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danceFULLCAST RAISERZ|D.LEAGUE 24-25シーズン最下位転落と上昇の決意2025.08.18D.LEAGUE(※)のチームであるFULLCAST RAISERZ(フルキャストレイザーズ)は、これまでD.LEAGUEのチャンピオンシップ出場の常連チームと言われていた。なかでも2021-22シーズンではレギュラーシーズンで総合首位となり、チャンピオンシップでは準優勝を獲得するなど、初期から強豪チームとして存在感を示していた。しかし、D.LEAGUE 24-25シーズンはチームの歯車が狂い最下位に転落するという前代未聞の結果となった。シーズンを終えて率直な感想と今後の決意についてディレクターのKTRに話を訊いた。 過去最低順位を記録した24-25シーズン - 24-25シーズンもお疲れ様でした。初めて成績が振るわないシーズンを迎えたことになりましたが、率直な感想をお聞かせください。 KTR:一言で言えば「悔しい」シーズンでした。過去最低の14位という結果で、今までチャンピオンシップ常連だったレイザーズとしては、勝利した試合が1勝のみという結果は本当に悔しかったです。シーズン中は練習の雰囲気も苦しい時期があり、「なぜ勝てないんだろう」という迷いもありました。新ルールへの対応がうまくできなかったことがひとつの要因にありますが、その他のことについても、今振り返るともっと改善できたことがあったと感じています。その一方で、この悔しさや苦しさがあったからこそ、支えてくれる人たちの存在の大きさにより気付けたシーズンでもありました。ファンミーティングやイベントでファンの方々と会う機会が多く、彼らが常に「レイザーズが勝っているよ!」と信じ、声をかけ続けてくれたことは、決して当たり前ではないと改めて感じました。スポンサー様やスタッフの方々の支えも含め、「経験は宝」という言葉を強く実感したシーズンになりました。 D.LEAGUE 24-25 最終ラウンド ディレクターとしての2年間と覚醒 - ディレクターに就任されて2年が経ちました。以前、前ディレクターのJUNさん以上の成績を残したいとおっしゃっていましたが、ディレクターとしての葛藤はどのようなものがありましたか? KTR:正直なところ、就任当初の1年目はプレッシャーを感じる余裕すらなかったです。何がディレクターの仕事なのかも分からず、とにかく目の前のことを日々乗り越えることに精一杯でした。2年目でようやく仕事の内容や役割が分かり始めましたが、今振り返ると、当時の僕の意識は未熟だったと感じます。今の方がはるかに責任感を強く感じています。この責任感が生まれ始めたのは、24-25シーズンの後半戦でした。チームの雰囲気が悪く、メンバー間で衝突があった時、「この環境を作っているのは自分だ」と強く感じたんです。メンバーの衝突すらディレクターの責任だと。その時、「俺は何をやっているんだろう」と自問自答し、メンバーに心を開いて自分の想いを伝えました。「優しく接することが、もしかしたら皆にとっては甘えになって、仕事ではなく仲間内の感覚になっていたかもしれない。本来のDリーガーとしての練習の質や環境はこれで良いのか?」と。その辺りから練習内容を細かく変え、メンバーもより一層前向きに取り組んでくれるようになりました。その時に初めて、ディレクターの重要性を痛感しましたね。 JUNさんが築き上げてきたレイザーズの凄さを、より深く理解できるようにもなりました。JUNさんのチーム作りや、先頭に立ってチームを引っ張る強い意思は、今の自分に足りないものだと感じました。レイザーズのブランディングにおいても、JUNさんのやり方は間違っていなかった。JUNさんのやり方やチームブランディングを、僕なりにシフトしていこうと考えましたが、今は自分の軸はブレずに、改めてJUNさんが築き上げてきたスタイルの強みを活かし超えていく事が重要と考えています。ディレクターの仕事は、チームプロデュースも担当します。メンバーを頼る部分もあれば、スタッフとの話を全てメンバーに伝えるわけでもない。メンバーの意見を聞きすぎると迷いが生じることもあり、一人で抱え込むことが多かったです。プレイヤーとしても活動しているので、思考が追いつかない時もあり、正直投げ出したくなることも多々ありました。ただ、そんな中でディレクターとしてどう進むべきか、新たな気づきを得られたことは間違いありません。 課題と改善点|次シーズンへのコミット ― D.LEAGUE25-26シーズンに向けて具体的な課題感や改善点についてはいかがでしょうか? KTR:一番の課題は、チーム全員が「一つのことに意思を向ける」ということです。これはディレクターが背中で示していかなければならない部分であり、勝利だけでなく、D.LEAGUE全体を盛り上げるという意識も重要です。24-25シーズンは勝てなかった理由としてルール変更に僕たちが最後まで対応できなかったと感じていますが、最も大きな理由はD.LEAGUEにコミットしきれていなかったことだと考えます。KRUMPという自分たちの表現したいものを追求しすぎて、D.LEAGUEのルールや駆け引きに対応しきれていなかったと感じました。例えば、KRUMPの比率を80%ではなく60%に抑え、新たな要素を取り入れてバランスを取るべきでした。試合ごとの作品テーマや戦略も、今思えばもっと工夫できたはずです。 僕たちが表現したいものはステージ上でお見せできたと思いますが、それが“勝つため”に120%活かされていたかと言われると、そうではありませんでした。「自分たちがKRUMPを通じて認められたい」という意地やプライド、迷いがあったように感じています。メンバーのマインドについては、勝ちへの貪欲さは皆持っていたと思いますが、D.LEAGUEにかける熱量のバランスが異なっていたメンバーもいたと感じています。全員が最高の熱量を持っていれば相乗効果が生まれ、「あいつが頑張っているから俺も負けてられない」という意識が生まれます。チーム結成から5年が経ち、その意識がなあなあになってしまっていた部分もあったと感じています。ただその原因は、ディレクターである僕がしっかり示せていなかったことにあると猛省しています。例えば、レイザーズのYouTubeチャンネルでは現在新メンバーオーディションの様子を配信しているのですが、元メンバーであり、オーディションに参加しているTAICHI(Tiny Twiggz)から「正直生ぬるいメンバーもいるように思う。俺は全員本気のメンバーとやりたい。」という言葉を言われて自分の中でも深く考えたんですよね。練習の質や時間の使い方にも問題があったし、今後の具体的な改善点は明確にわかっています。 オーディションの様子 Dリーガーとしての5年間|困難を乗り越える原動力 ― ご自身はDリーガー以外にもアーティスト活動など様々な領域で活動をされ、ダンサーとしてのライフワークバランスも難しいと感じますがDリーガーを続けていられる理由は何だと思いますか? KTR:難しい質問ですね‥。なぜ続けられるかというと、シンプルに「ダンスが好きだから」だと思います。もちろん辛いと思うことはありますが、本当に辞めたいと思ったことは一度もありません。正直、休みたいと思うことはあっても“この環境が当たり前ではない”と常に感じているから、Dリーガーを辞めるという選択肢はこの5年間僕の中では生まれませんでした。とはいえ、自分の人生の5年間をD.LEAGUEに捧げ、24時間をコミットするというのは、簡単なことではありません。それでも僕が続けてこれたのは、まず「TWIGGZ FAM」という昔からの仲間がいる母体があり、KRUMPというジャンルに根ざしているからだと思います。JUNさんに誘われてD.LEAGUEに入ってからも、ずっと一緒に切磋琢磨してきたメンバーがいるからこそ、環境的に居心地が良いというのはあります。 D.LEAGUE開幕当初は勢いしかなかったように感じます。「何だか凄いことが始まった」「このまま D.LEAGUEは盛り上がる」と、シーンのことや自分がダンスで表現することに必死で、スポンサー様からの支援の重要性をあまり考えて来れなかったように思います。しかし、5年が経ち、その「当たり前ではない」という感覚は常に僕の頭にあります。僕自身も活動を通じて、影響が広がっていることを実感することもあります。昨日も僕の地元の愛媛で「KTRさん!」と声をかけてくれる子どもたちがいました。「Dリーガーになりたい」という声を聞くと、それが大きな原動力になります。だからこそ、メンバーの年俸も上げたいし、僕たちが輝いている姿を見せたい。子どもたちがDリーガーになりたいと言ってくれることが、僕の1番のモチベーションです。今は自分たちの意地やプライドを捨てて、“D.LEAGUEで勝つ”ということを最大の優先度にしコミットする決意があります。 初単独パフォーマンスイベント「REAWAKE」に込められた想い ― レイザーズとして初単独パフォーマンスライブが8/27に控えていると思いますが、開催目的について教えていただけますか? KTR:今回のイベントのテーマが「REAWAKE」なのですが、これは「目覚める」「再生する」「覚醒する」という意味合いが込められています。この苦しいシーズンを経て、僕たちが新たな形で目覚めるという思いもありますし、正直「14位は夢だった」という気持ちも乗っています。「俺らがそんなはずないだろう」という良い意味での強気な面も表現していきたいと思っています。 ― 今回のワンマンライブは、次のシーズンに向けて覚醒していくレイザーズの姿を見ることができるということですね。 KTR:そうですね。また、D.LEAGUEのステージではお見せ出来ないパフォーマンスも多く出していきたいと考えています。これまでレイザーズはD.LEAGUEのステージのみでパフォーマンスをし世界観を表現してきました。ファンミーティングを実施したことはありますが、それはどちらかと言うとダンスよりもトークがメインのファンとのコミュニケーションの場でした。今月に開催する初開催のワンマンイベントでは、D.LEAGUEのルール内では表現できなかったレイザーズの魅力を全力で出せる場所を作りたいし、それをファンの方を中心に届けたいという想いから企画した背景があります。また、これまでD.LEAGUEの会場には来たことがないけど、ダンスカルチャーが好きな方にも気軽に遊びに来れる場所も作りたかったです。僕たちは主にKRUMPにリスペクトをしているチームなのですが、その本来のKRUMPカルチャーの魅力も伝えられるイベントにもしたいと思っています。 ― 今回のイベントではD.LEAGUEで披露されたネタがベースになるとのことですが、具体的にどのような見どころがありますか? KTR:新たなKRUMPの魅せ方にもチャレンジしたショーケースを準備しています。これは僕たちにとってとても意義深い挑戦なのですが、それも全て僕たちの表現の幅を広げて、より多くの方々に届いて欲しいという想いから生まれました。それに加えて、僕たちがD.LEAGUEで闘い抜いてきたパフォーマンスを身近で体感いただけることや、レイザーズにゆかりのあるゲストパフォーマーの方々の出演も予定しています。あとは、普段見ることのできないメンバーそれぞれのソロパフォーマンスやコラボレーションや、現在行われている新メンバーオーディションの最終結果発表もイベントの中で行われます。レイザーズのファンの方はもちろん、そうではない方もきっと楽しんでいただけると思います。 -「KRUMP」と聞くと攻撃的な激しいイメージが先行しますが、今回のライブではまた違った側面のKRUMPを見ることができるのでしょうか? KTR:はい、そうですね。レイザーズは、KRUMPをいかに現代に消化するかを常に追求しています。本来KRUMPはバトル文化でありショーケースという文化はあまり浸透していませんでした。それをいかに一般の方にも伝えるかを積み重ねて、今の群舞でのD.LEAGUEのショーになっていると思います。僕たちは、KRUMPというものを現代の方々にどれだけ伝えられるかを深く考えています。