「スノーボーダーとして自分たちが恩恵を受けている自然に少しでも恩返しがしたい」この言葉がとても印象的だった。
自然をフィールドに活動しているスノーボーダーが自然の恩恵を受けると共に肌で感じたのは気候変動や自然環境の変化。そのような自然を自らの手で守りたいという思いから環境保全のため「自伐型林業」で持続可能な森づくりに取り組み、「表現者×自伐型林業」というライフスタイルで山を利活用し、自然と共生した多様な生き方を体現しているスノーボーダーや様々なジャンルの表現者により構成された団体がある。
今回は現役スノーボーダーでありながら林業をメインに活動しているDIVERSE LINES CLUBにて代表を務める天野紗智(あまの・さち)さんと同団体でフォレストマネジャーを務める高橋龍正(たかはし・りゅうせい)さんのお二人にインタビューを敢行。自身のスノーボーダーとしての活動、林業を始めたきっかけ、そして今後のDIVERSE LINES CLUBの展望などを聞いた。
スノーボードが見せ続けてくれる新しい世界

初めにお二方のスノーボードとの出会いを聞かせてください。
高橋龍正さん(以下:T):僕が生まれてすぐに父親がスノーボードを始めたため、家族の影響で3歳からスノーボードを始めました。本当に小さい頃から始めたので物心がつく頃には既に滑れていました。毎週のように家族みんなでスノーボードをするようになり、うまくなっていくうちに僕自身本格的に競技として取り組むようになりました。
天野紗智さん(以下:A):私は元々バスケットボールをしていてインターハイやインカレに出場していたアスリートでした。スノーボードは19歳の頃に始めたのですが、ずっとチームスポーツをやってきた私はスノーボードの勝ち負けだけではない、自分のスタイルを「表現する」楽しさを知ってどんどんのめり込んでいきました。
アスリートとしてはどんな経歴をお持ちでしょうか?
T:僕は幼少期から競技をしていたので大会にもたくさん参戦してきました。中学生の頃にプロ資格を取得して何度か全日本選手権優勝も経験しました。18歳の頃には日本代表としてワールドカップも転戦しましたが一年くらい大会を周ってみて、人と競うことはあまり自分には向いてないと感じたので、ビデオ撮影などの作品作りに転向し被写体のライダーとして活動するようになりました。
転向後もいくつかの大会には出場し、2016年に中国の北京であったBeijing summer rail jamが3位、2015年に東京の六本木であったBurton rail daysで日本人最高位の6位になりました。現在はメーカーの広告塔として撮影したり、自分の滑りを表現するために、色々なビデオクルーのメンバーと精力的に作品作りを行っています。
A:スノーボードの「表現」する部分に惹かれて始めたこともあり、うまくなればなるほど、大会で勝ちたいというよりも自分の滑りを映像で表現してみたいと思うようになっていきました。そこからライダーがたくさん出るような大会でリザルトを残したり、色々な人に滑りを見てもらえるようになって、ライダーになるチャンスが巡ってきたことで映像で表現できる機会が増えていきました。
大会での優勝経験が何度かあるくらいで目立った経歴というものは特にありませんが、ライダーとして自分のかっこいいと思うスタイルを表現し、スノーボードの魅力を発信し続けています。

アスリートとして活動してきたからこそ経験できたことはありますか?
T:小学生から20歳くらいまで大会転戦のため冬はほとんど海外にいるような生活をしていたので、世界中色々な国に行って現地でたくさんの友達ができた経験は自分の世界を広げてくれたのでスノーボードを通して得られた貴重な経験です。
また競技を辞めてからもスノーボードを続けていく中で、撮影ライダーとして自分にできることの幅が広がり、スキー場のような決められた場所だけではなく、自分が滑りたかったポテンシャルのある山にも行けるようになりました。競技をしていた頃には見られなかった新しい世界を体験できるようになったので、スノーボードを通じてそういった世界を渡り歩けていることはすごい経験で財産だと感じています。
A:私もスノーボードをしていたおかげで、スノーボードをするためにカナダにワーホリに行くという目的ができて、長期間海外に住むという経験ができました。スノーボードが私を突き動かして新しい世界を見せてくれたことで視野が広がったので、スノーボードをやって本当に良かったです。
また、海外で1年通して充実した生活を送ることができたことで、日本に帰ってきてから冬しかできないスノーボードと仕事をどう組み合わせて向き合っていくかなど、自分の将来について考えるきっかけにもなりました。
昨今のスノーボード業界では、ライダーたちは冬にスノーボードをするため夏場はがっつり働く形が主流なのでしょうか?
A:日本代表やトップクラスの選手は別ですが、ほとんどのライダーは夏場に活動費用を稼いで冬に一所懸命スノーボードをするというサイクルで毎年活動しています。もちろんそのサイクルが一年間通して自分の満足できるライフスタイルとして送れている方は問題ないと思います。でも私に関してはやりたい仕事ができていた訳ではなかったので「どうしたら山の近くでスノーボードも遊びも仕事も境界線無く生活できるのかな?」とずっと考えていました。
スノーボードも仕事も両立できる生活がしたい

スノーボーダーとして活動しながら林業に関わろうと思ったきっかけを聞かせてください。
A:まず山に近い生活がしたいと思い立って、長野県に引っ越して雪山と東京の二拠点生活を始めました。長野県を選んだ理由も東京からそこまで遠くないことから、都内で仕事があっても行き来しやすいだろうという軽い気持ちからでした。
こっちで暮らし始めてからしばらく経った時に知り合いの方から「林業だったらスノーボードをする自由な時間を作りながら暮らせるんじゃない?」というアドバイスをもらったので、まず林業の研修を受けたことが林業に興味を持ち始めたきっかけです。

T:(天野さんと)一緒に会社を立ち上げたので林業に興味を持ち始めたきっかけはほぼ同じですが、僕自身は東京から長野に22-23歳の頃に引っ越してきました。それからここ長野で歳を重ねていくうちにスノーボードを続けながら他のこともやりたいと思うようになりました。現実的にスノーボードだけで食べていくこともずっとできるわけではないと分かっていたので、じゃあ何をしようと考えた時に林業が選択肢にありました。
林業が良いと思った理由は、僕の勝手な想像ではあったのですが、季節に左右されない自由が利く業種なんじゃないかと思っていたからです。そのような自由な部分がスノーボードとマッチしていて、冬はスノーボードしながら時間がある時に林業できるのではと思って始めることにしました。実際に林業をやってみるとすべてが思い通りになるわけではありませんが、自分の時間を自分で作ることができるので、冬はスノーボードに向き合うことができています。根本的に山が好きなので自分に向いている仕事だと思っています。
注目したのは自伐型林業。スノーボードとの共通点は「表現」すること

DIVERSE LINES CLUBを立ち上げて、最初はどのように林業に携わり始めたのでしょうか?
A:2018年に団体を立ち上げたのですが、自分たちで山を持っているわけでは無いのでどうやって始めるかは凄く悩みました。立ち上げ当初は地元の農家さんを手伝ったり、色々なバイトを掛け持ちしたりしながら活動していました。その中で「これから林業で地域の森を守る活動をやっていきたい」という思いを色んな人に話していたら、地域の農家の方が「うちで持っている山があるからそこでやってみないか?」と言ってもらい林業をスタートすることができました。
林業のやりがいを聞かせてください。
A:森を管理していく中で森をどう活用したら面白いのか、また伐採した木を地域の方やおもしろいアイデアを持つ方にどういう風に使ってもらえるかを考えていくとすごく夢が広がります。木をただ売るだけではなく「表現」するために活用できる。そういったことを自分たちで発信できることが楽しいです。
また、何より自然が大好きなので一年を通して森や自然に囲まれて活動することで、仕事と暮らしと遊びの境界線が少ない環境で生活できていることが心地良いです。

T:僕は基本的に現場に出て活動する立場なので、四季を通して寒い日も気持ちいい日も肌で感じながら山の成長を見られることが楽しいです。林業の専門的な話になりますが、林業にも施業方法がいくつかあって一般的に知られている林業は50年くらいのスパンで木を全部切って新しい木を植え直す「皆伐林業」というスタイルになります。
でも僕たちがやっているのは「自伐型林業」という山の中の不必要な木を「間伐」という方法で取り除き、良い木だけを山に残してあげる作業を定期的に繰り返していくスタイルです。一つの山を長い年月ましてや一生かけて面倒見ていくような林業なので、少しずつ山をより良くしていくことにとてもやりがいを感じます。
A:私たちはスノーボードというスポーツで山や自然の恩恵を常に受けているので、自分たちの仕事を通して少しでも自然に恩返ししたいという思いもあります。そういう意味では自分たちが管理する山の状態が長い年月をかけて良くなっていく様子を見られることはとてもこの仕事のやりがいを感じる瞬間です。

やりがいが多い仕事である一方で林業業界の現実的な課題はありますか?
T:実は日本は戦前にしっかり山に木が植えられたこともあって、今では木が大きくてすごく良い山がたくさんあります。でも産業が発展していく中で林業が衰退した様々な歴史的背景もあり、日本の山はたくさんポテンシャルがあるのに活かしきれていないのが現状です。
A:私たちは山主さんの代わりに管理が行き届いていない山の手入れをする活動をしていますが、そのような山が増えている一方で林業者はどんどん減っている現状がある中、山の手入れをすることの大切さをみんなが認知しているわけではないので、なかなか管理を任せてもらえないという課題はあります。私たちとしてはもっとたくさんの山を手入れして良い森を増やしていきたいですが、この思いをみんなに知ってもらうことが難しくてもどかしい部分です。
T:僕たちがやっている自伐型林業に関しても、まだ認知が広がっておらず必要性を感じられている方が少ないので、団体として林業者を増やすための研修会を開いたり、地域の方に自伐型林業のことや山の管理の大切さを知ってもらうために、地域のイベントで「木こり体験」としてノコギリで丸太を切って創作するワークショップも開催しています。このような活動を通してもっとたくさんの人に森を管理する大切さを知ってもらいたいと思っています。

A:また林業者を増やす活動をしている理由は、今地域に私たちのような活動をしている人がほとんどいない現状に加えて、移住者や移住希望者、アスリートでありながら自由に活動したい人たちから「自然と共に暮らしながら仕事をしたい」という声が上がっているからです。
ただ彼らが私たちのように林業を始めるきっかけがほとんど無いので、自ら研修会を開催して仲間を増やしていければ、持続可能な森が増え、自治体や地域の方にも声が届きやすくなるのではと思って精力的に普及活動をしています。
アスリートとしての経験が林業という新たなチャレンジを支えた

今までスノーボーダーとして活動してきた中で「林業」という新たなキャリアへ踏み出すことへのチャレンジはありましたか?
A:林業であれば自由な時間が作れてスノーボードと両立できるのではないかと思って始めましたが、本当に林業で生活していけるのかや事業資金面での不安がすごくありました。でも実際にやってみたら地域の人の理解や応援してくれる人たちの存在があったり、国の助成事業に採択してもらえたりと大きなチャレンジでしたがやってみることで道が拓けていきました。
T:林業はやはり最初の設備投資が個人レベルでできるものではないので、ゼロから始めた僕たちには参入障壁が高く難しかったのですが、管理する山が一つ決まってからはなんとか事業計画や予算をまとめて実際に形にすることができて僕にとってもすごいチャレンジングな経験でした。
また林業は毎日同じ作業のようで全く違うので、日々トライアンドエラーを繰り返しながら前進しています。自然相手の仕事なので怪我などの危険と常に隣り合わせですが、最悪な状況にならないようにセーブしながら作業することもチャレンジングです。現状幸い無事故で活動できているので今後も気を付けてやっていきたいと思います。

