【スポーツクライミング】藤井快・森秋彩が優勝を飾り2021年シーズン好発進「ボルダリングジャパンカップ」

2021.01.31
FINEPLAY編集部
森秋彩(写真は「スポーツクライミング第 15 回ボルダリングジャパンカップ」で撮影) photo by HAMASHOW

1月30、31日の2日間にわたり、東京都世田谷区・駒沢オリンピック公園総合運動場屋内球技場において「スポーツクライミング第16回ボルダリングジャパンカップ」(以下、「BJC2021」)が行われた。
大会は現今の新型コロナウィルス感染症の流行と緊急事態宣言の発出を鑑み無観客試合、厳重な感染対策を実施の上開催。
31日は準決勝、決勝が行われ、予選から勝ち上がった男子は藤井快(TEAM au)、女子は森秋彩(茨城県山岳連盟)が優勝。2021年シーズンのボルダリング王者の称号を手にした。
藤井は2大会ぶり4回目、森は自身初のBJC優勝となる。

番狂わせの準決勝では女王・野口啓代が決勝進出を逃す

準決勝男子では天笠 颯太(日本大学)、4課題中4完登で首位通過。同じく4完登で「第14回BJC」王者の石松大晟(Base Camp)が2位と好調な成績で決勝へと進む。
楢崎智亜(TEAM au)、緒方良行、原田海(日新火災)、藤井も決勝へ進んだ。

準決勝女子では野中生萌(XFLAG)が唯一の4課題中4完登で首位をキープ。伊藤ふたば(TEAM au)、中村真緒(青山学院大学)、石井未来(愛知県山岳連盟)、谷井菜月(橿原学院高等学校)、森が3完登で決勝へ進む。
2課題目を完登できず3完登であった野口啓代(TEAM au)はアテンプト差で惜しくも7位となり決勝進出を逃している。

決勝では藤井快が全完登、森秋彩は初優勝

男子決勝では藤井、楢崎智亜、緒方が第1課題、第2課題、第3課題を続けて完登、優勝争いは三つ巴の様相を呈する。残る最終第4課題では藤井が見事一撃で完登を決める。楢崎智亜、緒方も見事完登するがアテンプト差で藤井が首位。藤井は2大会ぶり4回目のボルダリング王者となった。

女子決勝では森、中村、伊藤、野中が第1課題を完登し幸先の良いスタートを切る。続く第2課題も森、野中が見事完登。森と野中の首位争いとなるが、第3課題を唯一完登した森が一歩リードする。運命の第4課題ではなんと森が一撃、見事4課題中4完登の成績で締めくくり、自身初の優勝メダルを手にした。

藤井快(写真は「スポーツクライミング第32回リードジャパンカップ」で撮影) / photo by tabasa
藤井快(写真は「スポーツクライミング第32回リードジャパンカップ」で撮影) / photo by tabasa

優勝者コメント

男子優勝:藤井快

3連覇してから2大会続けて優勝できていなかったので、今年こそ4度目の優勝をと思っていました。今年こそ達成できて嬉しく思います。
第1課題での膝負傷についても問題なく競技を続行することができたのでよかったです。
この状況下での大会開催を感謝しています。今後のシーズンについても読めない部分はありますが、引き続き頑張っていきたいと思います。
皆さんの声援が届きました、ありがとうございました。

女子優勝:森秋彩

このような大変な時期に、大会に出られるだけで幸せなことだと思っています。
まさか自分が優勝できるとは持っていなかったのでとても驚いています。
これからは以前のように大会が行われるかはわかりませんが、一つ一つの大会を楽しんでもっと強くなれるように努力したいと思います。
今大会での優勝をモチベーションにして、パリオリンピックでの表彰台を目標にして練習していきます。
これからも一生懸命頑張るので、応援よろしくお願いします。

出場選手コメント

楢崎智亜

決勝はパワフルな課題が多く、苦戦しました。ムーブの選択肢があったので迷ってしまった部分もありました。
今日は優勝を狙っていたので残念でしたが、競技自体の感触も良く収穫は大きい大会となりました。
今後も普段の練習の中から自分に合ったムーブを見つけていきたいと思います。

原田海

準決勝では予選の反省点を生かして100点満点の登りができましたが、決勝に進めると思っていなかったこともあり、準決勝で力を出し切ってしまいました。
試合感覚は準決勝で良いものを得られたと思っているので、今はまだ基礎を固める段階ではありますが、オリンピックを見据えてしっかりとトレーニングを行っていきます。

伊藤ふたば

決勝の内容としては反省点ばかりだったので、純粋に悔しいです。
2課題目を登れなかったことを4課題目まで引きずってしまったことが、今大会の敗因だと思います。
今回の決勝でも改善点をたくさん見つけることができたので、パリ五輪へ向けて少しずつ改善していきたいです。

野中生萌

予選、準決勝と全部登れていたので、決勝でも全ての課題を登りきりたいと思っていましたが、それが叶わなくて残念です。
しかし今までやってきたトレーニングは間違いないと確信できたので、その点ではよかったです。
肩の怪我についてはリハビリや筋トレをすることでカバーができていると感じているので、引き続き様子を見ながらトレーニングをしていきたいと思います。

スポーツクライミング第16回ボルダリングジャパンカップ 結果

男子

優勝:藤井快
2位:楢崎智亜
3位:緒方良行

女子

優勝:森秋彩
2位:野中生萌
3位:伊藤ふたば

text by 金子修平

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