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skate「世界で大活躍し、私の大好きなスケートボードの魅力を伝えたい!」世界の頂点に最も近い14歳、長谷川瑞穂選手インタビュー2025.09.24
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dance「人生よりダンスの方が大きい」次世代を牽引する若き才能「龍と勇太」インタビュー2025.09.17
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surfMIDAS CAPITAL OMAEZAKI Pro 2025 QS2000/Pro Juniorが静岡県御前崎市ロングビーチで開催!2025.09.15
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others日本最大級“入場無料”のアーバンスポーツの祭典 「YOKOHAMA URBAN SPORTS FESTIVAL ’25」が今年も開催決定!2025.09.03
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danceFULLCAST RAISERZ|D.LEAGUE 24-25シーズン最下位転落と上昇の決意2025.08.18
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surfMera Group Corporation The Open Miyazaki Pro QS2000 木崎浜で熱戦!小林桂・川瀬心那が栄冠に輝く2025.10.062025年9月26日から28日の3日間にわたり、WSL Mera Group Corporation The Open Miyazaki Pro QS2000 が宮崎県宮崎市・木崎浜で開催された。大会は、直前に宮崎県日向市お倉ヶ浜で行われた WSL Mera Group Corporation The Hyuga Pro Junior に続き、頭オーバーから、潮の時間帯によってはダブル近いサイズまで達するパワフルなコンディションの中で行われた。 太田 拓杜 Photo by Kenji Sahara 渡邉壱孔 Photo by Kenji Sahara 松田詩野 Photo by Kenji Sahara 白熱のファイナルは川瀬心那と松野杏莉の対決に 松野杏莉 Photo by Kenji Sahara ファイナルデイはクォーターファイナルからスタート。サイズはやや落ち着いたものの、それでも頭オーバーのセットが押し寄せるコンディションとなった。クウォーターファイナルからマンオンマン形式で進行し、安定して素晴らしい演技を見せ、どのラウンドでも確実にスコアを重ねてきた松野杏莉と川瀬心那によるファイナル。1本目は両者ともに開始早々に波へアプローチ。その後のパドルバトルを制してファーストプライオリティを得た川瀬心那が、その権利を活かして波を掴み、7.00ポイントをスコア。さらに後半には2つのマニューバーで7.67ポイントを叩き出し、2本の高得点をまとめあげた。松野杏莉も追い上げを見せ、際どいセクションでのワンターンで7.27ポイントをマーク。さらにラスト10秒を切った場面で再びチャージし、鋭いワンターンを決めて6.47ポイントを獲得するも、逆転にはわずかに届かず。見事、川瀬心那が2023年12月の日向プロ以来となるQS2勝目を飾った。 Photo by Kenji Sahara 小林桂、今季QS2勝目 アジアランキング首位に浮上 Photo by Kenji Sahara メンズのファイナルは、セミファイナルで渡邉壱孔との接戦を制した小林桂と、今大会を通して安定感を見せていた須田喬士郎の対戦となった。1本目から積極的に仕掛けたのは小林桂。鋭いライディングで5.67ポイントをマーク。以降も必ず乗った波をインサイドまで乗り繋ぎ、着実にバックアップスコアを伸ばし、5.13ポイントを加えてトータルスコアを伸ばしていく。一方の須田喬士郎は、2本目で最初のセクションにエアーリバースを組み込むチャレンジングなライディングを見せ、4.50ポイントをスコア。さらに後半には4.87ポイントを獲得したものの、逆転には一歩届かず。小林桂が9月に静岡県御前崎で開催された MIDAS CAPITAL OMAEZAKI Pro 2025 QS2000 に続くQS2勝目を挙げ、QSアジアランキング1位に浮上した。 須田喬士郎 Photo by Kenji Sahara 小林桂 Photo by Kenji Sahara 宮崎の激戦を経て、注目は徳之島へ移る 増田来希 Photo by Kenji Sahara この後は、10月17日から19日に鹿児島県・徳之島で Tokunoshima Town Pro QS2000 が開催予定だ。 南国ならではの力強いブレイクを舞台に、さらに熱を帯びるQSアジアランキング争いが繰り広げられる。 宮崎での激戦を制した勢いをそのまま次戦へとつなげられるのか、あるいは新たなヒーローが誕生するのか――注目の一戦となる。 Women's 結果 Photo by Kenji Sahara 優勝:川瀬心那 2位:松野杏莉3位:松田詩野、松山黎音 Men's 結果 Photo by Kenji Sahara 優勝:小林桂2位:須田喬士郎3位:野呂海利、渡邉壱孔
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others静岡県島田市にアーバンスポーツイベントが上陸!家族連れが様々なスポーツを楽しんだ1日「URBAN SPORTS CAMP in SHIMADA Vol.1」イベントレポート2025.10.022025年9月28日(日)に静岡県島田市の島田市駅前駐車場にて「URBAN SPORTS CAMP in SHIMADA Vol.1」が開催された。島田駅の目の前に位置する大型駐車場にて様々なアーバンスポーツコンテンツが集合。残暑が続く今年の夏の暑さをも吹き飛ばすアーバンスポーツの熱気で一日中盛り上がった。 「URBAN SPORTS CAMP in SHIMADA Vol.1」は、Vol.1とある通り今月9月開催と11月開催の2度に分けての実施が予定されている。次回のVol.2には島田市出身の日本が世界に誇るトップスケートボーダーの根附海龍選手がゲスト選手として来場予定であり、今年はアーバンスポーツイベントで島田市が熱い。それを象徴するように今回も会場には大勢の家族連れが来場しアーバンスポーツを楽しんだ。 会場の様子 天気予報で一時は雨天の予報もあったが当日は見事晴天に恵まれ、まだまだ夏を感じさせる暑さの中でプログラムは進行された。イベント開催の挨拶には染谷絹代島田市長が登壇し本イベントの開催を激励した。その後市長は実際に各コンテンツを観覧され子どもたちがアーバンスポーツを楽しむ姿をにこやかに見守られていた。 