KRUMPの可能性を今まで示してきたからこそ、今のショーの質が上がっていると思うんです。そういった一作品一作品が見られるところが見どころだと思いますし、レイザーズの魅力はそこにあります。自分たちが信じてきたKRUMPというものを消化し続け、ひとつ一つ最高の作品を作っているという自信があります。 ― 確かにそうですね。KRUMPで10人以上の群舞かつシンクロを交えたショーが見られるのはかなり珍しいのではないでしょうか? KTR:そうですね。レイザーズのような規模とスキルでパフォーマンスできるチームは、世界初なのではないかと思います。海外でも同じようなパフォーマンスはありますが、ショーの質が違うと思います。KRUMPのショーは日本が最強だと自負しています。そもそも日本人は群舞でのショーケースが強いことで知られていますよね。それはスキルも当然ですが、日本人としての繊細で真面目かつ協調性のある気質が大きく影響していると思います。そう言った意味でも僕たちならではのオリジナリティのあるショーケースをぜひ観にきて欲しいですね。 ― 最後に、読者の方やファンの皆様へメッセージをお願いします。 KTR:24-25シーズンは、レイザーズにとって過去最低の順位となり、悔しい結果に終わりました。ただ、この苦しい経験があったからこそ、僕たちは多くのことに気がつき、成長することができました。特に、ファンの皆様、スポンサーの皆様、そしてスタッフの皆様の支えがどれほど大きいものか、改めて痛感したシーズンでもあります。こんなに負けが続いても、僕たち以上に熱心な言葉をかけ続けてくれました。皆様の応援が、決して当たり前ではないことを胸に刻んでいます。初の単独イベント「REAWAKE」は、このライブを通じて、僕たちがこの苦しいシーズンを乗り越え、D.LEAGUEで「こんなもんじゃないぞ!」という姿を見せるための覚醒の瞬間を、ぜひ観にきていただきたいです。D.LEAGUEの舞台ではもちろん、レイザーズの単独イベントでも、KRUMPの新たな可能性を追求し、最高のパフォーマンスをお届けできるよう、チーム一丸となってこれからも邁進していきます。今後も、子どもたちがDリーガーになりたいと夢を抱いてくれるような、輝く存在であり続けるために、僕たちはD.LEAGUEに全力でコミットしていきます。レイザーズの挑戦はまだまだ続きますので、ここから更にギアを入れて加速する僕たちに期待をして欲しいです。それと、新たな挑戦でもあるワンマンで、気軽に声をかけていただけると嬉しいですね。レイザーズ全員で心よりお待ちしています! ※1)D.LEAGUE(ディーリーグ)株式会社Dリーグが運営する、日本発・世界初のプロダンスリーグ。2020年に設立され翌2021年に第1シーズンを開幕。ダンスをスポーツ競技とエンターテインメントとして融合させ、有名企業がスポンサーとなるチームが全12ラウンドのレギュラーシーズンを戦い、上位6チームがチャンピオンシップ(決勝トーナメント)へ進出して日本一を決定する。ファンによる投票も勝敗に影響する、新しい観戦体験を持ち味としている。 ◼︎KTRプロフィール日本の伝説的KRUMP CREWを継承すべく再始動した新生「RAG POUND」に所属し、Dリーガーとアーティスト活動を兼任する。また、世界最大級のKRUMP FAMILY「Twiggz Fam」の一員でもあり、日本KRUMP界を牽引する次世代の先駆者として、KRUMP界だけではなく多方面から支持を集めている。細やかでクリアな動きとキレのあるスキルフルなパフォーマンスを武器に、様々なコンテストやバトルに出場しては好成績を残し、国内に留まらず海外からの評価も高い。止めどなく繰り広げられる正確で丁寧なコンボやマテリアルに加え、抜群なリズミカリティーと無駄のない動きは圧巻で、見る者を釘づけにする世界レベルのパフォーマンスから、日本No.1 KRUMPERとの呼び声も高い。また、ダンスのみならず、その引き締まった体格とビジュアルを活かし、モデルや舞台役者としても活躍中で、東方神起などを筆頭にアーティストの振付なども担当する。FULLCAST RAISERZのディレクターとして、チームを勝利へ導く。 ◼︎1ST PERFORMANCE LIVE 開催概要開催日時:2025.08.27.Wed OPEN 18:00 / START 19:00会場:WWW X (東京都渋谷区宇田川町13−17 シネマライズビル B1F)チケット情報:*ページ下部の関連リンクよりご確認ください
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surf大原洋人が3位に輝く!熱気あふれたLexus US Open of Surfing2025.08.077月26日から8月3日まで、アメリカ・カリフォルニア州ハンティントンビーチにて、World Surf Leagueのチャレンジャーシリーズおよびロングボードツアーの「Lexus US Open of Surfing」が開催された。 今大会は、7月26日~28日がロングボード、29日以降はショートボードと、競技種目ごとに期間を分けて実施された。開幕を迎えた会場では、直前までコンスタントにあった波が嘘のように消え、「US Open史上最も波が小さいのでは」と言われるほどのコンディションでスタートした。29日は、朝のファーストコール後に再三の再コールが入り、最終的にデイオフ(試合中止)に。翌30日は朝からヒートが開始され、前日よりわずかにサイズアップしたものの、潮の満ち引きの影響で波が途切れ、ヒート中に波がほとんど来ない場面も度々見られたが日を追うごとに波のサイズは上がり、ファイナルデーはハンティントンらしい波が押し寄せた。日本人選手は、男子ではカノア五十嵐、大原洋人、西慶司郎、伊東李安琉、加藤翔平、安室丈、岩見天獅、田中大貴の8名が出場。女子では、都筑有夢路、都築虹帆、松岡亜音、中塩佳那、池田美来の5名が出場した。 Men’s Round of 80に挑んだ日本勢 岩見天獅 ©️WSL / Kenny-Morris 日本人選手のトップバッターは、Round of 80 Heat 4に登場した安室丈。試合終盤には追いかける展開となり、逆転を狙って波に乗るも、うまく乗りこなすことができず惜しくも敗退となった。続くHeat 6には、日本人の加藤翔平と田中大貴が出場。対戦相手はブラジルのIgor Moraesと、ニュージーランドのBilly Stairmandという顔ぶれで、4名によるヒートとなった。加藤翔平は、3本目に6.50ポイント、6本目には5.53ポイントをマークし、見事1位でラウンドアップを果たす。一方、田中大貴は1本目で4.00ポイントをスコアするも、2本目を揃えることができず、惜しくもここで敗退となった。Heat 8では、岩見天獅が出場。波数の少ない厳しいコンディションの中、序盤に競り合いながらも見事に1本目の波をキャッチし、6.33ポイントを獲得。さらに2本目でも4.23ポイントをスコアし、幸先の良いスタートを切った。この6.33ポイントはヒートのハイエストスコアとなり、岩見天獅はそのまま1位でラウンドアップを決めた。 安室丈 ©️WSL 日本勢が次々登場 Round of 64 西慶司郎 ©️WSL / Emma-Sharon 続くRound of 64は、トップシード選手が登場するラウンド。Heat 4では、日本人の五十嵐カノアと西慶司郎が同じヒートに出場。対戦相手は、ハワイのIan Gentil、ブラジルのPeterson Crisantoという顔ぶれで、4名による戦いとなった。序盤に良い波をキャッチし、しっかりと技を決めた西慶司郎は、エクセレントスコアの8.00ポイントをスコア。さらに6.77ポイントも加え、2本をまとめる見事な試合運びを見せた。カノアもスロースタートながら、8.50ポイントと7.77ポイントをスコアして一気にトップに浮上。終盤にはIan Gentilも8.17ポイントで追い上げたが、タイムアップ。日本人の五十嵐カノアと西慶司郎の2人が揃ってラウンドアップを果たした。Heat 10では大原洋人が登場。1本目に6.50ポイント、2本目に5.63ポイントを揃え、落ち着いた試合運びで2位通過を決めた。Heat 11には、前ラウンドを勝ち上がった加藤翔平が出場。対戦相手は、アメリカのKade Matson、Jett Schilling、ハワイのJackson Bunchというメンバー。開始10分を目前にリスタートとなるかと思われたその瞬間、入ってきた1本の波を加藤翔平が掴み、5.50ポイントをマーク。その後も波は止まり、厳しい展開が続いたが、3.67ポイントでバックアップを伸ばし、見事1位でラウンドアップを決めた。Heat 12には伊東李安琉が出場。 対戦相手は、ブラジルのIgor Moraes、オーストラリアのRyan Callinan、そしてチャレンジャーシリーズ第2戦 Ballito Proで優勝した南アフリカ出身のLuke Thompsonという強豪揃いのヒートとなった。伊東李安琉は良い波を掴むも、エンドセクションでミスが出てしまう。後半には6.90ポイントをスコアするも、あと1本を揃えることができず、ここで惜しくも敗退となった。日本人最後の登場は、Heat 15にクレジットされた岩見天獅。対戦相手は、ブラジルのEdgard Groggia、アルゼンチンのFranco Radziunas、そしてオーストラリアのCallum Robson。岩見天獅はアクティブに動きながら波を探すも、リズムが噛み合わず、狙っていた波を掴むことができないまま試合終了。惜しくもここで敗退となった。 伊東李安琉 ©️WSL / Pat Nolan いよいよRound of 32へ 加藤翔平 ©️WSL / Pat Nolan Round of 32に進出した日本人選手は、大原洋人、西慶司郎、五十嵐カノア、加藤翔平の4名。トップバッターとしてHeat 3に登場したのは西慶司郎。序盤は波とのリズムが合わずミスも見られたが、中盤には修正しスコアを重ね、追い上げを見せた。逆転に必要なスコアは6.81ポイントだったが、その波が来ることなく、無念のまま試合終了となった。続くHeat 4には、五十嵐カノアが登場。1本目に8.00ポイント、5本目には7.73ポイントと2本のスコアをしっかりまとめ、1位でラウンドアップを果たした。Heat 6では、日本人の大原洋人と加藤翔平が同じヒートに出場。対戦相手は、南アフリカのLuke Thompson、メキシコのAlam Clelandの4名での戦いとなった。大原洋人は、1本目に6.67ポイント、5本目には7.27ポイントをスコアし、1位の座をキープ。一方の加藤翔平は、序盤から追いかける展開となり、必要なスコアは8.43ポイント。ラストには、高さのある波でエアリアル、エアアーウープーを試みたが、惜しくもインコンプリートとなり敗退となった。このヒートでは大原洋人が1位でラウンドアップを決め、日本勢として勝ち残った。 4人での戦いとなったRound of 16 カノア五十嵐 ©️WSL / Kenny-Morris Round of 16は、本来であれば1対1のマンオンマン形式で行われるが、29日がコンディション不良によるデイオフとなった影響で、今大会では引き続き4人ヒートでの実施となった。このラウンドに日本人で残ったのは、五十嵐カノアと大原洋人の2名。Heat 2に登場した五十嵐カノアは、安定感のあるライディングで着実にスコアを重ね、1位でラウンドアップ。Heat 3に出場した大原洋人も、6.00ポイント台を3本揃える安定したパフォーマンスで1位通過を果たした。 残しところ日本人2人となったクウォーターファイナル 大原洋人 ©️WSL / Pat Nolan いよいよクォーターファイナル。五十嵐カノアは、ブラジルのMichael Rodriguesと対戦。後半までリードを保っていた五十嵐カノアに対し、Michael Rodriguesはサーフボードとの相性が合わず、試合中にボードを変更する場面も。