スノーボーダーとしての経験が林業に活かされている点もありますか?
A:はい。スノーボーダーとしての活動の中で自分を表現してアピールすることはずっとやってきたことなので、林業でも同じようにやっているだけです。例えば、私は「こんな滑りで魅せます」というのと同じで、林業でも「こんないい森にします」ということをアピールして、活動を広げていくことはスノーボードも林業も一緒だと思います。
また、ただ林業をするというわけでは無く、「アスリートのセカンドキャリア問題の解決を目指す」という活動にも共感して応援してもらったり、スポンサーのような形でサポートしてもらえています。
「林業はかっこいい」を伝えたい

お二方の林業への思いを聞かせてください。
T:自伐型林業の間伐する木を見極めて選木し、良い山を作り上げていくことには美学が詰まっていて、そういったこだわりはスノーボードと通じるものがあると感じています。そのような点からも林業はかっこいいものだと僕は思っているのですが、業界は高齢化が進み、まだアナログな体制でやっているところがほとんどなのでその魅力が伝わっていないんです。
そこで表現者として活動している自分たちが「林業はかっこいい」ということを発信していくことで色々な人が林業に興味を持ち、自分たちのようなライフスタイルをしてみたいと思ってもらえるようにしたいです。
A:スノーボードを含めストリートのスポーツって大体最初はかっこいいからという理由で始めると思うんです。それと一緒で自分たちの活動を通して林業がかっこいいと思ってもらえて、憧れの仕事やライフスタイルになれば嬉しいです。ディバースラインではスノーボードと林業の活動、そしてライフスタイルを合わせた映像も発信しているので、今後も続けていきたいと思っています。

今後どのような活動を考えられているのか聞かせてください。
T:ディバースラインはまだこれからの団体なのでまずは林業の活動の幅を広げ、たくさんの山を管理していきたいと思っています。でも自分たちだけでは限界があるのでもっと周りを巻き込んで仲間も増やしていきたいです。近くの地域に僕たちのような団体が増えていくことで自治体や行政にも声が届きやすくなると思うので、そのためにも今後も積極的に講習会や研修会は開催していきます。
あと僕はやっぱりスノーボーダーなので、個人的には雪山に山小屋を作って泊まれるようにして、次の日の山を滑る生活もしてみたいですね。現実的な山の利活用案としてはマウンテンバイクコースやトレイルランコース、キャンプ場を作るようなことは今後やっていきたいと考えています。

A:私もそのような山の利活用をしたいと思ったのはスノーボードがきっかけでした。特に私がワーホリで訪れたカナダのウィスラーで経験したスノーボードをしながら仕事をして暮らすというライフスタイルは、私の好奇心や探求心を満たしてくれて、日本に帰っても同じような環境作りがしたいという思いにさせてくれました。どこまでできるかは分かりませんがスノーボードと仕事と遊びに境界線がない生活ができたら最高です。
そして林業を通して貢献したいことは、環境保全やセカンドキャリア・デュアルキャリア構築、地域活性化などたくさんありますが、林業と山の利活用をしながら、原点である自然と共に生活したり仕事したりすることの楽しさや豊かさを伝えるということをし続けていきたいです。
セカンドキャリアを考えるアスリートたちに伝えたいこと

自身の経験から現役のアスリートたちへのアドバイスや伝えたいことはありますか?
A:スノーボードでライダーを目指し始めたときから、自分なりに精一杯頑張ったことで、撮影の機会を作ることができたり、海外で滑りたいという次の目標が見えてきました。いつも目の前のことに一生懸命チャレンジしてきたからレベルアップができて今があると思っています。
そのような経験から私が言えることは、目の前の目標に対して全力でチャレンジしてほしいということです。そして目の前のことをやり切った先にある次のステージでも全力でチャレンジする。このようなチャレンジを繰り返していくことで自分が本当にしたいことや目指したいところが見えてくると思います。
T:素直に自分と向き合ってシンプルに好きだと思った環境に飛び込めば良いのかなと思います。仕事にしてもスポーツにしても自分に合うものをやることが一番良いと思っているので、自分としっかり向き合って自分の好きなものを見つけてあげると自ずと自分の行きたい道へ段階を踏んで導いてくれると思います。

セカンドキャリアないしデュアルキャリアを歩む先輩として今後どんなアスリートたちが増えて欲しいですか?
T:最近思うことですが、今の時代一つのことだけに固執する必要はないのではと感じています。もちろん一つのことを続けて極めていくことにも大きな価値があると思っています。でも別にそれ一つだけではなくもう一つやもう二つ付随するものを生活に取り入れることは自分の選択肢を広げてくれると思っているので僕はオススメしたいです。
A:私は自分のやっていることにこだわりを持って欲しいと思っています。どうしてもアスリートは勝ち負けで判断されてしまいますが、自分にしかないスタイルにこだわりを持ち続けていれば、そのかっこよさを認めてもらえたり、そこから別の何かが生まれてくる可能性もあり次のステージでも活かせると思います。自分の信じた道を進み、たくさん新しい世界を見て欲しいです。
一般社団法人ディバースライン(DIVERSE LINES CLUB)について
2018年12月設立。DIVERSE LINES CLUBは表現フィールドである自然を自らの手で守りたいという思いから環境保全に繋がる具体的な方法として「自伐型林業」による長伐期多間伐施業で持続可能な森づくりに取り組んでいる。「表現者×自伐型林業」というライフスタイルで自然を守りながら多様な生き方を体現している。
スローガンは「OUR LINES CREATE A CULTURE」。自分たちが描くラインが新たなカルチャーを作り上げていくことを願ってDIVERSE LINES CLUBと名付けられた。
天野紗智プロフィール

秋田県出身のスノーボーダー。3歳からスキーを始め、19歳でスノーボードに転向。スノーボードを始めて間もなくカナダ・ウィスラーを訪れ壮大なビッグマウンテンで繰り広げられる世界レベルのスノーボードに心動かされ、自分自身も人の心を動かすライダーを目指すようになる。法人立ち上げ翌年の2019年にはスノーボード、自然に対する考え方、森林の活用などをさらに深く知るために再度カナダへ渡る。そして、2020年帰国後ディバースラインの代表として本格的に始動。活動フィールドである自然を守る取り組みとアスリート活動を並行し「環境・人・社会」を豊かにするライフスタイルを目指している。
高橋龍正プロフィール

