので、現場でその雰囲気も含めて感じて欲しいです。 SHIROFES.2021 / (c)Jason Halayko 特に観て欲しいコンテンツがあれば教えてください ストリートダンスのジャンルが一同に介して、ハイレベルなバトルが繰り広げられることですかね。各ダンスジャンルで日本を背負って世界と戦っているエキスパートや先駆者と一緒にイベントを創っています。もともと僕自身はPOPPERなので、POPのRed Bull BC Oneを創りたかったという思いがあって、GUCCHONさんとSAMURAIというバトルイベントをやってきました。気がついたら他のジャンルの方々とも協力が出来るようになっていて、今の規模に至ります。 こうやって各ジャンルでハイレベルなバトルを同時にやることで「日本はもっと出来る」というのを世界に見せていきたいです。また、ALL STYLEのバトルではなく、そのジャンルのかっこよさだったり、そのジャンルを背負って戦う人のかっこよさを知ってもらいたいという思いが強いです。 SHIROFES.2021 / (c)Jason Halayko 世界の第一線で活躍している人のダンスを見ることで、プロダンサーにならないとしても何か得られるものはあると思いますし、ましてやダンスをやっている人が観たら、その凄さを感覚で受け取ってもらえて、言葉で伝えることの何十倍も伝わるんじゃないかと思うんですよ。 あとは単純にジャンルやカルチャーがクロスして交流することで、他のジャンルに興味を持ったりするきっかけにもなって欲しいです。 ダンス以外に今年は福岡からOlive Oil(福岡を拠点に活動するDJ / 音楽プロデューサー)に来ていただたり、毎年パフォーマンスをしてくれているフリースタイルバスケットボールのBUG⁉が三味線奏者のTESとユニットを披露してくれます。 カルチャーがクロスオーバーすることの凄さを知ってもらいたい NOBUO / (c)LITTLESHAO ダンスのカルチャーと違うカルチャーのクロスオーバーというかたちが凄く面白いと思ったのですが、今後さらなる展望はありますか? これは自分の中でできる事と、自分の軸では無いっていう所と2つあるんですけど自分の軸として目指すところで言えば「地元の奏者の方と他の土地の人とのコラボをSHIROFES.でやるっていう事」が一つの目標かなっていうところです。ダンスがそれを一番やれるのかなって思うのですが、ダンス以外のところでもコラボしていったら面白いなと思います。 例えば津軽の音楽と他の土地から来た演奏家の人とコラボしてSHIROFES.でクロスオーバーする事の凄さをダンサーに伝えていきたい、ていうところがまず1つあります。 SHIROFES. 2018 / (c)SHOTA ODAGIRI 2つ目は、それこそ弘前レペゼンでやられてる奏者の方だったり、そういうカルチャーに対して「良いな」って思った方々が地元の人たちを外に呼んでくれる流れを作れたらいいなって思います。SHIROFES.きっかけで「三味線を改めて聞いて良いなと思ったのでこの人を呼びたいです」とかそういうキッカケになればいいと思っていて。 SHIROFES. 2016 / (c)オオサワヤストモ(GLEAMWORKS) 改めてクロスオーバーする事でダンサーから見て「あの音色いいね」、とか「あの人いいね」とかそういう感覚を持ってもらえればもっと伝わっていくのかなって思っています。 自分も逆に色んなカルチャーがSHIROFES.に入ってきてもらえるような風通しのいい環境は常に作っていきたいなと思っています。