染谷絹代島田市長の登壇の様子 以下は終始参加者が途絶えることがなかった「URBAN SPORTS CAMP in SHIMADA Vol.1」当日の各コンテンツの様子だ。 スケートボード 静岡を拠点とする、確かな知識と実績を持つスケートボードコーチ中坂優太が完全監修した初めての方でも安心して学べる体験会が開催された。当日は正しいプロテクターの付け方から、スケートボードの基礎となる「プッシュ」(前に進む動作)の足の置き方、練習ステップ、補助の方法まで丁寧にレクチャー。なお当日は子どもだけではなく、親御さんが一緒に子どもへのレクチャー方法を学ぶ親子教室の場も設けられ、初歩的な部分はインストラクターのサポートがなくても子どもたちがスケートボードを始められるように必要な知識と方法を講師陣が手取り足取り指導した。 スケートボード体験の様子 スケートボード体験の様子 当日は才能あふれる若手スケートボーダーで島田市出身の曽根紘太郎と高橋泰雅の2名も参加。アメリカアマチュア最高峰大会タンパアマにも挑戦する彼らがデモンストレーションとしてトリックを披露。イベント終盤には隣で開催されていたBMXフラットランドとのコラボセッションも即興でとり行われ、トリック中のBMXの上を飛び越えるパフォーマンスも見せてイベントをさらに会場を盛り上げた。 スケートボードとBMXフラットランドのコラボデモンストレーション BMXフラットランド MC ISSYが盛り上げる中披露した吉田幸生のBMXパフォーマンスの様子 国内を代表するBMXブランド「MOTELWORKS」(モーテルワークス) のチームライダーである田中光太郎と吉田幸生によるパフォーマンスを皮切りに始まったBMXフラットランドコンテンツ!世界を舞台に輝かしい戦歴を残し長きにわたりトップ選手として活躍したあとBMXの普及のため全国各地でのワークショップやイベントの実施、国際審査員などその活動は多岐にわたるMOTELWORKSブランドの創始者である田中光太郎と、これまで数多くのコンテストやイベントに出演し多くの人々にBMXの魅力を伝えるMOTELWORKSライダーの吉田幸生は、ハイレベルのトリックをステージで繰り出し来場者の目を釘付けに。また子どもたちと一緒にBMXに乗る機会を設けてBMXの楽しさを肌で伝えた。 田中光太郎のBMXパフォーマンスの様子 子どもたちと一緒にBMXパフォーマンスも また2回に分けて開催された体験会にも多くの来場者が訪れるとBMXの乗り方を分かりやすくレクチャー。まずBMXという自転車に慣れることはもちろんのこと、コーンを使ったバランスを取る練習や簡単なトリックにもトライ。参加者全員が楽しくBMXに挑戦していた。 BMXフラットランド体験会の様子 パルオニ パルオニの様子 島田市に上陸した『鬼ごっこ』x『パルクール』を組み合わせた究極の鬼ごっこスポーツであるパルクール鬼ごっこ(パルオニ)は、子供たちから大人気のコンテンツとして大きな盛り上がりを見せた。 障害物が置かれた指定エリアの中で1対1の「20秒間鬼ごっこ」が繰り広げられ、その組み合わせは親子や兄弟、小学生の友達同士など様々で、開催中は終始順番待ちで長蛇の列ができるほどの人気を博し、多くの参加者を集めていた。 パルオニの様子 どちらが早く捕まえられるかを競うため、自分が早く捕まえられてしまうと、もっと早く捕まえないといけない展開になるハラハラドキドキの手に汗握る戦いに。目新しい環境での鬼ごっこが単に楽しいだけでなく、その20秒という短い時間ながら障害物を利用した工夫が見られるなど、パルオニが子どもたち自身の積極的な姿勢を引き出すのが見て取られ、それを見守り一緒に楽しむ親御さんの姿も印象的だった。 地元島田を拠点に活動するダンサーたちによるショーケースとダンスバトル ダンスショーケースの様子 本イベントと同時開催となった「縁joinフェス」では島田市や周辺の市町村を拠点とするダンススタジオやダンスチームが参加したダンスバトルとショーケースが開催された。ブレイキンをはじめハウスやヒップホップなど幅広いジャンルのダンスを通して会場を盛り上げた。 ワークショップとキッチンカー ワークショップの様子 会場横では同時開催の「縁joinフェス」にて、島田市の地元の魅力が詰まったマルシェに加えて、ご当地グルメが楽しめるキッチンカーや、子どもたちに人気なワークショップが勢揃い。縁日ブースの横で開催されたワークショップでは木材を使った工作に子どもたちが殺到していた。 キッチンカーの様子 イベント開始後からお昼時をピークに常に大勢のお客さんで賑わっていたのが出店されたキッチンカーの数々。当日は天気も良く日差しも強く暑い天気だったこともあり、体験会を終えてお腹を空かせた子どもたちが、地元で人気な美味しいフードを食べながら、キンキンに冷えたドリンクやかき氷で水分補給をしていた。 最後に 今回、島田市で初開催の「URBAN SPORTS CAMP」だったが終始多くの来場者が訪れ大盛況の中で幕を閉じた。参加者はイベント内の各競技の体験会とパフォーマンスを楽しみながらスタンプラリー等にも参加。一日通していろいろな形でアーバンスポーツとイベントを楽しんでいた。 なお今回の取り組みの背景には、島田市にアーバンスポーツ施設の設置を検討していることがある。地方都市を「アーバンスポーツ」の力で活性化を図ることの可能性を、本イベントを支える地域の温かさと来場者の熱から強く感じる1日となった。11月の「URBAN SPORTS CAMP in SHIMADA Vol.2」ではアーバンスポーツが島田市をさらに熱くし盛り上げることは間違いない。次回開催も楽しみに待ちたいと思う。
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surf松山黎音が初優勝、佐藤利希がランキング首位へ「WSL Mera Group Corporation The Hyuga Pro Junior」2025.09.252025年9月23日から24日の2日間、WSL Mera Group Corporation The Hyuga Pro Juniorが宮崎県日向市・お倉ヶ浜海岸で開催された。今シーズンのWSL ASIA Pro Juniorにおいて、本大会は現時点では最終戦として位置づけられており、World Junior出場権をかけた重要な一戦となった。大会期間中は台風の影響でオーバーヘッドからダブル近いサイズの波が立ち、さらに風の影響も加わるハードコンディション。それでも選択次第ではクリーンなフェイスの波もあり、各選手が素晴らしいライディングを披露した。 松山黎音、初ファイナルで劇的逆転優勝 Photo by Kenji Sahara Women's Finalには、先日御前崎で開催された Midas Capital Omaezaki Pro Junior で優勝した佐藤李、松山黎音、松野杏莉、そしてセミファイナルで逆転勝利を収めた鈴木莉珠の4名が進出。ファイナルは松野が1本目に4.83ポイントをスコアしてスタート。