新潟県出身のスノーボーダー。親の影響で3歳からスノーボードを始める。中学・高校と世界を目指しスロープスタイル日本代表としてワールドカップを転戦。その後Burton rail days 6位、Beijing summer rail jam 3位など国内外の大会で活躍。近年はBurtonライダーとしてビデオ撮影を精力的に行い、ストリートからバックカントリーまで独自性の強いライディングでオールラウンドにこなし国内外のビデオクルーと共に数々の作品に出演している。そしてディバースラインでは取り組みの1つである自伐型林業のリーダーを担い、持続可能な森林を作ることで自分たちの活動フィールドを守り「環境・人・社会」を豊かにするライフスタイルの構築を目指している。
また現在はVECFOOTというスノーボードクルーと映像プロジェクトに取り組んでいる。
VECFOOTとは
浅間の麓で「スノーボード」「クライミング」「マウンテンニアリング」「アート」など、 様々なカルチャーに小さい頃から触れてきた僕らは、気づけば大人になっても深みを探求していた。 自然の中で培った経験と技術と知識を持ち寄り、探求し、記録し、表現していく。
Starring:
Ikumi Imai, Ryusei Takahashi, Kurumi Imai, Isagi Funayama
Film:
Yasuaki Yamagata, Kosuke Kobayashi
Edit:
Kosuke Kobayashi
Design:
Arata Funayama
Support:
BURTON, QUIKSILVER, DRAGON, NIDECKER, FW, ANON, YONEX, HERENESS
SPECIAL EDITION
FINEPLAYはアクションスポーツ・ストリートカルチャーに特化した総合ニュースメディアです。2013年9月より運営を開始し、世界中のサーフィン、ダンス、ウェイクボード、スケートボード、スノーボード、クライミング、パルクール、フリースタイルなどストリート・アクションスポーツを中心としたアスリート・プロダクト・イベント・カルチャー情報を提供しています。
アクションスポーツ・ストリートカルチャーの映像コンテンツやニュースを通して、ストリート・アクションスポーツの魅力を沢山の人へ伝えていきます。
●今日 ○イベント開催日
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doubledutch高校生たちの熱い思いが川崎に集結!新アンバサダーFLY DIGGERZと迎えた「ITADAKI ダブルダッチ甲子園 2026」2026.10.072026年9月27日(日)、川崎ルフロンにて「ITADAKI ダブルダッチ甲子園 2026」が開催された。ダブルダッチシーンで唯一、高校生が主役となる大会として、今年で6回目を迎えた。 本大会では、5年間アンバサダーを務めたREG☆STYLEから、新たにFLY DIGGERZへとバトンが引き継がれた。また、ショーケースの審査項目に「ショーマンシップ」が加わるなど一部ルールも変更。新たな形で高校生たちの挑戦を迎えた。 SHOWCASE OPEN部門ではAveが優勝。1on1 BATTLE 中学生以下部門はRIN、高校生部門はSHU-BOYがそれぞれの部門の頂に立った。 大西学園中高等学校吹奏楽部の演奏とジャッジムーブで大会がスタート ©ITADAKI 2026/Photo by Miz-ki 大西学園中高等学校吹奏楽部によるスペシャルなオープニングアクトが披露された。 「練習厳しく本番楽しく」をモットーに活動する同校は、吹奏楽コンクールで神奈川県代表として30年連続で東関東大会に出場。16回の金賞を受賞するなど、数々の実績を持つ。 今回のステージでは、吹奏楽の美しい音色にジャンプロープを取り入れた特別なパフォーマンスを展開。演奏の途中には、楽器を演奏しながらダブルダッチを跳ぶという挑戦も行われた。音楽とダブルダッチが融合した、この日ならではのステージで大会の幕開けを飾った。 続いて、ジャッジムーブが行われた。ダブルダッチジャッジに加えて新たに導入された「ショーマンシップ」の審査を担当する2名もパフォーマンスを披露した。 ショーケースのジャッジは、技術力をTO-MA(FLY DIGGERZ、FORTH)、表現力を映梨那(HEARTS、Doshin)、構成力をTATSUYA(Waffle、HEARTS)、完成度をMAKITO(HARIBOW)、独創力をKAI(REG☆STYLE、FORTH、HEARTS、CAPLIORE)が担当。 今年から新たに導入された「ショーマンシップ」の審査項目では、ビジュアル表現をshootshimada(スーパー島田ブラザーズ)、音楽性をUNOが担当。ダンスや音楽の分野で活躍する2人が、新たな審査項目を通して高校生たちのパフォーマンスを評価する。 ビジュアル表現: shootshimada(スーパー島田ブラザーズ) ©ITADAKI 2026/Photo by Miz-ki 音楽性: UNO ©ITADAKI 2026/Photo by Miz-ki また、1on1 BATTLEでは今年からジャッジが5名体制に変更された。t.taishi(YUTTY KINGDOM.)、AYUKA(FLY DIGGERZ)、Junya(HARIBOW、Hius)、ASUKI(Millennium Collection)、NAO AKAGAMI(Millennium Collection)の5名が審査を務めた。 ©ITADAKI 2026/Photo by Miz-ki 新たな審査項目を迎え、多彩な顔ぶれが大会を彩る中、高校生たちの熱い挑戦がいよいよ始まった。 「ICHINUKE」では江戸川高等学校が総合優勝とROOKIES CHAMPIONをダブル受賞 ©ITADAKI 2026/Photo by Miz-ki 昨年、新たに導入された競技「ICHINUKE」。ダブルダッチの基本技である「1抜け」を技術力だけでなくエンターテインメント性からも評価する競技だ。 ジャンプの回数だけでなく、「Cool & Funny」の精神に基づき、衣装や立ち振る舞いのかっこよさを評価する「Cool点」と観客を沸かせるユーモアあふれるプレーに与えられる「Funny点」で競い合う。 「ICHINUKE」は、普段ダブルダッチをしていない人にとってもダブルダッチに挑戦するきっかけとなる、参加しやすい競技の一つだ。 今年、総合優勝とROOKIES CHAMPIONをダブル受賞した江戸川高等学校も、普段はバスケットボール部の仲間として集まったメンバーが中心。メンバーの多くが「ICHINUKE」をきっかけにダブルダッチに挑戦し、見事2つの賞を手にした。 1on1 BATTLE 中学生以下部門はRINが優勝 ©ITADAKI 2026/Photo by Miz-ki 1on1 BATTLE 中学生以下部門の決勝では、昨年の優勝者YuN(ダブルダッチスクールBe Color/TMY CREW)とRIN(sddc)が対決。昨年の王者を相手に、RINは音を自分のものにするかのように音楽に合わせた自由な表現で会場を魅了した。見事勝利を収め、中学生以下部門で優勝した。 1on1 BATTLE 高校生部門はSHU-BOYが優勝 ©ITADAKI 2026/Photo by Miz-ki 1on1 BATTLE 高校生部門では、昨年に続きSHU-BOY(Ja☆p steady fam/TMY CREW)が優勝。決勝ではHARUTO(DDFAM/BAN FOOT)と対戦し、見事勝利を収め、2連覇を達成した。 バトルでは互いに技を競い合う一方、縄に入る前に相手のもとへ歩み寄り、声をかけ合う姿も印象的だった。勝負の中にも互いをたたえ合う2人の姿が見られた。 来年は高校3年生となるSHU-BOY。3連覇を目指す。 SHOWCASE STEP UP部門 最優秀賞 KRIEGER/日本体育大学桜華高等学校 ©ITADAKI 2026/Photo by Miz-ki SHOWCASE STEP UP部門では、日本体育大学桜華高等学校のダンス部メンバーによるチーム、KRIEGERが最優秀賞を獲得した。 STEP UP部門は、メンバーの過半数が大会開催日時点でダブルダッチを始めてから1年以内の選手で構成されるチームを対象としている。 KRIEGERは、ITADAKIのプロジェクトとしてREG☆STYLEのKO-YAが同校でワークショップを行ったことをきっかけに発足。昨年まで2連覇を達成しており、今年は3連覇を目指して大会に挑んだ。 今回のパフォーマンスでは、新たにクランプを取り入れた構成を披露。ダブルダッチに加え、ダンスの表現も取り入れたパフォーマンスで、見事3連覇を達成した。 SHOWCASE OPEN部門 3位 BAN FOOT/DDFAM ©ITADAKI 2026/Photo by Miz-ki SHOWCASE OPEN部門では、DDFAMのBAN FOOTが3位に入賞した。今大会は、BAN FOOTとして臨む最後の大会。メンバーそれぞれが持つ個性を生かし、技術と表現の両面で魅せるパフォーマンスを披露した。 細かな技や動きにもこだわりが感じられ、一人ひとりの魅力が詰まったステージとなった。メンバーそれぞれの表現が合わさり、BAN FOOTならではの演技を作り上げた。最後の大会でチームとしての個性を発揮し、見事3位に入賞した。 SHOWCASE OPEN部門 2位 BASKU RATCH/sddc ©ITADAKI 2026/Photo by Miz-ki SHOWCASE OPEN部門では、BASKU RATCH/sddcが2位に入賞した。細かい技の数々と高いスキルを生かし、独自の世界観を作り上げたパフォーマンスを披露。演技全体を通して表現力の高さも感じられ、細部まで作り込まれたステージとなった。 一つひとつの技にこだわりが感じられ、観客を演技の世界へと引き込んだ。高い技術力と豊かな表現力が組み合わさり、BASKU RATCHならではの世界観が際立った。独自の表現で会場を魅了し、SHOWCASE OPEN部門で見事2位に輝いた。 SHOWCASE OPEN部門 優勝 Ave/高槻ダブルダッチスクール ©ITADAKI 2026/Photo by Miz-ki SHOWCASE OPEN部門では、高槻ダブルダッチスクールのAveが優勝を果たした。一人ひとりの高いスキルと勢いあふれるパフォーマンスで会場を圧倒。次々と繰り出される技や途切れることのない迫力ある演技で観客を引き込み、思わず息をのむようなステージを披露した。メンバーそれぞれの持ち味を生かした演技も見どころとなり、個々の技術とチームとしての一体感が感じられるパフォーマンスで会場を魅了した。 また、今年から新たに導入された「ノーミスパーティー部隊」が登場。ノーミスを達成したチームを祝福する演出で、見事ノーミスで演技を終えたAveのもとに駆けつけた。 迫力あるパフォーマンスを披露し、ノーミスで演技を終えたAveが、見事SHOWCASE OPEN部門で優勝をつかみ取った。 アンバサダーも務めるFLY DIGGERZによるゲストショーケース ©ITADAKI 2026/Photo by Miz-ki 今大会から新たにアンバサダーに就任した世界大会2連覇を誇るプロダブルダッチチームFLY DIGGERZによるゲストショーケースが披露された。 「Jump Into The Future(一歩先のジブンに跳びこめ)」をスローガンに掲げ、ダブルダッチの魅力を国内外に発信し続けるFLY DIGGERZ。今回のショーケースでは、ダブルダッチをはじめ、大縄やシングルロープなど、さまざまなジャンプロープの要素を掛け合わせたパフォーマンスを展開した。 ダブルダッチだけにとどまらない多彩な技や演出を取り入れ、FLY DIGGERZならではのショーケースで会場を魅了。世界の舞台で活躍するチームの技術力とエンターテインメント性が詰まったパフォーマンスを披露した。 さらに、長い縄を2本使ったダブルダッチチャレンジも実施。FLY DIGGERZが縄を回し、大会に出場した多くの選手がその中に入って挑戦した。普段はそれぞれのチームで競い合う選手たちが、チームの垣根を越えて一緒に縄を跳ぶ姿も見られた。大会の中で真剣に勝負に挑んできた選手たちが、今度は同じ縄でダブルダッチを楽しむ。競技とはまた違った形で選手同士が交流する、ゲストショーケースならではの場面となった。 ©ITADAKI 2026/Photo by Miz-ki これまで5年間アンバサダーを務めてきたREG☆STYLEからバトンを受け継ぎ、新たな大会の顔となったFLY DIGGERZ。圧巻のパフォーマンスに加え、出場選手も参加するダブルダッチチャレンジを通じて、アンバサダーとして大会を盛り上げた。 1on1 BATTLE 中学生以下部門 優勝 RIN インタビュー! ©ITADAKI 2026/Photo by Miz-ki 優勝した率直な気持ちを聞かせてください。 RIN:初めてITADAKIで優勝できて嬉しいです。 バトル中はどんなことを意識していますか? RIN:流れた音にはめながら、ダンスを踊って飛ぶことを意識しました。 すでにONE'S FINALへの出場が決まっていると思いますが、今回の優勝をファイナルにどうつなげたいですか? また、今後の1on1バトルについて教えてください。 RIN:ITADAKIでできなかったことを、次のファイナルでできるように練習します。 