SPECIAL EDITION
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skate「世界で大活躍し、私の大好きなスケートボードの魅力を伝えたい!」世界の頂点に最も近い14歳、長谷川瑞穂選手インタビュー2025.09.24
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dance「人生よりダンスの方が大きい」次世代を牽引する若き才能「龍と勇太」インタビュー2025.09.17
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surfMIDAS CAPITAL OMAEZAKI Pro 2025 QS2000/Pro Juniorが静岡県御前崎市ロングビーチで開催!2025.09.15
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others日本最大級“入場無料”のアーバンスポーツの祭典 「YOKOHAMA URBAN SPORTS FESTIVAL ’25」が今年も開催決定!2025.09.03
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danceFULLCAST RAISERZ|D.LEAGUE 24-25シーズン最下位転落と上昇の決意2025.08.18
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others静岡県島田市にアーバンスポーツイベントが上陸!家族連れが様々なスポーツを楽しんだ1日「URBAN SPORTS CAMP in SHIMADA Vol.1」イベントレポート2025.10.022025年9月28日(日)に静岡県島田市の島田市駅前駐車場にて「URBAN SPORTS CAMP in SHIMADA Vol.1」が開催された。島田駅の目の前に位置する大型駐車場にて様々なアーバンスポーツコンテンツが集合。残暑が続く今年の夏の暑さをも吹き飛ばすアーバンスポーツの熱気で一日中盛り上がった。 「URBAN SPORTS CAMP in SHIMADA Vol.1」は、Vol.1とある通り今月9月開催と11月開催の2度に分けての実施が予定されている。次回のVol.2には島田市出身の日本が世界に誇るトップスケートボーダーの根附海龍選手がゲスト選手として来場予定であり、今年はアーバンスポーツイベントで島田市が熱い。それを象徴するように今回も会場には大勢の家族連れが来場しアーバンスポーツを楽しんだ。 会場の様子 天気予報で一時は雨天の予報もあったが当日は見事晴天に恵まれ、まだまだ夏を感じさせる暑さの中でプログラムは進行された。イベント開催の挨拶には染谷絹代島田市長が登壇し本イベントの開催を激励した。その後市長は実際に各コンテンツを観覧され子どもたちがアーバンスポーツを楽しむ姿をにこやかに見守られていた。 染谷絹代島田市長の登壇の様子 以下は終始参加者が途絶えることがなかった「URBAN SPORTS CAMP in SHIMADA Vol.1」当日の各コンテンツの様子だ。 スケートボード 静岡を拠点とする、確かな知識と実績を持つスケートボードコーチ中坂優太が完全監修した初めての方でも安心して学べる体験会が開催された。当日は正しいプロテクターの付け方から、スケートボードの基礎となる「プッシュ」(前に進む動作)の足の置き方、練習ステップ、補助の方法まで丁寧にレクチャー。なお当日は子どもだけではなく、親御さんが一緒に子どもへのレクチャー方法を学ぶ親子教室の場も設けられ、初歩的な部分はインストラクターのサポートがなくても子どもたちがスケートボードを始められるように必要な知識と方法を講師陣が手取り足取り指導した。 スケートボード体験の様子 スケートボード体験の様子 当日は才能あふれる若手スケートボーダーで島田市出身の曽根紘太郎と高橋泰雅の2名も参加。アメリカアマチュア最高峰大会タンパアマにも挑戦する彼らがデモンストレーションとしてトリックを披露。イベント終盤には隣で開催されていたBMXフラットランドとのコラボセッションも即興でとり行われ、トリック中のBMXの上を飛び越えるパフォーマンスも見せてイベントをさらに会場を盛り上げた。 スケートボードとBMXフラットランドのコラボデモンストレーション BMXフラットランド MC ISSYが盛り上げる中披露した吉田幸生のBMXパフォーマンスの様子 国内を代表するBMXブランド「MOTELWORKS」(モーテルワークス) のチームライダーである田中光太郎と吉田幸生によるパフォーマンスを皮切りに始まったBMXフラットランドコンテンツ!世界を舞台に輝かしい戦歴を残し長きにわたりトップ選手として活躍したあとBMXの普及のため全国各地でのワークショップやイベントの実施、国際審査員などその活動は多岐にわたるMOTELWORKSブランドの創始者である田中光太郎と、これまで数多くのコンテストやイベントに出演し多くの人々にBMXの魅力を伝えるMOTELWORKSライダーの吉田幸生は、ハイレベルのトリックをステージで繰り出し来場者の目を釘付けに。また子どもたちと一緒にBMXに乗る機会を設けてBMXの楽しさを肌で伝えた。 田中光太郎のBMXパフォーマンスの様子 子どもたちと一緒にBMXパフォーマンスも また2回に分けて開催された体験会にも多くの来場者が訪れるとBMXの乗り方を分かりやすくレクチャー。まずBMXという自転車に慣れることはもちろんのこと、コーンを使ったバランスを取る練習や簡単なトリックにもトライ。参加者全員が楽しくBMXに挑戦していた。 BMXフラットランド体験会の様子 パルオニ パルオニの様子 島田市に上陸した『鬼ごっこ』x『パルクール』を組み合わせた究極の鬼ごっこスポーツであるパルクール鬼ごっこ(パルオニ)は、子供たちから大人気のコンテンツとして大きな盛り上がりを見せた。 障害物が置かれた指定エリアの中で1対1の「20秒間鬼ごっこ」が繰り広げられ、その組み合わせは親子や兄弟、小学生の友達同士など様々で、開催中は終始順番待ちで長蛇の列ができるほどの人気を博し、多くの参加者を集めていた。 パルオニの様子 どちらが早く捕まえられるかを競うため、自分が早く捕まえられてしまうと、もっと早く捕まえないといけない展開になるハラハラドキドキの手に汗握る戦いに。目新しい環境での鬼ごっこが単に楽しいだけでなく、その20秒という短い時間ながら障害物を利用した工夫が見られるなど、パルオニが子どもたち自身の積極的な姿勢を引き出すのが見て取られ、それを見守り一緒に楽しむ親御さんの姿も印象的だった。 地元島田を拠点に活動するダンサーたちによるショーケースとダンスバトル ダンスショーケースの様子 本イベントと同時開催となった「縁joinフェス」では島田市や周辺の市町村を拠点とするダンススタジオやダンスチームが参加したダンスバトルとショーケースが開催された。ブレイキンをはじめハウスやヒップホップなど幅広いジャンルのダンスを通して会場を盛り上げた。 ワークショップとキッチンカー ワークショップの様子 会場横では同時開催の「縁joinフェス」にて、島田市の地元の魅力が詰まったマルシェに加えて、ご当地グルメが楽しめるキッチンカーや、子どもたちに人気なワークショップが勢揃い。縁日ブースの横で開催されたワークショップでは木材を使った工作に子どもたちが殺到していた。 キッチンカーの様子 イベント開始後からお昼時をピークに常に大勢のお客さんで賑わっていたのが出店されたキッチンカーの数々。当日は天気も良く日差しも強く暑い天気だったこともあり、体験会を終えてお腹を空かせた子どもたちが、地元で人気な美味しいフードを食べながら、キンキンに冷えたドリンクやかき氷で水分補給をしていた。 最後に 今回、島田市で初開催の「URBAN SPORTS CAMP」だったが終始多くの来場者が訪れ大盛況の中で幕を閉じた。参加者はイベント内の各競技の体験会とパフォーマンスを楽しみながらスタンプラリー等にも参加。一日通していろいろな形でアーバンスポーツとイベントを楽しんでいた。 なお今回の取り組みの背景には、島田市にアーバンスポーツ施設の設置を検討していることがある。地方都市を「アーバンスポーツ」の力で活性化を図ることの可能性を、本イベントを支える地域の温かさと来場者の熱から強く感じる1日となった。11月の「URBAN SPORTS CAMP in SHIMADA Vol.2」ではアーバンスポーツが島田市をさらに熱くし盛り上げることは間違いない。次回開催も楽しみに待ちたいと思う。
