今年の全日本チャンピオンを決める大会「第6回マイナビ日本スケートボード選手権大会 supported by Murasaki Sports」男子ストリート種目が東京都立川市のムラサキパーク立川立飛にて2023年11月17日(金)~18日(土)に渡り開催された。
今大会は国内最高位の大会でありながら、来年度のワールドスケートジャパン強化指定選手及び特定育成選手の選考を兼ねている。そして今大会の上位5名が強化指定選手として2024年1月にUAEのシャルジャにて開催予定のパリオリンピック予選大会に派遣されるのだ。そのため普段、国際大会に出ていない日本人選手の面々にとってもチャンスがある非常に重要な大会。また来月12月には同じく東京の有明でパリオリンピック予選大会でもある「ワールドスケートボードストリート世界選手権2023」が国内で初開催されるため、直前の実戦感覚を掴むために前哨戦として捉え出場する選手たちも中にはいた。
本カテゴリーには全国から44名の選手が出場。今回は東京オリンピック金メダリストの堀米雄斗や、現在世界ランキング上位に入っている白井空良や佐々木音憧は不在ではあったものの、最近の国際大会で好成績を残す日本が世界に誇る国内のトップ選手たちが集まり、誰が優勝してもおかしくない熾烈な大会が繰り広げられた。決勝では準決勝を勝ち上がった合計8名で競われ、そのスタートリストは松本浬璃、濱村大征、藪下桃平、渡辺星那、山附明夢、小野寺吟雲、池慧野巨、池田大暉の順となった。
なお決勝は女子同様に一人45秒間のラン2本に加えてベストトリック5本へトライしたのち、ベストスコアとなったラン1本とベストトリック2本の計3本が採用され、順位が決まる形であり国際大会と同じフォーマットの下で競われた。今大会のコースは今年オープンばかりの関東最大級のスケートパークであるムラサキパーク立川立飛。今大会の決勝メンバーは海外でも活躍する国内指折りの選手たちで高難度かつオリジナリティに溢れたトリックを持っているため、いかに自分の手札を適切なタイミングで切れるかが勝敗を分けるポイントになる試合展開となった。
大会レポート
【ラン1本目】
日が暮れ始める夕方の時間から開始となった本決勝では、11月中旬ということもあり寒さで身体が冷えているのか、各選手がなかなか上手くランをまとめられない展開。多くの選手が苦戦を強いられる中で1本目から80点台後半という高得点を残したのが藪下と池。
まずは豪快な回転系のトリックを得意とする藪下桃平。直前の濱村大征が82.22ptという高得点を残す中、ライディングを始めた彼は8段ステアのハンドレールでの「キャバレリアルボードスライド」を皮切りに、その後もダウンレールで「ビガーフリップ・フロントサイドボードスライド」などをメイクし着実にランを進める。最後はハンドレールで「ハードフリップ・バックサイドリップスライド」を決め切りフルメイクで86.12ptをマークした。自分の納得するランができたのか笑顔で喜ぶ姿を見せた。
そんな藪下のスコアを超えるランを見せたのは準決勝2位通過の池慧野巨。準決勝の時点から豊富なバリエーションを活かしスタイリッシュなトリックを安定してメイクしていた池は、決勝でも同じペースで落ち着いたライディングの中に高難度のトリックを入れ込んだ。
8段のステアのハンドレールでは「ノーリーバックサイドクルックドグラインド」、ダウンレールでは「スイッチフロントサイドフィーブルグラインド」をメイクしていく。それ以外もトリッキーなトリックを随所に散りばめ、最後はハンドレールで「スイッチ270・フロントサイドボードスライド」、そしてタイムリミットギリギリにレッジで「ハーフキャブノーズスライド to 270アウト」を決めきると86.60ptをマーク。準決勝後に「最近自分の滑り自体に調子の良さを感じていた」と話してくれた彼だが、その無双状態をそのまま決勝に持ちこめているところはさすがだ。
【ラン2本目】
ラン1本目では寒さの影響で身体が固まっていたこともあってか、大半の選手がミスをするなど、うまくライディングをまとめられないでいたが、ラン2本目ではミスを修正して得点を引き上げる選手が多く出てくる展開となった。その中でも1本目での池と藪下に並ぶ80点台を叩き出したのは松本、濱村、小野寺、池田の4名だ。
1本目ではラストトリックの「キックフリップ・バックサイドテールスライド」に失敗し得点を伸ばせなかった松本浬璃。2本目ではギャップオーバーの「キックフリップ・バックサイドリップスライド」や「バックサイドオーバーノーズグラインド」をメイクし、最後はしっかりで「キックフリップ・バックサイドテールスライド」を決め切り86.30ptまでスコアを引き上げた。1本目で失敗した分しっかり決めきったことに安堵しガッズポーズする姿も見せた。
松本の次のライダーで1本目の82.22ptのランを上回るライディングで得点を伸ばしてきたのは濱村大征。8段のステアのハンドレールでの「ビガーフリップ・フロントサイドボードスライド」を皮切りに、様々なフリップ系のトリックをメイクし、中央のロングレールでは「キャバレリアル・バックサイドテールスライド」をメイク。その後も「キックフリップ・フロントサイドブラントスライド」、そして最後には1本目の藪下と同様に「ハードフリップ・バックサイドリップスライド」を決めフルメイク。84.99ptをマークして良い流れでベストトリックへ繋いだ。
そして1本目のミスのままで終わらなかったのが小野寺吟雲。1本目でミスしたハンドレールでの「キックフリップ・バックサイドテールスライド to フェイキー」をメイクすると、随所で複数コンボの高難度トリックを決めていく。中盤ではギャップオーバーの「フロントサイドブラントスライド to ビックスピンアウト」、「ビックスピンボードスライド to ビックスピンアウト」をメイク。最後はハンドレールで「ビックフリップ・フロントサイドブラントスライド」を決めノーミスでランを終えると87.73ptの暫定1位となった。