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surf田岡なつみ・井上鷹が世界5位に。WSLロングボード第1戦「GWMシドニー・サーフ・プロ」2022.05.20オーストラリア・マンリービーチで開催中のWSLロングボードツアー第1戦「GWM Sydney Surf Pro(GMWシドニー・サーフ・プロ)」で、日本の田岡なつみ・井上鷹が5位タイの成績をおさめた。 田岡は、ラウンド4で自身初の9.00ptをスコア。バックアップスコア7.67ptをそろえると、対戦相手のリンジー・スタインリーデ(アメリカ)をくだし、クォーターファイナルへと駒を進めた。 「東浪見ポイントに似ていました」とマンリーの波を分析した田岡。ただ、普段の練習成果を出そうと逸ったのが裏目に出た。 「 久しぶりの海外試合で緊張してしまい、気持ちが前に出すぎて……。なかなかリズムが合いませんでした」 クォーターでは波に恵まれず、クロエ・カルモンに敗退。不完全燃焼のまま5位タイでフィニッシュした。 「クロエは、確実にハイポイント出さないと勝てない相手。次の大会までにしっかり練習して優勝を目指します」(田岡) 次戦はLT5,000、「Vans Duct Tape Invitational(ヴァンズ・ダクトテープ・インビテーショナル)」。カリフォルニア・ハンティントンビーチで、8月3〜7日にわたり行われる予定だ。 この投稿をInstagramで見る 田岡なつみ (NatsumiTaoka)(@natsumi_taoka)がシェアした投稿 田岡と同じく、5位タイでフィニッシュした井上鷹。アンダープライオリティー下で7.40ptをスコアし健闘 World Surf League 田岡の対戦相手となったクロエ・カルモン World Surf League クロエ・カルモン World Surf League
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bmx「自分たちの好きなスタイルで輝けるように」プロBMXライダー米田“ダニエル”大輔の目指すセカンドキャリアの姿2022.05.17BMXシーンにて大会MC・解説をはじめ、子ども向けのBMXスクール開催、メディア出演、大会運営ディレクターなど様々な分野で活躍しているプロBMXライダーの米田大輔(ニックネームはダニエル)。彼は今年1月には自転車用プロテクター「Ninja Pads」もリリース。BMXライダーの新たな可能性へ挑戦を続ける彼が持つキッズライダーたちへの熱い想いとセカンドキャリアとして現役BMXライダーたちにいま伝えたいこととは。 BMXフリースタイルで世界に挑戦して得た「かけがえのないもの」 -国内のBMX業界では“ダニエル”の愛称で有名な米田さん。BMXを始めた経緯を聞かせてください。米田: 小学校低学年の時にテレビで筋肉番付の「スーパーライダー」というバイクトライアルの企画を観て「自転車でこんなことができるんだ!」って衝撃を受けたのがきっかけで、小学生高学年になった時にたまたまトライアル競技用の自転車を売ってるお店を見つけて、両親にその自転車を買ってもらい中学1年生から始めました。 -最初に始めたのはBMXではなかったんですね。米田: はい。中学生の時はバイクトライアルにのめり込み、この鵠沼スケートパークでもたくさん練習していました。その時に出会った亀ちゃんっていうBMXの先輩ライダーがバックフリップをしているのを見て、「俺も絶対BMXやろう」って思って高校2年生の17歳の時から本格的にBMXを始めたんです。バイクトライアルの経験が役立ち、すごい速いスピードで上達できてBMXを始めてから半年後くらいにはバックフリップもできるようになっていました。 -17歳から本格的にBMXを始めたというのは選手としては比較的遅い年齢ですよね?米田: 今だったら遅いですけど、当時はキッズライダーが全然いなかったので17歳でも早いか普通くらいでした。今は4〜5歳から乗ってる子もいますが、僕の時代はこのフリースタイルにおいては12,14,16,18インチの小さなサイズのBMXが全然なくてほとんどが20インチばかりだったので自然と始められる年齢も比較的遅めでした。 -その年齢から始めてどのようにプロになったのか聞かせてください。米田: 18歳くらいから大会に出始めました。初めて出たBMXの大会では初心者向けのノービスクラスに出場して2位になれました。その次の大会からエキスパートクラスで出るようになり、そのカテゴリーで年間3位もしくは大会で優勝すればプロクラスに上がれる仕組みで、20歳になるかならないかくらいの年齢の時にエキスパートクラスで年間2位になってプロクラスに昇格しました。