2度目のワールドファイナル出場を目指す B-Girl MiMz「Red Bull BC One Cypher Japan」Special Interview

2024.07.06
Dean Treml / Red Bull Content Pool
text by Shin Akiyama /photograph by Red Bull Content Pool

今年で開催21年目を迎える、世界最高峰の1on1のブレイキン・ダンスバトル・トーナメント「Red Bull BC One」。その日本最終予選となる『Red Bull BC One Cypher Japan』が、いよいよ今週、2024年7月7日に東京の二子玉川ライズ スタジオ&ホールにて開催される。B-BoyとB-Girlの優勝者それぞれ1名は、12月にブラジルで行われる世界最終予選「Red Bull BC One Last Chance Cypher」の出場権を手にすることが出来る。

今回は、世界への挑戦権をかけて、ジャパンファイナルを戦うB-Boy・B-Girlへインタビュー。今年のBC Oneにかける想いをお届けします。ジャパンファイナルは7月7日(日)Red Bull TVにて配信予定。※配信の詳細は最下部の関連リンクより

出場することになったきっかけ「もう一度このタイミングで自分のダンスをクリエイトしたい」

Dean Treml / Red Bull Content Pool

今週の日曜日がRed Bull BC One Cypher Japanですが、今の気持ちはどうですか?

MiMz(以下:M):結構楽しみでめちゃくちゃワクワクしています。2017年のまだB-Girl部門がなかった時代にジャパンファイナルへ出場したことがあって、それ以来になるのでB-Girl部門で出場するのは初めてです。※ワールドファイナルには2019年に出場しておりTOP4に進出した経験を持つ

Red Bull BC One Cypher Japanにはどんな印象がありますか?

M:ジャパンファイナルは毎年、各エリアのレベルが高いメンバーが集まって戦うという、日本の中でもトップクラスのバトルですし、日本のファイナルは世界の中でも一番レベルが高い予選だと思っています。昨年はジャッジを担当しましたが、「勝者を決められない!」というバトルが本当に多くて難しかったです。それくらいみんな気合が入っている大会だと思います。

今回、Red Bull BC Oneに出場しようと思った理由は何ですか?

M:去年、ジャパンファイナルのジャッジを務めて、みんなの気合が入った踊りを生で見て「私ももう一回目指したい!」と思いました。また、昨年の6月くらいから徐々にダンサーとしての活動に復帰しているのですが、各エリアの若手と触れ合う機会も多くなり、その影響もあって、私のダンサーとしての原点回帰というか、モチベーションが完全に戻って、「バトルに出たい!」という気持ちが強くなりました。

Suguru Saito / Red Bull Content Pool

Keep It RealBGSKというクルーを通じて形成された自分のスタイル」

自分のスタイルの特徴や強みはどこだと思いますか?

M:一番は女性らしさを表現することですかね。そこにプラスして、レッグワークとか折り紙スタイルとか、少しパワームーブを入れたり、いろんなものを混ぜながら踊ることが出来るのも自分の強みだと思います。あとは、360度を使って踊るというのも自分の強みだったり特徴になる部分です。バトルであれば、目の前にいる人に向かって踊るというのが通常ですが、私はサイファーとかも好きだし、円を意識しながら、360度どの角度から見ても楽しんでもらえるような、かっこいい動きを意識しています。

ムーブに入る際や音の聴き方など、踊る時に意識していることはありますか?

M:基本はダウンどりで、かかっている曲の中で一番遅いリズムをとっています。そこに辿り着いたのも、例えばトップロックでも、ただトップロックをしているだけではつまらないと思って、ヘビーな重たいリズムで取ることで、周りとの違いも出せるんじゃないかなと思ってますし、自分の内側にあるものを表現する上でも、このリズムの取り方が自分には合っています。

どのような人たちから影響を受けて、そのようなスタイルになったのですか?

