高校生たちの熱い思いが川崎に集結!新アンバサダーFLY DIGGERZと迎えた「ITADAKI ダブルダッチ甲子園 2026」

2026.10.07
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©ITADAKI 2026/Photo by Miz-ki/text by 尾鷲 彩

2026年9月27日(日)、川崎ルフロンにて「ITADAKI ダブルダッチ甲子園 2026」が開催された。ダブルダッチシーンで唯一、高校生が主役となる大会として、今年で6回目を迎えた。

本大会では、5年間アンバサダーを務めたREG☆STYLEから、新たにFLY DIGGERZへとバトンが引き継がれた。また、ショーケースの審査項目に「ショーマンシップ」が加わるなど一部ルールも変更。新たな形で高校生たちの挑戦を迎えた。

SHOWCASE OPEN部門ではAveが優勝。1on1 BATTLE 中学生以下部門はRIN、高校生部門はSHU-BOYがそれぞれの部門の頂に立った。

大西学園中高等学校吹奏楽部の演奏とジャッジムーブで大会がスタート

©ITADAKI 2026/Photo by Miz-ki

大西学園中高等学校吹奏楽部によるスペシャルなオープニングアクトが披露された。

「練習厳しく本番楽しく」をモットーに活動する同校は、吹奏楽コンクールで神奈川県代表として30年連続で東関東大会に出場。16回の金賞を受賞するなど、数々の実績を持つ。

今回のステージでは、吹奏楽の美しい音色にジャンプロープを取り入れた特別なパフォーマンスを展開。演奏の途中には、楽器を演奏しながらダブルダッチを跳ぶという挑戦も行われた。音楽とダブルダッチが融合した、この日ならではのステージで大会の幕開けを飾った。

続いて、ジャッジムーブが行われた。ダブルダッチジャッジに加えて新たに導入された「ショーマンシップ」の審査を担当する2名もパフォーマンスを披露した。

ショーケースのジャッジは、技術力をTO-MA(FLY DIGGERZ、FORTH)、表現力を映梨那(HEARTS、Doshin)、構成力をTATSUYA(Waffle、HEARTS)、完成度をMAKITO(HARIBOW)、独創力をKAI(REG☆STYLE、FORTH、HEARTS、CAPLIORE)が担当。

今年から新たに導入された「ショーマンシップ」の審査項目では、ビジュアル表現をshootshimada(スーパー島田ブラザーズ)、音楽性をUNOが担当。ダンスや音楽の分野で活躍する2人が、新たな審査項目を通して高校生たちのパフォーマンスを評価する。

ビジュアル表現: shootshimada(スーパー島田ブラザーズ)
©ITADAKI 2026/Photo by Miz-ki

音楽性: UNO
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また、1on1 BATTLEでは今年からジャッジが5名体制に変更された。t.taishi(YUTTY KINGDOM.)、AYUKA(FLY DIGGERZ)、Junya(HARIBOW、Hius)、ASUKI(Millennium Collection)、NAO AKAGAMI(Millennium Collection)の5名が審査を務めた。

©ITADAKI 2026/Photo by Miz-ki

新たな審査項目を迎え、多彩な顔ぶれが大会を彩る中、高校生たちの熱い挑戦がいよいよ始まった。

「ICHINUKE」では江戸川高等学校が総合優勝とROOKIES CHAMPIONをダブル受賞

©ITADAKI 2026/Photo by Miz-ki

昨年、新たに導入された競技「ICHINUKE」。ダブルダッチの基本技である「1抜け」を技術力だけでなくエンターテインメント性からも評価する競技だ。

ジャンプの回数だけでなく、「Cool & Funny」の精神に基づき、衣装や立ち振る舞いのかっこよさを評価する「Cool点」と観客を沸かせるユーモアあふれるプレーに与えられる「Funny点」で競い合う。