最後に、自分のムーブやスタイルの特徴、今日のお気に入りの技などを教えてください。 RIN:自分のムーブの特徴は、流れた音に対してすぐに乗れるところです。 1on1 BATTLE 高校生部門 優勝 SHU-BOY インタビュー! ©ITADAKI 2026/Photo by Miz-ki 優勝した率直な気持ちを聞かせてください。 SHU-BOY:めちゃくちゃ嬉しいです。去年もITADAKIに出場させてもらって、優勝することができました。3連覇を目標にずっと練習してきたので、まずは2連覇という目標を達成できて、すごく嬉しい気持ちです。 決勝でHARUTOくんと言葉を交わしているのが印象的だったのですが、どのような言葉を交わしたのでしょうか? SHU-BOY:お互いに「最後まで全力でやりきろう」という熱い思いを、ムーブと言葉でぶつけ合いました。2人とも全力を尽くしてやりきることができたと思います。 最後に、自分のムーブの特徴や注目してほしいポイントを教えてください。 SHU-BOY:自分のムーブの特徴は、地面に手をついて行うフロアのムーブや、トップロックをロープで飛ぶムーブです。そういった、自分が思う一番かっこいいスタイルが自分のムーブの特徴です。 SHOWCASE OPEN 部門 優勝 Ave インタビュー! ©ITADAKI 2026/Photo by Miz-ki まず、優勝した率直な気持ちを聞かせてください。 AITO:関西から川崎に来て、優勝できたことがとても嬉しいです。まだまだAveとしても頑張っていこうと思っています。 今回から「 ノーミスパーティー部隊 」が導入されましたが、実際に経験してみて、どのような気持ちでしたか? AITO:僕たちもパーティータイムという存在をあまり知らなかったのですが、こうしてお祝いしてもらうことができて、とても嬉しかったです。すごく良い経験をさせてもらいました。ありがとうございます。 Aveのパフォーマンスの特徴や、今回のパフォーマンスで注目してほしいポイントを教えてください。 AITO:僕たちのパフォーマンスは、勢いが強いチームです。構成というよりも、スキルや技術を見せつけるようなパフォーマンスになっています。見どころとしては、ハルくんのハリーや、一人ひとりのスキルが強いチームなので、そういった一つひとつの技が見どころかなと思います。 これからAveとして挑戦したいことや、どのようなチームになっていきたいかを教えてください。 AITO:Aveは一昨年に結成して、一度バラバラになったのですが、またもう一度結成して、これから頑張っていこうというチームになりました。今後もいろいろな成績を残しながら、楽しく仲良くやっていけたらいいなと思っています。 最後に 6年目を迎えた「ITADAKI」。今年も全国から高校生が集まり、仲間とともに練習を重ねてきた成果を披露した。会場には多くの観客が集まり、高校生たちの熱い挑戦に大きな拍手と声援が送られた。 また、今大会から新たにアンバサダーに就任したFLY DIGGERZによるパフォーマンスや、出場選手も参加するダブルダッチチャレンジなど、会場全体が一体となって楽しめる企画も行われた。 大会の最後には、ITADAKI実行委員長を務めるYUTTYとKO-YAが、それぞれの思いを語った。 ©ITADAKI 2026/Photo by Miz-ki YUTTYは、初めてダブルダッチに挑戦した子どもたちの姿から、大会のさらなる可能性を感じたと語った。また、高校生たちに向けて、仲間を大切にしながらダブルダッチを続けたいという気持ちを大事にしてほしいとメッセージを送った。 KO-YAは6年目を迎えた大会を支えてきた関係者や来場者への感謝を伝えた。また、高校生たちが青春をかけて本気で取り組む姿について触れ、「何か一つ前に進む一歩につながってくれたら」と語った。 また、ダブルダッチ業界やストリート業界の団結力をさらに深め、みんなで盛り上げていきたいという思いを伝えた。 仲間とともに挑戦し、全力を尽くした高校生たちのそれぞれの青春が詰まった一日となった。 なお、本記事にも使用している大会オフィシャル写真は、本年より販売が決定!大会オフィシャルサイトより販売ページにアクセスすることが可能。販売は後日スタートとのことで、ぜひとも躍動の瞬間を思い出に残していただきたい。 ※一部販売されていない写真もございます 開催概要 ©ITADAKI 2026 イベント名:ITADAKI ダブルダッチ甲子園 2026日時:2026年9月27日(日)会場:川崎ルフロン主催:ITADAKI 実行委員会共催:INTERNATIONAL STREET FESTIVAL 実行委員会、川崎市主管:有限会社OVER THUMPZ、株式会社KOERU / スキルハック後援:一般財団法人日本ジャンプロープ連合協力:川崎ルフロン、日本学生ダブルダッチ連盟メディアパートナー:FINEPLAY
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[PR] othersストリート好きなら、ラリーもハマる?アーバンスポーツ目線で見るラリーの世界2026.09.25アーバンスポーツを楽しんでいると、競技そのものの技術や勝敗だけでなく、スポーツを取り巻くストリートカルチャーにも自然と興味が広がっていくのは極めて普通のこと。特にファッション、音楽、クルマ、ギアといったものはライフスタイルの面からもストリートカルチャーと親和性が高く、自分らしいスタイルを楽しむ上でも必要不可欠な要素だ。 各スポーツにおいて自分たちが好きな選手のスタイルを追いかけたり、使用しているギアやファッションをチェックしたり、会場に足を運んでイベントのリアルな空気感を味わう。こういった体験を通してアーバンスポーツやストリートカルチャーの「カッコよさ」を探求するのはファンとしての醍醐味だろう。競技の観戦がそのままひとつの「カルチャー体験」につながるこの感覚で、いま注目したいのがモータースポーツの「ラリー」だ。もしかしたら2026年3月21日に東京近郊で開催された「Red Bull Tokyo Drift 2026」に足を運んだ方は、デモ走行でラリードライバーの勝田貴元選手のドライビングを見て気になったかもしれない。 ただ「ラリー」と聞くと、クルマ好きやモータースポーツファンのための専門的な競技という印象を持たれがちである。しかし、その構造を紐解くと、スタイル、ギア、ロケーション、そしてコミュニティという、アーバンスポーツと非常に高い親和性を持つカルチャー要素が詰め込まれている。 競技の形態こそ異なるが、周辺にあるカルチャーを含めて丸ごと楽しむという点において、両者は極めて近い魅力を持っている。本記事では、ストリートカルチャーの視点からラリーの奥深い世界を紐解いていく。 そもそも、ラリーってどんなスポーツ? Photograph by GAZOO Racing ここからは、ラリーというスポーツの基本構造を見ていこう。ラリーは、サーキットのように全車が同時に同じコースを周回するレースではない。山道や林道、市街地など、一般公道を含むさまざまなロケーションを一時的に閉鎖して設定された「スペシャルステージ(SS)」と呼ばれるタイム計測区間を1台ずつ走行し、その合計タイムの速さを競う競技だ。 走行する路面環境は実に多岐にわたる。アスファルトで覆われた舗装路「ターマック」、砂利や泥の未舗装路「グラベル」、さらには「スノー(雪路)」や「アイス(凍結路)」まで存在する。天候や路面コンディションが刻一刻と変化する苛烈な環境下で、ドライバーは限界の走りを求められる。 そしてラリーの大きな特徴は、ドライバーとコ・ドライバーの2人1組で1台のマシンに乗って戦う点だ。ドライバーが操縦を担当し、コ・ドライバーは助手席で「ペースノート」を読み上げてこれから進むコーナーや路面などのコース情報をドライバーへ的確に伝える。 また、タイムアタックを行う各「SS」の間は、一般の交通法規に従って走る「リエゾン(移動区間)」と呼ばれる公道移動も行う。リエゾンでは一般車に混ざって走る必要があり、定められた時間通りにチェックポイントを通過しなければならず、遅れても早く着きすぎてもタイムペナルティが科される厳格なルールが存在する。ただ速く走ればいいという訳ではないところも興味深い点だ。 さらに、競技の合間には「サービスパーク」と呼ばれるエリアで、メカニックやエンジニアが限られた時間内で車両の整備や修復作業を行う。このようにラリーでは「人」「マシン」「ロケーション」が密接に結びつき、1台の車両を中心にチーム全体で成立させるチームスポーツなのだ。 アーバンスポーツとラリー。競技は違っても楽しみ方には共通点がある では、なぜアーバンスポーツファンにラリーをおすすめしたいのか。その理由の一つが、競技だけでなく、スポーツを取り巻くカルチャーまで楽しむことができるからだ。 アーバンスポーツにも競技だけではなく、ファッション、音楽、ギア、イベント、コミュニティなど、さまざまな要素が存在する。ラリーも同じように、いくつかの視点から見ることで、その魅力がより分かりやすくなる。 STYLE|ドライバーにも、それぞれのスタイルがある Photograph by GAZOO Racing アーバンスポーツを見るとき、勝敗だけではなく「この人のスタイルが好き」というところから選手を好きになることがあると思う。ラリーも同じだ。ドライバーによって、クルマへの向き合い方も、走り方も、競技に対する考え方も異なる。 最終的にはタイムという結果が出る競技だが、そこに至るまでのアプローチは一人ひとり違う。さらにラリーの世界には、ドライバー自身のバックグラウンドやライフスタイルなど、競技以外の部分にも個性があるのが特徴的だ。 だからこそ、ラリーを見始めるときも「誰が一番速いか」ではなく、「自分は誰を応援したいか」という入り方でいい。気になるドライバーを見つけ、その人の走りやキャラクターを追いかけていく。それだけでも、ラリーはぐっと身近に感じ楽しむことができる。実際に観戦するときは、選手のキャラクターやドライビングスタイル、バックグラウンドを見比べながら、自分の「推し」を探してみるのがおすすめだ。 MACHINE|マシンも一つのカルチャー Photograph by GAZOO Racing アーバンスポーツでは、BMXやスケートボードをはじめとした競技は、使うギアやファッションそのものがストリートカルチャーの一部になっている。ラリーにおいてそれにあたるのがマシンだ。もちろん、ラリーカーは競技専用の車両。しかし、クルマ好きにとっては、その形やカラーリング、エンジンサウンド、走っている姿を見ること自体が楽しみになる。観戦の第一歩は、自分がクルマの「カッコいい」と感じるところを見つけることから始めてもいい。さらに、マシンを実際に走らせるドライバーや、それを支えるメカニックの存在を知れば、一台のクルマを見る視点も変わってくる。マシンを見ることから、ラリーという競技を知っていくという入り口もある。 PLACE|ラリーは「場所」まで楽しめる Photograph by GAZOO Racing ラリーのもう一つの特徴は、競技の舞台がさまざまな地域に広がっていること。山間部や森林、田園地帯など、その土地ならではの道がステージになる。そのため、ラリーを観に行くことは、単純に競技を観戦するだけではなく、その地域を訪れるきっかけにもなる。これは、アーバンスポーツのイベントで遠征する楽しさにも少し通じるところがあると言える。大会を観るために知らない街へ行く。そこで土地の景色や食、カルチャーに触れる。そして、また別の場所で開催される大会へ足を運ぶ。「ラリーを見ること」と「その場所を楽しむ旅行」が1セットになっている。これもラリーならではの魅力だ。 COMMUNITY|一台のクルマを、みんなで走らせる Photograph by GAZOO Racing 最後に、ラリーを知る上でもう一つ欠かせないのが「人」。ドライバーとコ・ドライバーだけではなく、メカニック、チームスタッフなど多くの人が1チームに関わっている。特にドライバーとコ・ドライバーの関係はラリーならでは。ドライバーがクルマを操り、コ・ドライバーが先の道の情報を伝える。二人が阿吽の呼吸でそれぞれの役割を果たしながら、一つのステージを走り切る。そしてサービスパークではチームが限られた時間の中でマシンを整える。つまり、一台のクルマが走る背景には、たくさんの人のコミュニケーションと技術がある。一人で完結するのではなく、チームで一つのものをつくる。これはプレイヤー、フィルマー、フォトグラファー、仲間たちがひとつのシーンを作っていくアーバンスポーツのコミュニティにも近いものがあると思う。この感覚も、ラリーを楽しむ上で知っておきたいポイントだ。 初めてのラリー観戦は「MORIZO Challenge Cup」がオススメ! 「どのレースから観ればいいのだろうか」と迷う人に、最初の一戦としておすすめしたいのが「MORIZO Challenge Cup」だ。モリゾウ(豊田章男氏)プロデュースのもと2024年にスタートしたMORIZO Challenge Cup(以下、MCC)は、世界で活躍できる若手・女性ドライバーの発掘と育成を目的とした育成カテゴリーである。改造範囲を極限まで絞った「GRヤリス/GRヤリスDAT」のみで争う完全イコールコンディションのレースとなっており、マシンの性能差や資金力に左右されないため、勝敗を決するのはドライバーの純粋な操縦技術とコーナーを攻めるライン選びのスタイルだ。 