2019年5月22日東京のスポル品川大井町にて、美しい海が広がる種子島を舞台に夢に挑戦することから逃げ出した一人の男が、再びサーフィンを通して自身と向き合い、人生の輝きを取り戻していく物語「ライフ・オン・ザ・ロングボード 2nd Wave」の公開特別イベントが行われた。本作は主人公に吉沢悠、ヒロインに「non-no」専属モデルの馬場ふみかを迎え、リタイアした元漁師役の泉谷しげるが、吉沢悠演じる光太郎にサーフィンを教わるシーンが印象的な映画だ。今回のイベントでは出演者によるトークショーや主題歌を歌うTEEのミニライブ、主演の吉沢悠が人工波施設City waveでのサーフィンデモンストレーションを行った。また、主演の吉沢さんには、2018年世界ジュニア選手権日本代表、2019年日本代表強化指定選手である、16歳の天才サーファー・脇田紗良(さら)選手より、激励の花束贈呈も実施された。
トークイベントで“これだけは言いたいという暴露話”を聞かれた吉沢は、「クランクイン前の2月に監督に『どれくらい鍛えられるの?』と言われ、ハードルが高いなと思いました。ウエイトでやったらサーフィンの筋肉とは違うなと思い、自主トレーニングをしていたので、鍛えた背筋をスクリーンで見ていただきたいです」とアピール。それについて喜多監督は、「思った以上に一生懸命練習してくれて。合宿を2回もやってくれた」と本作のサーフィンシーンに対するこだわりを伝えた。
吉沢が「この映画は、サーフィン担当のディレクターさんがいたので、一緒に千葉と伊豆の海に練習に行きました」と説明すると、監督も、「オリンピック候補選手と一緒に合宿したんです。すごいでしょ」と尊敬の眼差しを見せる場面も。もともとサーフィン経験のある吉沢は「僕はこの映画の撮影のためにロングボードからショートボードに変えて、この映画で、今までと違うサーフィンの楽しさを知ったので、これからも続けていきたいなと思っています。」とこの作品を通して改めて感じたサーフィンの魅力をコメント。
その他の出演者である、松原奈祐と南美沙もそれぞれ種子島で行った撮影のエピソードを話し、松原は「サーフィンの練習をしすぎて、種子島で肋骨を折っちゃって。実は本番の時、痛み止めを使ってやっていました。」と初告白。南は、「撮影の日程の天気が曇りか雨予報だったけれど、晴れ女、晴れ男のパワーのおかげで、ほとんど晴れました」と笑顔で話した。最後に、喜多監督は「(大杉漣さん、小栗旬さんが出演した)前作から技術がかなり進歩して、ドローンという新兵器があったんです。サーフィンにはやっぱりドローンだなというシーンが結構あるので、そこはぜひ見て欲しいし、一つ一つの頑張りが映画に映っているので、今の話を含めて、色々なところを見てもらえれば。」と映画の見どころをアピールした。
トークショー後のミニライブではアーティストのTEEが登場し、スマッシュヒットとなったセカンド・シングル「ベイビー・アイラブユー」と、本作の主題歌「UMI」を披露。
「映画のタイアップは初めての試みなので、なんとかしていい曲を作ろうと思いました。とてもいい曲ができたのではないかと思います。実は、映画に出演しているんです。チョイ役で。助演チョイ役賞を獲るんじゃないでしょうか?セリフが少ないので余計に緊張しました。俳優さんの姿を見ながら、すごいなと思いました。現場に行かせていただいたんで、現場の空気やこの映画に懸ける想いを吉沢さんと話させていただいて、どういうことを伝えたいということを知れて、歌に落とし込むことができました。C&Kというアーティストと一緒に作った曲で、C&Kの魂もこの曲には籠っています。映画の魂の一部になれたらいいなと思います。」と主題歌に込めた熱い想いを語った。
本作の見どころをご紹介!
2019年5月31より、映画「ライフ・オン・ザ・ロングボード 2nd Wave」がロードショーとなる。本作品は、今は亡き大杉漣が2005年に主演した、定年後にサーフィンを再び始めた中年の第二の人生を描いた名作「ライフ・オン・ザ・ロングボード」から14年ぶりの続編となっている。
イントロダクション
サーフィンの才能に恵まれながら、挑戦することから逃げ出して、その日暮らしの日々を送る光太郎。バイトは続かず、アパートからも追い出され・・・。ついに人生は行き詰まり、かつてのサーフィンの師にして恩人・工藤を頼ろうと種子島に向かった彼は、工藤がすでに亡くなっていたことを知る。亡き父の期待を裏切った光太郎を追い返そうとする工藤の娘・美夏。一方で、光太郎からサーフィンを教わり始める一人暮らしの老人たち・・・。美しい海が広がるこの島で、サーフィンを通して人と繋がり、自身を見つめなおしていく光太郎。人々の優しさに支えられ、彼の人生が、そして一度は諦めた夢が、再び動き出そうとしていた・・・。
定年後にサーフィンを始めた中年男の第二の人生を大杉漣主演で描き、多くの中年サーファーを生み出すという社会現象を巻き起こした『ライフ・オン・ザ・ロングボード』(05)。そして今、その世界観を受け継いだ映画『ライフ・オン・ザ・ロングボード 2nd Wave』が誕生した。それは、美しい海が広がる種子島を舞台に、夢に挑戦することから逃げ出した一人の男が、再びサーフィンを通して自身と向き合い、人生の輝きを取り戻していく物語。
夢から逃げ出し挫折して、バイトは続かず、彼女にも見放され、アパートからも追い出され・・・。でもサーフィンの才能だけはずば抜けていて、“いい波”を見るとすべてを放り出してサーフィンをしに行ってしまう、不器用な主人公・光太郎を演じるのは、数多くの映画・ドラマで活躍、確かな演技力が光る吉沢悠。 光太郎の亡き恩人の娘で、種子島で父のサーフショップを守って生きる美夏役に、女優・モデルとして活躍する馬場ふみか(『劇場版 コード・ブルー -ドクターヘリ緊急救命-』(18))。
そして、主人公におせっかいなほど関わっていく人間味あふれる人々に扮するのは、豪華キャストたち。光太郎を見守るアルバイト先の病院長・田上役に竹中直人、サーファーたちが集う海辺のレストランを営む沙織役に香里奈、頑固な元漁師・玄さん役を泉谷しげる、一人暮らしのシメさん役を大方斐紗子、サーフィン連盟の理事長・大石役に榎木孝明。印象的なのは、玄さんをはじめとする一人暮らしの高齢者たちが、光太郎に教わってサーフィンを楽しむシーン。何かを始める喜びを彼らに伝えることができた光太郎は、その一方で、彼らとの付き合いから現実の厳しさや人の優しさを感じていく。
物語の舞台でありロケ地となったのは、一年中サーフィンができるサーフィン天国、種子島。スクリーンいっぱいに広がる美しい海や、爽快感あふれるサーフィンの迫力ある映像もまた、本作の大きな魅力。監督は、「人間再生」をテーマに映画を撮り続ける、『ライフ・オン・ザ・ロングボード』の喜多一郎。
サーフィンの魅力を核に人生の再スタートを描く映画『ライフ・オン・ザ・ロングボード 2nd Wave』。希望に満ちたヒューマン・ドラマの本作が、温かい感動の波を起こす。
ストーリー
サーフィンの才能がありながら、挑戦することから逃げ出して、その日暮らしの日々を湘南で送っている梅原光太郎(吉沢悠)。バイトも辞め、彼女にも逃げられ、家賃滞納でアパートからも追い出されそうになった時、ふと思い出して向かった先は、かつてサーフィンを教えてくれた恩人・工藤銀二(勝野洋)が暮らす種子島。だが彼を頼ろうにも、工藤は、すでに亡き人となっていた。
工藤のサーフショップを継いで切り盛りしている娘・美夏(馬場ふみか)は、父の期待を裏切った幸太郎が突然、現れたことに不快感をあらわにし、追い返そうとする。だが光太郎は、彼女の気持ちにはお構いなしに、種子島の美しい海に夢中になり、早速サーフィンを始めるのだった。その驚異的な実力に、地元のサーファーも、レストランを営む沙織(香里奈)をはじめ美夏の友人たちも、皆、目を見張る。
光太郎は、彼が一文無しと知った沙織から、住み込みのアルバイトを紹介される。だが頭の中にあるのはサーフィンだけ。“波がいい”と居てもたってもいられず、すべてを放り出してサーフィンをしに行ってしまうため、どんなバイトも一日でクビになる始末。もはや島の誰も雇おうとはしない中、たまたまケガの治療を受けた病院で、彼は、高齢者の送り迎えのアルバイトを見つける。美夏のサーファー仲間、看護師の奈緒(松原奈佑)の反対をよそに、院長の田上(竹中直人)は、面白がって彼を雇うのだった。
こうして、不愛想な運転手となった光太郎だが、人生経験豊かな老人たちは、そんなことなどどこ吹く風。勝手に「こうちゃん」と呼び、距離を縮めてくる。そんなある日、老人たちを乗せたまま、光太郎が運転する送迎車が行方不明となり、病院は大騒ぎ。だがその頃、光太郎は海にいて、なんと老人たちにサーフィンを教えていた。サーフィンの楽しさを知った老人たちの顔は、いつになく輝いていた。院長からもその活動を認められ、光太郎は、一人暮らしの彼らと暖かい関係を築いていく。特に、玄さん(泉谷しげる)からは、漁師を引退した寂しさを打ち明けられ、一緒に温泉につかる仲となる。だがそれから間もないある日、玄さんは自宅で一人で亡くなってしまう。ちょうどその日、サーフィンをしていて迎えの時間に遅れてしまった光太郎は、不甲斐ない自分に苛立ち、涙をこらえきれない。だが、頑固で有名な玄さんを人生最後の日々において笑顔にしたのもまた、光太郎と彼が教えたサーフィンだった。
それからの光太郎は、息子に会いたがっているシメさん(大方斐紗子)のために黙って奔走するなど、老人たちの気持ちをより大切にしていく。不器用で相変わらず問題を起こしている光太郎だが、その優しさを知った美夏は、次第に彼と心を通わせていくのだった。
そんなある日、光太郎に、再び夢を追いかけるべく、挑戦するチャンスが訪れる。かつての彼の活躍を知るサーフィン連盟の理事長・大石(榎木孝明)が、光太郎の居場所を知り、オリンピックを目指さないかと誘ってきたのだ。実は彼は田上院長の昔のサーファー仲間、この陰には院長の光太郎を思う心があった。
しかし、負けることを恐れて挑戦することから逃げ、ずっと競技から遠ざかっていた光太郎には、競技に戻る気持ちはなかった。そんな時、海で、ある出来事が起きる・・・。
この島で、人々の優しさに支えられ、亡き人たちの思いを背負って、自分と向き合っていく光太郎。そんな彼の人生が、そして夢が、再び動き出そうとしていた・・・。
バックグラウンド
種子島での本格ロケを敢行!