誰もが五十嵐カノアの勝利を確信したその時、Michael Rodriguesが終盤に6.93ポイントをスコアし逆転に成功。五十嵐カノアはここで敗退となった。なお、五十嵐カノアは8月7日〜16日にタヒチで開催されるチャンピオンシップツアー「Lexus Tahiti Pro」にも出場予定。今後の活躍にも注目が集まる。Heat 3には大原洋人が出場。対戦相手は、日本にもルーツを持つアメリカのタロウ・ワタナベ。風の影響による流れが入り、試合中に状況が目まぐるしく変わる難しいコンディションの中、両者ともにスローな展開に。その中でも大原洋人は、6.33ポイントと5.87ポイントをスコアし、見事セミファイナル進出を決めた。 残すところ決勝まで後一つ 大原洋人 ©️WSL / Pat Nolan 日本勢で唯一残ったのは、2015年にUSオープンで日本人初優勝を成し遂げた大原洋人。セミファイナルの対戦相手は、エアリアルを得意とするアメリカのLevi Slawson。先に動いたのは大原洋人。1本目に5.43ポイント、続いて2本目には6.50ポイントをスコアし、試合をリードする展開に。しかし、Levi Slawsonがレフト方向の良い波をキャッチし7.33ポイントをマーク。さらに6.10ポイントもスコアし、2本を揃えて逆転。大原洋人が必要とするスコアは6.94ポイント。プライオリティを保持しながら波を待つも、後半は波が止まり、そのままタイムアップ。惜しくもここで敗退となった。あと一歩届かずも今回の大会で3位という好成績を収めた大原洋人は、チャレンジャーシリーズのランキングを17位上げて11位に浮上。 今後の更なる活躍が期待される。 Women's Round of 48 都筑有夢路 ©️WSL / Pat Nolan Women's Round of 48では都筑有夢路、都築虹帆、松岡亜音、中塩佳那、池田美来の5名が出場した。Heat 4には、日本人選手の都筑有夢路、松岡亜音、中塩佳那の3名と、南アフリカ出身のLouise Leprontの4名が出場。最初に波をキャッチしたのは中塩佳那とLouise Lepront。左右に分かれてライディングを行い、中塩佳那はこの波で5.17ポイントをスコア。松岡亜音も1本目に4.67ポイント、都筑有夢路も4.17ポイントと、それぞれスコアを重ねていく。都筑有夢路は2本目にバックサイドで5.67ポイント、さらに3本目ではワンマニューバーで6.5ポイントをマークし、トータル12.17ポイントでリードを広げた。2位争いが激しくなる中、松岡亜音が後半にハイスコアを4.97ポイントに更新してポジションをキープ。中塩佳那は必要スコア4.47ポイントを待ち続けたが、最後まで波に乗ることができず試合終了。都筑有夢路と松岡亜音がラウンドアップを果たした。Heat 6には都築虹帆が出場。対戦相手はハワイのKeala Tomoda-Bannert、Vaihitimahana Inso、オーストラリアのOceanna Rogers。潮が止まり始めた時間帯と重なり、前半にKealaTomoda-BannertとVaihitimahana Insoが波に乗った後、15分以上波が止まる厳しいコンディションに。都築虹帆はチャンスを待ち続けたが、最後まで波は現れず、無念の試合終了となった。今シーズンからチャレンジャーシリーズ初参戦の池田美来がHeat 7に出場。前ヒートから波の乏しい状況が続く中、序盤から「スコアできる波がない」と判断し、途中でピア近くの岸寄りポジションへと移動。その動きに他の選手も追随し、ようやく各選手が波に乗り始める。池田美来は7本目に4.27ポイント、10本目に4.73ポイントをスコアし、見事1位でラウンドアップを果たした。 トップシード選手が出場するRound of 32 池田美来 ©️WSL / Pat Nolan Women’s Round of 32からはトップシード選手が登場。スケジュールの都合で、Heat 1~4は7月31日の夕方に開催され、Heat 5以降は8月1日の朝に行われた。Heat 3に登場したのは松岡亜音。対戦相手は、アメリカのKirra Pinkerton、フランスのVahine Fierro、ハワイのEweleiula Wong。Kirra PinkertonとVahineFierroが序盤から高得点を揃える中、松岡亜音も6.33ポイントをスコアし、追い上げを図る。ラストライドでは7.23ポイントをスコアするも、惜しくも逆転には至らず、ここで敗退となった。続くHeat 4には都筑有夢路が登場。アメリカのSawyer Lindblad、オーストラリアのSophie McCulloch、ペルーのArena Rodriguezとの対戦。Heat序盤、Sawyer Lindbladが乗った1本を最後に10分以上波が来ない状態に。 ようやくピア付近のライトブレイクを掴んだ都筑有夢路は、5.40ポイントをスコア。 だが、その後は再び波が止まり、逆転のチャンスは訪れず敗退となった。Heat 7に出場した池田美来のヒートは、8月1日の朝に行われた。この日はサイズも上がり、前日よりも波数の多いコンディションとなった。対戦相手は、アメリカのAlyssa Spencer、Talia Swindal、Bella Kenworthyの3名。Alyssa Spencerが1本目でエクセレントスコアの8.17ポイントを出し試合をリード。Talia Swindalも1ターンながらソリッドな演技で得点を重ねる。池田美来は5.03ポイントをスコアし、さらにラストライドでは6.60ポイントと健闘。しかしTalia Swindalがその直前にスコアを伸ばしたことで、わずかに及ばず敗退となった。 松岡亜音 ©️WSL / Emma-Sharon Women’s Finalは実力派と新星の激突 Sawyer Lindblad ©️WSL / Kenny-Morris ファイナルはアメリカのSawyer Lindbladとフランスの若干14歳のTya Zebrowskiの対戦。両者ともに2本目で6点台のスコアをマークし、2本目以降にどれだけスコアを重ねられるかが勝負の鍵となった。Sawyer Lindbladは5本目に6.67ポイントをスコア。Tya Zebrowskiに求められる逆転のためのスコアは6.51ポイントだったが、チャンスとなる波をつかむことができず、試合終了。Sawyer Lindbladが、2023年以来2度目となるUSオープン優勝を果たした。 Sawyer Lindblad ©️WSL / Pat Nolan Men’s Final はLevi Slawsonが接戦を制す Levi Slawson ©️WSL / Pat Nolan ファイナルはブラジルのMateus HerdyとアメリカのLevi Slawsonの対戦に。Levi Slawsonは1本目に7.33ポイント、2本目に6.17ポイントをマークし、序盤からリードを広げる。Mateus Herdyは逆転を狙い、得意のエアーで果敢に攻めるも苦戦。しかし、試合終了間際にビッグエアーをメイクし、スコアの発表を待つ展開に。逆転に必要なスコアは7.93ポイント。最終ライディングは7.70ポイントとコールされ、惜しくも逆転には届かず。Levi Slawsonが見事、優勝を果たした。 Levi Slawson ©️WSL / Pat Nolan Mateus Herdy ©️WSL / Pat Nolan 「Lexus US Open of Surfing」で見せた団結と熱気 大原洋人 ©️WSL / Kenny-Morris 白熱した戦いとなった「Lexus US Open of Surfing」。 今回は日本人選手だけでなく、コーチやサポートスタッフの姿、そしてファンも多く見られ、ビーチでは日の丸を掲げて応援する姿がWSLのライブ中継でも大きく取り上げられた。 次戦のチャレンジャーシリーズは、9月29日から10月5日までポルトガル・エリセイラで開催される「Ericeira Pro」。 ランキング争いはさらに激しさを増しており、選手にとっては一戦一戦が正念場となる。 海外の舞台で挑戦を続ける日本人選手たちの姿から、今後も目が離せない。
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surfS.LEAGUE 25-26初戦「さわかみ北海道プロ」開幕!2025.07.282025年7月10日(木)から13日(日)の4日間、さわかみS.LEAGUE 25-26シーズンの開幕戦「さわかみ 北海道プロ」が、北海道・厚真町の浜厚真海岸で開催された。北海道でのショートボードのプロ大会開催は1990年以来、ロングボードにおいては史上初となった。 試合期間中は風の影響を受ける日が多く、波のコンディションは不安定。実際に波に乗ってみないと分からないと話す選手も多く見られた。また気温も、肌寒い朝晩から真夏日となる日中まで寒暖差があり、体調管理の難しさも浮き彫りとなった。 初ファイナルの松原渚生を抑え、西慶司郎がS.LEAGUE開幕戦優勝 西慶司郎 ©︎S.LEAGUE ショートボードメンズのファイナルは、西慶司郎と今回が初のファイナル進出となった松原渚生の対決となった。松原渚生は、セミファイナルと同様の戦略で、右側に入ってくる波を狙う戦略を選択。一方の、西慶司郎は会場の正面に来る波で着実にスコアを重ね、リードを広げていく。終盤、松原渚生も西慶司郎と同じポジションに移動して反撃を試みたが、時間内に逆転にはならず、試合終了。安定した試合運びで、西慶司郎がS.LEAGUE開幕戦を見事に制した。 松原渚生 ©︎S.LEAGUE 川合美乃里、開幕戦を制覇 川合美乃里 ©︎S.LEAGUE ショートボードウィメンズのファイナルは中塩佳那と川合美乃里による一戦となった。ロングボードの試合終了後、一時試合が中断され、潮が満ち込むタイミングを待って再開。それでも波数が少ない難しいコンディションが続く中、川合美乃里は入ってきた波を確実に捉え、着実にスコアを重ねてリードを広げた。 一方の中塩は、逆転に必要な波を待ち続けたが、最後までチャンスは訪れずタイムアップ。 川合美乃里が見事な試合運びで優勝を果たした。 川合美乃里 ©︎S.LEAGUE 9.90の逆転スコア!田岡なつみ、ロングボード決勝で圧巻の逆転優勝 田岡なつみ ©︎S.LEAGUE ロングボードウィメンズの決勝は吉川広夏と田岡なつみによる一戦。開始直後、吉川広夏が1本目で8.83ポイントというエクセレントスコアを叩き出し、幸先の良いスタートを切る。続けてバックアップのスコアを揃え、田岡なつみが逆転するには9.40ポイント以上が必要な状況に。このまま逃げ切るかと思われた残り1分、田岡なつみが勝負をかけて波に乗る。ハングファイブ、ハングテン、ロールインと、その波でできる技をすべて出し切り、9.90ポイントをマーク。劇的な逆転で、田岡なつみが優勝を飾った。 吉川広夏 ©︎S.LEAGUE 田岡なつみ ©︎S.LEAGUE 浜瀬海が圧巻のスコア連発 ロングボードメンズ決勝を制覇 浜瀬海 ©︎S.LEAGUE ロングボードメンズの決勝は浜瀬海と中山祐樹の対戦。浜瀬海はバリエーション豊かなライディングで、9.99ポイントと、8.10ポイントというハイスコアをマーク。一方、ノーズライディングに定評のある中山も果敢に攻めたが、追いつくには至らず。浜瀬海がそのまま逃げ切り、見事優勝を果たした。 中山祐樹 ©︎S.LEAGUE 浜瀬海 ©︎S.LEAGUE 河野正和、後半の逆転スコアでショートボードマスターズ優勝 河野正和 ©︎S.LEAGUE ショートボードマスターズのファイナルは、牛越峰統、河野正和、山田桂司、米田桂祐の4名による戦いとなった。今大会通して、積極的に波に乗る牛越峰統が、決勝でも果敢に攻め続ける。山田桂司、米田桂祐もテンポよく波に乗っていくが、牛越峰統が引き続きリードを保つ展開に。一方、河野正和は1本目に6.03ポイントをスコアしたものの、その後は波を待つ時間が続く。しかし、後半に7.17ポイントをスコアし河野正和が逆転に成功。最後に、牛越峰統がアップするがわずかに届かず、河野正和が優勝を飾った。 