さらに、ベストトリックへ移る前にしっかり存在感を見せるライディングを披露したのは準決勝1位通過の池田大暉。大きくコース使って「フロントサイド180・スイッチクルックドグラインド」「バックサイド270ボードスライド」「キックフリップ・バックサイドテールスライド」など様々な高難度トリックをメイクし86.91ptでランを締め括った。
【ベストトリック1本目】
ランを終えた時点で8人中6名が80点台を残す接戦の中で迎えた1本目。ラン終了後のインターバルが3分程度だったこともあり、身体が温まった状態だったからか各選手が全体的にしっかりトリックを決めてくる印象。そんな中でも序盤から80点台を超えてきたのは渡辺、小野寺、池田の3名だった。
今大会予選1位通過で、準決勝5位通過と「自分が思っている以上にスコアが出ている」と手応えを感じて決勝に挑んだのが渡辺星那。ランでは2本目で自身が得意とするヒールフリップをベースに、フェイキーとスイッチのスタンスをうまく使いながら複合技を詰め込んだランで79.71ptをマーク。ベストトリック1本目では「バリアルフリップ・バックサイドリップスライド」をハンドレールで綺麗にメイクして81.58ptをマークした。
そしてランでの良い流れをそのまま持ち込み1本目からハイスコアを残したのが小野寺吟雲。ハンドレールで「キックフリップ・フロントサイドブラントスライド to ビックスピンアウト」をメイクして88.86ptをマークし暫定1位の座を固めていく。小野寺本人もこのトリックを決めた瞬間に両手を天に向かって突き上げ喜ぶ様子も見せた。
しかし1本目で唯一90点台という素晴らしいトリックをメイクしたのが準決勝1位通過で優勝候補の池田大暉。ハンドレールで「キャバレリアル・バックサイドテールスライド to ビックスピンアウト」という高難度トリックをメイクするとスコアを90.67ptとした。しかしそんな高得点でも表情一つ変えない様子から、自分の想定内の得点だったことが感じられた。
【ベストトリック2本目】
1本目で小野寺や池田の高難度トリックが飛び出し、他選手たちにプレッシャーがかかる一方で、完全に日が暮れたことから会場内の気温が下がって冷え込み、選手たちのパフォーマンスにも影響が出始めているのがうかがえた2本目。またここではトリックに失敗する選手とメイクできた選手で半々に二分化された。そんな環境下でトリックをメイクしたのは松本、濱村、山附、小野寺の4名だ。
松本浬璃は池田の1本目の直後にトリックにトライしたことで感化されていたのか、1本目でミスをした「ハードフリップ・フロントサイドボードスライド」を平然とメイクし81.54ptをマーク。そんな彼に続いたのは、同じく1本目でミスをしていた濱村大征。松本の1本目と同じトリックである「キックフリップ・バックサイドクルックドグラインド」をメイクして80.11ptをマーク。
そんな中で玄人好みの異質なライディングを見せるのが山附明夢。ランでは2本目でミスがありながらも71.69ptをマークしている彼はまさにクリエイティビティの塊。基本的に彼がトリックを決めるセクションは他選手があまり使用しない切り口。この2本目では今大会でほとんどの選手がギャップオーバーのダウンレールとして使っていたレールを逆方向に使い「フロントフィーブル to ショービットアウト」を決めた。そのスキルの高さが評価されこのトリックは85.62ptの評価を受けた。
そしてラン2本目での87.73pt、ベストトリック1本目での88.86ptに加えて、止まることを知らないのが弱冠13歳の小野寺吟雲。彼はこの2本目でギャップオーバーの「ダブルフリップ・フロントサイドボードスライド to フェイキー」という超高難度トリックをメイクし本決勝最高得点の91.62ptをマーク。絶好調の小野寺はメイクした瞬間に両手を突き上げるなど身体全体で今日一の喜びを表現しており、観客からも会場のボルテージが一気に上がる歓声が上がった。
【ベストトリック3本目】
徐々に選手たちの間に大きなスコアの差が生まれてきた中で迎える3本目。やはり寒さが堪えるのかトリックをメイクできる選手たちが少なくなっており、今回は3名だけがトリックをメイク。他選手が得点を残せておらず苦戦する中で丁寧に2本スコアをまとめてきたのは松本浬璃。「ハードフリップ・バックサイド50-50グラインド」をメイクして52.44ptをマークした。
そこに続いたのは山附明夢。1本目の「フロントサイドテールスライド to ヒールフリップアウト」をメイクしたレッジで「フロントサイドクルックドグラインド」をメイクすると74.41ptをマークしたが、1本目・2本目のスコアを更新できず合計得点を伸ばすことはできなかった。また大会後に聞いた話ではこの時点で彼のトリックの手札はかなり少なくなっていたようだ。
そんな3本目に会場を湧かせるビックなトリックをメイクしたのは池慧野巨。2本目で失敗した「ノーリーフロントサイド180・スイッチフロントサイドフィーブルグラインド」という超高難度トリックをこの場面で決めてくるのは、やはり長年トップ選手として日本のシーンを引っ張ってきた経験から来る強さだろう。このトリックには90.34ptの得点が付き暫定2位まで浮上した。
【ベストトリック4本目】
3本目を終えて驚くほど会場内の気温は下がり、外から時折風が吹き込むなど選手たちにとっては非常に厳しいコンディションで迎えた4本目。各選手がスコアアップに苦しむ中でここでは2名だけがトリックをメイクした。
