8年目を迎える国内最大級のストリートダンスとパフォーマンスの祭典「SHIROFES.2022」DAY2

2023.07.02
text by Shin Akiyama / ©Jason Halayko

国内外のトップダンサーが弘前に集結し、各ジャンルのNo.1を目指す

6/30(金)、7/1(土)、7/2(日) の3日間にかけて、国内最大級のストリートダンスとパフォーマンスの祭典「SHIROFES.2023」が青森県弘前市で開催される。

今年のSHIROFES.は、国内だけでなく、海外からもトップダンサーが集まり、BREAKIN’(1on1・CREW)、POPPIN’(OPEN・FEMALE)、HIP HOP、LOCKIN’、WAACKIN’、HOUSE、ALL STYLE 2on2、KIDS ALL STYLE、OVER18 ALL STYLE(大学生限定)、の6つのジャンルと3つのALL STYLEバトルが行われ、それぞれのジャンルのナンバーワンを決定する。

DAY2の本日は、各ジャンルの予選が中心に行われた。明日の本戦トーナメントからは、各ジャンルで招待バトラーもクレジットすることになり、Poppin’C、HOZIN、JayGee、HOANなどの海外勢をはじめ、KYOKA(RUSHBALL)、TAKESABURO(GRAYSOURCE)、CiOROADDOGGZ)、calin(LIFULL ALT-RHYTHM)、などの国内トップダンサーたちも登場する。
※BREAKIN’ 1on1 バトル THE JAMはこの日に決勝戦までを実施。

日本が誇るBBOY TAISUKEが仕掛けるBREAKIN’ バトル「THE JAM」の1on1の優勝者が決定し、世界最高峰の大会であるRed Bull BC One の日本最終予選の切符を手にした

今回の THE JAM は Over15部門とBGIRL部門の優勝者へ、9月に開催予定のRed Bull BC One Cypher Japan(日本最終予選)のトーナメントシード権が贈呈される。出場者は一日を通じて、オープン予選を勝ち抜き、そのまま行われる決勝トーナメントでも、勝ち続ける必要がある過酷な道のりだった。

OVER 15では、昨年の優勝者GEN ROCを破り決勝まで駒を進めた秋田のshindoと、宮城のYUSKIが決勝戦で優勝を争った。共に東北のシーンを引っ張ってきたベテランが、青森の地でこの日のナンバーワンをかけて戦い、最後はYUSKIが4 – 1でshindoを下し、見事優勝に輝いた。UNDER 15部門は、年齢制限によって今回がラストチャンスとなったHARUYAが優勝。BGIRL部門は、ネクストジェネレーション世代でありながらバトルシーンでも頭角を現すCocoaが優勝した。

OVER15 優勝「YUSKI」

優勝した今の気持ちは?
ホッとしているというより、自分のスタイルをレぺゼンできたのが本当に何よりですし、ここまで踊れた自分を褒めてあげたいです。

今日を振り返ってどうでしたか?
もっとできると思わずこれが自分のベストだと思って、初心に返って自分ができることを丁寧にやっていたことが良かったと思います。本当は今回出る予定じゃなかったんですけど、DJのTEEさんのプレイで踊れるのもあと何回あるんだろうって考えたときに残り少なかったのと、自分が好きなジャッジだったし、本当に出て良かったです!

今日会場でYUSKIさんのダンスを見ていた人たちに一言お願いします!
本当に最後の最後まで長く見守ってくれてありがとうございました!

Under15 優勝「HARUYA」

©mak_otome

優勝した今の気持ちは?
自分の小学生からの夢が叶って素直に嬉しいです!小学生のころから僕はSHIROFES.に参加させてもらっていて、SHIROFES.で優勝している人たちの姿は何度も見てきました。僕もこの素晴らしい舞台で優勝したいと思いながら、年齢的にも最後のUNDER 15の年になっていました。なのでそこにかける想いだけは誰にも負けてなかったんだなと思いました。

今日を振り返ってどうでしたか?
予選から同じサークルに強いBBOYばっかりで緊張しました。BEST8、4と勝ち上がっていく中で結構キツかったんですけど、優勝だけを考えてやったので、結果が出てとても安心しています。

次の目標を教えてください
次からはOver15の部門になって、YouTubeとか画面上で見ている人たちと当たることになるので、その人たちを倒してまたこの場で勝ち名乗りしてもらえるように頑張りたいと思います。

BGIRL 優勝「Cocoa」

©mak_otome

優勝した今の気持ちは?
率直にすごく嬉しいです。今までダンスをやってきた中で両親をはじめ、色んな人に支えてもらってきて、迷惑をかけたこともいっぱいあったんですけど、感謝の気持ちを込めて結果で恩返ししたいと思っていました。それが結果に繋がったことが嬉しかったです。

今日を振り返ってみてどうでしたか?
相手を意識して自分の気持ちを出して踊ろうと思っていたので、今日はそこができたのかなと思っています。

Red Bull BC One Cypher Japanへの意気込み
今日優勝した気持ちや、これまでやってきた気持ち、そして感謝の気持ちを忘れずにまた勝てるようにレベルアップしていきたいです。

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