それからバイクメーカーやDC(靴のブランド)がスポンサーしてくれるようになったのでその時から一応日本のBMX界でのプロとしてキャリアをスタートし始めました。 -そうなんですね。ちなみにプロになって最高成績を出した大会はいつでしたか?米田: 2010年に韓国であったWorld Leisure Cup Asia Classでの3位ですかね。当時は事実上のアジア大会みたいな立ち位置の大会でした。 -当時、海外に挑戦する日本人選手があまりいない中で世界大会のSimple Sessionにも参戦されていましたよね?米田: はい。正直本音はX GamesとかDew Tourに出たかったんですよね。でも(X GamesとかDew Tourは)招待選手しか出られない大会なので、自分たちが出られる大会を調べた時にSimple Sessionが世界中からエントリーできる世界大会の一つでエントリー人数も毎回100人超えでスタイルも全く違うライダーたちが集まって競われる大きな大会だったんです。 -Simple Sessionは世界で一番勝つのが難しいと言われる世界大会と聞きました。米田: 今も現役で日本のトップライダーの高木聖雄選手と僕は一緒に参加したのですが、当時の自分たちが世界に挑戦できるチャンスのある大会がSimple Sessionだけでした。初めて出場した年は約100人中56位で自分の中でもこの世界の56位まで来たんだって実感していましたが、翌年出たら70位台後半、さらにその翌年は90位台となっていった時に世界の壁を感じて精神的にくらっちゃったんです。そこから海外の大会に挑戦するのは辞めました。 -それはとても辛い経験でしたね。米田: 当時、プロとして成功するには世界で戦うしかなかったので海外に挑戦しましたが厳しい世界でした。でも海外の大会に出たおかげで世界中のたくさんのライダーと友達になれました。よく行ってたアメリカやオーストラリアではどこのパークに行っても必ず誰か友達か知り合いがいるくらいになったんです。彼らも日本に来るときは僕を頼ってくれますし、今では日本の大会に彼らを招待する時にインスタグラムのメッセージ一つですぐ連絡が取れるくらいの関係性になっています。またオリンピアンを含め今のトップライダーたちはまだ彼らが無名だった時に僕が一緒に乗っていた仲間なんです。 -プロとしては望んだ結果にはならなかったですが、それ以上に大切なものを手に入れたんですね。米田: はい。あの時もがきながらも海外に挑戦したことで、今では「一生ものの財産」となる人間関係を作ることができました。 自ら見出した「米田”ダニエル”大輔」としてBMX業界での本当の役割 -現在の活動について聞かせてください。米田: 最近はもう大会には出ていないのですが、その代わりに大会MC・解説や、子ども向けのBMXスクール、メディア出演、また大会運営側でディレクターをしたりとBMXにまつわる様々な仕事をしています。また今年は以前からずっとやりたかったオリジナルのプロテクター「Ninja Pads」を作りリリースしました。 -大会に出るのを辞めてBMXシーンを大きくしていく立場へ回ったきっかけは何でしたか?米田: 後輩のライダーたちの成長がすごくて、ある時「大会でもう勝てないな」ってふと思っちゃったので潔く大会から身を引きました。もちろん泥臭くトップを目指してチャレンジし続けることも本当にかっこいいです。でも僕自身、メディアやショーに出るパフォーマーの側面もあったりとBMXの魅力は大会だけじゃないと感じていました。また同時期にBMXフリースタイルが東京オリンピック2020の種目に決まったこともあり、自分が何かできることをよく考えた時に大会MCとか解説ができれば今頑張ってる現役選手たちやBMXの魅力をもっと一人でも多くの人に伝えられるんじゃないかと思い、BMXシーンを支える側に回ることを決めました。 -いろんな転機が重なってポジティブな気持ちで次への新たな挑戦が始まったんですね?米田: はい。身体的にも大会でライディングし続けることに限界を感じてしまったところもあったんですけど、だからといって「今まで自分がやってきたことは決して無駄にはならない」って思ったんです。