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surf松山黎音が初優勝、佐藤利希がランキング首位へ「WSL Mera Group Corporation The Hyuga Pro Junior」2025.09.252025年9月23日から24日の2日間、WSL Mera Group Corporation The Hyuga Pro Juniorが宮崎県日向市・お倉ヶ浜海岸で開催された。今シーズンのWSL ASIA Pro Juniorにおいて、本大会は現時点では最終戦として位置づけられており、World Junior出場権をかけた重要な一戦となった。大会期間中は台風の影響でオーバーヘッドからダブル近いサイズの波が立ち、さらに風の影響も加わるハードコンディション。それでも選択次第ではクリーンなフェイスの波もあり、各選手が素晴らしいライディングを披露した。 松山黎音、初ファイナルで劇的逆転優勝 Photo by Kenji Sahara Women's Finalには、先日御前崎で開催された Midas Capital Omaezaki Pro Junior で優勝した佐藤李、松山黎音、松野杏莉、そしてセミファイナルで逆転勝利を収めた鈴木莉珠の4名が進出。ファイナルは松野が1本目に4.83ポイントをスコアしてスタート。続いて佐藤も序盤に4.50ポイントをマークする中、松山が6.17ポイントを叩き出して2位に浮上。優勝に必要なスコアはわずか2.5ポイントという状況で、後半に3.30ポイントを重ね、ついに首位に立った。逆転を許した佐藤は4.98ポイントが必要な展開に。残り1分を切ったところで、レフト方向に鋭いライディングを決める。直後に松山もライト方向のサイズある波を掴み、際どいセクションで見事なワンマニューバーを披露。スコアが出る前に試合終了のホーンが鳴った。まず佐藤のラストウェーブに7.00ポイントがつき、再び首位に浮上。松山に必要なスコアは5.34ポイントとなる。そして運命の最終ライディングには5.43ポイントが与えられ、再度の逆転に成功。見事、松山が念願の初ファイナルで初優勝を果たした。当初は出場予定がなかったが、お父さんの強い後押しでエントリーし、この快挙に結びついたという。今回の優勝で松山はアジアリージョン Pro Juniorランキング2位に浮上。佐藤は依然として1位をキープしている。 佐藤李 Photo by Kenji Sahara 松野杏莉 Photo by Kenji Sahara 佐藤利希、序盤から主導権を握り2勝目を獲得 Photo by Kenji Sahara Men's Finalには、御前崎で開催された Midas Capital Omaezaki Pro Junior で初優勝を果たした佐藤利希、足立海世、セミファイナルでエクセレントスコアのエアーリバースをメイクした小野里弦 、そして金沢太規の4名が出場。先に仕掛けたのは佐藤。開始のホーンと同時に乗った1本目で5.50ポイントをマークし、さらに2本目にはレフトの波で7.50ポイントをスコア。序盤から確実にスコアを重ねていった。足立は3本目に6.33ポイント、金沢太規も3本目に5.67ポイントをスコア。小野はセミファイナルに続き、得意のエアーで果敢に攻める。前半の10分で全選手が動きを見せた後は、中盤から後半にかけて「優勝に必要なスコア」を狙う波待ちの時間が続く。しかし誰も決定的なライディングを決められないままタイムアップ。見事、佐藤が嬉しい2勝目を挙げ、この勝利でアジアリージョンPro Juniorランキングトップに躍り出た。 金沢太規 Photo by Kenji Sahara 足立海世 Photo by Kenji Sahara 小野里弦 Photo by Kenji Sahara 正式発表を待つアジア代表枠、現時点での顔ぶれは 渡邉壱孔 Photo by Kenji Sahara 今大会が現時点での最終戦となり、今後プロジュニアの開催が追加されなければ、来年1月にフィリピンで予定されている WSL World Junior Championship のアジア代表は、男子が佐藤利希と渡邉壱孔、女子は佐藤李と松山黎音に決定する見込みとなる。ただし、まだ仮段階ではあるが、11月26日から30日にインドネシア・西パプアで「Manokwari Pro Junior」が開催予定であることが明らかになった。 この大会が実施されれば、その結果もランキングに加算されることになる。 佐藤利希 Photo by Kenji Sahara 佐藤李 Photo by Kenji Sahara 松山黎音 Photo by Kenji Sahara 次なる舞台は木崎浜、熱戦はまだ終わらない この後は、宮崎県日向市・お倉ヶ浜から宮崎市・木崎浜へ舞台を移し、WSL QS2000 The Open Surfing 宮崎プロ が9月26日から28日に開催される。 来シーズンを見据えた白熱の戦いから、引き続き目が離せない。 Pro Junior Women's 結果 Photo by Kenji Sahara 優勝:松山黎音2位:佐藤李3位:松野杏里4位:鈴木莉珠 Pro Junior Men's 結果 Photo by Kenji Sahara 優勝:佐藤利希2位:足立海世3位:金沢太規4位:小野里弦
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surfQS6000「BILLABONG TAHARA PRO」開催!中塩佳那とCaleb Tancredが優勝2025.09.242025年9月16日から21日まで、愛知県田原市・赤羽根ロングビーチ(大石海岸)を舞台に、WSLアジアとオーストラリア共催によるQS6000「2025 BILLABONG TAHARA PRO」が開催された。日本でQS6000というハイグレードの大会が開かれるのは久しぶりで、来季CSを目指す選手にとって大きな一戦となった。 大会期間中は腰〜腹、胸前後の波が中心。4日目にはサイズアップが期待されたものの、朝は波数が少なくコンディション不良によりオンホールドとなり、10時15分からの競技開始となった。それ以外の日程は、朝からスムーズに試合が進行した。 中塩佳那、接戦を制して優勝 ©2025 BILLABONG TAHARA PRO Women's Finalは、鈴木莉珠と中塩佳那の対決となった。鈴木莉珠は先日静岡県御前崎で行われた「MIDAS CAPITAL OMAEZAKI Pro 2025」QS2000で準優勝を収め、好調を維持している。 一方の中塩佳那は、エルサルバドルで開催されたISA World Surfing Gamesに日本代表として出場したばかりで、今シーズンはSCにも出場する世界を舞台に経験を積んでいる選手の1人。先に動きを見せたのは中塩。セミファイナルと同じポジショニングから序盤に2.50ポイントと3.00ポイントを揃える。対する鈴木は、3本目で3.17ポイントをマークすると、続けて4.20ポイントをスコアしトップに立った。しかし、中塩が冷静に4.33ポイントを重ね逆転。鈴木も最後にレフトの波を攻めたが、スコアを伸ばすには至らなかった。接戦を制し、見事中塩が優勝を飾った。中塩はこの優勝でアジアQSランキングトップに。 鈴木莉珠 ©2025 BILLABONG TAHARA PRO 中塩佳那 ©2025 BILLABONG TAHARA PRO 最後の一本で勝負を決めたCaleb Tancredが優勝 ©2025 BILLABONG TAHARA PRO Men's Finalは、Alister Reginato(AUS)とCaleb Tancred(AUS)の対決となった。セミファイナルでは正面のバンクを利用していた両者だが、ファイナルでは左側のポジショニングから試合がスタート。