SPECIAL EDITION
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others「部活動改革!ストリートスポーツでつくる未来のクラブ活動」渋谷ユナイテッド ストリートスポーツクラブ記者発表2025.03.11
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others熊本県菊陽町で刻まれたアーバンスポーツシーンの新たな1ページ「KUMAMOTO URBAN SPORTS FES 2025」イベントレポート2025.03.01
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climb世界のトップを経験したプロフリークライマー野口啓代が語る、次世代のクライミングシーンにかける思い。『AKIYO’s DREAM with RYUGASAKI』開催前特別インタビュー2025.02.17
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danceShigekixが4度目の優勝で王座奪還!AYANEは5年ぶりの日本一に輝く「第6回 全日本ブレイキン選手権」2025.02.16
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doubledutch「笑顔で戦おう」2024年の“主人公” REG☆STYLE・KAIが振り返る、激闘の夏。2025.02.16
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surf6年ぶりにインドネシア・バリ島で開催されたS.LEAGUE第4戦『ST WORLD クラマス ムラサキプロ』2025.03.09稲葉玲王 ©︎S.LEAGUE 2025年2月25日から28日の4日間、S.LEAGUE第4戦『ST WORLD クラマス ムラサキプロ』がインドネシア・バリ島クラマスポイントで開催された。2023年7月に「さわかみ Asia Challenge Bali」がこのインドネシア・バリ島クラマスポイントで開催されたが、JPSA・S.LEAGUEとしては2019年「ガルーダ・インドネシア/旅工房/ムラサキプロ」以来、6年ぶりの開催となった。 波は胸から頭サイズが押し寄せ、朝の時間帯は波数が少ないながらも、風もなく、クリーンな海面で試合が行われた。また、クラマスポイント特有の潮の満ち引きによって波のサイズや間隔が変化し、日中は風の影響も加わったが、選手たちは試合中にも変化する波に対応しながら戦いを繰り広げた。それでも、セットが入るとクラマスらしいライトブレイクが現れ、選手たちの素晴らしいライディングが繰り広げられた。 平田咲帆がJPSAプロ公認を獲得 平田咲帆 ©︎S.LEAGUE 今回、スポンサーシードで出場した平田咲帆は、ラウンド1から攻めのサーフィンを魅せ、ラウンド2を勝ち上がり、見事JPSAのプロ公認を獲得した。インタビューでは、今後プロサーファーとしてS.LEAGUEのツアーに参戦すると語っており、アップカマーとして注目の選手の一人となりそうだ。 グランドファイナルを前に、中塩佳那がS.LEAGUE24-25初代グランドチャンピオンに輝く! 中塩佳那 ©︎S.LEAGUE グランドチャンピオン争いをしていた川瀬心那がラウンド3で敗退し、中塩佳那がセミファイナルを勝ち上がったことで、S.LEAGUE 24-25のグランドチャンピオンが決定した。 今シーズンは、第1戦の大洗、第2戦の伊豆下田、第3戦の千葉県鴨川と、波の状況が全く異なる中で3連勝を達成し、シーズンを通して圧倒的なパフォーマンスを見せた、中塩佳那が、その強さを見せつけた。 中塩佳那 ©︎S.LEAGUE 稲葉玲王がクラマスの波を制す 稲葉玲王 ©︎S.LEAGUE メンズのファイナルは、大原洋人、稲葉玲王、小林桂、須田喬士郎の4名による戦いとなった。今大会、どのラウンドでも最初に仕掛けてきた稲葉玲王は、ファイナルでも試合開始直後から積極的に動き出す。対する小林桂は、ここまで得意のエアーを見せてこなかったが、ファイナルでは難易度の高いエアーを披露。大原洋人と須田喬士郎も果敢に攻めるが、波に恵まれず、スコアを伸ばしきれない。その中で、稲葉玲王はスプレーを飛ばし、パンチのあるバックサイドのライディングを決め、エクセレントスコアとなる8.17ポイントをマーク。さらに、アンダープライオリティの中で掴んだ波でも6.23ポイントを記録し、2本のスコアを揃えた。終始リズムを掴み、圧巻のライディングを見せた稲葉玲王が、見事優勝を飾った。 宮坂麻衣子、クラマスの舞台で2019年以来の勝利を飾る! 宮坂麻衣子 ©︎S.LEAGUE 宮坂麻衣子 ©︎S.LEAGUE ウィメンズのファイナルは、脇田紗良、中塩佳那、河合美乃里、宮坂麻衣子の4名による戦いとなった。宮坂麻衣子、脇田紗良が積極的に動きを見せる一方、河合美乃里と中塩佳那はプライオリティを活かし、良い波を待つ作戦で試合序盤を進める。試合後半になっても、宮坂麻衣子が序盤に築いたリードを守る形で展開し、各選手が最後までライディングを続けた。試合終了のホーンがなった後もスコアを待つ緊張感が続くほどの接戦となったが、宮坂麻衣子が見事に逃げ切り、2019年「ガルーダ・インドネシア/旅工房/ムラサキプロ」以来の優勝を果たした。 中塩佳那 ©︎S.LEAGUE 試合後には秀吉内装プレゼンツの親善試合「BALI JAPAN FRIENDSHIP MATCH」MURASAKIチームチャレンジが開催 田中英義 ©︎S.LEAGUE ST WORLD クラマス ムラサキプロの終了後には、親善試合「秀吉内装プレゼンツBALI JAPAN FRIENDSHIP MATCH」と「ムラサキチームチャレンジ」が開催された。親善試合「秀吉内装プレゼンツBALI JAPAN FRIENDSHIP MATCH」では、日本からはS.LEAGUEランキング上位の小林桂、増田来希、稲葉玲王が参戦し、スポンサーシード枠で田中英義が加わった。バリからはBSA(BALI SURFING ASSOCIATION)の推薦選手として、I Made Ariyana(Pajar)、I Wayan Darma Putra、I Ketut Agus Aditya Putra、I Ketut Juliartaの4名が出場した。バリからの出場選手も、WSL CSツアー選手もおり、レベルの高い戦いとなったが、ST WORLD クラマス ムラサキプロで優勝した稲葉玲王が優勝し、見事W優勝を飾った。 稲葉玲王 ©︎S.LEAGUE 「ムラサキチームチャレンジ」は各チームが男女1名ずつにコーチを加えた3名体制。チームムラサキスポーツからは大原洋人、野中美波。チームJPSAからはDAY-3でベストライディングスコアを獲得した西優司、脇田紗良。チームBSAはKomang Putra Hermawan、Kailani Johnsonが対戦した。 チームムラサキスポーツ ©︎S.LEAGUE チームJPSA ©︎S.LEAGUE チームBSA ©︎S.LEAGUE 本大会では、特別ルールとして「同じチームの2人が同時にテイクオフし、一人の選手が前の選手を追い越すことができれば、それぞれの演技に+2点が加算される」という方式が採用された。チームBSAは新たなチームチャレンジは初めてとのことだったが、良い波を掴み見事優勝した。 Komang Putra Hermawan ©︎S.LEAGUE 次戦はグランドファイナルへ いよいよ次戦は、シーズン最終戦となるグランドファイナル!4月16日(水)から4月19日(土)にかけて、東京2020オリンピックの舞台となった千葉県長生郡一宮町・釣ヶ崎海岸(通称:志田下ポイント)で開催されます。頂点をかけた熱戦は、ABEMA独占生配信でお届けいたしますので、ぜひ見届けてください! ST WORLD クラマス ムラサキプロ結果 《ショートボード男子》優勝:稲葉玲王2位:小林桂 3位:須田喬士郎4位:大原洋人 《ショートボード女子》優勝:宮坂麻衣子2位:川合美乃里3位:脇田紗良4位:中塩佳那 秀吉内装プレゼンツ「BALI JAPAN FRIENDSHIP MATCH」 優勝:稲葉玲王2位:増田来希3位: I Wayan Darma Putra4位:田中英義 「ムラサキチームチャレンジ」 優勝:BSA:Komang Putra Hermawan、Kailani Johnson / I Made Sadiartha2位:ムラサキスポーツ:大原洋人、野中美波 / 大橋海人3位:JPSA:西優司、脇田紗良 / 高橋健人
