【リードクライミング】W杯最終戦で安楽 宙斗・森 秋彩がV!

2023.09.28
左から小俣史温、安楽宙斗、本間大晴
text by 橋田 樹台 / © JMSCA

2023年9月24日(現地時間)に中国・呉江にて、スポーツクライミング・リードクライミング種目のW杯最終戦となる「IFSCクライミングワールドカップ 呉江2023」男女決勝が開催され、男子は安楽 宙斗、女子は森 秋彩が優勝に輝いた。

また男子は2位に小俣史温、3位に本間大晴が入り表彰台を独占。4位に惜しくも緒方良行が入るなど、日本勢の存在感を見せつけた。女子も3位に谷井菜月が入った。

左からジェシカ・ピルツ(オーストリア)、森秋彩、谷井菜月
© JMSCA

また今大会がリードクライミングW杯の最終戦となり、年間ランキングも決定した。
男子の1位は安楽 宙斗となり、同年にボルダーとリードの2種目で年間優勝を達成するという史上初の快挙となった。また3位には本間 大晴も入り、上位3名のうち2名が日本人選手となった。女子の年間ランキングは森 秋彩の4位が日本人最高位となり、1位はオーストリアのジェシカ・ピルツが入った。

安楽 宙斗 コメント

安楽 宙斗 / © Lena Drapella/IFSC.

ワールドカップの初めの年で自信があるリードで年間優勝できたことは本当に嬉しいです。一戦一戦戦っていくうちに、色々なことに気づくことができ、コンペとしてのクライミングはものすごく成長していると実感しています。
ですが、まだまだ直すべき点が多いので、たくさん練習してもっと強くなりたいと思います。応援ありがとうございました!

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