自分の経験や知識と培ってきたネットワークで更にこれからの選手たちをサポートすると決めたので、今ではいろんな裏側の仕事やBMXを発信する側として活動しています。 -選手として結果を残すことだけが全てじゃないということですよね。米田: その通りです。BMX業界一つにしても色々な人間が必要だと思っています。このシーンの第一線で活躍する選手、パークビルダー、BMXスクールの先生、選手のコーチや監督、サポートしてくれるスポンサー、自転車屋やメカニックなど適材適所で全部の力が必要でそのおかげでこの業界が成り立っていると思います。その中で僕はBMXと他業界を繋げられる人間になりたかった。それは現役の頃から意識していて、BMXと関係ないメディアや広告で使ってもらえるようになった時にBMXと他業界の架け橋となって「BMXライダーってかっこいい!」って思わせたかったんです。 子どもたちは宝物。キッズライダーの夢への挑戦を支える相棒「Ninja Pads」 -米田さんがプロデュースした自転車用プロテクター「Ninja Pads」について詳しく聞かせてください。米田: BMXは危険なスポーツでもありますが、ストレッチしたり体を鍛えながら乗ること、そしてしっかりプロテクターを着けることでかなり怪我を防ぐことができます。でも子ども用のプロテクターは日本だけではなく世界中にあまり無くて、サッカーの脛当てでどうにか代用したり全然サイズが合ってないものを着けている子どもたちが多いのが現状でした。そんな子どもたちの身体を早い段階でしっかり守ってあげられたら彼らもずっと末永く楽しく乗れると思って、子ども用のプロテクターを早く作りたいと思っていた時にとても素敵な出会いがあったんです。「コミネ」というオートバイのプロテクターを作ってるメーカーの方と繋がれたので「BMX用のプロテクターをオリジナルで作りたいんです」って相談してみたら一言で引き受けてくれました。そこからすごいスピードで話を進めて作ってくれて第一弾としてこの「Ninja Pads」の子ども用プロテクターが実現しました。 -その「Ninja Pads」はどんなところをこだわってプロデュースされたんですか?米田: 「Ninja Pads」は見た目もおしゃれでかっこよくて、着け心地も最高で、みんなが痛かったところを守れるプロテクターです。特に膝の内側とかくるぶしにパッドをつけて子どもたちのニーズに応えられるようにプロデュースしました。 -確かに着けていてもライディング中にずれたりして守れてないところに限って怪我したりしますよね。米田: そういった部分も考慮した上でフィット感も大事にしながらスリムに作りました。その理由は既存の子ども用プロテクターはパッドが大きいのでフレームに引っかかりやすく、逆にトリックがやりづらくなってしまうからです。またそれが原因で転んでしまうこともあるので、伸縮性もあって動きやすくその上でしっかり守れるものを意識しました。 -実現できたのは米田さんがスクールでいろんな子どもたちを教えてきた経験があったからですね。米田: まさにその通りです。僕も子どもたちを教える中で子ども用のプロテクターを見たり、子どもたちや親御さんの意見を聞いたり、自分の今までの経験も含めて「あったらいいな」を全部詰め込んで作れたのがこの「Ninja Pads」です。結果として今ではいろんな子がどんどん着け始めてくれているので本当に作って良かったなって思っています。 -米田さんの子どもたちへの熱い想いがしっかり形になっていると感じます。米田: 本当に子どもたちは宝物なんです。当時自分たちがBMXを始めた時はキッズライダーはいなかったですし、今の日本のキッズライダーたちは世界で一番レベルが高いくらいです。こういう子どもたちが増えたのはリム(中村輪夢選手)の活躍が大きいと思いますが、世界を目指して始めてくれたからこそ彼らが怪我で辞めちゃうようなことにならないようにしっかり守れるプロテクターを作りたかったんです。 BMXライダーの誰もが好きなスタイルで輝ける世界に -セカンドキャリアとしていろんなことに挑戦されている米田さんですが今後の目標はありますか?米田: BMXライダーが現役引退した後にどういう風に生きていけるのかを示す一つの模範になりたいです。