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bmx今年も止まらない彼の強さ。片桐悠がJFBFシリーズ初戦で優勝「マイナビ Japan Cup 名古屋大会」BMXフリースタイル・フラットランド種目2024.05.02「マイナビ Japan Cup 名古屋大会」BMXフリースタイル・フラットランド種目がHisaya-odori Park メディアヒロバ(愛知県名古屋市)にて、2024年4月27日(土)~28日(日)の2日間に渡り開催され、男子エリートは片桐悠選手が、女子エリートは鈴木仁菜選手が優勝を収めた。 2024年シーズン開幕戦となった今大会には全国から年齢問わず国内トップクラスのBMXライダーたちが集まり、エリート・アマチュア含め全10カテゴリーにてハイレベルな戦いが繰り広げられた。なおエリートカテゴリーには今までJFBFシリーズに出場して来なかったトップライダーが参戦し、本当の意味で国内最高峰の戦いとなった。 そして会場となったのは愛知県名古屋市の「Hisaya-odori Park メディアヒロバ」。同時開催となったパーク種目の会場である「オアシス21 銀河の広場」の向かいにあるこの場所。吹き抜けの開放的な広場から見えるテレビ塔が特徴的なこの地に大会用のステージが設置された。 大会当日はパーク種目の併催、そしてゴールデンウィーク期間中であったことから、多くの観光客や通りすがりの一般の方などたくさんの観客が足を運び、世界最高レベルと言われる日本人トップライダーたちの高難度なルーティンとそのライディングに目を奪われていた。予選では雨の影響で一時中断することもあったが無事に全行程が開催され、終始大盛り上がりの大会となった。 以下は、今大会注目のエリートクラス決勝の大会リポート。 優勝者は男女ともに世界トップレベルの実力者。男子エリートは片桐悠が優勝。女子エリートでは鈴木仁菜がエリートカテゴリー初出場初優勝。 男子エリートクラス 男子エリートクラス決勝は、前回大会を上回る参加選手21名の中から前日の予選を勝ち上がった上位8名にてよって争われた。今回はほぽ国内のトップライダーがフルメンバーで登場する戦いとなった。決勝には今年2月の「FISE Enoshima」の優勝者である片桐悠をはじめ、 3月に開催された「CHIMERA A-SIDE KUMAMOTO」で優勝した佐々木元、現UCI世界チャンピオンの荘司ゆう、そして過去11回の世界タイトルを持ち今もなお日本のBMXフラットランド界を牽引する内野洋平が初参戦するなど、国内でも稀に見るメンバーによるマッチアップで決勝が行われた。 片桐悠のライディング そんなハイレベルの戦いを制し今回優勝を勝ち取ったのは片桐悠。リアトリックを中心に繰り出される誰も真似できない最先端なトリックのルーティンが特徴的な彼は、会場を盛り上げるネクストレベルの見事なライディングを魅せた。 今回も彼の代名詞でもある正確無比な「バイクフリップ」を入れ込むルーティンでランを始めると、バイクを逆さまにしたスタンスから様々なスピンをルーティンに加えていく。その中でバイクをスイッチしながら、ペグからバランスの取りにくいペダル軸に切り替えたりと、高難度なスピンの数々をメイクしていく中で特に難しい彼のシグネチャートリックである「舞空術」もメイク。終盤にはバックワーズの動きでゆっくり時間をかけてバイクを切り返していくルーティンは彼の異常なほどのバイクコントロールを感じさせるものだった。 そんなフルメイクのランで今大会にて唯一の90点台である90.75ptをマーク。数々の世界大会の実績を残し続けている彼が圧倒的な強さを見せる一戦となった。なお片桐は今月に開催される「FISE Montpellier」にも出場予定のため、引き続き彼のパフォーマンスには注目だ。 漢那史哉のライディング 準優勝は過去には日本強化指定選手経験を持つ若きベテランライダーの一人でもある漢那史哉。ここ最近はあまり良い結果を残せておらず悔しい思いをしてきた彼が今大会でその思いを爆発させるランを見せた。彼の得意とするフロントトリックベースのスタイルから繰り出される様々なスピントリックのトランジションではバイクを跨いで通したり、ステムに足をのせた状態で回るなど彼の独創的なトリックを織り込んだルーティンを展開。ラン終盤でも勢いは止まることなく、途中のミスもものともしないワンルーティンにたくさんのコンボを詰め込んだ攻めのライディングを見せた。そんなランは84.75ptの評価を受けて彼を準優勝へ導いた。 荘司ゆうのライディング 3位は現在のUCI世界チャンピオンである荘司ゆう。他選手にはないライディング中にジャンプしながらフロントタイヤとリアタイヤを自由自在に動き軸を変える「トランスファー」というトリックを得意とする彼は、今回も一発目からそのトランスファーを決めるルーティンを決めるが、中盤では新しいトランスファーのルーティンにトライするも失敗が続く。しかしライディングの終盤にはトランスファーからブーメランという高難度ルーティンを見事決め切り復調。自身のスコアを83.00ptとして3位になった。 女子エリートクラス 一方、女子エリートクラス決勝も国際大会経験豊富な選手や、昨今急成長を見せている選手たちが集まった。そして今回の決勝進出者は全員10代と若手のライダーがひしめき合う中、計7名で2024年シーズン開幕戦での優勝者の座争いが繰り広げられた。 鈴木仁菜のライディング そして今回、そんな世界を股にかけて活躍する選手たちが揃う中で優勝を収めたのはなんと女子エリートクラス初出場となった15歳の鈴木仁菜。女子では珍しいリアトリックに特化したスタイルが特徴的な彼女は「スネークスピン」を入れたルーティンを皮切りに、「ロンモアスピン」からフロントペグを持ちバイクのお腹側の姿勢で加速するとバイクを半回転させて正姿勢に戻していくルーティンをメイク。その後は綺麗な「アラウンドザワールド」をメイクしたりとハイレベルなルーティンでまとめたライディングで87.50ptをスコアし、女子エリートクラス初出場初優勝という結果を残した。今年2月の「FISE Enoshima」の優勝者でもある彼女がさらに強さを示した大会となった。 吉村想花のライディング 準優勝は鈴木と同じくルーキーとして今回のエリートカテゴリーに出場した吉村想花。フロントトリックとリアトリックの両方を器用に扱う彼女は、今回のランでもその強みを活かしたライディングを見せる。その中でも「ロープアローニ」からのバックワーズの動きから「ハーフディケイド」のルーティンを決めた時には嬉しさからガッズポーズを見せるなど、彼女だからできるトリックをふんだんに詰め込んだライディングでスコアを83.25ptにして初エリートカテゴリーで準優勝という好成績を残した。 中川きららのライディング 3位は昨年の「FISE Montpellier」で銀メダルを獲得しており国際大会の経験豊富な中川きらら。スカッフをうまく活用して様々なトリックを組み込んだロングルーティンを見せる彼女は、今回もフロントタイヤの「スカッフ」からバイクを回しながらバックワーズに進みグライドトリックに繋げるルーティンを見せる。その後はリアトリックの「メガスピン」や、フロントトリックの「クラックパッカー」と「バックパッカー」を繋ぐルーティンも決めて見せた。ただ数回足を着くミスも目立ったことからポイントを伸ばすことができず82.00ptとした。 今大会は男女共に普段出場しない選手たちが参戦しており、より国内のBMXフラットランドのコンテストシーンの垣根がなくなっているようにも感じられた。まだまだ注目の大会がたくさん開催される今年。日本のBMXフラットランドシーンが新たなフェーズへ突入する年になることだろう。 優勝者コメント 優勝した鈴木(左)と片桐(右) 片桐 悠 選手(男子エリートクラス)「皆さま応援ありがとうございました。3月のCHIMERA A-SIDE KUMAMOTOが終わってから1ヶ月半くらい、何度も何度もルーティンを繰り返し練習して今大会に挑みました。次はFISE Montpellierに向けて頑張っていきますので引き続き応援よろしくお願いいたします。」 鈴木 仁菜 選手(女子エリートクラス)「1位になることができて本当に嬉しいです。今大会に向けてコツコツ練習してメイク率を上げてきたので、結果的にフルメイクで終えることができてよかったです。これからも技の難易度を上げて大会で決められるように頑張ります。」 大会結果 <男子エリート>優勝: 片桐 悠 (カタギリ・ユウ) / 90.75pt準優勝: 漢那 史哉 (カンナ・フミヤ) / 84.75pt第3位: 荘司 ゆう (ショウジ・ユウ) / 83.00pt <女子エリート>優勝: 鈴木 仁菜 (スズキ・ニナ) / 87.50pt準優勝: 吉村 想花 (ヨシムラ・ソナ) / 83.25pt第3位: 中川 きらら (ナカガワ・キララ) / 82.00pt <キッズ6アンダー>優勝: ハラフジ・ミナル / 36.67pt準優勝: カイ・ニチカ / 40.00pt <ガールズロー>優勝: ヤマザキ・キッカ / 50.00pt準優勝: マスブチ・シズク / 48.33pt第3位: オカヤマ・ミオ / 47.00pt <ボーイズ7-9>優勝: サトウ・ジョウジ / 56.00pt準優勝: クラウチ・レオ / 54.67pt第3位: ハラフジ・ジョウジ / 54.33pt <ボーイズ10-12>優勝: サトウ・ライジ / 73.67pt準優勝: カナモト・リュウヤ / 69.33pt第3位: ヤマシタ・リュウセイ / 68.67pt <ガールズハイ>優勝: ホンムラ・カリン / 77.00pt準優勝: タグチ・シホ / 69.00pt第3位: カドイ・ヒマリ / 66.67pt <男子13-15>優勝: ハヤカワ・ユオ / 77.00pt準優勝: ヒシカワ・タカトラ / 74.33pt第3位: モリモト・アシタ/ 71.00pt <エキスパート>優勝: ワタナベ・ソウタ / 74.00pt準優勝: オリカワ・シユウ / 70.33pt第3位: アカシ・キョウヤ / 69.00pt <30オーバー>優勝: カタオカ・エイジ / 76.00pt準優勝: ヒナゴ・トモヒロ / 75.67pt第3位: フジイ・セイジ / 70.67pt 大会概要 ⼤会名称 : 「マイナビ JapanCup 名古屋大会」(フラットランド第1戦) 開催期間 : 2024年4月27日(土)~28日(日)- 2日間 -※詳細は公式HPをご覧ください。大会会場:Hisaya-odori Park メディアヒロバ(愛知県名古屋市中区錦3丁目16) 主催: 一般社団法人 全日本フリースタイルBMX連盟(JFBF)後援:愛知県、名古屋市特別協賛:株式会社マイナビ協賛:鎌ケ谷巧業出場カテゴリー:全10クラス(アマチュア含め)男⼦エリート 21名・⼥⼦エリート 7名