出場資格は原則25歳以下(条件付きで28歳以下)の若手や女性ドライバーが対象であり、2026年シーズンは全日本ラリー選手権の全9戦に組み込まれている。年間成績優秀者には、WRCで戦うTOYOTA GAZOO Racing World Rally Team(TGR-WRT)の本拠地であるフィンランドでの走行機会が授与される。世界に通用する才能を示せば、勝田貴元選手に続く次世代のスターとして最高峰へステップアップする道も拓かれており、未来のWRCスターが育っていく瞬間をリアルタイムで目撃できる最高の観戦カードとなっている。 Photograph by GAZOO Racing 「MORIZO Challenge Cup」で戦う3人に注目。それぞれのスタイルからラリーを知る Photograph by GAZOO Racing MORIZO Challenge Cupの最大の面白さは、同様のコンディションのマシンで戦いながらも、出場するドライバーたちのバックグラウンドやスタイルが全く異なる点にある。2026年シーズンを戦う注目の3選手を紹介する。 奥井優介|メカニックからドライバーへ。裏方から表舞台へ駆け上がる挑戦 奥井優介選手 Photograph by GAZOO Racing CUSCO Racingから参戦する奥井優介選手は、もともとメカニックとしてマシンを組み上げてきた経歴を持つドライバーである。マシンの構造やメカニズムを知り尽くした視点を武器に、自らステアリングを握って表舞台へ進出した。2026年シーズンの開幕戦「RALLY三河湾」ではMCC初戦優勝を飾るなど、造り手としての知見と確かな操縦技術を融合させた独自のスタイルで高い存在感を示している。 兼松由奈|自らチームを率いて挑む、2025年女性クラス王者 兼松由奈選手 Photograph by GAZOO Racing TEAM KANEMATSUを率いる兼松由奈選手は、2025年にMCC女性クラスのシリーズチャンピオンを獲得した実力者だ。2026年は自身がチーム代表を務めるプライベーターチームとして、GR Yaris DATで2年目のMCCに挑んでいる。ドライバーとして走るだけでなく、マシンやメカニック、チーム運営までも自ら手掛けながら試行錯誤を続けているのが最大の特徴で、第2戦から第4戦にかけて女性クラス2位を記録するなど、シリーズを通して上位争いを展開している。「ドライバーとして走る」だけでなく「自分たちのチームを作り、戦う」というモータースポーツの楽しみ方を体現している選手だ。 平川真子|自分の道を切り拓く、次世代ドライバー 平川真子選手 Photograph by Anomaly Inc. TOYOTA GAZOO Racing(TGR) – WRJから参戦する平川真子選手は、ル・マン王者でありF1 HAASのリザーブドライバーを務める平川亮選手を兄に持つレーサー一家出身の注目の次世代ドライバーだ。サーキットレース「KYOJO CUP」で上位入賞を重ねる傍ら、2024年9月にはWRC主催の「ビヨンド・ラリー女性ドライバー育成プログラム」に世界中の精鋭15名の中から日本で唯一選出された。同年11月のWRCフォーラムエイト・ラリージャパン2024には唯一の女性ドライバーとしてJR3クラスに参戦し、見事クラス優勝を達成した。平川家秘伝のモットーである「平常心」を胸に冷静な走りを貫き、2026年シーズンはTGR-WRJ GR YARIS DATを駆り、第6戦「RALLY HOKKAIDO」終了時点でMCC女性クラスのポイントランキング首位(シーズン暫定チャンピオン)を走っている。 3人を見ても分かるように、ラリーへの入り方はひとつではない。「この選手を応援したい」というところから入ってもいい。アーバンスポーツでお気に入りのライダーを追いかけるように、ラリーでも「推しドライバー」を見つけると、シーズンを通して競技を追う楽しさが生まれてくる。 ラリーを「観る」から「やってみる」まで。次に踏み込むカルチャーはラリーかもしれない Photograph by GAZOO Racing これまでで述べたように、ラリーの魅力は、クルマの速さだけではない。ドライバーのスタイル、マシンの個性、チームの熱量、開催地の景色やカルチャー。そして、コースのすぐそばで選手と同じ空気を感じられる距離感。現場に足を運べば、画面越しでは伝わらないラリーならではの世界が見えてくる。 「このクルマ、カッコいい」「このドライバーを応援したい」「自分もこの道を走ってみたい」入り口は、そんなシンプルな興味でいい。まずは一度、会場に訪れて実際にラリーを観てみよう。2026年の全日本ラリー選手権を観戦するチャンスもまだ3戦残っている。 【2026年全日本ラリー選手権 今後の大会スケジュール】第7戦: 9月25日〜27日|MSCCラリー in 福島伊達/福島県第8戦: 10月16日〜18日|M.C.S.C.ラリーハイランドマスターズ/岐阜県高山市第9戦: 11月20日〜22日|MONTRE 2026/群馬県 そこから競技に挑戦したくなれば、初心者にも門戸を開く「TGR Rally Challenge(ラリーチャレンジ)」があり、さらに国内で経験と実績を積んだ先には、MORIZO Challenge Cupや全日本ラリー、そして世界最高峰のWRCへと続くステージがある。世界まで行けばラリー一本で稼ぐのも夢ではない。 Photograph by GAZOO Racing アーバンスポーツも最初は「カッコいい」「やってみたい」という衝動から始まる。ラリーも同じように、観ることから始まり、好きな選手を見つけ、気づけば自分も走ってみたくなる。そんな可能性を持ったスポーツだ。 会場で感じるエンジン音、砂煙、選手やチームの熱量。そこには、画面越しでは分からないラリーの魅力がある。まずは一度、その空気を体感してみてほしい。 次にあなたがハマるカルチャーは、もしかしたら「ラリー」かもしれない。
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[PR] surf峰竜太×西慶司郎、波と水上を制した二人が明かす「プロとして生きる」本音とキャリアの選択2026.09.18千葉県・東浪見海岸。日本有数のサーフポイントとして知られるこの海岸に、異色の組み合わせが実現した。ボートレース界のトップスター・峰竜太と、JPSAグランドチャンピオンを2度制した波乗りの申し子・西慶司郎。セッションは、二人がともに海へ入り、波を追うことから始まった。 水上のトッププロが挑む、もうひとつの「水の世界」。波の上で交錯した二人の視線は、その後の対談で単なる競技論を超え、人間の本質へと深く踏み込んでいった。 初対面、それでも「同じ匂い」がした サーフィンを終えた峰竜太の第一声は、意外なほど率直だった。 峰竜太 :「28歳だった頃の自分を見ているようでした。純粋にサーフィンが好きで、波に乗るのが楽しくて、でも同時に大きな挑戦への野心もある。当時の我武者羅な感覚を思い出して、すごく刺激を受けましたね。」 一方の西慶司郎もまた、峰の佇まいにあるものを感じ取っていた。 西慶司郎:「一目見た瞬間、『サーファー以上にサーファーだな』と。峰さんはまさに“ザ・サーファー”というか、サーフィンそのもののルーツを感じさせるスタイルで。」 初対面とは思えないほど、すんなりと馴染む空気感。競技の垣根を越え、「頂点を追求してきた者同士」にしか分からない、共通の温度感がそこには流れていた。 「緊張は成長痛だ」——メンタルの達人が語る、勝者の思考法 話が核心に向かったのは、「メンタルをどう鍛えるか」という問いからだった。 西慶司郎:「正直、メンタルは経験でしかないと思ってます。自分はめちゃくちゃ緊張しいなんですけど、この緊張感ならこのパフォーマンス量、っていうのは大体狙って出せるようにはなって来ました。」 photo by @deltaforcesurf 場数を踏むことで緊張を無くそうとするのではなく、パフォーマンスを調整する手段としてコントロールする。 この言葉に、峰は深くうなずきながら、自分独自の「緊張論」を展開した。 峰竜太:「緊張の大きさは、その出来事の規模ではなく自分が今から乗り越える壁の高さに比例する。緊張は『成長痛』だと聞いて、すごく腑に落ちたことがあったんですよ。今から成長する機会をもらえたんだなって。緊張して臨むレースとそうでないレースなら、成長するのは絶対に前者。」 さらに峰は、若手時代に実践していた「じゃがいも作戦」についても明かした。 峰竜太:「当時は自分より強い相手ばかりだったので、出走表に並ぶライバルを全員じゃがいもだと思い込んでレースに挑むようにしていました。」 場を和ませるエピソードだが、その本質は深い。格上の相手を「脅威」ではなく「越えるべき壁」と捉え直す視点こそが、パフォーマンスを根本から変えるのだ。 2時間、泣いた。その1週間後、優勝した 誰もが「今度こそ」と信じていた。最強と呼ばれ始めた峰竜太は、SGというボートレース最高峰の舞台で人生最大の屈辱を味わう。 峰竜太:「初めてSGで一号艇に乗った時、『これを負けたら一生スターになれない』って自分を追い込みすぎちゃって。本番ではグローブが入らないほど手がオーバーヒートしていました。」 緊張でターンをミスし、抜かれ、抜き返しても、また緊張してミスを繰り返した。結果は、完敗。レース後、峰は2時間泣き続けた。 峰竜太:「一週間くらい『なぜ一番強いはずの自分が負けるのか』って徹底的に考え抜いて。反省したことは、SGというタイトルを特別視しすぎていたこと。『自分なら余裕っしょ』と捉え方を変えて挑んだ瞬間、すぐにSG初優勝を掴み取れた。それからは、本当の弱い峰竜太はもう隠し込んでる。向き合わない。絶対。スーパースター峰竜太を作り上げてる。」 弱い自分を克服するのではなく、「なかったこと」にして強い自分だけを脳内に残す。この逆転の発想こそが、スーパースター峰竜太を形作った哲学の核心だ。 峰竜太:「弱い自分から一瞬で考え方を変えられたこと。これってすごく難しいことですけど、それこそが自分の才能なんじゃないかと思いますね。」 「その波は、もう二度と来ない」——西慶司郎のターニングポイント 峰の話に静かに耳を傾けながら、西も自身の「あの日」を語り始めた。 西慶司郎:「一回目の日本チャンピオンを取った後、海外の試合に出るチケットをかけた試合で、あと一つ勝てばゲットできるところで負けてしまったんです。『あー終わった』って。まだ始まってもいないのにその年のシーズンが終わったと感じました。」 その敗北が西に教えたのは、「緊張した時のパフォーマンスも、今の自分の実力だ」という現実だった。 波と同じように、チャンスは必ず訪れるが、準備していない者には乗れない。この苦い経験を通して彼が胸に刻んだのは、「目の前の一本と同じ波には、二度と巡り会えない」という教訓だ。 西慶司郎:「その一本ってもう二度と巡り会わない一本だからこそ、後悔から学んだ経験はすごく大きかったですね。」 photo by @deltaforcesurf この言葉には、一度きりの波に迷いや後悔を残さず挑む。という西の覚悟が込められている。峰は、西が敗北から得たこの教訓に、ボートレースの本質を重ねた。サーフィンでは、波に乗るかどうかの判断は「一瞬」。迷った瞬間に波はすでに過ぎ去っている。その感覚は、ボートレースのターン判断と本質的に同じだ。と峰は言う。どちらも「今やるかどうか」を極限の状態で問われる競技だ。 峰竜太:「これ一本できたら成長するとわかってるのに、やめちゃう人が多い。逃げちゃダメ。知ってるんだから。」 「お金がないから、才能が消える」——業界の課題と、夢の話 対談の後半、峰は核心を突く問いを西に投げかけた。 峰竜太:「正直に聞きたいんですけど、サーフィンってお金の面できついですよね。」 西は即答した。「業界の課題だと思ってます」と。アクションスポーツ選手が直面する経済的現実。才能があってもツアーに出る資金がなければ、その才能は埋もれてしまう。峰はその問題に対し、自身の経験から一つの答えを示した。 峰竜太:「需要と供給なんですよ、絶対。たった一人のスターが時代を作る。大谷翔平さんがそう。強けりゃいいってわけじゃないのよね。人柄とかメディアでの発言も含めた人間性が、実力以上に価値を持つ。そんな時代になってきてる。」 そして峰は、ボートレースという世界が自分に教えてくれたことを、こう表現した。 峰竜太:「夢って叶うんだよ。誰でも。ボートレースから教えてもらった。諦めなけりゃ叶うって。」 ボートレースでは、成績がそのまま賞金という明確な形で評価される。実力と結果がすべて数値化され、誰もがフェアに夢を追いながらプロとして生活できる環境がここには整っている。アクションスポーツで磨き上げてきたアスリートとしての資質——瞬時の判断力、極限下での集中力、そして研ぎ澄まされた身体感覚——は、水上の格闘技と呼ばれるボートレースにおいても、間違いなく強烈な武器になる。 「奪い合う世界と、分かち合う世界」——サーフィンが峰竜太を変えた 最後に話題は、二人にとってのサーフィンという存在へと移った。西は9歳からの約20年をサーフィンとともに生きてきた。「自分の人生そのもの」と言い切る。 峰の答えは、対談で最も印象的な言葉のひとつだった。 峰竜太:「ボートレースは賞金の奪い合い。相手が失敗すれば自分の勝利に繋がるので、それを喜んでしまう自分もいる。