スピードキングの称号は誰の手に?日本記録更新なるか「スポーツクライミング 第2回スピードジャパンカップ」

2020.02.20
FINEPLAY編集部
池田雄大 photo by tabasa

大盛況のうちに幕を閉じた「スポーツクライミング第15回ボルダリングジャパンカップ」(以下、「BJC」)に引き続き、2020年2月22日、東京都昭島市・モリパークアウトドアヴィレッジにおいて「スポーツクライミング 第2回スピードジャパンカップ」(以下、「SJC2020」)が開催される。

東京オリンピック開催の年となり、新種目として注目が集まっているスポーツクライミング。オリンピックではコンバインドと呼ばれる、ボルダリング、リード、スピードの3種目での獲得ポイントを乗じて順位を決する複合種目で競技が行われる。日本はボルダリングの強豪国と知られ、選手層も非常に厚く、オリンピックでのメダル獲得が期待されている。オリンピックでは3種目バランスよく成績を上げることが重要となるため、スピード種目の強化がコンバインド攻略のカギとなる。

オリンピックへ向けて強化が進むスピード種目において、選手たちは徐々に世界との差を縮めてきているが、その成果が試される側面も今回の「SJC2020」は持ち合わせている。

今年のスピードキングの称号は一体誰の手に渡るのだろうか。「SJC2020」の開催へ向けて注目選手を紹介していこう。

「SJC」注目選手

池田雄大

池田雄大 photo by KAZUKI TAKANO

スピードといえばこの男、池田雄大に「SJC」では注目だ。池田は日本ではまだ珍しいスピード専門の選手。現在では野口啓代のスピードのコーチを務めるなど、日本クライミング界のスピード強化に取り組んでいる。初開催である「SJC2019」では見事初代王者の称号を手にしている。

楢崎智亜

楢崎智亜 photo by tabasa

オリンピック日本代表に内定している楢崎智亜は、スピードにおいても輝かしい成績を残している。「IFSC クライミング・世界選手権 2019」コンバインドにおいて6.159というタイムを記録し、日本記録を更新した。今回の「SJC2020」においても記録更新の期待がかかる。

土肥圭太

土肥圭太 photo by KAZUKI TAKANO

土肥圭太はジュニア(U20)の日本記録保持者。6.463という記録を持っており、日本記録とも約0.3秒差のタイムだ。今回の「SJC2020」では記録を更新することができるか。昨年からの成長が最も楽しみな選手だ。

竹田創

竹田創 photo by tabasa

竹田創はユースA(U18)日本記録保持者。6.441のタイムを記録しており、「au SPEED STARS 2019」でも海外の波いる強豪と渡り合い、2位となるなど活躍している。今大会のダークホース。

野口啓代

野口啓代 photo by tabasa

楢崎智亜と同じく、オリンピック日本代表に代表している野口啓代も優勝候補。池田のコーチによってスピード強化を図っており、「SJC2020」でどのような結果を残すのか、期待されている。

野中生萌

野中生萌 photo by KAZUKI TAKANO

野中生萌はスピードクライミングにおける日本記録保持者。「IFSCチャイナオープン2019」において、8.404という記録を樹立している。

伊藤ふたば

伊藤ふたば photo by tabasa

伊藤ふたばはユースA(U18)日本記録保持者。8.655という野中に迫るタイムを記録している。先日の「BJC2020」でも優勝している。「SJC2020」でも女王となり、2冠達成なるか?

倉菜々子

倉菜々子 photo by tabasa

ジュニア(U20)日本記録を持つのが倉菜々子だ、9.331のタイムを保持している。「SJC2019」では24位であったが、今大会での活躍が見込まれている。

JMSCA公認スピード日本記録(2019/12/8時点)

男子スピード種目

日本記録 6.159 楢﨑智亜
ジュニア(U20)日本記録 6.463 土肥圭太
ユースA (U18)日本記録 6.441 竹田創
ユースB (U16)日本記録 8.616 上村悠樹

女子スピード種目

日本記録 8.404 野中生萌
ジュニア(U20)日本記録 9.331 倉菜々子
ユースA (U18)日本記録 8.655 伊藤ふたば
ユースB (U16)日本記録 11.883 鈴木可菜美

スピードクライミングとは

スピードクライミングは高さ10メートル、または15メートルの壁をどれだけ早く登りきれるかを競う種目。
選手はロープの繋がったハーネスを装着し、あらかじめ決まっており、事前に知らされているホールドを一気に駆け上る。

開催概要

主催 :公益社団法人日本山岳・スポーツクライミング協会(JMSCA)
後援 :公益財団法人日本スポーツ協会/昭島市/昭和飛行機工業株式会社 主管 :公益社団法人東京都山岳連盟企画・運営 :SJC2020 実行委員会
協賛 :KDDI 株式会社/三井不動産株式会社/住友商事株式会社/オリエンタルバイオ株式会社/日本航空株式会社/久光製薬株式会社/牛乳石鹸共進社株式会社/ キョーリン製薬ホールディングス株式会社/八海醸造株式会社/日新火災海上保険株式会社/ ニチハ株式会社
オフィシャルマーケティングパートナー:株式会社博報堂 DY メディアパートナーズ
期日 :2020年2月22日(土)
会場 :モリパークアウトドアヴィレッジ スピードクライミングウォール
(東京都昭島市田中町 610-4 MORIPARK Outdoor Village 内)

文・金子修平

執筆者について
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