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bmx2024年国内シーズン初戦は小澤楓・美晴兄妹がダブルで勝ち取る「マイナビ Japan Cup 名古屋大会」BMXフリースタイル・パーク種目2024.05.01「マイナビ Japan Cup 名古屋大会」BMXフリースタイル・パーク種目がオアシス21銀河の広場(愛知県名古屋市)にて、2024年4月26日(金)~29日(月)の4日間に渡り開催され、男子エリートは小澤楓選手が、女子エリートは小澤美晴選手が優勝を収めた。 JFBF(全日本フリースタイルBMX連盟)が開催するシリーズ戦である「マイナビ Japan Cup」。2024年シーズン初戦となる今大会には全国から年齢問わずトップクラスのBMXライダーたちが集まり、エリート・アマチュア含め全13カテゴリーにて昨年を上回るハイレベルなトリックが繰り出される熾烈な大会が見られた。 そして今大会の会場は2023年シーズン開幕戦と同じ舞台である愛知県名古屋市の「オアシス21 銀河の広場」。名古屋市では有名な観光地で都会のど真ん中に位置し、商業施設も周りに多くあるため人通りも多いのがこの複合施設だ。普段は地元の人から観光客まで色んな人が訪れるこの地に大会用のパークセクションが大々的に設置され、非日常感に包まれる中で今大会が開催された。 会場には多くの観客が押し寄せた。 当日はゴールデンウィーク期間に被ったこともあり、子どもから大人まで本施設に訪れた家族連れやカップル、通りすがりの観光客まで老若男女たくさんの人々が集まった。そんな大勢の観客に見守られたことで会場のボルテージも最高潮となり、国内トップライダーたちも高難度トリックを数々メイク。会場から歓声も飛び交い相乗効果で大盛り上がりの大会となった。 以下は、今大会注目のエリートクラス決勝の大会リポート。 エリートクラスで兄妹同時優勝は史上初か?男子は小澤楓が優勝。女子では小澤美晴がエリートクラス初出場初優勝。 女子エリートクラス決勝進出者たち まず先に行われたのは女子エリートクラス決勝。今回は怪我で休養していた東京オリンピック出場選手の大池水杜が復帰。そして現全日本チャンピオンである内藤寧々と、先日フランスで行われたC1国際大会で優勝し鮮烈なエリートクラスデビューを果たした小澤美晴など世界を舞台に参戦する選手を中心に合計4名で今シーズン初戦の優勝者の座が争われた。 小澤美晴のライディング 今回、圧倒的な強さを見せて優勝したのは女子エリートクラス初出場の小澤美晴。男子顔負けの様々な高難度トリックを持つ彼女は、エアー自体の安定性や精密さが際立つ面ピタのジャンプの中に日本人女子初のトリックをメイクするライディングで他選手を圧倒した。 ラン1本目では「X-Upトランスファー」などの細かいトリックを入れながらセクションで加速すると、中央のボックスジャンプでは「バックフリップ・バースピン」や「360・テールウィップ」など世界的にも女子では数名しかメイクできないトリックを完璧に決める。そしてラン終盤には「トラックドライバー」なども丁寧に決めるパーフェクトランでまとめると78.00ptをマークし他選手を大きく引き離した。 ラン2本目を迎える時点で、小澤の1本目のスコアを超える選手がいなかったためウィニングランに。優勝が決まり気持ちに余裕ができた彼女は「バックフリップ・テールウィップ 」というこれもまた日本人女子初メイクのハイレベルトリックを決める。その後には日本人女子では大会で誰も決めていない 「フレア」にトライするも転倒。まだ残り時間があったため再度トライするも今大会で決まるには至らなかった。 しかし今回圧倒的な強さを見せ、見事女子エリートクラス初出場初優勝という快挙を残した彼女は今後の日本女子BMXフリースタイル界をネクストレベルに引き上げる選手であることは明白だ。彼女の今後の世界での活躍に注目したい。 大池水杜のライディング 準優勝は怪我から復帰後初の公式大会出場となった大池水杜。久しぶりの大会出場となった彼女だが、ラン1本目では「バックフリップ」や「タックノーハンドtoターンダウン」などのハイレベルトリックに加えて、クオーターでの「テールタップ」からのドロップインなど玄人好みのトリックを混じえたライディングを見せたが、小さなミスから完成度を上げることができず惜しくも得点を44.12ptとする。 さらにスコアを上げたいラン2本目では、全体的にスピードも上がり各ジャンプでのエアーの対空時間を伸ばした中で「バックフリップ」や「360」を綺麗に決め切り、1本目を超える完成度でランを終えた。結果としては見事ノーミスのライディングで47.50ptとポイントを引き上げて国内復帰戦を準優勝で締め括った。 内藤寧々のライディング 3位は現在の全日本チャンピオンで、6月の「X Games Ventura」の招待選手にも選ばれ、BMX界でさらに注目が集まっている内藤寧々。ラン1本目は「ターンダウン・トランスファー」や「360・ターンダウン」、そして彼女の代名詞でもある「X-up・ワンフット to キャンキャン」などを組み込んだルーティンをまとめていくも、全体の完成度が足を引っ張りスコアを伸ばせず47.25ptに。 優勝を勝ち取るために大幅なスコアアップが求められるラン2本目では、各トリックの完成度を高めることに注力する様子が見られた一方で、ここで勝ちに行くために新技である「フレア」にトライ。残念ながら決めることはできず転倒し、結果としては1本目の47.25ptとし3位となった。ライディング後には涙を浮かべ悔しさを露わにしていたことから、きっとこのトリックは近いうちにしっかり習得してくることだろう。 日に日にレベルが向上している日本女子BMXフリースタイルシーン。既に小澤がC1国際大会で優勝したり、内藤がワールドカップシリーズで上位に食い込み始めていることから彼女たちが世界最高峰の舞台の表彰台で国旗を掲げるのも時間の問題かもしれない。 男子エリートクラス決勝進出者たち その後行われた男子エリートクラス決勝は、参加選手13名の中から前日の予選を勝ち上がった上位8名にてよって争われた。今回は絶対王者の中村輪夢が不在の中で、来月オリンピック予選大会(OQS)にも出場が決まっており世界の舞台でスタイルと共に成長を見せている溝垣丈司、そして溝垣と同じく世界の舞台に戦っている小澤楓を筆頭に10代の若手が大多数を占める決勝戦となった。 小澤楓のライディング 本決勝にてプレッシャーに打ち勝って優勝を果たしたのは小澤楓。直前に女子エリートで実妹の小澤美晴が優勝を果たしたこともあり、緊張感と集中力が伺える表情で大会に挑んだ彼はラン1本目で「バックフリップ・トリプルバースピン」を始め良い流れでトリックを繋いでいくが、「360・テールウィップ ・トランスファー」で転倒し胸付近を強打。惜しくもライディング続行できずスコアも31.75ptとした。 そんな展開の中、背水の陣で迎えたラン2本目ではプレッシャーを押し退けるライディングを魅せる。1本目で決めた「バックフリップ・トリプルバースピン」はもちろんのこと「フレア」も新たなに追加するライディングで流れを掴むと、1本目で転倒した「360・テールウィップ ・トランスファー」もしっかり決め切り、そこに加えて「360・ダブルダウンサイドテールウィップ 」や「フレア・バースピン」などの大技も見事にメイクして見せた。 小澤の大逆転を称える選手たち パーフェクトランで終えた直後は出し切った様子でしばらくそのままセクションにもたれかかるような状態であったが、そんな小澤のランに付いたスコアは78.25pt。見事大逆転優勝を果たし、妹と一緒に兄妹でダブル優勝を収めた。 溝垣丈司のライディング 準優勝はそのライディングスタイルが世界的に評価されており、現在世界でトップ20に入るレベルの溝垣丈司。本決勝でも彼のスタイルがふんだんに活かされたライディングを見せる。ラン1本目では、横一回転の「360」に別のトリックを加えたコンボが光るライディングとなった。「360・テールウィップ・タイヤグラブ to トボガン」をはじめ「360・クアッドバースピン」「360・ダブルテールウィップ 」などバラエティに富んだ高難易度トリックをメイクし76.50ptをマーク。 ラン2本目では1本目と同様に完成度の高い「360」のコンボトリックである「360・テールウィップ・タイヤグラブ」や「トリプルトラックドライバー」をメイクしていくと、その後は彼のスタイルを魅せるトリックチョイスにスイッチ。4mのビッククオーターでの「50-50」、3mのクオーターでの「フットジャム to フェイキー」、そして最後は「180・バースピン to フェイキー」をメイクした。ただスコアは1本目を上回ることができなかったため76.50ptをベストスコアとして準優勝で国内大会初戦を終えた。 寺林昌輝のライディング 3位は豪快な回転系のトリックを強みとする寺林昌輝。ラン1本目では「バックフリップ・バースピン」や「360・ダブルテールウィップ」をメイクするも「720・トランスファー」で転倒し29.75ptというスコアになったが、ラン2本目ではしっかりミスを修正してパーフェクトなライディングを見せる。1本目ではミスした「720・トランスファー」を決め切ると、クオーターのポケットで「540・トランスファー」そしてクオーターでの「フレア」をメイクし、フルメイクのランで72.00ptをマーク。大きく順位をジャンプアップし3位入賞を果たした。 今回は中村輪夢が不在の大会だったものの、上位3名に関わらず見事なライディングを見せて、さらなる競技レベルの向上を感じさせた今回の男子エリートクラス。