「ICHINUKE」は、普段ダブルダッチをしていない人にとってもダブルダッチに挑戦するきっかけとなる、参加しやすい競技の一つだ。

今年、総合優勝とROOKIES CHAMPIONをダブル受賞した江戸川高等学校も、普段はバスケットボール部の仲間として集まったメンバーが中心。メンバーの多くが「ICHINUKE」をきっかけにダブルダッチに挑戦し、見事2つの賞を手にした。

1on1 BATTLE 中学生以下部門はRINが優勝

©ITADAKI 2026/Photo by Miz-ki

1on1 BATTLE 中学生以下部門の決勝では、昨年の優勝者YuN(ダブルダッチスクールBe Color/TMY CREW)とRIN(sddc)が対決。昨年の王者を相手に、RINは音を自分のものにするかのように音楽に合わせた自由な表現で会場を魅了した。見事勝利を収め、中学生以下部門で優勝した。

1on1 BATTLE 高校生部門はSHU-BOYが優勝

©ITADAKI 2026/Photo by Miz-ki

1on1 BATTLE 高校生部門では、昨年に続きSHU-BOY(Ja☆p steady fam/TMY CREW)が優勝。決勝ではHARUTO(DDFAM/BAN FOOT)と対戦し、見事勝利を収め、2連覇を達成した。

バトルでは互いに技を競い合う一方、縄に入る前に相手のもとへ歩み寄り、声をかけ合う姿も印象的だった。勝負の中にも互いをたたえ合う2人の姿が見られた。

来年は高校3年生となるSHU-BOY。3連覇を目指す。

SHOWCASE STEP UP部門 最優秀賞 KRIEGER/日本体育大学桜華高等学校

©ITADAKI 2026/Photo by Miz-ki

SHOWCASE STEP UP部門では、日本体育大学桜華高等学校のダンス部メンバーによるチーム、KRIEGERが最優秀賞を獲得した。

STEP UP部門は、メンバーの過半数が大会開催日時点でダブルダッチを始めてから1年以内の選手で構成されるチームを対象としている。

KRIEGERは、ITADAKIのプロジェクトとしてREG☆STYLEのKO-YAが同校でワークショップを行ったことをきっかけに発足。昨年まで2連覇を達成しており、今年は3連覇を目指して大会に挑んだ。

今回のパフォーマンスでは、新たにクランプを取り入れた構成を披露。ダブルダッチに加え、ダンスの表現も取り入れたパフォーマンスで、見事3連覇を達成した。

SHOWCASE OPEN部門 3位 BAN FOOT/DDFAM

©ITADAKI 2026/Photo by Miz-ki

SHOWCASE OPEN部門では、DDFAMのBAN FOOTが3位に入賞した。今大会は、BAN FOOTとして臨む最後の大会。メンバーそれぞれが持つ個性を生かし、技術と表現の両面で魅せるパフォーマンスを披露した。

細かな技や動きにもこだわりが感じられ、一人ひとりの魅力が詰まったステージとなった。メンバーそれぞれの表現が合わさり、BAN FOOTならではの演技を作り上げた。最後の大会でチームとしての個性を発揮し、見事3位に入賞した。

SHOWCASE OPEN部門 2位 BASKU RATCH/sddc

©ITADAKI 2026/Photo by Miz-ki

SHOWCASE OPEN部門では、BASKU RATCH/sddcが2位に入賞した。細かい技の数々と高いスキルを生かし、独自の世界観を作り上げたパフォーマンスを披露。演技全体を通して表現力の高さも感じられ、細部まで作り込まれたステージとなった。

一つひとつの技にこだわりが感じられ、観客を演技の世界へと引き込んだ。高い技術力と豊かな表現力が組み合わさり、BASKU RATCHならではの世界観が際立った。独自の表現で会場を魅了し、SHOWCASE OPEN部門で見事2位に輝いた。