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danceTHE JAMから世界へ!今年度最強のBBOY / BGIRLを決める「BBOY TAISUKE presents THE JAM FINAL supported by MITSUBISHI MOTORS」2025.03.03国内最高峰のブレイキンバトルイベント「BBOY TAISUKE presents THE JAM FINAL 2025」が2025年2月24日(月・祝)にイオンモール幕張新都心ACTIVE MALL 1F キャンプフィールドで開催された。今回のTHE JAM FINALは男女混合でOVER15 SIDE、UNDER15 SIDEの2つのコンテンツが行われ、午前中の予選を勝ち上がった16名が本戦のTHE JAM FINALトーナメントに進出。1対1の勝ち上がり方式で各サイドの優勝者が決定した。 ©haru_graphic この大会のプロデューサーは日本で最も多くの世界タイトルを持つBBOY TAISUKE。今大会は「THE JAMから世界へ!」をスローガンに、国内で活躍しているより多くのダンサーに世界への扉を開けるチャンスを作りたいというTAISUKEの願いから開催された。大会当日はそんな思いが参加者に伝わったのか会場内は終始熱気が冷めず、ライバルのバトル中でもスキルフルなムーブには声を上げて称える様子も見られ、バチバチな雰囲気の中でのリスペクトも垣間見れた。 体験会の様子 photograph by Jason Halayko そして今回はTHE JAM FINALの予選が開催された同時間にメイン会場とは別会場で、BBOY TAISUKEは本戦のジャッジを務めるBBOY Shigekixをゲストに迎えて無料のブレイキン体験会とトークショーを開催。体験会は主に未経験者の子どもたちが参加したもののそのチャレンジ精神にはTAISUKEもShigekixも驚くほどだった。 なお本記事ではBBOY TAISUKEとBBOY Shigekixの特別トークショーとTHE JAM FINALトーナメントのハイライトを紹介する。 ブレイキンで日本から世界へ。BBOY TAISUKEとBBOY Shigekixが語る挑戦と未来 左からMC NOBUO、BBOY TAISUKE、BBOY Shigekixの順photograph by Jason Halayko 今回のトークショーは、毎年「THE JAM」が開催されている青森県弘前市で行われる「SHIROFES.」のオーガナイザーであるNOBUOのMCの下、普段の活動や子供の頃の夢、世界で活躍して感じたこと、今年の目標などを語った。その中でも特に、2人がアスリート契約をしているRed Bullが主催する世界最高峰のブレイクダンス大会「Red Bull BC One」に対する熱い思い、その世界最高峰への足掛かりとしても存在する今回開催された大会「THE JAM」について語られた。下記は今回のトークショーをまとめたものだ。 世界トップレベルBBOY2人が意識しているのはブレイキンの普及と次世代育成 photograph by Jason Halayko そんな世界最高峰で活躍しているBBOY2人が力を入れているのは、国内でのブレイキンの普及と次世代の育成。 Shigekixはトップ選手として大会の最前線で活躍する傍ら、体験会やトークショーを通じて子どもたちに直接触れ合ってブレイキンの魅力を伝えたり、テレビなどのメディアを通じてブレイキンの普及に貢献。「少年の頃の僕と同じようにブレイキンに出会って人生が変わるきっかけ作りをしたい」と語り、自分が行っている活動の幅を広げて、1人でも多くの少年少女に対してブレイキンを知ってもらう機会を届けることを意識しながら活動している。 photograph by Jason Halayko 一方で、国内のブレイキン黎明期から早くにパイオニアとして海外に挑戦し、言葉の壁を乗り越えながら世界中のダンサーと交流を深めてきたTAISUKEは 「日本には日本の良さがある」と海外での経験を通じて、メイドインジャパンであることの価値と日本人の強さを再認識するとともに世界で活躍するための視点を養ってきた。現在は今回の大会「THE JAM」をオーガナイズしたり海外の国際大会を日本に持ってきたりと大会を作り上げる立場、一方でプレイヤーやジャッジとしての活動も含めて、様々な形でブレイキンの普及活動に携わり日本のブレイキンシーンのレベル向上に貢献。また「プレイヤーが目指せるナンバーワンの大会」を作ることで、次世代のダンサーたちの目標となる大会づくりを目指している。 今年は9年ぶりに日本で開催!世界最高峰の舞台「Red Bull BC One World Final」とは photograph by Jason Halayko TAISUKEとShigekixの2人がアスリート契約を結んでいるRed Bullが開催する「Red Bull BC One」は世界最高峰のブレイキンの大会として知られているが、過去に様々な世界大会で優勝を成し遂げてきたTAISUKEが唯一まだタイトルを獲れていないのがこの大会。2007年から挑戦し続けており、今までの出場回数は2016年までに7回。さらにジャッジとして2回参加もしていることから、TAISUKE自身も「この大会と一緒に生きてきた」と語るほど、このRed Bull BC Oneが彼にとってオンリーワンでこの大会での経験が彼のブレイクダンサーとしての成長に大きく影響を与えていることを話してくれた。 photograph by Jason Halayko 一方で、過去にこの大会での優勝経験を持つShigekixは、彼を含む同年代のダンサーたちはTAISUKEがこのRed Bull BC Oneで活躍する姿に憧れて世界を目指すようになったと話す。それだけこの大会はブレイキンの時代を作っているものであり、日本のブレイキンシーンにとっても重要な大会であるのだ。そんな次世代のダンサーたちに夢と希望とロマンを与えて続けているこの大会がまた日本に帰ってくることに、2人ともワクワクが止まらない様子だった。 それぞれの目標とブレイキンの未来について photograph by Jason Halayko 今年の目標としてShigekixは出場する大会で最高と最強を追求し、全力を尽くすことはもちろん、パリオリンピックを終えた今「2025年はブレイキンにとって新たな再スタートになる年」と捉えて、オリンピックを機に競技化されたことでのポジティブな影響を受ける一方で、これまでブレイキンが培ってきたカルチャーやシーンを大切にし「いろんな人を巻き込んで、ブレイキンを"する人"と"見る人"と"作る人"とで大きな輪にしていきたい」と話した。そしてTAISUKEはオリンピックが終わった今、日本に限らず世界も含めて今後のブレイキンシーンがRed Bull BC Oneありきで発展していくのではと話す。 彼自身Red Bull BC Oneを通して成長させてもらったと前置きした上で、次世代のブレイクダンサーはもちろん「皆さんに足運んでもらって一緒に何かを感じ取ってもらえたら」と、多くの人々に今年日本で開催されるRed Bull BC One World Finalを通じてブレイキンの魅力を感じてもらい、共に感動を分かち合いたいと声高に伝えた。 今後のブレイキンシーンを牽引する猛者たちが熾烈な戦い「THE JAM FINAL」本戦。 U-15 Final ©haru_graphic BBOY kaito ©haru_graphic BBOY Renrën ©haru_graphic 「THE JAM FINAL」の本戦、UNDER 15 SIDE はimpactのBBOY Renrënが優勝。先日東京で開催された全日本ブレイキン選手権ジュニアの部では2位だった彼。準決勝では全日本で敗れたBBOY Lil kongを下しリベンジを果たすと、勢いそのままに一気に優勝を掴み取った。また今回決勝で惜しくもRenrënに負けたBBOY kaitoも昨年初開催されたジュニア世代のクルーバトル「BREAKIN' SUMMIT」で強さを見せたクルーのkicks orchestra jr.出身。着実に若手たちが力をつけている様子が見て取れる結果となった。 O-15 Final ©haru_graphic BBOY Ichigo ©haru_graphic BBOY NICOLAS ©haru_graphic そしてOVER 15 SIDEはTHE FLOORRIORZのBBOY NICOLASが優勝。最近はプレイヤーだけではなくMCやジャッジなど幅広く活動する彼だが、今回は昨年の優勝者のBBOY Ichigoを下して見事優勝を勝ち取った。昨年はRed Bull BC One City Cypher 福岡予選で勝ち上がりCypher Japan Finalにも出場している彼。今年は日本でWorld Finalが行われることもあり、そこへの出場を目指しても弾みを付けた大会であっただろう。今後さらなる活躍に期待したい。 大会結果 Renrën ©haru_graphic UNDER 15優勝 BBOY Renrën (impact) 2位 BBOY kaito (kicks orchestra jr.) 3位 BBOY Hajime、BBOY Lil kong NICOLAS ©haru_graphic OVER 15優勝 BBOY NICOLAS (THE FLOORRIORZ/PITB/StruggleZ/BreakPoints)2位 BBOY Ichigo (尼崎/antithesis)3位 BBOY Mojja、BBOY Jazzbear
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culture【日本画×ストリート】日本画をサンプリングする現代アーティスト 新埜康平インタビュー2025.02.15日本画×ストリートカルチャーを掲げ作家活動を行う新埜康平をご存知だろうか。2020年頃を皮切りに作家としての存在感を増していき、今では京都や銀座の蔦屋書店での個展をはじめ、彼の作品は渋谷を象徴するアートとして駅前の巨大柱巻きポスターにも採用されている。その他、大丸や伊勢丹、パルコなどのギャラリーからも引っ張りだこの新進気鋭の現代アーティストだ。現在の作風に行き着くきっかけは10代の頃に影響を受けた映画やストリートカルチャーにあったという。今回は、日本画家の新埜康平氏に日本画とストリートの魅力について話を訊いた。 ストリート好きが美大に進学するまで 新埜さんの作品を初めて拝見した時「そう来たか」と衝撃を受けました。まずはじめに、ご自身のバックグラウンドについて教えてください。 10代はスケボーとバンドをやっていました。中学生の時に地元の友達と遊びでスケボーをやっていて、板に絵を描くなど落書き程度のことはやっていました。その頃、エミネムが流行ったこともありヒップホップの音楽やストリートカルチャーとか、そっちに興味があり当時は同じ感覚の友達と遊んでいました。 高校でバンドを始めたのもありロックなどの音楽も好きでした。映画やヒップホップ、ロックなどの音楽やカルチャーが好きだったので本場への憧れがあり、18歳の時にバイトをしてお金を溜め、1ヶ月程カリフォルニアに行きました。今思うと、もうやりたくないって思うくらいあちこちを回りましたね。(笑)。 ただそこでの体験が、日本画を始めるきっかけになりました。元々海外の文化に憧れてその地に行ったのに、現地では日本文化について聞かれることが多かったんです。でも自分はよく知らないから、うまく答えられませんでした。