今後もどんな選手が現在世界を舞台に戦う日本代表選手との表彰台争いに食い込んでくるのかも注目していきたいと思う。 優勝者コメント 兄妹で優勝した小澤美晴(左)と小澤楓(右) 小澤 楓 選手(男子エリートクラス)「1本目で転倒してしまって後がない中、2本目でしっかり決め切って勝つことができてよかったです。いつも応援してくれている方々や自分の周りにいてくれる方が今回はたくさん会場に来てくれたので嬉しかったですし感謝しています。これからも自分のできる技を最大限活かしたルーティンを各大会で決めていきたいと思っています。」 小澤 美晴 選手(女子エリートクラス)「優勝することができてすごく嬉しいです。国内では初めてのエリートクラスの大会だったので自分のできることをしっかりできたら良いなと思っていました。家族や応援している人たちに感謝したいです。今後はみんなに憧れられるようなライダーになれるように頑張ります。」 大会結果 <男子エリート>優勝: 小澤 楓 (オザワ・カエデ) / 78.25pt準優勝: 溝垣 丈司 (ミゾガキ・ジョージ) / 76.50pt第3位: 寺林 昌輝 (テラバヤシ・マサキ) / 72.00pt <女子エリート>優勝: 小澤 美晴 (オザワ・ミハル) / 78.00pt準優勝: 大池 水杜 (オオイケ・ミナト) / 47.50pt第3位: 内藤 寧々 (ナイトウ・ネネ) / 47.25pt <キッズ4アンダー>優勝: ナカジマ・ソウシ / 48.67pt準優勝: オオイシ・ウイ / 41.33pt <キッズ5-6>優勝: サカキバラ・カナタ / 61.33pt準優勝: ウチヤマ・ナル / 51.33pt第3位: ニシハラ・リンタロウ / 46.50pt <ガールズ7-9>優勝: ウメバヤシ・ユマ / 71.00pt準優勝: ハシモト・コトハ / 63.67pt第3位: ニワ・ココロ / 59.67pt <ボーイズ7-8>優勝: マスイ・チアキ / 78.00pt準優勝: オノエ・ヒカル / 56.00pt第3位: コバヤシ・アラタ / 51.00pt <ガールズ10-12>優勝: ホソカワ・イロハ / 68.00pt準優勝: ハマダ・ルル / 55.00pt第3位: ハシモト・クレハ / 46.33pt <ボーイズ9-10>優勝: サイキ・タスク / 73.83pt準優勝: タカハシ・ヒサシ / 62.67pt第3位: シモノ・ユウマ / 60.83pt <ボーイズ11-12>優勝: ニワ・コウキ / 77.33pt準優勝: オゴケ・ユウト / 75.67pt第3位: タニモト・リョウガ/ 74.33pt <女子13-15>優勝: シライ・レエナ / 71.66pt準優勝: ヨシダ・ミオ / 59.33pt第3位: オクザキ・トモカ / 53.00pt <男子13-15>優勝: マツウラ・アオウ / 77.66pt準優勝: ハヤシ・ショウゴ / 70.00pt第3位: マセ・コタロウ/ 65.33pt <エキスパート>優勝: エンドウ・リクト / 48.33pt準優勝: ナガヤ・カズマ / 42.67pt第3位: カトウ・ユウタ / 28.33pt <30オーバー>優勝: オオニシ・カンヤ / 68.00pt準優勝: コシヤマ・マサヒロ / 56.67pt第3位: イシイ・コウスケ/ 50.00pt 大会概要 ⼤会名称 : 「マイナビ JapanCup 名古屋大会」(パーク第1戦) 開催期間 : 2024年4月26日(金)~29日(月)- 4日間 -※詳細は公式HPをご覧ください。大会会場:オアシス 21 銀河の広場(愛知県名古屋市東区東桜1丁目11-1) 主催: 一般社団法人 全日本フリースタイルBMX連盟(JFBF)後援:愛知県、名古屋市特別協賛:株式会社 マイナビ協賛:鎌ケ谷巧業株式会社出場カテゴリー:全13クラス(アマチュア含め)男⼦エリート 13名・⼥⼦エリート 8名
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others【京都×アーバンスポーツでアツい1日に!】今年もKYOTO URBAN SPORTS DAYが開催決定!2024.04.242024年5月3日(金•祝)と5月6日(月•祝)の二日に分けて、京都駅と京都リサーチパークの2カ所で今年も『KYOTO URBAN SPORTS DAY』の開催が決定。大型連休で賑わう京都がアーバンスポーツで盛り上がる! 東京オリンピックを契機に、国境や勝敗を超越した感動を世界に届けたアーバンスポーツ。そんな新しい可能性を秘め、パリオリンピックに向けて盛り上がりも見せているアーバンスポーツを通じて京都を盛り上げたい、そんな思いで昨年立ち上げたアーバンスポーツイベント『KYOTO URBAN SPORTS DAY』。 今年も京都に拠点を置く「BODY CARNIVAL (BREAKING)」「KYOTO BB(3x3)」「NEWTRAD(DOUBLE DUTCH)」が代表アスリートとして参画!京都在住の一流パフォーマーによるショーケースやバトルイベントだけでなく、ブレイキン・ダブルダッチ・3x3(バスケ)の無料体験会もゴールデンウィークの2日間で開催される。 【KYOTO URBAN SPORTS DAY in 京都駅ビル】 5月3日(金•祝)は京都駅1階駅前広場にて開催!無料体験会やプロチームのパフォーマンスはもちろん、キッズのダブルダッチパフォーマンスや1on1バスケのエキシビジョンマッチも観覧できる。 【KYOTO URBAN SPORTS DAY in 京都リサーチパーク】 そして5月6日(月•祝)は京都リサーチパーク内のGOCONCと西屋外駐車場にて開催!ここでも無料体験会はもちろんのこと、バトルコンテンツも充実しているため、5月3日と両日参加しても楽しめる内容となっているので、ぜひ足を運んで欲しい。 イベントコンテンツについて 【アーバンスポーツ無料体験会】 ブレイキン、ダブルダッチ、3×3の体験会を開催。初めて体験する子どもたち向けの体験会になっているため、ぜひ気軽に遊びに来て、アーバンスポーツの楽しさを感じて欲しい!誰でも楽しくチャレンジができるアーバンスポーツを、アツく体感しよう!!!! 【バトルイベント】 5月3日に京都駅ビルで開催される本イベントでは、バスケの1on1エキシビジョンマッチを開催!一方で5月6日の京都リサーチパークでは、ダブルダッチのソロバトルイベント「DOUBLE DUTCH ONE'S」や、ブレイキンバトルイベント「BATTLE MIXTURE」、3x3エキシビジョンマッチを開催する!バトルコンテンツはそれぞれの競技の特性を一番感じられるイベント!京都を代表するプロアスリートたちが参加するコンテンツもあるため、ぜひ会場でアーバンスポーツをアツく観よう! 【パフォーマンス】 数々の世界大会でタイトルを獲得し、オリンピック日本代表候補選手も在籍する、京都発のブレイキンクルー「BODY CARNIVAL」 。シルク・ドゥ・ソレイユへ出演メンバーも在籍し、7月に開催される世界大会への出場も決めているプロダブルダッチチーム「NEWTRAD」 。この2チームのパフォーマンスもお見逃しなく!京都を拠点に世界で活躍するパフォーマンスを観て、アーバンスポーツにアツくハマろう! 【参画アーティスト】 BODY CARNIVAL(BREAKING) NEWTRAD(DOUBLE DUTCH) KYOTO BB(3x3) イベント概要 『KYOTO URBAN SPORTS DAY in 京都駅ビル』日程:2024年5月3日(金祝) 11:00〜17:00場所:京都駅ビル1階駅前広場(〒600-8216 京都府京都市下京区東塩小路町 京都駅ビル) 『KYOTO URBAN SPORTS DAY in 京都リサーチパーク』日程:2024年5月6日(月祝) 10:00〜19:00場所:京都リサーチパーク内GOCONCと西屋外駐車場(〒600-8815 京都府京都市下京区中堂寺南町 栗田町91 京都リサーチパーク10号館1F) 主催:KYOTO URBAN SPORTS DAY実行委員会共催:京都駅ビル開発株式会社協賛:京都リサーチパーク株式会社、株式会社マツシマホールディングス、株式会社ヒューマンフォーラム、株式会社COFFEE BASE、安田産業株式会社、コミュニティ・バンク京信、QUESTION(敬称略)後援:京都府、京都市、京都府教育委員会、京都市教育委員会、京都府スポーツ協会、京都市スポーツ協会、KBS京都、α-STATION FM京都、京都新聞(敬称略) 【アーバンスポーツとは】「都市」を舞台に繰り広げられるスポーツのことをアーバンスポーツで、順位を争うことよりも、自らが楽しみ、仲間や観る人たちも一体となって楽しむことが優先される。そのため、アーバンスポーツの会場はフェスティバル化され、観客もアスリートとともに楽しむことができる。競技種目としては主に、ブレイキン、3x3、ダブルダッチ、スケートボード、BMX等を指し、オリンピック競技にもなりつつあるアーバンスポーツで京都を盛り上げよう!! 【ブレイキンとは】ブレイクダンスとも呼ばれ、音楽に乗せて体のあらゆるところを使ったアクロバティックな動きを繰り広げるスポーツ。2024パリオリンピックでは公式競技として採用決定!バトルでは身体能力の高さだけなく、音楽との融合や感情を動きで表す表現力やキャラクター、創造力などで競い合う! 【ダブルダッチとは】2本のロープを使うなわとびで、ロープを跳びながらダンスやアクロバットをするスポーツ。見た目とは裏腹に手軽に誰でもでき、集中力・持久力・リズム感・創造力・バランス・チームワークが身につく究極のチームスポーツ!縄跳びとダブルダッチを総称した「ジャンプロープ」という競技でオリンピック競技となることを目指す! 【3x3バスケットボールとは】3人制バスケットボール「3x3(スリー・エックス・スリー)」は、国際バスケットボール連盟(FIBA)によって2007年から「正式競技種目」となり、世界中で拡大しているスポーツ。2020東京オリンピックでは公式競技として採用!5人制のバスケットボールとはルールが少し違い、ハーフコートで行われ、5人制よりもタフネスな試合が楽しめる!