まずは3本目のトリックを変えて挑んだ藪下桃平。1本目の「ビガーフリップ・フロントサイドボードスライド」のメイク後は2本目・3本目と「ハードフリップ・バックサイドリップスライド to ショービットアウト」で失敗。もちろんメイクすれば高得点となる高難度トリックなのだが、ここでは「キックフリップ・バックサイドスミスグラインド」へ変更。しっかりメイクしてベストスコアを2本残す選択を取った。スコアは72.44ptだったが暫定4位までジャンプアップ。上位5名が強化指定選手として来年1月の世界大会へ派遣されることから、無理をせず堅実にトリック選びをしてきたように思えた。
そして今大会で寒さを物ともせず高難易度トリックを連発したのは小野寺吟雲。3本目でミスしたギャップオーバーの「フロントブラント to キックフリップアウトフェイキー」をメイクしてリベンジ。精密機械のごとく修正してくるところは彼の強さであるのは間違えないだろう。スコアを85.92ptとしベストスコアの塗り替えとはならなかったが暫定1位をキープした。
【ベストトリック5本目】
そして選手の中には合計得点に採用される2本スコアをまとめられていない者や、自分の持ち技をメイクできていない者もいる中でラストチャンスとなった5本目。ラスト1本ではあったが、寒さも相まって疲労が溜まっていたのかほとんどの選手はトリックをメイクできない展開となった。
そんなラストトリックで見事メイクして大会を締め括ったのが渡辺星那。1本目でメイクした「バリアルフリップ・バックサイドリップスライド」以降、2本目から4本目までメイクできずに背水の陣で迎えた5本目で「ヒールフリップ・フロントサイドブラントスライド」をハンドレールでメイク。ようやくトリックを決められたことから胸を撫で下ろす様子も見られた。そしてこのトリックは80.82ptの評価となり、合計得点で暫定3位までジャンプアップ。さすがは今大会予選トップ通過の実力と感じるライディングだった。
その後は惜しいトリックも見られるも誰もメイクすることができず、順位に変更がないまま大会を終え、今回結果は1位が小野寺吟雲、2位が池慧野巨、3位が渡辺星那となった。そして今回の優勝により大会2連覇となった小野寺は、優勝者インタビューでなかなか決め切れなかった準決勝からの決勝での復調については「終始自分に勝つことを考えてスケートしていた」と発言。外的要因をも跳ね除ける自分の持っている実力に対しての自信がこの優勝を手繰り寄せたのだろう。また実は準決勝及び決勝の序盤で思うようなライディングができなかったのはスケートボードギアのトラブルだったそうだ。大会中にそういった細かなトラブルに気づき冷静に対処できるところからも、弱冠13歳とは思えぬ落ち着きのようなものを感じた。
【大会結果】
優勝 小野寺 吟雲(オノデラ・ギンウ) / 268.21pt
準優勝 池 慧野巨 (イケ・ケヤキ) / 256.48pt
第3位 渡辺 星那 (ワタナベ・セナ) / 242.11pt
第4位 藪下 桃平 (ヤブシタ・モモヘイ) / 237.66pt
第5位 山附 明夢 (ヤマズキ・アイム) / 237.24pt
第6位 松本 浬璃 (マツモト・カイリ) / 220.28pt
第7位 池田 大暉 (イケダ・ダイキ) / 177.58pt
第8位 濱村 大征 (ハマムラ・タイセイ) / 165.10pt
最後に
今大会を通して印象的だったのは、外的要因である寒さが被った選手たちのパフォーマンスの変化だ。実際にその影響を大きく受けてしまい悔しい結果になったのが準決勝1位通過で決勝を迎えた池田大暉だろう。ランでは86.91pt、ベストトリックでは1本目に90.67ptをマークしていた彼は、もう一本乗れていれば優勝も手にしていただろうと容易に考えられる。実際に本人もベストトリックでは身体が寒さで全然動かなかったと語っており、今回は全体的にプレッシャーに加えてこの寒さが選手たちのパフォーマンスに影響を与えて成績を左右した。
その一方で、中盤まで持ち堪えベストトリックで90点台を叩き出した小野寺と池はしっかり成績に繋げることができていた。なお池に関しては自身が苦手としていた「ラン」のカテゴリーを今大会通じてうまくまとめていた印象。このカテゴリーを安定させられれば世界でも十分に通用する実力の持ち主なので今後の活躍がより楽しみだ。
また今大会の結果から「自分のベストなライディングをする」ということは自分とのメンタル面の向き合い方や技術の向上だけではなく、外的要因をどのように対処するかも大事なことであり、そういった部分も含めて心身ともにマネジメントすることの重要性に気づかさせてもらった。今までもそうだが年中通じて開催されるこのスケートボードの大会は真夏や冬の開催もあるので、今後は選手たちも天候が及ぼすパフォーマンスへの影響にも意識をした対策を取っていくことだろう。
そういう意味では、来月12月に「ワールドスケートボードストリート世界選手権2023」が開催される有明コロシアムは天井がスライド開閉式屋根となっている全天候型の施設であり、今回のように風が吹き込んだり寒さを感じることはおそらく無いとは思うが、国内初の世界選手権ということから違う意味でのプレッシャーや外的要因も存在するかもしれない。そういう多角的な観点を持ちながら「ワールドスケートボードストリート世界選手権2023」での日本人選手たちの活躍を楽しみに観てみたいと思う。
大会概要
⼤会名称 : 第6回マイナビ日本スケートボード選手権大会 supported by Murasaki Sports
開催期間 : 2023年11月17日(金)~18日(土)- 2日間 –
大会会場:ムラサキパーク立川立飛 (東京都立川市泉町)
主催:一般社団法人ワールドスケートジャパン(WSJ)
主管:ワールドスケートジャパン スケートボード委員会
特別協賛:株式会社マイナビ
協賛:株式会社ムラサキスポーツ、NIKE SB、株式会社ブルボン、ENEOS株式会社