序盤はReginatoが積極的に動き、スコアを重ねていく。一方のTancredは、セミファイナルでの積極的な攻めから一転、ファイナル前半はじっくりと波を待つ展開に。ポジションを正面へ移すと、アンダープライオリティとなった瞬間に波を掴み、得点を重ねて逆転に成功する。しかしReginatoもすかさず反撃。ワンターンで4.63ポイントをマークし、再びリードを奪った。残り時間3分を切ったところで、プライオリティを持っていたTancredがレフトの波をキャッチ。ここで5.17ポイントを叩き出し、接戦を制して見事優勝を果たした。プロジュニア時代に数々の実績を残してきたTancredは、一時コンペティションの舞台から離れ、学業に専念していた。今シーズンから競技に復帰し、この優勝によってAustralia/Oceaniaリージョンランキングで2位に浮上した。 Alister Reginato ©2025 BILLABONG TAHARA PRO Caleb Tancred ©2025 BILLABONG TAHARA PRO 五十嵐カノア&オッキー登場で大会会場を沸かた ©2025 BILLABONG TAHARA PRO 大会以外にも、五十嵐カノアと“オッキー”ことマーク・オクルーポによるサイン会や、ボードライダーズのエキシビションが行われた。 ©2025 BILLABONG TAHARA PRO ©2025 BILLABONG TAHARA PRO 宮崎・徳之島、そして海外へ続くQSシリーズ ©2025 BILLABONG TAHARA PRO この後も、9月26日〜28日に宮崎・木崎浜で「Mera Group Corporation The Open Miyazaki Pro QS2000」、10月17日〜19日には鹿児島・徳之島で「Tokunoshima Town Pro QS2000」が開催される。さらにフィリピン、台湾へと舞台は続いていく。来シーズンのCS出場権を懸けた重要な戦いが続くため、引き続き注目したい。 2025BILLABONG TAHARA PRO 結果 《Men's》優勝:Caleb Tancred(AUS) 2位:Alister Reginato(AUS) 3位:Lennix Smith(AUS)、Taj Stokes(AUS) 《Women's》優勝:中塩佳那(JPN)2位:鈴木莉珠(JPN)3位:松岡亜音(JPN)、Keira Buckpitt(AUS)
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doubledutch初の日本開催…「ジャンプロープ世界選手権 2025」が繰り広げた熱闘─大会Report2025.09.232025年7月27日(日)から8月3日(日)にかけて、神奈川県川崎市・カルッツかわさきにて、『ジャンプロープ世界選手権 2025』が開催された。 世界32の国と地域から、のべ2600名の選手が集結。当初の参加予想を1000人以上も上回ったという想定以上の展開に、川崎の街はジャンプロープで彩られた。 IJRUオフィシャルサイト、またはオリンピックチャンネルにて大会の様子は配信されている。とはいえ8日間という長期にわたる大会のようすを、全て視聴するのは難しいだろう。 激動の日々からまもなく2ヶ月ほど。少しずつ選手たちも次なる戦いに照準を向け始めたなかで、本記事では、可能な限り大会当日の写真と共に、この8日間がもたらしたものについて筆者の見解を交えながらまとめていきたい。 開会式には日本を代表するダブルダッチチーム「REG☆STYLE」も登場 大会前日にはJR東海とのコラボイベントが催され、街中がジャンプロープ一色に 各国から観客も押し寄せ、各日のチケットはほぼ完売 わずか数十秒、わずか数分に命をかける選手たちは精悍な面持ちだ 予選会場の体育館、大勢の選手・観客が押し寄せる 会場が歓声で揺れる凄技の瞬間も 最終の2日間は「FINAL」と銘打たれ、各種目の決勝が満員のホールで REG☆STYLE・KAI率いる「FORTH」は金メダルを獲得 世界新記録も数々生まれた 回数を競う種目だけでなく、演技内の各技に点数が加算される「フリースタイル」も 日本選手団も国内新記録を数々樹立 日本発のダブルダッチの大会「DOUBLE DUTCH CONTEST」その世界(決勝)大会は、今年からIJRU内の一種目として実施された 編集後記 JJRU(日本ジャンプロープ連合)のオフィシャルサイトを確認すると、JJRUの前身団体による国外の大会への派遣は、1996年から開始されたと記載がある。それからまもなく30年が経とうとする2025年、史上初となる世界選手権の日本開催に至った。 開会式、日本選手団の入場 日本選手団のアスリートたちは予選を勝ち抜き、その後も続く厳しい鍛錬の末にこの舞台に立った。しかしこの「日本開催」という事実は、これまでに日の丸を背負って跳び続けた全てのアスリートたちの、汗と涙の上に存在する一つの大きなレガシーなのである。 開催地である川崎には、32の国と地域から集まったアスリートたちによって、世界の風と熱気が確かに吹き込まれた。「ミールクーポン」と呼ばれる食事券がアスリート・大会関係者に配布されたこともあり、日常をささえる街は“非日常”に彩られ、川崎市職員もその光景に、世界大会の特別感を感じたと述懐してくれた。 大会前日、受付のために川崎市役所の前に集まる海外選手たち その一方、日本の「特異点」も見えてくる。 本媒体で取り上げているように、2本のロープを用いる「ダブルダッチ」の、ことパフォーマンス分野において日本は世界の最先端を走る。今大会でもDDC種目でHARIBOWが優勝したことや、そのHARIBOWが昨年世界的オーディション番組に出演したこと、また過去を遡れば「シルク・ドゥ・ソレイユ」などの世界各国のサーカスやショーなどに出演するなど、日本流のダブルダッチスタイルが、エンターテイメントとしても一定の地位を確立させ始めている。 DDC優勝「HARIBOW」 そしてジャンプロープ全体の“縦軸”の繋がりもさることながら、“横軸”となるストリートの他カルチャーとの結びつきも深く、そうした土壌で育まれた日本のダブルダッチシーンは独自の発展を遂げ、伸展していったことを世界に改めて示した。 しかし一方で「ジャンプロープ」全体を見ると、世界トッププレイヤーは各国に分散している。そしてそんな仲間たちとは国境をまたながければ会えず、それゆえ、2年に一度の選手権の機会でしか会えないこともある。世界クラスのプレイヤーが当然のように国内に存在する、日本のダブルダッチの文化圏で育ってきた筆者はその光景に衝撃を受けた。おそらく本人たちにとっては当たり前のことなのだろうと思うが。 国境をまたいだ交流 これ以外にも私たちは世界の広さを文字通り感じ、見せつけられたシーンは数多くあった。日本が独自に発展させたこのカルチャーが、ジャンプロープという縦軸においても、更なる融合を果たす必要がある。 とはいえ、日本が後塵を拝しているというわけではない。今大会において、日本はシニア・ジュニア 合計で56のメダルを獲得。獲得数で言えば出場した32の国と地域のなかで、日本が1位という輝かしい戦績を収めた。特にジュニアにおいては単独で世界1位の獲得数であることから、日本のジャンプロープシーンの未来はかなり明るいと言える。※IJRU公式インスタグラムの発表データに基づいて計算 ジュニア部門、シングルロープの二重跳びリレーで世界新記録を樹立した渡邉選手・廣瀬選手 最後に──私たちの目指す先にあるものの一つに、ジャンプロープシーンが一丸となって掲げる「オリンピック種目化」という道標がある。改めてここについても触れておきたい。 IJRU(ジャンプロープの国際組織)の会長であるShawn氏は、この世界選手権の成功が種目化にとっても重要だと語ったうえで、オリンピックを通して「世界中の人々がジャンプロープの創造性・芸術性といったような、豊かな要素に魅了される光景を見たい」と語る。 多くの感動的なモーメントがあった 開催国であるJJRU(一般財団法人 日本ジャンプロープ連合)・原竹 純事務局長は、オリンピックはあくまで「通過点」と語った。「総合スポーツの祭典だから、いろんな人に見てもらえる。