それで自分なりに調べるようになり、現地で会った外国人にインプットとアウトプットを重ねていく中で「日本の文化もイケてるな。」ということに気付き、どんどんその魅力にハマって行きました。 カリフォルニア旅の1ショット 元々は日本文化に興味があり、それから日本画に入っていくわけですね。美大を卒業されたそうですが、最初から日本画専攻だったのでしょうか? そうですね。帰国後美大に行きたいと漠然に思いました。グラフィティとかストリートアートが好きだったことと、海外に行き日本について調べるうちに日本画の魅力を知ったことが大きな理由です。自分が美しいと思うものが日本文化に精通していたし、その中でも日本画の画材や色の使い方、考え方などにも感銘を受けました。第一志望は自然と日本画でしたね。 中高の学生時代に美術活動を一切せず、帰国後1年で美大に合格をするというエピソードには驚いたのですが、当時の心境について教えてください。 そうですよね(笑)。当時の僕の状況だと、デザインやファッション分野に行く考えもあったと思います。帰国後、美大に行きたいと思ったのも、第一志望として日本画を専攻したのも、もう日本画の魅力にハマったに尽きますね。純粋に学びたいと思いました。それから、僕は高校を中退しているので大検を取得し、受験に向けて1年ほど働きながら画塾に通いました。アルバイトを幾つか掛け持ちして、とにかく働きながら画塾に通う生活をしました。あの頃は美大に合格する為に集中していましたね。 日本画の魅力とは? 「a back garden」 銅箔を使用、銅箔は錆びると緑青になり葉を錆びで表現 そこまでハマった日本画の魅力について教えてください。 日本画って、膠(にかわ)という動物の骨や皮から抽出をする材料を使用したり、鉱石や植物から顔料を作ったりして、全ての材料が自然物からできています。命をいただいて描いているところに魅力を感じました。水で顔料を溶きながら和紙に筆を入れていくのですが、色の濃淡も自分で調合しながら作り出しますし、日本の春夏秋冬のある季節の中での色使いや、気温や湿度によって画材の取り扱い方が変わる点など、そういった繊細さにも惹かれました。風土や季節によって採れるものを使わせていただくことにも惹かれました。“自然に囲まれて描く”ということですよね。膠ひとつとっても、鹿や豚、牛など、動物によって表現時の特性が異なるので、実験をしながら色の発色具合などをみていきます。豚と牛を組み合わせたりもするので、結構表現幅が広いんです。 ブレンドした牛と豚の膠 それと、日本画は第三者に観られることを前提とした描き方をします。例えば、茶室に掛け軸があるように、その空間を彩るひとつの道具でもあります。なので、僕も作品を制作する時には常に客観視をするようにしています。雑誌でいう編集マンの感覚です。アーティストとしての主観性を持ちつつ、どこかで別の人間を立たせて「これで良いのか?」「伝わるか?」などを冷静に考えながら制作をしています。目の前のキャンバスと対峙をして描くスタイルというよりは、最初に構成したものを滔々と描いていきます。その辺りも、日本画ならではの魅力だと思います。 アトリエにある顔料の一部 日本画をサンプリングするという発想 新埜さんの作品は日本画をサンプリングしているとおっしゃっていました。それについて教えてください。 僕の作風はヒップホップが好きなこともあり“サンプリング”している感覚で制作をしています。日常を少し違う視点で描いたり、誰かの情景に寄り添う作品をストリートやイマ(現代)をモチーフに描くことが多いのですが、その発想をサンプリングしています。というか、やっていることは今も昔も一緒なんですよね。 「Hop in the whip#EL CAMINO 1」“車に飛び乗って!”のスラング 元々今を生きている人たちを投影して描いているのが日本画の原点にあるのですが、昔の日本画もかっこいいなと思うしリスペクトはあるけれど、僕はそれを描きたいわけじゃない。あくまでも自分が生きている中で、今生きている人たちやその周辺を描きたいと思っています。それで新しいものが作れるのではないかという希望を、美大生時代もずっと持ちながら学んでいました。自分がこの文化を継承していく上で歯車のひとつになれたらいいなと思っています。 文化は時代によって変容するもので、僕は僕なりに日本画のバトンを次の世代に渡す一手になれたらなという思いで続けています。なので、あえて面倒くさい工程を踏んで制作してたりします。日本画は本当にステップが多いし非効率なんですよね(笑)。古くから使われている技法を取り入れると結構時間がかかりますが、ただ、そういう想いもあり、手法に拘って作っています。 デッサンでモチーフを描いたものを線画にし下絵を作る 色合いの美しさを強調され、POPアートのような彩度が高い作品が特徴的だと感じます。影響を受けているのでしょうか? POPアートについては作品も好きですし、Andy Warholの映画もよく見ていました。そもそも僕が日本画の魅力に感じたことのひとつとして、色合いがありました。発色は本当に難しいです。濡れ色と乾き色は全く異なるので、乾燥した時に顔料の量を調整することもあり、地道な作業が多いです。その濃淡の調合具体は、それぞれの作家さんの頭の中にしかない。それは制作環境によっても毎回調整をする必要があります。絵画の中でも、合理性とは真逆をいくのが日本画だと思うのですが、非合理がゆえの紆余曲折をした線に魅力を感じています。色を重ねるほど画面が沈むのも日本画の良い風合いなのですが、僕の場合は彩度を保つように心がけています。 作家として思うこと 作品を作る上での苦労話について教えてください。 色々とありますが、“終わりがない”ことですね。ひとつの作品に例えると、その最後の一筆って自分で決めないと終わらないわけで。表現の世界は、正解もゴールも設定されているものではないので、終わりどころって結構悩ましいよねと他の作家仲間たちともよく話してます。あとは自分で画材を削ったり切ったりするので、手を切ってしまい和紙が血に染まることもあります(泣)。 日本画自体の苦労点としては、画面(和紙)とやりあう絵の描き方ではないため筆を入れる時点で、全ての構図を決めています。一度色付けをしたら、後には引き返せないし、色の修正もできません。色を重ねれば重ねるほど濁っていきます。和紙も一度描いた線は消せないので、後には引き返せない点も痺れるポイントですね。未だに多くの失敗を繰り返しながら、世に出せる作品に辿り着いています。 「Be Kind Rewind」「letter」渋谷マークシティ前横断歩道にて 代表作の「Be Kind Rewind」や「letter」シリーズについて教えてください。 Be Kind Rewindは、ビデオテープから着想を得ました。動きのあるモチーフを絵に描いたらどうなるんだろうと思い描いたシリーズです。スケートビデオや映画から、モチーフ探しをしています。このシリーズの「Be Kind Rewind」と言うのは、「巻き戻してご返却ください」と言う意味です。ビデオテープをレンタルした時にやる、アレです。コマ絵で動きを表現しています。 銀箔に文字のみを描いているシリーズ「letter」は、グラフィティのイメージをそのまま落とし込み、箔を載せることで日本画の特性を活かしています。和紙や画材、箔も100年以上残るのが証明されているので強い素材といえます。ただ、経年変化はします。それをネガティブに捉えずにその作品とともに流れる時間さえも作品として捉えていただきたいと思っています。経年変化をした作品も味があり渋さを増すと感じています。 「a day on planet」について教えてください。 今、銀座 蔦屋書店さんで展示させていただいている個展のテーマが「a day on planet」というのですが、これは、“今日のその日”みたいな意味合いがあります。僕の作品が誰かの生活に寄り添えるといいなという想いが込められています。時間の経過により変化する美しさを見付けることを大切にしていきたいと思っています。人間関係も何でも生きていく上で変化をしていくわけじゃないですか。その変化を恐れず、美しいものなんだと感じることの方が健やかだと思うんですよね。 「letter」銀座 蔦屋書店にて展示中柿渋をフレームに使ったシリーズ 文化が相反する中でも共通する魅力 日本画とストリートの文化は似ている部分があるとおっしゃっていましたが、それについて教えてください。 文化を継承するって、その時代を生きる人たちが下の世代にバトンを渡していく作業だと思うんですが、ヒップホップのサンプリング文化もその流れで自然発生的に生まれたんだろうなと思い、そういう意味で僕も日本画をサンプリングしていると思っています。 作家活動をして思うことは、僕の絵を通して様々な人と繋がることができることに喜びを感じます。それはストリートやヒップホップの文化と一緒かなと思うんですよね。音楽やダンス、アートにメッセージがあり、それらに人が集まりコミュニティができる。そこに集まる人たちは、年齢や性別など関係無く、友達みたいな感じで話をする雰囲気がありますよね。それを僕は日本画を通じて体験しているように思います。 あと面白いと思ったのが、昔、呉服屋に勤めていた人が、店の型紙を使いステンシルみたいに描く技法を独自に編み出したという話があります。それって趣味の延長みたいな感じで気軽に描いていたと思うんですよね。今でいうBANKSYのような技法なんですが、それが、のちに日本画の国宝となるんです(笑)。生活の中で気軽に生まれたものが、世界的評価を得てムーブメントを生み出す感じもストリートカルチャーに通じるものがあると感じます。 アトリエにて 最後に、読者の方にメッセージをお願いします。 日本画は100年以上経過しても白濁みたいなものがほぼ無く、額などにも入れずに残っているので、強い絵だと思います。今は、作家さんも道具屋さんもどんどん少なくなりつつありますが、僕はこの世界観が大好きなので、これからも技法に拘り地道に続けていきたいと思っています。もし、日本画のワークショップなども近くで開催していたら、気軽に参加してみて欲しいです。日本画をもっと気軽に、身近に感じてもらえると嬉しいです。 インタビューを通して感じたこと 日本画について、おそらく多くの日本人は語ることができない。文化を継承していく。