後援:東京都立川市、一般社団法人日本スケートボード協会(AJSA)、一般社団法人日本スケートボーディング連盟(JSF)、株式会社立飛ホールディングス
SPECIAL EDITION
FINEPLAYはアクションスポーツ・ストリートカルチャーに特化した総合ニュースメディアです。2013年9月より運営を開始し、世界中のサーフィン、ダンス、ウェイクボード、スケートボード、スノーボード、クライミング、パルクール、フリースタイルなどストリート・アクションスポーツを中心としたアスリート・プロダクト・イベント・カルチャー情報を提供しています。
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othersパリ五輪で活躍したShigekixと中山楓奈も来場!山口・宇部でアーバンスポーツを楽しもう「UBE URBAN SPORTS FES 2024」2024.09.032024年9月29日(日)に山口県宇部市の常盤通り(国道190号)特設会場にて「UBE URBAN SPORTS FES 2024」が開催される。「UBE URBAN SPORTS FES」は都市の風景を舞台に、自分の身体や技術を自由に表現するアーバンスポーツの魅力を身近に感じて楽しむことができるイベントであり、宇部市の中心市街地のウォーカブル化に合わせて開催することで、市民や観戦者に新しい楽しみ方や交流の機会を提供し、都市の魅力を高めることを目的としたイベントだ。 昨年も開催され、大盛況で幕を閉じた本イベントが今回も宇部に帰ってくる。なお今回は、この夏パリ五輪にて大活躍を見せたShigekix(ブレイキン男子日本代表)・中山楓奈(スケートボード・ストリート女子日本代表)の2選手を特別ゲストに迎えるスペシャルトークショーをはじめ、トップアスリートによるデモンストレーションと体験会といったさらにパワーアップしたアーバンスポーツイベントが宇部市の中心市街地である常盤通り(国道190号)で特設会場を設置して開催される。 以下では本イベントで楽しめる注目のスポーツコンテンツを紹介。 アーバンスポーツコンテンツ紹介 SPECIAL TALK SHOW Shigekix(シゲキックス)/ 半井重幸(ナカライ・シゲユキ)プロフィール 7歳でBreakingを始める。2018年ブエノスアイレスユース五輪にて銅メダルを獲得。2020年「RedBull BC One World Final」にて世界最年少で優勝。2020年、2022年、2023年とJDSF全日本ブレイキン選手権を3連覇。2023年アジア競技会にて金メダルを獲得し、パリ五輪出場を内定。これまでに47回の国際大会での優勝経験を誇り名実共に日本代表するブレイクダンサーである。 Shigekix ©︎株式会社IAM 中山楓奈(ナカヤマ・フウナ)プロフィール パリ五輪スケートボード日本代表/東京五輪スケートボード銅メダリスト9歳の誕生日にコンプリートデッキを買ってもらい、本格的にスケートボードを始める。16歳で臨んだ東京2020オリンピックでは、予選を全体1位で通過し、銅メダルを獲得。2022年7月に行われたパリ五輪代表選考大会「Street Skateboarding Rome 2022」では国際大会で初優勝を果たした。パリ五輪に向けて熾烈な日本人代表争いを経て、6月に行われたオリンピック予選シリーズ・ブタペスト大会で同日最高得点となる「ヒールフリップバックサイドリップスライド」を決め、3位入賞し大逆転で内定を決めた。また大会だけでなく、2022年11月にはアジア人女性として初めて「THRASHER MAGAZINE」の表紙となるなどストリートでの撮影にも注力。「自分の見せたい技を決める」ことを信念に、日々進化を遂げている。 中山楓奈 ©︎ムラサキスポーツ スケートボード (デモンストレーション・体験会) パリオリンピックでも盛り上がったスケートボード。普段ではなかなか見れないプロスケートボーダーの中山楓奈によるデモンストレーションや、実際にボードに乗って体験してもらえる「体験会」も無料開催。是非この機会に生で世界レベルのスケートボードを体感してほしい。 中山楓奈のハーフキャブヒールフリップ <デモンストレーション>東京オリンピック銅メダリストの中山楓奈によるトリック披露 <体験会>対象:小学生以上1回目 10:30~(60分) 2回目 11:45~(60分)3回目 13:00~(60分)4回目 14:30~(60分) スケートボード体験会申し込みはこちらから! ブレイキン (ショーケース・体験会) ブレイクダンスとも呼ばれ、音楽に乗せて体のあらゆるところを使ったアクロバティックな動きを繰り広げるスポーツ。2024年のパリオリンピックでは公式競技として大いに世界を賑わせた!体験会ではトップダンスチーム「九州男児新鮮組」による簡単なフットワークやフリーズなど初めてブレイキンを体験する方でも参加しやすい内容をレクチャー予定! 九州男児新鮮組 <ショーケース>パフォーマー:九州男児新鮮組スタジオMJダンススクール所属。2000年結成の福岡県久留米市出身のダンサー総勢20名以上で構成された日本を代表する若きエンターテイメントチーム。人間とは思えない動きで見る人すべてを魅了する「ブレイクダンス」を武器に日本全国さらには海外のテレビ出演やゲストライブなど「久留米から世界へ!」を掲げ活躍中。 ブレイキン体験会の様子 <体験会>対象:小学生以上1回目 10:30~(45分間)2回目 14:00~(45分間) ブレイキン体験会申し込みはこちらから! ダブルダッチ (ショーケース・体験会) 2本のロープを使って跳ぶなわとびで、ロープの中でジャンプをしながらダンスやアクロバットをするスポーツ。誰でも簡単に体験できるのもダブルダッチの魅力!ダブルダッチはジャンプさえできれば誰でもできる!