SHOWCASE OPEN部門 優勝 Ave/高槻ダブルダッチスクール

©ITADAKI 2026/Photo by Miz-ki

SHOWCASE OPEN部門では、高槻ダブルダッチスクールのAveが優勝を果たした。一人ひとりの高いスキルと勢いあふれるパフォーマンスで会場を圧倒。次々と繰り出される技や途切れることのない迫力ある演技で観客を引き込み、思わず息をのむようなステージを披露した。メンバーそれぞれの持ち味を生かした演技も見どころとなり、個々の技術とチームとしての一体感が感じられるパフォーマンスで会場を魅了した。

また、今年から新たに導入された「ノーミスパーティー部隊」が登場。ノーミスを達成したチームを祝福する演出で、見事ノーミスで演技を終えたAveのもとに駆けつけた。

迫力あるパフォーマンスを披露し、ノーミスで演技を終えたAveが、見事SHOWCASE OPEN部門で優勝をつかみ取った。

アンバサダーも務めるFLY DIGGERZによるゲストショーケース

©ITADAKI 2026/Photo by Miz-ki

今大会から新たにアンバサダーに就任した世界大会2連覇を誇るプロダブルダッチチームFLY DIGGERZによるゲストショーケースが披露された。

「Jump Into The Future(一歩先のジブンに跳びこめ)」をスローガンに掲げ、ダブルダッチの魅力を国内外に発信し続けるFLY DIGGERZ。今回のショーケースでは、ダブルダッチをはじめ、大縄やシングルロープなど、さまざまなジャンプロープの要素を掛け合わせたパフォーマンスを展開した。

ダブルダッチだけにとどまらない多彩な技や演出を取り入れ、FLY DIGGERZならではのショーケースで会場を魅了。世界の舞台で活躍するチームの技術力とエンターテインメント性が詰まったパフォーマンスを披露した。

さらに、長い縄を2本使ったダブルダッチチャレンジも実施。FLY DIGGERZが縄を回し、大会に出場した多くの選手がその中に入って挑戦した。普段はそれぞれのチームで競い合う選手たちが、チームの垣根を越えて一緒に縄を跳ぶ姿も見られた。大会の中で真剣に勝負に挑んできた選手たちが、今度は同じ縄でダブルダッチを楽しむ。競技とはまた違った形で選手同士が交流する、ゲストショーケースならではの場面となった。

©ITADAKI 2026/Photo by Miz-ki

これまで5年間アンバサダーを務めてきたREG☆STYLEからバトンを受け継ぎ、新たな大会の顔となったFLY DIGGERZ。圧巻のパフォーマンスに加え、出場選手も参加するダブルダッチチャレンジを通じて、アンバサダーとして大会を盛り上げた。

1on1 BATTLE 中学生以下部門 優勝 RIN インタビュー!

©ITADAKI 2026/Photo by Miz-ki

優勝した率直な気持ちを聞かせてください。

RIN:初めてITADAKIで優勝できて嬉しいです。

バトル中はどんなことを意識していますか?

RIN:流れた音にはめながら、ダンスを踊って飛ぶことを意識しました。

すでにONE’S FINALへの出場が決まっていると思いますが、今回の優勝をファイナルにどうつなげたいですか? また、今後の1on1バトルについて教えてください。

RIN:ITADAKIでできなかったことを、次のファイナルでできるように練習します。

最後に、自分のムーブやスタイルの特徴、今日のお気に入りの技などを教えてください。

RIN:自分のムーブの特徴は、流れた音に対してすぐに乗れるところです。

1on1 BATTLE 高校生部門 優勝 SHU-BOY インタビュー!

©ITADAKI 2026/Photo by Miz-ki

優勝した率直な気持ちを聞かせてください。

SHU-BOY:めちゃくちゃ嬉しいです。去年もITADAKIに出場させてもらって、優勝することができました。3連覇を目標にずっと練習してきたので、まずは2連覇という目標を達成できて、すごく嬉しい気持ちです。

決勝でHARUTOくんと言葉を交わしているのが印象的だったのですが、どのような言葉を交わしたのでしょうか?