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skateプロスケートボーダー堀米雄斗が三井住友DSアセットマネジメントと所属契約を締結2024.04.20三井住友DSアセットマネジメント株式会社(所在地:東京都港区、代表取締役社長兼CEO:猿田隆)は、プロスケートボーダーの堀米雄斗選手と所属契約を締結し、4月18日(木)日本時間午前9時に記者発表を行った。 堀米は以前、三井住友DSアセットマネジメントが2022年に立ち上げたブランドである「Be Active.」のブランデッドムービーに出演しており、その後3年間の付き合いの末、彼がさらなる高みへ向かって活躍し続けている姿に同社が感銘を受けたことから、このタイミングでの本契約に至った。なお同社がアスリートと所属契約を結んだのは初とのこと。 同社は、ブランドのスローガンである「Be Active. その一歩で、未来は変えられる。」という言葉と共に、これからも続いていく堀米のアクティブでチャレンジングな「その一歩」を応援していく。 堀米雄斗コメント - 三井住友DSアセットマネジメントとの所属契約締結について今の気持ちを聞かせてください。「三井住友DSアセットマネジメントさんとは2022年からのお付き合いで、ブランデッドムービーに出演させていただいたり、社長と対談させていただいたりと、思い入れが強かったので所属契約締結となってとても嬉しいです。」 2024年の抱負として「Now or Never」という言葉を掲げた。 - 「Be Active.」な2024年の抱負を聞かせてください。「僕の「Be Active.」な抱負は「Now or Never」で、「今しかない。」といった意味で捉えていて自分の好きな言葉です。自分のビデオパートの音楽もNow or Neverというタイトルの曲を使用するくらい大事にしていて、今までもこれからも自分のすべての活動を「今しかない。」という気持ちで、後悔のないように常にベストを尽くして頑張っていきたいと思います。」 - 一歩踏み出して何かに挑戦するときに大事にしていることはありますか?「自分に起きているすべてのことに感謝しているのですが、特に自分のことを支えてくれている人全員に感謝しています。スケートボードをしている中で上手くいかないこともあったりしますが、今ではその経験がモチベーションになっているので、これからもベストを尽くして頑張っていきたいです。また特に今がとてもモチベーションが上がっていてスキル的にも上がってきた実感があるので、これからも頑張っていきたいです。」 - 若い次世代のスケーターにメッセージをお願いします。「色々なことに挑戦して経験して、時にはきつい時もあると思いますが、夢を追いかけ続けていたら絶対良いことがあると思うので、その夢を諦めずに頑張って追い続けて欲しいです。」 同社特別顧問の新島剛氏と堀米雄斗 - 今後の競技について今の思いを聞かせてください。「競技では常に自分のベストを尽くしていますが、その中でも大事にしていることはオリジナルトリックも含めて自分のオリジナル性を追求することです。スケボーは常に自分との闘いなので、これからも前向きに、自分の限界を超えてレベルアップしていきながら世界のスケートレベルを上げていきたいです。」 堀米雄斗プロフィール 1999年1月7日生まれ。東京都江東区出身。スケーターであった父親の影響で6歳からスケートボードを始める。幼少の頃からバーチカルランプを滑り、実力をつけ、10代はじめからは国内のストリート種目の大会で常に上位にランクイン。海外経験も豊富だったが、高校卒業後に本格的な渡米を機にさらなる才能が開花。2017年にスケートボードで世界最高峰のコンテストであるストリートリーグ(通称:SLS)への挑戦権を得る快挙であった中、初参戦からいきなり表彰台を獲得する大活躍を見せた。2018年には同シリーズ大会で見事初優勝を果たし、瞬く間に世界のトップ選手に登り詰める。2019年には「 X GAMES Minneapolis」で日本人初となるストリート種目優勝を果たし、2021年には東京五輪にてスケートボード男子ストリート初代金メダリストとなる。その後は2023年にアメリカで最も歴史あるコンテストの一つである「Tampa Pro」で日本人初優勝を飾ると、2024年でも同大会連覇を果たした。
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skate2024年のJSLシリーズ開幕戦となった“BORDERLESS SESSION”を制したのは、佐々木音憧!2024.04.182024年4月14日(日)静岡県静岡市にある東静岡アート&スポーツヒロバにて、Japan Street League (以下:JSL)2024年の第1戦 ” BORDERLESS SESSION ”が開幕された。2024年の招待選手は昨年JSLランキングトップ10名に加えて、映像選考により新たに男女20名の選手を迎える形となった。大会当日は怪我等により参戦できなかった選手もいた中、計24名の若きスケーター達が静岡の地に集結した。 招待選手たちの集合写真 JSLは今大会より国内大会では珍しい男女混合のジェンダーレス大会として開催された。出場者は完全招待制になっており、北は北海道、南は九州とまさに全国から選手が集まる中、そして海外から台湾のレジェンドADee Lu(アディー・ルー)が招待された。オリンピックイヤーの今年は年間を通して全2戦を予定しており、シリーズ年間王者を決めるストリートツアーリーグである。JSLは日本から世界の舞台へ繋がるリーグになることを使命と掲げ、より世界を意識する為に国際ストリート大会同様のレギュレーションを採用。予選は45秒のラン2本のみで争い、ベストスコア1本(100点満点)が採用され、各ヒートの上位8名が決勝進出となる。決勝は45秒のラン2本とベストトリック5本の計7本のうちのベストスコア4本の合計点(400点満点)で勝敗が決まる。ただし、ランは最大で1本のみが採用となる。このことから決勝ではラン2本でミスをした場合でも、ベストトリックで逆転が可能となるため、最後の1本まで体力と集中力が必要となる最後まで油断できない戦いが繰り広げられた。 JSL初開催となる東静岡アート&スポーツヒロバ 東静岡アート&スポーツヒロバ ここ東静岡アート&スポーツヒロバでは、スケートボードやBMX、インラインスケートを楽しむことができるローラースポーツパークや、アートイベントを始め様々なイベントの開催も可能な芝生エリアがある。またこのパークは、昨年のStreet League Skateboarding (以下 : SLS)で大躍進をみせ、さらに今年3月にドバイで行われた「WST Dubai Street 2024」でも見事優勝を収めた、今まさにノリに乗っている根附海龍(ネツケ・カイリ)のホームパークでもある。なお今大会には現地時間4月20日(土)にアメリカ合衆国カリフォルニア州サンディエゴで開催されるSLSツアー参戦のためエントリーを見合わせた。 佐々木音憧がベテラン池を抑え、2024年開幕戦を勝ち取る 佐々木音憧のライディング 佐々木音憧・池慧野巨・渡邊星那・藪下桃平・齋藤丈太郎・瀧永遥句・田渕利來・安部来夢の8名が決勝進出。JSLでは表彰台常連とも言える佐々木音憧(ササキ・トア)が安定したランとベストトリックで4本の高得点をしっかりメイクし優勝した。 ランでは「キャバレリアルフロントサイドリップスライド」「フェイキーフロントサイドスミスストール」「360フリップ」「バックサイド360」などとバリエーション豊かなラン構成でミスがあったものの78.60pt獲得。ベストトリックはランで温存していたノーリーで攻める。1本目に「ノーリー180スイッチスミスグラインド」が83.20pt、2本目は「ノーリー180ファイブオーグラインド」でトライするもミス。3本目は同じ技をしっかりメイクし87.27pt、4本目は世界選手権でも披露し、ナイジャ・ヒューストンも彼のこの技に惚れたのではないかと思われるほどの完璧な、「キャバレリアルノーズブラントスライド toフェイキー」をメイクし89.50ptと高得点を連発し優勝を飾った。勝利者インタビューでは「最高です。ランをミスで乗り切れなかったのが悔しいですね。このあと5月にオリンピック予選シリーズ(OQS)上海大会があって、ここまで来たからには必ずオリンピックに出たいです。」と佐々木らしい短い言葉で優勝の喜びと今後の意気込みを語った。 池慧野巨のライディング 22歳のベテラン池慧野巨(イケ・ケヤキ)は予選後のインタビューで「ここに来る前に確かロングレールからレッジにかけれそうな所があったなーと思って、50-50トランスファ50-50をトライしました。ミスったけど、自分的にはオモロかったので良しです!コンテストは出ないと感覚が鈍ってしまうので、タイミングが合えば出れる限り出たいと思っていました。45秒のランが自分自身苦手なのは自覚しているので、もしこのまま決勝にあがれたらベストトリックでカバーして優勝を狙いたいですね。」と語り、決勝ではその苦手とするランで「バックサイドファイブオーグラインド180アウト」のミスが響き佐々木の得点に届かず準優勝となった。そんな池だったが、ベストトリックの4本目では「ノーリービックスピンバックサイドテールスライドtoフェイキー」を完璧にメイクし、今大会最高得点の90.23ptをマークした。 渡邊星那のライディング 3位は佐々木と同じく17歳の渡邊星那(ワタナベセナ)。予選ギリギリ8位で決勝へと駒を進めた渡邊は「ヒール技がなくなったら終わり!」と豪語するくらいのヒールマスター。予選後のインタビューでは「一番メイクしたかったヒールフリップバックサイドグラインドをメイクできず悔しかったです。ブラントとかフィーブルが決まって気持ちいーって思ってたら勢いがつき過ぎてミスっちゃいました。」と話してくれた。その後決勝のベストトリックでは2本目に完璧な「バリアルヒールバックサイドリップスライド」が84.23pt、4本目の「ヒールフリップフロントサイドリップスライド」が85.27ptと得意のヒールからなるトリックを駆使して得点を伸ばすもあと1本がメイクすることができず、惜しくも3位フィニッシュとなった。 特別賞はガールズ最高得点をメイクした弱冠12歳の松本雪聖が受賞 松本雪聖のライディング 今回は特別賞としてベストガールズ賞が設けられた。受賞したのはガールズ最高得点をメイクした弱冠12歳、熊本出身の中学1年生である松本雪聖 (マツモトイブキ)。松本は今年3月にドバイで行われた「WST Dubai Street 2024」で4位に入賞した実力者だ。ランでは「キックフリップフロントサイドボードスライド」「バックサイドノーズグラインド」「フロントサイドフィーブルグラインド」「フロントサイドノーズグラインド」「バックサイドフリップ50-50グラインド」と技のバリエーションが豊富で安定感と攻めのライディングを見せつけた。