そこから選手の強化や業界の発展にも繋がって、その先にいつかワールドカップのような大きなムーブメントになって欲しい。ロープさえあればできるほど手軽なのに、性別や国籍、宗教の壁をも超えて繋がれる。壮大だけど、ジャンプロープを通して世界の平和と健康につながるような世界を夢見ています。」 次は2年後、ノルウェーの地で再会を誓う 世界の情勢もシビアになりつつある今、スポーツの力による「平和」を嘯くなど夢物語なのかもしれない。しかし、その可能性を感じさせるモーメントの数々を目の当たりにし、改めてスポーツ、そしてジャンプロープが持つものの大きさについて考える。 世界の祭典は幕を下ろしたが、それは次なる物語のスタートでもある。選手をはじめ関わる全ての人々にとって、この大会を経て何か残るものがあったはずだ。あれから早くも2ヶ月経ち、川崎にも少しずつ涼しい風が吹き込んできた。それぞれの思いを胸に、今日も世界のどこかでロープが回っている。 開催概要 「WORLD JUMP ROPE CHAMPIONSHIPS 2025」開催期間:2025年 7月27日(日)〜8月3日(日)会 場:カルッツかわさき(神奈川県川崎市)主 催:国際ジャンプロープ連合 (International Jump Rope Union:IJRU)共 催:川崎市事業主管:一般財団法人 日本ジャンプロープ連合(Japan Jump Rope Union:JJRU)
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danceB-Boy Shigekixらが登場!日本初のファッションとブレイキンのコラボイベント「yoshiokubo Spring/Summer 2026 Runway Show energized by Red Bull BC One」2025.09.062025年9月2日(火)、東京・渋谷ヒカリエにて、日本初のファッションとブレイキンのコラボファッションショーである「yoshiokubo Spring/Summer 2026 Runway Show energized by Red Bull BC One」が開催された。本イベントは、以前吉本新喜劇とコラボしたショーを手がけて話題になったファッションデザイナーである久保嘉男氏と、今年東京でWorld Finalが開催されることで一際注目を集めている世界最高のブレイキンソロバトルRed Bull BC Oneがコラボしたスペシャルショー。“今まで見た事のないパターンやディティールを追求したい” という気持ちを自身のコレクションに投影させている久保氏のスタイルにより実現したのが今回の新たなファッションの魅せ方。会場中心に設置されたフロアでブレイキンのクルーバトルのエキシビジョンを行いながらフロアの周りを囲む形でファッションモデルがウォーキングするという前代未聞のファッションショーとなった。 ファッションショーの様子 今回のエキシビジョンには今年のBOTY Japanで優勝した「Found Nation」と、同じくBOTY Japanの決勝でFound Nationに相対したB-Boy Shigekixを率いる「XII After Ours」の2つのクルーが参加。ブレイキンを中心としたダンスをコンセプトにデザインされたドレープが主役のダンスがしやすい洋服を身に纏い見事なパフォーマンスを披露した。 B-Boy Shigekix from XII After Ours 会場は多くのファッション関係者が来場し、中にはブレイキンのパフォーマンスを初めて見るという人も多かったが、実際にパフォーマンスが始まるとファッションモデルのウォーキングをしっかり鑑賞しながらも、数々のハイレベルなムーブに歓声を上げるなど終始楽しみながらイベントを過ごす来場者が多く見られ、まさにファッションとブレイキンによる化学反応が垣間見れたファッションショーとなった。ストリートカルチャーに共存するブレイキンとファッションが新たな可能性を生み出した歴史的な1ページを刻んだことだろう。このような相乗効果や化学反応による今後のさらなるカルチャーの発展にも期待したい。下記はブレイキンのパフォーマンスとファッションモデルランウェイの様子だ。 ブレイキンパフォーマンス B-Boy Ryo-spin x ZENON from Found Nation B-Boy Y-HI from XII After Ours B-Boy TETSU from Found Nation B-Boy Shigekix from XII After Ours ファッションモデルランウェイ yoshiokubo Spring/Summer 2026 Collection 「Tailored for the spin」 駆ける、跳ねる、飛ぶ、回る、沈む、そして不動なる静に至るーー“第三の皮膚”となる「服」を追求したコレクション誕生の瞬間に放たれる爆発的な力に憧れ、縦横無尽な動きと完全な静止、予測不能でエクストリームなヒトのいぶきを不断に捉えたthree-dimensionalな服づくり。 流れるような静と動を辿り描いた「切り替え」瞬間ごとに変化するシルエットをキャプチャリングして落とし込む「テクニカル」唯一無二の“個”を有形化・視覚化した「プリンティング」すべては、長く愛され、いつまでも「捨てられない」一着を生み出すために。 Photo:Runway Photography / Shun MizunoRed Bull BC One Photography / Cozz
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dance12年の歴史の集大成。遂にキャパシティ10,000人の東京体育館へ。史上最大規模「あきばっか〜の東京体育館 A-POP FESTIVAL」が10月5日に開催!2025.10.02クリエイターレーベル「METEORA st.」に所属するREAL AKIBA BOYZの涼宮あつきが主催する世界最大級のA-POPダンスバトルイベント「あきばっか〜の」が、その12年の歴史における集大成となるビッグイベントを、2025年10月5日(日)に東京体育館にて開催! イベント名は「あきばっか〜の東京体育館 A-POP 2on2 DANCE BATTLE × APOP FESTIVAL」。収容観客数1万人を誇る東京体育館での開催は史上最大級のAPOPイベントとなる。また、運営にはダンス業界最大手の「アノマリー社」も参画し、世界展開戦略が始動している。 「あきばっか~の」は、涼宮あつき氏が主催する国内最大級のアニソンダンスバトルイベントであり、アニソン、ボーカロイド、Vtuber楽曲などのAPOPソングに乗せて様々なダンスで行われる異種格闘技戦として知られ、アニソンダンスバトルの日本一の祭典とも呼ばれている。“好き”を全力でぶつけ合う熱狂の1日が東京体育館にて繰り広げられる。 史上初のカルチャー融合声優・アニソンアーティストがジャッジに初参戦 過去、ダンスシーンのトッププレイヤーが審査を務めてきた本大会だが、今回はダンス・アニメ・音楽というカルチャーの垣根を超えたかつてない融合が実現し、アニソンアーティストや声優がジャッジとして初参戦することが発表されている。 【ストリートダンサーJUDGE枠】 MACHINE(ANGEL DUST BREAKERS) 株式会社アドヒップ代表。1964年10月27日、大阪府に生まれる。1980年代前半にブレイキングに出会い、ダンサーとしてのキャリアをスタートさせる。 ブレイクダンスチームであるAngel Dust Breakersのリーダーとして活躍。その後、世界最大級のストリートダンスコンテスト『JAPAN DANCE DELIGHT』をはじめとし、数多くのダンスイベントを運営するなど大きな発信力と影響力を持つようになる。 HANAI(BE BOP CREW) 1995年『STYLE OF OLD SKOOL』(以下.SOOS)結成。 数多くのコンテストでの優勝経歴を経て2001年に、SOOS のメンバーだったHANAIとU.U(伸二)の二人で 『花井伸二』を結成。 日本各地でのSHOWやワークッショプなどの地域斡旋に専念しつつも、積極的にBATTLEにも参加! 