河野正和 ©︎S.LEAGUE 男女平等な賞金を目指して 「さわかみブースト賞」が開いた新たな扉 ©︎S.LEAGUE 「さわかみブースト賞」とは、ショートボード男子の賞金額(優勝・準優勝・3位)を基準に、その差額分を「ショートボード女子」および「ロングボード男子/女子」の選手に支給する仕組み。 これにより、WSL(世界プロサーフィン連盟)のように男女の賞金額が同額となる構造が、国内プロ大会で初めて実現した。なお、男子ショートボード選手に対しては、賞金額据え置きへの配慮として「さわかみ特別賞」が別途支給され、全体のバランスにも配慮がなされている。 「さわかみブースト賞」が導入される大会は、今シーズン「さわかみ S.ONEシリーズ」の3戦に限定されている。「さわかみ ブースト賞」対象大会ショートボード (全3戦)2025年7月10日~14日:さわかみ 北海道プロ2025年8月20日~22日:さわかみ 静波サーフスタジアム PerfectSwell® PRO2026年4月21日~25日:さわかみ S.LEAGUE GRAND FINALS 25-26 一宮ロングボード (全3戦)2025年7月10日~14日:さわかみ 北海道プロ2025年7月24日~25日:さわかみ 鉾田プロ2026年4月21日~25日:さわかみ S.LEAGUE GRAND FINALS 25-26 一宮 次戦は静波パーフェクトウェーブで開催!S.LEAGUEショートボード第2戦に期待高まる S.LEAGUE ショートボード第2戦は、8月20日から22日に静波パーフェクトウェーブで開催される。今回の白熱した開幕戦を経て、各選手の意気込みも一層高まっていることだろう。新たな舞台となる静波の波で、どのようなドラマが生まれるのか、ファンの期待はますます膨らむ。次戦も見逃せない熱戦に注目したい。 さわかみ北海道プロ結果 《ショートボード男子》優勝:西慶司郎2位:松原渚生3位:金沢呂偉、増田来希 《ショートボード女子》優勝:川合美乃里2位:中塩佳那3位:松野杏莉、野中美波《ショートボードマスターズ》優勝:河野正和2位:牛越峰統3位:米川佳祐4位:山田桂司《ロングボード男子》優勝:浜瀬海2位:中山祐樹3位:堀井哲、増山翔太《ロングボード女子》優勝:田岡なつみ2位:吉川広海3位:市川梨花、菅谷裕美
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bmx長年追い求めてきた悲願の初優勝を成し遂げた磯谷匠「マイナビ Japan Cup Yokosuka 2025」BMXフリースタイル・フラットランド種目2025.07.24BMXフリースタイル「マイナビ Japan Cup Yokosuka 2025」が横須賀市ヴェルニー公園 いこいの広場 (神奈川県横須賀市)にて、2025年7月18日(金)〜21日(月・祝)の4日間に渡り開催され、フラットランド種目では男子エリートで磯谷匠選手が、女子エリートは戸高千翠選手が優勝を果たした。 フリースタイル・パーク種目と同じく、神奈川県横須賀市の全面バックアップの下、2022年から開催されている本大会のフラットランド種目も今回で4回目。主に世界を舞台に活躍する実力派日本人選手や次世代の注目若手選手が出場し、キッズ6アンダーから男女エリートまで計10カテゴリーの選手たちによって、終始な熾烈な戦いが繰り広げられた。 そして会場となったのは、前回大会まで3年間大会が行われた「うみかぜ公園」から場所を移した「ヴェルニー公園 いこいの広場」。うみかぜ公園より横須賀市の中心地に近いこの場所は観光名所や商業施設、駅なども近くにあり、人目に付きやすくアクセスしやすいスポット。会場には実際に大勢の一般の観客も訪れて、国内最高峰のパフォーマンスを目の前で観て声を上げたり拍手を送る人々も多く見られた。 以下は、暑さが厳しかった今年の横須賀大会で、フラットランド種目エリートカテゴリー入賞者が魅せたライディングを紹介。 BMXフラットランド種目にて、男子は磯谷匠が悲願の初優勝。女子はニューフェイス戸高千翠が優勝で鮮烈なエリートデビュー。 優勝した戸高と磯谷 ©︎Satoshi Saijo / JFBF 男子エリート 磯谷匠のライディング ©︎Satoshi Saijo / JFBF 男子エリートクラスは、参加選手13名の中から予選通過を果たした8名で今大会の優勝者を決める形となった。今回は優勝候補の片桐悠と荘司ゆうなど国内外で活躍する選手を筆頭に国内最高峰のライダーたちによるハイレベルな戦いが繰り広げられた。ただ決勝は風が強く各ライダーが苦戦を強いられる展開となった。 そんな戦いの中、見事優勝を果たしたのはフロントトリックから放たれるハイスピードスピンを中心に構成されるバリエーションの多いトリックが注目のスピンマスターとして名高い磯谷匠。今回もその止まることのないスピンの中から、足を組み替えるヒッチハイカーやノーハンドを組み合わせたルーティンを1本目でメイク。次はタイヤグラブとシートグラブを起点に組み合わせたスピンコンボ。続いて難しい軸をズラしたスピンからのバイクの切り返しのルーティンと繋いでいく。最後はウィップラッシュからフロントタイヤを軸にバイクを跨ぎノーハンドのスピンに繋ぐルーティンを含めてフルメイクのパーフェクトラン。高速スピンをロングルーティンで構成するため難しいランをパーフェクトで終えたことも大きく評価され悲願の初優勝を収めた。 準優勝は2023年のUCI世界選手権では自身初の世界王者のタイトルを獲得し、FISE Montpelierでは3年連続優勝という快挙を持つ荘司ゆう。フロントトリックとリアトリックの両方組み合わせた「トランスファー」を元にした高難度トリックのコンボを今回も披露。中盤では何度か決めきれず足をつくミスもあったが、なんとかトランスファーを2つ入れ込んだコンボルーティンをメイクすると、残り10秒ではシグネチャーの「ダブルタップ」を盛り込んだルーティンを決め切り、中盤のミスを取り返すかのような攻めのライディングでランを終え、今回も前回大会に続く2位という結果を収めた。 3位は今大会は最年少ライダーとして頭角を表している表原次元。各ライダーとはまた一線を画す独特なフロントトリックのルーティンを得意とする彼は、難しく独創的なバックワーズからレギュラーに戻すスピンなど、グライドを挟んでスイッチさせるルーティンを見せる。その中でも会場を沸かせたのはグライドからのペダル軸でバックワーズに進みながらバイクを切り返してペグにトランスファーさせるトリック。フロントトリックの新たな可能性を見せるライディングで高得点を叩き出し、今回見事表彰台の座を手にした。 女子エリート 戸高千翠のライディング ©︎Satoshi Saijo / JFBF 一方、女子エリートクラスは国内の主要大会で優勝している本村果鈴や、先日のFISE Montpelierで優勝した清宗ゆい、そして2024年度UCI世界チャンピオンの宮嶋歩菜など含む予選を勝ち上がった8名で熾烈な戦いが繰り広げられた。 今回、見事優勝を収めたのは今年がエリートカテゴリールーキーイヤーである戸高千翠。上手く膝を使い一際安定したフロントトリックを繰り出す彼女は1本目からツーフットのグライドからのヒッチハイカーや締めはハーフバースピン組み込む丁寧なロングルーティンをメイク。次はクロスの切り返しからバックワーズのスピン、さらにはペダル軸の独特なフロントスピンを入れ込み、そのあとも複数のフロントトリックのコンボで繋いだロングルーティンを再度見せた。その勢いのまま2つのルーティンをしっかり決め切る圧倒的なライディングで、他選手を大きく引き離して見事エリートカテゴリー初優勝を勝ち取った。 準優勝は昨年の全日本チャンピオンで今年日本代表強化選手である吉村想花。素早い動きの中にフロントトリックとリアトリックを使い分けるライディングが特徴的な彼女。前半はルーティンメイクに苦戦するも、上手く気持ちを切り替えてアップサイドのスピンからローリーポーリーというルーティンをメイクすると、続いてバックスピンの中にペダル軸とペグ軸を使い分けたルーティンを見せる。その後もクロスハンドのマックサークルからスイッチフットそしてクロスハンドでまとめるルーティンを見せ、最後はバックスピンを組み込んだルーティンで足をつくもそこまでに決めたルーティンの数々が高評価を受けて2位となった。 3位は今年のFISE Montpelierで優勝した清宗ゆい。ハイスピードのフロントトリックでのスピンやポジションをスイッチするレベルの高さに定評のある彼女は、前半は安定したルーティン構成でまとめていくが、中盤からは前回の広島大会でもトライしたバックスピンからツーフットのグライドへスイッチするルーティンに苦戦。メイクできない時間が続いたため残り50秒でルーティンを変更。ウィップラッシュからフロントスピン中にバイクを切り返すルーティンをメイク。スコアを先に稼いでからレベルの高いルーティン構成にトライしたランで前回大会に続く3位入賞を果たした。 大会結果 BMXフラットランド 左から荘司、磯谷、表原の順©︎Satoshi Saijo / JFBF <男子エリート>優勝: 磯谷 匠 (イソガイ・タクミ) / 87.90pt準優勝: 莊司 ゆう (ショウジ・ユウ) / 86.60pt第3位: 表原 次元 (オモテハラ・ジゲン) / 84.60pt 左から吉村、戸高、清宗の順©︎Satoshi Saijo / JFBF <女子エリート>優勝: 戸高 千翠 (トダカ・チアキ) / 85.60pt準優勝: 吉村 想花 (ヨシムラ・ソナ) / 80.90pt第3位: 清宗 ゆい (キヨムネ・ユイ) / 78.40pt <キッズ6アンダー>優勝: 小林 由乃 (コバヤシ・ユノ) / 45.75pt準優勝: 木村 鷹利 (キムラ・オウリ) / 40.50pt第3位: 戸村 羽玖 (トムラ・ハク) / 38.25pt <ガールズロー>優勝: 岡田 実音 (オカダ・ミオ) / 51.50pt準優勝: 諸井 心美 (モロイ・ココミ) / 50.56pt第3位: 岡田 晴瑠果(オカダ・ハルカ)/49.13pt <ボーイズ7-9>優勝: 原藤 成冶 (ハラフジ・ジョウジ) / 57.00pt準優勝: 玉木 壱弥 (タマキ・イチヤ) / 55.75pt第3位: 山本 聖輝 (ヤマモト・ショウキ) / 54.00pt <ボーイズ10-12>優勝: 村井 優斗 (ムライ・ユウト) / 62.25pt準優勝: 平野 栞大 (ヒラノ・カンタ) / 62.13pt第3位: 戸高 大翔 (トダカ・ヤマト) / 59.50pt <ガールズハイ>優勝: 前田 結 (マエダ・ユイ) / 70.50pt準優勝: 増淵 しずく (マスブチ・シズク) / 69.50pt第3位: 戸高 杏彩 (トダカ・アズサ) / 67.75pt <男子13-15>優勝: 菱川 高虎 (ヒシカワ・タカトラ) / 82.00pt準優勝: 平野 奨貴 (ヒラノ・ショウキ) / 74.75pt第3位: 森本 暁 (モリモト・アシタ) / 69.00pt <エキスパート>優勝: 赤司 恭弥 (アカシ・キョウヤ) / 70.00pt準優勝: 居川 心優 (オリカワ・シユウ) / 63.00pt第3位: 後藤 拓実 (ゴトウ・タクミ) / 62.75pt <30オーバー>優勝: 堀井 明 (ホリイ・アキラ) / 74.50pt準優勝: 濱田 敬 (ハマダ・タカシ) / 70.25pt第3位: 安田 群 (ヤスダ・ムル) / 70.00pt 大会概要 ⼤会名称 : 「マイナビ Japan Cup Yokosuka 2025」開催期間 : 2025年7月18日(金)-21日(月) – 4日間 –7月18日(金) パーク 男女エリートオフィシャルプラクティス 他 7月19日(土) パーク 男女エリート予選/フラットランド オフィシャルプラクティス 他7月20日(日) パーク 男女エリート決勝/フラットランド 男女エリート予選 他 7月21日(月・祝) パーク チャレンジクラスオフィシャルプラクティス/決勝・ベストトリック フラットランド 男女エリート決勝 チャレンジクラス決勝 ※詳細は公式HPをご覧ください。大会会場:横須賀市ヴェルニー公園 いこいの広場(神奈川県横須賀市汐入町1丁目1)主催: 一般社団法人 全日本フリースタイルBMX連盟(JFBF)共催:横須賀市後援:神奈川県特別協賛:株式会社 マイナビ協賛:鎌ケ谷巧業株式会社、一般財団法人シティサポートよこすか、横須賀ビール 協力 :いちご よこすかポートマーケット、京浜急行電鉄株式会社、有限会社 TSUNAMI、株式会社トライアングル、法塔ベーカリー、株式会社ヤチヨ、よこすかseaside パートナーズ、YOKOSUKA SHELL、一般社団法人横須賀市観光協会、横須賀商工会議所青年部、横須賀BMX協会