選手の間はみんなに注目してもらえることも多いですが、実際は選手を辞めた後にどういう風に生きていくかの方が大事だと思うんです。せっかく自分たちが大好きなことで今までやってきたからこそ、この好きなことを仕事にして生きていけるようなライダーを増やしていきたい。選手として人生と命をかけてずっとやってきたのに大会で勝てなかったら「じゃあこれで終わりです。スポンサーももう付きません。」ということで、もう誰にも求められない存在になるのかっていったらそれは違うと思うんです。 -それが米田さんの「選手として培った経験は絶対に無駄にならない」という言葉に繋がっていますね。米田: はい。もちろん選手たちの世界を目指す姿は本当にみんなの憧れなのでトップを目指して頑張って欲しいです。でもだからといって挫折してしまった選手たちには「大会で勝てないからもうダメだ」って悲観的になって欲しくないんです。表彰台に上がれなくても彼らの挑戦する姿はとても輝いています。だからこそ大会の結果が全てではないですし、選手の経験を活かしながらBMXを通して自分の得意なことを見つけて極めたらそこで成功できる可能性が絶対ある。例えばBMXが好きな人は自転車屋を始めても良いし、デザインが好きならBMXのデザイナーになっても良いんです。人前で話すのが好きな人は僕みたいに大会MCになればいいですし、自分の強みを活かせる色々なチャンネルがあるんです。僕も今まで一度もチャンピオンになったことはないです。でも自分なりのスタイルを魅せていくことでメディアにたくさん求めてもらえる需要がありました。正直僕まだまだこれからなので、成功するにはもう少し時間がかかるかもしれないですが頑張っていくので注目していて欲しいですし、みんなと一緒に頑張っていきたいと思っています。 -最後に米田さんが思う「BMXフリースタイルの魅力」を教えてください。米田: BMXはスポーツとしての競技性も大事ですが、カルチャーやファッションといったライフスタイルな側面も全部を兼ね備えた面白いものだと思っています。もちろん、大会を頑張ってオリンピックを目指す選手もどんどん増えて欲しいです。でも目立つことが大好きだから選手ではなくてパフォーマーになりたいというのもありだと思います。なぜなら自由でどんな人がいても良いのがこのBMXフリースタイルだから。本当にたくさん色々なチャンネルがあるので今の若い子たちは自分たちのやり方で挑戦して良いと思います。とにかくBMXに乗り続けて、たくさん考えて、たくさん行動したら絶対良いことがあるのでこれからも頑張ってほしいです。そしてBMXには自分たちが輝ける場所が必ずあるということを忘れないで欲しいです。 米田”ダニエル”大輔プロフィール 1989年9月21日生まれ。神奈川県出身のBMXライダー。中学1年生の時に自転車競技バイクトライアルを始め、高校生になり17歳で本格的にBMXフリースタイル・パーク種目へ転向。急速に力をつけ、20歳の頃には国内でプロクラスに昇格。その後国内外数々の大会で入賞を収める。現在は大会MC/解説を中心に、子ども向けのスクールやメディア出演、大会運営サポートなど様々なBMX関連の仕事に携わり、今年から自身のオリジナル商品として自転車用プロテクター「Ninja Pads」の販売も開始した。スポンサーはOAKLEY、NEW ERA 、Jykk Japan、CounterAttraction、株式会社マルイ
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others6月4日~5日開催!日本最大級、“入場無料”のアーバンスポーツの祭典 「YOKOHAMA URBAN SPORTS FESTIVAL 2022」 X Games Chiba 2022のメダリストらを含む11選手が出場決定!2022.05.16来る6月4日(土) ~5日(日)に『YOKOHAMA URBAN SPORTS FESTIVAL 2022(主催:YOKOHAMA URBAN SPORTS FESTIVAL 2022 実行委員会)』を、横浜赤レンガ倉庫 イベント広場・赤レンガパークにて開催致します。 