現在は『花井伸二』も維持しつつ、 大阪ストリートダンス界のドリームチームともいうべき8人で構成された『WRECKING CREW ORCHESTRA(レッキングクルー オーケストラ)』(以下.WCO)にて、精力的に活動中。 2003年にWCO初公演「ID」は日本国内だけでなくアジアにファンを広げるまで話題となる。2004年にはダンスライブをバックバンドとともに敢行。その後 2005年ダンサー史上初「SUMMER SONIC」に公式アーティストとして出演。2006年全国27カ所のジャパンツアーは、翌年2007年にはアジアツアーへと急成長を遂げ活動の場は世界単位へ。香港ワールドトレードセンターのカウントダウンや、ドイツで行わ れる世界最大のブレイクダンスの祭典「BATTLE OF THE YEAR」にてゲストショーを行うなど大規模なプロジェクトで話題を集めている。 2010年、日本のオリジネター達が所属するダンスチーム『BE BOP CREW』に正式メンバーとして加入! 黄帝心仙人(タイムマシーン) 出演・振付したユニクロックで、カンヌ国際広告⼤賞グランプリ他、世界の広告賞23賞を総なめにするという歴史的快挙を成し遂げ、同様「UNIQLOMIXPlay」は世界中で話題となり、視聴回数が累計約500万回を越える。YouTubeに上がる作品視聴回数は合計6000万回を超え、⽇本⼈ダンサーとしての視聴回数が最も多い。 世界三大投資家ジム・ロジャーズのプライベートパーティー出席、コカコーラ社社長、ウォルト・ディズニー会長の前でパフォーマンスする等、世界から注目されるアーティストである。 ロボット「Pepper」のコンテンツ開発にも携わり、その後タイムマシーンへ加入。人類初のダンスチームへのロボットメンバーが誕生した。指導面での評価も高く、創立した「黄帝心仙人アカデミー」の生徒の中からは、NYアポロシアターアマチュアナイト年間チャンピオンや、1チームでの世界大会優勝。ダンス甲子園でも4回の優勝を記録。 Sota(GANMI) ダンス世界大会「VIBE DANCE COMPETITION」での日本チーム初優勝をきっかけに、11人組ダンスアーティスト「GANMI」としてワンマンライブやオリジナル楽曲のリリースを行っている。グループのDirector兼Choreographerを努めながら、国内外メジャーアーティスト振付や舞台演出も多く手掛ける。 DRAGON (REAL AKIBA BOYZ)※予選、ベスト32のみ アニソンでブレイクダンスを踊る集団、RAB(リアルアキバボーイズ)の青色担当。98年よりダンスキャリアスタート。BBoyシーンではFOUND NATIONとしてワールドワイドにに活躍、A-PopシーンではアニソンダンスのパイオニアRAB(リアルアキバボーイズ)としてワールドワイドに活躍し、ダンスシーンの最前線で活躍し続ける。スキル・ファンデーション共に世界クラスであることを常に証明し続け、日本を代表する、BBoyの1人である。 【アニソンアーティスト・声優ジャッジ枠】 KEIGO(FLOW) FLOWの前身バンドとなる、KOHSHI & TAKEのバンドのライブをよく観に行っており、ライブに飛び入り参加したこともあったため、FLOW結成時にボーカルとして勧誘される。人柄を表す温かみのある歌声でツインボーカルの片翼を担い、トークにも定評があるため、ライブやイベントなどではMCを担当。「BELIEVER」「蒼き惑星」などでは作詞も行っている。ミニアルバム『Fighting Dreamers』収録のバラード曲「旅の途中」では、初めての作詞作曲に挑戦。サッカー好きで、柏レイソルの熱狂的なサポーターである。 towana(fhána) 2022年7月にTVドラマ『理想ノカレシ』EDテーマ「ベール」でソロデビューも果たした。ライブにも定評があり、日本国内では定期的にワンマンツアーを開催しているほか、海外でのイベントにも積極的に出演。また2020年以降はオンラインライブを多数開催するなど常に時代と共に柔軟に活動してきた。世界最大のアニソンフェス“Animelo Summer Live”に7年連続で出演。アニソン界を軸としながらも、“ROCK IN JAPAN FESTIVAL”や“COUNTDOWN JAPAN”へ出演を続けるなど、ジャンルの壁や国境を越え、各方面からリスペクトを集めている。 東山奈央 2010年に声優としてデビューを果たす。その年のTVアニメ『神のみぞ知るセカイ』中川かのん役で注目を集める。その後、『きんいろモザイク』九条カレン役、『ニセコイ』桐崎千棘役、『マクロス Δ』レイナ・プラウラー役、『ゆるキャン△』志摩リン役を始めとした数々の人気作品に出演。更に作品から誕生したユニット、Rhodanthe*、ワルキューレなどの大人気グループにも所属し、その透き通る歌声や完璧なパフォーマンスでたくさんのファンを魅了。 2017年に歌手としても活動を始め、自身初となるワンマンライブを日本武道館で開催した。8周年となる今年も精力的な音楽活動を行っている。 飯塚麻結(DIALOGUE+) 1996年4月15日生まれ。代表作は『CUE!』恵庭あいり、『Tokyo 7th シスターズ』荒木レナなど。TVアニメ『勇者刑に処す 懲罰勇者9004隊刑務記録』のヒロイン、テオリッタ役としても出演が決定している。女性声優8人組のアーティストユニット『DIALOGUE+』のメンバーとしても活動中。2019年にポニーキャニオンからデビューし、6年間でリリースした13枚のシングル全てでアニメタイアップを務める。21年に発売した1stアルバムではオリコン週間6位を獲得。24年にはパシフィコ横浜でのワンマンライブを成功させている。 幹葉(スピラ・スピカ) 観る人、聴く人を自然と笑顔にさせる天真爛漫なスマイルヒロイン″幹葉″によるソロプロジェクト。ピュアポップ・ロックを掲げ2018年に「スタートダッシュ」でデビュー。これまでにアニメやCM、キャラクター、サッカー等、様々なテーマソングを担当。TVアニメ『その着せ替え人形は恋をする』Season 1オープニングテーマ「燦々デイズ」は全世界2,500万ストリーミングを突破。ラジオDJや雑誌連載、NHK Eテレ『The Wakey Show』ウェイキー役のスーツアクターなど歌以外の活躍の場も拡げている。 持ち前の太陽のような明るさで、聴く人の心に寄り添い勇気づける楽曲や、その楽しさとハッピーが溢れるライブも話題となり、スマイル旋風が日本全国に巻き起こり中! また本イベントではダンスバトルを超えた「A-POPの祭典」として、パフォーマンス、ライブ、展示、交流コンテンツなど多彩な企画が同時開催される予定だ。 特に、A-POPダンサーを題材とした同人作品(漫画、写真集、イラスト、評論など)に特化した即売会「えしばっか~の Vol.6」が東京体育館ロビーにて同時開催される。観戦チケットをお持ちの方は、併催イベント「アニメメメ」や「えしばっか~の」へも参加可能だ。 イベント概要 イベント名:「あきばっか〜の東京体育館 A-POP 2on2 DANCE BATTLE × APOP FESTIVAL」日時: 2025年10月5日(日)会場: 東京体育館内容:A-POPダンスバトル、ゲストライブ、即売会ほか 「あきばっか~の」とは涼宮あつきが主催する国内最大級のアニソンダンスバトルイベント。 アニソンなどのAPOPソング(アニソン/ボーカロイド/Vtuber楽曲など)に乗せ 様々なダンスで行われる異種格闘技戦。アニソンダンスバトルの日本一の祭典としても呼び声が高く今年で開催12年目を迎える。 主催者涼宮あつき 老舗ブレイクダンスチーム「WASEDA BREAKERS」の一員としてスト リートダンスシーンで活躍する反面、アニソン×ダンスのシーンに大きな発展をもたらすイベント企画やプロデュースも担当。アニソンダンスシーンに居るものなら知らない人はいない、 涼宮あつきの代表的なイベント「あきばっか~の」はNHK「ノーナレ」をはじめ、TV番組にも多数特集で取り上げられるなど、シーン内外から注目を集めている。
