FINEPLAY RECOMMEND | おすすめ「SURF MOVIES」10選

2020.05.20

STAY HOMEが続く毎日には読書や音楽鑑賞、映画鑑賞がうってつけだ。FINEPLAY編集部がピックアップした「サーフィン」おすすめ洋画邦画を5本ずつ計10本紹介。お家でゆっくり過ごすことができる今こそ、サーフィンの名作映画を鑑賞して、その魅力を味わおう。

サーフィンとは

サーフィンは古代ポリネシア人が既にその原型を行なっていたとされるハワイ発祥の横ノリスポーツ。ボードを使い自然の波の上を滑走しトリックを決める。ボードの形状によって「ロングボード」「ショートボード」という2つの種目に分けられており、「ショートボード」はオリンピック正式種目としても採用されており注目を集めている。

五十嵐カノア / Photo by Shuji Izumo
五十嵐カノア / Photo by Shuji Izumo

サーフィンおすすめ洋画5選

The Endless Summer

エンドレス・サマー [DVD]

1966年公開、ブルース・ブラウン監督作品。サーフムービーの草分け的存在であり、この映画の大ヒットをきっかけにサーフトリップが世界中に知られることとなった。
あらすじは、マイク・ヒンソンとロバート・オーガストという2人のサーファーが完璧な波を求めて世界中を旅するというもの。
2人の旅が淡々と映し出されるドキュメンタリー調の展開の中に、美しい海辺の多彩な表情を見ることができる。
1994年には続編である「The Endless SummerⅡ」も公開されている。気に入った方はこちらもチェックしてほしい。

The Endless Summer

Big Wednesday

Big Wednesday

「Big Wednesday」は1978年公開、映画「地獄の黙示録」の脚本を務めたことでも知られるジョン・ミリアスの監督作品。
あらすじは、ベトナム戦争の時代サーフィンに明け暮れていたマット、ジャック、リロイらのサーファー達は水曜日にやってくるという大波「ビッグ・ウェンズデー」への挑戦を夢見ながら毎日喧嘩や酒浸りの日々を送っていた。彼らの元へも徴兵令上が来て、仲間は散り散りになってしまう。ジャックが帰還した3年後には彼らはすでに、昔とは違い各々の新しい生活をしていたのだが、1974年の春にとうとう「ビッグ・ウェンズデー」がやってくる。彼らはサーフボードに乗って大波に立ち向かう、というもの。
「ビッグ・ウェンズデー」に彼らが立ち向かうシーンは必見。忘れかけていた、大事な気持ちを思い出させてくれる作品だ。

Big Wednesday

Soul Surfer

Soul Surfer

「Soul Surfer」は2011年公開、ショーン・マクナマラの監督作品。
13歳でサメに襲われて片腕を失った実在するサーファー・ベサニー・ハミルトンの実話を元にした映画となっている。
挑戦すること、そして家族の絆の大切さを教えてくれる作品。

Soul Surfer

Chasing Mavericks

Chasing Mavericks

2012年公開、カーティス・ハンソンとマイケル・アプテッドの共同監督作品。
22歳で若くしてこの世を去った天才サーファー・ジェイ・モリアリティを描いた伝記的映画だ。
ジェイ・モリアリティは幼い頃に溺れているモリアリティを助けたサーファー・フロスティ・ヘッソンに師事をする。彼の厳しい指導に耐えながら、モリアリティは伝説の大波「マーヴェリックス」に乗るために修練を重ねていく、というあらすじだ。

Chasing Mavericks

Step into Liquid

Step into Liquid

「Step into Liquid」は2003年公開、サーファーでありブルース・ブラウンの息子であるダナ・ブラウン監督によるドキュメンタリーフィルム。
「サーフィンとは?」という問いに真摯に挑んだ作品となっている。人の一生、サーフィンについて多くを考えさせられる作品だ。

Step into Liquid

サーフィンおすすめ邦画5選

ライフ オン ザ ロングボード 2nd Wave

ライフ オン ザ ロングボード 2nd Wave

「ライフ オン ザ ロングボード 2nd Wave」は2019年公開、喜多一郎監督作品。2005に公開し大ヒットを記録した「ライフ オン ザ ロングボード」の続編となっている。
あらすじは、ある理由があり湘南の土地を追われてしまったサーファー・梅原光太郎は師匠である工藤銀二を頼って種子島に移住する。梅原は土地の人々との交流やサーフォンを通じて人生を取り戻していく、というものだ。
種子島の美しい風景をバックに、吉沢悠をはじめとする豪華俳優陣が演じる人間模様は注目。

ライフ オン ザ ロングボード 2nd Wave

あの夏、いちばん静かな海。

あの夏、いちばん静かな海。

「あの夏、いちばん静かな海。」は1991年公開、ビートたけしが本名である北野武名義で監督した3作目となる映画作品。
ゴミ収集の仕事中に先端の欠けたサーフボードを仕事中に見つけたことからサーフィンにのめり込むろう者の青年・茂とその恋人であり同じくろう者の貴子との淡い恋を描いている。北野武作品といえば久石譲の音楽であるが、久石の起用は今作からとなっている。その音楽にも注目してほしい。

あの夏、いちばん静かな海。

上島ジェーン ビヨンド

上島ジェーン ビヨンド

「上島ジェーン ビヨンド」は2014年公開、マッコイ斉藤監督作品。2009年公開の「上島ジェーン」の続編となっている。
千葉県・志田下を舞台に上島竜兵が波に乗るために奮闘するサーフドキュメンタリー。
巻き起こる数々の騒動と恋、果たして上島は波に乗ることができるのか?

上島ジェーン ビヨンド

ハナレイ・ベイ

ハナレイ・ベイ

「ハナレイ・ベイ」は2018年公開、松永大司監督作品。村上春樹の2005年の短編集『東京奇譚集』収録の同名作品を映画化したものとなっている。
シングルマザーのサチは一人息子のタカシがハワイ・ハナレイベイでサメに襲われて亡くなったと知らせを受け、同地を訪れる。それ以来、タカシの命日の時期にはサチはハナレイ・ベイ で過ごすようになるが、ある時偶然であった2人の日本人サーファーから、タカシによく似たサーファーがいるという話を耳にする。
サチ役の吉田羊の演技は必見。

ハナレイ・ベイ

WAKITA PEAK

WAKITA PEAK

「WAKITA PEAK」は2018年公開、清野正孝の監督作品。
サーフィンの聖地ハワイ・パイプラインに世界で唯一その名前を刻んだサーファー・脇田貴之のドキュメンタリー。
脇田とその家族を中心に据え、サーフィンに人生を捧げる脇田の生き方を映し出す。
サーフィンという枠組みを超えて、何かに熱中し生きることの素晴らしさを再認識させてくれる作品だ。

WAKITA PEAK

今回は「サーフィン」おすすめ映画を洋画、邦画合わせて10本紹介したが、他にも素晴らしいサーフフィルムはたくさんある。サーフィンの魅力を感じた方は是非、どんどん他の映画も探してみてはいかがだろうか。

文・金子修平

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