体験会に参加して様々な跳び方にチャレンジしてみよう! NEWTRAD <ショーケース>パフォーマー:NEWTRAD世界チャンピオンやシルク・ドゥ・ソレイユ出演者、Z世代のカリスマメンバーも在籍する⻄日本唯一のプロチームであり、2024年7月に開催された世界大会への出場も果たしたプロダブルダッチチーム。 ダブルダッチ体験会の様子 <体験会>対象:小学生以上(小学生以下でもジャンプできればOK)1回目 11:45~(45分間)2回目 15:00~(45分間) ダブルダッチ体験会申し込みはこちらから! パルクール (体験会) パルクールとはフランス軍発祥のトレーニングカルチャー。「走る」「跳ねる」「乗り越える」「掴まる」「バランスを取る」動作の基本である5大基礎能力を伸ばすことによって、イメージした通りに動ける機能的な身体作りを行うアクティビティ。今ではヨーロッパを中心に世界中でパルクールが実践され、スポーツとしても世界大会が開催されている。あなたのバランス感覚や身体能力を目覚めさせる様々なミッションにチャレンジしよう! パルクール体験会の様子 <体験会>対象: 3歳以上1回目 10:30~(45分間)2回目 12:00~(45分間)3回目 14:00~(45分間) パルクール体験会申し込みはこちらから! JUN 講師:JUN中学1年生の時にパルクールに出会い、学生時代は全てパルクールに注ぎ現在まで15年以上のパルクール実践歴を持つ。 地元山口県(宇部市)にて幅広く活動を通し、2016年から福岡県へ進出して九州一のパルクールチーム「Fukuoka Parkour Connection」に所属。 現在はチームで運営するパルクールジムで講師として携わり、パルクール講師として体験会や様々なイベントを通してパルクールの普及活動を行っている。 パルオニ (体験会) 『鬼ごっこ』×『パルクール』の究極の鬼ごっこスポーツが宇部市に上陸!競技の専門性によらない、誰でも行う『あそび』を競技化。安全面が配慮され、運動機能を自然と向上させるキッズ用の障害物が置かれた指定エリアの中で、1対1の「20秒間鬼ごっこ」をする究極の鬼ごっこスポーツ!「追う側」「追われる側」に分かれ、どちらが早くつかまえることができるかを競う。子ども同士、親子で遊べるパルオニをみんなで楽しもう! パルオニの様子 <体験会>対象: 3歳以上1回目 11:15~2回目 12:45~3回目 14:45~ パルオニ体験会申し込みはこちらから! 3×3 (クリニック・ミニ大会) 昨年に引き続き、キッズ向けの3×3バスケットボールトーナメントを開催。未来のスター選手たちが熱戦を繰り広げる。プロチーム「スリストム広島」も特別参加し、バスケットボールクリニックに加え、プロチーム同士によるハイレベルなエキシビションマッチも実施。プロの迫力あるプレイを間近で観戦しながら、3×3バスケットボールの奥深さを体感できる贅沢なこの機会に子どもから大人まで3×3の魅力を存分に楽しんで欲しい。 クリニック 11:30~(45分間)ミニ大会 12:45~ 3x3体験会申し込みはこちらから! イベント概要 イベント名:UBE URBAN SPORTS FES 2024 開催期間:2024年9月29日(日)会場:山口県宇部市常盤通り(国道190号)特設会場入場料:無料主催:宇部市企画・運営:株式会社GATHER メディアパートナー:FINEPLAY 問い合わせ先:宇部市観光スポーツ文化部スポーツ振興課Email:info@ubeusfes.jp
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danceジュニア世代が活躍する世界最大級のブレイキン大会!「東急不動産ホールディングス BREAKINʼ SUMMIT 2024」2024.09.022024年9月7日(土)に東京都渋谷区の国立代々木競技場第二体育館にて「東急不動産ホールディングス BREAKIN’ SUMMIT 2024」が公益社団法人日本ダンススポーツ連盟主催の下で開催される。本イベントはパリ2024オリンピックの影響もあり、近年盛り上がりを見せるブレイキンシーンにおいて、ジュニア世代が中心となる大規模な大会が国内外問わず開催されていない背景を鑑みて、ブレイキン大国である「日本」から、世界に発信できる世界最大のジュニア大会となることを目論み今回初開催する。その想いに共感し、イベントのアンバサダーにShigekix(半井 重幸)が就任。本イベント当日はダンスショーや表彰プレゼンターを担当するなど、イベントの演出やホスピタリティにアンバサダーとして積極的に参画。以下はそんなShigekixからのコメントだ。 イベントアンバサダーShigekix(半井重幸)のコメント 自分が小さい頃の経験を振り返ると、同じ世代の仲間と共に練習したり、大会に向けて準備をしたり、がんばったり、そういう環境が自分を成長させてきたと思っています。その時間は、少年だった自分にとって青春だったし貴重なものでした。これから活躍するBboysやBgirlsにとって、このイベントがそういうものになればいいなと思っています。アンバサダーとして運営のみなさんと一緒に価値のあるイベントを創れるようにがんばって取り組んでいきます。ご期待ください。 大会ルール 今大会には同じ都道府県に在住しているメンバー5名から8名で構成されたチームが出場可能。予選では3チームによるリーグ戦を4サークルで行い、各サークル3名の審査員でリーグ戦の勝敗をつけていく。第1から第4までのリーグを進め、各リーグ1位のチームがTOP16トーナメントへ進出。リーグ内で同率があった場合は代表者1名による延長戦を行い、また3チームとも同率の場合は三つ巴の延長戦となる。 