本イベントでは、SKATEBOARDING、BMX FLATLAND、BREAKING、DOUBLE DUTCH、PARKOUR、KIDS CHASE TAGの大会やエキシビションが実施予定となっており、この度はSKATEBOARDING(大会名:YOKOHAMA URBAN SPORTS FESTIVAL “SKATE ARK”)ならびにBMX FLATLAND(大会名:YOKOHAMA URBAN SPORTS FESTIVAL “FLAT ARK”)の大会へ招待選手と、DOUBLE DUTCH(大会名:DOUBLE DUTCH ONE’S FINAL 2022)については国内各地での予選を勝ち上がり出場が決定した選手を発表致します。 出場選手に関する追加情報は、決定次第、YOKOHAMA URBAN SPORTS FESTIVAL 2022公式WEBサイトで発表となります。 SKATEBOARDING / “SKATE ARK” 織田 夢海(オダ ユメカ) 2006年10月30日生まれ。TAMPA PRO 2020 WOMENS 準優勝、世界最高峰のコンテスト、ストリートリーグにもコンスタントに参戦、X Games Chiba 2022にも出場しファイナリストに。世界のトップレベルを牽引する日本スケートボードストリート女子の中でも安定した成績を残し続けている実力者。 池田 大暉(イケダ ダイキ) 2006年6月7日生まれ。2019年 X Games Next X スケートボード ストリートアマチュアコンテスト 優勝、2022年 X Games Chiba 2022 準優勝。映像パートがThrasherマガジンにて特集を組まれるなどコンテストやストリートシーン でも国内外が注目している。 Photo:ⓒムラサキスポーツ 中山 楓奈(ナカヤマ フウナ) 2005年6月17日生まれ。2021年に出場した東京2020オリンピックで銅メダルを獲得。その後も2021 SLS in Salt Lake Cityで2位、X Games Chiba 2022でも2位になるなど、世界を舞台に活躍するプロスケーター。日々着実に成長を遂げており、今後も更なる活躍が期待される。 根附 海龍(ネツケ カイリ) 2003年8月19日生まれ。TAMPA AM 2019 優勝、X Games Chiba 2022 出場、TAMPA PRO 2022 8位入賞など、勢力的にコンテストへ出場し安定した成績を残している。最近アメリカの老舗カンパニー、 ZEROへ移籍しますます国内外での活躍が期待される。 BMX FLATLAND / “FLAT ARK” 片桐 亮(カタギリ リョウ) 2000年7月13日生まれ。幼少期よりBMXレースで培った身体能力を武器に12歳の時にフラットランドに転向。難易度の高い技と流れるようなライディングスタイルで18歳の時、UCI BMX Freestyle Flatland World Cupで優勝し念願の世界チャンピオンを獲得する。コンテスト以外にもファッションブランドのモデルやWeb CMにも出演。 片桐 悠(カタギリ ユウ) 2005年4月17日生まれ。7歳から兄の影響でBMXを始め、13歳でアメリカで行われた世界大会のアマチュアクラスで優勝。その翌年にはドイツ、ベルギーで開催された世界大会のプロクラスで表彰台に入る。体を宙に浮かした状態でBMXを回転させるテクニック「バイクフリップ」を武器に会場を沸かせる。 荘司 ゆう(ショウジ ユウ) 2002年1月1日生まれ。10歳の頃、友達の影響でBMXを始め、2014年 KOG ノービスクラス 優勝、2015年 Voodoo Jam アマチュアクラス 優勝。2018年からプロクラスに出場し、2021年にはChimera A-Side 3位、2022年 The Jam BestTrick 優勝。難易度が高いと言われる、足を交差して(クロスフット)バランスを取るフロントトリックや、前後のタイヤにジャンプして飛び移る技(トランスファー)などを得意とする若手のライダー。 DOUBLE DUTCH / “DOUBLE DUTCH ONE’S FINAL 2022” ASUKI(アスキ) 2002年2月6日生まれ。WOMEN’S SECTIONの予選を1位で通過した今大会の最年少プレーヤーで、予選では2度の優勝を勝ち取った。