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bmx横須賀の夏空の下で、絶対王者の名に磨きをかけた「マイナビ Japan Cup Yokosuka 2025」BMXフリースタイル・パーク種目2025.07.22BMXフリースタイル「マイナビ Japan Cup Yokosuka 2025」が横須賀市ヴェルニー公園 いこいの広場 (神奈川県横須賀市)にて、2025年7月18日(金)〜21日(月・祝)の4日間に渡り開催され、パーク種目にて男子エリートは中村輪夢選手が、女子エリートは小澤美晴選手が優勝し、昨年大会に続き大会2連覇を果たした。 神奈川県横須賀市の全面バックアップの下、2022年から開催されている本大会は今回で4回目。今回も主に世界を舞台に活躍する実力派日本人選手や次世代の注目選手が出場し、フリースタイル・パークではキッズ4アンダーから男女エリートまで計13カテゴリーの選手たちによって、ハイレベルな競技が繰り広げられた。 また本大会は一昨年から国際自転車競技連合(UCI)のClass1(通称C1)カテゴリーに当たる「国際大会」として開催されており、今回も大会結果が世界大会出場に直結するため、国内の有力選手はもちろんのこと、東京オリンピック出場経験を持つイレク・リザエフや、韓国人ライダーも多く出場し昨年大会に増してさらにレベルが上がった国際大会となった。 パフォーマンスを観る観客 ©JFBF そして会場となったのは、前回大会まで3年間大会が行われた「うみかぜ公園」から場所を移した「ヴェルニー公園 いこいの広場」。うみかぜ公園より横須賀市の中心地に近いこの場所は近くに観光名所や商業施設もあり、人目に付きやすくアクセスしやすいスポット。実際に会場には大勢の観客が詰め寄り、国内最高峰のパフォーマンスを目の前で観て声を上げたり拍手を送る人々も多く見られた。 以下は、暑さが厳しい今年の横須賀で、今大会注目のパーク種目エリートカテゴリー入賞者が魅せたライディングを紹介。 ここ最近の大会では負けなしの2人が強さを見せ付けた。男子は中村輪夢が、女子は小澤美晴が優勝。 中村輪夢のライディング ©JFBF 男子エリート 男子エリートクラスは、参加選手21名の中から予選を勝ち上がった12名が決勝に駒を進め優勝の座を争った。今回は優勝候補の中村輪夢や小澤楓といった国内外で活躍する選手たちと国内で力を付けている10代の若手日本人選手に加え、東京オリンピック6位の成績を持つトップライダーであるイレク・リザエフ(ロシア)といったトップクラスの選手たちによるハイレベルな戦いが繰り広げた。なお決勝はラン2本のうちのベストランが最終スコアとして採用されるフォーマットとなった。 中村輪夢のライディング ©JFBF そんな戦いの中、見事優勝を果たしたのは中村輪夢。現在全日本選手権では6連覇、パリオリンピックでは5位入賞、そして先日の「X Games Osaka 2025」では悲願の初金メダルを獲得し、ここ最近の大会では負けなしの日本のみならず世界を舞台に大活躍を見せる彼が今大会でも魅せた。 ラン1本目は「バックフリップ・バースピン・タックノーハンド to バースピン」や「バックフリップ・バースピンバーバック to バースピン」、「720キャンキャントランスファー」など高難度トリックの数々を危なげない余裕の走りでメイクすると88.80ptをマーク。そのままスコアを守り切りウィニングランとして迎えた2本目では「バックフリップ・クアッドバースピン」や、スパインでの「トリプルテールウィップ」、「フレア・ダウンサイドテールウィップ」などをメイク。残り15秒でランを終え得点よりも観客に最高のショーケースを見せるようなライディングでまとめて昨年大会に引き続き大会3連覇を果たした。 イレク・リザエフのライディング ©JFBF 準優勝は今回大注目の海外選手となったイレク・リザエフ(ロシア)。東京オリンピック2020では6位入賞という成績もあり、どんなライディングを見せるかに注目が集まる中、彼はラン1本目にてクオーターの上から「フットジャム to 270」でドロップインするユニークな形でランを始めると、「バックフリップテールウィップ to タックノーハンド」、そして「360・ダウンサイドテールウィップ 」などあまり日本人ライダーがチョイスしない高難度トリックを次々にメイクし、82.40ptをマークして暫定2位に。ラン2本目では1本目のアップデートを目指し「360・トリプルテールウィップ」や「バックフリップテールウィップ to タックノーハンド」、クオーターでの「3ダブルテールウィップトランスファー」などをメイクしたが、ラストの「トリプルテールウィップトランスファー」でスリップダウンし、フルメイクとはならず2位入賞という結果となった。 松本翔海のライディング ©JFBF 3位は現在15歳でエリートカテゴリー最年少ライダーでありながら、国内ではこのクラスで表彰台獲得数を伸ばしている松本翔海。ラン1本目では「バックフリップ・トリプルテールウィップ 」や「トランスファー720」、「バースピンフレア」をはじめとした数々の高難度トリックをフルメイクで終えると、2本目では1本目のルーティンの完成度をさらに引き上げるライディングで75.60ptを叩き出し暫定3位に。そのまま3位のスコアを守り切ると昨年大会と同様に今回も3位表彰台の座を手にした。 女子エリート 一方、女子エリートクラスは東京オリンピック日本代表の大池水杜や、ワールドカップでの表彰台獲得など国際大会で優勝を含む見事な好成績を残し鮮烈なエリートデビューを果たした小澤美晴を含む7名が出場。決勝は予選を勝ち上がった4名で争われた。 小澤美晴のライディング ©JFBF 今回、優勝を収めたのはここ最近の国際大会では表彰台を多く獲得しており、現全日本チャンピオンの小澤美晴。女子の中では世界最高レベルのトリックセレクションを有する彼女は1本目からボックスジャンプでの「バックフリップ・バースピン」や「360・テールウィップ」、クオーターでの「ダブルバースピン」やボックスジャンプでの「バックフリップ」を見せた。惜しくもラストトリックのクオーターでの「テールウィップ」は回りすぎて転倒したが、それでも64.00ptをマークした。そしてスコアを守り切りウィニングランとして迎えた2本目では、さらなるレベルアップを見せるべくボックスジャンプで「720」にトライするも惜しくも転倒。このトリックも決めれば女子では日本では初、世界でも数名のトリックメイクライダーとなる。彼女の今後のさらなる飛躍にも期待したい。 山本結花のライディング ©JFBF 準優勝は豪快なエアーの中にスタイル溢れるトリックを入れ込むライディングが特徴的な山本結花。彼女はラン1本目でスパインでの「360」やクオーターでの「540」、そして逆跳びのバックワーズとトランスファーを上手く使い「ダブル X-Up」を綺麗にメイクし56.80ptをマークした。ラン2本目では1本目をアップデートし、クオーターでの「540・バースピン」やボックスジャンプでのスタイリッシュな「キャンキャン・タイヤグラブ」を披露。中盤ではクオーターでの「テールウィップ」に失敗し転倒するも、その後もランを続けたが1本目のランを上回ることができず昨年大会同様に2位となった。しかし今回メイクした「540・バースピン」は女子では世界でも数名しかできないビックトリックなので今後の活躍を期待したいライダーの1人だ。 大池水杜のライディング ©JFBF 3位は東京オリンピック2020に日本代表として出場し過去には国際大会と全日本選手権の数々で優勝し、日本の女子フリースタイルパークシーンを支え続けている大池水杜。ラン1本目ではトランスファーでの「ユーロテーブルトップ to キャンキキャン」というスタイル溢れたトリックを皮切りに、ボックスジャンプでの「タックノーハンド」や「ターンダウン」など全体的に綺麗でスタイリッシュなフローでまとめフルメイクでランを終えた。ラン2本目では笑顔で会場を盛り上げていくライディングを魅せた。ボックスジャンプでの「バックフリップ」やクオーターでの「アリーウープ・ターンダウン」、ボックスジャンプでの「テールタップ」とスタイル溢れるランでまとめ、52.40ptとスコアを少し伸ばして3位で大会を終えた。 大会結果 BMXフリースタイル・パーク 左からリザエフ、中村、松本の順 ©JFBF <男子エリート>優勝: 中村 輪夢 (ナカムラ・リム) / 88.80pt準優勝: イレク・リザエフ (ロシア) / 82.40pt第3位: 松本 翔海 (マツモト・ショア) / 75.60pt 左から山本、小澤、大池の順 ©JFBF <女子エリート>優勝: 小澤 美晴 (オザワ・ミハル) / 64.00pt準優勝: 山本 結花 (ヤマモト・ユイカ) / 56.80pt第3位: 大池 水杜 (オオイケ・ミナト) / 52.60pt <キッズ4アンダー>優勝: 田村 梛 (タムラ・ナギ) / 49.00pt準優勝: 西 紡未 (ニシ・ホウミ) / 39.67pt <キッズ5-6>優勝: 平塚 史恩 (ヒラツカ・シオン) / 65.33pt準優勝: 服部 蒼生 (ハットリ・アオイ) / 57.00pt第3位: 深町 煌人 (フカマチ・コウト) / 54.00pt <ガールズ7-9>優勝: 橋本 ことは (ハシモト・コトハ) / 73.33pt準優勝: 丹羽 こころ (ニワ・ココロ) / 55.67pt第3位: 深町 心菜 (フカマチ・ココナ) / 50.67pt <ボーイズ7-8>優勝: 中嶋 輝星 (ナカジマ・キセキ) / 63.67pt準優勝: 西原 碧惟 (ニシハラ・アオイ) / 59.67pt第3位: 内山 蒔幾 (ウチヤマ・シキ) / 55.00pt <ガールズ10-12>優勝: 細川 彩葉 (ホソカワ・イロハ ) / 76.00pt準優勝: 濱田 琉瑠 (ハマダ・ルル) / 65.33pt第3位: 橋本 いろは (ハシモト・イロハ) / 60.00pt <ボーイズ9-10>優勝: 増井 智秋 (マスイ・チアキ) / 81.00pt準優勝: 高橋 寿 (タカハシ・ヒサシ) / 74.67pt第3位: 榊原 岳留 (サカキバラ・タケル) / 63.67pt <ボーイズ11-12>優勝: 丹羽 煌貴 (ニワ・コウキ) / 81.33pt準優勝: 齋木 佑 (サイキ・タスク) / 75.33pt第3位: 尾後家 優斗 (オゴケ・ユウト) / 64.00pt <女子13-15>優勝: 白井 玲恵奈 (シライ・レエナ) / 75.33pt準優勝: 井上 葵 (イノウエ・アオイ) / 58.67pt第3位: 野々上 怜那 (ノノウエ・レナ) / 50.33pt <男子13-15>優勝: 清水 悠琉 (シミズ・ハル) / 77.67pt準優勝: 谷本 怜雅 (タニモト・リョウガ) / 59.00pt第3位: 赤塚 ヒロキグスティ (アカツカ・ヒロキグスティ) / 54.33pt <エキスパート>優勝: 間瀬 虎太郎 (マセ・コタロウ) / 67.00pt準優勝: 北見 栄富 (キタミ・エイト) / 61.67pt第3位: 岡本 琉樹 (オカモト・リュウキ) / 34.00pt <30オーバー>優勝: 腰山 雅大 (コシヤマ・マサヒロ) / 68.33pt準優勝: 下野 雅司 (シモノ・マサシ) / 66.67pt第3位: 石井 孝佑 (イシイ・コウスケ) / 64.00pt 大会概要 ⼤会名称 : 「マイナビ Japan Cup Yokosuka 2025」開催期間 : 2025年7月18日(金)-21日(月) - 4日間 -7月18日(金) パーク 男女エリートオフィシャルプラクティス 他 7月19日(土) パーク 男女エリート予選/フラットランド オフィシャルプラクティス 他7月20日(日) パーク 男女エリート決勝/フラットランド 男女エリート予選 他 7月21日(月・祝) パーク チャレンジクラスオフィシャルプラクティス/決勝・ベストトリック フラットランド 男女エリート決勝 チャレンジクラス決勝 ※詳細は公式HPをご覧ください。大会会場:横須賀市ヴェルニー公園 いこいの広場(神奈川県横須賀市汐入町1丁目1)主催: 一般社団法人 全日本フリースタイルBMX連盟(JFBF)共催:横須賀市後援:神奈川県特別協賛:株式会社 マイナビ協賛:鎌ケ谷巧業株式会社、一般財団法人シティサポートよこすか、横須賀ビール 協力 :いちご よこすかポートマーケット、京浜急行電鉄株式会社、有限会社 TSUNAMI、株式会社トライアングル、法塔ベーカリー、株式会社ヤチヨ、よこすかseaside パートナーズ、YOKOSUKA SHELL、一般社団法人横須賀市観光協会、横須賀商工会議所青年部、横須賀BMX協会