予選 AサークルBサークルCサークルDサークル第1リーグ3チーム3チーム3チーム3チーム第2リーグ3チーム3チーム3チーム3チーム第3リーグ3チーム3チーム3チーム3チーム第4リーグ3チーム3チーム3チーム3チーム TOP16トーナメントは同じく4サークルのまま進行し、勝ち上がった上位8チームがメインステージへ進出となる。メインステージからは1サークルとなり、特別審査員を加えた13名でジャッジしてトーナメントの優勝チームを決定する。 バトルルール 全てのバトルが最大12分間、以下の内容の1チーム5ラウンド形式となる。 1チームラウンド1ラウンド2ラウンド3ラウンド4ラウンド5形式ソロソロルーティンソロルーティン制限時間1分以内1分以内1分30秒以内1分以内1分30秒以内 ソロ:必ず1名で踊る。(コマンドーなどは禁止)ルーティン:必ず1名以上で踊る。(制限時間内であればソロに繋げるのは可) キャスト 大会概要 大会名:東急不動産ホールディングスBREAKIN’ SUMMIT会場:国立代々木競技場 第二体育館(東京都渋谷区神南2-1-1)主催:公益社団法人日本ダンススポーツ連盟(JDSF)スポンサー:東急不動産ホールディングス株式会社 / ビザ・ワールドワイド・ジャパン株式会社 / 株式会社みずほフィナンシャルグループ / 株式会社コーセー / 第一生命保険株式会社 / AlphaTheta株式会社 / バリュエンスジャパン株式会社 / 味の素株式会社日時:2024年9月7日(土)09:00(予定)… OPEN - エントリー受付開始10:30(予定)… START - 予選リーグ開始17:00(予定)… MAIN OPENING - TOP8開始19:30(予定)… CLOSE - イベント終了観戦チケット情報:LivePocket-Ticket-にて前売り券好評発売中。※詳細は関連リンクのチケット販売サイトにてご確認ください。
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surf5日間にわたる激戦となったS.LEAGUE開幕戦『第28回茨城サーフィンクラシック さわかみ杯』を制したのは2024.08.30茨城県大洗町磯場ポイントでS.LEAGUE開幕戦となる「第28回茨城サーフィンクラシックさわかみ杯」が2024年8月21日〜8月25日の5日間に渡って開催された。今回の開幕戦はショートボード、ロングボード、マスターズが同時開催となり、波の状況に合わせてショートボードとロングボードの試合が行われるのも新たな試みとなった。ロングボードは磯場ポイントでの試合は初めてということもあり、今回初めて会場に訪れた選手も多かった模様。 会場となる磯場ポイントはインサイドに岩があり、波の変化が激しいポイントの1つ。潮の満ち引きで波数が少なくインサイドの岩を考慮して演技をしなくてはならない時間帯や、風の影響で海面が乱れることもあったが5日間を通して腹〜胸サイズの波が押し寄せていた。また、波が来ない状況の時はインターバルを取り、選手が自身のパフォーマンスを発揮しやすいように運営側も配慮して行っていた。 ショートボード男子の優勝は兄弟対決を制した西優司が優勝 優勝した西優司 ©︎S.LEAGUE 決勝はパリ2024オリンピックに出場し日本人サーフィン最高位の5位入賞を果たした稲葉玲王を準決勝で破り、昨年のJPSAグランドチャンピオンに輝いている西慶司郎。対する相手は西慶司郎の実弟、西優司と兄弟対決となった。決勝戦、先に動き出したのは兄の慶司郎。インタビューでも「一対一の戦いでは相手より先に動きたい」と語っていた言葉の通り仕掛けてきた。リズム良く点数を重ね、相手にプレッシャーをかける。対する弟の優司はじっくりと良い波を待つ兄、慶司郎とは対照的な試合運びで戦い、グッドスコアを2本揃えた弟、優司が優勝。海から上がってくると長男の西修司、ファイナルを戦った次男、西慶司郎に担がれ嬉しい開幕戦優勝となった。インタビューでは涙で言葉を詰まらせながら、サポートしてくれている方への感謝の思いを語った。 ショートボード女子は中塩佳那が優勝 優勝した中塩佳那 ©︎S.LEAGUE ショートボード女子の決勝戦は中塩佳那と川瀬心那の戦い。序盤から動きながら波に乗り、点数を重ねる川瀬。対する中塩は準決勝の戦い方と同様に自分の狙っている波をじっくり待つ戦略で決勝戦も戦う。中塩の試合運びが功を奏し、エクセレントスコアを2本揃え優勝。技術力の高さに合わせて限られた試合時間の中で良い波を見つけ、その良い波の1番良いポジショニングから波に乗る”波を見極める力”を兼ね備えている中塩が今シーズンも開幕戦から強さを見せた。 ロングボード男子の優勝は浜瀬海 優勝した浜瀬海 ©︎S.LEAGUE ロングボード男子の決勝は浜瀬海、田岡遼平、森大騎、堀井哲の4名での戦いとなった。今シーズンからWSLの「Longboard Tour Championship Series」に参戦している浜瀬が10点満点中の9.5ポイントとバックアップに8.25ポイントの2本を揃え全員をコンビネーションに追い込む圧倒的な強さを見せ優勝。2位となった田岡は今回が初ファイナル。若手のプロロングボーダーの1人。今後の活躍に期待したい。 ロングボード女子の優勝は田岡なつみ 優勝した田岡なつみ ©︎S.LEAGUE ロングボード女子の決勝は田岡なつみ、吉川広夏、榊原頼子、大橋寛子の4名での戦い。田岡が4本目に9.25ポイントをスコアし、榊原と大橋はコンビネーションに追い込まれる。吉川はトップスコアを8ポイント、バックアップを7.65ポイントとし優勝するために必要なスコアが8.46ポイント。吉川は果敢に攻めるも逆転に必要なスコアを出すことができず田岡が優勝。田岡は現在WSL Longboard Tour Championship Seriesで3位という素晴らしい成績を残している中、S.LEAGUE開幕戦の優勝を飾った。 