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others静岡県島田市にアーバンスポーツイベントが上陸!家族連れが様々なスポーツを楽しんだ1日「URBAN SPORTS CAMP in SHIMADA Vol.1」イベントレポート2025.10.022025年9月28日(日)に静岡県島田市の島田市駅前駐車場にて「URBAN SPORTS CAMP in SHIMADA Vol.1」が開催された。島田駅の目の前に位置する大型駐車場にて様々なアーバンスポーツコンテンツが集合。残暑が続く今年の夏の暑さをも吹き飛ばすアーバンスポーツの熱気で一日中盛り上がった。 「URBAN SPORTS CAMP in SHIMADA Vol.1」は、Vol.1とある通り今月9月開催と11月開催の2度に分けての実施が予定されている。次回のVol.2には島田市出身の日本が世界に誇るトップスケートボーダーの根附海龍選手がゲスト選手として来場予定であり、今年はアーバンスポーツイベントで島田市が熱い。それを象徴するように今回も会場には大勢の家族連れが来場しアーバンスポーツを楽しんだ。 会場の様子 天気予報で一時は雨天の予報もあったが当日は見事晴天に恵まれ、まだまだ夏を感じさせる暑さの中でプログラムは進行された。イベント開催の挨拶には染谷絹代島田市長が登壇し本イベントの開催を激励した。その後市長は実際に各コンテンツを観覧され子どもたちがアーバンスポーツを楽しむ姿をにこやかに見守られていた。 染谷絹代島田市長の登壇の様子 以下は終始参加者が途絶えることがなかった「URBAN SPORTS CAMP in SHIMADA Vol.1」当日の各コンテンツの様子だ。 スケートボード 静岡を拠点とする、確かな知識と実績を持つスケートボードコーチ中坂優太が完全監修した初めての方でも安心して学べる体験会が開催された。当日は正しいプロテクターの付け方から、スケートボードの基礎となる「プッシュ」(前に進む動作)の足の置き方、練習ステップ、補助の方法まで丁寧にレクチャー。なお当日は子どもだけではなく、親御さんが一緒に子どもへのレクチャー方法を学ぶ親子教室の場も設けられ、初歩的な部分はインストラクターのサポートがなくても子どもたちがスケートボードを始められるように必要な知識と方法を講師陣が手取り足取り指導した。 スケートボード体験の様子 スケートボード体験の様子 当日は才能あふれる若手スケートボーダーで島田市出身の曽根紘太郎と高橋泰雅の2名も参加。アメリカアマチュア最高峰大会タンパアマにも挑戦する彼らがデモンストレーションとしてトリックを披露。イベント終盤には隣で開催されていたBMXフラットランドとのコラボセッションも即興でとり行われ、トリック中のBMXの上を飛び越えるパフォーマンスも見せてイベントをさらに会場を盛り上げた。 スケートボードとBMXフラットランドのコラボデモンストレーション BMXフラットランド MC ISSYが盛り上げる中披露した吉田幸生のBMXパフォーマンスの様子 国内を代表するBMXブランド「MOTELWORKS」(モーテルワークス) のチームライダーである田中光太郎と吉田幸生によるパフォーマンスを皮切りに始まったBMXフラットランドコンテンツ!世界を舞台に輝かしい戦歴を残し長きにわたりトップ選手として活躍したあとBMXの普及のため全国各地でのワークショップやイベントの実施、国際審査員などその活動は多岐にわたるMOTELWORKSブランドの創始者である田中光太郎と、これまで数多くのコンテストやイベントに出演し多くの人々にBMXの魅力を伝えるMOTELWORKSライダーの吉田幸生は、ハイレベルのトリックをステージで繰り出し来場者の目を釘付けに。また子どもたちと一緒にBMXに乗る機会を設けてBMXの楽しさを肌で伝えた。 田中光太郎のBMXパフォーマンスの様子 子どもたちと一緒にBMXパフォーマンスも また2回に分けて開催された体験会にも多くの来場者が訪れるとBMXの乗り方を分かりやすくレクチャー。まずBMXという自転車に慣れることはもちろんのこと、コーンを使ったバランスを取る練習や簡単なトリックにもトライ。参加者全員が楽しくBMXに挑戦していた。 BMXフラットランド体験会の様子 パルオニ パルオニの様子 島田市に上陸した『鬼ごっこ』x『パルクール』を組み合わせた究極の鬼ごっこスポーツであるパルクール鬼ごっこ(パルオニ)は、子供たちから大人気のコンテンツとして大きな盛り上がりを見せた。 障害物が置かれた指定エリアの中で1対1の「20秒間鬼ごっこ」が繰り広げられ、その組み合わせは親子や兄弟、小学生の友達同士など様々で、開催中は終始順番待ちで長蛇の列ができるほどの人気を博し、多くの参加者を集めていた。 パルオニの様子 どちらが早く捕まえられるかを競うため、自分が早く捕まえられてしまうと、もっと早く捕まえないといけない展開になるハラハラドキドキの手に汗握る戦いに。目新しい環境での鬼ごっこが単に楽しいだけでなく、その20秒という短い時間ながら障害物を利用した工夫が見られるなど、パルオニが子どもたち自身の積極的な姿勢を引き出すのが見て取られ、それを見守り一緒に楽しむ親御さんの姿も印象的だった。 地元島田を拠点に活動するダンサーたちによるショーケースとダンスバトル ダンスショーケースの様子 本イベントと同時開催となった「縁joinフェス」では島田市や周辺の市町村を拠点とするダンススタジオやダンスチームが参加したダンスバトルとショーケースが開催された。ブレイキンをはじめハウスやヒップホップなど幅広いジャンルのダンスを通して会場を盛り上げた。 ワークショップとキッチンカー ワークショップの様子 会場横では同時開催の「縁joinフェス」にて、島田市の地元の魅力が詰まったマルシェに加えて、ご当地グルメが楽しめるキッチンカーや、子どもたちに人気なワークショップが勢揃い。縁日ブースの横で開催されたワークショップでは木材を使った工作に子どもたちが殺到していた。 キッチンカーの様子 イベント開始後からお昼時をピークに常に大勢のお客さんで賑わっていたのが出店されたキッチンカーの数々。当日は天気も良く日差しも強く暑い天気だったこともあり、体験会を終えてお腹を空かせた子どもたちが、地元で人気な美味しいフードを食べながら、キンキンに冷えたドリンクやかき氷で水分補給をしていた。 最後に 今回、島田市で初開催の「URBAN SPORTS CAMP」だったが終始多くの来場者が訪れ大盛況の中で幕を閉じた。参加者はイベント内の各競技の体験会とパフォーマンスを楽しみながらスタンプラリー等にも参加。一日通していろいろな形でアーバンスポーツとイベントを楽しんでいた。 なお今回の取り組みの背景には、島田市にアーバンスポーツ施設の設置を検討していることがある。地方都市を「アーバンスポーツ」の力で活性化を図ることの可能性を、本イベントを支える地域の温かさと来場者の熱から強く感じる1日となった。11月の「URBAN SPORTS CAMP in SHIMADA Vol.2」ではアーバンスポーツが島田市をさらに熱くし盛り上げることは間違いない。次回開催も楽しみに待ちたいと思う。
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skate世界トップのライダー&スケーターが神奈川県寒川町に集結!「SAMUKAWAストリートスポーツフェス」10月4日開催!2025.10.01神奈川県寒川町では、令和7年10月4日(土)に「SAMUKAWAストリートスポーツフェス」を開催。会場は「さむかわ中央公園」。参加無料・申込不要で、誰でも気軽に楽しめるストリートスポーツイベント。 今回のフェスには、東京五輪スケートボード日本代表の白井空良選手や、世界大会常連のBMXプロライダー内野洋平選手など、世界の第一線で活躍するアスリートが登場。目の前で繰り広げられるダイナミックなパフォーマンスは必見だ。 さらに、スケートボードやBMXの初心者無料体験会も実施。世界のトッププロから直接アドバイスを受けられるチャンスが用意されているため、子どもから大人まで誰でも挑戦できる。 寒川町では現在、ストリートスポーツを活用した持続可能なまちづくりを進めている。 令和9年度には「(仮称)寒川町ストリートスポーツパーク」の開業を予定している。本イベントはその関連企画として開催されるもので、青少年の健全な育成及び地域におけるあらたなスポーツ文化の創造を目指している。 イベント概要 ●イベント名:SAMUKAWAストリートスポーツフェス ● 日時:令和7年10月4日(土)10:00〜16:00 ※荒天時は翌5日(日)に順延 ● 会場:さむかわ中央公園(寒川町宮山275番地) ● 出演予定選手:白井空良、内野洋平ほか ●内容:体験会、パフォーマンスショー、選手との交流イベントなど ●参加費:無料・申込不要