続いて佐藤も序盤に4.50ポイントをマークする中、松山が6.17ポイントを叩き出して2位に浮上。優勝に必要なスコアはわずか2.5ポイントという状況で、後半に3.30ポイントを重ね、ついに首位に立った。逆転を許した佐藤は4.98ポイントが必要な展開に。残り1分を切ったところで、レフト方向に鋭いライディングを決める。直後に松山もライト方向のサイズある波を掴み、際どいセクションで見事なワンマニューバーを披露。スコアが出る前に試合終了のホーンが鳴った。まず佐藤のラストウェーブに7.00ポイントがつき、再び首位に浮上。松山に必要なスコアは5.34ポイントとなる。そして運命の最終ライディングには5.43ポイントが与えられ、再度の逆転に成功。見事、松山が念願の初ファイナルで初優勝を果たした。当初は出場予定がなかったが、お父さんの強い後押しでエントリーし、この快挙に結びついたという。今回の優勝で松山はアジアリージョン Pro Juniorランキング2位に浮上。佐藤は依然として1位をキープしている。 佐藤李 Photo by Kenji Sahara 松野杏莉 Photo by Kenji Sahara 佐藤利希、序盤から主導権を握り2勝目を獲得 Photo by Kenji Sahara Men's Finalには、御前崎で開催された Midas Capital Omaezaki Pro Junior で初優勝を果たした佐藤利希、足立海世、セミファイナルでエクセレントスコアのエアーリバースをメイクした小野里弦 、そして金沢太規の4名が出場。先に仕掛けたのは佐藤。開始のホーンと同時に乗った1本目で5.50ポイントをマークし、さらに2本目にはレフトの波で7.50ポイントをスコア。序盤から確実にスコアを重ねていった。足立は3本目に6.33ポイント、金沢太規も3本目に5.67ポイントをスコア。小野はセミファイナルに続き、得意のエアーで果敢に攻める。前半の10分で全選手が動きを見せた後は、中盤から後半にかけて「優勝に必要なスコア」を狙う波待ちの時間が続く。しかし誰も決定的なライディングを決められないままタイムアップ。見事、佐藤が嬉しい2勝目を挙げ、この勝利でアジアリージョンPro Juniorランキングトップに躍り出た。 金沢太規 Photo by Kenji Sahara 足立海世 Photo by Kenji Sahara 小野里弦 Photo by Kenji Sahara 正式発表を待つアジア代表枠、現時点での顔ぶれは 渡邉壱孔 Photo by Kenji Sahara 今大会が現時点での最終戦となり、今後プロジュニアの開催が追加されなければ、来年1月にフィリピンで予定されている WSL World Junior Championship のアジア代表は、男子が佐藤利希と渡邉壱孔、女子は佐藤李と松山黎音に決定する見込みとなる。ただし、まだ仮段階ではあるが、11月26日から30日にインドネシア・西パプアで「Manokwari Pro Junior」が開催予定であることが明らかになった。 この大会が実施されれば、その結果もランキングに加算されることになる。 佐藤利希 Photo by Kenji Sahara 佐藤李 Photo by Kenji Sahara 松山黎音 Photo by Kenji Sahara 次なる舞台は木崎浜、熱戦はまだ終わらない この後は、宮崎県日向市・お倉ヶ浜から宮崎市・木崎浜へ舞台を移し、WSL QS2000 The Open Surfing 宮崎プロ が9月26日から28日に開催される。 来シーズンを見据えた白熱の戦いから、引き続き目が離せない。 Pro Junior Women's 結果 Photo by Kenji Sahara 優勝:松山黎音2位:佐藤李3位:松野杏里4位:鈴木莉珠 Pro Junior Men's 結果 Photo by Kenji Sahara 優勝:佐藤利希2位:足立海世3位:金沢太規4位:小野里弦
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surfQS6000「BILLABONG TAHARA PRO」開催!中塩佳那とCaleb Tancredが優勝2025.09.242025年9月16日から21日まで、愛知県田原市・赤羽根ロングビーチ(大石海岸)を舞台に、WSLアジアとオーストラリア共催によるQS6000「2025 BILLABONG TAHARA PRO」が開催された。日本でQS6000というハイグレードの大会が開かれるのは久しぶりで、来季CSを目指す選手にとって大きな一戦となった。 大会期間中は腰〜腹、胸前後の波が中心。4日目にはサイズアップが期待されたものの、朝は波数が少なくコンディション不良によりオンホールドとなり、10時15分からの競技開始となった。それ以外の日程は、朝からスムーズに試合が進行した。 中塩佳那、接戦を制して優勝 ©2025 BILLABONG TAHARA PRO Women's Finalは、鈴木莉珠と中塩佳那の対決となった。鈴木莉珠は先日静岡県御前崎で行われた「MIDAS CAPITAL OMAEZAKI Pro 2025」QS2000で準優勝を収め、好調を維持している。 一方の中塩佳那は、エルサルバドルで開催されたISA World Surfing Gamesに日本代表として出場したばかりで、今シーズンはSCにも出場する世界を舞台に経験を積んでいる選手の1人。先に動きを見せたのは中塩。セミファイナルと同じポジショニングから序盤に2.50ポイントと3.00ポイントを揃える。対する鈴木は、3本目で3.17ポイントをマークすると、続けて4.20ポイントをスコアしトップに立った。しかし、中塩が冷静に4.33ポイントを重ね逆転。鈴木も最後にレフトの波を攻めたが、スコアを伸ばすには至らなかった。接戦を制し、見事中塩が優勝を飾った。中塩はこの優勝でアジアQSランキングトップに。 鈴木莉珠 ©2025 BILLABONG TAHARA PRO 中塩佳那 ©2025 BILLABONG TAHARA PRO 最後の一本で勝負を決めたCaleb Tancredが優勝 ©2025 BILLABONG TAHARA PRO Men's Finalは、Alister Reginato(AUS)とCaleb Tancred(AUS)の対決となった。セミファイナルでは正面のバンクを利用していた両者だが、ファイナルでは左側のポジショニングから試合がスタート。序盤はReginatoが積極的に動き、スコアを重ねていく。一方のTancredは、セミファイナルでの積極的な攻めから一転、ファイナル前半はじっくりと波を待つ展開に。ポジションを正面へ移すと、アンダープライオリティとなった瞬間に波を掴み、得点を重ねて逆転に成功する。しかしReginatoもすかさず反撃。ワンターンで4.63ポイントをマークし、再びリードを奪った。残り時間3分を切ったところで、プライオリティを持っていたTancredがレフトの波をキャッチ。