大逆転でマスターズ初優勝を飾った河野正和 優勝した河野正和 ©︎S.LEAGUE マスターズ決勝は、牛越峰統、原田正規、河野正和、今村厚の4名。セットの波を掴んだ原田が7ポイントをスコアし試合を終始リード。河野が中盤で掴んだ波で8.75ポイントをスコア。優勝する為に必要なスコアが4.25ポイント。試合終了間近に入ったセットを掴み、7ポイントを出し見事逆転優勝。河野は茨城サーフィンクラシックのショートボード男子の初代優勝者でもあり、嬉しいマスターズ初優勝となった。 新たなスタートを切ったS.LEAGUE サイン会の様子 ©︎S.LEAGUE JPSAから新たにS.LEAGUEとなり初めての試合となったが、会場には大型スクリーンが併設され、フードトラックも並んでいたりと試合観戦がより充実した時間を過ごせるようになっていた。また、選手の入場の際には紹介のアナウンスに加え豪華な演出が加わり選手の個性を垣間見ることが出来るのも見どころの1つとなっていた。試合終了後には出場していたプロサーファーのサイン会が行われ選手のモチベーションにもなるはずだ。 今シーズンは今大会の第28回茨城サーフィンクラシックさわかみ杯から始まり、来年の4月まで行われる。次戦はショートボードとマスターズは2024年10月17日〜10月20日(予備日:10月21日)静岡県下田市・多々戸海水浴場にて、またロングボードは2024年9月15日〜9月16日(予備日:9月17日)神奈川県茅ヶ崎市・茅ヶ崎パークにて第2戦が開催される。新たにスタートしたS.LEAGUEの動向が見逃せない。 『第28回茨城サーフィンクラシック さわかみ杯』結果 《ショートボード男子》1位 西優司2位 西慶司郎3位 稲葉玲王、田中大貴 《ショートボード女子》1位 中塩佳那2位 川瀬心那3位 宮坂麻衣子、川合美乃里 《ロングボード男子》1位 浜瀬海2位 田岡遼平3位 森大騎4位 堀井晢 《ロングボード女子》1位 田岡なつみ2位 吉川広夏3位 榊原頼子4位 大橋寛子 《マスターズ》1位 河野正和2位 原田正規3位 今村厚4位 牛越峰統
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surfパリ五輪で活躍した松田詩野と稲葉玲王も出場!WSL QSの日本ラウンド開幕戦「whitebuffalo OMAEZAKI PRO 2024」の見どころと楽しみ方2024.08.28国内最高グレードのサーフィンの大会であるQS3000にカテゴライズされた「whitebuffalo OMAEZAKI PRO 2024」が静岡県御前崎市「御前崎ロングビーチ」 にて、2024年9月4日(水)~9月8日(日)の5日間にわたって開催される。 本大会はサーファーたちの憧れの舞台「WSLチャンピオンシップツアー(以下:CT)」への参戦に向けて、避けては通れない2025年の「WSLチャレンジャーシリーズ(以下:CS)」の出場権がかかるQS3000大会、ひいては早くも2028年ロサンゼルスオリンピックに向けた日本代表選考にも関わる大会となる。 そんな日本のトップサーファーにとって重要な本大会を、過去にワールドサーフリーグ(以下、WSL)のツアーを日本に6度誘致して来た実績を誇るwhitebuffaloがここ静岡県御前崎市では2度目として開催。 そして今回は、8月上旬にパリオリンピック終えたばかりの、松田詩野(TOKIOインカラミ所属)・稲葉玲王の2選手が出場する凱旋大会としても注目を集めており、彼らをはじめとした日本のトップサーファーたちがしのぎを削る戦いに期待が高まっている。 以下は今大会注目のトップサーファーたちだ。 今大会注目選手 稲葉玲王 ©︎ISA / Beatriz Ryder 男子:稲葉 玲王 (イナバ・レオ):パリ2024オリンピック日本代表 男子5位入賞、2023年第4回ジャパンオープンオブサーフィン 優勝大原 洋人 (オオハラ・ヒロト):東京2020オリンピック日本代表 男子5位入賞、CSランキング現在15位、2024年WSL「Baler International Pro」優勝伊東 李安琉 (イトウ・リアル):2024年WSL QS5,000「Nias Pro」3位、OMAEZAKI PRO2023優勝西 慶司郎 (ニシ・ケイジロウ):2021年、2023年JPSAグランドチャンピオン 松田詩野 ©︎ISA / Pablo Jimenez 女子:松田 詩野 (マツダ・シノ):パリ2024オリンピック日本代表、2024年WSL QS5000「Krui Pro」3位、2024年WSL、2024年WSL QS3000 「 Tamil Nadu International Surf Open 」 準優勝都筑 有夢路 (ツヅキ・アムロ): 東京2020オリンピック日本代表女子銅メダリスト、2023年WSL QS3000「Siheung Korea Open」 優勝、2023年第4回ジャパンオープンオブサーフィン 優勝松岡 亜音 (マツオカ・アノン):2023年ISAワールドジュニアチャンピオン、2023年WSL QS5,000「Krui Pro」優勝池田 美来 (イケダ・ミライ):2024年WSL QS5,000「Krui Pro」優勝、2024年WSL「Krui Pro Junior」優勝 大会告知映像解禁!NFTアーティスト集団「NEO TOKYO PUNKS」の NIKO24氏がサーフィン大会とコラボレーション! 大会告知映像が完成!!今大会のポスターや映像は、イラスト及びモーショングラフックは NFTアーティスト集団「NEO TOKYO PUNKS」のNIKO24氏が担当。楽曲「Surfer‘s high」はAI技術をとり入れて今回の為に制作され、声優の金 香里(キムヒャンリ)が歌手として参画している。 