でもサーフィンは、波をシェアして、いい波に乗ったらアロハって讃え合う。競技じゃなかったら悔しいことなんて一個もない世界。俺は、あらゆるスポーツの中で一番人間性を整えてくれるのがサーフィンだと思っています。」 勝負の世界で生きてきた男が、波の上に「人間性の原点」を見た。その言葉が持つ重みは、サーファーの西にも、深く響いたに違いない。 「挑むこと」こそが、好奇心だ 対談の締めくくり、二人は未来のアスリートへ、メッセージを残した。 西慶司郎:「サーフィンは『楽しい』という気持ちから入るスポーツだと思うので、その子供心を忘れずに、波の上で表現してほしい。」 峰竜太:「好奇心って、楽しそうだからやる、ってことじゃない。難しそうな壁に『挑みに行く』ことこそが好奇心。壁を課題と捉えるか、挑む対象と捉えるか。若い子たちはまだ失敗できるから、挑み続けてほしい。」 その言葉どおり、この対談の後、峰は自ら「挑むこと」を結果で示した。2026年8月30日、ボートレース桐生で開催されたSG第72回ボートレースメモリアルで優勝。ボートレース最高峰のSG競走のうち、歴史ある5競走からなる「GRANDE5」をすべて制し、史上初のグランドスラマーに輝いた。 最初の達成者に贈られる3億円相当の金のインゴット以上に、峰の胸を占めていたのは、背負ってきた責任を果たした安堵だった。張り詰めていた重圧から解放され、レース後には大粒の涙を流した。 対談で語った「挑みに行く」という姿勢を、峰は自らの走りで証明した。史上初の称号を手にしても、その挑戦は終わらない。峰は今も、ボートレース界の先頭を走りながら、次なる壁へ挑み続けている。キャリアの選択に迷う者への、静かだが力強いエール。どの競技で生きるか、どのフィールドで勝負するか——その答えは、「難しそうだから面白い」と思えるかどうかにかかっている。峰竜太はボートレースで、西慶司郎はサーフィンで、今もそれぞれの壁に挑み続けている。あなたの「次のフィールド」は、どこにある? プロフィール 峰竜太 1985年3月30日生まれ、佐賀県出身(95期)。2004年にボートレースからつでデビュー。2026年8月30日、ボートレース桐生で開催された「ボートレースメモリアル」を制し、通算8度目のSG優勝を飾る。この戴冠により主要SG5大会をすべて制覇し、史上初となる「グランドスラム」の偉業を成し遂げた。全国24場すべてで優勝を果たしているほか、2度の年間賞金王にも輝くなど圧倒的な実績を誇る。過去最高年間獲得賞金は2億5,000万円を超え、生涯獲得賞金は20億円を突破(2026年9月8日時点)。GI優勝20回、SG優勝8回を数え、名実ともにボートレース界のトップに君臨する最高峰のレーサーである。 西 慶司郎 1998年9月3日生まれ、大阪府出身。現在は千葉県を拠点に、国内外の大会で活躍している。2025年には、世界のトップサーファーが集うWSL CS「Banco do Brasil Saquarema Pro」で5位入賞。さらに、2024年のWSL QS5000「台湾オープン」、2025年のWSL QS2000「Ballito Open」でともに準優勝を果たすなど、国際大会でも着実に実績を重ねている。国内では、2021年と2023年にJPSAグランドチャンピオンを獲得し、2022年は年間ランキング2位。さらに、S.LEAGUE 25-26「さわかみ北海道プロ」で優勝するなど、日本のトップシーンでも確かな存在感を示している。世界の舞台を見据え、さらなる高みを目指して挑戦を続けている。
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culture過去最大8万4100人が来場!「SHIROFES.2026」全コンテンツレポート ― 新たな10年へ踏み出した3日間2026.09.14今では日本のダンスシーンを代表する一大イベントであり、青森県弘前市から世界へとストリートダンスの魅力を発信する世界最大級の複合型ダンスフェス「SHIROFES.」。今回も青森県弘前市の弘前公園にて2026年9月4日(金)~9月6日(日) にわたり「SHIROFES.2026」が開催され、過去最大数を更新するのべ約8万4100人の来場者と共に、朝から晩までダンスと音楽を楽しみ尽くした3日間が夏の終わりにふさわしい大盛況の中で幕を閉じた。 SHIROFES.では、メインコンテンツである全12種のダンスバトルやワークショップ、ショーケースなどのストリートダンス系のコンテンツはもちろん、ダブルダッチやフリースタイルバスケットボールなどのアーバンスポーツショーケース、津軽笛や津軽三味線をはじめとした青森伝統芸能、そして地元アーティストやアイドルによる音楽ライブを開催。今年は全ショーケースを含めて過去最大出演者数の110組となり、注目パフォーマンスが目白押しで終日来場者を楽しませた。また会場内には毎年恒例のご当地グルメを含めた多種多様なフードエリア、子どもたちに人気な「ふわふわ遊具」と、SHIROFES.初登場の「パルオニ」が設置された体験型エリア「ワンダーランド」など、昨年よりもさらに充実したコンテンツが来場者を迎えた。 会場の様子 ©︎SHIROFES.2026 / Jason Halayko 誰もが楽しめるSHIROFES.は今年も弘前市をはじめ、地域の多くの方々の協力の下で開催。長年イベント側が行政・地元の企業や飲食店と一体となり、地域密着型の二人三脚でここ弘前を盛り上げてきた結果が、このような毎年過去最大規模を更新し続ける一大イベントになっている。またそれを裏付けるように来場者はダンサーやファンだけではなく、一般の家族連れやお年寄りなど、ダンスシーン外の幅広い年代の人々も会場を訪れて楽しんでいた。このようにストリートダンスカルチャーがこの青森県弘前市に深く根付いき、地元から愛され続けているフェスがこのSHIROFES.なのだ。 下記は本イベントを彩った各コンテンツのハイライトである。 全12種のカテゴリーで今年の王者を競い合ったストリートダンスバトル ダンスバトルの様子 ©︎SHIROFES.2026 / harugraphics SHIROFES.のメインコンテンツでもあるダンスバトルは、2日目から3日目にわたり過去最多カテゴリーの全12バトルが開催され、昨年を上回る過去最多数のダンサーたちが国内外から各バトルへエントリー。予選を勝ち抜いたダンサーとゲストバトラーが入り混じる中、ノックアウト方式の決勝トーナメントで今年のタイトルを争った。 今年は2つの新しいALL STYLEバトルが追加となり、全てのカテゴリーにおいて、予選から決勝トーナメントの進む中でたくさんのベストバウトが生まれ、新たな10年に向けたマイルストーンとなる歴史的な大会となった。詳しくは是非こちらの全バトルの優勝者コメントをチェックして欲しい! ストリートダンスカルチャーが体現した「年齢・性別・レベル・ジャンル」を超えた一体感。110組の出演者が魅せた唯一無二のショーケースの数々 急遽開催されたショーケース参加メンバーによるマッシュアップ©︎SHIROFES.2026 / YuKI_EXPRESSHOW 3日間を通じて、野外パフォーマンスステージであるフォレストステージでは各ジャンルにて活躍するトップダンサーたちやアーバンスポーツのプロパフォーマーたちを筆頭に様々なショーケースが終日休むことなく披露された。 弘前中央高校書道部 ©︎SHIROFES.2026 / Hama Show Dance School NINE STYLE ©︎SHIROFES.2026 / Hama Show 日中には、地元弘前で活動しているキッズダンサーたちや学生ダンスクルーが日々の練習や活動の成果を披露する場面や、伝統芸能を継承する地元の学生グループによるライブパフォーマンスなど、伝統芸能とストリートダンスが交差し生み出される空間を提供。このような子どもから学生、そして大人までレベルやジャンルに関係なくオープンに自分たちの表現を披露できるのがこのSHIROFES.の魅力の一つだ。 HARIBOW ©︎SHIROFES.2026 / Hama Show また、今年も2日目と3日目には一日の締め括りとして、日本が世界に誇るゲストダンサーやプロパフォーマーたちがスペシャルショーケースを次々に披露。各ジャンルにて日本のダンスシーンを牽引するトップダンサーや、ダブルダッチやフリースタイルバスケットボールのパフォーマーたちが大集合し、新たな10年に向けてギアを上げたSHIROFES.の力強い門出を、自分たちのパフォーマンスを通じて来場者へ伝えた。 Red Bull All Stars ©︎SHIROFES.2026 / Hama Show そして会場の熱量を最高潮まで引き上げたのが最終日のクライマックスに用意されたダンスショーケース。今回は終盤に「Red Bull All Stars」「Anthology.」「GRAYSOURCE」「Boo&SHOW-GO」「sucreamgoodman」「Novel Nextus」「Dance Of Artistic Movers」といった様々なフィールドで各ジャンルを代表し、日本のダンスカルチャーを世界に発信し続けているトップダンスクルーが登場。ここSHIROFES.でしか見られないスペシャルパフォーマンスを魅せた。 Co-thkoo ©︎SHIROFES.2026 / Hama Show そして今年も大トリを飾ったのは、このSHIROFES.を立ち上げから支えている「Co-thkoo」の二人。SHIROFES.の成長と共にさらなるシーンの発展と己のダンスの質を高め続けている彼らが、今回も大トリに相応しい息を飲むようなハイレベルで重厚なパフォーマンスを披露して最終日の夜を締め括った。 ©︎SHIROFES.2026 / harugraphics 豪華トップダンサー陣からスキルを学べるのはここだけ!SHIROFES.人気コンテンツのダンスワークショップ また、SHIROFES.に参加する上で欠かせないのが、国内外のトップダンサーやインストラクターたちによるダンスワークショップ。誰でも参加可能で「ダンスをとにかく楽しむこと」を一番の目的とした各ジャンルのワークショップは、今回も年齢や性別、ダンスキャリアは様々ながらも過去最多のダンスラバーたちが参加し一緒にセッションを楽しんだ。 このワークショップではトップダンサーから次世代を担うキッズや若手ダンサーたち、そしてダンスを楽しむ大人たちが参加し同じ時間を共有。お互いのスタイルをリスペクトし合いながら、プログラムを進めていくところにダンスカルチャーの素晴らしさと、ここ弘前でダンスシーンが広がっていく様子を肌で感じるコンテンツとなった。 SHIROFES.2026を音楽で盛り上げた地元アーティストたちによる音楽ライブと豪華DJ陣 ジョナゴールド ©︎SHIROFES.2026 / Hama Show 今回も人気アイドルグループのりんご娘や、元りんご娘のジョナゴールドといった青森県を代表するアイドルをはじめ、地元青森で活躍するバンドやラッパー、そして弘前に根付く伝統的な囃子方を披露する弘大囃子組や、津軽三味線を演奏する山田流 和三絃會が出演。ダンスショーケースだけではなく音楽ライブでも青森・弘前の魅力がたくさん詰まったSHIROFES.ならではのプログラムで、老若男女様々な音楽嗜好を持つ来場者を3日間楽しませた。 津軽三味線を演奏する山田流 和三絃會 ©︎SHIROFES.2026 / Hama Show 一方で、ミュージックヴィレッジでとにかく目を引いたのがかまくら型の10m白テントで行われたDJタイム。トップDJたちが入れ替わり、3日間ノンストップで心地よい音を届け、ダンサーをはじめとした多くの来場者が分け隔てなく体を揺らせるチルな時間を提供。 DJタイムの様子 ©︎SHIROFES.2026 / YuKI_EXPRESSHOW また今回のダンスバトルコンテンツ「GAME」で生演奏したジャムセッションバンド「QUIET STORM KOBE」がブースに登場する時間もあり、そこにいたダンサーたちと自然発生的にジャムセッションが繰り広げられるなど、良い音楽には良いダンスが生まれることが伝わるひと時となった。 QUIET STORM KOBEとダンサーの即興ジャムセッション©︎SHIROFES.2026 / harugraphics フェスの醍醐味の一つでもあるフードエリアでは、SHIROFES.だから実現したラインナップで来場者の胃袋を鷲掴み フードエリアの様子 ©︎SHIROFES.2026 / Jason Halayko 会場に入ってくる来場者を美味しい料理の香りで出迎えたのが、地元の人気飲食店から、ダンサーが手掛ける飲食店まで多種多様なグルメを取り揃えたフードエリア。青森のご当地グルメはもちろん、普段は首都圏や他の地方を拠点に展開しているダンサー界隈で大人気のグルメがこの弘前公園に大集合。お昼から夕方にかけて食事時と重なる時間帯も多かったため、ダンスや音楽、その他のアクティビティで身体を動かして盛り上がった来場者の喉を潤しお腹を満たした。 美味しいフードに舌鼓 ©︎SHIROFES.2026 / Hama Show 会場内ではフードやドリンクを片手に音楽ライブやショーケースを楽しんでいる家族連れやカップル、そしてダンサーたちも多く見られ、フードエリアがSHIROFES.をさらに楽しむのに一役買っていた。 子どもたちに大人気!家族連れが楽しんだ、遊びと体験のエリア「ワンダーランド」 エアー遊具 ©︎SHIROFES.2026 / harugraphics 今年のSHIROFES.