その方法は現代を生きる私たちが実際に生活の中に落とし込み活用をすることから始まるように思う。眺めるものではなく、使われてこそ文化が繋がれ活きるのだ。 新埜さんの作品は、経年変化も愉しんでもらいたいという。和紙が呼吸をし変色をすることや、箔の剥がれや色合いが変わることは経年劣化ではなく、それは自然の摂理であり、時間と共に変化することも含めて味わって欲しいという。日本は自然豊かな国であり、その豊かな自然を身近に感じることができた所以に、私たちは日本人ならではの美徳を感じることができるのだなと改めて思った。「自分の絵が、誰かの日々の情景に寄り添えていたら嬉しい」表現のスタイルは違えど、それが日本画の魅力そのものであることに違いはない。 profile新埜康平(あらの こうへい)東京生まれ。東京を拠点に活動し、展覧会などを中心に参加している。カルチャーや映画の影響を受け、仮名の人物や情景、日々の生活に根差した等身大のイメージをモチーフに制作。余白やタギング(文字)の画面構成や、銀箔や墨、和紙を用いた古くから存在する日本画技法など様々な絵画的要素を取り入れ制作。第16回 世界絵画大賞展 協賛社賞/東京都美術館(2020)、第56回 神奈川県美術展 入選/神奈川県民ホール(2021)、第39回 上野の森美術館大賞展 入選/上野の森美術館(2021)、第1回 Idemitsu Art Award(旧シェル美術賞)入選 /国立新美術館(2022)、metasequoia2023 笹貫淳子賞/大阪メタセコイア(2023)、Independent Tokyo 2023 小山 登美夫 賞/産業貿易センター(2023)など。 銀座 蔦屋書店【展覧会】Kohei Arano Solo Exhibition「a day on the planet」2025年02月08日(土) - 02月28日(金)その他、最新情報は新埜康平 Instagramをご確認ください。
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dance那覇市のダンススクール「2Da Top Dance Studio」が世界大会に出場 〜小学生から社会人融合チームで世界へ挑戦!〜2025.01.302Da Top Dance Studio(沖縄県那覇市松川274-1 1階)のチーム「2da top dance studio」は、ニュージーランドで開催される世界的なダンス大会「WORLD DANCE CREW CHAMPIONSHIP」(以下「 WDCC」) へ出場することが決定した。小学生から社会人まで幅広い層のメンバーが一丸となり、 沖縄から世界の舞台へと挑戦する。 2Da Top Dance Studioは那覇市を拠点に子どもから大人までが共に学び合い成長できるダンススクールだ。そして今回の世界大会に出場するチームも、小学生、中学生、高校生、そして社会人といった多世代のメンバーで選抜されており、それぞれの年齢や経験が織りなす調和や沖縄ならではの情熱的な表現を強みとしている。 WDCCは北米、ヨーロッパ、オセアニア、アジアなど各国のトップダンサーが集い、その技術と表現を競い合う世界最高峰の大会。2Da Top Dance Studioは「Open Super Crew部門」でエントリーしており、オークランドで開催される予選を経た決勝進出に向けてチャレンジする。 しかし海外遠征には渡航費や宿泊費、大会参加費など多額な費用が必要となる一方、限られたリソースの中での活動を行っている当スクールにとってこれらの費用を捻出することは非常に大きな挑戦であるため、大会出場に際してクラウドファンディングに挑戦することを決めた。なおクラウドファンディングのページは記事最下部に掲載しているため要チェックだ。 また同時にこの挑戦に共感し支援いただけるスポンサーや寄付も募集している。 沖縄から世界への挑戦をぜひ応援していただきたい。 【大会概要】大会名: WORLD DANCE CREW CHAMPIONSHIP開催地: ニュージーランド オークランド Due Drop Event Centre 大会期間: 2025年4月13日~19日エントリー部門: Open Super Crew派遣人数: 26名 WDCC挑戦への意気込み 『「沖縄から世界へ」を掲げ、大きな挑戦ですが沖縄の情熱やパワーを全力で出し切って頑張ってまいります。皆様からの温かいご支援よろしくお願いいたします!』 2Da Top Dance Studioとは 「ダンスを通して人を育てる、心を育てる」をモットーに那覇市松川に2014年にオープン。ヒップホップを中心に県内外や海外で活躍しているインストラクター陣が個人のレベルに合わせた指導とアドバイスを通してスキルアップをサポート。 現在は4歳から40代まで幅広い年齢層のメンバーが自分の可能性を広げるために日々のレッスンに奮闘している。本スクールは地域の子どもたちや若者が自分の可能性を広げ、夢を追いかけられる場を提供するため、今後も地域に密着したダンススクールとして、地元の皆さまに愛されるスタジオとして活動していく。 これまでの活動・受賞歴 ・2014年6月にスタジオをオープンしてから、国内・海外からの講師を招いてのワークショップやLAへのダンス短期留学なども行ってきた。また県内外でのダンスコンテストでの入賞も多数。そしてインストラクターや生徒たちはTVCM出演・映画出演・MV出演・振付等様々な経験を積みながら日々努力を重ねている。・2015年 『Dance contest RISMS-1』1位・2016年 『CARNIVAL』LA。ハリウッドでのダンスショーケース出演・2017年 『Dance Contest RISMS-1』3位・2018年 『Dance Contest RISMS-1」1位、『GRANDPRIX Dance Contest』1位・2019年 『FEVER HIPHOP Battle』1位 『ROYAL CROWN Dance Contest』 1位とking of king受賞 ・2020年 『ROYAL CROWN Dance Contest』 1位・2021年 日本テレビ『THE DANCE DAY』 1000チームほどのエントリーの中からZIP!予選通過 ZIP!予選出場 ・2022年 日本テレビ『THE DANCE DAY』 1000チームほどのエントリーの中からZIP!予選通過 ZIP!予選出場・オープニングアクトを 務める・2023年 日本テレビ『THE DANCE DAY』 1000チームほどのエントリーの中からZIP!予選通過 ZIP!予選出場・2025年 avax youth『GRAB A DREAM Dance Contest FINAL』全国大会OPEN部門 2位 他省略 その他・2019年 東方神起/HOTHOT MV出演・2020年 Rhyan Lammarʼs/RELIFE MV出演(LAにて) ・2023年 OrangeRange/解放カーニバルMV出演 他省略 県内外でのワークショップ実績・2017年 Mary WS in 大阪・2019年 Mary WS in Philippines・2023年 NAGASAKIスリーWS in 東京・Mary WS in Philippines・2024年 NAGASAKIスリーWS in 大分・Mary WS in TAIWAN ・Mary WS in Philippines 他省略
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skate新たなスケートコンテスト「PROFESSIONAL SKATEBOARD LEAGUE」が2025年1月25日にエキシビジョンマッチとして開幕!大会の模様は2月1日にYouTubeに公開予定!2025.01.272025年1月9日、突然発表された「PROFESSIONAL SKATEBOARD LEAGUE」の発足。マイクモー・カパルディとショーン・マルトという長年世界のトップスケーターとして活躍したレジェンド二人によって設立されるという。そして現地時間2025年1月25日(土)にPROFESSIONAL SKATEBOARD LEAGUEが実施され、ナイジャ・ヒューストンやクリス・ジョスリン、マイルス・シルブスら世界のトップライダーの他にポール・ロドリゲスなどのレジェンドが参戦した模様。ただまだ大会の様子は公開されていないため全貌は明らかになっておらず、どんなコンテストになっているのかは気になるところ。これまで公式に発表されている内容としては、「ジャッジはいない」、「チーム戦」、オフィシャルホームページに少しネタバレしてる(これ通りなのかは不明だが)ところから推測するに「オフェンス」と「ディフェンス」がありそこには「6-9」と得点らしき数字も見て取れる。今回はCURRENT編集部が「PROFESSIONAL SKATEBOARD LEAGUE」(以下PSL)のボスであるマイクモー・カパルディ氏とやりとりをして送っていただいたロゴと大会の内容をトークしている配信から大会フォーマットなどをまとめてみた。 マイクモー・カパルディとショーン・マルトの会話から推測するPSL大会フォーマット A. 得点を判断するためのジャッジはいないが、トリックが成立したかなどを決めるジャッジは設置B. 2人1チーム(リザーバーにもう1人入る可能性有り)C. Game of S.K.A.T.EのようなフォーマットD. 「オフェンス」「ディフェンス」の概念E. コイントスで先攻後攻を決めるF. ポイント制G. 「オフェンス」のライダー1人がトリックを決めると「ディフェンス」チームの2人がそのトリックに 挑戦し成功すれば「オフェンス」チームのポイントを阻止、2人とも失敗すれば「オフェンス」チームが 1ポイント獲得H. 「オフェンス」は3回失敗すれば攻守交代I. GとHを5ラウンド繰り返し、ポイントを多く獲得したチームの勝利J. 基本的には「ディフェンス」チームは1人が失敗すれば2人目のライダーが挑戦しなければならないが 「リベート」というルールがあり、使用すれば1人目の失敗者がもう一度トライできる。 ただしこのルールは1ゲームにつき2回までしか行使できない。(リベートを使用しても「ディフェンス」 チームは2回しかトライできない)K. つま先やカカトは1点が地面などにつくのはトリックの成功とみなす、ただし2点以上が地面などについた場は失敗となる。 今回は「エキシビジョンだから」と彼らも再三言っているので変更などはあるかもしれないが以上のことが伺えた。トークの最後はマイクモー、ショーンがそれぞれ優勝予想などをしている。 これまである既存のコンテストとは全く異なるフォーマットだということは理解できたので非常に楽しみだ。 2025年2月1日(土)にこのエキシビジョンの様子をPSLのYouTubeチャンネルにて公開予定なので是非チェックしてみてほしい。