ここで5.17ポイントを叩き出し、接戦を制して見事優勝を果たした。プロジュニア時代に数々の実績を残してきたTancredは、一時コンペティションの舞台から離れ、学業に専念していた。今シーズンから競技に復帰し、この優勝によってAustralia/Oceaniaリージョンランキングで2位に浮上した。 Alister Reginato ©2025 BILLABONG TAHARA PRO Caleb Tancred ©2025 BILLABONG TAHARA PRO 五十嵐カノア&オッキー登場で大会会場を沸かた ©2025 BILLABONG TAHARA PRO 大会以外にも、五十嵐カノアと“オッキー”ことマーク・オクルーポによるサイン会や、ボードライダーズのエキシビションが行われた。 ©2025 BILLABONG TAHARA PRO ©2025 BILLABONG TAHARA PRO 宮崎・徳之島、そして海外へ続くQSシリーズ ©2025 BILLABONG TAHARA PRO この後も、9月26日〜28日に宮崎・木崎浜で「Mera Group Corporation The Open Miyazaki Pro QS2000」、10月17日〜19日には鹿児島・徳之島で「Tokunoshima Town Pro QS2000」が開催される。さらにフィリピン、台湾へと舞台は続いていく。来シーズンのCS出場権を懸けた重要な戦いが続くため、引き続き注目したい。 2025BILLABONG TAHARA PRO 結果 《Men's》優勝:Caleb Tancred(AUS) 2位:Alister Reginato(AUS) 3位:Lennix Smith(AUS)、Taj Stokes(AUS) 《Women's》優勝:中塩佳那(JPN)2位:鈴木莉珠(JPN)3位:松岡亜音(JPN)、Keira Buckpitt(AUS)
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doubledutch初の日本開催…「ジャンプロープ世界選手権 2025」が繰り広げた熱闘─大会Report2025.09.232025年7月27日(日)から8月3日(日)にかけて、神奈川県川崎市・カルッツかわさきにて、『ジャンプロープ世界選手権 2025』が開催された。 世界32の国と地域から、のべ2600名の選手が集結。当初の参加予想を1000人以上も上回ったという想定以上の展開に、川崎の街はジャンプロープで彩られた。 IJRUオフィシャルサイト、またはオリンピックチャンネルにて大会の様子は配信されている。とはいえ8日間という長期にわたる大会のようすを、全て視聴するのは難しいだろう。 激動の日々からまもなく2ヶ月ほど。少しずつ選手たちも次なる戦いに照準を向け始めたなかで、本記事では、可能な限り大会当日の写真と共に、この8日間がもたらしたものについて筆者の見解を交えながらまとめていきたい。 開会式には日本を代表するダブルダッチチーム「REG☆STYLE」も登場 大会前日にはJR東海とのコラボイベントが催され、街中がジャンプロープ一色に 各国から観客も押し寄せ、各日のチケットはほぼ完売 わずか数十秒、わずか数分に命をかける選手たちは精悍な面持ちだ 予選会場の体育館、大勢の選手・観客が押し寄せる 会場が歓声で揺れる凄技の瞬間も 最終の2日間は「FINAL」と銘打たれ、各種目の決勝が満員のホールで REG☆STYLE・KAI率いる「FORTH」は金メダルを獲得 世界新記録も数々生まれた 回数を競う種目だけでなく、演技内の各技に点数が加算される「フリースタイル」も 日本選手団も国内新記録を数々樹立 日本発のダブルダッチの大会「DOUBLE DUTCH CONTEST」その世界(決勝)大会は、今年からIJRU内の一種目として実施された 編集後記 JJRU(日本ジャンプロープ連合)のオフィシャルサイトを確認すると、JJRUの前身団体による国外の大会への派遣は、1996年から開始されたと記載がある。それからまもなく30年が経とうとする2025年、史上初となる世界選手権の日本開催に至った。 開会式、日本選手団の入場 日本選手団のアスリートたちは予選を勝ち抜き、その後も続く厳しい鍛錬の末にこの舞台に立った。しかしこの「日本開催」という事実は、これまでに日の丸を背負って跳び続けた全てのアスリートたちの、汗と涙の上に存在する一つの大きなレガシーなのである。 開催地である川崎には、32の国と地域から集まったアスリートたちによって、世界の風と熱気が確かに吹き込まれた。「ミールクーポン」と呼ばれる食事券がアスリート・大会関係者に配布されたこともあり、日常をささえる街は“非日常”に彩られ、川崎市職員もその光景に、世界大会の特別感を感じたと述懐してくれた。 大会前日、受付のために川崎市役所の前に集まる海外選手たち その一方、日本の「特異点」も見えてくる。 本媒体で取り上げているように、2本のロープを用いる「ダブルダッチ」の、ことパフォーマンス分野において日本は世界の最先端を走る。今大会でもDDC種目でHARIBOWが優勝したことや、そのHARIBOWが昨年世界的オーディション番組に出演したこと、また過去を遡れば「シルク・ドゥ・ソレイユ」などの世界各国のサーカスやショーなどに出演するなど、日本流のダブルダッチスタイルが、エンターテイメントとしても一定の地位を確立させ始めている。 DDC優勝「HARIBOW」 そしてジャンプロープ全体の“縦軸”の繋がりもさることながら、“横軸”となるストリートの他カルチャーとの結びつきも深く、そうした土壌で育まれた日本のダブルダッチシーンは独自の発展を遂げ、伸展していったことを世界に改めて示した。 しかし一方で「ジャンプロープ」全体を見ると、世界トッププレイヤーは各国に分散している。そしてそんな仲間たちとは国境をまたながければ会えず、それゆえ、2年に一度の選手権の機会でしか会えないこともある。世界クラスのプレイヤーが当然のように国内に存在する、日本のダブルダッチの文化圏で育ってきた筆者はその光景に衝撃を受けた。おそらく本人たちにとっては当たり前のことなのだろうと思うが。 国境をまたいだ交流 これ以外にも私たちは世界の広さを文字通り感じ、見せつけられたシーンは数多くあった。日本が独自に発展させたこのカルチャーが、ジャンプロープという縦軸においても、更なる融合を果たす必要がある。 とはいえ、日本が後塵を拝しているというわけではない。今大会において、日本はシニア・ジュニア 合計で56のメダルを獲得。獲得数で言えば出場した32の国と地域のなかで、日本が1位という輝かしい戦績を収めた。特にジュニアにおいては単独で世界1位の獲得数であることから、日本のジャンプロープシーンの未来はかなり明るいと言える。※IJRU公式インスタグラムの発表データに基づいて計算 ジュニア部門、シングルロープの二重跳びリレーで世界新記録を樹立した渡邉選手・廣瀬選手 最後に──私たちの目指す先にあるものの一つに、ジャンプロープシーンが一丸となって掲げる「オリンピック種目化」という道標がある。