6mもの大波に乗るためのサーフボード ”ガン”。年に数回の出番でも削るワケ

2021.01.08
FINEPLAY編集2部

一般的なショートボードの長さが6ft(約183cm)前後だからおよそ2倍。

3mを超えるサーフボードは「ガン」と言い、1950年代頃にハワイのサーファーたちが島にヒットする大波に乗るために生み出した。

photo by ペドロ・ゴメス
photo by ペドロ・ゴメス

彼らが狙うのはオアフ島のワイメアで見られるような波で、ときに20ft以上のサイズに達する。実に6mもの大きな波で使うガンについて「最も重要なのはテイクオフの速いデザインで、巨大な波のスピードに遅れない速さは長さがもたらす。

半面、犠牲になるのは操作性。とはいえ動かす必要はあり、両者のバランスが大切」と語るのは蛸操さん。千葉でシークエンスサーフボードを主宰する、日本のプロシーン草創期から活躍してきた人物だ。

長い間、「膝波から大波まで」を掲げてサーフィンし、サーフボードを削ってきた。ガンもハワイで、地元の海で使うため手掛けてきた。

「今年持ち出したのはまだ1回」と、使うのは年に数回。それでも必要だから削る。デザインを追求し続けている。

photo by ペドロ・ゴメス
photo by ペドロ・ゴメス

memo
長さ自体はロングボードと変わらないが、大きく違うのがルックスを含めたデザインコンセプト。その鋭いアウトラインは、メローに乗るためでなく、チャージするための必要性から生まれている。

写真のガンは1986年、ワイメア用のガンとして初めて蛸さんが自身で削ったもの。今は千葉県・一宮町にある「シークエンスサーフストア」に飾られている。そのワイメアの波に初めて挑んだのは25歳、プロに転向したばかりの’78年の冬。またサーフィン写真は、ハワイのビッグウェーブでの一枚。

photo by ペドロ・ゴメス
text by 小山内 隆

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(この記事はOCEANS:連載 SEAWARD TRIP より転載)
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