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others「部活動改革!ストリートスポーツでつくる未来のクラブ活動」渋谷ユナイテッド ストリートスポーツクラブ記者発表2025.03.11この度渋谷区では、2021年より部活動改革プロジェクトの一環として一般財団法人渋谷区スポーツ協会と連携し進めてきた地域クラブ活動「渋谷ユナイテッドクラブ」事業の新たなクラブとして「渋谷ユナイテッド ストリートスポーツクラブ」を設立し、今年4月から開講することを発表した。 昨今の教員の働き方改革や指導者不足等の社会問題を解決するため、学校単位での部活動から地域が支えるクラブ活動へと変革を求められている中、ストリートスポーツを通じて渋谷区が掲げる個性と多様性を尊重し、次世代の子どもたちが輝く場を本クラブ活動にて提供していく。 なお本記事では渋谷ユナイテッド ストリートスポーツクラブ設立にあたって行われた記者発表会の様子をレポートする。 イベントレポート 記者発表会の様子 今回の記者発表は、最近新しくできた代々木公園(旧岸体育館跡地)の屋内アーバンスポーツパークにて2025年3月7日(金)に行われた。当日は渋谷区長の長谷部健氏をはじめ、一般財団法人渋谷区スポーツ協会から田丸尚稔氏、本クラブ活動の指導・支援を行う一般社団法人渋谷未来デザインから長田新子氏、そして本クラブの監督を務める渡邊マーロック氏の4名が登壇。本クラブを通して渋谷区から実現したい部活動改革についての熱い思い、そしてストリートスポーツだから生み出される多様な人をつなぐカルチャーと子どもが主役になる自己表現がなす次世代の育成と新たな価値創造について語った。 渋谷の街の顔となったストリートスポーツで目指すのは子どもたちが主役になれる未来のクラブ活動 渋谷区長の長谷部健氏 記者発表の開会にあたり渋谷区長の長谷部氏は挨拶と共に、ストリートスポーツが渋谷の街の顔であり、文化の一つであると強調すると、今やオリンピック種目にもなったスケートボードやブレイキンといった様々なストリートスポーツのジャンルが部活動として渋谷のカルチャーやファッションと融合し地域全体の活性化に繋がることを期待していると話した。 一般財団法人渋谷区スポーツ協会の田丸尚稔氏 そんなストリートスポーツを今回部活動改革として導入した背景には大きく3つのコンセプトがあると「渋谷ユナイテッドクラブ」に携わる田丸氏は話す。「渋谷でつなぐ未来のクラブ活動」というゴールを掲げる本クラブはストリートスポーツを取り入れることで、「子どもたちが主役になる」「学校の枠を超えて多様な人たちがつながる」「教員の働き方を改革し街全体で子どもたちで支えていく」の達成を目指している。このクラブ活動を通して多様なカルチャーの中で成長する子どもたちが各々の個性を活かした自己表現が行えるように地域ぐるみでサポートすることで、次世代となる彼らの活躍を支えていきたいという思いがあるのだ。 渋谷をモデルケースにこのクラブ活動を日本中に発信 一般社団法人渋谷未来デザインの長田新子氏 なぜ他の自治体に先んじてこのような取り組みが可能になったのかは渋谷が持つ多様なカルチャーとストリートスポーツとの深い関わりがある。本クラブの運営・指導に携わり、産・官・学のメンバーが参画している一般社団法人渋谷未来デザインの長田氏は、彼らのミッションとして「渋谷の持つ多様な個性と価値観を原動力に新しいカルチャーを作っていきソーシャルイノベーションを起こす」ことがあるのだが、今回のクラブ活動は今まで以上に広くこの街の方々を巻き込んでいくことで初めての取り組みであると語る。だからこそ渋谷区がこのクラブ活動をモデルケースとして確立して他の自治体へと波及していきたいという思いも述べた。 「渋谷ユナイテッド ストリートスポーツクラブ」監督に就任した渡邊マーロック氏 その一方で今回の「渋谷ユナイテッド ストリートスポーツクラブ」の監督を務める渡邊氏は、自身が実際にパリオリンピックでブレイキン日本代表監督として現地へ行ったり、渋谷未来デザインのスポーツプロデューサーとして渋谷区で「Next Generations Games」というU15を対象した大会運営に携わる中で、ストリートスポーツでの選手たちの活躍は日本の部活動が基盤になっていると話した。また本クラブ活動もシーンのプレイヤーと近い位置で日々活動しているメンバーたちがその知見と人脈を活かして立ち上げていること、またストリートスポーツという新興のスポーツが子どもたちのクラブ活動に加われることが生み出せる今後の可能性についても語った。 さらに渋谷が日本におけるヒップホップカルチャー、ファッション、音楽といったストリートカルチャーの発祥の地であるということが、本クラブがここ渋谷で立ち上がったことに必然的だったという。特に本クラブの活動拠点となる代々木公園屋内アーバンスポーツパークがある代々木公園は、1970年に「ワイルドスタイル」という映画の試写会が日本があった際に、出演者であるヒップホップのメンバーたちが「竹の子族」と一緒に踊ったことが、カルチャーとして日本中にヒップホップが広がったきっかけであると話した。こういった渋谷の持つ背景がこのストリートスポーツクラブ設立の後押しになったことは間違いない。 「渋谷ユナイテッド ストリートスポーツクラブ」は様々なストリートスポーツに触れられる環境 本クラブで学べるストリートスポーツを紹介する渡邊氏 そして本クラブでは4つのストリートスポーツを学ぶことができるのだが、現在スポーツ庁も掲げているマルチスポーツというコンセプトを採用しており、1つのスポーツではなく、4つの全てのスポーツに生徒全員が挑戦していく形になる。その背景にはシーズンやその時やりたいこと、新しい環境によって取り組んでいくスポーツを変えていき、そういったスポーツを取り巻くコミュニティの中で子どもたちが成長していくことを目指すという思いがある。なお本クラブで学べる4つのスポーツは「ブレイキン」「ダブルダッチ」「フリースタイルフットボール」「スケートボード」だ。そして各スポーツにて指導に関わるのは、ブレイキンから昨年パリオリンピックにて日本代表チームに帯同したAT-4(Def Clean)、ダブルダッチには世界大会での優勝経験もありプロダブルダッチチームREG☆STYLEのKAI(記者発表時は別件で欠席)、フリースタイルフットボールは2年連続世界大会優勝経験もあるGyoZa(SUPER FOOTBALL BROS.)そしてスケートボードには原宿のスケートボードショップ「LAGOON神宮前店」の店長で自身も長い競技経験を持つ塩原勇輝といった面々。どの講師もシーンに深く根付くメンバーで今後クラブを運営していく。そしてこのような様々なスポーツとそのカルチャーに触れる中で生徒たちが自己表現がしっかりできるように、そして同時にストリートスポーツで問題になりやすいマナーの部分に関しても、渋谷スポーツ協会が提供する指導者の方針に従ってガイドラインを作り指導と育成を進めていく。 トークセッション 和気藹々としたムードで進んだトークショー 各登壇者より本クラブの全容について紹介があった後に行われたトークセッションでは今回の話を受けてお互いが感じたことを共有。和気藹々としたムードの中で話が展開していった。ここまでの話を通じて各登壇者に一言を聞かれると、まず長谷部氏は「この場所も最高ですし、本当にワクワクしますね。ストリートスポーツがオリンピック種目になったりと良い流れなので、この場所が聖地化したら良いなと思っています。渋谷はスポーツができる場所が限られているのですが、逆手にとってできる場所を探しながらチャレンジしていくという意味では渋谷にすごくチャンスがあると感じています。ストリートスポーツはオリンピック種目に繋がるようなスポーツなのでこのクラブ活動がその活動の幅を広げる良い機会になると思います。」と語った。また田丸氏は、最近は部活動改革の中でも地域展開と言われている中で、本当の意味での地域展開は活動を地域で支えるものだと前置きした上で、本クラブが行われる場所が学校部活動ではなく地域に根差したクラブであることに感銘を受けていると語り、この環境の中でトップアスリートの資質としても大事な遊び心の部分を、子どもたちがスポーツを遊びの延長として楽しみ様々なカルチャーに触れながら養ってもらえるような地域展開をしたいと話した。 本クラブ活動に期待を寄せる長谷部渋谷区長(右) その田丸氏の話を受けて、渡邊氏は「部活動の地域展開は、渋谷区だけの話ではなく全国的に行わないといけないことですが、渋谷と全く同じ環境の地域はひとつも無いので、そこで我々の立ち位置を考えた時に、他の地方の市区町村や政令指定都市など大きな都市で立ち上げる部活動の地域展開に対してのモデルケースとしての役割や何かサポートをしていくことがミッションだと思っています。ゆくゆくはオンラインや交流会などで場を作って、日本の部活動地域展開のモデルケース兼ストリートスポーツのハブになっていくことを目指しています。そのためにもただ渋谷と同じことができないではなく、どのようにコラボできるかを、他の自治体で部活動の地域展開を行っている方たちと接点を持って考えていきたいと思っています。」と語った。 パートナー企業紹介 左から東急不動産株式会社の黒川氏、大日本印刷株式会社の中谷氏の順 なお本クラブは立ち上げからパートナー企業と共に作り上げていくことが決まっており、その企業として「大日本印刷株式会社」、「東急不動産株式会社」、「味の素株式会社」の3社が参画している。