種子島は九州の鹿児島県に属し、大隅諸島を構成する島の一つ。種子島宇宙センターなど宇宙関連施設が多く建てられ、日本における宇宙開発の一翼を担っていることでも有名だが、その一方で最近では多くのサーファー達が移住し、マリンスポーツが盛んなことでも知られており、「サーフィンの聖地」とも呼ばれている。そんな種子島を舞台に本格的なロケを敢行した本作。実在する「ORIGIN」というサーフショップを中心に繰り広げられるストーリーで、中でもサーフポイントとして地元のサーファー達に人気の「鉄浜(かねはま)海岸」や、その海岸近くにあるカフェ「イースト・コースト」など、映画の中でも様々なスポットが登場するのも見所の一つ。種子島の魅力がたっぷり詰まった映画となっている。
2020年に開催される東京オリンピックで公式競技に初めて採用されたサーフィンにますます注目が集まる!
2020年に開催される東京オリンピックで、初めて公式競技に採用されることが決まった「サーフィン」。千葉県九十九里浜の最南端に位置する釣ヶ崎海岸で行われる予定となっている。サーフィンを愛する人は全世界では3500万人、日本にはなんと200万人のサーファーがいるということが、東京オリンピックでサーフィンが正式種目に決まったキーワード。
世界各国からNO.1サーファーたちが集合し技を競い合う。オリンピックというワードによりサーフィンが多くのメディアで報道されることによって、サーフィンにさらなる注目が集まっていくことは間違いない。日本各地でサーフツーリズムが浸透し、サーフシーンが活性化していくことだろう。
本作の中でも、2020年東京オリンピックを目指すというストーリーが描かれており、時事性を表している。
今回、パート2が作られることになったのは、東京オリンピックでサーフィンが公式競技に採用されたことも影響している。半田プロデューサーは、「もともと、数年前からパート2を作ろうという動きが種子島でもありました。しかし、映画を製作する作業には資金面をはじめ、企画を進めていくにも長い時間がかかるなど、一筋縄ではいかない部分がいくつもあります。
そんな中、「2020年の東京オリンピックでサーフィンが正式種目に決定した」ということが追い風となり、地元の応援者を含めてパート2への機運が高まり、ついに製作を正式に進められることになりました。
前作「ライフオンザロングボード」から13年かけて、この作品のパート2製作への支援を続けてくださった皆様には、是非完成した映画で恩返しをしたいと思っています。」と語っている。
キャスト・プロフィール
吉沢 悠(梅原光太郎 役)
1978年生まれ。東京都出身。1998年に俳優デビュー。
『星に願いを。』(03)で映画初主演。演技力と甘いルックスで一躍注目を浴びる。
その後も、『Believer』(04)、『逃亡くそたわけ-21才の夏』(07)、『孤高のメス』(10)、『道 -白磁の人-』(12)などに出演。近年では、国内外の映画祭で6つの賞を受賞した『アイアムアヒーロー』(16)、新たな魅力を生み出した『ちょき』(16)、ダメな映画プロデューサー役『エキストランド』(17)、2015年お蔵出し映画祭グランプリ&観客賞『トマトのしずく』(17)、心の傷が癒えるまで妻を見守る夫を好演『生きる街』(18)など、数々の映画に出演。役者の幅を広げ、近年では人間味あふれる演技で幅広い層から支持される。
馬場ふみか(工藤美夏 役)
1995年生まれ。新潟県出身。映画『パズル』(14)で女優デビュー。同年、ドラマ「仮面ライダードライブ」(14)の敵幹部メディック役に抜擢される。映画『黒い暴動』(16)で初主演。ドラマ「コード・ブルー -ドクターヘリ緊急救命-THE THIRD SEASON」(17)や映画『劇場版 コード・ブルー-ドクターヘリ緊急救命-』(18)などに雪村双葉役で出演。「深夜のダメ恋図鑑」(18)で連続ドラマ初主演。その他の出演作に、映画『お前はまだグンマを知らない』(17)、『リベンジgirl』(17)、『クソ野郎と美しき世界』(18)、ドラマ「僕の初恋をキミに捧ぐ」(19)など。雑誌「non-no」の専属モデルを務めるなど、モデルとしても活躍。
香里奈(南田沙織 役)
1984年生まれ。愛知県出身。2000年、雑誌「Ray」の専属モデルに。「カバチタレ!」(01)でドラマ・デビュー。『深呼吸の必要』(04)で映画デビューにして初主演、日本映画批評家大賞新人賞(小森和子賞)受賞。「だいすき!!」(08)で連続ドラマ初主演。映画出演作に、『天国の本屋~恋火』(04)、『海猿 -ウミザル-』(04)、『輪廻』(06)、『しゃべれども しゃべれども』(07)、『恋空』(07)、『パレード』(10)、『THE LAST MESSAGE 海猿』(10)、『ラブコメ』(10)、『あしたのジョー』(11)、『うさぎドロップ』(11)、『こちら葛飾区亀有公園前派出所 THE MOVIE ~勝どき橋を封鎖せよ!~』(11)、『ガール』(12)など。
立石ケン(酒井洋 役)
2000年生まれ。神奈川県出身。ドラマ出演作に、「嘘の戦争」(17)、「&美少女~NEXT GIRL meets Tokyo~」(17)、「先に生まれただけの僕」(17)など。映画出演作に、『先生!、、、好きになってもいいですか?』(17)、『ねことじいちゃん』(19)など。SUPER BEAVERの「美しい日」、ベリーグッドマンの「ライオン (2018 New Ver.)」や「ドリームキャッチャー」などのミュージックビデオにも出演。本作でサーフィンの才能を持つ洋役を演じた彼だが、自身の特技も、サーフィンと野球。
森高愛(松元茜 役)
1998年1月14日生まれ。埼玉県出身。2009年から雑誌「ニコ☆プチ」、2011年から雑誌「ラブベリー」、2012年から雑誌「ピチレモン」の専属モデルとなり、多数のファッションショーでも活躍。
また女優としてもドラマ『ビギナーズ!』(12/TBS)や『激流~私を憶えていますか?~』(13/NHK総合)『兄に愛されすぎて困ってます』(17/日本テレビ)『アンナチュラル』(18/TBS)などの話題のドラマから映画『俺物語‼︎』(15/河合勇人監督)『人狼ゲーム ラヴァーズ』(17/綾部真弥監督)等に至るまで幅広く出演し、女優としても活躍中。また、2014年には、スーパー戦隊シリーズ『烈車戦隊トッキュウジャー』に、トッキュウ5号・カグラ役として出演し、注目を集めるなど今後益々の活躍が期待される若手女優のひとり。
大方斐紗子(松元シメ 役)
1939年生まれ。福島県出身。劇団俳優座付属養成所卒。数多くの舞台、映画、ドラマで活躍する。主な映画出演作に、『ゲンセンカン主人』(93)、『双生児-GEMINI-』(99)、『百合祭』(04)、『こほろぎ嬢』(07)、『休暇』(08)、『RAILWAYS 49歳で電車の運転士になった男の物語』(10)、『星砂の島のちいさな天使~マーメイドスマイル~』(10)、『恋の罪』(11)、『聯合艦隊司令長官 山本五十六』(11)、『Bad Moon Rising』(15)など。ドラマ出演作には、「のだめカンタービレ」(06)、連続テレビ小説「ひよっこ」(17)や「半分、青い。」(18)、大河ドラマ「いだてん~東京オリムピック噺~」(19)などがある。
泉谷しげる(安田玄十郎 役)
1948年、青森県に生まれ、東京都で育つ。1971年、エレックレコードよりデビュー。1975年、吉田拓郎、井上陽水、小室等と「フォーライフレコード」設立。ドラマ「戦後最大の誘拐・吉展ちゃん事件」(79)に主演、俳優として一躍脚光を浴びる。以降、「金曜日の妻たちへ」シリーズ(83,84)、「Dr. コトー診療所」シリーズ(03,04,06)、「三匹のおっさん」シリーズ(14,15,17,18)など、数々のヒットドラマに出演。映画出演作に、『ええじゃないか』(81)、『ビリケン』(96)、『後妻業の女』(16)他。ミュージシャンとして被災地に出向き「一日一偽善!」などの独自のスローガンで支援活動を展開。2013年にはNHK紅白歌合戦に65歳で初出場を果たす。
松原奈佑(西村奈緒 役)
神奈川県出身。奈良橋陽子UPSアカデミーを卒業後、ロサンゼルスのロバート・ラスラーや、ニューヨーク・アクターズスタジオ正会員に師事し、演技を学ぶ。出演作に、ドラマ「医師たちの恋愛事情」(15)、映画『手をつないでかえろうよ~シャングリラの向こうで~』(16)、日韓合作映画『風の色』(18)、『ゆずりは』(18)など。ラジオのレギュラー番組に、FM鹿児島ラジオ「life on the long board」。正看護師国家資格を持ち、その知識は本作で演じた奈緒役の看護師としてのふるまいに生かされた。
南 美沙(東堂リサ 役)
モデル、女優として活動する。ラジオのレギュラー番組に、鹿児島FM「life on the long board」。本作でサーファーのリサ役を演じた彼女自身も、サーフィンを趣味とする。
勝野洋(工藤銀二 役)
1949年生まれ。熊本県出身。ドラマ「太陽にほえろ!」(74~76)のテキサス刑事役で人気を博し、「俺たちの朝」(76~77)で初主演。主演した『夜が崩れた』(78)で映画デビュー。その他、主な出演作に、『ブルークリスマス』(78)、『地震列島』(80)、『はるか、ノスタルジィ』(93)、『星砂の島 私の島~アイランド・ドリーミン~』(04)、『ライフ・オン・ザ・ロングボード』(05)、『男たちの大和/YAMATO』(05)、『ROOKIES-卒業-』(09)などの映画や、「姿三四郎」(78)、「鬼平犯科帳」(91~01)、「身辺警護」シリーズ(98~03)、大河ドラマ「軍師官兵衛」(14)、「記憶捜査~新宿東署事件ファイル~」(19)などのドラマがある。
榎木孝明(大石 要 役)
1956年生まれ。鹿児島県出身。1978年に劇団四季に入団し「オンディーヌ」(81)で初主演。退団後、連続テレビ小説「ロマンス」(84)の主演でドラマデビュー。主な映画出演作に、『天と地と』(90)、『天河伝説殺人事件』(91)、『風の絨毯』(03)、『HAZAN』(04)、『アダン』(05)、『半次郎』(10)、『桜田門外ノ変』(10)、『マンゴーと赤い車椅子』(14)、『セーラー服と機関銃~卒業~』(16)、『いしゃ先生』(16)、『きばいやんせ!私』(19)など。2002年まで主演を務めた「浅見光彦シリーズ」(95~)、「相棒」(15~)などの人気ドラマ、舞台でも活躍。俳優業の傍ら、アジアを中心に旅のスケッチを描き続ける。
竹中直人(田上院長 役)
1956年生まれ。神奈川県出身。『226』(89)他多くの映画に出演後、主演を務めた初監督作品『無能の人』(91)でヴェネチア国際映画祭国際批評家連盟賞、ブルーリボン賞主演男優賞などを受賞、国内外で高い評価を得る。その後も、『119』(94)、『東京日和』(97)、『連弾』(01)、『サヨナラCOLOR』(05)、『山形スクリーム』(09)などの映画を監督、出演する。『シコふんじゃった』(92)、『EAST MEETS WEST』(95)、『Shall we ダンス?』(96)では、日本アカデミー賞最優秀助演男優賞を受賞。その他、主な出演作に、秀吉を演じた大河ドラマ「秀吉」(96)、『三文役者』(00)など。2019年公開の出演作に、『翔んで埼玉』、『麻雀放浪記2020』など。
監督・プロフィール
喜多一郎
映画監督、脚本家、プロデューサー、作家として、幅広いジャンルで活動。映画監督としては「人間再生」をテーマにオリジナル脚本で映画を制作。監督作品に、『星砂の島、私の島 ~アイランド・ドリーミン~』(04)、大杉連主演で中高年サーフィン・ブームを巻き起こした『ライフ・オン・ザ・ロングボード』(05)、『サンシャイン デイズ 劇場版』(08)、『海の上の君は、いつも笑顔。』(09)、『星砂の島のちいさな天使~マーメイドスマイル~』(10)、『シェアハウス』(11)、『ヨコハマ物語』(13)、『鏡の中の笑顔たち』(15)、『Bad Moon Rising』(15)、『桃とキジ』(17)などがある。その他、テレビ番組、CM等、1000本以上の映像作品を手掛ける。音楽プロデューサーとしても1985~90年代に数多くのヒット曲を手掛ける。