予選45秒のランでは2本ともフルメイクし63.20ptと64.80ptと高得点を叩き出すも惜しくも予選敗退となった。松本は「予選最後のバックサイドフリップ50-50が練習ではどうしても決まらず苦戦したんですけど、本番では決めれてよかったです。長いレールとか女の子だとなかなか流せないんで、そこを意識してランでの技のバリエーションを増やしていきたいです。これからも頑張りますんで、応援よろしくお願いします!」と笑顔で語ってくれた。 右から招待選手の松本、杉本、中島 今回女子選手は北野朝戸(キタノセト)・高橋月音(タカハシユノ)・松本雪聖(マツモトイブキ)・杉本二湖(スギモトニコ)・中島野々花(ナカジマノノカ)・藤澤虹々可(フジサワナナカ)の6名が映像審査を通過し招待された。 ローカルライダーの根附海龍が応援に駆けつける 会場へ応援に駆け付けた根附海龍 大会終盤には、4月20日(土)の「SLSサンディエゴ」そして5月16日(木)〜19日(日)の「オリンピック予選シリーズ(OQS)上海大会」と国際大会への転戦が続くことから体力温存を優先し今大会をスキップした根附だったが会場へ応援に駆けつけてくれた。「いつも滑っているパークですし、全国からトップ選手が集まるってことで応援を兼ねて観戦しに来ました。同じ静岡の浦野建隼を応援しに来たんですが、予選で負けちゃって…笑。 SLSっていう大会はスケーターにとってとても重要な大会ですし、そこで自分の滑りをして表彰台に上がれたらいいなと思います。そのあとのオリンピック予選では獲得ポイントがデカくなるけど、そういうことは意識せず自分らしく滑りメダルを取ることと、オリンピックに出場して、金メダル取れるよう頑張ります。」と、メインMC上田豪氏のインタビューに答え、今後続く大会への意気込みを語ってくれた。(*開催日程は現地時間) 昨年、SLS出場へ繋がる日本唯一の大会として注目を集めたのがこのJSL。根附に続く新たなスーパースターが誕生するのか?!次戦では何かしらの情報が公開されることだろう。 そんな次戦は夏のパリ五輪を終えた2024年9月29日(日)スキップファクトリーでの開催が決定。今年は2戦のためここで年間チャンピオンが決定する。 大会結果 1位:佐々木 音憧 338.57pt2位:池 慧野巨 327.93pt3位:渡邊星那 249.17pt4位:藪下 桃平 233.96pt5位:齋藤 丈太郎 157.37pt6位:瀧永 遥句 152.54pt7位:田渕 利來 148.04pt8位:安部 来夢 70.23pt特別賞:松本 雪聖 大会概要 【タイトル】BORDERLESS SESSION【日程】2024年4月14日(日) 【会場協力】東静岡アート&スポーツヒロバ(〒420-0813 静岡県静岡市葵区長沼3−76)【主催】JAPAN STREET LEAGUE実行委員会【協力】4s sound / Liveheats / Tufleg / GREENFUL【特別協賛】FOD / SEIKO 5 SPORTS / Columbia / SKIPFACTORY / ステンレスアート共栄 / MARUHAN / Red Bull Japan【MC】上田豪 (メインMC) / 寺井裕次郎 (サブMC)【ジャッジ】謝花明徳 / 橋本貴興 / 宮島大介【ライブ配信】FODプレミアム(フジテレビオンデマンド)
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othersいよいよ来週に迫る。パリオリンピックへの切符をかけた「オリンピック予選シリーズ 上海大会」の日本人出場選手と大会全日程を紹介2024.05.07近年大注目のアーバンスポーツである「スケートボード」、「スポーツクライミング」、「BMXフリースタイル」、「ブレイキン」の4競技において、パリオリンピック2024最終予選に位置付けられている「オリンピック予選シリーズ (OQS)」が中華人民共和国・上海にて2024年5月16日(木)~5月19日(日)の4日間にわたって開催される。 各競技においてこれまで約2年間の中でオリンピック予選が続いてきたが、最後の予選大会として開催される本シリーズは2大会で構成されており、今回の上海大会と来月6月に開催されるブダペスト大会の結果から、各競技それぞれの選考基準の下でパリオリンピック代表選手が決まる。 そのため出場枠の獲得を目指して予選大会を戦ってきた選手たちにとっては非常に重要な2戦となり、競技によってはこの2大会で今までの予選大会の結果を覆し、パリオリンピック代表に返り咲くチャンスもあることから、本当の意味でパリオリンピック出場をかけた大会になるであろう。 今回はそんな大注目の一戦にて世界の強豪たちを相手にパリオリンピック出場枠を奪取すべく、各競技から世界トップレベルの日本人選手たちが出場する。パリオリンピック本戦に劣らない世界最高峰の戦いが繰り広げられることは間違いない。最後のパリオリンピック予選大会であるこの戦いを見逃すな。 以下は今大会に出場する日本人選手たちと、今大会の全日程について紹介。 各競技日本人出場選手 スケートボード ・男子ストリート:白井空良、根附海龍、小野寺吟雲、堀米雄斗、佐々木音憧、青木勇貴斗 ・女子ストリート:西矢椛、織田夢海、赤間凛音、中山楓奈、吉沢恋、伊藤美優 ・男子パーク:永原悠路 ・女子パーク:開心那、草木ひなの、四十住さくら、長谷川瑞穂、菅原芽依、中村貴咲 スポーツクライミング ・女子ボルダー&リード:野中生萌、伊藤ふたば、久米乃ノ華、中川瑠・男子スピード:安川潤、大政涼・女子スピード:竹内亜衣、河上史佳、林かりん、林奈津美 BMXフリースタイル ・男子パーク:中村輪夢、溝垣丈司・女子パーク:内藤寧々 ブレイキン ・Bboy:Issin (菱川一心)、Hiro10 (大能寛飛)・Bgirl:Ayumi (福島あゆみ)、Ami (湯浅亜実)、Riko (津波古梨心) 大会スケジュール:現地時間 (日本時間は+1時間) スケートボード -5月16日(木) 10:00~ スケートボード女子パーク 予選12:30~ スケートボード男子ストリート 予選-5月17日(金) 10:00~ スケートボード男子パーク 予選12:30~ スケートボード女子ストリート 予選 -5月18日(土) 10:00~ スケートボード女子パーク 準決勝12:15~ スケートボード男子ストリート 準決勝16:40~ スケートボード男子パーク 準決勝18:00~ スケートボード女子ストリート 準決勝-5月19日(日) 10:00~ スケートボード女子パーク 決勝11:45~ スケートボード男子ストリート 決勝15:00~ スケートボード男子パーク 決勝16:30~ スケートボード女子ストリート 決勝 スポーツクライミング -5月16日(木) 10:30~ スポーツクライミング男子ボルダー&リード ボルダー予選10:30~ スポーツクライミング女子ボルダー&リード ボルダー予選 -5月17日(金) 10:00~ スポーツクライミング男子ボルダー&リード リード予選10:00~ スポーツクライミング女子ボルダー&リード リード予選16:50~ スポーツクライミング女子スピード 予選17:40~ スポーツクライミング男子スピード 予選 -5月18日(土) 9:30~ スポーツクライミング男子ボルダー&リード ボルダー準決勝9:30~ スポーツクライミング女子ボルダー&リード ボルダー準決勝13:30~ スポーツクライミング男子ボルダー&リード リード準決勝13:30~ スポーツクライミング女子ボルダー&リード リード準決勝17:00~ スポーツクライミング女子スピード 1回戦17:15~ スポーツクライミング男子スピード 1回戦17:30~ スポーツクライミング女子スピード 準々決勝17:40~ スポーツクライミング男子スピード 準々決勝17:50~ スポーツクライミング女子スピード 準決勝17:55~ スポーツクライミング男子スピード 準決勝18:00~ スポーツクライミング女子スピード 決勝18:05~ スポーツクライミング男子スピード 決勝 -5月19日(日) 10:00~ スポーツクライミング男子ボルダー&リード ボルダー決勝12:05~ スポーツクライミング男子ボルダー&リード リード決勝15:25~ スポーツクライミング女子ボルダー&リード ボルダー決勝17:30~ スポーツクライミング女子ボルダー&リード リード決勝 BMXフリースタイル -5月17日(金) 10:00~ BMXフリースタイル女子パーク 予選15:00~ BMXフリースタイル男子パーク 予選-5月18日(土) 10:00~ BMXフリースタイル女子パーク 決勝15:00~ BMXフリースタイル男子パーク 決勝 ブレイキン -5月18日(土) 15:15~ ブレイキンBboy 1次予選 (プレセレクション)15:15~ ブレイキンBgirl 1次予選 (プレセレクション)19:00~ ブレイキンBgirl 2次予選 (プレクオリファイヤー)20:15~ ブレイキンBboy 2次予選 (プレクオリファイヤー) -5月19日(日) 10:00~ ブレイキンBgirl ラウンドロビン (グループステージ)13:45~ ブレイキンBboy ラウンドロビン (グループステージ) 17:30~ ブレイキンBgirl 準々決勝18:00~ ブレイキンBboy 準々決勝18:30~ ブレイキンBgirl 準決勝18:45~ ブレイキンBboy 準決勝19:00~ ブレイキンBgirl 決勝19:15~ ブレイキンBboy 決勝 手に汗握る一戦はオリンピックチャンネルで視聴可能 オリンピック予選シリーズ (OQS) 上海大会の戦いの模様はOlympics.comのオリンピックチャンネルで配信が予定されている。また最新情報も同ウェブサイトからチェックできる。なおパリオリンピック公式アプリをダウンロードすると随時最新情報を気軽にチェックできるためオススメだ。