そして今回の記者発表には大日本印刷株式会社と東急不動産株式会社の2社の担当者が出席し、今回の取り組みについて思いを話した。 大日本印刷株式会社 中谷氏のコメント:「弊社のブランドステートメントに未来の当たり前を作るということがございまして、我々は人と社会をつないで新しい価値を作るという企業理念で活動しております。今回のストリートスポーツクラブはアーバンスポーツ・教育・地域を掛け合わせて新しい価値を作るということで非常に我々の理念とも合致しているので是非この活動を一緒にやっていきたいということで始めてさせていただいております。我々もこの渋谷をモデルケースとして、今元気がない地方の各地域に展開して、より良い日本と新しい未来を作ることを一緒にやっていきたいなと思っておりますのでよろしくお願いいたします。」 東急不動産株式会社 黒川氏のコメント:「この度はストリートスポーツクラブの設立、誠におめでとうございます。我々は、この渋谷を本拠地とする総合デベロッパーでございまして、様々な施設の開発と運営を行っております。近年はそれだけではなくソフトの取り組みにも非常に力を入れております。そのハードとソフトの両輪でまさにまちづくりを行っていくことを理念に開発を行っているところでございますが、この施設も我々が公園の指定管理者という形で携わらせていただき開発と運営をさせていただきます。またソフトの取り組みのひとつとして、以前からブレイキンは応援させていただいておりますが、この施設ができて、このストリートスポーツクラブが設立されたことによって、さらにこのような活動を応援させていただき、渋谷の街にアーバンスポーツがさらに広がり活発になっていく、そしてこの施設活動をきっかけに将来のオリンピアンが育ったり、新たに生まれてくることも願いながら、ご挨拶とさせていただきます。本日は誠におめでとうございます。」 渋谷公園通商店街振興組合理事長の川原氏 そして記者発表会の最後には、急遽ゲストとして参加となった渋谷公園通商店街振興組合理事長の川原氏が登壇。長年この渋谷の街を支えてきた方が思いを話した。川原氏は「渋谷にこのような素敵なスポーツパークができました。本当に嬉しいことだと思います。この私ども地元としてこの管理運営の方々と一緒にこれからは色々な企画やイベントをやっていきたいと思っていますので、何かあればもうどんどん仰っていただければと思います。我々も頑張りますのでこれからよろしくお願いしたいと思います。」と本クラブとの活動に意欲を見せた。 最後に 近年はオリンピック種目になったことはもちろん、各ジャンルが持つカルチャーの魅力、またファッションや音楽との関係性の深さも相まって国内外でさらに人気が加速しているのがこのストリートスポーツ。今回のクラブ活動はストリートスポーツの持つ魅力を包括的に取り込むことで「子どもが主役になれる自己表現の場」を生み出して教育に活かす新たな取り組みだ。今後も渋谷区でスタートするこのクラブ活動をきっかけに、よりストリートスポーツが社会に浸透していくことでスポーツの側面だけはなくカルチャーの部分でも社会に良い影響を与えていき、またその波紋がどんどん広がって色々な地域でこの部活動地域展開が進むことを期待しながら今後の「渋谷ユナイテッド ストリートスポーツクラブ」の活動に注目したい。 渋谷ユナイテッド ストリートスポーツクラブ概要 設立日:2025年3月7日拠点:代々木公園(神南一丁目地区)の商業施設内スタジオおよび屋内パーク等対象:渋谷区内の小・中学生主催:一般財団法人渋谷区スポーツ協会運営:一般社団法人渋谷未来デザイン協力:味の素株式会社、大日本印刷株式会社、東急不動産株式会社 募集について 会場:代々木公園住所:東京都渋谷区神南1-1-1時間:土曜日 14:00-16:00 (集合時間 13:50)持ち物:動きやすい服装、水分、タオル、着替え講師:スペシャルインストラクター (オムニバス)定員:20人対象:渋谷区在住の中学生、渋谷区在住小学5・6年生会費:前期入会 11,000円(保険料込み)、後期継続 10,000円、後期入会 11,000円(保険料込み)回数:40回/年 (予定)申し込みは下記リンクから 一般財団法人渋谷区スポーツ協会について 渋谷区スポーツ協会は、スポーツを通じたまちづくりを推進し、「多様な人たちが、スポーツでつながる。」「新しい時代へと、スポーツをつなげる。」「スポーツが人や文化、まちとつながる。」をビジョンに、多様な人と組織がつながる未来志向のプラットフォーム構築に取り組んでいます。ジュニアからシニアまで多様な対象に向けたイベントや教室事業の実施など、地域のスポーツ振興を展開するとともに、社会課題の解決に向けて、教員の働き方改革と生徒のニーズに対応した部活動の地域移行を推進するとともに、地域施設を活用したスポーツ教室の実施、地域人財の育成・活用事業、フィジカルデータの活用など、新たな事業開発にも取り組んでいます。 一般社団法人渋谷未来デザインについて 渋谷未来デザインは、ダイバーシティとインクルージョンを基本に、渋谷に住む人、働く人、学ぶ人、訪れる人など、渋谷に集う多様な人々のアイデアや才能を、領域を越えて収集し、オープンイノベーションにより社会的課題の解決策と可能性をデザインする産官学民連携組織です。都市生活の新たな可能性として、渋谷から世界に向けて提示することで、渋谷区のみならず社会全体の持続発展につながることを目指しています。
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danceFUJIFILM instax™ Undisputed Masters World Finalが東京で開催!2025.03.11世界最高峰のブレイキン世界大会が2025年3月22日にTokyo World Finalをもって完結 2025年3月22日、ブレイキン界における世界最高峰の競技大会FUJIFILM instax™ Undisputed Mastersが、NEW PIER HALL(東京・港区)で開催される。 ヒップホップ文化を尊重し、世界のブレイキンコミュニティからリスペクトを集める革新的なワールドツアーが、いよいよ最終戦を迎える。 3年連続での開催となったTokyo World Final。パリオリンピック金メダリストのPhil Wizard(カナダ)と銀メダリストのNicka(リトアニア)をはじめ、Hiro10(日本)、Ayumi(日本)、Lee(オランダ)、Hongten(韓国)、Menno(オランダ)、Jeffro(アメリカ)、Syssy(フランス)、Stefani(ウクライナ)、J-Attack(オーストラリア)、Lithe-ing(中国)、Kate(イギリス)といったオリンピックスターたちが素晴らしいパフォーマンスを披露する。 また、FUJIFILM instax™ Undisputed Masters Tokyo World Finalではクルーバトルも魅力の一つ。年齢や性別を問わない混合クルーによるバトルは、ブレイキンカルチャーに深く根差した包括性、平等性、多様性の価値観を体現した競技である。驚くような身体能力、素晴らしい創造性、そして圧倒的なパフォーマンスにより、観客を魅了する。 なお今大会にはBody Carnival、Mortal Combat、Found Nationを含む日本のトップクルーも出場予定。Body CarnivalのAyumiは「日本でこのような世界レベルの大会が開催されることに感謝しています。私たちのクルーは、私たちだけのユニークなスタイルを披露し、観客の皆さんに楽しんでいただけるパフォーマンスを届けられるようにベストを尽くします。」と語った。彼ら日本代表に相対するのはJinjo Crew(韓国)やRed Bull BC One All Stars Crewなどの世界的な強豪クルー。優勝を獲得するのは誰だ。 なおジュニアバトル(15歳以下)では、プロのダンサーたちに匹敵する才能が披露されることもしばしば。FUJIFILM instax™ Undisputed Mastersは、こういった若者たちが世界的な大会に参加する機会を持つことが重要だと考えており、本大会での経験を通して、今後若年層が2026年のユースオリンピックといったイベントで活躍することを期待している。 予選大会勝者Paris: Kae (fra) / San Andrea (fra)IBE: Alvin (col) / Syssy (fra)Los Angeles: Nelzwon (usa) / Kate (ukr)São Paulo: Leony (bra) / Celestia (col)Cape Town: Djibril (bel) / Alessandrina (ita) 招待クルーとゲストBody Carnival, Mortal Kombat, Found Nation (jpn), Jinjo Crew (kor), Red Bull BC One All Stars, Stardust (hol), Samuka (bra), Perninha (bra), Stefani (ukr), Mace, Jeffro (usa), Lithe-Ing, Ding (chi), Emma (can), Paulina (pol), Swami (mex), Shady (sa), Ayane, Yosh, Yu-shin, Yuina, Renren, Mirei, Ichigo, Hajimen, 7G Nagi, Cocoa, Koharu, Shunnosuke, Yuika, Nanoha, Nanaka, Hio, Hana, Knuckle (jpn)コンテスト審査員Katsu、Steez、Shie Chan、(jpn)、Nemesis、Eranetik、Candy、Roxrite (usa)、Vouks、Vee (za)、Storm (ger)、Renegade (uk)、Skim (kor) DJ、MCDJ Nobunaga (hol), DJ Flaya (fra)MC’s MSZ, Kensaku, (jpn), Mario Bee (hol)賞金46,000円ジュニアバトル1位 – 300ドル16,000円ジュニアバトル2位 – 100ドル 230,000円 ソロ女子バトル 1位 – 1500ドル77,000円 ソロ女子バトル 2位 – 500ドル 230,000円 ソロ男子バトル 1位 – 1500ドル77,000円 ソロ男子バトル 2位 – 500ドル 765,000円 クルーバトル1位 – 5000ドル230,000円 クルーバトル2位 – 1500ドル 競技FUJIFILM INSTAX Undisputed Masters Tokyo World Finalでは、ブレイキン界で著名なメンバーが特別審査員となり、技術的な熟練度、創造性、音楽性、および全体的なステージプレゼンスに基づいて競技者を公平に評価する。 