概要
主演 吉沢 悠 ヒロイン:馬場ふみか 香里奈 立石ケン 森高愛 大方斐紗子 泉谷しげる 松原奈佑 南美沙 TEE 角田信朗 勝野洋/榎木孝明(特別出演)/竹中直人
監督:喜多一郎
脚本:喜多一郎 金杉弘子
プロデューサー:半田健
制作プロダクション:オフィスアッシュ
配給:NexTone 配給協力:ティ・ジョイ
2019年/日本/カラー/112分/ビスタ/5.1ch/DCP 映倫番号 : 121930
特別協賛:NSコーポレーション/スリーエス/そうしんまちづくり振興基金/鹿児島相互信用金庫/新光糖業/1 Believe FNC/丸石輝正/藤本軌道/日本航空/日本エアコミューター
特別後援:西之表市
製作:コスモライン株式会社/岩崎産業株式会社/株式会社ゼウスプランニング/株式会社マツオ電設/株式会社NEO/株式会社オートパンサー/種子島有志会
文:秋山 真
SPECIAL EDITION

FINEPLAYはアクションスポーツ・ストリートカルチャーに特化した総合ニュースメディアです。2013年9月より運営を開始し、世界中のサーフィン、ダンス、ウェイクボード、スケートボード、スノーボード、クライミング、パルクール、フリースタイルなどストリート・アクションスポーツを中心としたアスリート・プロダクト・イベント・カルチャー情報を提供しています。
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DAY2|SUPER BREAK “Special Edition 5on5 Crew Battle” 日本唯一のオリジナル国際大会として、国内外から高い評価を受ける「SUPER BREAK」。今回はYUSF ʼ25内での特別版として、選ばれし4チームによる招待制5on5クルーバトルを開催。全国から世界レベルのブレイカーが集結。まさに“スペシャルエディション”の名にふさわしい対決を見逃すな! Pick-up 選手 Bboy Shosei 選手石川県出身2003/3/31生まれ2015年「UNVIST」優勝2021年「adidas Originals by HUMAN MADE®」のルックモデルに起用。ブレイキンチーム「GOOD FOOT」にも所属。 BMXフラットランド - FLAT ARK 2013年より「FLAT ARK」として誕生し、2017年から「ARK LEAGUE」として生まれ変わり、現在では世界で最もレベルの高い”世界大会”として認知されている。「ライダーによるライダーの為の大会」をコンセプトに世界各国のライダーが賞賛する大会である。YUSFでは2022年、2023年、2024年と開催。オーディエンスが分かりやすく楽しめる競技フォーマットを追求する、今大会も大注目の競技である。 Pick-up 選手 片桐 悠 選手新潟県出身2005/4/17生まれCHIMERA A-SIDE THE FINAL 2022 優勝Circle Of Balance 2022 準優勝X Games Chiba 2023 優勝 鈴木 仁菜 選手東京都出身2008/7/8生まれ2022、2023、2024年 FLAT ARK 優勝2024年 UCI FISE WORLD CUP 総合優勝 ダブルダッチ - DOUBLE DUTCH SHOW CONTEST/DOUBLE DUTCH ONE'S DAY1 | DOUBLE DUTCH SHOW CONTEST 大学生以下限定 SHOWCASE NO.1 決定戦(※チーム戦)。2分30秒以内のパフォーマンスを行い、ジャッジが採点。一位の座を勝ち取るのは、どの団体のどのチームなのか! DAY2 | ダブルダッチ 1on1 BATTLE [DOUBLE DUTCH ONEʼS 2012年に誕生し、ここYUSFでも数々のドラマを生んできたONE'S。今年も頂点を決める戦いをTOP16トーナメント方式で開催。上位者はDOUBLE DUTCH ONE'S FINAL 2025への出場権を獲得できる。 Pick-up 選手 中村 圭太 選手東京都出身1993/11/8生まれ2017,2018,2021年DOUBLE DUTCH ONE'S FINAL 優勝 パルクール - ONE FLOW BATTLE 2025 世界が注目する、究極のパルクールバトルイベント!トレーサー(選手)達は、10秒間のソロムーブに全てを賭け、その瞬間にしか生まれない唯一無二のムーブ=最強のワンフローを繰り出す!スーパートリック、ビッグジャンプ、なんでもあり!限られた時間の中で、いかに個性とスキルを表現できるかが勝敗を分ける!1vs1のトーナメントバトルを勝ち抜くのは誰だ!? Pick-up 選手 永井 音寧 選手大阪府出身2006/6/17生まれ2025年 The World Games(成都)女子フリースタイル 銀メダル2023年 FIG パルクール・ワールドカップ女子フリースタイル 銅メダルパルクール日本選手権女子フリースタイル 5連覇(2019~2023年) 春村 稔 選手神奈川県出身2002/1/17生まれ2024年 YUSF OFB OPEN 優勝2024年 YUSF OPEN AUDIENCE MVP パルオニ - パルオニJAPAN CUP 2025 競技の専門性によらない、誰でも行う「あそび」を競技化!指定されたフィールドに、安全面に配慮かつ、運動機能を自然と向上させるように設置されたキッズ用の障害物(オブスタクルス)を使い、1番鬼ごっこがすごい(逃げる+捕まえる)のは誰かを競う!YUSFʼ23、そしてYUSFʼ24と2年連続開催した『パルオニJAPAN CUP』に続き、『パルオニJAPAN CUP 2025』を開催!カテゴリーやエントリー方法等の詳細は、YUSF ʼ25公式WEBサイトにて。 フリースタイルフットボール - JFFC 10th Final/DRIVE OUT DAY1 | DRIVE OUT フリースタイルフットボールとフリースタイルバスケットボールの融合による2on2新大会「DRIVE OUT」が誕生。記念すべき初開催の舞台で、日本一のフリースタイラーコンビの座を勝ち取るのは果たして誰か? DAY2 | JFFC 10th Final フリースタイルフットボールの日本一決定戦。数々の名勝負を生まれた大会が今年10回目の節目を迎える。横浜の舞台に全国からワールドクラスのフリースタイラーが集結。 Pick-up 選手 小嶺 聡之 (AKI) 選手東京都出身2000/4/19生まれJFFC2023 優勝Red Bull Street Style 世界4位Superball 2023 routine部門 優勝 伊豆 優李 (Yu-ri) 選手徳島県出身1998/5/1生まれ2025年 オーストラリアOPEN 優勝2024年 アジア大会 優勝 3x3 - IMPACT - 3x3 TOURNAMENT 国内最大級となるBIG トーナメント「IMPACT – 3×3 TOURNAMENT」︕数多くのバスケットボールイベントが開催された聖地・横浜赤レンガ倉庫のYUSF ʼ25特設コートで昨年に続き第2回開催決定! 大会名称:IMPACT 3x3 TOURNAMENT 2025 in YUSF '25開催期日:DAY1(予選)2025 年 11 月 15 日(土)DAY2(本戦)2025 年 11 月 16 日(日)※雨天中止 体験会「TRY! 車いすバスケ~チャレンジでプレゼントをGET!~」 はじめての人も大歓迎!車いすに乗ってドリブルやシュートに挑戦しよう。チャレンジ成功でプレゼントも!?横浜赤レンガ倉庫を背景に、競技用車いすで“映えショット”も狙えます!はじめてでも、大丈夫!!現役選手が優しくフォロー! Pick-up 選手 渡辺 将斗 選手愛媛県出身2004/5/20生まれ2021年 U23世界選手権 優勝2025年 天皇杯日本車いすバスケットボール選手権大会 優勝 山下 修司 選手長崎県出身2000/5/10生まれ2021年 U23世界選手権 優勝2025年 天皇杯日本車いすバスケットボール選手権大会 優勝 アーバンスポーツ体験会 © Yoshio Yoshida/YUSF 知らないスポーツだからこそ、この機会に「アーバンスポーツ」にチャレンジしてみよう。もしかしたら、楽しすぎてハマっちゃうかも!? やって楽しめるのもYUSF ʼ25ならでは。※実施予定種目は調整中。 ストリートカルチャーマーケット アーバンスポーツを「観る・体験する」はもちろん、ファッションやカルチャーを体験できるショップやブースなど、盛りだくさんのラインアップを取り揃える。 ALL AMERICAN FOOD FESTIVALʼ25 [同時開催イベント] 『ALL AMERICAN FOOD FESTIVAL ʼ25』は、アメリカを代表するフードが味わえる横浜赤レンガ倉庫の新たなフードイベント。 スケートボードやBMX、ブレイキンなど多くのアーバンスポーツの発祥となっているアメリカならではのフード&ドリンクを楽しめるキッチンカーが出店し、迫力満点のアーバンスポーツ観戦とともに、食を通じてこれまで以上にストリートカルチャーを体感いただける。 アメリカンカルチャーに染まる2日間、横浜赤レンガ倉庫で、ご家族や友人と“食×スポーツの秋”をお楽しみいただきたい。 ALL AMERICAN FOOD FESTIVAL ʼ25名称:ALL AMERICAN FOOD FESTIVAL ʼ25(略称 AAFF ʼ25)会期:2025 年 11 月15日(土)・16日(日) ※雨天決行、荒天時は中止いたします。営業時間:11:00 ~ 20:00(ラストオーダー 19:30)入場料:無料 ※飲食代は別途会場:横浜赤レンガ倉庫 イベント広場(神奈川県横浜市中区新港1-1)主催:YOKOHAMA URBAN SPORTS FESTIVAL ʼ25 実行委員会 ALL AMERICAN FOOD FESTIVAL ʼ25 ピックアップ店舗 Pick-up メニューとっくんはんばーがーハンドチョップ&和牛ミンチの肉々しいパティで、まさにアメリカンなハンバーガーを提供! Pick-up メニューラキア厳選したアメリカ産牛肩ロースの肉を使用し、炭の香りと特製ダレで仕上げた牛ステーキ丼は、一度食べたらクセになる味付け!品質の高い食材を、お客様に満足していただけるよう一つ一つ丁寧に調理される。 Pick-up メニューEight one café淡路牛100%の旨みを堪能!とろけるチーズと香ばしいベーコンが彩る、1日50食限定の贅沢な「アメリカン淡路牛バーガー」をぜひご賞味いただきたい。 Pick-up メニューバーズデイ国産鶏肉を使用し、厳選した小麦とスパイスが香る衣が絶品のフライドチキン&フライドポテト。相性抜群の自家製ソースをたっぷりつけてお召し上がりいただきたい。 YOKOHAMA URBAN SPORTS FESTIVAL ʼ25[イベント概要] 11月15日(土)・16日(日)の2日間、横浜赤レンガ倉庫がアーバンスポーツの熱気に包まれる! YUSF ʼ25とは、スケートボードやブレイキン、BMX、ダブルダッチ、パルクール、3x3バスケットボールなど、世界で活躍する選手たちが集結する関東屈指のストリート・アーバンスポーツを集約したフェスティバル。各競技ごとに世界レベルの大会や体験会などが2日間に渡り開催され、どなたでも無料で世界のトップ選手たちのパフォーマンスを観覧することができる。 今年は話題のフリースタイルフットボールも再登場し、さらに横浜赤レンガ倉庫初のアメリカンフードフェスも同時開催。子どもから大人まで気軽に参加できる体験会や、ファッション&ストリートアイテムが並ぶマーケットも賑わいを後押し。横浜赤レンガ倉庫の景観と潮風のロケーションの中、熱く繰り広げられる各競技が見どころだ。 YOKOHAMA URBAN SPORTS FESTIVAL ʼ25開催名称:YOKOHAMA URBAN SPORTS FESTIVAL ʼ25(略称 YUSF ʼ25)会場:横浜赤レンガ倉庫イベント広場・赤レンガパーク日時:2025年11月15日(土)・16日(日)11:00~20:00入場料:無料※飲食や物販代金は別途必要。一部、有料の体験コンテンツあり。主催:YOKOHAMA URBAN SPORTS FESTIVAL ʼ25 実行委員会(株式会社横浜赤レンガ/ 明治商工株式会社/ 株式会社ローソンエンタテインメント/ 株式会社ゼータ)共催:横浜市にぎわいスポーツ文化局協力:一般社団法人ARK LEAGUE 有限会社OVER THUMPZ /株式会社IAM /株式会社トリデンテ/ 株式会社HANDOFF協賛:サミー株式会社/ 株式会社竹中工務店/ MEMORY株式会社