改めてここについても触れておきたい。 IJRU(ジャンプロープの国際組織)の会長であるShawn氏は、この世界選手権の成功が種目化にとっても重要だと語ったうえで、オリンピックを通して「世界中の人々がジャンプロープの創造性・芸術性といったような、豊かな要素に魅了される光景を見たい」と語る。 多くの感動的なモーメントがあった 開催国であるJJRU(一般財団法人 日本ジャンプロープ連合)・原竹 純事務局長は、オリンピックはあくまで「通過点」と語った。「総合スポーツの祭典だから、いろんな人に見てもらえる。そこから選手の強化や業界の発展にも繋がって、その先にいつかワールドカップのような大きなムーブメントになって欲しい。ロープさえあればできるほど手軽なのに、性別や国籍、宗教の壁をも超えて繋がれる。壮大だけど、ジャンプロープを通して世界の平和と健康につながるような世界を夢見ています。」 次は2年後、ノルウェーの地で再会を誓う 世界の情勢もシビアになりつつある今、スポーツの力による「平和」を嘯くなど夢物語なのかもしれない。しかし、その可能性を感じさせるモーメントの数々を目の当たりにし、改めてスポーツ、そしてジャンプロープが持つものの大きさについて考える。 世界の祭典は幕を下ろしたが、それは次なる物語のスタートでもある。選手をはじめ関わる全ての人々にとって、この大会を経て何か残るものがあったはずだ。あれから早くも2ヶ月経ち、川崎にも少しずつ涼しい風が吹き込んできた。それぞれの思いを胸に、今日も世界のどこかでロープが回っている。 開催概要 「WORLD JUMP ROPE CHAMPIONSHIPS 2025」開催期間:2025年 7月27日(日)〜8月3日(日)会 場:カルッツかわさき(神奈川県川崎市)主 催:国際ジャンプロープ連合 (International Jump Rope Union:IJRU)共 催:川崎市事業主管:一般財団法人 日本ジャンプロープ連合(Japan Jump Rope Union:JJRU)
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danceジュニア世代日本一決定戦が渋谷にて開催!「東急不動産ホールディングス BREAKIN’ SUMMIT 2025」2025.10.072025年10月4日(土)に東京都渋谷区の代々木公園BE STAGEにてジュニア世代に向けたブレイキンの大会「東急不動産ホールディングス BREAKIN’ SUMMIT 2025」が開催された。本イベントはパリ2024オリンピックの影響もあり、近年盛り上がりを見せるブレイキンシーンにおいて、ジュニア世代が中心となる大規模な大会が国内外問わず開催されていない背景から、ブレイキン大国である「日本」から、世界に発信できる世界最大のジュニア大会となることを目指して今回2回目の開催となった。 ©FEworks / Haru Graphics 各都道府県をレペゼンするU-15のメンバーで構成されたクルーでエントリーするのが本大会の特徴。雨天の中開催されるも、子ども達の気迫のこもった熱いバトルが繰り広げられ、会場は大きな盛り上がりを見せていた。 アンバサダーにはShigekix、ゲストショーケースにⅫ After Ours、ジャッジにも日本を代表するトップB-Boy、B-Girlが集結。ジュニア世代日本一を決める大会に相応しいメンバーが名を連ねた。 Ⅻ After Ours / ©FEworks / Haru Graphics JUDGES / ©FEworks / Haru Graphics Shigekixによる「勝ち飯」トークセッション 本戦トーナメントの開幕を前に、会場ではShigekixによるトークセッションが行われた。テーマは「食事」。パリ五輪に挑んだ際のリアルな食生活から、日々のコンディショニング、そして本番で最高のパフォーマンスを発揮するための“勝ち飯”メソッドまで。成長期を迎えるジュニア世代とその保護者に向けて、食とパフォーマンスの関係をわかりやすく語った。 ©FEworks / Haru Graphics Shigekixが伝えたのは、「本番でエネルギーを切らさないこと」の重要性だ。大会当日や練習の合間にもこまめに食事をとるよう意識していると語り、その実践例として紹介されたのが、一口サイズのおにぎり「PowerBall(パワーボール)」。この日、会場では実際にShigekixが普段口にしているPowerBallが配布され、参加者も試食を通じてその効果を体感した。子どもたちからは「おいしい!」「食べやすい!」といった声が上がり、保護者からも「これならうちの子も食べてくれそう」と好評を集めた。 ©FEworks / Haru Graphics さらに会場内には「勝ち飯ブース」が設けられ、「アミノバイタル スーパースポーツゼリー」や「だし湯」などのアイテムが提供された。バトルの合間にゼリーを“ちびちび飲む”選手の姿や、「しみる〜」「おいしい」とだし湯をおかわりする親子の光景が見られ、Shigekixのトーク後には多くの人がブースに足を運んだ。 Shigekixは「極端に食べないとか、ダイエットは避けてほしい。しっかり食べて、食べるものに興味を持ってほしい」と語り、食を通じて自分の体と向き合う姿勢の大切さを伝えていた。 ©FEworks / Haru Graphics ©FEworks / Haru Graphics HIRO10 vs Shigekix!サプライズでエキシビジョンバトルが実現! 本戦開始前のメインオープニングにてHIRO10が登場。雨天のため自身が企画した「Powermove Contest」が中止となってしまったため、急遽Shigekixとのエキシビションバトルを提案。日本が世界に誇る2人の夢の対決が実現した。 HIRO10十八番のパワームーブや、Shigekixの音に合わせたフリーズで観客を魅了。計3ムーブを踊り切り、会場を大いに盛り上げた。 ©FEworks / Haru Graphics ©FEworks / Haru Graphics ©FEworks / Haru Graphics 次世代のニュースターたちによる意地とプライドをかけた戦い 厳しい予選を勝ち抜いた8チームによるトーナメントは、どのバトルもどちらが勝つか分からない接戦となった。本イベントのルールは5ターン制となっており、必ずルーティンをしなければならないターンが含まれているのもBREAKIN’ SUMMITならでは。 特にトーナメントを勝ち進んでいくにつれ重要なポイントとなったのがルーティンの完成度だ。ルーティンのターンでいかに勢いを途切れさせず最後まで踊り切れるかが勝負の分かれ道となった。 ©FEworks / Haru Graphics 準決勝初戦のカードはStates of Styles(東京) vs YamaNasty(山梨)。こだわりの詰まった特徴的なスタイルが魅力のYamaNasty。生き生きとした踊りで会場の空気を掴む。 