初出場のONE’S FINALで優勝の座を狙う。 KO-YA(コーヤ) 1990年2月4日生まれ。今シーズンの年間予選を1位通過したDOUBLE DUTCH ONE’S FINAL常連プレーヤーであり、プロとしても最前線で活躍しバトル・パフォーマンス共に見る人全てを魅了する。他を圧倒するその実力で初の優勝を狙う。 KAI(カイ) 1992年1月31日生まれ。KO-YAと同じくプロとして常に最前線で活躍している生粋のダブルダッチっ子。過去に世界最高峰のサーカス『Cirque du Soleil』でのパフォーマンスも経験しており、彼ならではの熟練度の高い技でONE’S FINALでも目の前の敵を薙ぎ倒す! Lisa(リサ) 1997年4月19日生まれ。今シーズンWOMEN’S SECTIONが新たに開設され頭角を現したニューカマー。全ての予選に出場し、2度の優勝を経てFINALへの出場権を勝ち取った。このFINALに全てをかけ、女性プレーヤーの頂点を目指す! 開催概要 競技としてのプロスポーツとバックボーンにあるストリートカルチャーの魅力が融合したアーバンスポーツのエンターテインメントイベントが2022年6月に新しく横浜赤レンガ倉庫の地で誕生します。 2021年夏、日本人選手の活躍で一躍人気となった新競技のスケートボードやBMX、今新たに注目されているブレイキンやパルクールなど、全6種目の世界的プレーヤーたちが2日間に渡り一堂に会します。各競技のエキシビションをはじめ、各競技ごとの国内大会も実施。その他、キッズ向けのコンテンツやマーケットプレイス、ワークショップや音楽LIVEなど、様々な視点から楽しめるスポーツ×ストリートカルチャーフェスとなっています。 開催名称:YOKOHAMA URBAN SPORTS FESTIVAL 2022 (略称:YUSF)会 場:横浜赤レンガ倉庫 イベント広場・赤レンガパーク (住所:神奈川県横浜市中区新港1-1)日 程:6月4日(土)・5日(日) 両日ともOPEN 10:00 CLOSE 21:00入 場 料:無料主 催:YOKOHAMA URBAN SPORTS FESTIVAL 2022 実行委員会協 賛:GoPro / 六甲バター株式会社 / FIJI Water / Manhattan Portage / ChargeSPOT / KIBACOWORKS / BRIEFING / カシオ計算機株式会社 / JOYSOUND協 力:一般社団法人ARK LEAGUE / 有限会社 OVER THUMPZ / 株式会社 I AM / 株式会社PKM / FINEPLAY / BEAMS SPORTS / Fanatics Japan G.K.後 援:横浜市市民局 / J-WAVE 81.3FM企画制作:株式会社横浜赤レンガ / 株式会社シブヤテレビジョン / 株式会社ローソンエンタテインメント / 株式会社乃村工藝社 / 株式会社グリーンルーム / 株式会社ZETA公式WEB:https://yusf.jp/ コンテンツ詳細 開催される大会やエキシビションに関する詳細は、公式WEBサイトのCONTENTSよりご覧いただけます。 SKATEBOARDING “SKATE ARK”https://yusf.jp/skateboarding BMX FLATLAND “FLAT ARK”https://yusf.jp/bmx-flatland/ BREAKIG “FREESTYLE SESSION JAPAN 2022”https://yusf.jp/breaking/ DOUBLE DUTCH “DOUBLE DUTCH ONE’S FINAL 2022”https://yusf.jp/double-dutch/ PARKOUR “ONE FLOW BATTLE” https://yusf.jp/parkour/ KIDS CHASE TAGhttps://yusf.jp/kids-chase-tag/ お問い合わせ先 YOKOHAMA URBAN SPORTS FESTIVAL 2022実行委員会 E-mail info@yusf.jp