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skate今年も山口・宇部にアーバンスポーツが集結!「UBE URBAN SPORTS FES 2025」開催決定2025.08.212025年10月13日(月・祝日)に山口県宇部市恩田スポーツパークにて「UBE URBAN SPORTS FES 2025」が開催される。新しく生まれ変わった恩田スポーツパークで開催することで、持続的な取り組みへと発展させるとともに、継続的にスポーツに親しめる環境づくりやにぎわいの創出を目的としたイベントだ。 コンテンツを一挙紹介! SKATEBOARD UBE ONDA JAM 2025(スケートボード大会) 【主管】LHFスケートボードスクール【時間】10:00~15:30【場所】都市型スポーツ広場(スケートボードエリア)【内容】宇部市の新しいスケートボードスポットとしてオープンした恩田スポーツパークで『SKATEBOARD UBE ONDA JAM 2025』の開催が決定!興奮のジャムセッションとゲストに瀬尻稜さんも来場し大会を盛り上げる!初代王者はいったい誰に手に?【対象】スケートボード(競技者)※年齢性別問わず出場可【定員】最大50名【備考】観覧自由(どなたでもOK) 瀬尻稜(大会ゲスト) ワールドカップ日本人初優勝(2013年)若干16歳にして3年連続4度に渡りAJSA(日本スケートボード協会)プロツアータイトルを獲得。幼い頃からアジアを中心とした国内外での大会に参戦し、11歳の時に最年少AJSA グランドチャンピオンを獲得。その後も挑戦の場を世界へ広げていき、世界の“Ryo”へとその名を轟かせている。スケートボードのイメージを大きく変化させているスケーターの一人と言っても過言ではない。 スケートボード体験会 【主管】LHFスケートボードスクール【時間】12:40~13:40【場所】都市型スポーツ広場(スケートボードエリア)【内容】オリンピックでも盛り上がったスケートボードの初心者向け体験会。実際に乗ってスケートボードの面白さ・難しさを体感しよう!【対象】小学生以上(スケートボード初心者)【定員】15名×2回(各25分)【備考】参加者へスケートボード、ヘルメット、サポーター貸与あり UBE BREAK BATTLE 2025 (ブレイキン大会) 【主管】一般社団法人山口県ストリートカルチャー協会【時間】10:00~15:30【場所】にぎわい交流施設+屋根付きグラウンド【内容】パリオリンピックブレイキン日本人唯一の審査員が来場!「UBE BREAK BATTLE 2025」10月13日恩田スポーツパークにて開催。参加費・観戦費すべて無料!CREバトル・U-15バトルで未来のスターが誕生する瞬間を見逃すな!【対象】ブレイキン競技者 ※年齢によるカテゴリー分け。その他出場制限なし【定員】U15/60名 Crew/12チーム(1チーム3名以上)【備考】観覧自由 <観戦者向けコンテンツ開催!>Instagram 写真投稿コンテストバトルイベント終了した翌日の10月14日 23:59 までの期間中 Instagramの投稿に#UBB2025 とタグをつけて投稿※ブレイクダンスのイベント会場内であれば、踊っている写真以外でもOK厳正な審査の結果、素敵な写真を数点選ばせていただき、運営から商品をお送りさせていただきます ブレイキン体験会(初心者向け) 【主管】一般社団法人山口県ストリートカルチャー協会【時間】①11:30~12:00 ②13:00~13:30【場所】屋根付きグラウンド(ステージ側)【内容】ブレイクダンスとも呼ばれ、音楽に乗せて体のあらゆるところを使ったアクロバティックな動きを繰り広げるスポーツ。パリオリンピックでは公式競技として大いに世界を賑わせた!体験会では、簡単なフットワークやフリーズなど初めてブレイキンを体験する方でも参加しやすい内容をレクチャー予定!【対象】小学生以上 (ブレイキン初心者)【定員】15名×2回(各回30分) ダブルダッチショーケース 【主管】Fat man crew【時間】①10:20~10:40 ②14:20~14:40【場所】屋根付きグラウンド(ステージ)【内容】2016年にダブルダッチ世界チャンピオンに輝き、関西を中心に全国各地でダブルダッチのパフォーマンスやダブルダッチ講習会、ダブルダッチ指導、メディア出演、吉本新喜劇の舞台出演など幅広く活躍中のダブルダッチチーム「Fat man crew」によるショーケース ダブルダッチ体験会 【主管】Fat man crew【時間】①10:50~11:30 ②13:40~14:20【場所】屋根付きグラウンド(ステージ側)【内容】2本のロープを使って跳ぶなわとびで、ロープの中でジャンプをしながらダンスやアクロバットをするスポーツ。誰でも簡単に体験できるのもダブルダッチの魅力!ダブルダッチはジャンプさえできれば誰でもできる。体験会に参加して様々な跳び方にチャレンジしてみよう!【対象】小学生以上 (小学生以下でもジャンプできればOK)【定員】25名×2回(各回40分) Fat man crew(パフォーマー) 2008年結成。2016年にダブルダッチ世界チャンピオンに輝く。関西を中心に全国各地でダブルダッチのパフォーマンスやダブルダッチ講習会、ダブルダッチ指導、メディア出演、吉本新喜劇の舞台出演など幅広く活躍中のダブルダッチチーム。日本ダブルダッチ協会公認 ダブルダッチインストラクターチームとして、ダブルダッチの普及活動にも専念し現在でも毎月2〜4校程度、ダブルダッチのワークショップで訪問をしている。 パルクール体験会+デモンストレーション 【主管】ZETA【時間】①10:30~11:20 ②12:30~13:20 ③14:30~15:10【場所】多目的グラウンド(ライト側)【内容】パルクールとはフランス軍発祥のトレーニングカルチャー!「走る」「跳ねる」「乗り越える」「掴まる」「バランスを取る」動作の基本で ある5大基礎能力を伸ばすことによって、イメージした通りに動ける 機能的な身体作りを行う。あなたのバランス感覚や身体能力を目覚めさせる様々なミッションにチャレンジしよう!【対象】3歳以上【定員】①30名 ②30名 ③25名【備考】デモンストレーションは観覧自由 パルオニ体験会 【主管】ZETA【時間】①11:20~12:10 ②13:20~14:10 ③15:10~15:40【場所】多目的グラウンド(ライト側)【内容】『鬼ごっこ』×『パルクール』究極の鬼ごっこスポーツ!競技の専門性によらない、誰でも行う『あそび』を競技化。安全面が配慮され、運動機能を自然と向上させるキッズ用の障害物が置かれた指定エリアの中で、1対1の「20秒間鬼ごっこ」をする究極の鬼ごっこスポーツ!「追う側」「追われる側」に分かれ、どちらが早くつかまえることができるかを競います!子ども同士、親子で遊べる!みんなでパルオニを楽しもう!!【対象】3歳以上【定員】①40名 ②40名 ③30名 JUN(パフォーマー) 宇部市出身パルクールパフォーマー中学1年生の時にパルクールに出会い、学生時代は全てパルクールに注ぎ、現在まで15 年以上のパルクール実践歴を持つ。地元、山口県(宇部市)にて幅広く活動を通し、2016年から福岡県へ進出し、九州一のパルクールチーム(Fukuoka Parkour Connection)に所属。現在はチームで運営するパルクールジムで講師として携わり、パルクール講師として体験会や様々なイベントを通し、パルクールの普及活動を実施。 3x3エキシビジョンマッチ 【主管】スリストム広島【時間】12:30~13:50【場所】都市型スポーツ広場(3人制バスケットボールコート)【内容】スリストム広島の他に、3×3プロチームが2チーム参戦!宇部の街で熱いエキシビジョンマッチを開催!3×3のスピード感とダイナミックさを体感しよう。【備考】観覧自由(どなたでもOK) 3x3クリニック 【主管】スリストム広島【時間】①10:30~11:30 ②14:40~15:40【場所】都市型スポーツ広場(3人制バスケットボールコート)【内容】スリストム広島をはじめとする3×3プロチームの選手から学ぶバスケットクリニック!経験者も未経験者も参加可能です。【対象】小中学生 ※バスケットボールの経験問わず【定員】30名×2回(各60分)【備考】自身のバスケットボール持ち込み可 スリストム広島(ゲスト) チーム名の「3 STORM 広島(スリストム ヒロシマ)」。広島に3×3という競技で、新たな旋風を巻き起こしていけるような存在でありたいという想いを込めて命名。広島で巻き起こした”嵐”が、世界にまで影響を与えられるようなチームを目指していきたいという想いも込められている。ロゴキャラクターの名前は籠嵐(ローラン)。 UBE式オブスタクルコース 【主管】GATHER【時間】10:30~15:30【場所】多目的グラウンド(レフト側)【内容】近代5種競技に馬術に替わり新しく加わったオブスタクルスポーツ。様々なタイプのセクションをクリアしてゴールを目指す障害物レースです。宇部では、小さい子供もチャレンジできる障害で構成したオリジナルコースを作ります!親子で楽しんだり、タイムトライアルを実施したり、運動会で行わなくなった障害物競争を体験!【対象】3歳以上【定員】随時対応 アーバンスポーツ体験&ピックルボール体験 【主管】GATHER【時間】10:20~15:30【場所】俵田翁記念体育館【内容】ピックルボールは1965年アメリカで家族が楽しめるゲームとして考案された、バドミントンコートと同じ広さのコートで板状のパドルを使い、穴あきのボールを打ち合うスポーツ。レクチャーを受けると短時間でラリーができ、穴あきボールが風の抵抗を受け、強く打ってもボールの速度が弱まる為、シニアや大人から子供までミックスで楽しめる簡単なスポーツだ。ピックルボールの他にも色々なアーバンスポーツを自由に体験いただける。【対象】3歳以上【定員】随時対応【備考】体育館のプログラムにご参加される際は必ず室内用シューズをご持参ください。 キッズゾーン 【主管】GATHER【時間】10:30~15:30【場所】屋根付きグラウンド(ステージ逆側)【内容】お子様用のエア遊具などを常設。親御さんの休憩スペースもご用意している。 タイムテーブル 開催概要 名称:UBE URBAN SPORTS FES 2025(宇部アーバンスポーツフェス2025)同時開催/スポーツコミッションフェスタ2025~健康スポーツの祭典~スポちゃれ祭2025日時:2025年10月13日(月・祝日)「スポーツの日」 10:00~16:00場所:恩田スポーツパーク主催:宇部市企画・運営:株式会社GATHERメディアパートナー:FINEPLAY