対するStates of Stylesは各々の洗練されたソロや多彩なバリエーションを見せ、説得力のある踊りを披露。難しい判断となったがStates of Styleに軍配が上がった。 ©FEworks / Haru Graphics ©FEworks / Haru Graphics もう一方の準決勝のカードはKCS NEXT GENERATION(熊本) vs FRESH FRONTIER(長野)。大人顔負けのパワームーブや体の柔軟性を活かしたムーブなど個性あふれるメンバーで構成されたFRESH FRONTIER。 KCS NEXT GENERATIONはバトルの姿勢を崩さず、相手を意識したムーブが印象的だった。毎ターンスキル、アイデアともに申し分ないパフォーマンスを披露したが、クルーとして一体感を見せたFRESH FRONTIERが流れを掴み決勝へ駒を進めた。 ©FEworks / Haru Graphics ©FEworks / Haru Graphics 決勝はStates of Style vs FRESH FRONTIER。お互いの持ち味を生かしたルーティンと爆発力のあるソロで会場をロック。見ごたえある一戦となった。この日一番の盛り上がりを見せたバトルは、僅差でStates of Styleの勝利。 ©FEworks / Haru Graphics States of Style / ©FEworks / Haru Graphics 随所で垣間見えたブレイキンの魅力 悪天候によるタイムスケジュールの変更など、選手達はコンディション調整が難しい中でタフな戦いを強いられた。そんな中でも仲間同士で鼓舞しあう姿など、クルーバトルらしい場面も多々見受けられた。 子供たちが本気で切磋琢磨し自分を表現できる、ブレイキンの可能性を改めて実感させられる一日となった。様々な特色を持つイベントが開催されるなか、BREAKIN’ SUMMITは子供たちが目指す新たな「大舞台」にふさわしい大会となるだろう。 ©FEworks / Haru Graphics ©FEworks / Haru Graphics 大会概要 大会名:東急不動産ホールディングスBREAKIN’ SUMMIT 2025会場:代々木公園BE STAGE日時:2025年10月4日 MC:MACCHANDJ:TEE / YOSHIKIJUDGE:ABERE / AYU / ISSEI / KAZUHIRO / Lil'En / MiMz / RA1ON / RYOGA / SHOSEI / TSUKKI / Yuika / Yurie GUEST SHOWCASE:XII AFTER OURS、Valuence INFINITIES Youth
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others【UBE URBAN SPORTS FES 2025】各体験会にて参加者追加募集中!タイムテーブルも公開!2025.10.062025年10月13日(月・祝日)に山口県宇部市恩田スポーツパークにて「UBE URBAN SPORTS FES 2025」が開催される。新しく生まれ変わった恩田スポーツパークで開催することで、持続的な取り組みへと発展させるとともに、継続的にスポーツに親しめる環境づくりやにぎわいの創出を目的としたイベントだ。 都市の新たな魅力を体感できるアーバンスポーツ。日常を忘れ、街中で自由に体を動かす楽しさを味わってみよう!初めての方でも安心して参加できるプログラムが充実している。 TRIAL SESSION 体験会を先着順で追加募集中! 只今、体験会を先着順で追加募集中!あなたもこの機会に、都市の景観を活かしたスポーツを体験してみては?★追加定員に達した時点で受付終了となります★ スケードボード (申し込みフォーム:https://logoform.jp/form/yuJH/1190555 ) 【主管】LHFスケートボードスクール【時間】①12時40分~ ②13時10分~【場所】都市型スポーツ広場(スケートボードエリア)【内容】オリンピックでも盛り上がったスケートボードの初心者向け体験会。実際に乗ってスケートボードの面白さ・難しさを体感してください!}【対象】小学生以上(スケートボード初心者)【定員】15名×2回(各25分)【備考】参加者へスケートボード、ヘルメット、サポーター貸与あり ブレイキン (申し込みフォーム:https://logoform.jp/form/yuJH/1191185 )【主管】一般社団法人山口県ストリートカルチャー協会【時間】①11:30~12:00 ②13:00~13:30【場所】屋根付きグラウンド(ステージ側)【内容】ブレイクダンスとも呼ばれ、音楽に乗せて体のあらゆるところを使ったアクロバティックな動きを繰り広げるスポーツ。パリオリンピックでは公式競技として大いに世界を賑わせた!体験会では、簡単なフットワークやフリーズなど初めてブレイキンを体験する方でも参加しやすい内容をレクチャー予定!【対象】小学生以上 (ブレイキン初心者)【定員】15名×2回(各回30分)※申し込み多数の場合は抽選 ダブルダッチ (申し込みフォーム:https://logoform.jp/form/yuJH/1191483 )【時間】①10:50~11:30 ②13:40~14:20【場所】屋根付きグラウンド(ステージ側)【内容】2本のロープを使って跳ぶなわとびで、ロープの中でジャンプをしながらダンスやアクロバットをするスポーツ。誰でも簡単に体験できるのもダブルダッチの魅力!ダブルダッチはジャンプさえできれば誰でもできます!体験会に参加して様々な跳び方にチャレンジしてみよう!【対象】小学生以上 (小学生以下でもジャンプできればOK)【定員】25名×2回(各回40分) 3×3クリニック (申し込みフォーム:https://logoform.jp/form/yuJH/1203882 )【時間】①10:30~11:30 ②14:40~15:40【場所】都市型スポーツ広場(3人制バスケットボールコート)【内容】スリストム広島をはじめとする3×3プロチームの選手から学ぶバスケットクリニック!経験者も初心者(未経験者)も分けて開催しますので、気兼ねなく参加可能です。【対象】小中学生①バスケットボール初心者(未経験者)②バスケットボール経験者【定員】30名×2回(各60分) ピックルボール (申し込みフォーム:https://logoform.jp/form/yuJH/1202542 ) 【時間】 ①10:30~11:30 ②11:30~12:30 ③13:30~14:30 ④14:30~15:30【場所】俵田翁記念体育館【内容】ピックルボールは1965年アメリカで家族が楽しめるゲームとして考案された、バドミントンコートと同じ広さのコートで板状のパドルを使い、穴あきのボールを打ち合うスポーツです。レクチャーを受けると短時間でラリーができ、穴あきボールが風の抵抗を受け、強く打ってもボールの速度が弱まる為、シニアや大人から子供までミックスで楽しめる簡単なスポーツです。新感覚のスポーツを体験ください!【対象】小学生以上 ※小学生は保護者同伴【定員】 20名×4回 【備考】室内用シューズ持参 タイムテーブル