は、ダンスカルチャーの枠を超えて一般層や家族連れがより楽しめるアップデートが行われた。その目玉となったのが新しく導入された体験型エリア「ワンダーランド」だ。特に小さい子どもたちに大人気だったのが、SHIROFES. ×ASOVIVAコラボのエアー遊具。今回は「36mギャラクシーラン」をはじめ、「高さ7m巨大サメスライダー」や「7m×7mの2階建て遊具」など遊具も増えてグレードアップ。さらに動体視力を養う「ランダムに落ちてくる棒キャッチ」の遊具や、トリッキングや体操の動きにも挑戦できる「9mのホッピングマット」など、子どもだけでなく大人も一緒に楽しめる遊具も追加。そして今回はフォレストステージ横に設置されたこともあり、会場内でも目を惹くこれらの遊具に子どもたちの列が途切れることがなく、時には親子で一緒に楽しむ様子など、改めてSHIROFES.がダンスイベントを超えたフェスとして子ども連れの家族にも選ばれ、愛されていることが垣間見られた。 パルオニエリア ©︎SHIROFES.2026 / YuKI_EXPRESSHOW 今回、SHIROFES.に初登場した「鬼ごっこ」×「パルクール」の究極の鬼ごっこスポーツである「パルオニ」の体験エリアも連日大盛況。障害物が置かれた指定エリアの中で1対1の「20秒間鬼ごっこ」が繰り広げられ、その組み合わせは子ども同士や、親子や兄弟、友達同士など様々。多くの参加者が複数回トライしていた。現場にはプロトレーサーのTAISHIをはじめとしたインストラクターたちも常駐し、時には子どもがインストラクターと対戦する光景も見られた。「パルオニ」が青森県内では初上陸だったこともあり、目新しいアクティビティに子どもたちもハマって楽しんでいた。 SHIROFES.2026ではオシャレでかっこいいオフィシャルグッズが大人気! オフィシャルグッズブース ©︎SHIROFES.2026 / YuKI_EXPRESSHOW 毎年大盛況で見逃せないのが、SHIROFES.をより一層楽しめて、その思い出を一緒に家へ持ち帰らせてくれるオフィシャルグッズ。今回もTシャツ、キャップ、タオル、ソックス、キーホルダーなど、ここでしか手に入らないアイテムを販売。「SHIROFES.2026」のテーマカラーは藍色ということもあり、白・黒だけではなくインディゴカラーのクールなアイテムが多く登場。特に青森の伝統工芸である津軽藍染を用いた手拭いはSHIROFES.コラボアイテムの中でも大人気。どんな服装にもピッタリな合わせやすい色のアイテムに、会場ではオフィシャルグッズをファッションに取り入れてオシャレを楽しみながら、SHIROFES.を熱く自由に楽しむ来場者の皆さんも多く見られた。 最後に SHIROFES.オーガナイザーNobuo ©︎SHIROFES.2026 / harugraphics 今年で11年目となり、新たな10年に向けて始動した「SHIROFES.」。過去最大規模で開催された今年の大会も、様々なコンテンツが目白押しだったこともあり、気づけばあっという間に3日間が過ぎ去ってしまうほど充実したイベントとなった。それを感じさせるように、全プログラム終了後のオーガナイザーNobuoの挨拶時には、来場者から終演を惜しむ声、そして毎年素敵な時間を届けてくれるSHIROFES.への感謝の言葉が届けられた。 FINEPLAY編集部として取材に入り、毎年感じるのが、年々ダンサーをはじめとした来場者たちの本イベントへの愛が増しているということだ。ダンサーたちからは、「毎年、SHIROFES.に参加することを楽しみに日々生きています!」という言葉も多く聞かれ、改めてこのイベントが日本のストリートダンスシーンになくてはならない存在になっていることを実感する3日間となった。まさに新たな10年に向けた素晴らしい門出を果たした「SHIROFES.」。今後のさらなる発展に期待しながら、すでに来年の開催が楽しみだ。なおそんな来年の「SHIROFES.2027」のスケジュールは近日発表予定。今後の動向にも目が離せない! 「SHIROFES.2026」の様子は、リキャップ映像をチェック!! SHIROFES. 2026 イベント概要 名称:SHIROFES.2026 日時:2026年9月4日(金) 17:00~20:30 2026年9月5日(土) 9:00~20:30 2026年9月6日(日) 9:00~20:30 会場:弘前公園 市民広場・市民会館 ほか(青森県弘前市大字下白銀町1) 入場:無料 ※一部有料エリアあり。コンテンツによっては別途参加費が必要。主催:一般社団法人Performing Arts Community(弘前市後援)
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danceSHIROFES.2026|全12バトル優勝者コメントあり!過去最大バトル数で繰り広げられた新たなドラマ!2026.09.10青森県弘前市から世界へとストリートダンスの魅力を発信する世界最大級の複合型ダンスフェス「SHIROFES.」。今年も「SHIROFES.2026」として2026年9月4日(金)~9月6日(日) の3日間に渡り「弘前公園」にて開催された。SHIROFES.のメインコンテンツであるダンスバトルが繰り広げられた2日目と3日目は、2日間で6つのジャンルバトルと6つのALL STYLEバトルが行われ、昨年をさらに上回る過去最大の12種のバトルコンテンツからそれぞれの優勝者が決定した。 今年で11年目となり、新たな10年に向けて、さらに進化したSHIROFES.は「地元にダンスを根付かせたい」や「ダンサーを1番に輝かせる」というミッションと「目覚めろ、個性。燃え上がれ、弘前。」というスローガンを今年も掲げ開催。毎年規模を拡大し続ける本イベントではダンスバトルコンテンツにおいて様々なドラマが生まれた。 そのダンスバトルでは、ゲストバトラーとして国内外からトップダンサーが招待されるなど幅広いジャンルで世界レベルのストリートダンスバトルを実施。オーガナイザーのNobuoが話す「弘前にいても、地方にいても、ダンスを通して世界を感じられる環境をつくりたい」という理念がまさに体現されており、これだけ豪華なバトルを一堂に会して観られるのが、SHIROFES.ならではの醍醐味だ。 バトルを観戦するオーディエンス©︎SHIROFES.2026 / Jason Halayko そして毎年新たな歴史が紡がれる、年に一度のお祭りであるSHIROFES.に今年は国内外から3日間で延べ84,100人が来場し、過去最多の来場者数を記録。オーディエンス全員が一体となりダンサーたちによる熱いバトルの数々を見届けた。 国内外からダンサーたちが集まり、全12種のカテゴリーで競った世界レベルのストリートダンスバトル RENとFUTAは弘前在住の中学生ダンサー(G-COAT優勝チーム: POPPIN' riot)©︎SHIROFES.2026 / YuKI_EXPRESSHOW 過去最大のバトル数となった今年のSHIROFES.は、大会2日間を通じて計12種のカテゴリーにて予選から決勝トーナメントまで、手に汗握る熾烈なバトルが繰り広げられた。どのバトルコンテンツもダンスのレベルや経験に関係なく、誰でも参加できるオープンカテゴリースタイルなのがSHIROFES.の特徴であり、各バトルにて予選を勝ち抜いたダンサーとゲストバトラーが入り混じり、若手の成長株から世界を代表するトップダンサーまでがノックアウト方式のトーナメントを通して王者の座を争った。 弘前在住の中学生ダンサーのkotaro (NINJA優勝者)©︎SHIROFES.2026 / YuKI_EXPRESSHOW 各バトルコンテンツでは、今年もそれぞれのカテゴリーで多くのドラマが繰り広げられた。その中でも特にこの大会にかける思いが強かったのが、今年ようやく初優勝を成し遂げたKIDS ALL STYLE 1ON1 「NINJA」のkotaro、そしてHOUSE 1ON1 「OPEN YOUR EYES」のKEINの2人。両者とも絶対に獲っておきたかったタイトルと話し、これまでの努力が実った瞬間を喜んだ。 POG (EVERYBODY’S UP!!優勝者)©︎SHIROFES.2026 / harugraphics また今回2大会ぶり2度目の優勝を果たしたのは、O-18 COLLEGE ALL STYLE 1ON1 「ROOKIE」のRingo WinbeeとLOCKIN’ 1ON1「EVERYBODY’S UP!!」のPOG。POGは前代未聞の2回の延長戦の末に勝利を勝ち取り、Ringo Winbeeは今大会が個人的に「修行」だったと形容するなど、再度タイトルを勝ち取ることが難しいバトルであり、またその先に得られたこの優勝がいかに価値があるものなのかを感じさせた。 B-Girl Yasmin (GAME優勝者)©︎SHIROFES.2026 / harugraphics また今回初開催となったHIGH SCHOOL ALL STYLE 1ON1 「HEROES」とO-16 ALL STYLE 1ON1 CYPHER BATTLE 「GAME」の決勝は、新たな10年の歴史を刻む上で大きなマイルストーンとなった。HIGH SCHOOL ALL STYLE 1ON1「HEROES」では、近年のストリートダンスシーンで注目される素晴らしい才能を持った若手の成長株たちが出場。豪華なトップダンサーたちのジャッジによる日本最高峰のバトルの中で初代チャンピオンとなったのはSHIROFES.初参加のSENA POPPING。沖縄から参戦し初出場初優勝を達成した。O-16 ALL STYLE 1ON1 CYPHER BATTLE 「GAME」では、神戸発のジャズセッションバンド「QUIET STORM KOBE」の生演奏の中でバトルが進行。ラウンドが進むごとに会場の熱気は増し、決勝ではダンサー・ジャッジ・バンド・MCたちが一緒くたになって楽しみ、もはやバトルというよりライブ会場のような盛り上がりのまま最高潮を迎え、誰が勝ってもおかしくない中、満場一致のジャッジでB-Girl Yasminが初代チャンピオンの座を勝ち取った。 SAMURAI決勝 - Poppin'C vs SHOW-GO©︎SHIROFES.2026 / Hama Show そして今年も唯一フォレストステージでのトーナメント開催となり、SHIROFES.2026のバトルコンテンツを締め括ったのがPOPPIN’ 1ON1 「SAMURAI」。FEMALEサイドとOPENサイドの各予選から勝ち上がってきた強豪ダンサー13名にゲストバトラー3名を加えた16名でGlobal Editionトーナメントが開催された。決勝へ駒を進めたのは昨年のチャンピオンであるSHOW-GOと、世界王者の経験を持つトップバトラーPoppin'C。長い親交がある二人だけにお互いの異なるスタイルにリスペクトを感じさせながらも、今年の王者の座を争った。どちらが勝ってもおかしくない接戦の末に軍配が上がったのはPoppin'C。見事昨年のチャンピオンを退けて優勝を果たした。 FINEPLAYでは今年も各ジャンルで見事優勝したダンサーたちへ大会直後にインタビューを敢行。それぞれのダンサーが語る今回の「SHIROFES.2026」を通して感じたことと、このイベントにかける思いを是非チェックしてもらいたい。 優勝者コメント WAACKIN’ 1ON1「MIYABI」優勝者 MANAKA MANAKA ©︎SHIROFES.2026 / Jason Halayko ― 優勝した今の率直な気持ちを聞かせてください。優勝できてとても嬉しいですし、チームのみんなへのありがたい気持ちでいっぱいです。 ― 大会を振り返ってみて印象に残っていることはありますか?今回のバトルでは特に周りの温かさや、ワッキング特有の熱い盛り上がりを肌で感じることができました。バトルでは相手と競い合うものの、お互いをリスペクトし合って、お互いを持ち上げながら踊るこのダンスの在り方にものすごく感動しました。自分もその温かい姿勢をこれからも大切にしていきたいです。 ― SHIROFES.はあなたにとってどんなイベントですか?SHIROFES.は年齢や性別に関係なく、ダンスと音楽が好きな人がたくさん集まる本当に素敵で大好きなイベントです! LOCKIN’ 1ON1「EVERYBODY’S UP!!」優勝者 POG POG ©︎SHIROFES.2026 / Jason Halayko ― 優勝した今の率直な気持ちを聞かせてください。本当に心から楽しめましたし、優勝できてめちゃくちゃ嬉しいです!SHIROFES.最高! ― 大会を振り返ってみて印象に残っていることはありますか?2年前優勝した時と同じように、やっぱりSHIROFES.という「フェス」ならではの良さと、観客の皆さんの空気感を全力で感じ取りながら踊ることができました。音楽と一緒に楽しむという感覚は、本当にこの場所だからこそ体感できる特別なものです。 ― SHIROFES.はあなたにとってどんなイベントですか?自分自身、同じ東北の人間として、SHIROFES.がこのままどんどんブラッシュアップされていってほしいですし、国内外からどんどんみんなが集まるような、世界最高峰のイベントになっていってほしいと切に願います! HOUSE 1ON1「OPEN YOUR EYES」優勝者 KEIN KEIN ©︎SHIROFES.2026 / Jason Halayko ― 優勝した今の率直な気持ちを聞かせてください。