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surf今年もいよいよ開催、第6回NAMINORI甲子園!2025.08.20サーフシーンの次世代を担う高校生以下の大会、『第5回NAMINORI甲子園』が2025年8月28日(木)~8月29日(金)に開催される。今回の会場は昨年の第5回と同様に東京オリンピックのサーフィン会場となった千葉県釣ヶ崎海岸、通称『志田下』。今年も小中高各クラスともに海外勢を含め数多くのエントリーが見込まれ、今後の日本のサーフィン界を担う選手たちがこの大会から輩出されることは間違いない。当日はぜひ現地で観戦してみてほしい。 開催概要 大会名:第6回NAMINORI甲子園主催:NAMINORI甲子園実行委員会開催日程:2025年8月28日(木)~8月29日(金)競技カテゴリー予定:小学生男子クラス 24名小学生女子クラス 16名中学生男子クラス 32名中高生女子クラス 32名 ※プロアマ問わず高校生男子クラス 48名 ※プロアマ問わず 第5回NAMINORI甲子園の様子 第5回NAMINORI甲子園 優勝 行廣誠波(ゆきひろせいは)巣鴨高校 第5回NAMINORI甲子園 2位 小栗碧壬(おぐりあおい)東浪見小学校 IPCインタースクール 第5回NAMINORI甲子園の様子 第5回NAMINORI甲子園の様子
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danceFULLCAST RAISERZ初の単独パフォーマンスイベント「REAWAKE」が8月27日に開催!2025.08.19日本発・世界初のプロダンスリーグ「D.LEAGUE」のチームであるFULLCAST RAISERZ(フルキャストレイザーズ)によるワンマンライブイベント「REAWAKE」が8月27日渋谷にて開催される。 FULLCAST RAISERZはKRUMPを主軸としたチームであり、パワフルな踊りで観客を魅了する。 D.LEAGUE のステージでは見ることができないようなショーケースや、彼らにゆかりのあるゲストパフォーマーの出演も予定されている。KRUMPの新たな可能性を追求した唯一無二のパフォーマンスを是非体感していただきたい。 FULLCAST RAISERZ 1ST PERFORMANCE LIVE 開催概要 開催日時:2025.08.27.Wed OPEN 18:00 / START 19:00会場:WWW X (東京都渋谷区宇田川町13−17 シネマライズビル B1F)チケット情報:*ページ下部の関連リンクよりご確認ください
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freestyleシーンで最も“HYPE”なカルチャーミックスイベント!「HYPE MOMENT Vol.3」イベントレポート2025.08.192023年に始動した、フリースタイルフットボール・バスケットボールサークルPelusa主催の「HYPE MOMENT Vol.3」。学生世代が躍動するイベントとして年々勢いを増している。 今回で3度目となった本イベントでは、フットボール、バスケットボールだけでなくダブルダッチまで巻き込んだカルチャーミックスをテーマに開催。学生からOBまで様々なプレイヤー達による圧巻のパフォーマンスで会場は熱気に包まれた。 Photograph by Miz-ki Photograph by Miz-ki ここでしか見れないドリームマッチが実現! 本イベントのコンテンツとして大きな注目を集めていたのが、エキシビションバトルだ。特に注目のカードとなったのはYu-ri & Yu-to vs Ko-suke & HIRO-Kのマッチアップだ。 長年日本のトップで活躍し続けている2人を、弟子として追いかけてきた2人のマッチアップは、まさに日本のバトルシーンの頂上決戦といえるだろう。 Photograph by Miz-ki Photograph by Miz-ki 十八番のビッグトリックで攻め立てるYu-ri & Yu-toに対し、息の合ったルーティンと世界レベルムーブを返すKo-suke & HIRO-K。勝敗こそつかなかったものの、最も会場を盛り上げたバトルとなった。 Photograph by Miz-ki Photograph by Miz-ki ショーケース フリースタイルシーンにおいては特に学生世代を中心に発展を続けるショーケース。Pelusaはフリースタイルフットボール・バスケットボールサークルとして唯一無二のパフォーマンスを披露。各世代ごとのメンバーで構成されたクルーによるショーケースなど、Pelusaらしさあふれるパフォーマンスが繰り広げられた。 Photograph by Miz-ki Photograph by Miz-ki 中でも特に大きな盛り上がりを見せたのは、本イベントのゲストとして初の出演となったF.B.D。「ストリートカルチャーを世界に」をテーマに掲げ、各カルチャーの精鋭たちを集めて結成されたカルチャーミックスチームだ。 縄とボールを組み合わせた、高い技術と斬新なアイデアから生まれるルーティンで会場をロック。この日一番の熱気に包まれた。同じジャンル同士で動きを合せるショーケースがほとんどだった中で、カルチャーミックスの新たな可能性を示したショーケースであった。 Photograph by Miz-ki Photograph by Miz-ki またストリートサッカーからTriad Wizardもショーケースで出演。彼らがストリートで培ってきた確かなスキルと、様々な現場で得たフレーバーが魅力的な2人組だ。 この日のために関西から駆け付けた2人。圧倒的な熱量と他のショーケースとは一線を画すクオリティで観客を魅了。ダンスなどの様々な要素が上手く動きの中に組み込まれた、唯一無二のパフォーマンスを見せた。ストリートサッカーという枠組みにとらわれない彼らの活躍に今後も目が離せない。 Photograph by Miz-ki Photograph by Miz-ki The Best Hype Trick 今年もHYPE MOMENTの定番コンテンツとして開催された「The Best Hype Trick」。15秒以内のトリックもしくはムーブで会場を最も沸かせたプレイヤーにプライズが贈られた。 Photograph by Miz-ki Photograph by Miz-ki Photograph by Miz-ki 学生が主体となって運営するイベントとして毎年開催されている「HYPE MOMENT」。シーンを知るきっかけとして、また今後のフリースタイルシーンを担っていく若手が活躍できる現場として、非常に価値のあるイベントであった。 オーガナイザーコメント HYPE MOMENT vol.3に足を運んでくれた皆さんありがとうございました! 今年も豪華なメンバーと沢山の観客の中でこのイベントを成功することができたことに言葉では伝えきれないほどの感謝の気持ちでいっぱいです。本イベントを通して、様々なカルチャーとの交流や、Pelusaをより知るきっかけになりましたら幸いです。 今後ともPelusaをよろしくお願いします! イベント概要 【イベント名】HYPE MOMENT Vol.3【日時】2025年7月27日(日)【会場】 六本木CUBE 〒106-0041 東京港区麻布台3-4-11中央飯倉ビルB1【費用】2000円+2drink
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danceFULLCAST RAISERZ|D.LEAGUE 24-25シーズン最下位転落と上昇の決意2025.08.18D.LEAGUE(※)のチームであるFULLCAST RAISERZ(フルキャストレイザーズ)は、これまでD.LEAGUEのチャンピオンシップ出場の常連チームと言われていた。なかでも2021-22シーズンではレギュラーシーズンで総合首位となり、チャンピオンシップでは準優勝を獲得するなど、初期から強豪チームとして存在感を示していた。しかし、D.LEAGUE 24-25シーズンはチームの歯車が狂い最下位に転落するという前代未聞の結果となった。シーズンを終えて率直な感想と今後の決意についてディレクターのKTRに話を訊いた。 過去最低順位を記録した24-25シーズン - 24-25シーズンもお疲れ様でした。初めて成績が振るわないシーズンを迎えたことになりましたが、率直な感想をお聞かせください。 KTR:一言で言えば「悔しい」シーズンでした。過去最低の14位という結果で、今までチャンピオンシップ常連だったレイザーズとしては、勝利した試合が1勝のみという結果は本当に悔しかったです。シーズン中は練習の雰囲気も苦しい時期があり、「なぜ勝てないんだろう」という迷いもありました。新ルールへの対応がうまくできなかったことがひとつの要因にありますが、その他のことについても、今振り返るともっと改善できたことがあったと感じています。その一方で、この悔しさや苦しさがあったからこそ、支えてくれる人たちの存在の大きさにより気付けたシーズンでもありました。ファンミーティングやイベントでファンの方々と会う機会が多く、彼らが常に「レイザーズが勝っているよ!」と信じ、声をかけ続けてくれたことは、決して当たり前ではないと改めて感じました。スポンサー様やスタッフの方々の支えも含め、「経験は宝」という言葉を強く実感したシーズンになりました。 D.LEAGUE 24-25 最終ラウンド ディレクターとしての2年間と覚醒 - ディレクターに就任されて2年が経ちました。以前、前ディレクターのJUNさん以上の成績を残したいとおっしゃっていましたが、ディレクターとしての葛藤はどのようなものがありましたか? KTR:正直なところ、就任当初の1年目はプレッシャーを感じる余裕すらなかったです。何がディレクターの仕事なのかも分からず、とにかく目の前のことを日々乗り越えることに精一杯でした。2年目でようやく仕事の内容や役割が分かり始めましたが、今振り返ると、当時の僕の意識は未熟だったと感じます。今の方がはるかに責任感を強く感じています。この責任感が生まれ始めたのは、24-25シーズンの後半戦でした。チームの雰囲気が悪く、メンバー間で衝突があった時、「この環境を作っているのは自分だ」と強く感じたんです。メンバーの衝突すらディレクターの責任だと。その時、「俺は何をやっているんだろう」と自問自答し、メンバーに心を開いて自分の想いを伝えました。「優しく接することが、もしかしたら皆にとっては甘えになって、仕事ではなく仲間内の感覚になっていたかもしれない。本来のDリーガーとしての練習の質や環境はこれで良いのか?」と。その辺りから練習内容を細かく変え、メンバーもより一層前向きに取り組んでくれるようになりました。その時に初めて、ディレクターの重要性を痛感しましたね。 JUNさんが築き上げてきたレイザーズの凄さを、より深く理解できるようにもなりました。JUNさんのチーム作りや、先頭に立ってチームを引っ張る強い意思は、今の自分に足りないものだと感じました。レイザーズのブランディングにおいても、JUNさんのやり方は間違っていなかった。JUNさんのやり方やチームブランディングを、僕なりにシフトしていこうと考えましたが、今は自分の軸はブレずに、改めてJUNさんが築き上げてきたスタイルの強みを活かし超えていく事が重要と考えています。ディレクターの仕事は、チームプロデュースも担当します。メンバーを頼る部分もあれば、スタッフとの話を全てメンバーに伝えるわけでもない。メンバーの意見を聞きすぎると迷いが生じることもあり、一人で抱え込むことが多かったです。プレイヤーとしても活動しているので、思考が追いつかない時もあり、正直投げ出したくなることも多々ありました。ただ、そんな中でディレクターとしてどう進むべきか、新たな気づきを得られたことは間違いありません。 課題と改善点|次シーズンへのコミット ― D.LEAGUE25-26シーズンに向けて具体的な課題感や改善点についてはいかがでしょうか? KTR:一番の課題は、チーム全員が「一つのことに意思を向ける」ということです。