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skate「世界で大活躍し、私の大好きなスケートボードの魅力を伝えたい!」世界の頂点に最も近い14歳、長谷川瑞穂選手インタビュー2025.09.24近年、競技人気の急上昇に合わせて、特に若手の競技力向上が著しいスケートボード競技。日本人選手においても多くの若手選手がオリンピックや世界大会で大活躍しており、3年後に控えるロサンゼルスオリンピックでのメダル獲得が期待されている。その中でもここ数年「スケートボード・パーク種目」と「スケートボード・バート種目」の二刀流で世界大会にて数々の優勝という快挙を残し、世界の頂点に最も近い弱冠14歳の若手日本人女子ライダーがいる。 それが今年6月のイタリア・ローマで行われたロサンゼルスオリンピック選考レースの前哨戦となった「WST WORLD CUP ROME 2025」のパーク種目で見事優勝という結果を残し、同月に行われた「X Games Salt Lake City 2025」のバート種目でも金メダルを獲得し、世界最強の二刀流ライダーとして名を馳せている長谷川瑞穂選手だ。 今回は近年飛ぶ鳥を落とす勢いでスキルと実績を伸ばしている長谷川選手にインタビュー。世界大会での優勝を含めて数々の好成績を残した今シーズン前半の海外遠征をはじめ、彼女が競技を始めたきっかけから、競技活動で大事にしていること、そして世界の頂点に挑む彼女が持つ今後の目標とスケートボートへの思いについて聞いた。 長谷川瑞穂(はせがわ・みずほ) 以下: M 2ヶ月間の海外遠征で獲得した数々の好成績を提げて帰国。そんな彼女が今感じる自分にとって必要なことは。 - 今回の海外遠征では様々な世界大会での好成績おめでとうございました!約2ヶ月ほど遠征されていたと思います。海外遠征中の大会を振り返っていかがですか? M: そうですね。今回の海外遠征は2ヶ月とかなり長かったのですが、5つの大会に出場してきました。最初はアメリカのソルトレイクで行われた「X Games Salt Lake City 2025」で、パークの結果は少し残念でしたが、バートではランで優勝できて、ベストトリックでは2位を取れました。その時にもらった金色のヘッドホンがすごくかっこよくて嬉しかったのを覚えています!その後はカナダのミシサウガで行われたバートの大会の「JACKALOPE」で、1位だったんですがすごく楽しかったです。会場には色々な人たちが来ていて、コンテンツもブレイクダンスとかスケートボード・ストリートもあって、日本のライダー友達も一緒に来ていたのですごくみんなと楽しく滑れたなって思います。そのあとはバートの大会の「VERT ALERT」に出場して2位でした。 それからヨーロッパに飛んで、スウェーデンで出た「STU PRO TOUR」はパークでも2位でしたね。この大会では藤井雪凛ちゃんやスカイブラウンちゃんと会って、色々な話をしながら一緒にご飯食べたりして楽しく過ごせました。最後はアメリカの「Rockstar Energy Open」という大会でパークで1位を取れました。この大会はもう観客の熱がすごくて一緒に「わー!」や「おー!」となってすごく盛り上がっていました。その前のスウェーデンのSTUの時もすごくたくさんの観客がいたんですけど、スウェーデン人の国民性が比較的日本人と似ていて、あまり大声を出して盛り上がる感じではなかったんです。でもその大会中、大雨が降ってたのに会場に残っている人がたくさんいて、「スケートボードが好きなんだな」って感じてすごく嬉しかったのを覚えてます。そんな感じで2ヶ月の遠征から帰ってきました。すごく疲れました(笑) - 海外遠征中の連戦で、各国間の移動と現地の練習での調整は大変でしたか? 時差もあったりすると思います。。 M: 時差は確かに結構大変な時もあるんですけど、飛行機移動中は寝たり起きたりで調整は結構うまくやれていたと思います。10〜12時間ぐらいいっぱい寝れましたし、普段もどこでもよく寝ているのでその辺はそこまで大変ではなかったです。 - 今回の連戦の中でメイクしたかったトリックを含めて成績以外の目標は何かありましたか? M: どの大会でも「あれやればよかったな」や「あれに時間をかけていたからダメだったんだろうな」みたいなことはたくさんあって、そういう思いがいつもあるので、今回はなるべく少なくできるように心がけてました。 - そういう意味では今回はうまくいった方ですか?優勝や2位など好成績が残せたシーズン前半だったと思いますが、自分の滑り的にはいかがでしたか? M: 「WST Rome」の時は全部思うようにできてすごくやりきったと思えたんですけど、「X Games Osaka」ではやりたい技はメイクできたものの上手く合わせきれず、入れられなかった技もあったので悔しかったです。でもその後の「X Games Salt Lake City」でしっかり改善して優勝できたので良かったです。 カナダの「JACKALOPE」はバーチカル内に大きいギャップがあるバーチカルだったんですけど、そういうセクションで初めて「フロントフリップインディグラブ」をメイクできたので実りがある大会だったと思います。 スウェーデンの「STU PRO TOUR」では初めてパークで「540ジュードーエアー」にチャレンジしたんですけど、その技にずっと時間を取られてしまって「フロントフリップインディグラブ」ができなかったので心残りがすごくあります。 アメリカの「Rockstar Energy Open」はすごく良かったです。練習もしっかりできていて、やりたかった技は頭の中にいくつも良いイメージがありました。実際はできなかった技もありましたけど楽しくてやりきったなっていう感じがあった大会でした。 - 最近は海外の大会への出場が多くなっている中で、海外のトップ選手と一緒に戦って感じることはありますか? M: そうですね。他の選手と戦っている感じはあまりなくて、いつも自分自身との戦いという感じです。他の選手を見てすごいなって思う一方で技ができない自分に悔しい思いをしながら、その悔しさをバネにいつもスケートボードをしています。 - 今回の海外遠征とシーズン前半を終えて、今後の自分に必要だなって感じたことはありますか? M: よりレベルの高いトリックはもちろんですが、もっと海外の人とコミュニケーションを取れるように英語を頑張りたいなと思いました。元々私自身、初対面の人に話しかける時に緊張して声が出ない時が結構あるので、海外での普段の生活やインタビューで固まらずに笑顔で対応できるようなコミュニケーション能力が必要だなと思いました。 - 英語は普段から結構勉強されているんですか? M: そうですね。。「Duolingo(デュオリンゴ)」というスマホのアプリで結構勉強していたのですが、一度やらなくなってしまうと面倒くさくなってしまい最近あまりアプリは使えていないです。。でもお母さんが英語を少し話せるので、海外選手のインスタグラムの文章を見て一緒に音読したりして勉強するようにしています。海外に行くことも増えてきたので、最近は結構英語も聞き取れるようになり、なんとなく分かるようになってきました。話すのはまだ片言ではありますが少しづつできるようになってきたのでこれからもっと頑張ります。 スケートボードは自分自身との戦い。一番好きなところは高く飛んだ時のスピードと重力に振り回される唯一無二の感覚。 - スケートボードを始めたきっかけを教えていただけますか? M: 5歳ぐらいの時にお母さんと始めました。お母さんが元々スノーボードをやっていたこともあって、私もスノーボードが大好きで早く一緒に滑りたかったので、雪がない夏でもできる練習としてスケートボードを始めました。 - 最初に始めたのはスケートボードじゃなくてスノーボードだったんですね。 M: はい、確かそうだったと思います。昔の記憶で曖昧ですが、お母さんに抱っこされてキッカーを飛んだ記憶がありますね(笑)スノーボードは今も続けていて今年は3回滑りに行きました。最近は冬もスケートボードの大会が色々重なり滑りにいけないことが多いのですが、もう1週間に2〜3回ぐらいはスノーボードに行きたいくらい結構好きです。 - スノーボードをやることでスケートボードが上手くなったりとか、相乗効果はありますか? M: ありますね。スノーボードは足がボードとくっついてるので、いつものスタンスと逆にしても結構やりやすくて、それがスケートボードのスイッチスタンスの練習になるのでスケートボードに活かされている部分もあると思います。 - スケートボードは5歳ぐらいから始めたとのことですが、本格的に大会へ出るようになったのは何歳ごろでしたか? M: 小学4年生の時に出場した全日本の大会で3位に入ったことがきっかけで、スケートボードの方に徐々に傾いていったみたいな感覚はあります。その時はまだ結構スノーボードもしていたんですけど、本格的に大会に出ることで冬もスケートボードの練習をしないといけなくなるので、必然的にスノーボードからだんだん離れていったみたいな感じです。 - そうなのですね。長谷川選手はパークとバートの2種目をやっていますが、それぞれの種目の魅力を含めて、スケートボードの魅力はどんなところだと思いますか? M: スケートボード自体の魅力は、自分も周りの人もお互いのチャレンジに成功した時の嬉しさを一緒に共有できるところが1番の魅力で、パークとバーチカルの魅力はハイエアーをした時のあのスピードと重力に振り回されてる感が大好きです。「私飛んでるな」っていう感覚が大好きで、パークの方は最近グラインドが結構長めにできるようになってきてグラインドを長く流せた時が気持ちよくて最近はまってます。 とにかく高く飛ぶことが大好きで、高く飛んでトリックをしっかり乗り切った後の衝撃と共に「やったー!!」という感情が湧き上がるその瞬間が最高ですね。やっぱり最近一番スケートボードにはまってる理由はそこにあると思います。 - 影響を受けている憧れのスケーターはいますか? M: 結構昔の話になりますが、バーチカルで藤井雪凛ちゃんと貝原あさひちゃんの2人に元々すごく憧れていて、私が小学6年生のときワールドスケートゲームズでアルゼンチンのバーチカルの大会に一緒に行ったんです。その時に2人の滑っている姿がすごくキラキラして見えて「かっこいいな、ああいう人になりたいな」って思いましたし、もっと強くなって2人と一緒に表彰台に乗ってみたいなって思うようになりました。 あと岡本碧優ちゃんもすごいリスペクトしている選手で東京オリンピックの時にテレビで観て、「すごくかっこいい!!」と思ったので、またスケートボードに復帰してくれて一緒に滑れていることがとても嬉しいです。 - 今となってはその憧れの選手と一緒に表彰台に乗ることもあるかと思いますが、彼らはどういう存在になっていますか? M: 憧れの存在というのは変わりませんが、昔と比べて距離が近くなったので、今では優しくてすっごくかっこいい先輩みたいな感じになっています。 - ちなみに最近、普段どういう練習をすることが多いですか? M: 普段は秩父スケートパークで練習することが1番多いですね。今はパークの近くに家も借りているので。練習方法としては、私自身あまり体力と集中力が続かないこともあって、ちゃんと自分の頭の中でイメージしてからどのトリックも3回以内にメイクすると決めて取り組むことが多いです。あとパークの場合は結構ランの合間にグラインドトリックを挟むことが多いので、トリックを頻繁に変えたりしながら練習しています。 -また一方で大会の時は常に意識していることもありますか? M: 大会で意識していることは、しっかりリラックスしてテンションを上げすぎないようにすることです。テンションを上げすぎると大会の会場の熱に酔いすぎて冷静になれず、トリックがメイクできなくなることも多いので、ちゃんと自分の気持ちを落ち着かせていつも通りに滑ることをイメージしています。あとはドロップインする前に誰か身内とか友達とか応援してくれる人の顔を見て、「応援してくれる人がいるから絶対メイクできる!」という気持ちに変えてから乗りに行っていますね。 -長谷川選手の得意なライディングやトリックなどスタイルも含めて自分の強みはありますか? M: ようやく最近私はハイエアーが強みなんだと気が付いたんです。今までは無意識だったんですが、色々振り返ったり分析していると「私って結構高さにこだわってるんだな」というのに気づきました。だからその高さを強みとしていくことは大事ですし、それ以外にも色々な種類のトリックを持っているところも私の強みだと思うので、1個1個を大事にしながら競技をやっていきたいです。 -そんな様々なトリックを持つ長谷川選手の新技の選び方も聞かせてください。 M: 結構周りの人に勧められたトリックの中で「これできそうだな」というイメージが湧いたものを選んでいることが多いです。すごくふわっとしているんですが、そのトリックが頭の中のイメージと噛み合った時って、パッと自分がそのトリックをしている姿が思い浮かぶんです。そうなると、足の力の入れ方や抜き方とか、飛んだ後の力加減のイメージが浮かびますし、そのトリックをしている他のライダーを見ているだけでどうやったらできるか感覚的に分かるので、あとはそれを実際に自分の滑りで落とし込んで動きと合わせてチューニングしていく形です。 ただパッとイメージが湧いた時は大体擬音で、「ガーってやってバババババってやってドーン」みたいな感じで頭に浮かんでくるんですが、私自身もそれを言葉として残さないとイメージを忘れちゃうので、パークでもこうやって擬音で話していると周りの人になんだこいつみたいな顔でよく見られるんですよね。。悲しいことに(笑) -そうなのですね。。(笑)ちなみにパークとバーチカルでそれぞれ意識してることの違いってありますか? M: パンピングの仕方はちょっと違うなって思います。面に対しての踏み方が少し違っていて、バーチカルはパンピングの位置が合ってないと危ない時があるので、特にパークに行った後のバーチカルの練習の時は、パークと同じようにパンピングしないように気をつけてます。 トリックに関してはアールの長さと角度に合わせて変える形です。バーチカルは大体同じくらいのセクションサイズですが、パークだとアールが小さいところも結構あるので「キックフリップインディグラブ」や「540」は結構タイミングやトリックの進入角度を変えたりしますね。 - 今までたくさんの大会に出られていると思いますが、勝てなかった時の負けた経験から学ぶことはありますか? M: 負けた経験。。自分自身にいつも負けていて、やりたいことができない自分に結構イライラしちゃったり悔しいなってよく思うのでその気持ちをバネにして技の練習にいつも取り組んでます。 時には「いやだな。疲れたから練習行きたくないな」って思うけど、練習しないとまた悔しい思いをすると感じて日々戦ってるので、これは自分でいう勝ち負けみたいなところかもしれないです。 -そんな長谷川選手にとって、家族やサポートしてくれる方の存在はどういう力になっていますか? M: お父さんはいつも仕事を頑張ってくれて本当にありがたいなって思っています。たまにLINEの絵文字がちょっと古くていやだなって思う時ありますけど(笑)そして本当にお母さんには感謝しています。昔は練習が終わった後、家も遠かったのでいつも夜中12時ぐらいに帰っていました。そこからお母さんは2時間ぐらい寝て早朝の新聞配達の仕事に行ったりといつも疲れていたと思うのですが、私のスケートボードにここまで付き合ってくれて本当に感謝しかないです。スポンサー様からは金銭的な支援をしていただけるようになったことでギリギリじゃなくてちょっと余裕を持って活動できるようになりました。サポートしてくださってるスケートボードブランドの「H-STREET」には飛行機代だけ払ってくれたらアメリカでの活動を全部サポートするよって言ってくれて、家に泊まらせてくれて食事代も全部払ってくれてパークの料金も払ってくれました。 このようなサポートを受けてからX Gamesの大会で表彰台に乗れた時が、多分私のスケート人生で1番変わった瞬間だったなって思います。本当に感謝しかないです。 スケートボードから降りた14歳の等身大の姿は天真爛漫な女子中学生 -スケートボードをやっていないオフの時はどういう風になんか過ごされてますか? M: オフの時はある程度の筋トレをしながらずっと音楽聞いたりYouTubeを見たり、 TikTok 見たり、ゲームしたりしてます。特にゲームが好きで、ゲーム実況者のYouTubeをよく見ています。それと結構スケートボードやってる人たちや私の知り合いの中になんか4〜5人ぐらいいるんですけど、同じ趣味の子がいたりしてその子たちと通話しながらゲームしています。あとはお絵かきしたりもします。 -ちなみにどういうゲームが周りで今流行っていますか? M: 昔からみんなでよくやってるのは音ゲーとかで、それ以外でもこのゲームいいよとか、この曲めっちゃいいよみたいなので結構よくしゃべったりしてますね。ただゲームにはまっている理由も、ゲームぐらいしか海外遠征に持っていけなくて、本とか他に何を持っていってもかさばるし、教科書とかを持っていった時にはすごい重さになって大変なのでそうなるとゲームぐらいしかないなって感じです。でもすごく楽しいです。 -ゲーム以外で長谷川選手の年代は周りで何か流行っているものはありますか? M: 海外遠征もあり、あまり学校に行けていないので日本の流行りはそこまで分からないんですけど、結構海外の流行りって日本のものと大体同じではあるんですが少し遅れているんです。前に流行った「ルビーちゃん!はーい!」っていうやつが今周りで流行っていて、会うたびにみんなずっとやってます。何年か遅れてますね(笑) -スケートボード以外に今他にやってみたいと思っていることはあったりしますか? M: そうですね。スカイダイビングにもう1回行きたいです。あとまたみんなでディズニーランドに行きたいですね。私の初めてのディズニーランドはこの前行ったカリフォルニアのディズニーで、すごく楽しくて遊園地もなんか5〜6年ぶりに行ったのでまた行きたいです。 あとはUSJ に行ってハリーポッターの杖が欲しいです(笑) スケートボードをもっと多くの人に好きになってもらうため、世界を舞台にこれからも活躍し続ける -今後の目標として力を入れて取り組んでいることはありますか? M: 直近の目標としては出場する大会でかっこいいと思われるライディングを見せることと、自分のベストパフォーマンスを見せて、前の大会よりも成長できた部分を見せたいなって思います。 -少し長い目標で、例えば来年とか再来年にこういう結果を残したいといった目標はありますか? M: ワールドスケートの大会ではきちんと結果を残したいですね。今は日本の中で1位で世界ランキング3位なんですけど、やっぱりみんなすごく上手いのできちんとやらないとマジで追い越されちゃうんで頑張っていきたいと思います。 -またその先にはロサンゼルスオリンピックがあると思いますが、3年後についてはどう思っていますか? M: そうですね。ロサンゼルスオリンピックに出場したいですね。オリンピックって人生を変えるくらいすごい大きいことだと思うので頑張りたいんですけど、とりあえず怪我がないようにしたいですね。私自身は怪我をして長い期間滑れなかったことはまだ無いですが、他の選手の怪我を見ているとやっぱり怪我を今まであまりしてきていない分、骨折のような怪我がどんどん怖くなってきたので気をつけてやっていきたいと思います。 -今後こういうスケーターになりたいという理想像ってありますか? M: 海外の選手なんですが、リジー・アルマントという選手がいて「X Games」とかに毎回呼ばれているレジェンド選手で、見ているとすっごくスケートボードを楽しそうに滑るんです。なんか大人になってもスケートボードを楽しいって思えるのってすごく素敵だなって思うので、そういう選手になりたいですね。 私も大好きなスケートボードをみんなに好きになってもらいたいという思いが強くあるので、20代、30代になっても楽しくスケートボードをして、皆んなにスケートボードの楽しさを伝えられる人になりたいなぁと思っています。でも将来もしスケートボードの大会に出なくなっても、その後続ける仕事はスケートボードに関するものがいいですね。自分が好きなスケートボードの魅力はずっと伝えていきたいと思っています。 -長谷川選手にとってスケートボードはどのようなものですか? M: これ言ったらちょっと笑われちゃうかもしれないんですけど、私にとってスケートボードって「シャワー」みたいなものだと思っているんです(笑)シャワーは浴びなくてもぶっちゃけ生きてはいけるけど、衛生的には浴びる必要があるものですよね。それと同じことでスケートボードって、普通に生活している中で必要ないんですけど、私の中では絶対に必要なものというか、毎日やらないとこう落ち着かないことなんです。 私は人生においてまだ短い時間しか生きていないですけど、スケートボードは人生の半分以上を占めていて、それだけスケートボードに打ち込める人生って幸せだと思っています。なのでスケートボードは私の人生にとって欠かせないものです。 長谷川瑞穂プロフィール 2010年10月14日生まれ。山梨県甲府市出身。幼少期からスノーボード選手である母の影響を受け、5歳でスケートボードを始めた。現在は「パーク」や「バート」を主戦場に国内外で活躍し、日本代表として世界中から注目されるトップ選手となっている。 今年2025年には、イタリア・ローマで行われたロサンゼルスオリンピック選考レースの第1戦目となった「WST WORLD CUP ROME 2025」のパーク種目で優勝を皮切りに、世界最高峰の大会「X Games」のソルトレイク大会でバート部門で金メダルを獲得。さらにアメリカのオレゴンで開催された「Rockstar Energy Open」でも金メダルを手にするなど、世界の舞台で次々と快挙を積み重ねている。2025年9月現在の世界ランキング(OWSRパーク女子)では3位にランクインするなど、世界的にも評価が高い。 長谷川の魅力は、ハイエアーの中に組み込まれた様々な高難度トリック。トリックバラエティの多さは他の選手より秀でており、数々の高難度トリックで観客を魅了する。その中でも彼女が大事にしている「仲間と切磋琢磨しながらも楽しむことを忘れない姿勢」が特徴的で、今後さらなる飛躍が期待されている14歳だ。スポンサーはH-STREET SKATEBOARD、187KILLERPADS、Avenir Skate、DC SHOES、PROTEC、Thunder Trucks、Spitfire Wheels、54tide rider、秩父スケートパーク、日動エコプラント、WORLD VISION、あおぞら鍼灸整骨院、MIRIZE古河店