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surfMera Group Corporation The Open Miyazaki Pro QS2000 木崎浜で熱戦!小林桂・川瀬心那が栄冠に輝く2025.10.062025年9月26日から28日の3日間にわたり、WSL Mera Group Corporation The Open Miyazaki Pro QS2000 が宮崎県宮崎市・木崎浜で開催された。大会は、直前に宮崎県日向市お倉ヶ浜で行われた WSL Mera Group Corporation The Hyuga Pro Junior に続き、頭オーバーから、潮の時間帯によってはダブル近いサイズまで達するパワフルなコンディションの中で行われた。 太田 拓杜 Photo by Kenji Sahara 渡邉壱孔 Photo by Kenji Sahara 松田詩野 Photo by Kenji Sahara 白熱のファイナルは川瀬心那と松野杏莉の対決に 松野杏莉 Photo by Kenji Sahara ファイナルデイはクォーターファイナルからスタート。サイズはやや落ち着いたものの、それでも頭オーバーのセットが押し寄せるコンディションとなった。クウォーターファイナルからマンオンマン形式で進行し、安定して素晴らしい演技を見せ、どのラウンドでも確実にスコアを重ねてきた松野杏莉と川瀬心那によるファイナル。1本目は両者ともに開始早々に波へアプローチ。その後のパドルバトルを制してファーストプライオリティを得た川瀬心那が、その権利を活かして波を掴み、7.00ポイントをスコア。さらに後半には2つのマニューバーで7.67ポイントを叩き出し、2本の高得点をまとめあげた。松野杏莉も追い上げを見せ、際どいセクションでのワンターンで7.27ポイントをマーク。さらにラスト10秒を切った場面で再びチャージし、鋭いワンターンを決めて6.47ポイントを獲得するも、逆転にはわずかに届かず。見事、川瀬心那が2023年12月の日向プロ以来となるQS2勝目を飾った。 Photo by Kenji Sahara 小林桂、今季QS2勝目 アジアランキング首位に浮上 Photo by Kenji Sahara メンズのファイナルは、セミファイナルで渡邉壱孔との接戦を制した小林桂と、今大会を通して安定感を見せていた須田喬士郎の対戦となった。1本目から積極的に仕掛けたのは小林桂。鋭いライディングで5.67ポイントをマーク。以降も必ず乗った波をインサイドまで乗り繋ぎ、着実にバックアップスコアを伸ばし、5.13ポイントを加えてトータルスコアを伸ばしていく。一方の須田喬士郎は、2本目で最初のセクションにエアーリバースを組み込むチャレンジングなライディングを見せ、4.50ポイントをスコア。さらに後半には4.87ポイントを獲得したものの、逆転には一歩届かず。小林桂が9月に静岡県御前崎で開催された MIDAS CAPITAL OMAEZAKI Pro 2025 QS2000 に続くQS2勝目を挙げ、QSアジアランキング1位に浮上した。 須田喬士郎 Photo by Kenji Sahara 小林桂 Photo by Kenji Sahara 宮崎の激戦を経て、注目は徳之島へ移る 増田来希 Photo by Kenji Sahara この後は、10月17日から19日に鹿児島県・徳之島で Tokunoshima Town Pro QS2000 が開催予定だ。 南国ならではの力強いブレイクを舞台に、さらに熱を帯びるQSアジアランキング争いが繰り広げられる。 宮崎での激戦を制した勢いをそのまま次戦へとつなげられるのか、あるいは新たなヒーローが誕生するのか――注目の一戦となる。 Women's 結果 Photo by Kenji Sahara 優勝:川瀬心那 2位:松野杏莉3位:松田詩野、松山黎音 Men's 結果 Photo by Kenji Sahara 優勝:小林桂2位:須田喬士郎3位:野呂海利、渡邉壱孔
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others3人制プロバスケの試合を間近で!EPIC URBAN Fes.開催2025.10.04スポーツでまちを元気に!3x3バスケットボールを中心としたスポーツイベントを10/25(土)・26(日)にららぽーと甲子園 G駐車場にて開催!1日目は、女子6チームが集結する公式戦「3x3UNITED WOMEN’S LEAGUE EPICROUND」を開催!さらに小学生対象の3x3大会「ララビカップ」も1日目からスタート。 2日目は、兵庫初のプロ3x3チーム「EPIC」が登場する公式戦「3x3UNITED INTER AREA ROUND」を開催!関西・中部からプロを含む12チームが集まり、熱気あふれるハイレベルなバトルをお届け。小学生大会「ララビカップ」2日目も引き続き開催。 観覧は無料!(一部有料座席あり)プロの熱気を間近で体験できる。そのほか、体力測定やボルダリング体験、ダンス・チアリーディングのステージなど、家族で楽しめるコンテンツが盛りだくさん! イベント概要 日程:2025/10/25(土)・26(日)場所:ららぽーと甲子園 G駐車場主催:一般社団法人 宮っ子クラブ共催:スポーツを核とした甲子園エリア活性化推進協議会(三井不動産株式会社・西宮市・阪神電気鉄道株式会社・武庫川女子大学等)/株式会社 EPIC DREAM/一般社団法人 3x3UNITED
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freestyleLEONが歴史的3冠達成!JESSEは満点優勝を果たす【Super Ball 2025】2025.10.032025年8月25日から29日にかけて、フリースタイルフットボールの世界最大の祭典「Super Ball 2025」がロンドンで開催された。毎年チェコで開催されている15年以上の歴史のある大会。今年は例外的にロンドンで初開催され、世界中から200名近くのフリースタイラーが集結し最高峰のレベルで争われた。 ROUTINE、DOUBLE ROUTINE、KILL THE BEAT部門で日本から参加したLEON(MONSTER BALLAZ)が優勝を果たし、3冠を成し遂げた。MALE BATTLEではJESSEが優勝を果たし、FEMALE BATTLEではJasmijnが優勝となり、男女ともにオランダ人の優勝となった。 FINALのOPENING SHOWにMONSTER BALLAZが登場! Photograph by Mateusz 'Lotar' Odrzygózdz, @lotarfreestyle 8月29日のFINALのオープニングショーでは日本からフリースタイルフットボールのパフォーマンスチームMONSTER BALLAZが初登場した。