これはディレクターが背中で示していかなければならない部分であり、勝利だけでなく、D.LEAGUE全体を盛り上げるという意識も重要です。24-25シーズンは勝てなかった理由としてルール変更に僕たちが最後まで対応できなかったと感じていますが、最も大きな理由はD.LEAGUEにコミットしきれていなかったことだと考えます。KRUMPという自分たちの表現したいものを追求しすぎて、D.LEAGUEのルールや駆け引きに対応しきれていなかったと感じました。例えば、KRUMPの比率を80%ではなく60%に抑え、新たな要素を取り入れてバランスを取るべきでした。試合ごとの作品テーマや戦略も、今思えばもっと工夫できたはずです。 僕たちが表現したいものはステージ上でお見せできたと思いますが、それが“勝つため”に120%活かされていたかと言われると、そうではありませんでした。「自分たちがKRUMPを通じて認められたい」という意地やプライド、迷いがあったように感じています。メンバーのマインドについては、勝ちへの貪欲さは皆持っていたと思いますが、D.LEAGUEにかける熱量のバランスが異なっていたメンバーもいたと感じています。全員が最高の熱量を持っていれば相乗効果が生まれ、「あいつが頑張っているから俺も負けてられない」という意識が生まれます。チーム結成から5年が経ち、その意識がなあなあになってしまっていた部分もあったと感じています。ただその原因は、ディレクターである僕がしっかり示せていなかったことにあると猛省しています。例えば、レイザーズのYouTubeチャンネルでは現在新メンバーオーディションの様子を配信しているのですが、元メンバーであり、オーディションに参加しているTAICHI(Tiny Twiggz)から「正直生ぬるいメンバーもいるように思う。俺は全員本気のメンバーとやりたい。」という言葉を言われて自分の中でも深く考えたんですよね。練習の質や時間の使い方にも問題があったし、今後の具体的な改善点は明確にわかっています。 オーディションの様子 Dリーガーとしての5年間|困難を乗り越える原動力 ― ご自身はDリーガー以外にもアーティスト活動など様々な領域で活動をされ、ダンサーとしてのライフワークバランスも難しいと感じますがDリーガーを続けていられる理由は何だと思いますか? KTR:難しい質問ですね‥。なぜ続けられるかというと、シンプルに「ダンスが好きだから」だと思います。もちろん辛いと思うことはありますが、本当に辞めたいと思ったことは一度もありません。正直、休みたいと思うことはあっても“この環境が当たり前ではない”と常に感じているから、Dリーガーを辞めるという選択肢はこの5年間僕の中では生まれませんでした。とはいえ、自分の人生の5年間をD.LEAGUEに捧げ、24時間をコミットするというのは、簡単なことではありません。それでも僕が続けてこれたのは、まず「TWIGGZ FAM」という昔からの仲間がいる母体があり、KRUMPというジャンルに根ざしているからだと思います。JUNさんに誘われてD.LEAGUEに入ってからも、ずっと一緒に切磋琢磨してきたメンバーがいるからこそ、環境的に居心地が良いというのはあります。 D.LEAGUE開幕当初は勢いしかなかったように感じます。「何だか凄いことが始まった」「このまま D.LEAGUEは盛り上がる」と、シーンのことや自分がダンスで表現することに必死で、スポンサー様からの支援の重要性をあまり考えて来れなかったように思います。しかし、5年が経ち、その「当たり前ではない」という感覚は常に僕の頭にあります。僕自身も活動を通じて、影響が広がっていることを実感することもあります。昨日も僕の地元の愛媛で「KTRさん!」と声をかけてくれる子どもたちがいました。「Dリーガーになりたい」という声を聞くと、それが大きな原動力になります。だからこそ、メンバーの年俸も上げたいし、僕たちが輝いている姿を見せたい。子どもたちがDリーガーになりたいと言ってくれることが、僕の1番のモチベーションです。今は自分たちの意地やプライドを捨てて、“D.LEAGUEで勝つ”ということを最大の優先度にしコミットする決意があります。 初単独パフォーマンスイベント「REAWAKE」に込められた想い ― レイザーズとして初単独パフォーマンスライブが8/27に控えていると思いますが、開催目的について教えていただけますか? KTR:今回のイベントのテーマが「REAWAKE」なのですが、これは「目覚める」「再生する」「覚醒する」という意味合いが込められています。この苦しいシーズンを経て、僕たちが新たな形で目覚めるという思いもありますし、正直「14位は夢だった」という気持ちも乗っています。「俺らがそんなはずないだろう」という良い意味での強気な面も表現していきたいと思っています。 ― 今回のワンマンライブは、次のシーズンに向けて覚醒していくレイザーズの姿を見ることができるということですね。 KTR:そうですね。また、D.LEAGUEのステージではお見せ出来ないパフォーマンスも多く出していきたいと考えています。これまでレイザーズはD.LEAGUEのステージのみでパフォーマンスをし世界観を表現してきました。ファンミーティングを実施したことはありますが、それはどちらかと言うとダンスよりもトークがメインのファンとのコミュニケーションの場でした。今月に開催する初開催のワンマンイベントでは、D.LEAGUEのルール内では表現できなかったレイザーズの魅力を全力で出せる場所を作りたいし、それをファンの方を中心に届けたいという想いから企画した背景があります。また、これまでD.LEAGUEの会場には来たことがないけど、ダンスカルチャーが好きな方にも気軽に遊びに来れる場所も作りたかったです。僕たちは主にKRUMPにリスペクトをしているチームなのですが、その本来のKRUMPカルチャーの魅力も伝えられるイベントにもしたいと思っています。 ― 今回のイベントではD.LEAGUEで披露されたネタがベースになるとのことですが、具体的にどのような見どころがありますか? KTR:新たなKRUMPの魅せ方にもチャレンジしたショーケースを準備しています。これは僕たちにとってとても意義深い挑戦なのですが、それも全て僕たちの表現の幅を広げて、より多くの方々に届いて欲しいという想いから生まれました。それに加えて、僕たちがD.LEAGUEで闘い抜いてきたパフォーマンスを身近で体感いただけることや、レイザーズにゆかりのあるゲストパフォーマーの方々の出演も予定しています。あとは、普段見ることのできないメンバーそれぞれのソロパフォーマンスやコラボレーションや、現在行われている新メンバーオーディションの最終結果発表もイベントの中で行われます。レイザーズのファンの方はもちろん、そうではない方もきっと楽しんでいただけると思います。 -「KRUMP」と聞くと攻撃的な激しいイメージが先行しますが、今回のライブではまた違った側面のKRUMPを見ることができるのでしょうか? KTR:はい、そうですね。レイザーズは、KRUMPをいかに現代に消化するかを常に追求しています。本来KRUMPはバトル文化でありショーケースという文化はあまり浸透していませんでした。それをいかに一般の方にも伝えるかを積み重ねて、今の群舞でのD.LEAGUEのショーになっていると思います。僕たちは、KRUMPというものを現代の方々にどれだけ伝えられるかを深く考えています。KRUMPの可能性を今まで示してきたからこそ、今のショーの質が上がっていると思うんです。そういった一作品一作品が見られるところが見どころだと思いますし、レイザーズの魅力はそこにあります。自分たちが信じてきたKRUMPというものを消化し続け、ひとつ一つ最高の作品を作っているという自信があります。 ― 確かにそうですね。KRUMPで10人以上の群舞かつシンクロを交えたショーが見られるのはかなり珍しいのではないでしょうか? KTR:そうですね。レイザーズのような規模とスキルでパフォーマンスできるチームは、世界初なのではないかと思います。海外でも同じようなパフォーマンスはありますが、ショーの質が違うと思います。KRUMPのショーは日本が最強だと自負しています。そもそも日本人は群舞でのショーケースが強いことで知られていますよね。それはスキルも当然ですが、日本人としての繊細で真面目かつ協調性のある気質が大きく影響していると思います。そう言った意味でも僕たちならではのオリジナリティのあるショーケースをぜひ観にきて欲しいですね。 ― 最後に、読者の方やファンの皆様へメッセージをお願いします。 KTR:24-25シーズンは、レイザーズにとって過去最低の順位となり、悔しい結果に終わりました。ただ、この苦しい経験があったからこそ、僕たちは多くのことに気がつき、成長することができました。特に、ファンの皆様、スポンサーの皆様、そしてスタッフの皆様の支えがどれほど大きいものか、改めて痛感したシーズンでもあります。こんなに負けが続いても、僕たち以上に熱心な言葉をかけ続けてくれました。皆様の応援が、決して当たり前ではないことを胸に刻んでいます。初の単独イベント「REAWAKE」は、このライブを通じて、僕たちがこの苦しいシーズンを乗り越え、D.LEAGUEで「こんなもんじゃないぞ!」という姿を見せるための覚醒の瞬間を、ぜひ観にきていただきたいです。D.LEAGUEの舞台ではもちろん、レイザーズの単独イベントでも、KRUMPの新たな可能性を追求し、最高のパフォーマンスをお届けできるよう、チーム一丸となってこれからも邁進していきます。今後も、子どもたちがDリーガーになりたいと夢を抱いてくれるような、輝く存在であり続けるために、僕たちはD.LEAGUEに全力でコミットしていきます。レイザーズの挑戦はまだまだ続きますので、ここから更にギアを入れて加速する僕たちに期待をして欲しいです。それと、新たな挑戦でもあるワンマンで、気軽に声をかけていただけると嬉しいですね。レイザーズ全員で心よりお待ちしています! ※1)D.LEAGUE(ディーリーグ)株式会社Dリーグが運営する、日本発・世界初のプロダンスリーグ。2020年に設立され翌2021年に第1シーズンを開幕。ダンスをスポーツ競技とエンターテインメントとして融合させ、有名企業がスポンサーとなるチームが全12ラウンドのレギュラーシーズンを戦い、上位6チームがチャンピオンシップ(決勝トーナメント)へ進出して日本一を決定する。ファンによる投票も勝敗に影響する、新しい観戦体験を持ち味としている。 ◼︎KTRプロフィール日本の伝説的KRUMP CREWを継承すべく再始動した新生「RAG POUND」に所属し、Dリーガーとアーティスト活動を兼任する。また、世界最大級のKRUMP FAMILY「Twiggz Fam」の一員でもあり、日本KRUMP界を牽引する次世代の先駆者として、KRUMP界だけではなく多方面から支持を集めている。細やかでクリアな動きとキレのあるスキルフルなパフォーマンスを武器に、様々なコンテストやバトルに出場しては好成績を残し、国内に留まらず海外からの評価も高い。止めどなく繰り広げられる正確で丁寧なコンボやマテリアルに加え、抜群なリズミカリティーと無駄のない動きは圧巻で、見る者を釘づけにする世界レベルのパフォーマンスから、日本No.1 KRUMPERとの呼び声も高い。また、ダンスのみならず、その引き締まった体格とビジュアルを活かし、モデルや舞台役者としても活躍中で、東方神起などを筆頭にアーティストの振付なども担当する。FULLCAST RAISERZのディレクターとして、チームを勝利へ導く。 ◼︎1ST PERFORMANCE LIVE 開催概要開催日時:2025.08.27.Wed OPEN 18:00 / START 19:00会場:WWW X (東京都渋谷区宇田川町13−17 シネマライズビル B1F)チケット情報:*ページ下部の関連リンクよりご確認ください
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