SHU-BOY:お互いに「最後まで全力でやりきろう」という熱い思いを、ムーブと言葉でぶつけ合いました。2人とも全力を尽くしてやりきることができたと思います。

最後に、自分のムーブの特徴や注目してほしいポイントを教えてください。

SHU-BOY:自分のムーブの特徴は、地面に手をついて行うフロアのムーブや、トップロックをロープで飛ぶムーブです。そういった、自分が思う一番かっこいいスタイルが自分のムーブの特徴です。

SHOWCASE OPEN 部門 優勝 Ave インタビュー!

©ITADAKI 2026/Photo by Miz-ki

まず、優勝した率直な気持ちを聞かせてください。

AITO:関西から川崎に来て、優勝できたことがとても嬉しいです。まだまだAveとしても頑張っていこうと思っています。

今回から「 ノーミスパーティー部隊 」が導入されましたが、実際に経験してみて、どのような気持ちでしたか?

AITO:僕たちもパーティータイムという存在をあまり知らなかったのですが、こうしてお祝いしてもらうことができて、とても嬉しかったです。すごく良い経験をさせてもらいました。ありがとうございます。

Aveのパフォーマンスの特徴や、今回のパフォーマンスで注目してほしいポイントを教えてください。

AITO:僕たちのパフォーマンスは、勢いが強いチームです。構成というよりも、スキルや技術を見せつけるようなパフォーマンスになっています。見どころとしては、ハルくんのハリーや、一人ひとりのスキルが強いチームなので、そういった一つひとつの技が見どころかなと思います。

これからAveとして挑戦したいことや、どのようなチームになっていきたいかを教えてください。

AITO:Aveは一昨年に結成して、一度バラバラになったのですが、またもう一度結成して、これから頑張っていこうというチームになりました。今後もいろいろな成績を残しながら、楽しく仲良くやっていけたらいいなと思っています。

最後に

6年目を迎えた「ITADAKI」。今年も全国から高校生が集まり、仲間とともに練習を重ねてきた成果を披露した。会場には多くの観客が集まり、高校生たちの熱い挑戦に大きな拍手と声援が送られた。

また、今大会から新たにアンバサダーに就任したFLY DIGGERZによるパフォーマンスや、出場選手も参加するダブルダッチチャレンジなど、会場全体が一体となって楽しめる企画も行われた。

大会の最後には、ITADAKI実行委員長を務めるYUTTYとKO-YAが、それぞれの思いを語った。

©ITADAKI 2026/Photo by Miz-ki

YUTTYは、初めてダブルダッチに挑戦した子どもたちの姿から、大会のさらなる可能性を感じたと語った。また、高校生たちに向けて、仲間を大切にしながらダブルダッチを続けたいという気持ちを大事にしてほしいとメッセージを送った。

KO-YAは6年目を迎えた大会を支えてきた関係者や来場者への感謝を伝えた。また、高校生たちが青春をかけて本気で取り組む姿について触れ、「何か一つ前に進む一歩につながってくれたら」と語った。 また、ダブルダッチ業界やストリート業界の団結力をさらに深め、みんなで盛り上げていきたいという思いを伝えた。

仲間とともに挑戦し、全力を尽くした高校生たちのそれぞれの青春が詰まった一日となった。

なお、本記事にも使用している大会オフィシャル写真は、本年より販売が決定!
大会オフィシャルサイトより販売ページにアクセスすることが可能。
販売は後日スタートとのことで、ぜひとも躍動の瞬間を思い出に残していただきたい。
※一部販売されていない写真もございます

開催概要

©ITADAKI 2026

イベント名:ITADAKI ダブルダッチ甲子園 2026
日時:2026年9月27日(日)
会場:川崎ルフロン
主催:ITADAKI 実行委員会
共催:INTERNATIONAL STREET FESTIVAL 実行委員会、川崎市
主管:有限会社OVER THUMPZ、株式会社KOERU / スキルハック
後援:一般財団法人日本ジャンプロープ連合
協力:川崎ルフロン、日本学生ダブルダッチ連盟
メディアパートナー:FINEPLAY

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