MONSTER BALLAZはこのイベントのために用意されたスペシャルなショーケースを初披露。Kazane、Ibuki、Shohei、Yo、Kousuke、LEON、Kengoの7名で繰り出されるボールを使った組み技やシンクロの数々で大会最終日の会場の熱気を一気に高めた。 BATTLE Photograph by Mateusz 'Lotar' Odrzygózdz, @lotarfreestyle 年々レベルが上がっており、今年は特に多くの好バトルが見られた1on1のバトル部門。男子部門のMALE BATTLE、女子部門のFEMALE BATTLEに分かれており、予選を勝ち抜いたプレイヤーはベスト32から1on1のトーナメントに進むことができる。トーナメントでは一人3回ずつ交互に技を披露し、1ターン30秒の持ち時間で交互にパフォーマンスが行われた。 MALE BATTLE Photograph by Mateusz 'Lotar' Odrzygózdz, @lotarfreestyle 日本から参加したDaikichi、Kazu、KotaroはTOP32入りを懸けたExtra Battleに進出。4年ぶりにSuper Ballの舞台にカムバックしたYo(MONSTER BALLAZ)は独自の初出しフローを武器に勝ち進みTOP32入りを果たした。 TOP32のトーナメントになると出場した選手たちのバトルが進むにつれてそれぞれギアを上げていき、ハイレベルなスキルのぶつかり合いが行われた。バトルの中でトリックの回数の自身の最高記録を更新する選手も現れ、トーナメントを通してリスクを恐れず攻めの姿勢を見せる選手が多く見受けられた。 Photograph by Mateusz 'Lotar' Odrzygózdz, @lotarfreestyle 決勝戦は昨年王者TRISTANと2023年王者JESSEというカードとなった。フランスのTRISTANは自身の強みであるエアムーブ(跨ぎ技)の難易度を決勝戦でギアを上げて繰り出した。難易度の高い組み合わせに挑戦した分ミスも見られたが、決勝戦に相応しいインパクトを残した。 一方、トーナメント全体を通してミスの少ないパフォーマンスを披露していたJESSEは決勝戦でも難易度の高い新技を次々に繰り出した。圧倒的なボールコントロール力で観客をどよめかせたJESSEはジャッジ全員から10点満点を獲得し、大会史上初の50点満点を決勝戦で獲得しチャンピオンの座を勝ち取った。 FEMALE BATTLE Photograph by Mateusz 'Lotar' Odrzygózdz, @lotarfreestyle FEMALE BATTLEでは日本から参加したSora、Mai、HanaがTOP16に進出。手作りの衣装も身につけ参加したMaiがエナジーあふれるパフォーマンスで勝ち進みTOP8に名を連ねた。 決勝戦ではオランダのJasmijnとベネズエラのLauraの対決となった。3ターンを通してミスの少ない安定したボールコントロールを披露したJasmijnがベテランのLauraを下し自身初優勝を果たした。 LEONがROUTINE、DOUBLE ROUTINE、KILL THE BEATの3部門優勝! Photograph by Mateusz 'Lotar' Odrzygózdz, @lotarfreestyle 3分間のパフォーマンスで争われるROUTINE、2人組のパフォーマンスで競うDOUBLE ROUTINE、音楽性を即興で競うKILL THE BEATの3部門で日本から参戦したLEONが優勝。見事三冠を達成し、フリースタイルフットボールシーンの歴史に名を残した。 LEONは自身のインスタグラムで「3年前にDOUBLE ROUTINEに出た初めての時は全てが新鮮で心の底から一分一秒を楽しんでいたけど、今年は正直プレッシャーもあり前回とは違って緊張する瞬間もありました。ただ、決勝はメンタル面の調整が上手くいき、落ち着いてパフォーマンスをすることができました。目標だった3冠も無事に達成することができたので一安心です。応援してくださった皆様、ありがとうございました!」とコメントを残した。 Photograph by Mateusz 'Lotar' Odrzygózdz, @lotarfreestyle その他にもKUROがKILL THE BEATで2位、ROUTINEで3位、Daiki & TatsukiがDOUBLE ROUTINEで3位とパフォーマンス部門で日本人の強さが目立った。 定められたエアムーブのお題を決められた試行回数で成功させ、難易度の高くなっていくお題をどこまで成功させられるかを競うCHALLENGEではYu-toが日本人初のファイナル進出し、同率3位となった。3つのエアムーブのトリックで構成されたコンボで競うSICK THREEではMaiが日本人女子初の3位に入賞した。 日本人の主な戦績 MALE BATTLEYo:TOP32 FEMALE BATTLEMai:TOP8Sora:TOP16Hana:TOP16 ROUTINELEON:優勝KURO:3位 DOUBLE ROUTINELEON & Hylee:優勝Daiki & Tatsuki:3位 KILL THE BEATLEON:優勝KURO:2位Manato:TOP8 MALE CHALLENGEYu-to:3位 FEMALE SICK THREEMai:3位 Super Ballに出場しよう! Photograph by Mateusz 'Lotar' Odrzygózdz, @lotarfreestyle 15年以上の歴史があり毎年チェコで開催のSuper Ball。今年はロンドンで開催となり、大会前後にヨーロッパでの観光や現地の人々の交流も楽しめる。バトルのみに限らず、パフォーマンスの部門や跨ぎ技の部門など、男女共にそれぞれの好きな分野に合わせ、多くの種目が楽しめるところもこの大会の特徴だ。 世界中から集まるプレイヤー同士で練習や動画撮影をしたり、コミュニケーションを取り合うことでモチベーションを高め合うことができ、世界最先端のスキルとパッションを肌で感じることができる。大会期間中であっても1日中会場でボールを蹴っている選手達が絶えないのもこの大会の定番となっている。 Photograph by m_drop 航空券や宿泊費、エントリーフィーを合わせると20〜30万円程度の費用がかかるが、それ以上の価値がある体験が待っているはずだ。今大会には、過去最多となる30名以上の日本人選手が参加した。日本人同士で予定を合わせて行動したり、一緒に宿を取る選手同士も多くいため、初めて参加する選手も安心だろう。 毎年8月に開催されるため、学生フリースタイルフットボーラーは夏休みの期間を利用して出場するのもおすすめ。初めて参加する選手でもフリースタイルフットボーラーなら1度は挑戦してみてはいかがだろうか。
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