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doubledutchエンタメの甲子園!新種目も開催、高校生たちが頂点を目指す【ITADAKI ダブルダッチ甲子園 2025】2025.10.012025年9月28日(日)、ダブルダッチシーンで唯一無二の存在感を放つ高校生大会、ITADAKI ダブルダッチ甲子園 2025が開催された。SHOWCASE OPEN部門ではNo Logicが優勝。1 on 1 BATTLE中学生部門はYuNが制し、高校生部門ではSHU-BOYが頂点に立った。 KIMI×REG☆STYLEのパフォーマンスで幕開けから観客を魅了! 写真提供: ©︎ITADAKI 2025, Photo by Miz-ki スペシャルアンバサダー・MCの KIMI(DA PUMP) と、シーンを牽引するプロダブルダッチチームREG☆STYLEがタッグを組み、番組での共演経験を活かした息の合ったパフォーマンスで、5年目のステージを一気に熱狂の渦に包み込んだ。 オープニングからアンバサダーである彼らが登場すると、会場は大歓声に包まれ観客の期待感が一気に最高潮に。5周年を彩る華やかな演出と力強いパフォーマンスで、ITADAKIのステージは初めから観客の心をつかむエンジン全開状態で幕を開けた! 写真提供: ©︎ITADAKI 2025, Photo by Miz-ki さらに、エンターテイメント性を審査する特別ジャッジとして、お笑い芸人のパンサー 尾形貴弘が昨年に引き続き登場。加えて、“背中男”の異名でSNSを席巻するダンサーの小山銀次郎、そして世界的な大会で数々のタイトルを手にしてきたB-GIRL AYANEもジャッジとして参加し、豪華な顔ぶれが高校生たちの戦いを見守った。 今大会は、チームパフォーマンスを競うSHOWCASE部門、個人のスキルがぶつかり合う1 on 1 BATTLE部門、そして今年から導入された新種目「ICHINUKE」の3つのカテゴリーで構成され、各種目でドラマが生まれた。 新種目「ICHINUKE」柏なわとびクラブが初優勝 写真提供: ©︎ITADAKI 2025, Photo by Miz-ki 5年目にして導入された新競技「ICHINUKE」。これは、ダブルダッチの基本技である「1抜け」を、技術力だけでなくエンターテイメント性からも評価する新たな試みだ。ジャンプの回数だけでなく、REG☆STYLEが掲げる『Cool & Funny』の精神に基づき、衣装や立ち振る舞いのカッコよさを評価する「Cool点」と、観客を沸かせるユーモア溢れるプレイに与えられる「Funny点」が加点され勝敗を左右した。 写真提供: ©︎ITADAKI 2025, Photo by Miz-ki この記念すべき初代チャンピオンに輝いたのは柏なわとびクラブ! 47回のジャンプに加え、「Cool点」の3点が加算され50点を獲得。Cool点の加算による順位の入れ替わりもあり見事初優勝を果たした。 1 on 1 BATTLE 中学生部門はYuNが優勝 写真提供: ©︎ITADAKI 2025, Photo by Miz-ki 未来の高校生世代を担う1 on 1 BATTLE中学生部門の決勝戦はそうた(高槻ダブルダッチスクール)対YuN(ダブルダッチスクール Be Color)の対決となった。ブレイキン、パワームーブを織り交ぜたスタイルを得意とするYuNが去年の悔しさをバネに攻めたムーブを披露。ダイナミックな動きを武器に会場の空気をモノにし初優勝を果たした。 1 on 1 BATTLE 高校生部門はSHU-BOYが優勝 写真提供: ©︎ITADAKI 2025, Photo by Miz-ki メインコンテンツの1つである1 on 1 BATTLE高校生部門の決勝戦はSHU-BOY(Ja☆p Steady Fam)と琳(DDFAM)の対決となった。去年の中学生部門準優勝の雪辱を果たすべく参加した高校1年生のSHU-BOYが初の高校生部門で優勝を勝ち取った。 1 on 1部門では勝敗を懸けた真剣勝負でありながらも、選手同士の互いへのリスペクトが随所に感じられた。技を決めた瞬間の歓声に応える際や、相手の巧みなプレーにリスペクトを送る場面も多く、勝つことだけでなくダブルダッチを通じた友情やスポーツマンシップが際立ったシーンが見られた。 パンサー尾形貴弘が選出!「サンキュー!!賞」をTëtraPödが授賞 写真提供: ©︎ITADAKI 2025, Photo by Miz-ki エンターテイメント性を審査する特別ジャッジとして、昨年に引き続き登場したお笑い芸人のパンサー尾形貴弘が「サンキュー!!賞」を選出。受賞したTëtraPödは尾形貴弘とともに一抜けを披露。即興のコラボレーションに会場は大きな盛り上がりを見せた。 SHOWCASE STEP UP 部門 優勝 KRIEGER 写真提供: ©︎ITADAKI 2025, Photo by Miz-ki ダブルダッチ歴1年未満のメンバーが半数以上を占めるチームを対象としたSTEP UP部門。 昨年のITADAKI 2024でも優勝を果たしたKRIEGERが、新たなメンバーも加えた新体制で今年のSTEP UP部門に挑み、見事優勝を飾った。 ITADAKIのプロジェクトとして REG☆STYLEのKO-YAが日体桜華高校ににワークショップを行ったことがキッカケで発足!そして乱縄所属Drunk BatのAYAが2年連続コーチを務め、2連覇のステージを目指して活動してきた、日本体育大学桜華高等学校ダンス部のメンバーによるチームだ。 登場から舞台を降りるまで、会場はまさに彼女たちの世界に引き込まれた。メンバーの過半数がダブルダッチを始めてから1年以内というフレッシュさを感じさせない堂々たるパフォーマンスで、ダンスで培った表現力と息の揃ったチームワーク、さらに各自のスキルの高さを存分に発揮し圧倒的な存在感を放った。 SHOWCASE OPEN 部門 3位 Anela 写真提供: ©︎ITADAKI 2025, Photo by Miz-ki 今年も数々の強豪チームが集結し、ハイレベルな戦いが繰り広げられたOPEN部門。大会が開催された川崎を中心に活動するJUMPS KAWASAKI所属のチーム、Anelaは圧倒的な技術で観客を魅了した。ピカイチのロープトリックに、各メンバーの個性が光るムーブが随所に散りばめられ、一瞬たりとも目が離せない。 さらに、細部まで抜かりない全体の動きと、息の揃った振り付けがチームのまとまりを高め、ステージ全体に一体感を生み出し見事3位を獲得。Anelaは技術力と個性、そしてチームワークのすべてを兼ね備えたチームであることを証明した。 SHOWCASE OPEN 部門 2位 BAN FOOT 写真提供: ©︎ITADAKI 2025, Photo by Miz-ki BAN FOOTが挑んだのは、最初で最後となるITADAKI。ステージに立った瞬間から放たれる存在感があった。観る者を惹きつける力強さ、そして感情を宿すような表情が印象的で、一瞬たりとも目を離せないパフォーマンスとなった。 その熱量と完成度は観客を魅了し続け、BAN FOOTは見事準優勝を獲得!彼らにとってITADAKIはこれで最後であったが観客の記憶に残る強烈な印象を残して締め括った。 SHOWCASE OPEN 部門 優勝 No Logic 写真提供: ©︎ITADAKI 2025, Photo by Miz-ki 常に大会上位へ食い込み、その名を轟かせてきた実力派チームNo Logic。昨年の ITADAKI では3位表彰台に輝いたものの、チームとしては優勝を狙っていただけに、その結果は悔しさの残るものだった。 そして迎えた今年の ITADAKI。4人の息の合ったパフォーマンスは、仲の良さがそのまま演技に表れ、各々のスキルの高さも存分に発揮。