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dance「人生よりダンスの方が大きい」次世代を牽引する若き才能「龍と勇太」インタビュー2025.09.17キッズ時代からこれまで、ストリートダンスシーンで目覚ましい活躍を見せる二人の若き才能がいる。Red Bull Dance Your Style 2023 Japan Final で優勝を果たした龍と、龍と共にWORLD DANCE COLOSSEUM WORLD FINAL 2024で高校生世界一に輝き、先日Red Bull Dance Your Style 2025 Japan Finalでも優勝して日本代表に選出された勇太だ。 彼らは「龍と勇太」というチームとしてアニソンダンスバトル全国大会で史上初の2連覇を飾るなど、その名を轟かせている。ジャンルに捉われない唯一無二のスタイルを追求する龍と、Popを軸にミュージカリティと遊び心溢れるダンスで観る者を魅了する勇太。彼らの活躍はダンスシーンに留まらず、勇太のポカリスエットCM出演など、多方面で注目を集めている。 FINEPLAYは、今最も勢いのある彼らにインタビューを実施。その卓越したダンススキルと魅力的なキャラクター、そしてストリートダンスやA-POPダンスカルチャーへの深い情熱を深く掘り下げていく。SNSやCMで彼らの存在を知り、ダンスカルチャーに興味を持った読者の方々に、彼らの魅力をお届けする。 「優勝以外許されない」快挙と躍進の背景にあった二人の思い -勇太さんは先日Red Bull Dance Your Style 2025 Japan Finalで優勝されました。龍さんも2年前に同じタイトルを獲得されています。この立て続けの快挙について、お互いへの率直な感想をお聞かせください。 勇太:2年前に龍が優勝したので、今回声をかけてもらって出場する以上、優勝以外は許されないと思っていました。プレッシャーという感じではなかったですが、「龍が優勝したから俺も優勝するだろう、それしかないだろう」という感覚でした。負ける想像は一切しなかったので勝ててよかったです。 龍:勇太が出るって決まった時点で、もう絶対勇太が優勝すると思っていました。自分が優勝した時もRed Bull Dance Your Styleは世界大会で注目度の高いイベントだったのでめちゃくちゃ嬉しかったし、勇太が優勝した時もすごい嬉しかったです。 ―勇太さんはバトル以外にも幅を広げてポカリスエットのCMにもご出演されていますが、この活動を通して感じたことはありますか? 勇太:CMに出ることがまず理解できないことでした。全国で流されたり、電車の中にポスターが貼られたり、スカイツリーの展望台でもCMが流れていたらしいのですが、とにかく全ての状況が理解できないというのが、決まった時点での状態でした。反響もすごく大きくて、長年連絡を取ってなかった友達や、幼稚園の頃の友達のパパママからも「CM出てるのやばくない?」みたいな反響がたくさんあったと聞きました。 ジャンルレスな踊りをみせる二人だからこそ表現できる「龍と勇太」としての魅力 photo by AYATO. ―お二人は「龍と勇太」としてアニソンダンスバトルの最高峰「あきばっか~の」でチーム史上初の2連覇を飾るなど好成績を残し続けています。お二人ならではのダンススタイルや、チームとしての強みはどういう部分だと感じていますか? 勇太:自分たちの特徴として「ピリピリしない」、「ふざけながらショーケースやバトルをやっている」ところは他のチームにないことかもしれません。ルーティンとして固めた内容を本番でしっかり決めるところも強みだと思います。 龍:バトルで使うルーティンは、ショーケースのために作ったものを転用していることが多いです。キャッチーな曲や分かりやすい曲でショーケースをよくやっているので、一般の人にも面白いと感じてもらえるようなルーティーンが多いのが強みだと思います。それ以外でルーティンを作るときはダンサーのお遊び、即興のお遊びをそのままルーティンにしています。「これ面白いじゃん」とか「それやってみよう」といった感じで、全て偶然できたものでやってます。 photo by AYATO. ―お互いに様々なジャンルを取り入れた踊りをされる印象があります。「ジャンルに捉われない唯一無二のスタイルを貫く」、あるいは「ジャンルレス」に踊ることについて、どのような考えをお持ちですか? 龍:割とその時踊りたいように踊るという感覚が強いです。「今日は立ち踊り一本で行きたい」、「今日はブレイキンを混ぜて好き放題やっちゃおう」、「今日はHIPHOPが多いからPopの要素多めにしよう」とか、その日の調子によって踊りたいように踊っています。一つのスタイルに囚われたくないという感じです。 勇太:僕は基本的にPopをやっていますが、フロアを使ったムーブで繋げたりする部分はPopでも珍しいかもしれません。特に色々混ぜているという感覚はなく、自分がやりたいPopとそれをどう流れるように繋げて踊るかを考えています。 またDESCARADOSというチームでも活動していて、ハウスを踊るメンバーも所属しています。なのでハウスやHIPHOPを踊ることもあるし、ちょっとブレイキンっぽいフリーズが入ったルーティンだったり。そういった部分からも色々なジャンルの良さを吸収しています。 ―勇太さんはバトルで一点倒立をしていたのも印象的でした! 勇太:あれは本当によくわからなかったです(笑)。相手のムラトミさんが一点倒立をしたから自分もやってみようと思って。一時期は3点倒立系の技を遊びでやっていた時期があって、それが上手く活きたシーンでしたね。 photo by ちゃんじゃ ―ジャンルごとに練習時間を決めたりしていますか? 龍:僕は趣味感覚でブレイキンをやっているので、体を動かしたくなったらブレイキンをやって、一日の終わりに近所で夜風に当たりながらHIPHOPの練習をするのが好きです。とにかく体を疲れさせたくて、生きてる実感が欲しくて練習をやっています(笑) 勇太:僕は一人では練習しないです。週一固定でレッスンに通っているのと、とにかく予定を入れたいタイプなので、誰かと練習する予定をとにかく詰め込んでいます。1日に3つ練習をはしごして周ったりすることもあります。一人で練習しようとするとうっかりYouTubeを見て時間をつぶしてしまったりするので、誰かと一緒に踊り合うのをやっています。ブレイキンはもう練習していません(笑) photo by ちゃんじゃ ―お互いのリスペクトポイント、頼もしいポイントがあれば教えてください。 龍:勇太はダンスが好きだという気持ちと、Popが好きだという気持ちで、ブレずにまっすぐダンスをしているところがめっちゃかっこいいと思います。ふざけているようで、すごく真面目なところもいいです。 勇太:龍はスケジュールが忙しい中でもダンスに対して一番時間を割いているので、ダンスへの気持ちが熱いです。僕はダンスが圧倒的な第一位でダンスにしか時間を割いていませんが、龍はセルフプロデュース能力やSNSでの見せ方、自分をどう一般の人に見せるかという部分のこだわりがしっかりあると思います。 あとは気持ち悪いほどオタクな部分、ダンスに対しても気持ち悪いほどの愛があって、そのキモさが良いです。人間はかっこいいとか上手いとかが行き切ると気持ち悪くなるもので、龍は全部行き切っていると思います。良いプライドの高さと良い自信の持ち方、そして自分への考え方を持っているのが良いです。 photo by AYATO. ダンス以外のプライベートにも垣間見える二人の魅力 ―龍さんのダンス以外のオフな部分で、リフレッシュはどのようにされていますか? 龍:僕は大学に通いつつ、ダンスの仕事やトークの出演も多くて、趣味のアニメ、そしてプライベートの練習、この4つの軸で生きています。基本的には大学や仕事で動けない時のストレスをダンスとアニメで全て打ち消している感覚です。アニメもダンスと同じように好きな時に見て楽しんでいます。 ―勇太さんはラーメンを出汁やトッピングから作ると伺いましたが、どのくらい時間がかかりますか? 勇太:ラーメンは作るものによりますが、2日くらいかかります。長いものだとスープで1日かかることもあります。スープを作る日は外出すると焦げちゃうので、15分や10分おきに混ぜなければいけなくて丸一日時間がかかります。友達や先輩に食べに来てもらうことも多いですね。一番好きなのは煮干しラーメンで、そこら辺の店より美味しい自信があります。 ラーメンを食べに行くのももちろん好きで、練習場所に応じて大体2〜3件ラーメン屋の候補が出てくるくらい通っています。イベントの予選前とかでも一人でラーメンを食べに行くこともよくあります。 シーンの最先端で活躍し続けてきた二人が語るカルチャーへの思い photo by ちゃんじゃ ―ダンスを通した活動で、ダンスカルチャーにどう貢献したいか、どのような思いで活動されていますか? 龍:A-POPバトルとストリートバトルの両方に出ていますが、どちらも楽しいから出ています。でもそのダンスの面白さを一般の人に伝えるのは難しいことだと感じています。自分たちがダンスは楽しいということを分かりやすくしたり、動画にすることで他の人にも楽しんでもらえるようにしたいと思っています。純粋にバトルを楽しむことと、それをエンタメに昇華することを意識しています。 勇太:A-POPバトルには友達に会いに遊びに行く感覚で出ています。アニソンダンスバトルに出ている人たちがお互いに刺激を与え合い、シーンがどんどん大きくなってレベルが上がっていったらいいなと思っています。 Popのバトルは、世界大会など大きい大会がたくさんあるので、「チャレンジャーとしてどれだけ爪痕を残せるか」というマインドで挑んでいます。僕はPopのダンスが一番好きでかっこいいと思っていますし、Popの歴史も好きなので、先輩方にどれだけ認めてもらえるかを目標にしています。結果が出なくても、言葉をかけてもらえると嬉しいです。最終的にはPopシーンでトップを取り続けたいですし、バトルに出ている時が一番ヒリヒリして楽しいですね。 Popは他のジャンルに比べて年齢の力がすごいんです。ブレイキンや他の競技には引退という言葉がありますが、Popはそこまで体を動かさなくてもいいので、どれだけ年を重ねても一生上手くなり続けられるジャンルです。だからこそ渋さが出せる先輩達が強くて、その牙城を若手がどう崩すかが今の大きな壁なのですが、他の人より若いうちにこの壁を超えてやりたいという思いがあります。今も最年少記録をいくつか持っていますがもっと大きい大会でたくさん記録を更新していきたいです。 また、ストリートやオールスタイルのシーンの中には、自分に憧れてくれているキッズ達もいるので、その子達にどれだけ夢を見せられるかというところも意識しています。 photo by AYATO. ―A-POPを含め、ダンスシーンがもっとこうなって欲しいと感じる部分はありますか? 龍:A-POPシーンの上の層がストリートに対してもっと意欲的になって、どんどんレベルアップしてほしいです。上が育つと下も育つので、もっと次のレベルを目指してほしいです。また、ストリートから来てくれるキッズの子が増えているので、彼らを引っ張って、A-POPの面白さをストリートにも広めていけたらと思います。 HIPHOPバトルではあまり勝てるタイプではないんですが、もっとクリエイティブというか、色々なものを受け入れやすくなったら日本のダンスシーンが面白くなるのではないかなと思います。とはいえ不満があるわけではなく、結果よりも自分がどう踊るかに今後も焦点を当てていきたいですね。 