男子スケートボードストリート表彰台を日本人選手が独占【X Games Chiba 2022 Presented by Yogibo】

2022.04.24
Jason Halayko / ESPN Images

4月24日(日)X Games Chiba 2022 Presented by Yogiboの最終日は、満員の観客の前で男子スケートボードパーク、女子スケートボードストリート、男子スケートボードストリートの3種目の決勝が行われました。

大会3日目は、男子スケートボードパーク決勝にてアメリカのジャガー・イートンが同種目で自身初の金メダルを獲得する快挙を成し遂げて幕を開けました。

ジャガー・イートン / ©Brett Wilhelm/ESPN

彼は3本目で、ボックスギャップでのキックフリップ → バンクウォールでのフロントサイド ノーズブラント → スミスグラインド → コーナーを抜けてバックサイド リップスライド → バックサイド ノーズブラント ストール → フロントサイド リップスライド → バックサイド360オーリーからフェイキー → ハーフキャブのフロントブラント → フロントサイド スミスグラインド → エクステンションでのフロントサイド ノーズグラインドからフェイキーを繰り出しキーラン・ウリーを追い抜きました。

キーラン・ウリーはX Gamesで自身初の銀メダルを獲得し、X Games 2021スケートボードパーク金メダリストのリアム・ペイスは銅メダルに輝きました。

ライッサ・レアル / ©Brett Wilhelm/ESPN

ブラジルのスーパースターであるライッサ・レアルは、女子スケートボードストリートで序盤から優位に立ち、X Gamesにて自身初の金メダルを獲得しました。彼女の最初のランは、フロントサイド フィーブル グラインド → ヒールフリップ → キックフリップ バックサイド リップスライド → バックサイド スミス グラインド → 折り紙ギャップを越えるオーリー、そして下りのビッグレールでのフロントサイド ブラントスライドをメイクしトップに立ちました。

富山県出身の中山楓奈はレアルに追いつくことはできませんでしたが、銀メダルでX Games自身初のメダルを獲得し、ルーキーのクロエ・コベルはX Games Chibaの最年少アスリートとして銅メダルに輝きました。

堀米雄斗 / Jason Halayko ESPN Images

ZOZOマリンスタジアムに雨が降り始める中、男子スケートボードストリート決勝は雨のため早々に終了しました。最初の2ラウンドを終えた時点で日本人ライダーが上位3位を占め、東京都江東区出身の堀米雄斗(ミクシィ)は、ノーリー270バックサイド リップスライド → ノーリーバックサイド270からのノーズライド → 折り紙ギャップでのノーズグラブ360 → バックサイド ノーズブラントスライド → スモールギャップでの360フリップ → ギャップからのリップスライド → スイッチ270リップスライドをメイクして2本目でトップとなりました。

池田大暉 / ©Brett Wilhelm/ESPN

東京都大田区出身のルーキー、15歳の池田大暉(ムラサキスポーツ)は銀メダルでX Games自身初のメダルを獲得し、神奈川県出身の白井空良(ムラサキスポーツ)は自身2個目の銅メダルを獲得しました。

白井 空良 / ©Brett Wilhelm/ESPN

モトエックス フリースタイルデモとブレイキン エキシビジョンバトルが最終日を締めくくりました。日本初開催となった「X Games Chiba」の3日目の来場者数は17,000人でした。

(左から)池田、堀米、白井
Yoshio Yoshida / ESPN Images

Results

Men’s Skateboard Park
1. Jagger Eaton (USA)
2. Kieran Woolley (AUS)
3. Liam Pace (USA)
4. Yuro Nagahara (JPN)
5. Tristan Rennie (USA)
6. Gavin Bottger (USA)
7. Kensuke Sasaoka (JPN)
8. Zion Wright (USA)  

Women’s Skateboard Street
1. Rayssa Leal (BRA)
2. Funa Nakayama (JPN)
3. Chloe Covell (AUS)
4. Yumeka Oda (JPN)
5. Poe Pinson (USA)
6. Pamela Rosa (BRA)
7. Gabriela Mazetto (BRA)
8. Aori Nishimura (JPN)  

Men’s Skateboard Street
1. Yuto Horigome (JPN)
2. Daiki Ikeda (JPN)
3. Sora Shirai (JPN)
4. Lucas Rabelo (BRA)
5. Jagger Eaton (USA)
6. Dashawn Jordan (USA)  
7. Kelvin Hoefler (BRA)
8. Jake Ilardi (USA)

執筆者について
FINEPLAY編集部
FINEPLAY は世界中のサーフィン、ダンス、BMX、FMX、スケートボード、スノーボード、クライミングなどストリート・アクションスポーツに関する情報を提供するWebマガジン
ピックアップフォト
アクセスランキング
FINEPLAY
アクションスポーツ・ストリートカルチャー総合メディア

FINEPLAYはアクションスポーツ・ストリートカルチャーに特化した総合ニュースメディアです。2013年9月より運営を開始し、世界中のサーフィン、ダンス、ウェイクボード、スケートボード、スノーボード、クライミング、パルクール、フリースタイルなどストリート・アクションスポーツを中心としたアスリート・プロダクト・イベント・カルチャー情報を提供しています。

アクションスポーツ・ストリートカルチャーの映像コンテンツやニュースを通して、ストリート・アクションスポーツの魅力を沢山の人へ伝えていきます。

直近のワークショップ
直近のワークショップはありません
イベントスケジュール
4月 2024
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30      
« 3月   5月 »

●今日 ○イベント開催日

ピックアップフォト
編集部おすすめ記事
アクセスランキング
FINEPLAY
アクションスポーツ・ストリートカルチャー総合メディア

FINEPLAYはアクションスポーツ・ストリートカルチャーに特化した総合ニュースメディアです。2013年9月より運営を開始し、世界中のサーフィン、ダンス、ウェイクボード、スケートボード、スノーボード、クライミング、パルクール、フリースタイルなどストリート・アクションスポーツを中心としたアスリート・プロダクト・イベント・カルチャー情報を提供しています。

アクションスポーツ・ストリートカルチャーの映像コンテンツやニュースを通して、ストリート・アクションスポーツの魅力を沢山の人へ伝えていきます。

配信先メディア一覧