高校3年生3人にとって、これが最後のITADAKIとなる集大成のステージで、観客を魅了し審査員からも高評価を受け、ついに悲願の優勝を勝ち取った。 さらに、9月に行われたDouble Dutch Delight EAST では準優勝・2位表彰台に輝き、10月に行われるDouble Dutch Delight Japanへの出場権も獲得。頂点を掴んだ勢いそのままに、次なる舞台でどんな飛躍を見せてくれるのか――期待は高まるばかりだ。 関東学生選抜 “OSTEN 12th” がGUEST SHOWCASEで登場 写真提供: ©︎ITADAKI 2025, Photo by Miz-ki 学生シーンで今最も勢いのある9名が集結した「関東学生選抜 OSTEN 12th」。確かなスキルと学生ならではの情熱を乗せたパフォーマンスで、会場を魅了した。エネルギーあふれるショーケースは、観客の心を一気に掴み、熱気に包まれた会場をさらに盛り上げた。 このチームのパフォーマンスは中学生や高校生にとって、努力や挑戦の目標となる姿そのもの。若い学生世代に「こうなりたい」「次は自分もあの舞台に立ちたい」と思わせる、刺激的で背中を押される瞬間となった。 1 on 1 BATTLE 優勝 YuN & SHU-BOY 独占インタビュー! 写真提供: ©︎ITADAKI 2025, Photo by Miz-ki おめでとうございます!優勝した率直な気持ちを教えてください。 YuN:ずっと憧れだったこのITADAKIの舞台で優勝できて嬉しいです。SHU-BOY:最高なお客さんに囲まれた空間の中で優勝することができて本当に嬉しいです。 去年の悔しい思いから今日まで、どんな気持ちで準備してきましたか? YuN:去年負けたのが本当に悔しくて、その時からずっと“次は絶対優勝する”っていう気持ちでやってきました。SHU-BOY:去年は準優勝だったため、すごく悔しい思いをしました。そこから優勝を目指して努力を続けてきたので、今日こうして結果として優勝を残せたことは本当に嬉しいです。 今後の目標を教えてください! YuN:自分自身今中学2年生であと4回ITADAKIに出場ができるので5連覇を目指しています。ONE’Sでも優勝を目指しています。SHU-BOY:自分はあと2回ITADAKIに出場できるので、両方とも優勝して高校生で三冠王を達成したいと思っています。そして、ずっと憧れてきたONE’S FINALという舞台にも、一日も早く立ちたいです。 SHOWCASE OPEN 部門 優勝 No Logic 独占インタビュー! 写真提供: ©︎ITADAKI 2025, Photo by Miz-ki 優勝のお気持ちをお聞かせください! SUZU:「めっちゃ嬉しい!」Yu-Yu:「ちょー嬉しい!」Pico:「やっとって感じ」NoNo:「本当にやっと…」 表彰式での涙の裏側にはどんな気持ちがあったんですか? Pico:「自分がミスしちゃって、3位や2位のチームも本当に良かったから、正直4位かなって思ってました。呼ばれた瞬間、安心の涙と嬉し涙が一気に出ちゃいました。」 Double Dutch Delight Japanに向けてコメントをお願いします SUZU:「今日のITADAKIでJapanに向けてすごくいい経験ができました。Japanではラストのノーロジを最高のパフォーマンスで届けられるように、練習を楽しみながら頑張りたいです。勝ちます!」みんな:「絶対勝ちます!ニューヨーク行きます!!」 チームの今後について、考えていることがあれば教えてください SUZU:「3人が高校3年生、1人が高校2年生です。来年は大学生になるので大会には出ませんが、これまで通りイベント出演や『No Logic』としての活動は続けたいです。」Pico:「解散はしません!」 最後に 写真提供: ©︎ITADAKI 2025, Photo by Miz-ki 5周年を迎えた「ITADAKI」は、ダブルダッチが単なる競技ではなく、観る者すべてを巻き込む最高のエンターテインメントであることを改めて示した。特に新種目「ICHINUKE」では、技術だけでなく「Cool点」や「Funny点」といったユニークな評価軸が導入され、高校生世代の真剣勝負が繰り広げられる中で、選手たちの表現力やユーモアが爆発。さらに、互いへのリスペクトや仲間との絆が垣間見える、心に残る熱い瞬間が数多く生まれた。 お笑い芸人、世界的ダンサー、B-GIRLといった多様なカルチャーの審査員が見守る中、高校生たちは世代を超えた観客を熱狂の渦に巻き込んだ。この大会は、ダブルダッチを知らない人にもその魅力がストレートに伝わる、まさに「エンタメの甲子園」と呼ぶにふさわしいイベントとなっていた。ステージ上で繰り広げられた数々のドラマは、多くの人の心に火をつけ、新たな挑戦への一歩を踏み出すきっかけを与えてくれただろう。 開催概要 「ITADAKI ダブルダッチ甲子園 2025」日時 : 2025年 9月28日(日)会場 : 川崎ルフロン主催 : ITADAKI 実行委員会共催 : 川崎市 / INTERNATIONAL STREET FESTIVAL KAWASAKI 実行委員会主管 : 有限会社 OVER THUMPZ / 株式会社 KOERU協力:日本学生ダブルダッチ連盟オフィシャルパートナー : ポカリスエット / チャンピオンサポーター : 川崎LeFRONT、$TREAMメディアパートナー : FINEPLAY
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skate小学5年生の河上恵蒔 X Games男子史上最年少のメダリスト 4つ目のギネス世界記録™を樹立 「最年長でもギネス世界記録を取りたい」2025.09.29小学5年生のスケーター、河上恵蒔(11歳/サカイサイクル)が、2025年6月28日(現地時間、同29日日本時間)に米ユタ州ソルトレークシティで行われた「X Games Salt Lake City 2025」スケートボード男子バートで、10歳293日で銅メダルを獲得。これにより「Youngest X Games medallist (male) — 最年少Xゲームズメダリスト(男性)」のタイトルでギネス世界記録™に認定された。 同大会の決勝では1本目に頭部へ強い衝撃を受ける場面があり、一時は心配が広がったが、2本目で得意の“900”(2回転半)を含む高難度トリックを次々に決めて高得点をマーク。3本目には史上例のない連続トリックを披露し、900を連続で2回メイクした直後に720(2回転)を成功させて会場を沸かせた。これらの演技が評価され、男子史上最年少での銅メダル獲得につながった。昨年3つのギネス世界記録™を獲得した河上は、今回で通算4つ目のギネス世界記録™保持者となった。 4つ目のギネス世界記録™を獲得した河上は「ギネス世界記録を今年も貰えてとても嬉しいです。最年少でX GAMESのメダルを獲得する事が出来て、本当に練習を頑張ってきて良かったと思います」と喜びを語り、「逆に最年長でX GAMESのメダルを獲得して、ギネス世界記録を取りたいです」と話した。 勢いが止まらない11歳の河上に、国内外からさらに注目が集まる。なお、本記録は、11月20日発売予定の「ギネス世界記録2026」日本語版に掲載される。 4つのギネス世界記録™ ▼Most backside 540 skateboard tricks in one minute(1分間にスケートボードでバックサイド540を行った最多数) 2024年5月22日:13回 ▼Most consecutive skateboard '900' in competition (male)(大会においてスケートボード「900」を連続で行った最多回数(男子)) 2024年6月15日:3回 ▼Youngest X Games athlete (male)(エックスゲームズ最年少出場選手(男子))2024年6月28日:9歳294日 ▼Youngest X Games medallist (male)(最年少Xゲームズメダリスト(男性))2025年6月28日(現地)/10歳293日
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