競技参加登録受付中上記のような世界トップクラスのB-boyとB-girlが世界チャンピオンの頂点というタイトルを目指しTokyo World Finalに出場するが、新たな才能を持ったブレイカーや新進気鋭のブレイカーも世界のトップブレイカーにチャレンジするチャンスがある。 登録は記事最下部のリンクより。 大会概要 開催日:2025年3月22日(土)開催地:ニューピアホール、東京都港区海岸1丁目11−1 ニューピア竹芝ノースタワー 会場および登録受付開始午前10時 プログラム 午前11時 東京予選午前11時30分 ソロジュニア (15歳以下)午後12時15分 ソロ女子午後12時45分 ソロ男子午後1時30分 クルー5対5 プログラム 午後7時 東京ワールドファイナル ジュニアファイナルソロ女子トップ8&男子トップ4クルー チケット販売大人(16歳以上)3,000円 子供(15歳以下) 1,500円
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danceストリートカルチャーが凝縮された夜【Red Bull BC One World Final Kick Off Jam Tokyo】2025.03.10今年11⽉の世界決勝にB-Boy Shigekixがワイルドカード枠で出場決定! 今年11⽉、東京‧両国国技館で9年ぶりに開催する世界レベルの1on1ブレイキンバトル「Red Bull BC One World Final Tokyo 2025」。そのシーズン開幕を祝し、3⽉8⽇(⼟)GARDEN新⽊場FACTORYにて、ヒップホップカルチャーの魅⼒を凝縮したフリーパーティー「Red Bull BC One World Final Kick Off Jam Tokyo」が多くの観客を魅了した。 当⽇は、DJやビートメイカーによる⾳楽ライブが鳴り響き、会場はヒップホップカルチャーの⾃由な精神を象徴するグラフィティアートに包まれていた。そして、世界トップクラスのB-Boy & B-Girlたちが、この熱狂の空間で⽩熱のバトルを繰り広げた。 さらに、B-Boy Shigekixが11⽉9⽇(⽇)に開催する「Red Bull BC One World Final Tokyo 2025」(世界決勝)にワイルドカード枠で出場することがサプライズ発表された。 Shigekixは「Red Bull BC Oneはカルチャーであり、ブレイキンは⾃分のライフスタイル。だからこそ、ふたたびベルトを掴み取りに⾏こうと思っています」と発表前に今年の意気込みを語っていたが、⼤勢の観衆の前でワイルドカードに抜擢されたことに驚きつつも、「ぶちかまします!」と⼒強く意気込んだ。 Knxwledgeによるビートライブ|Suguru Saito / Red Bull Content Pool 会場は、DJによるウォームアップからスタート。MCが煽り、DJがターンテーブルをこすると、思い思いのスタイルに⾝を包んだオーディエンスが次第にフロアを囲み始め、鋭いスクラッチとともに会場のボルテージは⼀気に⾼まった。 ⼀般参加を含む、24組のクルーが⼤混戦を繰り広げた「4on4 Crew Battle」では、ヘッドスピンなどのパワームーブが次々と炸裂。フロアは熱気に包まれ、歓声が波のように広がっていった。 国産ヒップホップ‧レーベル"Major Force"のインストトラック、オールドスクール期の定番ブレイク曲Captain Sky「Super Sporm」、ディスコの名曲Fatback Band「Spanish Hustle」、プリンスのファンクバンドThe Time「Release It」など、ヒップホップ、ファンク、ソウル、ブレイクビーツ ―― 選曲だけでも、この場の空気が"本物"であることが伝わってくる。 途中、“Stones Throw”のKnxwledgeによるビートライブが始まると、グルーヴィーな選曲に会場は⼀気にクラブ仕様に。アンダーソン‧パークとのデュオNxWorries(ノーウォーリーズ)として2025年の⽶グラミー賞「最優秀プログレッシブR&Bアルバム部⾨」を受賞した直後という絶好のタイミングとあって、観客の視線は彼に釘付けだった。 Top16、Top8、Top4と勝ち上がったブレイカーたちが激闘を繰り広げた「4on4 Crew Battle」。その最終決戦は、招待クルーとして出場権を獲得した“STUDENT ALL STARS”と、“We Still”による頂上対決となった。 勝利を収めたのは、全国の学⽣ダンサーの中でも注⽬を集める有望な若⼿のB-Boy NONESKI、Knuckle、Ouki、Soraが結成した“STUDENT ALL STARS”。彼らの今後の活躍に注⽬が集まる。 “Red Bull BC One All Stars & Friend”のISSIN|Suguru Saito / Red Bull Content Pool Red Bull BC Oneの真髄である「1on1 Exhibition Battle」では、世界トップレベルのブレイカー へと成⻑したB-Boy Harutoと、Red Bull BC One All Starsのメンバーとしても活躍するオランダのB-Boy LEEが激突。圧倒的なスキルと個性がぶつかり合い、観客を魅了した。 B-Boy Shigekix、ISSIN、TAISUKE、Hong10、Alvinの世界レベルのレッドブル‧ダンサーらで構成された“Red Bull BC One All Stars & Friend”と、若⼿実⼒派チーム“Young Gunz”によるエキシビションバトルでは、若⼿の勢いが炸裂するなか、バトル経験が豊富な“Red Bull BC One All Stars & Friend”がその威厳を⾒せつけた。 東⻄のダンサーたちが激突した「Hip Hop Exhibition East vs West」では、それぞれ地元のプライドを懸け、熱いバトルが繰り広げられた。 この夜の最後を飾ったのは、神奈川県藤沢を拠点とする⽇本屈指のインディペンデント‧レーベル“DLiP RECORDS”と、東京アンダーグラウンドシーンを牽引する“DOGEAR RECORDS”によるライブパフォーマンス。重厚なビートと鋭いリリックがフロアを揺らし、ヒップホップの真髄を体現するステージとなった。 そして、最後はDJがフロアを温め、熱気を残したままイベントは幕を閉じた。ブレイキンの原点に⽴ち返り、ヒップホップカルチャーの4⼤要素(DJ、MC、グラフィティ、ダンス)が凝縮された⼀夜。⾳楽とダンス、ストリートの熱量が交わる――リアルなヒップホップが、ここにあった。 会場にはB-Girl Amiも駆けつけ、Shigekixの世界⼤会出場に喜びをみせた|Suguru Saito / Red Bull Content Pool 開催概要 名称:Red Bull BC One World Final Kick Off Jam Tokyo⽇時:2025年3⽉8⽇(⼟)11:00〜21:00会場:GARDEN新⽊場FACTORY住所:東京都江東区新⽊場2丁⽬8−2料⾦:⼊場無料
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surf6年ぶりにインドネシア・バリ島で開催されたS.LEAGUE第4戦『ST WORLD クラマス ムラサキプロ』2025.03.09稲葉玲王 ©︎S.LEAGUE 2025年2月25日から28日の4日間、S.LEAGUE第4戦『ST WORLD クラマス ムラサキプロ』がインドネシア・バリ島クラマスポイントで開催された。2023年7月に「さわかみ Asia Challenge Bali」がこのインドネシア・バリ島クラマスポイントで開催されたが、JPSA・S.LEAGUEとしては2019年「ガルーダ・インドネシア/旅工房/ムラサキプロ」以来、6年ぶりの開催となった。 波は胸から頭サイズが押し寄せ、朝の時間帯は波数が少ないながらも、風もなく、クリーンな海面で試合が行われた。また、クラマスポイント特有の潮の満ち引きによって波のサイズや間隔が変化し、日中は風の影響も加わったが、選手たちは試合中にも変化する波に対応しながら戦いを繰り広げた。それでも、セットが入るとクラマスらしいライトブレイクが現れ、選手たちの素晴らしいライディングが繰り広げられた。 平田咲帆がJPSAプロ公認を獲得 平田咲帆 ©︎S.LEAGUE 今回、スポンサーシードで出場した平田咲帆は、ラウンド1から攻めのサーフィンを魅せ、ラウンド2を勝ち上がり、見事JPSAのプロ公認を獲得した。インタビューでは、今後プロサーファーとしてS.LEAGUEのツアーに参戦すると語っており、アップカマーとして注目の選手の一人となりそうだ。 グランドファイナルを前に、中塩佳那がS.LEAGUE24-25初代グランドチャンピオンに輝く! 中塩佳那 ©︎S.LEAGUE グランドチャンピオン争いをしていた川瀬心那がラウンド3で敗退し、中塩佳那がセミファイナルを勝ち上がったことで、S.LEAGUE 24-25のグランドチャンピオンが決定した。 今シーズンは、第1戦の大洗、第2戦の伊豆下田、第3戦の千葉県鴨川と、波の状況が全く異なる中で3連勝を達成し、シーズンを通して圧倒的なパフォーマンスを見せた、中塩佳那が、その強さを見せつけた。 中塩佳那 ©︎S.LEAGUE 稲葉玲王がクラマスの波を制す 稲葉玲王 ©︎S.LEAGUE メンズのファイナルは、大原洋人、稲葉玲王、小林桂、須田喬士郎の4名による戦いとなった。