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danceパリオリンピック正式競技“ブレイキン”でトップを目指せ! ワン・イーボー主演最新作『熱烈』 9月6日(金) 日本公開決定&ティザーポスター解禁2024.05.07ワン・イーボー主演最新作『熱烈』が9月6日(金)より日本公開されることが決定、ティザーポスターが初披露された。 『熱烈』は、杭州を舞台にブレイキン全国大会でトップを目指すひたむきな青年が、チームの中で挫折しながらも、夢に向かって突き進む純度100%の青春映画。夢、希望、裏切り…、仲間との熱い友情でダンスバトルに挑む姿が爽やかな感動を生む作品となっている。 主人公、陳爍(チェン・シュオ)を演じるのは、ワン・イーボー(王一博)。アイドルグループUNIQのメインダンサー、リードラッパーとして活躍。2019年放送のドラマ「陳情令」で主役を演じて大ブレイクした最注目俳優である。2024年にはトニー・レオンとW主演した『無名』(5月3日公開)、パイロットを演じたスカイ・アクション大作『ボーン・トゥ・フライ』(6月28日公開)、そして9月6日(金)の『熱烈』へと、主演3作品が連続公開され、今年はまさに“ワン・イーボー・イヤー”となる。 『熱烈』でワン・イーボーが披露する「ブレイキン」は、パリオリンピックで正式種目として認定された最注目の競技である。1970年代のニューヨーク、サウスブロンクスで縄張り争いから生まれたブレイクダンスが発祥とされている。やがて「暴力ではなく音楽で解決する」という提言で「踊るバトル」=「ブレイキン」という形式が誕生。今や日本の競技人口は30万人ともいわれており、熱視線が向けられている競技となっている。 『熱烈』ストーリー 中国、杭州。ブレイキンプロダンスチーム「感嘆符!」は、社長の一人息子のカリスマダンサー=ケビンが練習にも出ずやりたい放題。コーチ(ホアン・ボー)も形だけで口を出せず、チームは振りだけの代役を探さなければいけない状況に。コーチはかつてオーディションを受けた青年、陳爍(ワン・イーボー)のことを思い出す。陳爍は全国大会優勝の夢を持ってチームに加わり、仲間たちと練習を続け友情を築いていく。だが全国大会を目前に様々な試練が降りかかる。果たして「感嘆符!」は勝利することができるだろうか?! 夢、希望、友情、ワン・イーボーと仲間たちの『熱烈』な闘いを劇場で目撃せよ! ワン・イーボー主演最新作『熱烈』は9月6日(金)よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国ロードショー監督:ダー・ポン 脚本:スー・ビョウ、ダー・ポン 撮影:ルイ・ジョン出演:ワン・イーボー、ホアン・ボー、リウ・ミンタオ、シャオ・シェンヤン、ラレイナ・ソン、ワン・フェイフェイ
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bmx今年も止まらない彼の強さ。片桐悠がJFBFシリーズ初戦で優勝「マイナビ Japan Cup 名古屋大会」BMXフリースタイル・フラットランド種目2024.05.02「マイナビ Japan Cup 名古屋大会」BMXフリースタイル・フラットランド種目がHisaya-odori Park メディアヒロバ(愛知県名古屋市)にて、2024年4月27日(土)~28日(日)の2日間に渡り開催され、男子エリートは片桐悠選手が、女子エリートは鈴木仁菜選手が優勝を収めた。 2024年シーズン開幕戦となった今大会には全国から年齢問わず国内トップクラスのBMXライダーたちが集まり、エリート・アマチュア含め全10カテゴリーにてハイレベルな戦いが繰り広げられた。なおエリートカテゴリーには今までJFBFシリーズに出場して来なかったトップライダーが参戦し、本当の意味で国内最高峰の戦いとなった。 そして会場となったのは愛知県名古屋市の「Hisaya-odori Park メディアヒロバ」。同時開催となったパーク種目の会場である「オアシス21 銀河の広場」の向かいにあるこの場所。吹き抜けの開放的な広場から見えるテレビ塔が特徴的なこの地に大会用のステージが設置された。 大会当日はパーク種目の併催、そしてゴールデンウィーク期間中であったことから、多くの観光客や通りすがりの一般の方などたくさんの観客が足を運び、世界最高レベルと言われる日本人トップライダーたちの高難度なルーティンとそのライディングに目を奪われていた。予選では雨の影響で一時中断することもあったが無事に全行程が開催され、終始大盛り上がりの大会となった。 以下は、今大会注目のエリートクラス決勝の大会リポート。 優勝者は男女ともに世界トップレベルの実力者。男子エリートは片桐悠が優勝。女子エリートでは鈴木仁菜がエリートカテゴリー初出場初優勝。 男子エリートクラス 男子エリートクラス決勝は、前回大会を上回る参加選手21名の中から前日の予選を勝ち上がった上位8名にてよって争われた。今回はほぽ国内のトップライダーがフルメンバーで登場する戦いとなった。決勝には今年2月の「FISE Enoshima」の優勝者である片桐悠をはじめ、 3月に開催された「CHIMERA A-SIDE KUMAMOTO」で優勝した佐々木元、現UCI世界チャンピオンの荘司ゆう、そして過去11回の世界タイトルを持ち今もなお日本のBMXフラットランド界を牽引する内野洋平が初参戦するなど、国内でも稀に見るメンバーによるマッチアップで決勝が行われた。 片桐悠のライディング そんなハイレベルの戦いを制し今回優勝を勝ち取ったのは片桐悠。リアトリックを中心に繰り出される誰も真似できない最先端なトリックのルーティンが特徴的な彼は、会場を盛り上げるネクストレベルの見事なライディングを魅せた。 今回も彼の代名詞でもある正確無比な「バイクフリップ」を入れ込むルーティンでランを始めると、バイクを逆さまにしたスタンスから様々なスピンをルーティンに加えていく。その中でバイクをスイッチしながら、ペグからバランスの取りにくいペダル軸に切り替えたりと、高難度なスピンの数々をメイクしていく中で特に難しい彼のシグネチャートリックである「舞空術」もメイク。終盤にはバックワーズの動きでゆっくり時間をかけてバイクを切り返していくルーティンは彼の異常なほどのバイクコントロールを感じさせるものだった。 そんなフルメイクのランで今大会にて唯一の90点台である90.75ptをマーク。数々の世界大会の実績を残し続けている彼が圧倒的な強さを見せる一戦となった。なお片桐は今月に開催される「FISE Montpellier」にも出場予定のため、引き続き彼のパフォーマンスには注目だ。 漢那史哉のライディング 準優勝は過去には日本強化指定選手経験を持つ若きベテランライダーの一人でもある漢那史哉。ここ最近はあまり良い結果を残せておらず悔しい思いをしてきた彼が今大会でその思いを爆発させるランを見せた。彼の得意とするフロントトリックベースのスタイルから繰り出される様々なスピントリックのトランジションではバイクを跨いで通したり、ステムに足をのせた状態で回るなど彼の独創的なトリックを織り込んだルーティンを展開。ラン終盤でも勢いは止まることなく、途中のミスもものともしないワンルーティンにたくさんのコンボを詰め込んだ攻めのライディングを見せた。そんなランは84.75ptの評価を受けて彼を準優勝へ導いた。 荘司ゆうのライディング 3位は現在のUCI世界チャンピオンである荘司ゆう。他選手にはないライディング中にジャンプしながらフロントタイヤとリアタイヤを自由自在に動き軸を変える「トランスファー」というトリックを得意とする彼は、今回も一発目からそのトランスファーを決めるルーティンを決めるが、中盤では新しいトランスファーのルーティンにトライするも失敗が続く。しかしライディングの終盤にはトランスファーからブーメランという高難度ルーティンを見事決め切り復調。自身のスコアを83.00ptとして3位になった。 女子エリートクラス 一方、女子エリートクラス決勝も国際大会経験豊富な選手や、昨今急成長を見せている選手たちが集まった。そして今回の決勝進出者は全員10代と若手のライダーがひしめき合う中、計7名で2024年シーズン開幕戦での優勝者の座争いが繰り広げられた。 鈴木仁菜のライディング そして今回、そんな世界を股にかけて活躍する選手たちが揃う中で優勝を収めたのはなんと女子エリートクラス初出場となった15歳の鈴木仁菜。女子では珍しいリアトリックに特化したスタイルが特徴的な彼女は「スネークスピン」を入れたルーティンを皮切りに、「ロンモアスピン」からフロントペグを持ちバイクのお腹側の姿勢で加速するとバイクを半回転させて正姿勢に戻していくルーティンをメイク。その後は綺麗な「アラウンドザワールド」をメイクしたりとハイレベルなルーティンでまとめたライディングで87.50ptをスコアし、女子エリートクラス初出場初優勝という結果を残した。今年2月の「FISE Enoshima」の優勝者でもある彼女がさらに強さを示した大会となった。 吉村想花のライディング 準優勝は鈴木と同じくルーキーとして今回のエリートカテゴリーに出場した吉村想花。フロントトリックとリアトリックの両方を器用に扱う彼女は、今回のランでもその強みを活かしたライディングを見せる。その中でも「ロープアローニ」からのバックワーズの動きから「ハーフディケイド」のルーティンを決めた時には嬉しさからガッズポーズを見せるなど、彼女だからできるトリックをふんだんに詰め込んだライディングでスコアを83.25ptにして初エリートカテゴリーで準優勝という好成績を残した。 中川きららのライディング 3位は昨年の「FISE Montpellier」で銀メダルを獲得しており国際大会の経験豊富な中川きらら。スカッフをうまく活用して様々なトリックを組み込んだロングルーティンを見せる彼女は、今回もフロントタイヤの「スカッフ」からバイクを回しながらバックワーズに進みグライドトリックに繋げるルーティンを見せる。その後はリアトリックの「メガスピン」や、フロントトリックの「クラックパッカー」と「バックパッカー」を繋ぐルーティンも決めて見せた。ただ数回足を着くミスも目立ったことからポイントを伸ばすことができず82.00ptとした。 今大会は男女共に普段出場しない選手たちが参戦しており、より国内のBMXフラットランドのコンテストシーンの垣根がなくなっているようにも感じられた。まだまだ注目の大会がたくさん開催される今年。日本のBMXフラットランドシーンが新たなフェーズへ突入する年になることだろう。 優勝者コメント 優勝した鈴木(左)と片桐(右) 片桐 悠 選手(男子エリートクラス)「皆さま応援ありがとうございました。3月のCHIMERA A-SIDE KUMAMOTOが終わってから1ヶ月半くらい、何度も何度もルーティンを繰り返し練習して今大会に挑みました。次はFISE Montpellierに向けて頑張っていきますので引き続き応援よろしくお願いいたします。」 鈴木 仁菜 選手(女子エリートクラス)「1位になることができて本当に嬉しいです。今大会に向けてコツコツ練習してメイク率を上げてきたので、結果的にフルメイクで終えることができてよかったです。これからも技の難易度を上げて大会で決められるように頑張ります。」 大会結果 <男子エリート>優勝: 片桐 悠 (カタギリ・ユウ) / 90.75pt準優勝: 漢那 史哉 (カンナ・フミヤ) / 84.75pt第3位: 荘司 ゆう (ショウジ・ユウ) / 83.00pt <女子エリート>優勝: 鈴木 仁菜 (スズキ・ニナ) / 87.50pt準優勝: 吉村 想花 (ヨシムラ・ソナ) / 83.25pt第3位: 中川 きらら (ナカガワ・キララ) / 82.00pt <キッズ6アンダー>優勝: ハラフジ・ミナル / 36.67pt準優勝: カイ・ニチカ / 40.00pt <ガールズロー>優勝: ヤマザキ・キッカ / 50.00pt準優勝: マスブチ・シズク / 48.33pt第3位: オカヤマ・ミオ / 47.00pt <ボーイズ7-9>優勝: サトウ・ジョウジ / 56.00pt準優勝: クラウチ・レオ / 54.67pt第3位: ハラフジ・ジョウジ / 54.33pt <ボーイズ10-12>優勝: サトウ・ライジ / 73.67pt準優勝: カナモト・リュウヤ / 69.33pt第3位: ヤマシタ・リュウセイ / 68.67pt <ガールズハイ>優勝: ホンムラ・カリン / 77.00pt準優勝: タグチ・シホ / 69.00pt第3位: カドイ・ヒマリ / 66.67pt <男子13-15>優勝: ハヤカワ・ユオ / 77.00pt準優勝: ヒシカワ・タカトラ / 74.33pt第3位: モリモト・アシタ/ 71.00pt <エキスパート>優勝: ワタナベ・ソウタ / 74.00pt準優勝: オリカワ・シユウ / 70.33pt第3位: アカシ・キョウヤ / 69.00pt <30オーバー>優勝: カタオカ・エイジ / 76.00pt準優勝: ヒナゴ・トモヒロ / 75.67pt第3位: フジイ・セイジ / 70.67pt 大会概要 ⼤会名称 : 「マイナビ JapanCup 名古屋大会」(フラットランド第1戦) 開催期間 : 2024年4月27日(土)~28日(日)- 2日間 -※詳細は公式HPをご覧ください。大会会場:Hisaya-odori Park メディアヒロバ(愛知県名古屋市中区錦3丁目16) 主催: 一般社団法人 全日本フリースタイルBMX連盟(JFBF)後援:愛知県、名古屋市特別協賛:株式会社マイナビ協賛:鎌ケ谷巧業出場カテゴリー:全10クラス(アマチュア含め)男⼦エリート 21名・⼥⼦エリート 7名