M: 高校生の時にKeep It Realというクルーに入れてもらってからは、そのクルーの先輩たちからマインド面もテクニック面も学んできました。Boogie BratsMegasや、Keep It RealのYukkinさんは、今の自分のダンススタイルにも大きな影響を与えていると思います。その後に、しばらくLAにいた時期があって、その時はBGSKというクルーと共に生活し、一緒のシェアハウスで過ごしたり、車庫で練習していたりしました。彼らとの出会いも大きかったです。

今回のRed Bull BC One Cypher Japanでは、どこに注目して欲しいですか?

M:今はオリンピックも相まって、シーンのど真ん中だけでなく、ブレイクダンサー以外の人たちにも注目されていると思うので、多くの人に向けて自分のスタイルを表現することはもちろん、ダンスを通じて人間味を感じて欲しいです。勝ち負けだけでなく、私のダンスを見て楽しんでもらえたら理想です。

Little Shao / Red Bull Content Pool

Red Bull BC Oneは本当にカルチャーを大切にしているイベント」

Red Bull BC Oneはどんな大会だと思いますか?

M:みんなが狙いたいタイトルであることは間違いないですし、レッドブルが本当にカルチャーを大切にしながら、継続してきたイベントだと思っていて、私もそうですし、周りのみんなもそこが好きなポイントだと思います。例えば、今回のCity Cypher(各地域の予選)でもDJでMUROさんが入っていたり、各地域のカルチャーに合わせたイベントづくりをしていて、HIPHOPカルチャーを掛け合わせながら、見た目から中身までこだわっているのが本当に素晴らしいと思いますね。長年続いているイベントなのに、アップダウンの波がないというか、ずっと進化し続けてるなっていう印象があります。

出場しているダンサーの世代も幅広いですよね!

M:そうですよね。レッドブルはそれぞれの世代も大切にしているというか、今かましている人だけじゃなくて、上の世代もいれば、これから来るだろうなというヤングガンズもいたりとか、クロスオーバーに幅広い世代を呼べるのも、カルチャーを大事にしているレッドブルの大会ならではだと思います。

Red Bull BC Oneだからこそ出来る!みたいなことってありますか?

M:逆に、もう無限大じゃないですけど、なんでもできると思います(笑)。2019年にワールドファイナルのメインステージでTOP4を戦った時も感じましたが、自分がやりたい表現が出来るし、出したいキャラクターが出せる舞台です。

最後に今回のRed Bull BC One Cypher Japanへの意気込みを教えて下さい

M:もしもワールドファイナルに行くことができたら5年ぶりですし、息子をブラジルに連れていきたいというのが一番の原動力だったりもします。自分がダンサーとして出場する大会で、子どもに世界を見せてあげたいと思うので、全力を出し切ります。

Suguru Saito / Red Bull Content Pool

Red Bull BC One Cypher Japan 2024

〈開催概要〉
日時 :7月7日(日)15:00~18:30
会場 :二子玉川ライズホール
(東京都世田谷区玉川1丁目14-1 二子玉川ライズ S.C.)
出場者:
・学生予選と地方予選を勝ち抜いたB-Boy 7名/B-Girl 5名
・招待選手 B-Boy 8名 / B-Girl 2名
・THE JAM 優勝者 B-Boy / B-Girl 各1名 B-Boy 16名 / B-Girl 8名 計24名
※出場者一覧も合わせてご確認ください
JUDGE:AMI, WUTA, GRIIMSEN (デンマーク)
DJ:TOSHI
MC: KENTARAW / CRUDE
GUEST LIVE:鎮座DOPENESS

観戦料金: 2,000円(税込)
購入期間: 6月14日(金)〜 7月6日(土)23:59まで
購入リンク: 記事最下部の関連リンクより
※未就学児は無料です。
※自由席ですが券種によって観戦エリアが異なる場合があります。
※イベント中止を除き、いかなる理由でもチケットの払い戻しは行いません。
※イベントスケジュール及び出演者は予告なく変更となる場合がございます。予めご了承下さい。

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