今大会、どのラウンドでも最初に仕掛けてきた稲葉玲王は、ファイナルでも試合開始直後から積極的に動き出す。対する小林桂は、ここまで得意のエアーを見せてこなかったが、ファイナルでは難易度の高いエアーを披露。大原洋人と須田喬士郎も果敢に攻めるが、波に恵まれず、スコアを伸ばしきれない。その中で、稲葉玲王はスプレーを飛ばし、パンチのあるバックサイドのライディングを決め、エクセレントスコアとなる8.17ポイントをマーク。さらに、アンダープライオリティの中で掴んだ波でも6.23ポイントを記録し、2本のスコアを揃えた。終始リズムを掴み、圧巻のライディングを見せた稲葉玲王が、見事優勝を飾った。 宮坂麻衣子、クラマスの舞台で2019年以来の勝利を飾る! 宮坂麻衣子 ©︎S.LEAGUE 宮坂麻衣子 ©︎S.LEAGUE ウィメンズのファイナルは、脇田紗良、中塩佳那、河合美乃里、宮坂麻衣子の4名による戦いとなった。宮坂麻衣子、脇田紗良が積極的に動きを見せる一方、河合美乃里と中塩佳那はプライオリティを活かし、良い波を待つ作戦で試合序盤を進める。試合後半になっても、宮坂麻衣子が序盤に築いたリードを守る形で展開し、各選手が最後までライディングを続けた。試合終了のホーンがなった後もスコアを待つ緊張感が続くほどの接戦となったが、宮坂麻衣子が見事に逃げ切り、2019年「ガルーダ・インドネシア/旅工房/ムラサキプロ」以来の優勝を果たした。 中塩佳那 ©︎S.LEAGUE 試合後には秀吉内装プレゼンツの親善試合「BALI JAPAN FRIENDSHIP MATCH」MURASAKIチームチャレンジが開催 田中英義 ©︎S.LEAGUE ST WORLD クラマス ムラサキプロの終了後には、親善試合「秀吉内装プレゼンツBALI JAPAN FRIENDSHIP MATCH」と「ムラサキチームチャレンジ」が開催された。親善試合「秀吉内装プレゼンツBALI JAPAN FRIENDSHIP MATCH」では、日本からはS.LEAGUEランキング上位の小林桂、増田来希、稲葉玲王が参戦し、スポンサーシード枠で田中英義が加わった。バリからはBSA(BALI SURFING ASSOCIATION)の推薦選手として、I Made Ariyana(Pajar)、I Wayan Darma Putra、I Ketut Agus Aditya Putra、I Ketut Juliartaの4名が出場した。バリからの出場選手も、WSL CSツアー選手もおり、レベルの高い戦いとなったが、ST WORLD クラマス ムラサキプロで優勝した稲葉玲王が優勝し、見事W優勝を飾った。 稲葉玲王 ©︎S.LEAGUE 「ムラサキチームチャレンジ」は各チームが男女1名ずつにコーチを加えた3名体制。チームムラサキスポーツからは大原洋人、野中美波。チームJPSAからはDAY-3でベストライディングスコアを獲得した西優司、脇田紗良。チームBSAはKomang Putra Hermawan、Kailani Johnsonが対戦した。 チームムラサキスポーツ ©︎S.LEAGUE チームJPSA ©︎S.LEAGUE チームBSA ©︎S.LEAGUE 本大会では、特別ルールとして「同じチームの2人が同時にテイクオフし、一人の選手が前の選手を追い越すことができれば、それぞれの演技に+2点が加算される」という方式が採用された。チームBSAは新たなチームチャレンジは初めてとのことだったが、良い波を掴み見事優勝した。 Komang Putra Hermawan ©︎S.LEAGUE 次戦はグランドファイナルへ いよいよ次戦は、シーズン最終戦となるグランドファイナル!4月16日(水)から4月19日(土)にかけて、東京2020オリンピックの舞台となった千葉県長生郡一宮町・釣ヶ崎海岸(通称:志田下ポイント)で開催されます。頂点をかけた熱戦は、ABEMA独占生配信でお届けいたしますので、ぜひ見届けてください! ST WORLD クラマス ムラサキプロ結果 《ショートボード男子》優勝:稲葉玲王2位:小林桂 3位:須田喬士郎4位:大原洋人 《ショートボード女子》優勝:宮坂麻衣子2位:川合美乃里3位:脇田紗良4位:中塩佳那 秀吉内装プレゼンツ「BALI JAPAN FRIENDSHIP MATCH」 優勝:稲葉玲王2位:増田来希3位: I Wayan Darma Putra4位:田中英義 「ムラサキチームチャレンジ」 優勝:BSA:Komang Putra Hermawan、Kailani Johnson / I Made Sadiartha2位:ムラサキスポーツ:大原洋人、野中美波 / 大橋海人3位:JPSA:西優司、脇田紗良 / 高橋健人
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others“イビサ城が舞台!?障害物競争の世界大会!”「Red Bull Ibiza Royale」初開催決定2025.03.09レッドブルは、「Red Bull Ibiza Royale(レッドブル・イビサ・ロワイヤル)」をスペイン・イビサ島にて4月11日(金)~4月14日(月)に開催。開催にあたり、1月15日(水)~ 3月14日(金)の期間で参加者の募集を行っている。 「Red Bull Ibiza Royale」とは、島全体が世界遺産として登録されている地中海に浮かぶ絶景の島 “スペイン イビサ島”にて、レッドブルとして初開催となる、街全体を巻き込んだ世界規模の障害物競走イベントだ。世界中から集まった男女ペア250チームが、走り、跳び、滑りながら、イビサ城の頂上を目指し、エンターテインメント満載の全長1.4kmのユニークかつ過激な障害物コースに挑戦する。 このレースは、体力と精神力を試す設計となっており、各障害物をクリアするには、スピード、体力、バランス感覚、反射神経が必要となる。コース上に用意される障害物は、アスリートやクリエイター、プロゲーマーたちによる個性豊かなデザインで構成され、フィットネスとフェスティバルが融合した今までにない冒険を体験することが出来る。 障害物の設計には、「Ninja Warrior」優勝者・元パルクール世界王者の“シャルル・プジャード(フランス)”や、レッドブル・アスリートでスノーボード競技ビッグエアー種目の “セバスティアン・トゥータン(カナダ)”らが名を連ねる。 まるでアクションゲームの主人公のような体験ができる本レースは、エネルギッシュな情熱と人生を楽しむ冒険心を持っていれば、誰でも応募可能となっている。 開催概要 大会名称:Red Bull Ibiza Royale(レッドブル・イビサ・ロワイヤル)開催日:2025年4月11日(金)~4月14日(月)会場:イビサ島(スペイン)内容:4日間に渡り開催する9つの障害を擁する1.4kmのアドベンチャーレース定員:250チーム(2人1チーム)エントリー期間:1月15日(水)~3月14日(金)主催:Red Bull GmbH 応募要項 参加資格:18歳以上で応募開始の1/15〜本戦の4/14までの時期に日本在住であること、男女混合ペアでの2人組チームを作成 ①予選チャレンジの突破参加には、オンラインゲームまたは現地イベントで予選チャレンジをクリアする必要があります。 ②ビデオ審査予選チャレンジを突破したチームには、イビサ島での本戦に向けての情熱をアピールしていただくPR動画を提出していただきます。(60秒以内/英語で作成) ③審査員によって選出 ④審査員に選ばれたチームがイビサ島での本戦に参加することが出来ます。 動画の選考基準:エネルギッシュさ、創造性、個性 ※イビサ島での本戦には最終選考に進んだ250組のチームが世界から集まります。(日本からは1チームのみ) ワイルドカードチーム 日本からは2名のクリエイターがワイルドカードとして選出され、Red Bull Ibiza Royale 本戦への出場が決定。 筋達磨・TAICHI 筋達磨という愛称で持ち前の変顔や、個性的キャラクターを活かし、TikTokやYouTubeなどで、縦型コンテンツを中心に発信。2023年には、髭達磨として「TikTok Creator Awards 2023」Entertainment部門で大賞を受賞した経歴を持つ。過去にはプロダンスリーグ「D.LEAGUE」の公式チームの一つである「FULLCAST RAISERZ」に所属。現在は日本最大級の KRUMP TEAM「Twiggz Fam」にも所属しており、国内だけでなく世界各国でマルチに活躍中。 JESSICA Dリーグ「KADOKAWA DREAMS アバンセ」のメンバーでプロダンサーとして活動しており、Pharrell Williams や DREAMS COME TRUE など超人気アーティストのバックダンサー、振付師として活躍中!周りをhappyにする笑い声と明るくポジティブなキャラクターで人気を獲得し、迫力のあるビジュアルを活かしたプラスサイズモデルとしても、VOGUE JAPAN や COACH などから注目されている。 レースの障害考案者 ・アルスラーン・アッシュ(パキスタン)レッドブル・アスリート/鉄拳eスポーツプレイヤー ・セバスティアン・トゥータン(カナダ)レッドブル・アスリート/2018年平昌オリンピック スノーボード競技ビッグエアー種目金メダリスト ・アイダ・マチルダ(デンマーク)レッドブル・アスリート/HYROX競技者/障害物レースアスリート ・シャルル・プジャード&メラニー・ブフェード(フランス)「Ninja Warrior」優勝者・元パルクール世界王者 ・デビッド・ジョーンズ(ニュージーランド) 新しいスポーツに挑戦するコンテンツクリエイター ・ニール・オヘダ(スペイン)YouTubeチャンネル登録者400万人超えのコンテンツクリエイター ・デミ・バグビー(アメリカ)YouTubeチャンネル登録者100万人超えのフィットネス系クリエイター ・ポール・フレーゲ・アドリアン・フォークト(ドイツ)様々なスポーツにチャレンジするコンテンツクリエイター
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