今回クリエイティブディレクターとして、メインスポンサーを務めるwhitebuffaloを展開する株式会社ケイズプロジェクト代表の小辻富明は、「サーフィンのイメージというか世界観は意外とステレオタイプでワンパターンなんです。だからそこに少し異質なカルチャーをプラスして遊んでみたくなったんです。アニメーションは日本が世界を席巻するカルチャーです。だから楽曲もアニメの主題歌風なものをつくってみました。 そうすることで今までサーフィンにまったく関心のなかった層が少しでも関心を持ってくれたらそれでいいかなと」と語った。 https://youtu.be/R4vtVo3IdnY 来場者必見!更に御前崎の地を盛り上げる豪華サイドコンテンツに参加しよう! 昨年のUrban Sports Camp in Omaezakiの様子 そして今回は本戦の観戦のみならず、子どもから大人までたくさんの来場者がこの御前崎の地での時間を身体を動かしながら楽しめるように、老若男女が参加できる様々な体験型サイドコンテンツが用意されている。是非大会観戦の合間時間で、今回は様々なアーバンスポーツを通して夏の御前崎をご家族やお友達と一緒に心から楽しんでいただきたい。 Urban Sports Camp in Omaezaki 昨年のUrban Sports Camp in Omaezakiの様子 「Urban Sports Camp」は、東京オリンピックそしてパリオリンピックでも国境や超越した感動を世界に届け、注目を浴びた新しい可能性を秘めるアーバンスポーツを通じて日本全国に笑顔を届けることを目的に立ち上げられたアーバンスポーツツーリズムプロジェクト。今回は昨年も開催されたこの御前崎の地で「フリースタイルフットボール」と「スケートボード」の2種目のショーケースと体験会を開催!一流アスリートによるパフォーマンスはもちろんのこと、アーバンスポーツにチャレンジできる体験会も設けている。「Urban Sports Camp in Omaezaki」で最高の思い出を作ろう! イベント名:Urban Sports Camp in Omaezaki日時:2024年9月7日(土)場所:市営 薄原駐車場 【フリースタイルフットボール】ショーケース&体験会スケジュール ・1回目 12:30~13:15・2回目 14:00~14:45・3回目 15:30~16:30来場講師:Yu-to Yu-to Yu-to / フリースタイルフットボーラー:静岡県御前崎市出身。5歳からサッカーを始め、中学2年生の時にフリースタイルフットボールに出会う。高校生の日本一を決める「High school No.1」では大会史上初の2連覇を果たす。SNSでは合計60万フォロワーを獲得し、現在は東京を拠点に全国各地で活動中。 【スケートボード】スケートデモ&体験会スケジュール ・1回目 12:00~12:45・2回目 13:30~14:15・3回目 15:30~15:45来場講師:中坂優太、原悠真、菊池泰世 中坂優太 中坂優太 (ナカサカ・ユウタ) / プロスケーター:静岡のスケートシーンを牽引してきたプロスケーター。現在は指導者として活動。世界ランキング上位の小野寺吟雲、青木勇貴斗、根附海龍を幼少期に指導。2024パリオリンピックでは、ツイ・チェンシー(中国)をストリート女子4位と同国史上最高位に押し上げた。 原 悠真 原悠真 (ハラ・ユウマ) / スケーター:回し系を得意とするテクニカルスケーター。静岡のスケートシーンを長く牽引する人物。 菊池泰世 菊池泰世 (キクチ・タイセイ) / スケーター:Instagramフォロワー12万人越え。幼少期からミニランプを得意とする世界で注目されるスケーター。2024上海XGAMESに出場予定。 当日申込み可!体験会参加者には「Urban Sports Camp」バッチをプレゼント! ティラノサウルスレース in 御前崎 御前崎に新たな伝説が誕生!地元高校生が企画した「ティラノサウルスレース」で、まさに史上最強の恐竜になりきって走り抜けよう!子どもから大人まで誰でも参加できるこのイベントは、スリル満点のかけっこや、友達同士で楽しめる動画撮影、さらに他にもワクワクするアクティビティが盛りだくさん! 家族や友達と一緒に、笑いと興奮が止まらない一日を過ごしませんか?ユニークな写真や動画をSNSでシェアして、みんなに自慢しちゃいましょう!参加者には素敵な記念品も用意しています。是非ご参加ください。 日時:2024年9月7日(土) 受付開始 11:00 イベント開始 12:00~14:00場所:静岡県御前崎市 御前崎ロングビーチ参加費:1,000円体験可能コンテンツ:ティラノサウルスレース、スポーツスタッキング、スラックレール参加アーティスト:岡井一貴主催:榛原高校グローカル部・WSL御前崎プロ実行委員サポート:株式会社ハジキお申込みは下記リンク内フォームより 大会概要 大会名:whitebuffalo OMAEZAKI PRO2024 開催期間:2024年9月4日(水)~9月8日(日)会場:静岡県御前崎市「御前崎ロングビーチ」カテゴリー:Men's Qualifying Series 3000 / Short Board 88 名 Women's Qualifying Series 3000 / Short Board 40 名 主催:WSL 御前崎プロ実行委員会特別協賛:white buffalo ※株式会社ケイズプロジェクト 公認:WSL/ASIA(APAC) 後援:静岡県/御前崎市/御前崎市商工会/御前崎市観光協会 協力:日本サーフィン連盟静岡2区支部/御前崎ローカルサーフコミュニティ 御前崎スマイルプロジェクト/NPO 法人サーフアンドシー 放送配信:WSL 公式 YouTube