photo by AYATO. 勇太:A-POPシーンの人もみんなストリートのシーンが本場と考えているので、ダンスの部分に対しての愛をA-POPシーンでもっと表現できたらいいなと思っています。アニメ愛や声優愛は素晴らしいんですが、ジャッジが来た時に「ダンスへの愛ももっとあったらいいね」と言われることが多いです。アニソン愛そのままに、ダンスにも愛を向けられるともっと面白い空間になると思います。 ストリートのシーンは、A-POPシーンに比べてイベント数が少ないと感じています。大きいイベントはたくさんあるんですけど、ダンサーはそのどれかに焦点を当ててバトルに出場していることが多いです。それ自体はめちゃくちゃいいことで、一つ一つのイベントの熱量が高くなって最高に楽しいんですけど、そのイベントの数がもっと増えてくれたら嬉しいです。 あとは、ブレイキン以外のクルーバトルイベントが少ないとも感じています。コンテストとして同じジャンル同士で組むクルーは多いんですが、バトルクルーはブレイキン以外で少ないと感じているので、他ジャンルの新しいクルーバトルイベントが増えてくれたらいいなと思います。もうジャンル関係なしにごちゃまぜで「こいつらがバトル最強だ」みたいなクルーが増えていっても面白いんじゃないかなと思っています。 どのシーン間でもライバル関係みたいなものはたくさんあってよくて、その中で皆それぞれこだわりがあって最高だと認め合えればめちゃくちゃいいと思います。コミュニティ同士が独立せずに、もっと色々な交流ができたらいいと思っています。 ダンスに人生をささげた二人の目指す未来 photo by AYATO. ―将来、どのようなダンサーを目指していますか? 龍:ストリートシーンでも勢いを殺さずに自分の踊りをやり続けたいなということと、ダンスをもっとエンタメとして一般の人にダンスの楽しさを分かりやすく伝え、広めていくことを続けていきたいです。プロの活動としては音楽アーティストのバックダンサーや振付師が主流で、ダンサーがメインに立って評価されることってめちゃくちゃ少ないと思っています。だからこそもっとダンス自体が評価されるような活動をしていきたいです。例えば、ダンスバトルがテレビ中継されるような社会になったら、ダンサーがスポーツ選手のようにスポットライトを浴びると思うので、それくらいのことが実現できるように世の中にしたいですね。 photo by AYATO. 勇太:プロ野球選手やプロサッカー選手のような年俸制で活動できるような夢のある話が、ダンサーの世界にもあればいいなと思います。今のPopの人たちはダンス一本で稼ぐのが難しくて、振付やメディア露出などダンス以外にもマルチに活動してようやく稼げるっていうのが多いと思います。なので将来的にはPopでもダンス一本で稼げるようにしていきたいです。ポカリスエットのCMに出演したこともそうですが、これからもダンスを通じて誰もやってないことを成し遂げたいです。 あと、ダンスはもちろんカルチャーがあっての仕事なので、このカルチャーを作ってくれた方々やシーンを繋げていくことに貢献したいという気持ちが一番強いです。メジャーの仕事をするようになるとバトルに出なくなる人が多いですが、僕はバトルが好きでダンスを始めたので、バトルでも最前線で活躍し続けて、あくまでバトルをメインとしながら他のこともいろいろやっていきたいです。 photo by ちゃんじゃ ―お二人にとってダンスとはどのような存在ですか? 龍:分かりやすく言うと「趣味」です。楽しいことを仕事にしたいという願いが実現しているので、極論本当にただの趣味っていう感じです。この楽しい趣味を色々な人に共有したいっていう気持ちですね。 勇太:よく言うことですが、人生よりダンスの方が大きいです。「人生の中の何割をダンスが占めている」のではなく、ダンスがベースにあり、その上に付属してあるものが人生という感じです。「ダンスの一部分が俺」だと思っています。 「龍と勇太」プロフィール 龍(下)と勇太(上) 龍 3歳でバレエとジャズダンスを始め、6歳でストリートダンスに出会う。バトルを中心に活動している「龍と勇太」や、A-POP CREW「サンセットレーベンズ」としても好成績を残し続けている。また、独創的な世界観を持つHIPHOPチーム「EcRaip」や、キッズダンス界隈を賑わせているメンバーで構成された「DESCARADOS」のリーダーとしても活動中。マイナビDANCEALIVE 2023 HIPHOP部門 BEST8、Redbull Dance Your Style Japanでも優勝するなど確かなダンススキルを持ち、ジャンルに捉われない唯一無二のスタイルを貫く。アニメと声優さんとメロンパンが大好き!2022年、高校1年生にしてREAL AKIBA BOYZに加入。 【戦績】・Red Bull Dance Your Style Japan 2023 Japan Final 優勝・ALL JAPAN SUPER KIDS SOLO BATTLE 2017 関東 U-12 優勝・Soulm8 SOLO DANCE BATTLE 2017 FINAL U-12 優勝・COLOSSEUM CLOUD vol.3 1on1 freestylebattle 優勝・あきばっか〜のVol.22七周年SP 優勝(龍と勇太)・マイナビDANCE ALIVE HERO’S 2020 KIDS TOHOKU CLIMAX 準優勝・マイナビDANCE ALIVE HERO’S 2020 KIDS FINAL BEST4・マイナビDANCE ALIVE 2023 CHARISMAX Ⅰ HIPHOP部門 優勝・マイナビDANCE ALIVE 2023 HIPHOP部門 BEST8 【コンテスト】・ICE CREAM JAPAN DANCE CONTEST U-12 ソロ部門 優勝・JUMP HIGH CONTEST U-12 ソロ部門 優勝・Soulm8 DANCE CONTEST 関東 U-12 ソロ部門 優勝 勇太 Pop、Animation を軸に磨き上げたスキルに加え、ミュージカリティと遊び心いっぱいのダンスで観るものを魅了するファンキーモンキー。WORLD DANCE COLOSSEUM WORLD FINAL 2024にて優勝し見事高校生世界一に輝く。マイナビDANCEALIVE キッズサイド5回のFINALISTを経験し、LAで行われた世界大会Freestyle Sessionでは、世界各地から参加した猛者達と戦い2年連続BEST8に輝く。2025年にはRed Bull Dance Your Style 2025 Japan Finalにて優勝し、日本代表に選出。武蔵とのチーム「Rampagers」では全国のキッズダンスコンテスト優勝を総なめに。龍とのチーム「龍と勇太」ではアニソンダンスバトル全国大会でチーム史上初の2連覇を飾る。他にも、超個性的同世代クルーの「DESCARADOS」やBeatboxer JUNとの異色Tag「CUBE」として、ダンス界のみならず色々な場所で活躍中。ラーメンを出汁やトッピングから全て作るのが趣味。 【主な出演】ポカリスエットCM 「君はきっと、誰かの太陽。」 【戦績】・Red Bull Dance Your Style 2025 Japan Final 優勝・WORLD DANCE COLOSSEUM WORLD FINAL 2024 Highschool 3on3 優勝・あきばっか〜の vol.22,30,31,32 優勝・Freestyle Space 2023,2024 優勝・マイナビDANCEALIVE FINAL KIDS 2023,2024 BEST4・Freestyle Session WORLD FINALS 2023,2024 BEST8・Battle BAD 2024 POP BEST8・OLD SCHOOL NIGHT vol.25 POP BEST16・DANCE VISION vol.10 Freestyle 2on2 BEST8・DOG EAT DOG 2024 BEST4 「龍と勇太」出演イベント情報 「龍と勇太」の龍は自身が所属している「REAL AKIBA BOYZ」が主催するワンマンライブ「REAL AKIBA BOYZ ONEMAN LIVE〜 ぼくらのマスターピース 〜」に出演。2025年10月4日(土)に東京体育館にて開催される。詳細は記事最下部のイベント情報を要チェック。 イベント情報:「REAL AKIBA BOYZ ONEMAN LIVE〜 ぼくらのマスターピース 〜」日程:2025年10月4日(土) OPEN 15:30 / START 16:30場所:東京体育館出演:REAL AKIBA BOYZ / REAL AKIBA JUNIORZ / REAL AKIBA BANDゲストアーティスト:RHYMESTER、fhána、喜矢武 豊 (ゴールデンボンバー)協賛:日活株式会社、株式会社エポスカードフードコート企画:脳汁横丁チケット情報:記事最下部リンクより ゲストアーティスト
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surfMIDAS CAPITAL OMAEZAKI Pro 2025 QS2000/Pro Juniorが静岡県御前崎市ロングビーチで開催!2025.09.152025年9月3日から7日まで、静岡県御前崎市ロングビーチで「MIDAS CAPITAL OMAEZAKI Pro 2025 QS2000/Pro Junior」が開催された。今大会は4回目を迎え、プロジュニア部門も同時開催。来シーズンのCS出場権やWorld Junior代表枠をかけた、選手たちにとって重要な戦いとなった。大会は波のコンディションを考慮し、2日間でプロジュニアが行われ、その後にQSが実施されるスケジュールで進行した。 安室丈 WSL御前崎プロ:shujiizumo 地元の声援に応えた佐藤李が優勝 WSL御前崎プロ:shujiizumo プロジュニアウィメンズのファイナルには、佐藤李、松岡亜音、鈴木莉珠、松野杏利の4名が出場。序盤は松岡亜音が2本のライディングをまとめリードを奪ったが、後半にかけて地元、佐藤李が序盤で決め切れなかった技を修正し、得点へと繋げてトップに浮上した。松野杏利も終盤にリズムを掴み反撃を試みたが、あと一本届かず。見事、佐藤李が地元で栄冠を手にした。 松岡亜音 WSL御前崎プロ:shujiizumo 佐藤李 WSL御前崎プロ:shujiizumo 序盤のリードを守り切り、佐藤利希がプロジュニア初優勝 WSL御前崎プロ:shujiizumo プロジュニアメンズのファイナルには、佐藤利希、渡辺壱孔、岡野漣、Dylan Wilcoxenの4名が進出。佐藤利希は大会を通じて意識してきたスタートダッシュをファイナルでも実行し、1本目で4.00ポイント、続く2本目で5.83ポイントをマークしてトップに立った。中盤には渡辺壱孔と岡野漣も5点台をスコアして追い上げたものの、あと一本が伸びきらず。最後までリードを守り切った佐藤利希が、嬉しいプロジュニア初優勝を手にした。 渡辺壱孔WSL御前崎プロ:shujiizumo 佐藤利希 WSL御前崎プロ:shujiizumo リズムを掴んだ野中美波、2本連続の高得点で優勝 WSL御前崎プロ:shujiizumo ウィメンズQS2000は大会4日目からスタート。Round of 32はサイズのある波の中で行われ、その後のサイズダウンというコンディションの変化にも対応しながらの戦いとなった。ファイナルは野中美波と鈴木莉珠の一騎打ち。鈴木莉珠は左側のバンクを選び、1本目から4.50ポイントをスコア。対する野中美波は正面のバンクを選んだ。インタビューで「試合の前半が大事」と語っていたが、ファイナルでは1本目の波でフィニッシュを決めきれず、前半は苦しい展開が続いた。