めちゃくちゃ嬉しいです。コロナ禍に出場し始めてからずっと出続けてきた中で、周りの仲間たちがどんどん先に優勝していっていたので、ようやく自分の番が来たなという感じでホッとしています。 ― 大会を振り返ってみて印象に残っていることはありますか?今回のバトルは全部おもしろくて、かつての自分の生徒やチームメイト、韓国の仲の良い先輩など、自分と馴染み深いメンバーとの対決が続いたのですが、バトルしたというよりは、お互いに会話するようにセッションを楽しめました。 一日を通してコンディションの変化もありましたが、「何かをやろう」とはせずに、毎回音楽に身を任せて、相手とコミュニケーションを取りながらバトルできたので、結果もついてきて良かったです。 ― SHIROFES.はあなたにとってどんなイベントですか?日本にダンスイベントはたくさんありますけど、本当の意味で「フェス」と言えるのはSHIROFES.だけだと思います。バトルやショーもありながら、パーティーみたいな空間で毎年楽しみにしているイベントの一つです。あとは優勝して嬉しいのが、景品が豪華なところ!仲間が優勝した時にスピーカーやマットレスをもらっているのを見て「いいな〜!」って羨ましく思っていたので、自分が優勝したら何がもらえるのかなと楽しみにしていました(笑) 今回はバトルだけではなく、ジャッジをしてショーケースも出て、フルコースで大変だったんですけど、誰よりも自分が楽しんでいた自信があります! HIP HOP 1ON1「DO OR DIE」優勝者 YU-SEI YU-SEI ©︎SHIROFES.2026 / Jason Halayko ― 優勝した今の率直な気持ちを聞かせてください。色々なことを試しながら進んでいけたトーナメントでした。その中で自分のダンスにそれが噛み合う瞬間もあれば、逆に噛み合わない時もあり、その両方の感覚を経験できた非常に良い時間で、優勝できたことも嬉しかったです! ― 大会を振り返ってみて印象に残っていることはありますか?今回が初めてのSHIROFES.参戦でした。ただこの「DO OR DIE」というヒップホップの伝統的なバトルがあることはもちろん前から知っていましたし、それこそ「OSAKA GET DOWN」から繋がっている大会なので、地元・関西のみんなもチェックしている熱いバトルだと思っていました。また初めて参加する分、自分の中でもすごく気持ちが入っていましたし、ステージ上でいい気持ちの攻め合いができたのがすごく良かったです。 ― SHIROFES.はあなたにとってどんなイベントですか?自分も京都でダンスシーンをデカくしていくために、イベントを企画したり色々な活動をしているのですが、その大変さを知っている分、桁違いの規模で開催しているSHIROFES.にリスペクトがあります。何よりダンサーにフォーカスを当ててくれますし、これだけの人が一堂に集まる場所って他には絶対にないなと感じます。まさに全世代のダンサーやミュージックラバーたちの「大同窓会」のような空間で最高なイベントです!ただ、これからさらに進化していくと思うと本当に凄いですし、とにかく大好きな場所なので、これからも絶対に遊びに来たいと思います! BREAKIN’ 3ON3「ON THE BEAT」優勝者 Breakin’ Warriors 左からSHUMAX、幸之助、AOIの順©︎SHIROFES.2026 / Jason Halayko ― 優勝した今の率直な気持ちを聞かせてください。AOI:本当にめっちゃ嬉しいです!SHUMAX:とても最高ですし、世界で戦っているダンサーともバトルして勝てて嬉しかったです!幸之助:もちろん嬉しいですけど、嬉しいを超えて「びっくり」という気持ちです! ― バトルを振り返ってみて、できて良かったことはありますか?幸之助:今日作ったムーブなんですけど、AOIがヘッドスライディングで前に出てきたところに、両サイドから腕を掴んでベイブレードみたいに回転させる技を決められたことが良かったです。 ― SHIROFES.はあなたにとってどんなイベントですか?AOI:最高なイベントです!SHUMAX:優勝できたらめっちゃ気持ちいいイベントです!幸之助:SHIROFES.はお祭りでも大会でもある、楽しめるイベントです! ― 最後に今後の目標を聞かせてください!幸之助:このメンバーで成長していって、世界大会優勝できるように頑張っていきたいです! O-18 COLLEGE ALL STYLE 1ON1「ROOKIE」優勝者 Ringo Winbee Ringo Winbee ©︎SHIROFES.2026 / Jason Halayko ― 優勝した今の率直な気持ちを聞かせてください。ここ弘前は個人的にすごく思い入れがある場所なので、この場所で、SHIROFES.で優勝できたことが本当に嬉しかったです。またこのような世界規模の大きな大会で、大学生向けのコンテンツを用意してくださったこともすごく感謝しています。 ― 大会を振り返ってみて印象に残っていることはありますか?正直に言うと、身体のコンディションや少し慣れない会場の環境から、自分にとっては「修行」と感じるような高い壁が心の中にあった感覚でした。ただその厳しい状況の中でも、毎回自分の踊りを修正しながら工夫して挑めたことが、今回出場して本当に良かったと思うところですし、ダンサーとしてまた一歩成長できたかなと感じています。 ― SHIROFES.はあなたにとってどんなイベントですか?小さい頃から参加しているイベントで年齢が上がった今、勝手ながら「ホームイベント」のように感じています!自分は神奈川出身なんですけど「りんご(Ringo)」という名前をレペゼンできる、本当に思い入れがある場所です。さらに年々この開放的な雰囲気が進化していますし、パーティー感がありながら何より世界レベルを肌で体感できる、この素晴らしい環境があることが本当にありがたいなと思います! KIDS ALL STYLE 1ON1「NINJA」 優勝者 kotaro kotaro ©︎SHIROFES.2026 / Jason Halayko ― 優勝した今の率直な気持ちを聞かせてください。自分は青森・弘前でポップをやっているのですが、自分の地元から今までNINJAの優勝者が出ていなかったとのことなので、その一人になれて本当に嬉しいです。 ― 大会を振り返ってみて印象に残っていることはありますか?いつも以上にすごいジャッジの方々の前で披露する環境で、覚醒したダンスができたかなと思っています。SAMURAIや他のバトルにも出場していましたがNINJAで勝つことが人生の1つの目標でもあったので優勝できて嬉しいです! ― SHIROFES.はあなたにとってどんなイベントですか?人生で1回は獲りたい、自分の一生の称号になるようなバトルがあるイベントなので、だからこそ懸ける思いはめちゃくちゃありましたし、今日の優勝も踏まえて、これからもっと頑張っていけるなと思いました。これからは大人の部門でも同じステージに立って対等に戦えるように頑張ります! HIGH SCHOOL ALL STYLE 1ON1「HEROES」優勝者 SENA POPPING SENA POPPING ©︎SHIROFES.2026 / Jason Halayko ― 優勝した今の率直な気持ちを聞かせてください。今年から新しく始まったHEROESで優勝して、初代チャンピオンになれて本当に嬉しいです! ありがとうございます! ― 大会一日を振り返ってみて印象に残っていることはありますか?実は今回が初めての青森でした。SHIROFES.にはずっと前から挑戦したいと思っていたのですが、地元の沖縄からだと飛行機移動などもあってなかなか大変でした。でも今年やっと挑戦することができて、すべてのバトルを楽しく踊りきることができたので最高です! ― SHIROFES.はあなたにとってどんなイベントですか?世界各地から人が集まる本当に国際的なイベントで昔からずっと動画で見ていました。コンテンツもすごく豊富ですし、人もみんな優しくて明るくて、めちゃくちゃ楽しいです!ずっと夢に見ていたバトルだったので、やっと挑戦できて良かったですし、これからももっと勝てるように挑戦し続けたいです!世界中で活躍できるように日々しっかりと鍛錬を重ねて、上を目指して挑戦していきます! ALL STYLE 2ON2「DEADLY DUO」優勝者 KYOKA & Poppin'C KYOKA & Poppin'C ©︎SHIROFES.2026 / Jason Halayko ― 優勝した今の率直な気持ちを聞かせてください。Poppin'C:とにかく楽しめました!会場の雰囲気や音楽も最高でしたし、KYOKAとのデュオでバトルをするのは初めてでしたが、息の合った踊りができましたし、この瞬間を共有できて嬉しかったです。 ― SHIROFES.はあなたにとってどんなイベントですか?KYOKA:日本の中で本当にトップと言っていいぐらいすごく大きい「お祭り」で、国内外からダンサーが集まってバトルしたり、サイファーしたり、お酒飲んだり、みんなで色々なエクスチェンジができる場所です。他にはなかなかこういうイベントがないので、それが自分の母国である日本で開催されているというのは本当に自分にとってもありがたいことですし、今後もずっと参加し続けたいなと思っています! ALL STYLE CREW BATTLE「G-COAT」優勝者 POPPIN' riot 左からKO-KEN、MAITO、JOE、FUTA、REN©︎SHIROFES.2026 / Jason Halayko ― 優勝した今の率直な気持ちを聞かせてください。REN:去年G-COATに違うチームで出たのですが、予選落ちだったので今年優勝できて嬉しいです!MAITO:最年少で出場したんですけどすごく楽しかったです。でも未だに優勝したことが信じられないです! ― バトルを振り返ってみて、できて良かったことはありますか?FUTA:去年は別のチームで、自分がルーティンを失敗して足を引っ張っちゃったんですけど、今回はルーティンもしっかりできて、みんなで良い踊りができたのですごい良かったです。KO-KEN:1人が前で踊ってる時に、後ろのメンバーもみんなでわちゃわちゃして楽しんで応援できたのが良かったかなと思います!MAITO:みんなでフリを考えて踊って、ちゃんと成功できたのが楽しかったです。 ― SHIROFES.はあなたにとってどんなイベントですか?FUTA:日本で1番レベルが高いけど、日本で1番楽しいイベントです!REN:もし予選落ちしたり負けたりしても、うまい人のダンスを見られたり、いろんな勉強ができて、色々なダンサーと仲良くなれるイベントです! O-16 ALL STYLE 1ON1 CYPHER BATTLE「GAME」優勝者 Yasmin Yasmin ©︎SHIROFES.2026 / Jason Halayko ― 優勝した今の率直な気持ちを聞かせてください。私は兵庫育ちで、ダンスやB-Boyと関わり始めた頃から、今回のバトルで生演奏をしてくれた「QUIET STORM KOBE」のことを知っていました。小さい頃から彼らの演奏に合わせて踊ってきた思い出がある中、今回青森という土地でこういう形で踊ることができて本当に嬉しかったです。またサイファーも盛り上がって、みんなと一体感増し増しで踊れたので本当に楽しかったです! ― SHIROFES.はあなたにとってどんなイベントですか?SHIROFES.は「最高」です!4年くらい毎年来ているんですけど、この土地柄と開放感、そしてすぐ近くに美しい自然があるこの環境が素晴らしいです。自然の中を1人で散歩できるのんびりしたフリーな時間も作れるし、バトルにガッと集中してダンスを楽しめたり、他の色んな人のダンスを見て感動したり、お酒をいっぱい飲みながら語り合えたりと本当に最高です!このタイミングを毎年楽しみに生きているので、またぜひ呼んでください。絶対にまた来たいでーす! POPPIN’ 1ON1「SAMURAI」優勝者 Poppin'C Poppin'C ©︎SHIROFES.2026 / Jason Halayko ― 優勝した今の率直な気持ちを聞かせてください。最高です。特に決勝で戦ったSHOW-GOはブラザーなので、今回も彼とバトルできたことが本当に嬉しいし、本当に本当に最高な決勝でした! ― SHIROFES.はあなたにとってどんなイベントですか?僕はSHIROFES.初期の、バトルがSAMURAIだけだった頃から機会があるたびに参加させてもらっていますが、今回を通して改めてSHIROFES.が成長して大きなイベントになっていること、さらにダンサーのレベルもどんどん上がっているのを肌で感じているので、SHIROFES.がこのシーンで起こしている大きなムーブメントを見てとても嬉しく感じています。 SHIROFES. 2026 イベント概要 名称:SHIROFES.2026 日時:2026年9月4日(金) 17:00~20:30 2026年9月5日(土) 9:00~20:30 2026年9月6日(日) 9:00~20:30 会場:弘前公園 市民広場・市民会館 ほか(青森県弘前市大字下白銀町1) 入場:無料 ※一部有料エリアあり。コンテンツによっては別途参加費が必要。主催:一般社団法人Performing Arts Community(弘前市後援)