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bmx2024年国内シーズン初戦は小澤楓・美晴兄妹がダブルで勝ち取る「マイナビ Japan Cup 名古屋大会」BMXフリースタイル・パーク種目2024.05.01「マイナビ Japan Cup 名古屋大会」BMXフリースタイル・パーク種目がオアシス21銀河の広場(愛知県名古屋市)にて、2024年4月26日(金)~29日(月)の4日間に渡り開催され、男子エリートは小澤楓選手が、女子エリートは小澤美晴選手が優勝を収めた。 JFBF(全日本フリースタイルBMX連盟)が開催するシリーズ戦である「マイナビ Japan Cup」。2024年シーズン初戦となる今大会には全国から年齢問わずトップクラスのBMXライダーたちが集まり、エリート・アマチュア含め全13カテゴリーにて昨年を上回るハイレベルなトリックが繰り出される熾烈な大会が見られた。 そして今大会の会場は2023年シーズン開幕戦と同じ舞台である愛知県名古屋市の「オアシス21 銀河の広場」。名古屋市では有名な観光地で都会のど真ん中に位置し、商業施設も周りに多くあるため人通りも多いのがこの複合施設だ。普段は地元の人から観光客まで色んな人が訪れるこの地に大会用のパークセクションが大々的に設置され、非日常感に包まれる中で今大会が開催された。 会場には多くの観客が押し寄せた。 当日はゴールデンウィーク期間に被ったこともあり、子どもから大人まで本施設に訪れた家族連れやカップル、通りすがりの観光客まで老若男女たくさんの人々が集まった。そんな大勢の観客に見守られたことで会場のボルテージも最高潮となり、国内トップライダーたちも高難度トリックを数々メイク。会場から歓声も飛び交い相乗効果で大盛り上がりの大会となった。 以下は、今大会注目のエリートクラス決勝の大会リポート。 エリートクラスで兄妹同時優勝は史上初か?男子は小澤楓が優勝。女子では小澤美晴がエリートクラス初出場初優勝。 女子エリートクラス決勝進出者たち まず先に行われたのは女子エリートクラス決勝。今回は怪我で休養していた東京オリンピック出場選手の大池水杜が復帰。そして現全日本チャンピオンである内藤寧々と、先日フランスで行われたC1国際大会で優勝し鮮烈なエリートクラスデビューを果たした小澤美晴など世界を舞台に参戦する選手を中心に合計4名で今シーズン初戦の優勝者の座が争われた。 小澤美晴のライディング 今回、圧倒的な強さを見せて優勝したのは女子エリートクラス初出場の小澤美晴。男子顔負けの様々な高難度トリックを持つ彼女は、エアー自体の安定性や精密さが際立つ面ピタのジャンプの中に日本人女子初のトリックをメイクするライディングで他選手を圧倒した。 ラン1本目では「X-Upトランスファー」などの細かいトリックを入れながらセクションで加速すると、中央のボックスジャンプでは「バックフリップ・バースピン」や「360・テールウィップ」など世界的にも女子では数名しかメイクできないトリックを完璧に決める。そしてラン終盤には「トラックドライバー」なども丁寧に決めるパーフェクトランでまとめると78.00ptをマークし他選手を大きく引き離した。 ラン2本目を迎える時点で、小澤の1本目のスコアを超える選手がいなかったためウィニングランに。優勝が決まり気持ちに余裕ができた彼女は「バックフリップ・テールウィップ 」というこれもまた日本人女子初メイクのハイレベルトリックを決める。その後には日本人女子では大会で誰も決めていない 「フレア」にトライするも転倒。まだ残り時間があったため再度トライするも今大会で決まるには至らなかった。 しかし今回圧倒的な強さを見せ、見事女子エリートクラス初出場初優勝という快挙を残した彼女は今後の日本女子BMXフリースタイル界をネクストレベルに引き上げる選手であることは明白だ。彼女の今後の世界での活躍に注目したい。 大池水杜のライディング 準優勝は怪我から復帰後初の公式大会出場となった大池水杜。久しぶりの大会出場となった彼女だが、ラン1本目では「バックフリップ」や「タックノーハンドtoターンダウン」などのハイレベルトリックに加えて、クオーターでの「テールタップ」からのドロップインなど玄人好みのトリックを混じえたライディングを見せたが、小さなミスから完成度を上げることができず惜しくも得点を44.12ptとする。 さらにスコアを上げたいラン2本目では、全体的にスピードも上がり各ジャンプでのエアーの対空時間を伸ばした中で「バックフリップ」や「360」を綺麗に決め切り、1本目を超える完成度でランを終えた。結果としては見事ノーミスのライディングで47.50ptとポイントを引き上げて国内復帰戦を準優勝で締め括った。 内藤寧々のライディング 3位は現在の全日本チャンピオンで、6月の「X Games Ventura」の招待選手にも選ばれ、BMX界でさらに注目が集まっている内藤寧々。ラン1本目は「ターンダウン・トランスファー」や「360・ターンダウン」、そして彼女の代名詞でもある「X-up・ワンフット to キャンキャン」などを組み込んだルーティンをまとめていくも、全体の完成度が足を引っ張りスコアを伸ばせず47.25ptに。 優勝を勝ち取るために大幅なスコアアップが求められるラン2本目では、各トリックの完成度を高めることに注力する様子が見られた一方で、ここで勝ちに行くために新技である「フレア」にトライ。残念ながら決めることはできず転倒し、結果としては1本目の47.25ptとし3位となった。ライディング後には涙を浮かべ悔しさを露わにしていたことから、きっとこのトリックは近いうちにしっかり習得してくることだろう。 日に日にレベルが向上している日本女子BMXフリースタイルシーン。既に小澤がC1国際大会で優勝したり、内藤がワールドカップシリーズで上位に食い込み始めていることから彼女たちが世界最高峰の舞台の表彰台で国旗を掲げるのも時間の問題かもしれない。 男子エリートクラス決勝進出者たち その後行われた男子エリートクラス決勝は、参加選手13名の中から前日の予選を勝ち上がった上位8名にてよって争われた。今回は絶対王者の中村輪夢が不在の中で、来月オリンピック予選大会(OQS)にも出場が決まっており世界の舞台でスタイルと共に成長を見せている溝垣丈司、そして溝垣と同じく世界の舞台に戦っている小澤楓を筆頭に10代の若手が大多数を占める決勝戦となった。 小澤楓のライディング 本決勝にてプレッシャーに打ち勝って優勝を果たしたのは小澤楓。直前に女子エリートで実妹の小澤美晴が優勝を果たしたこともあり、緊張感と集中力が伺える表情で大会に挑んだ彼はラン1本目で「バックフリップ・トリプルバースピン」を始め良い流れでトリックを繋いでいくが、「360・テールウィップ ・トランスファー」で転倒し胸付近を強打。惜しくもライディング続行できずスコアも31.75ptとした。 そんな展開の中、背水の陣で迎えたラン2本目ではプレッシャーを押し退けるライディングを魅せる。1本目で決めた「バックフリップ・トリプルバースピン」はもちろんのこと「フレア」も新たなに追加するライディングで流れを掴むと、1本目で転倒した「360・テールウィップ ・トランスファー」もしっかり決め切り、そこに加えて「360・ダブルダウンサイドテールウィップ 」や「フレア・バースピン」などの大技も見事にメイクして見せた。 小澤の大逆転を称える選手たち パーフェクトランで終えた直後は出し切った様子でしばらくそのままセクションにもたれかかるような状態であったが、そんな小澤のランに付いたスコアは78.25pt。見事大逆転優勝を果たし、妹と一緒に兄妹でダブル優勝を収めた。 溝垣丈司のライディング 準優勝はそのライディングスタイルが世界的に評価されており、現在世界でトップ20に入るレベルの溝垣丈司。本決勝でも彼のスタイルがふんだんに活かされたライディングを見せる。ラン1本目では、横一回転の「360」に別のトリックを加えたコンボが光るライディングとなった。「360・テールウィップ・タイヤグラブ to トボガン」をはじめ「360・クアッドバースピン」「360・ダブルテールウィップ 」などバラエティに富んだ高難易度トリックをメイクし76.50ptをマーク。 ラン2本目では1本目と同様に完成度の高い「360」のコンボトリックである「360・テールウィップ・タイヤグラブ」や「トリプルトラックドライバー」をメイクしていくと、その後は彼のスタイルを魅せるトリックチョイスにスイッチ。4mのビッククオーターでの「50-50」、3mのクオーターでの「フットジャム to フェイキー」、そして最後は「180・バースピン to フェイキー」をメイクした。ただスコアは1本目を上回ることができなかったため76.50ptをベストスコアとして準優勝で国内大会初戦を終えた。 寺林昌輝のライディング 3位は豪快な回転系のトリックを強みとする寺林昌輝。ラン1本目では「バックフリップ・バースピン」や「360・ダブルテールウィップ」をメイクするも「720・トランスファー」で転倒し29.75ptというスコアになったが、ラン2本目ではしっかりミスを修正してパーフェクトなライディングを見せる。1本目ではミスした「720・トランスファー」を決め切ると、クオーターのポケットで「540・トランスファー」そしてクオーターでの「フレア」をメイクし、フルメイクのランで72.00ptをマーク。