しかし中盤、待ち続けた野中美波の前にサイズのある綺麗な波が入り、6.67ポイントを獲得。さらに沖に戻るとリズムを掴んだかのように再び同じような波を引き寄せ、6.50ポイントを重ねてトップに浮上した。追いかける立場となった鈴木莉珠は波を待つもチャンスは訪れず、そのまま試合終了。見事、野中美波が優勝を飾った。野中美波は9月末にポルトガルで開催されるCS「EDP ERICEIRA PRO」への出場を予定。来季のCSクオリファイ、そしてCSでのクオーターファイナル以上進出を目標に掲げている。 野中美波 WSL御前崎プロ:shujiizumo 小林桂、圧巻の安定感で2連覇達成 WSL御前崎プロ:shujiizumo メンズは大会2日目の午後からスタート。台風の影響で目まぐるしく変わるコンディションの中、ファイナルはサイズが下がり、さらに風の影響を受ける難しい状況で行われた。対応力が試された今大会、ファイナルに勝ち残ったのは小林桂と安室丈。いずれも国内外で豊富な経験を積んできた2人の対決となった。小林桂は自分のスコアを出せるポジションをすでに見極めており、ファイナルでも迷うことなくそのポジションで波を待機。スタートのホーンと同時に乗った1本目で6.00ポイントをマークした。その勢いを保ちながらライディングを重ね、7本目には6.17ポイント、さらに14本目にはレイバックのワンマニューバーで6.83ポイントをスコア。ガッツポーズを見せるほど手応えのあるライディングで会場を沸かせた。一方、追う立場となった安室丈は1本目で4.60ポイントを出したものの、なかなかスコアを伸ばせる波を掴めず。12本目に4.67ポイントを重ねたが逆転には届かず試合終了。ディフェンディングチャンピオンの小林桂が、見事2連覇を達成した。今年からリージョンを移した小林桂はインタビューで、この後のQS6000田原、そして宮崎と全ての大会にも出場する予定だと語った。 小林桂 WSL御前崎プロ:shujiizumo Pro Junior Women's WSL御前崎プロ:shujiizumo 優勝:佐藤李2位:松岡亜音3位:松野杏利4位:鈴木莉珠 Pro Junior Men's WSL御前崎プロ:shujiizumo 優勝:佐藤利希2位:渡辺壱孔3位:岡野漣4位:Dylan Wilcoxen(INA) Women's QS2000 WSL御前崎プロ:shujiizumo 優勝:野中美波2位:鈴木莉珠3位:池田美来、Hana Bakker Men's QS2000 WSL御前崎プロ:shujiizumo 優勝:小林桂 2位:安室丈3位:金沢呂偉、Raphael Castro(USA) サイドコンテンツではUrban Sports Camp in Omaezakiが開催! USC御前崎:shujiizumo 9月6日(土)サイドコンテンツとして今年で3年目となる「Urban Sports Camp in Omaezaki」が同会場にて開催された。「ストリートカルチャーを世界に」をテーマに掲げ、ダブルダッチ、フリースタイルフットボール、フリースタイルバスケットボールのアスリートで結成されたチーム「F.B.D.」によるショーケース、体験会が行われた。 USC御前崎:shujiizumo 6日は天候に恵まれ青空の下、「F.B.D.」によるスペシャルパフォーマンスが披露された。御前崎市出身のフリースタイルフットボーラーYu-toをはじめ、レッドブルアスリートのYu-ri、フリースタイルバスケットボーラーのRIKU、NESS、プロダブルダッチチームMillennium Collectionからikkyon、ASUKI、KENTOが参加し各カルチャーの若手の精鋭が御前崎を沸かせた。 USC御前崎:shujiizumo パフォーマンスが終わった後はフリースタイルフットボール、フリースタイルバッスケットボール、ダブルダッチの3競技の体験会が開催。来場した家族連れや、サーファーをはじめ、ブースへの出展やイベント関係者たちも含め、老若男女がアーバンスポーツを体験。 USC御前崎:shujiizumo 即興の体験会コンテンツのゲームも行われ、参加者たちは技が成功すると満面の笑みを浮かべ、初めて触れるアーバンスポーツを楽しんだ。体験会が終わると参加者全員にアーバンスポーツキャンプ限定の缶バッジが配られ、子供たちは嬉しそうに受け取った。 MIDAS CAPITAL OMAEZAKI Pro 2025 開催概要 日程2025年9月3日(水)~9月7日(日)会場静岡県御前崎市ロングビーチ主催WSL御前崎プロ実行委員会公認WSL/ASIA(APAC)後援静岡県/御前崎市/御前崎市商工会/御前崎市観光協会協力(公社)日本サーフィン連盟静岡2区支部/御前崎ローカルサーフコミュニティ/(一社)御前崎スマイルプロジェクト競技種目・QS2000 Men’s/Women’s・PRO JUNIOR Men’s/Women’s
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others日本最大級“入場無料”のアーバンスポーツの祭典 「YOKOHAMA URBAN SPORTS FESTIVAL ’25」が今年も開催決定!2025.09.03今年も、2022年から開催されている「YOKOHAMA URBAN SPORTS FESTIVAL」を来たる2025年11月15日(土)・16日(日)の2日間にて横浜赤レンガ倉庫で開催することが決定した! 本イベントは、アーバンスポーツ競技と、そのスポーツの原点とも言えるストリートカルチャーが一堂に会し、「観る・体験する・楽しむ」要素が満載のスポーツフェスティバルで、昨年度は6.5万人が来場数を記録。 4回目の開催となる今年は、2023年開催時に登場したフリースタイルフットボールが再び加わり、スケートボード、ブレイキン、BMXフラットランド、ダブルダッチ、パルクール、パルオニ、3X3とあわせた全8種目に、国内外で活躍する選手の登場が予定されている。その他、大人から子どもまでアーバンスポーツを気軽にチャレンジできる体験会や、ファッションやアイテムが勢揃いのストリートカルチャーマーケット、そして同時開催される横浜赤レンガ倉庫初のアメリカンフードフェス「ALL AMERICAN FOOD FESTIVAL ’25」など、2日間に収まりきらない盛りだくさんの企画が用意されており過去最大の盛り上がりが見込まれている。 コンテンツラインアップ 【アーバンスポーツ】 スケートボードパークやバーチカルなど様々なスタイルがあるスケートボード。その中でも日本人選手が世界のトップレベルで活躍している、街中にあるような階段やレールなど障害物のあるコースで競うストリート種目を実施。 © Yoshio Yoshida/YUSF ブレイキンダイナミックでアクロバティックなストリート発祥のダンスで「ブレイクダンス」とも呼ばれる。1970年代にアメリカのニューヨークで生まれたヒップホップカルチャーの一つで、80年代にヨーロッパや日本にも広がり世界中へ広まった。ストリートから始まったブレイキンは近年若年層に人気のアーバンスポーツとしても注目を集めている。 © Ayato Nishimura/YUSF BMXフラットランドランプやレールなどの構造物を使用せずに平らなステージでBMXを操る競技で「自転車でまるでダンスをしているかのように巧みに乗りこなす競技」とも言われる。 © Jason Halayko/YUSF ダブルダッチ2本の縄を操り、アクロバットやダンスなどで跳び越え魅せるストリートスポーツ。NYからその文化は拡まり、現在では、世界各地でトップクラスのコンテストが行われており、幅広い年代がプレイしている。高速ステップや、ダイナミックなアクロバット、一糸乱れぬ阿吽の呼吸が見どころ。 © Ayato Nishimura/YUSF パルクール走る・跳ぶ・登るの基本動作に加えて、壁など構造物を活かして飛び移る・飛び降りる・回転して受け身をとるなどダイナミックなアクションが魅力のスポーツ。 © Ayato Nishimura/YUSF パルオニパルオニとは「パルクール鬼ごっこ」のことで、競技の専門性によらない、誰でも行う「あそび」を競技化した究極の鬼ごっこスポーツ。 © Kazuki Murata/YUSF フリースタイルフットボールサッカーのリフティングやドリブルなどの技術を、魅せるパフォーマンスとして昇華させたフリースタイルフットボール。世界で活躍する日本人選手が多く、激アツな対戦に期待大。 © Hikaru Funyu/YUSF 3x3「3x3」とは、国際基準のルールに基づいて行われる、攻守の切り替えの速さ、1対1の駆け引きが魅力の3人制バスケットボール競技。10分1本勝負、または21点先取のKO方式で、ひとときも目が離せないスピード感に要注目。 © Kazuki Murata/YUSF アーバンスポーツ体験会知らないスポーツだからこそ、この機会に「アーバンスポーツ」にチャレンジしてみよう。もしかしたら、楽しすぎてハマっちゃうかも。やって楽しめるのもYUSF ’25ならでは。※実施予定種目は調整中です。 © Yoshio Yoshida/YUSF 【カルチャーマーケット】 アーバンスポーツを「観る・体験する」はもちろん、ファッションやカルチャーを体験できるショップやブースなど、盛りだくさんのラインアップを取り揃える。 © Hikaru Funyu/YUSF© Jason Halayko/YUSF 同時開催イベント 【 ALL AMERICAN FOOD FESTIVAL 】 「ALL AMERICAN FOOD FESTIVAL ’25」は、アメリカを代表するフードが味わえる横浜赤レンガ倉庫の新たなフードイベント。スケートボードやBMX、ブレイキンなど多くのアーバンスポーツの発祥となっているアメリカならではのフード&ドリンクを楽しめるキッチンカーが出店し、迫力満点のアーバンスポーツ観戦とともに、食を通じてこれまで以上にストリートカルチャーを体感できる。 アメリカンカルチャーに染まる2日間、横浜赤レンガ倉庫で、ご家族や友人と“食×スポーツの秋”をお楽しみあれ。 【名 称】 ALL AMERICAN FOOD FESTIVAL ’25(略称 AAFF ’25)【会 期】 2025年11月15日(土)・16日(日) ※雨天決行、荒天時は中止いたします【営業時間】11:00 ~ 20:00(ラストオーダー 19:30)【入場料】無料 ※飲食代は別途【会 場】 横浜赤レンガ倉庫 イベント広場(神奈川県横浜市中区新港1-1)【主 催】 YOKOHAMA URBAN SPORTS FESTIVAL ’25 実行委員会【特設サイト】記事最下部の関連リンクから※全飲食店舗・フードメニューの詳細は後日公開予定です 開催概要 © Ayato Nishimura/YUSF©Yoshio Yoshida/YUSF 開催名称:YOKOHAMA URBAN SPORTS FESTIVAL ’25(略称 YUSF ’25)会場:横浜赤レンガ倉庫イベント広場・赤レンガパーク(神奈川県横浜市中区新港1-1)日程・時間:2025年11月15日(土)・11月16日(日)両日ともに11:00〜20:00(予定)※雨天中止。競技の開始・終了時間は各競技によって異なります。詳細は後日公開いたします。入場料:無料 ※飲食や物販代金は別途必要。一部、有料の体験コンテンツあり。主催:YOKOHAMA URBAN SPORTS FESTIVAL ’25 実行委員会(株式会社横浜赤レンガ / 明治商工株式会社 / 株式会社ローソンエンタテインメント / 株式会社ゼータ)共催:横浜市にぎわいスポーツ文化局協力:一般社団法人ARK LEAGUE / 有限会社OVER THUMPZ / 株式会社IAM / 株式会社トリデンテ /株式会社HANDOFF