大きく順位をジャンプアップし3位入賞を果たした。 今回は中村輪夢が不在の大会だったものの、上位3名に関わらず見事なライディングを見せて、さらなる競技レベルの向上を感じさせた今回の男子エリートクラス。今後もどんな選手が現在世界を舞台に戦う日本代表選手との表彰台争いに食い込んでくるのかも注目していきたいと思う。 優勝者コメント 兄妹で優勝した小澤美晴(左)と小澤楓(右) 小澤 楓 選手(男子エリートクラス)「1本目で転倒してしまって後がない中、2本目でしっかり決め切って勝つことができてよかったです。いつも応援してくれている方々や自分の周りにいてくれる方が今回はたくさん会場に来てくれたので嬉しかったですし感謝しています。これからも自分のできる技を最大限活かしたルーティンを各大会で決めていきたいと思っています。」 小澤 美晴 選手(女子エリートクラス)「優勝することができてすごく嬉しいです。国内では初めてのエリートクラスの大会だったので自分のできることをしっかりできたら良いなと思っていました。家族や応援している人たちに感謝したいです。今後はみんなに憧れられるようなライダーになれるように頑張ります。」 大会結果 <男子エリート>優勝: 小澤 楓 (オザワ・カエデ) / 78.25pt準優勝: 溝垣 丈司 (ミゾガキ・ジョージ) / 76.50pt第3位: 寺林 昌輝 (テラバヤシ・マサキ) / 72.00pt <女子エリート>優勝: 小澤 美晴 (オザワ・ミハル) / 78.00pt準優勝: 大池 水杜 (オオイケ・ミナト) / 47.50pt第3位: 内藤 寧々 (ナイトウ・ネネ) / 47.25pt <キッズ4アンダー>優勝: ナカジマ・ソウシ / 48.67pt準優勝: オオイシ・ウイ / 41.33pt <キッズ5-6>優勝: サカキバラ・カナタ / 61.33pt準優勝: ウチヤマ・ナル / 51.33pt第3位: ニシハラ・リンタロウ / 46.50pt <ガールズ7-9>優勝: ウメバヤシ・ユマ / 71.00pt準優勝: ハシモト・コトハ / 63.67pt第3位: ニワ・ココロ / 59.67pt <ボーイズ7-8>優勝: マスイ・チアキ / 78.00pt準優勝: オノエ・ヒカル / 56.00pt第3位: コバヤシ・アラタ / 51.00pt <ガールズ10-12>優勝: ホソカワ・イロハ / 68.00pt準優勝: ハマダ・ルル / 55.00pt第3位: ハシモト・クレハ / 46.33pt <ボーイズ9-10>優勝: サイキ・タスク / 73.83pt準優勝: タカハシ・ヒサシ / 62.67pt第3位: シモノ・ユウマ / 60.83pt <ボーイズ11-12>優勝: ニワ・コウキ / 77.33pt準優勝: オゴケ・ユウト / 75.67pt第3位: タニモト・リョウガ/ 74.33pt <女子13-15>優勝: シライ・レエナ / 71.66pt準優勝: ヨシダ・ミオ / 59.33pt第3位: オクザキ・トモカ / 53.00pt <男子13-15>優勝: マツウラ・アオウ / 77.66pt準優勝: ハヤシ・ショウゴ / 70.00pt第3位: マセ・コタロウ/ 65.33pt <エキスパート>優勝: エンドウ・リクト / 48.33pt準優勝: ナガヤ・カズマ / 42.67pt第3位: カトウ・ユウタ / 28.33pt <30オーバー>優勝: オオニシ・カンヤ / 68.00pt準優勝: コシヤマ・マサヒロ / 56.67pt第3位: イシイ・コウスケ/ 50.00pt 大会概要 ⼤会名称 : 「マイナビ JapanCup 名古屋大会」(パーク第1戦) 開催期間 : 2024年4月26日(金)~29日(月)- 4日間 -※詳細は公式HPをご覧ください。大会会場:オアシス 21 銀河の広場(愛知県名古屋市東区東桜1丁目11-1) 主催: 一般社団法人 全日本フリースタイルBMX連盟(JFBF)後援:愛知県、名古屋市特別協賛:株式会社 マイナビ協賛:鎌ケ谷巧業株式会社出場カテゴリー:全13クラス(アマチュア含め)男⼦エリート 13名・⼥⼦エリート 8名
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othersFINEPLAY編集部がセレクト!全国GW体験型アーバンスポーツイベント4選2024.04.30パリオリンピックへ向けて注目度が高まるアーバンスポーツ。今回はFINEPLAY編集部がオススメする、全国各地でゴールデンウィーク期間に開催予定の体験型アーバンスポーツイベントをピックアップ。この連休の期間を利用してアーバンスポーツ、アクションスポーツに触れてみよう! クロススポーツパーク in 東武百貨店 東武百貨店 池袋店 8階屋上 「スカイデッキ広場」にて開催されるアーバンスポーツイベント。ダブルダッチやパルクール、ストリートダンスなどのアーバンスポーツを体験が可能。プロの技が直接目の前でレクチャーされる。ブレイクダンスやダブルダッチなどのエキシビジョンパフォーマンスも実施予定。 イベント概要イベント名:クロススポーツパーク in 東武百貨店日程:2024年5月3日(金・祝)・5月4日(土) スケジュール:アーバンスポーツ体験会(11:30~16:00)パフォーマンス(13:30~14:00、16:00~16:30)エキシビションバトル(17:00~18:30)3日 Identity(ブレイクダンスバトル)4日 バトクラ(アニソンダンスバトル)会場:東武百貨店 池袋店 8階屋上 「スカイデッキ広場」体験会競技種目:チェイスタグ(パルクール) 、スラックライン、ダブルダッチ、ブレイクダンス参加費:無料 主催:株式会社東武百貨店、FREESTYLE SPACE実行委員会|株式会社Xcountry協賛:(株)ナルミヤ・インターナショナル後援:豊島区 SHONAN GATE PARK 湘南の魅力が満載のイベント「SHONAN GATE PARK」がゴールデンウィーク期間限定で開催。1F ゲートスクエア付近に設置されたパークでは、プロBMXライダーの米田大輔によるBMXパフォーマンス、湘南のダンスチームによるストリートダンスパフォーマンスショーなど、プロによる多彩なパフォーマンスを楽しむことが出来る。また、BMXやストライダーの体験ブースなどが設置され、アーバンスポーツを子どもも大人も、家族揃って体験出来る機会となっている。 イベント概要イベント名:SHONAN GATE PARK開催場所:テラスモール湘南日程:2024年5月3日(金・祝)〜 5月5日(日・祝)BMXパフォーマンス開催場所:テラスモール湘南1F ゲートスクエア ※荒天中止開催日時:5月3日(金・祝)・ 5月4日(土・祝)ストリートダンスパフォーマンスショー開催場所:テラスモール湘南1F そらかぜステージ ※荒天中止開催日時:5月4日(土・祝)BMX体験コーナー開催場所:テラスモール湘南1F ゲートスクエア ※荒天中止開催日時:5月3日(金・祝)・5月4日(土・祝)ムラサキスポーツpresents ストライダー体験パーク開催場所:テラスモール湘南1F湘南ヴィレッジ メインエリア ※荒天中止開催日時:5月3日(金・祝)~5月5日(日・祝) 11:00~16:00 アーバンスポーツフェス in イオンモール豊川 アーバンスポーツを観て体験して楽しめるイベント。世界チャンピオンをはじめ各種目のトップパフォーマーがイオンモール豊川に集結。BMX、フリースタイルフットボール、フリースタイルバスケットボール、ブレイクダンス、ダブルダッチ、スラックライン(体験会のみ)のパフォーマンスや体験が出来る。また、各競技のトップパフォーマーが競演するオールパフォーマンスも実施される。 イベント概要イベント名:アーバンスポーツフェスパフォーマンス&体験イベント@1F サウスコート 11:15~16:00BMX、フリースタイルフットボール、フリースタイルバスケットボール、ブレイクダンス@2F CENTRAL PARK(雨天時:3F イオンホールB) 13:00~15:00ダブルダッチ、スラックライン(体験イベントのみ)オールパフォーマンス@1F サウスコート 11:00~11:15@2F CENTRAL PARK 12:30~12:45→雨天時:1F サウスコート 12:30~12:45 KYOTO URBAN SPORTS DAY 京都駅と京都リサーチパークの2カ所で『KYOTO URBAN SPORTS DAY』の開催が決定。大型連休で賑わう京都がアーバンスポーツで盛り上がる。京都に拠点を置く「BODY CARNIVAL (BREAKING)」「KYOTO BB(3×3)」「NEWTRAD(DOUBLE DUTCH)」が代表アスリートとして参画。京都在住の一流パフォーマーによるショーケースやバトルイベントだけでなく、ブレイキン・ダブルダッチ・3×3(バスケ)の無料体験会もゴールデンウィークの2日間で開催される。 イベント概要イベント①:KYOTO URBAN SPORTS DAY in 京都駅ビル日程:2024年5月3日(金祝) 11:00〜17:00場所:京都駅ビル1階駅前広場(〒600-8216 京都府京都市下京区東塩小路町 京都駅ビル)イベント②:KYOTO URBAN SPORTS DAY in 京都リサーチパーク日程:2024年5月6日(月祝) 10:00〜19:00場所:京都リサーチパーク内GOCONCと西屋外駐車場(〒600-8815 京都府京都市下京区中堂寺南町 栗田町91 京都リサーチパーク10号館1F)主催:KYOTO URBAN SPORTS DAY実行委員会共催:京都駅ビル開発株式会社協賛:京都リサーチパーク株式会社、株式会社マツシマホールディングス、株式会社ヒューマンフォーラム、株式会社COFFEE BASE、安田産業株式会社、コミュニティ・バンク京信、QUESTION(敬称略)後援:京都府、京都市、京都府教育委員会、京都市教育委員会、京都府スポーツ協会、京都市スポーツ協会、KBS京都、α-STATION FM京都、京都新聞(敬称略) 今回取り上げたこれらのイベント以外にも、全国各地ではアーバンスポーツイベントが多数開催される。パリオリンピックへ向けてアーバンスポーツの注目度が高まる中、この期間を機に読者の皆さんにもぜひアーバンスポーツを身近に感じ、楽しんで頂きたい。
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FINEPLAYはアクションスポーツ・ストリートカルチャーに特化した総合ニュースメディアです。2013年9月より運営を開始し、世界中のサーフィン、ダンス、ウェイクボード、スケートボード、スノーボード、クライミング、パルクール、フリースタイルなどストリート・アクションスポーツを中心としたアスリート・プロダクト・イベント・カルチャー情報を提供しています。
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